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JP6645286B2 - 売上データ処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description

本発明は、売上データ処理装置及びプログラムに関する。
2015年度税制改正関連法は、消費税を税率10%に引き上げ、平成29年4月に施行するものである。この消費税率の10%引上げに伴う低所得者対策として、軽減税率制度が併せて導入される。この軽減税率制度は、低所得者に影響の大きい一部の商品について、消費税率を8%に据え置く制度である。
軽減税率制度の対象品目は、飲食料品の譲渡と、週2回以上発行される新聞の購読料である。ただし、飲食料品の譲渡のうち、飲食店営業等を営む事業者が、一定の飲食設備のある場所等において行う食事の提供は、軽減税率制度の対象品目から除外されている。つまり、飲食料品の譲渡のうち外食にあたるものは、標準税率が適用される。
特許文献1は、ECR(Efficient Consumer Response:電子式キャッシュレジスタ)や、POS(Point Of Scales System)端末装置として、商品データ処理装置を開示している。特許文献1は、要約書の解決手段において、「ECR1では、課税対象商品を複数含むパック商品に対して、1回の商品登録処理により、予めTAXテーブル設定メモリ54に設定された税額計算方法に従って、各課税対象商品の税額を計算し、その各課税対象商品毎に課税額をレシートに印字可能とした。」と記載している。
特開2003−256937号公報
軽減税率制度において、商品データ処理装置(売上データ処理装置)は、標準税率と軽減税率との2つの異なる税率を商品毎に予め設定しておく必要がある。店舗で取り扱う商品が多いほど、税率の設定が煩雑になるという問題点がある。この点、特許文献1の商品データ処理装置は、税率の設定を容易にすることについて考慮していない。
本発明の課題は、税率設定を容易に行えるようにすることである。
前記課題を解決するために、本発明に係る売上データ処理装置は、商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に適用する税率を、商品識別コード毎に税率が予め対応付けて登録されている税率設定テーブルに基づいて設定する税率設定手段、として機能する制御部を、備えた売上データ処理装置であって、前記制御部は、前記税率設定テーブルを更新すべく所定の入力手段を介してユーザにより所定の商品に適用される税率の変更が指示された場合に、前記税率の変更が指示された商品に係る前記商品識別コードからメーカ識別コードを抽出するとともに、商品識別コードに当該抽出したメーカ識別コードと同じメーカ識別コードが含まれる他の商品を前記税率設定テーブルに基づいて特定する特定手段、前記特定手段により特定した他の商品に対する適用税率の変更の必要性をユーザに確認する変更確認手段、としてさらに機能する、ことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、売上データ処理装置のコンピュータを、商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段、前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段、前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に、適用する税率を、商品識別コード毎に税率が予め対応付けて登録されている税率設定テーブルに基づいて設定する税率設定手段、前記税率設定テーブルを更新すべく所定の入力手段を介してユーザにより所定の商品に適用される税率の変更が指示された場合に、前記税率の変更が指示された商品に係る前記商品識別コードからメーカ識別コードを抽出するとともに、商品識別コードに当該抽出したメーカ識別コードと同じメーカ識別コードが含まれる他の商品を前記税率設定テーブルに基づいて特定する特定手段、前記特定手段により特定した他の商品に対する適用税率の変更の必要性をユーザに確認する変更確認手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、税率設定を容易に行うことができる。
本発明の実施形態である売上データ処理装置の構成図である。 本発明の実施形態である売上データ処理装置の外観図である。 本発明の実施形態である売上データ処理装置に使用されるバーコードリーダの外観図である。 JANコードの体系を示す図である。 商品情報テーブルの一例を示す図である。 税率テーブルの変更前後の例を示す図である。 商品分類テーブルの変更前後の例を示す図である。 本発明の実施形態である売上データ処理装置の商品設定画面で税率設定を行うフローチャートである。 商品設定画面の一例を示す図である。 商品を選択し、「変更」ボタン押下したときの商品設定画面を示す図である。 税率変更画面が重畳された商品設定画面を示す図である。 税率が変更された商品設定画面を示す図である。 「変更」画面が重畳された商品設定画面を示す図である。 「確認」画面が重畳された商品設定画面を示す図である。 本発明の実施形態である売上データ処理装置のバーコードリーダを用いて税率設定を行うフローチャートである。 本発明の第2実施形態である売上データ処理装置の商品設定画面で税率設定を行う場合であって、商品に酒が含まれているときのフローチャートである。 商品設定画面の一例を示す図である。 商品を選択し、「変更」ボタン押下したときの商品設定画面を示す図である。 税率が変更された商品設定画面を示す図である。 「税率確認」画面が重畳された商品設定画面を示す図である。 「確認」画面が重畳された商品設定画面を示す図である。 本発明の実施形態である売上データ処理装置のバーコードリーダを用いて税率設定を行う場合であって、商品に酒が含まれているときのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態である売上データ処理装置の構成図である。また、図2は、本発明の実施形態である売上データ処理装置の外観図であり、図3は、売上データ処理装置で使用されるバーコードリーダの外観図である。
売上データ処理装置100は、例えば、キャッシュレジスタであり、操作手段としての表示操作部20と、印刷部21と、客用表示部22と、通信部24と、通信部24に接続されるバーコードリーダ45と、RAM(Random Access Memory)23と、不揮発性記憶部30と、制御部10と、を備える一体化機器である。また、通信部24は、LAN(Local Area Network)を介してサーバに接続することができる。
表示操作部20は、タッチパネル機能を有する液晶パネルであり、管理者や店員が操作するものである。印刷部21は、売り上げた商品の商品名、売上数量や金額等を印字したレシートを発行する熱転写プリンタである。ここで、金額は、税込み価格であってもよく、税抜き金額と消費税の金額とを区別したものであっても構わない。客用表示部22は、客が金額等を確認するための表示部であり、鉛直軸を中心に表示角度を自在に変更することができる。
バーコードリーダ45は、商品を包装している包装用紙、商品に付加されたラベル、あるいは商品自体に印刷されている商品識別コード(例えば、バーコードやQRコード(登録商標))を読み取る読み取り装置である。通信部24は、バーコードリーダ45を接続するインタフェースであり、通信部24がバーコードリーダ45を接続するインタフェースとして機能する。ここで、バーコードリーダ45、及び通信部24は、バーコードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段として機能する。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)であり、不揮発性記憶部30に格納されている制御プログラム35を実行することにより、受付制御手段11と、識別コード判定手段12と、導出手段13と、税率設定手段としての税設定手段14と、表示操作部制御手段15と、指定手段としての商品設定手段17との機能を実現する。RAM23は、制御部10が制御プログラム35を実行するときのワーキングメモリとして使用される。
受付制御手段11は、通信部24を介して、バーコードリーダ45に商品の包装に印刷されたバーコードを読み取らせる。識別コード判定手段12は、バーコードリーダ45が読み込んだバーコード(例えば、JAN(Japanese Article Number)コード)から、事業者(メーカ)を識別する事業者コードと、商品アイテムコードとを判別する。
図4は、JANコードの体系を示す図である。
JANコードは、桁数が13桁の2種類の標準タイプ(A),(B)と、小さな商品にのみ使用できる8桁の短縮タイプ(C)とがあり、標準タイプは、GS1事業者コード(a)が9桁のJANコード(A)と、GS1事業者コードが7桁のJANコード(B)との2種類がある。
JANコード(A)は、9桁のGS1事業者コード(JAN企業コード)51と、3桁の商品アイテムコード52と、チェックデジット53との3つの要素(領域)で構成されている。JANコード(B)は、7桁のGS1事業者コード(JAN企業コード)54と、5桁の商品アイテムコード55と、チェックデジット53との3つの要素(領域)で構成されている。短縮タイプのJANコード(C)は、6桁のGS1事業者コード(JAN企業コード)56と、1桁の商品アイテムコード57と、チェックデジット53との3つの要素(領域)で構成されている。
図1の説明に戻り、導出手段13は、バーコードリーダ45がバーコードを読み込んだ商品のコード番号で、税率テーブル32に格納されている税率を検索し、所定の税率が適用された税込み価格又は税金額を導出する。また、導出手段13は、バーコードの読み取りによって、売上登録するときに機能させることができる。
商品設定手段17は、管理者が商品情報テーブル(商品リスト)31に商品を設定(登録)するための設定手段である。また、商品設定手段17は、商品情報テーブル31の中から所定の商品を指定するための指定手段でもあり、具体的には、商品設定画面310,315(図9〜図14)を表示操作部20に表示し、管理者が選択した商品を指定する。
税設定手段14は、指示手段16と変更手段18とを備え、導出手段13が税込み価格又は税金額を導出する際に適用する税率を設定する。指示手段16は、指定手段としての商品設定手段17により指定された商品に適用される税率の変更を指示する。具体的には、税設定手段14は、税率変更画面320で商品選択後(図10)、を商品設定画面315に重畳させて(図11)、管理者に8%内税、8%外税、10%内税、及び10%内税の何れかを選択させる。さらに、指示手段16は、変更画面330(図13)を表示操作部20に表示させ、同一事業者の税を変更するか否かの選択を管理者に行わせる。変更手段18は、指定手段としての商品設定手段17により指定された商品に対して、指示手段16により指示された税率に変更する。
商品判定手段19は、指定された商品が酒であるか否かを判定するものであり、後記する第3実施形態で使用される。ここで、酒は、清酒、合成清酒、連続式蒸留しょうちゅう、単式蒸留しょうちゅう、みりん、ビール、果実酒、甘味果実酒、ウイスキー、ブランデー、原料用アルコール、発泡酒、その他の醸造酒、スピリッツ、リキュール、雑酒の何れかであり、料理酒を含まない。
表示操作部制御手段15は、表示操作部20に所定の画面を表示させる表示制御手段と、表示操作部20から操作情報を入力する入力制御手段との双方として機能する。
不揮発性記憶部30は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)であり、商品情報テーブル(商品リスト)31と、商品分類テーブル33と、税率テーブル(消費税用)32と、税率テーブル(酒税用)34と、前記した各機能を実現するための制御プログラム35とを格納する。
図5は、商品情報テーブル31の一例を示す図である。
商品情報テーブル31は、コード情報、商品名、コード番号等が記載された表であり、商品マスタに相当する。コード情報は、商品を識別する連番数字である。商品名は、商品の名称、例えば、みかん、りんご、バナナ、ノート、鉛筆、消しゴムである。コード番号は、例えば、JANコードによって予め定められた領域(具体的には、GS1事業者コード、及び商品アイテムコードの領域)の番号であり、チェックデジット53を省略した番号である。例えば、商品名「みかん」のコード番号は、GS1事業者コード「4912345」と、商品アイテムコード「11001」とを連結した「491234511001」である。
図6(a)は、税率テーブル(消費税用)の変更前の例を示す図であり、図6(b)は、税率テーブル(消費税用)の変更後の例を示す図であり、図6(c)は、税率テーブル(酒税用)の一例を示す図である。なお、図6(c)の税率テーブル(酒税用)は、後記する第3,4実施形態で使用する。
税率テーブル(消費税用)32は、コード番号と税表示とを対応付けている。例えば、コード番号「491234511001」の商品名「みかん」(図5)は、変更前の税表示「8%内税」であり(図6(b))、変更後の税表示「内税10%」である。同様に、税率テーブル(酒税用)34は、コード番号と税率とを対応付けている。例えば、コード番号「456995111001」は、例えば、商品名「ビール(350ml缶)」であり、税額「77円」である。なお、発泡酒(350ml缶)は、税額「47円」であり、第3のビール(350ml缶)は税額「28円」であり、ビール(500ml缶)は税額「110円」である。
図7は、商品分類テーブル33の一例を示す図であり、図7(a)が変更前の状態を示す図であり、図7(b)が変更後の状態を示す図である。
商品分類テーブル33は、後記する第5実施形態で使用するものであり、コード情報と、商品名、コード番号、部門名、税率とを対応させた表である。ここで、部門名は、商品名の包括概念で分類するものであり、例えば、商品名「みかん」や「リンゴ」ときには、部門名「果実」であり、商品名「鉛筆」や「消しゴム」のときには、部門名「文具」である。
(動作の説明:商品設定画面での税率変更)
図8は、発明の実施形態である売上データ処理装置100の商品設定画面310(図9)で税率変更を行うフローチャートである。
このフローは、管理者がメニュー画面管理画面(不図示)を選択し、さらに「商品設定」を選択したときに起動する。
商品設定手段17は、表示操作部制御手段15を介して商品設定画面310(図9)を表示操作部20に表示させる(S1)。商品設定画面310は、左欄310aと右欄310bと大きく2つに分かれており、左欄310aに商品コード毎の商品名が全件表示され、右欄310bに選択された商品コード(コード情報(図5))の商品マスタ(例えば、商品情報テーブル31(図5)、及び税率テーブル(消費税用)32(図6))の内容が詳細表示されるものである。
商品設定画面310は、例えば、商品名として、みかん、りんご、バナナ、ノート、鉛筆、消しゴムが左欄310aに全件表示されており、5行目の商品名「鉛筆」のレコード311が選択されているとき、右欄310bに鉛筆の商品マスタの内容(商品名「鉛筆」や、税表示「8%内税」)が詳細表示される。ここで、税表示「8%内税」は、商品情報テーブル31(図5)の商品名「鉛筆」のコード番号「491234500012」を用いて税率テーブル32(図6(a))を検索した税表示である。なお、商品名「鉛筆」の商品部門は、「文具」である。
また、商品設定画面310は、下部左側に「新規」ボタン314、「変更」ボタン312、「削除」ボタン324、「読込」ボタン318のボタンが配置されており、下部右側に「閉じる」ボタン319が配置されている。管理者が「変更」ボタン312を押下すると、商品設定手段17は、「変更」ボタン312の押下を判定し(S3で押下)、表示操作部20の表示画面を図10の商品設定画面315に切り替える(S4)。
商品設定画面315(図10)は、選択された「鉛筆」のレコード311を修正する画面であり、商品設定画面310(図9)に対して、下部左側の「新規」ボタン314、「変更」ボタン312、「削除」ボタン324、「読込」ボタン318、「閉じる」ボタン319が削除され、下部右側に「取消」ボタン323、「保存」ボタン317が追加された点で相違する。
管理者が商品設定画面315の右欄315bの「税」項目313(図10)を選択(タップ)すると、税設定手段14は、「税」項目313の選択を判定し(S5で選択)、表示操作部制御手段15を介して、税率変更画面320(図11)を重畳表示させる(S7)。この税率変更画面320は、税率テーブル32に登録されている消費税(例えば、非課税、8%内税、8%外税、10%内税、10%外税)の項目が一覧されている。ここで、「非課税」は、税率テーブル32に登録されていないが、自動表示されるものとする。
管理者が、例えば、「10%内税」項目321を選択し、税率変更画面320の「閉じる」ボタン322(図11)を押下すると、税設定手段14は、「閉じる」ボタン322の押下を判定し(S9で押下)、商品設定画面310の修正表示を行う(S11)。これにより、商品設定画面315(図12)は、「税」項目316が「10%内税」に修正される。
管理者が「保存」ボタン317(図12)を押下すると、税設定手段14は、「保存」ボタン317の押下を判定し(S13)、図13のように、変更画面330を商品設定画面315に重畳表示する(S15)。変更画面330は、文字列「変更しますか?」と、チェックボックス331と、文字列「同一事業者の税を一括変更する。」と、「キャンセル」ボタン333と、「OK」ボタン332とから構成される。
管理者が変更画面330の「OK」ボタン332(図13)を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン332の押下、及びチェックボックス331の状態を判定し、オンであれば(S17で事業者一括変更)、税設定手段14は、税率(税表示)の一括設定を行う(S19)。具体的には、商品名「鉛筆」が選択されている状態であるので、税設定手段14は、商品名「鉛筆」のコード番号「491234600012」(図5)から事業者コード「4912346」を取得し、同一事業者の全ての商品の税表示を一括変更する(S19)。つまり、税設定手段14は、税率テーブル32を、コード番号「491234600011」の商品名「ノート」(図5)からコード番号「491234600013」の商品名「消しゴム」(図5)まで、税表示「10%内税」(図6(b))に変更する。
そして、税設定手段14は、図14に示すように、確認画面340(340a)を商品設定画面315に重畳表示する(S21)。確認画面340は、文字列「同一事業者の税を3件変更しました。」と、「OK」ボタン341とから構成されている。管理者が「OK」ボタン341を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を判定すると(S23で押下)、処理を終了する。
一方、チェックボックス331(図13)の状態がオフであれば、税設定手段14は、税率の個別設定を行う(S25)。具体的には、税設定手段14は、指定されている商品名「鉛筆」のみ、税率変更を行い、同一事業者の他の商品の税率変更を行わない(S25)。
そして、税設定手段14は、確認画面340bを商品設定画面315に重畳表示する(S27)。確認画面340bは、図示しないが、文字列「指定されている商品『鉛筆』のみ税率変更を行いました。」と、「OK」ボタン341とから構成されるものである。そして、管理者が「OK」ボタン341を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を確認したら(S23で押下)、処理を終了する。
(第2実施形態:バーコード入力での税率設定)
前記第1実施形態は、商品を商品情報テーブル31(図5)に登録する商品設定画面310(図9)を用いて、税率変更を行ったが、バーコードリーダ45を用いて、税率変更することができる。
図15は、本発明の実施形態である売上データ処理装置100のバーコードリーダ45を用いて税率設定を行うフローチャートである。
このルーチンは、バーコードリーダ45がバーコードを読み込んだときに割り込み起動する。
識別コード判定手段12(図1)は、読み込んだバーコードから事業者コードを解析する(S31)。商品判定手段19(図1)は、S31で解析した事業者コードを商品情報テーブル31のコード番号(図5)の中から検索し(S33)、商品の判定を行う。税設定手段14(図1)は、変更画面330(図13)を商品設定画面315に重畳表示させる(S35)。
管理者が変更画面330の「OK」ボタン332(図13)を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン332の押下、及びチェックボックス331の状態を確認し、オンであれば(S37で事業者一括変更)、税設定手段14は、税率(税表示)の一括設定を行う(S39)。具体的には、S31で解析した事業者コードと同一事業者の全ての商品名の税表示を一括変更する(S39)。
そして、税設定手段14は、図14に示すように、確認画面340(340a)を商品設定画面315に重畳表示する(S41)。確認画面340aは、文字列「同一事業者の税を3件変更しました。」と、「OK」ボタン341とから構成されている。管理者が「OK」ボタン341(図14)を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を確認したら(S43で押下)、処理を終了する。
一方、チェックボックス331(図13)の状態がオフであれば、税設定手段14は、税率(税表示)の個別設定を行う(S45)。具体的には、税設定手段14は、指定されている商品名「鉛筆」のみ、税表示変更を行い、同一事業者の他の商品の税表示変更を行わない。
そして、税設定手段14は、確認画面340bを商品設定画面315に重畳表示する(S47)。確認画面340bは、図示しないが文字列「指定されている商品『鉛筆』のみ税率変更を行いました。」と、「OK」ボタン341とから構成されている。そして、管理者が「OK」ボタン341を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を確認したら(S43で押下)、処理を終了する。
(第3実施形態:商品が酒を含むときの税率設定)
前記各実施形態は、同一事業者の商品の消費税率を一括変更したが、消費税以外の税(例えば、酒税)の課税対象か否かに応じて、消費税率を一括変更することもできる。
図16は、本発明の第3実施形態である売上データ処理装置100の商品設定画面で税率設定を行う場合であって、商品に酒が含まれているときのフローチャートである。
このフローは、管理者がメニュー画面の中で管理画面を選択し、さらに「商品設定」を選択したときに起動する。
商品設定手段17は、表示操作部制御手段15を介して商品設定画面410(図17)を表示操作部20(図1,2)に表示させる(S51)。商品設定画面410は、左欄410aと右欄410bとに大きく2つに分かれており、左欄410aに商品コード毎の商品名が全件表示され、右欄410bに選択された商品コード(コード情報)の商品マスタ(商品情報テーブル31(図5参照)、及び税率テーブル(消費税用)32(図6参照))の内容が詳細表示されるものである。商品設定画面310は、例えば、商品名として、みりん、ウイスキー、ビール、果実酒、清酒、料理酒が左欄410aに全件表示されており、5行目の商品名「清酒」のレコードが選択されているとき、右欄410bに清酒の商品マスタの内容(例えば、商品名「清酒」や税表示「8%内税」)が詳細表示されている。
また、商品設定画面410は、下部左側に「新規」ボタン414、「変更」ボタン412、「削除」ボタン424、「読込」ボタン418が配置され、下部右側に「閉じる」ボタン419が配置されている。管理者が商品「清酒」のレコード411を選択しつつ、「変更」ボタン412を押下すると、商品設定手段17は、「変更」ボタン412の押下を判定し(S53で押下)、表示操作部20の表示画面を図18の商品設定画面415に切り替える(S54)。
商品設定画面415(図18)は、選択された「清酒」のレコード411を修正する画面であり、商品設定画面410に対して、下部左側の「新規」ボタン414、「変更」ボタン412、「削除」ボタン424、「読込」ボタン418、「閉じる」ボタン419が削除され、「取消」ボタン423、「保存」ボタン417が追加された点で相違する。
管理者が商品設定画面415の右欄415bの「税」項目413(図18)を選択(タップ)すると、税設定手段14は、「税」項目413の選択を判定し(S55で選択)、選択された商品が「酒」か否かを判定する(S57)。つまり、税設定手段14は、税額テーブル34(図6(c))を参照し、選択された商品のコード番号が酒税対象か否か判定する(S57)。選択された商品が「酒」であれば、表示操作部制御手段15を介して、図19のように、10%の税率確認画面430を商品設定画面415に重畳表示する(S59)。税率確認画面430は、文字列「税率10%に変更しますか?」と、「キャンセル」ボタン433と、「OK」ボタン432とから構成される。
管理者が税率確認画面430(図19)の「OK」ボタン432を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン432の押下を判定し(S63で押下)、10%の税率設定)を行う(S65)。そして、税設定手段14は、図20に示すように、確認画面440(440a)を商品設定画面415に重畳表示する(S67)。確認画面440a(図20)は、文字列「酒の税を3件変更しました。」と、「OK」ボタン441とから構成されている。管理者が「OK」ボタン441を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン441の押下を判定し(S69で押下)、処理を終了する。なお、重畳表示される商品設定画面415は、商品名「清酒」のレコード411、及び税項目416が選択されており、税表示が「10%内税」に変更されている(図21)。
一方、S57の判定において、「酒」以外の商品(例えば、商品名「鉛筆」)であれば、税設定手段14は、税率変更画面320(図11)を商品設定画面315に重畳表示する(S71)。管理者が「閉じる」ボタン322(図11)を押下すると、税設定手段14は、「閉じる」ボタン322の押下を判定し(S73で押下)、商品設定画面315(図12)の修正表示を行う(S75)。
管理者が「保存」ボタン317(図12)を押下すると、税設定手段14は、税率設定(税表示変更)を行い(S65)、確認画面340b(図示せず)を商品設定画面315に重畳表示する(S67)。確認画面340bは、図示しない文字列「選択された商品部門の税を変更しました。」と、「OK」ボタン341とから構成されている。そして、管理者が「OK」ボタン341を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を確認したら(S67で押下)、処理を終了する。
(第4実施形態:バーコード入力での税率設定)
前記第3実施形態は、商品を商品情報テーブル31(図3)に登録する商品設定画面を用いて、税率変更を行ったが、バーコードリーダ45を用いて、消費税以外の税(例えば、酒税)の課税対象か否かに応じた税率変更を行うことができる。
図22は、本発明の実施形態である売上データ処理装置100のバーコードリーダ45を用いて税率設定を行うフローチャートである。
このルーチンは、バーコードリーダ45がバーコードを読み込んだときに割り込み起動する。
識別コード判定手段12(図1)は、読み込んだバーコードから商品アイテムコードを解析する(S81)。商品判定手段19(図1)は、S81で解析したコード番号を商品情報テーブル31の中から検索し(S83)、商品の判定を行う。税設定手段14(図1)は、検索されたコード番号が「酒」か否か判定する(S85)。検索された商品が「酒」であれば、表示操作部制御手段15を介して、図19に示すように、10%の税率確認画面430を商品設定画面415に重畳表示する(S87)。税率確認画面430(図19)は、文字列「税率10%に変更しますか?」と、「キャンセル」ボタン433と、「OK」ボタン432とから構成される。
管理者が税率確認画面430の「OK」ボタン432(図19)を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン432の押下を判定し(S91で押下)、10%の税率で個別設定を行う(S93)。そして、税設定手段14は、図20に示すように、確認画面440(440a)を商品設定画面415に重畳表示する(S95)。確認画面440a(図20)は、文字列「酒の税を3件変更しました。」と、「OK」ボタン441とから構成されている。管理者が「OK」ボタン441を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン441の押下を確認したら(S97で押下)、処理を終了する。
一方、S85の判定において、「酒」以外の商品(例えば、商品名「鉛筆」)であれば(S85で「酒」以外)、税設定手段14は、税率変更画面320(図11)を商品設定画面315に重畳表示する(S99)。管理者が「閉じる」ボタン322(図11)を押下すると、税設定手段14は、「閉じる」ボタン322の押下を判定し(S101で押下)、商品設定画面315(図12)の修正表示を行う(S103)。
管理者が「保存」ボタン317(図12)を押下すると、税設定手段14は、税率の個別設定を行い(S83)、確認画面340bを商品設定画面415に重畳表示する(S95)。そして、管理者が「OK」ボタン341を押下すると、税設定手段14は、「OK」ボタン341の押下を確認したら(S97で押下)、処理を終了する。
(第5実施形態)
前記第1,2実施形態は、同一事業者の商品の税を一括変更したが、税率変更を指示された商品と同一部門の商品の税を一括変更することもできる。つまり、変更手段18は、税率の変更が指示された商品と同一の分類(例えば、同一部門や産地)とされた他の商品に対しても一括して税率を変更する。以下、同一の分類として、同一部門を例にして、簡単に説明する。
本実施形態の売上データ処理装置は、第1実施形態のS19(図8)において、商品分類テーブル33(図7(a))を参照して、コード情報に対応した「部門名」を確認し、同一部門のコード情報を検索することになる。この処理に伴い、本実施形態の売上データ処理装置は、第1実施形態のS17(図8)の「事業者一括変更」を「同一部門一括変更」に変更し、変更画面330(図13)を文字列「同一事業者の税を一括変更する。」を文字列「同一部門の税を一括変更する。」に変更し、確認画面340の文字列「同一事業者の税を3件変更しました。」を文字列「同一部門の税を3件変更しました。」に変更したものになる。これにより、変更前の商品分類テーブル33(図7(a))は、商品分類テーブル33(図7(b))に変更される。
また、本実施形態の売上データ処理装置は、バーコード入力の割り込み処理(図15)において、商品分類テーブル33(図7(a))のコード番号を参照して、事業者コードの解析(S31)やコード番号の検索(S33)を行うこともできる。
(変形例)
本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のような種々の変形が可能である。
(1)前記第1,3実施形態は、商品設定画面310を用いて商品の設定(登録)を行い、第2,4実施形態は、商品識別コードとしてのバーコード(例えば、JANコードやQRコード(登録商標))を用いて事業者コードや商品アイテムコードを抽出したが、商品をカメラで撮影/認識することにより、対応する商品アイテムコードを識別しても構わない。
(2)前記各実施形態の売上データ処理装置100は、不揮発性記憶部30に格納された制御プログラム35が制御部(CPU)10を実行し、制御部10が表示操作部20、印刷部21、客用表示部22、通信部24を直接制御する専用装置として構成したが、OS(Operating System)を介して制御するPC(Personal Computer)やタブレット端末として構成することもできる。このとき、HDD等の不揮発性記憶部30には、制御プログラム35に相当する売上データ処理プログラムが格納される。
(付記)
<請求項1>
商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段と、
前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に適用する税率を設定する税率設定手段と、
を備え、
前記税率設定手段は、前記商品識別コードにおける予め定めた領域が示すコード番号に基づいて前記適用する税率を設定することを特徴とする売上データ処理装置。
<請求項2>
前記予め定めた領域は、メーカを識別するためのコード領域であることを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
<請求項3>
前記税率設定手段は、前記コード番号毎に予め前記適用する税率が定められた税率設定テーブルに基づいて前記適用する税率を設定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の売上データ処理装置。
<請求項4>
前記導出手段は、前記受け付けた商品が消費税以外の税の課税対象か否かに応じて、前記所定の税率を定めることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
<請求項5>
商品リストから所定の商品を指定するための指定手段と、
前記指定手段により指定された商品に適用される税率の変更を指示する指示手段と、
前記指定手段により指定された商品に適用される税率の変更が前記指示手段により指示された場合に、税率設定テーブルにおける、前記指定手段により指定された商品に対応するコード番号に対応する税率を変更する変更手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の売上データ処理装置。
<請求項6>
商品識別コードにおける予め定めた領域が示すコード番号に基づいて商品が分類された商品分類テーブルと、
前記商品分類テーブルに登録されている何れかの商品に対して該商品が売り上げ登録される際に適用される税率の変更が指示された場合に、前記商品分類テーブルにおいて前記税率の変更が指示された商品と同一の分類とされた他の商品に対しても一括して前記税率を変更する変更手段と、
を備えたこと特徴とする売上データ処理装置。
<請求項7>
コンピュータを、
商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段、
前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段、
前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に適用する税率を設定する税率設定手段、
として機能させるためのプログラムであって、
前記税率設定手段は、前記商品識別コードにおける予め定めた領域が示すコード番号に基づいて前記適用する税率を設定することを特徴とするプログラム。
<請求項8>
商品識別コードにおける予め定めた領域が示すコード番号に基づいて商品が分類された商品分類テーブルを備えたコンピュータを、
前記商品分類テーブルに登録されている何れかの商品に対して該商品が売り上げ登録される際に適用される税率の変更が指示された場合に、前記商品分類テーブルにおいて前記税率の変更が指示された商品と同一の分類とされた他の商品に対しても一括して前記税率を変更する変更手段、
としての機能させるためのプログラム。
10 制御部
11 受付制御手段(通信制御部)
12 識別コード判定手段
13 導出手段
14 税設定手段
15 表示操作部制御手段
16 指示手段
17 商品設定手段(指定手段)
18 変更手段
19 商品判定手段
20 表示操作部
21 印刷部
22 客用表示部
23 RAM
24 通信部
30 不揮発性記憶部
31 商品情報テーブル(商品リスト)
32,34 税率テーブル
33 商品分類テーブル
35 制御プログラム
40 受付手段
45 バーコードリーダ
100 売上データ処理装置
310,315 商品設定画面
330 変更画面
331 チェックボックス
320,420 税率変更画面
410,415 商品設定画面

Claims (4)

  1. 商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段
    前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段
    前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に適用する税率を、商品識別コード毎に税率が予め対応付けて登録されている税率設定テーブルに基づいて設定する税率設定手段
    として機能する制御部を、備えた売上データ処理装置であって、
    前記制御部は、
    前記税率設定テーブルを更新すべく所定の入力手段を介してユーザにより所定の商品に適用される税率の変更が指示された場合に、前記税率の変更が指示された商品に係る前記商品識別コードからメーカ識別コードを抽出するとともに、商品識別コードに当該抽出したメーカ識別コードと同じメーカ識別コードが含まれる他の商品を前記税率設定テーブルに基づいて特定する特定手段、
    前記特定手段により特定した他の商品に対する適用税率の変更の必要性をユーザに確認する変更確認手段、
    としてさらに機能する、
    ことを特徴とする売上データ処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記特定手段により特定された他の商品に対する適用税率を一括変更する更新手段、
    としてさらに機能する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の売上データ処理装置。
  3. 前記更新手段は、適用税率を一括変更した際は適用税率が変更された商品の数を表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の売上データ処理装置。
  4. 売上データ処理装置のコンピュータを、
    商品識別コードを読み取ることによって該読み取った商品識別コードに対応した商品の売り上げ登録を受け付ける受付手段、
    前記受付手段により売り上げ登録を受け付けた商品に対して所定の税率が適用された税込み価格または税金額を導出する導出手段、
    前記導出手段が前記税込み価格または前記税金額を導出する際に、適用する税率を、商品識別コード毎に税率が予め対応付けて登録されている税率設定テーブルに基づいて設定する税率設定手段、
    前記税率設定テーブルを更新すべく所定の入力手段を介してユーザにより所定の商品に適用される税率の変更が指示された場合に、前記税率の変更が指示された商品に係る前記商品識別コードからメーカ識別コードを抽出するとともに、商品識別コードに当該抽出したメーカ識別コードと同じメーカ識別コードが含まれる他の商品を前記税率設定テーブルに基づいて特定する特定手段、
    前記特定手段により特定した他の商品に対する適用税率の変更の必要性をユーザに確認する変更確認手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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