JP6654097B2 - 通信制御装置及び通信制御方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明のもっとも単純な通信制御装置の概略図を示す。通信制御装置は、第1のプログラマブルなIC(1−a)と、第2のプログラマブルなIC(1−b)とを備える。第1のプログラマブルなIC(1−a)と第2のプログラマブルなIC(1−b)は、第1の通信経路2と第2の通信経路3−1によって1対1で相互に接続されている。ここでは、第2の通信経路3−1が冗長経路であり、本例では冗長経路が1本である。第1のプログラマブルなIC(1−a)及び第2のプログラマブルなIC(1−b)のうち一方のICは、1つの周期内で同じデータを第1の通信経路2及び第2の通信経路3−1を介して送信する。第1のプログラマブルなIC(1−a)及び第2のプログラマブルなIC(1−b)のうち他方のICは、上記の周期内で第1の通信経路2及び第2の通信経路3−1からデータを受信する。ここで、周期とは、一方のプログラマブルなICがデータを送信し、他方のプログラマブルなICから応答データを受け取るまでの期間である。
第2のプログラマブルなIC(1−b)が第1のプログラマブルなIC(1−a)から第1の通信経路2を介してデータを受信すると、第1の通信処理部23は、受信データの整合性チェックを実行する。ここでのチェックの方法は、パリティチェックや、CRCチェックなどの既存技術を用いる。
第1の通信処理部23は、上記の整合性チェックの結果に基づいて、第1の通信経路2から受信したデータが正常であるか、異常であるかを判定する。第1の通信処理部23は、受信データ及び判定結果を通信データ取得部25に出力する。受信データが正常である場合、ステップ303に進む。一方、受信データが異常である場合、ステップ304へ進む。
通信データ取得部25は、第1の通信経路2からの受信データを正常なデータとして使用する。通信データ取得部25は、受信データをデータ格納部(図示省略)に格納し、受信処理を終了する。一例として、ステップ303は、以降で説明する図4のステップ404のタイミングで実行される。なお、通信データ取得部25が、第2の通信経路3−1からの受信を待たずに、第1の通信経路2から受信した正常なデータを採用する場合、図4のステップ404は省略してもよい。
第1の通信経路2からの受信データが異常である場合、通信データ取得部25は、第2の通信経路3−1からのデータ受信を待機する。データを受信した場合、図4のフローに進む。データを受信しない場合、ステップ305へ進む。
本実施例では、第2の通信経路3−1からデータの受信がない場合、データ待機のまま処理が止まってしまうため、タイムアウトを設定している。通信データ取得部25は、第2の通信経路3−1からのデータ受信の待機時間が規定の時間を過ぎているかを判定する。規定の時間を過ぎている場合、通信データ取得部25は、タイムアウトが発生したと判定し、ステップ306へ進む。一方、規定の時間を過ぎていない場合、引き続き、第2の通信経路3−1からのデータ受信を待機する。
タイムアウトが発生した場合、通信データ取得部25は、システムへ異常を通知し、受信処理を終了する。なお、図示を省略しているが、規定の時間を過ぎても第1の通信経路2からデータを受信しない場合も同様に、タイムアウトを設定してもよい。
第2のプログラマブルなIC(1−b)が第1のプログラマブルなIC(1−a)から第2の通信経路3−1を介してデータを受信すると、第2の通信処理部24は、受信データの整合性チェックを実行する。ここでのチェックの方法は、パリティチェックや、CRCチェックなどの既存技術を用いる。
第2の通信処理部24は、上記の整合性チェックの結果に基づいて、第2の通信経路3−1から受信したデータが正常であるか、異常であるかを判定する。第2の通信処理部24は、受信データ及び判定結果を通信データ取得部25に出力する。受信データが正常である場合、ステップ403に進む。一方、受信データが異常である場合、システムに異常を通知して受信処理を終了する。
通信データ取得部25は、第1の通信経路2から受信したデータが正常であったか、異常であったかを判定する。第1の通信経路2から受信したデータが正常であった場合、ステップ404へ進む。一方、第1の通信経路2から受信したデータが異常であった場合、ステップ405へ進む。
通信データ取得部25は、第2の通信経路3−1から受信したデータを使用しない。一例として、図3のステップ303は、このタイミングで実行される。この場合、通信データ取得部25は、第1の通信経路2から受信したデータを正常なデータとして使用する。通信データ取得部25は、第1の通信経路2から受信したデータをデータ格納部(図示省略)に格納し、受信処理を終了する。なお、上記したように、本ステップは省略してもよい。
通信データ取得部25は、第2の通信経路3−1から受信したデータを正常なデータとして使用する。通信データ取得部25は、受信データをデータ格納部(図示省略)に格納し、受信処理を終了する。
図6は、本実施例の通信動作シーケンス図であり、第1のプログラマブルなIC(1−a)及び第2のプログラマブルなIC(1−b)の両方がマイコンの場合の通信動作シーケンス図である。
実施例1と同様の構成で一方のプログラマブルなICがマイコンであり、他方のプログラマブルなICがPLDの場合について説明する。図7は、第1のプログラマブルなIC(1−a)がマイコンであり、第2のプログラマブルなIC(1−b)がPLDの場合の通信動作シーケンス図である。動作としては実施例1と実施例2が合わさった形となる。
実施例1〜3の構成に関して、複数の冗長経路を備えた通信制御装置の形態を説明する。図8は、本発明の実施例4に係る通信制御装置の概略図である。第1のプログラマブルなIC(1−a)と第2のプログラマブルなIC(1−b)が第1の通信経路2と第2の通信経路3−1で接続される基本構成に対して、IC(1−a)及び(1−b)の仕様が許す限りのアドレス範囲又はチップセレクト数分の冗長経路を追加することができる。図8の例では、冗長用の複数の第2の通信経路3−1〜3−nが第1のプログラマブルなIC(1−a)と第2のプログラマブルなIC(1−b)との間に設けられている。
次に、3個以上のプログラマブルなICが接続される構成について説明する。図9は、本発明の実施例5に係る通信制御装置の概略図である。通信制御装置は、複数のプログラマブルなIC(1−a)、(1−b)、(1−c)〜(1−n)を備える。この場合において、複数のプログラマブルなIC(1−a)、(1−b)、(1−c)〜(1−n)が、第1の通信経路2と1つ以上の第2の通信経路3−1とで相互に接続されている。複数のプログラマブルなIC(1−a)、(1−b)、(1−c)〜(1−n)のそれぞれは、実施例1〜4で説明した送信処理及び受信処理を実行することが可能である。
次に、プログラマブルなICとプログラマブルではないIC(中身がプログラミングできないIC)が混在する通信制御装置について説明する。図10は、本発明の実施例6に係る通信制御装置の概略図である。
2 …第1の通信経路
3-1〜3−n …第2の通信経路(冗長用通信経路)
4 …プログラマブルではないIC
21 …通信処理部
22 …IC内部バス
23 …第1の通信処理部
24 …第2の通信処理部
25 …通信データ取得部
26 …送信データ処理部
27 …外部デバイス
Claims (6)
- 第1のICと、第2のICと、を少なくとも備え、
前記第1のICと前記第2のICは、中身をプログラミングすることが可能なICであり、
前記第1のICと、前記第2のICとが、第1の通信経路と冗長用の第2の通信経路とによって相互に接続され、
前記第1の通信経路は、前記第2の通信経路より通信速度が速く、
前記第1のICが、ある周期内で、同じデータを前記第1の通信経路と前記第2の通信経路を用いて前記第2のICに送信し、
前記第1の通信経路を用いた送信と第2の通信経路を用いた送信とが同じタイミングで実施される場合には、前記周期は、前記第1のICが前記第2の通信経路を用いてデータを送信して、前記第2のICから前記第2の通信経路を用いて応答を受け取るまでの期間であり、
前記第1の通信経路を用いた送信が実施された後に第2の通信経路を用いた送信が実施される場合には、前記周期は、前記第1のICが前記第1の通信経路を用いてデータを送信して、前記第2のICから前記第2の通信経路を用いて応答を受け取るまでの期間である
通信制御装置。 - 請求項1に記載の通信制御装置において、
前記第2のICは、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路から所定の時間が過ぎてもデータを受信しない場合、受信処理を終了する通信制御装置。 - 請求項1に記載の通信制御装置において、
中身をプログラミングできない第3のICをさらに備え、
前記第3のICが、前記第1の通信経路のみに接続されている通信制御装置。 - 中身をプログラミングすることが可能な第1のIC及び第2のICが第1の通信経路と冗長用の第2の通信経路とによって相互に接続されている装置における通信制御方法であって、
前記第1の通信経路は、前記第2の通信経路より通信速度が速く、
前記第1のICが、ある周期内で、同じデータを前記第1の通信経路と前記第2の通信経路を用いて前記第2のICに送信する送信ステップと、
前記第2のICが、前記第1の通信経路から受信した第1のデータが正常であるかを判定する第1判定ステップと、
前記第2のICが、前記第2の通信経路から受信した第2のデータが正常であるかを判定する第2判定ステップと、
前記第2のICが、前記第1判定ステップにおいて正常であると判定された前記第1のデータ又は前記第2判定ステップにおいて正常であると判定された前記第2のデータを使用する使用ステップと、
前記第2のICが、前記第1のICに応答データを送信する応答ステップと、
を含み、
前記第1の通信経路を用いた送信と第2の通信経路を用いた送信とが同じタイミングで実施される場合には、前記周期は、前記第1のICが前記第2の通信経路を用いてデータを送信して、前記第2のICから前記第2の通信経路を用いて応答を受け取るまでの期間であり、
前記第1の通信経路を用いた送信が実施された後に第2の通信経路を用いた送信が実施される場合には、前記周期は、前記第1のICが前記第1の通信経路を用いてデータを送信して、前記第2のICから前記第2の通信経路を用いて応答を受け取るまでの期間である、
通信制御方法。 - 請求項4に記載の通信制御方法において、
前記第2の通信経路は複数であり、
前記使用ステップは、
前記第1判定ステップにおいて前記第1のデータが正常であると判定された場合、前記第1のデータを使用し、
前記第1判定ステップにおいて前記第1のデータが異常であると判定された場合、前記複数の第2の通信経路から受信した複数の前記第2のデータのうち、前記第2判定ステップにおいて正常であると判定されたデータを使用する通信制御方法。 - 請求項4に記載の通信制御方法において、
前記第2のICが、前記第1の通信経路又は前記第2の通信経路から所定の時間が過ぎてもデータを受信しない場合、受信処理を終了するステップをさらに含む通信制御方法。
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