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JP6689712B2 - レゾルバ補正装置及び半導体装置 - Google Patents
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JP6689712B2 - レゾルバ補正装置及び半導体装置 - Google Patents

レゾルバ補正装置及び半導体装置 Download PDF

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Description

本発明はレゾルバ補正装置及び半導体装置に関し、例えば、モータの制御に用いるレゾルバ補正装置及び半導体装置に関する。
特許文献1には、位相シフト量の異なる2つのオールパスフィルタ(APF:All Pass Filter)を用い、一方の出力に対してもう一方の出力の位相が所定の量だけシフトするように設計することにより、信号周波数に対するシフト量の変化量がそれぞれ同程度のため、広い周波数帯で所定のシフト量が得られることが記載されている。
特許文献2には、位相シフト量を検出し、シフト量が所定の値になるように制御することにより、可変遅延回路としてAPFのレプリカを用いれば所定の位相シフト量が得られることが記載されている。
特開平8−307208号公報 特開2002−344310号公報
特許文献1の技術では、抵抗やキャパシタの素子などのアナログ素子をフィルタに用いているため、温度変化などによって抵抗やキャパシタの素子特性が変化した場合、2つのオールパスフィルタのシフト量の差が変化してしまうという問題がある。
この問題を解決するため、特許文献2では、可変遅延回路として抵抗やキャパシタの素子特性を反映するレプリカを適用することにより、温度変化による素子特性の変化をキャンセルするように素子特定値を調整(例えば可変抵抗値を調整)している。
引用文献1及び2を適用したアナログフィルタでRDC(Resolver to Digital Converter)回路を構成した場合、レゾルバのロータが回転することに伴い、アナログフィルタへの入力信号に周波数ずれが生じる。しかしながら、この周波数ずれに対するシフト量の誤差を補正することができないという問題があった。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、位相シフタの位相シフト量について、位相変調信号と励磁信号の位相差の時間微分に基づいてロータの回転に伴う周波数ずれを補正し、励磁信号の位相をシフトする位相シフタレプリカの位相シフト量の変化量を補正する。
前記一実施の形態によれば、レゾルバのロータが回転することに伴う、アナログフィルタへの入力信号に生じる周波数ずれを補正することができる。
実施の形態の概要に係るレゾルバ補正装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の差動増幅回路の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態1の位相シフタの構成の一例を示す回路図である。 実施の形態1の加算器の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態1の位相差検出器の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態1の周波数逓倍器の構成の一例を示す回路図である。 、実施の形態1の周波数逓倍器の動作波形を示す図である。 実施の形態1の周波数誤差補正器の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態1の調整器の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態2に係るレゾルバ補正装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2の温度検出回路の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態2の調整器の構成の一例を示す回路図である。 実施の形態2の温度検出回路701の動作波形を示す図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、様々な処理を行う機能ブロックとして図面に記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メモリ、その他の回路で構成することができ、ソフトウェア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。なお、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施形態の概要)
図1は、実施の形態の概要に係るレゾルバ補正装置の構成を示すブロック図である。図1において、レゾルバ補正装置100は、位相シフタ101と、加算器102と、周波数誤差補正器103と、調整器104とを備える。
位相シフタ101は、キャリア周波数fcの励磁信号で励磁されたレゾルバから検出される、少なくとも二相以上の信号のうちの第1位相信号の位相をシフトする。また、位相シフタ101は、後述する調整量に基づいて位相シフト量を調整する。
加算器102は、位相シフタ101により位相をシフトした第1位相信号と、位相をシフトしていない第2位相信号とを加算する。そして加算器102は、加算した信号を位相変調信号として出力する。
周波数誤差補正器103は、レゾルバの位相変調信号と励磁信号の位相差に基づいて位相差補正信号を生成する。
調整器104は、周波数誤差補正器103において生成された位相差補正信号に基づいて、位相シフタ101の調整量を算出する。
このように、実施形態の概要に係るレゾルバ補正装置は、位相をシフトしていない励磁信号と位相シフタレプリカにより位相をシフトした励磁信号との位相差及びレゾルバの位相変調信号と励磁信号の位相差に基づいて位相差補正信号に基づいて、位相シフタ101の位相シフト量を調整することにより、レゾルバのロータが回転することに伴う、アナログフィルタへの入力信号に生じる周波数ずれを補正することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1では、実施の形態の概要で説明したレゾルバ補正装置100の詳細な構成及びレゾルバ補正装置100を用いたモータの制御装置について説明する。
最初に実施の形態1に係る信号処理器及び制御装置の各構成の機能について説明する。図2は、実施の形態1に係る制御装置の構成を示すブロック図である。
図2において、制御装置200は、RDC回路300と、カウンタ回路400と、マイコン制御器500と、パワー回路600とを備える。そして、制御装置200は、レゾルバ201からの信号に基づいてモータ202の回転を制御する。レゾルバ201とモータ202は、ロータ部分が共に回転軸203に固定され、共に回転する。
レゾルバ201は、更に励磁コイル204と、検出コイル205と、検出コイル206とを備える。励磁コイル204は、入力された電気信号により磁場を発生するコイルである。検出コイル205及び206は、磁場の変動を検出して電気信号として出力するコイルである。
レゾルバ201では、励磁コイル204、検出コイル205及び検出コイル206がステータ部分に配置され、ロータ部分の回転により磁場の変動が検出される。レゾルバ201は、ロータの回転による磁場の変動を少なくとも2相以上の電気信号として検出できるものであれば良く、例えば、ロータ部分に励磁コイル204が配置され、検出コイル205及び検出コイル206がステータ部分に配置され、ロータ部分の回転による磁場の変動が検出されてもよい。
そして、検出コイル205と検出コイル206が、所定の角度を有する配置とすることにより、検出コイル205と検出コイル206は、磁場の変動を互いに異なる相の信号として検出する。例えば、検出コイル205と検出コイル206とが90°の角度で配置されることにより、検出コイル205で正弦波が検出され、検出コイル206で余弦波が検出される。
次にRDC回路300の構成について説明する。RDC回路300は、励磁回路301と、差動増幅回路302と、差動増幅回路303と、位相シフタレプリカ304と、位相差検出器305と、位相シフタ101と、加算器102とを備える。
励磁回路301は、基準クロック信号を分周した周波数fcで正弦波の励磁信号を生成し、励磁信号をレゾルバ201の励磁コイル204及び位相シフタレプリカ304に出力する。
差動増幅回路302は、検出コイル205において検出された信号を増幅して位相シフタ101に出力する。また、差動増幅回路303は、検出コイル206において検出された信号を増幅して加算器102に出力する。
加算器102は、位相シフタ101により位相をシフトした第1位相信号と、位相をシフトしていない第2位相信号とを加算する。そして、加算器102は、加算した信号をCLK同期回路403に出力する。
位相シフタレプリカ304は、レゾルバの励磁信号の位相をシフトする。位相シフタレプリカ304の位相シフト量は、動作条件が同じである場合、位相シフタ101の位相シフト量と同じである。そして位相シフタレプリカ304は、位相をシフトした励磁信号を位相差検出器305に出力する。
位相差検出器305は、位相をシフトしていない励磁信号と、位相シフタレプリカ304により位相をシフトした励磁信号との位相差を検出する。そして、位相差検出器305は、検出した位相差を調整器104に出力する。
周波数誤差補正器103は、レゾルバの位相変調信号と励磁信号の位相差に基づいて位相差補正信号を生成する。そして、周波数誤差補正器103は、位相差補正信号を調整器104に出力する。
調整器104は、位相差検出器305において検出された位相差と、周波数誤差補正器103において生成された位相差補正信号に基づいて、位相シフタ101の調整量を算出する。
次にカウンタ回路400の構成について説明する。カウンタ回路400は、基準CLK回路401と、励磁CLK回路402と、CLK同期回路403と、位相差カウンタ404とを備える。
基準CLK回路401は、基準周波数の信号を生成し、生成した基準クロック信号を励磁CLK回路402、CLK同期回路403及び位相差カウンタ404に出力する。
励磁CLK回路402は、基準CLK回路401において生成された基準クロック信号を分周し、分周により得られたキャリア周波数のクロック信号を励磁回路301及び位相差カウンタ404に出力する。
CLK同期回路403は、整形された位相変調信号と整形された励磁信号とを同期検波し、検波信号を位相差カウンタ404及び位置演算器501に出力する。
位相差カウンタ404は、同期検波により得られた位相差を基準周波数の分解能で計数し、計数結果を位置演算器501及び三相変換器509に出力する。
次に、マイコン制御器500の構成について説明する。マイコン制御器500は、位置演算器501と、シリアル通信器502と、減算器503と、位置ゲイン演算器504と、微分処理器505と、減算器506と、速度ゲイン演算器507と、トルク演算器508と、三相変換器509と、乗算器510、511及び512とを備える。
位置演算器501は、検波信号と位相差の計数結果とから位置検出値を算出し、減算器503及び微分処理器505に出力する。
シリアル通信器502は、外部からの位置指示信号を受信し、位置指令値を減算器503に出力する。減算器503は、位置検出値から位置指令値を減算し、得られた位置偏差を位置ゲイン演算器504に出力する。
位置ゲイン演算器504は、位置偏差に所定の位置ゲインを乗じて、モータ202の目標速度を算出する。微分処理器505は、回転位置を表す検出信号を微分して、モータ202の回転速度を算出する。減算器506は、目標速度から速度検出値を減算し、得られた速度偏差を速度ゲイン演算器507に出力する。
速度ゲイン演算器507は、速度偏差に速度ゲインを乗じて、トルク指令値を算出する。トルク演算器508は、トルク指令値からモータ202の各相に流す電流指令値を算出する。三相変換器509は、位相差の計数結果から三相信号を生成し、三相信号を乗算器510、511及び512にそれぞれ出力する。
乗算器510、511及び512は、それぞれ電流指令値に三相信号を乗算して、三相の制御信号を生成し、三相の制御信号をパワー回路600に出力する。パワー回路600は、三相の制御信号に基づいてモータ202を三相PWM(Pulse Width Modulation)制御するインバータである。
以上の構成により、制御装置200はロータの回転角を検出し、モータを制御する。次に制御装置200の動作について説明する。
励磁CLK回路402から出力されるクロック波形V0は、励磁回路301において正弦波に整形される。この正弦波に成形された信号は、励磁信号として、レゾルバ201の励磁コイル204及び位相シフタレプリカ304に入力する。
レゾルバ201では、モータ202と同期して回転するレゾルバ201のロータの回転角度θmに応じて、出力信号E1、E2が出力される。ここで、励磁信号をE0=Esin(ωt)とすると、検出コイル205の出力信号E1は、E1=αEsinθm×sin(ωt)で表される。また、検出コイル206の出力信号E2は、E2=αEcosθm×sin(ωt)で表される。ここで、Eは励磁信号の最大振幅値、ωは励磁信号の角速度、tは時間、αはレゾルバの構造で決まる定数である。
出力信号E1は、差動増幅回路302で増幅され、信号V1となる。信号V1は、V1=βαEsinθm×sin(ωt)で表される。また、出力信号E2は、差動増幅回路303で増幅され、信号V2となる。信号V2は、V2=βαEcosθm×sin(ωt)で表される。ここで、βは差動増幅回路の構成で決まる定数である。
信号V2は、位相シフタ101において、位相をπ/2+Δθs進められる。信号V2の位相を勧められた信号V3は、位相シフタ101から加算器102に出力される。ここで、Δθsはレゾルバのロータの回転速度dθm/dtに依存する角度である。またΔθsは後述する周波数誤差補正器103の出力ΔCTRLに基づいて決まる値である。
加算器102では、信号V1と信号V3を抵抗分圧して平均電圧(V1+V3)/2の信号を得る。そして、得られた平均電圧の信号は、加算器102内のコンパレータに入力され、方形波V4に整形される。得られた方形波V4は、CLK同期回路403に入力される。
V4とV0がそれぞれタイマ入力端子からCLK同期回路403に入力される。そして、CLK同期回路403において、検波信号が得られる。
位置演算器501において、検波信号からV4とV0の位相差θ0が検出される。さらに微分処理器505において、位相差θ0の時間微分dθ0/dtが算出される。
周波数誤差補正器103では、検出された位相差θ0の時間微分dθ0/dtに基づいて補正信号ΔCTRLが生成される。そして補正信号ΔCTRLは、周波数誤差補正器103から調整器104に出力される。この補正信号ΔCTRLは、レゾルバのロータが回転することに伴って生じる、アナログフィルタへの入力信号に周波数ずれを補正する信号である。
一方、位相シフタレプリカ304には励磁信号E0=Esin(ωt)が入力される。そして、位相シフタレプリカ304において、励磁信号は位相が90度進められ、信号E0’=Esin(ωt+π/2)が出力される。
位相をシフトしていない励磁信号及び位相シフタレプリカ304により位相をシフトした励磁信号は、位相差検出器305に入力される。そして位相差検出器305において、位相をシフトしていない励磁信号と、位相シフタレプリカ304により位相をシフトした励磁信号との位相差が検出される。
位相シフタレプリカ304による位相シフト量が90度である場合、位相差検出器305において検出される位相差は90度になる。ここで、温度等の動作条件の変化により位相シフタレプリカ304(及び位相シフタ101)の位相シフト量が90度から変化した場合、位相差検出器305において検出される位相差も90度から変化した値となる。
すなわち、位相差検出器305は、温度等の動作条件の変化に伴う、位相シフタレプリカ304の位相シフト量の変化量を検出する。そして位相シフタレプリカ304は位相シフタ101と同じ構成としているので、位相差検出器305は、間接的に温度等の動作条件の変化に伴う、位相シフタ101の位相シフト量の変化量を検出することができる。
そして、位相差検出器305に入力される信号は、レゾルバのロータの回転角で変調されていないので、位相差検出器305は、ロータの回転の変化の影響を受けずに、温度等の動作条件の変化に伴う位相シフト量の変化量を検出することができる。
調整器104では、ロータの回転に伴う周波数ずれを補正する信号ΔCTRL、及び動作条件の変化に伴う位相シフト量の変化量に基づいて、位相シフタ101の調整量が算出される。
この調整量に従い、位相シフタ101は位相シフト量を調整する。そして、位相シフタ101は、キャリア周波数fcの励磁信号で励磁されたレゾルバから検出される、少なくとも二相以上の信号のうちの第1位相信号の位相を、調整した位相シフト量だけシフトする。
このように、実施の形態1の制御装置によれば、位相シフタの位相シフト量について、相変調信号と励磁信号の位相差の時間微分に基づいてロータの回転に伴う周波数ずれを補正し、励磁信号の位相をシフトする位相シフタレプリカの位相シフト量の変化量を補正することにより、レゾルバから検出された信号を、一定の位相シフト量で位相をシフトすることができる。
次に、差動増幅回路302及び差動増幅回路303の構成について説明する。図3は、実施の形態1の差動増幅回路の構成の一例を示す回路図である。図3において、差動増幅回路302(または差動増幅回路303)は、OPアンプOP310と、抵抗R311、R312、R313、R314、R315及びR316と、キャパシタC321、C322、C323とを備える。
図3において、抵抗R311は、一端を励磁コイル204及びキャパシタC321と接続し、他端を抵抗R312及びキャパシタC323に接続する。
抵抗R312は、一端を抵抗R311及びキャパシタC323に接続し、他端を抵抗R313及びOPアンプOP310の反転入力端子に接続する。
抵抗R313は、一端を抵抗R312及びOPアンプOP310の反転入力端子に接続し、他端をOPアンプOP310の出力端子に接続する。
抵抗R314は、一端を励磁コイル204及びキャパシタC322と接続し、他端を抵抗R315及びキャパシタC323に接続する。
抵抗R315は、一端を抵抗R314及びキャパシタC323に接続し、他端を抵抗R316及びOPアンプOP310の非反転入力端子に接続する。
抵抗R316は、一端を抵抗R315及びOPアンプOP310の非反転入力端子に接続し、他端にバイアス電圧が印加される。
キャパシタC321とC322との接続点は接地されている。
OPアンプOP310の出力端子は、位相シフタ101に接続されている。
以上の回路構成により、差動増幅回路302は、励磁コイル204の2つの端子間の電圧を増幅して位相シフタ101に出力する差動増幅回路を構成することができる。
差動増幅回路303も差動増幅回路302と同様の構成とすることができる。差動増幅回路303では、励磁コイル205の2つの端子に抵抗R311及び抵抗R314が接続され、OPアンプOP310の出力端子は、加算器102に接続される。
次に、位相シフタ101の構成について説明する。図4は、実施の形態1の位相シフタの構成の一例を示す回路図である。図4において、位相シフタ101は、OPアンプOP110と、抵抗R111、R112、R113−1〜113−n(nは正の整数)及びR114と、キャパシタC115と、Pチャネル型MOSトランジスタより構成されるバイパススイッチSW116−1〜116−n(nは正の整数)とを備える。
抵抗R111は、一端を増幅回路302、抵抗R113−1及びスイッチSW116−1に接続し、他端を抵抗R112及びOPアンプOP110の反転入力端子に接続する。
抵抗R112は、一端を抵抗R111及びOPアンプOP110の反転入力端子に接続し、他端をOPアンプOP110の出力端子に接続する。
抵抗R113−1とスイッチSW116−1は並列回路を構成し、一端を増幅回路302及び抵抗R111に接続し、他端を抵抗R113−2とスイッチSW116−2に接続する。
抵抗R113−2とスイッチSW116−2は並列回路を構成し、一端を抵抗R113−1とスイッチSW116−1に接続し、他端を抵抗R113−3とスイッチSW116−3に接続する。
同様に抵抗R113とスイッチSW116からなる並列回路を直列に接続する。
そして、抵抗R113−nとスイッチSW116−nは並列回路を構成し、一端を抵抗R113−n−1(図示しない)とスイッチSW116−n−1(図示しない)に接続し、他端を抵抗R114に接続する。
抵抗R114は、一端を抵抗R113−nとスイッチSW116−nに接続し、他端をキャパシタC115及びOPアンプOP110の非反転入力端子に接続する。
キャパシタC115は、一端をR114に接続し、他端を接地する。
増幅回路302からOPアンプOP110の非反転入力端子に接続する抵抗の値が変化することにより、位相シフタ101における位相シフト量も変化する。
具体的には、調整器104からの制御信号CTRL2により位相シフタ101のバイパススイッチSW116−1〜116−nの開閉が制御される。スイッチSW116−1が閉じられると、増幅回路302からの信号は、スイッチSW116−1を経由し、抵抗R113−1を迂回する。また、スイッチSW116−1が開かれると、増幅回路302からの信号は、抵抗R113−1を経由する。同様に増幅回路302からの信号は、スイッチSW116−2〜116−nの開閉により、抵抗R113−2〜R113−nを迂回または経由してOPアンプOP110の非反転入力端子に入力される。
したがって、バイパススイッチSW116−1〜116−nの開閉により増幅回路302からOPアンプOP110の非反転入力端子に接続する抵抗の値が制御される。
抵抗R113−1〜R113−nの抵抗値は同じでも良く、異なっていても良い。例えば、抵抗R113−2の抵抗値を抵抗R113−1の2倍とし、抵抗R113−3の抵抗値を抵抗R113−2の2倍(すなわち抵抗R113−1の4倍)とし、抵抗R113−nの抵抗値を抵抗R113−n−1の2倍(すなわち抵抗R113−1の2n−1倍)としてもよい。このような抵抗値の組合せは、2n+1通りの抵抗値を実現できる。
調整器104は、動作環境が変化しても位相シフタ101の位相シフト量を常に90度に保つように、バイパススイッチ116−1〜116−nの開閉を制御して、抵抗R113−1〜R113−nからなる直列抵抗の値を調整する。なお、位相シフトレプリカ304は、図4に示す位相シフタ101と同様な回路構成とされており、OPアンプOP110と、抵抗R111、R112、R113−1〜113−n(nは正の整数)及びR114と、キャパシタC115と、バイパススイッチSW116−1〜116−n(nは正の整数)とを備える。ただし、入力信号や出力信号は図1に記載されるように変更されている。また、調整器104からの制御信号CTRL1が、位相シフトレプリカ304のバイパススイッチSW116−1〜116−n(nは正の整数)の開閉の制御に利用される。
次に加算器102の構成について説明する。図5は、実施の形態1の加算器の構成の一例を示す回路図である。図5において、加算器102は、OPアンプOP120と、抵抗R121、R122とを備える。
抵抗R121は、一端を位相シフタ101の出力端子と接続し、抵抗122及びOP120の非反転入力端子に接続する。抵抗R121は、一端を差動増幅回路303の出力端子と接続し、抵抗123及びOP120の非反転入力端子に接続する。
OPアンプOP120はコンパレータとして構成されている。すなわち、OPアンプOP120の非反転入力端子には、抵抗R121を経由して位相シフタ101の出力信号と、抵抗R121を経由して差動増幅回路303の出力信号が入力される。また、OPアンプOP120の反転入力端子には、参照電圧Vrefが印加される。
そして、位相シフタ101の出力信号と差動増幅回路303の出力信号との合成信号の電圧が、参照電圧Vrefと比較されることにより、信号が方形波に整形される。方形波に成形された信号は、CLK同期回路403に出力される。
次に位相差検出器305の構成について説明する。図6は、実施の形態1の位相差検出器の構成の一例を示す回路図である。図6において、位相差検出器305は、OPアンプOP350と、OPアンプOP351と、周波数逓倍器352と、Dフリップフロップ353とを備える。
OPアンプOP350はコンパレータとして構成されている。すなわち、OPアンプOP350の非反転入力端子には、励磁信号E0が入力される。また、OPアンプOP350の反転入力端子には、参照電圧Vrefが印加される。そして、励磁信号E0が方形波に整形された信号CAL0が、OPアンプOP350の出力端子から出力される。
OPアンプOP351もコンパレータとして構成されている。すなわち、OPアンプOP351の非反転入力端子には、位相シフタレプリカ304により位相がシフトされた励磁信E0’が入力される。また、OPアンプOP351の反転入力端子には、参照電圧Vrefが印加される。そして、位相がシフトされた励磁信号E0’が方形波に整形された信号CAL0が、OPアンプOP350の出力端子から出力される。
周波数逓倍器352は、信号CAL0の周波数を2倍にする。そして、周波数逓倍器352は、信号CAL0の周波数を2倍とした信号CAL2をDフリップフロップ353に出力する。
Dフリップフロップ353では、D端子に信号CAL2が入力され、クロック端子に信号CAL1が入力される。そして、位相をシフトしていない励磁信号と、位相シフタレプリカ304により位相をシフトした励磁信号との位相差の信号がDフリップフロップ353から出力される。
次に周波数逓倍器352の構成について説明する。図7は、実施の形態1の周波数逓倍器の構成の一例を示す回路図である。図7において、周波数逓倍器352は、パルス生成回路354と、カウンタ355と、Dフリップフロップ356と、減算器357とを備える。
パルス生成回路354は、信号CAL1の立ち上がりおよび立ち下がりでリセットパルス信号RSTを生成する。信号RSTはカウンタ355のリセット端子およびDフリップフロップ356のクロック端子に入力される。すなわち、Nビットのカウンタ出力CNTi(i=1〜N:Nは正の整数)はN個(N-bit)のDフリップフロップ356のそれぞれのD端子に入力され、クロック信号RSTの立ち上がりで入力をラッチすることにより、RST立ち上がり時のカウンタ出力値の1/2の値を保持する。
カウンタ355は外部クロック信号でカウントアップ動作を続け、信号RSTが1となったときに出力を0に戻す。
Dフリップフロップ356では、クロック端子に信号RSTが入力され、カウンタ355の出力がD端子に入力される。
減算器357はカウンタの出力とDフリップフロップの出力との差分をとり、最上位ビットをCAL2として出力する。すなわち、カウンタ出力がREFより小さければCAL2=1、REFより大きければCAL2=1になる。REFはカウンタの最大値の1/2に設定されているため、CAL2はCAL1の周波数を2倍にした方形波になる。
次に周波数逓倍器352の動作について説明する。図8は、実施の形態1の周波数逓倍器の動作波形を示す図である。図8において、横軸は時刻を示し、縦軸は信号値を示す。図8において、CAL0は励磁信号を方形波に整形した信号を示す。またCAL1は位相をシフトした励磁信号を方形波に整形した信号を示す。RSTは、パルス生成回路354のリセット端子の出力信号を示す。CNTiは、カウンタ355の出力を示す。REFは、Dフリップフロップ356の出力信号を示す。CAL2は、CAL0の周波数が2倍に逓倍された信号を示す。
図8では、時刻T1以前にカウンタ355が外部クロック信号でカウントアップを行う。そして、時刻T1において、RST信号によりリセットがかかり、Dフリップフロップ356は、カウンタ355のカウント数の半数をREFとして減算器357に渡す。
このようにして、位相差検出器305のDフリップフロップからはCAL1の立ち上がり時点T2でのCAL2の値が判定信号CALとして出力され、調整器104に入力される。
ここで図6のDフリップフロップ353の出力は、位相シフタレプリカ304の位相シフト量がπ/2より小さい場合はCAL=1となり、π/2より大きい場合はCAL=0となる。
次に周波数誤差補正器103の構成について説明する。図9は、実施の形態1の周波数誤差補正器の構成の一例を示す回路図である。図9において、周波数誤差補正器103は、乗算器130と、乗算器131と、加算器132とを備える。
乗算器130は、位相差θ0の時間微分dθ0/dtを乗算して得られる補正信号ΔCTRLを出力する。
乗算器131は、位相差θ0の時間微分dθ0/dtをD倍に乗算して、加算器132に出力する。
加算器132は、時間微分dθ0/dtをD倍した値に、位相差θ0を加算し、得られた回転速度θmを出力する。
周波数誤差補正器103では、微分処理機505が検出した、位相差θ0の時間微分dθ0/dtに基づいて、補正信号ΔCTRLが出力される。具体的には、調整器104から制御信号CTRL1が出力されたときの位相シフタ101内の抵抗値と、CTRL1+ΔCTRLが出力されたときの抵抗値の差分ΔRがΔR=γ×(dθ0/dt)となるように、dθ0/dtに比例した補正信号ΔCTRLを設定する。ここで、γは位相フィルタで用いている抵抗およびキャパシタの値で決まる定数である。
さらに、周波数誤差補正器103では、位置演算器501で検出した位相差θ0と、微分処理機505が検出したdθ0/dtからレゾルバの回転角θmを算出する。具体的には、θm=θ0+D×(dθ0/dt)/(2π)で計算した値をレゾルバ回転角θmとして出力する。ここで、Dはフィルタの構成で決まる定数である。
次に調整器104の構成について説明する。図10は、実施の形態1の調整器の構成の一例を示す回路図である。図10において、調整器104は、Dフリップフロップ140と、UP/DOWNカウンタ141と、レジスタ142と、加算器143とを備える。
Dフリップフロップ140では、抵抗値調整タイミングを決めるクロック信号RCLKがクロック端子に入力され、D端子に信号CALが入力される。RCLKの立ち上がりで判定信号CALがDフリップフロップ140でラッチされ、アップダウン信号U/Dとして出力される。
UP/DOWNカウンタ141では、UP/DOWNカウンタ141の出力値はRCLKの立ち上がり時点のU/Dの値が1であればカウントアップ動作をし、U/Dが0であればカウントダウン動作をする。さらに、UP/DOWNカウンタ141の出力値は制御信号CTRL1として位相シフタレプリカ304に入力され、位相シフタレプリカ304のバイパススイッチSW116−1〜116−nを制御する。
また、加算器143は、CTRL1に周波数誤差補正器103からの補正信号ΔCTRLを加え、得られた値を制御信号CTRL2として位相シフタ101に出力する。この制御信号CTRL2は、位相シフタ101のバイパススイッチSW116−1〜116−nを制御する。
ここで、位相シフタ101および位相シフタレプリカ304内の調整用抵抗R113−1〜113−nは、CTRL1,CTRL2が大きいほど直列抵抗の値が大きくなるように、位相シフタ101および位相シフタレプリカ304内の各々のバイパススイッチSW116−1〜116−nが制御される。具体的にはCTRL1およびCTRL2の最下位ビットでSW116−1を制御し、その最上位ビットでSW116−nを制御するようにする。
以上の構成により、実施の形態1のレゾルバ補正装置は、ロータの回転に伴う周波数ずれを補正し、励磁信号の位相をシフトする位相シフタレプリカの位相シフト量の変化量を補正することができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1と比べて、位相シフタレプリカが設けられておらず、位相差検出器305の代わりに温度検出回路が設けられている。図11は、実施の形態2に係るレゾルバ補正装置の構成を示すブロック図である。図11において、図2と同一の構成については、同一の番号を付し、説明を省略する。
図11において、レゾルバ補正装置700は、RDC回路300内に温度検出回路701と、調整器703とを備え、マイコン制御器500内にレジスタ702を備える。
温度検出回路701は、レゾルバ補正装置内の温度を測定した、測定した温度データをレジスタ702に出力する。例えば、温度検出回路701は、レゾルバ補正装置を搭載する半導体装置の温度を測定する。
調整器703は、位相差検出器305において検出された位相差と、レジスタ702の出力に基づいて、位相シフタ101の調整量を算出する。
レジスタ702は、温度データに基づいて補正信号を調整器703に出力する。例えばレジスタ702は、温度データと補正信号とを関連づけるテーブルを備えてもよい。
次に温度検出回路701の構成を説明する。図12は、実施の形態2の温度検出回路の構成の一例を示す回路図である。図12において、温度検出回路701は、PMOSリーク源710と、キャパシタ711と、NMOSスイッチ712と、コンパレータ713と、カウンタ714と、Dフリップフロップ715とを備える。
PMOSリーク源710では、ゲート及びソースが直流電圧を印加され、ドレインがコンパレータ713、キャパシタ711及びNMOSスイッチ712のソースに接続されている。
キャパシタ711は、一端をPMOSリーク源710のドレイン及びNMOSスイッチ712のソースに接続し、他端を接地している。
NMOSスイッチ712では、ゲートにリセット信号DISCHARGEが印加され、ソースがPMOSリーク源710のドレイン及びキャパシタ711に接続され、ドレインが接地されている。
コンパレータ713は、キャパシタ711の電位Vcと参照電圧Vrefとを比較して、比較結果Vcmpをカウンタ714に出力する。
カウンタ714は、Vcの電位がVrefを超えるまでのクロック信号をカウントする。
Dフリップフロップ715では、カウンタ714の出力がD端子に入力され、クロック端子にリセット信号DISCHARGEが入力される。
次に調整器703の構成について説明する。図13は、実施の形態2の調整器の構成の一例を示す回路図である。図13において、調整器703は、レジスタ730、731、732と、加算器733とを備える。
レジスタ730は、θ0=π/2になったときのCTRLrefを記憶する。
レジスタ731は、レゾルバの回転に伴う周波数のずれを補償するようにΔCTRLを決定する。
レジスタ732は、温度変動に伴う抵抗値の変動を補償するように、レジスタ702が補正信号ΔCTRL3を決定する。
次に実施の形態2の動作を説明する。図14は、実施の形態2の温度検出回路701の動作波形を示す図である。図14において、横軸は時刻を示し、縦軸は信号値を示す。図14において、DISCHARGEはリセット信号を示す。またVcはキャパシタ711の電位を示す。Vcmpは、キャパシタ711の電位Vcと参照電圧Vrefとを比較して、比較結果を示す。TCNTiは、カウンタ714の出力を示す。CLKinは、Vcの電位がVrefを超えるまでのクロック信号を示す。
実施の形態2のレゾルバ補正装置では、まずキャリブレーション動作が行われる。
キャリブレーション動作では、(1)モータが回転していない、(2)外気温が基準温度、という条件でレゾルバ201に励磁信号が入力される。カウンタ回路400が加算器102の出力信号と励磁回路301の励磁信号との位相差θ0を検出する。レジスタ702は、この位相差θ0がπ/2になるように調整器104への入力信号CTRLrefを調整する。θ0=π/2になったときのCTRLrefは、基準信号としてレジスタ702に記憶される。
温度検出回路701において、リセット信号DISCHARGEが1のときにはNMOSスイッチ712がオンになり、キャパシタ711の電位Vcは0、コンパレータの出力Vcmpも0になっている。またカウンタ714にはリセットがかかり、カウンタ出力TCNT1〜nはすべて0になっている。
次にDISCHARGEが0になると、PMOSリーク源710のリーク電流によってキャパシタ711が充電され、Vcの電位が上昇するとともに、カウンタ714はカウントアップ動作をする。充電開始から時間T10=Vref×C/Ip経過後にVcの電位がVrefを超え、カウントアップ動作が停止する。その後、時間T11でDISCHARGEが立ち上がり、カウンタ値がDフリップフロップ715にラッチされ、その値はレジスタ702に記憶される。
このような温度検出回路701の動作をまず上記キャリブレーション動作において行い、そのときのカウンタ値を基準温度における基準カウンタ値としてレジスタ702に記憶する。
その後、温度変化に十分追従可能な時間間隔(例えば1秒に1回)で温度検出回路701の動作を繰り返し、更新されたDフリップフロップ715の出力値と基準カウンタ値を比較する。
ここで、温度が上がるとPMOSリーク源710のリーク電流Ipが増加し、カウンタ値は小さくなる。逆に、温度が下がるとIpが減少するため、カウンタ値は大きくなる。
レジスタ702は基準カウンタ値と現カウンタ値の差分から温度変動幅を算出する。
位相シフタ101に用いられている抵抗は温度変動に伴って抵抗値が変動するため、その変動を補償するように、レジスタ702が補正信号ΔCTRL3を決定し、CTRLrefおよびΔCTRL3を調整器104に出力する。
周波数誤差補正器103は、実施の形態1と同様に回転角の時間微分に基づいて補正信号ΔCTRLを調整器104に出力する。
調整器104は、CTRLref、ΔCTRLおよびΔCTRL3の和に基づいて位相シフタ101内のバイパススイッチSW116−1〜116−nを制御し、調整用抵抗の直列抵抗値を調整する。
このように実施の形態2のレゾルバ補正装置によれば、装置の温度を測定し、測定した温度に基づいて、位相シフト量の変化量を補正することにより、位相シフタレプリカを用いずに高精度なレゾルバ回転角検出を可能とする。この結果、実施の形態2のレゾルバ補正装置は、小さいチップ面積および実装面積でも、高精度でレゾルバ回転角を検出することができる。また、実施の形態2のレゾルバ補正装置は、キャリブレーションを位相シフタそのもので行うため、位相シフタと位相シフタレプリカの間の特性ばらつきによる回転角検出誤差をなくすことができる。
また、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、上記実施の形態のレゾルバ補正装置を半導体装置で構成してもよい。レゾルバ補正装置を半導体装置で実現した場合、温度変化による周波数のずれが顕著となる。半導体装置は、チップ上に多数の回路部品を実装するので、発熱量が多く、且つ回路部品の距離が近いので温度による影響が大きい。具体的には、100℃の温度上昇により、周波数が20%以上ずれることがある。
したがって、上記実施の形態のレゾルバ補正装置は、半導体装置として実装した場合に、温度変化に伴う大きな周波数ずれを補正することができる。
100、700 レゾルバ補正装置
101 位相シフタ
102、733 加算器
103 周波数誤差補正器
104、703 調整器
130、131 乗算器
132 加算器
140、715 Dフリップフロップ
141、714 カウンタ
142、702、730、731、732 レジスタ
143 加算器
701 温度検出回路
710 PMOSリーク源
711 キャパシタ
712 NMOSスイッチ
713 コンパレータ
714 カウンタ

Claims (7)

  1. キャリア周波数fcの励磁信号で励磁されたレゾルバから検出された、少なくとも二相以上の信号に対して、
    レゾルバの第1位相信号の位相をシフトする位相シフタと、
    位相をシフトした前記第1位相信号と、第2位相信号とを加算して、前記励磁信号が前記レゾルバのロータの回転角で変調された位相変調信号とする加算器と、
    レゾルバの位相変調信号と励磁信号の位相差に基づいて位相差補正信号を生成する周波数誤差補正器と、
    前記位相差補正信号に基づいて、前記位相シフタの調整量を算出する調整器と、を備え、
    前記位相シフタは、前記調整量に基づいて位相シフト量を調整するレゾルバ補正装置。
  2. 前記調整器は、前記位相差補正信号及び位相シフタにおける温度変化にともなう位相シフト量の変化量に基づいて、前記位相シフタの調整量を算出する請求項1に記載のレゾルバ補正装置。
  3. 前記調整量に基づいて前記位相シフタと同じ位相シフト量で、レゾルバの励磁信号の位相をシフトさせることが可能な位相シフタレプリカと、
    励磁信号と、前記位相シフタレプリカにより位相をシフトした励磁信号との位相差を検出する位相差検出器と、を備え、
    前記調整器は、前記位相差検出器において検出された位相差、及び前記位相差補正信号に基づいて、前記位相シフタの調整量を算出する請求項2に記載のレゾルバ補正装置。
  4. 励磁コイルと、複数の検出コイルとを含むレゾルバと、
    励磁信号を生成し、前記励磁コイルに前記励磁信号を印加する励磁回路と、
    前記検出コイルが検出した位相信号を差動増幅して、少なくとも第1位相信号と第2位相信号とを出力する差動増幅回路と、を備え、
    前記位相シフタは、前記第1位相信号の位相をシフトし、
    加算器は、位相をシフトした前記第1位相信号と、前記第2位相信号とを加算して、前記励磁信号が前記レゾルバのロータの回転角で変調された位相変調信号とする請求項3に記載のレゾルバ補正装置。
  5. 前記レゾルバ補正装置の温度を測定する温度検出回路と、
    前記温度検出回路が測定した温度に基づいて、温度変化による前記位相シフタの位相シフト量の変化量を算出するレジスタと、を備え、
    前記調整器は、前記位相差補正信号及び前記位相シフト量の変化量に基づいて、前記位相シフタの調整量を算出する請求項2に記載のレゾルバ補正装置。
  6. 前記励磁信号と前記位相変調信号との位相差をカウントするカウンタと、
    位相差のカウント数に基づいて、前記ロータの回転位置を演算する位置演算器と、
    前記回転位置の信号を微分して、前記ロータの回転速度を算出する微分処理器と、を備え、
    前記周波数誤差補正器は、前記ロータの回転速度に基づいて位相差補正信号を生成する請求項1に記載のレゾルバ補正装置。
  7. キャリア周波数fcの励磁信号で励磁されたレゾルバから検出された、少なくとも二相以上の信号に対して、
    レゾルバの第1位相信号の位相をシフトする位相シフタ回路と、
    位相をシフトした前記第1位相信号と、位相をシフトしていない第2位相信号とを加算して、前記励磁信号が前記レゾルバのロータの回転角で変調された位相変調信号とする加算回路と、
    レゾルバの位相変調信号と励磁信号の位相差に基づいて位相差補正信号を生成する周波数誤差補正回路と、
    前記位相差補正信号に基づいて、前記位相シフタ回路の調整量を算出する調整回路と、を備え、
    前記位相シフタ回路は、前記調整量に基づいて位相シフト量を調整する半導体装置。
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