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JP6692579B2 - 杭打機 - Google Patents
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本発明は、杭打機に関し、詳しくは、リーダの曲がりを防止するバックテンション装置を装備した杭打機に関する。
杭打機でオーガ作業を行う際、特に、オーガ作業や杭打ち作業で、杭やスクリュを推進させる時や引き抜く時に、リーダに大きな負荷が掛かると、リーダに曲げ応力が発生し、オーガ作業が制約を受けることがあった。このため、杭打機にバックテンション装置を装備し、リーダに掛かる負荷による曲げ応力を相殺してオーガ作業を良好に行えるようにしている。
また、このバックテンション装置としては、杭打機本体に取り付けた油圧シリンダと、一端をリーダの上端に固設されるトップシーブブロックに、他端を前記油圧シリンダのロッドに取り付けたバックテンション用のロープとを備えたものがあった(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開昭60−102421号公報 特公平7−72467号公報
しかし、上述の特許文献1及び2では、バックテンション用のロープの一端が、リーダの上端に固設されるトップシーブブロックに取り付けられていることから、リーダを回転させると、ロープが斜めになり、リーダに掛かる負荷による曲げ応力を相殺できなくなっていた。このため、リーダの異なる側面に2つのオーガ駆動装置をそれぞれ設け、リーダを回転させて、2つのオーガ駆動装置によるオーガ作業を行う場合では、バックテンション装置を利用することができなかった。
そこで本発明は、リーダを回転させて2つのオーガ駆動装置によるオーガ作業を行う際でもリーダにバックテンションを掛けることができ、オーガ作業を良好に行うことができる杭打機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の杭打機は、杭打機本体の前部に立設したリーダの曲がりを防止するバックテンション用のロープと、該ロープを接続する油圧シリンダとを備えたバックテンション装置を装備した杭打機において、前記リーダの上端に固設されるトップシーブブロックの上部に、ロープ取付け用のブラケットを水平方向に回動可能に取り付け、前記ロープの一端を前記杭打機本体に取り付けた前記油圧シリンダのロッドに、他端を前記ブラケットにそれぞれ取り付けたことを特徴としている。
本発明の杭打機によれば、トップシーブブロックの上部に、ロープ取付け用のブラケットを水平方向に回動可能に取り付け、ロープの一端を杭打機本体に取り付けた油圧シリンダのロッドに、他端を前記ブラケットに取り付けたことにより、リーダを回転させても、ブラケットは、リーダとともに回転することなく初期の位置を保持していることから、ロープが斜めになることを防止できる。これにより、リーダの異なる側面に2つのオーガ駆動装置をそれぞれ設け、リーダを回転させて、2つのオーガ駆動装置によるオーガ作業を行う際に、回転させたリーダにバックテンションを掛けることができ、オーガ作業を良好に行うことができる。
本発明の一形態例を示す杭打機の要部側面図である。 同じく杭打機の要部背面図である。 同じく杭打機の要部平面図である。 図3のIV-IV断面図である。 本発明の一形態例を示す杭打機の側面図である。 同じくリーダを回転させた状態の杭打機の要部側面図である。 同じくリーダを回転させた状態の杭打機の要部背面図である。 同じくリーダを回転させた状態の杭打機の要部平面図である。
図1乃至図8は本発明の杭打機の一形態例を示す図である。本形態例の杭打機11は、下部走行体12と該下部走行体12の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体13と、該上部旋回体13の前部に設けられたフロントブラケット13aに起伏可能に設けられたリーダ14と、該リーダ14を上部旋回体13の後部から支持するバックステー15とを備えている。
リーダ14の前面側と一側面側とには、各種作業装置、例えばオーガを駆動する第1オーガ駆動装置16と第2オーガ駆動装置17とが昇降可能にそれぞれ設けられ、リーダ14の頂部には、第1オーガ駆動装置16及び第2オーガ駆動装置17をそれぞれ吊持して昇降させるためのワイヤロープが架け渡されるトップシーブブロック18が設けられている。また、リーダ14の上部側には、ステーホルダ19が設けられ、該ステーホルダ19を介してバックステー15の上端部がリーダ14に連結されている。
トップシーブブロック18には、複数のシーブ18aが設けられており、これらシーブ18aに、第1オーガ駆動装置16及び第2オーガ駆動装置17を昇降させるワイヤロープなどがそれぞれ架け渡されている。トップシーブブロック18の上部には、ベアリング20を介してブラケット21が水平方向に回動可能に取り付けられ、該ブラケット21とフロントブラケット13aとの間には、バックテンション装置22が設けられている。
バックテンション装置22は、フロントブラケット13aに設けた油圧シリンダ23と、一端をブラケット21に、他端を油圧シリンダ23のロッドにそれぞれ連結したロープ24とを有している。
上述のように形成された杭打機11では、図1乃至図5に示されるように、第1オーガ駆動装置16でオーガ作業を行った後、リーダ14を回転させて、第2オーガ駆動装置17でオーガ作業を行う際に、トップシーブブロック18に対して水平方向に回転可能に設けられたブラケット21は、リーダ14とともに回転することがなく初期の位置を保持していることから、ロープ24が斜めになることを防止できる。これにより、第1オーガ駆動装置16及び第2オーガ駆動装置17でオーガ作業を行う際に、バックテンション装置22によりリーダ14に掛かる負荷による曲げ応力を良好に相殺することができる。
なお、本発明は上述の形態例に限るものではなく、バックテンション装置を備える杭打機の種類は任意であり、小型の杭打機にも適用することができる。
11…杭打機、12…下部走行体、13…上部旋回体、13a…フロントブラケット、14…リーダ、15…バックステー、16…第1オーガ駆動装置、17…第2オーガ駆動装置、18…トップシーブブロック、18a…シーブ、19…ステーホルダ、20…ベアリング、21…ブラケット、22…バックテンション装置、23…油圧シリンダ、24…ロープ

Claims (1)

  1. 杭打機本体の前部に立設したリーダの曲がりを防止するバックテンション用のロープと、該ロープを接続する油圧シリンダとを備えたバックテンション装置を装備した杭打機において、前記リーダの上端に固設されるトップシーブブロックの上部に、ロープ取付け用のブラケットを水平方向に回動可能に取り付け、前記ロープの一端を前記杭打機本体に取り付けた前記油圧シリンダのロッドに、他端を前記ブラケットにそれぞれ取り付けたことを特徴とする杭打機。
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