JP6709668B2 - 処理液供給装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
すなわち、開閉弁を開閉させると、使用時間や使用頻度に伴い、処理液流路内で弁体を受ける弁座と、弁体との接触部が多少変形する。その結果、開閉弁を閉じても、弁体と弁座と間に隙間が生じて処理液がリークすることがある。特許文献1に記載されたバルブ制御装置によれば、定期的に閉止位置の原点検索をおこなうことにより、弁体と弁座との間に生じた隙間に応じて原点位置が変化するのでリークを抑制することができる。しかし、原点検索が行われた後、次の原点検索が行われるまでの間は、先の原点検索で得られた原点位置に弁体が保持されるので、この間に弁体と弁座との間に隙間が生じると処理液がリークするという問題がある。
すなわち、本発明に係る、基板に対して処理液を供給する処理液供給装置は、処理液を流通させる処理液流路と、前記処理液流路を開閉する弁体を有する開閉弁と、前記弁体を移動させるステッピングモータと、前記ステッピングモータに電流を供給し、前記ステッピングモータを駆動させる駆動部と、前記ステッピングモータのモータ巻線に流れる電流値を検出する電流値検出部と、を備え、前記駆動部は、前記ステッピングモータに動作電流を供給することにより、前記弁体を閉方向に移動させ、前記弁体が前記開閉弁の弁座に接触した後は、前記電流値検出部で検出される電流値が、前記弁体の押し圧に応じて予め定められた押し圧管理電流値に一致するように、前記ステッピングモータに供給する動作電流を常に制御することにより、前記開閉弁が閉状態の間、前記ステッピングモータに常に閉じ方向に所定の回転トルクを発生させて、前記弁体に押し付け力を常に作用させることを特徴とするものである。
図1を参照する。基板処理装置1は、略水平姿勢で基板Wを保持して回転させる保持回転部2と、処理液を供給する処理液供給部3とを備えている。処理液は、例えば、フォトレジスト液等の塗布液、現像液、溶剤、または、純水等のリンス液が用いられる。処理液供給部3は、本発明の処理液供給装置に相当する。
図2は、開閉弁17を示す図である。開閉弁17は、開閉動作によって処理液の流れを、流通状態または遮断状態に切り替えるものである。開閉弁17は、中空の箱状部材である弁室(弁箱)40と、弁室40内に設けられた処理液流路41とを備えている。また、開閉弁17は、弁室40に取り付けられた上流側継手部42および下流側継手部43を備えている。
図3は、ステッピングモータ19と駆動回路21とそれらの周辺の構成を示す図である。ステッピングモータ19は、ロータ53およびモータ巻線(以下、単に「コイル」という)54a,54bを備えている。ロータ53は、回転可能に支持されている。ロータ53は、回転軸51に固定されており、回転軸51と一体に回転する。ロータ53は、例えば永久磁石で構成される。コイル54a,54bは、ステータとして設けられている。コイル54a,54bに電流を流して、コイル54a,54bを励磁させる。これにより、コイル54a,54bとロータ53とに吸引力および反発力の少なくともいずれかを発生させて、ロータ53を回転させている。
次に、基板処理装置1の動作について説明する。図1を参照する。図示しない搬送機構は、未処理の基板Wを保持回転部2のスピンチャック4上に搬送する。スピンチャック4は、基板Wの裏面を吸着して保持する。また、ノズル移動機構25は、待機ポット27から基板W上方の吐出位置に吐出ノズル11を移動させる。保持回転部2は、基板処理条件に基づき、予め設定されたタイミングや回転速度等で基板Wを回転させる。これと共に、処理液供給部3は、吐出ノズル11から基板Wに向けて処理液を吐出する。
開閉弁17が開いた状態では、図5(a)に示すように、開閉弁17のダイアフラム47は開位置h1にある。このとき、ステッピングモータ19には停止電流が供給されている。これによりダイアフラム47は、停止電流に応じた保持力によって開位置h1に保持される。すなわち、ダイアフラム47は、弁座49から離れた位置にある。その結果、処理液流路41を処理液が流れ、吐出ノズル11から処理液が吐出される。
駆動回路21の駆動制御部57は、主制御部31からの動作指令に基づき、駆動パルスを発生させてステッピングモータ19のロータ53を閉方向に回転させる。ロータ53が回転されると、変換機構50は、ロータ53の回転を図2、図5(b)等に示す下方向の直線移動に変換する。これにより、ダイアフラム47は下降する。ダイアフラム47は、開位置h1から、実際の閉位置h2(図5(c)参照)よりも下側に設定された仮想の基準位置h0に向かって下降する。
図5(b)のように、ダイアフラム47が下降移動している間、駆動制御部57は、ダイアフラム47が弁座49に接触したか否かを監視している。具体的は、駆動制御部57は、電流値検出部59で検出される検出電流値Arが押し圧管理電流値Athを超えたことによって、ダイアフラム47が弁座49に接触したものと判定する。なお、押し圧管理電流値Athは、弁座49に対するダイアフラム47の押し圧に応じて予め設定されている。
ダイアフラム47が弁座49に接触したと判定されるまで、ステッピングモータ19に通常の動作電流(下降速度により増減された動作電流)が与えられ、ダイアフラム47は下降移動を継続する。そして、ダイアフラム47が弁座49に接触したと判定された後は、次のようにダイアフラム47の押し圧管理制御が実行される。駆動制御部57は、電流値検出部59で検出された検出電流値Arが押し圧管理電流値Athに一致するように、ステッピングモータ19に与える動作電流を制御する。つまり、ダイアフラム47が弁座49に接触した後に、ステッピングモータ19に供給される動作電流に制限が加えられる。押し圧管理電流値Athは、ダイアフラム47が弁座49に接触した後に、ダイアフラム47が弁座49を下方へ押し付ける力の強弱に応じて適宜に決められる。駆動制御部57が動作電流を制御することにより、ダイアフラム47は押し圧管理電流値Athに対応する力で弁座49に押し付けられる。その結果、ダイアフラム47と弁座49との接触部からの処理液のリークを防止することができる。
11 … 吐出ノズル
17 … 開閉弁
19 … ステッピングモータ
21 … 駆動回路
31 … 主制御部
41 … 処理液流路
47 … ダイアフラム
50 … 変換機構
57 … 駆動制御部
59 … 電流値検出部
63 … ロータリーエンコーダ
71,72 … カップリング
Claims (6)
- 基板に対して処理液を供給する処理液供給装置であって、
処理液を流通させる処理液流路と、
前記処理液流路を開閉する弁体を有する開閉弁と、
前記弁体を移動させるステッピングモータと、
前記ステッピングモータに電流を供給し、前記ステッピングモータを駆動させる駆動部と、
前記ステッピングモータのモータ巻線に流れる電流値を検出する電流値検出部と、
を備え、
前記駆動部は、前記ステッピングモータに動作電流を供給することにより、前記弁体を閉方向に移動させ、前記弁体が前記開閉弁の弁座に接触した後は、前記電流値検出部で検出される電流値が、前記弁体の押し圧に応じて予め定められた押し圧管理電流値に一致するように、前記ステッピングモータに供給する動作電流を常に制御することにより、前記開閉弁が閉状態の間、前記ステッピングモータに常に閉じ方向に所定の回転トルクを発生させて、前記弁体に押し付け力を常に作用させることを特徴とする処理液供給装置。 - 請求項1に記載の処理液供給装置において、前記装置は更に、
前記ステッピングモータの回転量を検出する回転量検出部を備え、
前記駆動部は、前記回転量検出部で検出された回転量に基づいて、前記弁体の移動距離を監視し、前記弁体が予め決められた距離を移動するように、前記ステッピングモータに供給する動作電流を制御する処理液供給装置。 - 請求項2に記載の処理液供給装置において、
前記駆動部は、前記回転量検出部で検出された回転量に基づいて、前記弁体の移動速度を監視し、前記弁体の移動速度が予め定められた速度になるように、前記ステッピングモータに供給する動作電流を制御する処理液供給装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の処理液供給装置において、
前記駆動部は、前記電流値検出部で検出される電流値と前記押し圧管理電流値とを比較し、前記電流値検出部で検出される電流値が前記押し圧管理電流値を超えたことによって、前記弁体が前記弁座に接触したものと判定する処理液供給装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の処理液供給装置において、前記装置は更に、
前記ステッピングモータと前記弁体との間に介在して設けられており、前記ステッピングモータの回転を前記弁体の直線移動に変換する変換機構と、
前記変換機構と前記弁体との間に介在して設けられており、前記変換機構に対して前記弁体を傾けることが可能な弾性変形するカップリングと、を備えていることを特徴とする処理液供給装置。 - 処理液を流通させる処理液流路と、
前記処理液流路を開閉する弁体を有する開閉弁と、
前記弁体を移動させるステッピングモータと、
前記ステッピングモータに電流を供給し、前記ステッピングモータを駆動させる駆動部と、
前記ステッピングモータのモータ巻線に流れる電流値を検出する電流値検出部と、を備え、基板に対して処理液を供給する処理液供給装置の制御方法であって、
前記駆動部が、前記ステッピングモータに動作電流を供給することにより、前記弁体を閉方向に移動させる過程と、
前記弁体が前記開閉弁の弁座に接触したことを判定する過程と、
前記弁体が前記開閉弁の弁座に接触したと判定した後に、前記電流値検出部で検出される電流値が、前記弁体の押し圧に応じて予め定められた押し圧管理電流値に一致するように、前記ステッピングモータに供給する動作電流を常に制御することにより、前記開閉弁が閉状態の間、前記ステッピングモータに常に閉じ方向に所定の回転トルクを発生させて、前記弁体に押し付け力を常に作用させる過程と、
を備えていることを特徴とする処理液供給装置の制御方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2016082892A JP6709668B2 (ja) | 2016-04-18 | 2016-04-18 | 処理液供給装置およびその制御方法 |
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| JP2016082892A JP6709668B2 (ja) | 2016-04-18 | 2016-04-18 | 処理液供給装置およびその制御方法 |
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| JP2017194080A JP2017194080A (ja) | 2017-10-26 |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2016082892A Active JP6709668B2 (ja) | 2016-04-18 | 2016-04-18 | 処理液供給装置およびその制御方法 |
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