JP6715642B2 - 悪臭防止型排水設備、および、悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法 - Google Patents
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ため、複数人がバレル内に入ることは難しく、バレル内の清掃等の作業は煩雑であった。
かかる悪臭防止型排水設備によれば、ピットに形成された開口を通じてパネル部材をピット内に搬入することができる。また、汚水槽が複数のパネル部材により形成されるため、例えば汚水槽への水の流入量に合わせて汚水槽のサイズを定めることができ、複数のポンプを汚水槽内に設けることもできる。このため、複数のポンプを設ける場合にも汚水槽をポンプの数に合わせて複数設けなくてもよく、連通管を設けなくてもよいため、連通管に汚水等が詰まるのを回避できる。
こうすれば、複数台のポンプの一部に異常が生じた場合であっても、他のポンプを用いて排水することができる。また、汚水槽への流入量が小さいときには交替運転を行うことでエネルギー効率を向上でき、汚水槽への流入量が大きいときには並列運転を行うことで汚水槽からの排水を十分に行うことができる。
こうすれば、汚水槽内の汚水等を釜場または予旋回槽凹部に案内することができ、ポンプ排水運転終了時の汚水等の残留量を少なくして腐敗を抑制できる。
こうすれば、釜場または予旋回槽凹部が形成された汚水槽をピット内に容易に設置することができる。
てもよい。
こうすれば、ピット内および開口から悪臭が生じるのを防止できる。
こうすれば、蓋部を開けることにより、開口部を通じてポンプを出し入れすることができる。これにより、悪臭防止型排水設備のメンテナンスを容易に行うことができる。
かかる悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法によれば、汚水槽への水の流入量に合わせて汚水槽のサイズを定めることができ、複数のポンプを汚水槽内に設けることもできる。このため、複数のポンプを設ける場合にも汚水槽を複数設けなくてもよく、連通管を設けなくてもよいため、連通管に汚水等が詰まるのを回避できる。
かかる悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法によれば、汚水槽の内部に2台以上のポンプを設置することができ、連通管を設けなくてもよいため連通管に汚水等が詰まるのを回避できる。また、汚水槽は、密閉することができるため、ピットおよび上階に悪臭が生じるのを防止できる。さらに、汚水槽は、既設のピットの底面によって支持されるので、容易に汚水槽を設置することができる。ただし、汚水槽は、ピットの底面に直接に支持されてもよいし、補強部材または架台などを介してピットの底面に間接に支持されてもよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1および図2は第1実施形態に係る悪臭防止型排水設備の全体構成図である。ここで、図1は悪臭防止型排水設備の概略平面図(図2に示す地階部分BからピットP側を見た図)であり、図2は悪臭防止型排水設備の概略側断面図である。この悪臭防止型排水設備は、特に建築物(例えばビル)における公共下水道管よりも低い位置に位置する地階部分Bからの排水を公共下水道管80に放流するのに好適に用いることができる。
から遠いほど高さが大きく、ポンプ20に近いほど高さが小さくなる傾向に傾斜が設けられるものとした。これにより、汚水槽12内の汚水等を更に効果的に釜場24(ポンプ20)に案内することができ、悪臭の発生を防止できる。
用意した複数のパネル部材120を地階部分Bから開口15を通じてピットP内に搬入する(図4参照)。そして、ピットP内にて複数のパネル部材120を組み立てることによって汚水槽12が形成される。このときには、架台19の上に汚水槽12が形成されればよい。また、ポンプ20は、汚水槽12が組み立てられた後に開口部13を通じて汚水槽12内に設置されてもよいし、ポンプ20が内部に位置する状態で汚水槽12が組み立てられてもよい。さらに、複数のパネル部材120は、ビス等を用いて連結されてもよいし、接着または溶着によって連結されてもよい。また、汚水槽12を補強するために、汚水槽12の内部と外部との少なくとも一方に補強部材が設けられてもよい。組み立てられた汚水槽12は、汚水等の流路(流出管21、流入管23)および図示しない通気口を除いて密閉されることが好ましい。こうすれば、ピットPおよび地階部分Bに悪臭が生じるのを抑制できる。
水槽12は上面、側面、底面で画定される内部空間を有し、汚水槽12とピットPとのそれぞれにおいて蓋14,16により内部が覆われているので、悪臭が上階に漏れるのを防止することができる。
図5は、第2実施形態に係る汚水槽内の構成を示す縦断面図である。この汚水槽12Aでは、ポンプ取付台30が汚水槽12Aの底面12Aaを画定している。このポンプ取付台30は、汚水槽12Aを形成するパネル部材の一部を構成する。図6は、第2実施形態の汚水槽の底面を示す図であり、図7は、ポンプ取付台を示す斜視図であり、図8は、ポンプ取付台を示す縦断面図である。ポンプ取付台30の略中央部には、ポンプ取付用着脱装置35が載置される平坦なポンプ取付用着脱装置着座部31が形成され、このポンプ取付用着脱装置着座部31の端部に隣接して円筒状の予旋回槽凹部37が形成されている。また、ポンプ取付台30には、汚水等を予旋回槽凹部37に導くための液流入路部34も設けられている。
は2個所)にポンプ取付台固定用穴32が設けられている。なお、上記例ではポンプ取付台30を繊維強化プラスチック製としたが、必要強度を満たすのではれば、他のプラスチックでも、又は他の材料でもよい。
図9は、第3実施形態に係る汚水槽内の構成を一部断面で示す側面図であり、図10は、第3実施形態に係る汚水槽内の構成を示す平面図である。また、図11は、第3実施形態の係る悪臭防止型排水設備の全体構成を一部断面で示す側面図である。この汚水槽12Bの内部には、複数台(図10に示す例では2台)のポンプ20が備えられている。汚水槽12Bは、第1および第2実施形態と同様に、公共下水道管80よりも下に位置したピットPに設置される(図11参照)。
Dm…径
B…地階部分
10、10B…悪臭防止型排水設備
12、12A、12B…汚水槽
12a…底面
12b…側面
12c…上面
13…開口部
14…蓋
15…開口
16…蓋
17…逆流防止弁
18…仕切弁
19…架台
20…ポンプ
21…流出管
23…流入管
24…釜場
25…水位センサ
30…ポンプ取付台
31…ポンプ取付用着脱装置着座部
32…ポンプ取付台固定用穴
34…液流入路部
35…ポンプ取付用着脱装置
36…スライドガイド
37…予旋回槽凹部
38…ガイドパイプ
40…蓋部材
42…フロートスイッチ
44…ワイヤ
46…昇降装置
80…公共下水道管
81…流入管
85…排水槽
87…底盤
89…凹部
90…ポンプ
100…建築物
120…パネル部材
Claims (9)
- 下水道管よりも低い位置に設置された排水槽であるピット内に収容され、排水された水を一時貯留する汚水槽と、
前記汚水槽内に設けられ、貯留した水を外部に排水するポンプと、
を備え、
前記汚水槽は、複数のパネル部材により形成されており、
前記複数のパネル部材のそれぞれは、少なくとも板面における短辺の長さが前記ピットに形成された開口の直径以下である、
悪臭防止型排水設備。 - 前記汚水槽内には、複数台のポンプが設けられており、
前記複数台のポンプは、前記外部に対して並列に接続されており、
前記複数台のポンプのうち一部のポンプが交替を伴って運転する交替運転、および/または、前記複数台のポンプのすべてが同時に運転する並列運転を行う、
請求項1に記載の悪臭防止型排水設備。 - 前記汚水槽の底面を画定するパネル部材の少なくとも一部には、前記ポンプの吸込口が挿入される円筒状の凹部である釜場または予旋回槽凹部が形成されている、
請求項1又は2に記載の悪臭防止型排水設備。 - 前記円筒状の凹部の深さ以上の高さであり、前記汚水槽を支持する架台を備える、
請求項3に記載の悪臭防止型排水設備。 - 前記汚水槽は、前記複数のパネル部材により底面と側面と上面とで画定される内部空間を有する、
請求項1から4の何れか1項に記載の悪臭防止型排水設備。 - 前記汚水槽は、水の流入量に見合った水を貯留することができ、且つ、予備の容量を備えている、
請求項1から5の何れか1項に記載の悪臭防止型排水設備。 - 前記汚水槽は、前記ポンプが通過可能な開口部と、前記開口部を密閉する蓋部と、を有している、
請求項1から6の何れか1項に記載の悪臭防止型排水設備。 - 下水道管よりも低い位置に設置された排水槽であるピット内に悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法であって、
少なくとも板面における短辺の長さが前記ピットに形成された開口の直径以下である複数のパネル部材を用意するステップと、
前記開口を通じて前記複数のパネル部材を前記ピット内に搬入するステップと、
前記ピット内で前記複数のパネル部材を組み立てることにより汚水槽を形成するステップと、
を含む方法。 - 下水道管よりも低い位置に設置された排水槽であるピット内に悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法であって、
内部にポンプを2台以上設置できるとともに通気口と配管流路とを除いて前記内部を密閉できる汚水槽を用意するステップと、
前記ピットに形成されている開口を通じて前記ピット内に前記汚水槽を搬入するステッ
プと、
前記汚水槽が前記ピットの底面によって支持されるように前記汚水槽を設置するステップと、
を含む方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016066011A JP6715642B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 悪臭防止型排水設備、および、悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2016066011A JP6715642B2 (ja) | 2016-03-29 | 2016-03-29 | 悪臭防止型排水設備、および、悪臭防止型排水設備のための汚水槽を設置する方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP2017179788A JP2017179788A (ja) | 2017-10-05 |
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| JP (1) | JP6715642B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU221766U1 (ru) * | 2023-10-09 | 2023-11-22 | Павел Олегович Нечаев | Канализационная насосная станция |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04323428A (ja) * | 1991-04-23 | 1992-11-12 | Asahi Tec Corp | 圧力式下水送出装置 |
| JP4455742B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2010-04-21 | 株式会社荏原製作所 | 悪臭防止型排水設備 |
| US9587392B2 (en) * | 2013-05-02 | 2017-03-07 | Oldcastle Precast, Inc. | Water pumping station with an integral valve vault |
-
2016
- 2016-03-29 JP JP2016066011A patent/JP6715642B2/ja active Active
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| RU221766U1 (ru) * | 2023-10-09 | 2023-11-22 | Павел Олегович Нечаев | Канализационная насосная станция |
| RU224641U1 (ru) * | 2023-11-23 | 2024-03-29 | Общество с ограниченной ответственностью "ГЕФЛИС" | Канализационная насосная станция с предварительной очисткой |
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| JP2017179788A (ja) | 2017-10-05 |
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