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JP6724503B2 - 表示装置用基板およびその製造方法、表示パネルならびに表示装置 - Google Patents
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表示装置用基板およびその製造方法、表示パネルならびに表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、共通電極と信号配線との短絡位置を特定することができる、表示装置用基板およびその製造方法ならびに表示装置およびその製造方法に関する。
近年、表示装置の一例として液晶表示装置が多く用いられている。特に、視野角特性の改善がなされ、高品位な表示特性を有するFFS(Fringe Field Switching)方式の液晶表示装置が多くなってきている。
FFS方式の液晶表示装置は、一対の透明絶縁性基板の間に液晶層を挟持し、一方の透明絶縁性基板の液晶層側に、絶縁膜を間に挟んでマトリックス状に配設された複数の、走査配線および信号配線と、走査配線と信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor、以下「TFT」という)と、信号配線およびTFTを介して映像信号が与えられる画素電極と、層間絶縁膜を間に挟んで画素電極と対向し、画素電極との間にフリンジ電界を発生させる共通電極を有するTFTアレイ基板を備えている。
液晶表示装置においては、小型化や高精密度化が進む一方で、製造工程での不良発生の低減要求も高まっている。様々な不良要因があるが、その一つとして、製造工程での異物混入などにより絶縁不良を起こし、信号配線が共通電極と短絡するソース―コモン間短絡不良が挙げられる。ソース―コモン間短絡不良が生じると、当該短絡箇所のソース信号配線の表示信号が共通電極電位の影響を受けて、表示画面上で線欠陥表示不良となることが多い。
特に、FFS方式のTFTアレイ基板においては、共通電極は、表示領域全体を覆う構造であるため、IPS(In−Plane Switching:登録商標)方式やTN(Twisted Nematic)方式のTFTアレイ基板にくらべて、共通電極が、信号配線を覆っている面積が格段に広く、信号配線が共通電極と短絡するソース―コモン間短絡不良が発生する確率が非常に大きい。
TFTアレイ基板の完成後には、このような不良を検出するアレイ検査を行っている。ソース―コモン間短絡不良に関しては、信号配線、走査配線の各々の電極端子に電気検査用のプローブを当て、電圧を印加して電気的な検査を行い、短絡している信号配線を特定することができる。
しかし、このような信号配線と共通電極との間の短絡は、例えば、層間絶縁膜に異物やピンホールなどが存在して絶縁不良となるものであり、不良原因の痕跡が小さいことが多く、短絡している信号配線を特定できても、短絡位置(画素アドレス)が当該信号配線のどこであるかを特定するのは困難である。
一方では、例えば、特許文献1には、液晶パネルの、信号配線と共通電極の間の短絡不良に対して、共通電極配線にそれぞれ電極パッドを設け、さらに、配線接続用のスイッチング素子を介して各共通電極配線と、共通電極電位を供給する給電配線とを接続して、共通電極配線と信号配線との短絡位置を特定する技術が開示されている。
特開平11−15020号公報
しかし、上記のような、配線接続用のスイッチング素子を介して各共通電極配線と、共通電極電位を供給する給電配線とを接続する表示装置用基板においては、配線接続用のスイッチング素子を別途設ける必要があるので構造が複雑になって、設計上の制約が生じて、生産性が低下するという問題があった。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、簡易な構造で共通電極と信号配線との短絡位置を特定することができる、表示装置用基板およびその製造方法、表示パネルならびに表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置は、透明な絶縁性の基板の上に形成された、マトリクス状に配設された複数の走査配線および信号配線と、走査配線および信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタと、走査配線に接続された、薄膜トランジスタのゲート電極と、信号配線に接続された、薄膜トランジスタのソース電極と、薄膜トランジスタのドレイン電極と、ドレイン電極に接続された画素電極と、層間絶縁膜を間に挟んで画素電極と対向し、画素電極との間でフリンジ電界を発生させる共通電極と、共通電極に接続され、共通電極に共通電極電位を供給する共通電極共通電極電位供給端子と、を有する表示装置用基板であって、走査配線の長さ方向の画素電極が形成されている表示領域の両端部の外側に、走査配線1ライン毎に、通電極に接続された検査端子を有するものである。
また、本発明に係る表示装置用基板の製造方法は、透明な絶縁性の基板の上に形成された、マトリクス状に配設された複数の走査配線および信号配線と、走査配線および信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタと、走査配線に接続された、薄膜トランジスタのゲート電極と、信号配線に接続された、薄膜トランジスタのソース電極と、薄膜トランジスタのドレイン電極と、ドレイン電極に接続された画素電極と、層間絶縁膜を間に挟んで画素電極と対向し、画素電極との間でフリンジ電界を発生させる共通電極と、共通電極に接続され、共通電極に共通電極電位を供給する共通電極電位供給端子と、を有し、走査配線の長さ方向の画素電極が形成されている表示領域の両端部の外側に、走査配線1ライン毎に、通電極に接続された検査端子を有する表示装置用基板の製造方法であって、信号配線の信号配線端子と検査端子との間の電気抵抗を測定する工程と、電気抵抗が最も小さくなる検査端子と信号配線端子との組合せから、信号配線と共通電極との間の短絡部の位置を特定する工程と、を含むものである。
本発明に係る、表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置によれば、共通電極と信号配線との短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極と信号配線との短絡位置を特定することができる。
また、本発明に係る、表示装置用基板の製造方法によれば、共通電極と信号配線との短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極と信号配線との短絡位置を特定することができる表示装置用基板を提供することができる。
本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態1の図3におけるA−A部の断面図である。 本発明の実施の形態1の図3におけるB−B部の断面図である。 本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板を示す断面図である。 本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態3のTFTアレイ基板を示す上面図である。 本発明の実施の形態3のTFTアレイ基板を示す上面図である。
実施の形態1.
第1に、本発明の実施の形態1の表示装置用基板であるTFTアレイ基板100の構成を説明する。図1および図2は、本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板100を示す上面図である。図1は、TFTアレイ基板100の概略を示した図である。図2は、図1を詳細に表した図である。
図1および図2において、TFTアレイ基板100には、複数の走査配線2bおよび信号配線5bが、それぞれマトリックス状に配設されている。走査配線2bおよび信号配線5bの交差部に、TFT13が設けられ、TFT13は、走査配線2bに接続されたゲート電極2cと、信号配線5bに接続されたソース電極5cと、ドレイン電極6を有している。
また、TFTアレイ基板100は、走査配線2bに走査信号を供給するための走査配線端子2aと、信号配線5bに映像信号を供給するための信号配線端子5aを有している。
さらに、ドレイン電極6に接続された画素電極7と、層間絶縁膜8を間に挟んで画素電極7と対向し、画素電極7との間でフリンジ電界を発生させる共通電極9と、共通電極9に接続され、共通電極9に共通電極電位を供給する共通電極電位供給端子10を有している。
さらに、走査配線2bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に、走査配線2bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有している。また、共通電極9は、信号配線5bの長さ方向の表示領域の部の外側に、信号配線5bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有している。尚、本発明の明細書において、表示領域とは、画素が形成されている領域を指す。
図1および図2に示すように、共通電極9は、各画素内において共通電極スリット部16を除いて、表示領域全体を覆っている。
図3は、本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板100を示す上面図である。図3は、図2の右下部分の拡大図である。また、図4は、本発明の実施の形態1の図3における画素のA−A部の断面図である。図5は、本発明の実施の形態1の図3における検査端子11のB−B部の断面図である。
図4において、透明な絶縁性のガラス基板1の上に、ゲート電極2c、ゲート絶縁膜3、a-Si(i)層4a、a-Si(n)層4b、信号配線5b、ソース電極5c、ドレイン電極6、画素電極7、層間絶縁膜8および共通電極9が形成されている。
また、図5において、ガラス基板1の上に、ゲート電極2cと同時に形成された検査端子下層電11aと、コンタクトホール12を介して、共通電極9と同時に形成された検査端子上層電極11bと、が形成されている。
第2に、本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板100がソース―コモン間短絡部15を有する場合の構成を説明する。図6は、本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板101を示す断面図である。図6は、図4のTFTアレイ基板100が、ソース―コモン間短絡部15を有する状態に対応している。
図6において、異物14が信号配線5bの上に存在し、信号配線5bとその上部の共通電極9とが異物14により短絡している。その他の構成は、図4に示す、ソース―コモン間短絡を有しない場合の構成と同様であるため、説明を省略する。
ここで、ソース―コモン間短絡が生じるメカニズムの一例を説明する。基板面上などに異物14が混入した場合、断線や短絡、また絶縁不良など様々な欠陥が生じる。写真製版工程をはじめとするアレイ製造工程は、異物14をできる限り排除した、いわゆる「クリーンルーム」において製造されている。
しかし、例えば、製造装置から発生する微小な異物14が基板面上などに混入することがある。信号配線5b形成時または形成後に、異物14が信号配線5bの上に混入した場合、信号配線5bとその上部の共通電極9とが異物14により短絡する場合が多い。
第3に、本発明の実施の形態1の液晶表示装置用基板の製造方法について説明する。図7は、本発明の実施の形態1のTFTアレイ基板101を示す上面図である。図7は、図1のTFTアレイ基板100が、ソース―コモン間短絡部15を有する状態に対応している。
まず、TFTアレイ基板101において、信号配線5bの信号配線端子5aと検査端子11との間の電気抵抗を測定する工程を実施する。具体的には、図7において、検査端子11の1つ、例えばGR1(11)と、各信号配線端子5aのそれぞれに検査プローブを接触させて、順次電圧を印加して、電気抵抗を測定する。その結果、ソース―コモン間短絡部15を有する場合は、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdのみが、導通レベルの電気抵抗値となる。
さらに、図7において、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、検査端子GR1(11)、GR2(11)、・・・、GRm−1(11)、GRm(11)、S1(11)、・・・、Sn(11)、GLm(11)、GLm−1(11)、・・・、GL2(11)、GL1(11)のそれぞれに検査プローブを接触させて、順次電圧を印加して、電気抵抗を測定する。
ここで、導体の電気抵抗率をρ、導体の長さ(距離)をL、導体の断面積をAとすると、電気抵抗Rは、R=ρ×L/Aで示される。ρ/A=kとすると、kはほぼ一定と考えられるので、R=kLとなり、電気抵抗Rは導体の長さ(距離)Lに比例する。尚、説明を簡略化するため、本説明においては、検査装置と各端子間の接触抵抗、ソース―コモン間短絡部15の抵抗、信号配線抵抗等は省いて説明した。
このようにして測定した、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、各検査端子11との間の電気抵抗は、ソース―コモン間短絡部15と各検査端子11との間の導体の長さ(距離)に応じて電気抵抗の値が変化する。
次に、電気抵抗が最も小さくなる検査端子11と信号配線端子STdとの組合せから、信号配線5bと共通電極9との間の短絡部の位置を特定する工程を実施する。具体的には、図7に示す例においては、ソース―コモン間短絡部15と検査端子GR2(11)との間の距離が最も短く、電気抵抗が最も小さい値となる。
このことから検査端子GR2(11)と信号配線端子STdとの交点の画素またはその近傍にソース―コモン間短絡部15があることが特定される。
この後、修復リペアされ、各部材と組み合わされて液晶表示パネル、さらに各部材と組み合わされて液晶表示装置となる。
本発明の実施の形態1の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、ガラス基板1の上に形成された、層間絶縁膜8を間に挟んで画素電極7と対向し、画素電極7との間でフリンジ電界を発生させる共通電極9を有する表示装置用基板であって、走査配線2bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に、走査配線2bの1ライン毎に、少なくとも1つの共通電極9に接続された検査端子11を有するので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
本発明の実施の形態1の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、共通電極9は、信号配線5bの長さ方向の表示領域の部の外側に、信号配線5bの1ライン毎に、少なくとも1つの共通電極9に接続された検査端子11を有するので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
さらに、走査配線2bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11と、信号配線5bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有するので、ソース―コモン間短絡部15と検査端子11との距離に比例する電気抵抗の情報がより多く得られ、共通電極9と信号配線5bとの短絡位置をより正確に特定することができる。
本発明の実施の形態1の表示装置用基板の製造方法は、ガラス基板1の上に形成された、層間絶縁膜8を間に挟んで画素電極7と対向し、画素電極7との間でフリンジ電界を発生させる共通電極9を有し、走査配線2bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に、走査配線2bの1ライン毎に、少なくとも1つの共通電極9に接続された検査端子11を有する表示装置用基板の製造方法であって、信号配線5bの信号配線端子5aと検査端子11との間の電気抵抗を測定する工程と、電気抵抗が最も小さくなる検査端子11と信号配線端子5aとの組合せから、信号配線5bと共通電極9との間の短絡部の位置を特定する工程とを含むので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
尚、本発明の実施の形態1においては、共通電極9は、信号配線5bの長さ方向の表示領域の、信号配線端子5aと反対側の端部の外側で、信号配線5bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有する例を示したが、信号配線端子5aと同じ側であってもよく、さらに、信号配線5bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に検査端子11を有してもよく、同様の効果を有する。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板200は、共通電極9の形状および検査端子11の配置が、本発明の実施の形態1と異なる。
第1に、本発明の実施の形態2の表示装置用基板であるTFTアレイ基板200の構成を説明する。図8および図9は、本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板200を示す上面図である。図8は、TFTアレイ基板200の概略を示した図である。図9は、図8を詳細に表した図である。
図8は、図1に対応し、図9は図2に対応する図である。図8および図9において、図1および図2と同一または相当する部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図8および図9に示すように、TFTアレイ基板200は、走査配線2bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に、走査配線2bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有している。
また、共通電極9は、走査配線2bの長さ方向の表示領域の一方の端部および、他方の端部において、走査配線2bの1ライン毎に交互に折り返して連続したパターンとなっている。
図10は、本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板200を示す上面図である。図10は、図9の右下部分の拡大図である。また、図10は、図3に対応する図である。図10において、図3と同一または相当する部分には同一符号を付し、説明を省略する。
第2に、本発明の実施の形態2の液晶表示装置用基板の製造方法について説明する。図11は、本発明の実施の形態2のTFTアレイ基板201を示す上面図である。図11は、図8のTFTアレイ基板200が、ソース―コモン間短絡部15を有する状態に対応している。
まず、TFTアレイ基板201において、信号配線5bの信号配線端子5aと検査端子11との間の電気抵抗を測定する工程を実施する。具体的には、図11において、検査端子11の1つ、例えばC1(11)と、各信号配線端子5aのそれぞれに検査プローブを接触させて、順次電圧を印加して、電気抵抗を測定する。その結果、ソース―コモン間短絡部15を有する場合は、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdのみが、導通レベルの電気抵抗値となる。
その後、図11において、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、検査端子C1(11)、C2(11)、C3(11)、・・・、Cp−1(11)、Cp(11)に順次検査プローブを接触させて電圧を印加し、電気抵抗を測定する。電気抵抗の値は、ソース―コモン間短絡部15と各検査端子11との間の、導体の長さ(距離)に比例する。
このようにして測定した、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、各検査端子11との間の電気抵抗の値は、ソース―コモン間短絡部15と各検査端子11との間の距離に応じて電気抵抗の値が変化する。
次に、電気抵抗が最も小さくなる検査端子11と信号配線端子STdとの組合せから、信号配線5bと共通電極9との間の短絡部の位置を特定する工程を実施する。具体的には、図11に示す例においては、電気抵抗の値は、検査端子C2(11)で最も小さい値を示す。
このことから、欠陥のある信号配線端子STdと、電気抵抗の値が最も小さくなる検査端子C2(11)との交点部近傍の2つの画素のいずれかにソース―コモン間短絡部15があることがわかり、欠陥部位が特定される。
この後、修復リペアされ、各部材と組み合わされて液晶表示パネル、さらに各部材と組み合わされて液晶表示装置となる。
本発明の実施の形態2の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、共通電極9は、走査配線2bの長さ方向の表示領域の一方の端部および、他方の端部において、走査配線2bの1ライン毎に交互に折り返して連続したパターンであるので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
本発明の実施の形態2の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、共通電極9は、走査配線2bの長さ方向の表示領域の一方の端部および、他方の端部において、走査配線2bの1ライン毎に交互に折り返して連続したパターンであるので、隣接した1ライン毎の各検査端子11間において、ソース―コモン間短絡部15と各検査端子11との間の距離が、本発明の実施の形態1にくらべて長くなるので、各検査端子11における電気抵抗の値の差が大きくなって、共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を、より正確に特定することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3のTFTアレイ基板300は、共通電極9の形状および検査端子11の配置が、本発明の実施の形態1と異なる。
第1に、本発明の実施の形態3の表示装置用基板であるTFTアレイ基板300の構成を説明する。図12は、本発明の実施の形態3のTFTアレイ基板300を示す上面図である。図12は、TFTアレイ基板300の概略を示した図である。
図12は、図1に対応する図である。図12において、図1と同一または相当する部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図12に示すように、TFTアレイ基板300は、走査配線2bの長さ方向の表示領域の両端部の外側に、走査配線2bの1ライン毎に、共通電極9に接続された検査端子11を有している。
また、共通電極9は、表示領域において走査配線2bの1ライン毎に独立したパターンとなっている。尚、図12では図示を省略しているが、共通電極9は、各画素電極7との重なり部に共通電極スリット部16を有している。
第2に、本発明の実施の形態3の液晶表示装置用基板の製造方法について説明する。図13は、本発明の実施の形態3のTFTアレイ基板301を示す上面図である。図13は、図12のTFTアレイ基板300が、ソース―コモン間短絡部15を有する状態に対応している。
まず、TFTアレイ基板301において、信号配線5bの信号配線端子5aと検査端子11との間の電気抵抗を測定する工程を実施する。具体的には、図13において、全検査端子G1(11)、G2(11)、・・・、Gm−1(11)、Gm(11)に同時に検査プローブを接触させて、すべての検査端子11を導通状態にする。その後、すべての検査端子11を導通状態にしたままで、検査端子11と、各信号配線端子5aに検査プローブを順次接触させて、電圧を印加して、検査端子11と各信号配線端子5aの間の電気抵抗を測定する。その結果、ソース―コモン間短絡部15を有する場合は、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdのみが、導通レベルの電気抵抗値となる。
その後、図13において、検査端子11の導通状態を解除した後、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、検査端子G1(11)、G2(11)、・・・、Gm−1(11)、Gm(11)に検査プローブを順次接触させて、電圧を印加して、電気抵抗を測定する。
次に、電気抵抗が最も小さくなる検査端子11と信号配線端子STdとの組合せから、信号配線5bと共通電極9との間の短絡部の位置を特定する工程を実施する。具体的には、図13に示す例においては、ソース―コモン間短絡欠陥のある信号配線Sdの信号配線端子STdと、各検査端子11との間の電気抵抗の値は、ソース―コモン間短絡部15を有する検査端子G3(11)のみが導通レベルの抵抗値を示す。
このことから、検査端子G3(11)と信号配線端子STdとの交点の画素にソース―コモン間短絡部15があることがわかり、欠陥部位が特定される。
この後、修復リペアされる。また、各検査端子11をすべて電気的に導通させる工程をおこない、共通電極9に共通電極電位供給端子10からの共通電極電位が供給されるようにする。その後、各部材と組み合わされて液晶表示パネル、さらに各部材と組み合わされて液晶表示装置となる。
本発明の実施の形態3の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、共通電極9は、表示領域において走査配線2bの1ライン毎に独立して形成されているので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
本発明の実施の形態3の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置では、共通電極9は、表示領域において走査配線2bの1ライン毎に独立して形成されているので、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、本発明の実施の形態1および本発明の実施の形態2の表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置にくらべて、共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を、より正確に特定することができる。
本発明の実施の形態3において、共通電極9は、表示領域において走査配線2bの1ライン毎に独立して形成されている例を示したが、走査配線2bの複数ライン毎に独立して形成してもよく、共通電極9と信号配線5bとの短絡位置は、複数ライン毎での特定とはなるが、検査時間が短縮される。例えば、共通電極9を走査配線2bの2、4、6、8および10ライン毎に独立して形成すれば、検査時間が短縮され、より好適である。
本発明の実施の形態1から3における表示装置用基板、表示パネルおよび表示装置によれば、IPS(登録商標)方式やTN方式のTFTアレイ基板にくらべて、信号配線5bが共通電極9と短絡するソース―コモン間短絡不良が発生する確率が非常に大きいFFS方式のTFTアレイ基板において、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
本発明の実施の形態1から3における表示装置用基板の製造方法によれば、IPS(登録商標)方式やTN方式のTFTアレイ基板にくらべて、信号配線5bが共通電極9と短絡するソース―コモン間短絡不良が発生する確率が非常に大きいFFS方式のTFTアレイ基板において、共通電極9と信号配線5bとの短絡が発生した場合でも、簡易な構造で共通電極9と信号配線5bとの短絡位置を特定することができる。
本発明の実施の形態1から3における説明では、共通電極電位供給端子10を1つまたは、2つの例で説明したが、共通電極9に安定した共通電極電位を供給するために3つ以上設けてもよい。
本発明の実施の形態1から3における説明では、各検査端子11の電気抵抗の測定の順番は1つずつ順番に測定する例を示したが、この限りではなく、各検査端子毎の電気抵抗が計測できるようになっていれば、全端子、または、ある程度のブロック毎に検査プローブを同時に接触させて、電圧を印加して、電気抵抗を測定してもよく、検査時間が短縮できて、より好適である。
本発明の実施の形態1から3における説明では、各検査端子11の電気抵抗の測定は全端子を測定する例を示したが、この限りではなく、例えば、まず、測定端子の間隔を間引いて測定することにより、それらの電気抵抗の測定結果から、短絡位置は、電気抵抗の小さい値の測定端子近傍であることが推測できるので、再度、その検査端子11の周囲の検査端子11の電気抵抗の測定をして、これを繰り返して短絡位置を追い込むように測定してもよく、検査時間が短縮できて、より好適である。
本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
100、101、200、201、300、301 TFTアレイ基板
1 ガラス基板
2a 走査配線端子
2b 走査配線
2c ゲート電極
3 ゲート絶縁膜
4a a-Si(i)層
4b a-Si(n)層
5a 信号配線端子
5b 信号配線
5c ソース電極
6 ドレイン電極
7 画素電極
8 層間絶縁膜
9 共通電極
10 共通電極電位供給端子
11 検査端子
11a 検査端子下層電極
11b 検査端子上層電極
12 コンタクトホール
13 TFT
14 異物
15 ソース―コモン間短絡部
16 共通電極スリット部
Sd 欠陥のある信号配線
STd 欠陥のある信号配線の信号配線端子

Claims (6)

  1. 透明な絶縁性の基板の上に形成された、
    マトリクス状に配設された複数の走査配線および信号配線と、
    前記走査配線および前記信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記走査配線に接続された、前記薄膜トランジスタのゲート電極と、
    前記信号配線に接続された、前記薄膜トランジスタのソース電極と、
    前記薄膜トランジスタのドレイン電極と、
    前記ドレイン電極に接続された画素電極と、
    層間絶縁膜を間に挟んで前記画素電極と対向し、前記画素電極との間でフリンジ電界を発生させる共通電極と、
    前記共通電極に接続され、前記共通電極に共通電極電位を供給する共通電極電位供給端子と、を有する表示装置用基板であって、
    前記走査配線の長さ方向の前記画素電極が形成されている表示領域の両端部の外側に、
    前記走査配線1ライン毎に、記共通電極に接続された検査端子を有することを特徴とする表示装置用基板。
  2. 前記共通電極は、前記信号配線の長さ方向の前記表示領域の部の外側に、前記信号配線1ライン毎に、記共通電極に接続された前記検査端子を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置用基板。
  3. 透明な絶縁性の基板の上に形成された、
    マトリクス状に配設された複数の走査配線および信号配線と、
    前記走査配線および前記信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記走査配線に接続された、前記薄膜トランジスタのゲート電極と、
    前記信号配線に接続された、前記薄膜トランジスタのソース電極と、
    前記薄膜トランジスタのドレイン電極と、
    前記ドレイン電極に接続された画素電極と、
    層間絶縁膜を間に挟んで前記画素電極と対向し、前記画素電極との間でフリンジ電界を発生させる共通電極と、
    前記共通電極に接続され、前記共通電極に共通電極電位を供給する共通電極電位供給端子と、を有する表示装置用基板であって、
    前記走査配線の長さ方向の前記画素電極が形成されている表示領域の両端部の外側に、前記共通電極に接続された検査端子を有し、
    前記共通電極は、前記走査配線の長さ方向の前記表示領域の一方の端部および、他方の端部において、前記走査配線1ライン毎に交互に折り返して連続したパターンであることを特徴とする示装置用基板。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の表示装置用基板を備えた表示パネル
  5. 請求項4に記載の表示パネルを備えた表示装置
  6. 透明な絶縁性の基板の上に形成された、
    マトリクス状に配設された複数の走査配線および信号配線と、
    前記走査配線および前記信号配線の交差部に設けられた薄膜トランジスタと、
    前記走査配線に接続された、前記薄膜トランジスタのゲート電極と、
    前記信号配線に接続された、前記薄膜トランジスタのソース電極と、
    前記薄膜トランジスタのドレイン電極と、
    前記ドレイン電極に接続された画素電極と、
    層間絶縁膜を間に挟んで前記画素電極と対向し、前記画素電極との間でフリンジ電界を発生させる共通電極と、
    前記共通電極に接続され、前記共通電極に共通電極電位を供給する共通電極電位供給端子と、を有し、
    前記走査配線の長さ方向の前記画素電極が形成されている表示領域の両端部の外側に、前記走査配線1ライン毎に、前記共通電極に接続された検査端子を有する表示装置用基板の製造方法であって、
    前記信号配線の信号配線端子と前記検査端子との間の電気抵抗を測定する工程と、
    前記電気抵抗が最も小さくなる前記検査端子と前記信号配線端子との組合せから、前記信号配線と前記共通電極との間の短絡部の位置を特定する工程と、を含むことを特徴とする表示装置用基板の製造方法
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