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JP6725973B2 - 紐状食品包装用トレー - Google Patents
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JP6725973B2 - 紐状食品包装用トレー - Google Patents

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Description

本発明は、佃煮昆布や明太子のような食品を包装するためのトレーに関し、特に合成樹脂シートを熱成形して得られる紐状食品包装用トレーに関するものである。
佃煮昆布や明太子のような食品は、一度に大量に食されるものではないから、文字通り「小分け」して販売されているのが実情である。また、このような佃煮昆布や明太子のような食品を販売するにあたっては、合成樹脂シートを熱成形して得られ、衛生的で安価に提供されている食品包装用トレーが一般的に採用されている。
一方で、このような合成樹脂シートを熱成形して得られるトレーで、一度に大量に食されるものではない佃煮昆布や明太子のような食品を販売するにあたっては、運搬時や陳列時の振動等で、中身の食品がトレーの中で偏っては見栄えが悪いから、このトレーに対して食品がズレないようにする工夫が必要である。このような工夫をしたものとして、例えば特許文献1にて提案されているような「食品包装用容器、及び、容器製造方法」がある。
この特許文献1にて提案されている食品包装用容器は、「熱可塑性樹脂シートがトレー形状に熱成形されてなる食品包装用容器において、麺やせん切り野菜等の紐状の食品を収容させた際の見栄えの低下を抑制させること」を目的としてなされたもので、図5に示すように、「熱可塑性樹脂シートがトレー形状に熱成形されてなり、紐状の食品を収容させるための食品包装用容器であって、前記食品が載置される容器底面部には、前記食品の横滑りを防止するための突起が形成されていることを特徴とする」ものである。
ところで、このような「麺やせん切り野菜等の紐状の食品」を収納するトレーの場合、これらの食品は、箸やフォーク(以下ではこれらを纏めてカトラリーという)で取り出そうとした場合、トレー自体は一般的に浅いものであるからカトラリーの先端がトレー外にはみ出しやすく、これに伴って佃煮昆布のような紐状食品がトレー外に零れ出してしまって、なかなか取り出せなくなるということが多く発生する。
そこで、出願人は、特許文献2によって、カトラリーを使用する場合の食品の零れ出しを防止できるようにした「案内部を有する容器」を提案したのである。
特開2012−201394号公報 、要約、代表図 特許第5342196号 掲載公報、図2A
この特許文献2にて提案した「案内部を有する容器」は、図6にも示すように、「この容器10の底壁11に、互いに平行な複数の波状リブ11aと、これらの各波状リブ11aの側部にて、当該波状リブ11a上を移動するカトラリー30の先端を案内する複数の長尺な案内部17とを形成するとともに、これらの各案内部17が波状リブ11aの平行方向に沿った面を有するものとした」ものであるが、「案内部17」は、「波状リブ11a上を移動するカトラリー30の先端を案内する複数の長尺なもの」である。
このため、特許文献2の「案内部17」は、カトラリーの先端をトレー内の思う場所で簡単に止めることができないものとなっている。つまり、カトラリーで食品を掬おうとするとき、その先端は思い余ってトレーの外側に飛び出そうとし、これに伴って、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品がトレー外に零れ出してしまうことが十分あり得る。
そこで、本発明者等は、
(1)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を、運搬時や展示時の振動によって容易にはズレないようにできること
(2)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を箸等のカトラリーを使用して取り出す際に、食品がトレー外に零れ出してしまわないようにすべく、カトラリーの案内と停止位置の決定が行えるようにすること
が可能なトレーとするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
すなわち、本発明の目的とするところは、食品のズレ防止が行えて、カトラリーの案内と停止が簡単に行えるようにすることのできる紐状食品包装用トレーを提供することにある。
以上の課題を解決するために、まず、本発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「紐状食品を包装するためのトレー10であって、
このトレー10の底面11に、直線状の凸リブ12を、互いに交差し、かつ、離隔した状態で複数形成し、
底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成し、
各凸リブ12は、頂面の左右に収納された食品が入り得る隙間が存在する扁平な半円柱形状であることを特徴とする紐状食品包装用トレー10」
である。
この本発明に係る紐状食品包装用トレー10では、その底面11に、直線状の凸リブ12を、互いに交差し、かつ、離隔した状態で複数形成したものであるが、これらの凸リブ12が次のような機能を発揮するのである。
まず、各凸リブ12は、文字通り底面11から上方に突出したものであるから、当該紐状食品包装用トレー10内に麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を収納すると、これらの食品は各凸リブ12によって浮かせられた状態となり、各食品全体が底面
11上にベッタリとくっついた状態にはならない。つまり、収納された食品は、各凸リブ12上にフンワリと乗せられた状態となって形崩れしにくくなっており、かつ、底面11からの突起物である各凸リブ12と収納した食品との間には十分な抵抗が発生するから、運搬時や展示時の振動によって容易にはズレないことになる。
以上のことから、当該紐状食品包装用トレー10は、各凸リブ12の存在によって、
(1)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を、運搬時や展示時の振動によって容易にはズレないようにできる
ものとなっているのである。
また、この紐状食品包装用トレー10においては、上述したように、収納された食品と、各凸リブ12との間には空間が確保されていて、カトラリー20の挿入を良好に行える、換言すれば良好な「箸通り」ができる状態になっているのである。例えば、図1の(b)中に示したカトラリー20の内、図示下側のカトラリー20(箸の片方)におけるように、1つの凸リブ12の側面に沿って案内されることになる。この凸リブ12と収納された食品との間には、箸通りを十分にする空間が存在しているからである。
そして、この紐状食品包装用トレー10における各凸リブ12については、図1の(a)または図4に示すように、一つ一つが直線状かつ断続的に形成されていて、互いに交差し離隔した状態で複数形成してあるから、例えば、図1の(b)中に示したカトラリー20の内、図示上側のカトラリー20(箸のもう一方)におけるように、図示下側のカトラリー20(箸の片方)を案内していた凸リブ12と交差する凸リブ12に当接する、つまり箸の停止が行われることになる。
以上のことから、当該紐状食品包装用トレー10は、互いに交差し離隔した状態で複数形成した各凸リブ12の存在によって、
(2)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を箸等のカトラリーを使用して取り出す際に、食品がトレー外に零れ出してしまわないようにすべく、カトラリーの案内と停止位置の決定が行える
ものとなっているのである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の採った手段は、実施例中で使用する符号を付して説明すると、
「紐状食品を包装するためのトレー10であって、
このトレー10の底面11に、複数の直線状の凸リブ12を離隔状態で形成するにあたって、底面11の中心から放射状に延びる凸リブ12と、これら放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12とを配置し、
底面11の中心を、その周囲に位置する放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成し、
放射状に延びる凸リブ12の延長線上に、中央載置部11aを形成する放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12が配置されていることを特徴とする紐状食品包装用トレー10」
である。
この請求項1に係る紐状食品包装用トレー10は、その構成の大部分を上記本発明のそれと共通にするものではあるが、各凸リブ12については、底面11の中心から放射状に延びる凸リブ12と、これら放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12との2種類とするようにしたことが、本発明の紐状食品包装用トレー10とは異なっている点である。従って、この請求項1に係る紐状食品包装用トレー10は、図4に示すものを対象としていて、本発明の凸リブ12態様を全体的に45度回転させた状態を呈している。
この請求項1の後述する実施例に係る紐状食品包装用トレー10では、図4に示すように、底面11の中心から放射状に延びる複数の凸リブ12は、底面11の周囲に形成してあり、これら放射状に伸びる凸リブ12に交差する凸リブ12は、底面11の中心寄りに形成してある。これらの凸リブ12は、上記本発明の紐状食品包装用トレー10におけるのと同様、収納した食品のズレ防止が行えることは勿論、各凸リブ12による箸通り(カトラリー20の通り)を良好にするとともに、その底面11上での停止も行えるのである。
また、図4に示す実施例の場合には、例えば佃煮昆布のような紐状食品を対象としたときに、カトラリー20を使用した収納時の均しや、取り出しを良好に行える。まず、食品の収納は、底面11の中心寄りに形成した各凸リブ12によって囲まれた中央部分に纏めて置かれるが、これらの凸リブ12はその纏め収納位置を明示するものとなっている。その後に、底面11の中央部に置かれた食品をカトラリー20等を使用して底面11全面に散らして均すのであるが、このときに、底面11の中心から放射状に延びる複数の凸リブ12がカトラリー20の案内役を果たし、食品は、外に漏れ出ることなく底面11上にきれいに分散できることになる。逆に、均された食品をカトラリー20によって取り出す場合には、各凸リブ12がカトラリー20の案内役と、底面11上での停止役を果たすのであるから、食品を底面11から漏れ出すことなく取り出せるのである。
特に、図4に示す実施例の紐状食品包装用トレー10において、佃煮昆布のような紐状食品を取り出すときに、底面11の中心近傍に位置する各凸リブ12によって囲まれている食品の場合にはこれらの凸リブ12がストッパの役目を果たすし、周囲に位置する各凸リブ12によるカトラリー20の案内機能を利用することによって、周囲の食品を底面11の中央部に容易に集めることができることになる。
逆に、各凸リブ12が図4に示す実施例の紐状食品包装用トレー10の反対形態、つまり放射状になっている凸リブ12が中心部にあり、これらの凸リブ12の外側にこれらと交差する凸リブ12を形成した場合には、放射状の各凸リブ12が、食品の周囲の散らしや、周囲の食品の集めを、その案内機能によって、食品の漏れ出しを防止しながら行えることになる。一方で、放射状になっている各凸リブ12に交差する凸リブ12は、底面11上の周囲に位置することになるが、この場合も、周囲に位置している各凸リブ12が、食品の漏れ出しやカトラリー20の飛び出しを防止することになることは言うまでもない。
以上のことから、この請求項1に係る紐状食品包装用トレー10も、
(1)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を、運搬時や展示時の振動によって容易にはズレないようにできる
(2)底の浅いトレーに収納した、麺やせん切り野菜、あるいは佃煮昆布のような紐状食品を箸等のカトラリーを使用して取り出す際に、食品がトレー外に零れ出してしまわないようにすべく、カトラリーの案内と停止位置の決定が行える
ものとなっているのである。
また、上記課題を解決するために、本発明又は請求項1に係る発明の採った手段は、上記紐状食品包装用トレー10について、
「底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成したこと」
である。
この本発明又は請求項1に係る紐状食品包装用トレー10は、図4に示すものを示すもので、底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成したから、この中央載置部11aに佃煮昆布のような紐状食品を載置してここから周囲に散らしたり、あるいは、この中央載置部11aに少なくなった食品を集めたりする作業を、食品を周囲に漏れ出させることなく行えることになる。
従って、この本発明又は請求項1に係る紐状食品包装用トレー10は、上記本発明のそれと同様な機能を発揮する他、食品の底面11上での散らしや、周囲の食品の中央載置部11aへの集めが効率的に行えるものとなっているのである。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の採った手段は、上記紐状食品包装用トレー10について、
「各凸リブ12は、上方に凸となる円弧状の頂面12aと、長軸方向の両側に位置して、頂面12aの端部に向けて窄まる方向に傾斜する側面12bとを備えたこと」
である。
この紐状食品包装用トレー10では、その各凸リブ12について、図3の(a)〜(c)に示すように、上方に凸となる円弧状の頂面12aと、長軸方向の両側に位置して、頂面12aの端部に向けて窄まる方向に傾斜する側面12bとを備えたものとしたものである。これにより、合成樹脂シートを使用した熱成形によって各凸リブ12を底面11上に形成するにあたって、その十分な寸法精度を確保することができるのであり、型抜きも容易に行えることになるのである。
また、直線状の各凸リブ12は、図3の(b)に示すように、上方に凸となる円弧状の頂面12aを有しているのであるから、この頂面12aの左右には隙間が存在する。この隙間には、当該紐状食品包装用トレー10の底面11上に収納された食品が入り得るのであり、各凸リブ12の存在によって収納容積が少なくなるのを防止している。さらに、この頂面12a上面に形成される隙間に食品が収納されたとき、当該頂面12aの頂き(一番高いところ)部分の食品の層を薄くするから、食品が収納されていても、当該凸リブ12の存在は視認できることになり、当該凸リブ12を利用したカトラリー20の案内や停止位置の確認が行える。
さらに、直線状の各凸リブ12は、図3の(a)及び(c)に示すように、頂面12aの端部に向けて窄まる方向に傾斜する側面12bを備えているから、これらの側面12bによって、各凸リブ12自体の、また当該紐状食品包装用トレー10全体の剛性を高くしている。これらの側面12bは、底面11上に食品を収納する際の、各凸リブ12の根本付近への案内を行うことができるから、食品の効率的な収納をも行えるようにするものである。
従って、この紐状食品包装用トレー10は、上記発明のそれと同様な機能を発揮する他、各凸リブ12の形状によって、当該紐状食品包装用トレー10自体の剛性を高め、食品収納時の案内をも行い、食品の効率的な収納が行えるものとなっている。
以上説明した通り、本発明においては、
「紐状食品を包装するためのトレー10であって、
このトレー10の底面11に、直線状の凸リブ12を、互いに交差し、かつ、離隔した状態で複数形成し、
底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成し、
各凸リブ12は、頂面の左右に収納された食品が入り得る隙間が存在する扁平な半円柱形状であること」
あるいは、
「紐状食品を包装するためのトレー10であって、
このトレー10の底面11に、複数の直線状の凸リブ12を離隔状態で形成するにあたって、底面11の中心から放射状に延びる凸リブ12と、これら放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12とを配置し、
底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成し、
放射状に延びる凸リブ12の延長線上に、中央載置部11aを形成する凸リブ12が配置されていること」
にその構成上の特徴があり、これにより、食品のズレ防止が行えて、カトラリー20の案内と停止が簡単に行える紐状食品包装用トレー10を提供することができるのである。
本発明の第1実施例に係る紐状食品包装用トレー10を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)中の1−1線に沿って見た断面図である。 同紐状食品包装用トレー10の各部を拡大して示すもので、(a)は図1の(a)中の2−2線に沿って見た部分拡大断面図、(b)は図1の(a)中の3−3線に沿って見た部分拡大断面図、(c)は図1の(b)中の4−4線部の部分拡大断面図である。 同紐状食品包装用トレー10において形成されている凸リブ12を示すもので、(a)は部分拡大平面図、(b)は凸リブ12を長軸方向に沿って切断したときの縦断面図、(c)は(b)の直交方向の縦断面図である。 本発明の第2実施例に係る紐状食品包装用トレー10を示すもので、(a)は平面図、(b)は右半分を側面とした断面図である。 特許文献1の技術を示す斜視図である。 特許文献2の技術を示す平面図である。
次に、上記各請求項に係る発明を、図面に示す実施の形態である紐状食品包装用トレー10について説明するが、この実施形態の紐状食品包装用トレー10には、図1〜図3に示した第1実施例と、図4に示した第2実施例とがあるので、以下、各実施例順に説明することとする。
(第1実施例)
図1〜図3には、本発明の第1実施例に係る紐状食品包装用トレー10が示してあるが、この紐状食品包装用トレー10では、その底面11から立ち上がる側壁の上端にフランジ13が形成してあり、このフランジ13には、収納した食品の保護を行うシールが熱溶着される。また、この紐状食品包装用トレー10は、図1の(a)に示したように、平面形状を略正方形となるようにしているが、これに限るものではない。
また、この第1実施例に係る紐状食品包装用トレー10は、後述する第2実施例に係る紐状食品包装用トレー10もそうであるが、合成樹脂シートを熱成形(シート成形)することにより、大量にかつ安価に製造されるものである。なお、この紐状食品包装用トレー10には、通常のブロッキング防止突起が形成されており、後述する凸リブ12以外のリブも多数形成したものである。
そして、この第1実施例に係る紐状食品包装用トレー10においては、図1の(a)に示したように、複数の直線状の凸リブ12が、互いに離隔しながら交差状態となるように形成してある。各凸リブ12は、直線状であることを除けば、その幅や長さには制限を受けないものである。そして、これら各凸リブ12は、図3の(a)〜(c)に示したように、上方に凸となる円弧状の頂面12aと、長軸方向の両側に位置して、頂面12aの端部に向けて窄まる方向に傾斜する側面12bとを備えたものとしてあるが、薄く切り取ったかまぼこのような扁平な半円柱形状でもよい。
これら各凸リブ12は、当該紐状食品包装用トレー10の底面11上に収納した食品のズレ防止と、図1の(b)に示したように、箸等のカトラリー20の案内及び停止位置決定を行うものであり、これらの機能を十分発生させることができるように配置してある。すなわち、この第1実施例における各凸リブ12は、図1の(a)に示したように、当該トレー10の底面11に、直線状の凸リブ12を、互いに交差し、かつ、離隔した状態で複数形成したのである。
また、この第1実施例に係る紐状食品包装用トレー10では、図1の(a)に示したように、底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成したものである。この中央載置部11aには、食品を纏めて収
納してから周囲に散らすことにより、食品の当該紐状食品包装用トレー10への収納が行われるものであり、その際の食品の紐状食品包装用トレー10外への漏れ出しを、当該中央載置部11aの周囲にある凸リブ12によって防止するようにしている。
(第2実施例)
図4には、本発明の第2実施例である紐状食品包装用トレー10が示してあるが、この紐状食品包装用トレー10における上記第1実施例のそれとの根本的な違いは、複数の直線状の凸リブ12を離隔状態で形成するにあたって、底面11の中心から放射状に延びる凸リブ12を存在させたことであり、これら放射状に延びる凸リブ12に交差する凸リブ12とを配置するようにしたことである。また、この第2実施例に係る紐状食品包装用トレー10でも、底面11の中心を、その周囲に位置する凸リブ12の複数で囲むことにより、底面11に中央載置部11aを形成したことは、上記第1実施例と共通する。
この第2実施例に係る紐状食品包装用トレー10では、図4に示したように、底面11の中心から放射状に延びる複数の凸リブ12は、底面11の周囲に形成してあり、これら放射状に伸びる凸リブ12に交差する凸リブ12は、底面11の中心寄りに形成してある。これらの凸リブ12は、収納した食品のズレ防止を行い、各凸リブ12による箸通り(カトラリー20の通り)を良好にし、その底面11上での停止も行えることは勿論である。また、図4に示した第2実施例の場合には、例えば佃煮昆布のような紐状食品を対象としたときに、カトラリー20を使用した収納時の均しや、取り出しを良好に行える。
特に、図4に示した第2実施例の紐状食品包装用トレー10において、佃煮昆布のような紐状食品を取り出すときに、底面11の中心近傍に位置する各凸リブ12によって囲まれている食品の場合にはこれらの凸リブ12がストッパの役目を果たすし、周囲に位置する各凸リブ12によるカトラリー20の案内機能を利用することによって、周囲の食品を底面11の中央部に容易に集めることができることになる。
逆に、各凸リブ12が図4に示す実施例の紐状食品包装用トレー10の反対形態、つまり放射状になっている凸リブ12が中心部にあり、これらの凸リブ12の外側にこれらと交差する凸リブ12を形成した場合には、放射状の各凸リブ12が、食品の周囲の散らしや、周囲の食品の集めを、その案内機能によって、食品の漏れ出しを防止しながら行えることになる。一方で、放射状になっている各凸リブ12に交差する凸リブ12は、底面11上の周囲に位置することになるが、この場合も、周囲に位置している各凸リブ12が、食品の漏れ出しやカトラリー20の飛び出しを防止することになることは言うまでもない。
10 紐状食品包装用トレー
11 底面
11a 中央載置部
12 凸リブ
12a 頂面
12b 側面
13 フランジ
20 カトラリー

Claims (1)

  1. 紐状食品を包装するためのトレーであって、
    このトレーの底面に、複数の直線状の凸リブを離隔状態で形成するにあたって、前記底面の中心から放射状に延びる前記凸リブと、これら放射状に延びる凸リブに交差する凸リブとを配置し、
    前記底面の中心を、その周囲に位置する前記放射状に延びる凸リブに交差する凸リブの複数で囲むことにより、前記底面に中央載置部を形成し、
    前記放射状に延びる凸リブの延長線上に、前記中央載置部を形成する前記放射状に延びる凸リブに交差する凸リブが配置されていることを特徴とする紐状食品包装用トレー。

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