JP7630911B2 - 包装用容器の蓋体及び包装用容器 - Google Patents
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Description
なお、同図において、複数個存在する同一の部位については、一つの部位のみに付番し、重複する部位については省略することがある。説明の便宜上、所定の部位や引き出し線を破線や想像線(二点鎖線)で示す。
図1に示すように、本包装用容器Cは、平面視で略長方形状かつ箱型ドーム状の蓋体C1と、平面視で蓋体C1と同形状かつ蓋体C1で覆う容器本体C2とを備えている。
なお、蓋体C1及び容器本体C2の平面視の形状は、正方形・円形・楕円形でもよい。蓋体C1は、半球型ドーム状でもよい。蓋体C1及び容器本体C2のサイズは、限定しない。本包装用容器Cに収容する食品は、寿司・サラダ・弁当・惣菜等であり、限定しない。
図1に示すように、蓋体C1は、天面部1と、天面部1の周端縁から連続で下向きに垂下している側壁段差部2を含み、側壁段差部2の下端縁から連続で下向きに拡がって傾斜している側壁部3と、側壁部3の下端縁から連続で上向きに傾斜しているフランジ段差部4と、フランジ段差部4の上端縁から連続で外向きに延出している平面状のフランジ部5と、フランジ部5の外周端縁から連続で下側に垂下している嵌合壁部6とを備えている。
なお、天面部1・側壁段差部2・側壁部3・フランジ段差部4・フランジ部5の平面視での形状は、蓋体C1と同等でも、正方形・円形・楕円形等でもよく、それぞれ異なっていてもよい。天面部1・側壁段差部2・側壁部3・フランジ段差部4・フランジ部5のサイズや寸法は、限定しない。
図1に示すように、容器本体C2は、食品を載置する付番しない底部と、上記底部を容器を置く什器などの接地面より高くするために上記底部の周端縁の角部分に該当する位置から連続して下向きに設けられた凹状の付番しない脚部と、上記底部の周端縁及び上記脚部の外周端縁から外向きに連続して延出している付番しない本体フランジ部と、蓋体C1と嵌合するために本体フランジ部の周端縁に設けられた付番しない嵌合部とを備えている。
図2に示すように、天面部1は、長手辺部11と、短手辺部12と、長手辺部11及び短手辺部12と連続している天面角部13とを有する。
なお、長手辺部11及び短手辺部12は、直線状でも曲線状でもよい。天面角部13の角度は、長手辺部11及び短手辺部12に対して45°傾いていても、それ以外の角度で傾いていてもよい。
図2に示すように、側壁段差部2は、別の包装用容器の容器本体を蓋体C1上に載置するときに、上記容器本体の脚部の内側に納まる部位であり、第1側壁段差部に該当する長手側壁段差部21と、第2側壁段差部に該当する短手側壁段差部22と、長手側壁段差部21と短手側壁段差部22とで形成された周方向に点在する角部分に該当する位置に傾斜状に形成された平面状の隅切り部23とを有する。側壁段差部2の上端縁は、天面部1の周端縁に該当する。
なお、側壁段差部2の高さは、限定しない。長手側壁段差部21及び短手側壁段差部22は、平面状でも湾曲状でもよい。
図2に示すように、側壁部3は、第1側壁部に該当する平面状の長手側壁部31と、第2側壁部に該当する短手側壁部32と、長手側壁部31と短手側壁部32とで形成された角部分に該当する位置に長手側壁部31及び短手側壁部32より外側に突出かつ緩やかに傾斜している凸状の突出部33を有する。側壁部3の上端縁は、側壁段差部2の上端縁に該当する。
なお、側壁部3は、垂直に対して5°~30°傾斜していればよく、7~25°傾斜していればさらに好ましく、10~25°傾斜していればより好ましい。長手側壁部31及び短手側壁部32は、平面状でも湾曲状でもよい。
図1に示すように、フランジ段差部4は、側壁部3とフランジ部5との間に所定の高さ及び幅の溝部分を形成するものであり、側壁部3の下端縁から上向きに傾斜している。
この構成によれば、フランジ段差部4と嵌合壁部6とが容器本体C2の本体フランジ部を挟むため、容器本体C2に対する蓋体C1の嵌合力を高めることができる。
図1に示すように、フランジ部5は、蓋体C1を容器本体C2に装着したときに、本体フランジ部と面する部位である。
図2に示すように、フランジ部5は、フランジ段差部4との境界でもあるフランジ内周端縁51と、嵌合壁部6との境界でもあるフランジ外周端縁52とを有する。
図3に示すように、隅切り部23は、平面視で天面角部13の周端縁の一部である隅切り上端部23aと、長手側壁段差部21及び短手側壁段差部22との境界部分であり下方向に傾斜している直線状の隅切り側部23bと、隅切り側部23bの各々が連続して円弧状に形成された隅切り下端部23cとを有する。換言すれば、隅切り部23は、隅切り上端部23aと、隅切り側部23bと、隅切り下端部23cとで略半円形状かつ平面状に形成されている。隅切り上端部23aから隅切り下端部23cまでの端面形状は、直線状である。
この構成によれば、天面角部13から伝わってきた外力が、隅切り上端部23aから隅切り側部23bを経由して隅切り下端部23cに集約されやすくなることが期待できる。
なお、隅切り側部23bは、湾曲状でもよい。隅切り下端部23cは、直線状でもよい。
図3に示すように、突出部33は、長手側壁部31及び短手側壁部32との境界部分であり下向きに傾斜している直線状の突出第1境界部33aと、突出第1境界部33aから連続して外向きに平面状に形成された正面視で三角形状の突出側部33bと、突出側部33bの各々との境界部分であり突出第1境界部33aより緩やかに下向きに傾斜している直線状の突出第2境界部33cと、突出第2境界部33cの各々から連続して外向きにアーチ状に形成された正面視で長方形状の突出前部33dと、突出前部33dの一部であるアーチ状の上端部分で形成された突出上端部33eと、突出側部33bの一部である直線状の下端部分及び突出前部33dの一部であるアーチ状の下端部分である突出前下端部33faで形成された突出下端部33fとを有する。突出上端部33eは、側壁部3の上端縁と下端縁との間に位置し、詳細には側壁段差部2の下端縁に位置し、突出下端部33fは、フランジ部5に位置している。突出上端部33eから突出下端部33fまでの端面形状は、直線状である。換言すれば、突出部33の正面視は、突出上端部33eから突出下端部33fに渡り、突出第1境界部33a、突出側部33b、突出第2境界部33c、及び突出前部33dが連続して、突出下端部33fに近づくほど長手側壁部31及び短手側壁部32より外方向に張り出している。また、突出前部33dの幅に特に制限はないが、7.0~13.0mmであればよく、9.0~11.0mmであればより好ましく、また、7.0~15.0mmであってもよいし、8.0~14.0mmであってもよいし、9.0~14.0mmであってもよい。突出前下端部33faの曲率半径は、6.5~10mmでもよく、好ましくは7.5mm~9mmであり、より好ましくは7.5mm~8.5mmであり、突出上端部33eの曲率半径より大きいことから、突出部33は末広がり状に形成されている。
この構成によれば、隅切り下端部23cから伝わってきた外力が、突出上端部33eから突出側部33b及び突出前部33dを経由して突出下端部33fに伝わりやすくなることが期待できる。詳細には、突出前下端部33faがフランジ部5の平坦部分に張り出していることにより、閉蓋の際に天面部1に加わる力がダイレクトにフランジ部5の四隅に伝わり、上記四隅の直下に位置する嵌合壁部6による嵌合がスムーズに行われる効果を期待できる。
図4に示すように、隅切り部23の隅切り下端部23cと突出部33の突出上端部33eとは、略面一状に連続している。天面部1に対する隅切り部23の傾斜角と突出部33の傾斜角とは、略同等で、垂直に対して30~50°である。
なお、略面一状に連続している部分は、点状でも所定の幅を有する線状でもよい。換言すれば、略面一状に連続している部分を除く隅切り下端部23cと突出上端部33eとの境界部分は、段差状でもよい。
この構成によれば、隅切り下端部23cから伝わってきた外力が、突出上端部33eにより伝わりやすくなることが期待できる。
図3に示すように、突出下端部33fの突出前下端部33faは、フランジ段差部4を超えて、フランジ部5のフランジ内周端縁51より外側に位置している。
なお、突出前下端部33faの頂点がフランジ外周端縁52に達していても、換言すれば、突出前下端部33faの頂点とフランジ外周端縁52との距離がゼロでも、突出前下端部33faが頂点を除いてフランジ部5の平坦部分に張り出している部分を有する形状(例えば、アーチ状)であれば、天面部1に加わる力がフランジ部5の四隅に伝わらないことはないが、フランジ内周端縁51からフランジ外周端縁52までの距離と突出前下端部33faの頂点からフランジ外周端縁52までの距離との比率は、10:1~10:9でもよく、好ましくは5:1~5:4であり、より好ましくは3:1~3:2であり、上記比率が10:1より小さくても10:9より大きくても突出前下端部33faに伝わった外力が嵌合壁部6に伝わりにくくなるおそれがある。突出前下端部33faの頂点からフランジ外周端縁52までの距離は特に制限はないが、1.5~5mmでもよく、好ましくは2.0~3.5mmである。1.5mmより小さいと蓋を閉めた際に突出前下端部33faの頂点が浮いてフランジ部との間に隙間が発生してしまいデザイン性を損なってしまう。また、5mmを超えると外力が伝わりにくくなるおそれがある。
図1に示すように、嵌合壁部6は、容器本体C2のフランジ部に対して外嵌合するものである。
図2に示すように、嵌合壁部6は、長手嵌合壁部61と、短手嵌合壁部62と、長手嵌合壁部61及び短手嵌合壁部62とで形成された周方向に点在する角部分に該当する位置に隅切られた隅切り嵌合壁部63とを有する。
図3に示すように、長手嵌合壁部61、短手嵌合壁部62、及び隅切り嵌合壁部63は、突出下端部33fに近接する位置に、それぞれ幅広な嵌合部61a・62a・63aを有する。換言すれば、嵌合部61a・62a・63aは、突出下端部33fを囲むように嵌合壁部6に面状に設けられている。嵌合部61a・62aの幅は、突出下端部33fの幅より広く、嵌合部63aの幅は、少なくとも突出前下端部33faの幅より広い。
なお、嵌合部61a、62a、及び63aの幅は、それぞれ同じでも異なっていてもよく、特に制限はないが10~28mmであれば好ましく、18~25mmであればより好ましい。また、長手嵌合壁部61に形成される嵌合部61aより、短手嵌合壁部62に形成される嵌合部62aのほうが長いほうが好ましい。
この構成によれば、突出下端部33fの形状に沿うように設けられた嵌合部61a・62a・63aに外力が伝わりやすいため、容器本体に嵌合しやすくなることが期待できる。
C2 容器本体
1 天面部
2 側壁段差部
23 隅切り部
23a 隅切り上端部
23b 隅切り上端部
23c 隅切り下端部
3、300 側壁部
31、310 第1側壁部(長手側壁部)
32、320 第2側壁部(短手側壁部)
33、330 突出部
33a 突出第1境界部
33b 突出側部
33c 突出第2境界部
33d 突出前部
33e、330e 突出上端部
33f 突出下端部
33fa、330fa 突出前下端部
4 フランジ段差部
5 フランジ部
6 嵌合壁部
61a、62a、63a 嵌合部
Claims (4)
- 天面部と、当該天面部の周端縁より下側に拡がって傾斜しており角部分を有する側壁部と、当該側壁部の下端縁より外側に延出しているフランジ部と、当該フランジ部の外周端縁より下側に垂下している嵌合壁部とを備え、
前記側壁部は、前記角部分に隣接する第1側壁部及び第2側壁部より外側に突出かつ緩やかに傾斜している凸状の突出部を有し、
前記突出部の上端部は前記側壁部の上端縁と下端縁との間に位置し、当該突出部の下端部は前記フランジ部の内周端縁より外側に位置し、
前記突出部の上端部から下端部までの端面形状は、直線状であり、
前記嵌合壁部は、前記突出部の下端部に隣接する前記フランジ部の外周端縁の略真下方向に嵌合部を有し、
前記天面部の周端縁から下向きに垂下しており周方向に点在する角部分を有する側壁段差部をさらに備え、
前記側壁部は、前記側壁段差部の下端縁から下向きに拡がって傾斜しており、
前記側壁段差部は、前記角部分に傾斜している隅切り部を有し、
前記隅切り部と前記突出部との傾斜角は、略同等で、
前記隅切り部の下端部と前記突出部の上端部とは、略面一状に連続している
ことを特徴とする包装用容器の蓋体。
- 天面部と、当該天面部の周端縁より下側に拡がって傾斜しており角部分を有する側壁部と、当該側壁部の下端縁より外側に延出しているフランジ部と、当該フランジ部の外周端縁より下側に垂下している嵌合壁部とを備え、
前記側壁部は、前記角部分に隣接する第1側壁部及び第2側壁部より外側に突出かつ緩やかに傾斜している凸状の突出部を有し、
前記突出部の上端部は前記側壁部の上端縁と下端縁との間に位置し、当該突出部の下端部は前記フランジ部の内周端縁より外側に位置し、
前記突出部の上端部から下端部までの端面形状は、直線状であり、
前記嵌合壁部は、前記突出部の下端部に隣接する前記フランジ部の外周端縁の略真下方向に嵌合部を有し、
前記突出部の下端部を形成するアーチ状の下端部分である突出前下端部の曲率半径は4~7mmである
ことを特徴とする包装用容器の蓋体。
- 前記側壁部の下端縁から上向きに傾斜しているフランジ段差部をさらに備え、
前記フランジ部が、前記フランジ段差部の上端縁から外向きに延出しており、
前記突出部の下端部が、前記フランジ段差部を超えて前記フランジ部の内周端縁より外側に位置している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の包装用容器の蓋体。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の包装用容器の蓋体と、当該蓋体の嵌合部と外嵌合する容器本体とを備えた
ことを特徴とする包装用容器。
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