本発明は、テトラヒドロキノリニル及び関連化合物、医薬組成物、対象におけるRORγ活性の促進及び/またはIL−17量の増大方法、ならびに該テトラヒドロキノリニル及び関連化合物の治療的使用を提供する。本発明の実施において、別段の指示がない限り、有機化学、薬理学、分子生物学(組み換え技術等)、細胞生物学、生化学、及び免疫学の従来の技術を使用する。かかる技術は、“Comprehensive Organic Synthesis” (B.M. Trost & I. Fleming, eds., 1991−1992); “Handbook of experimental immunology” (D.M. Weir & C.C. Blackwell, eds.); “Current protocols in molecular biology” (F.M. Ausubel et al., eds., 1987, and periodic updates)、及び“Current protocols in immunology” (J.E. Coligan et al., eds., 1991)等の文献に説明されている。これら文献の各々は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本発明の様々な態様は以下の節で説明するが、ある1つの特定の節に記載された本発明の態様は、いかなる特定の節にも限定されない。さらに、可変要素が定義を伴わない場合、当該可変要素の前の定義が優先される。
定義
本明細書で用いられる用語は、それらの通常の意味を有し、かかる用語の意味は、それらの存在ごとに独立である。それにもかかわらず、別段の指示のある場合を除き、以下の定義を本明細書及び特許請求の範囲全体で適用する。化学名、一般名、及び化学構造は、同じ構造を説明するために区別しないで用いられ得る。化合物が化学構造及び化学名の両方の使用で言及され、かつ該構造と名前との間に不明確さが存在する場合、該構造が優位である。これらの定義は、用語がそれ自体で、または他の用語と併せて用いられているかどうかにかかわらず、別段の指示のない限り適用される。したがって、「アルキル」の定義は、「アルキル」及び「−O−アルキル」等の「アルキル」部分にも適用される。
「アルキル」という用語は、例えば、炭素原子数1〜12、1〜10、もしくは1〜6の直鎖または分岐基(本明細書ではそれぞれC1−C12アルキル、C1−C10アルキル、及びC1−C6アルキルと呼ぶ)等の飽和直鎖または分岐炭化水素を指す。例示的なアルキル基としては、限定されないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2‐メチル‐1‐プロピル、2‐メチル‐2‐プロピル、2‐メチル‐1‐ブチル、3‐メチル‐1‐ブチル、2‐メチル‐3‐ブチル、2,2‐ジメチル‐1‐プロピル、2‐メチル‐1‐ペンチル、3‐メチル‐1‐ペンチル、4‐メチル‐1‐ペンチル、2‐メチル‐2‐ペンチル、3‐メチル‐2‐ペンチル、4‐メチル‐2‐ペンチル、2,2‐ジメチル‐1‐ブチル、3,3‐ジメチル‐1‐ブチル、2‐エチル‐1‐ブチル、ブチル、イソブチル、t‐ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、へキシル、へプチル、オクチル等が挙げられる。
「アルキレン」という用語は、アルキル基のジラジカルを指す。例示的なアルキレン基としては、−CH2−、−CH2CH2−、及び−CH2C(H)(CH3)CH2−が挙げられる。
「シクロアルキル」という用語は、シクロアルカン由来の炭素数3〜12、3〜8、4〜8、もしくは4〜6の1価の飽和環式、二環式、または架橋環式(例えば、アダマンチル)炭化水素基(本明細書では、例えば、「C3−C6シクロアルキル」と呼ばれる)を指す。例示的なシクロアルキル基としては、シクロへキシル、シクロペンチル、シクロブチル、及びシクロプロピルが挙げられる。
「シクロアルキレン」という用語は、シクロアルキル基のジラジカルを指す。例示的なシクロアルキレン基としては、
が挙げられる。
「ハロアルキル」という用語は、少なくとも1つのハロゲンで置換されたアルキル基を指す。例示的なハロアルキル基としては、−CH2F、−CHF2、−CF3、−CH2CF3、−CF2CF3等が挙げられる。
「ヒドロキシアルキル」という用語は、少なくとも1つの水酸基で置換されたアルキル基を指す。例示的なヒドロキシアルキル基としては、−CH2CH2OH、−C(H)(OH)CH3、-CH2C(H)(OH)CH2CH2OH等が挙げられる。
「アラルキル」という用語は、アリール基で置換されたアルキル基を指す。例示的なアラルキル基としては、
が挙げられる。
「ヘテロアラルキル」という用語は、ヘテロアリール基で置換されたアルキル基を指す。
「アルケニル」及び「アルキニル」という用語は、当技術分野において認められており、上記のアルキルに長さ及び想定される置換が類似するが、それぞれ少なくとも1つの二重結合または三重結合を含む不飽和脂肪族基を指す。
「アリール」という用語は、当技術分野において認められており、炭素環式芳香族基を指す。代表的なアリール基としては、フェニル、ナフチル、アントラセニル等が挙げられる。別段の指示のない限り、該芳香環は、1つまたは複数の環の位置で、例えば、ハロゲン、アジド、アルキル、アラルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、ニトロ、スルフヒドリル、イミノ、アミド、カルボン酸、−C(O)アルキル、−CO2アルキル、カルボニル、カルボキシル、アルキルチオ、スルホニル、スルホンアミド(sulfonamido)、スルホンアミド(sulfonamide)、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロシクリル(heterocyclyl)、アリールもしくはヘテロアリール部分、−CF3、または−CN等で置換されてもよい。「アリール」という用語はまた、2つ以上の炭素が隣接する2つの環に共通であり(これらの環は「縮合環」である)、例えばナフチル基で、これら縮合環のすべてが芳香環である、2つ以上の炭素環を有する多環式芳香環系も含む。
「フェニレン」という用語は、ベンゼンの多価ラジカル(例えば、二価または三価ラ
ジカル)を指す。例えば、ベンゼンの二価ラジカルは、式
で示される。
「部分不飽和二環式カルボシクリル(carbocyclyl)」という用語は、環炭素原子間に少なくとも1つの炭素‐炭素二重結合を含む二環式炭素環式基を指し、該二環式炭素環式基の少なくとも1つの環は芳香族ではない。部分不飽和二環式カルボシクリルの代表例としては、例えば、
が挙げられる。
「ヘテロアリール」という用語は、当技術分野において認められており、少なくとも1つの環ヘテロ原子を含む芳香族基を指す。場合によっては、ヘテロアリール基は、1、2、3、または4つの環ヘテロ原子(例えば、O、N、及びS)を含む。ヘテロアリール基の代表例としては、ピロリル、フラニル、チオフェニル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、トリアゾリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリダジニル及びピリミジニル等が挙げられる。別段の指示のない限り、該ヘテロアリール環は、1つまたは複数の環の位置で、例えば、ハロゲン、アジド、アルキル、アラルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、ニトロ、スルフヒドリル、イミノ、アミド、カルボン酸、−C(O)アルキル、−CO2アルキル、カルボニル、カルボキシル、アルキルチオ、スルホニル、スルホンアミド(sulfonamido)、スルホンアミド(sulfonamide)、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロシクリル(heterocyclyl)、アリールもしくはヘテロアリール部分、−CF3、または−CN等で置換されてもよい。「ヘテロアリール」という用語はまた、2つ以上の環原子が隣接する2つの環に共通であり(これらの環は「縮合環」である)、例えばナフチリジニル基で、これら縮合環のすべてがヘテロ芳香族である、2つ以上の環を有する多環式芳香環系も含む。特定の実施形態では、該ヘテロアリールは、5〜6員の単環または9〜10員の二環である。
「ヘテロアリーレン」という用語は、少なくとも1つの環ヘテロ原子を含む多価(例えば、二価または三価)芳香族基を指す。例示的な「ヘテロアリーレン」は、ピリジンの多価ラジカルであるピリジニレンである。例えば、ピリジンの二価ラジカルは、式
で表される。特定の実施形態では、該「ヘテロアリーレン」は1、2、または3つの環ヘテロ原子(例えば、O、N、またはS)を含む二価の5〜6員のヘテロ芳香族基である。
オルト、メタ、パラという用語は、当技術分野において認められており、それぞれ、1,2‐、1,3‐、及び1,4‐二置換ベンゼン類を指す。例えば、1,2‐ジメチルベンゼン及びオルトジメチルベンゼンという名称は同義である。
本明細書で用いられる「ヘテロ環式」及び「ヘテロシクリル」という用語は、例えば、1つまたは複数のヘテロ原子を含む芳香環または非芳香環(例えば、単環または二環)を表す。これらヘテロ原子は、互いに同じでも異なっていてもよい。ヘテロ原子の例としては、限定されないが、窒素、酸素、及び硫黄が挙げられる。芳香族及び非芳香族のヘテロ環は、当技術分野では周知である。芳香族ヘテロ環のいくつかの非限定的な例としては、限定されないが、ピリジン、ピリミジン、インドール、プリン、キノリン、及びイソキノリンが挙げられる。非芳香族ヘテロ環式化合物の非限定的な例としては、限定されないが、ピペリジン、ピペラジン、モルホリン、ピロリジン、及びピラゾリジンが挙げられる。酸素を含むヘテロ環の例としては、限定されないが、フラン、オキシラン、2H‐ピラン、4H‐ピラン、2H‐クロメン、ベンゾフラン、及び2,3‐ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン(dioxine)が挙げられる。硫黄を含むヘテロ環の例としては、限定されないが、チオフェン、ベンゾチオフェン、及びパラチアジンが挙げられる。窒素を含む環の例としては、限定されないが、ピロール、ピロリジン、ピラゾール、ピラゾリジン、イミダゾール、イミダゾリン、イミダゾリジン、ピリジン、ピペリジン、ピラジン、ピペラジン、ピリミジン、インドール、プリン、ベンゾイミダゾール、キノリン、イソキノリン、トリアゾール、及びトリアジンが挙げられる。2つの異なるヘテロ原子を含むヘテロ環の例としては、限定されないが、フェノチアジン、モルホリン、パラチアジン、オキサジン、オキサゾール、チアジン、及びチアゾールが挙げられる。このヘテロ環は、任意に、さらに1つまたは複数の環の位置で、例えば、ハロゲン、アジド、アルキル、アラルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヒドロキシル、アルコキシル、アミノ、ニトロ、スルフヒドリル、イミノ、アミド、カルボン酸、−C(O)アルキル、−CO2アルキル、カルボニル、カルボキシル、アルキルチオ、スルホニル、スルホンアミド(sulfonamido)、スルホンアミド(sulfonamide)、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロシクリル(heterocyclyl)、アリールもしくはヘテロアリール部分、−CF3、または−CN等で置換される。特定の実施形態では、該ヘテロシクリル基は、別段の指示のない限り、置換または未置換の3〜7員環である。
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、例えば、3〜7つの環原子(例えば、O、N、またはS)を有する飽和ヘテロシクリル基を指す。
「ヘテロシクロアルキレン」という用語は、例えば、3〜7つの環原子を有する、多価(例えば、二価または三価)の飽和ヘテロシクリル基を指す。例示的な「ヘテロシクロアルキレン」は、ピペリジンの多価ラジカルであるピペリジニレンである。特定の実施形態では、該「ヘテロシクロアルキレン」は、1つまたは2つの環ヘテロ原子(例えば、O、N、またはS)を含む、二価の5〜6員の飽和ヘテロシクリルである。
「部分不飽和二環式ヘテロシクリル」という用語は、環原子間に少なくとも1つの二重結合を含む二環式ヘテロ環基を指し、該二環式ヘテロ環基の少なくとも1つの環は芳香族ではない。部分不飽和二環式ヘテロシクリルの代表例として、例えば:
が挙げられる。
「部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル」という用語は、環原子間の少なくとも1つの二重結合、1つのオキソ置換基を含む二環式のヘテロ環基を指し、該二環式のヘテロ環基の少なくとも1つの環は芳香族ではない。部分不飽和二環式オキソヘテロシクリルの代表例としては、例えば:
が挙げられる。
「アミン」及び「アミノ」という用語は、当技術分野で認められており、未置換及び置換の両方のアミン、例えば、一般式:
で表され得る部分を指す。式中、R50、R51、R52、及びR53はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、−(CH2)m−R61を表すか、または、R50及びR51は、これらが結合するN原子と一緒になって、環構造内に4〜8個の原子を有するヘテロ環を形成し、R61はアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロ環、または多環を表し、mはゼロまたは1〜8の整数である。特定の実施形態では、R50またはR51のうちの一方のみがカルボニルであってよく、例えば、R50、R51、及び該窒素は一緒にイミドを形成しない。他の実施形態ではR50及びR51(ならびに任意にR52)はそれぞれ独立して、水素、アルキル、アルケニル、または−(CH2)m−R61を表す。
「アルコキシル」または「アルコキシ」という用語は、当技術分野で認められており、酸素ラジカルが結合した、上記で定義したアルキル基を指す。アルコキシル基の代表としては、メトキシ、エトキシ、プロピルオキシ、tert‐ブトキシ等が挙げられる。「エーテル」は、酸素で共有結合的に連結された2つの炭化水素である。したがって、そのアルキルをエーテルの状態にするアルキルの置換基がアルコキシルであるか、またはアルコキシルに類似し、例えば、−O−アルキル、−O−アルケニル、−O−アルキニル、及び−O−(CH2)m−R61のうちの1つで表されてもよい(式中、m及びR61は上記の通りである)。
「オキソ」という用語は、当技術分野で認められており、「=O」置換基を指す。例えば、オキソ基で置換されたシクロペンタンは、シクロペンタノンである。
記号
は、結合点を示す。
「置換される」という用語は、指定された基の原子上の1つまたは複数の水素が、指示された基から選択されたもので置き換えられることを意味するが、但し、これは、該原子の通常の原子価が現状では超過されず、かつ該置換が安定な化合物をもたらすということを条件とする。置換基及び/または可変要素の組合せは、かかる組合せが安定化合物をもたらす場合に限り許容される。「安定化合物」または「安定構造」という用語は、反応混合物から有用な純度まで分離する、かつ効果的な治療薬へ製剤化するのに耐え得るほど十分に安定している化合物を指す。
任意の置換基または可変要素が本発明の任意の構成要素または化合物において2度以上出現する場合、各出現のその定義は、別段の指示のない限り、他のすべての出現におけるその定義から独立している。
本明細書の本文、スキーム、実施例、及び表において原子価が満たされていない任意の炭素及びヘテロ原子は、これらの原子価を満たすのに十分な数の水素原子(複数可)を有すると想定されることにも留意されたい。
本発明の1つまたは複数の化合物は、非溶媒和形態、及び医薬的に許容される溶媒、例えば水、エタノール等との溶媒和形態で存在し得る。本発明は溶媒和形態及び非溶媒和形態の両方を包含することを意図する。「溶媒和」とは、本発明の化合物と1つまたは複数の溶媒分子との物理的結合を意味する。この物理的結合は、水素結合を含む、様々な程度のイオン結合及び共有結合を含む。特定の実施形態では、該溶媒和物は、例えば、1つまたは複数の溶媒分子が結晶性固体の結晶格子に組み込まれる場合に分離可能になる。「溶媒和物」は、溶液相及び分離可能な溶媒和物の両方を網羅する。適切な溶媒和物の非限定的な例としては、エタノレート(ethanolate)、メタノレート(methanolate)等が挙げられる。「水和物」は、溶媒分子がH2Oである溶媒和物である。
本発明の組成物に含まれる特定の化合物は、特定の幾何学的または立体異性体の形態で存在し得る。さらに、本明細書に記載の特定の化合物は、光学活性であり得る。本発明は、本発明の範囲に含まれるシス−及びトランス−異性体、R−及びS−エナンチオマー、ジアステレオマー、(D)−異性体、(L)−異性体、これらのラセミ混合物、ならびにこれらの他の混合物等のすべてのかかる化合物を企図する。該化合物は、1つまたは複数の立体中心を含み得る。例えば、不斉炭素原子が、アルキル基等の置換基に存在してもよい。すべてのかかる異性体及びこれらの混合物、例えば、ラセミ混合物、単独のエナンチオマー、ジアステレオマー混合物、及び個々のジアステレオマー等が、本発明に含まれることを企図する。さらなる不斉中心が、該分子上の様々な置換基の性質に応じて存在し得る。かかる不斉中心の各々は、独立して2つの光学異性体を生成することになり、すべての想定される光学異性体、ジアステレオマーの混合物、及び純粋なまたは部分的に精製された化合物が、本発明の範囲に含まれることを企図する。
ジアステレオマー混合物は、個々のジアステレオマーの物理的化学的相違に基づいて、当業者に周知の方法、例えば、クロマトグラフィー及び/または分別結晶等によって個々のジアステレオマーに分割することができる。エナンチオマーは、エナンチオマー混合物を適切な光学活性化合物(例えば、キラルアルコールまたはモッシャー酸クロリド等のキラル補助基)と反応させることよってジアステレオマー混合物に転換し、該ジアステレオマーを分割して、個々のジアステレオマーを対応する純粋なエナンチオマーに転換(例えば、加水分解)することによって分割することができる。代替として、本発明の化合物の特定のエナンチオマーは、不斉合成によって調製してもよい。さらに、該分子が塩基性官能基(アミノ等)または酸性官能基(カルボン酸等)を含む場合、適切な光学活性酸または塩基でジアステレオマー塩を形成し、その後、このようにして形成されたジアステレオマーを、当技術分野で周知の分別結晶またはクロマトグラフィー法で分割し、続いて純粋なエナンチオマーを回収する。
本発明の化合物の個々の立体異性体は、例えば、実質的に他の異性体を含まないか、または、例えば、ラセミ化合物として、もしくは他のすべてのあるいは他の選択された立体異性体と混合されていてもよい。本発明の化合物の不斉中心(複数可)は、IUPAC1974勧告によって定義されたSまたはR配置を有し得る。さらに、本明細書に記載の化合物がアトロプ異性体(例えば、置換ビアリール類)として存在し得る範囲において、すべての形態のかかるアトロプ異性体が本発明の一部であると見なされる。
本明細書で用いられる、「対象」及び「患者」という用語は、区別なく用いられ、本発明の方法によって治療される有機体を指す。かかる有機体としては好ましくは、限定されないが、哺乳類(例えば、ネズミ、サル、ウマ、ウシ、ブタ、イヌ、ネコ等)が挙げられ、最も好ましくは、ヒトが挙げられる。
「EC50」という用語は、当技術分野で認められており、目的物の想定される最大活性化の50%を達成するために必要な化合物の濃度を指す。
本明細書で用いられる、「有効量」という用語は、有益なまたは所望の結果(例えば、治療、改善、抑制、または予防的結果)をもたらすのに十分な化合物の量を指す。有効量は、1回または複数可の投与、適用、または投薬において施すことができ、特定の製剤化または投与経路に限定されることを意図しない。本明細書で用いられる、「治療」という用語は、状態、疾患、障害等の改良またはそれらの症状の改善をもたらす任意の効果、例えば、軽減、縮小、調節、改善、または除去を包含する。
本明細書で用いられる、「医薬組成物」という用語は、活性薬剤と、当該組成物を特にインビボまたはエキソビボでの診断的使用または治療的使用に適したものにする、不活性または活性担体との組合せを指す。
本明細書で用いられる、「医薬的に許容される担体」という用語は、標準的な医薬担体のいずれか、例えば、リン酸緩衝生理食塩水、水、乳剤(例えば、油/水または水/油乳剤等)、及び各種湿潤剤を指す。該組成物はまた、安定剤及び保存料を含むこともできる。担体、安定剤、及びアジュバントの例については、Martin, Remington’s Pharmaceutical Sciences, 15th Ed., Mack Publ. Co., Easton, PA [1975]を参照されたい。
本明細書で用いられる、「医薬的に許容される塩」という用語は、対象への投与時、本発明の化合物またはその活性代謝物もしくは残渣を与えることができる、本発明の化合物の任意の医薬的に許容される塩(例えば、酸もしくは塩基)を指す。当業者には周知のように、本発明の化合物の「塩」は、無機または有機の酸及び塩基由来でよい。酸の例としては、限定されないが、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、フマル酸、マレイン酸、リン酸、グリコール酸、乳酸、サリチル酸、コハク酸、トルエン‐p‐スルホン酸、酒石酸、酢酸、クエン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ギ酸、安息香酸、マロン酸、ナフタレン‐2‐スルホン酸、ベンゼンスルホン酸等が挙げられる。シュウ酸等の他の酸は、それら自体は医薬的に許容されないものの、本発明の化合物及びそれらの医薬的に許容される酸付加塩を得る際の中間体として有用な塩の調製に使用され得る。
塩基の例としては、限定されないが、アルカリ金属(例えば、ナトリウム)水酸化物、アルカリ土類金属(例えば、マグネシウム)、水酸化物、アンモニア、及び式NW4 +(式中、WはC1−4アルキル等である)の化合物が挙げられる。
塩の例としては、限定されないが、酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、クエン酸塩、ショウノウ酸塩、カンファースルホン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、フマル酸塩、フルコヘプタン酸塩(flucoheptanoate)、グリセロリン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2‐ヒドロキシエタンスルホン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、2‐ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、シュウ酸塩、パルモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、トシル酸塩(トルエンスルホン酸塩としても知られる)、ウンデカン酸塩等が挙げられる。塩の他の例としては、Na+、NH4 +、及びNW4 +(式中、WはC1−4アルキル基である)等の適切なカチオンで構成された本発明の化合物のアニオンが挙げられる。さらなる塩の例としては、限定されないが、アスコルビン酸塩、ホウ酸塩、硝酸塩、リン酸塩、サリチル酸塩、及び硫酸塩が挙げられる。さらに、塩基性の医薬化合物から医薬的に有用な塩を形成するのに適すると一般に考えられる酸は、例えば、P. Stahl et al., Camille G. (eds.) Handbook of Pharmaceutical Salts. Properties, Selection and Use. (2002) Zurich: Wiley−VCH; S. Berge et al., Journal of Pharmaceutical Sciences (1977) 66(1) 1−19; P. Gould, International J. of Pharmaceutics (1986) 33 201−217; Anderson et al., The Practice of Medicinal Chemistry (1996), Academic Press, New York、及びThe Orange Book (Food & Drug Administration, Washington, D.C. on their website)で考察されている。これらの開示は参照によって本明細書に組み込まれる。
さらなる例示的な塩基性塩としては、限定されないが、アンモニウム塩、アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム、リチウム、及びカリウム塩、アルカリ土類金属塩、例えば、カルシウム及びマグネシウム塩、有機塩基(例えば、有機アミン)、例えば、ジシクロヘキシルアミン、t‐ブチルアミン、ならびに、アミノ酸、例えば、アルギニン、リジン等の塩が挙げられる。塩基性含窒素基は、低級アルキルハロゲン化物(例えば、メチル、エチル、及びブチルの塩化物、臭化物、ならびにヨウ化物)、硫酸ジアルキル(例えば、硫酸ジメチル、ジエチル、及びジブチル)、長鎖ハロゲン化物(例えば、デシル、ラウリル、ならびにステアリルの塩化物、臭化物、及びヨウ化物)、ハロゲン化アラルキル(例えば、臭化ベンジル及びフェネチル)等の薬剤で四級化されてもよい。
治療的使用については、本発明の化合物の塩が医薬的に許容されていることを企図する。しかしながら、医薬的に許容されない酸及び塩基の塩でも、例えば、医薬的に許容される化合物の調製または精製での用途が見出すことができる。
さらに、本発明の化合物が塩基性部分(例えば、限定されないが、ピリジンまたはイミダゾール)及び酸性部分(例えば、限定されないが、カルボン酸)の両方を含む場合、両性イオン(「内塩」)が形成され得る。本発明の範囲内で使用されるかかる酸性及び塩基性塩は、医薬的に許容される(すなわち、非毒性で、生理的に許容される)塩である。本発明の化合物のかかる塩は、例えば、本発明の化合物と、ある量の、例えば等量の酸または塩基とを、例えば該塩が析出する媒体または水性媒体中で反応させ、続いて凍結乾燥させることによって形成され得る。
本発明は、本発明の化合物を、すべてのそれらの分離された形態(例えば、それらの任意の溶媒和物、水和物、立体異性体、及び互変異性体)で包含する。さらに、本発明は、1つまたは複数の原子が、同じ原子番号を有するが、原子質量または質量数が天然に主に見出される原子質量または質量数と異なる特定の同位体で人工的に濃縮され得る化合物を含む。本発明は、本発明の化合物のすべての適切な同位体変化を含むことを意図されている。例えば、水素(H)の異なる同位体形としては、プロチウム(1H)及びジュウテリウム(2H)が挙げられる。プロチウムは、天然に見出される主要な水素の同位体である。ジュウテリウムの濃縮は、特定の治療上の利点、例えば、インビボ半減期の延長もしくは必要用量の減少をもたらし得るか、または、生体試料の特性化用の基準として有用な化合物を提供し得る。同位体が濃縮された化合物は、必要以上の実験なしで、当業者に周知の従来型技術によって、または、本明細書のスキーム及び実施例に記載のものと類似するプロセスで、適切な同位体が濃縮された試薬及び/または中間体を用いて調製することができる。
本説明を通して、組成物が特定の成分を有し(having)、具備し(including)、もしくは含む(comprising)と記載される場合、または、プロセス及び方法が特定のステップを有し(having)、具備し(including)、もしくは含む(comprising)と記載される場合、さらに、列挙された成分から本質的になる(consist essentially of)、もしくはそれからなる(consist of)本発明の組成物があること、ならびに列挙されたプロセスステップから本質的になる(consist essentially of)、もしくはそれからなる(consist of)本発明のプロセス及び方法があることが企図される。
本明細書で用いられる、「a」及び「an」という用語は、「1つまたは複数」を意味し、その文脈が不適切でない限り、複数形を包含する。
略称「THF」は、当技術分野で認められており、テトラヒドロフランを指す。略称「DCM」は、当技術分野で認められており、ジクロロメタンを指す。略称「DMF」は、当技術分野で認められており、ジメチルホルムアミドを指す。略称「DMA」は、当技術分野で認められており、ジメチルアセトアミドを指す。略称「EDTA」は、当技術分野で認められており、エチレンジアミン四酢酸を指す。略称「TFA」は、当技術分野で認められており、トリフルオロ酢酸を指す。
全般的な事柄として、百分率を特定する組成物は、特定の定めのない限り、重量による。
I.テトラヒドロキノリニル及び関連化合物
本発明は、テトラヒドロキノリンスルホンアミド化合物、テトラヒドロナフタレンスルホニル化合物、及び関連化合物(総称して「テトラヒドロキノリニル及び関連化合物」)を提供する。例示的な化合物を以下の節で、当該化合物の例示的な作製法とともに記載する。さらなる例示的な化合物及び合成法は実施例に記載する。
パートI:テトラヒドロキノリンスルホンアミド及び関連化合物
本発明の一態様は、式I:
(I)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、下記:
(i)水素、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)(ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換される)、または
(ii)−CO2R4、−N(R4)C(O)R9、−N(R4)CO2R9、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(ヘテロアリール)、−N(R4)S(O)2R9、−N(R4)(R5)、もしくは−OHのうちの1つであり、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−S−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iv)−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは
(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−CO2R4、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環もしくはヘテロ環である)、または、
(v)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。特定の他の実施形態では、R1は、フルオロ、クロロ、メチル、またはトリフルオロメチルである。
特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは、−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルであり、ここで、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R3は、独立して、各存在に対して水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−4シクロアルキル、C1−6アルコキシ、またはC1−6ハロアルコキシを表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−S−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、または−(C3−6シクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、または
であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環またはヘテロ環である。
特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であり、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位で結合する。特定の実施形態では、Xは、Y基に対してパラ位の位置で該フェニルに結合する。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
上記式Iにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、ならびにiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−1:
(I−1)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)であり、ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2−(C1−6アルキル)、−N(R4)S(O)2−(C1−6アルキル)、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換されるか、またはR2Aは、−CO2R4もしくは−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)であり、
R2Bは、C1−6アルキルまたはC1−3ハロアルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−OHを表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及びR2Aは、一緒になって結合を形成し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位で結合する。特定の実施形態では、Xは、Y基に対してパラ位の位置で、該フェニルで結合する。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
上記式I−1における可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、ならびにiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−2:
(I−2)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)であり、ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2−(C1−6アルキル)、−N(R4)S(O)2−(C1−6アルキル)、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換されるか、またはR2Aは、−CO2R4もしくは−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)であり、
R2Bは、C1−6アルキルまたはC1−3ハロアルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−OHを表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
上記式I−2における可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、ならびにiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−A:
(I−A)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、水素、C1−6アルキル、またはC3−6シクロアルキルであり、ここで、該C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換されるか、またはR2Aは、−CO2R4もしくは−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)であり、
R2Bは、C1−6アルキルまたはC1−3ハロアルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−OHを表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及びR2Aが一緒になって結合を形成し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、もしくは−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、または−C(O)−であり、
m及びpは、独立して、0、1、または2であり、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンである。特定の他の実施形態では、Aは5〜6員のヘテロアリーレンである。さらに他の実施形態では、−A−(R3)nは、下記:
のうちの1つである。さらに他の実施形態では、−A−(R3)nは
である。
特定の実施形態では、R1は、独立して各存在に対してハロゲン、メチル、またはシクロプロピルを表す。
特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換されるC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ヒドロキシル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−CO2R4である。
特定の実施形態では、R2BはC1−6アルキルである。特定の実施形態では、R2Bはメチルである。
特定の実施形態では、nは1である。特定の他の実施形態では、nは1または2である。
特定の実施形態では、R3は、独立して各存在に対して、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、または−O−(C1−6アルキレン)−OHを表す。特定の他の実施形態では、R3は、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、またはメトキシである。特定の他の実施形態では、R3はトリフルオロメチルである。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素またはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−アラルキルまたは−N(R4)−アラルキルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−(C1−6アルキレン)−フェニルまたは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、少なくとも1つの置換基は、可変要素Xにおいて、該フェニル基のオルト位に存在する。特定の他の実施形態では、Xは、−O−ベンジルまたは−N(R4)−ベンジルであり、これらの各々は、クロロ、ブロモ、及びフルオロからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、または−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、または−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−フェニル、または−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であり、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1であり、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。
特定の実施形態では、R6及びR7は、独立して水素またはメチルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−であり、R6及びR7は、独立して水素またはメチルであり、かつ、Xは、該1,2,3,4‐テトラヒドロキノリニル環の7位で結合する。
特定の実施形態では、Yは−O−である。
特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位に結合する。特定の実施形態では、Xは、Y基に対してパラ位の位置で該フェニルに結合する。特定の実施形態では、Xは、該3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジニル環の6位で結合する。
特定の実施形態では、mは0または1である。特定の他の実施形態では、mは1である。
特定の実施形態では、pは0である。特定の他の実施形態では、pは1である。
上記式I−Aにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、ならびにiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−B:
(I−B)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、メチル、エチル、またはシクロプロピルを表し、
R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルであり、
R2Bは、メチルまたはエチルであり、
R3は、独立して各存在に対して、C1−3ハロアルキル、ハロゲン、及びC1−3アルキルを表し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素またはメチルを表し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、メチル、またはエチルを表し、
Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位で結合し、かつ、Xは下記:
(i)−O−(C1−6アルキレン)−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニルもしくは−(C1−6アルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−または−O−であり、
m及びpは、独立して、0または1であり、
nは、1または2である。
特定の実施形態では、Xは、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、及びC1−6アルキルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換される−O−(C1−6アルキレン)−フェニルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の実施形態では、YはOである。
特定の実施形態では、Xは、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、及びC1−6アルキルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換される−O−(C1−6アルキレン)−フェニルであり、YはOであり、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のパラ位で結合する。
上記式I−Bにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−C:
(I−C)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレンまたはピリジニレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、メチル、エチル、またはシクロプロピルを表し、
R2Aは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)R8、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルであり、
R2Bは、メチルまたはエチルであり、
R3は、独立して各存在に対して、C1−3ハロアルキル、ハロゲン、C1−3アルキル、または−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)を表し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはメチルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、または−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)を表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、及び−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、
Xは、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された−(C2−6アルケニレン)−フェニルであり、
m及びpは、独立して、0または1であり、
nは、1または2である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンである。特定の他の実施形態では、Aはピリジニレンである。
特定の実施形態では、R1はフルオロまたはメチルである。
特定の実施形態では、R2Aは−CO2R4で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルであり、ここで、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R3は、独立して各存在に対してトリフルオロメチル、ハロゲン、または−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)を表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成する。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、または−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R8はC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、Xは、ハロゲン及びC1−6ハロアルキルからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルである。特定の実施形態では、Xは、クロロ、フルオロ、及びトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルである。特定の実施形態では、Xは、クロロ、フルオロ、及びトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルであり、当該置換基は、該フェニル基のオルト位に配置される。
特定の実施形態では、m及びpは独立して0である。特定の実施形態では、nは1である。
特定の実施形態では、該化合物は、さらに、式I−Cの溶媒和物またはその医薬的に許容される塩から選択される。
上記式I−Cにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式I−D:
(I−D)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中:
Aは、フェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、または−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、及び−N(R4)S(O)2R9からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換され、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、または−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、または−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、または、R8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位に結合し、かつ、Xは−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、または−(C3−6シクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、
Yは、−C(R6)(R7)−または−O−であり、
m及びpは、それぞれ独立して各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンである。特定の他の実施形態では、Aはピリジニレンである。
特定の実施形態では、R1はフルオロまたはメチルである。
特定の実施形態では、R2Aは−CO2R4で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルであり、ここで、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R3は、独立して各存在に対してトリフルオロメチル、ハロゲン、または−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)を表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成する。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、または−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R8はC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のパラ位で結合する。
特定の実施形態では、Xは、ハロゲン及びC1−6ハロアルキルからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルである。特定の実施形態では、Xは、クロロ、フルオロ、及びトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルである。特定の実施形態では、Xは、クロロ、フルオロ、及びトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換された−(C2−4アルケニレン)−フェニルであり、当該置換基は、該フェニル基のオルト位に配置される。
特定の実施形態では、m及びpは独立して0である。特定の実施形態では、nは1である。
特定の実施形態では、該化合物は、さらに、式I−Dの溶媒和物またはその医薬的に許容される塩から選択される。
上記式I−Dにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式IIIまたはIV:
(III)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、−(C1−2アルキレン)−(2〜8員ヘテロアルキレン)−CO2R4、−(C1−6アルキレン)−C(O)N(R4)(C1−6ヒドロキシアルキレン)−CO2R4、または−(C1−6アルキレン)−N(R4)C(O)N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4であり、ここで、該C1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換され、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−S−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iv)−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは
(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環もしくはヘテロ環である)、または、
(v)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3であり、
式IVは、
(IV)
で表され、またはその医薬的に許容される塩であり、式中、
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、下記:
(i)水素、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)(ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換される)、または
(ii)−CO2R4、−N(R4)C(O)R9、−N(R4)CO2R9、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(ヘテロアリール)、−N(R4)S(O)2R9、−N(R4)(R5)、−OH、もしくは−(C1−2アルキレン)−(2〜8員ヘテロアルキレン)−CO2R4のうちの1つであり、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、C4−7シクロアルケニル、C3−7シクロアルキル、または8〜10員の二環式部分飽和カルボシクリルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、該化合物は、式IIIの化合物またはその医薬的に許容される塩である。特定の実施形態では、該化合物は、式IVの化合物またはその医薬的に許容される塩である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、R3は、独立して、各存在に対して水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−4シクロアルキル、C1−6アルコキシ、またはC1−6ハロアルコキシを表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
式IIIに関して、特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−S−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、または−(C3−6シクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、または
であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環またはヘテロ環である。特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であり、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位に結合する。特定の実施形態では、Xは、Y基に対してパラ位の位置で該フェニルに結合する。
式IVに関して、特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは、−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルであり、ここで、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
上記式III及びIVにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
特定の他の実施形態では、該化合物は、可変要素X及びZが表1に定義される下記式のうちの1つによって定義される化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
表1
特定の他の実施形態では、該化合物は、可変要素X及びZが表1−Aに定義される下記式のうちの1つによって定義される化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
表1−A
特定の実施形態では、該化合物は、表1、1−A、23または24の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩である。特定の実施形態では、該化合物は、表1、1−A、24、または25の化合物、もしくはその医薬的に許容される塩である。特定の実施形態では、該化合物は、表26の化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
本明細書に記載の化合物の調製方法を、下記合成スキームで説明する。これらのスキームは、本発明を説明する目的で付与されたものであり、本発明の範囲または趣旨を限定することを意図するものではない。これらスキームに示される出発物質は、商業的供給源から入手するか、文献に記載の手順に基づいて調製することもできる。
スキーム1で説明される合成経路は、置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン化合物F及びGの一般的な調製方法である。アニリンAとジエチル2‐(エトキシメチレン)マロネートBとを反応させた後に、酸を用いて熱的環化すると、置換エチル4‐オキソ‐1,4‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートCが得る。化合物Cをホスホリルトリクロリドで処理してエチル4‐クロロキノリン‐3‐カルボキシレートDを得る。ピリジン中にてボランで還元すると、または、遷移金属媒介水素化によって還元すると、エチル1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートEを得ることができ、これをスルホニルクロリドまたはスルファモイルクロリドと反応させると、置換スルホンアミド‐テトラヒドロキノリンFを得ることができる。Fのエステル基を加水分解して、置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸Gを得ることができる。化合物Gは、文献に記載のカルボン酸用のキラル分離法によって、エナンチオマー富化形で得ることができる。
スキーム1の反応手順は、R、X、及び3位に異なる置換基を有する多種多様な3‐置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン化合物の調製に適していると考えられる。例えば、多数の置換アニリンが文献で知られており、かつ/または商業的に入手可能であるか、もしくは芳香族ニトロ化合物から容易に調製される。さらに、分子の官能基がスキーム1に記載の反応条件に適さない場合、該官能基をまず一般的な保護基の化学及び方法を用いて保護してもよく、その後、該保護基を、所望の合成変換の終了後に除去する。保護化学及び方法のさらなる説明については、例えば、Greene, T.W.; Wuts, P.G.M. Protective Groups in Organic Synthesis, 2nd ed.; Wiley: New York, 1991を参照されたい。例えば、XがOMeの場合、該メチル部分を三臭化ホウ素でFから除去して、6‐または7‐ヒドロキシテトラヒドロキノリンを得ることができる。得られた化合物を、ハロゲン化物で、または光延反応によってアルキル化すると、種々様々なOR基をXとして得ることができる。他の実施形態では、該−OHをトリフラートに転換して、Pd媒介触媒反応させると種々様々な炭素結合置換基を得ることができる。特定の他の実施形態では、化合物Fの該エステル基を、当技術分野で周知の一般的な官能基操作法を用いて別の官能基に転換することができる。例えば、“Comprehensive Organic Synthesis” (B.M. Trost & I. Fleming, eds., 1991−1992)参照。
スキーム1
スキーム2は、置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン化合物Fの一般的な調製方法を説明する。置換2‐ニトロベンズアルデヒドAとマロン酸ジエチルとの縮合により、α,β‐不飽和ジエステルBを得る。Bを水素化ホウ素ナトリウムで還元するとジエステルCを得る。金属媒介水素化または溶解金属還元(例えば、Zn/AcOHまたはHCl中のFe)によりCのニトロ部分を還元すると、2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートDを得る。Dの2‐ケト部分の選択的還元でエチル1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートEを得る。Eのエステル基は、スキーム1に関連する上記方法によって、さらなる官能基に転換することができる。
スキーム2
スキーム3は、置換(R)‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボン酸Dの一般的な調製方法を説明する。置換N‐(2‐ホルミルフェニル)(アリールまたはヘテロアリール)スルホンアミドAと3‐置換アクリルアルデヒドBとを、(S)‐ジフェニルプロリノールトリエチルシリルエーテルで触媒してタンデム型マイケル−アルドール脱水(例えば、W. Wang et al., Org. Lett. 9: 965−968, 2007;及びA. Cordova et al., Adv. Synth. Catal. 349: 827−832, 2007参照)を行うと、置換(R)‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルバルデヒドCを得る。Cのアルデヒドの酸化(例えば、Y. K. Bae et al. Synlett. 24: 1848−1850, 2013; S. J. Williams et al. in WO2011/047432参照)で、置換(R)‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボン酸Dを得る。
スキーム3
スキーム4は、置換(R)‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキルアルコールBの一般的な調製方法を説明する。塩化セリウム(III)の存在下で、水素化ホウ素ナトリウムによって化合物Aのアルデヒドを還元すると(Y. Hamada et al., Tetrahedron 64: 11568−11579, 2008)、R’が水素である化合物Bを得る。塩化セリウム(III)の存在下、アルキルマグネシウムまたはアルキルリチウムハロゲン化物を付加すると、R’が低級アルキル(すなわち、C1−6アルキル)である第二級アルコールBを得る。
スキーム4
スキーム5は、置換(R)‐3‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)プロパン酸Dの一般的な調製方法を説明する。アリルアルコールAをメタンスルホニルハライドで処理して(またはトシルハライドもしくはトリフルオロメタンスルホン酸無水物(triflic anhydride)を用いて水酸基を活性化し、代替として該水酸基を文献で既知の方法でハロゲン化アリル(allylic halide)に転換してもよい)該アリルヒドロキシ(allylic hydroxyl)が脱離基で活性化されている化合物Bを得る。R’がR’’と同じ場合、適切な置換(または未置換)酢酸のエステルを適切な塩基(例えば、LDA、リチウムヘキサメチルジシラジド等)でアニオンに転換し、Bでアルキル化すると、可変要素Qが酸素である化合物Cを得る。R’がR’’と同じでない場合、文献に由来する様々な不斉エノラート化学の方法を用いてキラル酸を得ることができる(ここで、可変要素Qは、例えば酸素またはN(R’’’)であり得る)。例えば、アシルオキサゾリジノンのアニオンが使用され得る。適切な塩基(例えば、過酸化物の存在下での炭酸カリウム、水酸化リチウム)または酸(tert‐ブチルエステル用)による該キラル補助基の除去で、(R)‐3‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)プロパン酸Dを得る。
スキーム5
スキーム6は、置換(R)‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキルアミンC及びDの一般的な調製方法を説明する。アリルアルコールAとフタミド(phthamide)との光延反応(D. L. Hughes et al. Organic Reactions 42: 1992)により置換フタルイミドBを得る。化合物Bを適切な溶媒(例えば、エタノールまたはイソプロパノール、例えば、H. Itoh et al. in J. Org. Chem. 43: 2320, 1978参照)中、ヒドラジンで処理して、(R)‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキルアミンCを得る。化合物Cのアミン基の還元的アミノ化(C. A. Maryanoff et al. J. Org. Chem. 61: 3849−3860, 1996)で、(R)‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキルアミンDを得る。
スキーム6
スキーム7は、置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)アミドB、置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)カルバメートC、置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールもしくはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)ウレアまたは置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールもしくはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)チオウレアD、置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)スルホンアミドE、及び置換(R)‐N‐((2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキル)スルファミドFの一般的な調製方法を説明する。置換(R)‐(2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)アルキルアミンAと、適切な塩基及びハロゲン化アシルとを反応させてアミドBを得る。代替として、カップリング剤(例えば、カルボジイミド、PyBOP、混合無水物を得るための酸のクロロフォーメート処理等)を用いて種々様々な酸をカップリングしてアミドBを形成してもよい。また、アミンAを、めクロロフォーメートとカップリングさせて化合物Cを得ることができ、イソシアネート、カルバモイルクロリド、もしくはイソチオシアネートとカップリングさせてDを得ることができ、スルホニルハライドとカップリングさせてEを得ることができるか、またはスルファモイルハライドとカップリングさせてFを得ることができる。
スキーム7
スキーム8は、置換シス‐(2R,3)‐3‐置換‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンBの一般的な調製方法を説明する。触媒の存在下、上記方法で調製される置換(R)‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2‐ジヒドロキノリンAを水素化することで、置換シス‐(2R,3)‐3‐置換‐2‐アルキル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンBを得る。該触媒は、置換基X及びRに応じて選択する。ベンジル位ヘテロ原子(benzylic heteroatom)の脱ハロゲン化または還元的除去に問題がない場合、C担持PdまたはPtが使用され得る。他の場合、当業者が周知の通り、これらの官能基を還元しないRh及び/または不均一系触媒はより適切である。
スキーム8
スキーム9は、置換3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEの別の一般的な調製方法である。ハロゲン化アニリンAと置換アクリレートBとのラジカル及びイオン的環化を組合わせたタンデム反応により、置換3,4‐ジヒドロキノリン‐2‐オンCを得る(N. Jiao et al. Tetrahedron 65: 1982−1987, 2009)。Cのアミド基を水素化物(例えば、ボランまたは水素化アルミニウムリチウム)で還元して、置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンDを得る。Dをスルホニルハライドでスルホニル化して、置換3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEを得る。
スキーム9
スキーム10は、キラル置換3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの別の一般的な調製方法を説明する。2‐ニトロベンジルハライドAでアシル化オキサゾリジンジオンBをアルキル化すると、3‐アリールプロピオンアミドCを、高ジアステレオマー過剰率で得る。溶解金属条件でのCを還元すると、キラル置換3,4‐ジヒドロキノリン‐2‐オンDが得られ、これを、上記手順に基づいて、置換3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンE及びFに合成することができる。
スキーム10
スキーム11は、置換シス‐2,3‐二置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEの別の一般的な調製方法を説明する。2‐ニトロベンジルハライドAでβ‐ケトエステルBをアルキル化して、置換2‐(2‐ニトロベンジル)‐β‐ケトエステルCを得る。Cを還元して、置換エチルシス‐2‐アルキル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートDを得る(R. A. Bunce et al. J. Heterocyclic Chem. 44: 1059−1064, 2007)。この物質を上記の通りスルホニル化し、置換シス‐2,3‐二置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEを得ることができる。
スキーム11
スキーム12は、3位にて酸素含有基で置換されたキラル置換1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEの一般的な調製方法を説明する。2‐ニトロアルデヒドAのウィッティヒ反応によりα,β‐不飽和エステルBが形成され、これを(DHQ)2−PHALリガンドでOs触媒不斉ジヒドロキシル化(例えば、K. B. Sharpless et al. Chem. Rev. 94: 2483−2547, 1994参照)させて、その後該ジオールを塩化チオニルで処理して、環状亜硫酸エステルCを形成する(例えば、K. B. Sharpless et al. J. Am. Chem. Soc. 110: 7538−7539, 1988参照)。亜硫酸エステルCは、ワンポットでの水素化ホウ素ナトリウムを用いた塩化コバルト触媒還元的環化(例えば、A. Sudalai et al. Organic Letters 11: 803−806, 2009参照)を経て、置換キラル3‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンDを形成する。この物質を上記の通りスルホニル化し、キラル置換1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐3‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンEを得る。該ペンダントヒドロキシルを(例えば、2‐クロロ酢酸で)アルキル化してもよい。該キラルオスミル化において、異なる適切なリガンドを用いると、Cを生成することができ、かつその後D及びEのエナンチオマーを生成することができる。Eのヒドロキシル基をメシル化してアジドで置換し、得られたアジド生成物を還元すると、種々様々なキラル3‐アミノ置換1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンを得て利用することができる。
スキーム12
スキーム13は、置換(E)‐7‐(2‐アリールアルケン‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン、置換(E)‐6‐(2‐アリールアルケン‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン、及び置換(E)‐N‐アルキル‐N‐(3‐(2‐アリールアルケン‐1‐エン‐1‐イル)フェニル)(アレーンまたはヘテロアレーン)スルホンアミドの一般的な形成方法を説明する。アリールアルキンの銅(I)触媒カルボホウ素化(R. Alfaro et al. J. Am. Chem. Soc. 134: 15165−15168, 2012)により、三置換及び四置換のビニルボロネートが得られるが、これは、最終産物を得るための、適切な7‐ハロもしくはトリフラート‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(可変要素AはCRR’である)、または6‐ハロもしくはトリフラート‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(可変要素AはOである)へのPd媒介立体選択的付加に適している。
スキーム13
スキーム14は、キラル置換7‐シクロプロピル‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン、6‐シクロプロピル−4‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン、またはN‐(3‐シクロプロピルフェニル)‐N‐アルキル(アリールまたはヘテロアリール)スルホンアミドCの一般的な形成方法を説明する。キラルシクロプロピルボロン酸(M.−Z. Deng et al. Angew. Chem. Ed. 37: 2845−2847, 1998)Aを適切なハロアレーンまたはトリフラートBに添加して、化合物Cを得る。
スキーム14
スキーム15は、キラル3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(AはCRR’である)またはキラル置換ベンゾオキサジン(AはOである)の一般的な形成方法を説明する。カルボン酸Aをキラルアリルアルコールでエステル化してアリルエステルBを形成する。エステルBのエノラートをTMSClで処理した後、クライゼン転位(例えば、J. Kallmerten et al. J. Org. Chem. 52: 3889−3901, 1987参照)によってカルボン酸Cを得る。カルボン酸Cをアルコールでエステル化した後、溶解金属還元でラクタムDを得る。ラクタムDをボランまたは水素化アルミニウムリチウムで還元するとテトラヒドロキノリンまたはベンゾオキサジンEが得られ、これをスルホニル化すると、キラル3‐置換‐1‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(AはCRR’である)またはキラル置換ベンゾオキサジン(AはOである)Fが得られる。Fのアルケンは、他の官能基に(例えば、酸化によってCOOHに)転換してもよい。
スキーム15
スキーム16は、様々な置換ベンゾオキサジン化合物の一般的な調製方法を説明する。アリールスルホンアミドAとエポキシドとを反応させてベンゾオキサジンBを得る。
スキーム16
スキーム17は、様々な置換ベンゾオキサジン化合物の別の一般的な調製方法である。2‐フルオロニトロベンゼンAと2‐ヒドロキシエステルBとを反応させて、2‐O‐アリール酢酸エステルCを得る。Cのニトロ部分を、酸の中の溶解金属で還元し、ベンゾオキサジノンDを形成する。ベンゾオキサジノンDのアミド基を、例えば、水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)またはボランをで還元してベンゾオキサジンEを得ることができ、これをスルホニルハライド及び塩基で処理して、スルホニル化ベンゾオキサジンFを得る。
スキーム17
スキーム18は、様々な置換ベンゾオキサジン化合物の一般的な調製方法である。スルホンアミドAのキラルα‐ヒドロキシエステルBへの光延付加により、O‐アリールエーテルCを得る。DIBALで化合物Cを処理するとアルデヒドDが得られ、これにビニルマグネシウムブロミドを添加すると、anti‐アミノアルコールEが形成される(例えば、D. Gryko et al. Tetrahedron: Asymmetry 8: 4059−4067, 1997参照)。塩基で化合物Eを処理してベンゾオキサジンFを得る。Fのビニル部分をその後オレフィンのメタセシス化学によって他のアルケンに転換し、これを還元して置換アルカンにしても、酸化してヒドロキシル基、ジオール、カルボン酸、または他の官能基にしてもよい。
スキーム18
スキーム19は、様々なチオエーテル置換化合物の一般的な調製方法である。塩基(ヒューニッヒ塩基等)及びリガンド(キサントホス等)の存在下の、チオールAの臭化物B(X’はBr)へのパラジウム媒介付加によりチオエーテルCを得る。
スキーム19
パートII:テトラヒドロナフタレンスルホニル及び関連化合物
本発明の別の態様は、式II:
(II)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、下記:
(i)水素、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)(ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換される)、または
(ii)−CO2R4、−N(R4)C(O)R9、−N(R4)CO2R9、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(ヘテロアリール)、−N(R4)S(O)2R9、−N(R4)(R5)、もしくは−OHのうちの1つであり、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R2Cは、水素またはC1−6アルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−S−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iv)−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは
(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環もしくはヘテロ環である)、または、
(v)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。特定の他の実施形態では、R1は、フルオロ、クロロ、メチル、またはトリフルオロメチルである。
特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、R3は、独立して、各存在に対して水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−4シクロアルキル、C1−6アルコキシ、またはC1−6ハロアルコキシを表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであって、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−S−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、または−(C3−6シクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、または
であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環またはヘテロ環である。
特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であり、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
上記式IIにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式II−1:
(II−1)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニル、5〜6員のヘテロアリール、またはC3−6ヘテロシクロアルキルであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、水素、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)であり、ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2−(C1−6アルキル)、−N(R4)S(O)2−(C1−6アルキル)、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換されるか、またはR2Aは、−CO2R4もしくは−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)であり、
R2Bは、C1−6アルキルまたはC1−3ハロアルキルであり、
R2Cは、水素またはC1−6アルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−OHを表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及びR2Aは、一緒になって結合を形成し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、もしくは−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、及びシアノからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、0、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
上記式II−1における可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式II−A:
(II−A)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、水素、C1−6アルキル、またはC3−6シクロアルキルであり、ここで、該C1−6アルキルまたはC3−6シクロアルキルは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換されるか、またはR2Aは、−CO2R4もしくは−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)であり、
R2Bは、C1−6アルキルまたはC1−3ハロアルキルであり、
R2Cは、水素またはC1−6アルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−OHを表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜7員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及びR2Aが一緒になって結合を形成し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、もしくは−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、または−C(O)−であり、
m及びpは、独立して、0、1、または2であり、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンである。特定の他の実施形態では、Aは5〜6員のヘテロアリーレンである。さらに他の実施形態では、−A−(R3)nは、下記:
のうちの1つである。さらに他の実施形態では、−A−(R3)nは
である。
特定の実施形態では、R1は、独立して各存在に対してハロゲン、メチル、またはシクロプロピルを表す。
特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換されるC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ヒドロキシル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは−CO2R4である。
特定の実施形態では、R2BはC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Bはメチルである。特定の実施形態では、R2Cは水素である。
特定の実施形態では、nは1である。特定の他の実施形態では、nは1または2である。
特定の実施形態では、R3は、独立して各存在に対して、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、または−O−(C1−6アルキレン)−OHを表す。特定の他の実施形態では、R3は、トリフルオロメチル、フルオロ、クロロ、またはメトキシである。特定の他の実施形態では、R3はトリフルオロメチルである。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素またはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−アラルキルまたは−N(R4)−アラルキルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−O−(C1−6アルキレン)−フェニルまたは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、少なくとも1つの置換基は、可変要素Xにおいて、該フェニル基のオルト位に存在する。特定の他の実施形態では、Xは、−O−ベンジルまたは−N(R4)−ベンジルであり、これらの各々は、クロロ、ブロモ、及びフルオロからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、または−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、または−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−フェニル、または−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であり、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1であり、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。
特定の実施形態では、R6及びR7は、独立して水素またはメチルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−であって、R6及びR7は、独立して水素またはメチルであり、Xは、該1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレニル環の7位で結合する。
特定の他の実施形態では、Yは−O−である。特定の実施形態では、Yは−O−であり、かつ、Xは該クロマニル環の4位で結合する。
特定の実施形態では、mは0である。特定の他の実施形態では、mは1である。
特定の実施形態では、pは0である。特定の他の実施形態では、pは1である。
上記式II−Aにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合、例えば、Aがフェニレンであり、かつR3がC1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、及びC1−6アルキルからなる群から選択される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式II−B:
(II−B)
で表される化合物またはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、メチル、エチル、またはシクロプロピルを表し、
R2Aは、−CO2R4、−N(R4)C(O)(C1−6アルキル)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたはは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルであり、
R2Bは、メチルまたはエチルであり、
R2Cは水素であり、
R3は、独立して各存在に対して、C1−3ハロアルキル、ハロゲン、及びC1−3アルキルを表し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素またはメチルを表し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、メチル、またはエチルを表し、
Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位で結合し、かつ、Xは下記:
(i)−O−(C1−6アルキレン)−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−(C2−6アルケニレン)−フェニルもしくは−(C1−6アルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、及びC1−6ハロアルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、または、
(iii)−(C1−6アルキレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−フェニル、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及びC1−6アルコキシからなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−または−O−であり、
m及びpは、独立して、0または1であり、
nは、1または2である。
特定の実施形態では、Xは、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、及びC1−6アルキルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換される−O−(C1−6アルキレン)−フェニルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。
上記式II−Bにおける可変要素のこれら定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
本発明の別の態様は、式VまたはVI:
(V)
で表される化合物もしくはその医薬的に許容される塩を提供する。式中、
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、−(C1−2アルキレン)−(2〜8員ヘテロアルキレン)−CO2R4、−(C1−6アルキレン)−C(O)N(R4)(C1−6ヒドロキシアルキレン)−CO2R4、または−(C1−6アルキレン)−N(R4)C(O)N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4であり、ここで、該C1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、及び−N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で任意に置換され、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R2Cは、水素またはC1−6アルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、下記:
(i)−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(ii)−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−S−(C3−6シクロアルキル)(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iii)−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、もしくは−(C3−6シクロアルキレン)−フェニル(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)、
(iv)−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは
(これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環もしくはヘテロ環である)、または、
(v)−(C1−6アルキレン)−Z1もしくは−(C2−6アルケニレン)−Z1(ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくは−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換される)のうちの1つであり、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3であり、
式VIは、
(VI)
で表され、またはその医薬的に許容される塩であり、式中、
Aは、フェニレン、5〜6員のヘテロアリーレン、またはC3−6ヘテロシクロアルキレンであり、
R1は、独立して各存在に対して、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、またはC3−6シクロアルキルを表し、
R2Aは、下記:
(i)水素、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4、−O−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−CO2R4、もしくは−N(R4)−(C1−6アルキレン)−C(O)−(C1−6アルキル)(ここで、該C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、及びC1−6アルキレンは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つもしくは2つの置換基で任意に置換される)、または
(ii)−CO2R4、−N(R4)C(O)R9、−N(R4)CO2R9、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(ヘテロアリール)、−N(R4)S(O)2R9、−N(R4)(R5)、−OH、もしくは−(C1−2アルキレン)−(2〜8員ヘテロアルキレン)−CO2R4のうちの1つであり、
R2Bは、C1−6アルキル、C1−3ハロアルキル、またはフルオロであり、
R2Cは、水素またはC1−6アルキルであり、
R3は、独立して各存在に対して、水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−N(R4)(R8)、−O−(C1−6ヒドロキシアルキル)、もしくは−O−(C1−6アルキレン)−CO2R4を表すか、または隣接して存在する2つのR3は、介在原子と一緒になって4〜6員環を形成し、
R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、
R6及びR7は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、フルオロ、もしくはC1−6アルキルを表すか、もしくはR6及びR7は、それらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、または、R6及び隣接して存在するR2Bは、一緒になって結合を形成し、
R8は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、もしくはアリールを表し、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R4からなる群から独立して選択される1、2、もしくは3つの置換基で任意に置換され、またはR8は−CO2R4であり、
R9は、独立して、各存在に対してC1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、C1−6ハロアルキル、またはC1−6ヒドロキシアルキルを表し、
Xは、C4−7シクロアルケニル、C3−7シクロアルキル、または8〜10員の二環式部分飽和カルボシクリルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、
Yは、−C(R6)(R7)−、−O−、−C(O)−、または−S(O)p−であり、
m及びpは、それぞれ独立して、各存在に対して0、1、または2を表し、
nは、1、2、または3である。
特定の実施形態では、該化合物は、式Vの化合物またはその医薬的に許容される塩である。特定の実施形態では、該化合物は、式VIの化合物またはその医薬的に許容される塩である。
特定の実施形態では、Aはフェニレンまたは5〜6員のヘテロアリーレンである。
特定の実施形態では、R1は、独立して、各存在に対してハロゲンまたはC1−6アルキルを表す。
特定の実施形態では、R3は、独立して、各存在に対して水素、C1−6ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルキル、C3−4シクロアルキル、C1−6アルコキシ、またはC1−6ハロアルコキシを表す。
特定の実施形態では、R4及びR5は、それぞれ独立して、各存在に対して水素、C1−6アルキル、もしくはC3−6シクロアルキルを表すか、または、同じ窒素原子に結合するR4及びR5の存在は、それらが結合する該窒素原子と一緒になって、3〜8員のヘテロ環を形成し、ここで、該ヘテロ環は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、ヒドロキシル、シアノ、オキソ、−CO2R10、−C(O)R9、−SO2R9、−N(R10)C(O)R12、及び−C(O)N(R10)(R11)からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換され、ここで、R10及びR11は、それぞれ独立して、各存在に対して水素もしくはC1−6アルキルを表すか、または、R10及びR11は、これらが結合する炭素原子と一緒になって3〜6員の炭素環を形成し、R12は、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、またはアリールであり、これらの各々は、ハロゲン、ヒドロキシル、もしくは−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の他の実施形態では、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
特定の実施形態では、Yは−C(R6)(R7)−である。特定の他の実施形態では、Yは−O−である。さらに他の実施形態では、Yは−S(O)p−である。
式Vに関して、特定の実施形態では、Xは、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、または−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−S−アラルキル、−S−ヘテロアラルキル、−S−フェニル、−S−ヘテロアリール、−S−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−S−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−S−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−フェニル、−(C2−6アルケニレン)−ヘテロアリール、−(C2−6アルケニレン)−(0〜3ヘテロ原子含有部分不飽和8〜10員二環)、−(C1−6アルキレン)−フェニル、−(C1−6アルキレン)−ヘテロアリール、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式ヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(部分不飽和二環式オキソヘテロシクリル)、−(C1−6アルキレン)−(C3−C6シクロアルキル)、−(5〜6員ヘテロシクロアルキレン)−フェニル、または−(C3−6シクロアルキレン)−フェニルであり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、−(C2−6アルケニレン)−(C1−6アルキル)、−(C2−6アルケニレン)−(C3−6シクロアルキル)、または
であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換され、式中、A*は、5〜8員の部分飽和炭素環またはヘテロ環である。特定の実施形態では、Xは、−(C1−6アルキレン)−Z1または−(C2−6アルケニレン)−Z1であって、ここで、Z1は、−O−アラルキル、−O−ヘテロアラルキル、−O−フェニル、−O−ヘテロアリール、−O−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−O−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、−O−(C3−6シクロアルキル)、−N(R4)−アラルキル、−N(R4)−フェニル、−N(R4)−(部分不飽和二環式カルボシクリル)、−N(R4)−(C1−6アルキレン)−(C3−6シクロアルキル)、または−N(R4)−(C3−6シクロアルキル)であり、これらの各々は、ハロゲン、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、−S−(C1−6アルキル)、ヒドロキシル、シアノ、−C(O)R9、及び−SO2R9からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で任意に置換される。特定の実施形態では、Xは、可変要素Yに対して該フェニル基のメタまたはパラ位で結合する。特定の実施形態では、Xは、Y基に対してパラ位の位置で該フェニルに結合する。
式VIに関して、特定の実施形態では、R2Aは、−CO2R4、−C(O)N(R4)(R5)、−C(O)−N(R4)−(C1−4アルキレン)−CO2R4、−N(R4)C(O)R8、−CN、ハロゲン、ヒドロキシル、C1−6アルコキシ、C1−6ハロアルコキシ、C1−6ハロアルキル、−N(R4)(R5)、−N(R4)C(O)N(R4)(R5)、−N(R4)CO2R9、−N(R4)S(O)2R9、及び−N(R4)S(O)2N(R4)(R5)からなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基で置換されたC1−6アルキルである。特定の他の実施形態では、R2Aは、−C(O)N(R4)(R5)で置換されたC1−6アルキルであり、ここで、R4及びR5は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、C1−6ハロアルキル、C1−6アルキル、及び−CO2R10からなる群から独立して選択される1、2、または3つの置換基で置換された3〜8員のヘテロ環を形成し、ここでR10は水素またはC1−6アルキルである。
上記式V及びVIにおける可変要素の定義は、複数の化学基を包含する。本出願は、例えば、i)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される単一の化学基である、ii)可変要素の定義が上記のこれら化学基から選択される2つ以上の化学基の群である、かつiii)該化合物が、(i)または(ii)で定義される可変要素の組合せによって定義される場合の実施形態を企図する。
特定の他の実施形態では、該化合物は、可変要素X及びZが表2に定義される下記式のうちの1つによって定義される化合物、またはその医薬的に許容される塩である。
表2
本明細書に記載の化合物の調製方法を、下記合成スキームで説明する。これらのスキームは、本発明を説明する目的で与えられているものであり、本発明の範囲または趣旨を限定することを意図するものではない。これらスキームに示される出発物質は、商業的供給源から入手することも、文献に記載の手順に基づいて調製することもできる。
スキーム20は、置換(2S,4R)‐2‐置換‐4‐(アリールまたはヘテロアリールスルホニル)クロマンFの一般的な調製方法である。ベンジルハライドAをメルカプタンBで処理してチオエーテルCを得る。メタクロロ過安息香酸または別の酸化剤でチオエーテルCを酸化させてスルホンDを得る。スルホンDをn‐ブチルリチウム、tert‐ブトキシド、または別の適切な塩基で処理してアニオンを形成し、これをエポキシドでアルキル化して、アルコールEを得ることができる。アルコールEを水素化ナトリウムまたは別の適切な塩基で処理して、クロマンFを得る。
スキーム20
スキーム21は、置換(ベンジルまたはヘテロアリールアルキルスルホニル)ベンゼンEの別の一般的な形成方法を説明する。2‐ヒドロキシアセトフェノンAとアルデヒドBとを縮合させてピロリジンで触媒するとクロマノンCを得る。酸性(例えば、BF3‐エーテラートまたはトリフルオロ酢酸)条件下で、還元剤(例えば、トリエチルシランまたはピリジンボラン)の存在の下、クロマノンCにチオールを加えると、スルフィドDを得る。スルフィドDをメタクロロ過安息香酸、オキソン、もしくは他の適切な酸化剤で酸化すると、置換(ベンジルまたはヘテロアリールアルキルスルホニル)ベンゼンEを得る。
スキーム21
スキーム22は、置換1‐(フェニルまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレンCの一般的な形成方法を説明する。酸性(例えば、BF3‐エーテラートまたはトリフルオロ酢酸)条件下で、還元剤(トリエチルシランまたはピリジンボラン)の存在の下、テトラロンAにチオールを加えると、スルフィドBを得る。スルフィドBをメタクロロ過安息香酸、オキソン、もしくは他の適切な酸化剤で酸化させると、1‐(フェニルまたはヘテロアリールスルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレンCを得る。
スキーム22
II.テトラヒドロキノリニル及び関連化合物の治療への応用
本明細書に記載のテトラヒドロキノリニル及び関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物は、がん、細菌感染症、真菌感染症、または免疫不全症に罹患する対象に治療的有用性を提供することが企図される。したがって、本発明の一態様は、がん、細菌感染症、真菌感染症、及び免疫不全症からなる群から選択される障害の治療法を提供する。本方法は、治療有効量の本明細書に記載のテトラヒドロキノリニルまたは関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物を、それを必要とする対象に投与して、該障害の症状を改善することを含む。特定の実施形態では、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、またはII−Bの特定の化合物が、上記実施形態のうちの1つで定義される化合物である。
特定の実施形態では、該障害はがんである。特定の実施形態では、該がんは、固形腫瘍または白血病である。特定の他の実施形態では、該がんは、結腸がん、膵臓がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、扁平上皮がん、基底細胞がん、腺がん、汗腺がん、皮脂腺がん、肺がん、白血病、膀胱がん、胃がん、子宮頸がん、精巣がん、皮膚がん、直腸がん、甲状腺がん、腎臓がん、子宮がん、食道がん(espophagus cancer)、肝臓がん、聴神経腫、乏突起膠腫、髄膜腫、神経芽細胞腫、または網膜芽細胞腫である。特定の他の実施形態では、該がんは、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、黒色腫、中枢神経系組織のがん、脳腫瘍、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、皮膚B細胞リンパ腫、またはびまん性大細胞型B細胞リンパ腫である。特定の他の実施形態では、該がんは、乳がん、結腸がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、前立腺がん、腎がん、卵巣がん、白血病、黒色腫、または中枢神経系組織のがんである。特定の他の実施形態では、該がんは、結腸がん、小細胞肺がん、非小細胞肺がん、腎がん、卵巣がん、腎がん、または黒色腫である。
特定の実施形態では、該がんは、非ホジキンリンパ腫である。特定の実施形態では、該非ホジキンリンパ腫は、B細胞リンパ腫、例えば、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、縦隔原発B細胞リンパ腫、濾胞性リンパ腫、小リンパ球リンパ腫、マントル細胞リンパ腫、辺縁帯B細胞リンパ腫、節外性辺縁帯B細胞リンパ腫、節性辺縁帯B細胞リンパ腫、脾性辺縁帯B細胞リンパ腫、バーキットリンパ腫、リンパ形質細胞性リンパ腫、有毛細胞白血病、または原発性中枢神経系(CNS)リンパ腫である。
特定の実施形態では、該非ホジキンリンパ腫は、T細胞リンパ腫、例えば、前駆Tリンパ芽球性リンパ腫、抹消T細胞リンパ腫、皮膚T細胞リンパ腫、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫、節外性ナチュラルキラー/T細胞リンパ腫、腸症型T細胞リンパ腫、皮下脂肪織炎様T細胞リンパ腫、未分化大細胞リンパ腫、または抹消T細胞リンパ腫である。
特定の実施形態では、該白血病は、慢性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、または急性リンパ性白血病である。
さらに他の実施形態では、該がんは、血管新生化腫瘍、扁平上皮がん、腺がん、小細胞がん、黒色腫、神経膠腫、神経芽細胞腫、非上皮性悪性腫瘍(例えば、血管肉腫または軟骨肉腫)、星細胞腫、バルトリン腺がん、基底細胞がん、胆道がん、骨がん、骨髄がん、気管支がん、気管支腺がん、カルチノイド、胆管がん、軟骨肉腫、脈絡叢乳頭腫/がん(choriod plexus papilloma/carcinoma)、胃前庭部がん、胃底部がん、ガストリノーマ、膠芽細胞腫、グルカゴノーマ、心臓がん、血管芽細胞腫、血管内皮腫、血管腫、肝細胞腺腫、肝細胞腺腫症(hepatic adenomatosis)、肝胆道がん、肝細胞がん、ホジキン病、回腸がん、インスリノーマ、上皮内がん、上皮間扁平上皮新生物、肝内胆管がん、浸潤性扁平上皮がん、空腸がん、関節がん、カポジ肉腫、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性白血病、明細胞がん、結合組織がん、嚢胞腺腫、消化器系がん、十二指腸がん、内分泌系がん、内胚葉洞腫瘍、子宮内膜増殖症、子宮内膜間質肉腫、類内膜腺がん、内皮細胞がん、上衣がん、上皮細胞がん、ユーイング肉腫、眼窩がん、女性生殖器がん、限局性結節性過形成、胆嚢がん、骨盤内のがん、大細胞がん、大腸がん、平滑筋肉腫、悪性黒子型黒色腫、リンパ腫、男性生殖器がん、悪性黒色腫、悪性中皮腫、髄芽腫、髄様上皮腫、髄膜がん腫症、中皮がん、転移がん、口腔がん、粘膜表皮がん、多発性骨髄腫、筋肉がん、鼻道がん、神経系のがん、小腸がん、平滑筋がん、軟部組織がん、ソマトスタチン産生腫瘍、脊柱がん、扁平上皮がん、横紋筋がん、中皮下がん、表在拡大型黒色腫、T細胞白血病、舌がん、未分化がん、尿管がん、尿道がん、膀胱がん、泌尿系がん、子宮頸がん、子宮体がん、ぶどう膜黒色腫、膣がん、いぼ状がん、VIP産生腫瘍、外陰がん神経上皮腺がん結節型黒色腫、非上皮性皮膚がん、非ホジキンリンパ腫、燕麦細胞がん、希突起神経膠がん、口腔がん、骨肉腫、漿液性乳頭状腺がん、陰茎がん、咽頭がん、下垂体部腫瘍、形質細胞腫、偽肉腫、肺芽細胞腫、直腸がん、腎細胞がん、呼吸器系がん、網膜芽腫、横紋筋肉腫、非上皮性悪性腫瘍、漿液性がん、副鼻腔がん、喉頭がん、耳下腺がん、胆道がん(bilary tract cancer)、甲状腺がん、末端性黒子性黒色腫、光線角化症、急性リンパ球性白血病、急性骨髄性白血病、腺様嚢胞がん(adenoid cycstic carcinoma)、腺腫、腺肉腫、腺扁平上皮がん、肛門管がん、肛門がん、または肛門直腸がんである。
さらなる例示的ながんとしては、線維肉腫、粘液肉腫、脂肪肉腫、軟骨肉腫、骨肉腫、脊索腫、血管肉腫、内皮肉腫、リンパ管肉腫、リンパ管内皮肉腫、ユーイング腫瘍、平滑筋肉腫、横紋筋肉腫、扁平上皮がん、基底細胞がん、腺がん、汗腺がん、皮脂腺がん、乳頭がん、乳頭腺がん、嚢胞腺がん、髄様がん、気管支がん、腎細胞がん、肝がん、胆管がん、絨毛がん、セミノーマ、胎生期がん、ウィルムス腫瘍、上皮がん、神経膠腫、星状細胞腫、髄芽腫、及び血管芽細胞腫が挙げられる。
特定の実施形態では、該がんは、神経芽細胞腫、髄膜腫、血管周囲細胞腫、多発性脳転移、多形性膠芽腫、膠芽細胞腫、脳幹グリオーマ、予後不良悪性脳腫瘍、悪性神経膠腫、未分化星細胞腫、未分化希突起膠腫、神経内分泌腫瘍、直腸腺がん、デュークスC及びD大腸がん、切除不能大腸がん、転移性肝細胞がん、カポジ肉腫、核型急性骨髄性白血病(karotype acute myeloblastic leukemia)、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、皮膚T細胞性リンパ腫、皮膚B細胞性リンパ腫、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、低悪性度濾胞性リンパ腫、転移性黒色腫、限局性黒色腫、悪性中皮腫、悪性胸水中皮腫症候群、腹膜がん、乳頭状漿液性がん、婦人科肉腫、軟部組織の肉腫、強皮症(scelroderma)、皮膚血管炎、ランゲルハンス細胞組織球増加症、平滑筋肉腫、進行性骨化性線維形成異常症、ホルモン抵抗性前立腺がん、切除ハイリスク軟部組織肉腫、切除不能肝細胞がん、ワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症(Waidenstrom’s macroglobulinemia)、くすぶり型骨髄腫、無痛性骨髄腫、卵管がん、アンドロゲン非依存性前立腺がん、アンドロゲン依存性ステージIV非転移性前立腺がん、ホルモン非感受性前立腺がん、化学療法非感受性前立腺がん、甲状腺乳頭がん、濾胞性甲状腺がん、甲状腺髄様がん、または平滑筋腫である。
特定の実施形態では、該障害は細菌感染症である。該細菌感染症は、当技術分野で周知の分類に従って特徴付けることができる。例えば、特定の実施形態では、該細菌感染症は、グラム陽性細菌感染症、例えば、グラム陽性球菌細菌感染症またはグラム陽性桿菌細菌感染症である。他の実施形態では、該細菌感染症は、グラム陰性細菌感染症、例えば、グラム陰性球菌細菌感染症またはグラム陰性桿菌細菌感染症である。該細菌感染症は、嫌気性細菌によって引き起こされるか好気性細菌によって引き起こされるかどうかによっても特徴付けることができる。したがって、特定の実施形態では、該細菌感染症は、嫌気性細菌感染症である。特定の他の実施形態では、該細菌感染症は、好気性細菌感染症である。
様々な細菌が、テトラヒドロキノリン化合物に対して感受性があると考えられる。代表的な細菌としては、Staphylococcus種、例えば、S.aureus、Enterococcus種、例えば、E.faecalis及びE.faecium、Streptococcus種、例えば、S.pyogenes及びS.pneumoniae、Escherichia種、例えば、毒素原性、病原性、侵入性、腸管出血性、及び腸管凝集性E.coli種を含めたE.coli、Haemophilus種、例えば、H.influenza、ならびにMoraxella種、例えば、M.catarrhalisが挙げられる。他の例としては、Mycobacteria種、例えば、M.tuberculosis、M.avian−intracellulare、M.kansasii、M.bovis、M.africanum、M.genavense、M.leprae、M.xenopi、M.simiae、M.scrofulaceum、M.malmoense、M.celatum、M.abscessus、M.chelonae、M.szulgai、M.gordonae、M.haemophilum、M.fortuni、及びM.marinum、Corynebacteria種、例えば、C. diphtheriae、Vibrio種、例えば、V.cholerae、Campylobacter種、例えば、C. jejuni、Helicobacter種、例えば、H.pylori、Pseudomonas種、例えば、P.aeruginosa;Legionella種、例えば、L.pneumophila、Treponema種、例えば、T.pallidum、Borrelia種、例えば、B.burgdorferi、Listeria種、例えば、L monocytogenes、Bacillus種、例えば、B.cereus、Bordatella種、例えば、B.pertussis、Clostridium種、例えば、C.perfringens、C.tetani、C.difficile、及びC.botulinum、Neisseria種、例えば、N.meningitidis及びN.gonorrhoeae、Chlamydia種、例えば、C.psittaci、C.pneumoniae、及びC.trachomatis、Rickettsia種、例えば、R.rickettsii及びR.prowazekii、Shigella種、例えば、S.sonnei、Salmonella種、例えば、S.typhimurium、Yersinia種、例えば、Y.enterocolitica及びY.pseudotuberculosis、Klebsiella種、例えば、K.pneumoniae、Mycoplasma種、例えば、M.pneumoniae、ならびにTrypanosoma bruceiが挙げられる。特定の実施形態では、本明細書に記載の化合物は、S.aureus、E.faecalis、E.faecium、S.pyogenes、S.pneumonia、及びP.aeruginosaからなる群から選択される細菌感染症を患う対象の治療に用いられる。
本明細書に記載の化合物の抗細菌活性は、当技術分野で周知のアッセイ、例えば、National Committee for Clinical Laboratory Standards. Performance Standards for Antimicrobial Susceptibility Testing; Fourteenth Informational Supplement. NCCLS document M100−S14 {ISBN 1−56238−516−X}でさらに説明される微量液体培地希釈法最小発育阻止濃度(MIC)アッセイを用いて評価され得る。このアッセイを用いて、溶液中の目に見える細菌増殖を防ぐのに必要な化合物の最小濃度を測定することができる。一般に、被検薬物をウェル内で連続的に希釈し、一定分量の液体細菌培養物を添加する。この混合物を適切な条件下培養し、その後細菌増殖について試験する。抗生物質活性が低いまたはない(高MIC)化合物は、高化合物濃度で増殖が可能であるが、抗生物質活性が高い化合物は、低濃度(低MIC)でしか細菌が増殖されない。
該アッセイは、選択された細菌株に適する保存細菌培養条件を用いる。永久保存菌株機関の保存株は、凍結懸濁液として−70℃で保存することができる。培養物は、ドライアイス/エタノール中で急速凍結する前に10%の脱脂乳(BD)に懸濁し、その後−70℃の冷凍庫に置くことができる。培養物は、羊血液5%含有トリプチックソイ寒天培地にて室温(20℃)で維持し、各培養物を凍結形態から戻して、MIC試験前にさらに時間をかけて移動させることができる。未使用のプレートを試験の前日に植菌し、一夜培養し、純度及び固有性を確認するために検査する。
保存株から回収された培養物の固有性及び純度を確認し、雑菌混入の可能性を排除することができる。菌株の固有性は、標準的な微生物法で確認され得る(例えば、Murray et al., Manual of Clinical Microbiology, Eighth Edition. ASM Press {ISBN 1−55581−255−4}参照)。一般に、培養物を適切な寒天プレート上で筋状にし、純度、期待されるコロニー形態、及び溶血パターンを可視化する。グラム染色も利用できる。これらの固有性は、MicroScan WalkAway 40SI機器(Dade Behring, West Sacramento, California)を用いて確認される。この装置は、自動化培養器、読み取り機、及びコンピュータを利用して、同定目的のため、各有機体によって行われる生化学反応を評価する。MicroScan WalkAwayを用いて予備MICを測定することもでき、これは、以下に説明する方法を用いて確認してもよい。
凍結保存株を最初の有機体源として用い、微量液体培地希釈法最小発育阻止濃度(MIC)試験を行ってもよい。保存株は、使用前に、少なくとも1増殖サイクル(18〜24時間)の間、それらの標準増殖培地に移す。ほとんどの細菌は、寒天プレートから直接、適切な分量10mLの液体培地に調製してよい。細菌培養物は、マクファーランド標準液0.5の不透明度に調節される(波長600nmに設定されたPerkin−Elmer(Wellesley,Massachusetts)のLambda EZ150分光光度計にて光学濃度値が0.28〜0.33))。調節された培養物を次に増殖培地で400倍に希釈(0.25mL接種材料+100mL培養液)し、およそ5×105コロニー形成単位(CFU)/mLの出発懸濁液を生成する。ほとんどの細菌株は、カチオン調整ミューラーヒントン培養液(Mueller Hinton Broth)(CAMHB)にて試験され得る。
試験化合物(「薬剤」)を、該アッセイに適する溶媒、例えば、DMSOに溶解する。薬剤原液は、試験日に調製してよい。微量液体培地の希釈原料プレートは、64〜0.06μg薬剤/mL及び0.25〜0.00025μg薬剤/mLの2種の希釈系列に調製され得る。高濃度系列については、原液(2mg/mL)200μLを96穴のマイクロタイタープレートの重複列に加える。これを該希釈系列の最初のウェルとして用いる。連続2倍希釈は、BioMek FXロボット(Beckman Coulter Inc., Fullerton, CA)を用いて、残りの11ウェルのうちの10ウェルで行い、これらの各々は、適切な溶媒/希釈剤を100μL含む。第12列は、溶媒/希釈剤のみを含み、対照としての役割を果たす。低濃度系列の最初のウェルについては、8μg/mLの原液200μLを96穴プレートの重複列に添加する。連続2倍希釈を上記のように行う。
上記の原料プレートから、BioMek FXロボットを用いて娘96穴プレートを配置し(3.2μL/ウェル)、これを直ちに用いても、使用まで−70℃で凍結させてもよい。BioMek FXロボットを用いて、好気性生物を解凍したプレートに接種する(体積100μL)。接種されたプレートは、積み重ねて配置して、空のプレートでふたをする。これらのプレートは、その後、CLSIガイドライン(National Committee for Clinical Laboratory Standards, Methods for Dilution, Antimicrobial Tests for Bacteria that Grow Aerobically; Approved Standard−Sixth Edition. NCCLS document M7−A6 {ISBN 1−56238−486−4})に従って、周囲雰囲気で16〜24時間培養する。
接種及び培養後、細菌増殖の程度は、Test Reading Mirror(Dynex Technologies 220 16)を用いて、該微量液体培地トレーの最上部全体に単色光が直接照らされている暗室で視覚的に評価することができる。MICは、該試験の条件下、顕微鏡で見られる増殖を防ぐ薬剤の最低濃度である。
特定の実施形態では、該障害は真菌感染症である。処理され得る例示的な真菌としては、例えば、Acremonium、Absidia(例えば、Absidia corymbifera)、Alternaria、Aspergillus(例えば、Aspergillus clavatus、Aspergillus flavus、Aspergillus fumigatus、Aspergillus nidulans、Aspergillus niger、Aspergillus terreus、及びAspergillus versicolor)、Aureobasidium、Basidiobolus、Blastomyces(例えば、Blastomyces dermatitidis)、Candida(例えば、Candida albicans、Candida glabrata、Candida guilliermondii、Candida kefyr、Candida krusei、Candida lusitaniae、Candida parapsilosis、Candida pseudotropicalis、Candida stellatoidea、Candida tropicalis、Candida utilis、Candida lipolytica、Candida famata、及びCandida rugosa)、Cephalosporium、Chaetomium、Chrysosporium、Cladosporium(例えば、Cladosporium carrionii及びCladosporium trichloides)、Coccidioides(例えば、Coccidioides immitis)、Conidiobolus、Coprinus、Corynespora、Cryptococcus(例えば、Cryptococcus neoformans)、Curvularia、Cunninghamella(例えば、Cunninghamella elegans)、Exophiala(例えば、Exophiala dermatitidis及びExophiala spinifera)、Epidermophyton(例えば、Epidermophyton floccosum)、Fonsecaea(例えば、Fonsecaea pedrosoi)、Fusarium(例えば、Fusarium solani)、Geotrichum(例えば、Geotrichum candiddum及びGeotrichum clavatum)、Hendersonula、Histoplasma、Leptosphaeria、Loboa、Madurella、Malassezia(例えば、Malassezia furfur)、Microsporum(例えば、Microsporum canis及びMicrosporum gypseum)、Mycocentrospora、Mucor、Neotestudina、Paecilomyces、Paracoccidioides(例えば、Paracoccidioides brasiliensis)、Penicillium(例えば、Penicillium marneffei)、Phialophora、Pneumocystis(例えば、Pneumocystis carinii)、Pseudallescheria(例えば、Pseudallescheria boydii)、Rhinosporidium、Rhizomucor、Rhizopus(例えば、Rhizopus microsporus var. rhizopodiformis及びRhizopus oryzae)、Saccharomyces(例えば、Saccharomyces cerevisiae)、Scopulariopsis、Sporothrix(例えば、Sporothrix schenckii)、Trichophyton(例えば、Trichophyton mentagrophytes及びTrichophyton rubrum)、Trichosporon(例えば、Trichosporon asahii、Trichosporon beigelii、及びTrichosporon cutaneum)、ならびにWangiellaが挙げられる。
特定の実施形態では、該障害は、免疫不全症である。例示的な免疫不全症としては、例えば、ヒト免疫不全ウイルス感染症、化学療法による免疫系不全を患う患者、または手術から回復した免疫系不全を患う患者が挙げられる。
特定の実施形態では、該対象はヒトである。
本発明の別の態様は、本明細書に記載の化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)の薬剤の製造における使用を提供する。特定の実施形態では、該薬剤は、本明細書に記載の障害、例えば、がんの治療用のものである。
本発明の別の態様は、医学的障害、本明細書に記載のそのような医学的障害(例えば、がん)を治療するための、本明細書に記載の化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)の使用を提供する。
さらに、本明細書に記載のテトラヒドロキノリニル及び関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物は、RORγ活性を促進可能であることが企図される。したがって、本発明の別の態様は、RORγ活性の促進方法を提供する。本方法は、有効量の本明細書に記載のテトラヒドロキノリニルまたは関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物にRORγを暴露して、RORγ活性を促進することを含む。特定の実施形態では、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、またはII−Bの特定の化合物が、上記実施形態のうちの1つで定義される化合物である。RORγ活性の促進は、RORγ活性の増大を意味する。特定の実施形態では、有効量の本明細書に記載のテトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)にRORγを暴露することで、該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物が存在しないこと以外は実質的に同じ条件下でのRORγ活性に対して少なくとも5%、10%、20%、または50%RORγ活性が増加する。
さらに、本明細書に記載のテトラヒドロキノリニル及び関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物は、対象におけるインターロイキン−17(IL−17)量を増大し得ることが企図される。IL−17は、多くの生物学的機能に影響を及ぼすサイトカインである。したがって、本発明の別の態様は、対象におけるIL−17量の増大方法を提供する。本方法は、有効量の本明細書に記載のテトラヒドロキノリニルまたは関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物を対象に投与して、該対象においてIL−17量を増加させることを含む。特定の実施形態では、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、またはII−Bの特定の化合物が、上記実施形態のうちの1つで定義される化合物である。
特定の実施形態では、該対象はヒトである。特定の実施形態では、該化合物の投与で、Th−17細胞によって産生されるIL−17量が該対象において増加する。例えばTh−17細胞によって産生されるIL−17量の変化は、文献に記載の手順、例えば、ELISAアッセイまたは細胞内染色アッセイを用いて測定することができる。
さらに、本明細書に記載のテトラヒドロキノリニル及び関連化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物は、対象におけるIL−17の合成を増大し得ることが企図される。したがって、本発明の別の態様は、対象におけるIL−17の合成の増大方法を提供する。本方法は、有効量の本明細書に記載の化合物、例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物を対象に投与して、該対象においてIL−17の合成を増加させることを含む。特定の実施形態では、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、またはII−Bの特定の化合物が、上記実施形態のうちの1つで定義される化合物である。
養子細胞療法
本明細書に記載のRORγアゴニスト化合物はまた、様々な医学的障害、例えば、がん、細菌感染症、真菌感染症、及び免疫障害を治療するための養子細胞療法に用いられ得る。細胞、例えば、リンパ球または樹状細胞を、エキソビボで本明細書のRORγアゴニスト化合物に暴露し、次にこれら処理細胞を患者に投与する。養子細胞移入では、細胞を供給源(通常は治療を要する患者)から採取し、薬剤とともにエキソビボで培養し、その後得られた細胞を、治療を要する該患者に投与する。該培養は、通常、該細胞を、該細胞数が増加する(すなわち、拡大)条件かつ/または治療的有用性を改善する特徴を獲得する条件に供する。該養子細胞療法の方法及び組成物の一般的な特徴を、リンパ球、樹状細胞、ならびに細胞の分離及び培養手順のより具体的な実施形態とともに、以下に説明する。
したがって、本発明の一態様は、RORγアゴニストで処理された、リンパ球及び樹状細胞からなる群から選択される細胞の患者への供給方法を提供する。本方法は、本明細書に記載のRORγアゴニスト、例えば、式I、I−1、I−A、またはIIの化合物にエキソビボで暴露された当該細胞を含む医薬組成物を、それを必要とする患者に投与することを含む。本方法は、さらに培養ステップを含み得る。かかる実施形態では、本方法はさらに細胞(すなわち、リンパ球または樹状細胞)を、RORγアゴニストとともに培養して、該RORγアゴニストにエキソビボで暴露された該細胞を提供することを含む。該培養は、該細胞をサイトカイン(例えば、IL−1β、IL−2、IL−6、IL−7、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IL−23、または形質転換成長因子ベータ)に暴露することを含んでもよい。該培養ステップで、該細胞を医学的障害と関連する抗原に暴露してもよい。理論に拘束されるものではないが、医学的障害と関連する抗原に特異的な受容体を有する細胞は、かかる受容体を欠く細胞より有効な治療をもたらすことができる。したがって、特定の実施形態では、該培養ステップは、医学的障害と関連する抗原に該細胞を暴露することを含む。該抗原は、抗原提示細胞でもよい。代替として、該抗原はがん組織を含んでもよい。さらに、以下に説明するように、該細胞を遺伝子操作し、医学的障害と関連する抗原に特異的な受容体を発現させてもよい。
該細胞は、自己細胞でも同種異形細胞でもよい。自己細胞は、RORγアゴニストにエキソビボで暴露された細胞を受ける患者から採取した細胞である。このように、特定の実施形態では、本方法はさらに、当該患者から、該培養ステップに用いるための細胞を採取することを含み得る。代替として、該細胞は同種異形細胞である、すなわち、該患者の細胞に対して同種異形の細胞を産生する対象から採取するものであってもよい。かかる実施形態では、本方法はさらに、該患者のリンパ球に対して同種異形の細胞を産生する対象から、該培養ステップに用いるための細胞を採取することを含み得る。
特定の実施形態では、該細胞はリンパ球である。リンパ球は、文献に記載の手順に従って、ヒトまたは動物組織から採取することができる。特定の実施形態では、該リンパ球は血液、がん組織、骨髄、脾臓、リンパ節、または胸腺から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、ヒト末梢血単核細胞等の末梢血単核細胞の集団から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、腫瘍または感染部位に近位のリンパ節から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球はがん組織から採取される。さらに他の実施形態では、該リンパ球は、腫瘍浸潤リンパ球である。
細胞は、医学的障害に特異的な抗原の受容体の存在に応じて特徴付けることができる。特定の実施形態では、該細胞は、医学的障害に特異的な抗原の受容体を発現する。上記の通り、かかる細胞は、治療されるべき疾患に特異的な組織をより標的としやすいため、該疾患を治療するためのより有効な治療を提供し得る。特定の実施形態では、該医学的障害は、がん、細菌感染症、真菌感染症、または免疫障害である。さらに他の実施形態では、該細胞は、医学的障害に特異的ではないが該障害の治療において細胞の有効性の向上に有用な受容体を発現し得る。
養子細胞移入に用いる様々な種類のリンパ球が、文献に記載されている。特定の実施形態では、該リンパ球はT細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球はCD8+T細胞、CD4+T細胞、またはTH17細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球はCD8+T細胞、CD4+T細胞、またはこれらの組合せである。特定の他の実施形態では、該リンパ球はナチュラルキラー細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、Tc17細胞、ナチュラルキラーT細胞、またはγδT細胞である。さらに他の実施形態では、該リンパ球は遺伝子操作されたリンパ球である。
細胞は、文献に記載の手順に従って患者に投与され得る。特定の実施形態では、該投与は、該医薬組成物を該患者に注射することを含む。該注射は、静脈注射または腫瘍等の病変組織への直接的な注射でよい。さらに他の実施形態では、該注射は、該患者への皮下注射であり得る。
該治療法は、併用療法、例えば、(i)RORγアゴニストに暴露された細胞の有効性を向上させる薬剤、及び/または(ii)該標的の医学的障害の治療において独立した有効性を有する薬剤を投与することを含む。
本発明の別の態様は、本明細書に記載のRORγアゴニストにエキソビボで暴露された細胞集団の調製方法であって、該細胞がリンパ球及び/または樹状細胞である方法を提供する。本方法は、本明細書に記載のRORγアゴニストに、リンパ球及び樹状細胞からなる群から選択される細胞の集団をエキソビボで暴露し、これによって、RORγアゴニストにエキソビボで暴露された当該細胞集団を提供することを含む。該細胞集団は、本明細書に記載の治療法に使用され得る。該暴露ステップは、細胞集団をRORγアゴニストとともに、該集団中の細胞数を増加させるのに十分な期間培養することを含み得る。該培養は、該細胞をサイトカイン(例えば、IL−1β、IL−2、IL−6、IL−7、IL−10、IL−12、IL−15、IL−18、IL−21、IL−23、または形質転換成長因子ベータ)に暴露することを含んでもよい。さらに、該培養ステップで、該細胞を医学的障害に関連する抗原に任意に暴露してもよい。したがって、特定の実施形態では、該培養ステップは、該細胞を医学的障害に関連する抗原に暴露することを含む。該抗原は、抗原提示細胞であり得る。代替として、該抗原はがん組織を含んでもよい。該細胞は、自己細胞でも同種異形細胞でもよい。自己細胞は、RORγアゴニストにエキソビボで暴露された細胞を受ける患者から採取した細胞である。このように、特定の実施形態では、本方法はさらに、当該患者から、該培養ステップに用いるための細胞(すなわち、リンパ球または樹状細胞)を採取することを含み得る。代替として、該細胞は同種異形細胞、すなわち、該患者の細胞に対して同種異形の細胞を産生する対象から採取するものでもよい。かかる実施形態では、本方法はさらに、該患者の細胞に対して同種異形の細胞を産生する対象から、該培養ステップに用いるための細胞を採取することを含み得る。特定の実施形態では、該細胞はリンパ球である。リンパ球は、文献に記載の手順に従って、ヒトまたは動物組織から採取することができる。特定の実施形態では、該リンパ球は血液、がん組織、骨髄、脾臓、リンパ節、または胸腺から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、ヒト末梢血単核細胞等の末梢血単核細胞の集団から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、腫瘍または感染部位に近位のリンパ節から採取される。特定の他の実施形態では、該リンパ球はがん組織から採取される。さらに他の実施形態では、該リンパ球は、腫瘍浸潤リンパ球である。
細胞は、医学的障害に特異的な抗原の受容体の存在に応じて特徴付けることができる。特定の実施形態では、該細胞は、医学的障害に特異的な抗原の受容体を発現する。上記の通り、かかる細胞は、治療されるべき疾患に特異的な組織をより標的としやすいため、該疾患を治療するためのより有効な治療を提供し得る。特定の実施形態では、該医学的障害は、がん、細菌感染症、真菌感染症、または免疫障害である。さらに他の実施形態では、該細胞は、医学的障害に特異的ではないが該障害の治療において細胞の有効性の向上に有用な受容体を発現し得る。
上記の通り、養子細胞移入に用いる様々な種類のリンパ球が、文献に記載されている。特定の実施形態では、該リンパ球はT細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球はCD8+T細胞、CD4+T細胞、またはTH17細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球はCD8+T細胞、CD4+T細胞、またはこれらの組合せである。特定の他の実施形態では、該リンパ球はナチュラルキラー細胞である。特定の他の実施形態では、該リンパ球は、Tc17、ナチュラルキラーT細胞、またはγδT細胞である。さらに他の実施形態では、該リンパ球は遺伝子操作されたリンパ球である。
本発明の別の態様は、医学的障害の治療方法を提供する。本方法は、本明細書に記載のRORγアゴニストにエキソビボで暴露された細胞を、それを必要とする患者に投与して該医学的障害を治療することを含み、ここで、該細胞はリンパ球または樹状細胞である。該医学的障害は、例えば、がん、細菌感染症、真菌感染症、または免疫障害であり得る。さらなる例示的な医学的障害は上記に説明されており、特定の実施形態では、該医学的障害は、固形腫瘍、リンパ腫、及び白血病からなる群から選択されるがんである。特定の他の実施形態では、該医学的障害は、卵巣がん、黒色腫、大腸がん、肺がん、乳がん、前立腺がん、膵臓がん、腎細胞がん、白血病、B細胞リンパ腫、及び非ホジキンリンパ腫からなる群から選択されるがんである。
本発明の別の態様は、本明細書に記載のRORγアゴニストにエキソビボで暴露されたリンパ球の細胞集団を提供する。該集団は、該集団内の特定の種類の細胞の存在及び/または量によって特徴付けられ得る。例えば、特定の実施形態では、該集団は、下記、すなわちT細胞及びナチュラルキラー細胞の1つまたは複数を含む。特定の他の実施形態では、該集団のリンパ球の大多数はT細胞である。特定の他の実施形態では、該集団のリンパ球の大多数はCD8+T細胞、CD4+T細胞、TH17細胞、またはこれらの組合せである。さらに他の実施形態では、該集団のリンパ球の大多数はナチュラルキラー細胞である。さらに他の実施形態では、単一の種類のリンパ球(例えば、T細胞、CD8+T細胞、CD4+T細胞、TH17細胞、Tc17細胞、ナチュラルキラー細胞、もしくはγδT細胞)は、該集団内の細胞の少なくとも60%、70%、80%、90%、または95%を構成する。さらに他の実施形態では、該集団は、(i)該集団内のリンパ球の大多数がT細胞であること、(ii)該集団内のリンパ球の大多数がCD8+T細胞、CD4+T細胞、TH17細胞、またはこれらの組合せであること、(iii)該集団内のリンパ球の大多数がTc17細胞であること、(iv)該集団内のリンパ球の大多数がナチュラルキラー細胞であること、または(v)該集団内のリンパ球の大多数がナチュラルキラーT細胞、γδT細胞、またはこれらの組合せであることによって特徴付けられる。さらに他の実施形態では、該集団内のリンパ球の大多数は、CD8+T細胞、CD4+T細胞、またはこれらの組合せである。さらに他の実施形態では、該集団は、該集団内のリンパ球の大多数がTc17細胞、CD4+Th0Tリンパ球、Th17分極化CD4+Tリンパ球、CD8+Tc17Tリンパ球、またはこれらの組合せであることによって特徴付けられる。
上記態様及び実施形態の各々において、リンパ球は、それらが腫瘍浸潤リンパ球、ナイーブTリンパ球、メモリーTリンパ球、エフェクターTリンパ球、CD8+T細胞、CD4+T細胞、CD4+/CD8+二重陽性Tリンパ球、CD28+CD8+T細胞、またはTH17細胞であるかどうかによって特徴付けられ得る。CD8+T細胞は、各細胞の種類に特有の細胞表面抗原によって、ナイーブCD8+T細胞、メモリーCD8+T細胞、及びエフェクターCD8+T細胞に分けることができる。細胞または細胞集団が特定の細胞表面マーカーに対して陽性であるかどうかは、該表面マーカーに特異的な抗体及びアイソタイプ適合対照抗体での染色を用いたフローサイトメトリーによって決定され得る。マーカーに対して陰性の細胞集団とは、該アイソタイプ対照を上回る該特異的抗体による該細胞集団の有意な染色の欠如を指し、陽性とは、該アイソタイプ対照を上回る該細胞集団の均一な染色を指す。例えば、CD4+ヘルパーT細胞は、細胞表面抗原を有する細胞集団を識別することによって、ナイーブ、セントラルメモリー、及びエフェクター細胞に分類することができる。特定の実施形態では、セントラルメモリーCD4+T細胞は、CD62L陽性及びCD45RO陽性である。特定の実施形態では、エフェクターCD4+T細胞は、CD62L及びCD45RO陰性である。さらに他の実施形態では、該リンパ球は、Th1細胞、Tc1細胞、Th0細胞、またはTc0細胞である。特定の実施形態では、該リンパ球はCD8+T細胞であり、これは任意に、該CD8+T細胞がナイーブCD8+T細胞、メモリーCD8+T細胞、またはエフェクターCD8+T細胞であるかどうかによってさらに特徴付けられる。特定の実施形態では、該リンパ球はメモリーCD8+T細胞であり、これは、該細胞がCD62L陽性またはCD45RO陽性であるかどうかによってさらに特徴付けられ得る。特定の他の実施形態では、該リンパ球はエフェクターCD8+T細胞であり、これは、該細胞がCD62L陰性またはCD45RO陰性かどうかによってさらに特徴付けられ得る。さらに他の実施形態では、該リンパ球はCD4+Th0Tリンパ球、Th17分極化CD4+Tリンパ球、またはCD8+Tc17Tリンパ球である。さらに他の実施形態では、該リンパ球は、CD8+末梢血リンパ球のCD62L+またはCD62L−サブセットに存在するメモリーT細胞である。特定の実施形態では、該セントラルメモリーT細胞は、CD45RO+、CD62L+、CD8+T細胞であり得る。特定の実施形態では、エフェクターT細胞は、CD62L、CCR7、CD28、及びCD127に対して陰性であり、グランザイムB及びパーフォリンに対して陽性である。
T細胞は、該T細胞表面にあるT細胞受容体の固有性に応じて特徴付けることができる。該T細胞受容体は、ジスルフィド結合膜固定ヘテロダイマーであり、これは通常、不変のCD3鎖分子との複合体の一部として発現される高多様性アルファ(α)及びベータ(β)鎖からなる。この受容体を発現するT細胞は、α:β(またはαβ)T細胞と呼ばれる。少数のT細胞は、可変ガンマ(γ)及びデルタ(δ)鎖で形成される別の受容体を発現し、かかるT細胞はγδT細胞と呼ばれる。T細胞の1つの亜型はナチュラルキラーT(NKT)細胞である。NKT細胞は、T細胞とナチュラルキラーNK細胞の両方の特性を共有するT細胞の混成群である。多くのNKT細胞は、非多形CD1d分子、すなわち、自己及び異種脂質及び糖脂質に結合する抗原提示分子を認識する。T細胞の他の亜型としては、例えば、CD8+T細胞、CD4+T細胞、Tc17細胞、ナチュラルキラーT細胞、及びγδT細胞が挙げられる。T細胞のさらに他の亜型としては、例えば、CD4-CD8-T細胞及びCD28+CD8+T細胞が挙げられる。
好ましくは、該リンパ球は、医学的状態の抗原に特異的な受容体を含む。該受容体は、内因性リンパ球受容体、すなわち、該リンパ球に対して内因性の(すなわちナイーブな)抗原特異的リンパ球受容体であり得る。かかる例では、該内因性リンパ球受容体を含む該リンパ球は、特定の医学的状態に特異的な抗原を発現することが知られる患者から分離されたリンパ球であり得る。代替として、該内因性リンパ球受容体を含む該リンパ球は、同種異形リンパ球(すなわち、該リンパ球を受ける患者との組織適合性のリンパ球)を産生する対象から分離されたリンパ球であり得る。特定の実施形態では、リンパ球が採取される対象は、該患者に投与される該リンパ球が治療されるべき該医学的障害に対して特異性を有するように、該リンパ球の採取の前に免疫が与えられ得る。
該内因性リンパ球受容体によって認識される疾患の抗原は、該疾患に特徴的な任意の抗原であり得る。例えば該抗原は、例えば、gp100、MART−1、TRP−1、TRP−2、チロシナーゼ、NY−ESO−1、MAGE−1、またはMAGE−3等の腫瘍抗原でよい。
リンパ球はまた、腫瘍の反応性に対する活性化の表現型マーカーの存在、例えば、4−1BBLの存在によっても特徴付けられ得る。かかる表現型マーカーに対して富化されたリンパ球の集団は、治療上の利点をもたらし得る。リンパ球はまた、該RORγの発現レベルによっても特徴付けられ得る。特定の実施形態では、該リンパ球を、RORγを発現するように誘導または操作し、これによってRORγ量を増大させてもよい。
該リンパ球は、遺伝子組み換えリンパ球、例えば、国際特許出願公開第WO/2012/129514号(参照により本明細書に組み込まれる)に記載の遺伝子組み換えリンパ球等であってよい。該リンパ球の遺伝子組み換えは、移入されたリンパ球の生存率及び/または機能を向上させることによって治療効果を改善し、遺伝子マーカーを提供してインビボでの生存もしくは移行の選択及び/もしくは評価を可能にしてもよく、または、例えば、インビボでの負の選択に対して感受性がある細胞を作製することで免疫療法の安全性を改善する機能を組み込んでもよい。該リンパ球は、特定のタンパク質、例えば、生存サイトカイン(survival cytokine)(例えば、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子)及び/または抗原(例えば、腫瘍抗原)の受容体を発現するように遺伝子組み換えされてもよい。
したがって、実施形態では、リンパ球は、キメラ抗原受容体(CAR)で改変される。該CARは、T細胞活性化及び細胞傷害性を媒介するTCR CD3+鎖に結合したモノクローナル抗体(mAb)の可変重鎖(VH)及び可変軽鎖(LV)由来の一本鎖抗体フラグメント(scFv)を含み得る。補助刺激シグナルは、CD28または4−1BBの補助刺激ドメインをCD3+鎖に融合させることによってCARを介して供給され得る。CARは、HLAから独立した細胞表面分子に特異的であるため、HLA拘束性及び腫瘍細胞における低レベルのHLA発現等のTCR認識の制限を解消する。
上記の説明は、本明細書で用いる可変要素の定義を与える複数の実施形態を説明するものである。本出願は、特に、かかる可変要素の全組合せ、例えば、可変要素A及びXについて示した該定義の特定の組合せを企図する。
III.併用療法
本発明の別の態様は、併用療法を提供する。テトラヒドロキノリニル及び関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)またはそれらの医薬的に許容される塩をさらなる治療薬と併せて用い、医学的障害、例えば、がん、細菌感染症、真菌感染症、及び免疫不全症を治療してもよい。
がん治療の併用療法の一部として用いられ得る例示的な治療薬としては、例えば、マイトマイシン、トレチノイン、リボムスチン(ribomustin)、ゲムシタビン、ビンクリスチン、エトポシド、クラドリビン、ミトブロニトール、メトトレキサート、ドキソルビシン、カルボコン、ペントスタチン、ニトラクリン、ジノスタチン、セトロレリックス、レトロゾール、ラルチトレキセド、ダウノルビシン、ファドロゾール、フォテムスチン、チマルファシン(thymalfasin)、ソブゾキサン、ネダプラチン、シタラビン、ビカルタミド、ビノレルビン、ベスナリノン、アミノグルテチミド、アムサクリン、プログルミド、エリプチニウムアセテート、ケタンセリン、ドキシフルリジン、エトレチネート、イソトレチノイン、ストレプトゾシン、ニムスチン、ビンデシン、フルタミド、ドロゲニル、ブトシン、カルモフール、ラゾキサン、シゾフィラン、カルボプラチン、ミトラクトール、テガフール、イホスファミド、プレドニムスチン、ピシバニール、レバミソール、テニポシド、インプロスルファン、エノシタビン、リスリド、オキシメトロン、タモキシフェン、プロゲステロン、メピチオスタン、エピチオスタノール、ホルメスタン、インターフェロン‐アルファ、インターフェロン‐2アルファ、インターフェロン‐ベータ、インターフェロン‐ガンマ、コロニー刺激因子1、コロニー刺激因子2、デニロイキンジフチトクス、インターロイキン‐2、及び黄体形成ホルモン放出因子(leutinizing hormone releasing factor)が挙げられる。
がん治療の併用療法の一部として用いられ得る薬剤のさらなるクラスは、免疫チェックポイント阻害薬(免疫チェックポイントブロッカーとも呼ばれる)である。免疫チェックポイント阻害薬は、免疫チェックポイントの阻害効果を有する治療薬のクラスである。例えば、Pardoll in Nature Reviews Cancer (2012) vol. 12, pages 252−264参照。例示的な免疫チェックポイント阻害薬としては、(i)細胞傷害性Tリンパ球抗原4(CTLA4)、(ii)プログラム細胞死タンパク質1(PD1)、(iii)PDL1、(iv)LAB3、(v)B7−H3、(vi)B7−H4、及び(vii)TIM3のうちの1つまたは複数を阻害する薬剤が挙げられる。黒色腫の治療を目的とする、CTLA4阻害薬であるIpilumumabが、米国食品医薬品局によって承認された。
がん治療の併用療法の一部として用いられ得るさらに他の薬剤は、非チェックポイント標的を標的とするモノクローナル抗体剤(例えば、ハーセプチン)及び非細胞傷害性薬剤(例えば、チロシンキナーゼ阻害薬)である。
細菌感染症治療の併用療法の一部として用いられ得る例示的な治療薬としては、例えば、アモキシシリン、アジスロマイシン、セファゾリン、セフトリアキソン、セフロキシム、セファレキシン、シプロフロキサシン、クリンダマイシン、ドキシサイクリン、レボフロキサシン、リネゾリド、メトロニダゾール、モキシフロキサシン、及びペニシリンが挙げられる。
真菌感染症治療の併用療法の一部として用いられ得る例示的な治療薬としては、例えば、2‐フェニルフェノール、8‐ヒドロキシキノリンスルフェート、アシベンゾラル‐S‐メチル、アルジモルフ(aldimorph)、アミドフルメト、アンプロピルフォス、アンプロピルフォスカリウム、アンドプリム(andoprim)、アニラジン、アザコナゾール、アゾキシストロビン、ベナラキシル、ベノダニル、ベノミル、ベンチアバリカルブイソプロピル、ベンザマクリル、ベンザマクリルイソブチル、ビラナフォス、ビナパクリル、ビフェニル、ビテルタノール、ブラスチシジン‐S、ブロムコナゾール、ブチルアミン、カルシウムポリスルフィド、カプシマイシン(capsimycin)、カプタホール、カプタン、カルベンダジム、カルボキシン、カルプロパミド、カルボン、キノメチオナート、クロベンチアゾン、クロルフェナゾール、クロロネブ、クロロタロニル、クロゾリネート(chlozolinate)、クロジラコン(clozylacon)、シアゾファミド(cyazofamid)、シフルフェナミド(cyflufenamid)、シモキサニル(cymoxanil)、シプロコナゾール(cyproconazole)、シプロジニル(cyprodinil)、シプロフラム(cyprofuram)、Dagger G、デバカルブ(debacarb)、ジクロフルアニド、ジクロン、ジクロロフェン、ジクロシメト(diclocymet)、ジクロメジン(diclomezine)、ジクロラン、ジエトフェンカルブ(diethofencarb)、ジフェノコナゾール、ジフルメトリム(diflumetorim)、ジメチリモール、ジメトモルフ(dimethomorph)、ジモキシストロビン(dimoxystrobin)、ジニコナゾール(diniconazole)、ジニコナゾール‐M、ジノカップ、ジフェニルアミン、ジピリチオン(dipyrithione)、ジタリムホス(ditalimfos)、ジチアノン、ドジン(dodine)、ドラゾキソロン、エジフェンホス、エポキシコナゾール(epoxiconazole)、エタボキサム(ethaboxam)、エチリモール、エトリジアゾール、ファモキサドン(famoxadon)、フェナミドン(fenamidone)、フェナパニル(fenapanil)、フェナリモル、フェンブコナゾール(fenbuconazole)、フェンフラム(fenfuram)、フェンヘキサミド(fenhexamid)、フェニトロパン(fenitropan)、フェノキサニル(fenoxanil)、フェンピクロニル(fenpiclonil)、フェンプロピジン(fenpropidin)、フェンプロピモルフ、フェルバム、フルアジナム(fluazinam)、フルベンジミン(flubenzimine)、フルジオキソニル(fludioxonil)、フルメトバー(flumetover)、フルモルフ(flumorph)、フルオロミド(fluoromide)、フルオキサストロビン(fluoxastrobin)、フルキンコナゾール(fluquinconazole)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルシラゾール(flusilazole)、フルスルファミド(flusulphamide)、ヘキサコナゾール(hexaconazole)、ヒメキサゾール(hymexazole)、イマザリル、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イミノクタジントリアセテート(iminoctadine triacetate)、イミノクタジントリス(アルベシル)(iminoctadine tris(albesil))、ヨードカルブ(iodocarb)、イプコナゾール、イプロベンホス、イプロジオン、イプロバリカルブ(iprovalicarb)、イルママイシン、イソプロチオラン、イソバレジオン(isovaledione)、カスガマイシン、クレソキム−メチル(kresoxim−methyl)、オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、パクロブトラゾール(paclobutrazole)、ペフラゾエート(pefurazoate)、ペンコナゾール(penconazole)、ペンシクロン(pencycuron)、ホスジフェン(phosdiphen)、フタリド、ピコキシストロビン(picoxystrobin)、ピペラリン、ポリオキシン類、ポリオキソリム(polyoxorim)、プロベナゾール、プロクロラズ(prochloraz)、プロシミドン、プロパモカルブ(propamocarb)、プロパノシンナトリウム(propanosine−sodium)、プロピコナゾール、プロピネブ、プロキナジド(proquinazid)、プロチオコナゾール、ピラクロストロビン(pyraclostrobin)、ピラゾホス、ピリフェノックス(pyrifenox)、ピリメタニル(pyrimethanil)、ピロキロン(pyroquilon)、ピロキシフル(pyroxyfur)、ピロールニトリン(pyrrolnitrine)、テトラコナゾール、(tetraconazole)、チアベンダゾール、チシオフェン(thicyofen)、チフルザミド(thifluzamide)、チオファネートメチル、チラム、チオキシミド(tioxymid)、トリシクラゾール、トリデモルフ、トリフロキシストロビン(trifloxystrobin)、トリフルミゾール(triflumizole)、トリホリン、トリチコナゾール(triticonazole)、ウニコナゾール、バリダマイシンA、ビンクロゾリン、ジネブ、ジラム、及びゾキサミド(zoxamide)が挙げられる。
テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)及び追加の治療薬の量ならびに投与の相対的タイミングを選択し、所望の併用療法の効果を得てもよい。例えば、併用療法を、その投与を必要とする患者へ投与する際、該組合せ中の該治療薬、または医薬組成物もしくは該治療薬を含む組成物は、例えば、連続的に、共に、一緒に、同時に任意の順番で投与され得る。さらに、例えば、テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)は、該(1つまたは複数の)追加の治療薬(複数可)がその予防効果または治療効果を発揮する間に投与してもよく、その逆も同様である。
該併用療法で用いられる活性成分の用量及び投薬計画は、担当の臨床医によって決定され得る。特定の実施形態では、該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)及び追加の治療薬(複数可)は、かかる治療薬が該障害を治療するための単剤療法として使用される際に通常使用される用量で投与される。他の実施形態では、該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)及び該追加の治療薬(複数可)は、かかる治療薬が該障害を治療するための単剤療法として使用される際に通常使用される用量よりも少ない用量で投与される。特定の実施形態では、該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)及び追加の治療薬(複数可)は、同じ組成物に存在し、経口投与に好適である。
特定の実施形態では、該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)及び追加の治療薬(複数可)は、相加的または相乗的に作用し得る。相乗的な組合せによって、併用療法の1つまたは複数の薬剤を、投薬量を減少させて、かつ/またはより少ない投与頻度で使用することが可能になる。1つまたは複数の薬剤の投与量を減少させる、またはその投与頻度が低下させることにより、該療法の有効性を低減させることなく該療法の毒性を低下させることができる。
本発明の別の態様は、治療有効量の該テトラヒドロキノリニルまたは関連化合物(例えば、式I、I−1、I−A、I−B、II、II−1、II−A、II−Bのいずれか1つの化合物、またはI節の他の化合物、例えば、式III、IV、V、もしくはVIの化合物)、医薬的に許容される担体、媒体、または希釈剤、及び任意に少なくとも1つの上記追加の治療薬を含むキットである。
IV.医薬組成物及び投与法の検討
上記の通り、本発明は、1つまたは複数の医薬的に許容される担体(添加剤)及び/または希釈剤とともに製剤化される、治療有効量の1つまたは複数の上記化合物を含む医薬組成物を提供する。該医薬組成物は、(1)経口投与に適応されたもの、例えば、水薬(水性もしくは非水性溶液または懸濁液)、錠剤、例えば、口腔、舌下、及び体内吸収を目的としたもの、ボーラス、粉末、顆粒、舌への塗布用のペースト、(2)非経口投与に適応されたもの、例えば、例えば滅菌溶液もしくは懸濁液、または、徐放性製剤の皮下、筋肉内、静脈内、または硬膜外注射、(3)局所塗布に適応されたもの、例えば、クリーム、軟膏、もしくは皮膚に施す放出制御パッチもしくはスプレー、(4)膣内または直腸内投与に適応されたもの、例えば、ペッサリー、クリーム、もしくはフォーム、(5)舌下投与に適応さされたもの、(6)眼への投与に適応されたもの、(7)経皮的投与に適応されたもの、または(8)経鼻的投与に適応させたものを含む、固体もしくは液体形態で投与するものに製剤化され得る。
本明細書で用いられる「治療有効量」という表現は、本発明の化合物を含む化合物、物質、または組成物の量であって、任意の医療に適用可能な合理的なベネフィット/リスク比で、動物細胞の少なくとも亜集団においていくらかの所望の治療効果を得るために有効な量を意味する。
「医薬的に許容される」という表現は、本明細書では、健全な医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー反応、または他の問題もしくは合併症なく、合理的なベネフィット/リスク比に見合う、ヒト及び動物の組織と接触する際に使用するのに適した化合物、物質、組成物、及び/または剤形を指すために使用される。
湿潤剤、乳化剤及び滑沢剤、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム及びステアリン酸マグネシウム、ならびに着色剤、離型剤、コーティング剤、甘味料、矯味矯臭剤、香料、保存料、ならびに酸化防止剤もまた、該組成物に含まれてもよい。
医薬的に許容される酸化防止剤の例としては、(1)水溶性酸化防止剤、例えば、アスコルビン酸、システイン塩酸塩、重硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜流酸ナトリウム等、(2)油溶性酸化防止剤、例えば、パルミチン酸アスコルビル、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、ブチル化ヒドロキシトルエン(BHT)、レシチン、没食子酸プロピル、アルファ‐トコフェロール等、(3)金属キレート剤、例えば、クエン酸、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ソルビトール、酒石酸、リン酸等が挙げられる。
本発明の製剤としては、経口、経鼻、局所(口腔及び舌下等)、直腸、膣内、及び/または非経口投与に好適な製剤が挙げられる。該製剤は、便宜上単位剤形で提供されてもよく、薬学の技術分野で周知の任意の方法で調製されてもよい。担体材料と組合わせて単一の剤形を製造することができる活性成分の量は、治療下の宿主、具体的な投与方法によって異なる。担体材料と組合わせて単一の剤形を製造することができる活性成分の量は、一般に、治療効果をもたらす化合物の量になる。一般に、100パーセントのうち、この量は、活性成分の約0.1パーセント〜約99パーセント、好ましくは、約5パーセント〜約70パーセント、最も好ましくは、約10パーセント〜約30パーセントに及ぶ。
特定の実施形態では、本発明の製剤は、シクロデキストリン、セルロース、リポソーム、ミセル形成剤、例えば、胆汁酸、及びポリマー担体、例えば、ポリエステル及びポリアンハイドライドからなる群から選択される賦形剤、ならびに本発明の化合物を含む。特定の実施形態では、上記製剤は、本発明の化合物を経口投与可能なものにする。
これら製剤または組成物の調製方法は、本発明の化合物を、担体及び、任意に1つまたは複数の補助的な成分と結びつけるステップを含む。一般に、これら製剤は、本発明の化合物を、液体担体、もしくは微粉化した固体担体、またはその両方と均一にかつ密接に結びつけ、その後、必要であれば生成物を成形することによって調製される。
経口投与に適する本発明の製剤は、各々が所定量の本発明の化合物を活性成分として含むカプセル、カシェー、丸薬、錠剤、ドロップ(風味付けされた主成分、通常はスクロース及びアカシアまたはトラガカントを用いるもの)、粉末、顆粒の形態で、または、水性もしくは非水性液体溶液もしくは懸濁液、水中油もしくは油中水液体乳剤、エリキシル剤もしくはシロップ、トローチ(不活性の主成分、例えば、ゼラチン及びグリセリン、もしくはスクロース及びアカシアを用いるもの)、ならびに/もしくはマウスウォッシュ等のものでよい。本発明の化合物はまた、ボーラス、舐剤、またはペーストとして投与され得る。
経口投与用の本発明の固形剤形(カプセル、錠剤、丸薬、糖衣錠、粉末、顆粒、トローチ(trouches)等)において、該活性成分は、1つまたは複数の医薬的に許容される担体、例えば、クエン酸ナトリウムもしくはリン酸二カルシウム、及び/または下記:(1)充填剤または増量剤、例えば、デンプン、ラクトース、スクロース、グルコース、マンニトール、及び/もしくはケイ酸、(2)結合剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、アルギネート、ゼラチン、ポリビニルピロリドン、スクロース、及び/またはアカシア、(3)保湿剤、例えば、グリセロール、(4)崩壊剤、例えば、寒天、炭酸カルシウム、ジャガイモまたはタピオカデンプン、アルギン酸、特定のシリケート、及び炭酸ナトリウム、(5)溶解遅延剤、例えば、パラフィン、(6)吸収促進剤、例えば四級アンモニウム化合物ならびに界面活性剤、例えばポロキサマー及びラウリル硫酸ナトリウム、(7)湿潤剤、例えば、セチルアルコール、グリセロールモノステアレート、及び非イオン性界面活性剤、(8)吸収剤、例えば、カオリン及びベントナイトクレー、(9)滑沢剤、例えば、タルク、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、固体エチレングリコール、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸、及びこれらの混合物、(10)着色剤、ならびに(11)放出制御剤、例えば、クロスポビドンまたはエチルセルロースのいずれかと混合される。カプセル、錠剤、及び丸薬の場合、該医薬組成物はまた、緩衝剤を含み得る。同様の種類の固形組成物はまた、ラクトースまたは乳糖、及び高分子量のポリエチレングリコール等の賦形剤を用いる軟質及び硬質ゼラチンカプセルの充填剤としても使用され得る。
錠剤は、任意に1つまたは複数の補助的な成分とともに、圧縮または成形によって作製され得る。圧縮錠剤は、結合剤(例えば、ゼラチンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース)、滑沢剤、不活性希釈剤、保存料、崩壊剤(例えば、デンプングリコール酸ナトリウムまたは架橋カルボキシメチルセルロースナトリウム)、界面活性剤または分散剤を使用して調製され得る。成形錠剤は、適切な機械中で、不活性液体希釈剤で湿らせた該化合物粉末の混合物を成形することによって作製され得る。
該錠剤、ならびに本発明の該医薬組成物の他の固形剤形、例えば、糖衣錠、カプセル、丸薬、及び顆粒は、任意にスコアされてもよいし、コーティングならびに殻、例えば腸溶性コーティング及び薬剤製剤分野で周知の他のコーティングとともに調製されてもよい。それらはまた、例えば、所望の放出プロファイルを与えるための異なる割合のヒドロキシプロピルメチルセルロース、他のポリマーマトリクス、リポソーム、及び/またはミクロスフェアを用いて、含有される該活性成分の緩徐な放出または制御放出をもたらすように製剤化されてもよい。それらは急速放出するように製剤化されてよく、例えば凍結乾燥されてされてもよい。それらは、例えば、細菌保持フィルターでろ過することにより、または滅菌水もしくは他の何らかの滅菌注射用媒体に溶解可能な滅菌固体組成物の形の滅菌剤を使用直前の組み込むことによって滅菌され得る。これら組成物はまた、任意に乳白剤も含んでよく、さらに、活性成分(複数可)を、単独でまたは優先的に、消化管の特定の部位で、任意に遅延方式で放出する組成物のものであり得る。使用可能な包埋組成物の例としては、ポリマー物質及びワックス類が挙げられる。該活性成分はまた、適切な場合、1つまたは複数の上記賦形剤とともにマイクロカプセル化された形態のものでもよい。
本発明の化合物の経口投与用の液体剤形としては、医薬的に許容される乳剤、マイクロエマルション、溶液、懸濁液、シロップ、及びエリキシル剤が挙げられる。該活性成分に加えて、該液体剤形は、当技術分野で通常用いられる不活性希釈剤、例えば、水または他の溶媒、可溶化剤、ならびに乳化剤、例えば、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3‐ブチレングリコール、油(特に、綿実油、落花生油、コーン油、胚芽油、オリーブ油、ヒマシ油、及びゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、及びソルビタンの脂肪酸エステル、ならびにこれらの混合物を含んでよい。
不活性希釈剤の他に、該経口用組成物は、湿潤剤、乳化剤及び懸濁剤、甘味剤、矯味矯臭剤、着色剤、香料、ならびに保存料等のアジュバントを含み得る。
懸濁液は、該活性成分に加えて、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンのソルビトール及びソルビタンエステル、微結晶性セルロース、アルミニウムメタヒドロキシド、ベントナイト、寒天、及びトラガカント、ならびにこれらの混合物等の懸濁剤を含み得る。
直腸または膣内投与用の本発明の医薬組成物の製剤は、坐薬として提供されてもよく、これは、1つまたは複数の本発明の化合物と、例えばココアバター、ポリエチレングリコール、坐剤ワックスもしくはサリシレートを含む1つまたは複数の適切な非刺激性賦形剤または担体とを混合して調製することができ、かつ、室温では固形であるが体温では液体であり、それ故に直腸または膣腔で融解し、該活性成分を放出する。
膣内投与に適した本発明の製剤としてはまた、当技術分野で適切なことが知られる担体を含むペッサリー、タンポン、クリーム、ゲル、ペースト、フォーム、または、スプレー製剤が挙げられる。
本発明の化合物の局所または経皮投与用の剤形としては、粉末、スプレー、軟膏、ペースト、クリーム、ローション、ゲル、溶液、パッチ、及び吸入剤が挙げられる。該活性化合物は無菌条件下で、医薬的に許容される担体、及び必要とされ得る任意の保存料、緩衝剤、または推進剤とともに混合され得る。
該軟膏、ペースト、クリーム、ならびにゲルは、本発明の活性化合物に加えて、賦形剤、例えば、動物性及び植物性脂肪、油、ワックス、パラフィン、デンプン、トラガカント、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール、シリコーン、ベントナイト、ケイ酸、タルク、ならびに酸化亜鉛、またはこれらの混合物を含んでよい。
粉末ならびにスプレーは、本発明の化合物に加えて、賦形剤、例えば、ラクトース、タルク、ケイ酸、水酸化アルミニウム、ケイ酸カルシウム、及びポリアミド粉末、またはこれら物質の混合物を含むことができる。スプレーはさらに、通常の推進剤、例えば、クロロフルオロハイドロカーボン類、ならびに揮発性未置換炭化水素、例えば、ブタン及びプロパンを含むことができる。
経皮的パッチには、本発明の化合物が身体へ供給されるのを制御するという利点が付加される。かかる剤形は、該化合物を適切な媒体に溶解または分散することによって作製できる。また、該化合物が皮膚全体に流動するのを向上させるために、吸収促進剤を用いることができる。かかる流動の速度は、速度を制御する膜を提供すること、または該化合物のポリマーマトリクスもしくはゲルへ分散させることのいずれかによって制御することができる。
眼科製剤、眼軟膏剤、粉末、溶液等もまた、本発明の範囲内であると企図される。
非経口投与に適する本発明の医薬組成物は、1つまたは複数の本発明の化合物と、1つまたは複数の医薬的に許容される滅菌等張水性もしくは非水性溶液、分散液、懸濁液もしくは乳剤、または使用の直前に滅菌注射用溶液もしくは分散液に再構成され得る滅菌粉末を併せて含み、これらは、糖、アルコール、酸化防止剤、緩衝剤、静菌薬、該製剤を対象とするレシピエントの血液と等張にする溶質、または懸濁剤もしくは増粘剤を含んでもよい。
本発明の医薬組成物に使用され得る適切な水性及び非水性担体の例としては、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等)、及びこれらの適切な混合物、植物油、例えば、オリーブ油、ならびに注射用有機エステル、例えばオレイン酸エチルが挙げられる。適切な流動性は、例えば、コーティング材料、例えば、レシチンを使用することにより、分散体の場合には所要の粒径を維持することにより、かつ界面活性剤を使用することによって維持され得る。
これら組成物はまた、保存料、湿潤剤、乳化剤、及び分散剤等のアジュバントも含んでよい。対象化合物に対して微生物が作用するのを確実に防止するために、様々な抗細菌剤及び抗真菌剤、例えば、パラベン、クロロブタノール、フェノールソルビン酸等を含有させてもよい。等張剤、例えば、糖、塩化ナトリウム等を該組成物に含めることもまた望ましい場合がある。さらに、注射用医薬品形態の持続的吸収は、吸収を遅延させる薬剤、例えば、モノステアリン酸アルミニウム及びゼラチンを包含することによって引き起こされ得る。
一部の例では、薬剤の効果を持続させるため、該薬剤が皮下または筋肉内注射から吸収されるのを遅延させることが望ましい。これは、難水溶性の結晶性または非晶性物質の懸濁液を使用することによって達成され得る。そのため、該薬剤の吸収速度は、その溶解速度によって決定するが、これは、同様にして、結晶サイズ及び結晶形によって決定され得る。代替として、非経口投与された薬剤形態の吸収の遅延は、該薬剤を油媒体に溶解または懸濁することによって達成される。
注射用デポー形態は、対象化合物のマイクロカプセル化マトリクスを生分解性ポリマー、例えば、ポリラクチド‐ポリグリコリド内で形成することによって作製される。薬剤のポリマーに対する割合、及び使用される特定のポリマーの特性に応じて、薬剤の放出速度を制御することができる。他の生分解性ポリマーの例としては、ポリ(オルソエステル)及びポリ(アンハイドライド)が挙げられる。注射用デポー製剤はまた、生体組織と適合するリポソームまたはマイクロエマルションに該薬剤を取り込むことによっても調製される。
本発明の化合物が医薬品としてヒト及び動物に投与される際、それらは単独で、または、医薬的に許容される担体と併せて、例えば0.1〜99%(より好ましくは、10〜30%)の活性成分を含む医薬組成物として与えられ得る。
本発明の調製物は、経口的、非経口的、局部的、または直腸内に与えられ得る。それらは、当然ながら各投与経路に適切な形態で与えられる。例えば、それらは、錠剤またはカプセル形態で投与され、注射、吸入、目薬、軟膏、坐薬等によって投与され、注射、点滴、または吸入投与によって投与され、ローションまたは軟膏によって局部的に投与され、かつ坐薬によって直腸内に投与される。経口投与が好ましい。
本明細書で用いられる「非経口投与」及び「非経口的に投与される」という表現は、腸内及び局所投与以外の投与方法、通常は注射による投与方法を意味し、また、限定することなく、静脈内、筋肉内、動脈内、髄腔内、嚢内、眼窩内、心臓内、皮内、腹腔内、経気管、皮下、表皮下、関節内、被膜下、クモ膜下、髄腔内、及び胸骨内注射及び注入を含む。
本明細書で用いられる「全身投与」、「全身投与される」、「抹消投与」、及び「抹消投与される」という表現は、化合物、薬剤、または他の物質が、患者の組織に入り、ひいては代謝及び他の同様のプロセスを受けるように、中枢神経系へ投与されること(直接投与は除く)、例えば、皮下投与を意味する。
これらの化合物は、経口的投与、経鼻的投与(例えばスプレーによる投与)、直腸内投与、膣内投与、非経口的投与、嚢内投与、及び局所的投与(粉末、軟膏、またはドロップでの口腔及び舌下投与を含む)を含む任意の適切な投与経路で治療を行うために、ヒトならびに他の動物に投与され得る。
適切な水和形態で使用され得る本発明の化合物、及び/または本発明の医薬組成物は、選択される投与経路にかかわらず、当業者に周知の従来の方法によって、医薬的に許容される剤形に製剤化される。
本発明の医薬組成物中の活性成分の実際の投与量レベルは、患者に有害なものとなることなく、特定の患者、組成物、及び投与方法に対する所望の治療反応を達成するのに有効な該活性成分の量を得るために変更されてもよい。
投与量レベルの選択は、使用される本発明の特定の化合物もしくはそのエステル、塩、もしくはアミドの活性、投与経路、投与時間、使用される個々の化合物の排出もしくは代謝速度、吸収速度及び量、治療期間、使用される特定の化合物と併せて用いられる他の薬剤、化合物、及び/もしくは物質、治療を受ける患者の年齢、性別、体重、状態、健康全般、及び以前の病歴、ならびに医学の分野で周知の同様の要因等の様々な要因によって決定されることになる。
当技術分野における通常の技術を有する医師または獣医師であれば、必要とされる該医薬組成物の有効量を容易に決定して処方することができる。例えば、該医師または獣医師は、該医薬組成物に使用される本発明の化合物の投与量を、所望の治療効果を得るために必要とされるレベルより低いレベルから始めて、所望の効果が達成されるまで、用量を徐々に増加させることもできる。
一般に、本発明の化合物の適切な1日用量は、治療効果をもたらすのに有効な最低用量である該化合物の量となる。かかる有効量は、概して上記の要因によって決定されることになる。好ましくは、該化合物は、約0.01mg/kg〜約200mg/kg、より好ましくは約0.1mg/kg〜約100mg/kg、さらに好ましくは約0.5mg/kg〜約50mg/kgで投与される。本明細書に記載の化合物が別の薬剤(例えば、感作物質)とともに投与される場合、該有効量は、該薬剤が単独で使用される場合よりも少なくてよい。
必要に応じて、該活性化合物の有効1日用量は、1日を通して適切な間隔で、2回、3回、4回、5回、6回、またはそれ以上に分けて投与されるサブ用量として、任意に単位剤形で投与されてもよい。好ましい投薬は、1日1回の投与である。
本発明はさらに、本明細書に記載のテトラヒドロキノリニルまたは関連化合物を、本明細書に記載の医学的障害の治療のための治療有効量で含む単位剤形(錠剤またはカプセル等)を提供する。
これまで大まかに説明してきた本発明については、下記の実施例を参照することによって、更に容易に理解するであろう。これらの実施例は、本発明の特定の態様及び実施形態を例示する目的で含まれているに過ぎず、本発明を限定するようには意図されていない。本明細書に記載されている出発物質は、供給業者から得ることができるか、または市販の物質から、当業者に知られている転換を利用して、容易に調製することができる。
実施例1‐ (S)‐6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐2‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
パートI‐ メチル(S)‐4‐((1‐メトキシ‐1‐オキソプロパン‐2‐イル)オキシ)‐3‐ニトロベンゾエートの合成
メチル‐4‐ヒドロキシ‐3‐ニトロベンゾエート(3g、13.76mmol)、メチル‐(R)‐ラクテート(1.433g、13.8mmol)、及びトリフェニルホスフィン(4.33g、16.5mmol)をジクロロメタン(36mL)に懸濁させ、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(3.25mL、16.51mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌してから、粗製物を水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させてから、2回目のMPLC精製を行ってジクロロメタンで溶出させて、メチル(S)‐4‐((1‐メトキシ‐1‐オキソプロパン‐2‐イル)オキシ)‐3‐ニトロベンゾエート(2.56g、66%)を淡黄色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.37 (s, 1H), 8.12 (d, 1H), 7.36 (d, 1H), 5.40 (q, 1H), 3.83 (s, 3H), 3.65 (s, 3H), 1.54 (d, 3H)。
パートII‐ メチル(S)‐2‐メチル‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレートの合成
メチル(S)‐4‐((1‐メトキシ‐1‐オキソプロパン‐2‐イル)オキシ)‐3‐ニトロベンゾエート(2.38g、8.42mmol)を酢酸(30mL)に溶解させ、粉末状の鉄(2.35g、42.1mmol)を添加した。その混合物を70℃まで2時間加熱した。続いて、得られた懸濁液をセライトパッドで濾過し、その物質を酢酸エチルで洗浄した。続いて、その濾液を酢酸エチルと水に分液し、有機相を水で2回洗浄し、塩水で洗浄し、濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製してヘキサンと酢酸エチルの勾配(85:15〜3:7)で溶出させて、メチル(S)‐2‐メチル‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレート(1.16g、62%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 10.81 (s, 1H), 7.52 (m, 2H), 7.02 (d, 1H), 4.77 (q, 1H), 3.79 (s, 3H), 1.42 (d, 3H)。
パートIII‐ (S)‐(2‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)メタノールの合成
周囲温度のメチル(S)‐2‐メチル‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレート(1.16g、5.24mmol)の無水THF(26mL)溶液に、水素化アルミニウムリチウムのジエチルエーテル(20.98mL、20.98mmol)1M溶液を注意深く添加した。その混合物を50℃のオイルバスで一晩加熱した。得られた粗混合物を注意深く、水0.75mLで処理してから、15%NaOH溶液0.75mLで処理し、続いて水2.25mLで処理した。得られた混合物を数分間、激しく攪拌してから、濾過した。その濾液を濃縮して、表題化合物(0.96g、102%)を得て、その化合物は、精製せずに用いた。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 6.50 (m, 2H), 6.36 (d, 1H), 5.66 (s, 1H), 4.86 (t, 1H), 4.26 (d, 2H), 4.01 (m, 1H), 3.24 (m, 1H), 2.87 (m, 1H), 1.22 (d, 3H)。
パートIV‐ (S)‐(2‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)メタノールの合成
(S)‐(2‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)メタノール(0.9g、5.02mmol)、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(3.07g、12.5mmol)、及び炭酸カリウム(2.08g、15.1mmol)をアセトンに懸濁させ、その混合物を室温で18時間振とうさせた。次に、粗製物を濾過し、その濾液をシリカゲルに濃縮し、クロマトグラフィーによって精製し、表題化合物を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.08 (d, 1H), 7.97 (m, 2H), 7.81 (t, 1H), 7.65 (s, 1H), 6.99 (d, 1H), 6.74 (d, 1H), 5.18 (bs, 1H), 4.40 (s, 2H), 4.35 (d, 1H), 3.45 (m, 1H), 3.22 (m, 1H), 1.18 (d, 3H)。
パートV‐ (S)‐6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐2‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐(2‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)メタノール(1.28g、3.304mmol)、2‐クロロ‐6‐フルオロフェノール(0.484g、3.304mmol)、及びトリフェニルホスフィン(1.04g、3.965mmol)をジクロロメタン(7mL)に懸濁させ、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(0.78mL、3.965mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌してから、水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、0〜5%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出させて、表題化合物を得た(1.3g、73%)。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.08 (d, 1H), 7.94 (m, 2H), 7.80 (m, 2H), 7.27 (m, 2H), 7.13 (m, 2H), 6.80 (d, 1H), 5.03 (s, 2H), 4.36 (d, 1H), 3.49 (m, 1H), 3.25 (m, 1H), 1.19 (d, 3H)。
実施例2‐ (S)‐6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((4‐フルオロフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの調製
実施例4及び5、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づいて、表題化合物を調製した。(ES, m/z): (M+NH4)+ 466。
実施例3‐ (S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
パートI‐メチル(R)‐3‐ニトロ‐4‐((2‐オキソテトラヒドロフラン‐3‐イル)オキシ)ベンゾエートの合成
メチル4‐ヒドロキシ‐3‐ニトロベンゾエート(2.0g、10.2mmol)、(3R)‐3‐ヒドロキシテトラヒドロフラン‐2‐オン(1.036g、10.2mmol)、及びトリフェニルホスフィン(3.19g、12.2mmol)をジクロロメタン(25mL)に懸濁させ、その反応容器を氷浴で冷却し、その反応混合物にジイソプロピルアゾジカルボキシレート(2.40mL、12.2mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌してから、水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その濃縮物をMPLC(2本のカラム:まずジクロロメタンで溶出する第1のカラムと、15〜70%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出して、更に精製する第2のカラム)によって精製して、メチル(R)‐3‐ニトロ‐4‐((2‐オキソテトラヒドロフラン‐3‐イル)オキシ)ベンゾエートを得た(2.15g、75%)。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.38 (s, 1H), 8.20 (d, 1H), 7.62 (d, 1H), 5.71 (t, 1H), 4.44 (t, 1H), 4.28 (m, 1H), 3.84 (s, 3H), 2.80 (m, 1H), 2.35 (m, 1H)。
パートII‐ メチル(S)‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレートの合成
メチル(R)‐3‐ニトロ‐4‐((2‐オキソテトラヒドロフラン‐3‐イル)オキシ)ベンゾエート(2.15g、7.65mmol)を酢酸(25mL)に溶解させ、粉末状の鉄(2.14g、38.2mmol)を添加した。その反応混合物を70℃まで2時間加熱した。続いて、その懸濁液をセライトパッドで濾過した。その濾液を酢酸エチルと水に分液した。有機相を飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄し、塩水で洗浄してから濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、15〜70%の酢酸エチルのを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S)‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレートを得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 10.81 (bs, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.02 (d, 1H), 4.75 (m, 1H), 4.63 (t, 1H), 3.78 (s, 3H), 3.55 (m, 2H), 1.95 (m, 1H), 1.80 (m, 1H)。
パートIII‐ メチル(S)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレートの合成
メチル(S)‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレート(1.24g、4.94mmol)と、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(0.967g、6.42mmol)及びイミダゾール(0.672g、9.87mmol)をDMF(16mL)に懸濁させ、室温で一晩攪拌した。得られた混合物を水と酢酸エチルに分液し、有機層を2回水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、5〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S)‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレートを得た(1.20g、67%)。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 10.82 (bs, 1H), 7.52 (d, 1H), 7.46 (s, 1H), 7.01 (d, 1H), 4.70 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.73 (m, 2H), 2.00 (m, 1H), 1.87 (m, 1H), 0.81 (s, 9H), 0.00 (s, 6H)。
パートIV‐ (S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
メチル(S)‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐カルボキシレート(1.2g、3.283mmol)を無水THF(16mL)に溶解させ、水素化アルミニウムリチウムのエーテル(13.1mL、13.1mmol)1M溶液を添加した。その混合物をオイルバスで一晩、50℃で加熱した。続いて、その粗混合物を水(0.5mL)、15%NaOH(0.5mL)で注意深く処理してから、再度水(1.5mL)で処理した。得られた混合物を数分間、激しく攪拌してから濾過した。その濾液をシリカゲルに濃縮し、MPLCによって精製して、(S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.62g、90%)を透明な油として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 6.51 (m, 2H), 6.36 (d, 1H), 5.65 (bs, 1H), 4.85 (t, 1H), 4.51 (t, 1H), 4.23 (d, 2H), 4.02 (m, 1H), 3.53 (m, 2H), 3.27 (m, 1H), 2.92 (m, 1H), 1.67 (m, 2H)。
パートV‐ (S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.62g、2.96mmol)及び3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.812g、7.408mmol)をアセトン(30mL)に懸濁させ、炭酸カリウム(1.23g、8.89mmol)を添加した。その混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、その粗混合物をその後濾過し、その濾液をシリカゲルに濃縮し、MPLCによって精製して、(S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.8g、65%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.06 (d, 1H), 7.92 (m, 2H), 7.80 (t, 1H), 7.64 (s, 1H), 6.98 (d, 1H), 6.73 (d, 1H), 5.15 (t, 1H), 4.55 (t, 1H), 4.39 (m, 3H), 3.43 (m, 3H), 3.26 (m, 1H), 1.61 (m, 2H)。
パートVI‐ (S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐2‐(6‐(ヒドロキシメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.1g、0.24mmol)、2‐クロロ‐6‐フルオロフェノール(0.035g、0.24mmol)、及びトリフェニルホスフィン(0.075g、0.287mmol)をジクロロメタン(3mL)に懸濁させ、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(0.057mL、0.287mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌し、水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって2回精製して(2本のカラム:10〜40%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出する第1のカラム、及びジクロロメタンで溶出する第2のカラム)、(S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.125g、89%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.07 (d, 1H), 7.93 (s, 1H), 7.84 (d, 1H), 7.78 (m, 2H), 7.27 (m, 2H), 7.13 (m, 2H), 6.81 (d, 1H), 5.05 (s, 2H), 4.56 (t, 1H), 4.40 (d, 1H), 3.43 (m, 3H), 3.25 (m, 1H), 1.64 (m, 2H)。
実施例4‐ (S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)酢酸の合成
(S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(30mg、0.055mmol)をアセトン(2mL)に溶解させ、そのオレンジ色が残るまで、ジョーンズ試薬を滴下で添加した。続いて、オレンジ色が消えるまで、イソプロピルアルコールを滴下で添加した。次に、その溶液をデカントし、濃縮してから、メタノールに再溶解させ、分取HPLCによって精製して水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む)及びアセトニトリルの勾配で溶出させて、(S)‐2‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロフェノキシ)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)酢酸(10mg、33%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.10 (m, 1H), 7.96 (s, 1H), 7.81 (m, 3H), 7.27 (m, 2H), 7.13 (m, 2H), 6.80 (d, 1H), 6.49 (bs, 1H), 5.04 (s, 2H), 4.45 (d, 1H), 3.63 (m, 1H), 3.33 (m, 1H), 2.78 (dd, 1H), 2.58 (dd, 1H)。
実施例5‐ (S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリルの合成
パートI‐ (R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オンの合成
4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノール(3g、13.76mmol)、(3R)‐3‐ヒドロキシテトラヒドロフラン‐2‐オン(1.405g、13.76mmol)、及びトリフェニルホスフィン(4.33g、16.51mmol)をジクロロメタン(36mL)に懸濁させ、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(3.25mL、16.5mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌し、水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮した。シリカゲル上の残留物をMPLC(2本のカラム:第1のカラムはジクロロメタン、第2のカラムは、EtOAc/ヘキサンの勾配)によって精製して、(R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オン(1.93g、46%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.12 (s, 1H), 7.86 (d, 1H), 7.47 (d, 1H), 5.55 (t, 1H), 4.42 (m, 1H), 4.26 (m, 1H), 2.75 (m, 1H), 2.30 (m, 1H)。
パートII‐ (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オンの合成
(R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オン(1.93g、6.39mmol)を酢酸に溶解させ、粉末状の鉄(1.784g、31.95mmol)を添加した。得られた混合物を70℃まで2時間加熱した。得られた懸濁液をセライトパッドで濾過し、そのパッドを酢酸エチルで洗浄した。合わせた濾液を酢酸エチルと水に分液し、有機相を水で2回洗浄し、塩水で洗浄し、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、15〜70%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オン(1.32g、76%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 10.73 (bs, 1H), 7.04 (d, 1H), 6.98 (s, 1H), 6.90 (d, 1H), 4.62 (m, 2H), 3.53 (m, 2H), 1.91 (m, 1H), 1.88 (m, 1H)。
パートIII‐ (S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オン(1.32g、4.85mmol)を無水THF(49mL)に、窒素下、周囲温度で溶解させ、ボラン‐硫化ジメチル錯体(1.47g、19.41mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を90分間、加熱還流した。続いて、その反応混合物を氷浴で冷却してから、その反応混合物にメタノールを添加して、反応をクエンチした。得られた溶液を20分間、加熱還流してから、濃縮して、残留物を得た。その残留物を酢酸エチルと水に分液し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、粗生成物を得た。その粗生成物を、MPLCによって精製して、15〜70%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.05g、84%)を得た。
パートIV‐ (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.28g、1.085mmol)、tert−ブチルジメチルクロロシラン(0.196g、1.302mmol)、及びイミダゾール(0.148g、2.17mmol)をDMF(4mL)に溶解させ、その反応混合物を室温で一晩攪拌した。次に、その反応混合物を水と酢酸エチルに分液し、有機層をさらに2回水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮した。そのシリカゲル上の残留物を、MPLCによって精製して、5〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(0.19g、47%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 6.66 (s, 1H), 6.52 (s, 2H), 6.06 (bs, 1H), 4.02 (q, 1H), 3.72 (m, 2H), 3.33 (m, 1H), 2.94 (m, 1H), 1.70 (q, 2H), 0.82 (s, 9H), 0.01 (s, 6H)。
パートV‐ (S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(1.04g、2.79mmol)、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.025g、4.19mmol)、及び炭酸カリウム(0.772g、5.586mmol)をアセトン(28mL)に懸濁させ、その混合物を室温で18時間振とうした。その粗物質を濾過し、その濾液をシリカゲルに濃縮し、クロマトグラフィーによって精製して、(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.61g、99%)を得た。シリル保護基は、すぐには加水分解しなかったが、数日後、室温で、アルコールへの分解が観察されたことに留意されたい。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.11 (d, 1H), 7.95 (m, 2H), 7.84 (t, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.25 (d, 1H), 6.80 (d, 1H), 4.56 (s, 1H), 3.39 (d, 1H), 3.41 (m, 3H), 3.28 (m, 1H), 1.63 (m, 2H)。
パートVI‐ (S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐メチルベンゼンスルホネートの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.13g、0.28mmol)をジクロロメタン(6mL)に溶解させ、トリエチルアミン(0.058mL、0.42mmol)を添加してから、トシルクロリド(0.056g、0.293mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、更に56mgのトシルクロリド及びトリエチルアミン(60μL)を添加し、その反応混合物を更に1日攪拌した。続いて、その粗溶液を希HClで洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮し、クロマトグラフィーによって精製して、(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐メチルベンゼンスルホネート(0.14g、81%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.12 (d, 1H), 7.98 (m, 2H), 7.87 (t, 1H), 7.76 (s, 1H), 7.59 (d, 2H), 7.33 (d, 2H), 7.24 (dd, 1H), 6.54 (d, 1H), 4.33 (dd, 1H), 4.08 (m, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.24 (m, 2H), 2.32 (s, 3H), 1.97 (m, 1H), 1.70 (m, 1H)。
パートVII‐ (S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリルの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐メチルベンゼンスルホネート(0.14g、0.226mmol)をDMSO(1mL)に溶解させ、シアン化カリウム(0.016g、0.248mmol)を添加した。1時間後、更にシアン化カリウム(17mg)を添加し、攪拌を一晩続けた。続いて、その粗物質をその後水と酢酸エチルに分液した。有機相を2回洗浄してから、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(0.09g、84%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.09 (d, 1H), 8.00 (m, 2H), 7.84 (t, 1H), 7.78 (s, 1H), 7.27 (d, 1H), 6.82 (d, 1H), 4.40 (d, 1H), 3.37 (m, 2H), 2.56 (m, 2H), 1.92 (m, 1H), 1.72 (m, 1H)。
パートVIII‐ (S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリルの合成
1‐クロロ‐3‐フルオロ‐2‐ビニルベンゼン(40mg、0.257mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、その溶液を氷浴で冷却した。続いて、mmol9‐ボラビシクロ[3.3.1]ノナンのトルエン(0.52mL、0.26mmol)0.5M溶液を添加し、その反応混合物を室温で5時間攪拌した。(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(61mg、0.129mmol)を、トリエチルアミン(0.027mL、0.193mmol)、及び[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(10mg、0.013mmol)と、脱気DMF(1.9mL)及び水(0.19mL)の中で混合した。続いて、オレフィン溶液を添加し、その反応混合物を50℃まで一晩加熱した。次に、その反応混合物を室温まで冷却し、水と酢酸エチルに分液した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、10〜40%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(20mg、28%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.07 (d, 1H), 7.94 (m, 2H), 7.82 (t, 1H), 7.47 (s, 1H), 7.28 (m, 2H), 7.15 (m, 1H), 6.86 (dd, 1H), 6.73 (d, 1H), 4.39 (d, 1H), 3.33 (m, 2H), 2.92 (t, 2H), 2.73 (t, 2H), 2.56 (m, 2H), 1.92 (m, 1H), 1.73 (m, 1H)。
実施例6‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリルの合成
パートI‐1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼンの合成
2‐クロロ‐6‐フルオロベンズアルデヒド(2g、12.61mmol)をメタノール(84mL)に溶解させ、ジメチル(ジアゾメチル)ホスホネート(2.39mL、15.77mmol)を添加してから、炭酸カリウム(4.36g、31.53mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、その粗混合物をメチルtert−ブチルエーテルで希釈し、水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼン(1.83g、94%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 7.45 (m, 2H), 7.32 (t, 1H), 4.86 (s, 1H)。
パートII‐ (E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
ビス(ピナコラト)ジボラン(5.82g、22.92mmol)、塩化銅(I)(0.21g、2.08mmol)、及び4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(1.21g、2.08mmol)をTHF(208mL)に懸濁させ、その混合物を窒素で脱気し、5分間攪拌した。続いて、ナトリウムtert−ブトキシド(2.202g、22.92mmol)の最小量のTHF溶液を添加し、その混合物を更に5分間攪拌した。続いて、その反応混合物に、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼン(3.22g、20.83mmol)及びヨウ化メチル(11.83g、83.33mmol)を添加し、得られた混合物を室温で一晩攪拌した。次に、その粗生成混合物をシリカゲルに濃縮し、MPLCによって精製して、0〜5%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(2.41g、39%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 7.31 (m, 2H), 7.20 (t, 1H), 5.18 (s, 1H), 2.15 (s, 3H), 1.23 (s, 12H)。
パートIII‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリルの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(40mg、0.084mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(25mg、0.084mmol)、THF(3mL)、及び水酸化ナトリウム(10mg、0.252mmol)をバイアル内で合わせ、その混合物を窒素吹き込みによって脱気した。その反応混合物に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(10mg、0.008mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で一晩振とうした。続いて、その粗混合物を水と酢酸エチルに分液した。続いて、有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮し、クロマトグラフィーによって精製して、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(31mg、65%)を黄色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.03 (m, 3H), 7.82 (m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.35 (m, 4H), 7.11 (d, 1H), 6.89 (d, 1H), 6.38 (s, 1H), 4.42 (d, 1H), 3.40 (m, 3H), 2.60 (m, 3H), 2.07 (s, 3H), 1.96 (m, 2H), 1.78 (m, 2H), 1.20 (m, 2H), 1.02 (s, 3H)。
実施例7‐ (S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパナールの合成
反応容器に収容されている、(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパンニトリル(80mg、0.145mmol)のジクロロメタン(6mL)溶液は、反応容器を氷浴に入れることによって冷却し、その反応容器に、水素化ジイソブチルアルミニウム溶液のジクロロメタン(0.44mL、0.44mmol)1M溶液を添加した。その反応混合物を0℃で1時間攪拌してから、更に2時間、室温で攪拌した。続いて、その反応混合物にロッシェル塩溶液を添加することによって、その反応をクエンチし、得られた混合物を室温で2時間攪拌した。次に、得られた混合物の相を分離し、有機相を脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮し、クロマトグラフィーによって精製して、5〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパナール(21mg、26%)を得た。MS (ESI+) (M+Na)+ 577.99。
パートII‐ (S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパナール(0.038mmol)をtert−ブタノール(1mL)に溶解させ、2‐メチル‐2‐ブテン(8mg、0.113mmol)を添加した。この混合物に、亜塩素酸ナトリウム(3mg、0.038mmol)及びリン酸一ナトリウム(7mg、0.057mmol)の水(1mL)溶液を数分かけて滴下し、その反応混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、その反応混合物を濃縮して、tert−ブタノールを除去した。残った水性混合物を水で希釈し、その溶液をヘキサンで抽出した。その水溶液を3MのHClで酸性化して、その混合物を3回酢酸エチルで抽出した。有機抽出物を合わせてから、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物を分取HPLCによって精製して、(S)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 12.13 (bs, 1H), 8.07 (d, 1H), 7.93 (m, 2H), 7.82 (t, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.27 (m, 2H), 7.14 (m, 1H), 6.84 (dd, 1H), 6.70 (d, 1H), 4.31 (d, 1H), 3.28 (m, 2H), 2.91 (t, 2H), 2.72 (t, 2H), 2.27 (m, 2H), 1.78 (m, 1H), 1.65 (m, 1H) MS (ESI+) (M+Na)+ 593.99。
実施例8‐ (7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
パートI‐ ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジリデン)マロネートの合成
4‐メトキシ‐2‐ニトロベンズアルデヒド(10g、55.20mmol)をエタノール(110mL)に溶解させ、マロン酸ジエチル(9.73g、60.72mmol)を添加してから、ピペリジン(0.94g、11.04mmol)及び酢酸(0.663g、11.04mmol)を添加した。続いて、その反応混合物を一晩、加熱還流した。次に、その反応混合物を濃縮し、得られた残留物を1NのHClと酢酸エチルに分液した。有機相を10%炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、5〜15%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジリデン)マロネート(10.01g、56%)を油として得た。
パートII‐ ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジル)マロネートの合成
ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジリデン)マロネート(10.01g、30.96mmol)をエタノール(103mL)に溶解させ、その溶液を0℃まで冷却した。この混合物に、水素化ホウ素ナトリウム(1.347g、35.606mmol)を添加し、その反応混合物を攪拌すると同時に、反応容器を氷浴に1時間置いた。次に、その反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を添加することによって反応を中和し、得られた粗製物を水と酢酸エチルに分液した。続いて、有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジル)マロネート(9.51g、94%)を得た。
パートIII‐ エチル7‐メトキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
ジエチル2‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロベンジル)マロネート(9.51g、29.23mmol)を酢酸(147mL)に溶解させ、粉末状の鉄(6.53g、116.94mmol)を添加した。その反応混合物を60℃まで2時間加熱した。続いて、その粗溶液をセライトプラグで濾過し、その濾液を濃縮して残留物を得た。その残留物を水と酢酸エチルに分液した。続いて、有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、エチル7‐メトキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(5.72g、78%)を淡黄色の固体として得た。
パートIV‐ エチル7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル7‐メトキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(2g、8.02mmol)をジクロロメタン(80mL)に溶解させ、その溶液を−78℃まで冷却した。その混合物に、mmol三臭化ホウ素のTHF(24.1mL、24.1mmol)1M溶液を滴下してから、その反応混合物を−20℃で1時間攪拌した。得られた粗混合物にエタノールを添加し、固体炭酸水素ナトリウムを添加した。次に、得られた混合物を分液漏斗に注ぎ、ジクロロメタンで希釈した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、エチル7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.71g、91%)を得た。MS (ESI+) (M+H)+ 236.14。
パートV‐ エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.5g、6.38mmol)、2‐クロロ‐6‐フルオロベンジルアルコール(1.075g、6.70mmol)、及びトリフェニルホスフィン(2.01g、7.65mmol)をジクロロメタン(64mL)に懸濁させ、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.51mL、7.65mmol)を滴下で添加した。その反応混合物を室温で1時間攪拌してから、その粗製物を水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、10〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.4g、58%)を固体として得た。
パートVI‐ (7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.4g、3.706mmol)をTHF(37mL)に溶解させ、ボラン硫化ジメチル錯体(1.408g、18.53mmol)を添加した。その反応混合物を2時間加熱還流した。続いて、反応容器を氷浴に入れることによって粗溶液を冷却し、その反応混合物にメタノールを添加することによって、反応を注意深くクエンチした。続いて、得られた混合物を10分間還流し、冷却し、濃縮して残留物を得た。その残留物を酢酸エチルと水に分液した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(0.48g、40%)を淡黄色の油として得た。
パートVII‐ (7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(0.1g、0.311mmol)をピリジン(2mL)に溶解させ、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(84mg、0.342mmol)を添加した。その反応混合物を50℃まで一晩加熱した。続いて、その反応混合物を酢酸エチルで希釈し、1NのHClで3回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水してから(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(51mg、31%)を得た。
実施例9‐ 更なる1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール化合物の調製
実施例8及び発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表3の化合物を調製した。
表3
実施例10‐ 7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の合成
(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(43mg、0.081mmol)をアセトン(4mL)に溶解させ、オレンジ色が残るまで、ジョーンズ試薬を滴下で添加した。その混合物を室温で2時間攪拌してから、その反応混合物にイソプロピルアルコールを添加することによって、反応をクエンチし、得られた混合物を濃縮して残留物を得た。その残留物を1NのHClと酢酸エチル/THFに分液した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、0〜10%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出させて、7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸(19mg、43%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 12.25 (bs, 1H), 8.08 (d, 1H), 7.95 (d, 1H), 7.80 (m, 2H), 7.48 (m, 1H), 7.40 (m, 1H), 7.28 (t, 1H), 7.18 (s, 1H), 7.07 (d, 1H), 6.83 (d, 1H), 5.08 (s, 2H), 4.19 (d, 1H), 3.67 (m, 1H), 2.53 (m, 3H) MS (ESI+) (M+Na)+ 565.95。
実施例11‐ 更なる1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の調製
実施例10及び発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表4の化合物を調製した。
表4
実施例12‐ エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
パートI‐ エチル7‐ブロモ‐4‐オキソ‐1,4‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
3‐ブロモアニリン(10g、58.13mmol)及びジエチル2‐(エトキシメチレン)マロネート(12.57g、58.13mmol)をエタノール(60mL)に懸濁させ、その反応混合物を一晩、加熱還流した。続いて、その粗混合物を濃縮し、得られた残留物をジフェニルエーテルに再懸濁させた。次に、その懸濁液を250℃まで90分間加熱した。続いて、その混合物を約35〜40℃まで冷却し、焼結ガラス漏斗で濾過した。単離した固体を酢酸エチル:ヘキサン(2:1)で洗浄し、70%エタノールから再結晶させて、エチル7‐ブロモ‐4‐オキソ‐1,4‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(5.11g、30%)を白色の固体として得た。
パートII‐ エチル7‐ブロモ‐4‐クロロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル7‐ブロモ‐4‐オキソ‐1,4‐ジヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(5.11g、17.3mmol)を塩化チオニル(70mL)に溶解させ、DMF(0.5mL)を添加した。その反応混合物を一晩、加熱還流した。得られた溶液を濃縮して残留物を得て、その残留物を飽和炭酸ナトリウム溶液で注意深く処理した。得られた混合物をスラリー化してから濾過した。濾過によって単離した固体を水で洗浄し、真空オーブンで脱水して、黄色の固体を得た。続いて、その黄色の固体をシリカゲル上に充填し、MPLCによって精製して、5〜80%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、エチル7‐ブロモ‐4‐クロロキノリン‐3‐カルボキシレート(4.12g、76%)を白色の固体として得た。
パートIII‐ エチル4‐クロロ‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)キノリン‐3‐カルボキシレートの合成
1‐クロロ‐3‐フルオロ‐2‐ビニルベンゼン(996mg、6.358mmol)をTHF(16mL)に溶解させ、その溶液が入った反応容器を氷浴で冷却した。この溶液に、mmol9‐ボラビシクロ[3.3.1]ノナンのトルエン(12.7、6.35mmol)0.5M溶液を添加し、得られた混合物を室温まで昇温させ、その温度を6日間保持した。エチル7‐ブロモ‐4‐クロロキノリン‐3‐カルボキシレート(1g、3.179mmol)を、トリエチルアミン(0.665mL、4.769mmol)及び[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体(243mg、0.318mmol)と、脱気DMF(18mL)及び水(2mL)の中で混合した。続いて、その反応混合物に、上記のオレフィン溶液を添加し、得られた反応混合物を50℃まで一晩加熱した。次に、その反応混合物を室温まで冷却し、水と酢酸エチルに分液した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、10〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、エチル4‐クロロ‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)キノリン‐3‐カルボキシレート(610mg、49%)を得た。MS (ESI+) (M+H)+ 391.99。
パートIV‐ エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル4‐クロロ‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)キノリン‐3‐カルボキシレート(230mg、0.586mmol)を酢酸(4mL)に溶解させ、ボランピリジン錯体(0.147mL、1.173mmol)の8M溶液を添加した。その反応混合物を室温で18時間攪拌した。続いて、その反応混合物を濃縮して残留物を得た。その残留物に、1Mの炭酸ナトリウムを添加した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機抽出物を合わせ、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(80mg、38%)を得た。MS (ESI+) (M+H)+ 362.08。
パートV‐ エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(115mg、0.318mmol)、及び3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(311mg、1.271mmol)をアセトン(2mL)に溶解させ、炭酸カリウム(220mg、1.59mmol)を添加した。その混合物を室温で一晩振とうした。続いて、更なる一定分量の3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(311mg、1.271mmol)及び炭酸カリウム(220mg、1.59mmol)を添加し、その反応混合物を更に5時間攪拌した。次に、その反応混合物を濾過し、その濾液をシリカゲルに濃縮し、MPLCによって精製して、エチル7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェネチル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(76mg、0.1093mmol)を得たmmol。MS (ESI+) (M+Na)+ 592.04。
実施例13‐ エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
パートI‐エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル7‐ブロモ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.7g、5.702mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(2.20g、7.413mmol)、ジオキサン(40mL)、水(10mL)、及び炭酸カリウム(946mg、6.843mmol)をバイアル内で合わせ、その混合物を窒素吹き込みによって脱気した。この混合物に、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体(435mg、0.57mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で45分間振とうした。次に、その粗混合物を水と酢酸エチルに分液した。続いて、有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、シリカゲルに濃縮した。この残留物を、MPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.75g、79%)を白色の固体として得た。MS (ESI+) (M+K)+ 425.95。
パートII‐ エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.06g、2.733mmol)をTHF(60mL)に溶解させ、その溶液が入った反応容器を氷浴で冷却した。その反応混合物に、ボラン硫化ジメチル錯体(1.367mL、13.67mmol)を滴下し、その反応混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、その反応混合物にメタノール(10mL)を添加することによって、反応をクエンチし、得られた混合物を10分間、加熱還流した。続いて、粗製物を濃縮し、次に、クロマトグラフィーによって精製して、エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(0.39g、38%)を得た。
パートIII‐ エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(460mg、1.23mmol)をピリジン(8mL)に溶解させ、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(361mg、1.477mmol)を添加した。その反応混合物を50℃まで一晩加熱した。続いて、その反応混合物を酢酸エチルで希釈した。得られた有機混合物を1NのHClで3回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物をクロマトグラフィーによって精製して、エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(540mg、75%)を得た。
実施例14‐ (E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸及びそのナトリウム塩の合成
エチル(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(540mg、0.928mmol)をTHF(9mL)及び水(9mL)に溶解させ、水酸化リチウム(44mg、1.856mmol)を添加した。得られた混合物を室温で3時間攪拌した。その反応混合物を酢酸エチルで希釈してから、1NのHCl(1mL)を添加した。有機相を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して、0〜10%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出させて、(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸(430mg、84%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 12.73 (bs, 1H), 8.07 (d, 1H), 7.99 (d, 1H), 7.82 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.36 (m, 2H), 7.25 (m, 1H), 7.18 (d, 1H), 7.11 (d, 1H), 6.38 (s, 1H), 4.21 (d, 1H), 4.05 (m, 1H), 3.75 (m, 1H), 3.13 (s, 3H), 2.60 (m, 3H), 2.02 (s, 3H)。
ナトリウム(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの調製
(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸(388mg、0.7mmol)をMeOH:THF(1:1)10mLに溶解させ、水酸化ナトリウム溶液(3.2MのNaOH水溶液0.219mL)を添加した。続いて、その溶液を濃縮し、18時間、真空で保持して、表題化合物(380mg、94%)を白色の固体として得た。
実施例15‐ 更なるアリール‐アルケニレン1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの調製
実施例13及び14、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、適切なビニルボロネートを用いて、表5の化合物を調製した。
表5
実施例16‐ (S)‐N‐((6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)アミノ)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
パートI‐ 2‐[[(2S)‐3‐クロロ‐2‐ヒドロキシプロピル]アミノ]‐4‐ニトロフェノールの合成
2‐アミノ‐4‐ニトロフェノール(250g、1.62モル)及び(2S)‐2‐(クロロメチル)オキシラン(330.0g、3.57モル)のエタノール/水(2500/25mL)溶液を12時間、60℃でオイルバスにおいて攪拌した。得られた混合物を冷却して濃縮し、2‐[[(2S)‐3‐クロロ‐2‐ヒドロキシプロピル]アミノ]‐4‐ニトロフェノールを褐色の油として得た。
パートII‐ [(2R)‐6‐ニトロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾオキサジン‐2‐イル]メタノールの合成
2‐[[(2S)‐3‐クロロ‐2‐ヒドロキシプロピル]アミノ]‐4‐ニトロフェノール(400g、1.62モル)のエタノール(2.5L)と炭酸カリウム(134.5g、973mmol)の溶液を12時間、90℃でオイルバスにおいて攪拌した。続いて、その混合物を濾過し、その濾液を濃縮して、残留物を得た。その残留物を水(1.5L)で希釈し、酢酸エチル(1L)で3回抽出した。有機層を統合してから、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、シリカゲルMPLCによって精製して酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出させて、[(2R)‐6‐ニトロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾオキサジン‐2‐イル]メタノールを赤色の固体として得た。
パートIII‐ ((R)‐2‐ヒドロキシメチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[1,4]オキサジン‐6‐イル)‐カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
[(2R)‐6‐ニトロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾオキサジン‐2‐イル]メタノール(137g、652mmol)、パラジウム炭素(13.7g)、及びジ‐tert−ブチルジカーボネート(157g、717mmol)とのメタノール(1400mL)溶液の雰囲気を水素と交換した。得られた溶液を12時間、室温で攪拌した。次に、その混合物を濾過し、その濾液を濃縮して粗生成物を得て、その粗生成物を、エーテルからの再結晶化によって精製して、((R)‐2‐ヒドロキシメチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[1,4]オキサジン‐6‐イル)‐カルバミン酸tert−ブチルエステルを灰白色の固体として得た。C14H20N2O4に対するLRMS (ESI)計算値 280: 実測値: 225 (M−C4H8+H)+; 281 (M+H)+ 1H‐NMR (400 MHz, CDCl3): δ 6.92 (s, 1H), 6.71 (d, 1H), 6.41 (dd, 1H), 6.26 (s, 1H), 4.20‐4.21 (m, 1H), 3.76‐3.86 (m, 2H), 3.26‐3.35 (m, 2H), 1.53 (s, 9H)。
パートIV‐ (R)‐tert−ブチル(2‐((1,3‐ジオキソイソインドリン‐2‐イル)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートの合成
(R)‐tert−ブチル(2‐(ヒドロキシメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメート(1.9g、6.78mmol)と、トリフェニルホスフィン(1.78g、6.78mmol)と、フタルイミド(1.00g、6.78mmol)とのTHF(20mL)溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(1.38mL、7.12mmol)を0℃でゆっくり添加した。その反応混合物を室温で一晩攪拌した。続いて、その反応混合物を酢酸エチルと水に分液した。有機層を脱水し(MgSO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、シリカカラムクロマトグラフィーによって精製して50%の酢酸エチルを含むヘキサンで溶出させて、(R)‐tert−ブチル(2‐((1,3‐ジオキソイソインドリン‐2‐イル)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートを黄色の固体として得た。
パートV‐ (S)‐tert−ブチル(2‐(アミノメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートの合成
(R)‐tert−ブチル(2‐((1,3‐ジオキソイソインドリン‐2‐イル)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメート(2.25g、5.50mmol)の攪拌混合物を含むエタノール(20mL)に、ヒドラジン水和物(2.00g、40.0mmol)を添加した。16時間後、その反応混合物を濃縮し、得られた残留物をジクロロメタンでトリチュレーションした。得られた混合物を濾過し、その濾液を濃縮して、残留物を得た。その残留物を結晶化して、(S)‐tert−ブチル(2‐(アミノメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートを得た。
パートVI ‐(R)‐tert−ブチル(2‐(アセトアミドメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートの合成
(S)‐tert−ブチル(2‐(アミノメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメート(7.9g、28.3mmol)と、(ベンゾトリアゾール‐1‐イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロフォスフェート(13.8g、31.1mmol)と、酢酸(1.6mL、28.3mmol)とのTHF(141mL)攪拌溶液に、N,N’‐ジイソプロピルエチルアミン(19.8mL、113mmol)を添加した。2時間後、その混合物をイソプロパノール/クロロホルム(1:3、v/v)と飽和炭酸水素ナトリウムに分液した。有機層を単離し、脱水し(MgSO4)、濃縮して、(R)‐tert−ブチル(2‐(アセトアミドメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートを得た。
パートVII‐ tert−ブチル(S)‐(2‐(アセトアミドメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメートの合成
tert−ブチル(R)‐(2‐(アセトアミドメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメート(0.3g、0.93mmol)のピリジン(4mL)溶液に、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(0.27g、1.1mmol)を添加した。その溶液を60℃で2時間攪拌した。得られた混合物を酢酸エチルで希釈し、1Mの塩酸で洗浄し(3回)、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その濃縮物を、カラムクロマトグラフィーによって精製して、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させた。表題化合物を純粋な形態で含む画分を合わせて濃縮して、表題化合物(120mg、24%)を得た。
パートVIII‐ (S)‐N‐((6‐アミノ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
tert−ブチル(S)‐(2‐(アセトアミドメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐6‐イル)カルバメート(0.12g、0.23mmol)のジクロロメタン(3mL)溶液に、トリクロロ酢酸(3mL)を添加し、その反応混合物を周囲温度で2時間攪拌した。続いて、その反応混合物を真空で濃縮した。得られた濃縮物を酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウムに分液した。有機層を分離し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、表題化合物(100mg、24%)を得た。
パートIX‐ (S)‐N‐((6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)アミノ)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
2‐クロロ‐6‐フルオロベンズアルデヒド(20mg、0.13mmol)と(S)‐N‐((6‐アミノ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミド(50mg、0.12mmol)との1,2‐ジクロロエタン(0.5mL)溶液に、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(32mg、0.15mmol)を添加した。得られた混合物を周囲温度で一晩攪拌した。続いて、その反応混合物を濃縮し、その濃縮物に分取HPLCを行った。表題化合物を純粋な形態で含む画分を合わせ、濃縮して、表題化合物を(24mg、36%)得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.07‐8.00 (m, 2H), 7.92 (m, 1H), 7.86 (s, 1H), 7.80 (t, 1H), 7.38 (m, 2H), 7.22 (m, 1H), 7.04 (m, 1H), 6.59 (d, 1H), 6.46 (m, 1H), 4.27 (m, 1H), 4.22 (m, 2H), 3.3‐3.0 (m, 3H), 1.80 (s, 3H)。
実施例17‐ (S)‐N‐((4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)アミノ)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの調製
実施例16及び発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表題化合物を調製した。(ES, m/z): (M+H)+ 556。
実施例18‐更なるベンジルアミノ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル化合物の調製
実施例14及び16、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表6の化合物を調製した。
表6
実施例19‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
パートI‐ エチル2‐(4‐アセトキシ‐2‐ニトロベンジル)‐3‐オキソブタノエートの合成
THF(100mL)と60%水素化ナトリウムとの混合物を含む鉱物(870mg、21.7mmol)mmolに、エチル3‐オキソブタノエート(2.83g、21.7mmol)を添加した。得られた溶液を1時間、0℃で攪拌した。続いて、その反応混合物に、4‐(ブロモメチル)‐3‐ニトロフェニルアセテート(4.58g、16.71mmol)のTHF(20mL)溶液を滴下で添加した。得られた溶液を更に3時間、室温で攪拌した。続いて、その反応混合物に水(30mL)を添加することによって、反応をクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで3回抽出し、有機層を統合した。その有機溶液を水で洗浄し、塩水で洗浄して脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出させて、エチル2‐[[4‐(アセチルオキシ)‐2‐ニトロフェニル]メチル]‐3‐オキソブタノエート(3.75g、69%)を無色の油として得た。
パートII‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐アセトキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
100mLの高圧反応器に、エチル2‐[[4‐(アセチルオキシ)‐2‐ニトロフェニル]メチル]‐3‐オキソブタノエート(3.75g、11.60mmol)、酢酸エチル(80mL)、10%パラジウム炭素を含む水(380mg、0.10当量)を入れた。得られた溶液を40℃で20時間、10気圧の水素ガス雰囲気下で攪拌した。続いて、その反応混合物を冷却し、その反応容器の圧力を開放し、その反応混合物をセライトで濾過した。その濾液を濃縮して残留物を得て、その残留物を、MPLCによって精製して酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出させて、ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐アセトキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(1.3g、40%)を無色の油として得た。
パートIII‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐アセトキシ‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐(アセチルオキシ)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(750mg、2.70mmol)と、ジクロロメタン(30mL)と、トリエチルアミン(1.37g、13.54mmol)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(1.1g、4.90mmol)との溶液を18時間還流した。続いて、その反応混合物を冷却し、水を添加して、反応をクエンチした。得られた混合物を酢酸エチルで2回抽出した。有機抽出物を合わせ、水で2回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出させて、ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐アセトキシ‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(730mg、58%)を淡黄色の油として得た。
パートIV‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐アセトキシ‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(620mg、1.33mmol)のメタノール(20mL)溶液に、アセチルクロリド(1.0mL、13.3mmol)を添加した。得られた溶液を1時間、室温で攪拌し、濃縮し、水(30ml)で希釈した。飽和炭酸水素ナトリウムを添加することによって、得られた溶液のpH値を4〜5に調節した。次に、その反応混合物を酢酸エチルで3回抽出した。有機抽出物を合わせ、水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出させて、ラセミ体(2R,3R)‐エチル1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(560mg、99%)を淡黄色の油として得た。
パートV‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
ラセミ体(2R,3R)‐エチル1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(130mg、0.31mmol)と、(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)メタノール(59mg、0.37mmol)と、トリフェニルホスフィン(120mg、0.46mmol)とのTHF(10mL)溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(93mg、0.46mmol)を滴下で添加した。得られた溶液を1時間、室温で攪拌してから、酢酸エチルと水に分液した。有機層を水で2回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水させ(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物をシリカゲルカラムに適用し添加し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)を用いて溶出させて、ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(94mg、54%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3): δ 7.63 (s, 1H), 7.40‐7.20 (m, 3H), 7.17‐7.00 (m, 4H), 6.83 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 5.20 (s, 2H), 5.00‐4.90 (m, 1H), 4.25‐4.20 (m, 2H), 3.74 (s, 3H), 2.90‐2.80 (m, 1H), 2.60 (dd, J = 18.0, 6.4 Hz, 1H), 2.30‐2.20 (m, 1H), 1.12 (d, J = 6.8 Hz, 3H) (ES, m/z:) (M+H)+ 566.1。
実施例20‐ ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2,3‐ジヒドロ‐1H‐インデン‐1‐イル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
実施例1、パートVに記載されている手順に基づき、表題化合物を調製した。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.61 (dd, 1H), 7.50 (d, 1H), 7.40‐7.45 (m, 2H), 7.09‐7.31 (m, 4H), 7.01 (d, 1H), 6.82 (t, 1H), 5.79 (dd, 1H), 4.92 (m, 1H), 4.17 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 3.16 (m, 1H), 2.88‐3.00 (m, 2H), 2.58 (m, 2H), 2.15‐2.28 (m, 2H), 1.28 (t, 3H), 1.07 (d, 3H) (ES, m/z:) 562 (M+Na)+。
実施例21‐ ラセミ体(2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の合成
ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(70mg、0.12mmol)を含むTHF(3mL)と水(1.5mL)との溶液に、水酸化リチウム一水和物(21mg、0.50mmol)を添加した。得られた溶液を一晩、室温で攪拌した。次に、その反応混合物を水(15mL)で希釈し、その混合物に濃塩化水素を添加することによって、混合物のpHを4〜5に調節した。次に、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。その有機抽出物を合わせ、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、残留物を得た。その残留物を逆相HPLCによって精製して、水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む)及びアセトニトリルの勾配で溶出させて、ラセミ体(2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸(40mg、60%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3): δ 7.64 (s, 1H), 7.40‐7.20 (m, 3H), 7.17‐7.00 (m, 4H), 6.84 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 5.21 (s, 2H), 5.04‐4.96 (m, 1H), 3.75 (s, 3H), 2.95‐2.80 (m, 1H), 2.64 (dd, J = 18.0, 6.4 Hz, 1H), 2.30‐2.20 (m, 1H), 1.12 (d, J = 6.8 Hz, 3H) (ES, m/z:) (M+H)+ 538.3。
実施例22‐ ラセミ体(2R,3R)‐7‐((2,3‐ジヒドロ‐1H‐インデン‐1‐イル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシ‐フェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の調製
実施例19、20及び21、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表題化合物を調製した。(ES, m/z): (M+H)+ 512。
実施例23‐ ((2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(120mg、0.21mmol)のテトラヒドロフラン(10mL)溶液に、水素化アルミニウムリチウム(20mg、0.53mmol)を少しずつ室温で添加した。得られた溶液を2時間、室温で攪拌した。続いて、その反応混合物に15mLの水を添加することによって反応をクエンチし、得られた混合物を2時間攪拌した。得られた溶液を酢酸エチルで3回抽出し、有機層を統合して、統合した有機層を水で洗浄し、塩水で洗浄し、濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチル/石油エーテル(1:4)で溶出させた。分取HPLCによって10mMのNH4HCO3水溶液とアセトニトリル(58.0%〜65.0%)の勾配で溶出させて、主要成分を含む画分を更に精製して、ラセミ体((2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(25mg、23%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.08 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.55‐1.70 (m, 1H), 2.15‐2.30 (m, 1H), 2.44 (dd, J = 16.8, 6.0 Hz, 1H), 3.37‐3.55 (m, 2H), 3.74 (s, 3H), 4.70‐4.80 (m, 1H), 5.20 (s, 2H), 6.78 (dd, J = 12.4, 2.8 Hz, 2H), 6.95 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.03‐7.20 (m, 3H), 7.25‐7.35 (m, 3H), 7.64 (s, 1H) (ES, m/z:) 524.1 (M+H)+。
実施例24‐ 7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの合成
パートI‐ 1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐オールの合成
1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐オール(2.5g、16.76mmol)のジクロロメタン(100mL)溶液に、ピリジン(2.6g、32.9mmol)及び4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(5.6g、24.93mmol、1.50当量)を添加した。その混合物を1時間、室温で攪拌した。続いて、その反応混合物にメタノール(2mL)を添加し、得られた混合物を濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、ジクロロメタン/酢酸エチル(2:1)で溶出させて、1‐[(4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン)スルホニル]‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐オール(7.0g)を赤色の油として得た。
パートII‐ 7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの合成
1‐[(4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン)スルホニル]‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐オール(150mg、0.44mmol)と、(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)メタノール(71mg、0.44mmol)と、トリフェニルホスフィン(140mg、0.53mmol)との無水THF(5mL)溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(108mg、0.53mmol)を0℃で滴下にて添加した。得られた溶液を一晩、25℃で攪拌してから、濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して石油エーテル:酢酸エチル(3:1)で溶出させた。水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む)とアセトニトリル(8分で50.0%〜90.0%)の勾配で溶出する分取HPLCによって、主要成分を含む画分を更に精製して、表題化合物(41.5mg、19%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.61‐7.60 (d, 1H), 7.36‐7.28 (m, 3H), 7.15‐7.02 (m, 3H), 6.96‐6.94 (d, 1H), 6.81‐6.78 (d, 1H), 5.21 (s, 2H), 3.84‐3.81 (t, 2H), 3.71 (s, 3H), 2.44‐2.40 (t, 2H), 1.67‐1.58 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+: 480。
実施例25‐ 更なる1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンスルホンアミドの調製
実施例19、20及び21、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表7の化合物を調製した。
表7
実施例26‐ (S)‐メチル3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアートの合成
パートI‐ 2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタン酸の合成
(4S)‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐2‐オン(5g、38.7mmol)と、塩化リチウム(1.79g、42.6mmol)との混合物を含むテトラヒドロフラン(15mL)に、トリエチルアミン(6.97mL、50.1mmol)を滴下で添加した。この混合物に、3,3‐ジメチルオキサン‐2,6‐ジオン(5.78g、40.66mmol)を少しずつ添加した。得られた溶液を2時間、室温で攪拌してから、その反応溶液に塩水(15mL)を添加することによって、反応をクエンチした。塩化水素(1モル/L)を添加することによって、その溶液のpH値をpH1に調節した。次に、得られた溶液をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合してから濃縮して、2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタン酸(11.32g)を無色の油として得て、この油をいかなる精製も行わすに用いた。
パートII‐ 2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエートの合成
2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタン酸(11.29g、41.61mmol)のアセトニトリル(78.7mL)とメタノール(7.9mL)との溶液に、0℃で攪拌しながら、トリメチルシリルジアゾメタンのヘキサン(41.6mL)2M溶液を滴下で添加した。得られた溶液を0℃で2時間、氷浴で攪拌してから、その反応溶液を濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCを用いて溶離剤としての酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出させて残留物、メチル2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエート(2.27g、19%)を淡黄色の油として得た。
パートIII‐ (4S)‐4‐[(4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロフェニル)メチル]‐2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエートの合成
メチル2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエート(2.27g、7.96mmol)の無水テトラヒドロフラン(22.8mL)溶液に、LiHMDSのTHF(8.9mL)1M溶液を−78℃で添加し、その反応混合物を10分間攪拌した。これに、4‐(ブロモメチル)‐3‐ニトロフェニルアセテート(2.18g、7.95mmol)のテトラヒドロフラン(11.4mL)溶液を、攪拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を一晩、室温で攪拌してから、その反応混合物に飽和塩化アンモニウム(100mL)を添加することによって、反応をクエンチした。得られた溶液をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合してから濃縮して、残留物を得た。その残留物はMPLCを用いて精製して、酢酸エチル/石油エーテル(1:1)で溶出させて残留物、メチル(4S)‐4‐[(4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロフェニル)メチル]‐2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエート(1.84g、53%)を黄色の油として得た。
パートIV‐ (S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアートの合成
メチル(4S)‐4‐[(4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロフェニル)メチル]‐2,2‐ジメチル‐5‐オキソ‐5‐[(4S)‐2‐オキソ‐4‐(プロパン‐2‐イル)‐1,3‐オキサゾリジン‐3‐イル]ペンタノエート(1.84g、4.22mmol)と、酢酸(17.1mL)と、亜鉛(4g、50.6mmol)との混合物を30分間70℃で攪拌し、その際、反応容器をオイルバスに入れた。次に、その反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム(100mL)を添加することによって、反応をクエンチした。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合してから濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、2:1〜1:2の石油エーテル:酢酸エチルの勾配で溶出させて残留物、(S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(1.27g)を黄色の油として得た。
パートV‐ (S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(1.25g、4.51mmol)のテトラヒドロフラン(30mL)溶液に、ボランのTHF(20.1mL)1M溶液を、攪拌しながら0℃で滴下にて添加した。得られた溶液を4時間、室温で攪拌した。続いて、その反応混合物に水(100mL)を添加することによって、反応をクエンチした。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合してから濃縮して、残留物を得た。そのMPLCを用いてその残留物を精製して、4:1〜1:1の石油エーテル:酢酸エチルの勾配で溶出させて残留物、(S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(640mg、54%)を黄色の油として得た。
パートVI‐ (S)‐メチル3‐(1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(189mg、0.72mmol)と、ピリジン(0.45mL、5.59mmol)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(171.4mg、0.76mmol)とのジクロロメタン(0.11mL)溶液を1時間、室温で攪拌してから濃縮して、残留物を得た。その残留物を、MPLCによって精製して4:1〜1:1の石油エーテル:酢酸エチルの勾配で溶出させて、(S)‐メチル3‐(1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(302mg、93%)を暗赤色の固体として得た。
パートVII‐ (S)‐メチル3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐7‐ヒドロキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(260mg、0.58mmol)と、炭酸カリウム(79.5mg、0.58mmol)と、2‐(ブロモメチル)‐1‐クロロ‐3‐フルオロベンゼン(0.080mL、0.58mmol)との混合物を含むN,N‐ジメチルホルムアミド(1.0mL)を一晩、室温で攪拌した。続いて、得られた溶液を水で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合してから濃縮して、残留物を得た。その残留物をMPLCによって精製して、10:1〜2:1の石油エーテル:酢酸エチルの勾配で溶出させた残留物。水(0.05%トリフルオロ酢酸を含む)とアセトニトリル(8分で58.0%〜88.0%)を用いる分取HPLCによって、その主要成分を更に精製して、(S)‐メチル3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(338mg、99%)を黄色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.17 (s, 3H), 1.19 (s, 3H), 1.43‐1.53 (m, 3H), 2.11 (dd, J = 10.8 Hz, 16.8 Hz, 1H), 2.50 (dd, J = 5.2 Hz, 16.4 Hz, 1H), 3.01 (dd, J = 10.8 Hz, 13.6 Hz, 1H), 3.72 (s, 3H), 3.74 (s, 3H), 4.19 (dd, J = 1.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 5.20 (d, J = 1.6 Hz, 2H), 6.78 (dd, J = 2.4 Hz, 8.4 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.06‐7.15 (m, 3H), 7.23‐7.26 (m, 1H), 7.28‐7.36 (m, 2H), 7.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 594。
実施例27‐ (S)‐3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパン酸の合成
(S)‐メチル3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノアート(200mg、0.34mmol)と、ジオキサン(1.5mL)と、メタノール(0.8mL)と、水(0.8mL)と、水酸化リチウム一水和物(282mg、6.73mmol)との混合物を4時間、50℃で攪拌した。その溶液のpH値を塩化水素(1モル/L)でpH6に調節した。得られた溶液をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合してから濃縮して、粗生成物を得て、その組成生物を分取HPLCによって精製して、水(0.05%TFAを含む)とアセトニトリル(8分で55.0%〜80.0%)の勾配で溶出させて、(S)‐3‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパン酸(85.5mg、44%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 1.15 (s, 3H), 1.18 (s, 3H), 1.41‐1.57 (m, 3H), 2.22‐2.10 (m, 1H), 2.59‐2.51 (m, 1H), 3.03 (dd, J = 10.8 Hz, 13.8 Hz), 3.69 (s, 3H), 4.31 (dd, J = 2.1 Hz, 13.8 Hz, 1H), 5.22 (d, J = 1.8 Hz, 2H), 6.84 (dd, J = 2.7 Hz, 8.4 Hz, 1H), 6.99 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (dd, J = 1.8 Hz, 7.8 Hz, 1H), 7.15‐7.45 (m, 5H), 7.53 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 580。
実施例28‐ 更なる化合物
上記の手順に基づき、下記の更なる化合物を調製した。
表8
実施例29‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ ジメチル(R)‐2‐ヒドロキシペンタンジオエートの合成
(2R)‐5‐オキソテトラヒドロ‐2‐フランカルボン酸(25g、192mmol)の混合物を含むメタノール(300mL)に、濃塩化水素(0.5mL)を添加し、その混合物を一晩還流した。周囲温度まで冷却し、固体炭酸水素ナトリウムを添加し、20分間スラリー化した。その混合物を濾過し、濃縮して、ジメチル(R)‐2‐ヒドロキシペンタンジオエート(34.7g、100%)を得た。
パートII‐ ジメチル(S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエートの合成
ジメチル(R)‐2‐ヒドロキシペンタンジオエート(33.8g、192mmol)と、4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノール(50.2g、230mmol)と、トリフェニルホスフィン(60.4g、230mmol)とのジクロロメタン(300mL)溶液に、活性化したモレキュラーシーブによって、0℃で、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(45.4mL、230mmol)のジクロロメタン(50mL)溶液を滴下で添加した。0℃で20分間攪拌してから、周囲温度で一晩攪拌した。濃縮した。大きいシリカパッドに通過させることによって、酸化トリフェニルホスフィンを除去し、ジクロロメタン(約6L)で溶出させた。溶出した物質は、取り出された化合物と、少量の残存フェノールとの混合物であった。酢酸エチルに再溶解させ、1Mの水酸化ナトリウムで4回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、ジメチル(S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(62.84g、87%)を透明な油として得た。
パートIII‐ メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
機械攪拌器を備えたフラスコに、ジメチル(S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(62.84g、167mmol)及び酢酸(500mL)を、続いて粉末状の鉄(46.7g、835mmol)を周囲温度で投入した。60℃まで2時間加熱した。セライトパッドで熱時濾過し、酢酸エチル(900mL)で洗浄した。その濾液を水で3回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水させ(Na2SO4)、濃縮して、メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(48.06g、92%)を白色の固体として得た。
パートIV‐ メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(24.46g、77.9mmol)の無水テトラヒドロフラン(200mL)に、0℃で、ボラン‐メチルスルフィド錯体(19.5mL、195mmol)を滴下で添加した。50℃まで1時間加熱した。その反応混合物を0℃まで冷却してから、メタノール(150mL)で注意深くクエンチした。60℃まで1時間加熱し、濃縮した。その残留物を水と酢酸エチルに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その混合物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、5〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(17.97g、77%)を白色の固体として得た。
パートV‐ (S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(10.0g、33.3mmol)のピリジン(60mL)溶液に、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(8.96g、36.6mmol)を添加した。その混合物を50℃で4時間加熱し、冷却し、濃縮した。その残留物を酢酸エチルと1NのHClに分液した。有機層を1MのHClで2回洗浄し、塩水で洗浄してから、脱水した(Na2SO4)。活性炭を添加し、その混合物をスラリー化してから、セライトで濾過した。その濾液を少量のシリカに濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させた残留物。主要な紫外線活性型成分を濃縮して、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(14.75g、87%)を得た。
パートVI‐ 1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼンの合成
2‐クロロ‐6‐フルオロベンズアルデヒド(2.00g、12.61mmol)をメタノール(84mL)に溶解させ、ジメチル(ジアゾメチル)ホスホネート(2.39mL、15.77mmol)を添加してから、炭酸カリウム(4.36g、31.53mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩攪拌した。その粗混合物をメチルtert−ブチルエーテルで希釈し、水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼンを得た(1.83g、94%)。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 7.45 (m, 2H), 7.32 (t, 1H), 4.86 (s, 1H)。
パートVII‐ (E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
ビス(ピナコラト)ジボラン(5.82g、22.92mmol)、塩化銅(I)(0.21g、2.08mmol)、及び4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(1.21g、2.08mmol)をTHF(208mL)に懸濁させ、その混合物を窒素で脱気して5分間攪拌した。ナトリウムtert−ブトキシド(2.202g、22.92mmol)の最小量のTHF溶液を添加し、その混合物を更に5分間攪拌した。その反応混合物に、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼン(3.22g、20.83mmol)、及びヨウ化メチル(11.83g、83.33mmol)を添加し、得られた混合物を室温で一晩攪拌した。その粗生成混合物をシリカゲルに濃縮し、MPLCによって精製して、0〜5%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(2.41g、39%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 7.31 (m, 2H), 7.20 (t, 1H), 5.18 (s, 1H), 2.15 (s, 3H), 1.23 (s, 12H)。
パートVIII‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(7.46g、14.7mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(6.09g、20.5mmol)と、炭酸カリウム(2.84g、20.5mmol)とを溶解したジオキサン(80mL)と水(20mL)との混合液を脱気し、窒素雰囲気下に置いた。続いて、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(1.12g、1.47mmol)を添加し、70℃まで5時間加熱した。トルエン(100mL)と、亜硫酸水素ナトリウムの20%水溶液(50mL)とを添加した。その混合物を60℃で更に15分間攪拌してから、冷却し、トルエン(150mL)で希釈した。有機層を亜硫酸水素ナトリウムの20%水溶液、水、塩水で洗浄してから、脱水させ(Na2SO4)、活性炭に添加した。その混合物をスラリー化し、セライトパッドで濾過した。その濾液を少量のシリカに濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、0〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(6.8g、77%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.11 (d, 1H), 8.03 (d, 1H), 7.99 (s, 1H), 7.86 (t, 1H), 7.68 (d, 1H), 7.38 (m, 2H), 7.27 (m, 1H), 7.11 (dd, 1H), 6.87 (d, 1H), 6.37 (s, 1H), 4.37 (d, 1H), 3.57 (s, 3H), 3.49 (m, 1H), 3.3 (m, 1H), 2.48 (m, 2H), 2.08 (s, 3H), 1.9 (m, 1H), 1.76 (m, 1H) (ES, m/z): (M+Na)+ = 620.09, 622.10。
パートIX‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(5.74g、9.60mmol)のメタノール(100mL)とテトラヒドロフラン(10mL)との溶液に、2Mの水酸化ナトリウム(14.4mL、28.8mmol)の水を添加した。その反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。その反応混合物の体積を真空下で減少させてから、1Mの塩化水素水溶液で酸性にした。その混合物を酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物を塩水で洗浄してから脱水させ(Na2SO4)、固体(5.54g、99%)に濃縮した。その固体を、メタノール(100mL)に再溶解させてから、1等量の2.962M水酸化ナトリウム(3.203mL、9.487mmol)水溶液を添加して、20分間攪拌することによって、ナトリウム塩に変換した。その混合物を蒸発させてから、追加のメタノールを添加し、3回蒸発させて水を除去した。その残留物を真空オーブンで脱水して、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(5.50g、98%)のナトリウム塩を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.1 (m, 2H), 7.89 (m, 2H), 7.69 (s, 1H), 7.37 (m, 2H), 7.26 (m, 1H), 7.08 (dd, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.36 (s, 1H), 4.40 (d, 1H), 3.55 (m, 1H), 3.3 (m, 1H), 2.08 (s, 3H), 1.92 (m, 2H), 1.70 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ = 606.15, 608.15。
実施例30‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ 1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンの合成
2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(10.0g、47.9mmol)のメタノール(100mL)溶液に、ジメチル(ジアゾメチル)ホスホネート(11.05g、57.5mmol)を添加した。その混合物を0℃まで冷却し、炭酸カリウム(16.6g、119mmol)を添加した。その反応混合物を室温で一晩攪拌した。その粗混合物をエーテルで希釈し、水で洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(MgSO4)、濃縮して、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン(9.17g、93%)を得た。
パートII‐ (E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
THF(40mL)に懸濁させた[2,3‐ビス(1‐アダマンチル)イミダゾリジン‐2‐イル]‐クロロ‐銅(0.99g、2.23mmol)及びナトリウムtert−ブトキシド(0.215g、2.23mmol)に、ビス(ピナコラト)ジボロン(11.36g、44.7mmol)を添加した。その混合物を30分間攪拌し、mmol1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン(9.15g、44.7mmol)のTHF(40mL)とメタノール(1.58g、49.2mmol)との溶液を添加した。その混合物を一晩攪拌してから、セライトで濾過した。その濾液を濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、0〜10%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(11.23g、76%)を得た。
パートIII‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(2.00g、3.93mmol)と、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.83g、5.51mmol)と、炭酸カリウム(0.65g、4.72mmol)を溶解したジオキサン(40mL)と水(6mL)との混合液を脱気し、窒素雰囲気下に置いた。この混合物に、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]‐ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.30g、0.39mmol)を添加し、その混合物を70℃で一晩加熱した。その反応混合物を冷却し、酢酸エチルと水に分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水させ(Na2SO4)、少量のシリカに濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、0〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(2.0g、80%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.10 (d, 1H), 8.06 (d, 1H), 8.0 (s, 1H), 7.85 (m, 2H), 7.75 (m, 2H), 7.54 (t, 1H), 7.38 (dd, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.78 (m, 1H), 4.37 (d, 1H), 3.58 (s, 3H), 3.40 (m, 1H), 3.3 (m, 1H), 2.42 (m, 2H), 1.9 (m, 1H), 1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+Na)+ = 656.08, 658.07。
パートIV‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(11.8g、18.6mmol)のメタノール(100mL)とテトラヒドロフラン(30mL)との溶液に、2Mの水酸化ナトリウム(27.9mL、55.8mmol)の水を添加した。その反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。真空下で体積を減少させた。溶液を1Mの塩化水素水溶液で酸性にした。酢酸エチルで抽出し、合わせた抽出物を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。固体をジクロロメタンに溶解させ、ヘキサンで沈殿させた。固体を濾別し、真空下で脱水した(8.73g、76%)。得られた個体を、メタノール(100mL)に再溶解させてから、1等量の3.109Mの水酸化ナトリウム(4.529mL、14.082mmol)水溶液を添加することによって、得られた固体をナトリウム塩に変換した。10分攪拌した。濃縮し、メタノールを添加し、3回濃縮した。その残留物を真空オーブンで脱水して、(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸のナトリウム塩(8.70g、99%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.15 (d, 1H), 8.08 (d, 1H), 7.88 (m, 3H), 7.78 (m, 2H), 7.55 (t, 1H), 7.34 (d, 1H), 6.98 (m, 1H), 6.84 (d, 1H), 6.78 (m, 1H), 4.40 (d, 1H), 3.60 (m, 1H), 3.3 (m, 1H), 1.92 (m, 2H), 1.70 (m, 2H) (ES, m/z): (M+Na)+ = 641.93, 643.93。
実施例31‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI ‐2‐クロロ‐6‐フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホネートの合成
2‐クロロ‐6‐フルオロフェノール(5.00g、34.1)のピリジン(100mL)の攪拌溶液に、(トリフルオロメタン)スルホニルトリフルオロメタンスルホネート(19.3g、68.4mmol)を0度で滴下にて添加した。その混合物を室温まで昇温させ、一晩攪拌した。その反応混合物を濃縮し、その残留物を酢酸エチルと水に分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、2‐クロロ‐6‐フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホネート(9.5g、100%)を褐色の液体として得た。
パートII‐ 1‐クロロ‐3‐フルオロ‐2‐(プロプ‐1‐イン‐1‐イル)ベンゼンの合成
窒素雰囲気下で、2‐クロロ‐6‐フルオロフェニルトリフルオロメタンスルホネート(2.78g、9.98mmol)と、トリブチル(プロプ‐1‐イン‐1‐イル)スタンナン(3.95g、12.00mmol)とのトルエン(50mL)溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(1.15g、1.00mmol)を添加した。その混合物を3時間加熱還流し、冷却してから濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、(1〜10%の)酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、1‐クロロ‐3‐フルオロ‐2‐(プロプ‐1‐イン‐1‐イル)ベンゼン(1.5g、89%)を黄色の液体として得た。
パートIII‐ (Z)‐2‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
1‐クロロ‐3‐フルオロ‐2‐(プロプ‐1‐イン‐1‐イル)ベンゼン(1.68g、9.96mmol)と、塩化銅(I)(60mg、0.61mmol)と、トリス(4‐メトキシフェニル)ホスフィン(282mg、0.80mmol)と、炭酸カリウム(276mg、2.00mmol)と、イソプロパノール(1.2g、20.00mmol)と、エーテル(15mL)と、4,4,5,5‐テトラメチル‐2‐(テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐1,3,2‐ジオキサボロラン(3g、11.81mmol)との混合物を窒素雰囲気下で一晩、室温で攪拌した。その混合物を濾過し、その濾液を濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、1〜12%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出する、(Z)‐2‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.5g、51%)を黄色の油としてを得た。
パートIV‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、0.39mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(45mg、0.04mmol)と、炭酸ナトリウム(124mg、1.17mmol)と、(Z)‐2‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(140mg、0.47mmol)と、トルエン(10mL)と、エタノール(5mL)と、水(2mL)との混合物を3時間、90℃で攪拌した。その混合物を冷却し、濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(210mg、89%)を黄色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.91‐7.95 (m, 4H), 7.74 (m, 1H), 7.27‐7.34 (m, 3H), 7.10 (m, 1H), 6.80 (m, 1H), 6.47 (s, 1H), 4.39 (m, 1H), 3.63 (s, 3H), 3.47 (m, 1H), 3.27 (m, 1H), 2.41‐2.46 (m, 2H), 1.94 (s, 3H), 1.75‐1.93 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 598。
実施例32‐ (S,E)‐3‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(R,E)‐メチル3‐(7‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)プロパノアート(160mg、0.27mmol)と、テトラヒドロフラン(7.5mL)と、水(2.5mL)と、水酸化リチウム一水和物(34mg、0.81mmol)との混合物を3時間、室温で攪拌した。その溶液のpH値を1Mの塩化水素で5に調節した。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を濃縮し、その残留物を逆相分取HPLCによって精製して0.05%トリフルオロ酢酸を含む62〜82%のアセトニトリル水の勾配で溶出させて、(S,E)‐3‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(66mg、42%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.89‐7.96 (m, 4H), 7.71‐7.77 (m, 1H), 7.27‐7.34 (m, 3H), 7.07‐7.13 (m, 1H), 6.82 (d, J =8.4 Hz, 1H), 6.47 (s, 1H), 4.38‐4.44 (m, 1H), 3.46‐3.48 (m, 1H), 3.22‐3.31 (m, 1H), 2.37‐2.43 (m, 2H), 1.94 (s, 3H), 1.76‐1.93 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 584。
実施例33‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 3‐ブロモ‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジンの合成
3‐ブロモ‐2‐クロロ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(4g、15.44mmol)のエタノール(40mL)溶液に、mmolナトリウムエトキシドのエタノール(43.5mL、30.8mmol)0.71M溶液を添加し、その混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を水で希釈し、混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮して、3‐ブロモ‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(3.5g、84%)を黄色の油として得た。
パートII‐ 3‐(ベンジルチオ)‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジンの合成
3‐ブロモ‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(5.6g、21.62mmol)と、フェニルメタンチオール(4g、32.26mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(5.58g、43.18mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(1.98g、2.16mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(1.25g、2.16mmol)と、トルエン(60mL)との混合物を一晩、110℃で攪拌した。その混合物を濾過し、その濾液を濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、0%〜2.5%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、3‐(ベンジルチオ)‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(4.2g、62%)を白色の固体として得た。
パートIII‐ 2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐スルホニルクロリドの合成
3‐(ベンジルチオ)‐2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(600mg、1.91mmol)と、N‐クロロスクシンイミド(1.02g、7.64mmol)と、酢酸(4mL)と、水(1mL)との混合物を1時間、室温で攪拌し、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチル:石油エーテル(1:6)で溶出させて、2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐スルホニルクロリド(450mg、81%)を黄色の固体として得た。
パートIV‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(250mg、0.64mmol)と、ピリジン(254mg、3.21mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(39.2mg、0.32mmol)と、ジクロロメタン(5mL)と、2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐スルホニルクロリド(371.5mg、1.28mmol)との溶液を一晩、室温で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、10%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、49%)を黄色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.74 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.59 (s, 1H), 7.30 (m, 2H), 7.12 (m, 1H), 7.05 (d, 1H), 6.91 (d, 1H), 6.29 (s, 1H), 4.47 (m, 2H), 4.26 (dd, 1H), 3.92 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.45 (dd, 1H), 2.56 (t, 2H), 2.10 (s, 3H), 1.96 (m, 2H), 1.32 (t, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 643。
実施例34‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(150mg、0.23mmol)と、テトラヒドロフラン(3mL)と、水(1mL)と、水酸化リチウム一水和物(30mg、0.72mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その溶液のpH値を1Mの塩化水素で5に調節した。その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、その残留物を逆相分取HPLCによって精製して、65〜82%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させて、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(26mg、18%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.74 (s, 1H), 8.57 (s, 1H), 7.57 (m, 1H), 7.30 (m, 2H), 7.12 (m, 1H), 7.05 (d, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.30 (s, 1H), 4.48 (m, 2H), 4.28 (dd, 1H), 3.95 (m, 1H), 3.44 (dd, 1H), 2.52 (t, 2H), 2.11 (s, 3H), 1.96 (m, 2H), 1.34 (t, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 629。
実施例35‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ (Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐(2‐クロロフェニル)ビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
ジクロロメタン(6mL)と1‐クロロ‐2‐エチニルベンゼン(500mg、3.66mmol)との攪拌溶液に、トリブロモボラン(0.4mL、4.39mmol)を−78℃で添加した。3時間後、ピナコール(519mg、4.39mmol)のジクロロメタン(2mL)溶液を攪拌しながら滴下し、次いでN,N‐ジイソプロピルエチルアミン(1.18g、9.15mmol)を添加した。得られた溶液を室温まで昇温させ、更に2時間攪拌した。その混合物をジクロロメタンと塩水に分液した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、1%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、(Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐(2‐クロロフェニル)ビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(450mg、36%)を黄色の油として得た。
パートII‐ (E)‐2‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
(Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐(2‐クロロフェニル)ビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(450mg、1.31mmol)と、ビス(トリ‐tert−ブチルホスフィン)‐パラジウム(0)(47mg、0.06mmol)とのテトラヒドロフラン(10mL)攪拌溶液に、−78℃で、mmolジエチル亜鉛のTHF(0.74mL、0.74mmol)1M溶液を添加した。その混合物を30分間、−78℃で攪拌してから、室温まで昇温させ、更に2時間攪拌してから、1Mの塩化水素(2mL)を添加した。その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、1%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(180mg、47%)を黄色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(E)‐2‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(180mg、0.62mmol)と、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、0.39mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(23mg、0.02mmol)と、炭酸ナトリウム(127mg、1.20mmol)と、トルエン(10mL)と、メタノール(2mL)と、水(2mL)との攪拌混合物を3時間、80℃で攪拌した。その混合物を濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、40〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロフェニル)ブト‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(170mg、73%)を得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.99 (m, 2H), 7.93 (s, 1H), 7.86‐7.80 (m, 2H), 7.44 (dt, J = 7.2 Hz, 1.2 Hz, 1H), 7.34‐7.30 (m, 3H), 7.08 (dd, J = 8.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 6.84 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.32 (s, 1H), 4.43 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.34‐3.33 (m, 1H), 3.27 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 2.76‐2.72 (m, 2H), 2.49‐2.45 (m, 2H), 1.81 (m, 2H), 1.0 (t, J = 7.6 Hz, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例36‐ アリールアルキンとトリブロモボランとからの更なるアルケンの調製
実施例29、34、及び35、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表9の化合物を調製した。
表9
実施例37‐ (S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ (E)‐1‐(ブロモメチレン)‐1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレンの合成
1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレン‐1‐オン(2g、13.68mmol)のジクロロメタン(15mL)溶液を、四塩化チタン(0.9g、10.9mmol)と削り状マグネシウム(3.2g、137mmol)とのジクロロメタン(50mL)溶液に、−78℃で添加した。続いて、ブロモホルム(3.9mL、44.8mmol)のエチレングリコールジメチルエーテル(20mL)溶液を−78℃で添加し、その反応混合物を2時間、0℃までゆっくり昇温させた。飽和炭酸カリウムを添加し、その混合物を濾過した。その濾液をジクロロメタンで2回抽出し、統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、石油エーテルで溶出させて、(E)‐1‐(ブロモメチレン)‐1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレン(600mg、20%)を無色の油として得た。
パートII‐ (E)‐2‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
(E)‐1‐(ブロモメチレン)‐1,2,3,4‐テトラヒドロナフタレン(500mg、2.24mmol)と、4,4,5,5‐テトラメチル‐2‐(テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐1,3,2‐ジオキサボロラン(858mg、3.38mmol)と、酢酸カリウム(662mg、6.75mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)‐パラジウム(0)(260mg、0.22mmol)と、トルエン(20mL)と、エタノール(10mL)と、水(5mL)との混合物を2時間、90℃で攪拌した。得られた混合物を冷却し、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、1%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、(E)‐2‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(200mg、33%)を無色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、0.39mmol)と、(E)‐2‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(117mg、0.43mmol)と、酢酸カリウム(116mg、1.18mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(46mg、0.04mmol)と、トルエン(4mL)と、エタノール(2mL)と、水(1mL)との混合物を2時間、90℃で攪拌した。その混合物を濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(100mg、44%)を無色の油として得た。
パートIV‐ (S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル(S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(120mg、0.21mmol)と、メタノール(3mL)と、水(1mL)と、水酸化リチウム(101mg、4.22mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その溶液のpH値を1MのHClで5に調節した。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その残留物を分取HPLCによって精製して、65〜78%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させて、(S,E)‐3‐(6‐((3,4‐ジヒドロナフタレン‐1(2H)‐イリデン)メチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(10.4mg、9%)を無色の固体として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.96 (s, 1H), 7.87‐7.79 (m, 3H), 7.70‐7.64 (m, 1H), 7.62‐7.60 (m, 1H), 7.26‐7.19 (m, 1H), 7.17‐7.08 (m, 2H), 6.96 (s, 1H), 6.82‐6.79 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.36‐4.31 (m, 1H), 3.56‐3.53 (m, 1H), 3.29‐3.20 (m, 1H), 2.86‐2.71 (m, 4H), 2.57‐2.46 (m, 2H), 1.98‐1.77 (m, 4H) (ES, m/z): (M+H)+ 558。
実施例38‐更なるアルケンの調製
実施例29及び37、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表10の化合物を調製した。
表10
実施例39‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(620mg、2.07mmol)と、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(877.3mg、3.27mmol)と、エタノール(2.4mL)と、水(8.5mL)と、トルエン(16.9mL)と、炭酸ナトリウム(1.80g、16.9mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(288mg、0.25mmol)との混合物を一晩、95℃で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、その残留物をMPLCによって精製して、10〜33%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(720mg、93%)を黄色の油として得た。
パートII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(165mg、0.44mmol)と、ピリジン(0.18mL、2.2mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(26.8mg、0.22mmol)と、3‐(ジフルオロメトキシ)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(128mg、0.53mmol)とのジクロロメタン(2.2mL)溶液を一晩、室温で攪拌した。塩水を添加し、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させた。主要なUV成分を濃縮し、その残留物を更に逆相HPLCによって精製して、63〜83%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(28.3mg、11%)を無色の油として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.76‐1.92 (m, 2H), 2.47 (dt, J = 1.8 Hz, 7.2 Hz, 2H), 3.19 (dd, J = 9.9 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.44‐3.51 (m, 1H), 3.69 (s, 3H), 4.31 (dd, J = 2.1 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.56 (t, J = 72.9 Hz, 1H), 6.83 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.02‐7.27 (m, 4H), 7.32‐7.37 (m, 3H), 7.45‐7.51 (m, 3H), 7.98 (d, J = 1.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 582。
実施例40‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例34の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78‐1.95 (m, 2H), 2.49‐2.58 (m, 2H), 3.21 (d, J = 9.9 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.47‐3.53 (m, 1H), 4.32 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.50 (t, J = 72.6 Hz, 1H), 6.84 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.02‐7.25 (m, 4H), 7.27‐7.38 (m, 3H), 7.45‐7.53 (m, 3H), 7.98 (d, J = 1.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 568。
実施例41‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノールの合成
4‐ブロモ‐3‐フルオロフェノール(10.23g、53.56mmol)と、ジクロロメタン(108mL)と、硫酸(6mL、107mmol)との攪拌混合物に、0℃で、65%硝酸(3.8mL、53.6mmol)を添加した。0℃で1時間後、その混合物を水で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、ヘキサン:酢酸エチル(10:1〜2:1)の勾配で溶出させて、4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノール(9.47g、75%)を黄色の固体として得た。
パートII‐ (S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエートの合成
1,5‐ジメチル(2R)‐2‐ヒドロキシペンタンジオエート(5.52g、31.33mmol)と、4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノール(8.88g、37.63mmol)と、ジクロロメタン(160mL)と、トリフェニルホスフィン(12.63g、48.15mmol)との攪拌溶液に、0℃で、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(7.3mL、37.6mmol)を滴下で添加した。得られた混合物を一晩、室温で攪拌してから、飽和炭酸水素ナトリウム(500mL)で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合して、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(18.86g)を油として得た。
パートIII‐ (S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐フルオロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(12g、30.45mmol)と、酢酸(100mL)と、鉄粉(25.07g、0.448モル)との混合物を1時間、100℃で攪拌した。その混合物を濾過し、その濾液を濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(14.74g)を黄色の固体として得た。
パートIV‐ (S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
mmolボラン硫化ジメチルのTHF(12.5mL、125mmol)10M溶液を、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(10.1g、30.4mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液に滴下で添加した。その溶液を一晩、室温で攪拌してから、メタノール(100mL)をゆっくり添加することによってクエンチした。得られた混合物を濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜80%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(9.09g、94%)をピンク色の固体として得た。
パートV‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(528mg、1.66mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(740mg、2.50mmol)と、エタノール(1.9mL)と、水(6.8mL)と、トルエン(13.6mL)との混合物を窒素でパージし、窒素雰囲気下に保った。炭酸ナトリウム(1.44g、13.59mmol)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(231.4mg、0.20mmol)を添加し、その攪拌混合物を一晩、95℃で加熱してから冷却し、水で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.16g)を油として得た。
パートVI‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(163mg、0.40mmol)と、ジクロロメタン(2mL)と、ピリジン(0.16mL、2mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(24.4mg、0.20mmol)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(0.077mL、0.48mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌してから、塩水で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(23.7mg、10%)を無色の油として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.72‐1.97 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.37‐2.56 (m, 2H), 3.23‐3.27 (m, 1H), 3.32‐3.43 (m, 1H), 4.42 (dd, J = 2.1 Hz, 14.7 Hz, 1H), 6.35 (s, 1H), 6.65 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 7.11‐7.17 (m, 1H), 7.31‐7.36 (m, 2H), 7.78‐7.88 (m, 2H), 7.95‐8.02 (m, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例42‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(86mg、0.14mmol)と、テトラヒドロフラン(1.2mL)と、水(0.3mL)と、水酸化リチウム一水和物(17.6mg、0.42mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌した。その混合物のpH値を1Mの塩化水素で1に調節した。得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製して、0.05%トリフルオロ酢酸を含む65〜85%アセトニトリルの勾配で溶出させて、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(34.3mg、41%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77‐1.96 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.49‐2.55 (m, 2H), 3.21 (dd, J = 9.9 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.47‐3.53 (m, 1H), 4.33 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.40 (s, 1H), 6.58 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 7.04 (dt, J = 2.4 Hz, 6.9 Hz, 1H), 7.16‐7.23 (m, 2H), 7.65 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.80‐7.89 (m, 3H), 8.00 (s, 1H). (ES, m/z): (M+H)+ 602。
実施例43‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.72‐1.88 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 2.44 (dt, J = 2.1 Hz, 7.2 Hz, 2H), 3.15 (dd, J = 10.2 Hz, 14.7 Hz, 1H), 3.39‐3.40 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 4.28 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.41 (s, 1H), 6.56 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 6.59 (t, J = 72.6 Hz, 1H), 7.00‐7.06 (m, 1H), 7.19‐7.25 (m, 2H), 7.35 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 7.42‐7.52 (m, 3H), 7.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 614。
実施例44‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77‐1.90 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 2.52 (dt, J = 1.8 Hz, 7.2 Hz, 2H), 3.17 (dd, J = 10.2 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.37‐3.44 (m, 1H), 4.29 (dd, J = 2.1 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.41 (s, 1H), 6.54 (t, J = 72.6 Hz, 1H), 6.57 (d, J = 10.5 Hz, 1H), 7.03 (dt, J = 2.1 Hz, 6.9 Hz, 1H), 7.16‐7.23 (m, 2H), 7.34‐7.37 (m, 1H), 7.44‐7.53 (m, 3H), 7.92 (d, J = 7.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 600。
実施例45‐ (S,E)‐メチル3‐(7‐クロロ‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノールの合成
65%硝酸(3.6mL、52mmol)の酢酸(9.8mL)溶液を、4‐ブロモ‐3‐クロロフェノール(10.13g、48.83mmol)の酢酸(16.3mL)攪拌溶液に滴下し、その混合物を1時間、室温で攪拌した。氷水を添加し、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜33%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノール(10.58g、86%)を赤色の固体として得た。
パートII‐ (S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエートの合成
1,5‐ジメチル(2R)‐2‐ヒドロキシペンタンジオエート(5.80g、32.9mmol)と、4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノール(9.97g、39.5mmol)と、ジクロロメタン(160mL)と、トリフェニルホスフィン(12.9g、49.2mmol)との攪拌溶液に、0℃で、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(7.4mL、39mmol)を滴下で添加した。その混合物を一晩、室温で攪拌してから、飽和炭酸水素ナトリウム(500mL)で希釈した。その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合して、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(20.06g)を黄色の固体として得た。
パートIII‐ (S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐ジメチル2‐(4‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐ニトロフェノキシ)ペンタンジオエート(13.5g、32.9mmol)と、酢酸(100mL)と、鉄粉(15.0g、0.27モル)との混合物を1時間、100℃で攪拌した。その混合物を濾過し、その濾液を濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(11.5g)を淡褐色の固体として得た。
パートIV‐ (S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
mmolボラン硫化ジメチルのTHF(4.3mL、43mmol)10M溶液を、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(11.5g、33mmol)のテトラヒドロフラン(100mL)溶液に滴下で添加した。その溶液を一晩、室温で攪拌してから、メタノール(100mL)をゆっくり添加することによってクエンチした。その混合物を濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(15.0g)をピンク色の固体として得た。
パートV‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(540mg、1.61mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(756mg、2.55mmol)と、エタノール(1.9mL)と、水(7.0mL)と、トルエン(13.6mL)との混合物を窒素パージし、窒素雰囲気下に保持した。炭酸ナトリウム(1.48g、14mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(237mg、0.20mmol)を添加し、その攪拌混合物を一晩、95℃で加熱してから冷却し、水で希釈した。その混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルの石油エーテルの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.13g)を黄色の固体として得た。
パートVI‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐クロロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(184mg、0.43mmol)と、ジクロロメタン(2.2mL)と、ピリジン(0.17mL、2.1mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(26.5mg、0.22mmol)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(0.084mL、0.52mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌してから、塩水で希釈した。その混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐クロロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(17.8mg、6%)を無色の油として得た。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81‐1.85 (m, 1H), 1.88‐1.93 (m, 1H), 2.12 (s, 3H), 2.43‐2.48 (m, 2H), 3.23 (dd, J = 9.6 Hz, 14.0 Hz, 1H), 3.53‐3.54 (m, 1H), 3.68 (s, 3H), 4.32 (dd, J = 2.8 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.46 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 6.92 (s, 1H), 7.04 (dt, J = 1.6 Hz, 7.6 Hz, 1H), 7.20‐7.25 (m, 2H), 7.66 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.83‐7.88 (m, 3H), 8.02 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 632。
実施例46‐ (S,E)‐3‐(7‐クロロ‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(7‐クロロ‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80‐1.98 (m, 2H), 2.14 (s, 3H), 2.51‐2.55 (m, 2H), 3.26 (dd, J = 10.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.55‐3.57 (m, 1H), 4.34 (dd, J = 2.4 Hz, 14.0 Hz, 1H), 6.48 (s, 1H), 6.95 (s, 1H), 7.06 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.20‐7.25 (m, 2H), 7.68 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.85‐7.90 (m, 3H), 8.04 (s, 1H) (ES, m/z): (M+Na)+ 640。
実施例47‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77‐1.82 (m, 1H), 1.84‐1.95 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.47 (dt, J = 2.8 Hz, 7.2 Hz, 2H), 3.20 (dd, J = 10.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.42‐3.47 (m, 1H), 3.69 (s, 3H), 4.30 (dd, J = 2.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.49 (s, 1H), 6.61 (t, J = 72.4 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.05 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.20‐7.25 (m, 2H), 7.38 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.47‐7.54 (m, 3H), 7.92 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 630。
実施例48‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐クロロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77‐1.96 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 2.50‐2.54 (m, 2H), 3.22 (dd, J = 10.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.45‐3.49 (m, 1H), 4.30 (dd, J = 2.0 Hz, 14.8 Hz, 1H), 6.49 (s, 1H), 6.56 (t, J = 72.4 Hz, 1H), 6.94 (s, 1H), 7.06 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.20‐7.25 (m, 2H), 7.38 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 7.49‐7.55 (m, 3H), 7.92 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例49‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.90 (m, 3H), 7.71 (t, J = 8 Hz, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.22‐7.19 (m, 2H), 7.05‐7.00 (m, 1H), 6.87 (dd, J = 7.6 Hz, 2 Hz, 1H), 6.23 (s, 1H), 4.37 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 3.57 (s, 3H), 3.46‐3.43 (m, 1H), 3.29‐3.21 (m, 1H), 2.38 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.06 (s, 3H), 1.90‐1.73 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例50‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.04‐7.99 (m, 3H), 7.83 (t, J = 8 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.34‐7.31 (m, 2H), 7.16‐7.12 (m, 1H), 7.0 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.35 (s, 1H), 4.50 (dd, J =14.8 Hz, 2.4 Hz, 1H), 3.58‐3.55 (m, 1H), 3.40‐3.33 (m, 1H), 2.50‐2.45 (m, 2H), 2.18 (d, J = 1.2 Hz, 3H), 1.99‐1.83 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 602。
実施例51‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.57 (s, 1H), 7.51 (t, 1H), 7.34‐7.45 (m, 3H), 7.20 (m, 2H), 7.03 (m, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.82 (t, J = 72 Hz, 1H), 6.23 (s, 1H), 4.32 (d, 1H), 3.57 (s, 3H), 3.36 (m, 1H), 3.20 (m, 1H), 2.38 (t, 2H), 2.07 (s, 3H), 1.84 (m, 1H), 1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 614。
実施例52‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.67 (s, 1H), 7.50‐7.67 (m, 4H), 7.32 (m, 2H), 7.14 (m, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.91 (t, J = 72 Hz, 1H), 6.35 (s, 1H), 4.44 (d, 1H), 3.48 (m, 1H), 3.31 (m, 1H), 2.47 (t, 2H), 2.19 (s, 3H), 1.96 (m, 1H), 1.85 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 600。
実施例53‐ (S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.74 (m, 1H), 1.86 (m, 1H), 2.01 (s, 3H), 2.39 (s, 3H), 2.42 (t, 2H), 3.20 (dd, 1H), 3.31 (m, 1H), 3.63 (s, 3H), 4.30 (dd, 1H), 6.36 (s, 1H), 6.67 (s, 1H), 6.85 (t, J = 72 Hz, 1H), 6.93 (s, 1H), 7.07 (m, 1H), 7.22 (m, 2H), 7.42‐7.60 (m, 4H), 7.69 (s, 1H)。
実施例54‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐7‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.72 (s, 1H), 7.60 (m, 1H), 7.54 (m, 1H), 7.44 (m, 2H), 7.32 (m, 2H), 7.15 (m, 1H), 6.87 (t, 1H), 6.72 (s, 1H), 6.41 (s, 1H), 4.37 (m, 1H), 3.42 (m, 1H), 3.24 (m, 1H), 2.43 (m, 2H), 2.24 (s, 3H), 2.06 (s, 3H), 1.87 (m, 1H), 1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 596。
実施例55‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.89‐7.96 (m, 3H), 7.72‐7.77 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.25‐7.29 (m, 2H), 7.07‐7.11 (m, 1H), 6.67 (s, 1H), 6.35 (s, 1H), 4.32‐4.38 (m, 1H), 3.62 (s, 3H), 3.46‐3.48 (m, 1H), 3.22‐3.31 (m, 1H), 2.38‐2.44 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.73‐1.93 (m, 2H) (ES, m/z): (M+Na)+ 634。
実施例56‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐7‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.89‐7.96 (m, 3H), 7.72‐7.77 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.25‐7.29 (m, 2H), 7.07‐7.11 (m, 1H), 6.68 (s, 1H), 6.36 (s, 1H), 4.32‐4.39 (m, 1H), 3.46‐3.48 (m, 1H), 3.22‐3.31 (m, 1H), 2.35‐2.41 (m, 2H), 2.19 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.73‐1.93 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 598。
実施例57‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
臭素(10.2g、63.83mmol)の酢酸(10mL)溶液を、3‐メチル‐2‐ニトロフェノール(10g、65.30mmol)の酢酸(50mL)溶液に滴下し、その混合物を2時間、室温で攪拌した。氷水を添加し、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を水で3回洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、4‐ブロモ‐3‐メチル‐2‐ニトロフェノール(12g、79%)を黄色の固体として得た。
4‐ブロモ‐3‐メチル‐2‐ニトロフェノールから、実施例41の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.01‐7.94 (m, 2H), 7.79‐7.75 (m, 2H), 7.36‐7.34 (m, 2H), 7.33‐7.13 (m, 2H), 6.68‐6.66 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.45 (s, 1H), 4.87‐4.37 (m, 1H), 3.95‐3.90 (m, 1H), 3.66 (s, 3H), 3.34‐3.12 (m, 1H), 2.50‐2.32 (m, 5H), 1.98 (s, 3H), 1.86‐1.78 (m, 1H), 1.69‐1.60 (m, 1H) (ES, m/z): (M+Na)+ 612。
実施例58‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐メチル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.00‐7.98 (m, 2H), 7.79‐7.75 (m, 2H), 7.36‐7.34 (m, 2H), 7.33‐7.13 (m, 2H), 6.70‐6.68 (d, J = 8.4 Hz 1H), 6.45 (s, 1H), 4.87‐4.37 (m, 1H), 3.95‐3.90 (m, 1H), 3.15‐3.09 (m, 1H), 2.43 (s, 3H), 2.38‐2.30 (m, 2H), 1.98 (s, 3H), 1.82‐1.76 (m, 1H), 1.69‐1.60 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 598。
実施例59‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
4‐ブロモ‐3‐メチル‐2‐ニトロフェノールから、実施例41の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.59 (t, 1H), 7.49 (m, 2H), 7.31‐7.39 (m, 3H), 7.13‐7.19 (m, 2H), 6.88 (t, J = 72 Hz, 1H), 6.70 (d, 1H), 6.44 (s, 1H), 4.33 (m, 1H), 3.88 (m, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.10 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.41 (t, 2H), 1.98 (s, 3H), 1.84 (m, 1H), 1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+Na)+ 610。
実施例60‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.59 (t, 1H), 7.53 (m, 1H), 7.48 (m, 1H), 7.31‐7.39 (m, 3H), 7.13‐7.19 (m, 2H), 6.88 (t, J = 72 Hz, 1H), 6.72 (d, 1H), 6.44 (s, 1H), 4.30 (m, 1H), 3.88 (m, 1H), 3.10 (m, 1H), 2.42 (s, 3H), 2.40 (t, 2H), 1.99 (s, 3H), 1.89 (m, 1H), 1.68 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 596。
実施例61‐メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
3‐フルオロ‐2‐ニトロフェノール(14.4g、91.7mmol)と、N‐ブロモスクシンイミド(19.6g、110mmol)と、硫酸(100mL)との溶液を一晩、65℃で攪拌した。続いて、その反応混合物を氷に注いだ。次に、得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を合わせ、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、4‐ブロモ‐3‐フルオロ‐2‐ニトロフェノール(3.6g、17%)を黄色の固体として得た。
4‐ブロモ‐3‐フルオロ‐2‐ニトロフェノールから、実施例41の手順によって、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.94‐1.98 (m, 1H), 2.01‐2.14 (m, 4H), 2.55‐2.72 (m, 2H), 3.05 (dd, J = 9.9 Hz, 14.1 Hz, 1H), 3.73 (s, 3H), 4.10 (dd, J = 2.7 Hz, 14.1 Hz, 1H), 4.39‐4.45 (m, 1H), 6.33 (s, 1H), 6.75 (d, J = 7.5 Hz, 1H), 6.98‐7.04 (m, 1H), 7.15‐7.23 (m, 3H), 7.71 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.88 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.19 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.25 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例62‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐5‐フルオロ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.89‐2.00 (m, 2H), 2.03 (s, 3H), 2.46‐2.51 (m, 2H), 3.14 (dd, J = 10.5 Hz, 15.0 Hz, 1H), 4.27 (dd, J = 2.7 Hz, 14.7 Hz, 1H), 6.26 (s, 1H), 6.80 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.07‐7.19 (m, 2H), 7.22‐7.33 (m, 2H), 7.84 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 8.01 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 8.21 (s, 1H), 8.27 (d, J = 7.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+NH4)+ 619。
実施例63‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例41の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.90‐1.97 (m, 1H), 2.00‐2.09 (m, 4H), 2.57‐2.66 (m, 2H), 3.01 (d, J = 9.9 Hz, 14.1 Hz, 1H), 3.72 (s, 3H), 4.06 (d, J = 2.4 Hz, 14.1 Hz, 1H), 4.31‐4.38 (m, 1H), 6.35‐6.83 (m, 3H), 7.02 (dt, J = 2.7 Hz, 6.9 Hz, 1H), 7.15‐7.23 (m, 3H), 7.39 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.56 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.82 (d, J = 7.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 614。
実施例64‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(ジフルオロメトキシ)フェニル)スルホニル)‐5‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.88‐1.98 (m, 1H), 2.01‐2.09 (m, 4H), 2.58‐2.77 (m, 2H), 3.03 (dd, J = 9.9 Hz, 14.1 Hz, 1H), 4.07 (dd, J = 2.4 Hz, 14.1 Hz, 1H), 4.33‐4.40 (m, 1H), 6.34‐6.82 (m, 3H), 6.98‐7.06 (m, 1H), 7.15‐7.24 (m, 3H), 7.39 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.56 (t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.83 (d, J = 7.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 600。
実施例65‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ エチル7‐クロロ‐3‐オキソヘプタノエートの合成
エチル3‐オキソブタノエート(1.95g、14.98mmol)のテトラヒドロフラン(20mL)溶液を、リチウムジイソプロピルアミン(30mL、30mmol)の1M攪拌溶液に−78℃で滴下にて添加した。その溶液を更に1時間、−78℃で攪拌してから、1‐クロロ‐3‐ヨードプロパン(3.07g、15.02mmol)のテトラヒドロフラン(50mL)溶液を添加した。得られた溶液を室温まで昇温させ、更に2時間攪拌した。水を添加し、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、エチル7‐クロロ‐3‐オキソヘプタノエート(2.8g、90%)を油として得た。
パートII‐ 4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐2‐オールの合成
エチル7‐クロロ‐3‐オキソヘプタノエート(2.8g、13.55mmol)と、ヒドラジン(2.5mL、0.04モル)と、エタノール(20mL)との混合物を4時間、100℃で攪拌した。冷却し、濃縮して、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルの石油エーテルの勾配で溶出させて、4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐2‐オール(1.14g、61%)を白色の固体として得た。
パートIII‐ 2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジンの合成
4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐2‐オール(1.14g、8.02mmol)と、ブロモエタン(4.5g、41.30mmol)と、炭酸カリウム(5.66g、40.95mmol)と、N,N‐ジメチルホルムアミド(20mL)との混合物を一晩、室温で攪拌した。水を添加し、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン(1.18g、86%)を黄色の油として得た。
パートIV‐ 2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐スルホニルクロリドの合成
2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン(1.18g、7.10mmol)と、クロロスルホン酸(10mL)と、ジクロロメタン(20mL)との混合物を3時間、還流状態で攪拌した。その混合物を冷却し、水で洗浄した。水層をジクロロメタンで3回再抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐スルホニルクロリド(1.13g、60%)を無色の固体として得た。
パートV‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例29の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.77 (s, 1H), 7.32‐7.29 (m, 2H), 7.13‐7.05 (m, 2H), 6.89 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.33 (s, 1H), 4.30 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 4.16‐4.10 (m, 2H), 3.97‐3.91 (m, 3H), 3.71 (s, 3H), 3.25 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 2.94 (m, 1H), 2.79 (m, 1H), 2.61‐2.57 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.02‐1.86 (m, 6H), 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 618。
実施例66‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐4,5,6,7‐テトラヒドロピラゾロ[1,5‐a]ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.78 (s, 1H), 7.32‐7.29 (m, 2H), 7.15‐7.05 (m, 2H), 6.90 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.34 (s, 1H), 4.32 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 4.17‐4.10 (m, 2H), 3.96‐3.92 (m, 3H), 3.24 (dd, J = 14.4 Hz, 2.4 Hz, 1H), 2.93 (m, 1H), 2.79 (m, 1H), 2.56‐2.53 (m, 2H), 2.15 (s, 3H), 2.01‐1.87 (m, 6H), 1.23 (t, J = 7.2 Hz, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 604。
実施例67‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐3‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジンの合成
3‐ブロモ‐2‐クロロ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(5.0g、22.0mmol)のエタノール(50mL)溶液に、ナトリウムエトキシド(4.5g、66mmol)を添加し、その混合物を150℃で10分間、マイクロ波で照射した。その混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出し、統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮して、3‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン(5.0g、96%)を無色の油として得た。
パートII‐ 3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジンの合成
3‐ブロモ‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン(4.8g、20.3mmol)と、フェニルメタンチオール(2.53g、20.4mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(5.2g、40.2mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(0.90g、0.98mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(1.2g、2.07mmol)と、トルエン(50mL)との混合物を2時間、110℃で攪拌した。その混合物を濾過し、その濾液を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、0〜2.5%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン(4.8g、85%)を白色の固体として得た。
パートIII‐ 5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐スルホニルクロリドの合成
3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン(2.00g、7.15mmol)と、N‐クロロスクシンイミド(3.70g、27.7mmol)と、酢酸(20mL)と、水(6mL)との混合物を1時間、室温で攪拌し、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチル:石油エーテル(1:10)で溶出させて、5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐スルホニルクロリド(1.80g、98%)を白色の固体として得た。
パートIV‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
29の方法を用いて、メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.40‐8.36 (d, J = 15.6 Hz 2H), 7.58 (s, 1H), 7.33‐7.27 (m, 2H), 7.14‐7.10 (m, 1H), 7.04‐7.02 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.93‐6.91 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.31 (s, 1H), 4.43‐4.32 (m, 2H), 4.28‐4.24 (d, J =14 Hz, 1H), 3.95 (s, 1H), 3.69 (s, 3H), 3.49‐3.43 (m, 1H), 2.59‐2.55 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 2.11 (s, 3H), 2.04‐1.89 (m, 2H), 1.23‐1.20 (t, J = 7.2 Hz, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 609。
実施例68‐ (S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐エトキシピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.39‐8.36 (d, J =12.4 Hz, 2H), 7.58 (s, 1H), 7.33‐7.27 (m, 2H), 7.14‐7.10 (m, 1H), 7.04‐7.02 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 6.95‐6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.31 (s, 1H), 4.45‐4.34 (m, 2H), 4.30‐4.26 (d, J = 14 Hz, 1H), 3.98 (s, 1H), 3.49‐3.43 (m, 1H), 2.55‐2.52 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.11 (s, 3H), 2.03‐1.88 (m, 2H), 1.39‐1.28 (t, J = 3.6 Hz, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 595。
実施例69‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 2‐((3‐ブロモ‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オールの合成
エタン‐1,2‐ジオール(3.72g、59.93mmol)と、3‐ブロモ‐2,5‐ジクロロピリジン(2.47g、10.9mmol)と、水酸化カリウム(1.22g、21.7mmol)と、1,4,7,10,13,16‐ヘキサオキサシクロオクタデカン(1.15g、4.35mmol)と、トルエン(50mL)との混合物を4時間、120℃で攪拌した。その混合物を冷却し、水で希釈した。その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐((3‐ブロモ‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(1.69g、61%)を無色の油として得た。
パートII‐ 2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オールの合成
2‐((3‐ブロモ‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(1.47g、5.82mmol)と、フェニルメタンチオール(0.69mL、11.64mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(2mL)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(340mg、0.59mmol)と、トルエン(20mL)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(270mg、0.29mmol)との混合物を1時間、110℃で攪拌した。その混合物を冷却し、飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(1.57g、91%)を油として得た。
パートIII‐ 2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテートの合成
2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(1.47g、4.97mmol)と、ジクロロメタン(15mL)と、ピリジン(1mL)と、無水酢酸(1mL)と、4‐ジメチルアミノピリジン(60.6mg、0.50mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌した。飽和塩化アンモニウムを添加し、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCで精製して、10〜33%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(1.75g)を黄色の油として得た。
パートIV‐ 2‐((5‐クロロ‐3‐(クロロスルホニル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテートの合成
2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐クロロピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(1.59g、4.71mmol)と、酢酸(10.4mL)と、水(3.5mL)と、N‐クロロスクシンイミド(2.51g、18.80mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌してから、濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜33%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、2‐((5‐クロロ‐3‐(クロロスルホニル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(1.32g、89%)を無色の油として得た。
パートV‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐クロロピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(730mg、1.87mmol)と、ジクロロメタン(9.4mL)と、ピリジン(0.75mL、9.35mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(114.2mg、0.93mmol)と、2‐((5‐クロロ‐3‐(クロロスルホニル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(705.3mg、2.25mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌した。その反応混合物を塩水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐クロロピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.05g、84%)を黄色の油として得た。
パートVI‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐クロロピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(319mg、0.48mmol)と、メタノール(0.5mL)と、ジクロロメタン(0.5mL)と、ナトリウムメトキシド(52mg、0.96mmol)との混合物を30分間、室温で攪拌した。その溶液のpH値を1Mの塩化水素で1に調節し、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、33〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを白色の固体として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.92‐2.06 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 2.59 (t, J = 6.9 Hz, 2H), 3.44 (dd, J = 9.0 Hz, 13.8 Hz, 1H), 3.70 (s, 3H), 3.74‐3.83 (m, 2H), 4.00‐4.03 (m, 1H), 4.34 (dd, J = 2.4 Hz, 13.8 Hz, 1H), 4.51‐4.52 (m, 2H), 6.33 (s, 1H), 6.88 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.98‐7.05 (m, 2H), 7.14‐7.24 (m, 2H), 7.57 (d, J = 1.8 Hz, 1H), 8.29 (dd, J = 2.4 Hz, 9.0 Hz, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 625。
実施例70‐ (S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(4‐((5‐クロロ‐2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.92‐2.01 (m, 2H), 2.13 (s, 3H), 2.54‐2.74 (m, 2H), 3.44 (dd, J = 9.6 Hz, 12.0 Hz, 1H), 3.81 (brs, 2H), 4.01‐4.06 (m, 1H), 4.33‐4.38 (m, 1H), 4.51 (brs, 1H), 6.33 (s, 1H), 6.89 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.94‐7.05 (m, 2H), 7.14‐7.23 (m, 2H), 7.55 (s, 1H), 8.25‐8.28 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 611。
実施例71‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ 2‐((3‐ブロモ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オールの合成
エタン‐1,2‐ジオール(40mL)と、3‐ブロモ‐2‐クロロ‐5‐(トリフルオロメチル)‐ピリジン(4.0g、15.44mmol)と、炭酸カリウム(6.4g、46.31mmol)と、DMF(80mL)との混合物を3時間、50℃で攪拌した。その混合物を冷却し、水で希釈した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、2‐((3‐ブロモ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(4.0g、91%)を無色の油として得た。
パートII‐ 2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オールの合成
2‐((3‐ブロモ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(4.0g、14.0mmol)と、フェニルメタンチオール(1.83g、14.8mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(3.6g、27.9mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(810mg、1.40mmol)と、トルエン(50mL)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(1.28g、1.40mmol)との混合物を一晩、110℃で攪拌した。その混合物を冷却し、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(4.16g、90%)を油として得た。
パートIII‐ 2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテートの合成
2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エタン‐1‐オール(4.0g、12.1mmol)と、ピリジン(40mL)と、無水酢酸(1.86g、18.2mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(740mg、6.06mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCで精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(4.0g、89%)を黄色の油として得た。
パートIV‐ 2‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテートの合成
2‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(4.0g、10.7mmol)と、酢酸(40mL)と、水(10mL)と、N‐クロロスクシンイミド(5.70g、42.7mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌してから、濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、2‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(2.0g、53%)を無色の油として得た。
パートV‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐メチル3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、1.28mmol)と、ピリジン(5.0mL)と、4‐ジメチルアミノピリジン(78mg、0.64mmol)と、2‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)エチルアセテート(669mg、1.92mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(260mg、29%)を黄色の油として得た。
パートVI‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル(S,E)‐3‐(4‐((2‐(2‐アセトキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、0.29mmol)と、水酸化リチウム(36mg、0.86mmol)と、テトラヒドロフラン(3mL)と、水(1mL)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を濾過した。その固体を分取HPLCによって精製して、61〜71%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させて、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(36mg、20%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.89 (s, 1H), 8.75 (s, 1H), 7.44 (s, 1H), 7.30‐7.33 (m, 2H), 7.10‐7.13 (m, 1H), 7.01‐7.03 (m, 1H), 6.93‐6.95 (m, 1H), 4.56‐4.79 (m, 2H), 4.42‐4.54 (m, 1H), 4.11 (s, 1H), 3.78‐3.82 (m, 2H), 3.60‐3.66 (m, 1H), 2.55‐2.78 (m, 2H), 1.93‐2.07 (m, 5H) (ES, m/z): (M+H)+ 645。
実施例72‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾールの合成
エチル2‐プロパンアミドアセテート(6g、37.69mmol)のジオキサン(150mL)溶液と、五硫化リン(17g、76.48mmol)とを一晩、60℃で攪拌した。続いて、2Mの水酸化ナトリウム(50mL)を添加することによって、反応をクエンチした。その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、40%エーテルを含む石油エーテルで溶出させて、5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール(800mg、13%)を黄色の油として得た。
パートII‐ 5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐スルホン酸の合成
5‐エトキシ‐2‐エチル‐1,3‐チアゾール(300mg、1.91mmol)のクロロホルム(5mL)攪拌溶液に、スルホノペルオキソイルクロリド(1.1g、9.44mmol)を室温で滴下にて添加した。得られた溶液を2時間、60℃で攪拌した。得られた混合物を濃縮して、5‐エトキシ‐2‐エチル‐1,3‐チアゾール‐4‐スルホン酸の5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐スルホン酸(310mg、68%)を黄色の油として得た。
パートIII‐ 5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐スルホニルクロリドの合成
5‐エトキシ‐2‐エチル‐1,3‐チアゾール‐4‐スルホン酸(2.7g、11mmol)と、塩化チオニル(20mL、56mmol)との混合物を2時間、78℃で攪拌した。続いて、氷水(100mL)を添加することによって、反応をクエンチした。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、エーテル:石油エーテル(3:1)で溶出させて、5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐スルホニルクロリド(260mg、9%)を褐色の固体として得た。
パートIV‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例29の方法を用いて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.80 (s, 1H), 7.29‐7.31 (m, 2H), 7.10‐7.15 (m, 1H), 7.05 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 6.87 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.30 (s, 1H), 4.37‐4.41 (m, 1H) , 4.18‐4.22 (m, 1H), 4.05‐4.18 (m, 2H), 3.72 (s, 3H), 3.33‐3.34 (m, 2H), 2.85‐2.91 (m, 2H), 2.57‐2.61 (m, 2H), 2.17 (s, 3H), 1.92‐2.02 (m, 2H), 1.27‐1.36 (m, 6H) (ES, m/z): (M+H)+ 609。
実施例73‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐エトキシ‐2‐エチルチアゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.78 (s, 1H), 7.24‐7.29 (m, 2H), 7.03‐7.13 (m, 2H), 7.05 (d, J = 8 Hz, 1H), 6.87 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.30 (s, 1H), 4.37‐4.41 (m, 1H), 4.04‐4.22 (m, 3H), 3.33‐3.34 (m, 1H), 2.82‐2.91 (m, 2H), 2.57‐2.61 (m, 2H), 2.16 (s, 3H), 1.92‐2.02 (m, 2H), 1.27‐1.36 (m, 6H) (ES, m/z): (M+H)+ 595。
実施例74‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジンの合成
3‐ブロモ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(586mg、2.59mmol)と、フェニルメタンチオール(0.31mL、2.59mmol)と、トルエン(8.9mL)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(0.89mL、5.12mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(118.3mg、0.13mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(148.9mg、0.26mmol)との混合物を2時間、110℃で攪拌した。その混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(960mg)を黄色の油として得た。
パートII‐ 5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐スルホニルクロリドの合成
3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(610mg、2.27mmol)と、酢酸(5mL)と、水(1.7mL)と、N‐クロロスクシンイミド(1.21g、9.06mmol)との溶液を1時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させ、5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐スルホニルクロリド(202mg、36%)を無色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例29の方法を用いて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.78‐1.90 (m, 1H), 1.91‐1.98 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.52 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.29 (dd, J = 10.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.65‐3.68 (m, 1H), 3.71 (s, 3H), 4.40 (dd, J = 2.4 Hz, 14.0 Hz), 6.41 (s, 1H), 6.85 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.05 (t, J = 9.2 Hz, 1H), 7.15‐7.25 (m, 3H), 7.85 (s, 1H), 8.24 (s, 1H), 9.07 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 599。
実施例75‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.80‐1.85 (m, 1H), 1.93‐1.98 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.45‐2.50 (m, 2H), 3.32‐3.41 (m, 1H), 3.62‐3.64 (m, 1H), 4.52 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 6.40 (s, 1H), 6.91 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.12‐7.18 (m, 2H), 7.31‐7.33 (m, 2H), 7.86 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.37 (s, 1H), 9.12 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 9.17 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 585。
実施例76‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ メチル(S,Z)‐3‐(6‐(2‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1g、3.33mmol)と、4,4,5,5‐テトラメチル‐2‐(プロプ‐1‐エン‐2‐イル)‐1,3,2‐ジオキサボロラン(672mg、4.00mmol)と、トリ‐tert−ブチルホスホニウムテトラフルオロボレート(0.23g、0.83mmol)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(150mg、0.16mmol)と、トリエチルアミン(1.7g、16.8mmol)と、トルエン(20mL)との混合物を一晩、80℃で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S,Z)‐3‐(6‐(2‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(0.8g、62%)を黄色の油として得た。
パートII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S,Z)‐3‐(6‐(2‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1g、2.58mmol)と、2‐ブロモ‐1‐クロロ‐3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン(1g、3.85mmol)と、炭酸ナトリウム(800mg、7.48mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(300mg、0.26mmol)と、トルエン(20mL)と、メタノール(10mL)と、水(5mL)との混合物を一晩、90℃で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(250mg、22%)を無色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例29の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.75 (s, 1H), 8.56 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.72 (m, 2H), 7.57 (m, 1H), 7.48 (m, 1H), 7.02 (m, 1H), 6.93 (m, 1H), 6.21 (s, 1H), 4.48 (m, 2H), 4.29 (m, 1H), 3.94 (m, 2H), 3.68 (s, 3H), 3.48 (m, 1H), 2.56 (m, 2H), 2.10 (s, 3H), 1.20‐1.92 (m, 2H), 1.25‐1.21 (m, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 693。
実施例77‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)フェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((2‐エトキシ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.74 (s, 1H), 8.56 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.72 (m, 2H), 7.57 (m, 1H), 7.48 (m, 1H), 7.02 (m, 1H), 6.93 (m, 1H), 6.21 (s, 1H), 4.54‐4.45 (m, 2H), 4.31 (m, 1H), 3.96 (m, 2H), 3.48 (m, 1H), 2.53 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 2.10 (s, 3H), 1.99‐1.89 (m, 2H), 1.24 (m, 3H) (ES, m/z): (M+H)+ 679。
実施例78‐ メチル3‐((S)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((2‐((R)‐2‐ヒドロキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ メチル(R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパノアートの合成
メチル(R)‐2‐ヒドロキシプロパノアート(5.1g、48.99mmol)と、ジクロロメタン(50mL)と、イミダゾール(5g、75mmol)と、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(8.85g)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、5%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパノアート(10.67g、100%)を無色の油として得た。
パートII‐ (R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン‐1‐オールの合成
メチル(R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパノアート(10.12g、46.34mmol)のテトラヒドロフラン(60mL)溶液に、水素化ホウ素リチウム(4.04g、185mmol)を添加した。得られた溶液を4時間、室温で攪拌した。飽和塩化アンモニウムを添加し、その混合物のpHを1Mの塩化水素で1に調節した。その混合物をジクロロメタンで3回抽出し、有機層を統合して、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、(R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン‐1‐オール(8.45g、96%)を無色の油として得た。
パートIII‐ (R)‐3‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジンの合成
(R)‐2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロパン‐1‐オール(8.45g、44.39mmol)のテトラヒドロフラン(44.5mL)溶液に、水素化ナトリウム(2.49g、62.25mmol、鉱油中に60%)を0℃で添加した。その混合物を20分間攪拌してから、その反応混合物に、3‐ブロモ‐2‐クロロ‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(3.7g、14.21mmol)を添加した。得られた溶液を一晩、室温で攪拌し、塩水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、1〜5%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(R)‐3‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(7.79g)を無色の油として得た。
パートIV‐ (R)‐3‐(ベンジルチオ)‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジンの合成
(R)‐3‐ブロモ‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(7.52g、18.15mmol)と、ベンジルチオール(2.1mL、17.9mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(6mL、34.5mmol)と、トルエン(50mL)と、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(829mg、0.91mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(1.043g、1.80mmol)との混合物を1時間、110℃で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、1〜5%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(R)‐3‐(ベンジルチオ)‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(8.37g)を黄色の油として得た。
パートV‐ (R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐オールの合成
(R)‐3‐(ベンジルチオ)‐2‐(2‐((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)プロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン(7.25g、15.84mmol)の溶液と、THF(32mL)と、テトラブチルアンモニウムフルオリド(19mL、19mmol)のTHF1M溶液とを1時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐オール(5.01g、92%)を黄色の油として得た。
パートVI‐ (R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテートの合成
(R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐オール(4.7g、13.69mmol)と、ジクロロメタン(40.3mL)と、ピリジン(2.8mL)と、無水酢酸(2.8mL)と、4‐ジメチルアミノピリジン(167.2mg、1.37mmol)との混合物を1時間、室温で攪拌した。その反応混合物を飽和塩化アンモニウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、2〜10%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテート(4.88g、93%)を黄色の固体として得た。
パートVII‐ (R)‐1‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテートの合成
(R)‐1‐((3‐(ベンジルチオ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテート(4.69g、12.17mmol)と、酢酸(26.9mL)と、水(9mL)と、N‐クロロスクシンイミド(6.5g、48.68mmol)との溶液を1時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、5〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、(R)‐1‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテート(4.2g、95%)を無色の油として得た。
パートVIII‐ メチル3‐((S)‐4‐((2‐((R)‐2‐アセトキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(205mg、0.55mmol)と、ジクロロメタン(2.7mL)と、ピリジン(0.2mL)と、4‐ジメチルアミノピリジン(33.3mg、0.27mmol)と、((R)‐1‐((3‐(クロロスルホニル)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐2‐イル)オキシ)プロパン‐2‐イルアセテート(473.7mg、1.31mmol)との混合物を一晩、室温で攪拌した。その混合物を塩水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、33%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル3‐((S)‐4‐((2‐((R)‐2‐アセトキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(276mg、72%)を淡黄色の油として得た。
パートIX‐ メチル3‐((S)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((2‐((R)‐2‐ヒドロキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例69の手順に基づき、メチル3‐((S)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((2‐((R)‐2‐ヒドロキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.17 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.90‐2.04 (m, 2H), 2.57 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.52 (dd, J = 9.2 Hz, 14.0 Hz, 1H), 3.69 (s, 3H), 3.91‐3.96 (m, 2H), 4.14 (dd, J = 4.8 Hz, 11.2 Hz, 1H), 4.39 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 4.51 (dd, J = 6.8 Hz, 10.8 Hz, 1H), 6.93 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.07‐7.17 (m, 2H), 7.22‐7.32 (m, 4H), 7.68 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 8.62 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.74 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 659。
実施例79‐ 3‐((S)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((2‐((R)‐2‐ヒドロキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、3‐((S)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((2‐((R)‐2‐ヒドロキシプロポキシ)‐5‐(トリフルオロメチル)ピリジン‐3‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.15 (d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.90‐1.97 (m, 2H), 2.52 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 3.50 (dd, J = 9.2 Hz, 14.0 Hz, 1H), 3.92‐3.94 (m, 2H), 4.15 (dd, J = 4.4 Hz, 10.8 Hz, 1H), 4.38 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 4.49 (dd, J = 6.8 Hz, 11.2 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.05‐7.15 (m, 2H), 7.21‐7.30 (m, 4H), 7.66 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 8.59 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 8.71 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 645。
実施例80‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ メチル2‐((1‐アセチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
1‐アセチル‐1,2‐ジヒドロ‐3H‐ピラゾール‐3‐オン(50.0g、396.5mmol)と、炭酸カリウム(82.2g、594.7mmol)との混合物を含むDMF(396mL)に、メチルブロモアセテート(72.78g、475.8mmol)を添加し、室温で一晩攪拌した。その混合物を酢酸エチル(500mL)と水(1L)に分液した。有機層を水と塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物を、メタノール(375mL)でトリチュレーションし、濾過して、メチル2‐((1‐アセチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(42.0g、53%)を白色の固体として得た。
パートII‐ メチル2‐((1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
メチル2‐((1‐アセチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(42.0g、211.9mmol)のメタノール(212mL)攪拌懸濁液に、ナトリウムメトキシド(13.74g、254.3mmol)を0℃で添加した。その混合物を一晩、室温で攪拌した。反応を2MのHCl(125mL)でクエンチし、濃縮して、メタノールを除去した。その混合物を酢酸エチルと塩水に分液した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮して、メチル2‐((1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(26.38g、80%)を灰白色の固体として得た。
パートIII‐ メチル2‐((1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
メチル2‐((1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(26.38g、169.0mmol)のDMF(225mL)攪拌溶液に、素化ナトリウムの鉱油(9.71g、253.4mmol)60%懸濁液を0℃で添加した。ヨードエタン(27.7g、177mmol)を添加し、その混合物を0℃で更に30分間攪拌してから、室温で一晩攪拌した。その混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、メチル2‐((1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(17.65g、57%)を得た。
パートIV‐ メチル2‐((4‐(クロロスルホニル)‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
メチル2‐((1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(30.6g、166.1mmol)のジクロロメタン(415mL)攪拌溶液に、クロロスルホン酸(21.29g、182.7mmol)を−10℃で滴下にて添加した。その混合物を室温まで昇温させ、一晩攪拌した。その混合物を−10℃まで冷却し、ピリジンを添加した(14.455g、182.8mmol)。30分間攪拌してから、五塩化リン(38.06g、182.8mmol)を少しずつ添加し、更に30分間、−10℃で攪拌した。その混合物を室温まで昇温させ、一晩攪拌した。その混合物を氷に注ぎ、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をまずMPLCによって精製して、10〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させた。主要なUV画分を濃縮し、酢酸エチル(12mL)とヘキサン(52mL)との混合物で処理した。結晶化が始まり、更にヘキサン(75mL)と酢酸エチル(13mL)を添加した。その混合物をトリチュレーションし、濾過し、脱水して、メチル2‐((4‐(クロロスルホニル)‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(11.1g、24%)を白色の固体として得た。
パートV‐ メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐メトキシ‐2‐オキソエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、1.67mmol)と、メチル2‐((4‐(クロロスルホニル)‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(706mg、2.50mmol)と、ピリジン(5mL)との混合物を50℃で一晩攪拌した。その混合物を酢酸エチルと1MのHClに分液した。有機層を1MのHClで2回洗浄し、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐メトキシ‐2‐オキソエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(600mg、66%)を油として得た。
パートVI‐ メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐メトキシ‐2‐オキソエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(3.64g、6.66mmol)のメタノール攪拌溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(756mg、20.0mmol)を少しずつ、0℃で添加した。20分後、更に水素化ホウ素ナトリウム(756mg、20mmol)を添加した。1時間攪拌した後、反応を1MのHClでクエンチした。その混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、20〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(2.06g、60%)を得た。
パートVII‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(2.22g、4.28mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.78g、6.00mmol)と、炭酸カリウム(0.83g、6.00mmol)と、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(330mg、0.42mmol)と、ジオキサン(30mL)と、水(5mL)との混合物を80℃まで一晩加熱した。その混合物を酢酸エチルと水に分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、0〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.94g、74%)を得た。
パートVIII‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.94g、3.19mmol)のTHF(10mL)とメタノール(20mL)との溶液に、水酸化ナトリウム水溶液(2M、4.79mL、9.58mmol)を添加した。その混合物を室温で4時間攪拌してから濃縮し、1MのHClで希釈した。その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた抽出物を水、塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(1.85g、98%)を得た。水酸化ナトリウム(120mg、3.12mmol)の水溶液(1.05mL)を、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(1.85g、3.12mmol)のエタノール(30mL)溶液に添加した。その混合物を30分間攪拌し、濃縮した。その残留物を3回、エタノールで同時蒸発させ、真空オーブンで脱水して、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐エチル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(1.65g、89%)のナトリウム塩を得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) DMSO‐d6) δ 8.18 (s, 1H), 7.62 (d, 1H), 7.36 (m, 2H), 7.26 (m, 1H), 7.01 (d, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.34 (s, 1H), 4.35 (m, 1H), 4.15 (m, 1H), 4.05 (m, 1H), 3.94 (m, 2H), 3.60 (m, 2H), 3.22 (m, 1H), 2.08 (s, 3H), 1.99 (m, 2H), 1.8 (m, 2H), 1.24 (t, 3H) MS (ESI+) (M+Na)+ 616.21。
実施例81‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ 1‐ブロモ‐3‐(ジフルオロメチル)ベンゼンの合成
3‐ブロモベンズアルデヒド(1g、5.40mmol)のジクロロメタン(10mL)攪拌溶液に、ジエチルアミノサルファートリフルオリド(2.5g、67.39mmol)を滴下で添加した。その混合物を4時間、室温で攪拌し、飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮して、1‐ブロモ‐3‐(ジフルオロメチル)ベンゼン(600mg、54%)を無色の液体として得た。
パートII‐ ベンジル(3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルファンの合成
1‐ブロモ‐3‐(ジフルオロメチル)ベンゼン(600mg、2.90mmol)と、フェニルメタンチオール(397mg、3.20mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(751mg、5.81mmol)と、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(133mg、0.15mmol)と、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(174mg、0.30mmol)と、トルエン(20mL)との混合物を3時間、110℃で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、5%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、ベンジル(3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルファン(200mg、28%)を無色の油として得た。
パートIII‐ 3‐(ジフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリドの合成
ベンジル(3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルファン(700mg、2.80mmol)と、酢酸(18mL)と、水(6mL)と、N‐クロロスクシンイミド(1.5g、11.23mmol)との混合物を1時間、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物を、ジクロロメタンに溶解させた。その溶液を2回、飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、5%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、3‐(ジフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(500mg、79%)を無色の液体として得た。
パートIV‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(50mg、0.12mmol)と、3‐(ジフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(40mg、0.18mmol)と、ジクロロメタン(10mL)と、ピリジン(2mL)との溶液を一晩、室温で攪拌した。その混合物をジクロロメタンで希釈し、1MのHClで2回洗浄した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製して、68〜90%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させた、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(17.3mg、24%)を灰白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CD3OD δ 7.95 (m, 2H), 7.87‐7.67 (m, 5H), 7.46 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.31 (m, 1H), 7.04 (m, 1H), 6.88‐6.74 (m, 3H), 4.42 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.68 (s, 3H), 3.43 (m, 1H), 3.29 (m, 1H), 2.49‐2.46 (m, 2H), 1.93 (m, 1H), 1.85‐1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例82‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(ジフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.94 (d, J = 22 Hz, 1H), 7.84 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 7.81‐7.76 (m, 2H), 7.75‐7.66 (m, 3H), 7.58‐7.44 (m, 1H), 7.31 (d, J = 8.8 Hz 1H), 7.03 (t, J = 16.4 Hz, 1H), 6.88‐6.73 (m, 3H), 4.43 (dd, J = 2.0 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.50‐3.43 (m, 1H), 3.33‐3.24 (m, 1H), 2.51‐2.37 (m, 2H), 1.94‐1.86 (m, 1H), 1.84‐1.75 (m, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 602。
実施例83‐ メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(1,1‐ジフルオロエチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
実施例81の手順に基づき、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(1,1‐ジフルオロエチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを3‐ブロモアセトフェノンから調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.85‐7.66 (m, 6H), 7.47 (t, J = 8.4 Hz, 1H), 7.32 (m, 1H), 7.06 (m, 1H), 6.87‐6.78 (m, 2H), 4.42 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.68 (s, 3H), 3.42 (m, 1H), 3.33‐3.24 (m, 1H), 2.49‐2.45 (m, 2H), 1.95‐1.77 (m, 5H) (ES, m/z): (M+H)+ 630。
実施例84‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(1,1‐ジフルオロエチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(6‐(2‐クロロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐4‐((3‐(1,1‐ジフルオロエチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.00 (s, 1H), 7.85‐7.82 (m, 2H), 7.78‐7.66 (m, 4H), 7.47 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.32 (m, 1H), 7.06 (m, 1H), 6.88‐6.78 (m, 2H), 4.44 (dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 3.38 (m, 1H), 3.25 (m, 1H), 2.50‐2.36 (m, 2H), 1.99‐1.77 (m, 5H) (ES, m/z): (M+H)+ 616。
実施例85‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐シクロプロピル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ メチル2‐((1‐シクロプロピル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
メチル2‐((1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(0.5g、3.2mmol)と、炭酸ナトリウム(0.75g、7.0mmol)と、カリウムシクロプロピル(トリフルオロ)ボラヌイド(0.95g、6.4mmol)との無水1,2‐ジクロロエタン(10mL)懸濁液に、窒素雰囲気下で、酢酸銅(II)(0.64g、3.5mmol)と、2,2’‐ビピリジル(0.55g、3.5mmol)を添加した。その反応混合物を70℃まで一晩加熱した。冷却した反応物をジクロロメタンと飽和塩化アンモニウムに分液した。水層をジクロロメタンでもう一度抽出してから、合わせた抽出物を飽和塩化アンモニウムで洗浄してから、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。その混合物をカラムクロマトグラフィーによって精製して、0〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出させた。純粋な画分を合わせ、濃縮して、メチル2‐((1‐シクロプロピル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテート(0.27g、43%)を得た。
パートII‐ (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐シクロプロピル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例80の手順に基づき、メチル2‐((1‐シクロプロピル‐1H‐ピラゾール‐3‐イル)オキシ)アセテートを、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((1‐シクロプロピル‐3‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸に変換した。1H‐NMR (400 MHz, DMSO‐d6) δ 8.22 (s, 1H), 7.60 (d, 1H), 7.37 (m, 2H), 7.26 (m, 1H), 7.01 (dd, 1H), 6.86 (d, 1H), 6.32 (d, 1H), 4.31 (m, 1H), 4.10 (m, 1H), 4.06 (m, 1H), 3.95 (m, 1H), 3.60 (m, 3H), 3.26 (m, 1H), 2.07 (s, 3H), 1.99 (m, 2H), 1.79 (m, 2H), 1.00 (m, 1H), 0.95 (m, 1H), 0.86 (m, 2H) MS (ESI+) 628.11 (M+Na)+。
実施例86‐ 更なる置換(S,E)‐3‐(アリールまたはヘテロアリール)プロプ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐(アリールまたはヘテロアリール)‐スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)化合物の調製
実施例29及び発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、下記の表の化合物を調製した。
実施例87‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐フルオロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(3.35g、11.09mmol)と、3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐スルホニルクロリド(4.0g、16.76mmol)と、ピリジン(45mL)との溶液を一晩、室温で攪拌した。その溶液のpH値を2MのHClで3〜4に調節した。その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(5.11g、91%)を黄色の油として得た。
パートII‐ メチル3‐((2S)‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(4,4,6‐トリメチル‐1,3,2‐ジオキサボリナン‐2‐イル)ビニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、1.00mmol)と、4,4,6‐トリメチル‐2‐ビニル‐1,3,2‐ジオキサボリナン(184.8mg、1.20mmol)と、ビス(トリ‐tert−ブチルホスフィン)パラジウム(0)(51.1mg、0.10mmol)と、トリエチルアミン(8mL)と、トルエン(15mL)との混合物を24時間、80℃で攪拌した。その溶液のpH値を2MのHClで3〜4に調節した。得られた溶液を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、10〜20%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル3‐((2S)‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(4,4,6‐トリメチル‐1,3,2‐ジオキサボリナン‐2‐イル)ビニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(480mg、84%)を黄色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S,E)‐3‐(4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐フルオロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル3‐((2S)‐4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(4,4,6‐トリメチル‐1,3,2‐ジオキサボリナン‐2‐イル)ビニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(303mg、0.53mmol)と、2‐ブロモ‐1‐フルオロ‐3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン(192.1mg、0.79mmol)と、エタノール(0.6mL)と、水(2.2mL)と、トルエン(4.3mL)と、炭酸ナトリウム(458mg、4.32mmol)と、テトラキス(トリフェニル‐ホスフィン)パラジウム(0)(73.4mg、0.06mmol)との混合物を一晩、95℃で攪拌した。その混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、33〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出させて、メチル(S,E)‐3‐(4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐フルオロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートを白色の固体として得た。1H‐NMR (400 MHz, CDCl3) δ 1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.39 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.95‐2.01 (m, 2H), 2.54‐2.59 (m, 2H), 3.32 (dd, J = 9.2 Hz, 14.0 Hz, 1H), 3.71 (s, 3H), 3.94 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.02‐4.08 (m, 1H), 4.18‐4.23 (m, 2H), 4.38 (dd, J = 2.4 Hz, 14.0 Hz, 1H), 6.85 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.92‐7.00 (m, 1H), 7.16‐7.21 (m, 2H), 7.28‐7.31 (m, 2H), 7.48‐7.50 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.87 (s, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 612。
実施例88‐ (S,E)‐3‐(4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐フルオロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S,E)‐3‐(4‐((3‐エトキシ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐(2‐フルオロ‐6‐(トリフルオロメチル)スチリル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 1.31 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.38 (t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.93‐2.06 (m, 2H), 2.61‐2.67 (m, 2H), 3.34 (dd, J = 9.0 Hz, 13.8 Hz, 1H), 3.34 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 4.07‐4.12 (m, 1H), 4.21 (q, J = 6.9 Hz, 2H), 4.39 (dd, J = 2.1 Hz, 13.8 Hz, 1H), 6.86 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.97 (dd, J = 2.1 Hz, 16.8 Hz, 1H), 7.16‐7.22 (m, 2H), 7.27‐7.34 (m, 2H), 7.48‐7.51 (m, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.87 (d, J = 1.8 Hz, 1H) (ES, m/z): (M+H)+ 598。
実施例89‐ 更なる置換(S,E)‐3‐(6‐(アリールまたはヘテロアリール)‐4‐(アリールまたはヘテロアリール)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート及びプロピオン酸の調製
実施例30及び87、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表11の化合物を調製した。
表11
実施例90‐ メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
パートI‐ シクロヘキシリデンメチルトリフルオロメタンスルホネートの合成
シクロヘキサンカルバルデヒド(500mg、4.46mmol)と、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(1.51g、5.35mmol)と、ジクロロメタン(20mL)と、2,6‐ジ‐tert−ブチル‐4‐メチルピリジン(1.1g、5.36mmol)との溶液を2時間、60℃で攪拌した。その混合物を石油エーテルと水に分液した。有機層を1MのHClで2回洗浄し、塩水で3回洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮して、シクロヘキシリデンメチルトリフルオロメタンスルホネート(330mg、30%)を黄色の油として得た。
パートII‐ メチル(S)‐3‐(6‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.00g、1.96mmol)と、[1,1’‐ビス(ジフェニル‐ホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(143mg、0.20mmol)と、酢酸カリウム(770.4mg、7.85mmol)と、4,4,5,5‐テトラメチル‐2‐(テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐1,3,2‐ジオキサボロラン(998mg、3.93mmol)と、エチレングリコールジメチルエーテル(50mL)との混合物を3時間、80℃で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、15〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出する、メチル(S)‐3‐(6‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(1.07g、98%)を淡黄色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
シクロヘキシリデンメチルトリフルオロメタンスルホネート(330mg、1.35mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)‐パラジウム(0)(52mg、0.04mmol)と、リン酸カリウム(573mg、2.70mmol)と、メチル(S)‐3‐(6‐(4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、0.90mmol)と、トルエン(4mL)と、エタノール(1mL)と、水(1mL)との混合物を2時間、90℃で攪拌した。その混合物を冷却し、濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、16%の酢酸エチルを含む石油で溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(200mg、28%)を黄色の油として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.95‐7.98 (m, 2H), 7.87 (s, 1H), 7.78 (t, 1H), 7.61 (s, 1H), 6.91 (d, 1H), 6.74 (d, 1H), 6.18 (s, 1H), 4.39 (dd, 1H), 3.67 (s, 3H), 3.41 (s, 1H), 3.24 (dd, 1H), 2.36‐2.48 (m, 4H), 2.27‐2.30 (m, 2H), 1.90 (m, 1H), 1.77 (m, 1H), 1.55‐1.69 (m, 6H) (ES, m/z): (M+H)+ 524。
実施例91‐ (S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(180mg、0.34mmol)と、テトラヒドロフラン(3mL)と、水(1mL)と、水酸化リチウム(41mg、0.98mmol)との混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物のpH値を1Mの塩化水素で5に調節してから、酢酸エチルと水に分液した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製して、70〜95%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出させて、(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(75.8mg、43%)を白色の固体として得た。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 8.00‐7.96 (t, J = 8 Hz, 2H), 7.83 (s, 1H), 7.80‐7.76 (t, J = 8 Hz, 1H), 7.62 (s, 1H), 6.93‐6.91 (dd, J = 4 Hz, 8 Hz, 1H), 6.78‐6.76 (d, J = 8 Hz, 1H), 6.19 (s, 1H), 4.44‐4.39 (dd, J = 4 Hz, 12 Hz, 1H), 3.40‐3.34 (m, 1H), 3.27‐3.21 (m, 1H), 2.46‐2.36 (m, 4H), 2.32‐2.29 (m, 2H), 1.91‐1.73 (m, 2H), 1.72‐1.60 (m, 6H) (ES, m/z): (M+H)+ 510。
実施例92‐ (S)‐3‐(6‐(シクロペンチリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例90及び91の手順に基づき、(S)‐3‐(6‐(シクロペンチリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.98‐7.94 (m, 2H), 7.86 (s, 1H), 7.78‐7.74 (m, 2H), 7.00 (m, 1H), 6.75 (m, 1H), 6.29 (m, 1H), 4.39 (dd, J = 14.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 3.38 (m, 1H), 3.29 (dd, J = 14.4 Hz, 2.0 Hz, 1H), 2.51 (m, 4H), 2.40 (m, 2H), 1.87‐1.66 (m, 6H) (ES, m/z): (M+H)+ 496。
実施例93‐ (S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、1.59mmol)と、10%パラジウム炭(500mg)と、酢酸エチル(15mL)との混合物を室温で一晩、水素雰囲気下で攪拌した。その混合物をセライトで濾過し、その濾液を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、16%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(300mg、60%)を透明な油として得た。
パートII‐ メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(270mg、0.85mmol)と、ジクロロメタン(10mL)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(415.6mg、1.70mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(52mg、0.43mmol)と、ピリジン(0.3mL)との混合物を一晩、室温で攪拌した。その混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製して、16%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(420mg、94%)を油として得た。
パートIII‐ (S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシルメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CDCl3) δ 0.95‐1.07 (m, 2H), 1.12‐1.32 (m, 3H), 1.52 (m, 1H), 1.62‐1.82 (m, 6H), 1.89 (m, 1H), 2.31‐2.51 (m, 4H), 3.21 (m, 1H), 3.39 (m, 1H), 4.41 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 6.73 (m, 1H), 6.90 (m, 1H), 7.58 (s, 1H), 7.78 (m, 2H), 7.97 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 512。
実施例94‐ (S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI‐ 8‐(ブロモメチレン)‐1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカンの合成
リチウムヘキサメチルジシラジド(17mL、0.017モル)のTHF1M溶液を、(ブロモメチル)トリフェニル‐λ5‐ホスファン(5.9g、0.017モル)のTHF(20mL)攪拌溶液に、−78℃で滴下にて添加した。その反応混合物を室温まで昇温させ、1時間攪拌した。1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン‐8‐オン(2g、0.013モル)を滴下し、その反応物を一晩、室温で攪拌した。その混合物を飽和塩化アンモニウムとジクロロメタンに分液した。有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、3%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、8‐(ブロモメチレン)‐1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン(2.0g、67%)を無色の液体として得た。
パートII‐ メチル(S)‐3‐(6‐((1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン‐8‐イリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
8‐(ブロモメチレン)‐1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン(1g、2.88mmol)と、8‐(ブロモメチリデン)‐1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン(700mg、3.74mmol)と、炭酸セシウム(2.6g、11.52mmol)と、[1,1’‐ビス(ジフェニル‐ホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(0.15g、0.288mmol)と、THF(10mL)と、水(10mL)との混合物を一晩、90℃で攪拌した。その混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、66%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐((1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン‐8‐イリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、46%)を無色の油として得た。
パートIII‐ メチル(S)‐3‐(6‐((4‐オキソシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
(S)‐3‐(6‐((1,4‐ジオキサスピロ[4.5]デカン‐8‐イリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(500mg、1.34mmol)のアセトン(20mL)溶液と、10%HCl水とを4時間、室温で攪拌した。その反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮して、メチル(S)‐3‐(6‐((4‐オキソシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(350mg、79%)を無色の油として得た。
パートIV‐ メチル3‐((2S)‐6‐((4‐ヒドロキシシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐((4‐オキソシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(300mg、0.91mmol)のメタノール(10mL)溶液に、水素化ホウ素ナトリウム(173mg、4.70mmol)を添加した。その混合物を2時間、室温で攪拌した。その混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、酢酸エチルで溶出させて、メチル3‐((2S)‐6‐((4‐ヒドロキシシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(220mg、73%)を無色の油として得た。
パートV‐ メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアートの合成
メチル3‐((2S)‐6‐((4‐ヒドロキシシクロヘキシリデン)メチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(100mg、0.30mmol)と、ジクロロメタン(5mL)と、ピリジン(119mg、1.50mmol)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(110mg、0.45mmol)と、4‐ジメチルアミノピリジン(18mg、0.15mmol)との溶液を一晩、室温で攪拌した。その溶液をジクロロメタンで希釈し、1MのHClで2回洗浄し、水で洗浄し、脱水し(Na2SO4)、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製して、33%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出させて、メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノアート(100mg、61%)を無色の油として得た。
パートVI‐ (S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づき、(S)‐3‐(6‐(シクロヘキシリデンメチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H‐NMR (300 MHz, CD3OD) δ 7.97 (m, 2H), 7.81‐7.75 (m, 2H), 7.64‐7.62 (m, 1H), 6.93 (d, J = 11.6 Hz, 1H), 6.76 (d, J = 11.2 Hz, 1H), 4.40 (dd, J = 2.8 Hz, 19.2 Hz, 1H), 3.83 (m, 1H), 3.35 (m, 1H), 3.23 (m, 1H), 2.74 (m, 1H), 2.48‐2.37 (m, 3H), 2.37‐2.11 (m, 2H), 1.98‐1.75 (m, 4H), 1.54‐1.43 (m, 2H) (ES, m/z): (M+H)+ 526。
実施例95‐ 更なる置換6‐アルケニル‐ベンゾオキサジンの調製
実施例42、90、93、及び94、ならびに発明を実施するための形態に記載されている実験手順に基づき、表12の化合物を調製した。
表12
実施例96− (S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
パート1− (エチル(2R,3S)‐2‐ヒドロキシ‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエートの合成
エチル(2R,3S)‐2,3‐ジヒドロキシブタノエート(5.5g、3.12mmol)と、ジクロロメタン(80mL)と、3,4‐ジヒドロ‐2H‐ピラン(3.1g、36.85mmol)と、ピリジン‐1‐イウム4‐メチルベンゼン‐1‐スルホネート(186mg、0.74mmol)との混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、15%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、エチル(2R,3S)‐2‐ヒドロキシ‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエート(4.8g、56%)を無色の油として得た。
パートII− エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエートの合成
エチル(2R,3S)‐2‐ヒドロキシ‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエート(2.62g、11.28mmol)と、トリフェニルホスフィン(5.92g、22.57mmol)と、4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノール(4.93g、22.61mmol)とを含む0℃のテトラヒドロフラン(50mL)攪拌溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(4.57g、22.60mmol)を含むテトラヒドロフラン(10mL)溶液を滴下で添加した。混合物を室温で一晩攪拌してから、60℃でさらに3時間攪拌した。混合物を冷却し、飽和炭酸水素ナトリウムで希釈してから酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、25%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエート(3.11g、64%)を黄色の油として得た。
パートIII− エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐ヒドロキシブタノエートの合成
エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐((テトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐イル)オキシ)ブタノエート(3.11g、7.19mmol)と、5MのHCl(20mL)と、酢酸エチル(20mL)との混合物を室温で5時間攪拌した。エーテルで混合物を4回抽出した。統合した有機層を飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐ヒドロキシブタノエート(1.32g、53%)を淡黄色の油として得た。
パートIV− (S)‐6‐ブロモ‐2‐((S)‐1‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オンの合成
エチル(2S,3S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)‐3‐ヒドロキシブタノエート(1.32g、3.79mmol)と、鉄(640mg、11.4mmol)と、酢酸(8mL)との混合物を100℃で1時間攪拌した。混合物を冷却し、エタノールで希釈した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S)‐6‐ブロモ‐2‐((S)‐1‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オン(1.13g)を無色の油として得た。
パートV− (S)‐1‐((R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐((S)‐1‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オン(1.0g、3.68mmol)を含むテトラヒドロフラン(10ml)溶液に対して、ボランを含むTHF(11mL、11mmol)1M溶液を添加した。混合物を室温で3時間攪拌し、水へと注ぎ入れた。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S)‐1‐((R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(800mg、84%)を無色の油として得た。
パートVI− (S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.11g、4.30mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.91g、6.44mmol)と、炭酸ナトリウム(1.37g、12.93mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(250mg、0.22mmol)と、トルエン(27mL)と、エタノール(27mL)と、水(27mL)との混合物を80℃で一晩攪拌した。混合物を冷却し、水で希釈してから酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、50%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.3g、87%)を黄色の油として得た。
パートVII− (S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(100mg、0.29mmol)と、ピリジン(5mL)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(99mg、0.40mmol)との溶液を室温で一晩攪拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した後、1MのHClで3回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、70〜90%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(50mg、31%)を灰色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.01−7.95(m, 3H), 7.89(s, 3H), 7.82−7.78(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.35−7.28(m, 2H), 7.15−7.11(m, 2H), 6.90−6.88(d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.39(s, 1H), 4.62−4.58(dd, J = 2 Hz, 14.8 Hz, 1H), 3.76−3.69(m, 1H), 3.37−3.32(m, 1H), 3.15−3.08(m, 1H), 2.19(s, 3H), 1.21−1.92(d, J = 6.4 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 556。
実施例97− (S)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(100mg、0.29mmol)を含むピリジン(5mL)溶液に、3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐スルホニルクロリド(99mg、0.43mmol)を添加した。室温で一晩攪拌した後、酢酸エチルで希釈した。混合物を1MのHClで3回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、55%〜73%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(S)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(73.5mg、47%)を得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.21(s, 1H), 7.80−7.79(d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.34−7.27(m, 2H), 7.17−7.01(m, 2H), 6.95−6.93(d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.36(s, 1H), 4.57−4.52(dd, J = 2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 4.19−4.14(m, 2H), 3.87−3.80(m, 1H), 3.57−3.50(m, 1H), 3.35−3.30(m, 1H), 2.17(s, 3H), 1.46−1.42(t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.31−1.29(d, J = 8.0 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 520。
実施例98− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
パートI− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエートの合成
(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(500mg、1.44mmol)と、4‐ニトロ安息香酸(241mg、1.44mmol)と、トリフェニルホスフィン(378mg、1.44mmol)とを含む0℃のTHF(20mL)攪拌溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(291mg、2.22mmol)を滴下で添加した。混合物を室温でさらに3時間攪拌してから水で希釈した。酢酸エチルで混合物を3回抽出した後、統合した有機層を水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、33%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(600mg、84%)を油として得た。
パートII− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエートの合成
(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(150mg、0.30mmol)と、ピリジン(5mL)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(111mg、0.45mmol)との溶液を室温で一晩攪拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した後、1Mの塩酸で3回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(150mg、70%)を油として得た。
パートIII− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(100mg、0.14mmol)と、テトラヒドロフラン(8mL)と、水(2mL)と、水酸化ナトリウム(28mg、0.70mmol)との混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、66%〜88%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(48.3mg、61%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.01−7.95(m, 3H), 7.87−7.76(m, 2H), 7.32−7.30(m, 2H), 7.19−7.10(m, 2H), 6.93−6.90(d, J = 11.2 Hz, 1H), 6.38(s, 1H), 4.46−4.40(dd, J = 3.2, 19.2 Hz, 1H), 3.83−3.80(m, 1H), 3.45−3.37(m, 1H), 3.23−3.20(m, 1H), 2.19(s, 3H), 1.21−1.82(d, J = 8.4 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 556。
実施例99− (R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
パートI− (R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエートの合成
(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(150mg、0.30mmol)を含むピリジン(5mL)溶液に、3‐クロロ‐1‐エチル‐4,5‐ジヒドロ‐1H‐ピラゾール‐4‐スルホニルクロリド(104mg、0.45mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌し、酢酸エチルで希釈した後、1MのHClで3回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(150mg、72%)を油として得た。
パートII− (R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル4‐ニトロベンゾエート(100mg、0.14mmol)を含むテトラヒドロフラン(8mL)と、水(2mL)と、水酸化ナトリウム(29mg、0.73mmol)との混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、62%〜82%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロフルオロ酢酸(trifluorofluoroacetic acid)含有水の勾配で溶出することで、(R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(46.5mg、59%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.19(s, 1H), 7.78−7.77(d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.34−7.28(m, 2H), 7.25−7.09(m, 2H), 7.00−6.95(d, J = 8.7 Hz, 1H), 6.35(s, 1H), 4.85−4.74(m, 1H), 4.40−4.11(m, 2H), 3.95−3.87(m, 1H), 3.67−3.61(m, 1H), 3.55−3.37(m, 1H), 2.17(s, 3H), 1.44−1.39(t, J = 7.2 Hz, 3H), 1.30−1.28(d, J = 6.6 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 540。
実施例100− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンの合成
パートI− 2‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
(S)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(500mg、0.90mmol)と、2,3‐ジヒドロ‐1H‐イソインドール‐1,3‐ジオン(265mg、1.80mmol)と、トリフェニルホスフィン(472mg、1.80mmol)と、THF(20mL)との攪拌溶液に、0℃でジイソプロピルアゾジカルボキシレート(364mg、2.78mmol)を滴下で添加した。混合物を室温で一晩攪拌した後、濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜50%の酢酸エチルを含む石油の勾配で溶出することで、2‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(430mg、70%)を黄色の油として得た。
パートII− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンの合成
2‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(40mg、0.06mmol)と、メタノール(4mL)と、ヒドラジン水和物(16mg、0.33mmol)との溶液を65℃で1時間攪拌した。混合物を水(10mL)で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、35%〜68%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン(10.7mg、33%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.09−8.02(m, 3H), 7.87−7.83(m, 2H), 7.36−7.29(m, 2H), 7.19−7.12(m, 2H), 7.02(d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.39(s, 1H), 4.53(dd, J = 8 Hz, 20.4 Hz, 1H), 3.49(m, 1H), 2.16(s, 3H), 1.36(d, J = 6.4 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 555。
実施例101− (R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンの合成
パートI− 2‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
2‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(700mg、1.47mmol)と、ピリジン(20mL)と、3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐スルホニルクロリド(503mg、2.20mmol)との溶液を室温で一晩攪拌した。混合物を酢酸エチルで希釈した後、1MのHClで3回、飽和炭酸水素ナトリウムで1回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、2‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(700mg、71%)を赤色の油として得た。
パートII− (R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンの合成
2‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(700mg、1.04mmol)と、メタノール(15mL)と、ヒドラジン水和物(288mg、5.72mmol)との溶液を65℃で5時間攪拌した。混合物を水で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%のメタノールを含むジクロロメタンで溶出することで、(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン(300mg、53%)を無色の油として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.31(s, 1H), 7.75−7.74(d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.35−7.30(m, 2H), 7.28−7.06(m, 3H), 6.37(s, 1H), 4.50−4.46(dd, J =2.4 Hz, 14.4 Hz, 1H), 4.20−4.15(m, 2H), 4.01−3.97(m, 1H), 3.58−3.52(m, 2H), 2.15(s, 3H), 1.47−1.43(m, 6H)。(ES, m/z): (M+H)+ 539。
実施例102− N‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミドの合成
(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン(70mg、0.13mmol)と、ジクロロメタン(4mL)と、トリエチルアミン(36mg、0.36mmol)と、アセチルクロリド(15mg、0.19mmol)との溶液を室温で20分攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、60%〜80%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、N‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミド(63.6mg、84%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.19(s, 1H), 7.79−7.78(d, J = 2.0 Hz, 1H), 7.30−7.25(m, 2H), 7.13−7.09(m, 2H), 6.96−6.94(d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.34(s, 1H), 4.39−4.35(dd, J = 2.4 Hz, 14.8 Hz, 1H), 4.28−4.16(m, 1H), 4.14−4.11(m, 2H), 3.78−3.74(m, 1H), 3.31−3.19(m, 1H), 2.16(s, 3H), 1.98(s, 3H), 1.43−1.39(t, J =14.4 Hz, 3H), 1.27−1.25(d, J = 6.8 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 581。
実施例103− N‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミドの合成
実施例102に記載の手順に基づいて、N‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミドを調製した。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.7.86−8.04(m, 3H), 7.88(s, 1H), 7.82(t, 1H), 7.32(t, 2H), 7.11−7.17(m, 2H), 6.92(d, 1H), 6.39(s, 1H), 4.45(dd, 1H), 4.17(m, 1H), 3.36(m, 1H), 3.24(dd, 1H), 2.19(s, 3H), 1.96(s, 3H), 1.18(d, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 597。
実施例104− N‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミドの合成
(R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン(70mg、0.13mmol)と、ジクロロメタン(4mL)と、トリエチルアミン(36mg、0.36mmol)と、メタンスルホニルクロリド(22mg、0.19mmol)との溶液を室温で20分攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、0.05%トリフルオロ酢酸を含む62%〜82%のアセトニトリルの勾配で溶出することで、N‐((R)‐1‐((R)‐4‐((3‐クロロ‐1‐エチル‐1H‐ピラゾール‐4‐イル)スルホニル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミド(57.8mg、72%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.19(s, 1H), 7.82−7.81(d, J =2.0 Hz, 1H), 7.32−7.25(m, 2H), 7.14−7.09(m, 2H), 6.96−6.93(d, J = 8.8 Hz, 1H), 6.35(s, 1H), 4.42−4.38(dd, J = 2.0 Hz, 16.4 Hz, 1H), 4.17−4.11(m, 2H), 3.76−3.69(m, 2H), 3.40−3.33(m, 1H), 3.31−3.19(m, 1H), 3.00(s, 3H), 2.17(s, 3H), 1.43−1.39(t, J = 14.4 Hz, 3H), 1.27−1.25(d, J = 6.8 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 617。
実施例105− N‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミドの合成
実施例104に記載の手順に基づいて、N‐((R)‐1‐((R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミドを調製した。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 7.98−8.03(m, 2H), 7.93(s, 1H), 7.88(s, 1H), 7.81(t, 1H), 7.32(m, 2H), 7.12−7.17(m, 2H), 6.92(d, 1H), 6.40(s, 1H), 4.48(m, 1H), 3.67(m, 1H), 3.38−3.44(m, 2H), 2.99(s, 3H), 2.19(s, 3H), 1.26(d, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 633。
実施例106− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
パートI− (R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オンの合成
4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノール(3g、13.76mmol)、(3R)‐3‐ヒドロキシテトラヒドロフラン‐2‐オン(1.405g、13.76mmol)、及びトリフェニルホスフィン(4.33g、16.51mmol)をジクロロメタン(36mL)に懸濁し、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(3.25mL、16.5mmol)を滴下で添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌した後、水で洗浄し、脱水(Na2SO4)し、シリカゲルへと濃縮した。シリカゲル上に得られた残留物をMPLC(2つのカラムを使用:第1のカラムでは、ジクロロメタン、第2のカラムでは、EtOAc/ヘキサンの勾配を使用)によって精製することで、(R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オンを白色の固体(1.93g、46%)として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.12(s, 1H), 7.86(d, 1H), 7.47(d, 1H), 5.55(t, 1H), 4.42(m, 1H), 4.26(m, 1H), 2.75(m, 1H), 2.30(m, 1H)。
パートII− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オンの合成
(R)‐3‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノキシ)ジヒドロフラン‐2(3H)‐オン(1.93g、6.39mmol)を酢酸に溶解し、粉末状の鉄(1.784g、31.95mmol)を添加した。得られた混合物を2時間70℃まで加熱した。得られた懸濁液をセライトパッドで濾過し、パッドを酢酸エチルで洗浄した。統合した濾液を酢酸エチルと水に分液し、有機相を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄してから濃縮することで残留物を得た。残留物を、MPLCによって精製し、15%〜70%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オンを白色の固体(1.32g、76%)として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 10.73(bs, 1H), 7.04(d, 1H), 6.98(s, 1H), 6.90(d, 1H), 4.62(m, 2H), 3.53(m, 2H), 1.91(m, 1H), 1.88(m, 1H)。
パートIII− (S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オールの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐ヒドロキシエチル)‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐3(4H)‐オン(1.32g、4.85mmol)を窒素雰囲気下、周囲温度で無水THF(49mL)に溶解し、ボラン−ジメチルスルホキシド錯体(1.47g、19.41mmol)を滴下で添加した。反応混合物を90分間加熱還流した。その後、反応混合物を氷浴で冷却し、続いて反応混合物にメタノールを添加して反応をクエンチした。得られた溶液を20分間加熱還流した後、濃縮することで残留物を得た。残留物を酢酸エチルと水とに分液した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで粗産物を得た。粗産物をMPLCによって精製し、15%〜70%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.05g、84%)を得た。
パートIV− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(0.28g、1.085mmol)、tert‐ブチルジメチルクロロシラン(0.196g、1.302mmol)、及びイミダゾール(0.148g、2.17mmol)をDMF(4mL)に溶解し、反応混合物を室温で一晩攪拌した。次に、反応液を水と酢酸エチルとに分液し、有機層を水でさらに2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮し、シリカゲルへと濃縮した。シリカゲル上の残留物をMPLCによって精製し、5%〜30%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(0.19g、47%)を得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ6.66(s, 1H), 6.52(s, 2H), 6.06(bs, 1H), 4.02(q, 1H), 3.72(m, 2H), 3.33(m, 1H), 2.94(m, 1H), 1.70(q, 2H), 0.82(s, 9H), 0.01(s, 6H)。
パートV− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.60g、4.30mmol)を含むピリジン(15mL)溶液に、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.26g、5.15mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、冷却してから酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を1MのHClで3回洗浄した後、塩水で洗浄してから脱水(Na2SO4)した。混合物に木炭を添加し、スラリー化してからセライトで濾過した。濾液を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、100%)を得た。
パートVI− (S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(1.78g、6.03mmol)と、炭酸カリウム(833mg、6.03mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.788g、6.03mmol)と、ジオキサン(25mL)と、水(5mL)との脱気混合物に、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.328g、0.431mmol)を添加した。混合物を5時間70℃まで加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチルと飽和塩化アンモニウムとに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、83%)を得た。
パートVII− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノールの合成
(S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、3.58mmol)を含むTHF(24mL)溶液に、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.40g、5.37mmol)を含むTHF(5.37mL)1M溶液を添加した。混合物を1時間攪拌し、濃縮してから少量のシリカへと濃縮した。残留物をMPLCによって精製し、0%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノール(1.55g、78%)を得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.17(d, 1H), 8.05(m, 2H), 7.92(t, 1H), 7.77(s, 1H), 7.43(m, 2H), 7.33(m, 1H), 7.17(d, 1H), 6.93(d, 1H), 6.44(s, 1H), 4.66(t, 1H), 4.51(m, 1H), 3.6−3.3(m, 4H), 2.15(s, 3H), 1.75(m, 2H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 578.17。
実施例107− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)酢酸の合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノール(0.22g、0.40mmol)を含むアセトン(4mL)溶液に対して、ジョーンズ試薬を赤色が持続するまで滴下で添加した。反応混合物を室温でさらに30分攪拌した後、イソプロパノール(1mL)を添加した。さらに10分攪拌した後、反応混合物を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって最初に精製し、0%〜10%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出させた。主要なUV活性成分を含む画分を濃縮し、残留物を分取HPLCによってさらに精製し、5%〜95%のアセトニトリルを含む0.1%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)酢酸(26mg、11%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 12.6(br s, 1H), 8.12(m, 1H), 7.98(m, 2H), 7.85(t, 1H), 7.76(s, 1H), 7.39(m, 2H), 7.28(m, 1H), 7.14(d, 1H), 6.85(d, 1H), 6.40(s, 1H), 4.52(m, 1H), 3.75(m, 1H), 3.4(m, 1H), 2.65(m, 1H), 2.55(m, 1H), 2.12(s, 3H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 592.23。
実施例108− (S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
パートI− (R)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
2‐アミノ‐4‐ブロモ‐6‐フルオロフェノール(5.0g、24.3mmol)及び2‐(S)‐2‐(クロロメチル)オキシラン(4.49g、48.5mmol)を含むエタノール(50mL)と水(0.5mL)との混合物を60℃で一晩攪拌した。反応混合物を濃縮した後、エタノール(50mL)及び炭酸カリウム(10.1g、72.8mmol)を添加した。反応混合物を3時間還流し、冷却してからセライトで濾過した。濾液を濃縮し、得られた残留物を酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄した後、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜5%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出することで、(R)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)メタノール(2.23g、35%)を得た。
パートII− (R)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
トリフェニルホスフィン(2.45g、9.36mmol)、フタルアミド(1.38g、9.36mmol)、及び(R)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]‐オキサジン‐2‐イル)メタノール(2.23g、8.51mmol)を含む0℃のTHF(30mL)溶液に、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(2.06g、10.2mmol)を滴下で添加した後、室温まで昇温させてから一晩攪拌した。反応混合物を濃縮してからMPLCによって精製し、20%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。主要なUV活性成分を含む画分を濃縮してからMPLCによって再度精製し、0%〜10%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出することで、(R)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(2.95g)を黄色の固体として得た。
パートIII− (S)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
(R)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(500mg、1.28mmol)を含むピリジン(8mL)溶液に対して、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホニルクロリド(287mg、1.28mmol)を添加した後、50℃で一晩加熱した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を1MのHCl、塩水で順次洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(290mg、39%)を白色の固体として得た。
パートIV− (S)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミンの合成
(S)‐2‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(290mg、0.50mmol)と、ヒドラジン水和物(125mg、2.50mmol)との混合物を含むエタノール(5mL)を一晩60℃まで加熱した。反応混合物を冷却してから濾過し、濾液を濃縮した。残留物を酢酸エチル及び塩水に分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(180mg、80%)を得た。
パートV− (S)‐N‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
(S)‐(6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(180mg、0.40mmol)を含むTHF(3mL)溶液に対して、無水酢酸(40mg、0.4mmol)を添加した。混合物を室温で1時間攪拌してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐N‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミド(95mg、48%)を得た。
パートVI− (S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
(S)‐N‐((6‐ブロモ‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミド(90mg、0.18mmol)、炭酸カリウム(40mg、0.27mmol)、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(10mg、0.02mmol)、及び(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(70mg、0.22mmol)を含むジオキサン(2mL)と水(0.5mL)との混合物を4時間80℃まで加熱した。反応混合物を冷却し、水及び酢酸エチルに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐8‐フルオロ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミド(25mg、23%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(t, 1H), 7.60(s, 1H), 7.44(m, 1H), 7.37(m, 3H), 7.24(m, 2H), 7.14(dd, 1H), 6.37(s, 1H), 4.37(m, 1H), 3.82(s, 3H), 3.45−3.3(m, 3H), 3.18(m, 1H), 2.12(s, 3H), 1.82(s, 3H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 603.15。
実施例109− 置換されたジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの追加調製
実施例87、108、及び132、ならびに発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表13の化合物を調製した。
表13
実施例110− tert‐ブチル(S,E)‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメートの合成
パートI− tert‐ブチル(S)‐(2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメートの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(1.84g、3.72mmol)と、ジオキサン(24mL)と、tert‐ブチルアルコール(1.38g、18.6mmol)と、トリエチルアミン(0.83g、8.19mmol)との混合物に対して、ジフェニルホスホリルアジド(1.23g、4.47mmol)を室温で添加した。混合物を3時間100℃まで加熱した後、冷却してから濾過し、酢酸エチルと1MのHClとにに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%のエチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、tert‐ブチル(S)‐(2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメート(0.40g、19%)を白色の固体として得た。
パートII− tert‐ブチル(S,E)‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメートの合成
tert‐ブチル(S)‐(2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメート(400mg、0.71mmol)、炭酸カリウム(160mg、1.13mmol)、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(50mg、0.07mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(340mg、1.13mmol)を含むジオキサン(15mL)と水(3mL)との混合物を一晩70℃まで加熱した。反応混合物を冷却し、飽和塩化アンモニウムと酢酸エチルとに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、tert‐ブチル(S,E)‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメート(290mg、61%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(m, 2H), 8.02(s, 1H), 7.86(t, 1H), 7.65(s, 1H), 7.37(m, 2H), 7.26(m, 1H), 7.10(d, 1H), 6.85(m, 2H), 6.36(s, 1H), 4.35(d, 1H), 3.61(m, 1H), 3.42(m, 1H), 3.0(m, 2H), 2.06(s, 3H), 1.72(m, 2H), 1.34(s, 9H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 677.32。
実施例111− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンの合成
tert‐ブチル(S,E)‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)カルバメート(270mg、0.41mmol)を含む4MのHClとジオキサンとの(4mL)混合物を室温で1時間攪拌した後、濃縮することで、(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミンを白色固体の塩酸塩(240mg)として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.12(m, 3H), 7.88(t, 1H), 7.79(br s, 2H), 7.59(s, 1H), 7.37(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.10(d, 1H), 6.88(m, 1H), 6.36(s, 1H), 4.40(dd, 1H), 3.88(m, 1H), 3.55(m, 1H), 2.94(m, 2H), 2.04(s, 3H), 1.98(m, 1H), 1.84(m, 1H)。MS(ESI+)(M+H)+ 555.18。
実施例112− (S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミドの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン塩酸塩(40mg、0.078mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(30mg、0.23mmol)と、THF(0.5mL)との溶液に対して、無水酢酸(10mg、0.09mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)アセトアミド(32mg、68%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(m, 2H), 8.01(s, 1H), 7.87(m, 2H), 7.66(s, 1H), 7.37(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.09(dd, 1H), 6.88(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.36(m, 1H), 3.60(m, 1H), 3.42(m, 1H), 3.20(m, 1H), 3.18(m, 1H), 2.07(s, 3H), 1.78(s, 3H), 1.73(m, 1H), 1.65(m, 1H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 619.13。
実施例113− (S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)シクロプロパンカルボキサミドの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン塩酸塩(40mg、0.078mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(30mg、0.23mmol)と、THF(0.5mL)との溶液に対して、シクロプロパンカルボニルクロリド(10mg、0.09mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)シクロプロパンカルボキサミド(16mg、34%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(m, 3H), 7.99(s, 1H), 7.86(t, 1H), 7.66(s, 1H), 7.37(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.10(dd, 1H), 6.88(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.36(m, 1H), 3.60(m, 1H), 3.42(m, 1H), 3.22(m, 1H), 3.13(m, 1H), 2.07(s, 3H), 1.8−1.6(m, 2H), 1.51(m, 1H), 0.63(m, 4H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 645.17。
実施例114− (S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミドの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン塩酸塩(40mg、0.078mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(30mg、0.23mmol)と、THF(0.5mL)との溶液に対して、メタンスルホン酸無水物(10mg、0.08mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)メタンスルホンアミド(20mg、46%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.11(m, 2H), 7.98(s, 1H), 7.87(t, 1H), 7.66(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.28(m, 1H), 7.10(dd, 1H), 7.04(m, 1H), 6.89(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.39(m, 1H), 3.67(m, 1H), 3.45(m, 1H), 3.05(m, 2H), 2.97(m, 3H), 2.07(s, 3H), 1.83−1.70(m, 2H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 655.13。
実施例115− (S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)‐2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパンアミドの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐アミン塩酸塩(90mg、0.15mmol)と、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(40mg、0.31mmol)と、2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパン酸(20mg、0.23mmol)と、DMF(2mL)との溶液に対して、ベンゾトリアゾール‐1‐イル‐オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(120mg、0.23mmol)を添加した。混合物を3時間攪拌した。混合物を酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を水、塩水で順次洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐N‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)‐2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパンアミド(60mg、59%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.12(m, 2H), 8.01(s, 1H), 7.87(t, 1H), 7.77(t, 1H), 7.65(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.10(dd, 1H), 6.88(d, 1H), 6.36(s, 1H), 5.31(s, 1H), 4.36(m, 1H), 3.64(m, 1H), 3.45(m, 1H), 3.18(m, 2H), 2.06(s, 3H), 1.83−1.70(m, 2H), 1.21(m, 6H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 663.36。
実施例116− N結合型のアミド、尿素、カルバメート、またはスルホンアミドで置換されたベンゾキサジン及びテトラヒドロキノリンの追加調製
実施例42、110〜115、及び147、ならびに発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表14の化合物を調製した。
表14
実施例117− (S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(3‐(ピロリジン‐1‐イル)プロピル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
パートI− (S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オールの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3‐オキソ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(6.4g、20.4mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(60mL)に対して、ボラン−メチルスルフィド錯体(8.2mL、82mmol)を添加し、当該混合物を2時間50℃まで加熱した。反応混合物を周囲温度まで冷却した後、メタノール(25mL)で注意深く反応をクエンチし、20分間60℃まで加熱した。混合物を濃縮し、酢酸エチルに再溶解した後、水、塩水で順次洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮して油とした。混合物をカラムクロマトグラフィーによって精製し、5%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オールを含む画分を統合し、濃縮することで固体(2.77g、50%)を得た。
パートII− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オール(3.50g、12.9mmol)を含むジクロロメタン(40mL)溶液に対して、ジイソプロピルエチルアミン(2.49g、19.3mmol)、tert‐ブチルジメチルクロロシラン(2.33g、15.4mmol)、及び4‐ジメチルアミノピリジン(0.157g、1.29mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を10%のクエン酸水溶液で洗浄した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで(S)‐6‐ブロモ‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(3.80g、76%)を得た。
パートIII− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(1.80g、4.67mmol)を含むピリジン(15mL)溶液に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.37g、5.59mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、冷却してから酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を1MのHClで3回洗浄後に、塩水で洗浄してから脱水(Na2SO4)した。混合物に木炭を添加し、スラリー化してからセライトで濾過した。濾液を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.45g、88%)を得た。
パートIV− (S,E)‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.45g、4.12mmol)と、炭酸カリウム(800mg、5.77mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.71g、5.77mmol)と、ジオキサン(30mL)と、水(5mL)との脱気混合物に、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.31g、0.41mmol)を添加した。混合物を5時間70℃まで加熱した。混合物を冷却した後、酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム水溶液とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)後に濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.47g、88%)を得た。
パートV− (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オールの合成
(S,E)‐2‐(3‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)プロピル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.47g、3.61mmol)を含むTHF(24mL)溶液に対して、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.42g、5.41mmol)を含むTHF(5.41mL)1M溶液を添加した。混合物を1時間攪拌した後、少量のシリカゲルへと濃縮した。残留物をMPLCによって精製し、0%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オール(1.75g、85%)を得た。
パートVI− (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロピルメタンスルホネートの合成
(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン‐1‐オール(0.53g、0.93mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.24g、1.86mmol)を含む0℃のジクロロメタン(10mL)溶液に対して、メタンスルホン酸無水物(240mg、1.39mmol)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌した後、ジクロロメタンと1MのHClとに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロピルメタンスルホネート(0.58g、96%)を得た。
パートVII− (S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(3‐(ピロリジン‐1‐イル)プロピル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロピルメタンスルホネート(50mg、0.077mmol)を含むDMF(0.5mL)溶液に対して、ピロリジン(22mg、0.31mmol)を添加した。混合物を70℃で一晩攪拌し、冷却してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜5%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出することで、(S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(3‐(ピロリジン‐1‐イル)プロピル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(29mg、57%)を得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 8.05(m, 1H), 7.84(br m, 2H), 7.62(t, 1H), 7.28−7.16(m, 3H), 7.12(dd, 1H), 7.02(t, 1H), 6.82(d, 1H), 6.38(s, 1H), 4.34(m, 1H), 3.45(m, 1H), 3.22(m, 1H), 2.70−2.50(br m, 6H), 2.18(s, 3H), 1.84(br m, 4H), 1.7−1.5(br m, 4H)。MS(ESI+)(M+H)+ 623.37。
実施例118− (S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(2‐(ピロリジン‐1‐イル)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
パートI− (S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐2‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタン‐1‐オール(1.60g、4.30mmol)を含むピリジン(15mL)溶液に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.26g、5.15mmol)を添加した。混合物を50℃で2時間攪拌し、冷却してから酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を1MのHClで3回洗浄した後、塩水で洗浄してから脱水(Na2SO4)した。混合物に木炭を添加し、スラリー化してからセライトで濾過した。濾液を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、100%)を得た。
パートII− (S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S)‐6‐ブロモ‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(1.78g、6.03mmol)と、炭酸カリウム(833mg、6.03mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.788g、6.03mmol)と、ジオキサン(25mL)と、水(5mL)との脱気混合物に、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.328g、0.431mmol)を添加した。混合物を5時間70℃まで加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチルと飽和塩化アンモニウム水溶液とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、83%)を得た。
パートIII− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノールの合成
(S,E)‐2‐(2‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(2.40g、3.58mmol)を含むTHF(24mL)溶液に対して、テトラブチルアンモニウムフルオリド(1.40g、5.37mmol)を含むTHF(5.37mL)1M溶液を添加した。混合物を1時間攪拌した後、少量のシリカゲルへと濃縮した。残留物をMPLCによって精製し、0%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノール(1.55g、78%)を得た。
パートIV− (S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチルメタンスルホネートの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エタノール(0.45g、0.81mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.21g、1.62mmol)を含む0℃のジクロロメタン(10mL)溶液に対して、メタンスルホン酸無水物(211mg、1.21mmol)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌した後、ジクロロメタンと1MのHClとに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチルメタンスルホネート(0.48g、94%)を得た。
パートV− (S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(2‐(ピロリジン‐1‐イル)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
(S,E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチルメタンスルホネート(50mg、0.079mmol)を含むDMF(0.5mL)溶液に対して、ピロリジン(22mg、0.315mmol)を添加した。混合物を70℃で一晩攪拌し、冷却後に濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜5%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出することで、(S,E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐(2‐(ピロリジン‐1‐イル)エチル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(23mg、47%)を得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 7.88(s, 1H), 7.82(m, 2H), 7.74(m, 1H), 7.58(t, 1H), 7.4(m, 1H), 7.22(m, 2H), 7.16(m, 1H), 7.04(m, 2H), 6.88(d, 1H), 6.82(m, 1H), 6.38(s, 1H), 4.16(m, 3H), 3.24(m, 2H), 2.18(s, 3H), 1.94(m, 2H)。MS(ESI+)(M+H)+ 606.13。
実施例119− N結合型のシクロアルキルベンゾキサジンまたは環式ヘテロアルキルベンゾキサジンの追加調製
実施例117、及び118、ならびに発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表15の化合物を調製した。
表15
実施例120− (S,E)‐4‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)‐2‐メチルブタン‐2‐オールの合成
メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(50mg、0.087mmol)を含む室温のTHF(1mL)攪拌溶液に対して、1Mのメチルマグネシウムブロミド(0.69mL、0.69mmol)を添加した。混合物を1時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウムで反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、5%〜95%のアセトニトリルを含む0.1%のトリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、(S,E)‐4‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)‐2‐メチルブタン‐2‐オール(26mg、52%)を白色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, DMSO−d6)δ 7.75 (d, 1H), 7.45 (t, 1H), 7.38 (m, 3H), 7.28 (m, 2H), 7.12 (dd, 1H), 6.88 (d, 1H), 6.38 (s, 1H), 4.30 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.3 (m, 2H), 2.12 (s, 3H), 1.58 (m, 2H), 1.42 (m, 1H), 1.34 (m, 1H), 1.05 (s, 6H)。MS (ESI+) (M+Na)+ 600.35。
実施例121− 置換3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)‐2‐メチルブタン‐2‐オールの追加調製
実施例120及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表16の化合物を調製した。
表16
実施例122− (S,E)‐1‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)ピペリジン‐4‐カルボン酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(S,E)‐1‐(2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)ピペリジン‐4‐カルボン酸を調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 12.55(br s, 1H), 9.11(br s, 1H), 8.12(m, 3H), 7.87(t, 1H), 7.65(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.13(d, 1H), 6.89(d, 1H), 6.38(s, 1H), 4.45(m, 1H), 3.8−3.55(m, 4H), 3.19(m, 2H), 2.94(m, 2H), 2.06(m, 6H), 1.92(m, 2H), 1.67(m, 2H)。MS(ESI+)(M+H)+ 667.24。
実施例123− (S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロピル)ピペリジン‐4‐カルボン酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロピル)ピペリジン‐4‐カルボン酸を調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 12.55(br s, 1H), 9.0(br s, 1H), 8.09(m, 3H), 7.88(t, 1H), 7.65(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.27(m, 1H), 7.12(d, 1H), 6.88(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.38(m, 1H), 3.62−3.35(m, 5H), 3.1−2.9(m, 4H), 2.06(m, 5H), 1.7(m, 6H)。MS(ESI+)(M+H)+ 681.27。
実施例124− (2‐((S)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)‐L‐プロリンの合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(2‐((S)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)エチル)‐L‐プロリンを調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 9.4(br s, 1H), 8.82(br s, 1H), 8.12(m, 3H), 7.88(t, 1H), 7.63(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.28(m, 1H), 7.11(d, 1H), 6.90(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.45−4.25(m, 4H), 3.80(m, 1H), 3.5−3.2(m, 5H), 2.06(s, 3H), 1.92(m, 4H)。MS(ESI+)(M+H)+ 653.43。
実施例125− (R,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
パートI− メチル(2S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロ‐フェノキシ)‐3‐[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ‐プロパノエートの合成
(2R)‐3‐[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ‐2‐ヒドロキシ‐プロパノエート(28.6g、79.8mmol)[Goubert,Marlene et al.Tetrahedron,63(34),8255−8266;2007を参照のこと]、4‐ブロモ‐2‐ニトロフェノール(22.5g、103mmol)、及びトリフェニルホスフィン(27.1g、103mmol)を含む0℃のTHF(400mL)溶液に対して、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(20.5mL、104mmol)を添加した。反応混合物を室温まで温め、一晩攪拌した。その後、反応液を濃縮し、残留物をメチルtert−ブチルエーテル(400mL)に溶解した。ヘキサン(500mL)を徐々に添加すると、溶液が白濁した。溶液をそのまま一晩結晶化させ、混合物を濾過した。濾液を濃縮し、得られた残留物をセライトパッドで濾過することによって精製し、25%の酢酸エチルを含むヘキサンで溶出することで、メチル(2S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロ‐フェノキシ)‐3‐[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ‐プロパノエート(47.5g、91%)を得た。
パートII− (2S)‐6‐ブロモ‐2‐[[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシメチル]‐4H‐1,4‐ベンゾキサジン‐3‐オンの合成
メチル(2S)‐2‐(4‐ブロモ‐2‐ニトロ‐フェノキシ)‐3‐[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ‐プロパノエート(44.6g、79.8mmol)を酢酸(300mL)に溶解し、粉末状の鉄(22.55g、404mmol)を添加した。混合物を一晩70℃まで加熱した。混合物をセライトパッドで濾過し、材料を酢酸エチルで洗浄した。その後、統合した濾液を酢酸エチルと水とに分液した。有機層を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄してから濃縮することで、(2S)‐6‐ブロモ‐2‐[[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシメチル]‐4H‐1,4‐ベンゾキサジン‐3‐オンを得た。
パートIII− [(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シランの合成
(2S)‐6‐ブロモ‐2‐[[tert‐ブチル(ジフェニル)シリル]オキシメチル]‐4H‐1,4‐ベンゾキサジン‐3‐オン(39.62g、79.8mmol)を含む0℃のTHF(350mL)溶液に対して、ボラン‐メチルスルフィド錯体を含むTHF(32mL、320mmol)10M溶液を滴下で添加した。その後、混合物を60℃で2.5時間攪拌し、メタノール(1mL)で反応をクエンチしてから、10分還流した。混合物を濃縮し、得られた残留物を、50%のメチルtert−ブチルエーテル及びヘキサンを使用してシリカゲルプラグで濾過することによって精製し、[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シラン(33.0g、73%)をオレンジ色の油として得た。
パートIV− [(2R)‐6‐ブロモ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シランの合成
[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シラン(3.21g、5.66mmol)をピリジン(10mL)に溶解し、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(1.5mL、9.36mmol)を添加した。反応混合物を一晩50℃まで加熱した。その後、反応混合物をメチルtert−ブチルエーテルで希釈し、1MのHClで2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、0%〜10%の酢酸エチル及びヘキサンを使用したMPLCによって精製することで、[(2R)‐6‐ブロモ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シラン(3.02g、77%)を淡黄色の油として得た。
パートV− tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロ‐フェニル)プロパ‐1‐エニル]‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニル‐シランの合成
[(2R)‐6‐ブロモ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シラン(2.85g、4.13mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.72g、5.79mmol)、ジオキサン(18mL)、水(3mL)、及び炭酸カリウム(0.849g、6.14mmol)を混合し、当該混合物を脱気した。この混合物に対して、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.399g、0.523mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で一晩攪拌した。混合物を水と酢酸エチルとに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、5%〜10%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロ‐フェニル)プロパ‐1‐エニル]‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニル‐シラン(2.95g、92%)を油として得た。
パートVI− (R,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロ‐フェニル)プロパ‐1‐エニル]‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニル‐シラン(0.714g、0.915mmol)を含む0℃のTHF(10mL)溶液に対して、1Mのテトラブチルアンモニウムフルオリドを含むTHF(1.8mL、1.80mmol)を添加した。4時間後に、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチル及びヘキサンの勾配で溶出することで、(R,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノール(0.462g、92%)を油として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 8.01(s, 1H), 7.88−7.80(m, 2H), 7.64(t, 1H), 7.24−7.00(m, 4H), 6.86(d, 1H), 6.38(s, 1H), 4.36−4.31(m, 1H), 3.82−3.45(m, 4H), 2.18(s, 3H), 1.82−1.79(m, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 542。
実施例126− (S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)‐1‐(ピロリジン‐1‐イル)プロパン‐1‐オンの合成
(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(0.19g、0.33mmol)、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(0.17mL、0.98mmol)、及びピロリジン(0.04mL、0.49mmol)を含むN,N‐ジメチルホルムアミド(3mL)に対して、(1‐[ビス(ジメチルアミノ)メチレン]‐1H‐1,2,3‐トリアゾロ[4,5‐b]ピリジニウム3‐オキシドヘキサフルオロホスフェート)(HATU;0.19g、0.49mmol)を添加し、当該反応混合物を室温で2時間攪拌した。溶液を酢酸エチルで希釈し、水で洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。混合物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)‐1‐(ピロリジン‐1‐イル)プロパン‐1‐オン(0.16g、77%)を得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.09(d, 1H), 8.01(d, 1H), 7.97(s, 1H), 7.83(t, 1H), 7.67(s, 1H), 7.36(m, 2H), 7.26(m, 1H), 7.10(dd, 1H), 6.86(d, 1H), 6.36(s, 1H), 4.39(m, 1H), 3.50(m, 1H), 3.38−3.22(m, 3H), 2.31(m, 2H), 2.07(s, 3H), 1.83(m, 4H), 1.74(m, 4H)。MS(ESI+)(M+Na)+ 659.27。
実施例127− 3‐(CH
2)
nCONRR’置換基で置換されたベンゾキサジンの追加調製
実施例126及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表17の化合物を調製した。
表17
実施例128− (S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボン酸のナトリウム塩の合成
パートI− エチル(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボキシレートの合成
丸底フラスコ内で、(S,E)‐3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(0.20g、0.34mmol)、N,N‐ジイソプロピルエチルアミン(0.12mL、0.69mmol)、及びエチルイソニペコテート(ethyl isonipecotate)(81mg、0.51mmol)を、N,N‐ジメチルホルムアミド中(3mL)で混合した。ベンゾトリアゾール‐1‐イル‐オキシトリピロリジノホスホニウムヘキサフルオロホスフェート(0.19g、0.49mmol)を添加し、反応液を周囲温度で3時間攪拌した。溶液を酢酸エチルで希釈し、1Mの塩酸、水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。混合物をカラムクロマトグラフィーによって精製し、20%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合して濃縮することで、エチル(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボキシレート(0.25g、93%)を得た。
パートII− (S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボン酸のナトリウム塩の合成
エチル(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボキシレート(0.25g、0.35mmol)を含むエタノール(5mL)とテトラヒドロフラン(2mL)との溶液に対して、2Mの水酸化ナトリウム水溶液(0.52mL、1.04mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。1Mの塩酸で溶液を酸性化した。酢酸エチルで抽出し、統合した抽出液を塩水で洗浄した後、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボン酸を固体(113mg、72%)として得た。当該化合物は、下記の化学式を有する。
上記のように得られた固体のカルボン酸化合物を、メタノール(2mL)に再溶解した後、1当量の2.962Mの水酸化ナトリウム水溶液(55μL)を添加することによって、ナトリウム塩へと変換した。混合物を20分攪拌した後、混合物を濃縮した。その後、メタノールを添加し、次いで濃縮するという処理を3回実施した。得られた残留物を減圧乾燥器内で乾燥することで、(S,E)‐1‐(3‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノイル)ピペリジン‐4‐カルボン酸のナトリウム塩(110mg、94%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(d, 1H), 8.0(m, 2H), 7.86(t, 1H), 7.70(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.28(m, 1H), 7.10(dd, 1H), 6.88(d, 1H), 6.37(s, 1H), 4.41(m, 1H), 4.03(m, 1H), 3.68(m, 1H), 3.48 m, 1H), 3.4(m, 2H), 3.0(m, 1H), 2.75(m, 1H), 2.37(m, 2H), 2.09(s, 3H), 2.02(m, 1H), 1.84(m, 1H), 1.7(m, 2H), 1.45(m, 1H), 1.35(m, 1H)。MS(ESI+) x717.26(M+Na)+。
実施例129− 置換されたベンゾキサジンカルボン酸にN結合したアミノ酸の追加調製
実施例128及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表18の化合物を調製した。
表18
実施例130− (R)‐(6‐フェノキシ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
パートI−tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐フェノキシ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニル‐シランの合成
[(2R)‐6‐ブロモ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチル‐ジフェニル‐シラン(0.304g、0.440mmol)、フェノール(0.092g、0.98mmol)、炭酸カリウム(0.154g、1.12mmol)、及び酸化銅(II)(0.113g、1.42mmol)を含むピリジン(5mL)溶液を170℃で一晩加熱した。混合物を冷却してからセライトパッドで濾過し、酢酸エチルで洗浄した。濾液を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜10%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐フェノキシ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニル‐シラン(0.162g、52%)を得た。
パートII− (R)‐(6‐フェノキシ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
tert‐ブチル‐[[(2R)‐6‐フェノキシ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ]‐ジフェニルシラン(0.160g、0.227mmol)を含む0℃のTHF(5mL)溶液に対して、1Mのテトラブチルアンモニウムフルオリドを含むTHF(0.25mL、0.25mmol)を添加した。2時間後、飽和塩化アンモニウム水溶液で反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜75%の酢酸エチル及びヘキサンの勾配で溶出することで、[(2R)‐6‐フェノキシ‐4‐[3‐(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル‐2,3‐ジヒドロ‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メタノール(0.071g、66%)を黄色の油として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 7.93(s, 1H), 7.86−7.83(m, 1H), 7.62(t, 1H), 7.49−7.48(m, 1H), 7.36−7.31(m, 2H), 7.12−7.07(m, 1H), 6.98−6.77(m, 4H), 4.35−4.30(m, 1H), 3.83−3.43(m, 4H), 1.81−1.78(m, 1H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 488。
実施例131− (R)‐(6‐(2‐クロロフェノキシ)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
実施例130に記載の手順に基づいて、(R)‐(6‐(2‐クロロフェノキシ)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールを調製した。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 7.93−6.72(m, 11H), 4.37−4.27(m, 1H), 3.82−3.40(m, 4H), 1.82−1.76(m, 1H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 522/524。
実施例132− (S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アミノ)‐4‐オキソブタン酸の合成
パートI− [(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メタノールの合成
[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メトキシ‐tert‐ブチルジフェニルシラン(12.9g、26.7mmol)を含む0℃のTHF(250mL)溶液に対して、テトラブチルアンモニウムフルオリドを含むTHF(30mL、30mmol)1M溶液を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物の反応を飽和塩化アンモニウムでクエンチし、濃縮してTHFを除去した。混合物を酢酸エチルで5回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜100%の酢酸エチル及びヘキサンの勾配で溶出することで、[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メタノール(3.99g、56%)を褐色の固体として得た。
パートII− (R)‐2‐((6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メタノール(3.99g、16.3mmol)、フタルイミド(3.00g、20.4mmol)、及びトリフェニルホスフィン(5.33g、20.3mmol)を含む0℃のTHF(50mL)溶液に対して、ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(4mL、20.3mmol)を添加した。反応混合物を室温で1時間攪拌してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、メチルtert‐ブチルエーテル及び1:1のヘキサン:ジクロロメタンの勾配で溶出することで、(R)‐2‐((6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(5.08g、83%)を黄色の固体として得た。
パートIII− (S)‐2‐((6‐ブロモ‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
2‐[[(2R)‐6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐1,4‐ベンゾキサジン‐2‐イル]メチル]イソインドリン‐1,3‐ジオン(1.01g、2.70mmol)を含むピリジン(10mL)溶液に対して、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホニルクロリド(0.907g、4.04mmol)を添加した。反応混合物を50℃まで加熱した。その後、反応混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜10%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、S)‐2‐((6‐ブロモ‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(1.5g、99%)を褐色の油として得た。
パートIV− (S,E)‐2‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
(S)‐2‐((6‐ブロモ‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(1.50g、2.67mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.16g、3.91mmol)、ジオキサン(18mL)、水(3mL)、及び炭酸カリウム(0.553g、4.00mmol)を混合し、当該混合物を脱気した。この混合物に対して、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.277g、0.363mmol)を添加し、得られた混合物を70℃で一晩攪拌した。混合物を水と酢酸エチルとに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、5%〜10%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(S,E)‐2‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(1.26g、72%)を褐色/赤色の半固体として得た。
パートV− (S,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミンの合成
(S,E)‐2‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(1.2g、1.84mmol)を含むメタノール(20mL)とメチルtert‐ブチルエーテル(20mL)との溶液に対して、ヒドラジン一水和物(1.0mL、20.6mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した後、メチルtert‐ブチルエーテル(50mL)で希釈した。混合物を濾過し、濾液を濃縮した。得られた残留物をクロロホルムに溶解し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(0.791g、82%)を油として得た。
パートVI− (S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アミノ)‐4‐オキソブタン酸の合成
(S,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(0.073g、0.141mmol)を含む1,4‐ジオキサン(2mL)溶液に対して、無水コハク酸(0.0173g、0.173mmol)を添加した。反応混合物を50℃まで昇温させて、一晩攪拌した。反応混合物を濃縮し、得られた残留物を水(5mL)に懸濁した。混合物を濾過し、固体を減圧下で乾燥することで、(S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アミノ)‐4‐オキソブタン酸(0.042g、44%)を灰色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 7.88(d, 1H), 7.37−7.00(m, 6H), 6.83(d, 1H), 6.38(s, 1H0, 6.07(t, 1H), 4.33−4.28(m, 1H), 4.31(dd, 1H), 3.76(s, 3H), 3.58−3.42(m, 3H), 3.24−3.18(m, 1H), 2.75−2.48(m, 4H), 2.19(s, 3H)。
実施例133− メチル(S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)カルバモイル)ベンゾエートの合成
(S,E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐フルオロ‐4‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(0.068g、0.13mmol)、及びトリエチルアミン(0.037mL、0.27mmol)を溶解した0℃のジクロロメタン(2mL)溶液に対して、メチル4‐(クロロカルボニル)ベンゾエート(0.0323g、0.163mmol)を添加した。反応混合物を一晩攪拌して、室温まで昇温させた。溶媒を除去し、得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチル及びヘキサンの勾配で溶出することで、メチル(S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)カルバモイル)ベンゾエート(0.048g、53%)を淡黄色の油として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 8.13−8.10(m. 2H), 7.88−7.81(m, 3H), 7.33−7.00(m, 7H), 6.87(d. 1H), 6.53(t, 1H), 6.38(s, 1H), 4.35(dd, 1H), 3.95(s, 3H), 3.77(s, 3H), 3.76−3.62(m, 3H), 3.34(dd, 1H), 2.19(s, 1H)。
実施例134− (S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)カルバモイル)安息香酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(S,E)‐4‐(((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)カルバモイル)安息香酸を調製した。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 8.18(d, 2H), 7.88−7.85(m, 3H), 7.34−7.00(m, 7H), 6.87(d, 1H), 6.56(t, 1H), 6.38(s, 1H), 4.38−4.34(m, 1H), 3.78(s, 3H), 3.75−3.63(m, 3H), 3.38−3.32(m, 1H), 2.20(s, 3H)。(ES, m/z): (M−H)− 667/669。
実施例135− ジカルボン酸にN結合したベンゾキサジンの追加調製
実施例128及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表19の化合物を調製した。
表19
実施例136− ((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
パートI− (2R,3R)‐3‐((4‐ブロモ‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオールの合成
[(2S,3S)‐3‐メチルオキシラン‐2‐イル]メタノール(1.5g、17.03mmol)を含むアセトニトリル(100mL)溶液に対して、5‐ブロモ‐2‐フルオロアニリン(6.5g、34.21mmol)及びヘキサエトキシタングステン(772mg、1.70mmol)を添加し、55℃で一晩攪拌した。混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、5%〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐3‐((4‐ブロモ‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(2.8g、59%)を黄色の油として得た。
パートII− (2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐アミノ)ブタン‐1,2‐ジオールの合成
(2R,3R)‐3‐((4‐ブロモ‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.8g、6.47mmol)と、トルエン(48mL)と、エタノール(16mL)と、水(8mL)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(750mg、0.65mmol)と、炭酸ナトリウム(2.8g、26.42mmol)と、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(2.2g、7.79mmol)との混合物を80℃で4時間攪拌した後、当該混合物を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.6g、70%)を黄色の油として得た。
パートIII− (2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オールの合成
(2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.6g、4.52mmol)を含むジクロロメタン(60mL)溶液に対して、tert‐ブチルジメチルシリルクロリド(746mg、4.97mmol)及びイミダゾール(1.22g、17.92mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。溶液を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オール(1.8g、85%)を黄色の油として得た。
パートIV− N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミドの合成
(2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オール(1.8g、3.85mmol)と、ピリジン(50mL)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(1.7g、7.57mmol)との混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(243mg、10%)を黄色の油として得た。
パートV− (2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(243mg、0.37mmol)と、テトラヒドロフラン(10mL)と、カリウムtert‐ブトキシド(124mg、1.11mmol)との混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を冷却してから濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、石油エーテルに対する2%〜20%の酢酸エチルの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(150mg、64%)を白色の固体として得た。
パートVI− ((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
(2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(150mg、0.24mmol)を含むテトラヒドロフラン(10mL)溶液に対して、6Mの塩酸(3mL)を添加した。溶液を室温で2時間攪拌した。固体の炭酸ナトリウムを使用して溶液のpH値を8〜9に調整した。得られた溶液を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をn‐ヘプタンから再結晶化することで、((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノール(105mg、85%)を灰色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CD3OD)δ 8.10(s, 1H), 7.14−7.40(m, 9H), 6.91(d, J = 8.4 Hz, 1H), 4.62−4.67(m, 1H), 3.81(s, 3H), 3.65(m, 1H), 3.48−3.58(m, 1H), 3.26(m, 1H), 1.18(d, J = 6.8 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 522。
実施例137− (S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
パートI− (2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオールの合成
(2R,3R)‐3‐((4‐ブロモ‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.8g、6.47mmol)と、トルエン(33mL)と、エタノール(11mL)と、水(5.5mL)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(416mg、0.36mmol)と、炭酸ナトリウム(1.53g、14.44mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.3g、4.38mmol)との混合物を80℃で4時間攪拌した。得られた混合物を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、(2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.3g、98%)を黄色の油として得た。
パートII− (2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オールの合成
(2R,3R)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐1,2‐ジオール(1.3g、3.53mmol)を含むジクロロメタン(50mL)溶液に対して、tert‐ブチルジメチルシリルクロリド(583mg、3.89mmol)及びイミダゾール(0.952g、14.0mmol)を添加した。混合物を室温で4時間攪拌した。溶液を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オール(1.40g、82%)を黄色の油として得た。
パートIII− N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミドの合成
(2R,3R)‐1‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐((4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)アミノ)ブタン‐2‐オール(1.4g、2.90mmol)と、ピリジン(50mL)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(1.3g、5.8mmol)との混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(230mg、12%)を黄色の油として得た。
パートIV− (2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジンの合成
N‐((2R,3R)‐4‐((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)‐3‐ヒドロキシブタン‐2‐イル)‐N‐(4‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐フルオロフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(230mg、0.34mmol)と、テトラヒドロフラン(10mL)と、カリウムtert‐ブトキシド(115mg、1.02mmol)との混合物を2時間加熱還流した。反応混合物を冷却してから濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、石油エーテルに対する5%〜20%の酢酸エチルの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(165mg、74%)を黄色の油として得た。
パートV− ((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノールの合成
(2R,3R)‐2‐(((tert‐ブチルジメチルシリル)オキシ)メチル)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン(165mg、0.25mmol)を含むテトラヒドロフラン(10mL)溶液に対して、6Mの塩酸(3mL)を添加した。溶液を室温で2時間攪拌した。固体の炭酸ナトリウムを使用して溶液のpH値を8〜9に調整した。得られた溶液を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をn‐ヘプタンから再結晶化することで、((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノール(125mg、92%)を白色の固体として得た。
パートVI− 2‐(((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
((2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタノール(125mg、0.23mmol)と、トリフェニルホスフィン(122mg、0.47mmol)と、テトラヒドロフラン(15mL)と、2,3‐ジヒドロ‐1H‐イソインドール‐1,3‐ジオン(68mg、0.46mmol)との溶液に対して、ジイソプロピルジアゾジカルボキシレート(94mg、0.46mmol)を添加した。得られた溶液を室温で一晩攪拌してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、2‐(((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(152mg、98%)を黄色の油として得た。
パートVII− ((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミンの合成
2‐(((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(152mg、0.23mmol)と、テトラヒドロフラン(10mL)と、ヒドラジン水和物(3mL)との混合物を50℃で一晩攪拌した。得られた混合物を濃縮してから水で希釈した。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(101mg、83%)を黄色の油として得た。
パートVIII− (S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
((2S,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3‐メチル‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メタンアミン(100mg、0.19mmol)を含むジクロロメタン(10mL)とTEA(76mg、0.75mmol、4.00当量)との混合物。無水酢酸(23mg、0.23mmol、1.20当量)を攪拌しながら滴下で添加した。得られた溶液を室温で3時間攪拌した。その後、水(20mL)を添加することによって、反応をクエンチした。得られた溶液をジクロロメタンで2回抽出し、有機層を統合し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、0.05%のトリフルオロ酢酸で溶出することで、35mg(32%)の(S,E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)メチル)アセトアミドを白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CD3OD)δ 8.01(s, 1H), 7.27−7.35(m, 4H), 7.12−7.19(m, 4H), 6.91(d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.40(s, 1H), 4.53−4.59(m, 1H), 3.74(s, 3H), 3.33−3.41(m, 1H), 3.15−3.32(m, 2H), 2.24(s, 3H), 1.97(s, 3H), 1.18(d, J = 6.8 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 577。
実施例138− (R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
パートI− 4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロベンズアルデヒドの合成
4‐メトキシ‐2‐ニトロベンズアルデヒド(4.5g、24.84mmol)を含む0℃のジクロロメタン(100mL)攪拌溶液に対して、三臭化ホウ素(8mL、84.5mmol)を滴下で添加した。混合物を0℃で30分間攪拌し、室温でさらに4時間攪拌した。反応混合物を氷水(200mL)へと注ぎ入れ、2日間攪拌した。混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:15〜1:5)の勾配で溶出することで、4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロベンズアルデヒド(2.55g、61%)をオレンジ色の固体として得た。
パートII− 4‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ニトロベンズアルデヒドの合成
4‐ヒドロキシ‐2‐ニトロベンズアルデヒド(2.55g、15.26mmol)と、炭酸カリウム(6.33g、45.80mmol)との攪拌混合物を含むアセトニトリル(50mL)に、2‐(ブロモメチル)‐1‐クロロ‐3‐フルオロベンゼン(4.47g、20.00mmol)を滴下で添加した。混合物を一晩攪拌してから濃縮した。得られた残留物を水で洗浄し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:40〜1:20)の勾配で溶出することで、4‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ニトロベンズアルデヒド(2.83g、60%)を黄色の固体として得た。
パートIII −2‐アミノ‐4‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)ベンズアルデヒドの合成
粉末状の鉄(3.2g、55mmol)と、エタノール(100mL)と、水(15mL)と、酢酸(660mg、10.99mmol)との混合物を30分加熱還流した。その後、4‐[(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)メトキシ]‐2‐ニトロベンズアルデヒド(3.5g、11.30mmol)を含むエタノール(30mL)を攪拌しながら滴下で添加した。混合物をさらに3時間還流し、冷却してから濾過した。濾液を濃縮し、水で希釈してから酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:20〜1:15)の勾配で溶出することで、2‐アミノ‐4‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)ベンズアルデヒド(2.42g、77%)を黄色の固体として得た。
パートIV− N‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ホルミルフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミドの合成
2‐アミノ‐4‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)ベンズアルデヒド(1.0g、3.58mmol)と、ジクロロメタン(40mL)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(1.6g、7.12mmol)との混合物に対して、ピリジン(1.4g、17.70mmol)を滴下で添加した。混合物を一晩還流した後、冷却して水で希釈した。混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を1MのHCl、水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10)で溶出することで、N‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ホルミルフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(1.0g、60%)を黄色の固体として得た。
パートV− (R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルバルデヒドの合成
N‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ホルミルフェニル)‐4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼンスルホンアミド(1.1g、2.35mmol)と、ジクロロメタン(30mL)と、4ÅのMS(1.0g)と、酢酸ナトリウム(580mg、7.05mmol)と、(2E)‐ブタ‐2‐エナール(830mg、11.84mmol)との混合物を10分攪拌した。混合物に対して、(2S)‐2‐ジフェニル[(トリエチルシリル)オキシ]メチルピロリジン(110mg、0.30mmol)を添加した。反応混合物を室温で1日攪拌した後、水を添加してから酢酸エチルで2回抽出した。有機層を統合し、水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10〜1:8)の勾配で溶出することで、(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルバルデヒド(960mg、79%)を淡黄色の固体として得た。
パートVI− (R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐カルバルデヒド(120mg、0.23mmol)を含む0℃のメタノール(10mL)溶液に対して、塩化セリウム(III)七水和物(130mg、0.35mmol)を添加した。30分後に、水素化ホウ素ナトリウム(10mg、0.26mmol)を0℃で少量ずつ添加した。得られた溶液を0℃でさらに30分攪拌した後、水を添加した。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:4〜1:2)の勾配で溶出した。主要なUV活性画分を濃縮し、逆相の分取HPLCによってさらに精製し、アセトニトリル水(50.0%〜72.0%)の勾配で溶出することで、(R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(39.9mg、33%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 1.20(d, J = 6.8 Hz, 3H), 3.66(s, 3H), 4.02(s, 2H), 4.92(q, J = 6.8 Hz, 1H), 5.25(s, 2H), 5.93(s, 1H), 6.82−6.88(m, 2H), 6.90−7.03(m, 2H), 7.05−7.14(m, 2H), 7.25−7.38(m, 2H), 7.49(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H−H2O)+ 504.1。
実施例139− (R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミンの合成
パートI− (R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
(R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(525mg、1.00mmol)と、トリフェニルホスフィン(520mg、1.98mmol)と、2,3‐ジヒドロ‐1H‐イソインドール‐1,3‐ジオン(220mg、1.50mmol)を含む室温の無水テトラヒドロフラン(30mL)の攪拌溶液に、ジイソプロピルジアゾジカルボキシレート(404mg、2.00mmol)を滴下で添加した。混合物を1時間攪拌した後、水で希釈した。混合物を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、溶出溶媒として酢酸エチル/石油エーテル(1:8)を使用して溶出することで、(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(620mg、95%)を淡黄色の固体として得た。
パートII− (R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒロドキノリン‐3‐イル)メタンアミンの合成
(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(150mg、0.23mmol)を含むエタノール(10mL)溶液に対して、80%のヒドラジン水溶液(80%、1mL)を添加した。反応混合物を2時間加熱還流してから濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、飽和炭酸ナトリウムを使用して溶液のpH値を10に調整した後、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水で3回、塩水で1回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、50%〜66%のアセトニトリルを含む10mMの炭酸アンモニウム含有水の勾配で溶出することで、(R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミン(24mg、20%)を灰色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 1.17(d, J = 6.8 Hz, 3H), 3.28(AB q, J = 16.0 Hz, 2H), 3.63(s, 3H), 4.80(q, J = 6.8 Hz, 1H), 5.24(s, 2H), 5.92(s, 1H), 6.75−6.95(m, 3H), 6.98−7.16(m, 3H), 7.22−7.36(m, 2H), 7.46(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H−NH3)+ 504.1。
実施例140− (R)‐N‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)アセトアミドの合成
(R)‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミン(100mg、0.19mmol)、及びトリエチルアミン(190mg、1.88mmol)を含む室温のジクロロメタン(15mL)の攪拌溶液に対して、アセチルクロリド(60mg、0.76mmol)を滴下で添加した。混合物を一晩攪拌し、水で希釈してから酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を水で2回、塩水で1回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:2〜2:1)の勾配で溶出した。主要なUV画分を濃縮して得られた残留物を逆相分取HPLCによってさらに精製し、10mMの炭酸水素アンモニウムを含むアセトニトリル水(50%〜66%)の勾配で溶出することで、(R)‐N‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)アセトアミド(43mg、40%)を白色固体として得た。1H−NMR(CDCl3, 400 MHz)δ 1.18(d, J = 6.8 Hz, 3H), 2.03(s, 3H), 3.66(s, 3H), 3.79(d, J = 5.6 Hz, 2H), 4.72(q, J = 6.8 Hz, 1H), 5.15−5.30(br s, 1H), 5.25(s, 2H), 5.84(s, 1H), 6.75−6.95(m, 3H), 7.02−7.18(m, 3H), 7.25−7.35(m, 2H), 7.45(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H−CH3CONH2)+ 504.2。
実施例141− メチル(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
パートI− メチル(R)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニルスルホンアミド)ブタノエートの合成
(3R)‐3‐アミノブタン酸メチル塩酸塩(6.10g、39.7mmol)と3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(10.69g、43.7mmol)との混合物を含む塩化メチレンに対して、ジイソプロピルエチルアミン(14.4g、111mmol)を添加した。混合物を一晩攪拌してからジクロロメタンと飽和塩化アンモニウムとに分液した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、9:1〜3:2のヘキサン:酢酸エチルの勾配で溶出することで、メチル(R)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニルスルホンアミド)ブタノエート(9.23g、71%)を透明な油として得た。
パートII− メチル(2R,3R)‐2‐(2,4‐ジブロモベンジル)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニル‐スルホンアミド)ブタノエートの合成
リチウムヘキサメチルシラジド(lithium hexamethylsilazide)を含む−78℃のTHF(75.2mL、75.2mmol)1M溶液に対して、メチル(R)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニルスルホンアミド)ブタノエート(11.65g、35.8mmol)を含むTHF溶液を滴下で添加した。添加完了後に、混合物をさらに30分攪拌し、混合物の温度を−40℃まで上昇させた。混合物を再び−78℃まで冷却した後、2,4‐ジブロモ‐1‐(ブロモメチル)ベンゼンを含むTHF溶液を滴下で添加した。冷却浴を取り外し、混合物をそのまま室温まで昇温させた。飽和塩化アンモニウムで混合物の反応をクエンチし、酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄した後、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチル及びヘキサンの勾配で溶出することで、メチル(2R,3R)‐2‐(2,4‐ジブロモベンジル)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニル‐スルホンアミド)ブタノエート(12.14g、59%)を白色の固体として得た。
パートIII− メチル(2R,3R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
(2R,3R)‐メチル2‐(2,4‐ジブロモベンジル)‐3‐(3‐(トリフルオロメチル)フェニル‐スルホンアミド)ブタノエート(4.63g、8.08mmol)と、ヨウ化銅(I)(0.62g、3.23mmol)と、N,N’‐ジメチルエチレンジアミン(0.71g、8.08mmol)と、リン酸カリウム(5.14g、24.2mmol)との混合物を含むトルエンを一晩加熱還流した。混合物を冷却し、酢酸エチルと飽和塩化アンモニウムとに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、ヘキサン及び酢酸エチルの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐メチル7‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(3.23g、81%)を得た。注記:この物質は、(2R,3R)‐メチル7‐ヨード‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートを幾分か含んでおり、さらに精製することなく使用した。
パートIV− (2R,3R)‐メチル7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
((2R,3R)‐メチル7‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)‐フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(3.23g、6.56mmol)と、炭酸カリウム(1.36g、9.84mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(2.14g、7.22mmol)と、ジオキサンと、水の混合物との脱気混合物に対して、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(0.54g、0.66mmol)を添加した。混合物を5時間70℃まで加熱した。混合物を冷却し、酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(2R,3R)‐メチル7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(2.69g、70%)を得た。
実施例142− (2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートを調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6) 12.83(bs, 1H), 8.10(d, 1H), 7.94(d, 1H), 7.86(m, 2H), 7.66(s, 1H), 7.38(m, 2H), 7.26(m, 2H), 7.18(dd, 1H), 6.42(s, 1H), 4.83(6重線, 1H), 3.14(s, 2H), 2.85(dd, 1H), 2.70(dd, 1H), 2.27(m, 1H), 2.10(s, 3H), 0.98(d, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 568。
実施例143− メチル((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)カルバメートの合成
(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(120mg、0.211mmol)と、ジフェニルホスホリルアジド(60mg、0.232mmol)と、トルエン(4mL)と、トリエチルアミン(30mg、0.25mmol)との混合物を2時間95℃まで加熱した。冷却してメタノール(2mL)を添加し、70℃で一晩加熱した。冷却して、酢酸エチルと1NのHClとに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜10%のメタノールを含む塩化メチレンの勾配で溶出することで、メチル((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)カルバメート(76mg、54%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.08(d, 1H), 7.83(m, 4H), 7.36(m, 4H), 7.15(m, 2H), 6.43(s, 1H), 4.65(m, 1H), 3.57(s, 3H), 2.60(m, 2H), 2.15(s, 3H), 1.20(m, 1H), 0.95(m, 3H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 619.27。
実施例144− tert‐ブチル((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)カルバメートの合成
実施例144に記載の手順に基づいて、tert‐ブチル((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)カルバメートを調製した。
実施例145− 1‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐3‐メチル尿素の合成
(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(120mg、0.211mmol)と、ジフェニルホスホリルアジド(60mg、0.232mmol)と、トルエン(4mL)と、トリエチルアミン(30mg、0.25mmol)との混合物を2時間95℃まで加熱した。冷却して2Mのメチルアミン(2mL、4mmol)を添加し、一晩70℃で加熱した。冷却後に酢酸エチル及び1NのHClに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜10%のメタノールを含む塩化メチレンの勾配で溶出することで、1‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐3‐メチル尿素(59mg、44%)を白色固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 7.90(m, 5H), 7.33(m, 3H), 7.14(m, 2H), 6.42(s, 1H), 5.95(d, 1H), 5.72(s, 1H), 5.63(m, 1H), 4.72(m, 1H), 4.07(m, 1H), 3.55(m, 1H), 3.15(d, 3H), 2.53(m, 3H), 2.15(s, 3H), 0.98(m, 5H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 618.26。
実施例146− 3‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐1,1‐ジメチル尿素の合成
(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(120mg、0.211mmol)と、ジフェニルホスホリルアジド(60mg、0.232mmol)と、トルエン(4mL)と、トリエチルアミン(30mg、0.25mmol)との混合物を2時間95℃まで加熱した。冷却して2Mのメチルアミン(2mL、4mmol)を添加し、70℃で一晩加熱した。冷却して酢酸エチルと1NのHClとに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜10%のメタノールを含む塩化メチレンの勾配で溶出することで、3‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐1,1‐ジメチル尿素(61mg、45%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 7.96(m, 4H), 7.77(t, 1H), 7.35(m, 3H), 7.13(m, 2H), 6.43(s, 1H), 6.05(d, 1H), 5.73(s, 1H), 4.80(m, 1H), 3.47(m, 1H), 3.14(s, 3H), 2.78(s, 6H), 2.60(m, 2H), 2.15(s, 3H), 0.97(d, 3H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 632.31。
実施例147− (2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
tert‐ブチル((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)カルバメート(100mg、0.156mmol)を含むジクロロメタン(5mL)溶液に対して、トリフルオロ酢酸(1.43g、12.5mmol)を添加した。混合物を3時間攪拌して濃縮し、ジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウムとに分液した。有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮することで、(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(80mg、88%)を油として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.10(m, 4H), 7.89(m, 2H), 7.63(s, 1H), 7.37(s, 2H), 7.25(m, 3H), 6.43(s, 1H), 4.82(m, 1H), 3.21(m, 1H), 2.80(m, 2H), 2.10(s, 3H), 1.10(d, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 539.23。
実施例148− N‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミドの合成
(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(40mg、0.074mmol)と、トリエチルアミン(10mg、0.078mmol)と、ジクロロメタン(2mL)と、アセチルクロリド(10mg、0.078mmol)との溶液を室温で一晩攪拌した。混合物を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、0%〜10%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出することで、N‐((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミド(29mg、60%)を油として得た。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 8.05(d, 1H), 7.91(m, 4H), 7.79(m, 2H), 7.34(m, 3H), 7.16(s, 2H), 6.44(s, 1H), 5.73(s, 3H), 4.70(m, 1H), 3.58(m, 2H), 3.15(d, 1H), 2.57(m, 3H), 1.97(s, 3H), 1.80(s, 3H), 0.98(d, 3H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 603.30。
実施例149− (2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の合成
パートI− エチル2‐(2‐ニトロベンジル)‐3‐オキソブタノエートの合成
60%の水素化ナトリウムを含む鉱物油(1.85g、46.3mmol)の混合物を含む0度のTHF(140mL)に対して、アセト酢酸エチル(6.02g、46.3mmol)を滴下で添加した。混合物を45分間攪拌した後、1‐(ブロモメチル)‐2‐ニトロベンゼン(10.0g、46.3mmol)を含むTHF(15mL)を滴下で添加した。混合物を室温まで温め、一晩攪拌した。飽和塩化アンモニウムで混合物の反応をクエンチし、酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル2‐(2‐ニトロベンジル)‐3‐オキソブタノエート(11.2g、91%)を黄色の油として得た。
パートII− エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル2‐(2‐ニトロベンジル)‐3‐オキソブタノエート(1.0g、3.77mmol)と、10%のパラジウム炭素(0.29g)との混合物を50psiの水素雰囲気下で3時間振とうさせた。混合物をセライトで濾過し、濾液を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜100%の酢酸エチルの混合物を含むヘキサンで溶出することで、エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(570mg、69%)を得た。
パートIII− エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(500mg、2.28mmol)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(610mg、2.50mmol)と、ピリジン(12mL)との溶液を50℃で一晩加熱した。混合物を酢酸エチルで希釈し、1NのHClで3回洗浄した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(860mg、88%)を得た。
パートIV− エチル(2R,3R)‐6‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレートの合成
エチル(2R,3R)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(760mg、1.78mmol)を含むDMF(9mL)溶液に対して、臭素(300mg、1.87mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を酢酸エチルと水とに分液した。有機相を水で2回洗浄して、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル(2R,3R)‐6‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(820mg、91%)を得た。
パートV− エチル(2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の合成
エチル(2R,3R)‐6‐ブロモ‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(80mg、0.16mmol)、炭酸カリウム(30mg、0.19mmol)、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(60mg、0.21mmol)、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(10mg、0.016mmol)を含むジオキサン(2mL)と水(0.5mL)との混合物を70℃で一晩加熱した。混合物を酢酸エチルと水とに分液した。有機相を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、エチル(2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸(58mg、61%)を透明な油として得た。
パートVI− (2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(2R,3R)‐6‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボン酸を調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 12.82(bs, 1H), 8.08(d, 1H), 7.88(d, 1H), 7.80(m, 2H), 7.69(d, 1H), 7.27(m, 5H), 6.36(s, 1H), 4.79(m, 1H), 4.05(m, 1H), 3.57(m, 1H), 2.82(m, 1H), 2.65(m, 1H), 2.12(s, 3H), 0.97(d, 3H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 590.15。
実施例150− (E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)酢酸の合成
パートI− エチル2‐(2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテートの合成
ジエチル(2E)‐2‐[(2‐ニトロフェニル)メチレン]ブタンジオエート(7.94g、25.8mmol)と、10%のパラジウム炭素(1.37g、1.29mmol)と、メタノール(150mL)と、酢酸(10mL)との混合物をParr振とう機にて50psiで一晩振とうした。混合物をセライトパッドで濾過した後、濾液を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、10%〜40%のエチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル2‐(2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(5.06g、84%)を得た。
パートII− エチル2‐(6‐ブロモ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテートの合成
エチル2‐(2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(1.0g、4.29mmol)と、N‐ブロモスクシンイミド(800mg、4.50mmol)と、DMF(9mL)との混合物を0℃で2時間攪拌した。混合物を水と酢酸エチルに分液した。有機層を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、10%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル2‐(6‐ブロモ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(860mg、64%)を得た。
パートIII− エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテートの合成
エチル2‐(6‐ブロモ‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(200mg、0.64mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(250mg、0.83mmol)と、炭酸カリウム(110mg、0.77mmol)と、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(50mg、0.064mmol)と、ジオキサン(6mL)と、水(1.5mL)との混合物を70℃で一晩加熱した。混合物を酢酸エチルと水とに分液した。有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜20%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(190mg、74%)を得た。
パートIV− エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテートの合成
エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐2‐オキソ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(190mg、0.47mmol)を含む0℃のTHF(9mL)溶液対して、ボラン‐メチルスルフィド錯体を含むTHF(0.24mL、2.4mmol)10M溶液を滴下で添加した。混合物を3時間攪拌し、メタノール(1mL)で反応をクエンチして10分間還流した。混合物を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜75%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(73mg、40%)を得た。
パートV− エチル(E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテートの合成
エチル(E)‐2‐(6‐(1‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐2‐イル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(70mg、0.19mmol)と、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(50mg、0.21mmol)と、ピリジン(2mL)との混合物を一晩50℃まで加熱した。混合物を濃縮し、得られた残留物を酢酸エチルと1MのHClとに分液した。有機層を1MのHClで2回洗浄して、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、5%〜25%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、エチル(E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセテート(71mg、63%)を白色の固体として得た。
パートVI− (E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)酢酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(E)‐2‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)酢酸を調製した。1H−NMR(400 MHz, DMSO−d6)δ 12.25(bs, 1H), 8.04(d, 1H), 7.88(m, 2H), 7.78(t, 1H), 7.71(d, 1H), 7.35(dd, 2H), 7.25(m, 2H), 7.09(s, 1H), 6.33(s, 1H), 4.27(d, 1H), 3.25(m, 2H), 2.60(dd, 1H), 2.21(m, 3H), 2.07(s, 3H), 1.78(m, 1H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 590.15。
実施例151− ((2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノールの合成
ラセミ体(2R,3R)‐エチル7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐カルボキシレート(120mg、0.21mmol)を含む無水テトラヒドロフラン(10mL)溶液に対して、水素化アルミニウムリチウム(20mg)を室温で少量ずつ添加した。得られた溶液を室温で2時間攪拌した。その後、水(15mL)を添加することによって反応をクエンチして2時間攪拌した。得られた溶液を酢酸エチルで3回抽出し、有機層を統合し、水、塩水で洗浄して、脱水(MgSO4)してから濃縮した。得られた残留物を、まずMPLCによって精製して、溶出溶媒として酢酸エチル/石油エーテル(1:4)を使用して溶出させ、逆相分取HPLCによってさらに精製して、58%〜65%のアセトニトリルを含む10mM炭酸アンモニウム含有水の勾配で溶出することで、((2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(25mg、23%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 1.08(d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.62(m, 1H), 2.22(m, 1H), 2.44(dd, J = 16.8, 6.0 Hz, 1H), 3.37−3.55(m, 2H), 3.74(s, 3H), 4.75(m, 1H), 5.20(s, 2H), 6.78(dd, J = 12.4, 2.8 Hz, 2H), 6.95(d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.03−7.20(m, 3H), 7.25−7.35(m, 3H), 7.64(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 524.1。
実施例152− N‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)アセトアミドの合成
パートI− 2‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオンの合成
((2R,3R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタノール(130mg、0.25mmol)、2,3‐ジヒドロ‐1H‐イソインドール‐1,3‐ジオン(55mg、0.37mmol)、及びトリフェニルホスフィン(131mg、0.50mmol)を含む室温の無水テトラヒドロフラン(10mL)攪拌溶液に、ジイソプロピルジアゾジカルボキシレート(100mg、0.49mmol)を滴下で添加した。混合物を室温で1時間攪拌し、水(15mL)を添加することによって反応をクエンチした。得られた溶液を酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、溶出溶媒として酢酸エチル/石油エーテル(1:5)を使用して溶出することで、2‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(130mg、80%)を黄色の油として得た。
パートII− ((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミンの合成
2‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)イソインドリン‐1,3‐ジオン(130mg、0.20mmol)を含むエタノール(20mL)溶液に対して、ヒドラジン溶液(水中80%、1mL)を添加した。得られた溶液を2時間加熱還流した。混合物を濃縮してエタノールを除去した。得られた混合物を水(20mL)で希釈し、酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水で2回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから減圧下で濃縮することで、((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミン(90mg、86%)を黄色の油として得た。
パートIII− N‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)アセトアミドの合成
((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メタンアミン(90mg、0.17mmol)を含む室温のジクロロメタン(5mL)とトリエチルアミン(0.15mL、0.85mmol)との攪拌溶液に対して、アセチルクロリド(0.05mL、0.68mmol)を滴下で添加した。混合物を4時間攪拌し、水(2mL)を添加することによって反応をクエンチした。混合物を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、溶出溶媒として酢酸エチル/石油エーテル(2:1)を使用して溶出することで、N‐(((2R,3S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)メチル)アセトアミド(56mg、58%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 1.13(d, J = 6.4 Hz, 3H), 1.80(br s, 1H), 2.09(s, 3H), 2.35(m, 1H), 2.57(dd, J = 17.2, 6.4 Hz, 1H), 2.16(br s, 2H), 3.74(s, 3H), 4.55(m, 1H), 5.19(s, 2H), 5.60(br s, 1H), 6.81(dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 6.98(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.05−7.20(m, 3H), 7.27−7.38(m, 3H), 7.56(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 565.1。
実施例153− メチル(S,E)‐3‐(7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
メチル(S,E)‐3‐(7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(50mg、0.09mmol)と、トルエン(2mL)と、エタノール(1mL)と、水(0.5mL)と、2‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)エテニル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(36.2mg、0.13mmol)と、酢酸カリウム(25.2mg、0.26mmol)と、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(9.9mg、0.01mmol)との混合物を90℃で一晩攪拌した。得られた混合物を濃縮し、得られた残留物を分取HPLCによって精製し、65%〜95%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、メチル(S,E)‐3‐(7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(7.6mg、15%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CD3OD)δ 8.02(s, 1H), 7.39−7.23(m, 4H), 7.28−7.01(m, 5H), 4.31−4.27(dd, J = 4 Hz, 12 Hz, 1H), 3.72(s, 3H), 3.12−3.09(t, J = 6 Hz, 1H), 2.68−2.62(dd, J = 8 Hz, 20 Hz, 1H), 2.27−2.20(m, 1H), 1.67−1.49(m, 3H), 1.26−1.24(d, J = 8 Hz, 6H)。(ES, m/z): (M+H)+ 590。
実施例154− 置換された1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート及びプロパン酸の追加調製
実施例153及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づき、適切なビニルボロネートを使用して、表20の化合物を調製した。
表20
実施例155− (R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− (E)‐エチル3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)アクリレートの合成
1‐ヨード‐4‐メトキシ‐2‐ニトロベンゼン(279mg、1.00mmol)と、酢酸パラジウム(11.2mg、0.05mmol)と、トリエチルアミン(202mg、2.00mmol)と、アクリル酸エチル(110mg、1.10mmol)との混合物を5時間加熱還流した。混合物を冷却し、濃縮してから酢酸エチルで希釈した。混合物を水、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、3:1のヘキサン:酢酸エチルで溶出することで、(E)‐エチル3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)アクリレート(201mg、80%)を黄色の固体として得た。
パートII− (2R,3S)‐エチル2,3‐ジヒドロキシ‐3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)プロパノエートの合成
(E)‐エチル3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)アクリレート(5g、19.90mmol)を含むtert‐ブタノール/水(1:1)(150mL)溶液に対して、メタンスルホンアミド(2g、21.03mmol)を添加した後、AD‐mix‐α(16.4g、21.05mmol)を数回に分けて0℃で添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液(200mL)を添加することによって反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(4:1)で溶出した。主要なUV成分を濃縮することで、(2R,3S)‐エチル2,3‐ジヒドロキシ‐3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)プロパノエート(4.95g、87%)を黄色の固体として得た。
パートIII− (4R,5S)‐エチル5‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)‐1,3,2‐ジオキサチオラン‐4‐カルボキシレート2‐オキシドの合成
エチル(2R,3S)‐2,3‐ジヒドロキシ‐3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)プロパノエート(5g、17.53mmol)、及びトリエチルアミン(5.3g、52.38mmol)を含む0℃のジクロロメタン(150mL)攪拌溶液に対して、チオニルクロリド(2.7g、22.69mmol)を滴下で添加した。混合物を1時間攪拌し、水を添加することによって反応をクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10〜1:2)の勾配で溶出した。主要なUV活性成分を濃縮することで、(4R,5S)‐エチル5‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)‐1,3,2‐ジオキサチオラン‐4‐カルボキシレート2‐オキシド(5.2g、90%)を黄色の油として得た。
パートIV− (R)‐7‐メトキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
(4R,5S)‐エチル5‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)‐1,3,2‐ジオキサチオラン‐4‐カルボキシレート2‐オキシド(1.5g、4.53mmol)含む0℃の190プルーフのエタノール(60mL)溶液に対して、塩化コバルト(II)六水和物(213mg、0.90mmol)を添加した後、水素化ホウ素ナトリウム(1.33g、36.1mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した。混合物を氷水(100mL)へと注ぎ入れ、酢酸エチルで4回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、アセテート/石油エーテル(1:1)で溶出することで、(R)‐7‐メトキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(550mg、68%)を黄色の固体として得た。
パートV− (R)‐7‐メトキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
(R)‐7‐メトキシ‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(400mg、2.23mmol)を含む室温のジクロロメタン(12mL)とピリジン(12mL)との溶液に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(600mg、2.45mmol)を添加した。混合物を2時間攪拌し、ジクロロメタンで希釈してから1Mの塩酸で2回洗浄した。有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮することで、(R)‐7‐メトキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(650mg、75%)を無色の油として得た。
パートVI− (R)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3,7‐ジオールの合成
(R)‐7‐メトキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(1.1g、2.84mmol)を含む−78℃のジクロロメタン(20mL)溶液に対して、三臭化ホウ素(11.2g、44.7mmol)を滴下で添加した。反応混合物を室温まで昇温させて2時間攪拌した。混合物を水でクエンチし、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、石油エーテル:酢酸エチル(1:1)で溶出した。主要なUV成分を濃縮することで、(R)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3,7‐ジオール(900mg、85%)を無色の油として得た。
パートVII− (R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
(R)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3,7‐ジオール(100mg、0.27mmol)と、2‐(ブロモメチル)‐1‐クロロ‐3‐フルオロベンゼン(65mg、0.29mmol)と、炭酸カリウム(111mg、0.80mmol)と、アセトニトリル(5mL)との混合物を70℃で一晩攪拌した。反応混合物を冷却し、水で希釈して酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製することで、(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(23.7mg、17%)を白色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CDCl3)δ 8.03(1H, s), 7.93(1H, t, J = 5.4 Hz), 7.79(1H, d, J = 7.5 Hz), 7.58(1H, t, J = 8.1 Hz), 7.43(1H, d, J = 2.4 Hz), 7.25(2H, s), 7.05(1H, t, J = 8.1 Hz), 6.94(1H, d, J = 8.4 Hz), 6.78(1H, d, J = 8.4 Hz), 5.15(2H, s), 4.10(1H, m), 3.96(1H, m), 3.80(1H, m), 2.75(1H, m), 2.47(1H, m)。(ES, m/z): (M+H)+ 516。
実施例156− (R)‐メチル2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)アセテートの合成
(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(200mg、0.39mmol)を含む0℃のN,N‐ジメチルホルムアミド(10mL)攪拌溶液に対して、60%の水素化ナトリウム(31mg、1.29mmol)を添加した後、メチル2‐ブロモアセテート(71mg、0.46mmol)を添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌し、水を添加することによって反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、石油エーテル:酢酸エチル(1:1)で溶出することで、(R)‐メチル2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)アセテート(21.7mg、10%)を白色の固体として得た。
実施例157− (R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)酢酸の合成
(R)‐メチル2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)アセテート(100mg、0.17mmol)を含むテトラヒドロフラン(9mL)と水(3mL)との溶液に対して、水酸化リチウム(20mg、0.84mmol)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌した。1MのHClを使用して溶液のpH値を5に調整した。混合物を酢酸エチルで2回抽出し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製することで、(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)酢酸(18.3mg、19%)を白色の固体として得た。1H−NMR−(400 MHz, CDCl3)δ 8.06(1H, s), 7.92(1H, d), 7.82(1H, d), 7.58(1H, t), 7.37(1H, s), 7.30(1H, m), 7.07(t, 1H), 6.99(1H, d), 6.81(1H, d), 5.19(2H, s), 4.16(2H, m), 4.00(2H, m), 3.82(1H, t), 2.80(1H, m), 2.55(1H, m)。(ES, m/z):(M+H)+ 574。
実施例158− (S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− (2S,3R)‐エチル2,3‐ジヒドロキシ‐3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)プロパノエートの合成
(E)‐エチル3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)アクリレート(4.72g、18.8mmol)を含むtert‐ブタノール/水(1:1)(150mL)溶液に対して、メタンスルホンアミド(2.7g)を添加した後、AD‐mix‐β(27.7g、19.8mmol)を数回に分けて0℃で添加した。得られた溶液を室温で一晩攪拌した。その後、飽和亜硫酸水素ナトリウム水溶液(200mL)を添加することによって、反応をクエンチした。混合物を酢酸エチルで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(4:1)で溶出した。主要なUV成分を濃縮することで、(2S,3R)‐エチル2,3‐ジヒドロキシ‐3‐(4‐メトキシ‐2‐ニトロフェニル)プロパノエート(4.65g)を黄色の固体として得た。
パートII〜VI− (S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
実施例155に記載の手順において、そのエナンチオマーを使用してパートII〜IVを実施した。NMR及びMSは、実施例155に記載の物質と同一であった。それぞれでは、キラルHPLCによって決定される鏡像体過剰率(ee)が98%超であった。
実施例159− (R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
パートI− (S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル メタンスルホネートの合成
(S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(550mg、1.06mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.37mL、2.12mmol)を含む−10℃のジクロロメタン(7.9mL)攪拌溶液に対して、メタンスルホニルクロリド(0.099mL、1.27mmol)を滴下で添加した。混合物を室温まで昇温させて2時間攪拌した。得られた溶液を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合し、濃縮することで、(S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル メタンスルホネート(600mg)を黄色の油として得た。
パートII− (R)‐3‐アジド‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの合成
(S)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イルメタンスルホネート(633mg、1.06mmol)と、N,N‐ジメチルホルムアミド(1.2mL)と、アジ化ナトリウム(138.5mg、2.13mmol)との混合物を80℃で2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出して、有機層を統合し、濃縮した。粗産物をMPLCによって精製し、20:1の石油エーテル:酢酸エチルを4:1へと増加させる勾配で溶出することで、(R)‐3‐アジド‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(450mg、78%)を黄色の油として得た。
パートIII− (R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
(R)‐3‐アジド‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(410mg、0.76mmol)を含む0℃の水(0.0824mL、4.58mmol)とテトラヒドロフラン(2.2mL)との溶液に対して、トリフェニルホスフィン(397.6mg、1.52mmol)を徐々に添加した。混合物を50℃で一晩攪拌し、冷却してから濃縮した。得られた残留物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、1%〜20%のメタノールを含むジクロロメタンの勾配で溶出した。主要なUV活性成分を、逆相分取HPLCによってさらに精製することによって、(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(30.2mg、8%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CD3OD)δ 2.65(m, 1H), 2.90(dd, J = 5.6 Hz, 16.4 Hz, 1H), 3.53(m, 1H), 3.69(dd, J = 8.4 Hz, 13.2 Hz, 1H), 4.40(dd, J = 3.6 Hz, 13.2 Hz, 1H), 5.21(s, 2H), 6.92(dd, J = 2.4 Hz, 8.8 Hz, 1H), 7.12(d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.18(t, J = 8.8 Hz, 1H), 7.36(d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.41−7.47(m, 2H), 7.82(t, J = 7.6 Hz, 1H), 7.98−8.07(m, 3H)。(ES, m/z): (M+H+MeCN)+ 556。
実施例160− (R)‐N‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミドの合成
(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(350mg、0.68mmol)を含むジクロロメタン(6.5mL)とトリエチルアミン(0.28mL、2.04mmol)との溶液に対して、アセチルクロリド(0.12mL、1.7mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、逆相分取HPLCによって精製し、40%〜80%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、(R)‐N‐(7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミド(83.3mg、22%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 2.00(s, 3H), 2.51(dd, J = 11.1 Hz, 15.6 Hz, 1H), 2.78(dd, J = 4.2 Hz, 15.6 Hz, 1H), 3.76(dd, J = 6.0 Hz, 12.9 Hz, 1H), 3.98(d, J = 12.3 Hz, 1H), 4.23(brs, 1H), 5.12(s, 2H), 5.56−5.58(m, 1H), 6.80(dd, J = 2.4 Hz, 8.4 Hz, 1H), 6.94(d, J = 17.1 Hz, 1H), 7.06(dt, J = 1.2 Hz, 9.0 Hz, 1H), 7.27−7.35(m, 2H), 7.40(d, J = 2.4 Hz, 1H), 7.67(t, J = 8.1 Hz, 1H), 7.84(d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.00(brs, 2H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 598。
実施例161− (S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− (S)‐3‐ヒドロキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐イル トリフルオロメタンスルホネートの合成
(S)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3,7‐ジオール(800mg、2.14mmol)及びピリジン(676mg、8.55mmol)を含むジクロロメタン(70mL)攪拌溶液に対して、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(847mg、3.00mmol)を含むジクロロメタン(5mL)溶液を滴下で添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。反応混合物を水で希釈した。得られた混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を水、塩水で洗浄してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10〜1:3)で溶出することで、(S)‐3‐ヒドロキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐イル トリフルオロメタンスルホネート(950mg、88%)を黄色の油として得た。
パートII− (S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
窒素パージを実施し、窒素によって不活性雰囲気で維持したフラスコに対して、ト(S)‐3‐ヒドロキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐イル トリフルオロメタンスルホネート(400mg、0.79mmol)を含むルエン(12mL)と、エタノール(4mL)と、水(2mL)と、2‐[(1E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(258mg、0.87mmol)と、酢酸カリウム(232mg、2.36mmol)との溶液を添加した。反応液に対して、テトラキス(トリフェニルホスファン)パラジウム(91mg、0.08mmol)を添加し、90℃で3時間攪拌した。混合物を冷却し、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を統合し、濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:10〜2:1)で溶出することで、(S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(215mg、52%)を黄色の油として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 7.93−8.05(m, 3H), 7.70−7.76(m, 2H), 7.26−7.35(m, 2H), 7.09−7.17(m, 3H), 6.39(s, 1H), 4.11(m, 1H), 3.92(m, 1H), 3.61−3.38(m, 1H), 2.76(m, 1H), 2.46(m, 1H), 2.12(s, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 526。
実施例162− (R,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
表題の化合物は、実施例161に記載の手順に基づき、そのエナンチオマーを使用して調製した。
実施例163− (R,E)‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− (E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
窒素パージを実施し、窒素によって不活性雰囲気を維持したフラスコに対して、塩化銅(I)(3.8mg、0.04mmol)、ナトリウムtert‐ブトキシド(7.5mg、0.078mmol)、4,5‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐9,9‐ジメチルキサンテン(22.4mg、0.04mmol)、及びテトラヒドロフラン(3mL)を添加した。混合物を室温で30分攪拌した。4,4,5,5‐テトラメチル‐2‐(テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン‐2‐イル)‐1,3,2‐ジオキサボロラン(328.6mg、1.29mmol)を添加した。10分後、1‐クロロ‐2‐エチニル‐3‐フルオロベンゼン(200mg、1.29mmol、1.00当量)とメタノール(0.105mL)との溶液を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した。反応混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(0〜5%)の勾配で溶出することで、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(100mg、27%)を無色の液体として得た。
パートII− (R,E)‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)‐スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
窒素パージを実施し、窒素によって不活性雰囲気を維持したフラスコに対して、(R)‐3‐ヒドロキシ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐7‐イル トリフルオロメタンスルホネート(100mg、0.20mmol)、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(84mg、0.37mmol)、酢酸カリウム(50mg、0.51mmol)、トルエン(4mL)、エタノール(2mL)、及び水(1mL)を添加した。テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(22.9mg、0.02mmol)を添加し、混合物を90℃で一晩攪拌した。反応混合物を冷却して、酢酸エチルで抽出してから濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、55%〜88%のアセトニトリルを含む0.05%のTFA含有水の勾配で溶出することで、(R,E)‐7‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)‐スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(39mg、39%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 8.07(s, 1H), 7.97(d, J = 8 Hz, 1H), 7.86(m, 2H), 7.64(t, J = 8 Hz, 1H), 7.35(m, 2H), 7.29−7.24(m, 3H), 7.20−7.15(m, 3H), 7.14−7.04(m, 2H), 4.18(m, 1H), 4.01(m, 1H), 3.85(m, 1H), 2.84(m, 1H), 2.57(m, 1H)。(ES, m/z): (M+NH4)+ 529。
実施例164− (R,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
パートI− (S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル メタンスルホネートの合成
(S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(360mg、0.68mmol)、及びトリエチルアミン(274mg、2.71mmol)を含むジクロロメタン(15mL)攪拌溶液に対して、メタンスルホニルクロリド(117mg、1.02mmol)を室温にて滴下で添加した。反応混合物を2時間攪拌し、水で希釈した。混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を水で2回、塩水で1回洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル メタンスルホネート(360mg、87%)を黄色の油として得た。
パートII− (R,E)‐3‐アジド‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの合成
(S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル メタンスルホネート(340mg、0.56mmol)、アジ化ナトリウム(110mg、1.69mmol)を含むN,N‐ジメチルホルムアミド(10mL)溶液を80℃で4時間攪拌した。反応混合物を冷却し、水で希釈してから酢酸エチルで3回抽出した。統合した有機層を水、塩水で洗浄してから濃縮することで、(R,E)‐3‐アジド‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(310mg、100%)を黄色の油として得た。
パートIII− (R,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
(R,E)‐3‐アジド‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(320mg、0.58mmol)含むテトラヒドロフラン(20mL)と水(2mL)との溶液に対して、トリフェニルホスフィン(304mg、1.16mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、ジクロロメタン/メタノール(100:1〜10:1)の勾配で溶出した。主要なUV活性成分を逆相分取HPLCによってさらに精製し、65%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水で溶出することで、(R,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(300mg、98%)を黄色の油として得た。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 8.05(m, 3H), 7.85(m, 1H), 7.72(s, 1H), 7.31−7.36(m, 2H), 7.20−7.26(m, 2H), 7.15(m, 1H), 6.42(s, 1H), 4.44(m, 1H), 3.77(m, 1H), 3.61(m, 1H), 3.04(m, 1H), 2.77(m, 1H), 2.13(s, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 524。
実施例165− (R,E)‐N‐(7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミドの合成
(R,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミン(150mg、0.29mmol)、及びトリエチルアミン(115mg、1.14mmol)を含むジクロロメタン(15mL)溶液に対して、アセチルクロリド(33.5mg、0.427mmol)を室温で添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌し、水で希釈してからジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:5〜5:1)の勾配で溶出した。主要なUV成分を逆相分取HPLCによってさらに精製し、60%〜67%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、(R,E)‐N‐(7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミド(41.6mg、26%)を白色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CD3OD)δ 8.05(m, 1H), 7.94(m, 1H), 7.90(s, 1H), 7.76−7.82(m, 2H), 7.29−7.36(m, 2H), 7.12−7.18(m, 3H), 6.42(s, 1H), 4.38(m, 1H), 3.88(m, 1H), 3.46(m, 1H), 2.80(m, 1H), 2.55(m, 1H), 2.17(s, 3H), 1.95(s, 3H)。(ES, m/z):(M+H)+ 567。
実施例166− (S,E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐アミンの合成
本化合物は、実施例164に記載の手法によって、エナンチオマーを出発物質として使用して調製した。
実施例167− (S,E)‐N‐(7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)アセトアミドの合成
本化合物は、実施例165に記載の手法によって、そのエナンチオマーを出発物質として使用して調製した。
実施例168− ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐3‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテートの合成
ラセミ体(1aR,2R,7bS)‐5‐ブロモ‐3‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1a,2,3,7b‐テトラヒドロオキシレノ[2,3‐c]キノリン(6.84g、19.81mmol)を含む室温の酢酸(60mL)攪拌溶液に対して、硝酸アンモニウムセリウム(663mg、1.21mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した後、水(500mL)で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を飽和炭酸水素ナトリウムで3回洗浄してした。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜90%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐3‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテート(2.23、28%)を黄色の泡沫として得た。
パートII− ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐3‐((メチルスルホニル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテートの合成
ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐3‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテート(1.99g、4.91mmol)を含む0℃のジクロロメタン(41mL)攪拌溶液に対して、トリエチルアミン(1.2mL、8.84mmol)を滴下で添加した。その後、メタンスルホニルクロリド(0.62mL、7.86mmol)を滴下で添加した。得られた溶液を0℃で1時間攪拌して、飽和塩化アンモニウム(100mL)を添加することによってクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、33%〜66%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐3‐((メチルスルホニル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテート(2.45g)を淡黄色の泡沫として得た。
パートIII− ラセミ体(2R,3R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
ラセミ体(2R,3R,4R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐3‐((メチルスルホニル)オキシ)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐4‐イル アセテート(2.37g、4.90mmol)を含む0℃のテトラヒドロフラン(15mL)攪拌溶液に対して、水素化トリエチルホウ素リチウムを含むTHF(49.2mL、49.2mmol)1M溶液を滴下で添加した。得られた溶液を室温でさらに1時間攪拌した後、飽和塩化アンモニウム(100mL)を添加することによって反応をクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、20%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(1.3g)を褐色の油として得た。
パートIV− ラセミ体((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
ラセミ体(2R,3R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(592mg、2.45mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(1.04g、3.68mmol)と、エタノール(2.8mL)と、水(10mL)と、トルエン(20.1mL)との混合物に対して、炭酸ナトリウム(2.13g、20.10mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(0)(340.9mg、0.30mmol)を窒素雰囲気下で添加した。混合物を95℃で1時間攪拌し、冷却してから水(100mL)で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、20%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、ラセミ体((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(340mg、44%)を油として得た。
パートV− ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
ラセミ体((2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(95mg、0.30mmol)を含むジクロロメタン(1.5mL)溶液に対して、ピリジン(0.12mL、1.5mmol)、4‐ジメチルアミノピリジン(18.2mg、0.15mmol)、及び4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(80.7mg、0.36mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した後、塩水で洗浄した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合してから濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、62%〜68%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(34.3mg、23%)を淡黄色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CDCl3)δ 7.95(s, 1H), 7.27−7.37(m, 4H), 7.22(s, 1H), 7.02−7.19(m, 5H), 4.47(m, 1H), 3.84(m, 1H), 3.70(s, 3H), 2.55(m, 2H), 1.24(d, J = 6.9 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 506。
実施例169−ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI−ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
ラセミ体(2R,3R)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(520mg、2.15mmol)と、(E)‐2‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(957mg、3.23mmol)と、エタノール(2.5mL)、水(8.8mL)と、トルエン(17.6mL)との混合物の窒素パージを実施し、窒素の不活性雰囲気で維持した。炭酸ナトリウム(1.87g、17.64mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(299.4mg、0.26mmol)を添加し、得られた残留物を95℃で3時間攪拌した。混合物を水(100mL)で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を統合し、濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10%〜90%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(220mg、31%)を黄色の油として得た。
パートII− ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(111mg、0.33mmol)を含むジクロロメタン(1.7mL)溶液に対して、ピリジン(0.13mL、1.65mmol)、4‐ジメチルアミノピリジン(20.4mg、0.17mmol)、及び4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(90.3mg、0.40mmol)を添加した。混合物を室温で一晩攪拌した後、塩水で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。有機層を統合し、濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、55%〜75%のアセトニトリルを含む0.05%トリフルオロ酢酸含有水の勾配で溶出することで、ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(34.3mg、23%)を淡黄色の固体として得た。1H−NMR(300 MHz, CDCl3)δ 7.61(s, 1H), 7.37(m, 1H), 7.00−7.25(m, 7H), 6.40(s, 1H), 4.36(m, 1H), 3.76(s, 3H), 3.75(m, 1H), 2.79(dd, J = 4.2 Hz, 15.6 Hz, 1H), 2.17(d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.07(dd, J = 7.2 Hz, 16.2 Hz, 1H), 1.37(d, J = 6.6 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 520。
実施例170− ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
実施例168で利用された手順によって、(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールを調製した。1H−NMR(300 MHz, CDCl3)δ 7.92(m, 2H), 7.82(m, 2H), 7.60(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.25(m, 2H), 7.17(m, 1H), 7.02−7.10(m, 2H), 4.49(m, 1H), 3.89(m, 1H), 2.61(dd, J = 8.8 Hz, 16.8 Hz, 1H), 2.51(dd, J = 5.6 Hz, 16.8 Hz, 1H), 1.26(d, J = 6.8 Hz, 3H)。(ES, m/z): (M+H)+ 526。
実施例171− ラセミ体(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
実施例169で利用された手順によって、(2R,3R)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールを調製した。1H−NMR(300 MHz, CDCl3)δ 1.26(d, J = 6.8 Hz, 3H), 2.23(s, 3H), 2.53(dd, J = 6.0 Hz, 10.0 Hz, 1H), 2.61(dd, J = 8.4 Hz, 16.0 Hz, 1H), 3.88−3.93(m, 1H), 4.45−4.51(m, 1H), 6.45(s, 1H), 7.02−7.10(m, 2H), 7.19−7.25(m, 3H), 7.61(t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.81−7.83(m, 3H), 7.93(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 540。
実施例172− (R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐2‐メチルプロパン酸の合成
パートI− メチル(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐2‐メチルプロパノエートの合成
(R)‐7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(100mg、0.19mmol)を含む0℃のN,N‐ジメチルホルムアミド(10mL)攪拌溶液に対して、水素化ナトリウム(15.2mg、0.38mmol)を徐々に添加した。メチル2‐ブロモ‐2‐メチルプロパノエート(69mg、0.38mmol)を滴下して加え、得られた溶液を0℃で30分攪拌した。混合物を室温まで昇温させて、さらに2時間攪拌した。水を添加してから、酢酸エチルで混合物を3回抽出した。統合した有機層を水で3回洗浄した後、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜50%の酢酸エチルを含む石油エーテルの勾配で溶出することで、メチル(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐2‐メチルプロパノエート(35mg、29%)を黄色の油として得た。
パートII− (R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐2‐メチルプロパン酸の合成
実施例42に記載の手順に基づいて、(R)‐2‐((7‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐2‐メチルプロパン酸を調製した。1H−NMR(300 MHz, CD3OD)δ 7.94(m, 1H), 7.82(s, 1H), 7.71(m, 1H), 7.43(m, 2H), 7.34(m, 1H), 7.19(m, 1H), 7.02(m, 1H), 6.84(m, 1H), 5.21(s, 2H), 4.35−4.40(m, 1H), 3.57(m, 1H), 3.41(m, 1H), 2.73(m, 1H), 2.37(m, 1H), 1.29(s, 3H), 1.39(s, 3H)。(ES, m/z):(M−H)− 600。
実施例173− 置換された1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐イル)オキシ)‐アセテートの追加調製
実施例172及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表21の化合物を調製した。
表21
実施例174− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− rac‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリンの合成
7‐ブロモキノリン(2.06g、9.90mmol)を含む−78℃のエーテル(47mL)攪拌溶液に対して、メチルリチウムを含むエーテル(6.2mL、9.9mmol)1.6M溶液を滴下で添加した。反応混合物を0℃まで昇温させて、10分攪拌した。飽和塩化アンモニウムを添加することによって反応をクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮することで、rac‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン(2.22g、100%)を褐色の固体として得た。
パートII− rac‐(7‐ブロモ‐2‐メチルキノリン‐1(2H)‐イル)(フェニル)メタノンの合成
rac‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2‐ジヒドロキノリン(11.35g、50.7mmol)を含む0℃のジクロロメタン(70mL)攪拌溶液に対して、水素化ナトリウム(2.48g、62.0mmol)を含む水溶液(70mL)を添加した後、ベンゾイルクロリド(7.2mL、62.0mmol)を滴下で添加した。反応混合物を室温まで昇温させて、2時間攪拌した。得られた溶液を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、(7‐ブロモ‐2‐メチルキノリン‐1(2H)‐イル)(フェニル)メタノン(19.28g)を褐色の油として得た。
パートIII− rac‐((1aR,2R,7bS)‐5‐ブロモ‐2‐メチル‐1a,2‐ジヒドロオキシレノ[2,3‐c]キノリン‐3(7bH)‐イル)(フェニル)メタノンの合成
rac‐(7‐ブロモ‐2‐メチルキノリン‐1(2H)‐イル)(フェニル)メタノン(16.6g、50.4mmol)を含む0℃のジクロロメタン(160mL)攪拌溶液に対して、メタ‐クロロ過安息香酸(21.4g、121mmol)を数回に分けて添加した。反応混合物を0℃で2時間攪拌した後、20%の炭酸ナトリウムでクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出することで、rac‐((1aR,2R,7bS)‐5‐ブロモ‐2‐メチル‐1a,2‐ジヒドロオキシレノ[2,3‐c]キノリン‐3(7bH)‐イル)(フェニル)メタノン(10.04g、58%)を黄色の泡沫として得た。
パートIV− rac‐(2R,3S)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
rac‐((1aR,2R,7bS)‐5‐ブロモ‐2‐メチル‐1a,2‐ジヒドロオキシレノ[2,3‐c]キノリン‐3(7bH)‐イル)(フェニル)メタノン(2.99g、8.66mmol)を含むテトラヒドロフラン(10mL)攪拌溶液に対して、水素化トリエチルホウ素リチウムを含むTHF(86mL、86mmol)1Mの溶液を滴下で添加した。反応混合物を室温で2時間攪拌した。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液を添加することによって反応をクエンチした。混合物をジクロロメタンで3回抽出し、統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10:1の石油エーテル:酢酸エチルを2:1へと増加させる勾配で溶出することで、rac‐(2R,3S)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(1.15g、55%)を褐色の油として得た。
パートV− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
rac‐(2R,3S)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(500mg、2.07mmol)と、(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(877.1mg、3.10mmol)と、エタノール(2.4mL)と、水(8.5mL)と、トルエン(16.9mL)と、炭酸ナトリウム(1.8g、16.98mmol)との攪拌混合物を窒素でパージした。混合物に対して、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(287.9mg、0.25mmol)を添加した。混合物を95℃で4時間攪拌した。混合物を冷却した後、水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10:1の石油エーテル:酢酸エチルを1:2へと増加させる勾配で溶出することで、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(330mg、50%)を黄色の油として得た。
パートVI− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(70mg、0.22mmol)、及び4‐ジメチルアミノピリジン(13.4mg、0.11mmol)を含むジクロロメタン(1.1mL)とピリジン(0.089mL、1.1mmol)との溶液に対して、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(59.4mg、0.26mmol)を添加した。反応混合物を室温で4時間攪拌し、塩水で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、57%〜76%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水で溶出することで、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(24.9mg、22%)を淡黄色の固体として得た。1H−NMR(400 MHz, CDCl3)δ 1.37(d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.06(m, 1H), 2.79(dd, J = 4.5 Hz, 16.2 Hz, 1H), 3.73(s, 3H), 3.77(m, 1H), 4.38(m, 1H), 7.01−7.24(m, 7H), 7.28−7.36(m, 2H), 7.38−7.43(m, 1H), 7.86(s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 506。
実施例175− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
パートI− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
窒素パージを実施し、窒素の不活性雰囲気で維持したフラスコに対して、rac‐(2R,3S)‐7‐ブロモ‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(520mg、2.15mmol)、2‐[(1E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(957.3mg、3.23mmol)、エタノール(2.5mL)、水(8.8mL)、トルエン(17.6mL)、及び炭酸ナトリウム(1.87g、17.64mmol)を添加した後、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(299.4mg、0.26mmol)を添加した。反応混合物を95℃で3時間攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、10:1の石油エーテル:酢酸エチルを1:2へと増加させる勾配で溶出することで、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(220mg、31%)を黄色の油として得た。
パートII− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(111mg、0.33mmol)、及び4‐ジメチルアミノピリジン(20.4mg、0.17mmol)を含むジクロロメタン(1.7mL)とピリジン(0.13mL、1.65mmol)との溶液に対して、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐スルホニルクロリド(90.3mg、0.40mmol)を添加した。反応混合物を室温で一晩攪拌した後、水で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、逆相分取HPLCによって精製し、55%〜75%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐2‐メチル‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オール(30.5mg、18%)を淡紅色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 1.37 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.07 (dd, J = 7.2 Hz, 16.2 Hz, 1H), 2.17 (d, J = 1.5 Hz, 3H), 2.79 (dd, J = 4.2 Hz, 15.6 Hz, 1H), 3.75 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 4.36 (m, 1H), 6.40 (s, 1H), 7.00−7.25 (m, 7H), 7.35−7.40 (m, 1H), 7.61 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 520。
実施例176− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチリル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
実施例174の手順に基づいて、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐クロロ‐6‐フルオロスチル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールを調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 1.35 (d, J = 6.9 Hz, 3H), 2.10 (dd, J = 6.3 Hz, 16.2 Hz), 2.81 (dd, J = 4.8 Hz, 16.5 Hz), 3.80 (q, J = 6.4 Hz, 1H), 4.42−4.46 (m, 1H), 7.01−7.25 (m, 5H), 7.29−7.36 (m, 2H), 7.56 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.77 (d, J = 7.8 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 7.96 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.03 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 526。
実施例177− rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールの合成
実施例175の手順に基づいて、rac‐(2R,3S)‐7‐((E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐2‐メチル‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン‐3‐オールを調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 1.36 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 2.07−2.14 (m, 1H), 2.15 (s, 3H), 2.82 (dd, J = 4.5 Hz, 16.2 Hz, 1H), 3.80 (q, J = 4.8 Hz, 1H), 4.39−4.47 (m, 1H), 6.40 (s, 1H), 6.99−7.25 (m, 5H), 7.57 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 7.72 (s, 1H), 7.78 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 7.95 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 540。
実施例178− メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパノエートの合成
パートI− 1‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ヒドロキシフェニル)エタノンの合成
1‐(2,5‐ジヒドロキシフェニル)エタン‐1‐オン(1.52g、9.99mmol)と、1‐クロロ‐2‐(クロロメチル)‐3‐フルオロベンゼン(1.96g、10.95mmol)と、炭酸カリウム(2.76g、19.97mmol)との混合物を含むアセトン(30mL)を一晩還流してから濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/ヘキサン(1:20〜1:5)の勾配で溶出することで、1‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ヒドロキシフェニル)エタノン(2.1g、71%)を黄色の固体として得た。
パートII− メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)プロパノエートの合成
1‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ヒドロキシフェニル)エタノン(2.0g、6.79mmol)を含むメタノール(50mL)溶液に対して、ピロリジン(965mg。13.57mmol)及びメチル4‐オキソブタノエート(790mg、6.80mmol)を添加した。混合物を2時間還流してから濃縮した。得られた残留物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:20〜1:3)の勾配で溶出することで、メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)プロパノエート(2.3g、72%)を黄色の固体として得た。
パートIII− メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)プロパノエートの合成
メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)プロパノエート(500mg、1.27mmol)を含む0℃のメタノール(15mL)攪拌溶液に対して、水素化ホウ素ナトリウム(121mg、3.20mmol)を添加した。1時間後に水を添加し、混合物を酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮することで、メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)プロパノエート(500mg、99%)を淡黄色の固体として得た。
パートIV− メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)プロパノエートの合成
メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)プロパノエート(500mg、1.27mmol)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐チオール(401mg、2.53mmol)と、ヨウ化亜鉛(525mg、1.64mmol)と、ジクロロメタン(10mL)との混合物を、窒素雰囲気下、室温で2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、石油エーテル:酢酸エチル(5:1)で溶出することで、メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)プロパノエート(550mg、81%)を無色の油として得た。
パートV− メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパノエートの合成
メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)プロパノエート(100mg、0.19mmol)を含むジクロロメタン(5mL)溶液に対して、メタ‐クロロ過安息香酸(65mg、0.38mmol)を添加した。室温で2時間攪拌してからジクロロメタンで希釈した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、50%〜78%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパノエート(44.3mg、42%)を灰色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.38 (m, 1H), 7.37 (m, 2H), 7.31−7.29 (m, 2H), 7.04 (m, 1H), 6.93 (m, 1H), 6.77 (d, J = 8.8 Hz 1H), 6.74 (d, J = 18.8 Hz 1H), 5.16−4.98 (m, 2H), 4.28 (d, J = 6.0 Hz 1H), 4.12 (m, 1H), 3.80 (s, 3H), 3.70 (s, 3H), 2.63−2.49 (m, 3H), 1.99−1.87 (m, 3H)。(ES, m/z): (M+Na)+ 589。
実施例179− 3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパノエート(100mg、0.18mmol)を含むテトラヒドロフラン(9mL)と水(3mL)との溶液に対して、水酸化リチウム(21mg、0.88mmol)を添加した。混合物を室温で3時間攪拌した後、1Mの塩酸を使用して溶液のpH値を5に調整した。混合物を酢酸エチルで2回抽出し、統合した有機層を濃縮した。粗産物を逆相分取HPLCによって精製し、47%〜64%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)プロパン酸(60mg、62%)を白色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.42 (m, 1H), 7.40−7.32 (m, 2H), 7.31−7.21 (m, 2H), 7.06 (m, 1H), 6.97 (m, 1H), 6.81 (d, J = 8.8 Hz 1H), 6.73 (d, J =18.8 Hz 1H), 5.01 (m, 2H), 4.31 (d, J = 6.0 Hz 1H), 4.15 (m, 1H), 3.82 (s, 3H), 2.67−2.59 (m, 3H), 2.01−1.90 (m, 3H)。(ES, m/z): (M+NH4)+ 570。
実施例180− (E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メタンアミンの合成
パートI− tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメートの合成
1‐(5‐ブロモ‐2‐ヒドロキシフェニル)エタン‐1‐オン(3.31g、15.39mmol)と、tert‐ブチル N‐(2‐オキソエチル)カルバメート(4.89g、30.72mmol)と、ピロリジン(2.56mL、30.7mmol)との混合物を含むメタノール(31mL)を70℃で2時間攪拌した。混合物を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、酢酸エチル/石油エーテル(1:2)で溶出することで、tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(4.76g、87%)を褐色の固体として得た。
パートII− tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメートの合成
tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(4.62g、12.97mmol)を含むメタノール(48mL)溶液に対して、水素化ホウ素ナトリウム(990mg、26.17mmol)を徐々に添加した。得られた溶液を室温でさらに30分攪拌した後、水で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物をMPLCによって精製し、20:1の石油エーテル:酢酸エチルを0:1へと増加させる勾配で溶出することで、tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(1.41g、30%)を黄色の固体として得た。
パートIII− tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメートの合成
tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(720mg、2.01mmol)を含む0℃のジクロロメタン(8mL)溶液に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼン‐1‐チオール(0.54mL、4.0mmol)を徐々に添加した。当該溶液に対して、トリフェニルホスフィン(1.07g、4.08mmol)を添加した後、ジイソプロピルジアゾジカルボキシレート(0.79mL、4.08mmol)を添加した。混合物を室温まで昇温させて、2時間攪拌した。反応混合物に対して、1Mの水酸化ナトリウムを添加し、得られた混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮し、得られた残留物を、MPLCによって精製し、5%〜20%の石油エーテルを含む酢酸エチルの勾配で溶出することで、tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(500mg、48%)を淡黄色の油として得た。
パートIV−tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメートの合成
tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(14mg、0.03mmol)を含むジクロロメタン(0.5mL)溶液に対して、メタ‐クロロ過安息香酸(9.4mg、0.06mmol)を添加し、反応混合物に添加した。得られた溶液を室温で1時間攪拌した。飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(1mL)を添加することによって反応をクエンチした。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を飽和炭酸水素ナトリウムで洗浄し、脱水(Na2SO4)してから濃縮することで、tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(16mg、100%)を得た。
パートV− (E)‐tert‐ブチル((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメートの合成
窒素の不活性雰囲気下で、tert‐ブチル((6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(470mg、0.85mmol)と、2‐[(1E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(380.7mg、1.28mmol)と、エタノール(1mL)と、トルエン(7mL)と、水(3.5mL)との溶液に対して、炭酸ナトリウム(742.8mg、7.01mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(119.1mg、0.10mmol)を添加した。得られた溶液を95℃で一晩攪拌し、水で希釈してからジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、10:1の石油エーテル:酢酸エチルを1:2へと増加させる勾配で溶出することで、(E)‐tert‐ブチル((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(310mg、57%)を淡黄色の泡沫として得た。
パートVI− (E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メタンアミンの合成
(E)‐tert‐ブチル((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)カルバメート(300mg、0.47mmol)を含むトリフルオロ酢酸(10mL)とジクロロメタン(10mL)との溶液を室温で30分攪拌した。混合物を濃縮し、得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、34%〜53%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、(E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐クロマン‐2‐イル)メタンアミン(253mg、83%)を赤色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CD3OD)δ 2.00 (s, 3H), 2.03−2.18 (m, 1H), 2.54 (d, J = 15.0 Hz, 1H), 2.90 (dd, J = 7.5 Hz, 13.2 Hz, 1H), 3.03 (dd, J = 3.6 Hz, 13.5 Hz, 1H), 4.66−4.72 (m, 1H), 4.84−4.87 (m, 1H), 6.18 (s, 1H), 6.87 (s, 1H), 6.98 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.07−7.14 (m, 1H), 7.28−7.30 (m, 3H), 7.89 (t, J = 7.8 Hz, 1H), 8.04−8.11 (m, 2H), 8.18 (d, J = 8.1 Hz, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 540。
実施例181− (E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)アセトアミドの合成
(E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐クロマン‐2‐イル)メタンアミン(100mg、0.19mmol)を含むジクロロメタン(1.5mL)とピリジン(0.15mL、1.90mmol)との溶液に対して、無水酢酸(0.0873mL、0.95mmol)を添加した。得られた溶液を室温で一晩攪拌した後、濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、52%〜72%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、(E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)アセトアミド(63.1mg、59%)を白色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 1.98 (s, 3H), 2.01 (s, 3H), 2.06 (m, 1H), 2.56 (d, J = 14.0 Hz, 1H), 3.55 (d, J = 13.6 Hz, 1H), 3.73 (d, J = 14.4 Hz, 1H), 4.37 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.75 (d, J = 10.8 Hz, 1H), 5.95 (brs, 1H), 6.22 (s, 1H), 6.83 (s, 1H), 6.95 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (m, 1H), 7.18−7.25 (m, 2H), 7.32 (d, J = 3.6 Hz, 1H), 7.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 8.10 (s, 1H)。(ES, m/z): (M−H)+ 580。
実施例182− (E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)‐2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパンアミドの合成
2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパン酸(9.4mg、0.09mmol)、(E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐クロマン‐2‐イル)メタンアミン(50mg、0.09mmol)を含むN,N‐ジメチルホルムアミド(1.1mL)溶液に対して、HATU(50.6mg、0.13mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.0722mL、0.40mmol)を添加した。混合物を室温で2時間攪拌して濃縮した。得られた残留物を逆相によって精製し、52%〜69%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することによって、(E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐クロマン‐2‐イル)メチル)‐2‐ヒドロキシ‐2‐メチルプロパンアミド(29.9mg、53%)を白色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 1.51 (s, 3H), 1.51 (s, 3H), 2.05 (s, 3H), 2.11 (m, 1H), 2.60 (d, J = 15.2 Hz, 1H), 3.56 (m, 1H), 3.71 (m, 1H), 4.38 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.74 (d, J = 9.6 Hz, 1H), 6.22 (s, 1H), 6.82 (s, 1H), 6.96 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.04 (t, J = 6.8 Hz, 1H), 7.18−7.25 (m, 3H), 7.34 (dd, J = 1.6 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.76 (m, 1H), 7.97 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.02 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.09 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 626。
実施例183− (E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミドの合成
実施例182の手順に基づいて、(E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)シクロプロパンカルボキサミド を調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 0.80 (m, 2H), 0.99 (m, 2H), 1.41 (m, 1H), 2.07 (s, 3H), 2.08 (m, 1H), 2.54 (d, J = 15.2 Hz, 1H), 3.61 (m, 1H), 3.72 (m, 1H), 4.38 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.72−4.76 (m, 1H), 6.06−6.07 (m, 1H), 6.24 (s, 1H), 6.88 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 6.96 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (dt, J = 2.0 Hz, 7.6 Hz, 1H), 7.20−7.25 (m, 2H), 7.34 (d, J = 1.6 Hz, 1H), 7.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.97 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 8.03 (d, J = 7.6 Hz, 1H), 8.10 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 608。
実施例184− (E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)メタンスルホンアミドの合成
(E)‐(6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐クロマン‐2‐イル)メタンアミン(20mg、0.04mmol)、及びトリエチルアミン(0.017mL、0.13mmol)を含むジクロロメタン(1.6mL)溶液に対して、メタンスルホニルクロリド(0.0042mL、0.06mmol)を添加した。得られた溶液を室温で15分攪拌して、水で希釈した。混合物をジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を濃縮した。得られた残留物を逆相分取HPLCによって精製し、52%〜72%のアセトニトリルを含む0.05%TFA含有水の勾配で溶出することで、(E)‐N‐((6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)メチル)メタンスルホンアミド(22mg、100%)を白色の固体として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 2.02 (s, 3H), 2.23 (m, 1H), 2.66 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 3.07 (s, 3H), 3.41 (m, 1H), 3.60 (m, 1H), 4.40 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 4.73 (m, 1H), 4.86 (m, 1H), 6.19 (s, 1H), 6.68 (d, J = 2.0 Hz, 1H), 6.92 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 7.04 (dt, J = 2.4 Hz, 7.2 Hz, 1H), 7.20−7.25 (m, 2H), 7.33 (dd, J = 2.0 Hz, 8.4 Hz, 1H), 7.76 (t, J = 8.0 Hz, 1H), 7.97−8.02 (m, 2H), 8.10 (s, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 618。
実施例185− エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
パートI− エチル4,5‐ジヒドロキシ‐2,2‐ジメチルペンタノエートの合成
2‐エトキシ‐3,3‐ジメチルヘキサ‐1,5‐ジエン(3.5g、22.69mmol)と、ジクロロメタン(50mL)と、N‐メチルモルホリンオキシド(3.2g、27.32mmol)と、酸化オスミウム(0.006g)との混合物を0℃で1時間攪拌し、室温まで昇温させて一晩攪拌した。混合物を濃縮し、酢酸エチルで希釈し、水で2回洗浄して、有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮することで、エチル4,5‐ジヒドロキシ‐2,2‐ジメチルペンタノエート(4g、94%)を黄褐色(tan)の固体として得た。
パートII− エチル2,2‐ジメチル‐4‐オキソブタノエートの合成
エチル4,5‐ジヒドロキシ‐2,2‐ジメチルペンタノエート(4g、21.03mmol)を含む0℃のアセトン(50mL)攪拌溶液に対して、メタ過ヨウ素酸ナトリウム(11.7g、54.6mmol)の水溶液(50mL)を滴下で添加した。混合物を室温まで昇温させて、90分間攪拌した。混合物をジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮することで、エチル2,2‐ジメチル‐4‐オキソブタノエート(3g、90%)を黄褐色の油として得た。
パートIII− エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
1‐(5‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐2‐ヒドロキシフェニル)エタノン(1.2g、4.07mmol)と、エチル2,2‐ジメチル‐4‐オキソブタノエート(650mg、4.11mmol)と、ピロリジン(600mg、8.44mmol)と、メタノール(20mL)との混合物を65℃で2時間攪拌した。混合物を飽和炭酸水素ナトリウムで希釈し、酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、10%酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(1.5g、85%)を黄色の油として得た。
パートIV− エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐オキソクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(1.5g、3.45mmol)を含む0℃のメタノール(20mL)溶液に対して、水素化ホウ素ナトリウム(200mg、5.29mmol)を添加し、混合物を1時間攪拌した。混合物を濃縮し、水で希釈して酢酸エチルで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮することで、エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(1.3g、86%)を黄色の油として得た。
パートV− エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐ヒドロキシクロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(400mg、0.92mmol)と、4‐フルオロ‐3‐メトキシベンゼン‐1‐チオール(290mg、1.83mmol)と、ヨウ化亜鉛(379mg、1.19mmol)と、ジクロロメタン(10mL)との混合物を室温で2時間攪拌した。混合物を水で希釈し、ジクロロメタンで2回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、16%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(370mg、70%)を無色の油として得た。
パートVI− エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエートの合成
エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)チオ)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(370mg、0.64mmol)を含むジクロロメタン(10mL)攪拌溶液に対して、メタ‐クロロ過安息香酸(222mg、1.28mmol)を添加した。溶液を室温で2時間攪拌した。混合物をジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウムで2回洗浄した後、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を分取HPLCによって精製し、0.05%のTFAを含む70%のアセトニトリル水溶液で溶出することで、エチル3‐(6‐((2‐クロロ‐6‐フルオロベンジル)オキシ)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)クロマン‐2‐イル)‐2,2‐ジメチルプロパノエート(360mg、92%)を淡黄色の油として得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.40 (m, 1H), 7.31 (m, 1H), 7.28−7.18 (m, 3H), 7.06 (m, 1H), 6.92 (m, 1H), 6.80 (d, J = 3.1 Hz, 1H), 6.71 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 5.02 (m, 2H), 4.28 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 4.18−4.13 (m, 3H), 3.81 (s, 3H), 2.57 (d, J = 14.8 Hz, 1H), 2.05−1.97 (m, 2H), 1.75 (m, 1H), 1.28−1.21 (m, 9H)。(ES, m/z): (M+NH4)+ 626。
実施例186− 置換された4‐(アリールスルホニル)クロマンの追加調製
実施例178〜185及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表22の化合物を調製した。
表22
実施例187− (E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジンの合成
パートI− 6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジンの合成
6‐ブロモ‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジン(0.1g、0.44mmol)を含むピリジン(3mL)に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(0.08mL、0.48mmol)を添加し、2時間70℃まで加熱した。反応混合物を冷却し、酢酸エチルで希釈し、3回1Mの塩酸で3回洗浄し、塩水で洗浄した。有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合して濃縮することで、6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジン(135mg、71%)を得た。
パートII− (E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジンの合成
6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジン(0.13g、0.30mmol)を含む1,4‐ジオキサン(4mL)に対して、炭酸カリウム(0.061g、0.44mmol)、2‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロ‐フェニル)プロパ‐1‐エニル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(0.13g、0.44mmol)、及び水(1mL)を添加した後、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(23mg、0.03mmol)を添加した。反応混合物を2.5時間80℃まで加熱した。反応混合物を酢酸エチルで希釈し、50%の塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、(E)‐6‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]チアジン(145mg、93%)を得た。1H−NMR (400 MHz, DMSO−d6)δ 8.08 (d, 1H), 8.00 (d, 1H), 7.82 (t, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.52 (m, 1H), 7.38 (m, 2H), 7.26 (m, 1H), 7.18 (m, 2H), 6.38 (s, 1H), 4.00 (m, 2H), 2.98 (m, 2H), 2.10 (s, 3H)。MS (ESI+) (M+Na)+ 550.04。
実施例188− (E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オンの合成
パートI− 7‐ブロモ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オンの合成
7‐ブロモ‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オン(0.25g、1.1mmol)を含むピリジン(5mL)に対して、3‐(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(0.18mL、1.1mmol)を添加し、70℃で一晩攪拌した。
反応混合物を冷却して酢酸エチルで希釈し、1Mの塩酸で3回洗浄した後、塩水で洗浄した。有機層を脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物を、MPLCによって精製し、0%〜50%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、7‐ブロモ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オン(230mg、48%)を得た。
パートII− (E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オンの合成
7‐ブロモ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オン(0.10g、0.23mmol)、2‐[(E)‐2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロ‐フェニル)プロパ‐1‐エニル]‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(0.10g、0.35mmol)、及び炭酸カリウム(48mg、0.35mmol)を含む1,4‐ジオキサン(3mL)と水(1mL)に対して、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)‐フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(18mg、0.02mmol)を添加し、80℃で一晩加熱した。溶液を冷却し、酢酸エチルと水とに分液して、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜60%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。主要なUV画分を統合し、濃縮することで、(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オン(0.1g、81%)を得た。1H−NMR (400 MHz, CDCl3) 8.04 (s, 1H), 7.98 (m, 1H), 7.88 (m, 3H), 7.64 (m, 1H), 7.3−7.2 (m, 3H), 7.06 (m, 1H), 6.49 (s, 1H), 4.25 (m, 2H), 2.44 (m, 2H), 2.24 (s, 3H)。MS (ESI+) (M+H)+ 524.09。
実施例189− (E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4‐ジフルオロ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリンの合成
(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐2,3‐ジヒドロキノリン‐4(1H)‐オン(50mg、0.095mmol)を含む無水1,2‐ジメトキシエタン(0.5mL)に対して、ビス(2‐メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.6g、2.7mmol)を添加し、65℃で一晩攪拌した。周囲温度まで反応混合物を冷却して、氷冷した2Mの水酸化ナトリウム水溶液へと注ぎ入れた。ジクロロメタンを添加し、混合物をスラリー化した後、ジクロロメタンで3回抽出した。統合した有機層を脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、0%〜40%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、(E)‐7‐(2‐(2‐クロロ‐6‐フルオロフェニル)プロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4‐ジフルオロ‐1‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐1,2,3,4‐テトラヒドロキノリン(15mg、28%)を得た。1H−NMR (400 MHz, DMSO−d6) 8.14 (m, 2H), 7.97 (s, 1H), 7.88 (m, 1H), 7.64 (m, 2H), 7.4−7.25 (m, 4H), 6.52 (s, 1H), 4.14 (m, 2H), 2.22 (m, 2H), 2.06 (s, 3H)。MS (ESI+) (M+Na)+ 568.16。
実施例190−(S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI− (Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐シクロヘキシルビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
エチニルシクロヘキサン(0.5g、4.6mmol)を含む−78℃のジクロロメタン(10mL)溶液に対して、三臭化ホウ素を含むジクロロメタン(5.1mL、5.1mmol)1M溶液を添加した。反応混合物を−78℃で1時間攪拌して、周囲温度でさらに1時間攪拌した。−78℃へと再冷却した後、にピナコール(0.66g、5.5mmol)を含むジクロロメタン(5mL)溶液を添加した。−78℃でさらに1時間攪拌した後、周囲温度で1時間攪拌した。溶液を塩水で洗浄して、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、(Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐シクロヘキシルビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(510mg、35%)を得た。
パートII− (E)‐2‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロランの合成
臭化亜鉛(0.43g、1.9mmol)を含む0℃の無水テトラヒドロフラン(5mL)懸濁液に対して、メチルマグネシウムブロミドを含むテトラヒドロフラン(1.9mL、1.9mmol)1M溶液を添加した。溶液を30分攪拌した。得られた混合物を、(Z)‐2‐(2‐ブロモ‐2‐シクロヘキシルビニル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(0.5g、1.6mmol)、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(11mg、0.016mmol)を含む0℃の無水テトラヒドロフラン中(5mL)攪拌溶液に添加した。冷却浴を取り出し、反応液を周囲温度で90分間攪拌した。1Mの塩酸で反応をクエンチした後、酢酸エチルで2回抽出した。統合した抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。得られた残留物をMPLCによって精製し、酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出することで、(E)‐2‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(0.12g、23%)を得た。
パートIII− メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエートの合成
(S)‐3‐(6‐ブロモ‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(0.15g、0.31mmol)、(E)‐2‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(0.12g、0.46mmol)、及び炭酸カリウム(64mg、0.46mmol)を含む1,4‐ジオキサン(4mL)と水(1mL)との混合物を脱気して、[1,1’‐ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン錯体(23mg、0.031mmol)を添加し、2時間70℃まで加熱した。溶液を冷却し、酢酸エチルと塩水とに分液した後、脱水(Na2SO4)してから濃縮した。物質をMPLCによって精製し、0%〜40%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(95mg、58%)を得た。
パートIV− (S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
メチル(S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(90mg、0.17mmol)を含むテトラヒドロフラン(1mL)とメタノール(1mL)に対して、2Mの水酸化ナトリウム水溶液(0.25mL、0.50mmol)を添加した。反応混合物を周囲温度で4時間攪拌した。1Mの塩酸で溶液を酸性化し、酢酸エチルで抽出し、塩水で洗浄し、脱水(Na2SO4)して濃縮した。混合物をMPLCによって精製し、30%〜100%の酢酸エチルを含むヘキサンの勾配で溶出した。純粋な画分を統合し、濃縮することで、(S,E)‐3‐(6‐(2‐シクロヘキシルプロパ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((4‐フルオロ‐3‐メトキシフェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸(45mg、50%)を得た。1H−NMR (400 MHz, DMSO−d6) 12.2 (br s, 1H), 7.56 (s, 1H), 7.42 (m, 1H), 7.27 (m, 1H), 7.20 (m, 1H), 6.94 (d, 1H), 6.78 (d, 1H), 6.17 (s, 1H), 4.30 (m, 1H), 3.76 (s, 3H), 3.3 (m, 2H), 2.30 (m, 2H), 1.98 (m, 1H), 1.8−1.62 (m, 9H), 1.3−1.1 (m, 6H)。MS (ESI+) (M+Na)+ 540.33。
実施例191− 三臭化ホウ素を使用した、アルキンからのアルケンの追加調製
実施例190及び発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づいて、表22の化合物を調製した。
表22
実施例192− (S)‐3‐(6‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI− メチル(S)‐3‐(6‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエートの合成
(S)‐メチル3‐(6‐ブロモ‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(150mg、0.29mmol)と、テトラヒドロフラン(5mL)と、炭酸ナトリウム(94mg、0.89mmol)と、エタノール(1mL)と、水(1mL)と、2‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4,4,5,5‐テトラメチル‐1,3,2‐ジオキサボロラン(115mg、0.59mmol)と、テトラキス(トリフェニル‐ホスフィン)パラジウム(0)(34mg、0.03mmol)との混合物を90℃で3時間攪拌した。得られた混合物を濃縮し、残留物をMPLCによって精製し、25%の酢酸エチルを含む石油エーテルで溶出することで、メチル(S)‐3‐(6‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(108mg、74%)を油として得た。
パートII− (S)‐3‐(6‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づいて、(S)‐3‐(6‐(シクロペンタ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.98 (s, 1H), 7.79-7.82 (m, 3H), 7.57 (m, 1H), 6.76 (d, J = 8.4 Hz, 1H), 6.10 (s, 1H), 4.31 (dd, J = 14.4, 2.4 Hz, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.22 (m, 1H), 2.63−2.68 (m, 2H), 2.48-2.59 (m, 4H), 1.99-2.12 (m, 2H), 1.76−1.95 (m, 2H)。(ES, m/z): (M+H)+ 482。
実施例193− (S)‐3‐(6‐(シクロヘキサ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例192の手順に基づいて、(S)‐3‐(6‐(シクロヘキサ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.98 (s, 1H), 7.77−7.81 (m, 3H), 7.52 (m, 1H), 7.11 (d, 1H), 6.72 (d, 1H), 6.06 (m, 1H), 4.31 (dd, 1H), 3.51 (m, 1H), 3.22 (dd, 1H), 2.43 (m, 2H), 2.37 (m, 2H), 2.21 (m, 2H), 1.88 (m, 1H), 1.75−1.83 (m, 3H), 1.65 (m, 2H)。(ES, m/z): (M+H)+ 496。
実施例194− (S)‐3‐(6‐シクロヘキシル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
パートI− メチル(S)‐3‐(6‐シクロヘキシル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエートの合成
メチル(S)‐3‐(6‐(シクロヘキサ‐1‐エン‐1‐イル)‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)‐スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(154mg、0.30mmol)と、酢酸エチル(10mL)と、10%のパラジウム炭素(200mg)との混合物を水素雰囲気下、室温で3時間攪拌した。その後、混合物をセライトで濾過してから濃縮することで、メチル(S)‐3‐(6‐シクロヘキシル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパノエート(150mg、97%)を油として得た。
パートII− (S)‐3‐(6‐シクロヘキシル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸の合成
実施例42の手順に基づいて、(S)‐3‐(6‐シクロヘキシル‐4‐((3‐(トリフルオロメチル)フェニル)スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)プロパン酸を調製した。1H−NMR (400 MHz, CDCl3)δ 7.93 (s, 1H), 7.81-7.85 (m, 2H), 7.67 (s, 1H), 7.61 (m, 1H), 6.94 (m, 1H), 6.73 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 4.31 (dd, J = 14.4, 2.4 Hz, 1H), 3.55 (m, 1H), 3.23 (m, 1H), 2.47−2.57 (m, 3H), 1.76-1.96 (m, 7H), 1.36−1.44 (m, 4H), 1.30 (m, 1H)。(ES, m/z): (M+H)+ 498。
実施例195− 置換された4‐(アリールまたはヘテロアリール)‐スルホニル)‐3,4‐ジヒドロ‐2H‐ベンゾ[b][1,4]オキサジン‐2‐イル)化合物の追加調製
実施例29及び70、ならびに発明を実施するための形態に記載の実験手順に基づき、出発物質のラクトンとして(R)‐6‐オキソテトラヒドロ‐2H‐ピラン‐2‐カルボン酸を利用して、以下の表23の化合物を調製した。
表23
実施例196− RORγに対するアゴニスト活性の生物学的アッセイ
上記の実施例から得られた例示的な化合物のRORγ活性を向上させる能力を、(i)RORγ−リガンド結合ドメイン(LBD)TR−FRETアッセイ、及び(ii)HEK−293T細胞におけるGal4−RORγルシフェラーゼレポーターアッセイを使用して試験した。アッセイ手順及び結果を以下に記載する。
パートI− RORγ−リガンド結合ドメインTR−FRETアッセイの手順
バキュロウイルス発現システムを使用し、SF9細胞において、HISタグを有するRORγ−LBDタンパク質を発現させた。アッセイ緩衝液(pH7.0の50mMのトリス、50mMのKCl、1mMのEDTA、0.1mMのDTT、0.01%のBSA)で可溶化液を希釈して、384ウェルプレートでRORγ−LBDの最終濃度約3nMを得た(各バッチのタンパク質を滴定する必要あり)。
活性化補助因子であるSRC1に由来するビオチン化LXXLLペプチド(ビオチン−CPSSHSSLTERHKILHRLLQEGSPS)のストックをアッセイ緩衝液において調製して、各ウェルへと添加した(最終濃度200nM)。ユーロピウムタグを有する抗HIS抗体溶液(最終濃度0.6nM)及びAPCが結合したストレプトアビジン(最終濃度30nM)も各ウェルに添加した。RORγのアンタゴニストであるウルソール酸も最終濃度を2μMで含めた。化合物は、DMSOで希釈して、アッセイ緩衝液でさらに希釈して、DMSOの最終濃度を1%とした。解析した化合物の中で最も高い分析濃度は、10μMであった。
最終的なアッセイ混合物を4℃で一晩、または室温で2時間インキュベートし、Envisionプレートリーダー(励起フィルター=340nm、APC蛍光=665nm、ユーロピウム蛍光=615nm、ダイクロイックミラー=D400/D630、遅延時間=100μs、積算時間=200μs)で、蛍光シグナルを測定した。615nmの蛍光シグナルで割った665nmの蛍光シグナルの指数から、試験化合物の50%有効濃度(EC50)値を計算した。ウルソール酸または試験化合物が存在しない場合の蛍光シグナルの指数を100として設定している。最大応答は、PRISM(GraphPad)の4パラメーターロジスティックモデルを使用したラインフィットによって決定されたシグナルの上位プラトーとして定義されている。
パートII− HEK−293T細胞におけるGal4−RORγルシフェラーゼレポーターアッセイの手順
HEK−293細胞のトランスフェクション
下記のプロトコールでは、pcDNA3.1neoプラスミドにおいて、RORγのリガンド結合ドメインに融合したGal4DNA結合ドメイン(Gal4−RORγ−LBD)を含む構築物、またpGL4.31 Gal4−ルシフェラーゼ(Promega)を含むレポーター構築物で、HEK−293細胞をトランスフェクトした。。対照細胞は、空のpcDNA3.1neoベクター及びpGL4.31ベクターを使用して同様に調製した。
OptiMEM(Invitrogen、1.5ml)に対して、室温のTrans−IT試薬(Mirus、60μL)を滴下で添加した。この試薬混合物を反転させることによって混合して、室温で5〜30分インキュベートした。その後、両方の発現ベクター(各5μg)の溶液に対して、当該混合試薬を添加し、混合して室温で約20分インキュベートした。培地を除去することによって、インキュベーションフラスコからHEK−293細胞を採取して、TrypLE Express(Invitrogen)で処理し、細胞がフラスコの底から剥離するまでインキュベートした(約2〜5分)。遠心することによって1000万個の細胞を採取し、10%のウシ胎仔血清ならびに各100IUのペニシリン及びストレプトマイシンを含む10mLのDulbecco’s Modified Eagle Medium,High Glucose(DMEM、Invitrogen)に再懸濁した。再懸濁した細胞及びトランスフェクション混合物を、T75フラスコに添加して混合し、5%のCO2下、37℃で一晩インキュベートした。
RORγ活性のアッセイ
上記のように細胞を採取して計数し、遠心して所望の数の細胞を取得して、0.75x106細胞/mLで完全増殖培地に再懸濁した。細胞に対して、RORγのアンタゴニストである最終濃度の2μMのウルソール酸を添加した。白色の組織培養処理された384ウェルプレートに、20μLの細胞懸濁液/ウェル(10,000〜15,000細胞/ウェル)で、細胞を播種した。DMSOに試験化合物を10mMで溶解した後、完全増殖培地で、意図する5倍の最終試験濃度に希釈した。こうした薬物ストック溶液を5μL/ウェルで、組織培養プレートに添加した。DMSOの最終濃度は、0.2%とした。プレートを短時間遠心した後、5%のCO2下、37℃で一晩インキュベートした。アッセイを実施するために、組織培養プレートを室温に平衡化させてから、One−Gloルシフェラーゼ試薬(Promega、25μL/ウェル)を添加した。プレートを短時間遠心した後、室温で10分インキュベートした。Envisionプレートリーダー(Perkin Elmer)で、ルシフェラーゼ強度を読み取った。対照に対するRORγ活性を決定し、PRISM(GraphPad)を使用して試験化合物濃度の関数としてプロットすることで、50%有効濃度(EC50)を決定した。ウルソール酸または試験化合物が存在しない場合のルシフェラーゼシグナルを100として設定している。最大応答は、PRISM(GraphPad)の4パラメーターロジスティックモデルを使用したラインフィットによって決定されたシグナルの上位プラトーである。
パートIII−結果
実験結果を以下の表24〜26に示す。「++++」の記号は、EC
50が0.5μM未満であることを示す。「+++」の記号は、EC
50が0.5μM〜5μMの範囲内であることを示す。「++」の記号は、EC
50が5μM超〜10μMの範囲内であることを示す。「+」の記号は、EC
50が10μMを超えていることを示す。「N/A」の記号は、該当データが存在しないことを示す。「****」の記号は、値が200を超えていることを示す。「***」の記号は、値が150超〜200の範囲内であることを示す。「**」の記号は、値が90超〜150の範囲内であることを示す。「*」の記号は、値が30〜90の範囲内であることを示す。
表24−スルホンアミド化合物のアッセイ結果
表25−追加化合物のアッセイ結果
表26−追加化合物のアッセイ結果
参照による組み込み
本明細書で参照されるそれぞれの特許文献及び科学論文の開示全体が、参照によって、あらゆる目的のために組み込まれる。
同等物
本発明は、その趣旨または本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具体化してよい。したがって、上記実施例は、本明細書に記載の本発明を限定するものではなく、あらゆる点において例示的なものであると考えられる。故に、本発明の範囲は、上記説明によってではなく、添付の特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲の同等物の意味及び範囲内に由来する変更はすべて、その中に含まれることを意図する。