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JP6752504B2 - 揮散容器 - Google Patents
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JP6752504B2 - 揮散容器 - Google Patents

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Description

本発明は液状、固形状又はジェル状などからなる薬剤等を空気中に揮散する揮散容器に関する。
以下の特許文献1には、内部に揮発性薬剤が収容された容器本体1の開放上端部に、容器本体1の内部に連通する複数の透孔7を有するカバー6が装着されて成る薬剤揮散容器が記載されている。揮発性薬剤は、カバー6の透孔7を通じて容器本体1の内部から外部に揮散されるようになっている。
実公昭57−3314号公報
しかし、上記特許文献1に記載の揮散容器は、カバー6に複数の透孔7が設けられる構成であるため、揮散容器を例えば浴室内や屋外において使用する場合において、シャワーや雨等の水がカバー6にかかると、水が透孔7を介して容器本体1内に侵入し、内部に収容されている薬剤が変質する虞があった。
あるいは水の影響によって揮散速度が低下し、薬効成分を効率良く空気中に揮散させることが困難になるという問題があった。
またこのような薬剤は、一般に詰め替えボトルに収容して販売されるが、容量の違いにより、詰め替えボトルの口径寸法が異なる場合があり、口径寸法に応じたカバー6を夫々用意する必要がある点で煩雑であった。また詰め替えボトルの場合には、口筒部に取り付ける揮散部本体(カバーに相当)が2パーツ以上で構成されていたことから部品点数の削減による製造コストの低廉化が難しいという問題もあった。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、一体構成とした揮散部本体によって水の浸入を防止し、薬効成分を効率良く空気中に揮散させることを可能とした揮散容器を創出することを課題とする。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の主たる手段は、
揮散性を有する薬剤を収容する筒状の容器本体と、容器本体の口筒部に組み付けられる揮散部本体とを有して成る揮散容器であって、
揮散部本体は、容器本体内に連通する揮散孔を頂壁に備えて口筒部に装着されるキャップ部と、キャップ部との間に連結形成された連結部において変位可能に構成されると共に揮散孔を隠して外部への露出を防止する傘部とを有して一体成形され、
キャップ部に形成された雌ネジ部が、大口径の容器本体の口筒部形成された雄ネジ部及び小口径の容器本体の口筒部(2)に、その雌ネジ部よりも径方向外側に大きく突設されたネックリング係合可能であり、
傘部の開口縁端をキャップ部の頂壁よりも下方の位置に変位させてキャップ部が傘部の下の隠れる使用状態としたときに、傘部と頂壁とが対向する部分に揮散孔と共に薬剤を外部に揮散させる揮散通路が形成されることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の主たる手段では、揮散孔を傘部の下に隠すことにより、揮散部からの水の浸入を防止し得る。
また本発明の第1の主たる手段では、口径寸法の異なる容器本体への揮散部本体の装着を達成し得る。
また、本発明の第1の主たる手段では、傘部とこの傘部の下に隠れる揮散孔が形成されたキャップ部とを有して構成される揮散部本体を一体成形に形成し得る。
また本発明の他の手段は、上記手段において、連結部は、キャップ部の頂壁中心部と傘部の中心部との間に形成された短柱状の連結突起であり、傘部が連結突起の近傍に形成された折り返し部を支点に反転する構成とした、と云うものである。
上記構成では、傘部とキャップ部とが連結突起を介して連結されているので、傘部を反転変位させるだけで、容易にキャップ部に形成された揮散孔を傘部の下に隠すことを達成し得る。
また本発明の他の手段は、本発明の第1の主たる手段において、連結部は、ヒンジであり、傘部がヒンジに形成された折り返し部を支点に回動することでキャップ部が傘部の下の隠れる構成とした、と云うものである。
上記構成では、傘部とキャップ部とがヒンジを介して連結されているので、傘部を回動変位させるだけで、容易にキャップ部に形成された揮散孔を傘部の下に隠すことを達成し得る。
また本発明の他の構手段は、上記手段において、傘部の中心部とキャップ部の頂壁中心部の一方に係止凹部を形成し、他方に係止凸部を形成し、係止凹部と係止凸部とが係合する、との構成を加えたものである。
上記構成では、傘部の中心部とキャップ部の中心部とが係合するため、キャップ部に形成されている揮散孔を傘部の下に完全に隠し、確実に露出されないようにすることを達成し得る。
また本発明の第2の主たる手段は、
揮散性を有する薬剤を収容する筒状の容器本体と、容器本体の口筒部に組み付けられた揮散部本体とを有して成る揮散容器であって、
揮散部本体が、内周面に雌ネジ部が形成された外円筒部と内円筒部とから成る二重円筒状のキャップ部と、外円筒部及び内円筒部の双方に周方向に所定の間隔を有して交互に配置された複数の揮散孔と、揮散孔を隠して外部への露出を防止する傘部とを有して一体成形されており、
外円筒部に形成された雌ネジ部が、大口径の容器本体の口筒部に形成された雄ネジ部及び小口径の容器本体の口筒部に、その雌ネジ部よりも径方向外側に大きく突設されたネックリングに係合可能であることを特徴とする、と云うものである
本発明の第2の主たる手段では、キャップ部を二重円筒状に形成した揮散部本体においても、薬剤等を空気中に揮散する揮散孔を確保し得る。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成においては、傘部とこの傘部の下に隠れる揮散孔が形成されたキャップ部とを有して構成される揮散部本体を一体成形することにより、部品点数の削減による製造コストの低廉化を達成することができる。
また揮散孔を傘部の下に隠すことにより、揮散容器を例えば浴室や屋外において使用しても、傘部が水を遮って揮散孔からの水の侵入を防止することができ、これにより容器本体内に収容されている薬剤等の変質を防止できる。
また水の影響による揮散速度の低下を抑止し、薬効成分を効率良く空気中に揮散させることが可能となり、結果として薬剤等を十分に付与することが可能となる。
本発明の第1実施例の揮散容器に用いる揮散部本体(成形時)の半断面図である。 本発明の第1実施例において、揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第1実施例において、揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第2実施例の揮散容器に用いる揮散部本体(成形時)の平面図である。 図4の縦断面図である。 第2実施例の揮散容器に用いる揮散部本体を組み立てた状態を示す平面図である。 本発明の第2実施例において、揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第2実施例において、揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第3実施例において、揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第3実施例において、揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。 本発明の第3実施例の揮散容器に用いる揮散部本体の底面図である。 図9及び図10のXII−XII線における矢視断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず第1実施例に示す揮散容器の構成について説明する。
図1は本発明の第1実施例の揮散容器に用いる揮散部本体(成形時)の半断面図、図2は揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図、図3は揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。
本発明の揮散容器は、例えば除菌、防虫、芳香又は消臭等を目的とし、液状、固形状又はジェル状などからなる薬剤等を屋内や屋外を問わず、空気中に揮散させるためのものである。揮散容器は薬剤等を収容する容器本体1と、薬剤等を容器本体1の外部に揮散させるための揮散部本体10とを有して構成され、いずれも合成樹脂材料により形成されている。
本実施例に示す容器本体1は詰め替え容器として使用可能であり、口径寸法の異なる2種類、すなわち図2に示すような小口径からなる容器本体1Aと、図3に示すような大口径からなる容器本体1Bが存在する。小口径の容器本体1A及び大口径の容器本体1Bは、いずれも口筒部2と、この口筒部2から下方に向かって拡径状に形成された肩部3と、円筒状の胴部4と、底部5とを有する有底筒状のブロー成形等で成形された容器であり、口筒部2には雄ネジ部6が刻設され、口筒部2の下部位置で且つ雄ネジ部6と肩部3と間には円環状のネックリング7が突出形成されている。
図1に示すように、揮散部本体10は、容器本体1の口筒部2に装着されるキャップ部11と、成形時において上方に向かって拡径状に形成される傘部16と、キャップ部11と傘部16とを連結する連結部18とを有し、射出成形法により一体成形されたものである。
キャップ部11は外円筒部12と、この外円筒部12の上部に一体に形成されたドーム状の頂壁13を有して形成されている。外円筒部12の内面には雌ネジ部12aが刻設されている。頂壁13には内部に連通する複数の揮散孔14が周方向に一定の間隔を有して穿設されている。また頂壁13の下面には短円筒状からなるストッパ15が形成されている。拡径状に形成された傘部16は、薄い肉厚寸法で形成することによる可撓性が付与されている。なお、傘部16の開口縁端の径寸法はキャップ部11の外径寸法よりも大きな寸法で形成されており、後述するように反転させた場合には、傘部16の下にキャップ部11を完全に隠すことが可能となっている。連結部18は、キャップ部11の頂壁13の中心部と傘部16の中心部との間に形成された短柱状の連結突起18Aであり、傘部16は連結突起18Aの上端において上下方向に変位可能とされている。より具体的には、連結突起18A上端の近傍で且つ傘部16表面には円環溝状の折り返し部16aが形成されており、傘部16はこの折り返し部16aを支点に反転可能とされている。
次に、揮散容器の組み付けについて説明する。
図2に示すように、小口径の容器本体1Aの場合には、揮散部本体10を小口径の容器本体1Aの口筒部2に被せると、揮散部本体10側のストッパ15の下端が容器本体1Aの口筒部2の上縁部に当接する。同時に、キャップ部11の雌ネジ部12aのうち最下部に位置する突起12a1が容器本体1側のネックリング7を乗り越えて係合する。これにより揮散部本体10を小口径の容器本体1Aに確実に装着させることが可能となっている。
そして、装着後に、折り返し部16aを支点に、可撓性を有する傘部16を下方に反転させることにより傘部16の下にキャップ部11が完全に隠され、図2に実線で示すような使用状態とすることができる。この使用状態では、傘部16とキャップ部11の頂壁13との間に揮散通路Sが確保されるため、容器本体1に収容されている薬剤等を揮散孔14及び揮散通路Sを通じて外部に揮散することができる。
また、この使用状態では、キャップ部11の全体が、傘部16の下に配置されることになることから、揮散孔14を隠して外部に直接露出されることを防止できる。よって、使用中にシャワーや雨等の水が揮散容器にかかったとしても、傘部16が水を遮り、揮散孔14からの水の浸入を防ぐことができる。このため、容器本体1に収容されている薬剤等の変質を防止することができる。あるいは水の影響による薬剤等の揮散速度の低下を防止し、薬効成分を空気中に効率良く充分に揮散させることが可能となる。
図3に示すように大口径の容器本体1Bの場合には、揮散部本体10を大口径の容器本体1Bの口筒部2に被嵌せしめると共に、容器本体1側の雄ネジ部6とキャップ部11側の雌ネジ部12aとを螺合させることにより、揮散部本体10を大口径の容器本体1Bに装着することが可能である。そして、装着後に、折り返し部16aを支点に傘部16を下方に反転させて使用状態とすることにより、上記同様の作用効果を得ることができる。
次に、第2実施例に示す揮散容器について説明する。
図4は本発明の第2実施例の揮散容器に用いる揮散部本体(成形時)の平面図、図5は図4の縦断面図、図6は揮散部本体を組み立てた状態を示す平面図、図7は揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図、図8は揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図である。
第2実施例に示す揮散容器が、上記第1実施例の揮散容器と異なる点は揮散部本体の構成にあり、その他の構成及び効果は上記第1実施例同様である。このため、以下の説明においては上記第1実施例と異なる点である揮散部本体を中心に説明する。なお、同一部材については同一符号を付して説明する。
図4及び図5に示すように、第2実施例の揮散容器に用いられる揮散部本体10も上記第1実施例同様に、キャップ部11、傘部16及びこれらを連結する連結部18を有して形成されるが、連結部18がヒンジ18Bで構成される点で異なる。
キャップ部11は、外周縁側に傾斜部13Aが形成された平板状の頂壁13及び傾斜部13Aの下端に設けられた外円筒部12を有して構成されている。頂壁13の中心部には係止凹部19が形成されており、その周囲には長円状に穿設された複数(図4では8ヶ)の揮散孔14が放射状に配置されている。なお、外円筒部12の内面には雌ネジ部12aが刻設されている点は上記第1実施例同様である。また傘部16の天面の中心部には係止凹部19に係合する係止凸部20が突出形成されている。この係止凸部20の周囲には、係止凸部20を補強する平面十字に配置された支持片21が形成されている。
ヒンジ18Bは、外円筒部12と傾斜部13Aとの境界部分に突設された平板片で形成されており、このヒンジ18Bには複数の小孔(図4では5ヶ)18aが穿設されている。そして、ヒンジ18Bの先端に傘部16が連設されており、傘部16はこのヒンジ18Bにおいて変位可能となっている。より具体的には、ヒンジ18Bの下面で且つ傘部16と連結する先端部分には肉薄部を直線状に形成して成る折り返し部18bが形成されており、傘体16はこの折り返し部18bを支点に回動可能となっている。
第2実施例では、図5に実線で示す展開状態から二点鎖線で示す状態に回動させ、係止凸部20と係止凹部19とを係合させることにより、キャップ部11が傘部16によって覆い隠される揮散容器を組み立てることができる。揮散容器を組み立てた状態では、支持片21が頂壁13に当接するため、傘部16とキャップ部11の頂壁13との間に揮散通路Sが確保される。
そして、図7及び図8に示すように、揮散部本体10を小口径の容器本体1A又は大口径の容器本体1Bに装着したいずれの使用状態においても、揮散容器の内外が、頂壁13に形成された揮散孔14及び揮散通路Sを介して連通するため、容器本体1内の薬剤等を空気中に揮散することが可能である。なお、ヒンジ18B近傍の位置では、さらにヒンジ18Bに形成されている複数の小孔18aを通じても外部に揮散することが可能となっている。
次に、第3実施例に示す揮散容器について説明する。
図9乃至図12は本発明の第3実施例であり、図9は揮散部本体を小口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図、図10は揮散部本体を大口径の容器本体に装着した使用状態を示す揮散容器の半断面図、図11は第3実施例の揮散容器に用いる揮散部本体の底面図、図12は図9及び10のXII−XII線における矢視断面図である。
第3実施例に示す揮散容器が、上記第1及び第2実施例の揮散容器と異なる点も揮散部本体の構成にあり、その他の構成及び効果は上記第1及び第2実施例同様である。このため、以下の説明においては上記第1実施例及び第2実施例と異なる点である揮散部本体を中心に説明する。なお、同一部材については同一符号を付して説明する。
図9及び図10に示すように、第3実施例に示す揮散部本体10は、外円筒部12と、この外円筒部12の内側に設けられる内円筒部17とから成る二重円筒状のキャップ部11と、このキャップ部11の上部を覆う傘部16とを有し、キャップ部11と傘部16とを一体成形することにより形成されている。
図9、図10及び図12に示すように、外円筒部12の上端(傘部16真下の位置)には複数の切欠孔14aが周方向に一定の間隔を有して形成され、図9乃至図12に示すように、内円筒部17には高さ方向の全長に渡って開口する複数の間欠窓14bが所定の幅寸法を有して周方向に交互に形成されている。これら複数の切欠孔14aと複数の間欠窓14bとは共に揮散孔14を構成する。
図9に示すように、揮散部本体10を小口径の容器本体1Aに装着した場合の使用状態では、揮散容器の内外が揮散孔14、すなわち外円筒部12に形成された切欠孔14aと内円筒部17に形成された間欠窓14bを介して連通し、これら切欠孔14a及び間欠窓14b(揮散孔14)を通じて容器本体1内の薬剤等を空気中に揮散することが可能である。
他方、図10に示すように、揮散部本体10を大口径の容器本体1Bに装着した場合の使用状態では、揮散容器の内外は揮散孔14、すなわち外円筒部12に形成された切欠孔14aのみを介して連通するため、この切欠孔14a(揮散孔14)を通じて容器本体1内の薬剤等を空気中に揮散することが可能である。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではない。
例えば、上記第2実施例では、キャップ部11の頂壁13に係止凹部19を形成し、傘部16の天面に係止凸部20が形成した構成を示して説明したが、本発明の実施の形態は上記実施例に限定されるものではなく、キャップ部11の頂壁13に係止凸部20を形成し、傘部16の天面に係止凹部19を形成する構成とすることも可能である。
本発明は、浴室や屋外などに設置して使用される揮散容器の分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 : 容器本体
1A : 小口径の容器本体
1B : 大口径の容器本体
2 : 口筒部
3 : 肩部
4 : 胴部
5 : 底部
6 : 雄ネジ部
7 : ネックリング
10 : 揮散部本体
11 : キャップ部
12 : 外円筒部
12a: 雌ネジ部
12a1: 突起
13 : 頂壁
13A: 傾斜部
14 : 揮散孔
14a: 切欠孔(揮散孔)
14b: 間欠窓(揮散孔)
15 : ストッパ
16 : 傘部
16a: 折り返し部
17 : 内円筒部
18 : 連結部
18A: 連結突起(連結部)
18B: ヒンジ(連結部)
18a: 小孔
18b: 折り返し部
19 : 係止凹部
20 : 係止凸部
21 : 支持片
S : 揮散通路

Claims (5)

  1. 揮散性を有する薬剤を収容する筒状の容器本体(1)と、該容器本体(1)の口筒部(2)に組み付けられ揮散部本体(10)とを有して成る揮散容器であって、
    前記揮散部本体(10)は、前記容器本体(1)内に連通する揮散孔(14)を頂壁(13)に備えて前記口筒部(2)に装着されるキャップ部(11)と、該キャップ部(11)との間に連結形成された連結部(18)において変位可能に構成されると共に前記揮散孔(14)を隠して外部への露出を防止する傘部(16)とを有して一体成形され、
    前記キャップ部(11)に形成された雌ネジ部(12a)が、大口径の容器本体(1)の前記口筒部(2)に形成された雄ネジ部(6)及び小口径の容器本体(1)の前記口筒部(2)に、その雌ネジ部(12a)よりも径方向外側に大きく突設されたネックリング(7)係合可能であり、
    前記傘部(16)の開口縁端を前記キャップ部(11)の頂壁(13)よりも下方の位置に変位させて前記キャップ部(11)が前記傘部(16)の下の隠れる使用状態としたときに、前記傘部(16)と前記頂壁(13)とが対向する部分に前記揮散孔(14)と共に前記薬剤を外部に揮散させる揮散通路(S)が形成されることを特徴とする揮散容器。
  2. 連結部(18)は、キャップ部(11)の頂壁(13)中心部と傘部(16)の中心部との間に形成された短柱状の連結突起(18A)であり、傘部(16)が前記連結突起(18A)の近傍に形成された折り返し部(16a)を支点に反転する構成とした請求項記載の揮散容器。
  3. 連結部(18)は、ヒンジ(18B)であり、傘部(16)が前記ヒンジ(18B)に形成された折り返し部(18b)を支点に回動することで前記キャップ部(11)が前記傘部(16)の下の隠れる構成とした請求項記載の揮散容器。
  4. 傘部(16)の中心部とキャップ部(11)の頂壁(13)中心部の一方に係止凹部(19)を形成し、他方に係止凸部(20)を形成し、前記係止凹部(19)と前記係止凸部(20)とが係合する請求項記載の揮散容器。
  5. 揮散性を有する薬剤を収容する筒状の容器本体(1)と、該容器本体(1)の口筒部(2)に組み付けられた揮散部本体(10)とを有して成る揮散容器であって、
    前記揮散部本体(10)が、内周面に雌ネジ部(12a)が形成された外円筒部(12)と内円筒部(17)とから成る二重円筒状のキャップ部(11)と、前記外円筒部(12)及び前記内円筒部(17)の双方に周方向に所定の間隔を有して交互に配置された複数の揮散孔(14)と、該揮散孔(14)を隠して外部への露出を防止する傘部(16)とを有して一体成形されており
    前記外円筒部(12)に形成された雌ネジ部(12a)が、大口径の容器本体(1)の前記口筒部(2)に形成された雄ネジ部(6)及び小口径の容器本体(1)の前記口筒部(2)に、その雌ネジ部(12a)よりも径方向外側に大きく突設されたネックリング(7)に係合可能であることを特徴とする揮散容器。
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