JP6782662B2 - 半田付け製品製造方法、半田付け製品、半田付け方法、および半田付け装置 - Google Patents
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Description
ヒータ36は、軸対称に形成されることが好ましく、内部のノズル24を周囲から略均等に加熱する構成であることがより好ましく、この実施例では円筒形に形成されている。また、ヒータ36はセラミックで形成されており、内部に発熱用のコイル36a(図5参照)が設けられている。
半田導入筒34は、ヒータ36の内部に挿入されたノズル24の基部に先端が当接し、半田導入筒34内の孔34aがノズル24の孔26と連通する。
図5は、プリント基板Pに電子部品Cを半田付けするノズル24近傍を模式的に示す端面図である。
ノズル24は、円筒状で、材質にはセラミックが用いられている。
ノズル24の挿入部24aは、ノズル24の先端24dから電子部品Cの端子Tの先端Tsと同位置までの周りから端子Tを取り囲んでいる部位を指す。
ノズル24の溶融部24bは、ノズル24内に挿入した端子Tの先端Tsの位置から、この先端Tsに接触する半田片2aが存在している位置まで、すなわち、半田付けする半田片2aが端子Tの先端Tsに接触した状態における半田片2aを取り囲んでいる部位を指す。
なお、挿入部24aおよび溶融部24bは、内壁25の内径S2が同じ内径で連続するように形成されており、その内径S2は、上述したように糸半田溶融球形の直径以下で、かつ、スルーホールHの直径以上(より好ましくはスルーホールHの直径+0.1mm以上)に形成されている。
ノズル24の案内部24cは、溶融部24bよりも基部側25bに設けられている内壁25を指す。
案内部24cのノズル24は、肉厚一定の円柱形状に形成されており、その中心軸が溶融部24bの中心軸と一致するように構成されており、供給される半田片2aを溶融部24b内へ案内する。
図6(A)の端面図に示すように、半田付けの母材として、ランドRが形成されたプリント基板Pに、当該プリント基板PのスルーホールHにプリント基板Pの表面側から裏面側(図6では下面側から上面側)に向けて電子部品Cの端子Tが挿入されたものが準備されている。
制御部61は、Y方向の搬送ガイド7fとX方向の搬送ガイド7c、および駆動機構部7b,7eにより、ノズル24の位置をXY平面上で移動させて半田付けするランドRに対向させる。このときの位置は、プリント基板Pの裏面側のランドRbの中心とノズル24の中心がほぼ一致する位置とする、または、端子Tの先端中心とノズル24の中心がほぼ一致する位置とする。
制御部61は、駆動機構部5bにより搬送ガイド5cに沿ってフローティング状態のヘッド部3をランドRとの近接方向へ移動させて、ノズル24の先端面24dをプリント基板Pの裏面側のランドRbの表面に当接させる。これにより、ノズル24の挿入部24aの内側に端子Tの先端Tsが挿入された状態となる。
この状態で、制御部61は、回転カッター55により糸半田2をカットして半田片2aを得、この糸半田2aを半田導入筒34内の孔34aを通過させてノズル24内に供給する。上方から落下するように供給された半田片2aは、案内部24cを通過中に予熱され、端部2bが端子Tの先端Tsに当接して当接位置APで停止し、位置および落下が規制される。このとき、ノズル24の内壁25は、半田片2aが端子Tの先端Tsの上で垂直または斜めに立っている状態から落下しないように規制する落下規制部として機能する。
当接位置APに案内された溶融前の半田片2aは、その位置から落下することなく、端子Tと反対側の端部などの少なくとも一部が、ヒータ36の近くに位置して挿入部24aより高温となっている溶融部24bの内壁25に当接する。このため、当接位置APにある溶融前の半田片2aは、溶融部24bのノズル24の内壁25に当接した半田片2aの一端部、両端部、又は側部を介した熱伝導により溶融される。なお、この半田片2aの溶融のとき、ノズル24と接触しての直接熱伝導に加えて、溶融部24bのノズル24からの輻射熱伝達、および、ノズル24内を対流する熱風による対流熱伝達などの間接熱伝導も行われる。
その後、制御部61は、駆動機構部5bにより搬送ガイド5cに沿ってフローティング状態のヘッド部3をランドRとの離間する方向へ移動させ、ノズル24の先端面24dをプリント基板Pの裏面側のランドRbの表面から離隔する。これにより、ランドR、端子T、及び溶融した半田片2aは急速に冷却され、溶融した半田片2aが固化して半田付け動作は終了する。
図7(A)の端面図に示すように、ノズル124は、案内部124cの孔126aの幅が狭く、溶融部124bおよび挿入部124aの孔126bの幅が広い形状に形成されている。案内部124cの内壁125に囲まれた空間の中心軸に垂直な端面の最小幅である内径S3は、溶融前の半田片2aの最大幅である外径D2よりわずかに大きく形成されている。
図8(A)の端面図に示すように、ノズル224は、実施例1のノズル24と同一の構成とし、半田片202aを太く構成してもよい。この場合、半田片202aは、ノズル224の溶融部224bの内壁225に囲まれた空間の中心軸に垂直な端面の最小幅である内径S2より一回り小さい程度の太さにすると良い。
この場合、溶融部224bの内壁225は、ノズル224内に供給された溶融前の半田片2aの端子T側の端部2bを前記端子Tの先端Tsに当接させる当接位置規制手段として機能する。
この場合、実施例1と同様に、溶融部323cの内壁325は、ノズル324内に供給された溶融前の半田片2aの端子T側の端部2bを前記端子Tの先端Tsに当接させる当接位置規制手段として機能する。またこのとき、ノズル324の内壁325は、半田片2aが端子Tの先端Tsの上で垂直または斜めに立っている状態から落下しないように規制する落下規制部として機能する。
図10(A)の断面図に示すように、ノズル424は、実施例2と同様に、案内部424cにある幅の狭い孔126aと、溶融部424bおよび挿入部424aにある幅の広い孔126bで構成される孔126を有している。
この実施例5のノズル424を用いた場合も、実施例2と同一の作用効果を奏することができる。
なお、この実施例では、ノズル124のノズル先端面124dを略水平に形成したが、これに限らず、リード端子T2の幅および高さ(幅と同じ)と同じ幅および高さの一直線の溝を直径方向に一本設け、この溝内にリード端子T2を収納する構成としてもよい。この場合、ノズル124のノズル先端面124dをボタン電池Bのマイナス電極BRに接触させることができ、フラックスの飛散防止等の効果も高めることができる。
ノズル724は、孔26が、実施例1と同じように案内部724c、溶融部724bおよび挿入部724aのどの位置でも同じ大きさの円柱形に形成されている。また、ノズル724は、挿入部624aの外径が細く、案内部624cおよび溶融部624bの外径が太く形成されている。
このように、実施例9のノズル724を用いても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
ノズル824は、孔826が、案内部824cおよび溶融部824bが同じ大きさの円柱形の孔826aにより形成されており、挿入部724aが同じ大きさの円柱形の一部が外周まで貫通する形状の孔826bにより形成され、孔826全体がL字を成すように形成されている。この孔826bの外周まで貫通する平面状の部分には、プリント基板Pの電子部品Cに設けられた端子Tが挿入される。詳述すると、実施例1のようにプリント基板Pの裏面に半田付けするのではなく、この実施例10では、プリント基板Pの電子部品Cの実装面である表面に半田付けできるように、プリント基板Pを傾斜させる。そして、この傾斜によって本来垂直である端子Tの足部分が傾斜する。孔826bは、この傾斜している足部分の外側である外辺Tw(半田片供給側表面)が孔826bの中心近くまで挿入されるように形成されている。
半田片供給手段は、回転カッター55と半田導入筒34と押し込みロッド59とに対応し、
加熱手段は、ヒータ36に対応し、
相対距離変化手段は、近接離間方向移動ユニット6に対応し、
半田片の最小幅は外形D1に対応し、
溶融部のノズルの内壁に囲まれた空間の中心軸に垂直な端面の最小幅は内径S2に対応するが、この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。
2a…半田片
6…近接離間方向移動ユニット
20…ノズルユニット
24,124,224,324,424,524,624,724,824…ノズル
30…ヒータユニット
34…半田導入筒
36…ヒータ
55…回転カッター
59…押し込みロッド
124c…案内部
D1…外形
R…ランド
S1…間隔
S2…内径
T,T2…端子
Ts…先端
Tz…外辺
Claims (5)
- 相対距離変化手段により第1導体とノズルとの近接離間方向の相対距離を変化させて前記第1導体と前記ノズルを近接または当接させるノズル近接工程と、
半田片供給手段により供給された半田片をノズルの孔に挿通する半田片供給工程と、
前記ノズル内の前記半田片を加熱手段によって加熱して前記半田片を溶融する溶融工程とを有し、
溶融した前記半田片によって前記第1導体と第2導体を半田付けして半田付け製品を製造する半田付け製品製造方法であって、
前記ノズルは、
溶融前の前記半田片の下端部若しくは下端部近傍が前記第1導体の半田片供給側表面に必ず接触して載った状態から落下しないように規制する落下規制部を有し、
前記溶融工程は、
前記落下規制部により落下規制されて前記載った位置で前記半田片を溶融させ、かつ、落下規制されて前記第2導体に非接触の前記半田片から前記第1導体へ熱を伝える構成であり、
前記溶融により前記半田片を略球形状、若しくは球が前記ノズルの孔内で規制されて変形した球変形形状の溶融半田とし、
この略球形状若しくは球変形形状の溶融状態の前記溶融半田によっても前記第1導体を加熱し、
その後に前記溶融半田が下方へ流れる構成である
半田付け製品製造方法。 - 前記ノズル近接工程は、前記第1導体と前記ノズルが非接触で離間した状態が保たれ、
この状態で、前記溶融工程は、落下規制されて前記第2導体に非接触の前記半田片から前記第1導体へ熱を伝える構成である
請求項1記載の半田付け製品製造方法。 - 前記半田片供給工程は、
前記落下規制部により落下しないように規制された前記半田片を前記第1導体の半田片供給側表面に必ず接触させ、
前記溶融工程は、
前記加熱手段により加熱する前記半田片を通じて前記第1導体を必ず加熱する構成である
請求項1または2記載の半田付け製品製造方法。 - 相対距離変化手段により第1導体とノズルとの近接離間方向の相対距離を変化させて前記第1導体と前記ノズルを近接または当接させるノズル近接工程と、
半田片供給手段により供給された半田片をノズルの孔に挿通する半田片供給工程と、
前記ノズル内の前記半田片を加熱手段によって加熱して前記半田片を溶融する溶融工程とを有し、
溶融した前記半田片によって前記第1導体と第2導体を半田付けする半田付け方法であって、
前記ノズルは、
溶融前の前記半田片の下端部若しくは下端部近傍が前記第1導体の半田片供給側表面に必ず接触して載った状態から落下しないように規制する落下規制部を有し、
前記溶融工程は、
前記落下規制部により落下規制されて前記載った位置で前記半田片を溶融させ、かつ、落下規制されて前記第2導体に非接触の前記半田片から前記第1導体へ熱を伝える構成であり、
前記溶融により前記半田片を略球形状、若しくは球が前記ノズルの孔内で規制されて変形した球変形形状の溶融半田とし、
この略球形状若しくは球変形形状の溶融状態の前記溶融半田によっても前記第1導体を加熱し、
その後に前記溶融半田が下方へ流れる構成である
半田付け方法。 - 第1導体とノズルとの近接離間方向の相対距離を変化させて前記第1導体と前記ノズルを近接または当接させる相対距離変化手段と、
半田片を前記ノズルの孔に挿通する半田片供給手段と、
前記ノズル内の前記半田片を加熱して前記半田片を溶融させる加熱手段とを有し、溶融した前記半田片によって前記第1導体と第2導体を半田付けする半田付け装置であって、
前記ノズルは、
溶融前の前記半田片の下端部若しくは下端部近傍が前記第1導体の半田片供給側表面に必ず接触して載った状態から落下しないように規制する落下規制部を有し、
前記加熱手段は、
前記落下規制部により落下規制されて前記載った位置で前記半田片を溶融させ、かつ、落下規制されて前記第2導体に非接触の前記半田片から前記第1導体へ熱を伝える構成であり、
前記溶融により前記半田片を略球形状、若しくは球が前記ノズルの孔内で規制されて変形した球変形形状の溶融半田とし、
この略球形状若しくは球変形形状の溶融状態の前記溶融半田によっても前記第1導体を加熱し、
その後に前記溶融半田が下方へ流れる構成である
半田付け装置。
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| JP2017085859A JP6782662B2 (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | 半田付け製品製造方法、半田付け製品、半田付け方法、および半田付け装置 |
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