JP6799498B2 - バルブユニットおよび燃料供給装置 - Google Patents
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Description
また、弁体をより容易に撓ませることができるので、流出口からのベーパ等の排出をさらに容易に行うことが可能になる。
また、弁体が必要以上に撓んでしまうことを防止できる。このため、流出口への燃料等の逆流を確実に防止できると共に、弁体に無理な力が加わって損傷してしまうことを防止できる。
また、カバーによって弁体を保護できる。この結果、バルブユニットを取り付ける際、このバルブユニットの組み付け性も向上できる。
また、カバーを設けた場合であっても、開口部を介してベーパをスムーズに外部に排出できる。
また、ベース部の延出長さを長く設定するだけで、ケース全体を大型化することなく、弁体の一方向の長さを十分確保することができる。また、弁体の撓み方向でこの弁体によって流出口を閉塞することができる。このため、片持ち支持の弁体をさらに撓み易くすることができる。
図1は、燃料供給装置1の斜視図、図2は、燃料供給装置1のハウジング5を透過させた状態の斜視図である。
図1、図2に示すように、燃料供給装置1は、例えば、自動車や自動二輪車の燃料タンク2の重力方向下方に配置され、燃料タンク2に貯留された燃料を不図示のエンジンに供給するためのものである。燃料供給装置1は、燃料を吸入して吐出する燃料ポンプ3と、燃料ポンプ3に取り付けられるバルブユニット4と、燃料ポンプ3内への異物の侵入を防止するためのサクションフィルタ7と、燃料ポンプ3およびサクションフィルタ7を外包して支持するハウジング5と、を備えている。
燃料ポンプ3は、略円筒状に形成されたポンプハウジング10と、ポンプハウジング10の一端側に内装されたポンプ部11と、ポンプハウジング10のポンプ部11が配置された箇所を除く大部分に配置されたモータ部12と、を主構成としている。
なお、以下の説明では、ポンプハウジング10の軸方向を単に軸方向と称し、ポンプハウジング10の径方向を単に径方向と称し、ポンプハウジング10の周回り方向を単に周方向と称して説明する。燃料供給装置1は、燃料ポンプ3の軸方向がほぼ水平方向に沿うように配置される。
図3は、バルブユニット4の側面図、図4は、バルブユニット4のカバー43を透過させた状態の斜視図、図5は、バルブユニット4の分解斜視図である。
図3〜図5に示すように、バルブユニット4は、脱気孔6に連結されるケース41と、ケース41上に配置されている弁体42と、弁体42をケース41とは反対側から覆うと共に、ケース41に固定されているカバー43と、により構成されている。
また、流路部44の流出管46が形成されている側の側面には、この流出管46の突出方向と直交する方向に沿って延出するベース部47が一体成形されている。換言すれば、流出管46の根元に、ベース部47が一体成形されている。
カバー43のベース部47側の面には、ベース部47の凹部48に対応する箇所に、凹部51が形成されている。すなわち、カバー43の大部分に凹部51が形成されており、凹部51は、カバー43の短手方向全体に渡って形成されている。また、凹部51の軸方向(カバー43の長手方向)両端には、円弧面51aが形成されている。
一方、カバー43の凹部52とは反対側には、ベース部47の弁体固定面47aに対応する箇所に、この弁体固定面47aの挿入孔50に挿入可能な固定ピン53が2つ突出形成されている。固定ピン53は、弁体固定面47aの挿入孔50に挿入されることにより、ケース41、弁体42、およびカバー43を一体化するためのものである。固定ピン53は、挿入孔50に挿入した状態でベース部47のカバー43とは反対側の面から突出する長さに設定されている。
続いて、ベース部47上にカバー43を載置する。このとき、まず、カバー43の凹部52側の端部をベース部47と係合爪49の爪本体49bとの間に挿入する。そして、係合爪49の脚部49aに、カバー43の凹部52を差し込み、係合爪49にカバー43の端部を係合させる。
組み立てられたバルブユニット4は、カバー43が重力方向上方を向くように、燃料ポンプ3の脱気孔6に取り付けられる(図2参照)。つまり、燃料ポンプ3にバルブユニット4を取り付けた状態では、流出管46が重力方向上方に向かって突出されている。
しかも、カバー43の固定ピン53と反対側の端部は、ケース41の係合爪49に簡易的に係合されているだけなので、ケース41からカバー43を故意に取り外す場合も容易に取り外すことができる。
図1、図2に示すように、ハウジング5は、燃料ポンプ3、バルブユニット4、およびサクションフィルタ7を収納可能な略有底四角筒状のハウジング本体8と、ハウジング本体8の開口部8aを閉塞するハウジングカバー9と、により構成されている。
ハウジング本体8は、軸方向からみて略四角形状の平坦な底部8bと、底部8bの四辺からそれぞれ立ち上がるように形成された4つの平坦な側壁8cと、を有し、側壁8cの底部8bとは反対側の周縁に開口部8aが形成されている。そして、ハウジング本体8の底部8b側にアッパーカップ14を向けた形で、燃料ポンプ3が収納されている。
燃料取出し管16は、ホースを介してエンジン(何れも不図示)に連結されている。これにより、燃料ポンプ3からエンジンに燃料が供給される。
リターン管23は、不図示のホースを介して燃料タンク2に連結されている。リターン管23と燃料取出し管16は、不図示の燃料流路を介して連通されている。また、リターン管23は、チェックバルブ19を介してハウジング本体8内に連通されている。チェックバルブ19は、リターン管23からハウジング本体8内への燃料の通流を許容すると共に、ハウジング本体8内からリターン管23への燃料の逆流を阻止する一方弁である。
次に、燃料供給装置1の動作について説明する。
まず、燃料ポンプ3は、燃料タンク2の重力方向下方に配置されているので、燃料の自重によって、この燃料が燃料供給管26を介してハウジング5(ハウジング本体8)内に流入される。そして、ハウジング5内が燃料で満たされ、サクションフィルタ7が燃料に浸漬される。また、ハウジング5内が燃料で満たされた状態では、バルブユニット4の開口部54にも燃料が流れ込む。この際、燃料の水圧によって弁体42の長手方向他端側(ベース部47の弁体固定面47aとは反対側)が、流出管46側(ベース部47側)に押圧される形になる。このため、弁体42によって、流出管46を介して燃料ポンプ3内に燃料が逆流してしまうのを防止できる。
また、弁体42は、カバー43によってベース部47とは反対側から覆われている。このため、撓んだ弁体42は、他端側がカバー43に当接し、弁体42の撓み量が規制される。すなわち、カバー43は、燃料ポンプ3にバルブユニット4を取り付ける際、弁体42の損傷を防止する等、弁体42を保護する機能の他、ベーパ排出時に、弁体42が必要以上に撓んでしまうことを規制する撓み規制部として機能する。
この後、ベーパの浮力によって、このベーパが燃料供給管26に到達する。燃料供給管26に到達したベーパは、さらに、ホースを介して燃料タンク2に排出される。
さらに、バルブユニット4は、弁体42をベース部47とは反対側から覆うカバー43を備えている。このため、燃料ポンプ3にバルブユニット4を取り付ける際、弁体42が損傷してしまうことを防止できる。また、ベーパ排出時に、弁体42が必要以上に撓んで損傷してしまうことも防止できる。
さらに、弁体42の撓み方向(図3における上下方向)でこの弁体42によって流出管46を閉塞することができる。このため、片持ち支持の弁体42をさらに撓み易くすることができる。
例えば、上述の実施形態では、燃料供給装置1は、自動車や自動二輪車のエンジン(不図示)に燃料を供給するためのものである場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、燃料供給を必要とするさまざまな装置に燃料供給装置1の構成を採用することが可能である。
モータ部12もブラシ付きの直流モータに限られるものではなく、ブラシレスモータ等、さまざまなモータを採用することが可能である。
Claims (6)
- 板状に形成され流入口および流出口を有するケースと、
一方向に長いフィルム材により形成されており、一端側が前記ケースに固定され、他端側で前記流出口を閉塞する可撓可能な弁体と、
前記弁体を前記ケースとは反対側から覆い、前記弁体の撓み量を規制する板状に形成されたカバーと、
を備え、
前記ケースおよび前記カバーには、各々合わせ面に凹部が形成されており、
2つの前記凹部が協働することにより、前記ケースおよび前記カバーには、前記流出口の軸方向と同一方向に面する側面に、前記ケースおよび前記カバーの外内を連通させる開口部が形成されている
ことを特徴とするバルブユニット。 - 前記撓み規制部は、前記弁体を前記ケースとは反対側から覆うカバーであり、
前記ケースと前記カバーとが、前記ケースおよび前記カバーの外内を連通させる開口部を形成するように結合されている
ことを特徴とする請求項1に記載のバルブユニット。 - 前記カバーの一端、および前記ケースの前記一端に対応する箇所の何れか一方に、他方と係合可能な係合爪を設け、
前記カバーの他端、および前記ケースの前記他端に対応する箇所の何れか一方に、固定ピンを突設させると共に、他方に該固定ピンを挿入可能な挿入孔を設けた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバルブユニット。 - 前記固定ピンの長さは、前記挿入孔に前記固定ピンを挿入した状態で、前記カバーの他端、および前記ケースの前記他端に対応する箇所の何れか他方の前記挿入孔に挿入する側とは反対側から前記固定ピンが突出する長さに設定されている
ことを特徴とする請求項3に記載のバルブユニット。 - 前記ケースには、前記流出口の近傍に、該流出口の軸方向と交差する方向に沿って延出するベース部が設けられ、
該ベース部の一端に、前記弁体の一端が固定されている
ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のバルブユニット。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載のバルブユニットと、
内燃機関へと燃料を圧送するための燃料ポンプと、
を備え、
前記燃料ポンプは、
前記燃料を吸入して圧送するポンプ部と、
前記ポンプ部を駆動するためのモータ部と、
前記ポンプ部に連通され、前記燃料ポンプ内で発生したベーパを前記燃料ポンプ外に排出するための脱気孔と、
を備え、
前記流出口が重力方向で上方に開口するように前記脱気孔に前記バルブユニットが取り付けられている
ことを特徴とする燃料供給装置。
Priority Applications (1)
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| JP2017103523A JP6799498B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | バルブユニットおよび燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2017103523A JP6799498B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | バルブユニットおよび燃料供給装置 |
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-05-25 JP JP2017103523A patent/JP6799498B2/ja not_active Expired - Fee Related
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