JP6799745B2 - 閃光放電管及びその製造方法及び該閃光放電管を備えたストロボ装置 - Google Patents
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Description
このアルミノシリケートガラスは、閃光放電管の外囲器のガラスとして従来から採用されていた周知のホウ珪酸ガラス、すなわち熱膨張係数を先のタングステンのそれと近似させ、かつアルカリ金属成分である酸化ナトリウムや酸化カリウム等のアルカリ金属酸化物を適宜量含有させることにより軟化点を下降させるように設計されたいわゆるタングステン封着用ガラスに比較して軟化点が高く、これにより耐熱特性を向上させることができ、またアルカリ金属成分を殆ど含まないことから熱膨張係数は大きくなるものの閃光放電管の発光に伴う熱衝撃によるガラス管内へのアルカリ金属成分の溶出現象を激減あるいは防止でき、よって耐熱衝撃特性を大幅に向上できることになる。
また、電極としてのタングステンが高価であると共に封着しづらい点を考慮し、石英ガラスや硬化ガラスからなる放電管としてのガラス管の両端面に、一方は異なる膨張係数を有する複数の層から組成されたガラス粉末を焼結してなる焼結中間体の形成時に上記ガラス管の端面に対向して生じる円形肩部をろう付け面としてガラスろうリングを介して結合し、他方については上記ガラス管の端面の他方と接するように形成した管周面端部において有機性接着剤を介して接着し、これらの焼結中間体に埋め込まれている電極リード線と先のガラス管とを気密に結合するガス放電せん光管も周知である。(特許文献2)
もちろん先の本出願人による先出願も例外ではなく、その気密封着構造は、一方はアルミノシリケートガラス管の端面とホウ珪酸ガラス(タングステン封着ガラス)から構成されたビードの端面部とを突合せて加熱溶着し、他方は、ホウ珪酸ガラスから形成されると共にアルミノシリケートガラス管の内外径と同一を含む略等しい内外径を有し、前記アルミノシリケートガラス管の他端に端面を介して溶融接合される接合ガラス管の内壁面とホウ珪酸ガラスから構成されたビードの側面部とを加熱溶着する構造を備えていた。
ところで、アルミノシリケートガラス管自体は従来周知のガラス管ではあるが、本発明は、前述したようにアルカリ金属成分を殆ど含まないガラス管を採用しており、すなわち、本発明において採用しているアルミノシリケートガラス管はアルカリ金属成分を殆ど含まない、アルカリ金属酸化物フリーのアルミノシリケートガラス管であり、その成分組成については、約20w%の酸化アルミニウム、約60w%の二酸化珪素、そして残部の殆どを占めるアルカリ土類金属を主組成として含み、アルカリ金属成分である上記アルカリ金属酸化物については0.03w%未満となるように構成されているガラスである。
2 外囲器
2a 一端部
2b 他端部
3 キセノンガス
4 陽極ビード
4a 第1陽極ビード
4b 第2陽極ビード
5 陰極ビード
6 電極ピン
7 電極ピン
8 外部ピン
9 焼結体
10 外部ピン
11 本体
12 被写体
13 反射傘
14 光学部材
15 光学制御手段
16 発光動作制御手段
Claims (7)
- 透光性の外囲器の両端に、その内部にキセノンガスを封入した状態で放電電極を気密封着してなる閃光放電管であって、前記外囲器は、アルミノ珪酸塩を主成分としてアルカリ金属成分が0.03wt%未満であるアルミノシリケートガラス管からなり、前記放電電極は、第1電極ピンと、ホウ珪酸ガラスからなり前記第1電極ピンに前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けられて形成、気密封着された第1ビード、ホウ珪酸ガラスからなり前記アルミノシリケートガラス管の外径と略等しい外径となるように前記第1ビードの周囲に前記第1ビードの軸方向長さより短い長さにて巻き付けられて形成、気密封着された第2ビードからなる陽極ビードからなり、前記アルミノシリケートガラス管端部の一端面に前記陽極ビードを形成する第2ビードの端面を介して溶融接合されることにより前記アルミノシリケートガラス管と気密封着される陽極と、第2電極ピンと、ホウ珪酸ガラスからなり前記第2電極ピンに前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けられて形成、気密封着された陰極ビードと、前記第2電極ピンの先端部に固着される焼結体とからなり、前記アルミノシリケートガラス管端部の他端部近傍を加熱溶融することにより前記他端部を前記陰極ビードの側面略中央部に潜り込ませて前記陰極ビードの側面略中央部に凹部を形成することにより前記アルミノシリケートガラス管と気密封着される陰極とから構成されることを特徴とする閃光放電管。
- 前記外囲器の外表面に形成されてトリガ電圧が印加される透明導電性被膜を備えてなる請求項1に記載の閃光放電管。
- 前記外囲器の内表面にシラノール溶液を塗布、焼成して形成された厚さが130〜400nmの二酸化珪素被膜を備えてなる請求項1〜2のいずれかに記載の閃光放電管。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の閃光放電管を光源として備えたストロボ装置。
- アルミノ珪酸塩を主成分としてアルカリ金属成分が0.03wt%未満であるアルミノシリケートガラス管からなる透光性の外囲器の両端に、その内部にキセノンガスを封入した状態で放電電極を気密封着してなる閃光放電管の製造方法であって、ホウ珪酸ガラスからなる第1ビードを第1電極ピンに前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けると共に、ホウ珪酸ガラスからなる第2ビードを前記アルミノシリケートガラス管の外径と略等しい外径となるように前記第1ビードの周囲に前記第1ビードの軸方向長さより短い長さにて巻き付けて陽極ビードを形成することにより陽極を形成する陽極形成工程と、ホウ珪酸ガラスからなる陰極ビードを第2電極ピンの前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けると共に、金属焼結体を前記第2電極ピンの先端部に固着することにより陰極を形成する陰極形成工程と、前記陽極ビードを形成する第2ビードの端面と前記アルミノシリケートガラス管の一端部とを溶融接合することにより前記アルミノシリケートガラス管と前記陽極とを気密封着する陽極封止工程と、前記アルミノシリケートガラス管の他端部を前記陰極ビードの側面略中央部近傍に位置させ、かつ前記アルミノシリケートガラス管の内部に前記キセノンガスを封入した状態で前記他端部近傍のみを加熱溶融し、前記他端部を前記陰極ビードの側面略中央部に凹部を形成するように潜り込ませることにより前記アルミノシリケートガラス管と前記陰極とを気密封着する陰極封着工程とを備えてなる閃光放電管の製造方法。
- 透光性の外囲器の両端に、その内部にキセノンガスを封入した状態で陽極及び陰極からなる一対の放電電極を気密封着してなるキセノン放電管であって、前記外囲器は、アルミノ珪酸塩を主成分としてアルカリ金属成分が0.03wt%未満であるアルミノシリケートガラス管からなり、前記放電電極の内の少なくとも陰極は、電極ピンと、ホウ珪酸ガラスからなり前記電極ピンに前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けられて形成、気密封着された陰極ビードと、前記電極ピンの先端部に固着される焼結体とからなり、前記陰極ビードの側面略中央部と前記アルミノシリケートガラス管端部近傍を局所的に加熱溶融することにより前記管端部を前記陰極ビードの側面略中央部に潜り込ませて前記陰極ビードの側面略中央部に凹部を形成することにより前記アルミノシリケートガラス管と気密封着されることを特徴とする閃光放電管。
- アルミノ珪酸塩を主成分としてアルカリ金属成分が0.03wt%未満であるアルミノシリケートガラス管からなる透光性の外囲器の両端に、その内部にキセノンガスを封入した状態で陽極及び陰極からなる一対の放電電極を気密封着してなる閃光放電管の製造方法であって、少なくとも、ホウ珪酸ガラスからなる陰極ビードを電極ピンに前記アルミノシリケートガラス管の内径未満の外径となるように直接巻き付けると共に、金属焼結体を前記電極ピンの先端部に固着することにより陰極を形成する陰極形成工程と、前記アルミノシリケートガラス管の他端部を前記陰極ビードの側面略中央部近傍に位置させ、かつ前記アルミノシリケートガラス管の内部に前記キセノンガスを封入した状態で前記他端部近傍のみを加熱溶融し、前記他端部を前記陰極ビードの側面略中央部に凹部を形成するように潜り込ませることにより前記アルミノシリケートガラス管と前記陰極とを気密封着する陰極封着工程とを備えてなる閃光放電管の製造方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2016042924A JP6799745B2 (ja) | 2016-03-07 | 2016-03-07 | 閃光放電管及びその製造方法及び該閃光放電管を備えたストロボ装置 |
Publications (2)
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2016
- 2016-03-07 JP JP2016042924A patent/JP6799745B2/ja active Active
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