Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP6805041B2 - 螺旋管用帯状部材及び螺旋管 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP6805041B2 - 螺旋管用帯状部材及び螺旋管 - Google Patents

螺旋管用帯状部材及び螺旋管 Download PDF

Info

Publication number
JP6805041B2
JP6805041B2 JP2017061716A JP2017061716A JP6805041B2 JP 6805041 B2 JP6805041 B2 JP 6805041B2 JP 2017061716 A JP2017061716 A JP 2017061716A JP 2017061716 A JP2017061716 A JP 2017061716A JP 6805041 B2 JP6805041 B2 JP 6805041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fitting
seal member
foam seal
foam
fitting groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017061716A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018161859A (ja
Inventor
優太 宮武
優太 宮武
佳郎 杉山
佳郎 杉山
菅原 宏
宏 菅原
良治 淺野
良治 淺野
幸一郎 椛島
幸一郎 椛島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2017061716A priority Critical patent/JP6805041B2/ja
Publication of JP2018161859A publication Critical patent/JP2018161859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6805041B2 publication Critical patent/JP6805041B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、螺旋管となる帯状部材及び螺旋管に関し、特に老朽化した下水道管、上水道管、農業用水管等の既設管の内周にライニングされる更生管に適した螺旋管用帯状部材及び螺旋管に関する。
近年、下水道管等の既設管の老朽化対策が求められている。対策の一例として、既設管の内周に更生管をライニングして、既設管を更生する工法が知られている(例えば特許文献1,2等参照)。これら特許文献等の更生管は、帯状部材からなる螺旋管によって構成されている。帯状部材が、既設管の内周に沿って螺旋状に巻回され、かつ一周違いに隣接する一対の縁部どうしが接合されている。
一般に、この種の帯状部材の前記一対の縁部のうち一方には、嵌合溝が形成され、他方には、嵌合凸条が形成されている(特許文献1等参照)。嵌合凸条が、嵌合溝に嵌合されている。帯状部材の平帯部における嵌合凸条の近くには、例えばゴム製のシール部材が設けられている。帯状部材を螺旋状に巻回して嵌合凸条と嵌合溝を噛み合わせると、ゴム製シール部材が平帯部の一周違いの部分どうし間に挟まれることで、接合部の水密性(シール性)が確保される。
特許文献2では、帯状部材の一対の嵌合部の何れか一方に紐状止水部材を設けている。紐状止水部材は、芯材と、被覆材とを含む。芯材は、金属やガラス繊維からなる。被覆材が芯材を包んでいる。被覆材は、ゴム製である。帯状部材を螺旋状に巻回して、一周違いに隣接する縁の一対の嵌合部どうしを嵌合させると、被覆材が圧縮されて弾性力が働き、一対の嵌合部の係止爪どうしが互いに強く押し当てられる。
特開2014−015946号公報(図6〜図7) 特開2016−087828号公報(図1〜図3、図9)
この種の帯状部材においては、下水道管等の既設管内での施工等の際に、下水や農業用水中の砂や細粒等の異物が嵌合溝に入り込むおそれがある。そうすると、嵌合凸条を十分に嵌め入れることができず、嵌合不良が起きやすい。また、シール部材をうまく挟み込むことができず、接合部の止水性が損なわれることもある。
特許文献2の図1〜図3形態の帯状部材においては、嵌合凸条の抜け止め用の係止爪付き嵌合溝とは別途に、紐状止水部材のための収容凹部が形成されている。この収容凹部については、紐状止水部材によって砂等の異物が入り込むのを防止できたとしても、前記嵌合溝には砂などの異物が入り込むおそれがある。
特許文献2の図9形態では、係止爪付きの嵌合溝の奥底部に紐状止水部材が収容されているが、嵌合凸条の嵌合空間を確保する必要性から、紐状止水部材を小断面にしなければならない。このため、前記嵌合溝内に砂などの異物が入り込み得ることに変わりはない。
本発明は、かかる事情に鑑み、螺旋管用の帯状部材において、未嵌合時の嵌合溝に砂などの異物が入り込むのを防止することで、嵌合不良を防止するとともに、嵌合後の止水性を確保することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る螺旋管用帯状部材は、螺旋状に巻回されて一周違いに隣接する一対の縁部どうしが接合されることによって螺旋管となるべき螺旋管用帯状部材であって、
前記一対の縁部のうち一方に沿って形成された第1嵌合部と、
前記一対の縁部のうち他方に沿って形成され、前記第1嵌合部と凹凸嵌合可能な第2嵌合部と、
前記第1嵌合部及び第2嵌合部の一方に形成された嵌合溝内に詰められた発泡材からなる発泡シール部材と、
を備え、前記第1嵌合部及び第2嵌合部の他方に形成された嵌合凸条が前記嵌合溝内に嵌め入れられることによって、前記発泡シール部材が、前記嵌合溝の内面と前記嵌合凸条との間の隙間内に収まるまで圧縮可能かつ該圧縮によってシール性を発現可能であることを特徴とする。
嵌合溝に発泡シール部材を詰めておくことによって、未嵌合の嵌合溝に砂等の異物が侵入するのを防止できる。第1、第2嵌合部どうしの嵌合時には、嵌合溝内の発泡シール部材が嵌合凸条の入り込みに伴って十分に圧縮されることで、嵌合凸条を嵌合溝に深く確実に嵌め込むことができる。これによって、未嵌合時の異物侵入防止と嵌合時の発泡シール部材の圧縮変形とが相俟って、嵌合不良を防止できる。かつ圧縮された発泡シール部材がシール性を発現することで、第1嵌合部と第2嵌合部との間を水密に封止できる。すなわち、発泡シール部材が嵌合凸条の外面及び嵌合溝の内面に密着されることで、嵌合凸条の外面及び嵌合溝の内面と発泡シール部材との間の透水を阻止できる。また、発泡シール部材内の気泡が潰れることで、発泡シール部材の内部における透水をも阻止できる。
前記発泡シール部材が、独立気泡又は連続気泡を有する発泡芯部と、前記発泡芯部を包む非発泡の表皮層とを含むことが好ましい。
発泡芯部によって、発泡シール部材の圧縮前後の断面積変化率ないしは体積変化率を大きくできる。すなわち、圧縮前は発泡シール部材を大断面積にでき、未嵌合時の嵌合溝を発泡シール部材によって十分に埋めることで、砂等の異物の侵入を確実に防止できる。第1、第2嵌合部どうしの嵌合時では、発泡シール部材を十分に圧縮させることができる。これによって、嵌合不良を確実に防止できるとともに、シール性を確保できる。しかも、非発泡の表皮層によってシール性を一層高めることができる。
発泡芯部の気泡構造は、好ましくは独立気泡である。
前記嵌合溝の開口近くが、そこより奥側の嵌合溝部分よりも狭い狭隘部となっており、
前記嵌め入れ前において、前記発泡シール部材が、前記狭隘部を奥側から塞いでいることが好ましい。
これによって、砂等の異物が嵌合溝部分に入り込むのを確実に防止できる。第1、第2嵌合部どうしの嵌合状態においては、狭隘部によって嵌合凸条を抜け止めできる。
前記発泡シール部材の断面積が、前記圧縮によって非圧縮時の10%〜80%になることが好ましい。
前記発泡シール部材の非圧縮時の断面積S1と前記圧縮後の断面積S2との比(S1/S2)が、発泡シール部材の発泡倍率の0.5〜5倍程度であることが好ましい。
これによって、第1、第2嵌合部どうしの嵌合状態においては、発泡シール部材の気泡が圧縮によって潰れ、発泡シール部材が高硬度のソリッド状態になるようにできる。この結果、発泡シール部材がシール性(水密性)を確実に発現するようにできる。
本発明に係る螺旋管は、螺旋状に巻回されて一周違いに隣接する一対の縁部どうしが接合された帯状部材からなる螺旋管であって、
前記帯状部材が、
前記一対の縁部のうち一方に沿って形成された第1嵌合部と、
前記一対の縁部のうち他方に沿って形成された第2嵌合部と、
前記第1、第2嵌合部間に設けられた発泡材からなる発泡シール部材と、を備え、
前記第1嵌合部及び第2嵌合部の一方には、他方に形成された嵌合凸条が嵌る嵌合溝が形成されており、
前記発泡シール部材が、前記嵌合溝に詰められるとともに前記嵌合凸条によって圧縮されて、前記嵌合溝の内面と前記嵌合凸条との間の隙間内に収まり、かつ該圧縮によってシール性が発現されていることを特徴とする。
本発明によれば、螺旋管用帯状部材における、未嵌合時の嵌合溝に砂などの異物が入り込むのを防止でき、嵌合不良を防止することができる。更に、嵌合後の止水性を確保することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る発泡シール部材を含む更生管(螺旋管)用帯状部材の断面図である。 図2は、前記発泡シール部材を、圧縮等されていない無負荷状態で示す断面図である。 図3は、図6のIII−III線に沿う、更生管の断面図である。 図4は、図3の円部IVにて囲む更生管を拡大して示す断面図である。 図5は、前記更生管を、その外周構造を簡略化して示す斜視図である。 図6は、更生管がライニングされた下水道管(既設管)を示す断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る帯状部材の断面図である。 図8は、前記第2実施形態に係る帯状部材によって形成された更生管の断面図である。 図9は、図8の円部IXにて囲む更生管を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図6は、地中の既設管2を示したものである。既設管2は、例えば下水道管からなり、その内周面に更生管1(螺旋管)がライニングされている。図3に示すように、既設管2と更生管1との間にはモルタル8が充填されている。これによって、既設管2が更生されている。
<帯状部材10>
更生管1は、帯状部材10によって構成されている。
帯状部材10の材質は、塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂である。なお、帯状部材10に鋼製の補強帯材(図示省略)が付加されていてもよい。
図1は、更生管1に製管される前の帯状部材10を示したものである。
帯状部材10は、平帯部11と、リブ12と、嵌合部13,14を含む。平帯部11は、平坦な板状になっており、幅方向(図1の左右方向)と直交する方向(図1の紙面直交方向)へ長尺状に延びている。平帯部11の裏側面(図1において上側の面)が更生管1の外周に向けられる。平帯部11の平滑な表側面(図1において下側の面)が更生管1の内周に向けられる。
帯状部材10の幅方向の中央部に断面T字状のリブ12が設けられている。リブ12は、平帯部11の裏側面から突出されるとともに、平帯部11と同方向(図1の紙面直交方向)へ延びている。
なお、リブ12の数は、1つに限られず、2つ以上設けられていてもよい(図7参照)。
帯状部材10における幅方向(図1において左右)の両側の一対の縁部のうち、一方(同図において左側)の縁部に沿って第1嵌合部13が形成されている。他方(同図において右側)の縁部に沿って第2嵌合部14が形成されている。嵌合部13,14は、平帯部11と同方向(図1の紙面直交方向)へ延びている。
第1嵌合部13は、概略逆さU字状の断面に形成され、平帯部11から裏側(図1において上側)かつ幅方向外側(図1において左方)へ片持ち状に突出されている。第1嵌合部13における平帯部11より幅方向外側(図1において左方)の壁が、第1嵌合凸条13aとなっている。第1嵌合部13における平帯部11に連なる連結壁13cと嵌合凸条13aとの間に第1嵌合溝13bが形成されている。嵌合溝13bは、表側(図1において下側)へ開口されている。
嵌合凸条13aの表側の端部近くには、係止爪13fが形成されている。係止爪13fは、連結壁13cへ向けて突出されている。係止爪13fと連結壁13cとの間に狭隘部13dが形成されている。狭隘部13dは、嵌合溝13bにおける開口13e近くに配置されている。嵌合溝13bにおける、狭隘部13dでの溝幅が、狭隘部13dより奥側(図1において上側)の嵌合溝部分13bx(有効断面部)の溝幅よりも狭くなっている。
第2嵌合部14は、幅方向に対峙する二列の凸壁14a,14cによって構成されている。これら凸壁14a,14cの間に第2嵌合溝14bが形成されている。嵌合溝14bは、裏側(図1において上側)へ開口されている。
幅方向外側(図1において右方)の凸壁14aが、第2嵌合凸条14aとなっている。嵌合凸条14aの裏側(図1において上側)の端部近くには、係止爪14fが形成されている。係止爪14fは、凸壁14cへ向けて突出されている。係止爪14fと凸壁14cとの間に狭隘部14dが形成されている。狭隘部14dは、嵌合溝14bにおける開口14e近くに配置されている。嵌合溝14bにおける、狭隘部14dでの溝幅が、狭隘部14dより奥側(図1において下側)の嵌合溝部分14bx(有効断面部)の溝幅よりも狭くなっている。
図1に示すように、帯状部材10の幅方向両端の嵌合部13,14には、それぞれ発泡シール部材20が設けられている。各発泡シール部材20は、嵌合溝13b,14bの延び方向(図1の紙面直交方向)に沿って長尺の紐状に延びている。図2に示すように、無負荷状態(まったく圧縮されていない状態)における発泡シール部材20の断面形状は、円形である。かつ、無負荷状態の発泡シール部材20の断面積は、各嵌合溝部分13bx,14bxの断面積より大きい。
図2に示すように、発泡シール部材20は、発泡芯部21と、表皮層22を含む。発泡芯部21は、発泡シール部材20の大部分を占めている。発泡芯部21は、独立気泡の発泡体になっている。発泡芯部21の発泡倍率は、好ましくは1.2倍〜5倍である。
発泡芯部21の外表面に表皮層22が設けられている。発泡芯部21の全体が表皮層22によって包まれている。表皮層22は、非気泡の薄膜状に形成されている。表皮層22の内周面は、発泡芯部21と一体に連続している。
発泡シール部材20(発泡芯部21及び表皮層22)の材質は、例えば、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)等である。好ましくは、前記発泡シール部材は架橋した弾性に富むゴムないしはエラストマーによって構成されている。好ましくは、発泡シール部材20は、永久残留ひずみが殆ど生じないEPDM等によって構成されている。
好ましくは、前記無負荷状態(非圧縮時)の発泡シール部材20の硬度は、10〜70である。ここで、硬度とは、JIS K 6253に基づいて測定した硬さをいう(以下、同様)。
以下、嵌合部13,14ごとに発泡シール部材20を区別する際は、第1嵌合部13の発泡シール部材20を「発泡シール部材20A」と表記し、第2嵌合部14の発泡シール部材20を「発泡シール部材20B」と表記する(図1)。
図1に示すように、発泡シール部材20Aは、嵌合溝13bの嵌合溝部分13bxに詰められている。発泡シール部材20Aの断面形状は、嵌合溝部分13bxの断面形状に合わせて変形されている。発泡シール部材20Aは、弾性に富み、容易に形状変化できる。この発泡シール部材20Aが、狭隘部13dを奥側(嵌合溝部分13bx側)から塞いでいる。係止爪13fが発泡シール部材20Aに係止されることによって、発泡シール部材20Aが嵌合溝部分13bxから抜け止めされている。発泡シール部材20Aの一部が、嵌合溝13bの狭隘部13dよりも開口側(図1において下側)へ盛り上がっている。
なお、発泡シール部材20Aが、嵌合溝部分13bxの内面に接着剤によって接着されていてもよい。
発泡シール部材20Bは、嵌合溝14bの嵌合溝部分14bxに詰められている。発泡シール部材20Bの断面形状は、嵌合溝部分14bxの断面形状に合わせて変形されている。発泡シール部材20Bは、弾性に富み、容易に形状変化できる。この発泡シール部材20Bが、狭隘部14dを奥側(嵌合溝部分14bx側)から塞いでいる。係止爪14fが発泡シール部材20Bに係止されることによって、発泡シール部材20Bが嵌合溝部分14bxから抜け止めされている。発泡シール部材20Bの一部が、嵌合溝14bの狭隘部14dよりも開口側(図1において上側)へ盛り上がっている。
なお、発泡シール部材20Bが、嵌合溝部分14bxの内面に接着剤によって接着されていてもよい。
<更生管1>
図5に示すように、帯状部材10から更生管1(螺旋管)が製管される。図3及び図5に示すように、更生管1における帯状部材10は、螺旋状に巻回されており、かつ一周違いに隣接する縁部の嵌合部13,14どうしが凹凸嵌合によって接合されている。
詳しくは、図4に示すように、嵌合溝13bに嵌合凸条14aが嵌め入れられている。嵌合凸条14aは、狭隘部13dを通って嵌合溝部分13bxに嵌り込んでいる。かつ、嵌合溝14bに嵌合凸条13aが嵌め入れられている。嵌合凸条13aは、狭隘部14dを通って嵌合溝部分14bxに嵌り込んでいる。
係止爪13f,14fどうしが互いに係止され、ひいては、嵌合部13,14どうしが嵌合解除不能ないしは嵌合解除困難になっている。
嵌合溝部分13bxの内面と嵌合凸条14aとの間、及び嵌合溝部分14bxの内面と嵌合凸条13aには、それぞれ狭い隙間15,15が形成されている。各隙間15の断面積は、各嵌合溝部分13bx,14bxの断面積よりも当然に小さく、無負荷状態(図2)の発泡シール部材20の断面積よりも十分に小さい。これら隙間15にそれぞれ発泡シール部材20が詰められている。要するに、発泡シール部材20は、隙間15内に収まるまで十分に圧縮されている。圧縮によって、発泡芯部21の気泡が潰れて、発泡シール部材20が高硬度のソリッド状態になっている。
好ましくは、発泡シール部材20の隙間15内における圧縮状態での断面積S2は、非圧縮時(無負荷状態)の断面積S1の10%〜80%である。つまり、嵌合部13,14どうしの嵌合によって、発泡シール部材20が20%〜90%まで圧縮されることが好ましい。
更に、発泡シール部材20の非圧縮時断面積S1と圧縮時断面積S2との比(S1/S2)が、発泡シール部材20の発泡倍率の0.5〜5倍程度であることが好ましい。
本発明形態の更生管用帯状部材10によれば、嵌合溝13b,14bに発泡シール部材20を詰めておくことによって、既設管2の更生施工等の際、未嵌合の嵌合溝13b,14bに流下流体中の砂等の異物が入り込むのを防止できる。特に、発泡シール部材20が、狭隘部13d,14dを奥側(嵌合溝部分13bx,14bx側)から塞ぐことで、砂等の異物が嵌合溝部分13bx,14bxに入り込むのを確実に防止できる。なお、狭隘部13d,14dより開口13e,14e側に異物が入り込むことはあっても、開口13e,14eが拡開されているために、該異物は流下流体等によって排出されやすく、滞留しにくい。
したがって、嵌合部13,14どうしの嵌合が阻害されるのを防止でき、更生管1を円滑に製管できる。
すなわち、帯状部材10を、人孔4(図6)から既設管2に導入するとともに、既設管2の内周に沿って螺旋状に巻回しながら、一周違いに隣接する嵌合部13,14における嵌合凸条13a,14aを嵌合溝13b,14bに嵌め込む。発泡シール部材20によって嵌合溝13b,14bへの異物侵入が防止されているために、嵌合凸条13a,14aを嵌合溝13b,14bにスムーズに嵌め込むことができる。しかも、嵌合凸条13a,14aを嵌め込みに伴って、発泡シール部材20が容易かつ十分に圧縮される。これによって、未嵌合時の異物侵入防止と嵌合時の発泡シール部材20の圧縮変形とが相俟って、嵌合凸条13a,14aを嵌合溝13b,14bに深く確実に嵌め込むことができる。この結果、嵌合不良を確実に防止することができる。
更に、嵌合部13,14どうし間の隙間15内において、発泡シール部材20が強く圧縮されて高硬度のソリッド状態(気泡が潰れた状態)になるともに、嵌合溝13b,14bの内面及び嵌合凸条13a,14aの外面に密着される。これによって、発泡シール部材20がシール性を発現し、第1嵌合部13と第2嵌合部14との間を水密に封止することができる。すなわち、嵌合溝13b,14bの内面及び嵌合凸条13a,14aの外面と発泡シール部材20との間を水等の流体が通り抜けるのを阻止できる。かつ、発泡シール部材20内を水等の流体が通り抜けるのを阻止できる。
発泡シール部材20の外表面を非発泡の表皮層21にて構成することによって、発泡シール部材20の止水性を一層高めることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を適宜省略する。
図7〜図9は、本発明の第2実施形態を示したものである。図7に示すように、第2実施形態においては、帯状部材10の嵌合部13,14の各々が、嵌合凸条13a,14a及び嵌合溝13b,14bのうち何れか片方だけを有している。詳しくは、帯状部材10の幅方向の一方(図7において左側)の第1嵌合部13は、嵌合溝13bだけを有している。他方(図7において右側)の第2嵌合部14は、嵌合凸条14aだけを有している。
発泡シール部材20は、第1嵌合部13にだけ設けられている。嵌合溝13bに発泡シール部材20が収容されている。嵌合部13,14どうしの未嵌合においては、発泡シール部材20が、嵌合溝13bの嵌合溝部分13bxに詰められるとともに、狭隘部13dを奥側(嵌合溝部分13bx側)から塞いでいる点は、第1実施形態と同様である。
図8に示すように、更生管1の製管時には、第1嵌合部13の嵌合溝13bに第2嵌合部14の嵌合凸条14aを嵌合する。図9に示すように、嵌合によって、発泡シール部材20が高硬度のソリッド状態になるまで圧縮されて、嵌合溝13bの内周面と嵌合凸条14aとの間の隙間15を埋める。これによって、第1嵌合部13と第2嵌合部14との間を確実に止水することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、既設管は、下水道管2に限られず、上水道管、農業用水管等であってもよい。
発泡シール部材20(発泡芯部21)の発泡構造は、独立気泡に限られず、連続気泡であってもよい。
帯状部材10の断面形状は、第1、第2実施形態のものに限定されず、適宜改変できる。
嵌合部13が、複数条の嵌合溝13bを有していてもよい。複数条の嵌合溝13bの少なくとも一部に発泡シール部材20が収容されていてもよい。嵌合部14が、複数条の嵌合溝14bを有していてもよい。複数条の嵌合溝14bの少なくとも一部に発泡シール部材20が収容されていてもよい。
本発明に係る螺旋管は、既設管にライニングされる更生管に限られず、好ましくは水密性を要する種々の螺旋管に適用可能である。
本発明は、例えば下水道管等の老朽化した既設管の更生用の螺旋管に適用できる。
1 更生管(螺旋管)
2 下水道管(既設管)
10 帯状部材
13 第1嵌合部
13a 第1嵌合凸条(嵌合凸条)
13b 第1嵌合溝(嵌合溝)
13d 狭隘部
13e 開口
13f 係止爪
13bx 嵌合溝部分
14 第2嵌合部
14a 第2嵌合凸条(嵌合凸条)
14b 第2嵌合溝(嵌合溝)
14d 狭隘部
14e 開口
14f 係止爪
14bx 嵌合溝部分
15 隙間
20,20A,20B 発泡シール部材
21 発泡芯部
22 表皮層

Claims (6)

  1. 螺旋状に巻回されて一周違いに隣接する一対の縁部どうしが接合されることによって螺旋管となるべき螺旋管用帯状部材であって、
    前記一対の縁部のうち一方に沿って形成された第1嵌合部と、
    前記一対の縁部のうち他方に沿って形成され、前記第1嵌合部と凹凸嵌合可能な第2嵌合部と、
    前記第1嵌合部及び第2嵌合部の一方に形成された嵌合溝内に詰められた発泡材からなる発泡シール部材と、
    を備え、前記第1嵌合部及び第2嵌合部の他方に形成された嵌合凸条が前記嵌合溝内に嵌め入れられることによって、前記発泡シール部材が、前記嵌合溝の内面と前記嵌合凸条との間の隙間内に収まるまで圧縮可能かつ該圧縮によってシール性を発現可能であることを特徴とする螺旋管用帯状部材。
  2. 前記発泡シール部材が、独立気泡又は連続気泡を有する発泡芯部と、前記発泡芯部を包む非発泡の表皮層とを含むことを特徴とする請求項1に記載の螺旋管用帯状部材。
  3. 前記嵌合溝の開口近くが、そこより奥側の嵌合溝部分よりも狭い狭隘部となっており、
    前記嵌め入れ前において、前記発泡シール部材が、前記狭隘部を奥側から塞いでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の螺旋管用帯状部材。
  4. 前記発泡シール部材の断面積が、前記圧縮によって非圧縮時の10%〜80%になることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の螺旋管用帯状部材。
  5. 前記発泡シール部材の非圧縮時の断面積S1と前記圧縮後の断面積S2との比(S1/S2)が、発泡シール部材の発泡倍率の0.5〜5倍であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の螺旋管用帯状部材。
  6. 螺旋状に巻回されて一周違いに隣接する一対の縁部どうしが接合された帯状部材からなる螺旋管であって、
    前記帯状部材が、
    前記一対の縁部のうち一方に沿って形成された第1嵌合部と、
    前記一対の縁部のうち他方に沿って形成された第2嵌合部と、
    前記第1、第2嵌合部間に設けられた発泡材からなる発泡シール部材と、を備え、
    前記第1嵌合部及び第2嵌合部の一方には、他方に形成された嵌合凸条が嵌る嵌合溝が形成されており、
    前記発泡シール部材が、前記嵌合溝に詰められるとともに前記嵌合凸条によって圧縮されて、前記嵌合溝の内面と前記嵌合凸条との間の隙間内に収まり、かつ該圧縮によってシール性が発現されていることを特徴とする螺旋管。
JP2017061716A 2017-03-27 2017-03-27 螺旋管用帯状部材及び螺旋管 Active JP6805041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061716A JP6805041B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 螺旋管用帯状部材及び螺旋管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061716A JP6805041B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 螺旋管用帯状部材及び螺旋管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018161859A JP2018161859A (ja) 2018-10-18
JP6805041B2 true JP6805041B2 (ja) 2020-12-23

Family

ID=63859596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017061716A Active JP6805041B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 螺旋管用帯状部材及び螺旋管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6805041B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102305430B1 (ko) * 2019-12-11 2021-09-27 주식회사 포스코 스파이럴 튜브
JP7526118B2 (ja) * 2021-03-19 2024-07-31 積水化学工業株式会社 既設管更生用帯状部材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018161859A (ja) 2018-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7156128B1 (en) Synthetic resin pipe
JP6805041B2 (ja) 螺旋管用帯状部材及び螺旋管
KR101288815B1 (ko) 사춤재, 창호 및 사춤방법
US7434850B2 (en) Fluid-tight coupling system for corrugated pipe
KR101210367B1 (ko) 수밀용 패킹
JP6544212B2 (ja) 連結部材及び鋼矢板壁
JP5199164B2 (ja) マンホールと更生管との接続構造およびその接続方法
JP3804955B2 (ja) ジョイナおよび更生管
JPH0444719Y2 (ja)
JP5703093B2 (ja) プロファイル
JP5253731B2 (ja) コンクリート構造体接続部の止水構造
JP4441696B2 (ja) コンクリート製接合物の止水用接合部材
JP2008045333A (ja) 止水材及び弾性継手の止水構造
JP5069822B2 (ja) 波付管接続部の止水具及び止水構造
JP2000146077A (ja) 流体閉塞用ストッパー
KR102624538B1 (ko) 분리가능한 차수 모듈
JP4468932B2 (ja) 凍結故障防止用通信ケーブル管
JP2010025339A (ja) リブ付き本管と支管の接続構造
JP4354712B2 (ja) 耐蝕シール構造およびその構造を有する既設管きょの更生管
JP7359684B2 (ja) 矢板継手止水機構
JP2007100348A (ja) 高圧用ゴム止水板
JP2008101671A (ja) 水密管継手
JP6529370B2 (ja) 止水構造および止水方法
JP2009008245A (ja) コルゲート管の接続構造
CN217027364U (zh) 一种高耐压防渗漏的污水螺旋缠绕管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201203

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6805041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250