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JP6821902B2 - 熱加工用トーチ、電源装置、ワイヤ送給装置、および、熱加工システム - Google Patents
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熱加工用トーチ、電源装置、ワイヤ送給装置、および、熱加工システム Download PDF

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Description

本発明は、熱加工に用いられる熱加工用トーチ、電源装置、ワイヤ送給装置、および、熱加工システムに関する。
アークなどの熱を利用して溶接や切断などの熱加工を行うためのトーチにおいては、一般的に、安全に使用するための使用率が設定されている。使用率は、所定の期間において連続使用される時間を示す割合(百分率)であり、使用される電流毎に、上限が定められている。しかし、実際には、作業者は、使用率の上限を超えて熱加工を行う場合がある。この場合、アークなどの熱によってトーチの先端部の温度が上昇し、トーチを損傷させてしまうことがある。
このようなトーチの損傷を防止するために、トーチに温度センサを設けて、トーチが所定の温度になった場合に、強制的に電力の供給を停止するトーチが開発されている。例えば、特許文献1には、トーチボディに温度センサを配置し、所定の温度を超えた場合に電源をOFFにするプラズマ切断トーチが記載されている。
特開平11−47940号公報
しかしながら、トーチへの電力の供給を停止して作業を中止させた場合、被加工物の品質に影響を与える場合がある。例えば、アーク溶接中に突然、電力供給が停止された場合、ビードの形状が不均一になり、不良品が発生してしまう。
特許文献1には、所定の温度を超えた場合に発光素子を点灯して、所定の温度を超えたことを知らせる実施形態も記載されている。しかし、作業者が所定の温度を超えたことを知ってすぐに作業を停止した場合は、被加工物の品質に影響を与える場合がある。一方、作業者が所定の温度を超えたことを知ってもすぐに作業を停止せずに継続した場合、熱によりトーチを損傷させてしまう場合がある。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、被加工物の品質に影響を与えることなく、また、熱によるトーチの損傷も防止できる熱加工用トーチおよび熱加工システムを提供することをその目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される熱加工用トーチは、前記熱加工用トーチの所定の位置の温度を検出するセンサ部と、情報を知らせる報知部とを備えており、前記報知部は、前記センサ部が検出した温度を報知することを特徴とする。この構成によると、報知部は、センサ部が検出した温度を報知する。報知部は、所定の温度になったことを報知するのではなく、検出した温度を報知するので、作業者は、トーチの現在の温度を具体的に認識することができる。これにより、作業者は、熱によってトーチを損傷させないように使用することができる。また、突然、作業を停止して被加工物の品質に影響を与えることを防止することもできる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記報知部は、表示装置を備えており、前記センサ部が検出した温度を前記表示装置に表示する。この構成によると、作業者は、表示装置に表示された温度を見て認識することができる。したがって、温度を認識しやすい。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記報知部は、スピーカを備えており、前記センサ部が検出した温度を音声により報知する。この構成によると、作業者は、スピーカから発せられる音声を聞くことで、温度を認識することができる。したがって、熱加工用トーチに表示装置が備えられていなくても、温度を認識することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記熱加工用トーチは、トーチボディをさらに備えており、前記所定の位置は、前記トーチボディの基端部である。なお、基端部とは、ノズルが取り付けられアークが発生する先端部とは反対側の端部である。この構成によると、トーチボディの温度を検出することができ、かつ、加工による熱でセンサ部が損傷することを抑制することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記熱加工用トーチは、制御を行う回路が搭載される制御基板をさらに備えており、前記所定の位置は、前記制御基板である。この構成によると、制御基板の温度を検出することができる。したがって、制御基板に搭載された部品が、熱によって損傷することを防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記センサ部は、サーミスタを備えている。この構成によると、所定の位置の温度を適切に検出することができる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記熱加工用トーチは、アークによる熱で溶接を行う。この構成によると、アーク溶接において、溶接トーチの損傷を防止し、突然の溶接作業の停止により被加工物の品質に影響を与えることを防止できる。
本発明の第2の側面によって提供される熱加工システムは、本発明の第1の側面によって提供される熱加工用トーチと、前記熱加工用トーチに電力を供給する電源装置とを備えていることを特徴とする。
本発明の第3の側面によって提供される電源装置は、自身の所定の位置の温度を検出するためのセンサを備える熱加工用トーチに電力を供給する電源装置であって、前記センサを用いて検出された温度を報知する報知部を備えていることを特徴とする。この構成によると、電源装置の報知部は、熱加工用トーチのセンサ部が検出した温度を報知する。これにより、作業者は、トーチの現在の温度を具体的に認識することができる。また、熱加工用トーチに報知部を設ける必要がない。
本発明の第4の側面によって提供される熱加工システムは、本発明の第3の側面によって提供される電源装置と、前記熱加工用トーチとを備えていることを特徴とする。
本発明の第5の側面によって提供されるワイヤ送給装置は、自身の所定の位置の温度を検出するためのセンサを備える熱加工用トーチにワイヤ電極を送給するワイヤ送給装置であって、前記センサを用いて検出された温度を報知する報知部を備えていることを特徴とする。この構成によると、ワイヤ送給装置の報知部は、熱加工用トーチのセンサ部が検出した温度を報知する。これにより、作業者は、トーチの現在の温度を具体的に認識することができる。また、熱加工用トーチに報知部を設ける必要がない。
本発明の第6の側面によって提供される熱加工システムは、本発明の第5の側面によって提供されるワイヤ送給装置と、前記熱加工用トーチと、前記熱加工用トーチに電力を供給する電源装置とを備えていることを特徴とする。
本発明によると、報知部は、センサ部が検出した温度を報知する。報知部は、所定の温度になったことを報知するのではなく、検出した温度を報知するので、作業者は、トーチの現在の温度を具体的に認識することができる。これにより、作業者は、熱によってトーチを損傷させないように使用することができる。また、突然、作業を停止して被加工物の品質に影響を与えることを防止することもできる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る溶接システムを説明するための図であり、(a)は全体構成を示す概要図であり、(b)は機能構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る溶接トーチの一例の外観を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図である。 制御部が行うトーチ温度の報知処理を説明するためのフローチャートである。 作業者がディスプレイに表示されるトーチ温度を認識しながら溶接作業を行った場合の、トーチ温度の変化を示す図である。 第2実施形態に係る溶接トーチの一例の外観の要部を示す図であり、(a)は要部拡大正面図であり、(b)は要部拡大平面図である。 (a)は第3実施形態に係る溶接システムの機能構成を示すブロック図であり、(b)は第4実施形態に係る溶接システムの機能構成を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、本発明を溶接トーチ(溶接システム)に適用した場合を例として、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、第1実施形態に係る溶接システムA1を説明するための図である。図1(a)は、溶接システムA1の全体構成を示す概要図である。図1(b)は、溶接システムA1の機能構成を示すブロック図である。
図1に示すように、溶接システムA1は、溶接電源装置1、ワイヤ送給装置2、溶接トーチ3、パワーケーブル41,42、電力伝送線5、信号線8、ガスボンベ6、およびガス配管7を備えている。本実施形態においては、溶接システムA1が本発明の「熱加工システム」に相当し、溶接トーチ3が本発明の「熱加工用トーチ」に相当する。溶接電源装置1の一方の出力端子は、パワーケーブル41を介して、溶接トーチ3に接続されている。ワイヤ送給装置2は、ワイヤ電極を溶接トーチ3に送り出して、ワイヤ電極の先端を溶接トーチ3の先端から突出させる。溶接トーチ3の先端に配置されているコンタクトチップにおいて、パワーケーブル41とワイヤ電極とは電気的に接続されている。溶接電源装置1の他方の出力端子は、パワーケーブル42を介して、被加工物Wに接続される。溶接電源装置1は、溶接トーチ3の先端から突出するワイヤ電極の先端と、被加工物Wとの間にアークを発生させ、アークに電力を供給する。溶接システムA1は、当該アークの熱で被加工物Wの溶接を行う。
溶接システムA1は、溶接時にシールドガスを用いる。ガスボンベ6のシールドガスは、溶接電源装置1およびワイヤ送給装置2を通るように設けられているガス配管7によって、溶接トーチ3の先端に供給される。溶接電源装置1からワイヤ送給装置2へは、送給モータなど駆動させるための電力(例えばDC24V)が、電力伝送線5を介して供給される。また、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とは、信号線8を介して通信を行っている。なお、溶接システムA1は、溶接トーチ3に冷却水を循環させるようになっていてもよい。
溶接電源装置1は、アーク溶接のための電力を溶接トーチ3に供給するものである。溶接電源装置1は、電力系統Pから入力される三相交流電力をアーク溶接に適した電力に変換して出力する。また、溶接電源装置1は、電力系統Pから入力される三相交流電力を、ワイヤ送給装置2の送給モータなどを駆動するための直流電力に変換して、電力伝送線5を介してワイヤ送給装置2に出力する。
溶接電源装置1は、溶接条件などに応じて電力を出力するように制御されており、溶接条件などは、図示しない操作部の操作に応じて変更される。また、溶接電源装置1は、信号線8を介して溶接トーチ3から入力される信号に応じて、溶接条件などを変更する。
ワイヤ送給装置2は、ワイヤ電極を溶接トーチ3に送り出すものである。ワイヤ電極は、トーチケーブル39および溶接トーチ3の内部に設けられているライナの内部を通って、溶接トーチ3の先端に導かれる。ワイヤ送給装置2は、電力伝送線5を介して溶接電源装置1から供給される電力で、送給モータなどを駆動させる。また、この電力は、ワイヤ送給装置2からトーチケーブル39内部に設けられている電力伝送線(図示なし)を介して、溶接トーチ3にも供給される。ワイヤ送給装置2は、信号線8を介して、溶接電源装置1と通信を行う。また、ワイヤ送給装置2は、トーチケーブル39内部に設けられている信号線(図示なし)を介して、溶接トーチ3と通信を行う。溶接トーチ3と溶接電源装置1とは、ワイヤ送給装置2を仲介することで、通信を行う。
ワイヤ送給装置2と溶接トーチ3とは、トーチケーブル39によって接続されている。トーチケーブル39は、溶接トーチ3の基端に接続されたケーブルであり、ケーブル内部にパワーケーブル41、ガス配管7、ライナ、電力伝送線および信号線が配置されている。
コネクタ21は、溶接トーチ3とワイヤ送給装置2とを接続するための接続用端子である。例えば、コネクタ21は、凹型の接続用端子であり、溶接トーチ3のトーチケーブル39の一端に備えられた凸型のトーチプラグ(図示しない)を差し込まれることで、溶接トーチ3とワイヤ送給装置2とを接続する。このコネクタ21を介して、ワイヤ送給装置2の内部のパワーケーブル41、ガス配管7、ライナ、電力伝送線5および信号線8が、それぞれ、トーチケーブル39の内部のパワーケーブル41、ガス配管7、ライナ、電力伝送線および信号線に接続される。
溶接トーチ3は、溶接電源装置1から供給される溶接電力により、被加工物Wの溶接を行う。溶接トーチ3は、機能ブロックとして、通信部31、表示部32、操作部33、記憶部34、センサ部35、および制御部36を備えている。
通信部31は、ワイヤ送給装置2との間で通信を行うためのものである。通信部31は、制御部36から入力される信号を、トーチケーブル39内部の信号線を介して、ワイヤ送給装置2に送信する。また、通信部31は、トーチケーブル39内部の信号線を介してワイヤ送給装置2から入力される信号を受信して、制御部36に出力する。通信の規格としては、例えばCAN(Controller Area Network)が使用される。
表示部32は、各種表示を行うものであり、例えば液晶表示装置であるディスプレイ321(後述)を備えている。表示部32は、制御部36によって制御されており、記憶部34に記憶されている溶接条件やセンサ部35で検出された検出値などの表示を行う。表示部32は、本発明の「報知部」に相当する。
操作部33は、複数の操作手段を備えており、作業者による各操作手段の操作を操作信号として制御部36に出力するものである。操作手段としては、後述するように、トーチスイッチ331および操作ボタン332がある。なお、操作部33には、他の操作手段が設けられていてもよい。
記憶部34は、溶接条件などの各設定値や、総溶接時間などの情報を記憶するものである。
センサ部35は、複数のセンサを備えており、各センサの検出値を制御部36に出力する。本実施形態において、センサ部35は、後述する加速度センサ351および温度センサ352を備えている。なお、センサ部35は、その他のセンサを備えていてもよい。
制御部36は、溶接トーチ3の制御を行うものであり、例えばマイクロコンピュータなどによって実現されている。制御部36は、操作部33より入力される操作信号に応じて、所定の処理を行う。また、制御部36は、センサ部35より入力される検出値を表示部32に出力して表示させたり、当該検出値に基づいて、所定の演算を行い、演算結果を処理に用いる。また、制御部36は、通信部31による通信や、記憶部34の情報の書き込みおよび読出し、表示部32での表示を制御する。具体的な制御内容については、後述する。
図2は、溶接トーチ3の一例の外観を示す図である。同図(a)は正面図であり、同図(b)は平面図である。図2に示すように、溶接トーチ3は、トーチボディ37、ハンドル38、制御基板381、トーチスイッチ331、操作ボタン332、ディスプレイ321、加速度センサ351、温度センサ352、およびトーチケーブル39を備えている。
トーチボディ37は、金属製の筒状の部材であり、内部に、溶接ケーブルが挿通されたライナ、パワーケーブル41、およびガス配管7が配置されている。トーチボディ37の先端には、ノズル371が取り付けられている。トーチボディ37は、作業者が被加工物Wに対してノズル371を向けやすいように、湾曲部分を有している。
ハンドル38は、作業者が把持するための部位であり、トーチボディ37の基端部を保持するように設けられている。作業者は、このハンドル38を把持して、溶接作業を行う。ハンドル38には、トーチスイッチ331、操作ボタン332、およびディスプレイ321が配置されている。また、ハンドル38の内部には、制御基板381が配置されている。制御基板381には、通信部31、表示部32、操作部33、記憶部34、センサ部35、および制御部36を構成する回路が搭載されている。
トーチスイッチ331は、溶接の開始/停止操作を受け付けるための操作手段であり、ハンドル38を把持した作業者が、人差し指で押動操作しやすい位置に配置されている。トーチスイッチ331のオン操作(押下)により、操作信号が制御部36に出力され、当該操作信号が溶接電源装置1に入力されることで、溶接電源装置1は溶接電力の出力を行う。オン操作が解除されることで、溶接電源装置1は、溶接電力の出力を停止する。すなわち、トーチスイッチ331を押下している間だけ溶接が行われる。
ディスプレイ321は、各種表示を行うものであり、ハンドル38を把持して溶接作業を行う作業者が画面を見やすいように、ハンドル38のトーチスイッチ331とは反対側に配置されている。ディスプレイ321は、本発明の「表示装置」に相当する。
操作ボタン332は、画面の切り替えや各種設定値を変更する操作を行うための操作手段であり、ハンドル38のディスプレイ321と同じ側の、ハンドル38の把持部分とディスプレイ321との間に配置されている。操作ボタン332は、上ボタン332a、下ボタン332b、左ボタン332c、および右ボタン332dからなる。各ボタン332a〜332dが押下されると、対応する操作信号が制御部36に出力され、制御部36は対応する処理を行う。左ボタン332cおよび右ボタン332dは、ディスプレイ321に表示される画面を切り替えるための操作手段である。上ボタン332aおよび下ボタン332bは、ディスプレイ321に表示されている設定値を変更するための操作手段である。
各操作ボタン332の押下を検知するセンサは、制御基板381に搭載されている。また、ディスプレイ321は、同じ制御基板381上に配置されている。本実施形態においては、作業者がディスプレイ321の表示画面を見ながら各操作ボタン332の操作を行いやすいように、ディスプレイ321の表示画面が当該制御基板381に対して所定の角度を有するようになっている。なお、ディスプレイ321は、表示画面が当該基板と平行になるように配置されていてもよい。当該制御基板381には、制御部36としてのマイクロコンピュータ、記憶部34としてのメモリ、通信部31としての通信モジュール、および各種電子部品も搭載されている。加速度センサ351も当該制御基板381上に搭載されている。
加速度センサ351は、3軸の加速度センサであり、各軸方向の加速度を検出して、検出値を制御部36に出力する。制御部36は、センサ部35の加速度センサ351より入力される検出値に基づいて、溶接トーチ3の傾き情報を演算する。なお、センサ部35は、加速度センサ351に代えて、ジャイロセンサを備えていてもよい。
温度センサ352は、温度を検出するものであり、サーミスタ352aおよび図示しない温度測定部を備えている。本実施形態では、サーミスタ352aは、トーチボディ37のハンドル38に覆われた部分のうち最も先端側に配置されている。トーチボディ37は、先端側ほどアークによる熱で損傷しやすい。したがって、より先端側で温度を検出することが望ましい。本実施形態では、サーミスタ352aを、トーチボディ37のより先端側であり、かつ、サーミスタ352aがむき出しの状態にならない位置に配置している。なお、サーミスタ352aの配置位置は限定されず、ハンドル38に覆われていない、トーチボディ37のより先端側としてもよい。また、サーミスタ352aがアークによる熱に耐えうるものであれば、サーミスタ352aをノズル371内に配置するようにしてもよい。逆に、サーミスタ352aが高温に耐えられない場合は、アークが発生している先端部から離れており、トーチボディ37の中では比較的温度が低い基端部に、サーミスタ352aを配置するようにしてもよい。サーミスタ352aがどこに配置されていたとしても、溶接トーチ3が損傷する可能性がある状態における、サーミスタ352aが配置された位置の温度をあらかじめ取得して設定しておけばよい。ただし、熱の伝わり方は必ずしも一定していないので、実際に損傷を受ける位置での温度を検出する方が、損傷を受ける温度をより確実に判断することができる。サーミスタ352aは、本発明の「センサ」に相当する。サーミスタ352aは、図示しない2本のリード線を介して、制御基板381に搭載されている温度測定部に接続されている。温度測定部は、サーミスタ352aに電流を流し、2本のリード線間の電位差を測定して、サーミスタ352aの抵抗値を算出し、算出された抵抗値に対応する温度を演算する。これにより、温度測定部は、トーチボディ37のサーミスタ352aが接する部分の温度(以下では「トーチ温度」とする)Tを測定する。温度測定部は、検出したトーチ温度Tを制御部36に出力する。なお、温度センサ352は、サーミスタ352aを用いるものに限定されず、熱電対など他のセンサを用いてもよい。
なお、溶接トーチ3の外観は上述したものに限定されない。例えば、トーチスイッチ331、操作ボタン332、およびディスプレイ321の配置場所や形状は限定されない。また、本実施形態においては、操作ボタン332が4つの独立したボタンである場合を示したが、1つの十字ボタンであってもよい。また、ボタンの数も限定されない。
次に、溶接トーチ3のトーチ温度Tの報知機能について説明する。
制御部36は、センサ部35より、トーチ温度Tを入力される。そして、制御部36は、トーチ温度Tが所定の温度Tbになった時に、作業者に注意を促すために、図示しないスピーカより警告音を出力させる。また、制御部36は、トーチ温度Tが所定の温度Td以上になった場合に、溶接トーチ3の損傷を防ぐために、溶接電源装置1からの電力の供給を停止させる。具体的には、制御部36は、通信部31に、停止信号を出力させる。停止信号を受信した溶接電源装置1は、電力の供給を停止する。
また、制御部36は、トーチ温度Tを表示部32に出力し、ディスプレイ321に表示させる。トーチ温度Tは、常にディスプレイ321に表示されるようにしてもよいし、作業者が操作ボタン332の操作で画面を切り替えて、トーチ温度Tを表示する画面(トーチ温度表示画面)にした場合に表示されるようにしてもよい。
図3は、制御部36が行うトーチ温度Tの報知処理を説明するためのフローチャートである。当該処理は、溶接トーチ3が起動したときに開始される。
まず、トーチ温度Tが検出される(S1)。具体的には、温度センサ352が検出したトーチ温度Tが、制御部36に入力される。次に、トーチ温度Tがディスプレイ321に表示される(S2)。具体的には、制御部36がトーチ温度Tを表示部32に出力し、表示部32がディスプレイ321にトーチ温度Tを表示させる。なお、トーチ温度Tを常にディスプレイ321に表示する設定でない場合は、ディスプレイ321の画面がトーチ温度表示画面に切り替えられている場合に、トーチ温度Tが表示される。
次に、トーチ温度Tが温度Td以上であるか否かが判別される(S3)。温度Tdは、熱によって溶接トーチ3が損傷する可能性がある温度として、あらかじめ設定されている。トーチ温度Tが温度Td以上である場合(S3:YES)、溶接トーチ3の損傷を防ぐために、電力供給が停止されて(S4)、ステップS1に戻る。具体的には、制御部36は、通信部31に停止信号を出力させる。停止信号を受信した溶接電源装置1は、電力の供給を停止する。
ステップS3において、トーチ温度Tが温度Td未満である場合(S3:NO)、トーチ温度Tが温度Tbであるか否かが判別される(S5)。温度Tbは、温度Tdに近づいているので注意が必要と判断される温度として、あらかじめ設定されている。トーチ温度Tが温度Tbである場合(S5:YES)、作業者に対して警告が発せられる(S6)。具体的には、制御部36は、図示しない音声出力部に警告音出力の指示を出す。当該指示を入力された音声出力部は、スピーカより警告音(例えば、ブザー音)を出力する。なお、警告音ではなく、トーチ温度Tに注意するように促す音声案内(例えば、「トーチ温度が高くなっています。」など)を出力するようにしてもよい。また、トーチ温度Tに注意するように促す案内文を、ディスプレイ321に表示するようにしてもよい。
ステップS5において、トーチ温度Tが温度Tbでない場合(S5:NO)、ステップS1に戻る。つまり、トーチ温度Tが温度Td未満で、温度Tbでない場合は、トーチ温度Tが表示されるだけになる。
なお、図3のフローチャートに示す処理は一例であって、制御部36が行うトーチ温度Tの報知処理は上述したものに限定されない。
作業者は、ディスプレイ321の表示を見ることで、トーチ温度Tを認識することができる。トーチ温度Tが温度Tb以上になると注意が必要であり、温度Td以上になると熱による損傷の可能性があるという情報は、あらかじめ作業者に知らされている。また、本実施形態では、トーチ温度Tが温度Tbになった時に警告音が出力され、温度Td以上になった場合に、電力の供給が停止されるようになっている。作業者は、ディスプレイ321に表示されるトーチ温度Tを見て、トーチ温度Tが温度Td以上にならないように、作業を継続することができる。なお、設定される温度Tbを小さくしすぎると、作業者に注意を促すタイミングが早すぎて、作業者の注意が持続しない場合がある。逆に、温度Tbを大きくしすぎると、トーチ温度Tが温度Tdになるまでの時間が短くなりすぎて、作業者による調整が適切に行えない場合がある。したがって、これらのことを踏まえて、温度Tbを適切な温度に設定する必要がある。
図4は、作業者がディスプレイ321に表示されるトーチ温度Tを認識しながら溶接作業を行った場合の、トーチ温度Tの変化を示す図である。
トーチ温度Tが温度Taの状態で、時刻t1のときに溶接を開始している。時間の経過にともなって、トーチ温度Tは上昇している。作業者は、ディスプレイ321に表示されるトーチ温度Tが温度Tbに近づいていることを認識して、時刻t2からは使用率を下げて溶接作業を行い、トーチ温度Tが温度Tdにならないようにしている。時刻t4からは、トーチ温度Tが温度Tcをピークに減少しており、作業者は、もう少し使用率を上げても大丈夫であることを認識できる。作業者は、ディスプレイ321に表示されるトーチ温度Tを見ながら、トーチ温度Tが温度Tdにならないように使用率を上げ下げして、溶接作業を継続することができる。
なお、仮に、作業者がトーチ温度Tを認識できなかった場合は、トーチ温度Tがどこまで上昇しているのかが判らないまま作業者は溶接作業を継続し、図4に破線で示すように、時刻t3でトーチ温度Tが温度Tdに達する(図4の破線)。この場合、温度Tdで電力供給を停止するようになっていれば、溶接作業が突然停止され、被加工物Wの品質に影響を与える場合がある。一方、電力供給を停止しないようになっていれば、熱によって溶接トーチ3が損傷する場合がある。
次に、溶接トーチ3の作用効果について説明する。
本実施形態によると、温度センサ352によって検出されたトーチ温度Tがディスプレイ321に表示される。したがって、作業者は、ディスプレイ321の表示を見ることで、トーチ温度Tを認識することができる。これにより、作業者は、トーチ温度Tが熱による損傷の可能性がある温度(温度Td)以上にならないように、使用率を調整して作業を継続することができる。したがって、熱による溶接トーチ3の損傷を防止でき、かつ、突然の溶接作業停止による被加工物Wの品質への影響を防止することができる。
また、本実施形態によると、トーチ温度Tが注意を必要とする温度(温度Tb)になった時に警告音が出力されるので、作業者に注意を促すことができる。また、トーチ温度Tが温度Td以上になった場合に電力の供給が停止される。したがって、作業者が使用率の調整に失敗しても、トーチ温度Tが温度Tdを超えて上昇することがないので、熱による溶接トーチ3の損傷を防止することができる。
また、本実施形態によると、トーチ温度Tが溶接トーチ3に設けられているディスプレイ321に表示されるので、溶接作業を行いながら手元でトーチ温度Tを把握することができる。
なお、本実施形態においては、温度センサ352が検出したトーチ温度Tをそのまま表示する場合について説明したが、これに限られない。例えば、制御部36がトーチ温度Tからトーチボディ37の先端温度を推測し、推測された先端温度を表示するようにしてもよい。この場合、温度センサ352および制御部36が本発明の「センサ部」に相当する。
また、本実施形態においては、トーチ温度Tをディスプレイ321に表示する場合について説明したが、これに限られない。トーチ温度Tを作業者に認識させることができれば、その他の報知方法を用いてもよい。例えば、図示しないスピーカから音声によってトーチ温度Tを報知するようにしてもよい。また、発光色を変化させることができるLEDランプを設けて、トーチ温度Tに応じて発光色を変化させることで、トーチ温度Tを報知するようにしてもよい。これらの場合、スピーカまたはLEDランプが本発明の「報知部」に相当する。
また、本実施形態においては、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とが信号線8を介して通信を行う場合について説明したが、これに限られない。例えば、パワーケーブル41,42または電力伝送線5に信号を重畳させて通信を行うようにしてもよい、この場合、溶接電源装置1とワイヤ送給装置2とを接続する信号線8を必要としない。
図5および図6は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記第1実施形態と同一または類似の要素には、上記第1実施形態と同一の符号を付している。
図5は、第2実施形態に係る溶接システムA2を説明するための図であり、第2実施形態に係る溶接トーチ3’の一例の外観の要部を示す図である。同図(a)は要部拡大正面図であり、同図(b)は要部拡大平面図である。
図5に示す溶接システムA2は、温度センサ352のサーミスタ352aが制御基板381に配置されており、温度センサ352が制御基板381の温度(以下では「基板温度」とする)T’を測定する点で、第1実施形態に係る溶接システムA1と異なる。
アークの熱によりトーチボディ37の温度が上昇するので、ハンドル38の内部に配置された制御基板381の温度も上昇する。制御基板381に搭載されている部品には、熱に弱いものもある。例えばマイクロコンピュータが熱により故障した場合、温度センサ352は温度を検出することができない。また、ディスプレイ321が熱により故障した場合、検出した温度を表示することができない。特に、ディスプレイ321は熱に弱く、許容温度は例えば70℃程度である。本実施形態では、温度センサ352が制御基板381の温度(基板温度T’)を測定し、基板温度T’をディスプレイ321に表示するようにしている。
図5に示すように、溶接トーチ3’において、サーミスタ352aは、制御基板381上の、ディスプレイ321の近くに配置されている。温度センサ352は、基板温度T’として、制御基板381のディスプレイ321付近の温度を検出する。
制御部36は、センサ部35(温度センサ352)より、基板温度T’を入力される。そして、制御部36は、基板温度T’が所定の温度Tb’(例えば60℃)になった時に、作業者に注意を促すために、図示しないスピーカより警告音を出力させる。また、制御部36は、基板温度T’が所定の温度Td’(例えば70℃)以上になった場合に、溶接トーチ3(制御基板381に搭載された部品)の損傷を防ぐために、溶接電源装置1からの電力の供給を停止させる。また、制御部36は、基板温度T’を表示部32に出力し、ディスプレイ321に表示させる。
第2実施形態によると、温度センサ352によって検出された基板温度T’がディスプレイ321に表示される。したがって、作業者は、ディスプレイ321の表示を見ることで、基板温度T’を認識することができる。これにより、作業者は、基板温度T’が熱による損傷の可能性がある温度(温度Td’)以上にならないように、使用率を調整して作業を継続することができる。したがって、熱による溶接トーチ3の損傷を防止でき、かつ、突然の溶接作業停止による被加工物Wの品質への影響を防止することができる。つまり、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、サーミスタ352aを、トーチボディ37と、制御基板381とに、それぞれ配置し、温度センサ352が、トーチ温度Tおよび基板温度T’の両方を検出するようにしてもよい。この場合、トーチ温度Tおよび基板温度T’を両方表示するようにしてもよいし、トーチ温度表示画面と基板温度表示画面とを切り替えて表示できるようにしてもよい。
また、制御部36が、温度センサ352によって検出された基板温度T’からトーチボディ37の先端温度を推測し、推測された先端温度を表示するようにしてもよい。この場合、温度センサ352および制御部36が本発明の「センサ部」に相当する。
図6(a)は、第3実施形態に係る溶接システムA3の機能構成を示すブロック図である。
図6(a)に示す溶接システムA3は、温度センサ352が検出したトーチ温度Tを、ワイヤ送給装置2の表示部24で表示させる点で、第1実施形態に係る溶接システムA1と異なる。
図6(a)に示すように、ワイヤ送給装置2は、第1通信部22、第2通信部23、表示部24および制御部25を備えている。第1通信部22は、トーチケーブル39内部に設けられている信号線(図示なし)を介して、溶接トーチ3と通信を行う。第2通信部23は、信号線8を介して、溶接電源装置1と通信を行う。表示部24は、各種表示を行うものであり、例えば液晶表示装置であるディスプレイ(図示なし)を備えている。表示部24は、本発明の「報知部」に相当する。制御部36は、ワイヤ送給装置2を制御するものである。
溶接トーチ3の制御部36は、センサ部35から入力されるトーチ温度Tを、通信部31に送信させる。ワイヤ送給装置2の第1通信部22は、通信部31から送信されたトーチ温度Tを受信し、制御部25に出力する。制御部25は、表示部24にトーチ温度Tを出力し、ディスプレイに表示させる。
第3実施形態によると、温度センサ352によって検出されたトーチ温度Tがワイヤ送給装置2のディスプレイに表示される。作業者は、ワイヤ送給装置2のディスプレイの表示を見ることで、トーチ温度Tを認識することができる。これにより、作業者は、トーチ温度Tが熱による損傷の可能性がある温度(温度Td)以上にならないように、使用率を調整して作業を継続することができる。したがって、熱による溶接トーチ3の損傷を防止でき、かつ、突然の溶接作業停止による被加工物Wの品質への影響を防止することができる。また、第3実施形態の場合、溶接トーチ3がディスプレイ321(表示部32)を備えていなくてもよい。また、温度センサ352のうち温度測定部をワイヤ送給装置2に配置して、温度測定部とサーミスタ352aとを、トーチケーブル39内部に設けた、図示しない2本のリード線で接続した場合、溶接トーチ3は、操作部33、通信部31、記憶部34、および制御部36も備えていなくてもよい。つまり、溶接トーチ3にサーミスタ352a(または、温度を検出するためのその他のセンサ)が設けられていれば、ワイヤ送給装置2でトーチ温度Tを検出して表示することができる。
図6(b)は、第4実施形態に係る溶接システムA4の機能構成を示すブロック図である。
図6(b)に示す溶接システムA4は、温度センサ352が検出したトーチ温度Tを、溶接電源装置1の表示部12で表示させる点で、第1実施形態に係る溶接システムA1と異なる。
図6(b)に示すように、溶接電源装置1は、通信部11、表示部12、および制御部13を備えている。通信部11は、信号線8を介して、ワイヤ送給装置2と通信を行う。ワイヤ送給装置2は溶接トーチ3と通信を行うので、溶接電源装置1は、ワイヤ送給装置2を介して、溶接トーチ3と通信を行うことができる。表示部12は、各種表示を行うものであり、例えば液晶表示装置であるディスプレイ(図示なし)を備えている。表示部12は、本発明の「報知部」に相当する。制御部13は、溶接電源装置1を制御するものである。
溶接トーチ3の制御部36は、センサ部35から入力されるトーチ温度Tを、通信部31に送信させる。溶接電源装置1の通信部11は、通信部31から送信されたトーチ温度Tを受信し、制御部13に出力する。制御部13は、表示部12にトーチ温度Tを出力し、ディスプレイに表示させる。
第4実施形態によると、温度センサ352によって検出されたトーチ温度Tが溶接電源装置1のディスプレイに表示される。作業者は、溶接電源装置1のディスプレイの表示を見ることで、トーチ温度Tを認識することができる。これにより、作業者は、トーチ温度Tが熱による損傷の可能性がある温度(温度Td)以上にならないように、使用率を調整して作業を継続することができる。したがって、熱による溶接トーチ3の損傷を防止でき、かつ、突然の溶接作業停止による被加工物Wの品質への影響を防止することができる。また、第4実施形態の場合、溶接トーチ3がディスプレイ321(表示部32)を備えていなくてもよい。また、温度センサ352のうち温度測定部をワイヤ送給装置2に配置して、温度測定部とサーミスタ352aとを、トーチケーブル39内部に設けた、図示しない2本のリード線で接続した場合、溶接トーチ3は、操作部33、通信部31、記憶部34、および制御部36も備えていなくてもよい。つまり、溶接トーチ3にサーミスタ352a(または、温度を検出するためのその他のセンサ)が設けられていれば、ワイヤ送給装置2でトーチ温度Tを検出して、溶接電源装置1で表示することができる。
上記第1〜第4実施形態においては、本発明を溶接トーチ(溶接システム)に適用した場合について説明したが、これに限られない。例えば、先端に発生させたアークによって被加工物Wを切断するアーク切断トーチ(アーク切断システム)や、被加工物Wに溝彫りを行うアークガウジングトーチ(アークガウジングシステム)などにおいても、本発明を適用することができる。また、アークによる熱加工に限定されず、ガス溶接や抵抗溶接などの熱加工を行う熱加工用トーチ(熱加工システム)においても、本発明を適用することができる。本発明は、熱加工を行うトーチにおいて、熱によるトーチの損傷を防ぐことに有効である。
本発明に係る熱加工用トーチ、電源装置、ワイヤ送給装置および熱加工システムは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る熱加工用トーチ、電源装置、ワイヤ送給装置および熱加工システムの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A2,A3,A4:溶接システム(熱加工システム)
1 :溶接電源装置
11 :通信部
12 :表示部(報知部)
13 :制御部
2 :ワイヤ送給装置
21 :コネクタ
22 :第1通信部
23 :第2通信部
24 :表示部(報知部)
25 :制御部
3,3’ :溶接トーチ(熱加工用トーチ)
31 :通信部
32 :表示部(報知部)
321 :ディスプレイ(表示装置)
33 :操作部
331 :トーチスイッチ
332 :操作ボタン
332a :上ボタン
332b :下ボタン
332c :左ボタン
332d :右ボタン
34 :記憶部
35 :センサ部
351 :加速度センサ
352 :温度センサ
352a :サーミスタ(センサ)
36 :制御部(センサ部)
37 :トーチボディ
371 :ノズル
38 :ハンドル
381 :制御基板
39 :トーチケーブル
41 :パワーケーブル
42 :パワーケーブル
5 :電力伝送線
6 :ガスボンベ
7 :ガス配管
8 :信号線
9 :リモコン
91 :制御ケーブル
P :電力系統
W :被加工物

Claims (10)

  1. 熱加工用トーチであって、
    制御を行う回路が搭載される制御基板と、
    前記制御基板に配置され、前記制御基板の温度である基板温度を検出するセンサ部と、
    情報を知らせる報知部と、
    を備えており、
    前記報知部は、前記センサ部が検出した前記基板温度を報知する、
    ことを特徴とする熱加工用トーチ。
  2. 前記報知部は、表示装置を備えており、前記センサ部が検出した温度を前記表示装置に表示する、
    請求項1に記載の熱加工用トーチ。
  3. 前記報知部は、スピーカを備えており、前記センサ部が検出した温度を音声により報知する、
    請求項1または2に記載の熱加工用トーチ。
  4. 前記センサ部は、サーミスタを備えている、
    請求項1ないしのいずれかに記載の熱加工用トーチ。
  5. アークによる熱で溶接を行う、
    請求項1ないしのいずれかに記載の熱加工用トーチ。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の熱加工用トーチと、
    前記熱加工用トーチに電力を供給する電源装置と、
    を備えていることを特徴とする熱加工システム。
  7. 制御を行う回路が搭載される制御基板と、前記制御基板に配置され、前記制御基板の温度である基板温度を検出するためのセンサを備える熱加工用トーチに電力を供給する電源装置であって、
    前記センサを用いて検出された前記基板温度を報知する報知部を備えている、
    ことを特徴とする電源装置。
  8. 請求項に記載の電源装置と、
    前記熱加工用トーチと、
    を備えていることを特徴とする熱加工システム。
  9. 制御を行う回路が搭載される制御基板と、前記制御基板に配置され、前記制御基板の温度である基板温度を検出するためのセンサを備える熱加工用トーチにワイヤ電極を送給するワイヤ送給装置であって、
    前記センサを用いて検出された前記基板温度を報知する報知部を備えている、
    ことを特徴とするワイヤ送給装置。
  10. 請求項に記載のワイヤ送給装置と、
    前記熱加工用トーチと、
    前記熱加工用トーチに電力を供給する電源装置と、
    を備えていることを特徴とする熱加工システム。
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