JP6825842B2 - 床構造 - Google Patents
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Description
この床構造は、荷重により緩衝具の圧縮変形が所定量に達したとき、デッキプレートの山部に床材が当接して緩衝具の変形を規制することから、運動使用時の弾力性能に優れ過大な荷重にも耐えるというものである。
また引用文献2に係る床構造は、床からの過大な荷重にも耐える性能を確保するため、デッキプレートを使用しているが、一般にデッキプレート材は鋼板からなる重量材であるため、施工に際しては多くの人手を要し、また施工に時間がかかる等の問題がある。
ここで、上記間隙(Ga)により、上記床材16からの荷重が小さいときには、上記第二の大引材(B)6bのみにより上記床材16を弾性支持し、上記荷重が大きくなり、上記弾性体8が圧縮して上記間隙(Ga)が消滅したときには、全ての上記第二の大引材6(A,B)により上記床材16を支持することが可能となる。
また、本発明に係る床構造は、上記支持部材2における大引保持部26と上記第一の大引材4との間に、弾性部材30を介在させた構成である。
ここで、上記圧縮制限部材は、例えば天板部と制限部等からなる形態、或いは制限部のみからなる形態、例えば制限部を筒状に形成し内部に弾性体を収納した形態等がある。
ここで、例えば、上記荷重により、上記縦方向の間隙(Gb)が消滅し、さらに上記床材16との間の間隙(Ga)も消滅したときには、上記第二の大引材(A)6aと上記第二の大引材(B)6bとにより上記床材16を非弾性支持することが可能となる。
なお、上記非弾性支持とは、第二の大引材(非弾性材)及び非弾性材からなる制限部76等により、床材16からの荷重を、弾性材を介さないで支持する形態をいう。
本発明に係る床構造は、上記第二の大引材(A)6aと上記床材16との間に、緩衝材15を介在させた構成である。
なお、上記緩衝材15を上記第二の大引材(A)6aの上部に設けた場合、上記間隙(Ga)は上記緩衝材15と上記床材16との間に形成される。
本発明に係る床構造は、上記第一の大引材4と上記第二の大引材(A)6aとの間に、十字状の固定プレート14を介在させ、両大引材同士を固定した構成である。
図1は、実施の形態に係る床構造を示したものである。この床構造は、体育館、多目的ホール、その他公共の施設等、弾力性能が要求されまた過大な荷重が加わる施設等において採用することができる。
ここで、上記第二の大引材6は、その内の一部の第二の大引材(B)6bと、残部の第二の大引材(A)6aに分けられる。
また、上記第二の大引材(B)6bは弾性体8を介在させて使用する。
大引保持部26は断面U字状であり、内側の底部27(及び左右の側面部28)には板状の弾性部材30が取り付けられている。また、大引保持部26の底部27から停止片29が上向きに屈曲形成され、弾性部材30の圧縮を制限しこれを保護している。
支持部材2は、ナット23,24及び支持ボルト22の調節により、大引保持部26の高さを調整することができる。
上記第二の大引材(A)6aは断面四角形状(例えば正方形)で、上板部46、左右の側板部48及び下板部50からなる角型鋼管である。
また、上記第二の大引材(B)6bは断面四角形状(例えば正方形)で、上板部52、左右の側板部54及び下板部56からなる角型鋼管である。
上記第一の大引材4、及び第二の大引材6として他に、角型鋼管(断面長方形)、H型
(I型)鋼材、断面C状鋼材、断面ハット状鋼材等の使用が可能である。
また、第二の大引材(B)6bの高さ幅(縦)を、第二の大引材(A)6aの高さ幅(縦)より15mm(75−60mm)小さくしている。
この弾性体8は、ゴム等の弾性材からなり、ここではゴム硬度40°(又は35°〜45°)の天然ゴムを使用した。なお、弾性体8のゴム硬度は、上記支持部材2の弾性部材30のゴム硬度と比べて、軟質のもの、或いは同じゴム硬度のものを使用する。
弾性体8のゴム硬度を、弾性部材30のゴム硬度より軟らかくすることで、床上の運動者等に対する床弾力性能(第二の大引材(B)6bによる)が高くなる。一方、弾性部材30のゴム硬度を硬く(弾性体8のゴム硬度より)することで、弾性支持(第一の大引材4による)において高い耐荷重性能が得られ、床上の重量物等に対しても有効に衝撃の緩和等が図れる。
そして、弾性体8が所定寸法圧縮されると、圧縮後の弾性体8の縦の長さ(Lb)が、圧縮制限部材10の制限部76の縦の長さ(La)と同じになり、上記間隙(Gb)が消滅する。この間隙(Gb)の消滅(=0)により、弾性体8の圧縮が制限され、荷重を圧縮制限部材10の制限部76で支持(非弾性支持)する形態に切りかわる。
圧縮制限部材10により、弾性体8の過度の圧縮が防止(破損等防止)でき、また荷重を直接制限部76で支持することから耐荷重強度が確保できる。
また、圧縮制限部材10として、例えば筒形状のもの等は、制限部76のみで構成される。
上記受板材12は長方形状の鋼板からなり、長尺側の端部近傍には、それぞれネジ孔79が形成されている。この受板材12は、圧縮制限部材10(制限部76)からの荷重を支え、また第一の大引材4の上面部を保護する。
固定プレート14は、第二の大引材(A)6aとこれと直交する第一の大引材4間に介在させ、螺子34を用いて固定プレート14の一方の延出部80,80を第二の大引材(A)6aの下板部50に取り付ける。これと同様に、固定プレート14の他方の延出部80,80を第一の大引材4の上板部40に取り付け、大引材同士を固定する。
床板材18は、下貼材(捨板)として構造用合板材90、仕上げ材としてフローリング材92が用いられる。
この緩衝制限具13は、圧縮制限部材10と受板材12とを十字状に形成し、圧縮制限部材10の天板部74の下部側に弾性体8を配置し、さらに弾性体8の下部に受板材12を配置し、これにより弾性体8及び制限部76からの荷重を受板材12で受ける形態である。弾性体8と天板部74間及び受板材12間は、それぞれ接着剤等で固定し、圧縮制限部材10、弾性体8及び受板材12の三者を一体化する。
この間隙(Gb)により、床からの荷重が小さい場合、緩衝制限具13に加わる荷重に対して弾性体8は弾性作用を発揮する。しかし荷重が大きくなり、弾性体8がさらに圧縮されると、やがて圧縮制限部材10の制限部76の下端部77が受板材12の上面部に当接し、緩衝制限具13は制限部76により直接荷重を支持(非弾性支持)する形態に切りかわる。
このように緩衝制限具13は、床上からの荷重が小さいと(運動者等)これを弾性支持し、荷重が大きいと(重機等)これを非弾性支持する等、荷重の大きさに対して機能が変化する。
この場合、例えば第二の大引材(A)6aと第二の大引材(B)6bとを交互に配置する等、第二の大引材(B)6b同士の間に第二の大引材(A)6aが配置されるようにする。
これら両第二の大引材(A),(B)の高さの差(=Ha−Hb)は、15mm、或いは10〜20mmの範囲が、両者のバランス及び弾性体の高さ等との関係上好ましい。
また、弾性体8の高さ(縦(上面部と下面部間)の長さ)は、20mm、15〜25mm或いは10〜30mmの範囲が弾性効果及び強度等の点で好ましい。
この間隙(Ga)は、第二の大引材(A)6aの上部(但し、緩衝材15を設けた場合はこの上部)とその上側の床材16(根太材17等)との間に設ける。上記間隙(Ga)により、弾性体8の圧縮の程度が小さい場合は、第二の大引材(B)6bのみで床(床材16)を支持(弾性支持)する構造が可能となる。
このとき、床上からの荷重が小さいと(床を人のみが運動等で使用等)、第二の大引材(B)6b及び弾性体8のみで床材16を支持(弾性支持)する形態となる。
さらに、荷重が大きくなると(床を重機等が移動中等)、第二の大引材(B)6bに介在した弾性体8が圧縮され、これが上記第二の大引材(A)6aと床材16間の間隙(Ga)以上になると、第二の大引材(B)6b(及び弾性体8)と第二の大引材(A)6aとにより、床材16(根太材17等)を支持する形態となる。
この場合、第二の大引材(B)6bは弾性体8とともに床材16を弾性支持し、また第二の大引材(A)6aは床材16を非弾性支持し、これら両者の支持により耐荷重性が高まる。
また、通常、上記第二の大引材(A)6aに係る床材16との間の間隙(Ga)と、上記緩衝制限具13に係る制限部76の下方の間隙(Gb)とは、略同じ寸法(Ga=Gb)とする。上記間隙を同じとすることで、第二の大引材(A)6aと第二の大引材(B)6bとで、同時(又は略同時)に床材16を支持(非弾性支持)することができ、耐荷重性が高く堅くて丈夫な支持形態がとれる。
そして、床上から大きな荷重(重機の移動等)が加わると、弾性体8の圧縮により制限部76下の間隙(Gb)が消滅(間隙零)すると、略同時に第二の大引材(A)上の間隙(Ga)も消滅する。
これにより、第二の大引材(A)6aと、第二の大引材(B)6b及び圧縮制限部材10の三者で、同時に床材16(根太材17等)を支持(非弾性支持)する形態が可能となり、重荷重に対してバランス良く床材16が支持され、また重荷重に対する耐荷重性能も高くなる。
また、第二の大引材(B)6bは、上記弾性体8による支持(弾性反発力)に加えて、圧縮制限部材10による支持(非弾性支持)が加わり、第二の大引材(B)6bを弾性体8のみで弾性支持する場合と比べて、耐荷重性が高くなる。
ここで、例えば、第二の大引材(A)6aに係る間隙(Ga)を間隙(Gb)より少し小さく(Ga<Gb)設定する。この間隙の差により、荷重が大きくなると、先に間隙(Ga)が消滅し、主に第二の大引材(A)6a同士で床材16からの荷重を支持(非弾性支持)し、荷重がさらに大きくなれば、床材16(根太材17等)の撓みの影響等より、やがて床材16は、第二の大引材(A)6a、第二の大引材(B)6b及び緩衝制限具13(圧縮制限部材10)の三者により支持(非弾性支持)される。
このため、間隙の差にもよるが、荷重は第二の大引材(A)6aに対して、より大きく加わり、一方、第二の大引材(B)6bに加わる荷重は多少軽減され、緩衝制限具13等が保護される。
例えば、第二の大引材(B)6bの左右側部にそれぞれフランジ部を横向に突設し、これら各フランジ部にそれぞれ弾性体8を介在させる。この形態では、第二の大引材(A)6aの高さ幅(Ha)と、第二の大引材(B)6bの高さ幅(Hb)とは同一(Ha=Hb)とすることができる。
そして、第二の大引材(B)6bの各フランジ部の下部に弾性体8を配置し、この弾性体8の下端部を、第二の大引材(B)6bの下部面より少し下方に突出させ(間隙(Gc)を形成)、第一の大引材4の上板部40上に配置する。これにより、第二の大引材(A)6aの上側にも間隙(Gd)が形成され、またこの間隙(Gd)は上記間隙(Gc)と同じである。
このとき、第二の大引材(B)6bと第二の大引材(A)6aとの両者で床材16(根太材17等)を支持(非弾性支持)する状態となり(Ha=Hbより)、耐荷重性が高くなる。
この形態では、第二の大引材(B)6b自体で弾性体8の圧縮を制限するため、圧縮制限部材等は不要である。
図1及び図6等に示すように、建物(体育館、ホール等の施設)の基礎面3上には、前後左右の所定位置にそれぞれ支持部材2を配置し、各列の前後方向の各支持部材2間に第一の大引材4を架設する。支持部材2は、止着具或いは接着剤等により支持台20を基礎面3に固定する。そして、支持部材2の大引保持部26に第一の大引材4を載置し、支持部材2の支持ボルト22及びナット24を操作し、大引保持部26の高さを調整する。
なお、上記支持部材2としては、高床に用いる脚部(支持台20、支持ボルト22等)の長い形状、また低床に用いる脚部の短い形状、或いは脚部がなく、台座等で第一の大引材4を支持するのみの形状のもの等、何れも採用が可能である。
また、ここでは、隣り合う第一の大引材4同士の間隔は、例えば900mmとし互いに平行に配置する。
なお他には、第二の大引材(A)6a同士の間に一又は複数の第二の大引材(B)6bを配置し、或いは第二の大引材(B)6b同士の間に一又は複数の第二の大引材(A)6aを配置する形態等がある。
この場合、予め第二の大引材(A)6aの下板部50に固定プレート14を取り付ける。先ず、第二の大引材(A)6aを逆にし、下板部50の所定の位置に固定プレート14の左右一対の延出部80,80を配置し、各ネジ孔82から螺子34を螺入し固定プレート14を固定する。上記螺子34(他の螺子も同様)は、セルフドリリング可能な螺子を用いる。
こうして、第一の大引材4の上部に、これと直交方向に配置した第二の大引材(A)6aを固定し、これと平行に他の第二大引材(A)6aを所定の間隔(例えば800mm)をおいてそれぞれ配置固定する。
また、第二の大引材(A)6aの上板部46の上部には、上側の根太材17が交差する箇所に緩衝材15を粘着する。この緩衝材15は、床材16(根太材17等)が第二大引材(A)6aの上部に当接(間隙(Ga)の消滅により)した際の衝撃を緩和し、また両者間の軋み音等を防止する。
なお、緩衝材15は、第二の大引材(A)6aの真上の床材16の下部側に取り付けることも可能である。
ここでは、予め第二の大引材(B)6bの下板部56に緩衝制限具13を取り付ける。
先ず、第二の大引材(B)6bを逆さにし、下板部56の所定位置にこれと沿う状態で、圧縮制限部材10(これも逆さ)の天板部74を配置し、各ネジ孔78から螺子34を螺入し天板部74を第二の大引材(B)6bの下板部56に固定する。
こうして、第一の大引材4の上部であって、上記第二の大引材(A)6a同士の間に、これと平行に第二の大引材(B)6bを固定し、これと同様に他の第二大引材(B)6bを所定の間隔(ここでは800mm)をおいてそれぞれ配置固定する。
また、他の形態として、緩衝制限具13を、第二の大引材(B)6bの上部と、上側の床材16(根太材17等)との間に取り付けることも可能である。この場合、緩衝制限具13の圧縮制限部材10(天板部74)を床材16(根太材17等)に固定し、受板材12を第二の大引材(B)6bの上板部52に固定する等、上記と同様な手順で取り付けて使用することができ、同様な効果が得られる。
他の根太材17も同様に、所定の間隔(例えば300mm)をおいて互いに平行に配置し、それぞれ第二の大引材(B)6bの上板部52に固定する。
このように、第二の大引材(B)6bは常に根太材17(床材16)を支持する状態とし、一方、第二の大引材(A)6aと根太材17(床材16)との間には間隙(Ga)を設ける。
図6は、実施の形態に係る床構造(床板材等を除く)の平面を示したものである。
なお、ここでは床材16として根太材17を用いたが、この代わりに、床材16として、下貼材90を分厚く形成し或いは硬質の材料を用いることができ、根太材17と同様に強度が確保され、代用が可能である。この場合、第二の大引材(A)6a、(B)6bの上側に直接下貼材90を配置し、この上にフローリング材82を敷設する。
上記床構造の施工では、第一の大引材及び第二の大引材等を組み合わせることで床下地が構成され、各大引材等の配置及び固定という比較的作業者に負担をかけない作業により施工が行える。
弾性体8の高さ(Lb:上面部と下面部間)は、20mmである。ここで、緩衝制限具13の高さ(Lt)は、弾性体8に加えて、圧縮制限部材10の天板部74の板厚(2.3mm)、及び受板材12の板厚(2.3mm)を付け加え、これらを合わせると上記高さ(Lt)は24.6mm(20+2.3+2.3mm)となる。
このため、第二の大引材(B)6bと緩衝制限具13とを合せた高さ、つまり第一の大引材4の上面部から第二の大引材(B)6bの上面部までの高さは、84.6mm(60+24.6mm)となる。
第二の大引材(A)6aの高さ幅(75mm)と、下部に配置された固定プレート14の板厚(2.3mm)とを合せると、77.3mm(75+2.3mm)である。また、第二の大引材(A)6aの上部には緩衝材15が貼着されており、例えば、この厚さを2.3mmとすれば、第二の大引材(A)6aに固定プレート14及び緩衝材15を加えた全体の高さは、79.6mm(77.3+2.3mm)となる。
ここで床からの荷重を無視したとき、第二の大引材(A)6aとその上側の根太材17との間には間隙(Ga=5.0mm)が生じる。そして、上記間隙(Ga)により、第二の大引材(B)6bのみで床材16(根太材17等)を支持する構造となり、床材16が、第二の大引材(B)6bの下部に配置した緩衝制限具13の弾性体8により弾性支持される。
これにより、上記床構造に係る床を利用するときには、床材16及び床上の運動者等は、主に第二の大引材(B)6bによって弾性支持され、運動者等が床から受ける衝撃等を緩和する。
ここでは、上記制限部76の長さ(La)は15mmとし、また弾性体8の高さ(Lb)を20mmとしているから、荷重を無視すると上記間隙(Gb)は5mm(=20−15mm)となる。
これから、上記間隙(Ga=5mm)と上記間隙(Gb=5mm)とは、同一である。
このように、緩衝制限具13により、弾性体8の弾性支持に伴う圧縮を制限することで、耐荷重性が高められ、併せて弾性体8の破損等が防止される。
床からの荷重を無視した場合、第二の大引材(A)6aの上部(緩衝材15を設けた場合はこの上部)と床材16(根太材17等)との間には、間隙(Ga)が設けられており、また第二の大引材(B)6bについては、緩衝制限具13に係る間隙(Gb)が設けられている。
よって、重荷重が加わった床材16は、第二の大引材(A)6a、第二の大引材(B)6b及び緩衝制限具13(圧縮制限部材10)の三者により支持(非弾性支持)される。つまり、この時の床材16の支持構造は、大引材、緩衝制限具を構成する鋼材により、高い耐荷重性を有するものとなる。
一方、展示会やコンサート等のイベント開催時に、フォークリフト等の重量物がフロアを移動等するときは、弾性体の圧縮が圧縮制限部材によって制限され、これにより第二の大引材(B)による支持は非弾性支持に切りかわる。これと併せて、弾性体の圧縮に伴い床材が第二の大引材(A)によっても支持(非弾性支持)される状態となり、床材は第二の大引材(A)及び第二の大引材(B)等によって非弾性支持され、高い耐荷重性能が発揮される。
また、第二の大引材(A)及び第二の大引材(B)を支持する第一の大引材自体も、支持部材(弾性部材30)により弾性支持されているため、重量物による床材、大引材等に対する衝撃、及び衝撃音等を有効に緩和することができる
この床構造についても、多目的ホール、イベント会場、その他公共の施設等、弾力性能が要求されまた過大な荷重が加わる施設等において採用することができる。
この床構造は、第一の大引材4、第二の大引材6,6a,6b、弾性体8、圧縮制限部材10、受板材12、固定プレート14、緩衝材15、床材16(根太材17及び床板材18等)等を有する。第二の大引材6は、その内の一部の第二の大引材(B)6bと、残部の第二の大引材(A)6aに分けられる。
この床構造においても、第二の大引材(A)6a,(B)6b、弾性体8、その他の部材等の配置形態、作用及び効果等は上記実施の形態と同様である。
4 第一の大引材
6 第二の大引材
6a 一部の第二の大引材(A)
6b 残部の第二の大引材(B)
8 弾性体
10 圧縮制限部材
12 受板材
14 固定プレート
15 緩衝材
16 床材
17 根太材
18 床板材
26 大引保持部
30 弾性部材
76 制限部
Claims (10)
- 基礎面の上に所定間隔をおいて配置された第一の大引材と、
上記各第一の大引材の上部に、これらと交差しかつ所定間隔をおいて載置された第二の大引材と、
上記第二の大引材の上側に配置された床材と、を有し、
上記第二の大引材の内の一部の第二の大引材(B)と、上記第一の大引材との間又は上記床材との間に弾性体を介在させ、この第二の大引材(B)により上記床材を支持させ、
上記第二の大引材の内の残部の第二の大引材(A)と、上記床材との間に間隙を形成したことを特徴とする床構造。 - 上記第一の大引材を、上記基礎面に立設した支持部材に支持させたことを特徴とする請求項1に記載の床構造。
- 上記支持部材における大引保持部と上記第一の大引材との間に、弾性部材を介在させたことを特徴とする請求項2に記載の床構造。
- 上記第二の大引材(B)の高さ幅を、上記第二の大引材(A)の高さ幅よりも小さくし、且つ上記弾性体を上記第二の大引材(B)の下部又は上部に介在させたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の床構造。
- 圧縮制限部材として、非弾性材からなる制限部を縦向きに形成して上記弾性体の近傍に配置し、この制限部の縦の長さを上記弾性体の縦の長さよりも短くして両者間に縦方向の間隙を形成し、
上記床材からの荷重による上記弾性体の圧縮に伴い、上記縦方向の間隙が消滅して、上記制限部により上記荷重を支持しかつ上記弾性体の圧縮を制限することを特徴とする請求項4に記載の床構造。
- 上記床材との間の間隙と上記縦方向の間隙とを、同じ程度の間隔に形成したことを特徴とする請求項5に記載の床構造。
- 上記第二の大引材(B)と上記第二の大引材(A)とを、交互に配置したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の床構造。
- 上記第二の大引材(A)と上記床材との間に、緩衝材を介在させたことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の床構造。
- 上記床材として、上記第二の大引材の上側に、これらと交差しかつ所定間隔をおいて配置される根太材、及びこれら根太材の上部に配置される床板材を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の床構造。
- 上記第一の大引材と上記第二の大引材(A)との間に、十字状の固定プレートを介在させ、両大引材同士を固定したことを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の床構造。
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