JP6833174B2 - 高分子光重合増感剤 - Google Patents
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Description
本発明の9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーは、繰り返し単位が下記一般式(1)で表される化合物である。
次に本発明の9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーの製造方法について説明する。本発明の9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーは、一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物を下記の反応式−1に従い、触媒存在下あるいは無触媒で対応する二官能性化合物と反応させることにより得ることができる。
反応式−1において、原料として用いられる一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物は、9,10−アントラキノン化合物を還元して得られる9,10−ジヒドロキシアントラセン化合物を酸化アルキレンあるいはアルキルグリシジルエーテルあるいはアリールグリシジルエーテルと反応させることにより得られる。
次に、一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物を反応式−1に従い、触媒存在下あるいは無触媒で二官能性化合物と反応させることにより繰り返し単位が一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを得ることができる。
このようにして得られた本発明の繰り返し単位が一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーは、光カチオン重合性化合物や光ラジカル重合性化合物を光重合開始剤存在下に重合させる際に、光カチオン重合増感剤又は光ラジカル重合増感剤として、用いることができる。
光重合開始剤としては、オニウム塩、ベンジルメチルケタール系、α−ヒドロキシアルキルフェノン系重合開始剤等が好ましい。オニウム塩としては通常ヨードニウム塩またはスルホニウム塩が用いられる。ヨードニウム塩としては4−イソブチルフェニル−4’−メチルフェニルヨードニウムヘキサフルオロフォスフェート、ビス(ドデシルフェニル)ヨードニウムヘキサメトキシアンチモネート、4−イソプロピルフェニル−4’−メチルフェニルヨードニウムテトラキスペンタメトキシフェニルボレート、4−イソプロピルフェニル−4’−メチルフェニルヨードニウムテトラキスペンタフルオロフェニルボレート等が挙げられ、例えばビー・エー・エス・エフ社製イルガキュア250(イルガキュアはビー・エー・エス・エフ社の登録商標)、ローディア社製ロードシル2074(ロードシルはローディア社の登録商標)、サンアプロ社製のIK−1等を用いることができる。一方、スルホニウム塩としてはS,S,S’,S’−テトラフェニル−S,S’−(4、4’−チオジフェニル)ジスルホニウムビスヘキサメトキシフォスフェート、ジフェニル−4−フェニルチオフェニルスルホニウムヘキサメトキシフォスフェート、トリフェニルスルホニウムヘキサメトキシフォスフェート等が挙げられ、例えばダイセル社製CPI−100P、CPI101P、CPI−200K、ビー・エー・エス・エフ社製イルガキュア270、ダウ・ケミカル社製UVI6992等を用いることができる。これらの光重合開始剤は単独で用いても2種以上併用しても構わない。
本発明の繰り返し単位が一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤は、直接、光重合性化合物に添加することもできるが、あらかじめ光重合開始剤と配合することにより光重合開始剤組成物を調製したのち、光重合性化合物に添加することもできる。すなわち、本発明の光重合開始剤組成物は、少なくとも、一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤と光重合開始剤を含有する組成物である。
さらに該光重合開始剤組成物と光重合性化合物を配合することにより、光重合性組成物を調製することもできる。本発明の光重合性組成物は、本発明の繰り返し単位が一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤と光重合開始剤としてのオニウム塩を含有する光重合開始剤組成物と、光ラジカル重合性化合物又は光カチオン重合性化合物とを含有する組成物である。本発明の繰り返し単位が一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤と光重合開始剤としてのオニウム塩は、別々に光ラジカル重合性化合物又は光カチオン重合性化合物に添加され、光ラジカル重合性化合物又は光カチオン重合性化合物中で、結果として光重合開始剤組成物を形成してもよい。
本発明の光硬化物は、光重合性組成物に光を照射して重合することにより、得ることができる。光重合性組成物に光を照射し重合させ光硬化させる場合、当該光重合性組成物をフィルム状に成形して光硬化させることもできるし、塊状に成形して光硬化させることもできる。フィルム状に成形して光硬化させる場合は、液状の当該光重合性組成物を例えばポリエステルフィルムなどの基材にバーコーターなどを用いて膜厚5〜300ミクロンになるように塗布する。一方、スピンコーティング法やスクリーン印刷法により、さらに薄い膜厚あるいは厚い膜厚にして塗布することもできる。
本発明の光重合性組成物が光硬化したかどうかを判定する方法としては、タック・フリー・テスト(指触テスト)がある。すなわち、光重合性組成物に光を照射すると、硬化して表面のタック(べたつき)がなくなるため、光を照射してからタック(べたつき)がなくなるまでの時間を測定することにより、光硬化時間を測定することができる。
本発明の光重合性組成物に含まれる光重合増感剤がフィルム等に移行(マイグレーション)するかどうかを判定する方法としては、光重合増感剤を含む光重合性組成物を薄いフィルム状物に塗布したものを作成し、その上にポリエチレンフィルムを被せて一定温度(26℃)で一定期間保管し、その後ポリエチレンフィルムを剥がし、光重合増感剤がポリエチレンフィルムに移行しているかを調べ、耐マイグレーション性を判定した。剥がしたポリエチレンフィルムは、アセトンで表面の組成物を洗った後乾燥し、当該ポリエチレンフィルムのUVスペクトルを測定し、光重合増感剤に起因する吸収強度の増大を調べることにより耐マイグレーション性を測定した。なお、当該測定には、紫外・可視分光光度計(島津製作所製、型式:UV2200)を用いた。比較例の化合物である9,10−ジブトキシアントラセンと量的な比較するために、得られた吸光度を9,10−ジブトキシアントラセンの吸光度の値に換算した。換算に当たっては、紫外・可視分光光度計により本発明の化合物及び9,10−ジブトキシアントラセンの260nmにおける吸光度を測定し、その吸光度の値とモル濃度からそれぞれのモル吸光係数を計算し、その比をもちいて換算した。
(2)核磁気共鳴装置(NMR):日本電子社製、型式ECS−400
(3)分子量分布:GPC、日本分光社製、2000シリーズ
9,10−アントラキノンと1,4,4a,9a−テトラヒドロアントラキノンのナトリウム塩水溶液を90℃に2時間加熱することにより得られた9,10−ジヒドロキシアントラセンのナトリウム塩の20wt%水溶液154g(アントラキノンとして0.16モル)を窒素ボックス中で攪拌機を付したオートクレーブに入れ密閉した。そこに酸化エチレン35g(0.8モル)を温度50℃以下、かつ圧力0.3MPa以下に保ちつつ60分要して導入した。導入後更に、反応温度を40℃に保持しながら反応を3時間続けた。反応終了後、得られた結晶を濾別して水洗した。80℃で乾燥することで9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンを28g得た。原料の9,10−ジヒドロキシアントラセンに対する収率は58モル%であった。
合成例1の場合と同様にして得られた9,10−ジヒドロキシアントラセンのナトリウム塩の20wt%水溶液154g(アントラキノンとして0.16モル)に酸化プロピレンを46g(0.78モル)窒素雰囲気下加えた。反応の進行に伴い、反応液は弱く発熱する。10分以内で内温40℃に達し、ついで液温は次第に下がってくるが、それと共に結晶が析出する。3時間後、メタノール100ml加え、リスラリーした後、沈殿生成物を濾過して9,10−ジ(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンの黄色粉末35.6gを得た。原料の9,10−ジヒドロキシアントラセンに対する収率は70モル%であった。
合成例1の場合と同様にして得られた9,10−ジヒドロキシアントラセンのナトリウム塩の20wt%水溶液35g(アントラキノンとして0.037モル)に1,2−酸化ブチレンを8.0g(0.11モル)窒素雰囲気下加えた。反応温度を60℃とし、1時間加熱する。反応の進行に伴い、次第に結晶が析出する。1時間後、メタノール20mlを加え、リスラリーする。沈殿した固形物を濾過して9,10−ビス(2−ヒドロキシブトキシ)アントラセンの黄色粉末8.7gを得た。原料の9,10−ジヒドロキシアントラセンに対する収率は68モル%であった。
温度計付きの200mlの四つ口フラスコに、窒素雰囲気下9,10−ジヒドロキシアントラセンのナトリウム塩の17.9wt%水溶液55.9g(アントラキノンとして0.048モル)、アセトン25.0gを加えた。内温を50℃まで昇温し、ブチルグリシジルエーテル25.0g(192ミリモル)を20分かけて滴下し、その後6.5時間攪拌を行った。反応液を室温まで冷却し、メチルイソブチルケトン40mlを加え、攪拌後、水層を除いた。同様にして、20ml純水で2回抽出洗浄を行った後、反応液を吸引濾過し、不溶分を取り除いた。濾液を濃縮乾固し、橙色の固形分を得た。得られた橙色結晶にヘキサン100mlを加え攪拌、スラリー化し、吸引濾過を行った後、ヘキサン20mlで2回洗浄し、乾燥することで9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン21.3g(薄橙結晶)を得た。原料の9,10−ジヒドロキシアントラセンに対する収率は94モル%であった。
温度計付きの100mlの四つ口フラスコに、窒素雰囲気下9,10−ジヒドロキシアントラセンのナトリウム塩の17.9wt%水溶液27.9g(アントラキノンとして0.024モル)、メチルイソブチルケトン20.0g、テトラブチルアンモニウムブロマイド1.2gを加えた。内温を70℃まで昇温し、アリルグリシジルエーテル10.9g(95ミリモル)を30分かけて滴下し、その後5時間攪拌を行った。反応液を室温まで冷却し、水層を除いた。反応液に純水20mlを加え、攪拌後、水層を除くことにより抽出洗浄を行った。同様の操作をもう一度行った後、反応液を吸引濾過し、不溶分を取り除いた。濾液を濃縮乾固し、茶色の固形分を得た。得られた茶色結晶にヘキサン60mlを加え攪拌、スラリー化し、吸引濾過を行った後、ヘキサン20mlで2回洗浄し、乾燥することで9,10−ビス(3−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン10.2g(薄茶色)を得た。原料の9,10−ジヒドロキシアントラセンに対する収率は97モル%であった。
(実施例1)9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとTMHMDIとの反応により得られるオリゴマー[化合物番号 3−4]
30mlの三つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下、合成例1と同様にして合成した9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン0.5g(1.7ミリモル)、TMHMDI(トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート)0.24g(1.0ミリモル)、反応溶媒としてTHF(テトラヒドロフラン)10ml、触媒としてDBTBL(ジラウリン酸ジブチルスズ)2滴を加えた。反応溶媒沸点温度(約66℃)で4時間攪拌を行った後、TMHMDI0.12g(0.5ミリモル)を追添加し、さらに3時間攪拌を行った。反応終了後、メタノール2mlを加え、室温まで冷却し、濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとTMHMDIとの反応により得られるオリゴマー1.0g(オレンジ結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)3328,2925,1696,1532,1379,1346,1241,1143,1072,1047,776,760,677,666,608
(2)1H−MNR(400MHz,DMSO−D6):δ=0.60−1.75(m),2.60−3.15(m),3.50−3.60(m),4.00−4.50(m),7.16−7.56(m),8.16−8.38(m).
(3)分子量分布 n=2〜22
30mlの三つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン0.5g(1.7ミリモル)、IPDI(イソホロンジイソシアネート)0.25g(1.1ミリモル)、THF(テトラヒドロフラン)10ml、DBTBL2滴を加えた。反応溶媒沸点温度(約66℃)で4時間攪拌を行った後、IPDI0.12g(0.5ミリモル)を追添加し、さらに3時間攪拌を行った。反応終了後、メタノール2mlを加え、室温まで冷却し、濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとIPDIとの反応により得られるオリゴマー1.0g(オレンジ結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)3321,2922,1698,1522,1382,1346,1304,1133,1048,890,775,759,676,665.
(2)1H−MNR(400MHz,DMSO−D6):δ=0.60−1.80(m),2.60−2.90(m),3.50−3.80(m),4.00−4.50(m),7.20−7.58,8.14−8.38(m).
(3)分子量分布 n=2〜20
温度計付きの200mlの四つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15.3ミリモル)、TMHMDI(トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート)2.16g(10.3ミリモル)、THF(テトラヒドロフラン)100ml、DBTDL0.25gを加えた。反応溶媒沸点温度(約66℃)で4時間攪拌を行った後、TMHMDI1.06g(5.1ミリモル)を追添加し、さらに3時間攪拌を行った。反応終了後、メタノール5mlを加え、室温まで冷却し、濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとTMHMDIとの反応により得られるオリゴマー9.3g(薄黄色結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)3327,2924,1695,1540,1522,1404,1356,1240,1155,1064,995,768,675,667,608
(2)1H−MNR(400MHz,DMSO−D6):δ=0.60−1.80(m),2.60−3.15(m),3.50−3.60(m),3.80−4.30(m),5.05−5.30(m),7.12−7.56(m),8.12−8.36(m).
(3)分子量分布 n=2〜21
温度計付きの200mlの四つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15.3ミリモル)、IPDI(イソホロンジイソシアネート)2.28g(10.3ミリモル)、THF(テトラヒドロフラン)100ml、DBTDL0.25gを加えた。反応溶媒沸点温度(約66℃)で4時間攪拌を行った後、IPDI1.12g(5.1ミリモル)を追添加し、さらに3時間攪拌を行った。反応終了後、メタノール5mlを加え、室温まで冷却し、濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとIPDIとの反応により得られるオリゴマー9.9g(薄黄色結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)3327,2922,1698,1521,1357,1303,1235,1155,1064,1027,995,922,768,667,608
(2)1H−MNR(400MHz,DMSO−D6):δ=0.60−2.40(m),2.60−3.20(m),3.50−4.60(m),5.05−5.70(m),7.12−7.90(m),8.12−8.92(m).
(3)分子量分布 n=2〜18
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン5.0g(17ミリモル)、メチルコハク酸ジメチル4.0g(25ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして80〜100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、3時間撹拌を行い、その後5Torrでメチルコハク酸ジメチルを抜き出しながら、2時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとメチルコハク酸エステルとの反応により得られるオリゴマー褐色固体3.7gを得た。
(1)IR(cm−1):2945,2878,1728,1381,1341,1270,1158,1071,777,757,677,666,608.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.20−1.45(m)、1.59(s)、2.45−2.70(m)、2.75−3.25(m)、3.66−3.68(m)、3.69−3.71(m)、4.30−4.50(m)、4.55−4.70(m)、7.42−7.56(m)、8.25−8.36(m).
(3)分子量分布 n=2〜17
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン5.0g(17ミリモル)、アジピン酸ジメチル4.4g(25ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で3時間撹拌後、反応系全体を減圧にして100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後6Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとアジピン酸のエステルとの反応により得られるオリゴマーの黒色固体4.5gを得た。
(1)IR(cm−1):2946,2874,1725,1380,1344,1243,1163,1066,948,779,757,679,607.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.56(s)、1.70−1.90(m)、2.30−2.40(m)、2.45−2.55(m)、3.65−3.67(m)、4.38(s)、4.59(s)、7.45−7.53(m)、8.26−8.35(m).
(3)分子量分布 n=2〜15
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセン5.0g(17ミリモル)、オルトフタル酸ジメチル4.9g(25ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で2時間撹拌後、反応系全体を減圧にして50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後6Torrでフタル酸ジメチルを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシエトキシ)アントラセンとフタル酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの茶色固体6.7gを得た。
(1)IR(cm−1):2948,1717,1258,1122,1063,1039,777,739,690,665,649,608.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.56(s)、3.84−3.88(m)、3.91(s)、4.40−4.55(m)、4.75−4.85(m)、7.30−7.46(m)、7.52−7.70(m)、7.76−7.92(m)、8.20−8.36(m).
(3)分子量分布 n=2〜11
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15ミリモル)、コハク酸ジメチル2.8g(19ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後6Torrでコハク酸ジメチルを抜き出しながら、3時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとコハク酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの黒色固体4.3gを得た。
(1)IR(cm−1):2932,2875,1357,1154,1062,996,961,766,667,608,445,407.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.10−1.30(m)、1.30−1.70(m)、2.65−2.90(m)、3.60−3.70(m)、4.10−4.25(m)、5.53(s)、7.40−7.55(m)、8.20−8.35(m).
(3)分子量分布 n=2〜29
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15ミリモル)、メチルコハク酸ジメチル3.7g(23ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後6Torrでメチルコハク酸ジメチルを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとメチルコハク酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの黒色固体5.3gを得た。
(1)IR(cm−1):2977,1728,1357,1160,1063,997,766,675,667,608,412,401.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.26−1.68(m),2.01−2.33(m)、2.46−2.68(m)、2.78−3.18(m)、3.62−3.71(m)、4.04−4.27(m)、5.52(s)、7.35−7.50(m)、8.19−8.31(m).
(3)分子量分布 n=2〜25
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15ミリモル)、アジピン酸ジメチル4.0g(23ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして400Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。その後6Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとアジピン酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの黒色固体5.4gを得た。
(1)IR(cm−1):2935,2873,1726,1357,1166,1117,1063,998,956,768,676,667,608.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.46−1.51(m)、1.59−1.80(m)、2.33−2.49(m)、3.63(d)、4.11−4.25(m)、5.45−5.53(m)、7.43−7.51(m)、8.24−8.29(m).
(3)分子量分布 n=2〜20
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15ミリモル)、オルトフタル酸ジメチル4.5g(23ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で2時間撹拌後、反応系全体を減圧にして50Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後25Torrで生成メタノールを抜き出しながら、1時間撹拌を行い、その後6Torrでフタル酸ジメチルを抜き出しながら、1時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとオルトフタル酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの茶色固体6.5gを得た。
(1)IR(cm−1):2936,2875,1717,1355,1260,1118,1059,995,962,767,739,704,667.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.52−1.72(m)、3.83−3.87(m)、3.92(s)、4.17−4.37(m)、5.68−5.78(m)、7.28−7.44(m)、7.51−7.66(m)、7.76−7.91(m)、8.18−8.34(m).
(3)分子量分布 n=2〜8
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、合成例1と同様にして得られた9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(15ミリモル)、イソフタル酸ジメチル4.5g(23ミリモル)加えた。バス温180℃まで加温し溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.2g(0.8ミリモル)を加えた。常圧で2時間撹拌後、反応系全体を減圧にして5Torrでイソフタル酸ジメチルを抜き出しながら、4時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとイソフタル酸エステルとの反応により得られるオリゴマーの褐色固体6.1gを得た。
(1)IR(cm−1):2934,1716,1354,1295,1231,1063,993,967,932,727,667,608.
(2)1H−NMR(400MHz,CDCl3):δ=1.58,1.63(d)、3.95,3.97(d)、4.30,4.36(d)、5.79(s)、7.37(s)、7.50−7.65(m)、8.29,8.34(d)、8.77(s)、8.94(s).
(3)分子量分布 n=2〜15
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(10.6ミリモル)、アジピン酸ジメチル2.8g(16ミリモル)を加えた。バス温を180℃まで昇温し、溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を0.15g(0.53ミリモル)を加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、2時間撹拌を行い、その後9Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、2時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとアジピン酸との反応により得られるオリゴマー6.2g(黒色粘液)を得た。
(1)IR(cm−1)2932,2869,1733,1435,1403,1359,1165,1119,1066,770,679
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=0.87−0.96(m),1.33−1.86(m),2.29−2.55(m),3.47−3.66(m),3.78−3.93(m),4.25−4.41(m),5.50−5.60(m),7.50−7.60(m),8.20−8.35(m)
(3)分子量分布 n=2〜11
温度計付きの200mlの四つ口フラスコに、攪拌子を入れ、空気下、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン5.0g(10.6ミリモル)とIPDI(イソホロンジイソシアネート)3.5g(16.0ミリモル)、THF(テトラヒドロフラン)100ml、DBTDL0.25gを加え、溶媒沸点温度(約66℃)で6時間攪拌を行った。反応終了後、メタノール2mlを加え、室温まで冷却し、濃縮乾固することにより、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとIPDI(イソホロンジイソシアネート)との反応により得られるオリゴマー8.7g(黄色結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)3335,2928,2867,2264,1699,1508,1350,1231,1065,768
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=0.74−1.78,2.80−3.10,3.45−4.00,4.25−4.45(m),4.70−5.50(m),7.30−7.50(m),8.20−8.36(m)
(3)分子量分布 n=2〜14
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、2−メチル−9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン1.0g(3.0ミリモル)とアジピン酸ジメチル0.8g(4.4ミリモル)を加えた。バス温を180℃まで昇温し、溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を3滴加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、2時間撹拌を行い、その後9Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、2時間撹拌を行った。冷却後、2−メチル−9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとアジピン酸のエステルとの反応により得られるオリゴマー1.0gを(黒色結晶)得た。
(1)IR(cm−1)2935,2873,1727,1362,1364,1241,1168,1061,813,767
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=1.16−1.86(m),2.26−2.60(m),3.56−3.66(m),4.00−4.26(m),5.40−5.56(m),7.22−7.47(m)7.96−8.28(m)
(3)分子量分布 n=2〜21
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、9,10−ビス(3−アリル−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン1.0g(2.3ミリモル)とアジピン酸ジメチル0.6g(3.4ミリモル)を加えた。バス温を180℃まで昇温し、溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を2滴加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、2時間撹拌を行い、その後9Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、2時間撹拌を行った。冷却後、
9,10−ビス(3−アリル−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとアジピン酸のエステルとの反応により得られるオリゴマー0.8g(黒色粘液)を得た。
(1)IR(cm−1)2934,2869,1731,1357,1240,1064,994,928,769
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=1.60−1.90(m),2.20−2.60(m),3.40−4.40(m),5.10−5.36(m),5.50−5.60(m),5.78−6.00(m),7.40−7.50(m),8.22−8.32(m)
(3)分子量分布 n=2〜19
攪拌機付きの50mlの三口フラスコに、空気下、9,10−ビス(3−フェニル−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン2.0g(3.9ミリモル)とアジピン酸ジメチル1.0g(5.9ミリモル)を加えた。バス温を180℃まで昇温し、溶融状態を確認した後、触媒のテトライソプロポキシチタン(TPT)を4滴加えた。常圧で1時間撹拌後、反応系全体を減圧にして100Torrで生成メタノールを抜き出しながら、2時間撹拌を行い、その後9Torrでアジピン酸ジメチルを抜き出しながら、2時間撹拌を行った。冷却後、9,10−ビス(3−フェニル−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとアジピン酸のエステルとの反応により得られるオリゴマー1.7g(黒色結晶)を得た。
(1)IR(cm−1)2936,2876,1732,1598,1587,1494,1351,1238,1168,1065,751,689
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=1.60−1.90(m),2.26−2.26(m),3.56−3.70(m),4.20−4.66(m),5.60−5.76(m),6.80−7.50(m),8.16−8.34(m)
(3)分子量分布 n=2〜12
温度計付きの50mlの三つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散品)0.37g(9.2ミリモル)を入れた。ヘキサン3mlを使用し、水素化ナトリウム表面の流動パラフィンを洗浄したのち、ヘキサンを取り除いた。同様の操作をもう一度行った後、ジメチルアセトアミド20.0g、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン1.0g(3.1ミリモル)、1,5−ジブロモペンタン1.06g(4.6ミリモル)を加え、内温100℃まで昇温し、反応を開始した。3時間後、反応液にメタノール1.0gを加えてクエンチを行い、反応液及びメチルイソブチルケトン40.0gを100ml分液漏斗に入れ、20.0gの純水で3回洗浄を行った。その後、反応液を濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンと1,5−ジブロモペンタンとの反応により得られるオリゴマー1.1g(橙色粘液)を得た。
(1)IR(cm−1)3286,2969,2928,2870,1619,1359,1339,1061,1019,924,769,678
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=0.70−2.40(m),2.70−3.10(m),3.40−4.30(m),4.40−5.20(m),5.70−6.00(m),8.10−8.50(m)
(3)分子量分布 n=2〜4
温度計付きの50mlの三つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散品)0.25g(6.4ミリモル)を入れた。ヘキサン3mlを使用し、水素化ナトリウム表面の流動パラフィンを洗浄したのち、ヘキサンを取り除いた。同様の操作をもう一度行った後、ジメチルアセトアミド20.0g、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン1.0g(2.1ミリモル)、1,5−ジブロモペンタン0.73g(3.2ミリモル)を加え、内温100℃まで昇温し、反応を開始した。3時間後、反応液にメタノール1.0gを加えてクエンチを行い、反応液及びメチルイソブチルケトン40.0gを100ml分液漏斗に入れ、20.0gの純水で3回洗浄を行った。その後、反応液を濃縮乾固することにより、9,10−ビス(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンと1,5−ジブロモペンタンとの反応により得られるオリゴマー1.2g(橙色粘液)を得た。
(1)IR(cm−1)3438,2930,2865,1457,1345,1111,1065,994,769,679
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=0.60−2.30(m),3.10−4.50(m),4.80−5.10(m),7.10−7.80(m),8.10−9.60(m)
(3)分子量分布 n=2〜4
温度計付きの50mlの三つ口フラスコに、攪拌子を入れ、窒素雰囲気下、水素化ナトリウム(60%流動パラフィン分散品)0.27g(6.7ミリモル)を入れた。ヘキサン3mlを使用し、水素化ナトリウム表面の流動パラフィンを洗浄したのち、ヘキサンを取り除いた。同様の操作をもう一度行った後、ジメチルアセトアミド20.0g、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセン1.0g(3.1ミリモル)、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル0.99g(4.6ミリモル)を加え、反応を開始した。7時間後、反応液にメタノール1.0gを加えてクエンチを行い、反応液及びメチルイソブチルケトン40.0gを100ml分液漏斗に入れ、20.0gの純水で3回洗浄を行った。その後、反応液を濃縮乾固することにより、9,10−ビス(2−ヒドロキシプロポキシ)アントラセンとネオペンチルグリコールジグリシジルエーテルとの反応により得られるオリゴマー1.7g(橙色粘液)を得た。
(1)IR(cm−1)3320,2870,1620,1372,1341,1061,998,935,765,675
(2)1H−MNR(400MHz,CDCl3):δ=0.60−1.50(m),1.70−2.30(m),2.50−4.80(m),7.10−7.80(m),8.10−9.50(m)
(3)分子量分布 n=2〜5
光硬化の判定は、タックフリーテスト(指触テスト)に基づいて行った。すなわち、光照射によりフィルム表面の光硬化性組成物のタック(べたつき)が取れるまでの時間(タック・フリー・タイム)を硬化時間とした。
光カチオン重合性化合物として3’,4’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ダイセル社製、商品名:セロキサイド2021P、セロキサイドはダイセル社の登録商標)100重量部に対して、光重合開始剤である(4−メチルフェニル) [4− (2−メチルプ口ピル)フェニル]ヨードニウム−ヘキサフルオ口フォスフェー卜(ビー・エー・エス・エフ社製、商品名イルガキュア250)5重量部、光カチオン重合増感剤として、実施例3と同様にして得られた[化合物番号 3−13]のオリゴマー2重量部を室温で混合し、光カチオン重合性組成物を調製した。この光重合性組成物を厚さ100μmのトリアセチルセルロースフィルム上にバーコータ(No.8)で塗布し膜厚およそ12μmの塗膜を形成した。その後、紫外線LED(PhoseonTechnology社製RX-Firefly)を用いて、中心波長395nm,照射強度400mW/cm2の光を照射し塗膜の表面のべたつきがなくなるまでの照射時間(タックフリータイム)を測定したところ、2秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例4と同様に得られた[化合物番号 3−15]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例5と同様に得られた[化合物番号 2−5]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例7と同様に得られた[化合物番号 2−11]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例9と同様に得られた[化合物番号 2−16]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例10と同様に得られた[化合物番号 2−17]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例11と同様に得られた[化合物番号 2−18]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例12と同様に得られた[化合物番号 2−19]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例13と同様に得られた[化合物番号 2−60]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例15と同様に得られた[化合物番号 2−31]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例16と同様に得られた[化合物番号 2−65]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例17と同様に得られた[化合物番号 2−70]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例18と同様に得られた[化合物番号 4−17]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例19と同様に得られた[化合物番号 4−53]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例20と同様に得られた[化合物番号 5−12]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
光カチオン重合性化合物として3’,4’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ダイセル社製、商品名:セロキサイド2021P)100重量部に対して、光重合開始剤である(4−メチルフェニル) [4− (2−メチルプ口ピル)フェニル]ヨードニウム−ヘキサフルオ口フォスフェー卜(ビー・エー・エス・エフ社製、商品名イルガキュア250)5重量部を室温で混合し、光カチオン重合性組成物を調製した。この光重合性組成物を厚さ100μmのトリアセチルセルロースフィルム上にバーコータ(No.8)で塗布し膜厚およそ12μmの塗膜を形成した。その後、紫外線LED(PhoseonTechnology社製RX-Firefly)を用いて、中心波長395nm,照射強度400mW/cm2の光を300秒照射したが、塗膜の表面のべたつきは残ったままであった。
「光硬化速度評価例1」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに公知の光重合増感剤である9,10−ジブトキシアントラセンを使用すること以外は「光硬化速度評価例1」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは1秒であった。
光ラジカル重合性化合物として10重量部のトリメチロールプロパントリアクリレート(東京化成社製)、45重量部のトリシクロ〔5,2,1,02,6〕デカンジメタノールジアクリレート(アルドリッチ社製),45重量部のイソボルニルメタクリレート(東京化成社製)に対して、光開始剤である(4−メチルフェニル) [4− (2−メチルプ口ピル)フェニル]ヨードニウム−ヘキサフルオ口フォスフェー卜(ビー・エー・エス・エフ社製、商品名イルガキュア250)4重量部、光カチオン重合増感剤として、実施例3と同様にして得られた[化合物番号 3−13]のオリゴマー2重量部を室温で混合し、光カチオン重合性組成物を調製した。この光重合性組成物を厚さ100μmのトリアセチルセルロースフィルム上にバーコータ(No.8)で塗布し膜厚およそ12μmの塗膜を形成した。その後、厚さ50μmのポリエステルフィルム(東レ社製)を被せ、紫外線LED(PhoseonTechnology社製RX-Firefly)を用いて、中心波長395nm,照射強度50mW/cm2の光を照射し塗膜の表面のべたつきがなくなるまでの照射時間(タックフリータイム)を測定したところ、5秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例4と同様に得られた[化合物番号 3−15]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは5秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例9と同様に得られた[化合物番号 2−16]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例10と同様に得られた[化合物番号 2−17]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例11と同様に得られた[化合物番号 2−18]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例12と同様に得られた[化合物番号 2−19]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例13と同様に得られた[化合物番号 2−60]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例14と同様に得られた[化合物番号 3−58]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは5秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例15と同様に得られた[化合物番号 2−31]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例16と同様に得られた[化合物番号 2−65]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例17と同様に得られた[化合物番号 2−70]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例18と同様に得られた[化合物番号 4−17]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例19と同様に得られた[化合物番号 4−53]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは4秒であった。
「光硬化速度評価例16」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを実施例20と同様に得られた[化合物番号 5−12]のオリゴマーに変えた以外は「光硬化速度評価例16」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは5秒であった。
光ラジカル重合性化合物として10重量部のトリメチロールプロパントリアクリレート(東京化成社製)、45重量部のトリシクロ〔5,2,1,02,6〕デカンジメタノールジアクリレート(アルドリッチ社製),45重量部のイソボルニルメタクリレート(東京化成社製)に対して、光重合開始剤である(4−メチルフェニル) [4− (2−メチルプ口ピル)フェニル]ヨードニウム−ヘキサフルオ口フォスフェー卜(ビー・エー・エス・エフ社製、商品名イルガキュア250)4重量部を室温で混合し、光カチオン重合性組成物を調製した。この光カチオン重合性組成物を厚さ100μmのトリアセチルセルロースフィルム上にバーコータ(No.8)で塗布し膜厚およそ12μmの塗膜を形成した。その後、厚さ50μmのポリエステルフィルム(東レ社製)を被せ、紫外線LED(PhoseonTechnology社製RX-Firefly)を用いて、中心波長395nm,照射強度50mW/cm2の光を300秒照射しても、塗膜の表面のべたつきは残ったままであった。
「光硬化速度評価例9」の[化合物番号 3−13]のオリゴマーを公知の光重合増感剤である9,10−ジブトキシアントラセンを使用すること以外は「光硬化速度評価例9」と同様に塗膜の硬化を行ったところ、その時のタックフリータイムは5秒であった。
(マイグレーション評価例1)
エポキシ光カチオン重合性化合物として3’,4’−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート(ダイセル社製セロキサイド2021P)100部に対し、光重合増感剤として実施例3と同様の方法で合成した[化合物番号 3−13]のオリゴマーを2部混合し調製した組成物をポリエステルフィルム上で膜厚が12ミクロンになるようにバーコーターを用いて塗布した。次いで、得られた塗布物上に低密度ポリエチレンフィルム(膜厚30ミクロン)を被せて、暗所で一日間保管したもの、二日間保管したもの、四日間保管したものを、それぞれ保管後、ポリエチレンフィルムを剥がし、ポリエチレンフィルムをアセトンで洗い乾燥した後、フィルムのUVスペクトルを測定し、260nmの吸光度を測定した。得られた[化合物番号 3−13]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.006、二日保管後0.006、四日保管後0.007であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例4と同様の方法で合成した[化合物番号 3−15]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 3−15]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.007、二日保管後0.006、四日保管後0.008であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例5と同様の方法で合成した[化合物番号 2−5]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、得られた[化合物番号 2−5]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.0015、二日保管後0.0014、四日保管後0.0016であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例7と同様の方法で合成した[化合物番号 2−11]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−11]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.001、二日保管後0.001、四日保管後0.001であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例9と同様の方法で合成した[化合物番号 2−16]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−16]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.005、二日保管後0.004、四日保管後0.006であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例10と同様の方法で合成した[化合物番号 2−17]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−17]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.006、四日保管後0.003であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例11と同様の方法で合成した[化合物番号 2−18]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−18]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.005、二日保管後0.005、四日保管後0.004であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例12と同様の方法で合成した[化合物番号 2−19]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−19]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.006、四日保管後0.003であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例13と同様の方法で合成した[化合物番号 2−60]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−60]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0010、三日保管後0.0011であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例14と同様の方法で合成した[化合物番号 3−58]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 3−58]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0013、三日保管後0.0015であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例15と同様の方法で合成した[化合物番号 2−31]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−31]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0022、三日保管後0.0020であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例16と同様の方法で合成した[化合物番号 2−65]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−65]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0004、三日保管後0.0003であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例17と同様の方法で合成した[化合物番号 2−70]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−70]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0005、三日保管後0.0040であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例18と同様の方法で合成した[化合物番号 4−17]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 4−17]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0054、三日保管後0.0058であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例19と同様の方法で合成した[化合物番号 4−53]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 4−53]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0065、三日保管後0.0062であった。
光重合増感剤として[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例20と同様の方法で合成した[化合物番号 5−12]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例1と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 5−12]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.0015、三日保管後0.0010であった。
光重合増感剤としてHOPA(TMHMDI)の代わりに公知の光重合増感剤である9,10−ジブトキシアントラセンを使用すること以外は評価例1と同様に調製した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、9,10−ジブトキシアントラセンの吸光度は、一日保管後1.41、二日保管後1.45、四日保管後1.50であった。
光ラジカル重合性化合物としてトリメチロールプロパントリアクリレート100部、光ラジカル重合増感剤として実施例3と同様の方法で合成した[化合物番号 3−13]のオリゴマー2.0部を混合し調製した組成物をポリエステルフィルム上で膜厚が12ミクロンになるようにバーコーターを用いて塗布した。次いで、得られた塗布物上に低密度ポリエチレンフィルム(膜厚30ミクロン)を被せて、暗所で一日間保管したものと二日間保管したものと四日間保管したものを調製し、それぞれ保管後、被せたポリエチレンフィルムを剥がし、ポリエチレンフィルムをアセトンで洗い、乾燥した後、当該ポリエチレンフィルムのUVスペクトルを測定し、260nmの吸光度を測定した。得られた[化合物番号 3−13]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した値は、一日保管後0.009、二日保管後0.011、四日後保管後0.010であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例4と同様の方法で合成した[化合物番号 3−15]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例9と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 3−15]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.008、二日保管後0.010、四日保管後0.009であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例9と同様の方法で合成した[化合物番号 2−16]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例9と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−16 ]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.007、二日保管後0.0075、四日保管後0.007であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例5と同様の方法で合成した[化合物番号 2−5]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例9と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−5]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.006、二日保管後0.0055、四日後保管後0.005であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例13と同様の方法で合成した[化合物番号 2−60]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−60]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.044、三日保管後0.063であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例14と同様の方法で合成した[化合物番号 3−58]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 3−58]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.009、三日保管後0.034であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例15と同様の方法で合成した[化合物番号 2−31]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−31]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.031、三日保管後0.040であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例16と同様の方法で合成した[化合物番号 2−65]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−65]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.004、三日保管後0.003であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例17と同様の方法で合成した[化合物番号 2−70]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 2−70]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.004、三日保管後0.001であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例18と同様の方法で合成した[化合物番号 4−17]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 4−17]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.028、三日保管後0.028であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例19と同様の方法で合成した[化合物番号 4−53]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 4−53]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.028、三日保管後0.028であった。
[化合物番号 3−13]のオリゴマーの代わりに実施例20と同様の方法で合成した[化合物番号 5−12]のオリゴマーを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様に調製して試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、[化合物番号 5−12]のオリゴマーに起因する吸光度を9,10−ジブトキシアントラセン換算した。吸光度は、一日保管後0.005、三日保管後0.006であった。
HOPA(TMHMDI)の代わりに公知の光ラジカル増感剤である9,10−ジブトキシアントラセンを使用すること以外はマイグレーション評価例17と同様にして試験した。アセトン洗いしたポリエチレンフィルムの260nmの吸光度を測定した結果、得られた9,10−ジブトキシアントラセンの吸光度は、一日保管後2.80、二日保管後2.90、四日後2.85であった。
Claims (17)
- 繰り返し単位が下記一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマー。
(一般式(1)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Aは下記一般式(A1)、(A2)、(A3)又は(A4)のいずれか一つで表される二価の置換基を表す。)
(上記二価の置換基の一般式(A1)乃至(A4)において、星印記号(アスタリスク)は二価の置換基の結合位置を表し、D、E、G、Jは、炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(2)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマー。
(一般式(2)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Dは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(3)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマー。
(一般式(3)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Eは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(4)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマー。
(一般式(4)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Gは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(5)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマー。
(一般式(5)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Jは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 下記一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物と二塩基酸もしくは二塩基酸エステルとを反応させることからなる、繰り返し単位が一般式(2)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーの製造法。
(一般式(6)において、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。)
(一般式(2)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Dは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 下記一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物とジイソシアネート化合物とを反応させることからなる、繰り返し単位が一般式(3)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーの製造法。
(一般式(6)において、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。)
(一般式(3)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Eは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 下記一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物とジハロゲン化合物あるいはジオール化合物とを反応させることからなる、繰り返し単位が一般式(4)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーの製造法。
(一般式(6)において、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。)
(一般式(4)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Gは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 下記一般式(6)で表される9,10−ビス(2−ヒドロキシアルコキシ)アントラセン化合物とジグリシジル化合物とを反応させることからなる、繰り返し単位が一般式(5)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーの製造法。
(一般式(6)において、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。)
(一般式(5)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Jは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(1)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤。
(一般式(1)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Aは下記一般式(A1)、(A2)、(A3)又は(A4)のいずれか一つで表される二価の置換基を表す。)
(上記二価の置換基の一般式(A1)乃至(A4)において、星印記号(アスタリスク)は二価の置換基の結合位置を表し、D、E、G、Jは、炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(2)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤。
(一般式(2)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Dは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(3)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤。
(一般式(3)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Eは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(4)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤。
(一般式(4)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Gは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 繰り返し単位が下記一般式(5)で表される9,10−ビス(置換アルコキシ)アントラセン化合物のオリゴマーを含有する光重合増感剤。
(一般式(5)において、nは繰り返し数を表し2〜50であり、X、Yは同一であっても異なってもよく、水素原子、炭素数1から8のアルキル基又はハロゲン原子を表す。R1は水素原子、炭素数1から5のアルキル基、炭素数1から5のアルコキシ基を持つアルコキシメチル基又は炭素数6から10のアリール基を持つアリールオキシメチル基を表し、R2は水素原子又は炭素数1から5のアルキル基を表し、R1とR2は互いに環を形成してもよい。Jは炭素数1から20のアルキレン基、または炭素数6から20のアリーレン基を表し、該アルキレン基は、酸素原子、窒素原子、硫黄原子、ベンゼン環又はナフタレン環を含んでいてもよく、該ベンゼン環、ナフタレン環はアルキル基で置換されていてもよい。またアリーレン基は置換基を有していてもよく、複数の環がアルキレン基、酸素原子、窒素原子、硫黄原子で結合されていてもよい。) - 請求項10乃至14のいずれか一項に記載の光重合増感剤と、光重合開始剤とを含有する光重合開始剤組成物。
- 請求項15に記載の光重合開始剤組成物と、光カチオン重合性化合物とを含有する光重合性組成物。
- 請求項15に記載の光重合開始剤組成物と、光ラジカル重合性化合物とを含有する光重合性組成物。
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