JP6856264B2 - 部品評価用フィクスチャー - Google Patents
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Description
しかし、ベース上に押さえ具や評価基板を設ける場合、特定の対象部品のサイズや形状に合わせて、押さえ具や評価基板が固定して設けられることがある。
このため、特許文献1に開示された測定用治具は、押さえ具や評価基板をサイズや形状の異なる多種の対象部品に適用させることが難しいことがある。
部品評価用フィクスチャー10の第一実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1、図2に示すように、部品評価用フィクスチャー10は、例えば、ICチップが納められたICパッケージなどの対象部品(対象デバイス)1の電圧や、印加電圧Vと電流Iとの関係を示すVI特性などの性能を評価するための評価治具である。
部品評価用フィクスチャー10は、ベース板11と、評価基板12と、クランプ13と、を備えている。
また、ベース板11は、例えば、各ベース辺11aが等辺の矩形状に形成され、各ベース辺11aが評価基板12の各基板辺12aに対して2倍以上の長さ寸法に形成されている。なお、ベース板11の形状は、等辺や矩形状に限定するものではなく、任意の形状を選択することが可能である。
取付穴15は、締結部材16が取付可能に、あるいは貫通可能に形成されている。
例えば、ベース板11は、ベース板11の板面11b全域において複数の取付穴15を有してもよい。
例えば、締結部材16の配列が任意に選択できるように、取付穴15の個数は、ベース板11に取り付ける締結部材16の個数より多く設けられてもよい。
例えば、取付穴15は、ベース板11の板面の全域に格子状に配列されてもよい。
以下、取付穴15を「ねじ穴15」として説明する。なお、穴径寸法Dについては任意に選択が可能である。また、ねじ穴15は、一例として、隣接する外周に対する間隔Sが、S=5mmに設定されている。なお、間隔Sについては任意に選択が可能である。
また、ねじ穴15を穴径寸法D=2.3mmに形成し、隣接するねじ穴15の外周どうしの間隔SをS=5mmに設定することにより、ベース板11の強度を確保できる。
ビス16は、ねじ部18と、頭部19と、を有する。ねじ部18は、ねじ穴15にねじ結合可能に形成されている。頭部19は、例えば、ねじ部18に対して拡径された(張り出された)円形に形成されている。
よって、ビス16のねじ部18をねじ穴15にねじ結合することにより、ビス16の頭部19で評価基板12の基板辺12aをベース板11に押さえ付けることができる。
また、図1に示すように、ベース板11の全域に複数のねじ穴15を形成するが、ベース板11に、少なくとも2つのねじ穴15を形成してもよい。
例えば、図3、図4に示すように、各基板辺12aに設けられる一対のビス16は、互いのねじ部18で評価基板12の側面を外側から挟むように設けられてもよい。
導電性の突起26は、導電性パターン22に電気的に接続されている。
導電性の突起26は、端子として、導電性パターン22に設けられている。
例えば、導電性の突起26は、導電性パターン22において複数のn箇所から突出されている導電性のボスである。以下、導電性の突起26を「ボス26」として説明する。導電性パターン22に、導電性のボス26を設けることにより、導電性パターン22にボス26を介して対象部品1の端子を安定的に接続できる。
例えば、評価基板12が各基板辺12aにより矩形状に形成されている。この場合、評価基板12は、各基板辺12aがビス16の頭部19によりベース板11に押さえ付けられることにより、各基板辺12aがビス16によりベース板11に取り付けられる。
すなわち、評価基板12は、ベース板11にビス16により固定される。
また、ベース板11において、隣接するねじ穴15の外周どうしの間隔SがS=5mmと小さく設定されている。よって、サイズや形状の異なる多種の評価基板12をベース板11に取り付ける際に、多種の評価基板12をベース板11の最適な箇所に取り付けることができる。
支持部32は、第1のブラケット41と、第2のブラケット41と、を備えている。第1のブラケット41および第2のブラケット41はハンドル34を中心にして対称の部材なので同じ符号を付して説明する。第1、第2のブラケット41の各ベース41aにビス16が差し込まれ、各ベース41aから突出したねじ部18がねじ穴15にねじ結合されている。すなわち、第1、第2のブラケット41がビス16によりベース板11に着脱可能に取り付けられている。
クランプ13によれば、ハンドル34のグリップ34cを押さえ位置P1まで操作することにより、トグル機構によりグリップ34cが押さえ位置P1に保持される。グリップ34cを押さえ位置P1まで操作する際に、押付パッド47が導電性パターン22に向けて真上(すなわち、対象部品1および評価基板12に対して直交する上方向)から移動する。
すなわち、クランプ13は、例えば、対象部品1を押付パッド47により導電性パターン22に向けて真上から押さえ付けることができる(図5参照)。
例えば、クランプ13は、第1、第2のブラケット41がベース板11のねじ穴15を利用してビス16によりベース板11に取り付けられている。
すなわち、クランプ13は、ベース板11にビス16により固定される。
これにより、ビス16をねじ結合するねじ穴15を選択することにより、サイズや形状の異なる多種の対象部品1に合わせてクランプ13の取付位置を任意に選択できる。
換言すれば、サイズや形状の異なる多種の対象部品1を、押付パッド47で導電性パターン22に向けて真上から押さえ付けることができるベース板11の位置に、クランプ13を取り付けることができる。
図1に示すように、ベース板11に評価基板12を配置した状態において、ベース板11のねじ穴15にビス16をねじ結合する。ねじ穴15にビス16をねじ結合することにより、評価基板12の各基板辺12aをビス16によりベース板11に押し付ける。これにより、評価基板12がベース板11にビス16により取り付けられる。
このため、評価基板12のサイズや形状に対応するねじ穴15にビス16を結合することができ、サイズや形状の異なる多種の対象部品1に応じて、評価基板12及びクランプ13を取り付けることができる。
したがって、部品評価用フィクスチャー10は、多種の対象部品1に適用させることができる。
さらに、対象部品1を交換する際に半田ごてを使用しないので、半田ごてにより評価基板12や対象部品1に熱ストレスが発生することを抑制できる。加えて、評価基板12や対象部品1に物理的なこじり等により引き起こされる損傷の発生を抑制できる。
部品評価用フィクスチャー10の最小構成の第二実施形態について、図6を参照して説明する。
部品評価用フィクスチャー10は、ベース板11と、評価基板12と、クランプ13と、を備える。
ベース板11は、板面11bに締結部材16が着脱可能に取り付けられる複数の取付穴15を有する。
評価基板12は、ベース板11に取り付けられた締結部材16によりベース板11に押し付けられる。
クランプ13は、ベース板11に取り付けられた締結部材16によりベース板11に押し付けられる。
クランプ13は、評価基板12に設けられた導電性パターン22に接触された対象部品1を、導電性パターン22へ向けて押さえ付ける。
このため、評価基板12のサイズや形状に対応する取付穴15に締結部材16を結合することができ、サイズや形状の異なる多種の対象部品1に応じて、評価基板12及びクランプ13を取り付けることができる。
したがって、部品評価用フィクスチャー10は、多種の対象部品1に適用させることができる。
10 部品評価用フィクスチャー
11 ベース板
11a ベース辺
11b 板面
12 評価基板
12a 基板辺
13 クランプ
15 ねじ穴(取付穴)
16 ビス(締結部材)
22 導電性パターン
26 導電性の突起(ボス)
32 支持部
Claims (8)
- 第一締結部材と第二締結部材とが着脱可能に取り付けられる複数の取付穴を板面に有するベース板と、
前記ベース板に取り付けられた前記第一締結部材により前記ベース板に押し付けられる評価基板と、
前記ベース板に取り付けられた前記第二締結部材により前記ベース板に押し付けられ、前記評価基板に設けられた導電性パターンに接触された対象部品を、前記導電性パターンへ向けて押さえ付けるクランプと、
を備え、
前記第一締結部材と前記第二締結部材とは、複数の前記取付穴のうち、任意の前記取付穴に取り付けることが可能である部品評価用フィクスチャー。 - 前記クランプは、
前記ベース板に前記第二締結部材により着脱可能に取り付けられる支持部を備える請求項1に記載の部品評価用フィクスチャー。 - 複数の前記取付穴は、ねじ穴であり、
前記第一締結部材と前記第二締結部材とは、前記ねじ穴にねじ結合可能なビスである
請求項1または請求項2に記載の部品評価用フィクスチャー。 - 前記ベース板は、アルミニウム材で形成された板状の部材である
請求項1から3の何れか一項に記載の部品評価用フィクスチャー。 - 複数の前記取付穴が、前記ベース板の板面に格子状に配列されている請求項1から4の何れか一項に記載の部品評価用フィクスチャー。
- 前記評価基板が、前記導電性パターンに、電気的に接続されている導電性の突起を有する請求項1から5の何れか一項に記載の部品評価用フィクスチャー。
- 前記評価基板は、
矩形状に形成され、前記評価基板の基板辺が前記第一締結部材で前記ベース板に取り付けられる請求項1から6の何れか一項に記載の部品評価用フィクスチャー。 - 前記ベース板は、
矩形状に形成され、ベース辺が前記評価基板の基板辺より2倍以上の寸法に形成されている請求項7に記載の部品評価用フィクスチャー。
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