JP6868280B2 - タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機から発せられる迎車注文を受け付けてタクシー会社の配車システムに手配すること - Google Patents
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Description
スマートフォンやタブレット端末(携帯端末と記すことがある)を利用する人々の中には、インターネット上の周知のアプリストア(AppStoreやGooglePlayなど)からタクシー配車アプリと呼ばれるアプリケーションプログラムをダウンロード・インストールして活用している人がいる。
よく知られているように、アマゾン社は、アマゾンダッシュボタンと称するサービスを最近開始している。このサービスを利用しようとする人はアマゾンダッシュボタンを購入して自宅やオフィスに設置し、Wi-Fiアクセスポイントを介してインターネット上のアマゾン社サーバーと通信する環境を整備するとともに、当該アマゾンダッシュボタンによりアマゾン社に発注する商品を特定する事前設定を行う。そうした設定の後において、アマゾンダッシュボタンに備わっているボタンをワンプッシュするという超簡単な操作で、アマゾン社サーバーに対して事前設定した商品を発注することができ、その商品がアマゾン社から届けられる。
前述したタクシー配車アプリによるサービスやアマゾンダッシュボタンによるサービスを利用するには、スマートフォンやタブレット端末などのコンピューティング機器を所有していることが必須であり、かつ、これらコンピューティング機器を使いこなすための情報通信技術に関する専門的な知識が必要である。とくに、アマゾンダッシュボタンを利用するための事前設定の作業は、アマゾンダッシュボタンをブルートゥース(登録商標)でスマートフォンに接続してからWi-Fiアクセスポイントとの接続設定を行うなど、かなり専門的で煩雑である。
この発明の核心とするところは、タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機と、タクシー会社配車システムと、タクシー会社パソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともにタクシー会社配車システムおよびタクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携し、利用者情報入力プロセスと利用者登録プロセスと発注プロセスと手配プロセスと返答プロセスを実行するコンピューティングの方法である。
図1は、本発明の望ましい一実施例に係るシステム構成の全体的な概略を示している。図1に示した実施例における迎車注文受付システム1は、タクシー迎車注文を仲介する事業者(たとえば出願人である)が運用するコンピューティングシステムであって、複数のタクシー会社と契約し、各タクシー会社がそれぞれの利用者(顧客)に配布するタクシー呼出専用機2から発せられる迎車注文を受け付けて該当するタクシー会社配車システム3に手配するサービスを実施するものである。
図2と図3に示すのは、本発明の一実施例に係るタクシー呼出専用機2の回路構成と外観である。図2に示すように、タクシー呼出専用機2(専用機2と略記することがある)は、ストアードプログラム方式のマイコンからなるコントローラ21と、移動体通信網のデータ専用SIM22を用いたLTE通信モジュール23と、入力インタフェースとしてのプッシュボタン24と、出力インタフェースとしての表示器25・LEDランプ26・スピーカー27と、電源回路28とを備えており、図3に示すような長方形の薄板状のケーシングに実装されている。たとえば、文字表示器25は数字やかなを表示する 安価な液晶表示器を用いている。
専用機2が利用する移動体通信網としては、たとえば、NTTドコモ社のIoTプランやソラコム社のSORACOMAirなど、いろいろな通信事業者や通信サービスが知られており、データ専用SIM22などによりあらかじめ設定された通信相手(迎車注文受付システム1)ときわめて低コストでデータ通信が可能となる。
迎車注文受付システム1は、サービス契約を結んでいる各タクシー会社向けの専用のウエブサイト窓口を開設している(そうしたウエブサーバーとして機能するようにもプログラムされている)。タクシー会社の係員がタクシー会社パソコン4を操作して迎車注文受付システム1の前記ウエブサイト窓口にログインすると、図4に例示するような利用者情報入力用ウエブページを見ることができる。
一実施例における専用機2の利用方法はつぎのとおりである。
(a)最初にプッシュボタン24を長押しすると電源オンとなる。このときコントローラ21は、スピーカー27で長いブザー音を発生させ、第1迎車場所か第2迎車場所にタクシーを呼べますよという趣旨のメッセージを文字表示器25に表示させ、一定時間他の入力がないと自動で電源オフとなる。そのようにコントローラ21がプログラムされている。
(b)第1迎車場所を指定するにはボタン24を短く1回押し(第1モード入力)、第2迎車場所を指定するにはボタン24を短く2回押す(第2モード入力)。このときコントローラ21は、短いブザー音を1回または2回発生させるとともに、指定された方の迎車場所に迎車注文を出したのでお待ちくださいという趣旨のメッセージを表示させ、さらにLEDランプ26を黄色点灯させる。上記のブザー音に付随して音声ガイドを流してもよい。そのようにコントローラ21がプログラムされている。
迎車注文受付システム1は、専用機2から前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の前記迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、当該抽出レコードに対応するタクシー会社識別子のタクシー会社配車システム3に送信する。
配車要求電文を受信したタクシー会社配車システム3においては、タクシー会社それぞれの仕組みに従って指定された迎車場所へ自社タクシーを手配するための情報処理が遂行され、配車可または配車不可の結論がでる。もちろん配車可の場合は指定された迎車場所へタクシーが向かう。
(A)ここまで説明した迎車注文受付システムは複数のタクシー会社に個別に対応する仕様となっているところ、一社のタクシー会社にしか対応しない仕様でも同様に実施することができる。
(B)第1迎車場所と第2迎車場所を登録する実施例について説明したが、3個所以上の迎車場所を登録しておけるようにも構成でき、タクシー呼出専用機の入力操作のモードを3種類あるいはそれ以上定めておいて、その入力操作のモードを使い分けることで迎車場所を選択できるようにする。
(C)実施例として説明した第1モード入力(短い1回押し)と第2モード入力(短い2回押し)に限定されるものではなく、分かりやすいいろいろな入力操作を採り入れて実施することができる。
(D)説明した実施例では1個のプッシュボタン24の操作の仕方を変えることで迎車場所を選択するようにしたが、プッシュボタンを複数設け、各ボタンにそれぞれ迎車場所を対応づけするようにしてもよい。
(E)実施例におけるプッシュボタン24とは別に電源スイッチ(電源ボタン)を設けてもよい。
(F)コスト削減のために文字表示器を廃止し、タクシー呼出専用機の正面にサインペンのような筆記具で迎車場所を手書きする記入欄を2個以上設け、各記入欄にそれぞれ対応づけして実施例で説明したLEDランプを配置するという構成を採用してもよい。ブザー音やチャイム音を発生するスピーカーも廃止すれば、きわめて安価にタクシー呼出専用機を実現でき、顧客に無料配布するのに好適となる。
Claims (8)
- つぎの事項(1)〜(7)により特定される方法。
(1)複数のタクシー会社がそれぞれの利用者に配布するタクシー呼出専用機と、各タクシー会社の配車システムと、各タクシー会社のパソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともに各タクシー会社配車システムおよび各タクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携して実施する方法であること
(2)利用者情報入力プロセスでは、タクシー会社が利用者にタクシー呼出専用機を配布する際、当該タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)と、当該利用者の名前と、当該利用者が指定した第1迎車場所および第2迎車場所とをタクシー会社パソコンにより迎車注文受付システムに入力すること
(3)利用者登録プロセスでは、迎車注文受付システムは、タクシー会社パソコンから入力された専用機識別子・利用者の名前・第1迎車場所・第2迎車場所を受け付けた際、これらの入力情報と、第1迎車場所・第2迎車場所に基づいて生成された第1迎車場所地理データ・第2迎車場所地理データとを、当該入力をしたタクシー会社の識別子(タクシー会社識別子)に対応づけして利用者データベースに記録すること
(4)タクシー呼出専用機は、利用者による第1モード入力および第2モード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、入力インタフェース・出力インタフェース・通信インタフェースを制御するコントローラとを備えること
(5)発注プロセスでは、タクシー呼出専用機のコントローラは、入力インタフェースにより第1モード入力または第2モード入力を受け付けた際、第1モード入力なのか第2モード入力なのかに対応して第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子を含む迎車注文電文を通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信すること
(6)手配プロセスでは、迎車注文受付システムは、前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、当該抽出レコードに対応するタクシー会社識別子のタクシー会社配車システムに送信すること
(7)返答プロセスでは、迎車注文受付システムは、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機のコントローラは、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知すること - つぎの事項(1)〜(7)により特定される方法。
(1)タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機と、タクシー会社配車システムと、タクシー会社パソコンと、タクシー呼出専用機と移動体通信網を介して通信するとともにタクシー会社配車システムおよびタクシー会社パソコンと通信する迎車注文受付システムとが連携して実施する方法であること
(2)利用者情報入力プロセスでは、タクシー会社が利用者にタクシー呼出専用機を配布する際、当該タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)と、当該利用者の名前と、当該利用者が指定した第1迎車場所および第2迎車場所とをタクシー会社パソコンにより迎車注文受付システムに入力すること
(3)利用者登録プロセスでは、迎車注文受付システムは、タクシー会社パソコンから入力された専用機識別子・利用者の名前・第1迎車場所・第2迎車場所を受け付けた際、これらの入力情報と、第1迎車場所・第2迎車場所に基づいて生成された第1迎車場所地理データ・第2迎車場所地理データとを対応づけして利用者データベースに記録すること
(4)タクシー呼出専用機は、利用者による第1モード入力および第2モード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、入力インタフェース・出力インタフェース・通信インタフェースを制御するコントローラとを備えること
(5)発注プロセスでは、タクシー呼出専用機のコントローラは、入力インタフェースにより第1モード入力または第2モード入力を受け付けた際、第1モード入力なのか第2モード入力なのかに対応して第1迎車場所なのか第2迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子を含む迎車注文電文を通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信すること
(6)手配プロセスでは、迎車注文受付システムは、前記迎車注文電文を受信した際、当該電文中の専用機識別子に該当するレコードを利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出レコードの第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文をタクシー会社配車システムに送信すること
(7)返答プロセスでは、迎車注文受付システムは、送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信し、当該電文を受信したタクシー呼出専用機のコントローラは、出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知すること - 請求項1または2において、利用者情報入力プロセスでは迎車場所として3つ以上の所定個数Nの迎車場所を入力することが可能であり、利用者登録プロセスではN個の第i迎車場所地理データ(i=1〜N)を利用者データベースに登録可能であり、発注プロセスと手配プロセスではタクシー呼出専用機に入力された第iモード入力(i=1〜N)に対応する第i迎車場所地理データ(i=1〜N)に基づいて処理が進行する方法。
- プログラムされたコンピュータシステムからなる迎車注文受付システムであって、
主制御部と、通信部と、利用者データベースとを備え、
前記通信部は、複数のタクシー会社がそれぞれの利用者に配布するタクシー呼出専用機、各タクシー会社のタクシー会社配車システム、および各タクシー会社のタクシー会社パソコンと通信し、
前記主制御部が、
前記タクシー会社パソコンから、タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)、当該タクシー呼び出し専用機の利用者の名前、少なくとも2箇所以上の迎車場所を利用者情報として入力するプロセスと、
利用者情報中の2箇所以上の迎車場所のそれぞれに基づいて、各迎車場所の地理データを生成するプロセスと、
前記利用者情報と、各迎車場所の前記地理データとを、当該利用者情報の入力をしたタクシー会社の識別子(タクシー会社識別子)に対応づけして前記利用者データベースに記録するプロセスと、
前記タクシー呼出専用機から、前記2箇所以上の迎車場所の何れの迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと前記専用機識別子とを含む迎車注文電文を受信すると、当該電文中の前記専用機識別子に該当するレコードを前記利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、当該抽出レコードに対応するタクシー会社識別子のタクシー会社配車システムに送信するプロセスと、
送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信するプロセスと、
を実行する、迎車注文受付システム。 - プログラムされたコンピュータシステムからなる迎車注文受付システムであって、
主制御部と、通信部と、利用者データベースとを備え、
前記通信部は、タクシー会社が利用者に配布するタクシー呼出専用機、タクシー会社配車システム、およびタクシー会社パソコンと通信し、
前記主制御部が、
前記タクシー会社パソコンから、タクシー呼出専用機の識別子(専用機識別子)、当該タクシー呼び出し専用機の利用者の名前、少なくとも2箇所以上の迎車場所を利用者情報として入力するプロセスと、
利用者情報中の2箇所以上の迎車場所のそれぞれに基づいて、各迎車場所の地理データを生成するプロセスと、
前記利用者情報と、各迎車場所の前記地理データとを対応づけしたレコードを前記利用者データベースに記録するプロセスと、
前記タクシー呼出専用機から、前記2箇所以上の迎車場所の何れの迎車場所なのかを区別する迎車場所区別データと前記専用機識別子とを含む迎車注文電文を受信すると、当該電文中の前記専用機識別子に該当するレコードを前記利用者データベースから抽出し、当該電文中の迎車場所区別データに基づいて当該抽出した第1迎車場所地理データまたは第2迎車場所地理データを含む配車要求電文を、前記タクシー会社配車システムに送信するプロセスと、
送信した前記配車要求電文に対してタクシー会社配車システムから配車可または不可を知らせる電文を受信した際、当該配車要求電文の起源である前記迎車注文電文を送信したタクシー呼出専用機に対して配車可または不可を知らせる電文を送信するプロセスと、
を実行する、迎車注文受付システム。 - 請求項4または請求項5に記載の迎車注文受付システムと通信する前記タクシー呼出専用機であって、
利用者による2以上のモード入力を少なくとも受け付ける入力インタフェースと、
少なくとも配車可または不可を利用者に報知する出力インタフェースと、
移動体通信網のデータ専用SIMを用いた通信インタフェースと、
前記入力インタフェース、前記出力インタフェース、および前記通信インタフェースを制御するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記入力インタフェースにより前記2以上のモード入力の何れか一つのモード入力を受け付けた際、当該受け付けたモード入力に対応して迎車場所を区別する迎車場所区別データと、当該タクシー呼出専用機の専用機識別子とを含む迎車注文電文を前記通信インタフェースにより迎車注文受付システムに送信し、
前記コントローラは、前記通信インタフェースにより、前記迎車注文受付システムから、前記迎車注文電文に対して配車可または不可を知らせる電文を受信すると、前記出力インタフェースにより配車可または不可を利用者に報知する、
タクシー呼出専用機。 - 請求項6に記載のタクシー呼出専用機であって、前記入力インタフェースは1個のボタンを備え、前記コントローラは、当該ボタンが短く1回押された際に第1モード入力があったと認識し、所定時間内に短く2回押された際に第2モード入力があったと認識するように構成されている、タクシー呼出専用機。
- 請求項7に記載のタクシー呼出専用機であって、前記コントローラは、入力受付時に、第1モード入力を受け付けたのか第2モード入力を受け付けたのかを前記出力インタフェースにより利用者に報知する、タクシー呼出専用機。
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