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JP7696097B2 - 感染リスク対策効果度算出システム - Google Patents
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JP7696097B2 - 感染リスク対策効果度算出システム - Google Patents

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Description

本発明は、感染リスク対策効果度算出システムに関する。
インフルエンザなどの感染症の拡大を視覚化した技術が提案されている。例えば、特許文献1には、人の感染情報と人の部屋間の移動情報とに基づいて、部屋間の感染に関する関係性の強さと、部屋間の感染の方向とを特定し、特定された部屋間の感染に関する関係性の強さを示す情報と、特定された部屋間の感染の方向を示す情報とを対応付けてマップ上に表示する技術が開示されている。
特開2018-169938号公報
近年、感染症に対する対策の効果を把握することが、感染症のリスク管理を向上させる観点で求められている。
本発明は、感染症に対する対策を行っていない場合と行った場合とでどれだけ感染症のリスクが低減したかをユーザに把握させることができる感染リスク対策効果度算出システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る感染リスク対策効果度算出システムは、施設への来訪者の体調を検出する体調検出部と、体調検出部の検出結果に基づき、来訪者が体調不良であるか否かを判定し、判定結果が体調不良である来訪者に対しては前記施設への入場を禁止する判定部と、所定時間あたりの来訪者の人数及び各来訪者の判定結果を記憶する記憶部と、体調不良であると判定されていた来訪者が施設に入場していたと仮定した場合において、当該体調不良であると判定されていた来訪者の人数に基づいて、感染症に対する対策効果度を算出する算出部とを備える。
本発明の一態様に係る感染リスク対策効果度算出システムなどは、感染症に対する対策を行っていない場合と行った場合とでどれだけ感染症のリスクが低減したかをユーザに把握させることができる。
図1は、実施の形態に係る感染リスク対策効果度算出システムの設置態様の一例を示す模式図である。 図2は、実施の形態に係る感染リスク対策効果度算出システム10の機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る表示部での対策効果度の表示例を示す模式図である。 図4は、実施の形態に係る表示部としてタブレット端末を採用した場合の表示例を示す模式図である。 図5は、実施の形態に係る感染対策効果度算出システムがサーバ装置で実現されている場合のブロック図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
図1は、実施の形態に係る感染リスク対策効果度算出システムの設置態様の一例を示す模式図である。図1は、施設100において、感染リスク対策効果度算出システム10が設置された箇所を上方から見た図である。図1に示すように、感染リスク対策効果度算出システム10は、施設100に備わる複数の監視カメラ201、202と通信可能に接続されている。感染リスク対策効果度算出システム10は、施設100への来訪者Pの体調を検出するための体調検出部11を有している。体調検出部11は、例えばサーモカメラであり、これから施設100内に入場しようとする来訪者Pの体温を検出できるように施設100の入り口近傍に配置されている。詳細は後述するが、感染リスク対策効果度算出システム10は、体調検出部11の検出結果に基づいて、来訪者Pが体調不良であるか否かを判定する。
施設100の入り口には、開閉式のゲート110が配置されており、感染リスク対策効果度算出システム10により来訪者Pが体調不良と判定された場合にはゲート110が閉鎖され、体調不良でないと判定された場合にはゲート110が開放されるようになっている。これにより、体調不良と判定された来訪者Pが施設100内に入場しようとしたとしてもゲート110が閉鎖されるため、体調不良と判定された来訪者Pの入場を規制することができる。
以降、体調不良と判定された来訪者Pを体調不良者と称し、体調不良でないと判定された来訪者Pを健康者と称する。体調不良者は、感染症を発症させる細菌やウイルスを保有している可能性があるが、体調不良者の施設100内への入場が規制されていれば、施設100内における感染症の感染リスクを低減できる。つまり、本実施の形態では、感染症に対する感染対策として、体調不良者の施設100内への入場を規制している。
以下に、感染リスク対策効果度算出システム10の具体的構成について説明する。図2は、実施の形態に係る感染リスク対策効果度算出システム10の機能構成を示すブロック図である。
図2に示すように、感染リスク対策効果度算出システム10は、体調検出部11と、判定部12と、密集度取得部13と、マスク検出部14と、除菌作業検出部15と、記憶部16と、算出部17と、表示部18とを備えており、これらが電気的に接続されている。なお、判定部12と、密集度取得部13と、マスク検出部14と、除菌作業検出部15と、記憶部16と、算出部17と、表示部18とは、一つのハウジング19内に格納された状態でゲート110の近傍の外壁面に取り付けられている(図1参照)。判定部12と、密集度取得部13と、マスク検出部14と、除菌作業検出部15と、算出部17とは、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。記憶部16は、例えば、HDD(Hard Disc Drive)によって実現されるが、半導体メモリによって実現されてもよい。
判定部12は、体調検出部11の検出結果に基づき、来訪者Pが体調不良であるか否かを判定し、体調不良者に対しては施設への入場を禁止する。具体的には、判定部12は、体調検出部11が検出した来訪者Pの体温が所定温度(例えば37.5℃)以上である場合には体調不良者と判定し、所定温度未満である場合には健康者と判定する。判定部12は、ゲート110と電気的に接続されている。判定部12は、体調不良者を判定するとゲート110に対して閉鎖指示を出力し、健康者を判定するとゲート110に対して開放指示を出力する。この判定部12からの指示に基づきゲート110が開閉動作を行う。
密集度取得部13は、施設100内における人の密集度を取得する。密集度取得部13は、例えば施設10内に設置された監視カメラ201に電気的に接続されている。密集度取得部13は、監視カメラ201から取得した施設100内の映像を基に当該施設100内での人の密集度を算出(取得)する。具体的には、密集度取得部13は、施設100内の映像に対して画像処理を施すことで、現在施設100内に存在する人数を認識する。この人数に基づいて施設100内での人の密集度を算出する。なお、施設100内の人の密集度を密集度取得部13が算出できるのであればその算出手法は如何様でもよい。例えば、施設100内の人数をカウントするカウンターが施設100に設けられているのであれば、そのカウンターの出力結果を取得することで、施設100内での人の密集度を算出(取得)することも可能である。また、施設100内に設置された位置情報センサを活用して、施設100内の人の密集度を算出してもよい。
マスク検出部14は、来訪者Pがマスクを装着しているか否かを検出する。マスク検出部14は、例えば、これから施設100内に入場しようとする来訪者Pを撮影できるように施設100の入り口近傍に配置された監視カメラ202に電気的に接続されている。マスク検出部14は、監視カメラ202から取得した来訪者Pの映像を基に、当該来訪者Pがマスクを装着しているか否かを検出する。具体的には、マスク検出部14は、来訪者Pの映像に対して画像処理を施すことで、当該来訪者Pがマスクを装着しているか否かを検出する。なお、来訪者Pのマスクの装着有無をマスク検出部14が検出できるのであれば、その検出手法は如何様でもよい。
除菌作業検出部15は、来訪者Pが自らに除菌作業を行ったか否かを検出する。ここで、監視カメラ202は、施設100の入り口近傍に設けられた除菌剤も撮影しているので、来訪者Pが除菌剤により自らを除菌する動作も撮影できるようになっている。除菌作業検出部15は、監視カメラ202に電気的に接続されている。除菌作業検出部15は、監視カメラ202から取得した来訪者Pの映像を基に、当該来訪者Pが自らの除菌作業を行ったか否かを検出する。具体的には、除菌作業検出部15は、来訪者Pの映像に対して画像処理を施すことで、当該来訪者Pが自らに除菌作業を行ったか否かを検出する。なお、来訪者Pの除菌作業の有無を除菌作業検出部15が検出できるのであれば、その検出手法は如何様でもよい。
記憶部16は、コンピュータプログラムなどを記憶している。また、記憶部16は、所定時間あたりの来訪者の人数及び各来訪者の判定結果を記憶するとともに、密集度取得部13が取得した密集度、マスク検出部14の検出結果、除菌作業検出部15の検出結果を記憶する。また、記憶部16は、後述する算出部17が推定した濃厚接触者の推定人数と、当該推定人数の推定時における施設100の情報も関連付けて記憶する。施設100の情報としては、施設100の空間規模、施設100の種類、設備のレイアウトなどが含まれる。施設100の空間規模には、当該空間の面積、容積などが含まれる。施設100の種類には、例えば、オフィス、店舗、住居などの施設100の運営形態が含まれる。設備100のレイアウトには、施設100の間取りと、施設100内に設置された什器、備品などの配置とが含まれる。
算出部17は、記憶部16に記憶された各情報に基づいて対策効果度を算出する。具体的には、算出部17は、体調不良者が施設100に入場していたと仮定した場合において、記憶部16に記憶された所定時間あたりの体調不良者の人数に基づき対策効果度を算出する。
例えば、体調不良者が施設100に入場していない場合の感染リスクを0とする。施設100内に入場した体調不良者の人数が増えるほど、施設100の感染リスクは高まっていく。算出部17は、体調不良者が一人増える毎に、感染リスクを1だけ増加させる。実際には、体調不良者は施設100内に入場しておらず感染リスクは0のままであるので、算出部17が算出した感染リスクの累積数は、体調不良者の入場を規制したことで低減された感染リスク、つまり対策効果度と言える。
ここで、算出部17は、体調不良者に対する濃厚接触者の推定人数を推定し、当該推定人数も含めて対策効果度を算出してもよい。具体的には、算出部17は、施設100に対する来訪者P一人あたりの平均滞在時間と、その平均滞在時間における平均濃厚接触者数とを記憶しており、この平均滞在時間と平均濃厚接触者数とに基づいて推定人数を推定する。例えば、平均滞在時間が3時間、平均濃厚接触者数が3人である場合には、施設100に1人の体調不良者が仮に入場したとすると、その3時間での感染リスクは、1人の体調不良者による加算数1と、3人の濃厚接触者による加算数3とが感染リスク(対策効果度)の累積数に加わることになる。ここでは、1人の体調不良者による加算数と、1人の濃厚接触者による加算数とを同値としている。しかし、感染症によっては体調不良者による感染リスクと、濃厚接触者による感染リスクとに差が生じることも想定される。このため、1人の体調不良者による加算数と、1人の濃厚接触者による加算数とに差をつけてもよい。例えば、体調不良者による感染リスクと比べて、濃厚接触者による感染リスクが半分である場合には、1人の体調不良者による加算数を1とし、1人の濃厚接触者による加算数を0.5とする。
また、算出部17は、密集度取得部13が取得した密集度に基づいて、濃厚接触者の推定人数を補正してもよい。具体的には、算出部17は、密集度が大きくなるほど推定人数を増加させる。
また、算出部17は、来訪者Pがマスクを装着していないとマスク検出部14が検出した場合には、濃厚接触者の推定人数を多くするように補正してもよい。具体的には、マスク検出部14の検出結果によって、施設100内におけるマスク装着者とマスク非装着者との割合を求めることができる。マスクを装着していないとそれだけ感染リスクが高まるため、算出部17は、マスク装着者の割合が少なくなるほど、濃厚接触者の推定人数を増加させる。
また、算出部17は、来訪者Pが除菌作業を行っていないと除菌作業検出部15が検出した場合には、濃厚接触者の推定人数を多くするように補正してもよい。具体的には、除菌作業検出部15の検出結果によって、施設100内における除菌作業者と除菌非作業者との割合を求めることができる。除菌作業をしていないとそれだけ感染リスクが高まるため、算出部17は、除菌作業者の割合が少なくなるほど、濃厚接触者の推定人数を増加させる。
表示部18は、種々の情報を表示する例えば液晶モニタなどの表示デバイスである。具体的には、表示部18は、算出部17で算出された対策効果度を表示する。図3は、実施の形態に係る表示部18での対策効果度の表示例を示す模式図である。図3では、壁掛け用の表示デバイスを表示部18として用いており、この表示部18が対策効果度を表示している。
なお、人が保持する端末(PC、スマートホン、タブレット端末など)を表示部18として用いることも可能である。図4は、実施の形態に係る表示部18としてタブレット端末を採用した場合の表示例を示す模式図である。図4の表示部18では、対策効果度に加えて、当該対策効果度を算出するために用いた各要素の情報も表示している。具体的には、各要素としては、場所、期間、入場規制人数、濃厚接触者推定人数などが挙げられる。
また、前述したように、表示部18は、一つのハウジング19内に格納された状態でゲート110の近傍の外壁面に取り付けられているので、来訪者Pは施設100に入場する前に対策効果度を視認することが可能である。なお、表示部18は施設100内に配置されていてもよい。
[感染リスク対策提案方法]
次に、実施の形態に係る感染リスク対策提案方法について説明する。感染リスク対策提案方法では、記憶部16で記憶された推定人数と、当該推定人数の推定時における施設100の情報とに基づいて、推定人数が減少する条件を求めて提案する。具体的には、図2に示すように記憶部16はサーバ装置300に接続されている。サーバ装置300では、複数の施設100からの過去の推定人数及び当該推定人数に紐付けられた施設100の情報を集積する。サーバ装置300では、集積したデータを基にシミュレーションまたは機械学習を行うことで、当該施設100において、推定人数を減少させることができる条件を求める。サーバ装置300は、例えば施設100の情報のうち、少なくとも一つをどのように変更すればよいかを求める。より具体的には、サーバ装置300は、推定人数を減少させることができる施設100のレイアウトの変更例を提示する。この提示内容は、表示部18だけでなく、サーバ装置300に通信可能に接続された端末(PC、スマートホン、タブレット端末など)で閲覧可能である。なお、本実施の形態では、サーバ装置が提案を行う場合を例示したが、感染リスク対策効果度算出システム10が同様の提案をしてもよい。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る感染リスク対策効果度算出システム10は、施設100への来訪者Pの体調を検出する体調検出部11と、体調検出部11の検出結果に基づき、来訪者Pが体調不良であるか否かを判定し、判定結果が体調不良である来訪者Pに対しては施設100への入場を禁止する判定部12と、所定時間あたりの来訪者Pの人数及び各来訪者Pの判定結果を記憶する記憶部16と、体調不良であると判定されていた来訪者Pが施設100に入場していたと仮定した場合において、当該体調不良であると判定されていた来訪者Pの人数に基づいて、感染症に対する対策効果度を算出する算出部17とを備える。
これによれば、算出部17は、体調不良であると判定されていた来訪者Pが施設100に入場していたと仮定した場合の、当該体調不良であると判定されていた来訪者Pの人数に基づいて感染症に対する対策効果度を算出する。このように、感染症に対する対策を行っていない場合と行った場合とでどれだけ感染症のリスクが低減したかが対策効果度で示されるので、感染対策によって感染症のリスクがどの程度低減したかをユーザに把握させることができる。これにより、施設100の安心度をユーザに提供することができる。
また、算出部17は、体調不良であると判定された来訪者Pが施設100に入場していたと仮定した場合において、当該来訪者Pに対する濃厚接触者の推定人数を推定し、当該推定人数も含めて対策効果度を算出する。
これによれば、算出部17は、来訪者Pに対する濃厚接触者の推定人数も含めて対策効果度を算出しているので、濃厚接触者を考慮した対策効果度を求めることができる。したがって、感染対策によって感染症のリスクがどの程度低減したかをより正確にユーザに把握させることができる。
また、算出部17は、来訪者P一人あたりの平均滞在時間における平均濃厚接触者数に基づいて推定人数を推定する。
これによれば、算出部17は、来訪者Pの一人あたりの平均滞在人数における平均濃厚接触者数に基づいて推定人数を推定しているので、当該施設100の過去の傾向に応じて濃厚接触者の推定人数を求めることができる。これにより、対策効果度の正確性をより高めることができる。
また、感染リスク対策効果度算出システム10は、施設100内における人の密集度を取得する密集度取得部13を備え、算出部17は、密集度取得部13が取得した密集度に基づいて、推定人数を補正する。
これによれば、算出部17は、密集度取得部13が取得した密集度に基づいて推定人数を補正するので、施設100内の密集度に応じた推定人数とすることができる。これにより、対策効果度の正確性もより高められる。
また、感染リスク対策効果度算出システム10は、来訪者Pがマスクを装着しているか否かを検出するマスク検出部14を備え、算出部17は、来訪者Pがマスクを装着していないとマスク検出部14が検出した場合には、推定人数を多くするように補正する。
これによれば、算出部17は、来訪者Pがマスクを装着していないとマスク検出部14が検出した場合には推定人数を多くするように補正するので、マスクの有無を反映した推定人数とすることができる。これにより、対策効果度の正確性もより高められる。
また、感染リスク対策効果度算出システム10は、来訪者Pが除菌作業を行ったか否かを検出する除菌作業検出部15を備え、算出部17は、来訪者Pが除菌作業を行っていないと除菌作業検出部15が検出した場合には、推定人数を多くするように補正する。
これによれば、算出部17は、来訪者Pが除菌作業を行っていないと除菌作業検出部15が検出した場合には推定人数を多くするように補正するので、除菌作業の有無を反映した推定人数とすることができる。これにより、対策効果度の正確性もより高められる。
また、感染リスク対策効果度算出システム10は、対策効果度を表示する表示部18を備える。
これによれば、表示部18が対策効果度を表示するので、例えば来訪者Pに対策効果度を視認させることができる。したがって、来訪者Pに施設100の安全性を把握させることができる。
また、記憶部16は、推定人数と、当該推定人数の推定時における施設100の情報とを関連付けて記憶している。
これによれば、記憶部16が推定人数と、推定時における施設100の情報とを関連付けて記憶しているので、推定後においても、これらの情報に基づいて推定人数の推移あるいは要因などを解析することが可能である。また、これらの情報を顧客に提供できるので、コンサルティングサービスに活用できる。
本実施の形態に係る感染リスク対策提案方法は、上記感染リスク対策効果度算出システム10の記憶部16で記憶された推定人数と施設の情報とに基づいて、推定人数が減少する条件を求めて提案する。
これによれば、施設100において推定人数を減少させることができる条件を提案することができる。したがって、より感染対策に適した環境を施設100内に構築することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、算出部17は、体調不良であると判定されていた来訪者Pの施設100内でのスケジュールを取得し、当該スケジュールに含まれる面談予定人数に基づいて推定人数を補正してもよい。具体的には、算出部17は、外部のスケジュール管理装置と通信可能に接続されており、入場が禁止された体調不良者のスケジュールをスケジュール管理装置から取得する。算出部17は、当該体調不良者のスケジュールに含まれる面談予定人数に基づいて濃厚接触者の推定人数を補正する。これにより、面談予定人数を反映した推定人数とすることができるので、対策効果度の正確性もより高められる。
上記実施の形態では、体調検出部11としてサーモカメラを例示した。しかしながら、体調検出部11は、来訪者Pの体調を検出できるのであれば如何なるものであってもよい。体調検出部11のその他の例としては、バイタルセンサ等が挙げられる。また、監視カメラ201、202が撮影した映像を、画像処理で解析することで来訪者Pの体調を検出してもよい。
上記実施の形態では、算出部17が、体調不良者の人数と、当該体調不良者に対する濃厚接触者の推定人数とに基づいて対策効果度を算出する場合を例示した。しかしながら、算出部17は、体調不良者の人数のみから対策効果度を算出してもよい。
また、上記実施の形態において、感染リスク対策効果度算出システム10は、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。感染リスク対策効果度算出システムは、例えば全ての構成要素がハウジング19に格納された単一の装置として実現されてもよい。感染リスク対策効果度算出システム10が複数の装置によって実現される場合、感染リスク対策効果度算出システム10が備える構成要素(特に、機能的な構成要素)は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、感染リスク対策効果度算出システムはサーバ装置で実現されていてもよい。図5は、実施の形態に係る感染対策効果度算出システム10Aがサーバ装置で実現されている場合のブロック図である。上記実施の形態と同等の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。つまり、判定部12と、密集度取得部13と、マスク検出部14と、除菌作業検出部15と、算出部17とは、サーバ装置を構成するプロセッサで実現されている。また、記憶部16は、サーバ装置に備わるHDDによって実現されている。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(又は集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。例えば、本発明は、感染リスク判定システムなどのコンピュータが実行する感染リスク判定方法として実行されてもよいし、このような感染リスク判定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、又は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10 感染リスク対策効果度算出システム
11 体調検出部
12 判定部
13 密集度取得部
14 マスク検出部
15 除菌作業検出部
16 記憶部
17 算出部
18 表示部
100 施設
P 来訪者

Claims (9)

  1. 施設への来訪者の体調を検出する体調検出部と、
    前記体調検出部の検出結果に基づき、前記来訪者が体調不良であるか否かを判定し、判定結果が体調不良である来訪者に対しては前記施設への入場を禁止する判定部と、
    所定時間あたりの前記来訪者の人数及び各来訪者の判定結果を記憶する記憶部と、
    前記体調不良であると判定されていた来訪者が前記施設に入場していたと仮定した場合において、当該体調不良であると判定されていた来訪者の人数に基づいて、感染症に対する対策効果度を算出する算出部とを備える
    感染リスク対策効果度算出システム。
  2. 前記算出部は、
    前記体調不良であると判定された来訪者が前記施設に入場していたと仮定した場合において、当該来訪者に対する濃厚接触者の推定人数を推定し、当該推定人数も含めて前記対策効果度を算出する
    請求項1に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  3. 前記算出部は、前記来訪者一人あたりの平均滞在時間における平均濃厚接触者数に基づいて前記推定人数を推定する
    請求項2に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  4. 前記施設内における人の密集度を取得する密集度取得部を備え、
    前記算出部は、前記密集度取得部が取得した前記密集度に基づいて、前記推定人数を補正する
    請求項2または3に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  5. 前記算出部は、前記体調不良であると判定されていた来訪者の前記施設内でのスケジュールを取得し、当該スケジュールに含まれる面談予定人数に基づいて、前記推定人数を補正する
    請求項2~4のいずれか一項に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  6. 前記来訪者がマスクを装着しているか否かを検出するマスク検出部を備え、
    前記算出部は、前記来訪者がマスクを装着していないと前記マスク検出部が検出した場合には、前記推定人数を多くするように補正する
    請求項2~5のいずれか一項に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  7. 前記来訪者が除菌作業を行ったか否かを検出する除菌作業検出部を備え、
    前記算出部は、前記来訪者が除菌作業を行っていないと前記除菌作業検出部が検出した場合には、前記推定人数を多くするように補正する
    請求項2~6のいずれか一項に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  8. 前記対策効果度を表示する表示部を備える
    請求項2~7のいずれか一項に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
  9. 前記記憶部は、前記推定人数と、当該推定人数の推定時における前記施設の情報とを関連付けて記憶している
    請求項2~8のいずれか一項に記載の感染リスク対策効果度算出システム。
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