JP6898181B2 - 巻回体収容箱、巻回体収容箱中間体、および、巻回体入り収容箱 - Google Patents
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Description
上記巻回体収容箱において、前記第1の脇板と前記第2の脇板との間には空間が形成されてもよい。
図1が示すように、カートン2は、板紙の一例であるコートボール紙が複数の罫線で折り曲げられてなる直方体形状を有する。巻回体3は、ポリ塩化ビニリデンフィルムなどのラップフィルム3Fと、紙製の芯材3Cとを備える。巻回体3の中心軸線と平行な方向である軸方向Aと、カートン2の長手方向とは同じ方向である。
巻回体入り収容箱1の作用効果について説明する。
次に、図2を参照して、カートン2を製造するための中間体について説明する。図2は、巻回体収容箱中間体の一例であって、カートン2を展開した図であり、カートン2を製造するための板紙をカートン2における外表面から見た展開図である。なお、図2における左右方向は、カートン2の長手方向に対して実質的に平行となる方向であるため、以下、長手方向ともいう。
なお、以下では、カートン2の長手方向における長さを「横幅」といい、長手方向に直交する方向である短手方向(上下方向)における長さを「縦幅」という。
図3、図4を参照して、前側フラップ4FL,4FR間の間隔について説明する。なお、説明の便宜上、以下では、蓋体5の図示および説明は割愛する。
図4が示すように、外脇板4SL,4SRは、カートン2の内側から、前側フラップ4FL,4FR、後側フラップ4BL,4BR、底側フラップ4BTL,4BTRの順番に配置される。前側フラップ4FL,4FRが後側フラップ4BL,4BRよりも巻回体3側である内側に位置し、長手方向での一対の脇板の間隔を定めている。ここで、間隔とは、カートン本体4の長手方向における一対の脇板(巻回体の最も近くに位置する脇板)間の距離である。本実施形態において、間隔を定める脇板に該当するのは前側フラップ4FL,4FRであるが、前側フラップ4FL,4FRを有さない場合は後側フラップ4BL,4BRであってもよいし、底側フラップ4BTL,4BTRであってもよい。カートン本体4において、前側フラップ4FL,4FRは、前板4Fとのなす角度θ1が、例えば、90°未満となるように、前板4Fに対して折り曲げられる。また、後側フラップ4BL,4BRは、後板4Bとのなす角度θ2が、角度θ1よりも大きく、例えば、90°以下の角度となるように、後板4Bに対して折り曲げられている。底側フラップ4BTL,4BTRは、底板4BTとのなす角度が、例えば90°となるように、底板4BTに対して折り曲げられている。角度θ1および角度θ2の大きさを上記のような範囲にすることで、一対の脇板間の距離(間隔Waおよび間隔Wb)を適正な値とし、収容箱の成形性も良好な状態に保つことができる。
このとき、間隔Waと間隔Wbの差は1mm以上10mm以下が好ましく、より好ましくは1mm以上6mm以下である。間隔Waと間隔Wbの差を1mm以上10mm以下の範囲にすることで、ラップフィルムの使用開始から使用終わりまで、巻回体3の位置を適正に保ちつつ、引出性等の機能も適切に保つことができる。さらに、1mm以上6mm以下の範囲にすることにより、芯材3Cが前側フラップ4FL,4FRに適度に接触することで巻回体3の収容箱内での動きを抑制しつつ、芯材3Cの回転が前側フラップ4FL,4FRによって阻害されることもない。
次に、図4を参照して外脇板4SR,4SLについてさらに詳細に説明する。なお、外脇板4SL,4SRは、その基本的な構成が相互に同じであるため、以下では外脇板4SRについて説明し、外脇板4SLについて説明を割愛する。
図5〜図7を参照してカートン2の作用について説明する。なお、図5は、ラップフィルム3Fの残量が十分に多く、巻回体3の直径D11が大きいときのカートン本体4と巻回体3との関係を示す。図6は、ラップフィルム3Fの残量が少なく、巻回体3の直径D21が小さいときのカートン本体4と巻回体3との関係を示す。また、巻回体3の芯材3Cの長さが、間隔Wbよりも長く、かつ、間隔Waよりも短い例を示す。
以上説明したように、本実施形態によれば、以下に記載する効果が得られる。
(2)巻回体3の芯材3Cが巻回体3の中心に対して後板4B側で前側フラップ4FL,4FRに接触することで、巻回体3の後板4B側への移動が抑制される。そのため、ラップフィルム3Fの切断後に、切断の反動で巻回体3が後方に転がり、ラップフィルム3Fが巻き戻ることを抑制することができる。
さらに、巻回体3の後板4B側で芯材3Cが前側フラップ4FL,4FRに接触、または近接している状態を製造直後から保持することができるため、輸送時等の振動、衝撃に対し、巻回体3が収容箱内で動いたり、回転したりすることを抑制することができる。そのため、使用開始時にラップフィルムを引き出すための引き出しシールを開口部側に保持しやすくなり、輸送時に巻回体が動くことで受ける衝撃により、ラップフィルムの端面が傷つき、斜め切れなどのトラブルが発生する可能性を抑制することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様で実施することもできる。
・上記実施形態では、芯材3Cが紙製である場合について例示したが、これに限らず、長尺物を巻回することができるのであれば、芯材3Cは、樹脂製や金属製などであってもよい。
・上記実施形態では、カートン2と蓋体5とが一体である場合について例示したが、これに限らず、カートン2と蓋体5とが別体であってもよい。
・上記実施形態では、長尺物がラップフィルム3Fである場合について例示したが、これに限らず、長尺物は、アルミニウム箔、クッキングシートなどでもよい。
・上記実施形態では、ミシン目線5Fmが、長手方向における中央が上下方向に対して頂部であって、かつ、頂部が下方を向くV字状に配列されており、切断刃もV字形状である場合について例示したが、これに限らず、切断刃の形状は直線状や逆V字形状のものであってもよい。
Claims (8)
- 長方形状の底板と、前記底板の長辺に立設された前板および後板と、前記底板の短辺に立設された一対の脇板と、を備え、前記前板の上端辺、前記後板の上端辺および前記一対の脇板の上端辺が開口を形成し、
前記後板の上端辺に回動可能に連接され、前記開口を覆う天板と、前記天板の罫線であって、前記後板の上端辺に対向する罫線に連接され、前記前板を外側から覆う蓋体前板と、前記蓋体前板に設けられた切断刃とを有する蓋体とをさらに備え、
巻回体を内部に収容するための巻回体収容箱であって、
前記巻回体は、円筒形の芯材に長尺物が巻回されたものであり、
前記前板から前記後板に向かう方向を幅方向としたとき、前記一対の脇板の少なくとも一方は、前記幅方向において前記巻回体の中心に対する前記前板側では前記芯材から離間し、前記巻回体の中心に対する前記後板側では前記芯材に接触し、
前記脇板は、第1の脇板と第2の脇板とを備え、前記巻回体に最も近い前記第1の脇板と前記前板とのなす角度が90°未満になるように位置する
巻回体収容箱。 - 長方形状の底板と、前記底板の長辺に立設された前板および後板と、前記底板の短辺に立設された一対の脇板と、を備え、前記前板の上端辺、前記後板の上端辺および前記一対の脇板の上端辺が開口を形成し、
前記後板の上端辺に回動可能に連接され、前記開口を覆う天板と、前記天板の罫線であって、前記後板の上端辺に対向する罫線に連接され、前記前板を外側から覆う蓋体前板と、前記蓋体前板に設けられた切断刃とを有する蓋体とをさらに備え、
巻回体を内部に収容するための巻回体収容箱であって、
前記前板から前記後板に向かう方向を幅方向としたとき、前記一対の脇板の間隔のうち、前記幅方向において前記巻回体の中心に対する前記後板側の間隔は、前記巻回体の中心に対する前記前板側の間隔よりも短い部分を含み、
前記脇板は、第1の脇板と第2の脇板とを備え、前記巻回体に最も近い前記第1の脇板と前記前板とのなす角度が90°未満になるように位置する
巻回体収容箱。 - 前記脇板は、前記前板から前記後板側に折り曲げられた前記第1の脇板と、前記後板から前記前板側に折り曲げられた前記第2の脇板とを備え、
前記第1の脇板は、前記第2の脇板よりも前記巻回体側である内側に位置し、前記一対の脇板の間隔を定める
請求項1又は2に記載の巻回体収容箱。 - 前記第1の脇板と前記第2の脇板との間には空間が形成されている
請求項3に記載の巻回体収容箱。 - 前記脇板はさらに、前記第1の脇板、および、前記第2の脇板よりも外側に、前記底板から上方に折り曲げられた第3の脇板を備える
請求項3又は4に記載の巻回体収容箱。 - 前記第1の脇板は、前記巻回体側である内側に折り曲げられた接続部と、前記接続部に接続されて前記接続部から前記巻回体収容箱の外側に向けて折り曲げられた後端部とを備え、
前記第1の脇板は、前記接続部と前記後端部との折り目が前記内側に突出する
請求項3から5のいずれか一項に記載の巻回体収容箱。 - 巻回された長尺物を有した巻回体を内部に収容するための巻回体収容箱の中間体であって、
長方形状の底板と、
前記底板の2つの長辺のそれぞれに連接された前板および後板と、
前記前板の2つの短辺のそれぞれに連接された一対の第1の脇板と、
前記後板の2つの短辺のそれぞれに連接された一対の第2の脇板と、
前記底板の2つの短辺のそれぞれに連接された一対の第3の脇板とを備え、
前記巻回体収容箱において、前記第3の脇板は、前記第1の脇板および前記第2の脇板よりも前記巻回体収容箱において外側に位置し、前記第1の脇板が前記第2の脇板よりも巻回体側である内側に前記前板とのなす角度が90°未満になるように折り込まれ、かつ、前記第1の脇板は、前記前板から前記後板に向かう幅方向における前記巻回体の中心に対する前記前板側では前記巻回体の芯材から離間し、前記巻回体の中心に対する前記後板側では前記巻回体の芯材に接触し、
前記第1の脇板の前記前板から延出する長さは、前記第2の脇板の前記後板から延出する長さよりも長い、
巻回体収容箱中間体。 - 巻回された長尺物を有した巻回体を内部に収容した巻回体入り収容箱であって、
前記収容箱が、請求項1〜7のいずれか一項に記載された巻回体収容箱である、
巻回体入り収容箱。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017167725A JP6898181B2 (ja) | 2017-08-31 | 2017-08-31 | 巻回体収容箱、巻回体収容箱中間体、および、巻回体入り収容箱 |
Publications (2)
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