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JP6905930B2 - 交換サービスシステム、清掃サービスシステム - Google Patents
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JP6905930B2 - 交換サービスシステム、清掃サービスシステム - Google Patents

交換サービスシステム、清掃サービスシステム Download PDF

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Description

本発明は、交換サービスシステム、清掃サービスシステムに関する。
従来、清掃容易な業務用厨房機器が提案されている。
例えば、特許文献1に記載のガスコンロは、清掃時においては、作業者が左側ゴトクを上方に引き上げると、シャフト部はゴトクと一体に持ち上げられる。その際、スプリングの付勢により小さな力でゴトクを引き上げることができる。ロックピンがピンガイド溝の最上端部の位置に至ると、ロックピンはピンガイド溝の規制からフリーとなる。この位置で、ゴトクを水平方向に回動させ、さらにロックピンを外筒部の上端部に乗せる。このようにして、天板部の掃除可能な所望の位置でゴトクを保持することができる。
特開2010−196904号公報
衛生的な厨房機器を実現するためには、厨房機器を清潔に保つことが重要である。また、厨房機器を清潔に保つことで、作業効率も向上する。しかしながら、厨房機器を清潔に保つには、清掃が必要であるが、清掃するには労力が必要となるため、人的、時間的に余裕がない場合には清潔に保つことが困難となる。そのため、人的、時間的に余裕がない使用者に代わって、汚れた厨房機器の部品をきれいな部品と交換したり汚れた厨房機器を清掃したりするサービスを提供することも考えられる。そして、このサービスを提供するにあたっては、清掃又は交換時期を適切な時期にするべく、汚れ度合いを精度高く推定できることが望ましい。
本発明は、厨房機器又は部品の汚れ度合いを精度高く推定できる交換サービスシステム、清掃サービスシステムを提供することを目的とする。
かかる目的のもと完成させた本発明は、厨房の機器と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置と、を含む当該機器の部品の交換サービスシステムであって、前記情報処理装置は、スマートメータを介して前記機器において使用された熱源量を取得する取得手段と、前記機器にて使用された熱源の使用量と、当該機器が設置されている施設の情報及び前記部品の情報の少なくともいずれかの情報とを用いて当該部品の汚れ度合いを推定する推定手段と、前記推定手段により推定された汚れ度合いから、前記部品の交換時期を把握する把握手段と、を備え、前記推定手段は、前記使用量、前記施設の情報及び前記部品の情報に重み付けをして予め作成した式を用いて算出した値に応じて汚れ度合いを推定する交換サービスシステムである。
ここで、前記推定手段は、前記使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定しても良い。
また、前記推定手段は、前記施設の情報として、業種を考慮し、前記使用量が同じである場合には、複数の前記業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定しても良い。
また、かかる目的のもと完成させた本発明は、厨房の機器と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置と、を含む当該機器の清掃サービスシステムであって、前記情報処理装置は、スマートメータを介して前記機器において使用された熱源量を取得する取得手段と、前記機器にて使用された熱源の使用量と、当該機器が設置されている施設の情報及び前記機器の情報の少なくともいずれかの情報とを用いて当該機器の汚れ度合いを推定する推定手段と、前記推定手段により推定された汚れ度合いから、前記機器の清掃時期を把握する把握手段と、を備え、前記推定手段は、前記使用量、前記施設の情報及び前記機器の情報に重み付けをして予め作成した式を用いて算出した値に応じて汚れ度合いを推定する清掃サービスシステムである。
ここで、前記推定手段は、前記使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定しても良い。
また、前記推定手段は、前記施設の情報として、業種を考慮し、前記使用量が同じである場合には、複数の前記業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定しても良い。
本発明によれば、厨房機器又は部品の汚れ度合いを精度高く推定できる交換サービスシステム、清掃サービスシステムを提供することができる。
第1の実施形態に係る交換サービスシステムの概略構成を示す図である。 業務用厨房機器の一例の概略構成を示す図である。 サーバ装置及び端末装置の機能構成を示すブロック図である。 記憶部が記憶する部品に関する情報の例を示す図である。 各評価基準(熱源使用量、業種、品種)の重みの例を示す図である。 第1の実施形態に係るサーバ装置が行う交換部品リスト送信処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るシステムにおける動作例を示したシーケンス図である。 第2の実施形態に係る清掃サービスシステムの概略構成を示す図である。 サーバ装置及び端末装置の機能構成を示すブロック図である。 記憶部が記憶する業務用厨房機器に関する情報の例を示す図である。 第2の実施形態に係るサーバ装置が行う被清掃部位リスト送信処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る清掃サービスシステムにおける動作例を示したシーケンス図である。
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1の概略構成を示す図である。
第1の実施形態に係る交換サービスシステム1は、業務用厨房機器10の部品の汚れ度合いを推定するとともに、推定した汚れ度合いから当該部品を交換すべき時期である交換時期を把握するシステムである。交換サービスシステム1は、業務用厨房機器10にて用いられる部品の交換サービスを行う事業者(以下、「交換サービス業者」と称する場合がある。)が部品交換サービスを提供するのに有効なシステムである。
交換サービスシステム1は、複数の業務用厨房機器10と、当該複数の業務用厨房機器10を構成する個々の業務用厨房機器10に取付けられた部品に付されたコード情報又はRFタグを読み取る読取器20とを備えている。
また、交換サービスシステム1は、複数の業務用厨房機器10に対するサービスに伴う情報処理を行うサーバ装置30と、サーバ装置30からの情報を受け付けたりサーバ装置30に対して情報を出力したりする端末装置40とを備えている。
なお、業務用厨房機器10は複数でなくても良い。
読取器20、サーバ装置30及び端末装置40は装置間を通信可能に接続するインターネット等の通信回線50に接続されており、通信回線50を介して互いに通信を行うことが可能となっている。通信回線50には、業務用厨房機器10にて使用された熱源量を収集可能なスマートメータ55が接続されている。
ここで、業務用厨房機器10を使用する事業者(以下、「使用者」と称する場合がある。)は、業務用厨房機器10の部品として、複数の部品を所有する。2個の部品を所有する場合に、これら2個の部品を、「第1部品」と「第2部品」と称して区別すると、第1部品は、業務用厨房機器10を購入した時に、当該業務用厨房機器10に取り付けられている部品であることを例示することができる。第2部品は、業務用厨房機器10を購入した時又はその後に、使用者により購入された部品であることを例示することができる。業務用厨房機器10を購入すると、付属品として第1部品と第2部品の2つの部品が付いてくる形態であっても良い。
交換サービス業者は、使用者が使用中の部品(例えば第1部品)の汚れ度合いを推定するとともに、推定した汚れ度合いから使用中の部品(例えば第1部品)の交換時期を把握する。そして、交換サービス業者は、使用中の部品(例えば第1部品)が交換時期に到達した場合には、汚れている使用中の部品(例えば第1部品)を、汚れていない保管中の部品(例えば第2部品)と交換する。また、交換サービス業者は、交換後に、これまで使用中だった部品(例えば第1部品)を、所定の清掃設備にて清掃するとともに、清掃後に所定の保管場所に保管する。
その後、交換サービス業者は、使用者が使用中の部品(例えば第2部品)の汚れ度合いを推定するとともに、推定した汚れ度合いから使用中の部品(例えば第2部品)の交換時期を把握する。そして、交換サービス業者は、使用中の部品(例えば第2部品)が交換時期に到達した場合には、汚れている使用中の部品(例えば第2部品)を、汚れていない保管中の部品(例えば第1部品)と交換する。また、交換サービス業者は、交換後に、これまで使用中だった部品(例えば第2部品)を、所定の清掃設備にて清掃するとともに、清掃後に所定の保管場所に保管する。
なお、交換サービス業者が部品(例えば第1部品、第2部品)を所定の清掃設備にて清掃する際に、清掃すべき部品が他にもある場合には、その清掃すべき他の部品の使用者が異なっていたとしても、例えば、同じ洗浄液に浸す等して一緒に清掃する場合もある。また、交換サービス業者が部品(例えば第1部品、第2部品)を所定の保管場所にて保管する際に、保管すべき部品が他にもある場合には、その保管すべき他の部品の使用者が異なっていたとしても、例えば、同じ棚に並べる等して同じ施設内に保管する場合もある。
以下の説明において、第1部品と第2部品とを区別する必要がない場合には、単に「部品」と称する場合もある。
交換サービス業者は、交換サービスを行うにあたって、各部品の状態を管理する。部品の状態としては、部品が業務用厨房機器10に取り付けられて使用されている「使用中」の状態と、清掃中である「清掃中」の状態と、清掃が完了した後に保管している「保管中」の状態とがある。部品が購入された後、使用開始される前までの状態も「保管中」の状態である。また、部品の状態としては、業務用厨房機器10から取り外された後、清掃を開始するまでの状態である、「清掃準備中」の状態もある。
図2は、業務用厨房機器の一例の概略構成を示す図である。
複数の業務用厨房機器10は、互いに同じでも良いし、異なっていても良い。
業務用厨房機器10は、ガスを熱源とする調理用のガスレンジ11と、ガスレンジ11の上方に設けられて、調理の際に出る油煙、蒸気、臭い等を排出するレンジフード12とを備えている。
ガスレンジ11は、天板111と、天板111に形成された開口部に設けられた複数(本実施形態においては3つ)のバーナー112と、複数のバーナー112の上方に配置されて加熱用の容器を支持するための五徳113とを備えている。五徳113は、ガスレンジ11の上部全面を覆う、鋳物製の全面五徳である。五徳113は、複数のバーナー112それぞれの上方に配置された複数(本実施形態においては3つ)の上部五徳113aと、上部五徳113a間に配置された補助五徳113bとを有している。複数のバーナー112の内の一のバーナー112の上方に配置された上部五徳113aは、他のバーナー112の上方に配置された上部五徳113aや補助五徳113bとは一体的ではなく単独で取り外し可能である。
レンジフード12は、フード121と、換気扇(不図示)と、フード121内において換気扇の手前に配置されたレンジフィルタ122とを備えている。
業務用厨房機器10においては、ガスレンジ11の五徳113と、レンジフード12のレンジフィルタ122とが、交換サービス業者が交換サービスを行う対象の部品である。
五徳113には、この五徳113の識別情報が埋め込まれた、コード情報114が刻印されている。コード情報114は、図2に示したバーコードや、QRコード(登録商標)であることを例示することができる。コード情報114は、図2に示すように、五徳113の補助五徳113bの側面に刻印されていることを例示することができる。
レンジフィルタ122には、このレンジフィルタ122の識別情報が埋め込まれたRFタグ123が付されている。レンジフィルタ122には、レンジフィルタ122の識別情報が埋め込まれた、バーコードやQRコード(登録商標)等のコード情報が刻印されていても良い。
以下の説明においては、交換サービス業者が部品交換サービスを行う部品として、ガスレンジ11の五徳113を例にして説明する。
複数の業務用厨房機器10は、それぞれ異なる施設に設置されていることを例示することができる。複数の業務用厨房機器10がそれぞれ異なる施設に設置されている場合には、各施設に設置されたスマートメータ55は、各業務用厨房機器10にて使用された熱源量を収集可能である。複数の業務用厨房機器10が同じ施設に設置されている場合には、その施設には、各業務用厨房機器10にて使用された熱源量を収集可能なスマートメータ55が設置されていることが望ましい。
読取器20は、五徳に刻印されたバーコードやQRコード(登録商標)等のコード情報を読み取る読取部21と、タッチパネル等により構成されたユーザインタフェース22とを備えている(以下において、ユーザインタフェース22を「UI22」と称する。)。そして、読取器20は、読取部21にて読み取ったコード情報やUI22を介して入力された情報をサーバ装置30に対して送信する機能を有する。
交換サービス業者は、UI22を介して、部品の状態が、「使用中」の状態、「清掃準備中」の状態、「清掃中」の状態、「保管中」の状態のいずれであるかを入力することが可能である。
なお、部品が、RFタグが付されたレンジフィルタ122である場合には、読取器20は、RFタグのデータを読み取る。
読取器20は、コード情報又はRFタグを読み取る機能を有するとともに、部品の状態を入力することが可能な機能を有するのであれば交換サービスシステム1に専用の機器に限定されない。例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末であっても良い。また、読取器20は、コード情報又はRFタグを読み取る読取部21を有する機器でなくても良く、ユーザの手入力により部品の識別情報を把握する機器でも良い。また、上記読み取る機能及び状態を入力する機能を、Webサーバで実現し、スマートフォン、携帯電話又はタブレット端末からWebサーバにアクセスすることで上記機能を使用できるようにしても良い。
サーバ装置30及び端末装置40は、それぞれ、CPUと、メインメモリと、HDD(Hard Disk Drive)とを備えている。CPUは、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種ソフトウェアを実行する。また、メインメモリは、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である。HDDは、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
また、サーバ装置30及び端末装置40は、それぞれ、外部との通信を行うための通信インターフェース(以下、「通信I/F」と表記する)と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構と、キーボードやマウス等の入力デバイスとを備えている。
図3は、サーバ装置30及び端末装置40の機能構成を示すブロック図である。
サーバ装置30は、読取器20から部品の識別情報等を受信する受信部31と、識別情報や状態等の部品に関する情報を記憶する記憶部32とを備えている。また、サーバ装置30は、部品の汚れ度合いを推定する推定部33と、推定部33により推定された汚れ度合いに基づいて部品の交換時期を把握する把握部34と、部品を交換すべきことを端末装置40に送信する送信部35とを備えている。
受信部31は、通信回線50を介して、読取器20から、部品の識別情報と部品の状態とを受信する。また、受信部31は、通信回線50を介して、業務用厨房機器10において使用された熱源量を受信する。業務用厨房機器10はガスを熱源とするガスレンジ11を有するので、熱源はガスである。それゆえ、受信部31は、通信回線50に接続されたスマートメータ55であるガスメータ(不図示)を介して、業務用厨房機器10において使用されたガスの量を受信する。業務用厨房機器10が電磁調理器である場合には、熱源は電気であるため、受信部31は、通信回線50に接続されたスマートメータ55である電力メータ(不図示)を介して、業務用厨房機器10において使用された電気の量を受信する。
受信部31は、部品の状態や熱源量を受信した場合には記憶部32に記憶された情報を更新する。
図4は、記憶部32が記憶する部品に関する情報の例を示す図である。記憶部32は、例えばHDDに設けられた記憶領域である。
記憶部32は、部品の名称、当該部品の状態、及び、使用者の情報等を、当該部品の識別情報に関連付けて記憶する。使用者の情報は、使用者が営む施設名(××そば屋、○○中華料理店、○○給食センタ等)、住所、電話番号及びメールアドレス、業種(そば屋、中華料理店、給食センタ等)等であることを例示することができる。また、記憶部32は、当該部品の使用者が所有する、当該部品と同じ名称の他の部品の識別情報を、当該部品の識別情報に関連付けて記憶する。例えば、当該部品が第1部品である場合には、記憶部32は、第2部品の識別情報を、第1部品の識別情報に関連付けて記憶する。
また、記憶部32は、部品ごとに、熱源使用量、熱源使用量の重み、業種値、業種の重み、品種、品種値、品種の重み、評価値E、汚れ度合いを、当該部品の識別情報に関連付けて記憶する。これについては後で詳述する。
図4の表に示すように、識別情報が「12345678」である部品は、部品の名称が「五徳」、機器名称が「ガスレンジ」、部品の状態が「使用中」であると記憶されている。また、そば屋等の使用者の情報も識別情報に関連付けて記憶されている。また、識別情報が「12345678」である部品の使用者が所有する、当該部品と同じ名称の他の部品の識別情報「12345677」も当該部品の識別情報に関連付けて記憶されている。
また、図4の表に示すように、識別情報が「87654321」である部品は、部品の名称が「五徳」、機器名称が「ガスレンジ」、部品の状態が「使用中」であると記憶されている。また、中華料理店等の使用者の情報も識別情報に関連付けて記憶されている。また、識別情報が「87654321」である部品の使用者が所有する、当該部品と同じ名称の他の部品の識別情報「87654320」も当該部品の識別情報に関連付けて記憶されている。
また、図4の表に示すように、識別情報が「11111111」である部品は、部品の名称が「レンジフィルタ」、機器名称が「レンジフード」、部品の状態が「保管中」であると記憶されている。また、給食センタ等の使用者の情報も識別情報に関連付けて記憶されている。また、識別情報が「11111111」である部品の使用者が所有する、当該部品と同じ名称の他の部品の識別情報「11111110」も当該部品の識別情報に関連付けて記憶されている。
推定部33は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報、及び、部品の情報を総合的に勘案して当該部品の汚れ度合いを推定する。熱源の情報としては、業務用厨房機器10にて使用された熱源の量(例えばガス使用量)であることを例示することができる。施設の情報としては、例えば中華料理店、給食センタ、そば屋等の、使用者が営む業種であることを例示することができる。部品の情報としては、当該部品を製造したメーカ名及び型番(以下、「品種」と称する場合がある。)であることを例示することができる。
本実施形態においては、熱源の情報、施設の情報、及び、部品の情報を総合的に勘案して汚れ度合いを推定する手法として、推定部33は、熱源の情報、施設の情報及び部品の情報に重み付けをして部品の汚れ度合いを推定する。より具体的には、推定部33は、熱源使用量、業種、メーカ名・型番(品種)を評価基準として、どの評価基準をどのくらい重要視しているかに応じて汚れ度合いを推定する。各評価基準の具体的な重みについては後述する。
また、推定部33は、熱源使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定する。
また、推定部33は、仮に熱源使用量が同じであったとしても、油料理が多い中華料理店の部品の方が給食センタやそば屋の部品よりも汚れ易く、給食センタの部品の方がそば屋の部品よりも汚れ易いとする。それゆえ、部品の汚れ度合いを推定するにあたっては、例えば、中華料理店の部品の汚れ易さは、給食センタの部品の汚れ易さの2倍、そば屋の部品の汚れ易さの3倍であり、給食センタの部品の汚れ易さは、そば屋の部品の汚れ易さの1.5倍であるとする。
また、推定部33は、品種に応じて汚れ易さの度合いを異ならせる。例えば、部品が五徳113である場合、品種によって例えばコーティングの有無やコーティングの質が異なることから、仮に熱源使用量や業種が同じであったとしても、汚れ易さが異なる。それゆえ、部品の汚れ度合いを推定するにあたっては、例えば、A社の低グレードの部品の汚れ易さは、A社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍であるとする。また、B社の高グレードの部品の汚れ易さは、A社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍、B社の低グレードの部品の汚れ易さは、B社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍であるとする。
図5は、各評価基準(熱源使用量、業種、品種)の重みの例を示す図である。
以下に、各評価基準(熱源使用量、業種、品種)の重みを決定する手法について説明する。
先ず、複数の評価基準の内の一の評価基準を他の評価基準と比べてどれくらい重要視するかを決定する。図5には、業種を熱源使用量の2倍重要視し、業種を品種の3倍重要視し、熱源使用量を品種の2倍重要視すると決定されたことを示している。
その後、各評価基準の項目の3つの数字を掛けて3乗根をとることにより、各評価基準の幾何平均を算出する。
そして、各評価基準の幾何平均を、幾何平均の合計値で除算することにより、各評価基準の重みを算出する。
図5には、業種の幾何平均が1.817、業種の重みが0.540であることを示している。また、熱源使用量の幾何平均、重みが、それぞれ1.000、0.297であり、品種の幾何平均、重みが、それぞれ0.550、0.163であることを示している。
そして、推定部33は、以下の式(1)を用いて評価値Eを算出するとともに、算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する。
評価値E=熱源使用量/500×(熱源使用量の重み(=0.297))+業種値×(業種の重み(=0.540))+品種値×(品種の重み(=0.163))・・・(1)
ここで、業種値は、中華料理店の部品の汚れ易さは給食センタの部品の汚れ易さの2倍、そば屋の部品の汚れ易さの3倍であり、給食センタの部品の汚れ易さは、そば屋の部品の汚れ易さの1.5倍であることを考慮して予め定められた値であることを例示することができる。例えば、中華料理店、給食センタ、そば屋の業種値は、それぞれ0.6、0.3、0.2であることを例示することができる。
また、品種値は、A社の低グレードの部品の汚れ易さは、A社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍であり、B社の高グレードの部品の汚れ易さは、A社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍、B社の低グレードの部品の汚れ易さは、B社の高グレードの部品の汚れ易さの2倍であることを考慮して予め定められた値であることを例示することができる。例えば、汚れ易さに比例する値として、A社の低グレード、高グレードの品種値は、それぞれ0.2、0.1であり、B社の低グレード、高グレードの品種値は、それぞれ0.4、0.2であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、予め定められた第1所定値未満である場合には、汚れレベル0であると推定する。なお、第1所定値は、0.2であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第1所定値以上であって、予め定められた第2所定値未満である場合には、汚れレベル1であると推定する。なお、第2所定値は、0.4であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第2所定値以上であって、予め定められた第3所定値未満である場合には、汚れレベル2であると推定する。なお、第3所定値は、0.6であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第3所定値以上であって、予め定められた第4所定値未満である場合には、汚れレベル3であると推定する。なお、第4所定値は、0.8であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第4所定値以上であって、予め定められた第5所定値未満である場合には、汚れレベル4であると推定する。なお、第5所定値は、1.0であることを例示することができる。
推定部33は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第5所定値以上である場合には、汚れレベル5であると推定する。
推定部33は、汚れ度合いを推定した場合には、記憶部32に記憶された情報を更新する。
より具体的には、記憶部32は、図4に示すように、部品ごとに、熱源使用量、熱源使用量の重み、業種値、業種の重み、品種値、品種の重み、評価値E、汚れ度合いを、当該部品の識別情報に関連付けて記憶する。
例えば、そば屋に設置された識別情報「12345678」の五徳が、A社の高グレードであり、熱源使用量が123である場合には、式(1)により、
評価値E=123/500×0.297+0.2×0.540+0.1×0.163=0.073+0.108+0.0163=0.197
であるから、汚れレベル0である。
また、中華料理店に設置された識別情報「87654321」の五徳が、B社の低グレードであり、熱源使用量が1050である場合には、式(1)により、
評価値E=1050/500×0.297+0.6×0.540+0.4×0.163=0.624+0.324+0.065=1.013
であるから、汚れレベル5である。
推定部33は、後述するように、定期的に、各部品の汚れ度合いを推定し、推定した汚れ度合いを記憶部32に記憶する。
把握部34は、推定部33により推定された汚れ度合いから、業務用厨房機器10に取付けられた部品の交換時期を把握する。
より具体的には、把握部34は、推定部33が汚れレベル5であると推定した部品が、交換時期に到達していることを把握する。
送信部35は、端末装置40に対して、交換時期に到達している部品のリスト、及び、交換時期に到達している部品に関する情報を送信する。部品に関する情報としては、部品の名称、使用者の情報、取付けられている業務用厨房機器10の名称、であることを例示することができる。また、部品に関する情報としては、当該部品(交換時期に到達している部品)の使用者が所有する交換用の部品(例えば、交換時期に到達している部品が第1部品である場合には交換用の部品は第2部品)の状態を含む。
端末装置40は、サーバ装置30等から情報を受信する受信部41と、受信部41が受信した情報をディスプレイに表示する表示部42と、例えば使用者にメールを送信する送信部43とを備えている。
受信部41は、サーバ装置30から、交換時期に到達している部品のリスト、及び、交換時期に到達している部品に関する情報を受信する。
表示部42は、受信部41が受信した、交換時期に到達している部品のリスト、及び、交換時期に到達している部品に関する情報をディスプレイに表示する。交換サービス業者は、交換時期に到達している部品のリストがディスプレイに表示されることで、交換を行うべき部品があることを把握する。また、交換サービス業者は、交換時期に到達している部品に関する情報がディスプレイに表示されることで、その部品を使用する使用者の情報等を把握する。
送信部43は、受信部41が交換時期に到達している部品のリスト、及び、その部品に関する情報を受信したとの情報を取得したら、交換時期に到達している部品の使用者に対して、この部品の交換を行う旨や交換を行う時期等を記載したメールを送信する。交換を行う時期としては、交換用の部品を新たに取付可能な時期である。もし、新たに取り付ける交換用の部品が清掃中である場合には、清掃が終了した後の日時である。
なお、サーバ装置30及び端末装置40のCPUによって実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネット等の通信手段(例えば通信回線50)を用いてサーバ装置30、端末装置40にダウンロードさせてもよい。
図6は、第1の実施形態に係るサーバ装置30が行う交換部品リスト送信処理を示すフローチャートである。サーバ装置30は、交換部品リスト送信処理を、予め設定された一定時間(例えば1秒)ごとに繰り返し実行する。
サーバ装置30は、業務用厨房機器10において使用された熱源量を取得する(S601)。これは、受信部31が、通信回線50を介して、業務用厨房機器10において使用された熱源量を受信する処理である。
その後、サーバ装置30は、使用中である部品における熱源の使用量(当該部品が取付けられている業務用厨房機器10において使用された熱源量)を更新する(S602)。これは、受信部31が、記憶部32に記憶している部品における熱源の使用量を更新する処理である。
その後、サーバ装置30は、部品ごとの汚れ度合いを推定する(S603)。これは、推定部33が、式(1)を用いて算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する処理である。
その後、サーバ装置30は、使用中である部品の汚れ度合いを更新する(S604)。これは、推定部33が、記憶部32に記憶している部品における汚れ度合いを更新する処理である。
その後、サーバ装置30は、交換時期に到達している部品があるか否かを判別する(S605)。これは、把握部34が、汚れ度合いが汚れレベル5である部品があるか否かを判別し、汚れレベル5である部品が交換時期に到達していると把握する処理である。
交換時期に到達している部品がある場合(S605でYes)、サーバ装置30は、交換時期に到達している部品のリスト、及び、交換時期に到達している部品に関する情報を端末装置40に対して送信する(S606)。これは、送信部35が、S605にて交換時期に到達していると把握した部品のリスト、及び、この部品に関する情報を端末装置40に対して送信する処理である。
他方、交換時期に到達している部品がない場合(S605でNo)、サーバ装置30は、本処理を終了する。
図7は、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1における動作例を示したシーケンス図である。図7に示すシーケンス図においては、交換時期に到達した使用中の第1部品を、第2部品に交換する場合を示している。
サーバ装置30は、交換時期に到達している部品があることを把握した場合、交換時期に到達している部品のリスト等を端末装置40に対して送信する(S701)。このシーケンス図においては、第1部品がリストに含まれている。
端末装置40は、交換時期に到達している部品のリスト等を受信し(S702)、ディスプレイに表示する(S703)。このシーケンス図においては、第1部品が交換時期に到達していることが表示される。
ディスプレイの表示を見る等して、交換時期に到達している部品があることを把握した交換サービス業者の作業者は、その部品が使用されている使用者の施設に赴き、使用中の第1部品を取り外す(S704)。その後、交換サービス業者は、読取器20を用いて取り外した第1部品に付されたコード情報を読み取る。これにより、読取器20は、第1部品の識別情報を把握する(読取器20は、作業者によるコード情報又は識別情報の手入力により第1部品の識別情報を把握しても良い)。また、作業者は、読取器20のUI22を介して、第1部品の状態が、「清掃準備中」の状態であることを入力し、第1部品の識別情報と「清掃準備中」の状態であるとの情報をサーバ装置30に送信する(S705)。
サーバ装置30は、第1部品の識別情報と「清掃準備中」の状態であるとの情報を受信する(S706)。
サーバ装置30は、受信した第1部品の情報を更新する(S707)。つまり、サーバ装置30は、第1部品が「清掃準備中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、第1部品は、「使用中」の状態であることを記憶していることから、「使用中」から「清掃準備中」へ変更する。また、サーバ装置30は、第1部品の熱源量を0とし、汚れ度合いを汚れレベル0とする。
交換サービス業者の作業者は、第1部品を取り外して第1部品の情報をサーバ装置30に送信した後、読取器20を用いて新たに取り付ける第2部品に付されたコード情報を読み取る。これにより、読取器20は、第2部品の識別情報を把握する。また、作業者は、読取器20のUI22を介して、第2部品の状態が、「使用中」の状態であることを入力し、第2部品の識別情報と「使用中」の状態であるとの情報をサーバ装置30に送信する(S708)。そして、作業者は、第2部品をガスレンジ11に取り付ける(S709)。
サーバ装置30は、第2部品の識別情報と「使用中」の状態であるとの情報を受信する(S710)。
サーバ装置30は、受信した第2部品の情報を更新する(S711)。つまり、サーバ装置30は、第2部品が「使用中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、第2部品は、「保管中」の状態であることを記憶していることから、「保管中」から「使用中」へ変更する。また、サーバ装置30は、第2部品の熱源量として0をセットするとともに、汚れ度合いとして汚れレベル0をセットする。
その後、第1部品を清掃する際には、交換サービス業者の作業者は、読取器20を用いて第1部品に付されたコード情報を読み取る。これにより、読取器20は、第1部品の識別情報を把握する。また、作業者は、読取器20のUI22を介して、第1部品の状態が、「清掃中」の状態であることを入力し、第1部品の識別情報と「清掃中」の状態であるとの情報をサーバ装置30に送信する(S712)。そして、交換サービス業者の作業者は、第1部品を清掃する(S713)。
サーバ装置30は、第1部品の識別情報と「清掃中」の状態であるとの情報を受信する(S714)。
サーバ装置30は、受信した第1部品の情報を更新する(S715)。つまり、サーバ装置30は、第1部品が「清掃中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、第1部品は、「清掃準備中」の状態であることを記憶していることから、「清掃準備中」から「清掃中」へ変更する。
その後、第1部品の清掃が終了した場合には、交換サービス業者の作業者は、読取器20を用いて第1部品に付されたコード情報を読み取る。これにより、読取器20は、第1部品の識別情報を把握する。また、作業者は、読取器20のUI22を介して、第1部品の状態が、「保管中」の状態であることを入力し、第1部品の識別情報と「保管中」の状態であるとの情報をサーバ装置30に送信する(S716)。そして、交換サービス業者の作業者は、第1部品を保管する(S717)。
サーバ装置30は、第1部品の識別情報と「保管中」の状態であるとの情報を受信する(S718)。
サーバ装置30は、受信した第1部品の情報を更新する(S719)。つまり、サーバ装置30は、第1部品が「保管中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、第1部品は、「清掃中」の状態であることを記憶していることから、「清掃中」から「保管中」へ変更する。
以上説明したように、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1は、厨房の機器の一例としての業務用厨房機器10と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置の一例としてのサーバ装置30と、を含む当該機器の部品の交換サービスシステムである。そして、サーバ装置30は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び部品の情報を用いて当該部品の一例としての五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを推定する推定部33を備える。また、サーバ装置30は、推定部33により推定された汚れ度合いから、部品の交換時期を把握する把握手段の一例としての把握部34を備える。
第1の実施形態に係る交換サービスシステム1によれば、サーバ装置30が汚れ度合いを推定し、部品の交換時期を把握するので、衛生的な問題が生じる前に汚れた部品をきれいな部品と交換することができる。それゆえ、使用者は、業務用厨房機器10を清潔に保つことができるとともに、作業効率を向上させることができる。また、交換サービスシステム1を用いることで、交換サービス業者は、汚れ度合いを推定し、交換時期に到達した部品がある場合には、使用者の所へ赴いて交換するので、使用者は、汚れた部品を自ら清掃や交換する必要がない。また、使用者は、交換サービス業者に交換を要請する必要もない。それゆえ、人的、時間的に余裕がない使用者であって業務用厨房機器10を清潔に保つことができる。つまり、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1によれば、人的、時間的に余裕がない使用者が業務用厨房機器10を清潔に保つのに役立つサービスを行うことができる。また、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1によれば、サーバ装置30が業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び部品の情報を用いて汚れ度合いを推定するので、部品の汚れ度合いを精度高く推定できる。
また、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1においては、サーバ装置30の推定部33は、熱源の情報、施設の情報及び部品の情報に重み付けをして予め作成した式(1)を用いて算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する。熱源の情報、施設の情報及び部品の情報は、それぞれ汚れに対する寄与度が異なることから、寄与度に応じた重みを用いて重み付けをすることにより、重み付けをしない場合よりも、より精度高く汚れ度合いを推定できる。
また、サーバ装置30の推定部33は、熱源の情報として、業務用厨房機器10にて使用された熱源の使用量を考慮し、使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定する。熱源の使用量が多いほど調理する量が多くなるとともに時間も長くなると考えられることから、熱源の使用量が多いほど部品の汚れ度合いが大きくなる。それゆえ、推定部33は、熱源に関する情報に基づいて部品の汚れ度合いを推定することで、部品の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
また、サーバ装置30の推定部33は、施設の情報として、業種を考慮し、使用量が同じである場合には、業種のうち、中華料理店、給食センタ、そば屋の順に汚れ度合いが大きいと推定する。油料理が多い中華料理店の部品の方が給食センタやそば屋の部品よりも汚れ易く、給食センタの部品の方がそば屋の部品よりも汚れ易いと考えられるからである。そして、このように業種に応じて汚れ度合いが異なるように推定することで、部品の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
なお、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1においては、推定部33は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び部品の情報の3つ情報(3つの評価基準)を用いて部品の汚れ度合いを推定しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、推定部33は、熱源の情報、施設の情報及び部品の情報の内の2つの情報を用いて部品の汚れ度合いを推定しても良い。2つの情報を用いて部品の汚れ度合いを推定することで、1つの情報を用いて推定する場合よりも精度高く汚れ度合いを推定することができる。また、2つの情報を用いる場合には、2つの内のどちらを重要視するかに応じて2つの情報の重みを設定すると良い。例えば、熱源使用量と業種を用いて推定する場合には、熱源使用量の重みを0.35、業種の重みを0.65と設定することを例示することができる。
また、推定部33は、熱源の情報、施設の情報及び部品の情報に加えて他の情報をも用いて部品の汚れ度合いを推定しても良い。他の情報としては、当該部品の合計の使用時間や当該部品を最初に使用開始してからの経過時間であることを例示することができる。
また、上述した業種値や品種値は任意に設定することができる。また、式(1)において使用している「500」や、第1所定値〜第5所定値も任意に設定することができる。
また、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1は、把握部34が把握した交換時期に至った場合に、交換すべきことを報知する報知手段の一例としての送信部35を備えている。この交換サービスシステム1によれば、交換サービス業者は、交換時期に到達した部品の存在を確度高く知ることができる。それゆえ、交換サービス業者に、確度高く部品の交換を行わせることができる。
なお、上述した実施形態においては、把握部34は、推定部33が汚れレベル5であると推定した部品を交換時期に到達している部品として把握するが、特にかかる態様に限定されない。例えば、把握部34は、推定部33が推定する汚れ度合いの上昇速度を把握し(例えば汚れレベルが1増加するのに要した時間を把握し)、現在汚れレベル4の部品が汚れレベル5に到達する時期を推測することで、この部品の交換時期(汚れレベル5に到達する時期)を把握しても良い。
また、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1は、使用者の異なる複数の業務用厨房機器10と、当該複数の業務用厨房機器10を構成する個々の機器に含まれる部品の交換サービスに伴う情報処理を行うサーバ装置30と、を含む交換サービスシステムである。そして、サーバ装置30は、複数の業務用厨房機器10を構成する個々の業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、当該業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び部品の情報を用いて当該部品の汚れ度合いを推定する推定部33と、推定部33により推定された汚れ度合いから、部品の交換時期を把握する把握部34とを備えると良い。
複数の業務用厨房機器10に取り付けられた部品の汚れ度合いを推定するのに用いる上述した第1所定値〜第5所定値は同一であっても良いし、業務用厨房機器10ごとに異なっていても良い。同一である場合、サーバ装置30は、複数の業務用厨房機器10を構成する一の機器にて使用された熱源量が他の機器にて使用された熱源量よりも多い場合には当該一の機器に含まれる部品の交換時期を当該他の機器に含まれる部品の交換時期よりも早くする。
また、第1所定値〜第5所定値は、業務用厨房機器10の種類に応じて定めても良い。
使用者が一の施設において業務用厨房機器10を1つ有し、1つの業務用厨房機器10が1つのガスレンジ11を有している場合には、使用者の施設に設けられたガスメータが収集したガス使用量は、このガスレンジ11にて使用されたガス使用量であると考えられる。ゆえに、ガスメータが収集したガス使用量に基づいて業務用厨房機器10の部品である、五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
もし、使用者が、一の施設において、ガスレンジ11の他にゆで麺器やフライヤー等のガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合には、使用者の一の施設に設けられたガスメータが収集したガス使用量は、ガスレンジ11、ゆで麺器及びフライヤーにて使用された合計量である。ゆえに、ガスレンジ11にて使用されたガス使用量は、サーバ装置30の受信部31が受信したガス使用量の内の一部の量である。そのため、サーバ装置30の受信部31が受信したガス使用量よりもガスレンジ11にて使用されたガス使用量は少ないと考えられることから、サーバ装置30の受信部31が受信したガス使用量に対する五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いは小さくなると考えられる。以上の事項に鑑み、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10における五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値を、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有しない業務用厨房機器10における五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値よりも大きくすると良い。かかる場合、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10におけるガス使用量の内の、ガスレンジ11でのガス使用量の割合を考慮して第1所定値〜第5所定値を設定すると良い。あるいは、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10における五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを推定するのに用いる熱源使用量の重みを、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有しない業務用厨房機器10における五徳113やレンジフィルタ122の汚れ度合いを推定するのに用いる重みよりも小さくすると良い。かかる場合、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10におけるガス使用量の内の、ガスレンジ11でのガス使用量の割合を考慮して熱源使用量の重みを設定すると良い。
使用者が、一の施設において、ガスレンジ11の他にゆで麺器やフライヤー等のガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合には、スマートメータ55は、ガスを熱源とする機器ごとのガス使用量を収集可能であると良い。これにより、一の施設でガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合においても、ガスレンジ11にて使用されたガス使用量を精度高く把握することができる。
また、スマートメータ55は、ガスレンジ11の複数のバーナー112ごとのガス使用量を収集可能であっても良い。そして、推定部33は、複数のバーナー112の内の一のバーナー112の上方に配置された上部五徳113aの汚れ度合いを推定する際に、一のバーナー112において使用された熱源量を用いて、一のバーナー112の上方に配置された上部五徳113aの汚れ度合いを推定しても良い。これにより、上部五徳113aごとの汚れ度合いを精度高く把握することができ、上部五徳113a単位での交換サービスを実現することが可能となる。なお、上部五徳113aごとに識別情報を付与するとともに、当該識別情報が埋め込まれたコード情報114を上部五徳113aごとに刻印すると良い。
また、推定部33が部品の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値は、部品ごとに設定しても良い。例えば、同じ業務用厨房機器10における部品であっても、五徳113用の第1所定値〜第5所定値とレンジフィルタ122用の第1所定値〜第5所定値とを異ならせても良い。
また、推定部33は、業務用厨房機器10において使用された熱源量を用いて評価値Eを算出するが、特にかかる態様に限定されない。
推定部33は、熱源使用量の代わりに、業務用厨房機器10が使用された時間(使用時間)を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、使用時間の重み、業種の重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(2)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(使用時間)/(係数H(使用時間に関する係数))×(使用時間の重み)+業種値×(業種の重み)+品種値×(品種の重み)・・・(2)
なお、業務用厨房機器10が使用された時間は、例えば使用者から取得することを例示することができる。例えば、使用者から定期的に送信されてくる使用時間が記入されたメールを、受信部31が受信するとともに使用時間を記憶部32に記憶すると良い。使用者が送信するメールは、例えば使用時間についてのアンケートに回答するものであることを例示することができる。また、交換サービス業者の従業者が、電話にて使用者から定期的に使用時間を聞き、記憶部32に記憶しても良い。
また、推定部33は、単位時間に使用(消費)された熱源量が定格値(例えば定格ガス消費量)を超えた回数を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、定格値を超えた回数の重み、業種の重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(3)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(定格値を超えた回数)/(係数N(回数に関する係数)×(定格値を超えた回数の重み)+業種値×(業種の重み)+品種値×(品種の重み)・・・(3)
また、推定部33は、使用者が例えばスマートフォンにて撮影した部品の画像であって受信部31が受信した画像を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、撮影された部品の画像が示す汚れの重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(4)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(撮影された部品の画像が示す汚れの面積)/(撮影された部品の面積(=汚れの面積+汚れがない部分の面積))×(汚れの重み)+品種値×(品種の重み)・・・(4)
また、推定部33は、仮に熱源使用量が同じであったとしても、中華料理店の部品の方が給食センタやそば屋の部品よりも汚れ易く、給食センタの部品の方がそば屋の部品よりも汚れ易いとして、中華料理店、給食センタ、そば屋の順に業種値を高く設定しているが、特にかかる態様に限定されない。複数の業種についてどのような順番で汚れ易くなるかを任意に決定して、業種値を高く設定しても良い。例えば、中華料理店、そば屋、給食センタの順に汚れ易くなるとして、中華料理店、そば屋、給食センタの順に業種値を高く設定しても良い。また、業種としては、中華料理店、給食センタ、そば屋に限定されない。日本料理店、イタリア料理店、フランス料理店、インド料理店なども含めても良い。そして、推定部33は、仮に熱源使用量が同じである場合には、考慮する複数の業種についてどのような順番で汚れ度合いが大きいかを予め定めておくと良い。言い換えれば、推定部33は、熱源使用量が同じである場合には、複数の業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定すると良い。
また、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1は、業務用厨房機器10を備えているが、業務用厨房機器10に装着された部品であって、交換可能な部品のみを有し、業務用厨房機器10の本体は備えていなくても良い。つまり、交換サービスシステム1は、五徳113やレンジフィルタ122等の交換可能な部品と、読取器20と、サーバ装置30と、端末装置40とから構成されるシステムであっても良い(ガスレンジ11の天板111やレンジフード12のフード121等の固定された物は交換サービスシステム1を構成する物でなくても良い)。
また、端末装置40は、HDD(Hard Disk Drive)を備えているデスクトップ型の装置ではなく、交換サービス業者の作業者が持っている携帯型の端末装置であっても良い。
また、使用者に、部品の交換を行う旨や交換を行う時期等を記載したメールを送信するのは、端末装置40ではなく、サーバ装置30が行っても良い。
また、使用者に、部品の交換を行う旨や交換を行う時期等を通知する手段は、メールではなく、電話やはがきであっても良い。電話やはがきは、交換サービス業者の従業者が行うことを例示することができる。
<第2の実施形態>
図8は、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2の概略構成を示す図である。
第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、業務用厨房機器10の汚れ度合いを推定するとともに、推定した汚れ度合いから業務用厨房機器10を清掃すべき時期(以下、「清掃時期」と称す場合もある。)を把握するシステムである。清掃サービスシステム2は、業務用厨房機器10の清掃サービスを行う事業者(以下、「清掃サービス業者」と称する場合がある。)が清掃サービスを提供するのに有効なシステムである。
第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1に対して、読取器220、サーバ装置230及び端末装置240が異なる。以下、第1の実施形態に係る交換サービスシステム1と異なる点について説明する。第1の実施形態に係る交換サービスシステム1と第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2とで、同じ物については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、複数の業務用厨房機器10と、当該複数の業務用厨房機器10に付されたコード情報を読み取る読取器220とを備えている。また、清掃サービスシステム2は、複数の業務用厨房機器10に対する清掃サービスに伴う情報処理を行うサーバ装置230と、サーバ装置230からの情報を受け付けたりサーバ装置230に対して情報を出力したりする端末装置240とを備えている。なお、業務用厨房機器10は複数でなくても良い。
読取器220、サーバ装置230及び端末装置240は装置間を通信可能に接続する通信回線50に接続されており、通信回線50を介して互いに通信を行うことが可能となっている。通信回線50には、業務用厨房機器10にて使用された熱源量を収集可能なスマートメータ55が接続されている。
清掃サービス業者は、清掃サービスシステム2を用いることにより、使用者の業務用厨房機器10の汚れ度合いを推定するとともに、推定した汚れ度合いから業務用厨房機器10の清掃時期を把握する。そして、清掃サービス業者は、清掃時期に到達した場合には、業務用厨房機器10の清掃を行う。業務用厨房機器10においては、特に汚れる部位である、ガスレンジ11の天板111やレンジフード12のフード121の内側等が、清掃サービス業者が清掃サービスを行う対象部位の被清掃部位である。
読取器220は、被清掃部位の識別情報が埋め込まれたコード情報を読み取る読取部221と、タッチパネル等により構成されたユーザインタフェース222とを備えている(以下において、ユーザインタフェース222を「UI222」と称する。)。コード情報は、例えば、被清掃部位内、又は、被清掃部位の近く(例えば被清掃部位の周囲、10cm以内)に貼られた、シール、ステッカ又はラベルに印刷されていることを例示することができる。
そして、読取器220は、読取部221にて読み取ったコード情報やUI222を介して入力された情報をサーバ装置230に対して送信する機能を有する。
清掃サービス業者は、UI222を介して、被清掃部位が、「使用中」の状態、「清掃中」の状態のいずれであるかを入力することが可能である。
読取器220は、コード情報を読み取る機能を有するとともに、被清掃部位の状態を入力することが可能な機能を有するのであれば清掃サービスシステム2に専用の機器に限定されない。例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末であっても良い。また、読取器220は、コード情報を読み取る読取部221を有する機器でなくても良く、ユーザ(例えば作業者)の手入力により被清掃部位の識別情報を把握する機器でも良い。また、上記読み取る機能及び状態を入力する機能を、Webサーバで実現し、スマートフォン、携帯電話又はタブレット端末からWebサーバにアクセスすることで上記機能を使用できるようにしても良い。
図9は、サーバ装置230及び端末装置240の機能構成を示すブロック図である。
サーバ装置230及び端末装置240は、それぞれ、CPUと、メインメモリと、HDD(Hard Disk Drive)と、通信I/Fと、表示機構と、入力デバイスとを備えている。
サーバ装置230は、読取器220から業務用厨房機器10の識別情報等を受信する受信部231と、識別情報や状態等の業務用厨房機器10に関する情報を記憶する記憶部232とを備えている。また、サーバ装置230は、業務用厨房機器10の汚れ度合いを推定する推定部233と、推定部233により推定された汚れ度合いに基づいて業務用厨房機器10の清掃時期を把握する把握部234と、業務用厨房機器10を清掃すべきことを端末装置240に送信する送信部235とを備えている。
受信部231は、通信回線50を介して、読取器220から、業務用厨房機器10の識別情報と状態とを受信する。また、受信部231は、通信回線50を介して、業務用厨房機器10において使用された熱源量を受信する。
受信部231は、熱源量を受信した場合には記憶部232に記憶された情報を更新する。
図10は、記憶部232が記憶する業務用厨房機器10に関する情報の例を示す図である。記憶部232は、例えばHDDに設けられた記憶領域である。
記憶部232は、清掃すべき部位(被清掃部位)の名称、被清掃部位が存在する機器の名称、被清掃部位の状態、及び、使用者の情報を、被清掃部位の識別情報に関連付けて記憶する。使用者の情報は、使用者が営む施設名(××そば屋、○○中華料理店等)、住所、電話番号及びメールアドレス、業種(そば屋、中華料理等)等であることを例示することができる。
また、記憶部232は、被清掃部位ごとに、熱源使用量、熱源使用量の重み、業種値、業種の重み、品種、品種値、品種の重み、評価値E、汚れ度合いを、当該被清掃部位の識別情報に関連付けて記憶する。
図10の表に示すように、識別情報が「23456781」である被清掃部位は、被清掃部位が「天板」、機器名称が「ガスレンジ」、被清掃部位の状態が「使用中」であると記憶されている。また、識別情報「23456781」に関連付けて、使用者の情報も記憶されている。
また、図10の表に示すように、識別情報が「34567812」である機器は、被清掃部位が「フード」、機器名称が「レンジフード」、被清掃部位の状態が「使用中」であると記憶されている。また、識別情報「34567812」に関連付けて、使用者の情報も記憶されている。
推定部233は、上述した式(1)を用いて算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する。つまり、推定部233は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報、及び、被清掃部位の情報を総合的に勘案して当該被清掃部位の汚れ度合いを推定する。より具体的には、推定部33は、熱源使用量、業種、被清掃部位のメーカ名・型番(品種)を評価基準として、汚れ度合いを推定する。
このように、推定部233は、熱源使用量を加味して汚れ度合いを推定することから、推定部233は、受信部231が受信した、業務用厨房機器10において使用された熱源量を取得し、取得した熱源量を用いて被清掃部位の汚れ度合いを推定する。例えば、被清掃部位がガスレンジ11の天板111である場合には、天板111を有するガスレンジ11において使用された熱源量が被清掃部位である天板111において使用された熱源量である。また、例えば、被清掃部位がレンジフード12のフード121である場合には、フード121を有するレンジフード12にて排出する油煙、蒸気、臭い等を発生させる調理を行う機器(本実施形態においてはガスレンジ11)にて使用された熱源量が被清掃部位であるフード121において使用された熱源量である。
また、推定部233は、被清掃部位のメーカ名・型番(品種)に応じて汚れ易さの度合いを異ならせる。例えば、被清掃部位が天板111である場合、品種によって例えばコーティングの有無やコーティングの質が異なることから、仮にガスの使用量や業種が同じであったとしても、汚れ易さが異なる。それゆえ、被清掃部位の汚れ度合いを推定するにあたっては、例えば、A社の低グレードの被清掃部位の汚れ易さは、A社の高グレードの被清掃部位の汚れ易さの2倍であるとする。また、B社の高グレードの被清掃部位の汚れ易さは、A社の高グレードの被清掃部位の汚れ易さの2倍、B社の低グレードの被清掃部位の汚れ易さは、B社の高グレードの被清掃部位の汚れ易さの2倍であるとする。
なお、推定部233が業種に応じて汚れ易さの度合いを異ならせるのは、第1の実施形態と同様である。
推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第1所定値未満である場合には、汚れレベル0であると推定する。
また、推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第1所定値以上であって、第2所定値未満である場合には、汚れレベル1であると推定する。
また、推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第2所定値以上であって、第3所定値未満である場合には、汚れレベル2であると推定する。
また、推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第3所定値以上であって、第4所定値未満である場合には、汚れレベル3であると推定する。
また、推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第4所定値以上であって、第5所定値未満である場合には、汚れレベル4であると推定する。
また、推定部233は、式(1)にて算出した評価値Eが、例えば、第5所定値以上である場合には、汚れレベル5であると推定する。
推定部233は、汚れ度合いを推定した場合には、記憶部232に記憶された情報を更新する。
より具体的には、記憶部232は、図10に示すように、被清掃部位ごとに、熱源使用量、熱源使用量の重み、業種値、業種の重み、品種値、品種の重み、評価値E、汚れ度合いを、当該被清掃部位の識別情報に関連付けて記憶する。
例えば、そば屋に設置された識別情報「23456781」の天板111が、A社の高グレードであり、熱源使用量が123である場合には、式(1)により、
評価値E=123/500×0.297+0.2×0.540+0.1×0.163=0.073+0.108+0.0163=0.197
であるから、汚れレベル0である。
また、中華料理店に設置された識別情報「34567812」のフード121が、B社の低グレードであり、熱源使用量が1050である場合には、式(1)により、
評価値E=1050/500×0.297+0.6×0.540+0.4×0.163=0.624+0.324+0.065=1.013
であるから、汚れレベル5である。
推定部233は、後述するように、定期的に、各被清掃部位の汚れ度合いを推定し、推定した汚れ度合いを記憶部232に記憶する。
把握部234は、推定部233により推定された汚れ度合いから、被清掃部位の清掃時期を把握する。
より具体的には、把握部234は、推定部233が汚れレベル5であると推定した場合に、清掃すべき時期である清掃時期に到達していることを把握する。
送信部235は、端末装置240に対して、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト、及び、清掃時期に到達している被清掃部位に関する情報を送信する。被清掃部位に関する情報としては、被清掃部位を有する機器の名称(機器名称)、使用者の情報、であることを例示することができる。
端末装置240は、サーバ装置230等から情報を受信する受信部241と、受信部241が受信した情報をディスプレイに表示する表示部242と、例えば使用者にメールを送信する送信部243とを備えている。
受信部241は、サーバ装置230から、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト、及び、被清掃部位に関する情報を受信する。
表示部242は、受信部241が受信した、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト、及び、清掃時期に到達している被清掃部位に関する情報をディスプレイに表示する。清掃サービス業者は、清掃時期に到達している被清掃部位のリストがディスプレイに表示されることで、清掃を行うべき部位があることを把握する。また、清掃サービス業者は、被清掃部位に関する情報がディスプレイに表示されることで、その被清掃部位を使用する使用者の情報等を把握する。
送信部243は、清掃時期に到達している被清掃部位の使用者に対して、この被清掃部位の清掃を行う旨や清掃を行う時期等を記載したメールを送信する。
図11は、第2の実施形態に係るサーバ装置230が行う被清掃部位リスト送信処理を示すフローチャートである。サーバ装置230は、被清掃部位リスト送信処理を、予め設定された一定時間(例えば1秒)ごとに繰り返し実行する。
サーバ装置230は、業務用厨房機器10において使用された熱源量を取得する(S1101)。これは、受信部231が、通信回線50を介して、業務用厨房機器10において使用された熱源量を受信する処理である。
その後、サーバ装置230は、被清掃部位における熱源の使用量(当該被清掃部位を有する業務用厨房機器10において使用された熱源量)を更新する(S1102)。これは、受信部231が、記憶部232に記憶している被清掃部位における熱源使用量を更新する処理である。例えば、被清掃部位がガスレンジ11の天板111である場合には、天板111を有するガスレンジ11において使用された熱源量が天板111における熱源使用量である。また、例えば、被清掃部位がレンジフード12のフード121である場合には、フード121を有するレンジフード12にて排出する油煙、蒸気、臭い等を発生させる調理を行う機器(本実施形態においてはガスレンジ11)にて使用された熱源量が被清掃部位であるフード121における熱源使用量である。
その後、サーバ装置230は、被清掃部位の汚れ度合いを推定する(S1103)。これは、推定部233が、式(1)を用いて算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する処理である。
その後、サーバ装置230は、被清掃部位の汚れ度合いを更新する(S1104)。これは、推定部233が、記憶部232に記憶している被清掃部位における汚れ度合いを更新する処理である。
その後、サーバ装置230は、清掃時期に到達している部位があるか否かを判別する(S1105)。これは、把握部234が、汚れ度合いが汚れレベル5である被清掃部位があるか否かを判別し、汚れレベル5である被清掃部位が清掃時期に到達していると把握する処理である。
清掃時期に到達している被清掃部位がある場合(S1105でYes)、サーバ装置230は、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト、及び、清掃時期に到達している被清掃部位に関する情報を端末装置240に対して送信する(S1106)。これは、送信部235が、S1105にて清掃時期に到達していると把握した被清掃部位のリスト、及び、この被清掃部位に関する情報を端末装置240に対して送信する処理である。
他方、清掃時期に到達している被清掃部位がない場合(S1105でNo)、サーバ装置230は、本処理を終了する。
図12は、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2における動作例を示したシーケンス図である。図12に示すシーケンス図においては、清掃時期に到達したガスレンジ11の天板111を清掃する場合を示している。
サーバ装置230は、清掃時期に到達している被清掃部位があることを把握した場合、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト等を端末装置240に対して送信する(S1201)。このシーケンス図においては、ガスレンジ11の天板111がリストに含まれている。
端末装置240は、清掃時期に到達している被清掃部位のリスト等を受信し(S1202)、ディスプレイに表示する(S1203)。このシーケンス図においては、ガスレンジ11の天板111が清掃時期に到達していることが表示される。
ディスプレイの表示を見る等して、清掃時期に到達している被清掃部位があることを把握した清掃サービス業者の作業者は、その被清掃部位がある使用者の施設に赴き、読取器220を用いて被清掃部位のコード情報を読み取る(S1204)。また、作業者は、読取器220のUI222を介して、被清掃部位の状態が「清掃中」の状態であることを入力し、読み取ったコード情報に含まれる被清掃部位の識別情報と「清掃中」の状態であるとの情報をサーバ装置230に送信する(S1205)。
サーバ装置230は、被清掃部位の識別情報と「清掃中」の状態であるとの情報を受信する(S1206)。
サーバ装置230は、受信した被清掃部位の情報を更新する(S1207)。つまり、サーバ装置230は、被清掃部位であるガスレンジ11の天板111が「清掃中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、天板111は、「使用中」の状態であることを記憶していることから、「使用中」から「清掃中」へ変更する。また、サーバ装置230は、天板111における熱源量を0とし、汚れ度合いを汚れレベル0とする。
その後、清掃サービス業者の作業者は、被清掃部位を清掃する(S1208)。
その後、被清掃部位の清掃が終了した場合には、清掃サービス業者の作業者は、読取器220を用いて被清掃部位のコード情報を読み取る(S1209)。また、作業者は、読取器220のUI222を介して、被清掃部位の状態が「使用中」の状態であることを入力し、読み取ったコード情報に含まれる被清掃部位の識別情報と「使用中」の状態であるとの情報をサーバ装置230に送信する(S1210)。
サーバ装置230は、被清掃部位の識別情報と「使用中」の状態であるとの情報を受信する(S1211)。
サーバ装置230は、受信した被清掃部位の情報を更新する(S1212)。つまり、サーバ装置230は、ガスレンジ11の天板111が「使用中」との状態を、識別情報と関連付けて記憶する。現在、天板111は、「清掃中」の状態であることを記憶していることから、「清掃中」から「使用中」へ変更する。
以上説明したように、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、業務用厨房機器10と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置の一例としてのサーバ装置230と、を含む清掃サービスシステムである。そして、サーバ装置230は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報を用いて業務用厨房機器10(被清掃部位)の汚れ度合いを推定する推定部233を備える。また、サーバ装置30は、推定部233により推定された汚れ度合いから、被清掃部位の清掃時期を把握する把握手段の一例としての把握部234とを備える。
第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2によれば、サーバ装置230が汚れ度合いを推定し、被清掃部位の清掃時期を把握するので、衛生的な問題が生じる前に汚れた部位をきれいにすることができる。それゆえ、使用者は、業務用厨房機器10を清潔に保つことができるとともに、作業効率を向上させることができる。また、清掃サービスシステム2を用いることで、清掃サービス業者は、汚れ度合いを推定し、清掃時期に到達した部位がある場合には、使用者の所へ赴いて清掃するので、使用者は、汚れた部位を自ら清掃する必要がない。また、使用者は、清掃サービス業者に清掃を要請する必要もない。それゆえ、人的、時間的に余裕がない使用者であって業務用厨房機器10を清潔に保つことができる。つまり、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2によれば、人的、時間的に余裕がない使用者が業務用厨房機器を清潔に保つのに役立つサービスを行うことができる。また、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2によれば、サーバ装置230が業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報を用いて汚れ度合いを推定するので、業務用厨房機器10(被清掃部位)の汚れ度合いを精度高く推定できる。
また、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2においては、サーバ装置230の推定部233は、熱源の情報、施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報に重み付けをして予め作成した式(1)を用いて算出した評価値Eに応じて汚れ度合いを推定する。熱源の情報、施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報は、それぞれ汚れに対する寄与度が異なることから、寄与度に応じた重みを用いて重み付けをすることにより、重み付けをしない場合よりも、より精度高く汚れ度合いを推定できる。
また、サーバ装置230の推定部233は、熱源の情報として、業務用厨房機器10にて使用された熱源の使用量を考慮し、使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定する。熱源の使用量が多いほど調理する量が多くなるとともに時間も長くなると考えられることから、熱源の使用量が多いほど被清掃部位の汚れ度合いが大きくなる。それゆえ、推定部233は、熱源に関する情報に基づいて被清掃部位の汚れ度合いを推定することで、被清掃部位の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
また、サーバ装置230の推定部233は、施設の情報として、業種を考慮し、使用量が同じである場合には、業種のうち、中華料理店、給食センタ、そば屋の順に汚れ度合いが大きいと推定する。油料理が多い中華料理店の被清掃部位の方が給食センタやそば屋の被清掃部位よりも汚れ易く、給食センタの被清掃部位の方がそば屋の被清掃部位よりも汚れ易いと考えられるからである。そして、このように業種に応じて汚れ度合いが異なるように推定することで、被清掃部位の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
なお、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2においては、推定部233は、業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報の3つ情報(3つの評価基準)を用いて部品の汚れ度合いを推定しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、推定部233は、熱源の情報、施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報の内の2つの情報を用いて業務用厨房機器10(被清掃部位)の汚れ度合いを推定しても良い。2つの情報を用いて業務用厨房機器10(被清掃部位)の汚れ度合いを推定することで、1つの情報を用いて推定する場合よりも精度高く汚れ度合いを推定することができる。また、2つの情報を用いる場合には、2つの内のどちらを重要視するかに応じて2つの情報の重みを設定すると良い。例えば、熱源使用量と業種を用いて推定する場合には、熱源使用量の重みを0.35、業種の重みを0.65と設定することを例示することができる。
また、推定部233は、熱源の情報、施設の情報及び業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報に加えて他の情報をも用いて部品の汚れ度合いを推定しても良い。他の情報としては、当該業務用厨房機器10(被清掃部位)の合計の使用時間や当該業務用厨房機器10(被清掃部位)を最初に使用開始してからの経過時間であることを例示することができる。
また、上述した業種値や品種値は任意に設定することができる。また、式(1)において使用している「500」や、第1所定値〜第5所定値も任意に設定することができる。
また、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、把握部234が把握した清掃時期に至った場合に、清掃すべきことを報知する報知手段の一例としての送信部235を備えている。この清掃サービスシステム2によれば、清掃サービス業者は、清掃時期に到達した被清掃部位の存在を確度高く知ることができる。それゆえ、清掃サービス業者に、確度高く被清掃部位の清掃を行わせることができる。
なお、上述した実施形態においては、把握部234は、推定部233が汚れレベル5であると推定した部位を清掃時期に到達している被清掃部位として把握するが、特にかかる態様に限定されない。例えば、把握部234は、推定部233が推定する汚れ度合いの上昇速度を把握し(例えば汚れレベルが1増加するのに要した時間を把握し)、現在汚れレベル4の被清掃部位が汚れレベル5に到達する時期を推測することで、この被清掃部位の清掃時期(汚れレベル5に到達する時期)を把握しても良い。
また、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、複数の業務用厨房機器10と、当該複数の業務用厨房機器10を構成する個々の機器の清掃サービスに伴う情報処理を行うサーバ装置230と、を含む清掃サービスシステムである。そして、サーバ装置230は、複数の業務用厨房機器10を構成する個々の業務用厨房機器10にて使用された熱源の情報、当該業務用厨房機器10が設置されている施設の情報及び当該業務用厨房機器10(被清掃部位)の情報を用いて当該業務用厨房機器10(被清掃部位)の汚れ度合いを推定する推定部233と、推定部233により推定された汚れ度合いから、清掃時期を把握する把握部234とを備えると良い。
複数の業務用厨房機器10の汚れ度合いを推定するのに用いる上述した第1所定値〜第5所定値は同一であっても良いし、業務用厨房機器10ごとに異なっていても良い。同一である場合、サーバ装置230は、複数の業務用厨房機器10を構成する一の機器にて使用された熱源量が他の機器にて使用された熱源量よりも多い場合には当該一の機器の清掃時期を当該他の機器の清掃時期よりも早くする。
また、第1所定値〜第5所定値は、業務用厨房機器10の種類に応じて定めても良い。
使用者が一の施設において業務用厨房機器10を1つ有し、1つの業務用厨房機器10が1つのガスレンジ11を有している場合には、使用者の施設に設けられたガスメータが収集したガス使用量は、このガスレンジ11にて使用されたガス使用量であると考えられる。ゆえに、ガスメータが収集したガス使用量に基づいて業務用厨房機器10の被清掃部位である、天板111やフード121の汚れ度合いを精度高く推定することができる。
もし、使用者が、一の施設において、ガスレンジ11の他にゆで麺器やフライヤー等のガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合には、使用者の一の施設に設けられたガスメータが収集したガス使用量は、ガスレンジ11、ゆで麺器及びフライヤーにて使用された合計量である。ゆえに、ガスレンジ11にて使用されたガス使用量は、サーバ装置230の受信部231が受信したガス使用量の内の一部の量である。そのため、サーバ装置230の受信部231が受信したガス使用量よりもガスレンジ11にて使用されたガス使用量は少ないと考えられることから、サーバ装置230の受信部231が受信したガス使用量に対する天板111やフード121の汚れ度合いは小さくなると考えられる。以上の事項に鑑み、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10における天板111やフード121の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値を、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有しない業務用厨房機器10における天板111やフード121の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値よりも大きくすると良い。かかる場合、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10におけるガス使用量の内の、ガスレンジ11でのガス使用量の割合を考慮して第1所定値〜第5所定値を設定すると良い。あるいは、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10における被清掃部位の汚れ度合いを推定するのに用いる熱源使用量の重みを、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有しない業務用厨房機器10における被清掃部位の汚れ度合いを推定するのに用いる重みよりも小さくすると良い。かかる場合、ガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10におけるガス使用量の内の、ガスレンジ11でのガス使用量の割合を考慮して熱源使用量の重みを設定すると良い。
使用者が、一の施設において、ガスレンジ11の他にゆで麺器やフライヤー等のガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合には、スマートメータ55は、ガスを熱源とする機器ごとのガス使用量を収集可能であると良い。これにより、一の施設でガスレンジ11の他にガスを熱源とする機器を有する業務用厨房機器10を使用する場合においても、ガスレンジ11にて使用されたガス使用量を精度高く把握することができる。
また、推定部233が被清掃部位の汚れ度合いを推定するのに用いる第1所定値〜第5所定値は、被清掃部位ごとに設定しても良い。例えば、同じ業務用厨房機器10における被清掃部位であっても、天板111用の第1所定値〜第5所定値とフード121用の第1所定値〜第5所定値とを異ならせても良い。
また、推定部233は、業務用厨房機器10において使用された熱源量を用いて評価値Eを算出するが、特にかかる態様に限定されない。
推定部233は、熱源使用量の代わりに、業務用厨房機器10が使用された時間(使用時間)を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、使用時間の重み、業種の重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(2)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(使用時間)/(係数H(使用時間に関する係数))×(使用時間の重み)+業種値×(業種の重み)+品種値×(品種の重み)・・・(2)
なお、業務用厨房機器10が使用された時間は、例えば使用者から取得することを例示することができる。例えば、使用者から定期的に送信されてくる使用時間が記入されたメールを、受信部231が受信するとともに使用時間を記憶部232に記憶すると良い。使用者が送信するメールは、例えば使用時間についてのアンケートに回答するものであることを例示することができる。また、交換サービス業者の従業者が、電話にて使用者から定期的に使用時間を聞き、記憶部232に記憶しても良い。
また、推定部233は、単位時間に使用(消費)された熱源量が定格値(例えば定格ガス消費量)を超えた回数を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、定格値を超えた回数の重み、業種の重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(3)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(定格値を超えた回数)/(係数N(回数に関する係数)×(定格値を超えた回数の重み)+業種値×(業種の重み)+品種値×(品種の重み)・・・(3)
また、推定部233は、使用者が例えばスマートフォンにて撮影した部品の画像であって受信部231が受信した画像を用いて評価値Eを算出しても良い。かかる場合、上述したようにして、例えば、撮影された部品の画像が示す汚れの重み及び品種の重みを決定するとともに、評価値Eを算出するための下記式(4)を決定し、評価値Eを算出すると良い。
評価値E=(撮影された部品の画像が示す汚れの面積)/(撮影された部品の面積(=汚れの面積+汚れがない部分の面積))×(汚れの重み)+品種値×(品種の重み)・・・(4)
また、推定部233は、仮に熱源使用量が同じであったとしても、中華料理店の部品の方が給食センタやそば屋の部品よりも汚れ易く、給食センタの部品の方がそば屋の部品よりも汚れ易いとして、中華料理店、給食センタ、そば屋の順に業種値を高く設定しているが、特にかかる態様に限定されない。複数の業種についてどのような順番で汚れ易くなるかを任意に決定して、業種値を高く設定しても良い。例えば、中華料理店、そば屋、給食センタの順に汚れ易くなるとして、中華料理店、そば屋、給食センタの順に業種値を高く設定しても良い。また、業種としては、中華料理店、給食センタ、そば屋に限定されない。日本料理店、イタリア料理店、フランス料理店、インド料理店なども含めても良い。そして、推定部33は、仮に熱源使用量が同じである場合には、考慮する複数の業種についてどのような順番で汚れ度合いが大きいかを予め定めておくと良い。言い換えれば、推定部33は、熱源使用量が同じである場合には、複数の業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定すると良い。
また、第2の実施形態に係る清掃サービスシステム2は、業務用厨房機器10を備えているが、業務用厨房機器10は備えていなくても良い。つまり、清掃サービスシステム2は、読取器220と、サーバ装置230と、端末装置240とから構成されるシステムであっても良い(業務用厨房機器10は清掃サービスシステム2を構成する物でなくても良い)。
また、端末装置240は、HDD(Hard Disk Drive)を備えているデスクトップ型の装置ではなく、清掃サービス業者の作業者が持っている携帯型の端末装置であっても良い。
また、使用者に、清掃を行う旨や清掃を行う時期等を記載したメールを送信するのは、端末装置240ではなく、サーバ装置230が行っても良い。
また、使用者に、清掃を行う旨や清掃を行う時期等を通知する手段は、メールではなく、電話やはがきであっても良い。電話やはがきは、清掃サービス業者の従業者が行うことを例示することができる。
1…交換サービスシステム、2…清掃サービスシステム、10…業務用厨房機器、20,220…読取器、30,230…サーバ装置、33,233…推定部、34,234…把握部、35,235…送信部、40,240…端末装置、50…通信回線

Claims (6)

  1. 厨房の機器と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置と、を含む当該機器の部品の交換サービスシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    スマートメータを介して前記機器において使用された熱源量を取得する取得手段と、
    前記機器にて使用された熱源の使用量と、当該機器が設置されている施設の情報及び前記部品の情報の少なくともいずれかの情報とを用いて当該部品の汚れ度合いを推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された汚れ度合いから、前記部品の交換時期を把握する把握手段と、
    を備え
    前記推定手段は、前記使用量、前記施設の情報及び前記部品の情報に重み付けをして予め作成した式を用いて算出した値に応じて汚れ度合いを推定する
    交換サービスシステム。
  2. 前記推定手段は、前記使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定する
    請求項1に記載の交換サービスシステム。
  3. 前記推定手段は、前記施設の情報として、業種を考慮し、前記使用量が同じである場合には、複数の前記業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定する
    請求項に記載の交換サービスシステム。
  4. 厨房の機器と、当該機器に対するサービスに伴う情報処理を行う情報処理装置と、を含む当該機器の清掃サービスシステムであって、
    前記情報処理装置は、
    スマートメータを介して前記機器において使用された熱源量を取得する取得手段と、
    前記機器にて使用された熱源の使用量と、当該機器が設置されている施設の情報及び前記機器の情報の少なくともいずれかの情報とを用いて当該機器の汚れ度合いを推定する推定手段と、
    前記推定手段により推定された汚れ度合いから、前記機器の清掃時期を把握する把握手段と、
    を備え
    前記推定手段は、前記使用量、前記施設の情報及び前記機器の情報に重み付けをして予め作成した式を用いて算出した値に応じて汚れ度合いを推定する
    清掃サービスシステム。
  5. 前記推定手段は、前記使用量が多いほど汚れ度合いが大きいと推定する
    請求項に記載の清掃サービスシステム。
  6. 前記推定手段は、前記施設の情報として、業種を考慮し、前記使用量が同じである場合には、複数の前記業種について予め定められた順に汚れ度合いが大きいと推定する
    請求項に記載の清掃サービスシステム。
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