以下に、本実施形態に係るスコアリング装置及びこのスコアリング装置を備えるスコアリングシステムについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るスコアリングシステム1の構成例を示す図である。
この図1に示すように、本実施形態のスコアリングシステム1は、会員に対してスコアリングサービスを提供する提供者側に備えられるスコアリング装置10と、提供者のスコアリングサービスに加入した顧客であるの会員側に備えられる情報端末20と、を備えて構成される。情報端末20は会員ごとに備えられている。
以下では、スコアリングサービスの提供者がクレジット会社であって、クレジットカード会員を対象にスコアリングサービスを提供することを想定してスコアリングシステム1の詳細を説明する。なお、提供者がクレジット会社に限定されるものではなく、クレジット会社以外の信販会社であってもよい。また、提供者が信販会社に限定されることもなく、例えば、各種銀行、保険会社、証券会社、ノンバンクなどの金融機関であってもよい。
スコアリング装置10は、会員にポイントを付与して、このポイントに応じて会員をスコアリングする装置である。本明細書でいうスコアリング(スコア化)とは、それぞれの顧客(会員)の提供者に対する「価値」を予測し、その価値に基づいて顧客を点数化することを意味する。
スコアリング装置10は、ユーザインタフェース/ユーザエクスペリエンスサーバ(以下、「UI/UXサーバ」という。)100と、スコア/クラス管理サーバ200と、を主に備えている。UI/UXサーバ100とスコア/クラス管理サーバ200は、データセンター等に設置されたファイアウォール(FW)等のセキュリティ機能を介して接続されている。
UI/UXサーバ100と各情報端末20とは、インターネット等の通信ネットワーク2を介して互いに接続されている。また、スコア/クラス管理サーバ200は、別の通信ネットワーク3を介して業務用の管理端末21と接続されている。これにより、管理者が管理端末21から、データやプログラムの管理、データの分析、その他保守点検を行うことができる。なお、通信ネットワーク2、3がインターネットに限定されるものではなく、専用通信回線や閉じたネットワークであってもよく、セキュリティを高めることができる。
本実施形態の情報端末20は、スマートフォンから構成されるが、これに限定されることはない。情報端末20として、モニタやプリンタ、通信機器などを備えた公知のデスクトップ型、ノートブック型、タブレット型のPC、携帯電話等を用いることができる。つまり、通信ネットワーク2に接続可能で、画像等の表示機能やデータの入力機能を備えている機器であれば、好適に用いることができる。管理端末21は、PC等から構成される。
情報端末20には、スコアリングの専用アプリケーションプログラム(アプリ)又はスコアリングサービスを含む所定のサービス(例えば、クレジット会員サービス)用のアプリが予めインストールされ、当該アプリを起動することで、情報端末20が通信ネットワーク2経由でUI/UXサーバ100と通信可能となる。または、汎用のブラウザ等を用いて通信ネットワーク2経由でUI/UXサーバ100にアクセスしてもよい。
また、スコアリング装置10は、スコアリングサービスのみを提供する装置として単独で提供者側に設置されていてもよい。または、提供者が各種サービスの提供や情報処理を行うシステム(例えば、クレジット会員サービスシステム)に組み込まれていてもよい。
次に、本実施形態のスコアリング装置10のUI/UXサーバ100と、スコア/クラス管理サーバ200の構成及び機能を、図1を用いて説明する。
UI/UXサーバ100は、表示処理部101と、付加情報収集部102と、を主に備えて構成される。表示処理部101は、情報端末20の表示部33に表示するための各種表示画像をCMS(コンテンツマネジメントシステム)によって生成し、情報端末20に送信する。送信された表示画像は、情報端末20によってその表示部33に表示される。
表示処理部101は、スコア/クラス管理サーバ200で算出された会員ごとのスコアに応じた特典情報を会員に提示するための表示画像を生成する。また、表示処理部101は、所定の提示情報を会員に提示するための表示画面を生成する。表示処理部101は、スコア/クラス管理サーバ200で算出された会員の特典クラスやスコアに基づいて、UI/UXサーバ100のメモリ等に予め記憶された複数のコンテンツの中から、情報端末20に表示して会員に提示するための提示情報を選択する。この提示情報としては、例えば、推奨商品やサービスの説明や購入先情報、スコアリングサービスの使い方、スコアや特典に関する解説、特典の詳細情報、お知らせ情報、広告情報、外部サイトのURLアドレス等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。また、これらの中で、特典クラスに応じた提示情報を適宜選択してもよい。
付加情報収集部102は、会員の情報端末20から、アンケート形式で付加情報を取得し、スコア/クラス管理サーバ200に送信する。このとき、付加情報収集部102は、ユーザ認証のために、付加情報とともに会員のユーザID及びパスワードをスコア/クラス管理サーバ200に送信する。
スコア/クラス管理サーバ200は、ユーザ認証部201、付加情報取得部202及び提示情報送信部203を有するオンライン処理部204と、付加情報スコア算出部205及び付加情報スコアルール管理部206を有する付加情報処理部207と、取引情報スコア算出部208及び取引情報スコアルール管理部209を有する取引情報処理部210と、取引情報生成部211と、付加情報記憶部212及びスコア/クラス記憶部213を有する会員情報データベース214と、取引情報データベース215と、会員情報配信部216と、を主に備えて構成される。
まず、会員情報データベース214と取引情報データベース215に記憶されている各情報(項目)について説明するが、これらの情報は、全角文字、半角英数字等の文字であってもよいし、文字を数値に置き換えたものであってもよい。
付加情報記憶部212には、付加情報が記憶される。付加情報は、情報端末20から入力され、UI/UXサーバ100の付加情報収集部102によって取得され、スコア/クラス管理サーバ200に送信される。付加情報としては、家族情報、趣味情報、学歴情報、役職情報、資産情報、健康情報、勤務先情報等が好適に挙げられる。付加情報は、これらの中の少なくとも1つを含んでいればよく、2以上含んでいることがより好ましく、すべてを含んでいることが最も好ましい。このような情報を取得できることで、会員の個性に合致したより適切な特典を提供できるとともに、スコアリングサービスの提供者にとっても有益な情報が得られる。なお、ここで列挙した情報は、一例であり、付加情報がこれらに限定されるものではない。
図2Aに、付加情報記憶部212のテーブル構成(付加情報テーブルT1a)の一例を示す。この図2Aに示すように、付加情報テーブルT1aには、「会員ID」、「家族」、「趣味」、「学歴」、「役職」、「資産」、「健康」、「勤務先」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「会員ID」には会員を識別し、かつスコア/クラス記憶部213、取引情報データベース215に記憶された他の情報との紐付けを行うためのIDが記憶されている。「家族」には会員の家族構成に関する家族情報が記憶される。「趣味」には会員の趣味や嗜好に関する趣味情報が記憶され、「学歴」には会員の最終学歴等の学歴情報が記憶され、「役職」には会員の役職や職種等の役職情報が記憶される。「資産」には会員の動産、不動産等の資産情報が記憶され、「健康」には運動の状況や摂生情報等、会員のヘルスケアに対する健康情報が記憶され、「勤務先」には名刺に登録された勤務先や最寄り駅等、会員の勤務先に関する勤務先情報が記憶される。
なお、付加情報記憶部212には、上記項目以外にも、項目ごとの情報を引き出すための質問メッセージを記憶しておいてもよい。この質問メッセージは、例えば、趣味を質問する際に、「趣味は何ですか?」等のように直接的なものであってもよいし、「週末は何をして過ごしていますか?」のように趣味だけでなく生活パターン等、様々な情報を引き出せるような間接的なものであってもよい。また、例えば質問するキャラクターを設定し、キャラクターに合った言葉遣いで質問の文言を作成してもよい。
スコア/クラス記憶部213には、後述の付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208で算出されたスコア及びスコアに応じた特典クラス(特典情報)に関する情報(スコア/クラス情報)が記憶される。図2Bに、スコア/クラス記憶部213のテーブル構成(スコア/クラステーブルT1b)の一例を示す。この図2Bに示すように、スコア/クラステーブルT1bには、「会員ID」、「スコア」、「特典クラス」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「会員ID」には会員のIDが記憶されている。「スコア」は、「付加スコア」、「基礎属性スコア」、「利用動態スコア」、「与信スコア」、「生涯履歴スコア」、「行動履歴スコア」の6つの項目からなり、各々に付加情報、基礎属性情報、利用動態情報、与信情報、生涯履歴情報、及び行動履歴情報に基づいて算出された各スコアが記憶される。また、「特典クラス」には、享受できる特典を識別するための特典クラスが記憶される。
本実施形態では、6つの星マークで特典クラスを表している。星6つは最上位クラス、星5つはプラチナカード会員クラス、星4つはゴールドカード会員クラス、星3つは日常生活会員クラス、星2つは年数回利用クラス、星1つは初期カード会員を示す。例えば、付加情報、取引情報の要素ごとに、項目を点数化し、これらを合算した点数(ポイント)を満点とし、この満点の点数に基づいて、6つの特典クラスに分けている。よって「特典クラス」には、各会員の「スコア」を累積した合計点に応じた特典クラスが記憶される。
例えば、下記表1に示すように、特典ID「1」〜「8」までの特典が予め決められている。各特典クラスで享受できる特典に「●」を付した。例えば、特典クラスが「星3つ(日常生活会員クラス)」の場合は、特典ID「1」〜「4」の特典を享受できる。
各特典IDに対応する特典の具体例を以下に列挙するが、これらに限定されるものではない。
1:セゾン/UCカード会員優待(全カード会員対象)
2:25歳未満永久不滅ポイント5倍
3:スコアリングサービス専用優待サービス(レストラン、レンタカー、ホテルなど)
4:誕生日ポイントプレゼント
5:プラチナインビテーション資格付与、ゴールドカードオリジナル特典入会付与
6:再発行手数料無料
7:永久不滅ポイント交換レート優遇
8:永久不滅ポイント2倍
取引情報データベース215には、会員の取引に関する取引情報が記憶されている。本実施形態のように提供者がクレジット会社の場合は、会員のクレジットカードでのショッピングやキャッシングに関する情報が記憶されていることが望ましい。
取引情報データベース215に記憶される取引情報としては、例えば、会員の会員属性を含む基礎属性情報、会員の取引の利用状況を含む利用動態情報、会員の与信枠を含む与信情報、会員の取引の利用履歴を含む生涯履歴情報、及び会員のスコアリングサービスのサービス利用履歴を含む行動履歴情報等が挙げられる。取引情報は、これらの中の少なくとも1つを含んでいればよく、2以上含んでいることがより好ましく、すべてを含んでいることが最も好ましい。また、これらのうち、利用動態情報、与信情報及び生涯履歴情報の少なくとも何れか、又は2以上、さらにはすべてを含んでいることが好ましい。これらの中でも、利用動態情報を含むことが最も好ましい。これらの取引情報と付加情報に基づいて、会員の個性と取引状況により合致した、より適切なスコアリングが可能となる。なお、ここで列挙した取引情報は、一例であり、取引情報がこれらに限定されるものではない。
本実施形態では、図3Aに示すように、取引情報データベース215は、基礎属性情報記憶部215a、利用動態情報記憶部215b、与信情報記憶部215c、生涯履歴情報記憶部215d、及びWeb行動履歴情報記憶部215eを備えて構成されている。
以下、取引情報データベース215の各記憶部215a〜215eに記憶されている取引情報のテーブル構成の一例を詳細に説明する。各テーブルに含まれる項目は一例であって、例示の項目に限定されるものではなく、他の項目を含んでいてもよい。なお、各項目すべての情報が記憶されている必要はないが、より多くの項目の情報が記憶されていることが望ましく、列挙したすべての項目、さらには列挙したもの以外の項目の情報が記憶されていることが最も望ましい。情報が記憶されている項目が多いほど、会員に応じたより詳細でより適切なスコアリングや商品等の提示情報の提供ができ、その結果、取引のより効果的な促進を図ることができる。
図3Bに、基礎属性情報記憶部215aのテーブル構成(基礎属性情報テーブルT2)の一例を示す。この図3Bに示すように、基礎属性情報テーブルT2は、「会員ID」、「会員種別」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「会員ID」には会員のIDが記憶される。「会員種別」には会員を区別するための会員の属性、例えば、スコアリングサービスに登録した会員は「オープン会員」が記憶され、スコアリングサービスの会員であってクレジットカード会員でもある場合は「カード会員」が記憶されている。これらの項目以外にも、例えば、カードの種類等、会員の基礎的な情報を記憶しておいてもよい。
利用動態情報記憶部215bには、本実施形態ではクレジットカードの利用動態情報が記憶されている。図3Cに、利用動態情報記憶部215bのテーブル構成(利用動態情報テーブルT3)の一例を示す。この図3Cに示すように、利用動態情報テーブルT3は、「会員ID」、「年間SC利用金額」、「年間SC利用件数」、「直近1月利用金額」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「S」はクレジットカードによるショッピングを意味し、「C」はクレジットカードによるキャッシングを意味する。「会員ID」には会員のIDが記憶されている。「年間SC利用金額」及び「年間SC利用件数」には、クレジットカードによるショッピング及びクレジットの年間の利用金額の合計、年間の利用回数がそれぞれ記憶されている。「直近1月利用金額」には、直近の利用月(前回の締め日まで)のショッピング及びクレジットの利用金額の合計が記憶されている。この他にも、ショッピングの利用先のカテゴリ(例えば、スポーツ用品、婦人服等)等、利用先情報も記憶されていることが望ましく、会員の嗜好により好適な提示情報を提供できる。
図3Dに、与信情報記憶部215cのテーブル構成(与信情報テーブルT4)の一例を示す。この図3Dに示すように、与信情報テーブルT4は、「会員ID」、「入金履歴」、「与信枠」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「会員ID」には会員のIDが記憶されている。「入金履歴」は、さらに「入金回数」と「未入金回数」の項目からなり、「入金回数」には過去12月以内で正常に入金された回数(正常入金回数)が記憶され、「未入金回数」には過去12月(又は6月以内)で入金がされなかった回数(未入金回数)が記憶される。この他にも、他サービス(例えば、シェアリングなど)の約束履行に関する情報等も記憶されていることが望ましく、会員の信用度をより確実なものにできる。また、信用度の高い会員のポイントをアップすることで、より堅実な取引の促進が図られる。
図3Eに、生涯履歴情報記憶部215dのテーブル構成(生涯履歴情報テーブルT5)の一例を示す。この図3Eに示すように、生涯履歴情報テーブルT5は、「会員ID」、「カード情報」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている「会員ID」には会員のIDが記憶されている。「カード情報」は、複数のカード情報が登録できるように「カード1」、「カード2」、・・・に区分けされ、それぞれ「カード有効期限」、「カード商品ランク区分」の項目からなる。「カード有効期限」にはクレジットカードの有効期限が記憶され、「カード商品ランク区分」にはクレジットカードのランク区分(例えば、ブルー、ゴールド、プラチナ、ブラック等)が記憶されている。
Web行動履歴情報記憶部215eには、本実施形態では提供者であるクレジット会社のWebサイトへのアクセス情報が記憶されている。図3Fに、Web行動履歴情報記憶部215eのテーブル構成(Web行動履歴情報テーブルT6)の一例を示す。この図3Eに示すように、Web行動履歴情報テーブルT6は、「会員ID」、「サイト」等の項目からなるレコードが会員ごとに記憶されている。「会員ID」には会員のIDが記憶されている。「サイト」は、さらに複数のサイト、つまり「サイトA」、「サイトB」、「サイトC」・・・からなり、さらに各サイトは、「本日」〜「n日」の項目が設けられ、例えば、直近30日の各日におけるサイトへのアクセス回数と、ショッピング等の利用回数が記憶されている。
次に、スコア/クラス管理サーバ200の各部の機能の詳細を説明する。オンライン処理部204のユーザ認証部201は、UI/UXサーバ100から送信される会員のユーザID及びパスワードを取得し、ユーザ認証を行う。付加情報取得部202は、UI/UXサーバ100の付加情報収集部102から送信される当該会員の付加情報を取得する。付加情報取得部202は、取得した付加情報を付加情報記憶部212に記憶する。提示情報送信部203は、スコア/クラス記憶部213から、会員に提示する特典クラスを取得し、UI/UXサーバ100に送信する。また、この他にもオンライン処理部204は、付加情報処理部207を制御し、付加情報スコアの算出、付加情報スコアルールの管理を実行させる。
付加情報処理部207の付加情報スコア算出部205は、付加情報記憶部212から付加情報を取得し、付加情報スコアルール管理部206で管理される付加情報スコアルールに従って、会員に付与するポイントを算出する。付加情報スコア算出部205は、算出したポイントを「付加スコア」としてスコア/クラス記憶部213に記憶する。また、付加情報スコア算出部205は、スコア/クラス記憶部213の6つのポイントを累積し、累積スコアに応じた特典クラスを決定しててスコア/クラス記憶部213に記憶する。
付加情報スコアルールは、付加情報スコアルール管理部206によって設定や変更が管理されている。この付加情報スコアルールとしては、例えば、項目ごとのポイントが設定されている。さらに、付加情報の各項目の重要度、種類、項目数、その他に応じた重み付け等が設定されている。このような付加情報スコアルールに基づいて付加情報スコアを算出することで、より適切なスコア算出が可能となる。
重み付けとして、例えば、付加情報の任意の項目の充足率が高い場合や、重要度が高い項目が入力されている場合は、より多くのポイントを加算する。このように、入力された項目の数、入力内容等によって、加算するポイントを適宜変化させることで、より適切な取引を提供して、取引の促進効果を高めることができる
この他にも、新規追加項目への入力やアップデートアクションの有無、スコアリングサービスの登録年月日の最新性や付加情報入力画面(ページ)へのアクセスの最新性等に基づいて、ポイントを適宜加算するようなルール設定としてもよい。このように、付加情報の項目の動向に基づいて、加算するポイントが変わることで、会員に付加情報の入力やアクセスを促進したり、会員のモチベーションを向上させたりすることができ、取引の促進の向上につなげることができる。
取引情報処理部210の取引情報スコア算出部208は、取引情報データベース215から各取引情報(本実施形態では、付加情報、基礎属性情報、利用動態情報、与信情報、生涯履歴情報及び行動履歴情報の6種類の情報(カテゴリ))を取得し、この取引情報に基づいて、取引情報スコアルール管理部209で管理される取引情報スコアルールに従って、会員に付与するポイントを算出する。取引情報スコア算出部208は、算出したポイントを、スコア/クラス記憶部213に記憶する。
取引情報スコアルールは、取引情報スコアルール管理部209によって設定や変更が管理されている。この取引情報スコアルールとしては、取引情報の各項目の設定内容に応じたポイントやポイント設定手順等が設定されている。例えば、基礎属性情報の会員種別が、「オープン会員」の場合よりも、「カード会員」のポイントを高く設定する。
また、取引情報スコアルールには、例えば、取引情報の各項目の重要度、種類、項目数、その他に応じた重み付け等を設定してもよい。このような取引情報スコアルールに基づいてスコアを算出することで、より適切なスコア算出が可能となる。重み付けの一例として、例えば、利用動態情報の各項目に基づいてポイントを加算する際に、「年間SC利用金額」と、「年間SC利用件数」と、「直近1月利用金額」の重み付けをそれぞれ代えてポイントを加算する。これにより、利用動態の項目の重要度に応じた、より適切なポイント加算が可能となる。また、行動履歴情報の各サイトへのアクセス回数に基づいてポイントを算出するときに、例えば、サイトAよりもサイトBの重み付けを高く設定するなど、サイトによって重み付けを変えてポイントを算出する。これにより、所定のサイトに多く触れている会員をより高く評価できる。
そして、付加情報スコア算出部205により、付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208によって算出され、スコア/クラス記憶部213に記憶されたポイント(情報ごとの個々のスコア)を累積した累積スコア(総スコア)に応じて、会員が享受できる特典クラスを決定し、「特典クラス」に記憶する。このとき、累積スコアに応じて、会員ごとのランク付け(ランキング)を行ってもよい。
取引情報生成部211は、会員情報管理システム等の外部システムから通信手段を介して又は記録媒体を介して、定期的に提供される会員情報及び取引情報を取得し、これらに基づいて、取引情報を生成して取引情報データベース215の各記憶部215a〜215eに記憶する。この取引情報の生成及び記憶がされると、バッチ処理により取引情報スコア算出部208が取引情報ごとにポイントを算出し、スコア/クラス記憶部213に記憶する。これにより、最新の取引情報に基づくポイント算出が可能となる。
会員情報配信部216は、会員情報データベース214の付加情報及びスコア/クラス情報を、通信手段を介して又は記録媒体を介して、会員情報管理システム等の外部システムに、定期的に配信する。これにより、会員情報管理システム等で、会員の特典情報を管理できる。
付加情報スコアルール管理部206に管理された付加情報スコアルール、取引情報スコアルール管理部209に管理された取引情報スコアルール及びスコア/クラス記憶部213に記憶される特典クラスと特典との対応付けは、管理端末21によってアップデート等の各種管理が行われる。
以下、上述のような構成の本実施形態に係るスコアリングシステム1の動作の一例を、図4のフローチャート及び図5〜図10の画面遷移の説明図を参照しながら説明する。図4は、スコアリング装置10でのスコアリング処理(スコアリング方法、スコアリングサービス)の動作の流れの一例を示すフローチャートである。図6〜図10は、スコアリングサービスを利用する会員の情報端末20の表示部33に表示される画面例である。
スコアリング装置10によるスコアリング処理は、会員が情報端末20のアプリを立ち上げて、スコアリング装置10にアクセスすることによって開始される。また、スコアリングサービスが他の会員サービス等に組み込まれている場合は、当該会員サービス等のアプリを立ち上げ、そのメニューからスコアリングサービスのメニューを選択することで、スコアリング装置10にアクセスしてもよい。または、スコアリング装置10に割り当てられたURLを直接に指定することで、スコアリング装置10にアクセスしてもよい。
本実施形態では、クレジット会社のクレジット会員サービスシステムに、スコアリング装置10を組み込んでおき、クレジット会員サービスシステムのサービスの一つとしてスコアリングサービスを提供する構成としている。
具体的には、情報端末20に予めスマートフォン用のクレジット会員サービス用のアプリをインストールしておき、アプリを立ち上げることで、会員がクレジット会員サービスシステムにアクセスできるようにしている。このアクセスにより、図5(a)に示すように、会員の情報端末20の表示部33に、表示処理部101によってクレジットサービスのメイン画面(トップページ)50が表示される。初回アクセス時又はアクセスの度に、ユーザIDやパスワードの入力による会員の認証を行ってもよい。このユーザID、パスワードは、クレジットカードの申し込み時に予め設定してもよいし、会員登録画面等で登録しておいてもよい。
このメイン画面50のボタン表示領域BのスコアリングボタンB1をタップすることで、UI/UXサーバ100を介して、スコア/クラス管理サーバ200にスコアリング処理の開始指示信号及び会員認証のためのユーザID等が送信される。この開始指示信号等を受けて、スコアリング処理が開始される。
まず、図4のステップS1で、ユーザ認証部201がユーザ認証を行う。このとき、ユーザIDに基づいて、会員の特定を行う。次に、ステップS2で、提示情報送信部203が、スコア/クラス記憶部213から特典クラス(ランキング)を取得し、UI/UXサーバ100の表示処理部101に送信する。スコア/クラス記憶部213には、原則、取引情報に基づくスコア及び特典クラスが記憶されている。なお、取引情報に基づくスコアが算出されていない場合は、ここで「基礎属性スコア」、「利用動態スコア」、「与信スコア」、「生涯履歴スコア」、「行動履歴スコア」を計算してもよい。また、過去のアクセスで、付加情報が取得されているときは、付加情報に基づくスコア及びこのスコアが加算されたスコアに基づく特典クラスが記憶されている。なお、取引情報も付加情報も記憶されていない場合は、基準(星1つ又は星なし)の特典クラスを送信してもよい。
そして、ステップS3で、表示処理部101が、図5(b)に示すように、スコアリングサービスの第1メイン画面51を生成し、情報端末20の表示部33に表示させる。図5(c)は、第2メイン画面52であり、第1メイン画面51を下方向へスクロールすることで表示部33に表示される。
図5(b)に示すように、第1メイン画面51には、質問表示欄51a、手続きを指定するボタン51b〜51f、特典クラス表示欄51g等が設けられている。質問表示欄51aには、付加情報入力及び入力の同意確認のための質問(例えば、「週末は何をして過ごしていますか?」)が表示される。また、特典クラス表示欄51gには、ステップS2で決定された現時点での会員の特典クラスが表示される。本実施形態では、特典クラスに対応した数の星が表示される。
この第1メイン画面51からの処理の流れを、図6を参照しながら説明する。図6(a)の第1メイン画面51で、会員が「答える」ボタン51bをタップすると、付加情報入力の同意があったとして(ステップS4の判定がYES)、ステップS5へと進む。
これに対して、第1メイン画面51で、会員が「教えない」ボタン51cをタップすると、付加情報入力の同意が得られなかったとして(ステップS4の判定NO)、ステップS6へと進み、図6(b)に示すような入力スキップ画面53を表示して、スコアリング処理を終了する。この場合、会員は情報端末20の「戻る」機能を利用したり、ボタン表示領域Bのボタンをタップしたりして、メイン画面50に戻って他のサイトを閲覧したり、スコアリングサービスをやり直したりすることができる。
ステップS5では、表示処理部101が、図6(c)に示すような付加情報入力画面(質問画面)54を生成して表示部33に表示する。この付加情報入力画面54の質問表示欄54aに付加情報に関する質問が表示され、回答欄54bに、会員が簡易に選択できるように、回答一覧が選択形式で表示される。
この回答一覧の中から、会員が回答を選択すると、選択された回答の横に選択マークが表示される。次いで、会員が「答える」ボタン54cをタップすると、この情報が付加情報として付加情報収集部102に送信される。付加情報収集部102は、この付加情報を取得し、スコア/クラス管理サーバ200の付加情報取得部202に送信する(ステップS7)。付加情報取得部202は、取得した付加情報を付加情報記憶部212に記憶する(ステップS8)。
このとき、続けて質問表示欄54aに別の質問を表示し、その解答一覧を回答欄54bに表示して、会員からの回答を取得し、記憶する処理(ステップS5、S7、S8)を繰り返すことで、複数の付加情報を続けて取得できるようにしてもよい。
また、付加情報入力画面54で「クリア」ボタン54dがタップされた場合は、表示処理部101は、回答欄54bの選択マークを消して付加情報入力画面54を再表示する。これにより、会員は回答をやり直すことができる。
ここで、付加情報入力画面54で、「やめる」ボタン54fがタップされたら、スコアリング処理を中断してもよい。また、「スキップ」ボタン54gがタップされたら、回答を取得することなく、次の質問に進んでもよいし、ステップS9に進んでもよい。
付加情報の取得と記憶が完了すると、次のステップS9で、取得した付加情報に基づいて、付加情報スコア算出部205が付加情報に基づくスコアを算出する。具体的には、今回登録された付加情報及び登録済の付加情報に基づいて、付加スコアを再計算する。
また、ステップS10では、付加情報スコア算出部205が、算出された個々のカテゴリのスコアを累積した累積スコアを算出し、この累積スコアに応じた特典クラスを算出し、享受できる特典を決定する。算出した個々のスコア及び特典クラス(スコア/クラス情報)は、付加情報スコア算出部205によって、ステップS11で、スコア/クラス記憶部213に記憶される。
次いで、ステップS12では、提示情報送信部203が特典クラス(累積スコアも含んでいてもよい)を取得して表示処理部101に送信し、この特典クラスに基づいて、表示処理部101が、図6(d)に示すようなスコアリング結果画面55を生成し、表示部33に表示する。このとき、表示処理部101は、スコアリング結果画面55のメッセージ表示部55aにメッセージ(例えば「おつかれさまでした」)を表示し、スコア表示部55bに算出された累積スコア(例えば、xxx/yyySCORE)と、特典クラスに関するメッセージ(例えば、「次のクラスまでzzSCORE」)と、カテゴリごとのスコアをゲージ(バー)で表した画像(スコア情報)を表示する。よって、会員はスコアリング結果画面55を視認することで、自身の現状のスコアに基づくスコア情報、特典クラス等を、一目で容易に把握できる。なお、スコア情報の表示が図6(d)のようなゲージに限定されることはなく、他のデザインのゲージ、又はグラフやレーダーチャートで表してもよい。
その後、例えばスコアリングボタンB1がタップされるなどして、図5に破線矢印で示すように、第1メイン画面51に戻る際には、スコア情報と特典クラスとが最新のものに更新された第1メイン画面51が表示部33に表示される。
また、本実施形態では、図5(c)に示す第2メイン画面52からも、ステップS4以降の処理を実行させることができる。この第2メイン画面52からの処理の流れを、図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、第2メイン画面52は、特典の詳細を表示するための特典ボタン52a〜52d、ヒストリーを表示するためのヒストリーボタン52e、質問を表示するための質問ボタン52f、お知らせを表示するためのお知らせボタン52g、便利な使い方を表示するための使い方ボタン52h等が設けられている。
この第2メイン画面52で、会員が質問ボタン52fをタップすると、この指示を受けて、表示処理部101が、図7(b)に示すような質問一覧画面56を生成して表示部33に表示する。この質問一覧画面56には、個々のスコアのゲージ(スコア情報)が表示されるスコア表示部56aと、付加情報に関する質問のタイトルが表示される複数の質問タイトル表示部56bと、各質問に回答するための複数の編集ボタン56cが設けられている。
この質問一覧画面56で、会員が任意の質問の編集ボタン56cをタップすると、この指示を受けて、表示処理部101が、図7(c)に示すような付加情報入力画面54(図6(c)と同様の画面)を生成して表示部33に表示する。この画面から、質問に対する回答を選択して「答える」ボタン54cをタップすることで、ステップS7〜ステップS12の処理がなされ、図7(d)に示すスコアリング結果画面55(図6(d)と同様の画面)が生成されて表示される。
また、会員から特典の詳細な表示の指示があったときは、ステップS13の特典表示処理を実行する。このステップS13の特典表示処理について、図8を参照しながら説明する。図8(b)の第2メイン画面52で特典ボタン52dをタップすると、この指示を受けて、表示処理部101が、図8(c)に示す特典一覧画面58を生成して表示部33に表示する。この特典一覧画面58には、特典クラス表示部58aに当該会員の特典クラスが表示され、当該特典クラスで享受できる特典の一覧が特典表示部58bに表示される。この特典の一覧は、例えばスコア/クラス記憶部213から取得される。この特典一覧の中から何れかの特典を会員が選択すると、この指示を受けて、表示処理部101が、図8(d)に示す特典詳細画面59を生成して表示部33に表示する。また、この特典詳細画面59には、図8(a)に示すように、第1メイン画面51で、「スコア」ボタン51eをタップすることでも表示できる。
この特典詳細画面59において、特典表示部59aに特典の詳細な内容が表示される。また、この特典に関する外部サイト70がある場合には、そのURLが外部URL表示部59bに表示される。この特典詳細画面59を視認することで、会員は特典の詳細な内容を知ることができる。そして、特典に興味がある場合は、外部URL表示部59bのRLをタップすることで、特典(例えば、ポイントでお買い物)を提供する外部サイト70にアクセスして、特典のより詳細な内容の確認や、特典の具体的な実行等を行える。これにより、取引の促進が図られる。
また、会員からスコア等の履歴の表示の指示があったときは、ステップS14の履歴表示処理を実行する。この履歴表示処理について、図9を参照しながら説明する。ここでは、スコアと特典クラスの推移を会員に提示する例を説明する。図9(a)に示すように、第2メイン画面52で、会員がヒストリーボタン52eをタップすると、この指示を受けて、表示処理部101が、図9(b)に示すクラス履歴画面60又は図9(c)に示すスコア履歴画面61を生成して表示部33に表示する。このクラス履歴画面60とスコア履歴画面61とは、「クラス」バー60aと「スコア」バー61aとをタップすることで、切り替えて表示できる。
クラス履歴画面60には、例えば、履歴表示部60bに、特典クラスの推移グラフが1月単で表示される。スコア履歴画面61には、例えば、履歴表示部61bに、スコアの推移グラフが10日単位で表示される。これらの推移グラフは、スコア/クラス記憶部213から取得されたスコア情報に基づいて生成される。
これらの推移グラフによって、会員は、自身の特典クラスやスコアの推移を容易に把握できる。そして、特典クラスやスコアアップのモチベーションが高まり、付加情報の積極的な入力や、商品の購入等の積極的な取引を促進できる。また、提供者は、有益な付加情報をより多く取得でき、会員へのより充実したサービスの提供が可能となる。
また、会員からお知らせ等の提示情報の表示の指示があったときは、ステップS15、S16の提示情報表示処理を実行する。この提示情報表示処理について、図10を参照しながら説明する。まず、図10(b)の第2メイン画面52で、会員が「お知らせ」ボタン52gをタップすると、ステップS15で、この指示を受けて、表示処理部101が、会員のスコア、ランキング、付加情報及び取引情報の内容に基づいて、当該会員に好適な提示情報(お知らせ)を予めUI/UXサーバ100のメモリに記憶されたコンテンツから選択する。例えば、ゴルフが趣味の会員には、ゴルフ用品のフェア情報やセール情報を選択する。さらに、ランキングや役職や資産が高い会員には、ゴルフ会員権の情報を選択する。また、クレジット会社等からの通知情報も記憶され、これらのお知らせ情報も提示情報として選択される。
次のステップS16で、表示処理部101が図10(c)に示すお知らせ一覧画面62を生成して表示部33に表示する。このお知らせ一覧画面62には、表示処理部101が選択した複数のお知らせ(提示情報)の一覧がお知らせ一覧表示部62aに表示される。これらの中で何れかのお知らせを会員が選択すると、この指示を受けて、表示処理部101が、図10(d)に示すお知らせ詳細画面63を生成して表示部33に表示する。また、このお知らせ詳細画面63には、図10(a)に示すように、第1メイン画面51で、「お知らせ」ボタン51dをタップすることでも表示できる。
このお知らせ詳細画面63のお知らせ表示部63aには、選択されたお知らせの詳細な内容が表示される。このお知らせに関する外部サイトがある場合には、そのURLが外部URL表示部63bに表示される。このお知らせ詳細画面63を視認することで、会員はお知らせの詳細な内容、例えば、会員への推奨商品やサービスの詳細な内容を知ることができる。そして、商品等に興味がある場合は、外部URL表示部63bのURLをタップすることで、商品等を提供する外部サイト70にアクセスして、商品等の詳細な内容の確認や購入等を行える。これにより、取引の促進が図られる。
以上説明したように、本実施形態のスコアリング装置10では、付加情報取得部202が情報端末20から入力される会員の付加情報を取得し、この付加情報と取引情報データベース215から取得した会員の付加情報に基づいて、付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208が会員のポイントを算出する。そして、算出されたポイントを累積したスコアに応じた特典情報(特典クラス等)を、表示処理部101の制御により情報端末20に表示して会員に提示している。
したがって、会員は自身の特典情報を明確に把握することができる。そして、スコアを上げて、より高い特典が得られるように、積極的な付加情報の入力や商品購入等の取引を促進できる。また、付加情報及び取引情報に応じてポイントを付与することで、会員により合致した、より詳細な特典を提供できる。よって、会員の取引状況や個性に応じた特典を提供でき、取引の促進効果をより向上させることができるスコアリング装置10及びこのスコアリング装置10で実行されるスコアリング方法及びプログラムを提供できる。
また、付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208は、付加情報及び取引情報の各項目の重要度、種類、項目数、その他に応じて重み付けしてポイントを算出するものとしてもよい。これにより、例えば、取引の長い会員、信用度の高い会員、取引の多い会員、価値の高い付加情報の入力の多い会員等により多くのポイントを付与でき、より手厚い特典を付与できる。その結果、また、スコアリングサービスの提供者にとっても、有益な情報が得られるとともに、取引の促進による利益を享受できる。
また、本実施形態では、表示処理部101が、会員の取引情報、付加情報及び特典情報に応じて、会員に提示するための複数の提示情報を選択し、会員に提示している。これにより、特典の詳細、各種お知らせ、会員に好適な商品やサービスの紹介等を会員に提示でき、会員のモチベーションの向上や取引の積極的な促進が可能となる。
また、本実施形態では、付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208がポイントを算出するためのスコアルールを管理する付加情報スコアルール管理部206及び取引情報スコアルール管理部209を、備えている。このようなスコアルールに基づくことで、ポイントをより適切に算出でき、取引の促進をより向上できる。
以上、本発明の実施形態を図面により詳述してきたが、上記各実施形態は本発明の例示にしか過ぎないものであり、本発明は上記各実施形態の構成にのみ限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、本発明に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、付加情報スコア算出部205及び取引情報スコア算出部208が付加情報及び取引情報に基づいて、スコア/クラス記憶部213に記憶された特典情報や、付加情報スコアルール管理部206及び取引情報スコアルール管理部209に従って、ポイントを算出している。他の異なる実施形態として、スコアリング装置10にAI(人工知能:Artificial Intelligence)を搭載し、多変量解析、機械学習、ディープラーニングにより、スコア算出を実行してもよい。また、AIによって会員の取引を予測して、これに応じた提示情報を提示してもよい。