JP6909683B2 - 内部品質検査システム - Google Patents
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Description
また、特許文献2では、トレイ(受皿1)の上面における開口部(中央円形開口204)の周囲に、青果物の揺動等を抑制して安定的に支持するためのスポンジなどの弾性体(弾性ひれ状片403,404,405)を間欠的に設ける点が開示されている。
特に、アボガドや桃などのように大きな種子を有する青果物を検査対象とする場合には、その種子を避けて青果物の外表面近傍を透過した測定光に基づいて青果物の内部品質を検査する必要があるため、その測定光に近接して受光部に到達する漏れ光による検査精度の低下が一層問題となる。
前記トレイに載置された青果物に測定光を投光する投光部と、
前記青果物を透過した測定光を受光する受光部とを備え、
前記受光部で受光した測定光に基づいて青果物の内部品質を検査する内部品質検査システムであって、
前記トレイの上面における前記開口部の周囲の全長に亘って連続的に、遮光性を有する弾性体からなる遮光弾性部材が設けられ、
前記遮光弾性部材の内側縁部が、平面視において前記トレイに載置された青果物の外表面に沿った形状に形成されている点にある。
従って、本発明により、トレイに載置された青果物に測定光を投光し、当該青果物を透過した測定光を受光し、当該受光した測定光に基づいて青果物の内部品質を検査するにあたり、例え大きな種子を有する青果物を検査対象とした場 合でも、高精度に青果物の内部品質を検査可能な内部品質検査システムを実現することができる。
前記トレイが、前記開口部として、前記搬送方向に沿って形成されたスリットを有すると共に、当該スリットの中央部よりも一方側に偏倚した部位が、他の部位よりも幅広の幅広部として形成されている点にある。
更に、この仕切用円盤を、例えば青果物の搬送幅方向における略中央部に配置してその左右の夫々に投光部及び受光部を設ければ、それら左右の投光部側と受光部側とを遮光状態で好適に仕切ることができる。
本実施形態の内部品質検査システム(以下、「本システム」と呼ぶ。)は、図1〜図4及び図11に示すように、最大胴径部A4が果頂部A2及び果梗部A3を結ぶ中心軸の中央部よりも果頂部A2又は果梗部A3の側へ変位されたアボガド様形状を有し、更には比較的大きな種子A1(図10等参照)を有するアボガドを検査対象の青果物Aとして、その青果物Aの内部品質を評価するものとして構成されている。
詳しくは、青果物Aを透過した測定光に基づいて青果物Aの内部品質を検査する所定の透光検査を行う第1透光検査部10及び第2透光検査部20を内部に備えたシステム本体1と、当該第1透光検査部10と第2透光検査部20とに順に青果物Aを搬送するための搬送機構40とが設けられている。
一方、受光部15,25は、青果物Aを透過した測定光を検出するフォトダイオードやフォトトランジスタやCCDや分光装置等により構成されている。
基部42は、平面視において搬送方向Xと直交する搬送幅方向Yに離間配置された一対の側壁部42Sと、当該一対の側壁部42S間を搬送方向Xの前方側において連結する前方連結部42Fと、当該一対の側壁部42S間を搬送方向Xの後方側において連結する後方連結部42Rとを有して構成されている。
例えば、遮光弾性部材60は、シート状の下側部材61とその上に重ねて貼り付けられるシート状の上側部材62で構成されている。そして、下側部材61の内側縁部61Aは、横向姿勢で載置された青果物Aの底側付近の水平断面形状に近い略円形に形成されている。一方、上側部材62の内側縁部62Aは、横向姿勢で載置された青果物Aの中央部付近の水平断面形状に近い略雫形(前方が半円形で後方にかけて幅を縮小させた形状)に形成されている。
具体的には、下側部材61に形成された内側縁部61Aと、上側部材62に形成された内側縁部62Aとは、平面視において搬送幅方向Yでの中心軸を同じ位置とされており、下側の内側縁部61Aの搬送幅方向Yでの幅が、上側の内側縁部62Aの搬送幅方向Yの幅よりも小さく設定されている。
これにより、狭幅の略円形とされた内側縁部61Aとその上部に重ねられた広幅の略雫形とされた内側縁部62Aとからなる遮光弾性部材60の内側縁部60Aは、その上部に載置された青果物Aの外表面に沿うものとなる上に、平面視において青果物Aの外表面に沿う角状の内側縁部61A,62Aが複数形成されることになる。すると、例えば青果物Aの大きさが変化した場合であっても、遮光弾性部材60が有する複数の角状の内側縁部61A,62Aが、その上部に載置された青果物Aの外表面に当接して押し潰される形態で、遮光弾性部材60の内側縁部60Aと青果物Aの外表面とが上下方向において幅を持った範囲でより確実に密着することになる。従って、トレイ41と青果物Aとの間において漏れ光が通過する隙間がより一層低減されて、評価手段71による内部品質の検査精度がより一層向上されている。
その照射された測定光が青果物Aを上向きに透過して、当該透過した測定光がトレイ41の上方側の左右に配置された一対の受光部15に夫々受光され、評価手段71によりその受光した測定光に基づいて青果物Aの内部品質が評価される。
即ち、青果物Aがアボガドのように比較的大きな種子A1を有する場合であっても、受光部15では、その種子A1を避けて青果物Aの外表面近傍を透過した測定光を、漏れ光を含むことなく正確に受光することができる。これにより、評価手段71による内部品質の検査精度が向上されている。
すると、この仕切用円盤27は、青果物Aが載置されたトレイ41が搬送方向Xに沿って搬送されていることから、弾性体からなる外周部27Bを青果物Aの上面に押し当てながら搬送動力により回転することになる。そして、このような仕切用円盤27により、青果物Aの上面において投光部21側と受光部25側とが遮光状態で好適に仕切られることになる。
本発明の他の実施形態について説明する。尚、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用するものに限らず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
図12に示す透光検査部30では、トレイ41の上方側には左右一対の投光部31が配置されており、トレイ41の上方の中央部には受光部35が配置されている。そして、近接センサにより青果物Aが検査位置に到達したことを検知したときに、制御装置70は、シャッター機構部32を開放させると共に投光部31を発光させて透光検査を開始する。すると、トレイ41の上方の左右に配置された一対の投光部31から導光部33を通じて斜め下向きに投光された測定光は、トレイ41に載置された青果物Aの両側面側に照射される。その照射された測定光が青果物Aを横向きに透過し、当該透過した測定光がトレイ41の上方の中央部に配置された受光部35に受光され、評価手段71によりその受光した測定光に基づいて青果物Aの内部品質が評価される。
11,21,31 投光部
15,25,35 受光部
40 搬送機構
41 トレイ
60 遮光弾性部材
60A 内側縁部
61 下側部材(遮光弾性部材)
61A 内側縁部
62 上側部材(遮光弾性部材)
62A 内側縁部
71 評価手段
A 青果物
A2 果頂部
A3 果梗部
A4 最大胴径部
S スリット(開口部)
Sw 幅広部
X 搬送方向
Claims (6)
- 青果物が載置され、当該載置された青果物により上方の少なくとも一部が覆われる開口部を有するトレイと、
前記トレイに載置された青果物に測定光を投光する投光部と、
前記青果物を透過した測定光を受光する受光部とを備え、
前記受光部で受光した測定光に基づいて青果物の内部品質を検査する内部品質検査システムであって、
前記トレイの上面における前記開口部の周囲の全長に亘って連続的に、遮光性を有する弾性体からなる遮光弾性部材が設けられ、
前記遮光弾性部材は、複数のシート状部材を重ねて構成されており、
前記複数のシート状部材の各々の内側縁部が、平面視において前記トレイに載置された青果物の外表面に沿った形状に形成されている内部品質検査システム。 - 前記青果物が、最大胴径部が果頂部と果梗部を結ぶ中心軸の中央部よりも果頂部側又は果梗部側に偏倚した形状を有するものであると共に、中心軸を横向きとする横向姿勢で前記トレイに載置される請求項1に記載の内部品質検査システム。
- 前記遮光弾性部材の内側縁部が、上方側ほど外方に広がる形状に形成されている請求項1又は2に記載の内部品質検査システム。
- 前記遮光弾性部材の内側縁部が、上方側ほど外方に段階的に広がる階段形状に形成されている請求項3に記載の内部品質検査システム。
- 前記トレイを水平方向に沿った所定の搬送方向に搬送する搬送機構を備え、
前記トレイが、前記開口部として、前記搬送方向に沿って形成されたスリットを有すると共に、当該スリットの一部が、他部よりも幅広の幅広部として形成されている請求項1〜4の何れか1項に記載の内部品質検査システム。 - 前記トレイに載置された青果物の上面に押し当てられる弾性体からなる外周部を有し、当該外周部を回転軸周りに回転自在な仕切用円盤を備えた請求項5の内部品質検査システム。
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