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JP6928242B2 - 回転部材の角度調整機構 - Google Patents
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JP6928242B2 - 回転部材の角度調整機構 - Google Patents

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本発明は、回転部材の角度調整機構に関する。
近年、シートに対して、着座する人の腕部を支持するアームレスト等の回転部材が設けられる場合がある(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のアームレストは、先端が前を向いた引出状態から先端が上に向く収納状態に上方に回転させる場合に、一定の高さまでは、下に下げることのできないロック状態が続き、一定の高さ以上に回転させるとロックが解除されて上下いずれにも回転させることができる(アンロック状態)。また、収納状態から引出状態まで下方に回転させる場合は、一旦、完全に下方に回転させるまで、上下いずれにも回転させることができるアンロック状態になっている。一旦、完全に下方に回転させた後は、完全に上方に回転させるまで、上方向にのみ回転させることができ、下方向には回転させることができないロック状態になる。
アームレストは、回転中心となるシャフトと、当該シャフトの外周面に嵌合されたコイルバネと、を備えており、ロック状態においてはコイルバネでシャフトを巻き締めて回転を規制し、アンロック状態においてはコイルバネを拡径して緩ませることで回転が許容される構成となっている。
特開2017−106538号公報
ところで、従来のようなアームレストは、ロック状態においてアームレストの高さを下方に変更したい場合は、一旦、収納状態まで上方に回転させた後に引出状態まで下方に回転させ、その後、所望の位置まで引き上げなければならず、操作に手間を要する。
また、このようなアームレストの場合、表面に、例えばボタンやノブ等の操作部が存在しないので、ボタンを押せば動く、といったようなアームレストの操作方法を直感的にイメージしにくい。そのため、上述のような回転動作も相俟って、着座する人の意図したとおりに操作しにくいという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、操作部を備えるとともに無段階調整を可能とし、これによって操作性の向上を図ることができる回転部材の角度調整機構を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、シートフレームに対して上下方向に回転可能に設けられた回転部材の角度調整を行うための角度調整機構であって、
前記シートフレームに固定され、前記回転部材の回転軸となるシャフトと、
前記回転部材の回転をロック状態とするロックスプリングと、
前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除するロック解除部と、
前記シャフトに固定され、前記回転部材の可動範囲を規制する範囲規制部と、を備えており、
前記ロックスプリングは、
前記シャフトに巻き付けられて、前記シャフトを巻き締める力で前記回転部材の回転をロック状態とするコイル部と、
前記コイル部の一端側に位置し、前記ロック解除部によって操作される操作側端部と、
前記コイル部の他端側に位置し、前記回転部材側に固定された固定側端部と、を有し、
前記ロック解除部は、
前記回転部材の一部に設けられ、操作者によって操作される操作部と、
前記ロックスプリングの前記操作側端部に係合し、前記コイル部による前記シャフトを巻き締める力を緩める方向に移動可能とされた係合部と、
前記操作部と前記係合部とを連結し、前記操作部の操作に伴って、前記係合部を、前記コイル部による前記シャフトを巻き締める力を緩める方向に移動させる連結部と、を有しており、
前記可動範囲には、
前記操作部の操作時において前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除することを可能とする第一範囲と、
前記操作部による非操作時において前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除することを可能とする第二範囲と、が含まれていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記連結部は、複数のリンク機構部品を備え、前記操作部の操作に伴って前記係合部を移動させるリンク機構であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記操作部は、前記回転部材の表面に露出するようにして設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記操作部は、前記回転部材の表面から内部側に押し込まれる押ボタンであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記操作部は、前記回転部材の表面から外側に引っ張られる操作ノブであることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記操作部は、前記回転部材の突出方向先端部の側面又は端面に配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記連結部は、前記操作部を元の位置に戻すための付勢部を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記範囲規制部は、
前記可動範囲における前記第一範囲を形成するための第一部位と、
前記可動範囲における前記第二範囲を形成するための第二部位と、を有しており、
前記ロックスプリングの前記操作側端部は、前記回転部材の回転時において、前記係合部が係合した状態で前記第一部位又は前記第二部位に沿って移動することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記係合部は、前記回転部材の回転に伴って、前記ロックスプリングの前記操作側端部を、前記範囲規制部の前記第一部位から前記第二部位に移動させるための移動部を有することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構において、
前記シートフレームは、シートバックの骨格を形成するシートバックフレームと、シートクッションの骨格を形成するクッションフレームと、を有し、
前記回転部材は、前記シャフトを介して前記シートバックフレームの側端部に、上下方向に回転可能に設けられたアームレストであり、
前記可動範囲における前記第二範囲は、アームレストである前記回転部材を前記シートバックフレームの側面と略平行にして収納状態とするための範囲であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、コイル部によってシャフトを巻き締めている状態においては、回転部材の回転をロックした状態を維持することができる。
また、ロック解除部においては、操作部の操作に伴って、係合部を、コイル部によるシャフトを巻き締める力を緩める方向に移動させることができるので、操作部の操作が行われ続ける間は、回転部材のロック状態を解除することができる。
さらに、コイル部によるシャフトを巻き締める力を緩めるか否かでロック・アンロックの切り替えを行うことができるので、操作部の操作が行われ続ける間は、回転部材の角度を自由に調整でき、操作部の操作を止めるだけで回転部材の回転をロック状態とすることができる。すなわち、回転部材の角度を無段階に調整することができる。
しかも、操作部は、回転部材の一部に設けられているので、操作部を操作する人は、回転部材の操作方法を直感的にイメージしやすい。
したがって、回転部材の角度を調整する際における操作性の向上を図ることができる。
また、可動範囲には、操作部の操作時においてロックスプリングによる回転部材のロック状態を解除することを可能とする第一範囲と、操作部による非操作時においてロックスプリングによる回転部材のロック状態を解除することを可能とする第二範囲と、が含まれており、このような回転部材の可動範囲を規制する範囲規制部が、シャフトに固定されているので、例えば範囲規制部がシャフトから離れた箇所に配置された場合に比して、シャフトを回転軸として回転する回転部材の可動範囲を規制しやすい。
請求項2に記載の発明によれば、連結部は、複数のリンク機構部品を備え、操作部の操作に伴って係合部を移動させるリンク機構であるため、複数のリンク機構部品を連動させて係合部を移動させることにより、ロック解除を行うことができる。これにより、例えば操作部を操作する際の構造として、操作部を押す構造が採用された場合でも、操作部を引く構造が採用された場合でも、またその他の構造が採用された場合でも容易に対応することができる。
請求項3に記載の発明によれば、操作部は、回転部材の表面に露出するようにして設けられているので、操作部を操作する人の目に留まりやすい。そのため、操作部を操作する人は、回転部材の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。
請求項4に記載の発明によれば、操作部は、回転部材の表面から内部側に押し込まれる押ボタンであるため、操作部を操作する人は、押ボタンを押して回転部材の操作を行う、という回転部材の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。
請求項5に記載の発明によれば、操作部は、回転部材の表面から外側に引っ張られる操作ノブであるため、操作部を操作する人は、操作ノブを引っ張って回転部材の操作を行う、という回転部材の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。
請求項6に記載の発明によれば、操作部は、回転部材の突出方向先端部の側面又は端面に配置されているので、回転部材の角度を調整する際における操作性の向上を図ることができる。すなわち、例えば回転部材が着座者の腕部を支持するアームレストであった場合に、着座者の手が添えられる箇所の近傍に操作部が位置することになる。そのため、操作部の操作を行いやすくなる。
請求項7に記載の発明によれば、連結部は、操作部を元の位置に戻すための付勢部を備えるので、操作部の操作を止めれば、付勢部によって操作部が元の位置に戻る動作に連動して、係合部も元の位置に戻り、回転部材の回転がロックされることになる。
請求項に記載の発明によれば、範囲規制部が、可動範囲における第一範囲を形成するための第一部位と、可動範囲における第二範囲を形成するための第二部位と、を有しており、ロックスプリングの操作側端部は、回転部材の回転時において、係合部が係合した状態で第一部位又は第二部位に沿って移動するので、操作部の操作時においてロックスプリングによる回転部材のロック状態を解除し、操作部による非操作時においてロックスプリングによる回転部材のロック状態を解除することができる。
請求項に記載の発明によれば、係合部は、回転部材の回転に伴って、ロックスプリングの操作側端部を、範囲規制部の第一部位から第二部位に移動させるための移動部を有するので、ロックスプリングの操作側端部を、回転部材の回転に伴って第一部位から第二部位に移動させることができる。
請求項10に記載の発明によれば、可動範囲における第二範囲は、アームレストである回転部材をシートバックフレームの側面と略平行にして収納状態とするための範囲であるため、例えばアームレストを収納状態としたときに操作部が操作しにくい位置取りであっても、操作部による操作なしにアームレストを回転させることができる。
回転部材であるアームレストが設けられたシートを示す斜視図である。 押ボタンが設けられた回転部材の突出方向先端部を示す斜視図である。 回転部材の角度調整機構の構成を示す斜視図である。 シャフト付近の構成を示す斜視図である。 ロック解除部における係合部付近の構成を示す断面図である。 角度調整機構を、回転部材の先端側から見た場合の断面図である。 角度調整機構によるロック解除時の状態を示す断面図である。 収納域における回転部材及び角度調整機構の状態を示す図である。 ロック初段域における回転部材及び角度調整機構の状態を示す図である。 使用域における回転部材及び角度調整機構の状態を示す図である。 操作ノブが設けられた回転部材の突出方向先端部を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
図面において符号1は、シートを示す。本実施形態におけるシート1は、自動車の車両用シートとされている。シート1は、乗員(着座者)の背もたれとなるシートバック2と、乗員が着座するシートクッション3と、シートバック2の側端部に設けられた回転部材4と、を有する。そして、本実施形態における回転部材4は、乗員の腕部を支持するアームレストとされている。
本実施形態においては、図1に示すように、アームレスト4が、シートバック2の右側端部であって、かつ上下方向中央部付近に設けられている。ただし、これに限られるものではなく、アームレスト4は、シートバック2の左側端部に設けられてもよいし、両側端部に設けられてもよい。
以上のようなシート1は、当該シート1の骨格を形成するシートフレームと、当該シートフレームによって支持されるクッションパッドと、シートフレーム及びクッションパッドを覆う表皮材と、を含んで構成されている。そして、シートフレームは、シートバック2の骨格を形成するシートバックフレームと、シートクッションの骨格を形成するクッションフレームと、を有する。
回転部材であるアームレスト4は、シートバック2を構成するシートバックフレームのうち、シートバック2の右側端部に位置するサイドフレーム2aに対して、上下方向のそれぞれに回転可能に設けられている。
より詳細に説明すると、サイドフレーム2aは、図1に示すように、回転部材であるアームレスト4が取り付けられる取付ブラケット2bを有している。そして、回転部材であるアームレスト4は、当該アームレスト4の上下方向の角度を調整する角度調整機構Mを介して、サイドフレーム2aの取付ブラケット2bに取り付けられている。すなわち、回転部材であるアームレスト4は、角度調整機構Mによって、シートフレーム(サイドフレーム2a)に対して上下方向に回転し、その角度を調整できるようになっている(例えば図8〜図10参照。)。
アームレスト4は、上記した各フレームと同様に、クッションパッドを支持するアームレストフレーム4aを有している。角度調整機構Mは、より詳細には、このようなアームレストフレーム4aの上下方向の角度を調整するものであり、シャフト5と、ロックスプリング6と、ロック解除部7と、範囲規制部8と、を備えている。
アームレストフレーム4aは、図3に示すように、角度調整機構Mが設けられる側の面と、サイドフレーム2a側の面とを有し、かつ中央付近に段差が形成された主板部4bと、当該主板部4bの周縁部に一体形成され、かつ角度調整機構M側の面に突出する突出板部4cと、を備える。
シャフト5は、回転部材であるアームレスト4の回転軸となるものであり、一端がサイドフレーム2aにおける取付ブラケット2bに固定されており、他端には、回転部材の可動範囲を規制する範囲規制部8が固定されている。そして、取付ブラケット2bと範囲規制部8との間に、ロックスプリング6及びロック解除部7を備えたアームレストフレーム4aが設けられ、当該アームレストフレーム4aが、シャフト5を回転軸にして上下方向に回転するようになっている。
また、シャフト5は、図4に示すように筒状に形成されており、サイドフレーム2a側端部(本実施形態では左側端部。)には、複数の係合突起5aが形成されている。これら複数の係合突起5aは、取付ブラケット2bに形成された複数の係合孔部(図示省略)にそれぞれ差し込まれて固定されている。また、シャフト5の範囲規制部8側端部にも、複数の係合突起5bが形成されており、範囲規制部8に形成された複数の孔部8aにそれぞれ差し込まれて固定されている。
なお、アームレストフレーム4aにおける主板部4bのうち、サイドフレーム2a側端部(回転中心側の端部:基端部)には、シャフト5を通すための貫通孔(図示省略)が形成されているものとする。
ロックスプリング6は、回転部材であるアームレスト4の回転をロック状態とするものであり、図4に示すように、コイルバネによって構成され、シャフト5に巻き付けられた状態となるように設けられている。
このようなロックスプリング6は、シャフト5に巻き付けられて、シャフト5を巻き締める力でアームレスト4の回転をロック状態とするコイル部6aと、コイル部6aの一端側に位置し、ロック解除部7によって操作される操作側端部6bと、コイル部6aの他端側に位置し、アームレスト4側に固定された固定側端部6cと、を有する。
なお、図6に示すように、このロックスプリング6と範囲規制部8との間には、リング状のプレート材6dが介在しており、ロックスプリング6と範囲規制部8との間における緩衝機能を果たしている。
コイル部6aは、シャフト5が通った状態であって、固定側端部6cが固定された状態となっているので、操作側端部6bを操作することでコイル部6aによる巻き締め力を調整することが可能となる。
例えば、操作側端部6bを、コイル部6aの直径を「大」にする方向に回転操作すると、コイル部6aによる巻き締め力を緩めることができる。一方、コイル部6aの直径を「小」にする方向に回転操作すると、コイル部6aによる巻き締め力を強めることができる。
また、操作側端部6bを固定側端部6c側に操作して、コイル部6aを縮める方向に変形させようとすると、コイル部6aによる巻き締め力を緩めることができる。一方、操作側端部6bを固定側端部6cから離す方向に操作して、コイル部6aを伸ばす方向に変形させようとすると、コイル部6aによる巻き締め力を強めることができる。
アームレストフレーム4aの主板部4bにおける角度調整機構M側の面のうち、シャフト5やロックスプリング6が配置された部位には、当該部位を補強する補強板部76aが接合されている。この補強板部76aには、アームレストフレーム4aと同様に、シャフト5を通すための貫通孔(図示省略)が形成されているものとする。また、後述するが、この補強板部76aは、ロック解除部7の連結部72における支持リンク76を構成する支持板部76bと一体形成されているものとする。
ロックスプリング6における固定側端部6cは、アームレスト4側に固定されたものとしたが、より詳細には、上述のような補強板部76aを介してアームレストフレーム4aの主板部4bに固定された状態となっている。また、固定側端部6cは、図4に示すように、当該固定側端部6cを保持する保持部61と、当該保持部61の両端部に設けられた固定板部62,62と、を備えた固定部材60によって、アームレストフレーム4aの主板部4bに固定されている。
ロック解除部7は、ロックスプリング6によるアームレスト4のロック状態を解除するためのものであり、図3に示すように、アームレストフレーム4aやロックスプリング6と相互に連携することでアームレスト4の回転を可能にしている。
このようなロック解除部7は、操作者によって操作される操作部70と、ロックスプリング6の操作側端部6bに係合する係合部71と、複数のリンク機構部品73〜77を備えた連結部72と、を有している。
操作部70は、図2に示すように、回転部材であるアームレスト4の一部に設けられるものであり、さらに、アームレスト4の表面に露出するようにして設けられている。
本実施形態における操作部70は、図2,図6,図7等に示すように、アームレストフレーム4aの表面から内部側に押し込まれる押ボタンとされている。
また、押ボタンである操作部70は、回転部材であるアームレスト4の突出方向先端部の側面に配置されている。すなわち、アームレスト4によって乗員の腕部を支持する場合に、乗員の手が添えられる箇所の近傍に、操作部70が位置することになる。
さらに、押ボタンである操作部70の裏面には、連結部72側に突出し、連結部72の一部(後述)と係合する係合板部70aが形成されている。
なお、本実施形態において押ボタン70は、アームレスト4の突出方向先端部の側面に配置されているものとしたが、アームレスト4の突出方向先端部の端面に配置されてもよいものとする。
係合部71は、図3,図6等に示すように、ロックスプリング6の近傍に配置された板状体であり、ロックスプリング6の操作側端部6bに係合し、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩める方向に移動可能とされている。すなわち、コイル部6aの直径を「大」にする方向に移動可能とされている。
このような係合部71には、ロックスプリング6の操作側端部6bを通すための係合孔部71aが形成されている。この係合孔部71aは、図6に示すように、略台形状(角部が丸みを帯びた状態の台形状、さらに直角台形状)に形成されている。
係合孔部71aの縁部のうち、図6において右側に位置する縁部と、右側の縁部から下方に向かって傾斜する縁部は、操作側端部6bが摺動する縁部となっている。
さらに、係合部71は、図5,図6等に示すように、当該係合部71の下端部から下方に突出する連結部72の一部と係合する係合凸部71cを有している。
なお、後述するが、係合孔部71aの縁部のうち、上記の、右側の縁部から下方に向かって傾斜する縁部は、回転部材4の回転に伴って、ロックスプリング6の操作側端部6bを、範囲規制部8の第一部位8bから第二部位8cに移動させるための移動部71bとされている。
この移動部71bである縁部の傾斜は、後述する支持リンク76の移動用突起部76dにおける縁部の傾斜(移動用溝部76cにおける縁部の傾斜でもある。)と略等しく設定されている。
連結部72は、図3,図5〜図10に示すように、操作部70と係合部71とを連結し、操作部70の操作に伴って、係合部71を、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩める方向に移動させるものである。
また、この連結部72は、上述のように、複数のリンク機構部品73〜77を備え、操作部70の操作に伴って係合部71を移動させるリンク機構である。
複数のリンク機構部品73〜77には、ボタンリンク73と、棒状部74と、ロックリンク75と、支持リンク76と、付勢部77と、が含まれている。
なお、リンク機構部品は、操作部70の操作に伴って係合部71を移動させるリンク機構を動作させるために必要な部品を指しており、板状や棒状のリンク部材、リンク同士を繋ぐジョイント部材、その他必要な棒状部材や線状部材(ワイヤー)、補助部品等を含んでいるものとする。
ボタンリンク73は、板状のリンク部材であり、押ボタン70の裏面に形成された係合板部70aに面接触し、当該係合板部70aに対してピン73aによって回転自在に結合されている。
ピン73aは、ボタンリンク73の一端側に位置し、他端側には、棒状部74を通す孔が形成されている。
棒状部74は、アームレストフレーム4aの長さ方向に沿って長尺に形成されたものであり、一端部が、ボタンリンク73に形成された前記孔に通されて、当該孔の縁部に接合固定されている。
また、棒状部74の他端部は、図5に示すように、支持リンク76における支持板部76bに形成された孔に通されて回転自在な状態で設けられている。なお、当該他端部は、支持板部76bに形成された孔に対し、軸受部品であるブッシュ74aを介して通されているため、スムーズな回転動作が行えるようになっている。
すなわち、この棒状部74は、角度調整機構Mにおける操作部70と係合部71とを連結する連結部72の中心的な役割を果たしている。
ロックリンク75は、板状のリンク部材であり、一端側に孔が形成され、当該孔に棒状部74が通されて接合固定されている。なお、このロックリンク75の一端側の部位は、支持リンク76よりも押ボタン70側に位置している。
また、このロックリンク75の他端側にも孔が形成され、当該孔と、係合部71の係合凸部71cに形成された孔の双方にカシメピン75aが通され、係合部71の係合凸部71cに対して回転自在に結合されている。
支持リンク76は、アームレストフレーム4aの主板部4bにおける回転中心となる基端部側に設けられた上記の補強板部76aと、この補強板部76aにおける押ボタン70側の端部に一体形成された上記の支持板部76bと、を有する。
支持板部76bは、補強板部76aから立ち上がるようにして設けられており、図6における下方側には、棒状部74及びブッシュ74aを通すための孔が形成されている。すなわち、支持リンク76は、ボタンリンク73と共に棒状部74を支持したような状態となっている。
支持板部76bの上方側には、ロックスプリング6の操作側端部6bが移動する際に必要となる移動用溝部76cと、同じく操作側端部6bが移動する際に必要となる移動用突起部76dとが形成されている。
付勢部77は、操作部である押ボタン70を元の位置に戻すためのものであり、本実施形態においてはコイルバネが採用されている。この付勢部77は、図3に示すように、棒状部74が通されて、棒状部74の外側に設けられた状態となっており、係合部71の位置よりも押ボタン70に近い位置に配置されている。
付勢部77の一端部は、図3に示すように、アームレストフレーム4aの突出板部4cに形成された切欠部4dに引っ掛けられた状態となっており、他端部は、図6に示すように、ボタンリンク73に引っ掛けられた状態となっている。これにより、押ボタン70の押す動作が行われた後に、押ボタン70を元の位置に戻すことができるようになっている。
続いて、角度調整機構Mによって回転部材4の角度を調整する方法について説明する。
以上のような構成の角度調整機構Mは、図6に示すように、押ボタン70を押す前の状態においては、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力によって、回転部材4の回転がロックされている。
図7に示すように、押ボタン70を押すと、ボタンリンク73が棒状部74を回転中心にして回転し、棒状部74も軸回り(図7において反時計回り)に回転する。
棒状部74の回転動作に伴い、ロックリンク75も、棒状部74を回転中心にして回転する。そして、このロックリンク75に対してカシメピン75aによって結合された係合部71が、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩める方向(図7において下方)に移動する。
係合部71が、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩める方向に移動すると、ロックスプリング6の操作側端部6bが、コイル部6aの直径を「大」にする方向に移動させられ、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩めることができる。
これによって、ロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することができる。
ロックスプリング6によるロックが解除されたら、操作者(着座者)は、押ボタン70を押したままの状態で、回転部材4を回転させて角度を調整する。
角度調整を行う際は、押ボタン70を押しつつ、回転部材4を握れるような状態であることが望ましい。すなわち、上述のように、押ボタンである操作部70が、回転部材4の突出方向先端部の側面又は端面に配置されていれば、操作部70の操作を行ったまま、回転部材4を回転動作させやすい。
角度調整を行った後、押ボタン70の操作を止めると、付勢部77によって押ボタン70が元の位置に戻る。また、ロックスプリング6の操作側端部6bも、直径「大」にされていた状態から元の状態へと戻ろうとするので、係合部71も元の位置に戻ることとなる。その結果、ロック解除部7全体がロック解除前の状態に戻るので、回転部材4の回転を再びロック状態とすることができる。
角度調整機構Mによる回転部材4の角度調整は、以上のようにして行うことができる。
次に、範囲規制部8によって回転部材4の可動範囲を規制する形態について説明する。
回転部材4の可動範囲は、本来、シャフト5の全周に亘って回転動作が可能である。ただし、本実施形態における回転部材4はアームレストであるため、シャフト5の全周に亘って回転する必要はなく、着座者の腕部を支持し、かつ不使用時に収納状態にするのに好適な範囲で回転できればよい。
そのため、本実施形態における回転部材4の可動範囲には、図8〜図10に示すように、操作部70の操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することを可能とする第一範囲と、操作部70による非操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することを可能とする第二範囲と、が含まれている。
より詳細に説明すると、上記した回転部材4の可動範囲のうち第一範囲は、図10に示すように、回転部材であるアームレスト4を使用可能な状態とするための範囲である。このような第一範囲を、以下、使用域と称する。
また、第二範囲は、図8に示すように、回転部材であるアームレスト4をシートバックフレームの側面(すなわち、サイドフレーム2a)と略平行にして収納状態とするための範囲である。このような第二範囲を、以下、収納域と称する。
そして、回転部材4の可動範囲を規制する範囲規制部8は、使用域(第一範囲)を形成するための第一部位8bと、収納域(第二範囲)を形成するための第二部位8cと、を有している。
範囲規制部8は、図3に示すように略円形に形成されており、上記した複数の孔部8aに複数の係合突起5bが差し込まれる形でシャフト5の端部に固定されている。
このように略円形に形成された範囲規制部8の周縁部の一部には、周縁部の他の箇所よりも外側に突出するフランジが形成されている。そして、当該フランジが、収納域(第二範囲)を形成するための第二部位8cとされている。また、この第二部位8cを構成するフランジがない箇所が、上記の第一部位8bとされている。
なお、第二部位8cにはストッパー8dが形成されており、このストッパー8dによって、回転部材であるアームレスト4が必要以上に後方に回転しないように規制できるようになっている。
図8は、回転部材であるアームレスト4が収納域にある状態を示しており、ロックスプリング6の操作側端部6bは、第二部位8cによってシート1側に操作された状態となっている。すなわち、コイル部6aを縮める方向に操作されている。そのため、コイル部6aは、シャフトを巻き締める力が緩められており、この状態では、ロックスプリング6による回転部材の回転がロック解除されている。
なお、この時、ロックスプリング6の操作側端部6bは、第二部位8cによってシート1側に押されているので、係合部71における係合孔部71aの縁部に接していない状態となっている。
図10は、回転部材であるアームレスト4が使用域にある状態を示しており、ロックスプリング6の操作側端部6bは、係合部71に係合した状態となっており、操作部70による操作が可能な状態となっている。
すなわち、ロックスプリング6の操作側端部6bは、回転部材4の回転時(すなわち、ロック解除時)において、係合部71が係合した状態で第一部位8b又は第二部位8cに沿って移動するようになっている。
図9は、ロックスプリング6の操作側端部6bを、使用域から収納域に移行させるための構造を示している。
すなわち、第一部位8bと第二部位8cとの間には、直角な段差が形成されており、回転部材であるアームレスト4をそのまま回転させただけでは、ロックスプリング6の操作側端部6bが第一部位8bから第二部位8cに移行することはできないが、本実施形態においては、上記のように、係合部71における移動部71bに沿って操作側端部6bを移動させることにより、第一部位8bから第二部位8cに移行させることが可能となっている。
支持リンク76の支持板部76bに形成された移動用溝部76cは、操作側端部6bが第一部位8bから第二部位8cに移行する際に、この操作側端部6bが入り込むものである。また、移動用突起部76dは、操作側端部6bを移動用溝部76cに移動させるために外側に突出して形成されており、ロックスプリング6の操作側端部6bは、この移動用溝部76cの縁部を摺動するようにして移動用溝部76cに入り込むことになる。
この支持リンク76における移動用突起部76dの縁部の傾斜と、係合部71における移動部71bの傾斜は、上記のように略等しく設定されている。そのため、これら双方の傾斜は、ロックスプリング6の操作側端部6bを第一部位8bから第二部位8cに移行させる際(またはその逆に移行させる際)に、当該操作側端部6bをシート1側に移動させるように機能することになる。
これによって、ロックスプリング6の操作側端部6bを、第一部位8bから第二部位8cに滞りなく移行させることが可能となる。
なお、本実施形態においては回転部材4であるアームレストを、車両用のシート1に適用したが、これに限られるものではなく、例えば飛行機や船舶等を始めとする他の乗物におけるシートに適用してもよいし、乗物以外のシートに適用してもよい。
また、回転部材4は、本実施形態で説明したように、当該回転部材4自体がアームレストを構成するものであるとして説明したが、アームレスト4をシート1に設けるために用いられるブラケット部材であってもよい。
さらに、回転部材4は、上記のアームレストに限られるものではなく、例えばドリンクホルダーやドリンクホルダーを支持するブラケットを構成するものであってもよいし、シート上方に幌を掛けるためのブラケットを構成するものであってもよい。すなわち、本実施形態の回転部材4に係る構成は、アームレストに限らず、シート1に対して角度調整可能に取り付けられるもの全般に適用することが可能となっている。
本実施形態によれば、コイル部6aによってシャフト5を巻き締めている状態においては、回転部材4の回転をロックした状態を維持することができる。
また、ロック解除部7においては、操作部70の操作に伴って、係合部71を、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩める方向に移動させることができるので、操作部70の操作が行われ続ける間は、回転部材4のロック状態を解除することができる。
さらに、コイル部6aによるシャフト5を巻き締める力を緩めるか否かでロック・アンロックの切り替えを行うことができるので、操作部70の操作が行われ続ける間は、回転部材4の角度を自由に調整でき、操作部70の操作を止めるだけで回転部材4の回転をロック状態とすることができる。すなわち、回転部材4の角度を無段階に調整することができる。
しかも、操作部70は、回転部材4の一部に設けられているので、操作部70を操作する人は、回転部材4の操作方法を直感的にイメージしやすい。
したがって、回転部材4の角度を調整する際における操作性の向上を図ることができる。
また、連結部72は、複数のリンク機構部品73〜77を備え、操作部70の操作に伴って係合部71を移動させるリンク機構であるため、複数のリンク機構部品73〜77を連動させて係合部71を移動させることにより、ロック解除を行うことができる。これにより、例えば操作部70を操作する際の構造として、操作部70を押す構造が採用された場合でも、操作部70を引く構造が採用された場合でも、またその他の構造が採用された場合でも容易に対応することができる。
また、操作部70は、回転部材4の表面に露出するようにして設けられているので、操作部70を操作する人の目に留まりやすい。そのため、操作部70を操作する人は、回転部材4の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。
また、操作部70は、回転部材4の表面から内部側に押し込まれる押ボタン70であるため、操作部70を操作する人は、押ボタン70を押して回転部材4の操作を行う、という回転部材4の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。
また、操作部70は、回転部材4の突出方向先端部の側面又は端面に配置されているので、回転部材4の角度を調整する際における操作性の向上を図ることができる。すなわち、例えば回転部材4が着座者の腕部を支持するアームレスト4であった場合に、着座者の手が添えられる箇所の近傍に操作部70が位置することになる。そのため、操作部70の操作を行いやすくなる。
また、連結部72は、操作部70を元の位置に戻すための付勢部77を備えるので、操作部70の操作を止めれば、付勢部77によって操作部70が元の位置に戻る動作に連動して、係合部71も元の位置に戻り、回転部材4の回転がロックされることになる。
また、可動範囲には、操作部70の操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することを可能とする第一範囲と、操作部70による非操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することを可能とする第二範囲と、が含まれており、このような回転部材4の可動範囲を規制する範囲規制部8が、シャフト5に固定されているので、例えば範囲規制部8がシャフト5から離れた箇所に配置された場合に比して、シャフト5を回転軸として回転する回転部材4の可動範囲を規制しやすい。
また、範囲規制部8が、可動範囲における第一範囲を形成するための第一部位8bと、可動範囲における第二範囲を形成するための第二部位8cと、を有しており、ロックスプリング6の操作側端部6bは、回転部材4の回転時において、係合部71が係合した状態で第一部位8b又は第二部位8cに沿って移動するので、操作部70の操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除し、操作部70による非操作時においてロックスプリング6による回転部材4のロック状態を解除することができる。
また、係合部71は、回転部材4の回転に伴って、ロックスプリング6の操作側端部6bを、範囲規制部8の第一部位8bから第二部位8cに移動させるための移動部71bを有するので、ロックスプリング6の操作側端部6bを、回転部材4の回転に伴って第一部位8bから第二部位8cに移動させることができる。
また、可動範囲における第二範囲は、アームレスト4である回転部材をシートバックフレームの側面と略平行にして収納状態とするための範囲であるため、例えばアームレスト4を収納状態としたときに操作部70が操作しにくい位置取りであっても、操作部70による操作なしにアームレスト4を回転させることができる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。
〔変形例1〕
上記の実施形態においては、回転部材4の一部に設けられて、操作者によって操作される操作部が、押ボタン70であるとしていたが、本変形例においては、上記した押ボタン70とは異なる操作部が用いられている。なお、回転部材4としては、アームレストが採用されている。
図11に示す変形例においては、操作ノブ70Aが用いられている。
この操作ノブ70Aは、回転部材4の表面から外側に引っ張られるようにして操作されるものであり、回転部材4の突出方向先端部の端面に配置されている。このような操作ノブ70Aを操作する際、操作者は、アームレストである回転部材4に手を添えたまま、指で操作ノブ70Aを引き上げるようにして操作できる。そして、操作者は、操作ノブ70Aを引き上げた状態のまま、回転部材4を回転動作させることで角度調整を行うことが可能となっている。
本変形例における操作ノブ70Aによって、ロックスプリング6の操作側端部6bに係合する係合部71を移動させる場合は、上記の実施形態と同様に、複数のリンク機構部品を備えたリンク機構によって行われる。本変形例の操作ノブ70Aのように引っ張り動作を行う際のリンク機構は、上記の実施形態におけるリンク機構とは異なる操作方向で機能する構成となっている。要するに、操作ノブ70Aを引っ張り上げる動作に伴って係合部71を移動させ、これによりロックスプリング6の操作側端部6bを動かすことが可能なリンク機構が採用されている。このようなリンク機構には、例えば、板状や棒状のリンク部材、リンク同士を繋ぐジョイント部材、その他必要な棒状部材や線状部材(ワイヤー)、補助部品等が含まれているものとする。
なお、本変形例においては、操作部として操作ノブ70Aが用いられているが、これに限られるものではなく、例えば、傾倒操作する操作レバーやその他の操作部を採用してもよいものとする。
本変形例によれば、回転部材4の一部に設けられて、操作者によって操作される操作部が、回転部材4の表面から外側に引っ張られる操作ノブ70Aであるため、操作部を操作する人は、操作ノブ70Aを引っ張って回転部材4の操作を行う、という回転部材4の操作方法を直感的にイメージしやすくなる。そのため、着座する人の意図したとおりに回転部材4を操作しやすくなり、操作性の向上を図ることができる。
M 角度調整機構
1 シート
2 シートバック
2a サイドフレーム
2b 取付ブラケット
3 シートクッション
4 アームレスト
4a アームレストフレーム
4b 主板部
4c 突出板部
4d 切欠部
5 シャフト
6 ロックスプリング
6a コイル部
6b 操作側端部
6c 固定側端部
6d プレート材
60 固定部材
61 保持部
62 固定板部
7 ロック解除部
70 押ボタン
70a 係合板部
71 係合部
71a 係合孔部
71b 移動部
71c 係合凸部
72 連結部
73 ボタンリンク
73a ピン
74 棒状部
74a ブッシュ
75 ロックリンク
75a カシメピン
76 支持リンク
76a 補強板部
76b 支持板部
76c 移動用溝部
76d 移動用突起部
77 付勢部
8 範囲規制部
8a 係合孔部
8b 第一部位
8c 第二部位
8d ストッパー

Claims (10)

  1. シートフレームに対して上下方向に回転可能に設けられた回転部材の角度調整を行うための角度調整機構であって、
    前記シートフレームに固定され、前記回転部材の回転軸となるシャフトと、
    前記回転部材の回転をロック状態とするロックスプリングと、
    前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除するロック解除部と、
    前記シャフトに固定され、前記回転部材の可動範囲を規制する範囲規制部と、を備えており、
    前記ロックスプリングは、
    前記シャフトに巻き付けられて、前記シャフトを巻き締める力で前記回転部材の回転をロック状態とするコイル部と、
    前記コイル部の一端側に位置し、前記ロック解除部によって操作される操作側端部と、
    前記コイル部の他端側に位置し、前記回転部材側に固定された固定側端部と、を有し、
    前記ロック解除部は、
    前記回転部材の一部に設けられ、操作者によって操作される操作部と、
    前記ロックスプリングの前記操作側端部に係合し、前記コイル部による前記シャフトを巻き締める力を緩める方向に移動可能とされた係合部と、
    前記操作部と前記係合部とを連結し、前記操作部の操作に伴って、前記係合部を、前記コイル部による前記シャフトを巻き締める力を緩める方向に移動させる連結部と、を有しており、
    前記可動範囲には、
    前記操作部の操作時において前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除することを可能とする第一範囲と、
    前記操作部による非操作時において前記ロックスプリングによる前記回転部材のロック状態を解除することを可能とする第二範囲と、が含まれていることを特徴とする回転部材の角度調整機構。
  2. 前記連結部は、複数のリンク機構部品を備え、前記操作部の操作に伴って前記係合部を移動させるリンク機構であることを特徴とする請求項1に記載の回転部材の角度調整機構。
  3. 前記操作部は、前記回転部材の表面に露出するようにして設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転部材の角度調整機構。
  4. 前記操作部は、前記回転部材の表面から内部側に押し込まれる押ボタンであることを特徴とする請求項3に記載の回転部材の角度調整機構。
  5. 前記操作部は、前記回転部材の表面から外側に引っ張られる操作ノブであることを特徴とする請求項3に記載の回転部材の角度調整機構。
  6. 前記操作部は、前記回転部材の突出方向先端部の側面又は端面に配置されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の回転部材の角度調整機構。
  7. 前記連結部は、前記操作部を元の位置に戻すための付勢部を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構。
  8. 前記範囲規制部は、
    前記可動範囲における前記第一範囲を形成するための第一部位と、
    前記可動範囲における前記第二範囲を形成するための第二部位と、を有しており、
    前記ロックスプリングの前記操作側端部は、前記回転部材の回転時において、前記係合部が係合した状態で前記第一部位又は前記第二部位に沿って移動することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構。
  9. 前記係合部は、前記回転部材の回転に伴って、前記ロックスプリングの前記操作側端部を、前記範囲規制部の前記第一部位から前記第二部位に移動させるための移動部を有することを特徴とする請求項8に記載の回転部材の角度調整機構。
  10. 前記シートフレームは、シートバックの骨格を形成するシートバックフレームと、シートクッションの骨格を形成するクッションフレームと、を有し、
    前記回転部材は、前記シャフトを介して前記シートバックフレームの側端部に、上下方向に回転可能に設けられたアームレストであり、
    前記可動範囲における前記第二範囲は、アームレストである前記回転部材を前記シートバックフレームの側面と略平行にして収納状態とするための範囲であることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の回転部材の角度調整機構。
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