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JP6953232B2 - 事業性評価システム及び事業性評価方法 - Google Patents
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Description

実施形態は、事業性評価システム及び事業性評価方法に関する。
金融機関などが企業などに対して融資を行う場合、一般的に、企業の財務状態、担保・保証などに基づいて融資額が決められてきた。近年は、企業の事業内容及び事業の成長可能性に基づいた事業の分析及び評価(以下、事業性評価という)が行われ、この事業性評価の結果を加味した上で融資額が決定されるケースが増加している。
特開2015−32023号公報
事業性評価においては、企業に対する融資価値を明確にするため、財務、経営、及び技術などあらゆる視点から定められた複数の評価項目に基づいて事業に対する評価が行われる。例えば、経済産業省が公表するローカルベンチマーク手法では、特殊なソフトウェアに財務情報及び非財務情報に関するデータを入力することにより、企業の経営状態の分析が行われる。また、例えば日本政策金融公庫は、経営者能力及び経営戦略に関する評価項目を定めて融資のための評価を行う。
しかしながら、商業分野によっては、上述のような評価を行うために必要な情報が不足しているため、適切な評価を行うことが困難な場合がある。例えば、農林水産分野では、生産者(農林水産事業者)は、自身の経験又は勘に基づいて安定供給を実現させていることが多い。この場合、実際に用いられる技術の課題及び改善点が不明確であるため、金融機関などは、融資を行うことによる事業の成長性が判断できない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされており、簡便に生産者の事業分析を行い、かつ適切な事業性評価を行う事業性評価システムを提供する。
実施形態によれば、事業性評価システムは、評価対象の事業に関する複数の工程分類と複数の事業要素と複数の重要度とを含み、前記工程分類と前記事業要素との組み合わせに対して前記重要度を関連付けた重要度データを記憶する記憶部と、前記工程分類及び前記事業要素ごとの入力評価値を受け付ける受付部と、前記工程分類及び前記事業要素ごとに前記入力評価値に対して前記重要度を反映し、前記工程分類及び前記事業要素ごとの第1の評点を算出する第1の算出部と、前記第1の評点を前記工程分類ごとに合計することにより得られる前記工程分類ごとの第2の評点に基づいて、前記工程分類ごとの第1の評価値を決定する第2の算出部と、前記第1の評点を前記事業要素ごとに合計することにより得られる前記事業要素ごとの第3の評点に基づいて、前記事業要素ごとの第2の評価値を決定する第3の算出部と、前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて第3の評価値を決定する第4の算出部とを具備する。前記第4の算出部は、第3の評価値の決定において、複数の前記第1の評価値の中より、前記工程分類に対する最も高い第1の重要度を有する第1の総合評価値を選択し、複数の前記第2の評価値の中より、前記事業要素に対する最も高い第2の重要度を有する第2の総合評価値を選択し、前記第1の重要度と前記第2の重要度とを比較し、前記第1の重要度が前記第2の重要度よりも大きい場合に、前記第1の総合評価値を前記第3の評価値と決定し、前記第2の重要度が前記第1の重要度よりも大きい場合に、前記第2の総合評価値を前記第3の評価値と決定する。
本実施形態によれば、簡便に生産者の事業分析を行い、かつ適切な事業性評価を行う事業性評価システム及び事業性評価方法を提供できる。
図1は、実施形態に係る事業性評価システムの一例を示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る品目データの一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る設定データ、入力データ、及び結果データの関係を示す図である。 図4は、実施形態に係る工程分類係数の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る工程要素係数の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る事業要素係数の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る要素係数の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る品目選択部の処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る評価決定部の処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る評点及び評価値の算出過程の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、発明の実施形態について説明する。この説明においては、全図にわたり共通の部分には共通の参照符号を付す。
以下では、本実施形態に係る事業性評価システム1が農林水産分野の品目の生産を行う事業の事業性評価を行う場合について説明する。しかしながら、事業性評価システム1は、農林水産分野以外の業種(例えば製造業、サービス業など)の事業性評価にも応用可能である。
本実施形態に係る事業性評価システム1のユーザは、事業性評価の対象となる品目ごとに、工程及び事業要素ごとに定められた項目についての評価値を入力する。事業性評価システム1は、入力された評価値に基づき、あらかじめ設定された評価算出関数、重み係数などを用いて工程ごとの評価値、事業要素ごとの評価値を算出する。さらに、事業性評価システム1は、工程ごとの評価値、事業要素ごとの評価値に基づいて当該事業全体の評価値を決定する。
図1は、本実施形態に係る事業性評価システム1を示すブロック図である。
事業性評価システム1は、第1のメモリ2、第2のメモリ3、プロセッサ4、出力部5、データベースDBなどを備える。第1のメモリ2、第2のメモリ3、プロセッサ4、出力部5、データベースDBは、バスBを介して互いに通信可能に接続されている。
データベースDBは、例えば、設定データS、入力データI、結果データRを格納する。
設定データSは、事業性評価システム1にあらかじめ設定されるデータである。設定データSは、例えば、品目データH、項目データD、重み係数テーブルT、評価算出関数Fを含む。
品目データHは、例えば、事業において生産される品目を示す。品目データHの詳細は、図2で後述する。
項目データDは、例えば、工程分類項目D1、工程要素項目D2、事業要素項目D3を含む。
工程分類項目D1は、事業により生産される生産物の生産工程の大分類を示す。例えば、農産物を生産する工程の工程分類項目D1は、種苗調達、土づくり、育成、収穫、生産者による保蔵、出荷、流通、流通業者による保蔵、販売などを含む。
工程要素項目D2は、工程分類項目D1の構成要素である小分類の工程を示す。換言すれば、工程要素項目D2は、工程分類項目D1を細分化した項目である。例えば、工程分類項目D1に含まれる種苗調達の工程要素項目D2は、品種選定、種苗調達などを含む。また、工程分類項目D1に含まれる土づくりの工程要素項目D2は、土壌確認、耕うん、元肥、播種定植などを含む。工程分類項目D1ごとの工程要素項目D2の詳細は、図3に示す。
事業要素項目D3は、例えば、事業を成り立たせる構成要素を示す。農産物を生産する事業の事業要素項目D3は、例えば、生産基盤、生産管理、生産技術、生産品、市場分析、流通販売管理などを含む。
評価算出関数Fは、事業性評価システム1が後述する入力評価値I1に基づいて評価値の算出を行う際に用いられる関数である。評価算出関数Fは、後述する評価決定部43が実行する処理の過程で用いられる。
重み係数テーブルTは、数値により項目データDに含まれる項目間の重要度(重み)を表す。重み係数テーブルTは、例えば、互いに関連する第1の項目群と第2の項目群との交差位置に重要度を配置したテーブル形式のデータであることが好ましい。しかしながら、重み係数テーブルTは、テーブル形式以外の形式でもよい。重み係数テーブルTは、例えば、工程分類項目D1間の重要度を表す工程分類係数T1、工程要素項目D2間の重要度を表す工程要素係数T2、事業要素項目D3間の重要度を表す事業要素係数T3を含む。
重み係数テーブルTは、後述する評価決定部43が実行する処理の過程で用いられる。工程分類係数T1の詳細は図4で、工程要素係数T2の詳細は図5で、事業要素係数T3の詳細は図6でそれぞれ後述する。
入力データIは、事業性評価システム1に入力されるデータである。入力データIは、入力評価値I1を含む。入力評価値I1は、例えば、工程分類項目D1又は工程要素項目D2と、事業要素項目D3とを組み合わせた項目(以下、入力評価項目とする)ごとの評価を示す。評価は、例えば、数値による評点でもよく、記号による定性評価でもよい。記号による定性評価は、例えば、「A:優」「B:良」「C:可」「D:不可」などである。入力評価値I1の具体例については、図3で後述する。
事業性評価システム1のユーザは、生産品目ごとに必要な入力評価項目について評価し、評価結果を事業性評価システム1に入力する。事業性評価システム1は、入力された評価結果を入力評価値I1としてデータベースDBに格納する。
なお、入力評価値I1は、事業性評価システム1でない他のシステム又は装置により生成されてもよい。また、必要な入力評価項目は、生産品目ごとに異なってもよい。
結果データRは、事業性評価システム1が処理を行った結果得られるデータである。結果データRは、例えば、工程分類評価値R1、工程要素評価値R2、事業要素評価値R3、事業性評価値R4、評点データR5を含む。
工程分類評価値R1は、工程要素評価値R2に基づいて決定される、工程分類項目D1ごとの評価値を示す。評価値は、例えば、評点(数値)でもよく、記号でもよい。数値による評点は、所定のしきい値に基づいて記号に変換されてもよい。記号による定性評価は、例えば、「A:優」「B:良」「C:可」「D:不可」などである。
工程要素評価値R2は、事業性評価システム1が入力評価値I1に基づいて評価処理を行うことにより決定される、工程要素項目D2ごとの評価値を示す。評価値の態様は、工程分類評価値R1と同様である。
事業要素評価値R3は、同様に事業性評価システム1が入力評価値I1に基づいて評価処理を行うことにより決定される、事業要素項目D3ごとの評価値を示す。評価値は、例えば、評点でもよく、記号でもよい。数値による評点は、所定のしきい値に基づいて記号に変換されてもよい。記号による定性評価は、例えば、「A:事業の成長が見込める」「B:事業の安定した継続が見込める」「C:事業に問題はない」「D:事業に問題がある」などである。
事業性評価値R4は、工程分類評価値R1及び事業要素評価値R3に基づいて決定される、事業全体の評価値を示す。評価値は、例えば、評点でもよく、記号でもよい。数値による評点は、所定のしきい値に基づいて記号に変換されてもよい。記号による定性評価は、事業要素評価値R3の場合と同様である。
評点データR5は、事業性評価システム1が入力評価値I1に基づいて評価処理を行う途中で得られる評点などを格納する。例えば、後述する評価決定部43は、工程分類評価値R1、工程要素評価値R2、事業要素評価値R3、及び、事業性評価値R4を決定する過程において、途中の計算結果及び計算に必要な中間値などを評点データR5として格納する。これにより、例えば、設定データS又は入力データIが変更されて再計算が必要になった場合でも、評価決定部43は、評点データR5を読み出して容易に再計算を行うことができる。
第1のメモリ2は、例えばハードディスク、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリなどにより構成され、第2のメモリ3とともに記憶領域を構成する。
第1のメモリ2は、各種ソフトウェア又はデータを格納する。各種ソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)、データ管理プログラム、及び各種アプリケーションプログラム等を含む。第1のメモリ2は、事業性評価のための各種処理を実行するプログラムPを格納する。
また、第1のメモリ2は、例えば、プロセッサ4による処理対象となっている設定データS、入力データI、結果データRの一部又は全部を格納してもよい。
なお、設定データS、入力データI、結果データRは、第2のメモリ3に格納されてもよい。
メインメモリとしての第2のメモリ3は、例えばRAM(Random Access Memory)により構成され、ワークエリアなどとして使用される。ワークエリアは、プロセッサ4が各種ソフトウェアを実行する際に使用される。
プロセッサ4は、各種ソフトウェア(プログラム)を実行し、事業性評価システム1全体を制御する。プロセッサ4は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)などである。
プロセッサ4は、例えば、第1のメモリ2に格納され、又は、第1のメモリ2から第2のメモリ3に読み出されたプログラムPを実行することにより、例えば、入力受付部41、品目選択部42、評価決定部43、又は、出力制御部44として機能する。
入力受付部41は、事業性評価システム1のユーザより、入力データIの入力を受け付ける。例えば、入力受付部41は、入力された入力評価値I1をデータベースDBに格納する。
品目選択部42は、データベースDBに格納された入力データIを読み出し、入力データIの品目に対応する設定データSを検索又は選択する。また、品目選択部42は、検索又は選択した設定データSを、第1のメモリ2又は第2のメモリ3に読み出す。
評価決定部43は、入力データIを設定データSを用いて処理することにより、工程分類評価値R1、工程要素評価値R2、事業要素評価値R3、及び、事業性評価値R4を算出する。
より具体的には、例えば、評価決定部43は、入力評価値I1が記号による定性評価である場合に、入力評価値I1を評点に変換する。評価決定部43は、評点に変換された入力評価値I1と、工程要素係数T2及び事業要素係数T3とを乗算することにより、工程要素項目D2及び事業要素項目D3の組み合わせごとの評点を算出する。評価決定部43は、算出された評点に基づいて、工程要素評価値R2を決定し、工程要素評価値R2に基づいて工程分類評価値R1を決定する。評価決定部43は、算出された評点に基づいて、事業要素評価値R3を決定する。また、評価決定部43は、工程分類評価値R1及び事業要素評価値R3に基づいて事業性評価値R4を決定する。
出力制御部44は、第1のメモリ2又は第2のメモリ3に格納された結果データRを、出力部5へ送信する。なお、出力制御部44は、評価決定部43に含まれていてもよい。
出力部5は、結果データRを出力する。出力部5は、例えば、ディスプレイ又はプリンタなどでもよい。
なお、本実施形態においては、プログラムPの機能を便宜的に入力受付部41、品目選択部42、評価決定部43、出力制御部44に分割して説明する。しかしながら、プログラムPは他の処理部を含んでいてもよく、1つの処理部で構成されてもよく、又は、図1に示す以外の態様で複数の処理部に分割されてもよい。
図2は、本実施形態に係る品目の一例を示す図である。
本実施形態において扱われる品目は、あらかじめ品目名HNと品目インデックスHIを付されて、データベースDBに登録される。
品目データHは、例えば、1つの品目に対する品目インデックスHI、品目名HN、又は品目インデックスHI及び品目名HNの組を含む。設定データSは、この品目データHごとにあらかじめ設定されることが好ましい。
なお、図2に示す品目名HN及び品目インデックスHIの種類及び順番はあくまで一例であり、他の品目が登録されていてもよい。
図3は、本実施形態に係る設定データS、入力データI、結果データRの関係を示す図である。図3は、例えば、表形式で表される。
図3に示す表の列は、工程分類項目D1を表し、図3の示す表の行は、事業要素項目D3を表す。また、各工程分類項目D1に対応する工程要素項目D2の例が示される。なお、工程要素項目D2には図3に示される以外の他の項目が含まれていてもよい。
事業性評価システム1のユーザは、例えば、現在実施している事業に対して得られた外部専門家からの評価、又は、生産品の状態を測定する機器などによる測定値に基づき、工程分類項目D1及び事業要素項目D3により区切られた項目ごとに、入力評価値I1を入力する。より具体的には、例えば、ユーザは工程分類項目D1の項目「種苗調達」における事業要素項目D3の項目「生産管理」(セルX1)が「良い」という評価を得たとする。この場合、ユーザは当該評価に対応する記号「B」を、セルX1の評価として事業性評価システム1に入力する。同様に、ユーザは他のセルに示される項目についての評価を事業性評価システム1に入力する。
また、評価決定部43の処理により、工程分類項目D1に含まれる項目ごとに工程分類評価値R1が決定される。同様に、評価決定部43の処理により、事業要素項目D3に含まれる項目ごとに、事業要素評価値R3が決定される。さらに、評価決定部43の処理により、工程分類評価値R1及び事業要素評価値R3に基づいて事業性評価値R4が決定される。
図4は、本実施形態に係る工程分類係数T1の一例を示す図である。
工程分類係数T1は、工程分類項目D1間の重要度を表す数値(係数)であり、工程分類項目D1ごとに定められる。工程分類係数T1の合計値は、例えば1である。なお、工程分類係数T1は、例えば生産段階に属する工程分類項目D1と、流通段階に属する工程分類項目D1とに分けて定められてもよい。生産段階に属する工程分類項目D1は、例えば項目「種苗調達」,「土づくり」,「育成」,「収穫」,「保蔵(生産者)」,「出荷」を含む。また、流通段階に属する工程分類項目D1は、例えば項目「流通」,「保蔵(流通)」,「販売」を含む。
図4の例では、生産段階の工程分類係数T1の係数合計J1と流通段階の工程分類係数T1の係数合計J2は等しくなるように定められる。すなわち、係数合計J1及び係数合計J2はそれぞれ0.5ずつである。さらに、生産段階の工程分類係数T1は数値J3のように、流通段階の工程分類係数T1は数値J4のように定められる。
図5は、本実施形態に係る工程要素係数T2の一例を示す図である。
工程要素係数T2は、工程要素項目D2及び事業要素項目D3の組み合わせごとの重要度を表す数値(係数)である。以下では、工程分類項目D1の項目「種苗調達」に含まれる工程要素係数T2について説明する。他の工程分類項目D1に含まれる工程要素係数T2についても同様である。
重み係数K1は、工程分類項目D1の項目「種苗調達」の、事業要素項目D3の各項目との関連の有無を示す。例えば、工程分類項目D1の項目「種苗調達」は、事業要素項目D3の項目「生産基盤」,「生産品」,「市場分析」,「流通販売管理」とは関連しないため、これらに対応する重み係数K1は、例えば0となる。一方、工程分類項目D1の項目「種苗調達」は、事業要素項目D3の項目「生産管理」,「生産技術」とは関連するため、これらに対応する重み係数K1は、例えば1となる。
重み係数K2は、工程要素項目D2の項目「品種選定」,「種苗調達」の、事業要素項目D3ごとの重要度を示す。換言すれば、重み係数K2は、事業要素項目D3ごとに、工程要素項目D2の項目「品種選定」,「種苗調達」のそれぞれの重要度に応じて重み係数K1を分配した値である。
より具体的には、例えば、事業要素項目D3の項目「生産管理」において、工程要素項目D2の項目「品種選定」及び項目「種苗調達」の重み係数K2はそれぞれ0.5ずつである。これは、事業要素項目D3の項目「生産管理」においては、工程要素項目D2の項目「品種選定」及び項目「種苗調達」の重要度は同程度であることを示している。また、事業要素項目D3の項目「生産技術」において、工程要素項目D2の項目「品種選定」の重み係数K2は0.4であり、項目「種苗調達」の重み係数K2は0.6である。これは、事業要素項目D3の項目「生産技術」においては、工程要素項目D2の項目「種苗調達」は項目「品種選定」よりも重要度が高いことを示している。
図6は、本実施形態に係る事業要素係数の一例を示す図である。
事業要素係数T3は、各工程分類項目D1において事業要素項目D3間の重要度を表す数値(係数)である。以下では、工程分類項目D1の項目「種苗調達」に含まれる事業要素係数T3について説明する。他の工程分類項目D1に含まれる事業要素係数T3についても同様である。
重み係数K3は、工程分類項目D1の項目「種苗調達」における、事業要素項目D3の各項目間の重要度を示す。重み係数K3の合計値は、例えば1である。
図6の例では、事業要素項目D3の項目「生産管理」及び項目「生産技術」の重み係数K2はそれぞれ0.5ずつであり、他の項目の係数は0である。これは、工程分類項目D1の項目「種苗調達」においては、事業要素項目D3の項目「生産管理」及び項目「生産技術」の重要度は同程度であり、他の項目については重要でない(関連がない)ことを示している。
図7は、本実施形態に係る要素係数T4の一例を示す図である。
要素係数T4は、工程要素係数T2及び事業要素係数T3を乗算することにより求められる。換言すれば、要素係数T4は、事業要素項目D3間の重要度を考慮に入れた工程要素係数T2である。例えば、要素係数T4において、工程分類項目D1の項目「種苗調達」に含まれる重み係数K4は、事業要素項目D3ごとに、図5の重み係数K2(及び重み係数K1)と、図6の重み係数K3とを乗算することにより求められる。評価決定部43は、上述の手順により要素係数T4を算出し、第2のメモリ3に格納する。
係数合計K5は、工程要素項目D2の項目ごとに、要素係数T4に含まれる係数を合計した値である。例えば、工程要素項目D2の項目「品種選定」の係数合計K5は0.45であり、工程要素項目D2の項目「種苗調達」の係数合計K5は0.55である。なお、工程分類項目D1ごとの係数合計K5は1である。
係数合計K6は、事業要素項目D3の項目ごとに、要素係数T4に含まれる係数を合計した値である。例えば、事業要素項目D3の項目「生産基盤」の係数合計K6は0.9であり、事業要素項目D3の項目「生産管理」の係数合計K6は2.3である。
事業要素重要度K7は、要素係数T4の合計値が1となるように、係数合計K6を正規化した数値である。
なお、データベースDBは、工程要素係数T2及び事業要素係数T3に代えて、要素係数T4を格納してもよい。
以下、図8乃至図10を用いて、入力評価値I1が入力された後、事業性評価値R4が決定されるまでに、プロセッサ4により実行される処理の詳細について述べる。
図8は、本実施形態に係る品目選択部42の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、品目選択部42は、データベースDBに格納された入力データIを第1のメモリ2又は第2のメモリ3に読み出す。
ステップS102において、品目選択部42は、入力評価値I1の品目を識別する。より具体的には、例えば、品目選択部42は、入力評価値I1に付された品目を識別するためのタグ、ヘッダ、メタデータ又はその他入力評価値I1に付された情報などを読み取ることにより、品目を識別してもよい。品目選択部42は、品目データHを参照することにより、識別した品目の品目インデックスHIを求める。
ステップS103において、品目選択部42は、ステップS102において求めた品目インデックスHIに対応する設定データSを検索し、選択する。
ステップS104において、品目選択部42は、選択した設定データSを、第1のメモリ2又は第2のメモリ3に読み出す。
図9は、本実施形態に係る評価決定部43の処理の一例を示すフローチャートである。なお、図9に示す処理の一部又は全部は、評価算出関数Fに含まれる。
ステップS201において、評価決定部43は、所定の規則に基づいて、入力評価値I1を評点に変換する。所定の規則は、例えば、入力評価値I1が「A:優」「B:良」「C:可」「D:不可」のいずれかである場合、「A:95点」「B:80点」「C:60点」「D:30点」「なし(空欄):0点」などである。なお、入力評価値I1が数値による評点である場合は、ステップS201の処理はなくてもよい。
ステップS202において、評価決定部43は、工程要素係数及T2及び事業要素係数T3より、要素係数T4を算出する。要素係数T4の算出方法は、図7で上述した通りである。なお、データベースDBに要素係数T4が含まれる場合は、ステップS202は省略可能である。
ステップS203において、評価決定部43は、ステップS201において得られた評点に対して要素係数T4を乗算し、工程要素項目D2及び事業要素項目D3の組み合わせごとの評点を算出する。例えば、評価決定部43は、工程分類項目D1の項目「種苗調達」の入力評価値I1の評点に対し、重み係数K4(図7参照)を乗算することにより、工程分類項目D1の項目「種苗調達」並びに工程要素項目D2の項目「品種選定」及び項目「種苗調達」の、事業要素項目D3ごとの評点を算出する。
ステップS204において、評価決定部43は、ステップS203において得られた評点を工程要素項目D2ごとに合計した工程評点合計、及び、評点を事業要素項目D3ごとに合計した事業要素評点合計を算出する。
さらに、評価決定部43は、工程評点合計に基づく工程評点割合と、事業要素評点合計に基づく事業要素評点割合を算出する。工程評点割合は、工程要素項目D2ごとに、工程評点合計を工程基準点で除算することにより求められる。工程基準点は、例えば、係数合計K5(図7参照)を100倍した値である。同様に、事業要素評点割合は、事業要素項目D3ごとに、事業要素評点合計を事業要素基準点で除算することにより求められる。事業要素基準点は、例えば、係数合計K6(図7参照)を100倍した値である。
ステップS205において、評価決定部43は、ステップS204において得られた工程評点割合に基づいて工程要素項目D2ごとに工程要素評価値R2を決定する。より具体的には、評価決定部43は、所定の規則(以下、評価値変換規則と呼ぶ)に基づいて、評点割合を工程要素評価値R2に変換する。なお、工程要素評価値R2がA〜Dの記号により表される場合、評価値変換規則は、例えば、「評点割合が0.9以上:A」「評点割合が0.7以上0.9未満:B」「評点割合が0.4以上0.7未満:C」「評点割合が0.4未満:D」などである。
同様に、評価決定部43は、ステップS204において得られた事業要素評点割合に基づいて事業要素項目D3ごとに事業要素評価値R3を決定する。事業要素評点割合から事業要素評価値R3への変換は、例えば上述の評価値変換規則に基づいて行われる。
ステップS206において、評価決定部43は、工程分類評価値R1を決定する。例えば、評価決定部43は、工程分類項目D1に含まれる工程要素評価値R2の中で、最も数が多い評価値を当該工程分類項目D1の工程分類評価値R1と決定する。なお、最も数が多い評価値が同数の場合は、より低い評価値が選択されることが好ましい。
また、評価決定部43は、例えば、工程要素評価値R2に所定の評価値(例えば、「D」)以下の評価値が含まれる場合、当該工程分類評価値R1を所定の評価値(又は最も低い評価値)に決定してもよい。
ステップS207において、評価決定部43は、工程分類評価値R1に基づき、工程分類評価値R1を1つの評価値に統合した工程総合評価値を決定する。ここで、工程分類項目D1ごとに工程分類係数T1と工程分類評価値R1とは対応する。評価決定部43は、工程分類項目D1の各項目の工程分類係数T1を、工程分類評価値R1に含まれる評価値(例えば、「A」〜「D」)ごとに合計する。さらに、評価決定部43は、合計した評価値ごとの係数(以下、工程総合評価係数と呼ぶ)のうち、最も値が大きい工程総合評価係数に対応する評価値を、工程総合評価値とする。
なお、評価決定部43は、例えば、工程分類評価値R1に所定の評価値(例えば、「D」)以下の評価値が含まれる場合、工程総合評価値を所定の評価値(又は最も低い評価値)に決定してもよい。
ステップS208において、評価決定部43は、事業要素評価値R3に基づき、事業要素評価値R3を1つの評価値に統合した事業総合評価値を決定する。ここで、事業要素項目D3ごとに事業要素重要度K7(図7参照)と事業要素評価値R3とは対応する。評価決定部43は、事業要素項目D3の各項目の事業要素重要度K7を、事業要素評価値R3に含まれる評価値(例えば、「A」〜「D」)ごとに合計する。さらに、評価決定部43は、合計した評価値ごとの係数(以下、事業総合評価係数と呼ぶ)のうち、最も値が大きい事業総合評価係数に対応する評価値を、事業総合評価値とする。
なお、評価決定部43は、例えば、事業要素評価値R3に所定の評価値(例えば、「D」)以下の評価値が含まれる場合、事業総合評価値を所定の評価値(又は最も低い評価値)に決定してもよい。
ステップS209において、評価決定部43は、工程総合評価値及び事業総合評価値に基づき、事業性評価値R4を決定する。評価決定部43は、工程総合評価値に対応する工程総合評価係数と、事業総合評価値に対応する事業総合評価係数とを比較し、値が大きい方の係数に対応する評価値を事業性評価値R4と決定する。なお、比較された工程総合評価係数と事業総合評価係数が同じ場合は、より低い評価値が選択されることが好ましい。また、評価決定部43は、工程総合評価値及び事業総合評価値の中に所定の評価値(例えば、「D」)以下の評価値が含まれる場合、事業性評価値R4を所定の評価値(又は最も低い評価値)に決定してもよい。
ステップS210において、出力制御部44は、結果データRに含まれる工程分類評価値R1、事業要素評価値R3、事業性評価値R4、評点データR5のうち少なくとも1つ以上のデータを、出力部5へ送信する。出力部5は、受信したデータを出力する。出力部5は、受信したデータを、例えば、表形式で出力することが好ましい。より具体的には、出力部5は、図3に示す表の一部もしくは全部、又は、図10に示す表の一部もしくは全部を出力してもよい。しかしながら、出力部5は、受信したデータを例えば項目別のテキスト形式で出力してもよい。
なお、評価決定部43は、ステップS209までに得られた工程要素項目D2ごとの各種評点、工程評点合計、工程基準点、工程評点割合、事業要素項目D3ごとの各種評点、事業要素評点合計、事業要素基準点、事業要素評点割合などを、それぞれデータベースDBへ評点データR5として格納してもよい。
図10は、本実施形態に係る事業性評価値R4の算出過程の一例を示す図である。より具体的には、図10は、図3に示す入力評価値I1が事業性評価システム1に入力された場合に、工程分類評価値R1、事業要素評価値R3、事業性評価値R4のそれぞれが決定される過程を示す。なお、要素係数T4は算出済であるとする。
まず、工程分類評価値R1が決定される処理の過程について説明する。
例えば、工程分類項目D1の項目「種苗調達」の入力評価値I1は、事業要素項目D3の項目「生産管理」が「B」であり(図3のセルX1参照)、事業要素項目D3の項目「生産技術」が「C」である(セルX2参照)。
入力評価値I1は、評価決定部43により評点に変換される(ステップS201参照)。より具体的には、例えば、入力評価値「B」は80点に、入力評価値「C」は60点に、入力評価値がない項目は0点に、それぞれ変換される。
この評点と要素係数T4(図7参照)とが乗算されることにより、工程分類項目D1及び工程要素項目D2の事業要素項目D3ごとの評点が算出される(ステップS203参照)。
より具体的には、工程分類項目D1の項目「種苗調達」には、重み係数K4が乗算されることにより、評点L1が算出される。例えば、事業要素項目D3の項目「生産管理」の評点80点に対し、重み係数K4のうち事業要素項目D3の項目「生産管理」の係数がそれぞれ乗算される。これにより、工程分類項目D1の項目「種苗調達」と事業要素項目D3の項目「生産管理」とを組み合わせた項目の評点は40点となる。また、工程要素項目D2の項目「品種選定」、「種苗調達」と事業要素項目D3の項目「生産管理」とを組み合わせた評点はそれぞれ20点となる。
評点L1は工程要素項目D2ごとに合計され、工程評点合計L2が算出される。工程評点合計L2は、係数合計K5(図7参照)に基づいて算出された工程基準点L3で除算される。これにより、工程評点割合L4が算出される(ステップS204参照)。
算出された工程評点割合L4、及び、上述の評価値変換規則に基づいて工程要素評価値L5が決定される(ステップS205参照)。
工程要素評価値L5は、1つの評価値「B」及び1つの評価値「C」を含んでおり、最も数が多い評価値の数は同数であるため、工程分類評価値L6は、より低い評価値「C」と決定される(ステップS206参照)。
同様に、他の全ての工程分類項目D1において同様の処理が行われることにより、全ての工程要素評価値R2が決定され、さらに工程分類評価値R1が決定される。
次に、事業要素評価値R3が決定される処理の過程について説明する。
入力評価値I1の評点に要素係数T4を乗算することにより得られた、全ての工程要素項目D2及び事業要素項目D3ごとの評点は、事業要素項目D3ごとに合計され、事業要素評点合計L10が算出される。事業要素評点合計L10は、それぞれ係数合計K6(図7参照)に基づいて算出された事業要素基準点L11で除算される。これにより、事業要素評点割合L12が算出される(ステップS204参照)。
算出された事業要素評点割合L12、及び、評価値変換規則に基づいて事業要素評価値R3が決定される(ステップS205参照)。
さらに、事業性評価値R4が決定される処理の過程について説明する。
まず、工程分類評価値R1に基づき、工程総合評価値L13が決定される(ステップS207参照)。図10の例では、評価値「B」の工程分類項目D1は項目「土づくり」,「保蔵(生産者)」であり、これらに対応する工程分類係数T1(図4参照)の合計は、0.025+0.025=0.05である。同様に、評価値「C」の工程分類項目D1は項目「種苗調達」,「育成」,「収穫」,「出荷」,「流通」,「保蔵(流通)」であり、これらに対応する工程分類係数T1の合計は、0.03+0.045+0.2+0.175+0.1+0.1=0.65である。同様に、評価値「D」の工程分類項目D1は項目「販売」であり、これに対応する工程分類係数T1の合計は0.3である。なお、工程分類評価値R1に評価値「A」は含まれない。したがって、評価値ごとの工程総合評価係数は、「A:0」「B:0.05」「C:0.65」「D:0.3」となる。これらのうち、工程総合評価係数が最も大きい評価値「C」が、工程総合評価値L13となりうる。しかしながら、工程分類評価値R1には所定の評価値「D」が含まれるため、評価値「D」が、工程総合評価値L13と決定される。
次に、事業要素項目D3ごとの事業要素評価値R3に基づき、事業総合評価値L14が決定される(ステップS208参照)。図10の例では、評価値「B」の事業要素項目D3は項目「生産基盤」,「生産管理」であり、これらに対応する事業要素重要度K7(図7参照)の合計は、0.1+0.255=0.355である。同様に、評価値「C」の事業要素項目D3は項目「生産技術」,「生産品」,「市場分析」,「流通販売管理」であり、これらに対応する事業要素重要度K7の合計は、0.156+0.056+0.244+0.189=0.645である。なお、事業要素評価値R3に評価値「A」及び「D」は含まれない。したがって、評価値ごとの事業総合評価係数は、「A:0」「B:0.355」「C:0.645」「D:0」となる。これらのうち、事業総合評価係数が最も大きい評価値「C」が、事業総合評価値L14と決定される。
そして、工程総合評価値L13「D」に対応する工程総合評価係数(0.3)と、事業総合評価値L14「C」に対応する事業総合評価係数(0.645)とが比較される。この場合、事業総合評価係数の値が大きいため、事業総合評価値L14「C」が事業性評価値R4となりうる。しかしながら、工程総合評価値L13「D」は所定の評価値であるため、評価値「D」が事業性評価値R4と決定される。
以上説明した本実施形態においては、事業性評価システム1は、入力評価値I1を評点に変換し、さらに重み係数テーブルTを用いて工程分類項目D1、工程要素項目D2、及び事業要素項目D3ごとの評点を算出する。事業性評価システム1は、工程要素項目D2ごとに工程要素評価値R2を算出し、工程要素評価値R2に基づいて工程分類項目D1ごとの工程分類評価値R1を算出する。また、事業性評価システム1は、事業要素項目D3ごとに事業要素評価値R3を算出する。さらに、事業性評価システム1は、工程分類評価値R1及び事業要素評価値R3に基づいて事業性評価値R4を算出する。これにより、事業全体を工程面、事業面の両面から分析した上で評価することができるため、適切な事業性評価結果が得られる。
本実施形態において、出力制御部44及び出力部5は、工程分類評価値R1、事業要素評価値R3、及び事業性評価値R4を工程分類項目D1、工程要素項目D2、及び、事業要素項目D3ごとに視認可能な表形式で出力する。これにより、事業性評価システム1のユーザは、工程分類、工程要素、及び、事業要素の単位で容易に事業の課題を把握することができる。
本実施形態において、事業性評価システム1のユーザは、事業性評価システム1に入力評価値I1を入力することにより、機械的に事業性評価を得ることができる。したがって、事業性評価システム1は、例えば金融機関などにおいて迅速な与信審査を補助することができる。
本実施形態においては、工程分類係数T1、工程要素係数T2、及び、事業要素係数T3を用いることにより、工程分類項目D1、工程要素項目D2、及び、事業要素項目D3に含まれる各項目間の重みづけを柔軟に行うことができる。工程分類係数T1、工程要素係数T2、及び、事業要素係数T3の各係数を細かく設定することにより、各項目の関連性を細かく表現できる。
なお、本実施形態において、事業性評価システム1は、過去に出力した結果データRが妥当であったか否かを判定するフィードバックデータをデータベースDBに格納しておいてもよい。事業性評価システム1は、このフィードバックデータをもとに生産品目の特性、工程の特性、及び/又は事業の特性などを認識し、重み係数テーブルTに反映させてもよい。これにより、過去の事業性評価結果を用いて事業性評価システム1による評価精度を向上させることができる。
本発明は上記で説明した実施形態に限定されず、各実施形態は、構成要素を削除、付加又は変更等をして実施することができる。また、各実施形態の各構成要素を適宜組み合わせ又は交換などをすることで、さらに異なる形態で実施することができる。このように、上記で説明した実施形態と直接的には異なる実施形態であっても、本発明と同様の趣旨のものは、本発明の実施形態として説明したものとして、その説明を省略している。
1…事業性評価システム、2…第1のメモリ、3…第2のメモリ、4…プロセッサ、5…出力部、42…品目選択部、43…評価決定部、43…、44…出力制御部、B…バス、DB…データベース、D…項目データ、D1…工程分類項目、D2…工程要素項目、D3…事業要素項目、F…評価算出関数、H…品目データ、I…入力データ、I1…入力評価値、P…プログラム、R…結果データ、R1…工程分類評価値、R2…工程要素評価値、R3…事業要素評価値、R4…事業性評価値、R5…評点データ、S…設定データ、T…重み係数テーブル、T1…工程分類係数、T2…工程要素係数、T3…事業要素係数。

Claims (5)

  1. 評価対象の事業に関する複数の工程分類と複数の事業要素と複数の重要度とを含み、前記工程分類と前記事業要素との組み合わせに対して前記重要度を関連付けた重要度データを記憶する記憶部と、
    前記工程分類及び前記事業要素ごとの入力評価値を受け付ける受付部と、
    前記工程分類及び前記事業要素ごとに前記入力評価値に対して前記重要度を反映し、前記工程分類及び前記事業要素ごとの第1の評点を算出する第1の算出部と、
    前記第1の評点を前記工程分類ごとに合計することにより得られる前記工程分類ごとの第2の評点に基づいて、前記工程分類ごとの第1の評価値を決定する第2の算出部と、
    前記第1の評点を前記事業要素ごとに合計することにより得られる前記事業要素ごとの第3の評点に基づいて、前記事業要素ごとの第2の評価値を決定する第3の算出部と、
    前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて第3の評価値を決定する第4の算出部と、
    を具備し、
    前記第4の算出部は、前記第3の評価値の決定において、
    複数の前記第1の評価値の中より、前記工程分類に対する最も高い第1の重要度を有する第1の総合評価値を選択し、
    複数の前記第2の評価値の中より、前記事業要素に対する最も高い第2の重要度を有する第2の総合評価値を選択し、
    前記第1の重要度と前記第2の重要度とを比較し、前記第1の重要度が前記第2の重要度よりも大きい場合に、前記第1の総合評価値を前記第3の評価値と決定し、前記第2の重要度が前記第1の重要度よりも大きい場合に、前記第2の総合評価値を前記第3の評価値と決定する
    事業性評価システム。
  2. 前記事業は、農林水産物の生産事業であり、
    前記複数の工程分類は、育成、保蔵、出荷、流通を含み、
    前記複数の事業要素は、生産管理、生産技術、生産品、市場分析を含む、
    請求項1の事業性評価システム。
  3. 前記重要度は、前記工程分類をさらに細分化した複数の工程要素間の重要度を含み、
    前記第1の評点を前記工程要素ごとに合計することにより得られる前記工程要素ごとの第4の評点に基づいて、前記工程要素ごとの第4の評価値を決定する第5の算出部を具備し、
    前記第2の算出部は、前記第4の評価値に基づいて前記第1の評価値を決定する
    請求項1又は請求項2に記載の事業性評価システム。
  4. 前記重要度データは、前記複数の工程要素を第1の項目群とし、前記複数の事業要素を第2の項目群とし、互いに関連する前記工程要素と前記事業要素との交差位置に前記重要度を配置したテーブル形式のデータである、
    請求項3の事業性評価システム。
  5. プロセッサにより、評価対象の事業に関する複数の工程分類と複数の事業要素と複数の重要度とを含み、前記工程分類と前記事業要素との組み合わせに対して前記重要度を関連付けた重要度データを記憶部に記憶し、
    前記プロセッサにより、前記工程分類及び前記事業要素ごとの入力評価値を受け付け、
    前記プロセッサにより、前記工程分類及び前記事業要素ごとに前記入力評価値に対して前記重要度を反映し、前記工程分類及び前記事業要素ごとの第1の評点を算出し、
    前記プロセッサにより、前記第1の評点を前記工程分類ごとに合計することにより得られる前記工程分類ごとの第2の評点に基づいて、前記工程分類ごとの第1の評価値を決定し、
    前記プロセッサにより、前記第1の評点を前記事業要素ごとに合計することにより得られる前記事業要素ごとの第3の評点に基づいて、前記事業要素ごとの第2の評価値を決定し、
    前記プロセッサにより、前記第1の評価値及び前記第2の評価値に基づいて第3の評価値を決定し、
    前記第3の評価値の決定において、
    前記プロセッサにより、複数の前記第1の評価値の中より、前記工程分類に対する最も高い第1の重要度を有する第1の総合評価値を選択し、
    前記プロセッサにより、複数の前記第2の評価値の中より、前記事業要素に対する最も高い第2の重要度を有する第2の総合評価値を選択し、
    前記プロセッサにより、前記第1の重要度と前記第2の重要度とを比較し、前記第1の重要度が前記第2の重要度よりも大きい場合に、前記第1の総合評価値を前記第3の評価値と決定し、前記第2の重要度が前記第1の重要度よりも大きい場合に、前記第2の総合評価値を前記第3の評価値と決定する
    事業性評価方法。
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