JP6953764B2 - バイオガス濃縮システムおよびバイオガス濃縮方法 - Google Patents
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Description
分離膜を有する第1の分離膜ユニットと、
分離膜を有する第2の分離膜ユニットと、
上記第1の分離膜ユニットに原料ガスを供給する原料ガスラインと、
上記第1の分離膜ユニットの非透過ガスを上記第2の分離膜ユニットに送る第1の非透過ガスラインと、
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを送る第2の非透過ガスラインと、
上記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機と、
上記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機と、
第2の分離膜ユニットの透過ガスを、上記原料ライン上の上記第1の圧縮機より上流側に戻す透過ガス循環ラインと、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)上記第2の圧縮機の吐出圧が上記第1の圧縮機の吐出圧よりも高く、
(b)上記第2の分離膜ユニットの透過圧が、原料ガス圧と同等かやや高い、
ことを特徴とする、バイオガス濃縮システム。
図1の例では、原料ガスライン141に第1の圧縮機101が設けられている。また、第1の非透過ガスライン142に第2の圧縮機102が設けられている。圧縮機101、102としては、例えばコンプレッサー、ブロア、またはファンのような、ガスを昇圧させるものを用いることができる。
図4Aの表1は、実施例1および比較例1の条件および結果を示している。表1の例は、(i)原料ガス量を2000Nm3/hとし、かつ、(ii)第1のガス分離膜ユニットにおけるガスの供給圧力(表中の「膜供給圧」参照)が、第2のガス分離膜ユニットのガス供給圧力よりも低い例である。表中の数値は、分離膜ユニットの膜の本数やガス量、圧力などを適宜変更してシミュレーションを行った結果である。以下では、第1の分離膜ユニットを「一段目」、第2の分離膜ユニットを「二段目」と表現することもある。
−「原料ガス量」は、単位時間あたりの原料ガスの供給量を示している;
−「非透過ガス量」は、一段目および二段目それぞれにおける、ガス分離膜を透過しなかった単位時間当りのガス量を示している;
−「循環ガス量」は、透過ガス循環ラインで送られる単位時間当りのガス量を示している;
−「膜本数」は、ガス分離膜ユニット内の膜の本数を示している;
−「膜運転温度」は、一段目および二段目それぞれにおける、原料ガスの温度を示している;
−「膜供給圧」は、一段目および二段目それぞれにおける供給されたガスの圧力を示している;
−「膜透過側圧」は、一段目および二段目それぞれにおける膜透過側のガスの圧力を示している;
−「製品ガス濃度」は、最終的に得られる製品ガスの二酸化炭素濃度およびメタン濃度を示している;
−「メタン回収率」は、本実施形態のシステムにおけるメタンの回収率を示し、原料ガスラインにおけるメタンの量に対する第2の非透過ガスラインにおけるメタンの量の割合で表される;
−「圧縮機動力」は、圧縮機の動力を示している;
−「製品ガスあたりの動力」は、単位体積あたりに必要な動力(動力(合計)を製品ガス量で割ったもの)を示している。
図5Aの表2は、実施例2および比較例2の条件および結果を示している。上記実施例1と同様の構成および条件等については、重複する説明は省略するものとする。実施例3以降も同様である。
図6Aの表3は、実施例3および比較例3の条件および結果を示している。実施例3は、原料ガス量を1000Nm3/hとし、かつ、第1のガス分離膜ユニットにおけるガスの供給圧力(表中の「膜供給圧」参照)が、第2のガス分離膜ユニットにおけるガスの供給圧力よりも低い例である。
図7Aの表4は、実施例4および比較例4の条件および結果を示している(図2の構成)。実施例4−A−(枝番)では、一段目が0.5MPaGであり、二段目が2.1MPaGとなっている。また、膜透過側圧は、一段目が0MPaGであり、二段目が0.5MPaGである。
図8Aの表5は、実施例5および比較例5の条件および結果を示している(図1の構成)。実施例5−A−(枝番)では、一段目は「高分離」タイプの中空糸であるが、二段目が「高透過」タイプの中空糸である。実施例5−B−(枝番)では、膜運転温度が55℃であり高温運転となっている。なお、高分離タイプか高透過タイプかは、共通の中空糸膜を用いつつ運転温度を変えることで、高分離タイプのものを高透過タイプのように用いるものであってもよい。
図9Aの表6は、実施例6および比較例6の条件および結果を示している(図2の構成)。実施例6−A−(枝番)では、一段目は「高分離」タイプ(運転温度を変更している)であるが、二段目が「高透過」タイプ(運転温度を変更していない)である。
1.分離膜(111)を有する第1の分離膜ユニット(110)と、
分離膜(121)を有する第2の分離膜ユニット(120)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)に原料ガスを供給する原料ガスライン(141)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)の非透過ガスを上記第2の分離膜ユニット(120)に送る第1の非透過ガスライン(142)と、
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを送る第2の非透過ガスライン(144)
上記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機(101)と、
上記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機(102)と、
第2の分離膜ユニット(120)の透過ガスを、上記原料ライン(141)上の上記第1の圧縮機より上流側に戻す透過ガス循環ライン(145)と、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)上記第2の圧縮機(102)の吐出圧が上記第1の圧縮機(101)の吐出圧よりも高く、
(b)上記第2の分離膜ユニット(120)の透過圧が、原料ガス圧と同等かやや高い、
ことを特徴とする、バイオガス濃縮システム。
上記第2の圧縮機の吐出圧が、1.4MPaG以上である、
上記記載のシステム。
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスの二酸化炭素の濃度が3%以下である、
上記記載のシステム。
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスのメタンの量が、上記原料ガスのメタンの量の97%以上である、
上記記載のシステム。
分離膜(121)を有する第2の分離膜ユニット(120)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)に原料ガスを供給する原料ガスライン(141)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)の非透過ガスを上記第2の分離膜ユニット(120)に送る第1の非透過ガスライン(142)と、
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを送る第2の非透過ガスライン(144)
上記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機(101)と、
上記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機(102)と、
第2の分離膜ユニット(120)の透過ガスを、上記原料ライン(141)上の前記第1の圧縮機より下流側に戻す透過ガス循環ライン(145)と、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)前記第2の圧縮機(102)の吐出圧が前記第1の圧縮機(101)の吐出圧よりも高く、
(b)上記第2の分離膜ユニット(120)の透過圧が、第1の圧縮機の吐出圧と同等かやや高い、
ことを特徴とする、システム。
分離膜(121)を有する第2の分離膜ユニット(120)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)に原料ガスを供給する原料ガスライン(141)と、
上記第1の分離膜ユニット(110)の非透過ガスを上記第2の分離膜ユニット(120)に送る第1の非透過ガスライン(142)と、
上記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを送る第2の非透過ガスライン(144)
上記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機(101)と、
上記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機(102)と、
第2の分離膜ユニット(120)の透過ガスを、上記原料ライン(141)上の上記第1の圧縮機より上流側に戻す透過ガス循環ライン(145)と、
上記透過ガス循環ライン(145)に配置された減圧手段と、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)上記第2の圧縮機(102)の吐出圧が上記第1の圧縮機(101)の吐出圧よりも高く、
(b)上記第2の分離膜ユニット(120)の透過圧が上記減圧手段により減圧される、システム。
101、102 圧縮機
110 第1のガス分離膜ユニット
111 ガス分離膜
120 第2のガス分離膜ユニット
121 ガス分離膜
141 原料ガスライン
142 第1の非透過ガスライン
143 第1の透過ガスライン
144 第2の非透過ガスライン
145 第2の透過ガスライン
160 利用装置
Claims (9)
- 分離膜を有する第1の分離膜ユニットと、
分離膜を有する第2の分離膜ユニットと、
前記第1の分離膜ユニットに原料ガスを供給する原料ガスラインと、
前記第1の分離膜ユニットの非透過ガスを前記第2の分離膜ユニットに送る第1の非透過ガスラインと、
前記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを製品ガスとして送る第2の非透過ガスラインと、
前記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機と、
前記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機と、
第2の分離膜ユニットの透過ガスを、前記原料ガスライン上の前記第1の圧縮機より上流側に戻す透過ガス循環ラインと、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)前記第2の圧縮機の吐出圧が前記第1の圧縮機の吐出圧よりも高く、
(b)前記第2の分離膜ユニットの透過圧が、原料ガス圧と同等かやや高く、
(c)前記第1の圧縮機の吐出圧が、0.5MPaG以上である、
ことを特徴とする、バイオガス濃縮システム。 - 前記第2の圧縮機の吐出圧が、1.4MPaG以上である、請求項1に記載のシステム。
- 前記原料ガスは、メタンおよび二酸化炭素を含む混合ガスであり、
前記第2の分離膜ユニットの非透過ガスの二酸化炭素の濃度が3%以下である、
請求項1または2に記載のシステム。 - 前記原料ガスは、二酸化炭素およびメタンを含む混合ガスであり、
前記第2の分離膜ユニットの非透過ガスのメタンの量が、前記原料ガスのメタンの量の97%以上である、
請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記第1の分離膜ユニットの分離膜、および、前記第2の分離膜ユニットの分離膜のいずれかまたは両方が、ポリイミド中空糸膜である、
請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記第1の分離膜ユニットは、中空フィード型のモジュールを有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記第2の分離膜ユニットは、シェルフィード型のモジュールを有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
- 分離膜を有する第1の分離膜ユニットと、
分離膜を有する第2の分離膜ユニットと、
前記第1の分離膜ユニットに原料ガスを供給する原料ガスラインと、
前記第1の分離膜ユニットの非透過ガスを前記第2の分離膜ユニットに送る第1の非透過ガスラインと、
前記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを製品ガスとして送る第2の非透過ガスラインと、
前記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機と、
前記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機と、
第2の分離膜ユニットの透過ガスを、前記原料ガスライン上の前記第1の圧縮機より下流側に戻す透過ガス循環ラインと、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)前記第2の圧縮機の吐出圧が前記第1の圧縮機の吐出圧よりも高く、
(b)前記第2の分離膜ユニットの透過圧が、第1の圧縮機の吐出圧と同等かやや高く、
(c)前記第1の圧縮機の吐出圧が、0.5MPaG以上である、
ことを特徴とする、バイオガス濃縮システム。 - 分離膜を有する第1の分離膜ユニットと、
分離膜を有する第2の分離膜ユニットと、
前記第1の分離膜ユニットに原料ガスを供給する原料ガスラインと、
前記第1の分離膜ユニットの非透過ガスを前記第2の分離膜ユニットに送る第1の非透過ガスラインと、
前記第2の分離膜ユニットの非透過ガスを製品ガスとして送る第2の非透過ガスラインと、
前記原料ガスラインに配置され、原料ガスを昇圧する第1の圧縮機と、
前記第1の非透過ガスライン上に配置され、非透過ガスを昇圧する第2の圧縮機と、
第2の分離膜ユニットの透過ガスを、前記原料ガスライン上の前記第1の圧縮機より上流側に戻す透過ガス循環ラインと、
前記透過ガス循環ラインに配置された減圧手段と、
を備えるシステムであって、
運転時、
(a)前記第2の圧縮機の吐出圧が前記第1の圧縮機の吐出圧よりも高く、
(b)前記第2の分離膜ユニットの透過圧が前記減圧手段により減圧され、
(c)前記第1の圧縮機の吐出圧が、0.5MPaG以上である、
バイオガス濃縮システム。
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| JP2017072799A JP6953764B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | バイオガス濃縮システムおよびバイオガス濃縮方法 |
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| JP2017072799A JP6953764B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | バイオガス濃縮システムおよびバイオガス濃縮方法 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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