JP6960279B2 - 車載装置、基地局装置、映像情報提供システム、映像情報提供方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
本実施の形態では、盗難車又は犯罪に用いられた車両等の移動体、犯罪者又は行方不明者等の対象人物、車検切れの車両等を捜索するための情報を提供する映像情報提供システムについて説明する。この映像情報提供システムでは、自動車登録番号(以下、「車両ナンバー」という)、対象人物の特徴等の選択条件を車載装置に予め通知し、車載装置が、走行中に撮像部で前方を走行する車両のナンバープレート、路上の人物等を撮像し、画像認識によって選択条件に合致する映像データがあるか否かを判断し、選択条件に合致する映像データがあればそれを選択し、その撮像日時、場所、映像データ等を記憶する。基地局装置である路側装置の無線通信エリアに車両が進入した場合に、車載装置が記憶された情報を路側装置に送信する。
図1は、本実施の形態に係る映像情報提供システムの構成を示す模式図である。図1に示すように、映像情報提供システム100は、車載装置200と、路側装置300と、サーバ400と、課金装置500とを備える。車載装置200は車両210に搭載され、路側装置300は一般道路の道路脇、駐車場の車両通過ゲート、高速道路の料金所ゲート等の路側に設置される。かかる車載装置200と路側装置300とは、DSRCによる無線通信が可能である。路側装置300、サーバ400、及び課金装置500は通信ネットワーク600に接続されており、互いに通信を行うことができる。
[選択条件の配信]
次に、本実施の形態に係る映像情報提供システムの動作について説明する。例えば盗難車又は犯罪に用いられた車両、犯罪者又は行方不明者、車検切れの車両、工事による規制などの道路状況等が捜索する対象とされ、盗難車又は犯罪に用いられた車両の車両ナンバー、犯罪者又は行方不明者の顔、身体又は服装の特徴、車両に付された検査標章における有効期間が満了する年月(所謂車検の期限)、通行止め等の標識が、被写体の特徴としてサーバ400に登録される。サーバ400は、被写体の特徴に関する条件である選択条件を、路側装置300に送信する。各路側装置300は、受信された選択条件を記憶部304に記憶する。
車両210が走行している間、車載装置200は撮像部201によって前方の車両のナンバープレート又は周囲の人物を継続的又は定期的に撮像し、得られた映像データのうち選択条件に合致するものを選択する。図6は、車載装置200による映像データの選択処理の手順を示すフローチャートである。制御部202は、撮像部201を制御して、車両の前方又は周囲を撮像し(ステップS121)、その撮像時刻及びGNSS受信部205により得られる自装置の位置情報を取得し(ステップS122)、得られた映像データ並びに撮像日時及び位置情報を記憶部206に記憶させる(ステップS123)。得られた映像データは動画又は静止画のデータであり、最新の所定期間(例えば、10時間)のものが記憶され、それ以前のものは削除される。
上記の映像データの選択処理によって記憶部206に記憶された提供データは、車載装置200と路側装置300との無線通信により路側装置300に送信され、サーバ400に収集される。車載装置200がデータを送信する対象は、上記の選択条件の送信元の路側装置300であってもよいし、これ例外の路側装置300であってもよい。図7は、映像データの収集の手順を示すフローチャートである。路側装置300がFCMCを定期的に送信し、車両210が路側装置300の通信エリア内に進入すると、上記と同様の手順により路側装置300と車載装置200との通信接続が確立する(ステップS131)。なお、より詳細には、提供データは、予め設定された(例えば、提供データを受けるべき一又は複数の所定エリアにある)路側装置300のみに提供され、他の所定外の路側装置300に提供データが提供されないように構成(例えば、制御部202が提供データを当該路側装置300に送信しない構成、又は、提供データそのものを消去する構成)となっている。これにより、提供データが必要な路側装置300のみに提供されるため、不要な送信処理や記憶処理を省くことができる。
本実施の形態では、車載装置が、継続的に撮像部で周囲を撮像し、得られた映像データ、撮像時刻、撮像位置を記憶しておく。路側装置は、撮像時刻及び撮像位置についての選択条件を含む要求データを車載装置に送信し、車載装置が要求データを受信すると、選択条件に合致する映像データがあるか否かを判定し、撮像条件に合致する映像データがあればそれを選択し、その撮像日時、位置情報、映像データ等を路側装置へ送信する。
本実施の形態に係る映像情報提供システムの構成は、実施の形態1に係る映像情報提供システム100の構成と同様であるので、同一構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
[映像データの記憶]
車両210が走行している間、車載装置200は撮像部201によって前方の車両のナンバープレート又は周囲の人物を継続的又は定期的に撮像し、得られた映像データを記憶部206に記憶する。図8は、車載装置200による映像データの記憶処理の手順を示すフローチャートである。制御部202は、撮像部201を制御して、車両の前方又は周囲を撮像し(ステップS201)、その撮像時刻及びGNSS受信部205により得られる自装置の位置情報を取得し(ステップS202)、得られた映像データ並びに撮像日時及び位置情報を記憶部206に記憶させる(ステップS203)。得られた映像データは動画又は静止画のデータであり、最新の所定期間(例えば、10時間)のものが記憶され、それ以前のものは削除される。以上で、映像データの記憶処理が終了する。制御部202は、以上の処理を繰り返し実行することで、継続的に撮像をし、映像データを記憶する。
例えば事故又は犯罪が生じた場合、その発生時の映像が必要になることがある。また、犯罪者又は行方不明者の目撃情報が得られた場合、その目撃された時刻及び場所における映像が求められる。そこで、求められる映像の撮像時刻及び撮像位置がサーバ400に登録される。サーバ400は、撮像時刻及び撮像位置を指定した選択条件を、路側装置300に送信する。各路側装置300は、受信された選択条件を記憶部304に記憶する。
本実施の形態では、車載装置が、継続的に撮像部で周囲を撮像し、得られた映像データ又は画像認識によって映像データから得られた特徴情報(車両ナンバー、対象人物の特徴等)、撮像時刻、撮像位置を記憶しておく。路側装置は、特徴情報についての選択条件を含む要求データを車載装置に送信し、車載装置が要求データを受信すると、選択条件に合致する映像データがあるか否かを判定し、撮像条件に合致する映像データがあればそれを選択し、その撮像日時、位置情報、映像データ等を路側装置へ送信する。
本実施の形態に係る映像情報提供システムの構成は、実施の形態1に係る映像情報提供システム100の構成と同様であるので、同一構成要素については同一符号を付し、その説明を省略する。
[映像データの記憶]
車両210が走行している間、車載装置200は撮像部201によって前方の車両のナンバープレート又は周囲の人物を継続的又は定期的に撮像し、得られた映像データを記憶部206に記憶する。図10は、車載装置200による映像データの記憶処理の手順を示すフローチャートである。制御部202は、撮像部201を制御して、車両の前方又は周囲を撮像し(ステップS301)、その撮像時刻及びGNSS受信部205により得られる自装置の位置情報を取得し(ステップS302)、得られた映像データ並びに撮像日時及び位置情報を記憶部206に記憶させる(ステップS303)。得られた映像データは動画又は静止画のデータであり、最新の所定期間(例えば、10時間)のものが記憶され、それ以前のものは削除される。
例えば犯罪に用いられた車両、犯罪者若しくは行方不明者、車検切れの車両等が捜索する対象とされ、犯罪に用いられた車両の車両ナンバー、犯罪者又は行方不明者の顔、身体又は服装の特徴、車両に付された検査標章における有効期間が満了する年月(所謂車検の期限)が、被写体の特徴としてサーバ400に登録される。サーバ400は、被写体の特徴に関する条件である選択条件を、路側装置300に送信する。各路側装置300は、受信された選択条件を記憶部304に記憶する。
本実施の形態では、駐車場の車両通過ゲートの通過待ちの車両に搭載された車載装置が、ゲート通過の手続(入退管理処理)が行われている前方の車両のナンバープレートを撮像し、画像認識により車両ナンバーを認識する。車両通過ゲートに設けられた路側装置は、次の車両(ナンバープレートを撮像した車両)のゲート通過手続において、前方の車両の車両ナンバーが撮像された映像データを選択するための選択条件を含む要求データを車載装置に送信し、車載装置が要求データを受信すると、選択条件に合致する映像データを選択し、この映像データから認識された車両ナンバーを示す情報を路側装置へ送信する。
図12は、本実施の形態に係る路側装置が設置された車両通過ゲートを示す図である。車両通過ゲート700は、開閉式のゲートバー又は昇降式のチェーンを含み、駐車場の出入口に設置される。かかる車両通過ゲート700に、路側装置300が設置される。路側装置300は、車両210のゲート通過時において、駐車場の入退を適正に行う車両であるか否かを判定する入退管理処理を実行する。この入退管理処理には、WCNによる車両認証処理、駐車券発券処理、料金清算処理等が含まれるが、本実施の形態では、WCNによる車両認証処理を入退管理処理として行う場合について説明する。
[映像データの記憶]
車載装置200は撮像部201によって前方の車両のナンバープレートを撮像し、得られた映像データから車両ナンバーを認識し、認識された車両ナンバー及び映像データを記憶部206に記憶する。図14は、車載装置200による映像データの記憶処理の手順を示すフローチャートである。制御部202は、撮像部201を制御して、前方の車両210aのナンバープレートを撮像し(ステップS401)、得られた映像データを記憶部206に記憶させる(ステップS402)。ここでは、車両通過ゲート700を通過するために複数の車両210a,210b,…が並んで停止している場合について説明する(図12参照)。この場合、先頭車両210aに後続する車両210bの車載装置200は、撮像部201によって先頭車両のナンバープレートを撮像し、この映像データを記憶部206に記憶させることになる。得られた映像データは動画又は静止画のデータであり、最新の所定期間(例えば、10時間)のものが記憶され、それ以前のものは削除される。
車両通過ゲート700において先頭車両210aが停止している間、この先頭車両210aについて入退管理処理が実行される。また、先頭車両210aが不適合車両である場合に、この先頭車両210aが不正に車両通過ゲート700を通過すると、路側装置300の制御部301は、車両通過ゲート700に設けられたセンサによって不正通過を検出する。
本実施の形態では、商業施設へ向かう車両に設置された車載装置が、進行方向車線及び対向車線を撮像部で撮像し、画像認識により渋滞を検出する。当該車両が商業施設の駐車場に入庫するとき、車両通過ゲートに設けられた路側装置が、渋滞状況が撮像された映像データを指定する選択条件を含む要求データを車載装置に送信し、車載装置が要求データを受信すると、選択条件に合致する映像データを選択し、当該映像データが得られた撮像時刻及び位置情報を路側装置へ送信する。
図16は、本実施の形態に係る映像情報提供システムの全体構成の概要を示す模式図である。路側装置300は、商業施設800の駐車場810に設けられた車両通過ゲート820に設置される。路側装置300は、車両210のゲート通過時において、駐車場810の入退を適正に行う車両であるか否かを判定する入退管理処理を実行する。この入退管理処理には、WCNによる車両認証処理、駐車券発券処理、料金清算処理等が含まれるが、本実施の形態では、WCNを用いた料金計算処理を入退管理処理として行う場合について説明する。この料金計算処理には、入庫処理と出庫処理とが含まれる。入庫処理では、車両210の入庫時に路側装置300が当該車両210に搭載された車載装置200からWCNを受信し、商業施設800内等に設けられた車両管理DB830にWCNと入庫時刻とを登録する。出庫処理では、車両210の出庫時に路側装置300が車載装置200からWCNを受信し、車両管理DB830に登録されたWCNと一致する場合、その入庫時刻と出庫時刻(現在時刻)に応じてゲートの開放及び駐車料金の決算処理を行う。
[映像データの記憶]
図17は、車載装置200による映像データの記憶処理の手順を示すフローチャートである。制御部202は、撮像部201を制御して、前方の進行方向車線及び対向車線を撮像し(ステップS501)、その撮像時刻及びGNSS受信部205により得られる自装置の位置情報を取得し(ステップS502)、得られた映像データ並びに撮像日時及び位置情報を記憶部206に記憶させる(ステップS503)。得られた映像データは動画又は静止画のデータであり、最新の所定期間(例えば、10時間)のものが記憶され、それ以前のものは削除される。
車両210が駐車場810へ入庫するときに、映像情報提供システム100が渋滞に関するデータを収集する。図18A及び図18Bは、本実施の形態に係る映像情報提供システムによる渋滞データの収集についての動作手順を示すフローチャートである。路側装置300は、FCMCを定期的に送信する。車両210が路側装置300の通信エリア内に進入すると、路側装置300と車載装置200との通信接続が確立する(ステップS511)。
上述した実施の形態1においては、路側装置300が選択条件を車載装置200に送信する構成について述べたが、これに限定されるものではない。例えば、予め選択条件を車載装置200の記憶部206に記憶しておくこともできる。また、選択条件に変更が生じた場合には、路側装置300が新たな選択条件を車載装置200に送信し、車載装置200が記憶部206に記憶されている選択条件を更新する構成とすることができる。
200 車載装置
201 撮像部
202 制御部
203 無線通信部
205 GNSS受信部
206 記憶部
207 映像情報提供プログラム
210 車両
300 路側装置
301 制御部
302 無線通信部
303 有線通信部
304 記憶部
400 サーバ
500 課金装置
600 通信ネットワーク
700,820 車両通過ゲート
710,830 車両管理データベース
840 表示装置
Claims (9)
- 移動体に搭載されて周囲を撮像する撮像部と、
前記撮像部によって得られた映像データのうち、与えられた選択条件に合致するものが存在するか否かを判定し、前記選択条件に合致する前記映像データが存在すると判定された場合に、前記選択条件に合致する前記映像データから特定される提供データを生成する制御部と、
無線通信が可能な基地局装置の無線通信エリアに前記移動体が移動した場合に、前記制御部によって生成された前記提供データを前記基地局装置に送信する無線通信部と
を備え、
前記制御部は、前記選択条件を含む要求データを前記無線通信部が前記基地局装置から受信した場合に、前記撮像部によって得られた前記映像データのうち、前記選択条件に合致するものが存在するか否かを判定し、
前記撮像部は、車両通過ゲートを通過する前方の車両を撮像し、
前記要求データは、前方の車両に関する前記選択条件を含み、且つ、識別情報を要求するデータであり、
前記無線通信部は、前記提供データと共に、自装置に割り当てられた識別情報を送信する、
車載装置。 - 前記制御部は、前記映像データから前記車両を認識し、前記選択条件に合致する前記映像データが存在するか否かを判定し、認識された前記車両を含む前記提供データを生成する、
請求項1に記載の車載装置。 - 前記撮像部は、前記車両通過ゲートを通過する時点における前記前方の車両を撮像し、
前記選択条件は、前記前方の車両の映像データに関する条件であり、
前記制御部は、前記前方の車両の前記映像データを含む前記提供データを生成する、
請求項1又は2に記載の車載装置。 - 無線通信エリア内に存在する移動体に搭載された車載装置に、前記移動体に搭載され、車両通過ゲートを通過する前方の車両を撮像する撮像部によって得られた映像データを選択するための選択条件を含み、且つ、識別情報を要求する要求データを送信し、前記車載装置から、前記選択条件に合致する映像データから特定される提供データと共に、前記車載装置に割り当てられた識別情報を受信する無線通信部と、
前記無線通信部によって受信された前記提供データ及び前記識別情報をサーバに送信する上位通信部と
を備える、
基地局装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の車載装置と、
請求項4に記載の基地局装置と
を備える、
映像情報提供システム。 - 前記基地局装置は、前記車載装置が前送信した前記提供データに含まれる、認識された前記車両と、前記前方の車両に搭載された車載装置から受信した識別情報とを対応付けてデータベースに登録する、
請求項5に記載の映像情報提供システム。 - 前記基地局装置がサーバに送信した提供データに応じて、還元する金額の指標である還元ポイントを加算する課金装置をさらに備える、
請求項5又は6に記載の映像情報提供システム。 - 移動体に搭載された車載装置が、前記移動体に搭載されて周囲を撮像する撮像部によって得られた映像データのうち、与えられた選択条件に合致するものが存在するか否かを判定し、
前記車載装置が、前記選択条件に合致する前記映像データが存在すると判定された場合に、前記選択条件に合致する前記映像データから特定される提供データを生成し、
無線通信が可能な基地局装置の無線通信エリアに前記移動体が移動した場合に、前記車載装置が前記提供データを送信し、
前記基地局装置が、前記提供データを受信し、
前記基地局装置が、受信された前記提供データをサーバに送信する、
映像情報提供方法であって、
前記車載装置は、前記選択条件を含む要求データを前記基地局装置から受信した場合に、前記撮像部によって得られた前記映像データのうち、前記選択条件に合致するものが存在するか否かを判定し、
前記撮像部は、車両通過ゲートを通過する前方の車両を撮像し、
前記要求データは、前方の車両に関する前記選択条件を含み、且つ、識別情報を要求するデータであり、
前記車載装置は、前記提供データと共に、自装置に割り当てられた識別情報を送信する、
映像情報提供方法。 - 移動体に搭載されて周囲を撮像する撮像部によって得られた映像データのうち、与えられた選択条件に合致するものが存在するか否かを判定する判定手段、
前記選択条件に合致する前記映像データが存在すると判定された場合に、前記選択条件に合致する前記映像データから特定される提供データを生成する生成手段、及び
無線通信が可能な基地局装置の無線通信エリアにコンピュータが移動した場合に、生成された前記提供データを、前記基地局装置に送信する送信手段として、
前記コンピュータを機能させ、
前記判定手段は、前記選択条件を含む要求データを前記基地局装置から受信した場合に、前記撮像部によって得られた前記映像データのうち、前記選択条件に合致するものが存在するか否かを判定し、
前記撮像部は、車両通過ゲートを通過する前方の車両を撮像し、
前記要求データは、前方の車両に関する前記選択条件を含み、且つ、識別情報を要求するデータであり、
前記送信手段は、前記提供データと共に、自装置に割り当てられた識別情報を送信する、
コンピュータプログラム。
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