JP6972607B2 - フラットバルブの制御方法、フラットバルブの制御システム - Google Patents
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Description
本実施の形態に係るフラットバルブの制御方法は、オートクレーブからの高温高圧の流体の移送を調整するために用いるフラットバルブの制御方法である。具体的に、このフラットバルブの制御方法は、フラットバルブへの流体の流量が急激に増大する、開操作の初期において、そのフラットバルブの開口部における開度の増大速度を相対的に減少させる。具体的には、開口部における開操作を徐々に行うようにすることで、開口部の開き始めの時間を従来よりも長くとることを特徴としている。
図1、図2に示したように、フラッシュベッセル12(12a)は、オートクレーブ20内にて高温高圧の条件下でニッケル等の金属を酸浸出することによって得られた浸出スラリーを、降温降圧させるためのものである。このフラッシュベッセル12aには、前段のオートクレーブ20内の浸出スラリーの液レベルを考慮しながら、所定量の浸出スラリーがオートクレーブ20から移送される。
バルブ本体31は、フラットバルブ13の本体を構成するものであり、その内部をスラリーが流れる。バルブ本体31には、水平方向に開口した流体流入口34と、鉛直方向に開口した流体流出口35とが設けられ、それぞれ配管に接続されている。
プラグ32は、バルブ本体31の内部において上下方向(図3中の矢印X方向)に摺動することによって、バルブ本体31を通って流れるスラリーの流出を制御する。また、プラグ32は、後述するシート33により形成される流路の開口部33pに当接、あるいは離間することによりその開口部33pの開度を変化させ、開口部33pを通って流出されるスラリーの流量を制御する。
シート33は、流体であるスラリーの流路を形成する。シート33により形成される流路の上端は、プラグ32のプラグ本体32aと接触する開口部33pとなり、バルブ本体31の内部を通過したスラリーがその流路を流れる入口を構成する。したがって、シート33により形成される開口部33pに対して、プラグ32を当接させ、あるいは離間させることによって、その開口部33pが開閉する。なお、シート33は、プラグ本体32aの当接により全閉状態にすると、スラリーの流出流量がほぼ停止する形状となっている。
図7は、フラットバルブの制御システムの構成の一例を示す図である。制御システム1は、スラリーが流れるプロセス配管50に設けられたフラットバルブ13と、フラットバルブ13のプラグ32の摺動速度を調整して開口部33pの開度を制御する開度制御部2と、開度制御部2からの制御信号を受信してその信号を特定の数値に変換してフラットバルブ13に対して開度指示を行う信号変換器(ポジショナ)3と、を備えている。
出力信号=入力信号×係数 ・・・(1)
オートクレーブからのスラリーをフラッシュベッセルに送液させるに際して、フラッシュベッセルの上部に設けたフラットバルブにより、スラリー流量を制御しながら行った。
比較例1では、従来の制御方法に基づき、フラットバルブにおけるプラグの摺動速度の制御は行わず、図5に示すようなバルブ開度とスラリー流量との関係のままにして、フラットバルブの開閉操作を行った。
2 開度制御部
3 信号変換器
4 流量計
5 上位システム
10 処理システム
11 吐出配管
12,12a〜12c フラッシュベッセル
13,13a〜13c フラットバルブ(調節弁)
20 オートクレーブ
21 液レベル計
31 バルブ本体
31a ボンネット
32 プラグ
32a プラグ本体
32b プラグステム
33 シート
33p 開口部
34 流体流入口
35 流体流出口
41 制御器
42 信号変換器
50 プロセス配管
Claims (5)
- ニッケル酸化鉱石の湿式製錬プロセスにおいて該ニッケル酸化鉱石を高温高圧下で硫酸により浸出処理して得られる、高温高圧の流体である浸出スラリーを下流側に設置された設備に移送するための流路に設けられるフラットバルブの制御方法であって、
前記フラットバルブは、
水平方向に開口した流体流入口と、鉛直方向に開口した流体流出口とが設けられたバルブ本体と、
上下方向に摺動可能なプラグと、
開口部を有し、前記流体流出口へ流れ出る流体の流路を形成するシートと、を備え、
前記フラットバルブにおける前記プラグは、
前記シートにより形成される流路の前記開口部と接触する先端部が平坦なプラグ本体と、プラグステムとにより構成され、該流路の開口部よりも上流の側に該プラグ本体が位置するように前記バルブ本体の内部に配置され、
前記バルブ本体における前記流体流入口から前記流体流出口へと流れる流体の流量を、該プラグの上下方向への摺動に基づき前記プラグ本体の先端部を前記開口部に当接又は離間させて該開口部における開閉操作を行うことによって調整し、
前記プラグを前記シートの開口部から離間させて開操作を行う初期において、該開口部における開度の増大速度を相対的に減少させる
フラットバルブの制御方法。 - 前記プラグ本体を前記開口部から離間させて開操作を行う初期において、前記プラグの上方向への摺動速度を所定の割合で減少させることによって、該開口部における開度の増大速度を相対的に減少させる
請求項1に記載のフラットバルブの制御方法。 - ニッケル酸化鉱石の湿式製錬プロセスにおいて該ニッケル酸化鉱石を高温高圧下で硫酸により浸出処理して得られる、高温高圧の流体である浸出スラリーを下流側に設置された設備に移送するための流路に設けられるフラットバルブの制御システムであって、
前記フラットバルブは、
水平方向に開口した流体流入口と、鉛直方向に開口した流体流出口とが設けられたバルブ本体と、
開口部を有し、前記流体流出口へ流れ出る流路を形成するシートと、
前記シートにより形成される流路の前記開口部と接触する先端部が平坦なプラグ本体と、プラグステムとにより構成され、該流路の開口部よりも上流の側に該プラグ本体が位置するように前記バルブ本体の内部に配置され、上下方向に摺動するプラグと、
を有し、
前記プラグ本体の先端を前記開口部に対して当接又は離間させて該開口部における開閉操作を行うことにより、流入した高温高圧の流体の前記流路を介した移送を調整するものであり
当該制御システムは、
前記プラグの摺動速度を調整して前記開口部の開度を制御する開度制御部を備え、
前記開度制御部は、前記プラグ本体を前記開口部から離間させて開操作を行う初期において、前記開口部における開度の増大速度を相対的に減少させる
フラットバルブの制御システム。 - 前記開度制御部は、前記プラグの上方向への摺動速度を所定の割合で減少させることによって、前記開口部における開度の増大速度を減少させる
請求項3に記載のフラットバルブの制御システム。 - 当該制御システムは、
前記開度制御部からの制御信号に基づいて指示信号に変換し、前記フラットバルブに対して開度指示を行う信号変換器と、
前記フラットバルブを介して配管内に流出された流体の流量を測定する流量計と、
前記フラットバルブに前記流体を流入させる上位装置の流体レベルに関する情報信号を前記開度制御部に送る上位システム部と、をさらに備え、
前記開度制御部は、
前記流量計により測定される流量に関する流量情報信号と、前記上位システム部から送られる前記情報信号とを比較して開度指示値を求め、
前記開度指示値と前記フラットバルブの実開度とが一致するように開度を調整するとき、前記プラグ本体を前記開口部から離間させて開操作を行う初期において、前記開口部における開度の増大速度を相対的に減少させるように調整する
請求項3又は4に記載のフラットバルブの制御システム。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2017060986A JP6972607B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | フラットバルブの制御方法、フラットバルブの制御システム |
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| JP2017060986A JP6972607B2 (ja) | 2017-03-27 | 2017-03-27 | フラットバルブの制御方法、フラットバルブの制御システム |
Publications (2)
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| JP2018162853A JP2018162853A (ja) | 2018-10-18 |
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Family Applications (1)
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