JP6978100B2 - 動物用被覆材 - Google Patents
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
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Description
一方、肉球の硬化・角質化を防止するためには、保湿することが有効である。また、傷の治療法として、傷口を乾燥させずに湿潤環境下で治す方法(湿潤療法)が知られおり、傷の治療にも皮膚を保護及び保湿することは必要である。
また、従来の動物用被覆材は、アスファルトからの熱による火傷や、被覆材内部で足裏が滑ることは防止できるが、肉球の保湿をすることはできなかった。また、被覆材で肉球を覆ってしまうと、肉球の状態を容易に確認することができず、肉球の乾燥が進んでしまうおそれもあった。
そして、少なくともソール部の動物の足裏に接触する足裏接触面は、ゴム弾性を有すると共に、常温で液体の炭化水素油を含有したエラストマーによって形成されている。
まず、構成を説明する。
実施例1における動物用被覆材は、図1に示すように、犬や猫等の動物Dの足Fの足先に装着し、足裏の肉球を保護するシューズ1として適用する。図2は、装着状態の実施例1のシューズの断面図であり、図3は、実施例1のシューズのソール部の拡大断面図である。以下、実施例1のシューズ1の構成を、図2及び図3に基づいて説明する。
インソール2aは、シューズ1の内側に配置され、動物の足裏Faに接触する足裏接触面4を有している。このインソール2aは、アウトソール2bに対して着脱可能になっている。また、アウトソール2bは、インソール2aの外側(下側)を覆い、地面に接触する接地面5を有している。
まず、足裏保湿の必要性について説明し、続いて、実施例1の動物用被覆材の作用を「足裏保湿作用」、「足裏保護作用」に分けて説明する。
犬や猫等の動物の足先には、一般的に爪を有する指部と、肉球と呼ばれる皮膚が露出した部分からなり、足先の接地面(足裏)のほとんどは肉球である。この肉球は、運動時のクッション的な役割を担い、運動時の衝撃を吸収して足の骨や関節などを守ったり、汗によって肉球を湿らせてすべり止めの役割を果たしたりする。
実施例1のシューズ1に動物Dの足Fを差し込み、このシューズ1を動物Dの足Fに装着すると、図2に示すように、足裏Faがインソール2aの足裏接触面4に接触する。ここで、足裏Faには、一般的に皮膚が露出した肉球が存在するため、インソール2aにはこの肉球が接触する。そして、動物Dは、歩行する度に、足裏Fa(肉球)によって足裏接触面4を踏みしめることになる。
実施例1のシューズ1では、インソール2aが、炭化水素油7を含有したエラストマー6によって形成されている。ここで、エラストマー6は、弾力性に富み圧縮性が高いという性質を有している。そのため、容易に変形が可能であり、足裏Faへの衝撃を吸収することができて足裏Faを保護することができる。
実施例1の動物用被覆材にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
少なくとも前記ソール部2の前記動物Dの足裏Faに接触する足裏接触面4は、ゴム弾性を有すると共に、常温で液体の炭化水素油7を含有したエラストマー6によって形成されている構成とした。
これにより、動物Dの体表面(足裏Fa)を保護しつつ、容易に保湿することができる。
これにより、(1)の効果に加え、エラストマー6から浸み出た炭化水素油7によって、接地面5の滑りを防止することができる。
これにより、(1)又は(2)の効果に加え、エラストマー6がゴム弾性を有し、動物Dへの衝撃を吸収して、適切に保護することができる。
これにより、(1)〜(3)のいずれかの効果に加え、炭化水素油7が常温で液体状を保ち、保湿機能を有することで、エラストマー6から徐々に浸み出して動物Dの体表面の保湿を適切に行うことができる。
実施例2における動物用被覆材は、図4に示すように、動物Dの足Fや胴体B等の体に装着し、傷を保護するサポーター10として適用する。図5は、装着状態の実施例2のサポーターの断面図である。以下、実施例2のサポーター10の構成を、図5に基づいて説明する。
また、この包囲体11は、動物Dの体表面Daに接触する内側接触面12を含む全体が、エラストマー6のみによって形成されている。そして、このエラストマー6のゴム弾性力によって、内側接触面12が動物Dの足Fの周面(体表面Da)にフィットしている。
動物Dが足Fや胴体B等の体に切り傷や擦り傷等の傷を負った場合、傷の周囲の体毛を剃り、皮膚を露出して治療することが一般的である。そのため、治療が完了した後も体毛が生え揃うまでは皮膚及び傷口が露出した状態になる。また、動物D自身が体を舐めすぎたり、引っ掻いたりして脱毛し、皮膚が露出することもある。
少なくとも前記包囲体11の前記動物Dに接触する内側接触面12は、ゴム弾性を有すると共に、常温で液体の炭化水素油7を含有したエラストマー6によって形成されている構成とした。
これにより、動物Dの体表面Daを保護しつつ、容易に保湿をすることができる。
また、足裏接触面4及び接地面5を含むソール部2の全体を、エラストマー6によって形成してもよい。
2 ソール部
2a インソール
2b アウトソール
3 アッパー部
4 足裏接触面
5 接地面
6 エラストマー
7 炭化水素油
10 サポーター(動物用被覆材)
11 包囲部
12 内側接触面
D 動物
F 足
Fa 足裏(体表面)
Claims (5)
- 動物の足を支持するソール部と、前記ソール部の周縁部に取り付けられて前記足を包み込むアッパー部と、を有し、前記動物の体表面を被覆する動物用被覆材であって、
少なくとも前記ソール部の前記動物の足裏に接触する足裏接触面は、ゴム弾性を有すると共に、常温で液体の炭化水素油を含有したエラストマーによって形成されている
ことを特徴とする動物用被覆材。 - 請求項1に記載された動物用被覆材において、
前記ソール部は、前記足裏接触面を有する前記エラストマーによって形成されたインソールと、前記インソールの外側を覆うと共に地面に接触する接地面を有する多孔質材によって形成されたアウトソールと、を有する
ことを特徴とする動物用被覆材。 - 動物の体が挿入される筒状の包囲体を有し、前記動物の体表面を被覆する動物用被覆材であって、
少なくとも前記包囲体の前記動物に接触する内側接触面は、ゴム弾性を有すると共に、常温で液体の炭化水素油を含有したエラストマーによって形成されている
ことを特徴とする動物用被覆材。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された動物用被覆材において、
前記エラストマーは、天然ゴム、スチレンエラストマー、オレフィンエラストマー、ポリウレタンエラストマー、ポリエステルエラストマー、アクリルエラストマー及びシリコーンエラストマーからなる群から選択される少なくとも一種である
ことを特徴とする動物用被覆材。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載された動物用被覆材において、
前記炭化水素油は、流動パラフィン、スクワラン及びスクワレンからなる群から選択される少なくとも一種である
ことを特徴とする動物用被覆材。
Applications Claiming Priority (3)
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