以下、この発明の洗濯機の設置方法および収納構造を図示の実施の形態により詳細に説明する。なお、以下の説明において、左側とは、洗濯機を前側(扉側)から見たとき、洗濯機に向かって左側を指す一方、右側とは、洗濯機を前側(扉側)から見たとき、洗濯機に向かって右側を指す。また、各図において共通する部分には同一の符号を付している。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明の第1実施形態のシステム洗面化粧台1を左斜め前方から見た概略斜視図である。
システム洗面化粧台1は、洗面化粧台2と、洗濯機の一例としてのドラム式洗濯機3とを備えている。
洗面化粧台2にはキャビネット5および鏡6が設けられている。このキャビネット5は、鏡6の下方に配置されて、例えばタオル、ドライヤ、化粧品などを収納する引き出し21,21,・・・を有する。また、キャビネット5の天板24には洗面ボール25が取り付けられている。
また、図示しないが、蛇口が洗面ボール25に取り付けられている。この蛇口は、ユーザの操作に応じて、水道水を吐出したり、任意温度のお湯を吐出したりする。
図2は、上記システム洗面化粧台1の一部を右斜め前方から見た概略斜視図である。
キャビネット5の一方の側方には、ドラム式洗濯機3を収容する洗濯機用収容空間S2が設けられている。洗面化粧台2の天板24は洗濯機用収容空間S2の上方まで延在している。すなわち、天板24は一方の端部が洗濯機用収容空間S2に面するように設けられている。また、洗濯機用収容空間S2の一方の側方にはキャビネット5の側面パネル27が配置されている。一方、洗濯機用収容空間S2の他方の側方には洗面化粧台2の側面パネル28が配置されている。さらに、洗濯機用収容空間S2の後方には壁13がある。このような洗濯機用収容空間S2にドラム式洗濯機3を収容することにより、床面14の一部である設置面14aにドラム式洗濯機3を設置する。なお、洗濯機用収容空間S2は洗濯機用収容部の一例である。また、側面パネル27,28および壁13は仕切部の一例である。
キャビネット5の側面パネル27の下側かつ後側の部分には開口部27aが設けられている。これにより、キャビネット5内の空間S1(図9,図10に示す)と洗濯機用収容空間S2とが互いに連通している。なお、空間S1はホース用収容部の一例である。
また、キャビネット5内の空間S1は、引き出し21,21,・・・の本体の他に、ドラム式洗濯機3の給水ホース11(図8,図9に示す)および排水ホース12(図8,図10に示す)の一部なども収容する。なお、空間S1はホース用収容部の一例である。
図3は、ドラム式洗濯機3を右斜め前方の上方から見た概略斜視図である。また、図4は、ドラム式洗濯機3を右側方から見た概略右側面図である。
ドラム式洗濯機3は、図3,図4に示すように、ユーザが投入した洗濯物を洗濯する洗濯機本体31を備えている。
洗濯機本体31は、開口部34aが設けられた前面パネル34を有する。ユーザは、開口部34aを介して洗濯機本体31内に洗濯物を入れたり、開口部34aを介して洗濯機本体31内の洗濯物を出したりする。また、前面パネル34には、開口部34aを開閉する扉38が回動可能に取り付けられている。そして、前面パネル34の上方には、ユーザが洗濯コースなどを選択するために操作する操作パネル35が設けられている。また、操作パネル35の側方には、洗剤、柔軟剤および漂白剤を収容する収容ケース36が引き出し可能に設けられている。
また、ドラム式洗濯機3は、図3,図4に示すように、一対の前脚32,32(図4では1つの前脚32のみが図示されている)と、一対の後脚33,33(図3,図4では1つの後脚33のみが図示されている)と、化粧パネル37とを備えている。なお、前脚32,32および後脚33,33は脚の一例である。
一対の前脚32,32は、洗濯機本体31の下面31aの前部に設けられている。この一対の前脚32,32は、それぞれ、高さ調整が可能である。
一対の後脚33,33は、洗濯機本体31の下面31aの後部に設けられている。この一対の後脚33,33も、それぞれ、高さ調整が可能である。
化粧パネル37は一対の前脚32,32に着脱可能に取り付けられている。これにより、一対の前脚32,32は化粧パネル37で隠されて、ドラム式洗濯機3は良好な美観を呈する。
また、ドラム式洗濯機3は、図9〜図11に示すように、洗濯機本体31に給水するための給水ホース11と、洗濯機本体31からの排水を洗濯機用排水口15に案内する排水ホース12とを備えている。この給水ホース11および排水ホース12の長さは、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことが可能な長さに設定されている。別の言い方をすれば、給水ホース11および排水ホース12の接続を解除しなくても、図1に示すドラム式洗濯機3を設置面14aよりも前方に引き出せるように、給水ホース11および排水ホース12の長さが設定されている。なお、洗濯機用排水口15は排水口の一例である。
なお、図9の20は、引き出し21を前後方向に案内するレールである。
図5は、図4の右側の前脚32を拡大した概略拡大図である。
図3,図5に示すように、右側の前脚32は、洗濯機本体31の下面31aにおける右前のコーナー部に設けられている。一方、左側の前脚32は、洗濯機本体31の下面31aにおける左前のコーナー部に設けられている。この右側,左側の前脚32,32は、それぞれ、例えば金属製の支持部材41と、円板形状のゴム部42とを有する。すなわち、右側,左側の前脚32,32は、互いに同じ構成を有する。なお、ゴム部42は弾性部材の一例である。
支持部材41は、ネジ軸部41aと、このネジ軸部41aの下端に連なって径方向外側に張り出す円板部41bとから成っている。ネジ軸部41aは洗濯機本体31の下面31aの右前角部のネジ穴に螺合している。これにより、洗濯機本体31の下面31aに対するネジ軸部41aの突出量は連続的に調整できるようになっている。また、上記突出量を固定するため、ネジ軸部41aにはナット43を螺合させている。
ゴム部42は、円板部41bを覆うように、支持部材41と一体成形されている。このゴム部42の下面には、グリップ力を上げるために溝が設けられている。また、ゴム部42の材料として、ブチルゴム、クロロブレンゴムなどが使用される。
図6は、図4の右側の後脚33を拡大した概略拡大図である。
右側の後脚33は、洗濯機本体31の下面31aにおける右後のコーナー部に設けられている。一方、図示していないが、左側の後脚33は、洗濯機本体31の下面31aにおける左後のコーナー部に設けられている。この右側,左側の後脚33,33も、それぞれ、右側,左側の前脚32,32と同様に、支持部材45(図7に示す)およびゴム部46を有して、高さ調整が可能で、ナット43で高さを固定できるようになっている。
右側,左側の後脚33,33のそれぞれには、脚用アタッチメント51が取り付けられている。
図7は、後脚33,33および脚用アタッチメント51の分解斜視図である。
右側,左側の後脚33,33の各支持部材45は、ネジ軸部45aと、このネジ軸部45aの下端に連なって径方向外側に張り出す円板部45bとから成っている。すなわち、右側,左側の前脚32,32と右側,左側の後脚33,33とは、それぞれ、互いに同じ構成を有する。また、ネジ軸部41aと同様に、ネジ軸部45aにもナット43が螺合する。
脚用アタッチメント51は、有底円筒形状のアタッチメント本体52と、このアタッチメント本体52の下面に例えば接着剤で固定された円板形状の摺動部材53とからなっている。なお、摺動部材は摺動部の一例である。
アタッチメント本体52は、例えば、ポリプロピレンを使って樹脂成形される。このアタッチメント本体52の上面には、後脚33のゴム部46が嵌合する凹部52aが設けられている。この凹部52aの深さは、例えば、ゴム部46の高さよりも若干低くなるように設定される。
摺動部材53は、例えばフッ素樹脂からなって床面14を摺動可能である。別の言い方をすれば、床面14に対する摺動部材53の滑り摩擦は、床面14に対するゴム部42,46の滑り摩擦よりも小さくなるように、摺動部材53の材料が選ばれている。この摺動部材53の下面は平滑面となっている。一方、摺動部材53の上面には、アタッチメント本体52の下面の凸部(図示せず)が嵌合する凹部53aが設けられている。これにより、アタッチメント本体52に摺動部材53を固定するとき、アタッチメント本体52に対する摺動部材53の位置ズレが生じるのを防げるようになっている。
以下、この第1実施形態のドラム式洗濯機の設置方法の各工程について説明する。
まず、脚用アタッチメント51,51が右側,左側の後脚33,33に取り付けられたドラム式洗濯機3を準備した後、図8に示すように、キャビネット5の側面パネル27における下側の後部の切り欠きに、電源コード13、給水ホース11および排水ホース12を通す。これにより、給水ホース11および排水ホース12の先端部と、電源コード13の電源プラグとが、キャビネット5内の空間S1に収容される。
次に、図9に示すように、水道管16から分岐する分岐管17に給水ホース11の先端部を接続する。これにより、必要時、洗濯機本体31に水道水を供給することが可能となる。
キャビネット5内の空間S1には、排水管19が配置されている。この空間S1の上部には洗面ボール25が配置されている。この洗面ボール25に取り付けられている蛇口では、給湯管18からのお湯と、給水管16からの水道水とが、ユーザの操作に応じて混合される。一方、排水管19は、洗面ボール25からの液体などを洗面化粧台用排水口(図示せず)に案内する。この洗面化粧台用排水口は、キャビネット5内の空間S1に面する床面14に設けられている。
次に、図10に示すように、キャビネット5内の空間S1に面する床面14に設けられた洗濯機用排水口15に、排水ホース12の先端部を接続する。これにより、洗濯機本体31からの排水を排水ホース12で洗濯機用排水口15に案内することが可能となる。なお、洗濯機用排水口15は排水口の一例である。
次に、キャビネット5内に設けられたコンセント(図示せず)に電源コード13の電源プラグ(図示せず)を差し込む。
次に、図11に示すように、床面14の一部である設置面14aの奥側(図中上側)の領域にガイド部材61を取り付ける。より詳しくは、壁13にガイド部材61の後端面62aに接触させた状態で、設置面14aの奥側の領域にガイド部材61を例えばネジ(図示せず)で固定する。このとき、ガイド部材61の右側の端部62bと洗面化粧台2の側面パネル28との間の距離D2と、ガイド部材61の左側の端部62cとキャビネット5の側面パネル27との間の距離D3とのうちの一方を、予め設定された距離に調整する。なお、上記領域の上方には、洗濯機本体31の後面31bが配置される。
ガイド部材61は、基部62と、この基部62の右側の端部62bから前方に突出する右ガイド部63と、基部62の左側の端部62cから前方に突出する左ガイド部64とを有する。
基部62には、右ガイド部63に隣り合う第1当接面62dと、左ガイド部64に隣り合う第2当接面62eとが設けられている。右側の後脚33下に位置する摺動部材53(以下、「右側の摺動部材53」と言う)の後部は、第1当接面62dに当接する。一方、左側の後脚33下に位置する摺動部材53(以下、「左側の摺動部材53」と言う)の後部が、第2当接面62eに当接する。
また、基部62の後端面62aは、第1,第2当接面62d,62eとの間に所定の距離D1を有している。右側の摺動部材53の後部が第1当接面62dに当接し、かつ、左側の摺動部材53の後部が第2当接面62eに当接したとき、洗濯機本体31の後面31bのうちの最後部が壁13との間に所定の隙間が生じるように、距離D1が設定されている。
また、基部62の第1当接面62dが設けられている右側の端部62bと、基部62の第2当接面62eが設けられている左側の端部62cとは、基部62の他の部分に比べて、前後方向の幅が長くなっている。この右側,左側の端部62b,62cには、第1,第2当接面62d,62eの後方に位置する第1,第2貫通孔65,66が設けられている。
右ガイド部63は、第1当接面62dに右側の摺動部材53を案内する第1ガイド面63aを有する。一方、左ガイド部64は、第2当接面62eに左側の摺動部材53を案内する第2ガイド面64aを有する。第1,第2ガイド面63a,64aは左右方向において互いに対向する。また、第1ガイド面63aの前部と第2ガイド面64aの前部との間の距離は、前端側に近づくに従って次第に広がっている。
次に、図12,図13に示すように、床面14に対して右側,左側の摺動部材53,53を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、ドラム式洗濯機3を移動させる。より詳しくは、右側,左側の後脚33,33のゴム部42,42下に位置する右側,左側の摺動部材53,53が、床面14に接触した状態で、かつ、右側,左側の前脚32,32のゴム部42,42と床面14との間に隙間が生じた状態で、設置面14aに洗濯機を移動させる。このとき、右側,左側の前脚32,32の高さ調節を行うことにより、右側,左側の前脚32,32のゴム部42,42と床面14との間に隙間を生じさせる。
最後に、右側,左側の前脚32,32の高さ調節を行うことにより、右側,左側の前脚32,32のゴム部42,42を設置面14aに接触させた後、右側,左側の前脚32,32が外部から見えないようにするため、図1,図3,図4に示すように、右側,左側の前脚32,32に化粧パネル37を取り付ける。
このように、床面14に対して右側,左側の摺動部材53,53を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、ドラム式洗濯機3を移動させるので、ドラム式洗濯機3の設置作業者は、ドラム式洗濯機3の全体を持ち上げて浮かせなくても、設置面14aに洗濯機を設置できる。したがって、上記設置作業者は、ドラム式洗濯機3の全体を床面14から浮かした状態で設置面14a上まで移動させるよりも、ドラム式洗濯機3の設置作業を小さい負荷で行える。
また、右側,左側の摺動部材53,53は、ローラなどを有する機構に比べて、構成が簡単であり、故障の可能性が低い。
また、右側,左側の脚用アタッチメント51は、アタッチメント本体52,52の上面の凹部52aの形状を変更すれば、既存の様々なドラム式洗濯機3に後付けできる。したがって、ドラム式洗濯機3の製造メーカに関係なく、ドラム式洗濯機3の設置作業者の負荷を低減できる効果が期待できる。
また、設置面14aの奥側の領域にガイド部材61を取り付けた後、設置面14aにドラム式洗濯機3を移動させると、右側,左側の摺動部材53,53の後部がガイド部材61の第1,第2当接面62d,62eに当接する。その結果、ドラム式洗濯機3の前後方向の位置決めを容易かつ正確に行える。
また、ドラム式洗濯機3の前後方向の位置決めを正確に行えるので、洗濯機本体31の後面31bと壁13との間に、所望の隙間を確実に設けることができる。
また、上記所望の隙間があれば、ドラム式洗濯機3が駆動時に振動しても壁13に衝突するのを防ぐことができる。
また、ガイド部材61の第1,第2ガイド面63a,64aによって、右側,左側の摺動部材53,53がガイド部材61の第1,第2の当接面に案内される。したがって、第1,第2当接面62d,62eに右側,左側の摺動部材53,53の後部を容易かつ正確に当接させることができる。
また、右側,左側の摺動部材53,53の後部がガイド部材61の第1,第2当接面62d,62eに当接したとき、右側の摺動部材53の右側部が第1ガイド面63aに当接し、左側の摺動部材53の左側部が第2ガイド面64aに当接する。その結果、ドラム式洗濯機3の左右方向の位置決めを容易かつ正確に行える。
また、ドラム式洗濯機3の前後方向および左右方向の位置決めを正確に行えるので、洗濯機本体31の右側面31cと洗面化粧台2の側面パネル28との間、および、洗濯機本体31の左側面31dとキャビネット5の側面パネル27との間に、所望の隙間を確実に設けることができる。
また、上記所望の隙間があれば、ドラム式洗濯機3が駆動時に振動しても側面パネル27,28に衝突するのを防ぐことができる。
また、第1ガイド面63aの前部と第2ガイド面64aの前部との間の距離は、前端側に近づくに従って次第に広がっているので、第1ガイド面63aの前部と上記第2ガイド面64aの前部との間に左側,右側の摺動部材53,53をスムーズに入れることができる。
また、右側,左側の前脚32,32のそれぞれがゴム部42を下端部に有すると共に、右側,左側の後脚33,33のそれぞれがゴム部46を下端部に有するので、ゴム部42,46が洗濯機本体31と設置面14aとの間に位置する。その結果、洗濯機本体31から設置面14aに伝わる振動を低減できるので、設置面14aを有する床を補強せずに済む。
また、設置面14aにドラム式洗濯機3を移動させるとき、右側,左側の後脚33,33と設置面14aとの間には右側,左側の摺動部材53,53があるので、右側,左側の後脚33,33の各ゴム部46がドラム式洗濯機3の移動の抵抗となるのを防ぐことができる。
また、右側,左側の後脚33,33下にだけ右側,左側の摺動部材53,53を配置するので、摺動部材53の数を減らして、ドラム式洗濯機3の設置に掛かるコストを低減することができる。
また、右側,左側の後脚33,33下に右側,左側の摺動部材53,53を配置するので、後脚33と設置面14aとの間に生じる摩擦を確実に低減することができる。
また、右側,左側の後脚33,33のゴム部46,46下に位置する右側,左側の摺動部材53,53が床面14に接触した状態で、かつ、右側,左側の前脚32,32のゴム部42,42と床面14との間に隙間が生じた状態で、設置面14aに洗濯機を移動させるので、右側,左側の摺動部材53,53のような摺動部材を右側,左側の前脚32,32のゴム部42,42下に配置していなくても、ドラム式洗濯機3をスムーズに移動させることができる。
また、給水ホース11および排水ホース12の長さは、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことが可能な長さに設定されている。したがって、例えばメンテンナンス時、給水ホース11および排水ホース12の接続を解除しなくても、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことができる。したがって、ドラム式洗濯機3のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、キャビネット5内の空間S1に給水ホース11および排水ホース12の一部を収容するので、洗濯機本体31の両側面および後面に隣接する空間S1に給水ホース11および排水ホース12の全部を配置しなくて済む。したがって、洗濯機本体31の両側面31c,31dおよび後面31bが面する空間が大きくなるのを防ぐことができる。
また、ガイド部材61の左右方向の長さは、設置面14aの左右方向の長さよりも短いので、ガイド部材61の左右方向の長さが製造誤差などで所定の長さにならないときなどでも、ガイド部材61を確実に設置できる。
上記第1実施形態では、洗面化粧台2の天板24の一方の端部が、ドラム式洗濯機3を覆っていたが、ドラム式洗濯機3を覆わないようにしてもよい。このようにする場合、例えば縦型洗濯機を設置面14aに設置してもよい。
上記第1実施形態では、ゴム部46と摺動部材53との間に、アタッチメント本体52を配置していたが、アタッチメント本体52を配置しないようにしてもよい。このようにする場合、例えば、摺動部材53上にゴム部46を直接搭載してもよい。
上記第1実施形態では、ゴム部46の形状および材料の一方は、ゴム部42の形状および材料の一方と同じにしてもよい。
上記第1実施形態では、摺動部材53は、例えばフッ素樹脂からなると記載していたが、フッ素樹脂以外の材料(例えば高分子ポリエチレン)からなってもよい。
上記第1実施形態では、アタッチメント本体52はポリプロピレンからなっていたが、例えば、フッ素樹脂、高分子ポリエチレンなどの材料からなってもよい。このようにする場合、アタッチメント本体52の下部または全部が、フッ素樹脂、高分子ポリエチレンなどの材料で形成されてもよい。すなわち、アタッチメント本体52の少なくとも下部が、フッ素樹脂、高分子ポリエチレンなどの材料で形成されてもよい。
上記第1実施形態では、アタッチメント本体52の下面に摺動部材53を取り付けていたが、アタッチメント本体52の下面を平滑面にして、例えばフッ素樹脂、高分子ポリエチレンなどを上記平滑面にコーティングしてもよい。
上記第1実施形態では、右側,左側の後脚33,33の下端部は、ゴム部46であったが、床面14を摺動可能な摺動部材にしてもよい。このようにする場合、脚用アタッチメント51を用いなくて済むので、コストダウンが図れる。
上記第1実施形態では、右側,左側の前脚32,32のそれぞれには、脚用アタッチメント51を取り付けていなかったが、脚用アタッチメント51を取り付けてもよい。このようにする場合、ドラム式洗濯機3の設置後、右側,左側の前脚32,32に取り付けた脚用アタッチメント51を取り外して、洗濯機本体31の天面の前部と洗濯機本体31の天面の後部とが互いに同じまたは略同じ高さとなるように、右側,左側の前脚32,32の高さ調節を行ってもよい。
上記第1実施形態では、ドラム式洗濯機3の移動時、右側,左側の前脚32,32と床面14との間には、何も挿入していなかったが、例えば、シート状の摺動部材(例えばフェルト)を挿入してもよい。このようにする場合、ドラム式洗濯機3の設置後、シート状の摺動部材は除去してもよい。
上記第1実施形態では、ガイド部材61は、キャビネット5の側面パネル27との間に隙間を有すると共に、洗面化粧台2の側面パネル28との間に隙間を有するように形成されていたが、それらの隙間を有さないように形成されてもよい。すなわち、ガイド部材61は、右側端面がキャビネット5の側面パネル27に接触し、かつ、洗面化粧台2の側面パネル28に接触するように、左右方向の長さが設定されてもよい。
上記第1実施形態では、給水ホース11および排水ホース12の長さは、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことが可能な長さに設定されていたが、電源コード13の長さも、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことが可能な長さに設定されてもよい。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態のドラム式洗濯機の設置方法では、上記第1実施形態で説明したように、ドラム式洗濯機3を移動させた後、図14に示すように、ドラム式洗濯機3の前後方向および左右方向の移動を規制する第1,第2移動規制部材271,272を設置面14aに取り付ける。なお、第1,第2移動規制部材271,272は移動規制部材の一例である。
第1移動規制部材271は、上面視形状がL字を裏側から見た形状を呈するように形成されている。この第1移動規制部材271が、右側の前脚32の近傍に位置するように、設置面14aに例えばネジで固定される。これにより、ドラム式洗濯機3の前方向および右方向の移動を第1移動規制部材271で規制する。
一方、第2移動規制部材272は、上面視形状がL字形状を呈するように形成されている。この第2移動規制部材272が、左側の前脚32の近傍に位置するように、設置面14aに例えばネジで固定される。これにより、ドラム式洗濯機3の前方向および左方向の移動を第2移動規制部材272で規制する。
このように、設置面14aにドラム式洗濯機3を移動させた後、床面に第1,第2移動規制部材271,272を取り付けることにより、ドラム式洗濯機3の前方向の移動を第1,第2移動規制部材271,272で規制するので、例えば、ドラム式洗濯機3が自身の振動で前方に飛び出してくるのを防ぐことができる。
また、設置面14aに洗濯機を移動させた後、設置面14aに第1,第2移動規制部材271,272を取り付けるので、例えば、ドラム式洗濯機3が自身の振動で左右に移動するのを第1,第2移動規制部材271,272で防ぐことができる。その結果、ドラム式洗濯機3が、キャビネット5の側面パネル27に接触しない状態を保持できると共に、洗面化粧台2の側面パネル28に接触しない状態を保持できる。
上記第2実施形態では、第1移動規制部材271および第2移動規制部材272を用いていたが、図15に示すように、上面視形状が直線形状となるように形成された第1,第2移動規制部材273,274を用いてもよい。なお、第1,第2移動規制部材273,274は移動規制部材の一例である。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態のドラム式洗濯機の設置方法では、上記第1実施形態で説明したように、ドラム式洗濯機3を移動させた後、図16に示すように、ドラム式洗濯機3の前後方向および左右方向の移動を規制する移動規制部材371を設置面14aに取り付ける。
移動規制部材371は、上面視形状がU字形状を呈するように形成されている。この移動規制部材371が、左側の前脚32の近傍に位置するように、設置面14aに例えばネジで取り付けられる。
このように、設置面14aに洗濯機を移動させた後、設置面14aに移動規制部材371を取り付けることにより、ドラム式洗濯機3の前方向、右方向および左方向の移動を、1つの移動規制部材371で規制できる。したがって、ドラム式洗濯機3の前方向、右方向および左方向の移動を規制するための作業量を減らすことができる。
上記第3実施形態では、移動規制部材371が、左側の前脚32の近傍に位置するように、設置面14aに取り付けられていたが、右側の前脚32の近傍に位置するように、設置面14aに取り付けられてもよい。
〔第4実施形態〕
図17は、この発明の第4実施形態のドラム式洗濯機403を右斜め前方の上方から見た概略斜視図である。また、図18は、ドラム式洗濯機403を右側方から見た概略右側面図である。また、図19は、図18の右側の前脚32を拡大した概略拡大図である。また、図20は、ドラム式洗濯機の設置方法を説明するための概略図である。
ドラム式洗濯機403は、図17〜図20に示すように、洗濯機本体31の下面31aの前部に設けられた一対の移動補助脚444,444を備える点が、上記第1実施形態のドラム式洗濯機3と異なっている。別の言い方をすれば、ドラム式洗濯機403は、上記第1実施形態のドラム式洗濯機3に一対の移動補助脚444,444を追加したものに相当する。
一対の移動補助脚444,444のうち、右側の移動補助脚444は、ドラム式洗濯機403の左右方向の中央より右側に設けられ、右側の前脚32と隣り合っている。一方、一対の移動補助脚444,444のうち、左側の移動補助脚444は、ドラム式洗濯機403の左右方向の中央より左側に設けられ、左側の前脚32と隣り合っている。
右側の移動補助脚444は、略四角柱形状の脚本体445と、この脚本体445の下面に取り付けられた円板形状の摺動部材446とを有している。なお、摺動部材446は摺動部の一例である。
脚本体445は、例えば、ポリプロピレンを使って樹脂成形されて、洗濯機本体31の下面31aの前部に例えばネジで固定されている。
摺動部材446は、例えばフッ素樹脂からなって床面14を摺動可能である。別の言い方をすれば、床面14に対する摺動部材446の滑り摩擦は、床面14に対するゴム部42,46の滑り摩擦よりも小さくなるように、摺動部材446の材料が選ばれている。この摺動部材446の下面は平滑面となっている。一方、摺動部材446の上面は、脚本体445の下面に例えば接着材で固定されている。
左側の移動補助脚444は、右側の移動補助脚444と同じ構成であり、設けられる場所だけが異なっているので、左側の移動補助脚444の構成の説明は省略する。
以下、この第4実施形態のドラム式洗濯機403の設置方法の各工程について説明する。
まず、ドラム式洗濯機403を準備した後、上記第1実施形態と同様に、給水ホース11などの接続を行うと共に、ガイド部材61の取り付けを行う。
次に、右側,左側の前脚32,32のネジ軸部41aを順回転させて、右側,左側の前脚32,32の下端部のゴム部42,42を洗濯機本体31に近づける。これにより、右側,左側の移動補助脚444,444の摺動部材446,446が床面14に接触するように、かつ、前脚32,32の下端部のゴム部42,42と床面14との間に隙間が生じるように、右側,左側の前脚32,32の高さを調整する。この調整後、洗濯機本体31の天面は、前部が後部よりも低くなるように傾斜する。
次に、上記第1実施形態と同様に、設置面14aにドラム式洗濯機403を移動させた後、右側,左側の前脚32,32のネジ軸部41aを逆回転させて、右側,左側の前脚32,32の下端部のゴム部42,42を洗濯機本体31から遠ざける。これにより、右側,左側の移動補助脚444,444の摺動部材446,446と設置面14aとの間に隙間が生じるように、かつ、前脚32,32の下端部のゴム部42,42が設置面14aに接触するように、右側,左側の前脚32,32の高さを調整する。この調整後、洗濯機本体31の天面は、前部が後部と同じまたは略同じ高さとなる。
最後に、右側,左側の前脚32,32と、右側,左側の移動補助脚444,444とが外部から見えないようにするため、右側,左側の前脚32,32に化粧パネル37を取り付ける。
このように、右側,左側の移動補助脚444,444の下端部に設けられた摺動部材446,446が床面14に接触するように、かつ、前脚32,32の下端部のゴム部42,42と床面14との間に隙間が生じるように、右側,左側の前脚32,32の高さを調整した状態で、ドラム式洗濯機403を移動させるので、移動補助脚444,444の下端部に設けられた摺動部材446と、後脚33,33下に配置された摺動部材53とを、床面14に対して摺動させながら、設置面14aに洗濯機を移動させることができる。
また、上記前脚32,32の高さ調整後、ドラム式洗濯機403を移動させるので、前脚32,32の下端部のゴム部42,42がドラム式洗濯機403の移動の抵抗となるのを防ぐことができる。
また、ドラム式洗濯機403の移動が終了した後、右側,左側の前脚32,32の高さを調整することにより、右側,左側の移動補助脚444,444の摺動部材446と設置面14aとの間に隙間が生じる。したがって、例えば洗濯機本体31が洗濯時に振動しても、この振動が摺動部材446を介して床面14へ伝わるのを防ぐことができる。
また、ドラム式洗濯機403の移動が終了した後、右側,左側の前脚32,32の高さを調整することにより、前脚32,32の下端部のゴム部42,42が設置面14aに接触する。したがって、例えば洗濯機本体が洗濯時に振動しても、設置面14aに対して前脚32,32が移動するのを防ぐことができる。
上記第4実施形態では、給水ホース11などの接続と、ガイド部材61の取り付けとを行った後、右側,左側の前脚32,32の高さ調整を行ったが、右側,左側の前脚32,32の高さ調整を行った後、給水ホース11などの接続と、ガイド部材61の取り付けとを行ってもよい。要するに、右側,左側の前脚32,32の高さ調整を行うタイミングは、ドラム式洗濯機403を移動させる前であれば、特に限定されない。
〔第5実施形態〕
図21は、この発明の第5実施形態のドラム式洗濯機の設置方法で使用する板状部材581を右斜め前方の上方から見た模式斜視図である。また、図22は、板状部材581を上方から見た模式平面図である。
板状部材581は、図21,図22に示すように、4つの凹部582,582,・・・が上面581aに設けられていると共に、4つの摺動部材583,583,・・・が下面581bに取り付けられている。この第5実施形態では、右側,左側の後脚33,33に脚用アタッチメント51,51を取り付けてないドラム式洗濯機3が、板状部材581上に搭載される。また、板状部材581の左右方向の長さは、設置面14aの左右方向の長さよりも僅かに短くなるように設定されている。別の言い方をすると、板状部材581の上面581aの前辺584,後辺585のそれぞれの長さは、設置面14aの左右方向の長さよりも僅かに短くなるように設定されている。なお、4つの凹部582,582,・・・のうち、前側の2つの凹部582,582は第1凹部の一例であり、後側の2つの凹部582,582は第2凹部の一例である。
凹部582,582,・・・は、板状部材581の上面581aの右前のコーナー部と、板状部材581の上面581aの左前のコーナー部と、板状部材581の上面581aの右後のコーナー部と、板状部材581の上面581aの左後のコーナー部とのそれぞれに1つずつ設けられている。
また、ドラム式洗濯機3が板状部材581に搭載されたとき、右前のコーナー部の凹部582(以下、「右前側の凹部582」と言う)にはドラム式洗濯機3の右側の前脚32が入ると共に、左前のコーナー部の凹部582(以下、「左前側の凹部582」と言う)にはドラム式洗濯機3の左側の前脚32が入る。そのとき、右後のコーナー部の凹部582(以下、「右後側の凹部582」と言う)にはドラム式洗濯機3の右側の後脚33が入ると共に、左後のコーナー部の凹部582(以下、「左後側の凹部582」と言う)にはドラム式洗濯機3の左側の後脚33が入る。このため、右前側,左前側の凹部582,582は、それぞれ、ゴム部42が嵌合可能または遊嵌可能に形成されている。また、右後側,左後側の凹部582,582は、それぞれ、ゴム部46が嵌合可能または遊嵌可能に形成されている。
また、ドラム式洗濯機3の設置が完了したとき、洗濯機本体31の後面31bが壁13との間に所定の隙間を有するように、かつ、洗濯機本体31の右側面31c,左側面31dが側面パネル28,27との間に所定の隙間を有するように、各凹部582,582,・・・の位置が設定されている。別の言い方をすると、ドラム式洗濯機3が板状部材581に搭載されたとき、洗濯機本体31の右側面31cは、右前側,右後側の凹部582,582と板状部材581の上面581aの右辺586との間の領域上に位置する。そのとき、洗濯機本体31の左側面31dは、左前側,左後側の凹部582,582と板状部材581の上面581aの左辺587との間の領域上に位置する。また、そのとき、洗濯機本体31の後面は、右後側,左後側の凹部582,582,・・・と板状部材581の上面581aの後辺585との間の領域上に位置する。
4つの摺動部材583,583,・・・は、それぞれ、例えばフッ素樹脂からなって床面14を摺動可能である。すなわち、各摺動部材583は、摺動部材53および446と同様に、材料が選定されている。また、各摺動部材583は、例えば円板形状に形成されて、例えば接着剤で板状部材581の下面581bに固定されている。
図23は、図22のXXIII−XXIII線から見た模式断面図である。また、図24は、図22のXXIV−XXIV線から見た模式断面図である。
図23,図24に示すように、摺動部材583,583,・・・は、上下方向において、凹部582,582,・・・と重なる位置関係を有する。例えば、右前側の凹部582の下方には、1つの摺動部材583が配置されている。これと同様に、他の各凹部582の下方にも、他の1つの摺動部材583が配置されている。
以下、この第5実施形態のドラム式洗濯機の設置方法の各工程について説明する。
まず、板状部材581およびドラム式洗濯機3を準備した後、ドラム式洗濯機3の右側,左側の前脚32,32が右前側,左前側の凹部582,582に入るように、かつ、ドラム式洗濯機3の右側,左側の後脚33,33が右後側,左後側の凹部582,582に入るように、板状部材581にドラム式洗濯機3を搭載する。
次に、上記第1実施形態と同様に、給水ホース11などの接続を行うと共に、ガイド部材61の取り付けを行う。
次に、図23,図24に示すように、床面14に対して摺動部材583,583,・・・を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、板状部材581をドラム式洗濯機3と共に移動させる。このとき、板状部材581の後端面を壁13に当接させる。
最後に、右側,左側の前脚32,32が外部から見えないようにするため、右側,左側の前脚32,32に化粧パネル37を取り付ける。
このように、右前側,左前側の凹部582,582,・・・にドラム式洗濯機3の右側,左側の前脚32,32を入れ、かつ、右後側,左後側の凹部582,582,・・・にドラム式洗濯機3の右側,左側の後脚33,33に入れた後、板状部材581をドラム式洗濯機3と共に移動させるので、板状部材581に対するドラム式洗濯機3の位置が変わるのを防ぐことができる。
また、床面14に対して摺動部材583,583,・・・を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、ドラム式洗濯機3を移動させるので、設置作業者は、ドラム式洗濯機3全体を持ち上げて浮かせなくても、設置面14aにドラム式洗濯機3を設置できる。したがって、上記設置作業者は、ドラム式洗濯機3の全体を持ち上げて床面14から浮かした状態で設置面14aの上方まで移動させるよりも、ドラム式洗濯機3の設置作業を小さい負荷で行える。
また、摺動部材583は、ローラなどを有する機構に比べて、構成が簡単であり、故障の可能性が低い。
また、ドラム式洗濯機3を搭載した板状部材581を設置面14aに設置すると、洗濯機本体31の右側面31cと洗面化粧台2の側面パネル28との間、洗濯機本体31の左側面31dとキャビネット5の側面パネル27との間、および、洗濯機本体31の後面31bと壁13との間に、所望の隙間を確実に生じさせることができる。
また、上記所望の隙間があれば、例えば、ドラム式洗濯機3が駆動時に振動して壁13および側面パネル27,28に衝突するのを防ぐことができる。
上記第5実施形態では、摺動部材583,583,・・・の数は4つであったが、1つにしてもよいし、4つ以外の複数にしてもよい。摺動部材583,583,・・・の数を1つにする場合、洗濯機本体31の振動が設置面14aに局所的に伝わるのを防ぐ観点から、摺動部材583,583,・・・の形状は、板状部材581の下面581bの大部分を覆うような形状とするのが、好ましい。
上記第5実施形態では、摺動部材583,583,・・・は、例えばフッ素樹脂からなる記載したが、フッ素樹脂以外の材料(例えば高分子ポリエチレン)からなってもよい。
上記第5実施形態では、板状部材581は、ドラム式洗濯機3を支持可能な材料であれば、どのような材料で形成されてもよい。すなわち、板状部材581は、剛性が得られるのであれば、例えば合板などの木材、例えばアルミ金属などで形成されてもよい。
上記第5実施形態では、板状部材581の下面581bに、摺動部材583,583,・・・を取り付けていたが、摺動部材583,583,・・・を取り付けなくてもよい。このようにする場合、例えば、板状部材581の下面581bを平滑面にして、フッ素樹脂、高分子ポリエチレンなどを上記平滑面にコーティングしてもよい。
上記第5実施形態では、板状部材581の下面581bに、摺動部材583,583,・・・を取り付けていたが、フェルトを取り付けてもよい。このようにする場合、フェルトの形状および数は、摺動部材583,583,・・・と同様に、適宜設定してもよい。
上記第5実施形態では、板状部材581上にドラム式洗濯機3を搭載した後、給水ホース11などの接続と、ガイド部材61の取り付けとを行っていたが、給水ホース11などの接続と、ガイド部材61の取り付けとを行った後、板状部材581上にドラム式洗濯機3を搭載してもよい。
上記第5実施形態では、右側,左側の前脚32,32が外部から見えないようにするための化粧パネル37を用いていたが、右側,左側の前脚32,32と板状部材581とが外部から見えないようにするための化粧パネル37を用いてもよい。すなわち、設置後の右側,左側の前脚32,32の高さより高い化粧パネル37を用いてもよい。
上記第5実施形態では、ドラム式洗濯機3の設置後、設置面14aに板状部材581を固定していなかったが、例えばネジおよび金具を使って、設置面14aに板状部材581を固定してもよい。このように、上記ネジおよび金具を使って、設置面14aに板状部材581を固定した場合、設置面14aに対する板状部材581の固定を必要時に容易に解除することができる。
〔第6実施形態〕
図27は、この発明の第6実施形態のドラム式洗濯機の設置方法で使用する第1,第2板状部材681,691を上方から見た模式平面図である。
第1板状部材681では、2つの凹部582,582が上面681aに設けられていると共に、2つの摺動部材583,583,・・・が下面681bに取り付けられている。第2板状部材691でも、第1板状部材681と同様に、2つの凹部582,582が上面691aに設けられていると共に、2つの摺動部材583,583が下面691bに取り付けられている。この第5実施形態では、右側,左側の後脚33,33に脚用アタッチメント51を取り付けてないドラム式洗濯機3が、第1,第2板状部材681,691上に搭載される。また、第1,第2板状部材681,691の左右方向の長さは、それぞれ、設置面14aの左右方向の長さよりも僅かに短くなるように設定されている。別の言い方をすると、第1板状部材681の上面681aの前辺684,後辺685のそれぞれの長さは、設置面14aの左右方向の長さよりも僅かに短くなるように設定されている。これと同様に、第2板状部材691の上面691aの前辺694,後辺695のそれぞれの長さも、設置面14aの左右方向の長さよりも僅かに短くなるように設定されている。なお、第1板状部材681の上面681aに設けられた凹部582は、第1凹部の一例である。また、第2板状部材691の上面691aに設けられた凹部582は、第2凹部の一例である。
第1板状部材681の上面681aの右端部と、第1板状部材681の上面681aの左端部とのそれぞれには、1つの凹部582が設けられている。ドラム式洗濯機3が第1板状部材681に搭載されたとき、ドラム式洗濯機3の右側の前脚32が第1板状部材681の上面681aの右端部の凹部582(以下、「右前側の凹部582」と言う)に入り、かつ、ドラム式洗濯機3の左側の前脚32が第1板状部材681の上面681aの左端部の凹部582(以下、「左前側の凹部582」と言う)に入る。
第2板状部材691の上面691aの右端部と、第2板状部材691の上面691aの左端部とのそれぞれには、1つの凹部582が設けられている。ドラム式洗濯機3が第2板状部材691に搭載されたとき、ドラム式洗濯機3の右側の後脚33が第2板状部材691の上面691aの右端部の凹部582(以下、「右後側の凹部582」と言う)に入り、かつ、ドラム式洗濯機3の左側の後脚33が第1板状部材681の上面681aの左端部の凹部582(以下、「左後側の凹部582」と言う)に入る。
また、ドラム式洗濯機3の設置が完了したとき、洗濯機本体31の後面31bが壁13との間に所定の隙間を有するように、かつ、洗濯機本体31の右側面31c,左側面31dが側面パネル28,27との間に所定の隙間を有するように、各凹部582の位置が設定されている。別の言い方をすると、ドラム式洗濯機3が第1,第2板状部材681,691に搭載されたとき、洗濯機本体31の右側面31cは、右前側の凹部582と第1板状部材681の上面581aの右辺686との間の領域上に位置し、かつ、洗濯機本体31の左側面31dは、左前側の凹部582と第1板状部材681の上面681aの左辺687との間の領域上に位置する。そのとき、洗濯機本体31の右側面31cは、右後側の凹部582と第2板状部材691の上面691aの右辺696との間の領域上に位置し、かつ、洗濯機本体31の左側面31dは、左後側の凹部582と第2板状部材691の上面691aの左辺697との間の領域上に位置する。また、そのとき、洗濯機本体31の後面31bは、右後側,左後側の凹部582,582と第2板状部材691の上面691aの後辺695との間の領域上に位置する。
4つの摺動部材583,583,・・・は、それぞれ、例えばフッ素樹脂からなって床面14を摺動可能である。すなわち、各摺動部材583は、摺動部材53および446と同様に、材料が選定されている。また、各摺動部材583,583,・・・は、例えば円板形状に形成されて、例えば接着剤で第1,第2板状部材681,691の下面681b,691bに固定されている。
図28は、図27のXXVIII−XXVIII線から見た模式断面図である。また、図29は、図27のXXIX−XXIX線から見た模式断面図である。
図28,図29に示すように、摺動部材583,583,・・・は、上下方向において、凹部582,582,・・・と重なる位置関係を有する。例えば、右前側の凹部582の下方には、1つの摺動部材583が配置されている。これと同様に、他の各凹部582の下方にも、他の1つの摺動部材583が配置されている。
以下、この第6実施形態のドラム式洗濯機の設置方法の各工程について説明する。
まず、第1,第2板状部材681,691およびドラム式洗濯機3を準備した後、ドラム式洗濯機3の右側,左側の前脚32,32が右前側,左前側の凹部582,582に入るように、かつ、ドラム式洗濯機3の右側,左側の後脚33,33が右後側,左後側の凹部582,582に入るように、第1,第2板状部材681,691上にドラム式洗濯機3を搭載する。
次に、上記第1実施形態と同様に、給水ホース11などの接続を行うと共に、ガイド部材61の取り付けとを行う。
次に、図30に示すように、床面14に対して摺動部材583,583,・・・を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、第1,第2板状部材681,691をドラム式洗濯機3と共に移動させる。このとき、第2板状部材691の後端面62aを壁13に当接させる。
最後に、上記第5実施形態と同様に、化粧パネル37の取り付けを行う。
このように、第1,第2板状部材681,691を用いるので、上記第5実施形態と同様の作用効果が得られると共に、右前側,左前側の凹部582,582に対する洗濯機の右側,左側の前脚32,32の挿入と、右後側,左後側の凹部582,582,・・・に対する洗濯機の右側,左側の後脚33,33の挿入とを、個別に行うことができる。すなわち、右前脚32,32,左前脚32,32の挿入作業と、右後脚33,33,左後脚33,33の挿入作業とを、同時に行わなくて済む。
また、右前側,左前側の凹部582,582に対する洗濯機の右側,左側の前脚32,32の挿入と、右後側,左後側の凹部582,582,・・・に対する洗濯機の右側,左側の後脚33,33の挿入とを、個別に行う場合、ドラム式洗濯機3の設置作業者の人数を減らしても、第1,第2板状部材681,691上にドラム式洗濯機3を搭載することができる。
また、第1板状部材681の下面681bと第2板状部材691の下面681bとのそれぞれに摺動部材583,583が取り付けられているので、第1,第2板状部材681,691を持ち上げることなくスムーズに移動させることができる。
上記第6実施形態では、ドラム式洗濯機3の設置後、設置面14aに第1板状部材681を固定していなかったが、例えばネジおよび金具を使って、設置面14aに第1板状部材681を固定してもよい。このように、上記ネジおよび金具を使って、設置面14aに第1板状部材681を固定した場合、設置面14aに対する第1板状部材681の固定を必要時に容易に解除することができる。
この発明の具体的な第1〜第6実施形態およびその変形例について説明したが、この発明は上記第1〜第6実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、第5実施形態の変形例のように、第6実施形態を変形させたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
すなわち、上述の開示を纏めると、次のようになる。
この発明の一態様に係る洗濯機の設置方法は、
ユーザが投入した洗濯物を洗濯する洗濯機本体31と、この洗濯機本体31の下側に設けられ、床面14を摺動可能な摺動部53,446とを備える洗濯機3,403を準備する工程と、
上記床面14に対して上記摺動部53,446を摺動させながら、上記床面14の一部である設置面14aへ、上記洗濯機3,403を移動させる工程と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、上記床面14に対して上記摺動部53,446を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、洗濯機3,403を移動させるので、洗濯機3,403の設置作業者は、洗濯機3,403全体を持ち上げて浮かせなくても、設置面14aに洗濯機3,403を設置できる。したがって、上記洗濯機3,403の設置作業者の負荷が比較的小さくなる。
これに対して、上記洗濯機3,403全体を床面14から浮かした状態で設置面14aの上方まで移動させる場合、上記洗濯機3,403の設置作業者の負荷は比較的大きくなってしまう。
一実施形態の洗濯機の設置方法は、
上記洗濯機3,403を移動させる前に行われる工程であって、上記洗濯機本体31の後面の下方に位置すべき上記設置面14aの奥側の領域に、ガイド部材61を取り付ける工程を備え、
上記ガイド部材61は、上記摺動部53の後部が当接する当接面62d,62eと、この当接面62d,62eに上記摺動部53を案内すると共に、互いに対向する第1,第2ガイド面63a,64aとを有し、
上記摺動部53の後部が上記ガイド部材61の上記当接面62d,62eに当接したとき、上記摺動部53の一方の側部が上記第1ガイド面63aに当接し、上記摺動部53の他方の側部が上記第2ガイド面64a64aに当接する。
上記実施形態によれば、上記設置面14aの奥側の領域にガイド部材61を取り付け後、設置面14aに洗濯機3,403を移動させると、摺動部53の後部がガイド部材61の当接面62d,62eに当接するので、洗濯機3,403の前後方向の位置決めを容易かつ正確に行える。
また、上記ガイド部材61の第1,第2ガイド面63a,64aによって、摺動部53がガイド部材61の当接面62d,62eに案内されるので、ガイド部材61の当接面62d,62eに摺動部53の後部を容易かつ正確に当接させることができる。
また、上記摺動部53の後部がガイド部材61の当接面62d,62eに当接したとき、摺動部53の一方の側部が第1ガイド面63aに当接し、摺動部53の他方の側部が第2ガイド面に当接するので、洗濯機3,403の左右方向の位置決めを容易かつ正確に行える。
また、上記設置面14aの両側方および後方に例えば壁13がある場合、ガイド部材61の当接面62d,62eおよび第1,第2ガイド面63a,64aによって、洗濯機3,403の前後方向および左右方向の位置決めを正確に行えるので、洗濯機3,403と壁との間に所望の隙間を確実に設けることができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記第1ガイド面63aの前部と第2ガイド面64aの前部との間の距離は、前端側に近づくに従って次第に広がる。
上記実施形態によれば、上記第1,第2ガイド面63a,64aにより、第1ガイド面63aの前部と上記第2ガイド面64aの前部との間に摺動部53をスムーズに入れることができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記洗濯機3は、上記洗濯機本体31の下面31aに設けられ、弾性部材42,46を下端部に有する脚32,33を有し、
上記摺動部53は、上記脚32,33の下端部に取り付けられ、上記脚32,33と上記床面14との間に位置する。
上記実施形態によれば、上記洗濯機本体31の下面31aには、弾性部材42,46を下端部に有する脚32,33が設けられているので、弾性部材42,46が洗濯機本体31と設置面14aとの間に位置する。したがって、上記洗濯機本体31から設置面14aに伝わる振動を低減できるので、設置面14aを有する床を補強せずに済む。
また、上記設置面14aに洗濯機3を移動させるとき、摺動部53が脚32,33と床面14との間に位置するので、脚32,33の下端部の弾性部材42,46が洗濯機3の移動の抵抗となるのを防ぐことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記脚32,33は、
上記洗濯機本体31の上記下面31aの前部に設けられた前脚32と、
上記洗濯機本体31の上記下面31aの後部に設けられた後脚33と
を含み、
上記前脚32および後脚33は、それぞれ、上記弾性部材42,46を下端部に有し、
上記摺動部53は、上記後脚33の下端部に取り付けられる。
上記実施形態によれば、上記後脚33の下端部には摺動部53を取り付けられているので、後脚33と設置面14aとの間に生じる摩擦を確実に低減することができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記後脚33の下端部に取り付けられた摺動部53が上記床面14に接触した状態で、かつ、上記前脚32の下端部と上記床面14との間に隙間が生じた状態で、上記設置面14aに上記洗濯機3を移動させる。
上記実施形態によれば、上記後脚33の下端部に取り付けられた摺動部53が床面14に接触した状態で、かつ、前脚32の下端部と床面14との間に隙間が生じた状態で、設置面14aに洗濯機3を移動させるので、前脚32の下端部に摺動部53を取り付けてなくても、洗濯機3をスムーズに移動させることができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記洗濯機403は、
上記洗濯機本体31の下面の前部に設けられ、高さ調整が可能な前脚32と、
上記洗濯機本体31の下面の前部に設けられ、上記前脚32に隣り合う移動補助脚444と、
上記洗濯機本体31の下面の後部に設けられた後脚33と
を有し、
上記摺動部は、上記移動補助脚444と上記後脚33とのそれぞれの下側に設けられ、
上記洗濯機403を移動させる前に行われる工程であって、上記移動補助脚444と上記後脚33とのそれぞれの下側に設けられた上記摺動部446が上記床面14に接触するように、かつ、上記前脚32の下端部と上記床面14との間に隙間が生じるように、上記前脚32の高さを調整する工程を備える。
上記実施形態によれば、上記前脚32の高さ調整後、洗濯機403を移動させるので、移動補助脚444の下側に設けられた摺動部材446と、後脚33の下側に設けられた摺動部材53とを、床面14に対して摺動させながら、設置面14aに洗濯機403を移動させることができる。
また、上記前脚32の高さ調整後、洗濯機403を移動させるので、前脚32が洗濯機403の移動の抵抗となるのを防ぐことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法は、
上記前脚32は弾性部材42を下端部に有し、
上記設置面14aへ上記洗濯機403を移動させた後、上記移動補助脚444の下側に設けられた上記摺動部446と上記設置面14aとの間に隙間が生じるように、かつ、上記前脚32の下端部の上記弾性部材42が上記設置面14aに接触するように、上記前脚32の高さを調整する工程を備える。
上記実施形態によれば、上記前脚32の高さ調節により、移動補助脚444の下側に設けられた摺動部446と設置面14aとの間に隙間が生じるので、例えば洗濯機本体31が洗濯時に振動しても、この振動が摺動部446を介して床面14へ伝わるのを防ぐことができる。
また、上記前脚32の高さ調節により、前脚32の下端部の弾性部材42が設置面14aに接触するので、例えば洗濯機本体31が洗濯時に振動しても、設置面14aに対して前脚32が移動するのを防ぐことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記設置面14aに上記洗濯機3,403を移動させた後、上記洗濯機3,403の前方向の移動と上記洗濯機3,403の左右方向の移動とのうち、少なくとも上記洗濯機3,403の前方向の移動を規制する移動規制部材271,272,273,274,371を上記設置面14aに取り付ける。
上記実施形態によれば、上記設置面14aに洗濯機3,403を移動させた後、設置面14aに移動規制部材271,272,273,274,371を取り付けることにより、少なくとも洗濯機3,403の前方向の移動を移動規制部材271,272,273,274,371で規制するので、洗濯機3,403が例えば自身の振動で前方に飛び出してくるのを防ぐことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記移動規制部材371は、上方から見たときの形状がU字形状を呈するように形成されている。
上記実施形態によれば、上記移動規制部材371だけで、洗濯機3,403の前方向の移動と洗濯機3,403の左右方向の移動とを規制できる。
この発明の一態様に係る洗濯機の設置方法は、
第1,第2凹部582,582が上面に設けられ、床面14を摺動可能な摺動部583を下側に有する板状部材581,681,691を準備すると共に、ユーザが投入した洗濯物を洗濯する洗濯機本体31と、この洗濯機本体31の下面31aの前部に設けられた前脚32と、上記洗濯機本体31の下面31aの後部に設けられた後脚33とを有する洗濯機3を準備する工程と、
上記板状部材581,681,691の上記第1凹部582に上記洗濯機3の上記前脚32を入れる一方、上記板状部材581,681,691の上記第2凹部582に上記洗濯機3の上記後脚33を入れて、上記板状部材581,681,691に上記洗濯機3を搭載した後、上記床面14に対して上記摺動部583を摺動させながら、上記床面14の一部である設置面14aへ、上記板状部材581,681,691を上記洗濯機3と共に移動させる工程と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、上記板状部材581,681,691の第1凹部582に洗濯機3の上記前脚32を入れる一方、板状部材581,681,691の第2凹部582に上記洗濯機3の上記後脚33を入れた後、板状部材581,681,691を洗濯機3と共に移動させるので、板状部材581,681,691に対して洗濯機3が移動するのを防ぐことができる。
また、上記床面14に対して摺動部583を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、板状部材581,681,691を洗濯機3と共に移動させるので、洗濯機3の設置作業者は、洗濯機3全体を持ち上げて浮かせなくても、設置面14aに洗濯機3を設置できる。したがって、上記洗濯機3の設置作業者の負荷が比較的小さくなる。
これに対して、上記洗濯機3全体を床面14から浮かした状態で設置面14aの上方まで移動させる場合、洗濯機3の設置作業者の負荷は比較的大きくなってしまう。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記設置面14aの周辺には、上記設置面14a上の空間と他の空間とを仕切ると共に、上記洗濯機本体31の両側面31c,31dおよび後面31bに対向する仕切部13,27,28が設けられており、
上記洗濯機3を搭載した上記板状部材581を上記設置面14aに設置したとき、上記洗濯機本体31の側面31c,31dおよび後面と上記仕切部13,27,28との間に所定の隙間が生じるように、上記第1,第2凹部582,582の位置が設定されている。
上記実施形態によれば、上記洗濯機3を搭載した板状部材581を設置面14aに設置すると、洗濯機本体31の側面31c,31dおよび後面と仕切部13,27,28との間に所定の隙間を生じさせることができる。したがって、上記洗濯機3が洗濯時に振動しても、洗濯機本体31が設置面14aの周辺の仕切部13,27,28に衝突するのを防ぐことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記板状部材681,691は、
上記第1凹部582を上面に有する第1板状部材681と、
上記第1板状部材681と別体に設けられて、上記第2凹部582を上面に有する第2板状部材691と
を有し、
上記第1板状部材681の下面681bと上記第2板状部材691の下面691bとのそれぞれに上記摺動部583が取り付けられている。
上記実施形態によれば、上記第2板状部材691は第1板状部材681と別体に設けられているので、第1凹部582への洗濯機3の前脚32の挿入と、第2凹部への洗濯機3の後脚33の挿入とを個別に行うことができる。
また、上記第1板状部材681の下面681bと第2板状部材691の下面691bとのそれぞれに摺動部583が取り付けられているので、第1,第2板状部材681,691を持ち上げることなくスムーズに移動させることができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記洗濯機3,403は、
上記洗濯機本体31に給水するための給水ホース11と、
上記洗濯機本体31からの排水を排水口15に案内する排水ホース12と
を有し、
上記給水ホース11および排水ホース12の長さは、上記洗濯機本体31を上記設置面14a外に引き出すことが可能な長さに設定されている。
上記実施形態によれば、上記給水ホース11および排水ホース12の長さの設定により、メンテンナンス時、給水ホース11および排水ホース12の接続を解除しなくても、洗濯機本体31を設置面14a外に引き出すことができる。したがって、上記洗濯機3,403のメンテナンスを容易に行うことができる。
一実施形態の洗濯機の設置方法では、
上記設置面14aの側方には、ホース用収容部S1を有するキャビネット5が設置されており、
上記ホース用収容部S1に上記給水ホース11および上記排水ホース12の一部を収容する。
上記実施形態によれば、上記給水ホース11および排水ホース12の一部の収容により、洗濯機本体31の両側面31c,31dおよび後面31bに隣接する空間に給水ホース11および排水ホース12の全部を配置しなくて済む。したがって、上記洗濯機本体31の両側面31c,31dおよび後面31bに隣接する空間を狭くすることができる。
この発明の一態様に係る洗濯機の収容構造は、
洗濯機3,403と、
上記洗濯機3,403を収容すると共に、上記洗濯機3,403の設置面14aである床面14の一部に面する洗濯機用収容部S2と
を備え、
上記洗濯機3,403は、
ユーザが投入した洗濯物を洗濯する洗濯機本体31と、
上記洗濯機本体31の下側に設けられ、上記床面14を摺動可能な摺動部53,446,583と
を備えることを特徴としている。
上記構成によれば、上記摺動部53,446,583は床面14を摺動可能であるので、床面14に対して摺動部53,446,583を摺動させながら、床面14の一部である設置面14aへ、洗濯機3,403を移動させることができる。したがって、設置作業者は、洗濯機3,403全体を持ち上げて浮かせなくても、設置面14aに洗濯機3,403を設置できる。その結果、上記洗濯機3,403の設置作業者の負荷が比較的小さくなる。
これに対して、上記洗濯機3,403全体を床面14から浮かした状態で設置面14aの上方まで移動させる場合、上記洗濯機3,403の設置作業者の負荷は比較的大きくなってしまう。