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JP6983643B2 - 縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法 - Google Patents
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JP6983643B2 - 縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法 - Google Patents

縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法に関するものである。
機械式駐車装置として、入庫する車の進行方向にエレベータ式駐車装置を複数列連なって配置する縦列型エレベータ式駐車装置が知られている(例えば、特許文献1)。このような、縦列型エレベータ式駐車装置では、1つのエレベータ式駐車装置のみに入出庫口を設け、入出庫口が設けられていないエレベータ式駐車装置(以下、「奥側機」という。)には、入出庫口を設けたエレベータ装置(以下、「手前側機」という。)を通過して入庫する構造とされる。
エレベータ式駐車装置には、機能上、床面にピット開口を設ける必要がある。このため、奥側機に入庫する際には、手前側機を車両が通過できるように、手前機の床面に形成されたピット開口を、移動床等の特別な装置を用いて塞ぎ、車路を形成している。
特許第3947063号公報
近年、エレベータ式駐車装置に用いられる様々な機械が大型化してきたことにより、移動床等の車路形成用の特別な装置の設置スペースが不足してきたことや、コスト低減を図るとの観点から、移動床等の車路形成用の特別な装置を用いずに、奥側機への車両進入を可能とすることが望まれている。
特許文献1に開示された装置では、奥側への入出庫の際に必要となる車路を、これまでの昇降床装置による昇降床に代えて車路用パレットを用い、これを車両格納棚の1つに格納しておき、入出庫の際にエレベータケージに搭載して乗入れ部に設置することで車路を確保するようにしている。
しかしながら、特許文献1に開示された装置では、車路専用のパレットを設けて、専用の格納棚に格納しているので、車両格納用のパレットを車路に用いることを考慮したものではない。
車両格納用のパレットを車路と使用する場合、車両が格納されていない格納棚に収容されているパレット(いわゆる空きパレット)を用いる必要がある。一般的に、機械式駐車場は、車両を格納する時間を短くするために、入出庫口等に近い格納棚に車両を格納することが多いので、入出庫口から比較的近い格納棚には車両が格納されている場合が多く、空きパレットは、入出庫口から遠い位置となることが多かった。したがって、車両格納用のパレットを車路と使用する構造では、車路とするために入出庫口から遠い位置にあるパレットを搬送してこなければならず、搬送に時間がかかり、機械式駐車装置全体の円滑性が悪化する可能性があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、円滑性を向上させることができる縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法は以下の手段を採用する。
本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、機械式駐車装置が入庫方向に複数並び、複数の該機械式駐車装置の入出庫口が共有される縦列型機械式駐車装置であって、前記機械式駐車装置は、車両が搭載される複数のパレットと、前記パレットを搬送する搬送機が昇降する昇降路と、前記搬送機によって搬送された複数の前記パレットを収容する複数の格納棚と、を有し、前記車両が搭載された前記パレットを前記格納棚に格納することで、前記車両を格納し、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が有する複数の前記パレットは、前記入出庫口から前記入出庫口が設けられていない前記機械式駐車装置までの車路の一部に用いる車路兼用パレットを含み、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、前記車路兼用パレットが格納される第1格納棚以外の前記格納棚である複数の第2格納棚のうちから、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定する決定処理を行う車両格納棚決定手段を備え、前記第1格納棚は、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置全体の前記車路側に配置されている。
入出庫口が設けられた機械式駐車装置(以下、「手前側機」という。)と入出庫口が設けられていない奥側機械式駐車装置(以下、「奥側機」という。)との入出庫口が共有されている構造においては、奥側機に入庫するためには、手前側機を通過する必要がある。通常、機械式駐車装置には、パレットを搬送する搬送機械や車両を旋回するための旋回装置等を設ける関係で、床面にピットが形成されている。したがって、手前側機を通過するためには、ピットを塞ぐ必要がある。
上記構成では、奥側機に入庫するために車両が手前側機を通過する際に、車両を格納する際に用いられるパレットを用いてピットを塞ぐことができる。このように、車両を格納する際に用いられるパレットを車路にも用いるこができるので、手前側機を通過させるための車路を設ける特別な装置(例えば、移動床装置等)を設けることなく、車両を奥側機へ入庫させることができる。したがって、特別な装置を設ける構成と比較して、建設コストを低減することができる。
また、車両を格納する際に用いられるパレットを車路としても用いているので、車両を格納する際に用いられるパレットとは別に車路専用のパレットを設ける場合と比較して、機械式駐車装置内に設けられるパレットの数を低減できるので、省スペース化することができるとともに、設置コストを抑制することができる。
また、手前側機において車両を格納する際に、車路兼用パレットが格納される第1格納棚以外の格納棚である複数の第2格納棚の中から、車両を格納することが可能な格納棚を決定する車両格納棚決定手段を備えている。車路兼用パレットが格納される第1格納棚に車両が格納されると、車両が格納されている間は、当該車路兼用パレットを車路として用いることができない。上記構成では、車両格納棚決定手段によって、手前側機において車両を格納する際に、車路兼用パレットを収容する格納棚である第1格納棚が、最後まで車両が格納されない状態で残る。したがって、最後まで、車路兼用パレットを車路として利用することができる。
また、最後まで車両が格納されない第1格納棚は、手前側機の車路側に配置されているので、第1格納棚と車路との距離が短くなる。これにより、常に、車路兼用パレットが格納棚と車路との間を移動する時間を短くすることができる。したがって、縦列型機械式駐車装置全体の円滑性を向上させることができる。
なお、入出庫口が設けられた機械式駐車装置全体の車路側とは、手前側機において、車路からの距離が、車路と車路から最も遠い格納棚との離間距離の半分以下の領域を意味する。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、前記車路に最も近い前記格納棚が前記第1格納棚であってもよい。
上記構成では、車路兼用パレットと車路との距離が最も近い。これにより、車路兼用パレットが格納棚と車路との間を移動する時間をより短くすることができる。したがって、縦列型機械式駐車装置全体の円滑性をより向上させることができる。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、前記第1格納棚に収容される前記車路兼用パレットは、上面が平面状であってもよい。
上記構成では、第1格納棚に収容される車路兼用パレットは、上面が平面状である。これにより、当該パレットを車路として用いた際に、平面状の上面を車両が走行することとなるので、車両が走行し易い。したがって、縦列型機械式駐車装置の利用者の利便性を向上させることができる。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、前記車両格納棚決定手段は、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、複数の前記第2格納棚のすべてに前記車両が格納されており、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定できないとき、前記車路兼用パレットが収容された前記第1格納棚に前記車両を格納することを決定してもよい。
上記構成では、複数の第2格納棚のすべてに車両が格納されており、車両を格納することが可能な格納棚を決定できないとき、車路兼用パレットが収容された第1格納棚に車両を格納する。これにより、すべての手前側機において、すべての格納棚に車両を格納することができるので、縦列型機械式駐車装置の収容車両数の低下を防止することができる。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置には、前記パレットとは別に、前記搬送機で搬送可能な車路専用パレットが設けられていてもよい。
上記構成では、車路専用のパレットを設けているので、手前側機において、すべての格納棚に車両が格納されている状態であっても、車路専用パレットを用いることで、車路を形成することができる。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、複数の前記第2格納棚のすべてに前記車両が格納されており、かつ、前記第1格納棚に前記車両が格納されていない状態で、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が満車である判断してもよい。
上記構成では、車路兼用パレットが収容された第1格納棚に車両が格納されていない状態で満車と判断するので、常に第1格納棚に車両が格納されていない状態とすることができる。これにより、常に、第1格納棚に格納された車路兼用パレットを車路の一部とすることができる。
また、本発明に一態様に係る縦列型機械式駐車装置は、前記車両格納棚決定手段が前記決定処理を行う際に除外する前記格納棚を、各前記機械式駐車装置の運用状況に基づいて、前記第1格納棚から、複数の前記第2格納棚のうちの1つの前記格納棚である変更格納棚に変更する変更処理を行う変更手段を備え、前記変更手段が前記変更処理を行った場合には、前記変更格納棚に収容されている前記パレットを前記車路の一部に用いる車路兼用パレットとしてもよい。
上記構成では、車路の一部に用いる車路兼用パレットを、各機械式駐車装置の運用状況に基づいて変更することができる。これにより、各機械式駐車装置の運用状況に応じた格納棚に車路兼用パレットを収容することができる。
よって、車路から比較的近い格納棚を、車両格納棚決定手段が決定処理を行う際に除外する格納棚とした場合には、当該格納棚には車両が格納されず、常に車路の一部として用いることができる。したがって、例えば、手前側機のパレットを車路の一部として用いる頻度が高い時間帯には、車路から近い格納棚に車路兼用パレットを収容することで、車路兼用パレットを車路の一部とする時間を短縮することができるので、縦列型機械式駐車装置全体の円滑性を向上させることができる。
また、車路から比較的遠い格納棚を、車両格納棚決定手段が決定処理を行う際に除外する格納棚とした場合には、車路から近い格納棚に車両を格納することが可能となる。したがって、例えば、手前側機において車両の格納や格納棚からの出庫が頻繁に行われる時間帯には、車路から近い格納棚に車両を格納できるようにすることで、車両の格納や格納棚からの出庫にかかる時間を短縮することができるので、縦列型機械式駐車装置全体の円滑性を向上させることができる。
本発明の一態様に係る縦列型機械式駐車装置の制御方法は、 機械式駐車装置が入庫方向に複数並び、複数の該機械式駐車装置の入出庫口が共有され、前記機械式駐車装置は、車両が搭載される複数のパレットと、前記パレットを搬送する搬送機が昇降する昇降路と、前記搬送機によって搬送された複数の前記パレットを収容する複数の格納棚と、を有し、前記車両が搭載された前記パレットを前記格納棚に格納することで、前記車両を格納し、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が有する複数の前記パレットは、前記入出庫口から前記入出庫口が設けられていない前記機械式駐車装置までの車路の一部に用いる車路兼用パレットを含む縦列型機械式駐車装置の制御方法であって、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、前記車路兼用パレットが格納される第1格納棚以外の前記格納棚である複数の第2格納棚の中から、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定する車両格納棚決定工程を備えている。
本発明によれば、縦列型機械式駐車装置全体の円滑性を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る縦列型エレベータ式駐車装置の構成を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る縦列型エレベータ式駐車装置の構成を示す模式的な縦断面図である。 図2の車両搭載用パレットを示す斜視図である。 図2の車路兼用パレットを示す斜視図である。 図2の制御装置のブロック図である。 車両格納棚決定処理を示すフローチャートである。 図1の縦列型エレベータ式駐車装置の模式的な縦断面図であって、パレットを車路として用いている状態を示した図である。 本発明の第2実施形態に係る縦列型エレベータ式駐車装置の構成を示す模式的な縦断面図である。 パレット決定処理を示すフローチャートである。 図2及び図8の変形例を示す模式的な縦断面図である。
以下に、本発明に係る縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について、図1から図6を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る縦列型機械式駐車装置は、乗入階の上方に格納棚19が設けられているエレベータ式駐車装置が、車両2の入出庫方向に複数並び、入出庫口3を共有している縦列型エレベータ式駐車装置1である。すなわち、縦列型エレベータ式駐車装置1は、入出庫口3を有する手前側のエレベータ式駐車装置(以下、「手前側機4」という。)及び、入出庫口3を有していないエレベータ式駐車装置(以下、「奥側機5」という。)で構成される。本実施形態に係る縦列型エレベータ式駐車装置1は、一例として、2つのエレベータ式駐車装置が前後に並んでいる。以下の説明において、手前側機4では、入出庫口3を有する階を乗入階と称呼し、奥側機5では、手前側機4の乗入階と同じ高さに位置する階を乗入階と称呼する。また、入出庫口3には上下スライド式の入出庫扉6(図3参照)が設けられている。
図2に示すように、手前側機4及び奥側機5の乗入階は、乗降室となっており、その床面7には、主に車両2の方向を転換させる目的のターンテーブル8が設置されている。ターンテーブル8は、乗入階の床面7に形成された凹状の開口ピット9内に旋回板10と旋回駆動部11が設けられた構成である。旋回駆動部11が旋回板10を150mm〜200mm程度持ち上げつつ、旋回板10を旋回させることで、ターンテーブル8上に載置された後述するパレット18を旋回させる。なお、手前側機4及び奥側機5の乗降室の詳細については後述する。
手前側機4及び奥側機5の中心部には、垂直な昇降路13が形成されており、この中に搬送機(エレベータ状のパレット搬送機)14が上下に昇降可能に設けられている。搬送機14は、手前側機4及び奥側機5の上部に設けられたウインチ15から下方に延びるワイヤロープ(図示省略)に吊持されている。搬送機14は、モータ(駆動部)17によってウインチ15が駆動することにより昇降路13内を上下に昇降する。
昇降路13の両側には複数の格納棚19が設けられている。この格納棚19は、昇降路13を挟むようにして上下に多階層状に設けられており、それぞれの格納棚19にはパレット18が1枚ずつ収容されている。すべての階層において、昇降路13の一側に配置された格納棚19と、昇降路13の他側に配置された格納棚19とは、それぞれ略同一の高さ位置に配置されている。なお、格納棚19は、支柱等によって支持されているが、支柱等は図示が省略されている。
また、パレット18は、搬送機14により把持され格納棚19と、乗入階とを往復する。すなわち、格納棚19と、この格納棚19に収容されているパレット18とは、一対一の対応となっており、パレット18が、別の格納棚19に格納されることはない。パレット18は、乗入階に降ろされたときに、開口ピット9を塞ぐように、降ろされる。本実施形態に係るパレット18(後述する車路兼用パレット22または車路専用パレット23)は、格納棚19に格納される車両2が載置されるとともに、入出庫口3から奥側機5までの車路の一部となる。すなわち、入出庫口3から奥側機5までの車路は、手前側機4の床面7と、開口ピット9を塞ぐパレット18とによって構成される。
手前側機4には、用途に応じた3種類のパレット18が備えられている。具体的には、格納棚19に格納される車両2が搭載される車両搭載用パレット21と、車両2を搭載可能であり、かつ、手前側機4の開口ピット9を塞いで入出庫口3から奥側機5までの車路の一部となる車路兼用パレット22と、手前側機4の開口ピット9を塞いで入出庫口3から奥側機5までの車路の一部となる車路専用パレット23と、が備えられている。車路専用パレット23は、車路として用いるのみで、車両を搭載しない。
なお、奥側機5には、車路兼用パレット22及び車路専用パレット23は備えられておらず、車両搭載用パレット21のみが備えられている。
車両搭載用パレット21は、図3に示すように、鋼板を折曲し形成されており、その幅方向中央部に形成されたセンターガイド凸部21aと、両側の側縁部に立設された左右一対の車輪誘導壁21bと、センターガイド凸部21aと車輪誘導壁21bとの間に形成されて車両2の車輪を車両搭載用パレット21の長手方向(載置される車両2の前後方向)に沿わせて誘導する2本の車輪誘導溝21cと、を有する。センターガイド凸部21a、車輪誘導壁21b及び車輪誘導溝21cは、車両搭載用パレット21の長手方向の略全域に亘って設けられている。
車路兼用パレット22及び車路専用パレット23は、図4に示すように、上面22aが平面に形成されている。また、下面の両側の側縁部には、下方に突出する凸部22bが設けられている。凸部22bは、車路兼用パレット22の長手方向(上面22a上を通過する車両2の前後方向)の略全域に亘って設けられている。また、車路兼用パレット22の上面22aには、車両2を奥側機5に導く表示手段(図示省略)が設けられていてもよい。表示手段は、例えば、LEDライトによって奥側機5方向を示す矢印であってもよく、車両2のヘッドライトから照射される光を反射する反射材で奥側機5方向を示す矢印であってもよい。
手前側機4には、収容するパレット18に応じた3種類の格納棚19が備えられている。具体的には、車路兼用パレット22を収容する車路兼用パレット格納棚(第1格納棚)35と、車両搭載用パレット21を収容する車両搭載用パレット格納棚(第2格納棚)34と、車路専用パレット23を収容する車路専用パレット格納棚36が備えられている。車路兼用パレット格納棚35と車両搭載用パレット格納棚34とは、構造上は略同一の構造であって、格納高さ(格納棚19の上面から、当該格納棚19の1段上に配置される格納棚19の下面までの距離)が略2000mm程度とされている。車路専用パレット格納棚36は、パレット18を収容可能であって、かつ、占有スペースが過剰に増大しない程度の格納高さ(本実施形態では、略500mm程度)とされている。
手前側機4では、車路兼用パレット格納棚35が、多階層状に設けられ複数段の格納棚19のうち、最下段であって、かつ、入出庫口3側の格納棚19となっている。また、車路兼用パレット格納棚35及び車路専用パレット格納棚36以外の全ての格納棚19は、車両搭載用パレット格納棚34となっている。
また、車路専用パレット格納棚36は、最上段であって、かつ、奥側機5側の車両搭載用パレット格納棚34の上方に配置されている。通常のエレベータ式駐車装置では、最上段に配置される格納棚19の上方には、多少の余剰スペースがあるので、この余剰スペースを利用することで、車路専用パレット格納棚36を設けている。このように、余剰スペースに設けることで、手前側機4を大型化することなく、車路専用パレット23及び車路専用パレット格納棚36を設けることができる。
また、縦列型エレベータ式駐車装置1には、制御装置25が設けられている。制御装置(車両格納棚決定手段)25は、図5に示すように、手前側機4において車両2を格納する際に、車路兼用パレット格納棚35以外の格納棚19である複数の車両搭載用パレット格納棚34のうちから、車両2を格納することが可能な格納棚19を決定する車両格納棚決定処理(決定処理)を行う格納棚決定部27と、車路兼用パレット格納棚35を記憶している記憶部26と、を備えている。
なお、制御装置25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。なお、プログラムは、ROMやその他の記憶媒体に予めインストールしておく形態や、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線又は無線による通信手段を介して配信される形態等が適用されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等である。
次に、制御装置25が行う車両格納棚決定処理を図6のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御装置25は、記憶部26に記憶されている車路兼用パレット格納棚35の位置を取得する(S1)。次に、車両搭載用パレット格納棚34(すなわち、格納棚19全体から車路兼用パレット格納棚35を除外した格納棚19)に、車両2が格納されていない格納棚19があるか否かを判定する(S2)。
車両搭載用パレット格納棚34の中に、車両2が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34があると判定した場合には、車両2が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34のうち、最も下段にある車両搭載用パレット格納棚34に車両2を格納することを決定する(S3)。
車両搭載用パレット格納棚34の中に、車両2が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34がないと判定した場合には、車路兼用パレット格納棚35に車両2を格納することを決定する(S4)。S3で最も下段にある車両搭載用パレット格納棚34に車両2を格納することを決定するか、S4で車路兼用パレット格納棚35に車両2を格納することを決定すると、本処理を終了する。
なお、本処理は、一例であり、本発明はこれに限定されない。例えば、車両搭載用パレット格納棚34のうち、最も車路に近いもの(すなわち、本実施形態では、最下段の車両搭載用パレット格納棚34)から順番に、車両2が格納されているか否かを判断し、車両が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34を検出すると、当該車両搭載用パレット格納棚34に車両2を格納することを決定してもよい。このように処理を行った場合には、車両を格納する際のパレット18の移動時間を短縮し、円滑性を向上させることができる。
次に、縦列型エレベータ式駐車装置1の運用方法について説明する。
[手前側機格納時]
手前側機4に車両2を格納する際には、まず、制御装置25において、上述の車両格納棚決定処理が行い、車両2を格納する車両搭載用パレット格納棚34を決定する。
車両2を格納する車両搭載用パレット格納棚34を決定すると、当該車両搭載用パレット格納棚34から、車両搭載用パレット21が、搬送機14によって乗入階に降ろされる。次に、乗入階に降ろされた車両搭載用パレット21に車両2を載置する。次に、車両2が載置された車両搭載用パレット21ごとターンテーブル8によって90°方向転回される。そして、搬送機14によって昇降路13を上昇し、車両2が車両搭載用パレット21ごと車両搭載用パレット格納棚34に格納される。なお、車両2を車両搭載用パレット格納棚34から出庫させる場合には、この逆の運用が行われる。
[奥側機格納時]
奥側機5に車両2を格納する際には、まず、手前側機4において、車路兼用パレット格納棚35から、搬送機14によって、車路兼用パレット22が乗入階に降ろされる。このとき、車路兼用パレット22は、開口ピット9を塞いでいる。また、並行して、奥側機5では、車両2が載置されていない車両搭載用パレット21が、収容されている車両搭載用パレット格納棚34から、搬送機14によって乗入階に降ろされる。
次に、図7に示すように、入出庫口3から手前側機4も入庫した車両2が、車路兼用パレット22の上を通過し、奥側機5に入庫する。奥側機5に入庫した車両2は、乗入階に降ろされた車両搭載用パレット21に載置される。次に、車両2が載置された車両搭載用パレット21ごとターンテーブル8によって90°方向転回される。そして、搬送機14によって昇降路13を上昇し、車両2が車両搭載用パレット21ごと車両搭載用パレット格納棚34に格納される。なお、車両2を車両搭載用パレット格納棚34から出庫させる場合には、この逆の運用が行われる。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態では、奥側機5に入庫するために、手前側機4を通過する際に、開口ピット9を塞ぐために、車両2を格納するためのパレット18を用いることができる。これにより、手前側機4を通過させるための特別な装置(例えば、移動床装置等)を設けることなく、車両2を奥側機5へ入庫させることができる。したがって、特別な装置を設ける構成と比較して、建設コストを低減することができるとともに、省スペース化することができる。
また、制御装置25が、手前側機4において車両2を格納する際に、車路兼用パレット22が格納される車路兼用パレット格納棚35以外の格納棚19である複数の車両搭載用パレット格納棚34の中から、車両2を格納することが可能な格納棚19を決定する車両格納棚決定処理を行う。車路兼用パレット22が格納される車路兼用パレット格納棚35に車両2が格納されると、車両2が格納されている間は、車路兼用パレット22を車路として用いることができない。本実施形態では、車両格納棚決定処理によって、手前側機4において車両2を格納する際に、車路兼用パレット22を収容する車路兼用パレット格納棚35が、最後まで車両2が格納されない状態で残る。したがって、最後まで、車路兼用パレット22を車路として利用することができる。
また、最後まで車両2が格納されない車路兼用パレット格納棚35は、手前側機4の車路に最も近い位置に配置されているので、第1格納棚と車路との距離が最も短くなる。これにより、常に、車路兼用パレット22が車路兼用パレット格納棚35と車路との間を移動する時間を短くすることができる。したがって、縦列型エレベータ式駐車装置1全体の円滑性を向上させることができる。
また、車路兼用パレット格納棚35に収容される車路兼用パレット22は、上面22aが平面状である。これにより、車路兼用パレット22を車路として用いた際に、平面状の上面22aを車両2が走行することとなるので、車両2が走行し易い。したがって、縦列型エレベータ式駐車装置1の利用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、車両2を搭載可能であり、かつ、車路として用いるパレット18を、車路兼用パレット22のみとしている。したがって、当該パレット18のみを上面を平面状にすれるだけで、常に、利用者の利便性を向上させることができる。よって、既存の縦列型エレベータ式駐車装置に対して、本実施形態の態様を適用する場合には、パレット18の変更が一枚のパレット18だけで済むので、改造する際のコストを低減することができる。
また、複数の車両搭載用パレット格納棚34のすべてに車両2が格納されており、車両2を格納することが可能な格納棚19を決定できないとき、車路兼用パレット22が収容された車路兼用パレット格納棚35に車両2を格納する。これにより、すべての手前側機4において、すべての格納棚19に車両2を格納することができるので、縦列型エレベータ式駐車装置1の収容車両数の低下を防止することができる。
また、車路専用パレット23を設けているので、手前側機4において、車路兼用パレット格納棚35に車両2が格納されている状態であっても、車路専用パレット23を用いることで、車路を形成することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、車路兼用パレット格納棚35が、多階層状に設けられ複数段の格納棚19のうち、最下段であって、かつ、入出庫口3側に配置されている例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、最下段であって、かつ、奥側機5側に配置されていてもよい。また、車路兼用パレット格納棚35が配置されるのは、最下段でなくてもよい。ただし、車路からの距離が、車路と車路から最も遠い格納棚19との離間距離の半分以下の領域(すなわち、本実施形態では、複数段の格納棚19の半分より下の段の格納棚19)に車路兼用パレット格納棚35を設けるのが、搬送時間が比較的短くなり、円滑性の観点から好適である。
また、上記実施形態では、車路兼用パレット格納棚35を単数設ける例について説明したが、車路兼用パレット格納棚35は、複数設けてもよい。
また、上記実施形態では、車両搭載用パレット格納棚34の中に、車両2が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34がないと判定した場合には、車路兼用パレット格納棚35に車両2を格納することを決定する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、車両搭載用パレット格納棚34の中に、車両2が格納されていない車両搭載用パレット格納棚34がないと判定した場合に、車路兼用パレット格納棚35に車両2を格納せずに、制御装置25に設けられた満車判定部28(図5参照)が満車と判定してもよい。
このような構成とすることで、常に車路兼用パレット格納棚35に車両2が格納されていない状態とすることができる。これにより、常に、車路兼用パレット格納棚35に格納された車路兼用パレット22を車路の一部とすることができる。したがって、車路専用パレット及び車路専用パレット格納棚を設ける必要がなく、車路専用パレット及び車路専用パレット格納棚を設ける構成と比較して、省スペース化することができるとともに、設置コストを抑制することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。
本実施形態では、図8に示すように、手前側機4が、車路兼用パレット格納棚35に収容された車路兼用パレット22とは別に、さらに3枚の車路兼用パレットを備えている点、及び、制御装置25が、手前側機4及び奥側機5における混雑状況等の運用状況に基づいて、車路として用いるパレット18を決定するパレット決定処理(変更処理)を行う点が、主に第1実施形態と異なる。
本実施形態の説明では、上記第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、車路兼用パレット22と、他の3枚の車路兼用パレットとを識別するために、第1実施形態における車路兼用パレット22を第1車路兼用パレット22Aとし、第1車路兼用パレット22Aが収容される格納棚19を第1車路兼用パレット格納棚35Aとして説明する。
上述のように、本実施形態の手前側機4は、第1車路兼用パレット22Aとは別に、3枚の車路兼用パレット(第2車路兼用パレット22B、第3車路兼用パレット22C及び第4車路兼用パレット22D)を有する。また、第1車路兼用パレット22A格納棚とは別に、第2車路兼用パレット22B、第3車路兼用パレット22C及び第4車路兼用パレット22Dを各々格納する、第2車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)35B、第3車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)35C及び第4車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)35Dを有する。
第2車路兼用パレット22B、第3車路兼用パレット22C及び第4車路兼用パレット22Dは、第1車路兼用パレット22Aと同一の形状をしている。すなわち、第2車路兼用パレット22B、第3車路兼用パレット22C及び第4車路兼用パレット22Dの上面は平面状に構成され、車路として使用したときに利用者の利便性が向上する形状とされている。また、第2車路兼用パレット格納棚35B、第3車路兼用パレット格納棚35C及び第4車路兼用パレット格納棚35Dは、第1車路兼用パレット格納棚35Aと同一の構造をしている。
第2車路兼用パレット22B、第3車路兼用パレット22C及び第4車路兼用パレット22Dは、各々、格納棚19の下から2段目、3段目及び4段目に設けられている。
制御装置25は、手前側機4及び奥側機5における混雑状況等の運用状況に基づいて、車路として用いるパレット18を決定するパレット決定処理を行うパレット決定部(変更手段。図示省略)を有する。
次に、制御装置25が行う選択処理を図9のフローチャートに基づいて説明する。
まず、制御装置25は、予約制御があるか否かを判定する(S11)。予約制御があると判定した場合には、S15に進む。予約制御がないと判定した場合には、S12に進み、過去データから繁忙時間帯か否かを判断する(S12)。繁忙時間帯であると判定した場合には、S15に進む。繁忙時間帯でないと判定した場合には、S13に進み、第1車路兼用パレット格納棚35Aに車両2が格納されているか否かを判定する(S13)。第1車路兼用パレット格納棚35Aに車両2が格納されていないと判定した場合には、第1車路兼用パレット格納棚35Aに収容されている第1車路兼用パレット22Aを車路用のパレット18とすることを決定する(S14)。すなわち、車両格納棚決定処理のS2で、格納棚19全体から除外する格納棚19を第1車路兼用パレット格納棚35Aとすることを決定し、他の車路兼用パレット格納棚は、車両搭載用パレット格納棚34と見做し、車両2を格納可能であると判断する。
S13で、第1車路兼用パレット格納棚35Aに車両2が格納されていると判定した場合には、S15に進む。
S15では、現在の在庫状況を判定する。現在の在庫状況が空き多数であると判定した場合には、第2車路兼用パレット格納棚35Bに車両2が格納されているか否かを判定する(S16)。現在の在庫状況が混雑状態であると判定した場合には、S18に進む。第2車路兼用パレット格納棚35Bに車両2が格納されていないと判定した場合には、第2車路兼用パレット格納棚35Bに収容されている第2車路兼用パレット22Bを車路用のパレット18とすることを決定する(S17)。すなわち、車両格納棚決定処理のS2で、格納棚19全体から除外する格納棚19を第2車路兼用パレット格納棚35Bとすることを決定し、他の車路兼用パレット格納棚は、車両搭載用パレット格納棚34と見做し、車両2を格納可能であると判断する。
S16で、第2車路兼用パレット格納棚35Bに車両2が格納されていると判定した場合には、S19に進む。
S18では、混雑度合を判定する(S18)。現在の混雑度合が低い度合であると判定した場合には、第3車路兼用パレット格納棚35Cに車両2が格納されているか否かを判定する(S19)。現在の混雑度合が高い度合であると判定した場合には、S21に進む。第3車路兼用パレット格納棚35Cに車両2が格納されていないと判定した場合には、第3車路兼用パレット格納棚35Cに収容されている第3車路兼用パレット22Cを車路用のパレット18とすることを決定する(S20)。すなわち、車両格納棚決定処理のS2で、格納棚19全体から除外する格納棚19を第3車路兼用パレット格納棚35Cとすることを決定し、他の車路兼用パレット格納棚は、車両搭載用パレット格納棚34と見做し、車両2を格納可能であると判断する。
S19で、第3車路兼用パレット格納棚35Cに車両2が格納されていると判定した場合には、S21に進む。
S21では、第4車路兼用パレット格納棚35Dに車両2が格納されているか否かを判定する(S21)。第4車路兼用パレット格納棚35Dに車両2が格納されていないと判定した場合には、第4車路兼用パレット格納棚35Dに収容されている第4車路兼用パレット22Dを車路用のパレット18とすることを決定する。すなわち、車両格納棚決定処理のS2で、格納棚19全体から除外する格納棚19を第4車路兼用パレット格納棚35Dとすることを決定し、他の車路兼用パレット格納棚は、車両搭載用パレット格納棚34と見做し、車両2を格納可能であると判断する。
S21で、第4車路兼用パレット格納棚35Dに車両2が格納されていると判定した場合には、S23に進む。
S23では、車路専用パレット車路として使用することを決定する(S23)。
S14、S17、S20、S22及びS23で車路として使用することを決定すると、制御装置25は本処理を終了し、車両格納棚決定処理に移行する。
車両格納棚決定処理のS1では、車両格納棚決定処理で車路として使用することが決定されたパレット18が収容されている格納棚19の位置を取得する。
その後の車両格納棚決定処理は、第1実施形態と同様なので、説明を省略する。
なお、S12では、時刻別入出庫台数、過去一定期間の入出庫台数、入出庫車種台数及び時刻別予約制御件数のデータベース等に基づいて判定を行う。
本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
上記構成では、車路の一部に用いるパレット18を、手前側機4及び奥側機5における混雑状況等の運用状況に基づいて決定している。これにより、手前側機4及び奥側機5における混雑状況等の運用状況に応じた格納棚19を車路に用いるパレット18とすることができる。
具体的には、過去データから繁忙時間帯でない場合(すなわち、手前側機4のパレット18を車路の一部として用いる頻度が高い時間帯)には、最下段の第1車路兼用パレット格納棚35Aに収容されている第1車路兼用パレット22Aを車路として使用しているので、車路兼用パレットの搬送時間を短縮することができる。したがって、縦列型エレベータ式駐車装置1全体の円滑性を向上させることができる。
また、過去データから繁忙時間帯である場合(手前側機4において車両2の格納や格納棚19からの出庫が頻繁に行われる時間帯)等には、下から2段目〜4段目に配置された第2車路兼用パレット格納棚35B〜第4車路兼用パレット格納棚35Dに収容されている第2車路兼用パレット22B〜第4車路兼用パレット22Dの何れか、又は、車路専用パレット23を車路として使用する。このように、車路から近い格納棚19に車両2を格納できるようにすることで、車両2の格納や格納棚19からの出庫にかかる時間を短縮することができるので、縦列型エレベータ式駐車装置1全体の円滑性を向上させることができる。
また、混雑度合いに基づいて、車路とするパレット18を決定しているので、より好適に手前側機4及び奥側機5の運用状況に合わせた運用とすることができるので、縦列型エレベータ式駐車装置1全体の円滑性を向上させることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、車路兼用パレットとして選択可能なパレットを4枚とする例について説明したが、本発明はこれに限定されない。車路兼用パレットとして選択可能なパレットは、複数であればよい。
また、上記実施形態では、繁忙時間帯か否かで車路として用いるパレット18を決定したが、パレット18を決定するデータは、他のデータでもよい。過去の運用データを計算し、最も効率的に車路に用いるパレット18の位置にできるものであればよい。
また、上記各実施形態では、乗入階に乗入れた際の車両2の向きと格納される車両2の向きとが異なる縦列型エレベータ式駐車装置1に本発明を適用する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示すように、乗入階に乗入れた際の車両2の向きと格納される車両2の向きとが同一となる縦列型エレベータ式駐車装置100に本発明を適用してもよい。すなわち、本発明は、縦列型エレベータ式駐車場であれば、適用可能であり、乗入方式によっては限定されない。
1 縦列型エレベータ式駐車装置(縦列型機械式駐車装置)
2 車両
3 入出庫口
4 手前側機
5 奥側機
6 入出庫扉
7 床面
8 ターンテーブル
9 開口ピット
10 旋回板
11 旋回駆動部
13 昇降路
14 搬送機
15 ウインチ
17 モータ
18 パレット
19 格納棚
21 車両搭載用パレット
22 車路兼用パレット
22A 第1車路兼用パレット
22B 第2車路兼用パレット
22C 第3車路兼用パレット
22D 第4車路兼用パレット
23 車路専用パレット
25 制御装置
26 記憶部
27 格納棚決定部(車両格納棚決定手段)
34 車両搭載用パレット格納棚(第2格納棚)
35 車路兼用パレット格納棚(第1格納棚)
35A 第1車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)
35B 第2車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)
35C 第3車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)
35D 第4車路兼用パレット格納棚(変更格納棚)
36 車路専用パレット格納棚
100 縦列型エレベータ式駐車装置

Claims (8)

  1. 機械式駐車装置が入庫方向に複数並び、複数の該機械式駐車装置の入出庫口が共有される縦列型機械式駐車装置であって、
    前記機械式駐車装置は、車両が搭載される複数のパレットと、前記パレットを搬送する搬送機が昇降する昇降路と、前記搬送機によって搬送された複数の前記パレットを収容する複数の格納棚と、を有し、前記車両が搭載された前記パレットを前記格納棚に格納することで、前記車両を格納し、
    前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が有する複数の前記パレットは、前記入出庫口から前記入出庫口が設けられていない前記機械式駐車装置までの車路の一部に用いる車路兼用パレットを含み、
    前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、前記車路兼用パレットが格納される第1格納棚以外の前記格納棚である複数の第2格納棚のうちから、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定する決定処理を行う車両格納棚決定手段を備え、
    前記第1格納棚は、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置全体の前記車路側に配置されている縦列型機械式駐車装置。
  2. 前記車路に最も近い前記格納棚が前記第1格納棚である請求項1に記載の縦列型機械式駐車装置。
  3. 前記第1格納棚に収容される前記車路兼用パレットは、上面が平面状である請求項1または請求項2に記載の縦列型機械式駐車装置。
  4. 前記車両格納棚決定手段は、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、複数の前記第2格納棚のすべてに前記車両が格納されており、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定できないとき、前記車路兼用パレットが収容された前記第1格納棚に前記車両を格納することを決定する請求項1から請求項3のいずれかに記載の縦列型機械式駐車装置。
  5. 前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置には、前記パレットとは別に、前記搬送機で搬送可能な車路専用パレットが設けられている請求項4に記載の縦列型機械式駐車装置。
  6. 複数の前記第2格納棚のすべてに前記車両が格納されており、かつ、前記第1格納棚に前記車両が格納されていない状態で、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が満車である判断する請求項1から請求項3のいずれかに記載の縦列型機械式駐車装置。
  7. 前記車両格納棚決定手段が前記決定処理を行う際に除外する前記格納棚を、各前記機械式駐車装置の運用状況に基づいて、前記第1格納棚から、複数の前記第2格納棚のうちの1つの前記格納棚である変更格納棚に変更する変更処理を行う変更手段を備え、
    前記変更手段が前記変更処理を行った場合には、前記変更格納棚に収容されている前記パレットを前記車路の一部に用いる車路兼用パレットとする請求項1から請求項6のいずれかに記載の縦列型機械式駐車装置。
  8. 機械式駐車装置が入庫方向に複数並び、複数の該機械式駐車装置の入出庫口が共有され、前記機械式駐車装置は、車両が搭載される複数のパレットと、前記パレットを搬送する搬送機が昇降する昇降路と、前記搬送機によって搬送された複数の前記パレットを収容する複数の格納棚と、を有し、前記車両が搭載された前記パレットを前記格納棚に格納することで、前記車両を格納し、前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置が有する複数の前記パレットは、前記入出庫口から前記入出庫口が設けられていない前記機械式駐車装置までの車路の一部に用いる車路兼用パレットを含む縦列型機械式駐車装置の制御方法であって、
    前記入出庫口が設けられた前記機械式駐車装置において前記車両を格納する際に、前記車路兼用パレットが格納される第1格納棚以外の前記格納棚である複数の第2格納棚の中から、前記車両を格納することが可能な前記格納棚を決定する車両格納棚決定工程を備えた縦列型機械式駐車装置の制御方法。
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