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JP7010052B2 - 情報読取システム - Google Patents
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JP7010052B2 - 情報読取システム - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、情報記録媒体に記録されている情報の読み取りを行う充電式の読取装置と、その読取装置を充電するための充電装置と、を備える情報読取システムに関する。
情報記録媒体に記録されている情報の読み取りを行うための充電式の読取装置が知られている。この種の読取装置は、充放電の繰り返しが可能な二次電池を電力供給源として備えることが知られている。例えば、特許文献1には、充放電の繰り返しが可能な二次電池を有する電源供給システムを備える携帯機器が開示されている。特許文献1の電源供給システムは、電力供給源として二次電池を備えるとともに、二次電池をアシストするためのキャパシタが備えられている。特許文献1の電源供給システムでは、キャパシタが備えられていることにより、携帯機器が、瞬間的な大電流放電の要求に応答することを可能にしている。
特開2011-139614号公報
読取装置の電力供給源として特許文献1の電源供給システムを用いると、二次電池の残容量が所定の満充電電圧から終止電圧に至るまでの間、二次電池から供給される電力を利用して読取装置を動作させることができる(即ち、二次電池を電力供給源として利用することができる)。この場合、二次電池の容量が大きいほど、読取装置を継続して長期間動作させることができる。そのため、読取装置を、充電可能な環境から離れた環境下で長期間使用するためには、容量が大きい二次電池を備えておくことが好ましい。
その一方で、二次電池は、一般的に、容量が大きいほど充電に長期間を要することも知られている。そのため、二次電池を電力供給源として利用する読取装置を使用する場合、二次電池の残容量を管理しながら使用する必要があるし、充電のために読取装置を利用できない期間が生じる可能性もある。また、充放電回数の増加に伴う二次電池の劣化状況を考慮した上で読取装置を使用する必要もある。このように、二次電池を電力供給源とする読取装置を使用する場合、使用者の利便性が妨げられる可能性がある。
本明細書では、読取装置が二次電池を電力供給源とする従来の構成に比べ、読取装置の使用者の利便性を向上させ得る技術を提供する。
本明細書は、情報記録媒体に記録されている情報の読み取りを行う充電式の読取装置と、前記読取装置を充電するための充電装置と、を備える情報読取システムを開示する。前記読取装置は、前記情報記録媒体に記録されている情報を読み取るための読取部と、前記読取部と電気的に接続され、前記読取部に電荷を供給可能であるとともに、前記読取部に供給するための電荷を蓄えるための第1キャパシタと、前記第1キャパシタと電気的に接続される第1通電部と、を備えている。前記充電装置は、前記第1キャパシタに供給するための電荷を蓄えるための第2キャパシタと、前記第2キャパシタと電気的に接続されるともに、前記第1通電部との間で通電状態を確立可能な第2通電部と、前記第2キャパシタと電気的に接続される場合に、前記第2キャパシタに電荷を供給する電力供給源と、を備えている。
この構成によると、読取装置の第1通電部と充電装置の第2通電部との間で通電状態が確立されていない間は、充電装置において、電力供給源から第2キャパシタに電荷を供給し、第2キャパシタにその電荷を蓄えさせることができる。また、通電状態が確立されていない間は、読取装置の読取部は、第1キャパシタに蓄えられた電荷を利用して、情報の読み取りを実行することができる。読取装置が情報の読み取りを実行すると、第1キャパシタ内の電荷の残容量が減少する。その後、読取装置の第1通電部と充電装置の第2通電部との間で通電状態が確立される場合、通電状態が確立された時点において、第1キャパシタの電位が第2キャパシタの電位よりも低い場合、第1通電部及び第2通電部を介して、電位の高い第2キャパシタから電位の低い第1キャパシタに電荷が移動する。一般的に、キャパシタは、パワー密度(即ち、単位時間当たりに入出力できる電力量)が高いという特徴を備える。そのため、この際の電位の移動の大部分は、二次電池を充電する場合に比べて短い期間の間(例えば数秒間の間)に行われる。この結果、第1キャパシタ内には、短期間である程度の電荷が蓄えられる。その後、通電状態が解消されると、読取装置の読取部は、第1キャパシタ内の電荷を利用して情報の読み取りを再び実行することができる。
そのため、上記の構成によると、読取装置の使用者は、読取装置を用いて読み取りを実行した後で、第1通電部と第2通電部との間の通電状態を確立させれば、長期間の充電期間を必要とすることなく、読取装置の第1キャパシタに、ある程度の量の電荷を蓄えることができる。読取装置の読取部は、第1キャパシタに蓄えられた電荷を使用して再び読み取りを実行することができる。上記の構成によると、二次電池を電力供給源とする従来の読取装置のように、長期間の充電期間を設けなくても、短期間の間通電状態を確立させることで、読取装置を、読取部による情報の読み取りを実行可能な状態にすることができる。そのため、使用者は、第1キャパシタの電荷の残量を管理する必要もない。さらに、一般的に、キャパシタは、二次電池と比べて、充放電を繰り返した場合の劣化が生じ難いという特徴も備える。そのため、上記の構成によると、使用者は、充放電の繰り返しに伴う第1キャパシタの劣化状態を考慮する必要もない。従って、上記の構成によると、読取装置が二次電池を電力供給源とする従来の構成に比べ、読取装置の使用者の利便性を向上させ得る。
特に、例えば、読取装置が、店舗のレジに設置されるコードリーダのように、特定の領域内で使用され、使用後(即ち、読み取り実行後)に特定の場所に戻され、かつ、読み取りが実行される頻度が比較的高い読取装置である場合、充電に必要な期間が短く、残容量の管理が容易で、劣化が起こり難いことが特に好ましい。上記の構成では、そのような状況においても、二次電池を電力供給源とする従来の読取装置を使用する従来の構成に比べ、使用者の利便性を向上させ得る。
前記第2キャパシタの容量は、前記第1キャパシタの容量よりも大きくてもよい。
この構成によると、第2キャパシタの容量が第1キャパシタの容量より大きいため、第1通電部と第2通電部との間で通電状態が確立した場合に、第2キャパシタの容量が第1キャパシタの容量と等しい場合に比べて、電位の高い第2キャパシタから電位の低い第1キャパシタに移動する電荷の量が多くなる。従って、この構成によると、短期間で第1キャパシタにより多くの電荷を蓄えさせ得る。
前記電力供給源は、さらに、前記第2通電部と電気的に接続される場合に、前記第2通電部に電荷を供給してもよい。前記充電装置は、さらに、前記第2キャパシタと、前記第2通電部と、前記電力供給源と、の間の接続状態を、前記第2キャパシタと前記電力供給源とが電気的に接続された第1状態と、前記第2通電部と前記第2キャパシタとが電気的に接続された第2状態と、前記第2通電部と前記電力供給源とが電気的に接続された第3状態と、の間で切り替え可能な切替部を備えてもよい。
この構成によると、接続状態が第1状態である間は、電力供給源から第2キャパシタに電荷が供給され、第2キャパシタ内に電荷が蓄えられる。接続状態が第2状態である間に、第1通電部と第2通電部との間で通電状態が確立されると、第2キャパシタの電位が第1キャパシタの電位より高ければ、第2キャパシタから第1キャパシタに電荷を移動させることができる。また、接続状態が第3状態である間に、第1通電部と第2通電部との間で通電状態が確立されると、その時点の電力供給源の電位が第1キャパシタの電位より高ければ、電力供給源から第1キャパシタに電荷を移動させることができる。
そのため、上記の構成によれば、以下に説明するような手順に従って、読取装置の第1キャパシタにより多くの電荷を蓄えることができる。まず、切替部によって、接続状態を第1状態に切り替える。これにより、電力供給源から第2キャパシタに電荷が供給され、第2キャパシタ内に電荷が蓄えられる。次いで、切替部によって、接続状態を第1状態から第2状態に切り替える。そして、所定回数以上の読み取りを実行した後の読取装置の第1通電部と、充電装置の第2通電部との間で通電状態を確立させる。この時点では、第1キャパシタの電位は第2キャパシタの電位より低い。そのため、接続状態が第2状態である間に、通電状態が確立されると、第1通電部及び第2通電部を介して、電位の高い第2キャパシタから電位の低い第1キャパシタに短期間で(例えば数秒間で)電荷が移動する。この時点で、第1キャパシタにはある程度電荷が蓄えられる。第2キャパシタから第1キャパシタへの電荷の移動が行われることに伴い、第2キャパシタと第1キャパシタとの間の電位差が小さくなる。第2キャパシタと第1キャパシタとの間の電位差が小さくなると、第2キャパシタから第1キャパシタへの電荷の移動が行われ難くなる。この場合、切替部によって、接続状態を第2状態から第3状態に切り替える。この時点において、電力供給源の電位が、第1キャパシタの電位よりも高ければ、第1通電部及び第2通電部を介して、電位の高い電力供給源から電位の低い第1キャパシタに電荷が移動する。これにより、第1キャパシタに、より多くの電荷を蓄えさせることができる。電力供給源の電位が十分に高ければ、第1キャパシタの容量の上限まで第1キャパシタに電荷を蓄えさせることができる。従って、上記の構成によると、第1キャパシタにより多くの電荷を蓄えさせることができる。
前記電力供給源は、電池であってもよい。
この構成によると、充電装置を運搬可能に構成することができる。そのため、充電装置を任意の場所に配置して読取装置の充電を行うことができる。
前記充電装置は、特定の情報処理を実行可能な端末装置の一部として構成されればよい。
この構成によると、充電装置は、読取装置の充電のみを行う専用の装置でなくてもよい。使用者は、別途専用の充電装置を設けずに済む。
第1実施例の情報読取システムの構成を模式的に示すブロック図。 第1実施例の充電装置の切替制御部が実行する充電処理の内容を示すフローチャート。 第1実施例の第1キャパシタと第2キャパシタの通電状態の確立前後における残容量を模式的に示す説明図。 第1実施例における充電電流の推移を示すグラフ。 第1実施例における第1キャパシタの電位及び第2キャパシタの電位の推移を示すグラフ。 第2実施例の第1キャパシタと第2キャパシタの通電状態の確立前後における充残容量を模式的に示す説明図。
(第1実施例)
(情報読取システム2の構成)
図1を参照して、本実施例の情報読取システム2について説明する。図1の情報読取システム2は、読取装置10と、充電装置50と、を備える。なお、図1では、充電装置50が端末装置100の一部として構成されている様子が図示されているが、本実施例では、充電装置50は端末装置100の一部ではなく、独立した一つの装置として構成される。端末装置100については後述の第4実施例で説明する。
(読取装置10の構成)
読取装置10は、二次元コード等の情報コードに記録されている情報を光学的に読み取るための充電式のコードリーダである。本実施例では、読取装置10は、店舗のレジ等に設置されるコードリーダのように、特定の領域内で使用され、使用後(即ち、所定回数の情報の読み取りの実行後)に、充電装置50の所定位置に載置され、かつ、情報の読み取りが実行される頻度が比較的高いコードリーダである場合を想定している。読取装置10は、操作部12と、表示部14と、読取部16と、制御部18と、メモリ19と、第1通電部20と、第1キャパシタ22と、外部通信インターフェース24とを備えている。以下、本明細書では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、例えば1個のボタンを備える。使用者は、操作部12を操作することによって、指示を読取装置10に入力することができる。表示部14は、情報を表示するためのディスプレイである。他の例では、操作部12が複数個のキーを備えていてもよい。また、さらに他の例では、読取装置10は、操作部12と表示部14のうちの少なくとも一方を備えていなくてもよい。
読取部16は、情報コードに記録されている情報を光学的に読み取るためのモジュールである。読取部16は、図示しない発光部及び受光部を有する。発光部は、読取対象の情報コードに光を照射する。受光部は、情報コードからの反射光を受光する。
制御部18は、メモリ19内のプログラム(図示しない)に従って様々な処理を実行する。例えば、制御部18は、読取部16の受光部が受光した反射光に基づいて、情報コードに記録された情報をデコードすることができる。以下では、読取部16の発光部による情報コードへの光の照射、読取部16の受光部による反射光の受光、制御部18による情報のデコード、の一連の処理のことを単に「読み取り」と呼ぶ場合がある。メモリ19は、様々なプログラムを記憶する。また、メモリ19は、読み取られた情報を一時的に記憶するための一時記憶領域も備えている。
第1通電部20は、充電装置50の第2通電部60と接触させることによって、第2通電部60との間で通電状態を確立するための電極である。本実施例では、読取装置10を充電装置50の筐体の所定の載置部(図示しない)に載置させると、第1通電部20と第2通電部60とが接触し、第1通電部20と第2通電部60との間で通電状態が確立する(図中の一点鎖線部参照)。また、第1通電部20は、第1キャパシタ22と電気的に接続されている。第1通電部20は、第2通電部60との間で通電状態が確立されている間に、第2通電部60を介して取得された電荷を、第1キャパシタ22に供給することができる(図中の矢印L5参照)。
第1キャパシタ22は、第1通電部20から供給される電荷を蓄えるためのキャパシタである。本実施例では、第1キャパシタ22は、リチウムイオンキャパシタである。他の例では、第1キャパシタ22は、電気二重層キャパシタであってもよい。第1キャパシタ22は、操作部12、表示部14、読取部16、制御部18、メモリ19、外部通信I/F24のそれぞれと電気的に接続されており、これらの各要素に電荷を供給可能である。即ち、第1キャパシタ22は、操作部12、表示部14、読取部16、制御部18、メモリ19、外部通信I/F24の各要素の電力供給源として機能する。
外部通信I/F24は、外部の機器(例えば、読み取られた情報を管理するための端末装置)との間で通信を実行するためのI/Fである。本実施例では、外部通信I/F24は、無線通信(例えばWi-Fi通信)を実行可能なI/Fである。他の例では、外部通信I/F24は有線通信を実行可能なI/Fであってもよい。制御部18は、外部通信I/F24を介して、情報コードから読み取られた情報を外部の機器に送信することができる。
(充電装置50の構成)
充電装置50は、読取装置10を充電するための装置である。本実施例では、充電装置50は、店舗のレジ等に設置されるコードリーダを充電するための充電装置を想定している。即ち、本実施例の充電装置50は、店舗のレジ等の特定の領域内に配置され、使用後(即ち、所定回数の情報の読み取りの実行後)の読取装置10を載置するためのホルダであるとともに、載置中の読取装置10の充電を行うための充電器である場合を想定している。
充電装置50は、第2通電部60と、切替制御部62と、メモリ63と、第2キャパシタ64と、電源部66と、を備える。なお、図1では、充電装置50が電池68を備える様子が図示されているが、本実施例では、充電装置50は電池68を備えていない。電池68については後述の第3実施例で説明する。
第2通電部60は、読取装置10の第1通電部20と接触させることによって、第1通電部20との間で通電状態を確立するための電極である。上記の通り、充電装置50の筐体の所定の載置部(図示しない)に読取装置10を載置させると、第1通電部20と第2通電部60とが接触し、第1通電部20と第2通電部60との間で通電状態が確立される(図中の一点鎖線部参照)。また、第2通電部60は、切替制御部62と電気的に接続されている。これにより、第2通電部60は、切替制御部62から供給される電荷(図中矢印L4参照)を取得することができる。
切替制御部62は、第2通電部60、第2キャパシタ64、電源部66のそれぞれと電気的に接続されており、第2通電部60と、第2キャパシタ64と、電源部66との間の接続状態(以下では「接続状態」と呼ぶ場合がある)を切り替えるための制御部である。切替制御部62は、メモリ63に記憶されているプログラムに従って、後述の充電処理(図2参照)を実行する。切替制御部62は、充電処理を行うことにより、接続状態を、待機状態、放電状態、充電状態の3つの状態の間で切り替える。待機状態は、切替制御部62を介して、電源部66と第2キャパシタ64とを電気的に接続させた状態である。待機状態では、電源部66から第2キャパシタ64に電荷を供給することができる(図中矢印L1、L2参照)。放電状態は、切替制御部62を介して、第2キャパシタ64と第2通電部60とを電気的に接続させた状態である。放電状態では、第2キャパシタ64から第2通電部60に電荷を供給することができる(図中矢印L3、L4参照)。充電状態は、切替制御部62を介して、電源部66と第2通電部60とを電気的に接続させた状態である。充電状態では、電源部66と第2通電部60に電荷を供給することができる(図中矢印L1、L4参照)。メモリ63は、切替制御部62に充電処理を実行させるためのプログラムを記憶する。
第2キャパシタ64は、読取装置10の第1キャパシタ22に供給するための電荷を蓄えるためのキャパシタである。本実施例では、第2キャパシタ64も、リチウムイオンキャパシタである。他の例では、第2キャパシタ64も、電気二重層キャパシタであってもよい。また、本実施例では、第2キャパシタ64の容量は、第1キャパシタ22の容量と等しい。上記の通り、第2キャパシタ64は、切替制御部62と電気的に接続されている。そのため、第2キャパシタ64は、接続状態が待機状態である間は、切替制御部62を介して電源部66から供給される電荷を取得することができ(図中矢印L1、L2参照)、取得した電荷を蓄えることができる。また、第2キャパシタ64は、接続状態が放電状態である間は、蓄えられている電荷を、切替制御部62を介して第2通電部60に供給することができる(図中矢印L3、L4参照)。
電源部66は、図示しない商用電源に接続されており、読取装置10を充電するための電力供給源として機能する電力供給手段である。上記の通り、電源部66は、切替制御部62と電気的に接続されている。そのため、電源部66は、接続状態が待機状態である間は、切替制御部62を介して第2キャパシタ64に電荷を供給することができる(図中矢印L1、L2参照)。また、電源部66は、接続状態が充電状態である間は、切替制御部62を介して第2通電部60に電荷を供給することができる(図中矢印L1、L4参照)。
(充電処理:図2)
続いて、図2を参照して、充電装置50の切替制御部62が実行する充電処理の内容を説明する。充電装置50の電源部66が商用電源に接続され、充電装置50に電源が投入されると、切替制御部62は、図2の充電処理を開始する。充電処理の開始時点では、切替制御部62は、接続状態を待機状態に設定している。即ち、この時点では、電源部66から、切替制御部62を介して第2キャパシタ64に電荷が供給され、第2キャパシタ64にその電荷が蓄えられる(図1中矢印L1、L2参照)。
S10では、切替制御部62は、読取装置10の第1通電部20と充電装置50の第2通電部60との間で通電状態が確立することを監視する。具体的には、切替制御部62は、第2通電部60が第1通電部20と接触されることを監視する。例えば、読取装置10の使用者は、第1通電部20と第2通電部60との間で通電状態が確立していない間(即ち、読取装置10が充電装置50から離れている間)、操作部12を操作して所定の読取指示を入力することにより、読取部16及び制御部18に、情報コードに記録された情報の読み取りを実行させることができる。この際、読取部16及び制御部18は、その時点で第1キャパシタ22に蓄えられている電荷を利用して、情報の読み取りを実行する。読取部16及び制御部18が読取を実行すると、第1キャパシタ内の電荷の残容量が減少する。使用者が、読取装置10を使用して所定回数の読み取りを実行した後で、読取装置10を充電装置50の筐体の所定の載置部(図示しない)に載置させると、第1通電部20と第2通電部60とが接触し、第1通電部20と第2通電部60との間で通電状態を確立させることができる。この場合、切替制御部62は、S10でYESと判断し、S12に進む。
S12では、切替制御部62は、接続状態を、待機状態から放電状態に切り替える。即ち、第2キャパシタ64から切替制御部62を介して第2通電部60に電荷が供給可能な状態(図1中矢印L3、L4参照)に切り替わる。多くの場合、通電状態の確立時点(S10でYESの時点)では、読み取りが実行された後の読取装置10の第1キャパシタ22の電位V1(図1参照)は、待機状態の間に電荷が蓄えられていた第2キャパシタ64の電位V2(図1参照)よりも低くなる。そのため、通電状態が確立されると、第1通電部20及び第2通電部60を介して、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に電荷が移動する。一般的に、キャパシタは、パワー密度(即ち、単位時間当たりに入出力できる電力量)が高いという特徴を備える。そのため、この際の電位の移動の大部分は、二次電池を充電する場合に比べて非常に短い期間の間(例えば数秒間の間)に行われる。この結果、第1キャパシタ22内には、短期間である程度の電荷が蓄えられる。
この点について、図3を参照してさらに具体的に説明する。図3中の(a)は、第1通電部20及び第2通電部60の間で通電状態が確立される前において、第1キャパシタ22と第2キャパシタ64のそれぞれに蓄えられている電荷の残容量を模式的に表している。図3中の(b)は、第1通電部20及び第2通電部60の間で通電状態が確立された後において、第1キャパシタ22と第2キャパシタ64のそれぞれに蓄えられている電荷の残容量を模式的に表している。本実施例では、第1キャパシタ22と第2キャパシタ64の容量は等しい(即ち1:1である)。この例では、図3の(a)に示すように、通電状態が確立される前の時点(図2のS10でNOと判断されている間)の第1キャパシタ22の残容量は0%であり、第2キャパシタ64の残容量は100%である(即ち満充電状態である)。そして、その後、通電状態が確立され、電荷の移動経路が放電状態に切り替わると、第1通電部20及び第2通電部60を介して、短期間の間(例えば数秒~十数秒の間)に、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に電荷が移動する。この結果、図3の(b)に示すように、通電状態が確立されたことで、短期間の間に、第1キャパシタ22の残容量と、第2キャパシタ64の残容量とがどちらもおよそ50%になる。
続くS14では、切替制御部62は、第2キャパシタ64から切替制御部62に向かって流れる電流I1(図1参照)の値が、電源部66から切替制御部62に向けて流れる電流I2(図1参照)の値以下になることを監視する。具体的には、S14では、切替制御部62は、電流I1、電流I2の値をそれぞれ監視し、電流I1の値が電流I2の値以下になることを監視する。上記の通り、放電状態では、第2キャパシタ64から切替制御部62に電荷が供給される(即ち、第2キャパシタ64から切替制御部62に向かって電流I1が流れる)。この間、電源部66からも、切替制御部62に向かって電荷が供給されている(即ち電源部66から切替制御部62に向かって電流I2が流れている)。ただし、放電状態の間は、電源部66から切替制御部62に供給される電荷は第2通電部60には供給されていない。切替制御部62は、電流I1、I2のそれぞれの値を監視する。上記の通り、通電状態が確立された直後は、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差が大きいため、第2キャパシタ64から第1キャパシタ22に短期間で多くの電荷が移動する。その間は、電流I1の値は電流I2の値よりも大きい。しかしながら、その後、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差が小さくなると、単位時間当たりに第2キャパシタ64から第1キャパシタ22に移動する電荷量は少なくなる。そして、最終的には、電流I1の値が電流I2の値以下になる。その場合、切替制御部62は、S14でYESと判断し、S16に進む。
S16では、切替制御部62は、接続状態を、放電状態から充電状態に切り替える。即ち、電源部66から切替制御部62を介して第2通電部60に電荷が供給可能な状態(図1中矢印L1、L4参照)に切り替わる。S16において、充電状態に切り替わった時点では、第1キャパシタ22には、電荷が上限まで蓄えられていない。具体的には、本実施例では、図3の(b)に示すように、この時点の第1キャパシタ22の残容量はおよそ50%である。そのため、本実施例では、接続状態が充電状態に切り替わった時点では、電源部66の電位Vin(図1参照)は、第1キャパシタ22の電位V1(図1参照)よりも高い。そのため、電位の高い電源部66から、切替制御部62、第2通電部60、及び、第1通電部20を介して、電位の低い第1キャパシタ22に電荷が供給される。これにより、第1キャパシタ22には、さらに電荷が蓄えられる。
続くS18では、切替制御部62は、第1キャパシタ22の電位V1と、電源部66の電位Vinとの電位差が無くなる(即ち、電位V1と電位Vinとが等しくなる)ことを監視する。具体的には、S18では、切替制御部62は、第1キャパシタ22への電荷の移動が停止することを監視する。上記の通り、S16において接続状態が充電状態に切り替わった時点では、電源部66の電位Vinは、第1キャパシタ22の電位V1よりも高い。そのため、電位の高い電源部66から、切替制御部62、第2通電部60、及び、第1通電部20を介して、電位の低い第1キャパシタ22に電荷が供給される。これにより、第1キャパシタ22に電荷が蓄えられていくと、第1キャパシタ22の電位V1と電源部66の電位Vinとの間の電位差が小さくなる。第1キャパシタ22の容量の上限まで電荷が蓄えられると(即ち、満充電状態に到達すると)、第1キャパシタ22の電位V1と、電源部66の電位Vinとの電位差が無くなる。即ち、第1キャパシタ22への電荷の移動が停止する(即ち電流I2が流れなくなる)。その場合、切替制御部62は、S18でYESと判断し、S20に進む。
S20では、切替制御部62は、第1通電部20と第2通電部60との間の通電状態が解除されることを監視する。具体的には、S20では、切替制御部62は、第2通電部60の接触状態を監視し、第1通電部20が第2通電部60から離されることを監視する。読取装置10の使用者が、読取装置10を充電装置50から取り外せば、通電状態が解除される。使用者は、満充電状態の読取装置10を用いて、再び情報コードの読み取りを行うことができる。この場合、切替制御部62は、S20でYESと判断し、S22に進む。一方、第1通電部20と第2通電部60との間の通電状態が解除されない場合、切替制御部62は、S20でNOと判断し、S18に戻る。この場合、切替制御部62は、第1キャパシタ22が満充電状態まで充電された状態で(S18でYES)、第1通電部20と第2通電部60との間の通電状態が解除される(S20でYES)まで、S18、S20の監視を継続する。
S22では、切替制御部62は、接続状態を、充電状態から待機状態に切り替える。これにより、再び、切替制御部62を介して、電源部66から第2キャパシタ64に電荷が供給され、第2キャパシタ64にその電荷が貯められる(図1中矢印L1、L2参照)。S22を終えると、切替制御部62は、S10の監視に戻る。このように、切替制御部62は、充電装置50の電源がオンされている間、S10~S22の各処理を繰り返し実行する。
さらに、図4を参照して、上記の充電処理(図2参照)における充電電流の値の推移について具体的に説明する。図4は、本実施例において、通電状態が確立されてからの経過時間と、第1キャパシタ22に流れる充電電流との関係を表わすグラフである。図4に示すように、通電状態の確立直後は、第2キャパシタ64から第1キャパシタ22に電流I1(図4中の実線部参照)が流れる(図2のS12)。通電状態の確立直後は、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差が大きいため、流れる電流I1の値が大きい。その後、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差が小さくなることに伴い、流れる電流I1の値は小さくなる。その後、タイミングT1において、電流I1の値が、電源部66から切替制御部62に向けて流れる電流I2の値以下になる(S14でYES)。この場合、切替制御部62が、電荷の移動経路を、放電状態から充電状態に切り替える(S16)。これにより、タイミングT1以降は、電源部66から第1キャパシタ22に電流I2(図4中の太線部参照)が流れる。その後、電源部66から第1キャパシタ22に電流I2を流し続けることにより、第1キャパシタ22が満充電される。
また、図5を参照して、上記の充電処理(図2参照)における第1キャパシタ22の電位及び第2キャパシタ64の電位の推移について具体的に説明する。図5は、本実施例において、通電状態が確立されてからの経過時間と、第1キャパシタ22の電位及び第2キャパシタ64の電位との関係を表わすグラフである。図5に示すように、通電状態の確立直後は、第2キャパシタ64の電位V2と第1キャパシタ22の電位V1との差が大きい。この場合、第2キャパシタ64から第1キャパシタ22に大きな電流I1が流れる(図2のS12)。その後、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差が小さくなる。その後、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との電位差がほぼなくなるタイミングT1において、電流I1の値が、電源部66から切替制御部62に向けて流れる電流I2の値以下になる(S14でYES)。この場合、切替制御部62が、電荷の移動経路を、放電状態から充電状態に切り替える(S16)。これにより、タイミングT1以降は、電源部66から第1キャパシタ22に電流I2が流れる。第1キャパシタ22に電荷が蓄えられることにより、第1キャパシタ22の電位が上限値に向けて上昇していく(図5中の太線部参照)。その結果、第1キャパシタ22の電位V1が満充電される。
以上、本実施例の情報読取システム2の構成及び動作について説明した。上記の通り、本実施例では、読取装置10の第1通電部20と充電装置50の第2通電部60との間で通電状態が確立される場合(図2のS10でYES)に、切替制御部62によって接続状態が放電状態に切り替えられると(S12)、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に電荷を移動させることができる。一般的に、キャパシタは、パワー密度(即ち、単位時間当たりに入出力できる電力量)が高いという特徴を備える。そのため、この際の電位の移動の大部分は、二次電池を充電する場合に比べて短い期間の間(例えば数秒間の間)に行われる。この結果、第1キャパシタ22内には、短期間である程度の量の電荷が蓄えられる(図3の(b)参照)。これにより、仮に、この時点で通電状態が解除された場合であっても、読取装置10の読取部16及び制御部18は、第1キャパシタ22内の電荷を利用して情報の読み取りを実行することができる。
そのため、本実施例によると、読取装置10の使用者は、読取装置10を用いて読み取りを実行した後で、第1通電部20と第2通電部60との間の通電状態を確立させれば、長期間の充電期間を必要とすることなく、読取装置10の第1キャパシタ22に、ある程度の量の電荷を蓄えることができる。本実施例では、二次電池を電力供給源とする従来の読取装置のように、長期間の充電期間を設けなくても、短期間の間通電状態を確立させることで、読取装置10を、読み取りを実行可能な状態にすることができる。そのため、使用者は、第1キャパシタ22の電荷の残量を管理する必要もない。さらに、一般的に、キャパシタは、二次電池と比べて、充放電を繰り返した場合の劣化が生じ難いという特徴も備える。そのため、本実施例によると、使用者は、充放電の繰り返しに伴う第1キャパシタ22の劣化状態を考慮する必要もない。従って、本実施例によると、読取装置10が二次電池を電力供給源とする従来の構成に比べ、読取装置10の使用者の利便性を向上させることができる。
特に、本実施例の読取装置10のような店舗のレジ等に設置されるコードリーダは、特定の領域内で使用され、使用後(即ち、読み取り実行後)に特定の場所(即ち充電装置50の載置部)に戻され、かつ、読み取りが実行される頻度が比較的高い環境下で使用される。上記の通り、本実施例では、読取装置10がそのような環境下で使用される場合であっても、第1キャパシタ22に短期間で読み取りの実行に必要な電荷を蓄えることができ、第1キャパシタ22の残容量の管理も必要なく、第1キャパシタ22の劣化状態の必要もない。従って、本実施例では、そのような環境下においても、二次電池を電力供給源とする従来の読取装置を使用する従来の構成に比べ、使用者の利便性を向上させることができる。
また、本実施例では、切替制御部62は、接続状態を、待機状態、放電状態、充電状態の3つの状態の間で切り替えることができる。そして、上記の通り、充電処理の開始時点では、切替制御部62は、接続状態を待機状態に設定する。これにより、電源部66から第2キャパシタ64に電荷が供給され、第2キャパシタ64内に電荷が蓄えられる。その後、通電状態が確立する場合(図2のS10でYES)に、切替制御部62は、接続状態を、待機状態から放電状態に切り替える(S12)。これにより、上記の通り、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に短期間で(例えば数秒間で)電荷を移動させることができ、第1キャパシタ22にある程度の量の電荷を蓄えさせることができる。そして、第2キャパシタ64と第1キャパシタ22との間の電位差が小さくなり、電流I1の値が電流I2の値以下になると(S14でYES)、切替制御部62は、接続状態を、放電状態から充電状態に切り替える(S16)。これにより、電位の高い電源部66から電位の低い第1キャパシタ22にさらに電荷を移動させることができ、第1キャパシタ22の容量の上限まで電荷を蓄えさせることができる。従って、本実施例によると、比較的短期間で、第1キャパシタ22の容量の上限まで電荷を蓄えさせることができる。
本実施例と請求項の対応関係を説明しておく。情報コードが「情報記録媒体」の一例である。電源部66が「電力供給源」の一例である。切替制御部62が「切替部」の一例である。待機状態が「第1状態」の一例であり、放電状態が「第2状態」の一例であり、充電状態が「第3状態」の一例である。
(第2実施例)
図6を参照して第2実施例の情報読取システムについて説明する。本実施例では、第2キャパシタ64の容量が、第1キャパシタ22の容量よりも大きい点が第1実施例とは異なる。具体的に言うと、本実施例では、第2キャパシタ64の容量は、第1キャパシタ22の容量の3倍である。これにより、図2のS12において、切替制御部62が、接続状態を放電状態に切り替えた際における第1キャパシタ22及び第2キャパシタ64の挙動の一部も第1実施例と異なる。
本実施例でも、S12において、切替制御部62が、接続状態を放電状態に切り替えると、第2キャパシタ64から切替制御部62を介して第2通電部60に電荷が供給可能な状態(図1中矢印L3、L4参照)に切り替わる。これにより、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に電荷が移動し、第1キャパシタ22内には、短期間である程度の電荷が蓄えられる。
この点について、図6を参照して詳しく説明する。図6中の(a)は、第1通電部20及び第2通電部60の間で通電状態が確立される前において、第1キャパシタ22と第2キャパシタ64のそれぞれに蓄えられている電荷の残容量を模式的に表している。図6中の(b)は、第1通電部20及び第2通電部60の間で通電状態が確立された後において、第1キャパシタ22と第2キャパシタ64のそれぞれに蓄えられている電荷の残容量を模式的に表している。ただし、本実施例では、第2キャパシタ64の容量は、第1キャパシタ22の容量の3倍である(即ち3:1である)。この例でも、図6の(a)に示すように、通電状態が確立される前の時点(図2のS10でNOと判断されている間)の第1キャパシタ22の残容量は0%であり、第2キャパシタ64の残容量は100%である(即ち満充電状態である)。そして、その後、通電状態が確立され、接続状態が放電状態に切り替わると、第2キャパシタ64から第1キャパシタ22に電荷が移動する。この結果、図6の(b)に示すように、第1キャパシタ22の残容量と、第2キャパシタ64の残容量とがどちらもおよそ75%になる。
上記の通り、本実施例によると、第2キャパシタ64の容量が第1キャパシタ22の容量より大きいため、第1通電部20と第2通電部60との間で通電状態が確立した場合に、第2キャパシタ64の容量が第1キャパシタ22の容量と等しい第1実施例の場合に比べて、電位の高い第2キャパシタ64から電位の低い第1キャパシタ22に移動する電荷の量が多くなる。従って、この構成によると、短期間で第1キャパシタ22により多くの電荷を蓄えさせることができる。
(第3実施例)
本実施例では、電源部66に代えて、電池68が電力供給源として用いられる点が第1、第2実施例とは異なる(図1の破線部参照)。本実施例の電池68も、切替制御部62と電気的に接続されている。本実施例では、待機状態は、切替制御部62を介して電池68と第2キャパシタ64とが電気的に接続される状態であり、充電状態は、切替制御部62を介して電池68と第2通電部60とが電気的に接続される状態である。待機状態では、電池68から第2キャパシタ64に電荷を供給可能であり(図中矢印L1´、L2参照)、充電状態では、電池68から第2通電部60に電荷を供給可能である(図中矢印L1´、L4参照)。また、本実施例では、図2のS14において、切替制御部62は、電流I1との比較を、電流I2に代えて、電池68から切替制御部62に向けて流れる電流I2´(図1参照)を用いて行う。本実施例の電池68は二次電池であるが、他の例では、電池68は一次電池であってもよい。
上記の通り、本実施例では、電力供給源として電池68を用いる。そのため、充電装置50と運搬可能に構成することができる。本実施例では、充電装置50を任意の場所に配置して読取装置10の充電を行うことができる。
(第4実施例)
本実施例では、充電装置50が端末装置100の一部として構成されている点が、第1~第3実施例とは異なる(図1の破線部参照)。本実施例の端末装置100は、読取装置10で読み取られた情報を読取装置10から受信して管理するための装置である。端末装置100は、例えばPOSレジ端末等であってもよい。本実施例の端末装置100は、充電装置50の各要素(即ち、第2通電部60、切替制御部62、メモリ63、第2キャパシタ64、及び、電源部66)に加えて、操作部102、表示部104、制御部106、メモリ108、及び、外部通信I/F110を含む。
操作部102は、複数のキーを備える。使用者は、操作部102を操作することによって、様々な指示を端末装置100に入力することができる。表示部104は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。制御部106は、メモリ108内のプログラムに従って様々な処理を実行する。例えば、制御部106は、読取装置10から受信された情報を用いた様々な処理(計算等)を実行することができる。メモリ108は、様々なプログラムを記憶する。また、メモリ108は、読取装置10から受信された情報を記憶するための記憶領域も備えている。外部通信I/F110は、読取装置10との間で通信を実行するためのI/Fである。本実施例では、外部通信I/F110は、無線通信(例えばWi-Fi通信)を実行可能なI/Fであるが、他の例では、外部通信I/F110は有線通信を実行可能なI/Fであってもよい。制御部106は、外部通信I/F110を介して、読取装置10から送信される情報(即ち、情報コードから読み取られた情報)を受信することができる。
本実施例では、充電装置50は、端末装置100の一部として構成されている。そのため、充電装置50は、読取装置10の充電のみを行う専用の装置でなくてもよい。使用者は、別途専用の充電装置を設けずに済む。
以上、本明細書で開示する技術の実施例を詳細に説明したが、上記の各実施例はあくまで例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、以下の変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記の各実施例では、第1通電部20及び第2通電部60は電極であり、相互に接触することによって、通電状態を確立する。これに限られず、第1通電部20及び第2通電部60は、いずれも、非接触式の電力伝送ユニットであってもよい。この場合、第1通電部20と第2通電部60との間の距離が所定の閾値距離以下になる場合に、第1通電部20及び第2通電部60との間で通電状態が確立されてもよい。
(変形例2)上記の各実施例では、読取装置10は、情報コードに記録された情報を読み取るためのコードリーダであり、読取部16は、情報コードに記録されている情報を光学的に読み取るためのモジュールである。これに限られず、読取装置10は、RF(Radio Frequencyの略)タグ、ICカード等、他の情報記録媒体に記録された情報を読み取るための装置であってもよい。読取部は、RF通信部、NFC(Near Field Communicationの略)通信部等であってもよい。
(変形例3)上記の各実施例では、切替制御部62が、メモリ63に記憶されているプログラムに従って、図2の充電処理を実行している。これに限られず、充電装置50には、切替制御部62及びメモリ63に代えて、図2の各処理を実行可能な切替回路が設けられていてもよい。この場合、切替回路が「切替部」の一例である。
(変形例4)上記の第2実施例では、第2キャパシタ64の容量は、第1キャパシタ22の容量の3倍である。これに限られず、第2キャパシタ64の容量が第1キャパシタ22の容量よりも大きければ、第2キャパシタ64及び第1キャパシタ22は任意の容量を有していてもよい。
(変形例5)上記の第3実施例では、充電装置50には、電池68が設けられ、電源部66は設けられていない。これに限られず、充電装置50には、電源部66と電池68が両方設けられていてもよい。その場合、電源部66が商用電源と接続されている場合には、電源部66を切替制御部62に接続し、電源部66が商用電源と接続されていない場合には、電池68を切替制御部62に接続するようにしてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :情報読取システム
10 :読取装置
12 :操作部
14 :表示部
16 :読取部
18 :制御部
19 :メモリ
20 :第1通電部
22 :第1キャパシタ
24 :外部通信I/F
50 :充電装置
60 :第2通電部
62 :切替制御部
63 :メモリ
64 :第2キャパシタ
66 :電源部
68 :電池
100 :端末装置
102 :操作部
104 :表示部
106 :制御部
108 :メモリ
110 :外部通信I/F

Claims (4)

  1. 情報記録媒体に記録されている情報の読み取りを行う充電式の読取装置と、前記読取装置を充電するための充電装置と、を備える情報読取システムであって、
    前記読取装置は、
    前記情報記録媒体に記録されている情報を読み取るための読取部と、
    前記読取部と電気的に接続され、前記読取部に電荷を供給可能であるとともに、前記読取部に供給するための電荷を蓄えるための第1キャパシタと、
    前記第1キャパシタと電気的に接続される第1通電部と、
    を備えており、
    前記充電装置は、
    前記第1キャパシタに供給するための電荷を蓄えるための第2キャパシタと、
    前記第2キャパシタと電気的に接続されるともに、前記第1通電部との間で通電状態を確立可能な第2通電部と、
    前記第2キャパシタと電気的に接続される場合に、前記第2キャパシタに電荷を供給し、さらに、前記第2通電部と電気的に接続される場合に、前記第2通電部に電荷を供給する電力供給源と、
    前記第2キャパシタと、前記第2通電部と、前記電力供給源と、の間の接続状態を、前記第2キャパシタと前記電力供給源とが電気的に接続された第1状態と、前記第2通電部と前記第2キャパシタとが電気的に接続された第2状態と、前記第2通電部と前記電力供給源とが電気的に接続された第3状態と、の間で切り替え可能な切替部と、
    を備え、
    前記切替部は、前記第2状態において、前記第2キャパシタから前記切替部への電流の値が、前記電力供給源から前記切替部への電流の値より大きい値から前記電力供給源から前記切替部への電流の値以下の値に変化する場合に、前記第2状態から前記第3状態に切り替える、
    情報読取システム。
  2. 前記第2キャパシタの容量は、前記第1キャパシタの容量よりも大きい、
    請求項1に記載の情報読取システム。
  3. 前記電力供給源は、電池である、
    請求項1又は2に記載の情報読取システム。
  4. 前記充電装置は、特定の情報処理を実行可能な端末装置の一部として構成される、
    請求項1からのいずれか一項に記載の情報読取システム。

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