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JP7010682B2 - 浴槽洗浄装置 - Google Patents
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JP7010682B2 - 浴槽洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽を自動で洗浄する浴槽洗浄装置に関する。
従来、浴槽内へ洗浄水を噴射させて浴槽の内壁面に付着した汚れを洗い落とす浴槽洗浄装置が知られている。この種の浴槽洗浄装置では、例えば、洗剤と熱源機から供給される湯水とを洗剤混合部で混合させて洗浄水を生成し、洗浄ノズルから浴槽内に向けて洗浄水を噴射させている。
上記のような浴槽洗浄装置において高い洗浄効果を得るためには、所定の噴射位置に洗浄水を噴射させる必要がある。そのため、洗浄ノズルから浴槽内に向けて洗浄水を噴射させる流量を所定の流量となるように調整する必要がある。
一方、上記のような浴槽洗浄装置において、熱源機から供給される湯水を貯留する貯留容器を設けるとともに、貯留容器よりも下流側の流路にポンプを設け、ポンプによって貯留容器の湯水を洗剤混合部に圧送し、洗浄ノズルから洗浄水を噴射させることが考えられる。このような構成により浴槽の所定の噴射位置に洗浄水を噴射させるためには、所定の設定流量となるような予め設定された回転数でポンプを駆動させることも考えられるが、ポンプ性能のバラツキや経年劣化によって、回転数に対応した所定の設定流量が得られず、洗浄水の噴射位置が所定の位置からずれてきて、十分な洗浄性能が得られないという問題がある。
また、貯留容器よりも下流側の流路に流量センサを設け、流量センサで検出される流量に基づきポンプの回転数を制御することも考えられるが、洗剤混合部から上流側に洗剤が逆流したり、特に開放系の貯留容器を用いると、藻や汚れなどの異物が湯水内に混入したりする場合がある。その結果、異物や洗剤が流量センサの機構部を詰まらせる虞がある。
特開2003-61850号公報 特開2013-9854号公報
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、湯水を貯留する貯留容器と、貯留容器内の湯水を圧送するポンプとを備えた浴槽洗浄装置において、ポンプの回転数を制御するための流量センサを用いることなく、高い洗浄効果を発揮させることにある。
本発明によれば、
熱源機から供給される湯水を貯留する貯留容器と、
貯留容器内の所定の第1水位を検出する第1水位検出手段と、
貯留容器内の第1水位より低い所定の第2水位を検出する第2水位検出手段と、
洗剤を貯留する洗剤タンクと、
貯留容器から供給される湯水と洗剤タンクから供給される洗剤とを混合して洗浄水を生成する洗剤混合部と、
貯留容器から洗剤混合部に湯水を供給する湯水連絡管と、
洗剤タンクから洗剤混合部に洗剤を供給する洗剤導入管と、
浴槽内に洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、
洗剤混合部から洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄管と、
湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの洗浄水の噴射及び停止を行うポンプと、
洗浄ノズルから浴槽内に洗浄水を噴射させて浴槽を洗浄する洗浄運転を制御する洗浄運転制御手段と、
ポンプを所定の回転数で回転させたときの第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する算出手段と、
算出手段によって算出された流量と所定の設定流量とを比較し、所定の設定流量に対する算出された流量のずれ及びそれに対応するポンプの回転数の補正値を含むデータテーブルに基づき、所定の設定流量が得られるように洗浄運転におけるポンプの回転数を補正する流量補正手段と、を備える浴槽洗浄装置が提供される。
上記浴槽洗浄装置は、熱源機から供給される湯水を貯留するための貯留容器と、貯留容器から洗剤混合部に湯水を供給する湯水連絡管と、湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの洗浄水の噴射及び停止を行うポンプとを有するから、貯留容器内に貯留されている湯水をポンプにより洗剤混合部に圧送させて、洗浄ノズルから洗浄水を噴射させることができる。
また、上記浴槽洗浄装置は、貯留容器内の所定の第1水位を検出する第1水位検出手段と、貯留容器内の第1水位より低い所定の第2水位を検出する第2水位検出手段とを有するから、ポンプを所定の回転数で回転させたときの第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出することができる。
そして、上記浴槽洗浄装置によれば、算出された流量と所定の設定流量とを比較し、所定の設定流量に対する算出された流量のずれ及びそれに対応するポンプの回転数の補正値を含むデータテーブルに基づき、所定の設定流量が得られるように洗浄運転におけるポンプの回転数を補正するから、ポンプ性能のバラツキや経年劣化によって洗浄ノズルから噴射される流量が所定の設定流量からずれた場合でも、所定の設定流量が得られるようにポンプを駆動させることができる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
算出手段は、洗浄運転の開始時にポンプを所定の回転数で回転させ、第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する。
上記浴槽洗浄装置によれば、洗浄運転の開始時にポンプを所定の回転数で回転させたときの第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出するから、算出された流量が所定の設定流量からずれていた場合でも、流量補正手段により以後の洗浄運転において所定の設定流量が得られるようにポンプを駆動させることができる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
算出手段は、洗浄運転の終了時にポンプを所定の回転数で回転させ、第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する。
上記浴槽洗浄装置によれば、洗浄運転の終了時にポンプを所定の回転数で回転させたときの第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出するから、算出された流量が所定の設定流量からずれていた場合、流量補正手段により次回の洗浄運転において所定の設定流量が得られるようにポンプを駆動させることができる。また、洗浄運転の開始時にポンプの回転数が補正された場合、補正後の回転数で所定の設定流量が得られていたかどうかを洗浄運転の終了時に確認することができる。
好ましくは、上記浴槽洗浄装置において、
洗浄運転制御手段は、前回の洗浄運転の終了時のポンプの回転数の補正に基づき、ポン
プの回転数を補正して洗浄運転を開始させる。
上記浴槽洗浄装置によれば、前回の洗浄運転の終了時にポンプの回転数の補正が行われると、その補正結果を利用して洗浄運転を開始させるから、前回の洗浄運転の開始時に算出された流量が所定の設定流量から大きくずれていた場合や前回の洗浄運転中に流量が変動した場合でも、より所定の設定流量からのずれの少ない状態から洗浄運転を開始させることができる。
以上のように、本発明によれば、ポンプ性能のバラツキや経年劣化により洗浄ノズルから噴射される流量が所定の設定流量からずれた場合でも、流量センサを用いることなく、実際の流量を算出してポンプの回転数を補正するから、安定して所定の噴射位置に洗浄水を噴射させることができる。これにより、高い洗浄効果を有する浴槽洗浄装置を低コストで提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の一例を示す概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置においてポンプの回転数を補正するためのデータテーブルである。 図3は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図4は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図5は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図6は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。 図7は、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置の制御動作の一例を示すフローチャートの一部である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る浴槽洗浄装置を説明する。
図1は、本実施の形態に係る浴槽洗浄装置の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、浴室BR内には、浴室壁に沿って浴槽1が配設され、浴室BR外(例えば、屋外)には、熱源機である給湯器6が配設されている。図示しないが、浴槽1は、貯水部を構成する浴槽内周壁と、貯水部の開口縁から全周に亘って外方へ水平に張り出す上縁フランジ部と、浴槽1の外側面を構成するエプロンとを備え、上縁フランジ部の下方には浴槽内空間10が形成されている。
浴槽1の底部には、浴槽1に貯留された湯水である浴槽水を排水するための排水栓2と、湯水や洗浄水を噴射する洗浄ノズル7とが設けられている。図示しないが、洗浄ノズル7は、洗浄管43を介して供給される湯水や洗浄水を浴槽1の貯水部の内周面全域に亘って放射状に噴射する噴射口を備える。この噴射口は、湯水や洗浄水の流量に応じて、湯水や洗浄水の噴射位置が貯水部の内周面の上下域に変動するように構成されている。浴槽1の上縁フランジ部には、排水スイッチ5が設けられており、排水スイッチ5は、上縁フランジ部の下方に設けられた排水栓2を開閉する排水栓コントローラ50と接続されている。従って、使用者が排水スイッチ5を操作したり、後述するリモコンRの洗浄スイッチを操作したりすると、排水栓2が開栓され、浴槽1内の浴槽水が排水される。
図示しないが、給湯器6は、ガスバーナと、給湯熱交換器とを備える。ガスバーナには、ガス供給管78が接続されている。給湯熱交換器には、給水源から上水を供給するための給水管63と、カランやシャワーなどの給湯栓65や後述する本体ユニット4に給湯器6から加熱された湯水を供給する給湯管66とが接続されている。給湯器6内には、給湯器6の運転を制御する給湯器コントローラ60が組み込まれており、給水管63に設けられた給水センサや給湯管66に設けられた給湯温度センサなどの各種センサ、給水管63、給湯管66、及びガス供給管78に設けられた各種制御弁、点火装置、電源ボックスや、給湯器用のリモコンは、給湯器コントローラ60と接続されている。なお、本実施の形態では、給湯器6は給湯熱交換器のみを有するが、浴槽1に循環金具を設けるとともに、給湯器6に給湯熱交換器及び風呂熱交換器を設け、追焚き機能を有する給湯器を用いてもよい。また、電気式給湯器やヒートポンプ式給湯器を用いてもよい。
給水管63及び給湯管66はそれぞれ、給湯栓65側と浴室BRの天井裏に配設された本体ユニット4側とに分岐している。給水管63及び給湯管66からそれぞれ本体ユニット4側に分岐する湯水タンク47よりも上流側の第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aには、逆止弁71,72と、湯水混合部80とが接続されている。より詳細には、湯水混合部80は、第1温調用給水管63aに上流側から順に介設された、給水温センサ81、水量センサ83、及び水量調整弁85と、第1湯水供給管66aに上流側から順に介設された、湯温センサ82、湯量センサ84、及び湯量調整弁86とを備える。また、逆止弁71,72近傍の第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aの配管周囲にはそれぞれ、凍結防止用ヒータ73,74が配設されている。第1温調用給水管63a及び第1湯水供給管66aは、水量調整弁85及び湯量調整弁86の下流側で合流して、1つの第2湯水供給管66bを構成している。第2湯水供給管66bには、温度センサ75が介設されている。
第2湯水供給管66bは、補水用電磁弁(補水弁)46を介して、貯留容器である湯水タンク47に接続されている。また、湯水混合部80と湯水タンク47とを接続する第2湯水供給管66bからは、湯張り用湯水供給管66dが分岐しており、湯張り用湯水供給管66dは、湯張り用電磁弁90を介して、浴槽1の上方に位置する框水栓79と接続されている。第2湯水供給管66bの分岐部と湯張り用電磁弁90との間の湯張り用湯水供給管66dの配管周囲には、凍結防止用ヒータ76が配設されている。
図示しないが、湯水タンク47の上部には、第2湯水供給管66bから供給される湯水が吐出する補水口と、補水口よりも下方に位置するオーバーフロー口とが設けられている。また、湯水タンク47の底部には、流出口が設けられており、流出口には、ポンプ48に湯水を供給するための湯水連絡管66cが接続されている。さらに、オーバーフロー口には、浴槽パン内に延設されたオーバーフロー管68が接続されている。従って、補水口とオーバーフロー口との間には吐水口空間が形成されており、第2湯水供給管66bは湯水タンク47によって湯水タンク47よりも下流側の流路と縁切りされている。このため、湯水タンク47は、逆流防止手段として機能する。
湯水タンク47内には、貯留されている湯水の量を検出するための長さの異なる高水位電極(第1水位検出手段)471、低水位電極(第2水位検出手段)472、及びアース電極473が挿入されている。高水位電極471は、湯水タンク47内に湯水が貯留された際、下端がオーバーフロー口よりも下方に位置するように配設されている。高水位電極471及び低水位電極472はそれぞれ、水位が所定の高水位(第1水位)及び低水位(第2水位)に達するとオンとなり、所定の高水位及び低水位に満たないとオフとなる。
湯水タンク47と洗剤混合部51とを接続する湯水連絡管66cには、上流側から順に、ポンプ48と、開閉電磁弁(開閉弁)49とが介設されている。ポンプ48を駆動及び停止させるとともに、開閉電磁弁49を開弁及び閉弁させることにより、湯水タンク47から洗浄水生成ユニット3へ湯水が供給及び停止され、それによって洗浄ノズル7から湯水や洗浄水の噴射及び停止が行われる。また、ポンプ48の回転数を制御することにより、洗浄ノズル7から噴射される湯水や洗浄水の流量が調整される。
図示しないが、本体ユニット4は、上記した湯水混合部80、湯水タンク47、ポンプ48等の各構成部品が収容されたケーシングを備え、ケーシング内の湯水混合部80の近傍には、ケーシング内の温度を検出する低温感知用温度センサ77が配設されている。また、既述した給水温センサ81、湯温センサ82、水量センサ83、湯量センサ84、水量調整弁85、湯量調整弁86、凍結防止用ヒータ73,74,76、温度センサ75、低温感知用温度センサ77、補水用電磁弁46、ポンプ48、開閉電磁弁49、湯張り用電磁弁90、湯水タンク47内の電極471,472,473は、ケーシング内に設けられた本体ユニットコントローラ40と電気配線を介して接続されている。さらに、本体ユニットコントローラ40は、後述する洗浄ユニットコントローラ30、リモコンRや、図示しない電源ボックスと電気配線を介して接続されている。
浴槽1の上縁フランジ部の下方に位置する浴槽内空間10には、洗浄水生成ユニット3を構成する、洗剤を貯留する洗剤タンク41と、ベンチュリ式の洗剤混合部51と、洗剤タンク41からの洗剤を洗剤混合部51に導く洗剤導入管44とが配設されており、洗剤導入管44には、洗剤混合部51への洗剤の供給を調整する第1及び第2洗剤弁42a,42bが介設されている。洗剤混合部51と洗浄ノズル7とは、洗浄管43を介して接続されている。なお、浴槽内空間10の大きさ等に応じて、洗剤タンク41、第1及び第2洗剤弁42a,42b、並びに洗剤混合部51を浴槽内空間10内でそれぞれ離間させて配設してもよい。
天井裏の本体ユニット4と、浴室BR内の洗浄水生成ユニット3とは、浴槽1の一側方の浴室壁を貫通する湯水連絡管66cによって接続されている。より詳細には、湯水連絡管66cは、本体ユニット4の開閉電磁弁49と、洗浄水生成ユニット3の洗剤混合部51とに接続されている。従って、第1及び第2洗剤弁42a,42bが開弁された状態で、ポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させて、湯水タンク47に貯留された湯水を湯水連絡管66cを介して洗剤混合部51に供給すると、湯水が洗剤混合部51を通過する際に生じる負圧によって、洗剤と湯水とが混合されて洗浄水が生成され、洗浄管43を通って、洗浄ノズル7から洗浄水が噴射され、浴槽1の洗浄が行われる。また、第1及び第2洗剤弁42a,42bが閉弁された状態で、同様にポンプ48を駆動させるとともに、開閉電磁弁49を開弁させて、湯水タンク47に貯留された湯水を湯水連絡管66cから洗剤混合部51に供給すると、洗浄ノズル7から湯水のみが噴射され、浴槽1の予備洗浄やすすぎが行われる。なお、図示しないが、ポンプ48よりも下流側の湯水連絡管66cから分岐させた殺菌用配管と浴室BRの天井壁などに設けたミストノズルとをオゾン水や次亜塩素酸水などの殺菌水を発生させる殺菌装置を介して接続させることにより、浴室BR内に殺菌水を噴霧させ、浴室BR内全体を殺菌することもできる。
図示しないが、洗浄水生成ユニット3は、上記した洗剤混合部51や第1及び第2洗剤弁42a,42bが収容されたケーシングを備える。また、洗浄水生成ユニット3には、洗浄ユニットコントローラ30が組み込まれており、既述した第1及び第2洗剤弁42a,42bや図示しない洗剤タンク41の電極は、洗浄ユニットコントローラ30と電気配線を介して接続されている。さらに、洗浄ユニットコントローラ30は、電気配線を介して排水栓コントローラ50及び本体ユニットコントローラ40と接続されている。なお、洗剤混合部51は、負圧によって洗剤と湯水とを混合するものだけでなく、洗剤と湯水とを撹拌混合させる撹拌容器を用いてもよい。
浴室BR内には、湯張り運転及び洗浄運転用のリモコンRが配設されている。リモコンRには、運転スイッチ101、湯張り運転を行う湯張りスイッチ102、洗浄運転を行う洗浄スイッチ103、洗浄運転終了後に、湯張り運転を行う洗浄・湯張りスイッチ104、湯張り温度を設定する湯張り温度設定スイッチ105、さし湯やさし水運転を開始及び停止させるさし湯及びさし水スイッチ106、洗浄コースを選択する洗浄コース設定スイッチ107、タイマスイッチ108、及び運転状態や設定温度が表示される表示部110などが設けられている。また、図示しないが、リモコンRは、本体ユニットコントローラ40と電気配線を介して接続されており、洗浄ユニットコントローラ30や排水栓コントローラ50と本体ユニットコントローラ40を介して接続されている。各コントローラは、CPU、ROM、RAMを備えるマイクロコンピュータから構成されている。
図示しないが、給湯器コントローラ60は、給湯器6の給湯運転を制御する給湯制御回路が組み込まれており、本体ユニットコントローラ40には、洗浄運転を制御する洗浄制御回路が組み込まれている。また、洗浄制御回路は、機能的構成手段として、ポンプ48を所定の回転数で駆動させるとともに、補水用電磁弁46及び開閉電磁弁49の開閉や水量調整弁85及び湯量調整弁86の開度を制御して洗浄運転を実行する洗浄運転制御部、ポンプ48を所定の回転数で駆動させたときに高水位電極471がオフとなってから低水位電極472がオフとなるまでの流出時間を計時する計時部、計時部で計時される流出時間と高水位電極471がオフとなる高水位から低水位電極472がオフとなる低水位までの所定の水量とに基づき、ポンプ48を所定の回転数で回転させたときの流量を算出する算出部、算出部で算出された算出流量とポンプ48の所定の回転数に対応する所定の設定流量とを比較して、所定の設定流量となるようにポンプ48の回転数を補正する流量補正部とを備える。従って、本実施の形態では、洗浄制御回路の各機能部が、洗浄運転制御手段、算出手段及び流量補正手段として機能する。さらに、本体ユニットコントローラ40のメモリには、洗浄運転を実行するプログラムや所定の設定流量に対するポンプ48の回転数の初期設定値などの各種設定値の他、流量を変更するためのポンプ48の回転数の補正値を含むデータテーブルが格納されている。
図2は、本実施の形態の浴槽洗浄装置でポンプ48を所定の回転数で回転させたときに算出される算出流量の所定の設定流量に対するずれに応じて、ポンプ48の回転数を補正するための補正値の一例を示すデータテーブルである。図2を参照して、所定の設定流量に対する算出流量のずれ及びそれに対応するポンプ48の回転数の補正値について説明すると、ポンプ48の回転数の補正値は7段階で設定されており、例えば、算出流量が所定の設定流量に対して±5%の範囲内にあれば、略所期の流量が得られていると判定され、ポンプ48の回転数は補正されない。しかしながら、例えば、算出流量が所定の設定流量よりも5~7.5%多い場合、所定の噴射位置よりも高くなるため、ポンプ48の回転数を5Hz低下させる補正が行われ、算出流量が所定の設定流量よりも5~7.5%少ない場合、所定の噴射位置よりも低くなるため、ポンプ48の回転数を5Hz増加させる補正が行われる。これらの値は、実験により予め求められたものであり、ポンプ48の性能や流路の長さなどに応じて適宜設定される。
次に、図3~図7を参照して、本実施の形態の浴槽洗浄装置における洗浄運転について説明する。後述する洗浄運転の各工程では、同一の設定流量(例えば、6L/分)が得られるように設計されているが、各工程における設定流量は異なっていてもよい。なお、給湯器6は、給水管63に設けられた給水センサ(図示せず)で検出される水量が所定水量以上になるとガスバーナを点火させ、給水センサで検出される水量が所定水量未満になるとガスバーナを消火させる点消火制御を行うように構成されている。
例えば、浴槽1の使用後、給湯器用のリモコンの運転スイッチのオン操作及びリモコンRの運転スイッチ101のオン操作がなされている状態で、使用者が洗浄スイッチ103をオン操作すると、本体ユニットコントローラ40は、排水栓2を開栓させるとともに、排水時間a(例えば、5分間)を計時するためにタイマtaをスタートさせる(ステップST1~ST2)。
排水時間aが経過すると、湯水タンク47内の高水位電極471がオンとなっているかどうかが判定され、高水位電極471がオフとなっている場合、補水用電磁弁46を開弁させる。すると、水道水圧力によって給水管63から給湯器6に上水が供給され、図示しない給水センサで所定水量以上の水量が検出されると、給湯器6で給湯運転が開始される。そして、高水位電極471がオンとなると、補水用電磁弁46を閉弁させる(ステップST3~ST7)。
高水位電極471がオンとなると、湯水タンク47への湯水の供給が停止されている状態で、開閉電磁弁49を開弁させる。そして、補正用の設定流量が得られるように、後述するメモリに記憶されている前回の終了時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させて、浴室BRの天井裏に設置された本体ユニット4から浴室BR内の洗浄水生成ユニット3に湯水を供給する(ステップST8~ST9)。これにより、開始時補正工程が開始される。
湯水タンク47内の湯水が減少してきて、高水位電極471がオフになると、タイマt1をスタートさせて流出時間の計時を開始させ、低水位電極472がオフになると、計時を終了させる。次いで、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49を閉弁させる。そして、計時した流出時間と高水位電極471がオフとなる高水位から低水位電極472がオフとなる低水位までの水量とに基づき、流量を算出し、算出流量と補正用の設定流量とを対比して、既述した図2のデータテーブルに基づきポンプ48の回転数の補正値を決定し、メモリに記録されている補正値を更新する(ステップST10~ST17)。このとき、開始時補正工程における補正用の設定流量を得るための初期設定値に対して、更新された補正値により補正した回転数が所定の上下限範囲外(例えば、初期設定値に対して±20%超)である場合、ポンプ48や流路に異常が生じている可能性が高いから、洗浄運転を継続させることなく、表示部110や図示しないスピーカ等から異常を報知させる(ステップST18~ST19)。これにより、開始時補正工程が終了される。
上記のようにして補正値が更新されると、続けて予備洗浄工程に移行する。予備洗浄工程では、補水用電磁弁46を開弁させるとともに、水量調整弁85及び湯量調整弁86の開度が調整され、高水位電極471がオンとなるまで湯水を湯水タンク47に供給する。高水位電極471がオンになると、予備洗浄時間b(例えば、90秒間)を計時するためにタイマtbをスタートさせる。そして、補水用電磁弁46を開弁させたまま、開閉電磁弁49を開弁させるとともに、予備洗浄用の設定流量が得られるように開始時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させる(ステップST20~ST25)。これにより、洗浄ノズル7から浴槽1内に湯水のみを噴射させる予備洗浄工程が実行される。
所定の予備洗浄時間bが経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49を閉弁させて、予備洗浄工程を終了させる(ステップST26~ST28)。また、所定の洗浄時間c(例えば、2秒間)を計時するためにタイマtcをスタートさせる。そして、開閉電磁弁49並びに第1及び第2洗剤弁42a,42bを開弁させるとともに、洗浄用の設定流量が得られるように開始時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させる(ステップST29~ST32)。これにより、洗剤混合部51に洗剤及び湯水が供給されて洗浄水が生成され、洗浄ノズル7から浴槽1内に洗浄水を噴射させる洗浄工程が実行される。
所定の洗浄時間cが経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49並びに第1及び第2洗剤弁42a,42bを閉弁させて、洗浄工程を終了させる(ステップST33~ST36)。また、所定のすすぎ時間d(例えば、90秒間)を計時するためにタイマtdをスタートさせる。そして、開閉電磁弁49を開弁させるとともに、すすぎ用の設定流量が得られるように開始時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させる(ステップST37~ST39)。これにより、予備洗浄と同様にして、すすぎ工程が実行される。なお、洗浄及びすすぎ工程をそれぞれ、複数回実行させてもよいし、予備洗浄を行うことなく、洗浄及びすすぎ工程のみを実行させてもよい。
所定のすすぎ時間dが経過すると、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49を閉弁させて、すすぎ工程を終了させる(ステップST40~ST42)。次いで、終了時補正工程に移行する。終了時補正工程では、開始時補正工程と同様に、高水位電極471がオンになるまで湯水タンク47に湯水が供給される。そして、高水位電極471がオンとなると、補水用電磁弁46を閉弁させる(ステップST43~ST44)。
高水位電極471がオンとなると、開始時補正工程と同様にして、開閉電磁弁49を開弁させ、補正用の設定流量が得られるように開始時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させる。次いで、高水位電極471がオフとなると、タイマt2をスタートさせて低水位電極472がオフとなるまでの流出時間の計時を開始させ、低水位電極472がオフになると、計時を終了させる。次いで、ポンプ48を停止させるとともに、開閉電磁弁49を閉弁させ、排水栓2を閉栓させる。そして、計時した流出時間と高水位電極471がオフとなる高水位から低水位電極472がオフとなる低水位までの水量とに基づき、流量を算出し、算出流量と補正用の設定流量とを対比して、既述した図2のデータテーブルに基づきポンプ48の回転数の補正値を再度、決定し、更新する(ステップST45~ST55)。従って、既述したように、次回の洗浄運転の開始時の開始時補正工程では、補正用の設定流量が得られるように終了時補正工程で更新された補正値によりポンプ48の回転数が補正される。このとき、終了時補正工程における補正用の設定流量を得るための初期設定値に対して、更新された補正値により補正した回転数が所定の上下限範囲外(例えば、初期設定値に対して±20%超)である場合、開始時補正工程と同様に、表示部110や図示しないスピーカ等から異常を報知させる(ステップST56~ST57)。これにより、終了時補正工程が終了される。
以上詳細に説明したように、上記浴槽洗浄装置によれば、湯水タンク47内に高水位を検出する高水位電極471と低水位を検出する低水位電極472とが配設されているから、流量センサを用いることなく、湯水タンク47内に湯水が貯留されている状態で、開閉電磁弁49を開弁させ、ポンプ48を所定の回転数で駆動させたときの高水位から低水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズル7から噴射される流量を算出することができる。
そして、上記浴槽洗浄装置によれば、算出流量と所定の設定流量とを対比して、算出流量の所定の設定流量に対するずれに応じて回転数の補正値を決定し、その補正値により補正した回転数で洗浄工程におけるポンプ48を駆動するから、ポンプ性能のバラツキや経年劣化によって湯水タンク47から圧送される湯水の流量が変化しても、洗浄工程において洗浄水を所定の設定流量で洗浄ノズルから噴射させることができる。これにより、安定して所定の噴射位置に洗浄水を噴射させることができる。
また、上記浴槽洗浄装置では、洗浄工程の前後に実行される予備洗浄工程及びすすぎ工程でも、所定の設定流量が得られるように補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させるから、洗浄工程前後に浴槽1の内壁面に付着していたゴミや洗浄水も効率的に洗い流すことができる。これにより、さらに洗浄性能を向上させることができる。
また、上記浴槽洗浄装置によれば、洗浄運転の開始時に開始時補正工程を実行し、ポンプ48の補正値を決定するから、直後の洗浄運転の各工程において補正された回転数によって得られる流量で湯水や洗浄水を洗浄ノズル7から浴槽1内に噴射させることができる。
また、上記浴槽洗浄装置によれば、洗浄運転の終了時に終了時補正工程を実行し、ポンプ48の回転数の補正値を更新するから、開始時補正工程で更新された補正値により補正した回転数でポンプ48を駆動させたときの流量が所定の設定流量と大きくずれていた場合や前回の洗浄運転の途中で流量が変化した場合でも、次回の洗浄運転ではより所定の設定流量からのずれの少ない状態から開始させることができる。
さらに、上記浴槽洗浄装置によれば、開始時補正工程及び終了時補正工程において、補水用電磁弁46を閉弁させた状態で流量を算出するから、湯水タンク47に供給される湯水の量を考慮する必要がないため、補水用電磁弁46を開弁させた状態で流量を算出する場合よりも、算出精度を高めることができる。
従って、本発明によれば、優れた洗浄性能を有する浴槽洗浄装置を低コストで提供することができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、洗浄運転の開始時及び終了時の両方で補正工程が実行されているが、いずれか一方の補正工程のみでポンプの回転数を補正してもよい。
(2)上記実施の形態では、補正工程は洗浄運転の工程の一部として実行されているが、洗浄運転とは別に実行してもよいし、洗浄運転における各工程に組み込んで実行してもよい。例えば、予備洗浄工程及びすすぎ工程の一部または全部を補正工程として実行してもよい。
(3)上記実施の形態では、所定の噴射位置に噴射される流量を所定の設定流量としているが、使用者が任意の流量を選択して所定の設定流量としてもよい。
(4)上記実施の形態では、給湯器側のみから湯水タンクに湯水が供給されているが、浴槽内に噴射した湯水を再度、湯水タンクに循環させてもよい。
7 洗浄ノズル
41 洗剤タンク
43 洗浄管
46 補水用電磁弁(補水弁)
47 湯水タンク(貯留容器)
48 ポンプ
49 開閉電磁弁(開閉弁)
51 洗剤混合部
66c 湯水連絡管
471 高水位電極(第1水位検出手段)
472 低水位電極(第2水位検出手段)

Claims (4)

  1. 熱源機から供給される湯水を貯留する貯留容器と、
    貯留容器内の所定の第1水位を検出する第1水位検出手段と、
    貯留容器内の第1水位より低い所定の第2水位を検出する第2水位検出手段と、
    洗剤を貯留する洗剤タンクと、
    貯留容器から供給される湯水と洗剤タンクから供給される洗剤とを混合して洗浄水を生成する洗剤混合部と、
    貯留容器から洗剤混合部に湯水を供給する湯水連絡管と、
    洗剤タンクから洗剤混合部に洗剤を供給する洗剤導入管と、
    浴槽内に洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、
    洗剤混合部から洗浄ノズルに洗浄水を供給する洗浄管と、
    湯水連絡管に設けられ、洗浄ノズルからの洗浄水の噴射及び停止を行うポンプと、
    洗浄ノズルから浴槽内に洗浄水を噴射させて浴槽を洗浄する洗浄運転を制御する洗浄運転制御手段と、
    ポンプを所定の回転数で回転させたときの第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する算出手段と、
    算出手段によって算出された流量と所定の設定流量とを比較し、所定の設定流量に対する算出された流量のずれ及びそれに対応するポンプの回転数の補正値を含むデータテーブルに基づき、所定の設定流量が得られるように洗浄運転におけるポンプの回転数を補正する流量補正手段と、を備える浴槽洗浄装置。
  2. 請求項1に記載の浴槽洗浄装置において、
    算出手段は、洗浄運転の開始時にポンプを所定の回転数で回転させ、第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する浴槽洗浄装置。
  3. 請求項1または2に記載の浴槽洗浄装置において、
    算出手段は、洗浄運転の終了時にポンプを所定の回転数で回転させ、第1水位から第2水位までの流出時間に基づき、洗浄ノズルから噴射される流量を算出する浴槽洗浄装置。
  4. 請求項3に記載の浴槽洗浄装置において、
    洗浄運転制御手段は、前回の洗浄運転の終了時のポンプの回転数の補正に基づき、ポンプの回転数を補正して洗浄運転を開始させる浴槽洗浄装置。
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