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JP7012266B2 - 執務席提示システムおよび執務席提示方法 - Google Patents
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JP7012266B2 - 執務席提示システムおよび執務席提示方法 - Google Patents

執務席提示システムおよび執務席提示方法 Download PDF

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Description

本発明は、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示システムおよび執務席提示方法に関するものである。
近年、オフィスにおいて、勤務者間のコミュニケーションの活性化や、部署や部門を超えたコラボレーションなどを目的として、利用者が執務席を自由に選択して執務を行うフリーアドレス制を導入する企業が増えてきている。
このようなフリーアドレス制を採用したオフィスでは、長年運用を続けてゆくと、執務席が固定化される、すなわち、毎日同じ席に同じ人が着席しているような状況に陥り、折角のフリーアドレス制のメリットが発揮されなくなってしまう。そこで、執務席の固定化を防止する技術が望まれる。
このような執務席の固定化を防止する技術として、従来、空席状態の執務席の中から利用者に割り当てる執務席をランダムに選出する技術が知られている(特許文献1参照)。また、利用者同士の関連性の度合いを示す相関値を算出して、その相関値に基づいて、利用者に割り当てる執務席を決定する技術が知られている(特許文献2参照)。
特開2010-079585号公報 特開2012-177974号公報
さて、フリーアドレス制を採用したオフィスでは、利用者によっては、その日の業務内容に適した執務席を利用したいといった要望がある。しかしながら、前記従来の技術では、このような利用者の要望がなんら考慮されず、また、執務席を強制的に指定されるような印象を利用者に与えてしまい、利用者が執務席を自由に選択できるというフリーアドレス制の利点が損なわれるという問題があった。
そこで、本発明は、執務席の固定化を避けると共に、利用者の要望も考慮した執務席を提示することができる執務席提示システムおよび執務席提示方法を提供することを主な目的とする。
本発明の執務席提示システムは、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示システムであって、前記プロセッサは、前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除する構成とする。
また、本発明の執務席提示方法は、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示方法であって、前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除する構成とする。
本発明によれば、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が作業環境に関する選定条件を指定する操作に応じて提示された執務席提示情報から執務席を選択する操作が行われると、執務席を仮予約状態に設定し、その後、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過しても検知されない場合、仮予約状態を解除する。このため、何らかの事情で、選択した執務席に利用者が座らずに、その執務席は仮予約状態のままで放置され、執務席提示で、利用者の要望に合った執務席が残っているにも拘わらず、その執務席を利用者に提示することができないという不具合が発生することを防ぐことができる。
本実施形態に係る執務席提示システムの全体構成図 執務室のレイアウト、カメラ1の設置状況、および検知エリアの設定状況を示す説明図 施設管理装置2、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4の概略構成を示すブロック図 デジタルサイネージ3に表示される初期状態の執務席マップ画面を示す説明図 デジタルサイネージ3に表示されるモード指定画面を示す説明図 デジタルサイネージ3に表示される執務席提示状態の執務席マップ画面を示す説明図 施設管理装置2で行われる処理の手順を示すフロー図 施設管理装置2で行われる処理の手順を示すフロー図 施設管理装置2で行われる仮予約管理の処理手順を示すフロー図 施設管理装置2で行われる在席管理の処理手順を示すフロー図
前記課題を解決するためになされた第1の発明は、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示システムであって、前記プロセッサは、前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除する構成とする。
これによると、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が作業環境に関する選定条件を指定する操作に応じて提示された執務席提示情報から執務席を選択する操作が行われると、執務席を仮予約状態に設定し、その後、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過しても検知されない場合、仮予約状態を解除する。このため、何らかの事情で、選択した執務席に利用者が座らずに、その執務席は仮予約状態のままで放置され、執務席提示で、利用者の要望に合った執務席が残っているにも拘わらず、その執務席を利用者に提示することができないという不具合が発生することを防ぐことができる。
また、第2の発明は、前記プロセッサは、前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、静穏な作業環境を確保できる執務席を前記執務席候補として選定する構成とする。
これによると、静穏な作業環境、すなわち、周囲の人物に邪魔されない落ち着いた作業環境で執務を行いたいという利用者の要望に応えることができる。
また、第3の発明は、前記プロセッサは、前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、周囲の人物との交流が促進される作業環境を確保できる執務席を前記執務席候補として選定する構成とする。
これによると、周囲の人物と積極的に交流しながら執務を行いたいという利用者の要望に応えることができる。
また、第4の発明は、前記プロセッサは、前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から任意の執務席を前記執務席候補として選定する構成とする。
これによると、執務席を自由に選定してかまわないという利用者の要望に応えることができる。
また、第5の発明は、前記プロセッサは、前記検出情報として、利用者が所持する無線タグの信号情報、カメラにより利用者を撮影した画像情報、利用者が所持するICカードの読取情報のいずれかを取得する構成とする。
これによると、執務席の在席状態を精度よく検知することができる。
また、第5の発明は、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示方法であって、前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除する構成とする。
これによると、第1の発明と同様に、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、利用者が作業環境に関する選定条件を指定する操作に応じて提示された執務席提示情報から執務席を選択する操作が行われると、執務席を仮予約状態に設定し、その後、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過しても検知されない場合、仮予約状態を解除する。このため、何らかの事情で、選択した執務席に利用者が座らずに、その執務席は仮予約状態のままで放置され、執務席提示で、利用者の要望に合った執務席が残っているにも拘わらず、その執務席を利用者に提示することができないという不具合が発生することを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る執務席提示システムの全体構成図である。
この執務席提示システムは、フリーアドレス制の執務室において、執務席を利用者に提示するものであり、カメラ1と、施設管理装置2と、デジタルサイネージ3と、ユーザ端末4と、を備えている。カメラ1、施設管理装置2、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4は、ネットワークを介して接続されている。
カメラ1は、執務室に設置されており、執務室に滞在する人物を撮影する。
施設管理装置2は、カメラ1から送信される映像を受信して、その映像を解析することで、執務席の在席状況(空席状況)などに関する表示情報を生成する。
デジタルサイネージ3は、各執務室の入口に設置されており、施設管理装置2から送信される表示情報に基づいて、執務室の在席状況(空席状況)を表示する。このデジタルサイネージ3は、タッチパネルを備えており、タッチ操作で必要な画面操作を行うことができる。利用者は、執務室に入室する際に、デジタルサイネージ3の画面を閲覧して、執務席を選択する操作を行い、提示された執務席に座って執務を行う。
ユーザ端末4は、利用者が所持するものであり、可搬型のPC(ノートPCやタブレットPCなど)やスマートフォンなどの携帯端末である。このユーザ端末4には、ブラウザにより、デジタルサイネージ3と同様の画面が表示される。利用者は、別の執務室に移動する際に、ユーザ端末4で執務室の在席状況を事前に確認して、利用する執務席を選択することができる。
次に、執務室のレイアウト、カメラ1の設置状況、およびカメラ1の映像に設定される検知エリアについて説明する。図2は、執務室のレイアウト、カメラ1の設置状況、および検知エリアの設定状況を示す説明図である。
執務室には、机および執務席(椅子)が並べて配置されており、利用者はいずかの執務席に座って執務を行う。
執務室の天井には、カメラ1が設置されており、執務室に滞在する人物を撮影する。このカメラ1には、魚眼レンズを用いて360度の範囲を撮影する全方位カメラや、所定の画角の範囲を撮影するボックスカメラが採用される。
本実施形態では、カメラ1の映像上に執務席ごとの検知エリア(点線の矩形エリア)が予め設定され、この検知エリアの映像に基づいて、人物が執務席に座っているか否かを検知する。
この検知エリアは、執務席に座った人物の身体が存在することが想定される位置に設定され、1つの検知エリアが1人の人物に対応するように、人物の身体の大きさを基準にして設定される。また、検知エリアは、カメラ1の映像を表示した画面上で検知エリアの範囲を利用者が指定する操作を行うことで設定されるようにすればよいが、カメラ1の映像から物体(椅子および机)を検出して、その検出結果に基づいて検知エリアを設定するようにしてもよい。
次に、施設管理装置2、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4の概略構成について説明する。図3は、施設管理装置2、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4の概略構成を示すブロック図である。
施設管理装置2は、通信部21と、プロセッサ22と、記憶部23と、表示部24(表示装置)と、入力部25と、を備えている。
通信部21は、カメラ1との間で通信を行い、カメラ1から送信される映像を受信する。また、通信部21は、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4との間で通信を行い、画面の表示情報をデジタルサイネージ3およびユーザ端末4に配信し、デジタルサイネージ3およびユーザ端末4から操作情報を受信する。
記憶部23は、通信部21でカメラ1から受信した映像や、検知エリアに関する設定情報などの各種の設定情報や、プロセッサ22で実行されるプログラムなどを記憶する。
表示部24では、検知エリアを入力する画面(図示せず)などが表示される。入力部25では、オペレータが検知エリアを入力する操作などを行う。
プロセッサ22は、記憶部23に記憶されたプログラムを実行することで、各種の処理を行う。本実施形態では、執務席管理、在席検知、空席状況提示、執務席候補選定、執務席候補提示、利用者識別、および利用者提示の各処理を行う。
執務席管理の処理では、在席検知の処理で在席と判定されると、その執務席の状態を「在席」に設定し、不在と判定されると、その執務席の状態を「空席」に設定する(在席管理)。また、利用者が、提示された執務席を選択すると、執務席の状態を「仮予約」に設定する(仮予約管理)。また、利用者が、「静か」の選定モードを指定した上で、提示された執務席を選択すると、その執務席の属性を「静か」に設定し、「入り交じり」の選定モードを指定した上で、提示された執務席を選択すると、その執務席の属性を「入り交じり」に設定する。
在席検知の処理では、カメラ1の映像に基づいて、各執務席に利用者が在席しているか否かをリアルタイムに検知する。本実施形態では、映像上に予め設定された執務席ごとの検知エリアにおける人物の滞在を一定時間ごとに検知して、各検知エリアにおける一定時間ごとの利用者の在席状況に関する情報を取得する。
具体的には、人物が滞在すると映像に何らかの変化が生じることから、検知エリアにおける映像の変化状況に基づいて、執務席に人物が在席しているか否かを検知する。具体的には、まず、所定のサンプリング周期(例えば1分間)をおいた各時刻の映像から、各時刻の検知エリアの映像を切り出す。そして、各時刻の検知エリアの映像について映像変化率を取得する。このとき、サンプリング周期をおいた直前の時刻の映像と比較して、その直前の時刻の映像に対する映像変化率を取得する。次に、各時刻の映像変化率に基づいて、検知エリアにおける人物の滞在の有無を判定する。そして、判定結果に基づいて、サンプリング周期をおいた各時刻での人物の滞在の有無を表す滞在情報を生成する。なお、在席検知処理において、上記のように映像変化率によらずに、ディープラーニングにより、在席状態と不在状態との2クラスを予め学習させた識別器を用いることができる。在席検知処理の際には、識別器により、検知エリアの画像に関して在席状態としての尤度(確からしさ)と不在状態としての尤度とを求めて、2つの尤度を比較することで、在席と不在とのいずれであるかを判定することができる。
なお、執務席の近傍、例えば執務席の直近のテーブル上にある利用者の所持品を検知するようにしてもよい。この場合、検知エリアの周辺の映像に基づいて、物品が新たに出現した場合には、利用者の所持品と判定すればよい。これにより、利用者が一時的に離席した場合でも、利用者の所持品が残っている場合には、在席状態を維持することができる。
空席状況提示の処理では、各執務席の空席状況(在席状況)を利用者に提示する。本実施形態では、初期状態の執務席マップ画面(図4参照)を生成して、その画面をデジタルサイネージ3やユーザ端末4に表示する。この初期状態の執務席マップ画面では、各執務席の空席状況(在席状況)が表示される。
執務席候補選定の処理では、作業環境に関する選定条件を指定する操作を利用者に行わせて、在席検知で取得した空席状態の執務席の中から、利用者が指定した選定条件に適合する執務席を執務席候補として選定する。また、本実施形態では、利用者が、作業環境に関する選定条件として、「静か」、「入り交じり」、および「お任せ」の3つの選定モードのいずれかを指定することができる。
「静か」の選定モードは、静穏な作業環境、すなわち、周囲の人物に邪魔されない落ち着いた作業環境で執務を行いたいという利用者の要望に応えるものである。本実施形態では、「静か」の選定モードが指定されると、空席状態の執務席の中から、属性が「入り交じり」となる執務席が付近になく、かつ、人物の滞在度合いが低いエリアにある執務席を執務席候補として選定する。
このように、属性が「入り交じり」となる執務席が付近にない執務席を選定することで、静穏な作業環境を望む利用者同士が隣り合う状態となる。これにより、利用者が増えて、人物の滞在度合いが十分に低い状態を維持できない場合でも、静かな作業環境を確保することができる。
「入り交じり」の選定モードは、周囲の人物と積極的に交流しながら執務を行いたいという利用者の要望に応えるものである。本実施形態では、「入り交じり」の選定モードが指定されると、空席状態の執務席の中から、属性が「静か」となる執務席が付近になく、かつ、人物の滞在度合いが高いエリアにある執務席を執務席候補として選定する。
このように、属性が「静か」となる執務席が付近にない執務席を選定することで、周囲の人物との交流を望む利用者同士が隣り合う状態となる。これにより、利用者が要望通りに周囲の人物と積極的に交流を行うことができる。
「お任せ」の選定モードは、作業環境に拘らないため執務席を自由に選定してかまわないという利用者の要望に応えるものである。本実施形態では、「お任せ」の選定モードが指定されると、空席状態の執務席の中から、属性が「静か」となる執務席が付近になく、かつ、人物の滞在度合いが高いエリアにある執務席をランダムに執務席候補として選定する。
このように、属性が「静か」となる執務席が近くにあるエリアを除外することで、静穏な作業環境を望む利用者の周辺における人物の滞在度合いを低く維持することができる。
ここで、人物の滞在度合いとは、所定範囲に滞在する人物の数(滞在密度)、すなわち、所定範囲に存在する在席状態の執務席の数である。例えば、在席検知で取得した各執務席の在席状況に基づいて、位置に応じた人物の滞在度合いを表すヒートマップを生成して、そのヒートマップから、人物の滞在度合いが高いエリア(人が多いエリア)と人物の滞在度合いが低いエリア(人が少ないエリア)とを判定するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、執務席の属性と人物の滞在度合いとに基づいて執務席候補を選定するようにしたが、執務室内での執務席の位置(入口側、奥側)に応じて、作業環境が異なる場合がある。そこで、執務席候補の選定条件として、執務室内での執務席の位置を考慮した選定モードを用意するようにしてもよい。
また、利用者が他部署の人物との交流を要望する場合があり、また、自部署の人物との交流を要望する場合もある。そこで、利用者の所属部署を考慮して執務席候補を選定するようにしてもよい。この場合、デジタルサイネージ3に設けたカメラで利用者を撮影して、そのカメラの映像に対して顔認識を行うことで、デジタルサイネージ3を操作する利用者を識別して、その利用者の所属部署を取得するようにするとよい。
また、照明や窓との位置関係などに応じて執務席の明るさが異なる場合、利用者によっては明るい執務席がよい場合と暗めの執務席がよい場合とがある。また、エアコンの吹出し口との位置関係などに応じて執務席の温度変化の状況が異なる場合、利用者によっては温度変化が小さい執務席がよい場合がある。また、利用者が打ち合わせコーナーやトイレなどの特定の場所を頻繁に利用する場合、その場所に近い執務席がよい場合がある。また、外部から執務室に騒音が入る場合、利用者によっては騒音が小さい執務席がよい場合がある。また、執務席の広さが異なる場合があり、執務内容によっては広い執務席の方がよい場合がある。また、見晴らしがよい執務席と、パーティションなどで囲まれた閉鎖的な執務席とがあり、いずれがよいかは利用者に応じて異なる。
そこで、このような執務席ごとに異なる環境条件を執務席の属性として設定して、その属性を考慮した選定モードを用意するようにしてもよい。なお、このような執務席の属性は、事前に執務席ごとに設定しておけばよいが、各種のセンサの検出結果に基づいて設定するようにしてもよい。
執務席候補提示の処理では、執務席候補選定の処理で選定した執務席候補を利用者に提示する。本実施形態では、執務席提示情報として、執務席提示状態の執務席マップ画面(図6参照)を生成して、その画面をデジタルサイネージ3やユーザ端末4に表示する。この執務席提示状態の執務席マップ画面では、執務席候補が強調表示される。また、執務席候補選定の処理で、利用者が指定した選定条件に適合した執務席候補が複数見つかった場合には、その複数の執務席候補を提示する。
利用者識別の処理では、各執務席を利用する利用者を識別する。本実施形態では、利用者が所持する無線タグの受信機を執務席ごとに設置して、利用者が執務席に座る際に、無線タグから送信される信号(ユーザの識別情報を含む)を受信機で受信することで、執務席を利用する利用者を識別する。
また、執務席に座った利用者の顔を撮像するカメラを執務席ごとに設置して、このカメラの映像に映る人物の顔の特徴情報と、利用者データベースに登録された利用者ごとの顔の特徴情報と比較する顔照合(画像認識)を行って、執務席を利用する利用者を識別するようにしてもよい。なお、室内に設置されたカメラ1の映像に基づいて、顔照合を行うようにしてもよい。
また、利用者が所持するICカードを読み取るカードリーダを執務席ごとに設置して、利用者が執務席に座る際に、利用者がICカードをカードリーダにかざすことで、ICカードに記憶されたユーザの識別情報を取得して、執務席を利用する利用者を識別するようにしてもよい。
また、利用者が所持するユーザ端末4で執務席マップ画面(図4、図6参照)を表示させて、その執務席マップ画面で、利用者が、自分が利用する執務席の位置を入力する操作を行うことで、執務席を利用する利用者を識別するようにしてもよい。この場合、ログイン情報(ユーザIDなど)からユーザの識別情報を取得すればよい。
なお、本実施形態では、室内に設置されたカメラ1の映像に基づいて、各執務席の在席状態を検知するようにしたが、受信機で受信した無線タグの信号情報、執務席ごとのカメラで撮影した画像情報、ICカードを読み取るカードリーダの読取情報などから取得したユーザの識別情報を利用して、執務席の在席状況を検知するようにしてもよい。
利用者提示の処理では、各執務席に座る利用者の情報を提示する。本実施形態では、在席状況を表示する執務席マップ画面(図4、図6参照)に、各執務席に座る利用者の情報(顔画像や名前や所属部署など)を表示する。
デジタルサイネージ3は、通信部31と、プロセッサ32と、記憶部33と、表示部34と、入力部35と、を備えている。
通信部31は、施設管理装置2との間で通信を行う。記憶部33は、プロセッサ32で実行されるプログラムなどを記憶する。プロセッサ32は、デジタルサイネージ3の各部の動作を制御し、利用者による入力部35の操作に応じて、施設管理装置2から送信される画面(図4~図6参照)の表示情報を通信部31で受信して、その表示情報に基づいて表示部34に画面を表示する。
なお、入力部35はタッチパネルであり、表示部34となる表示パネルと組み合わされてタッチパネルディスプレイを構成する。
ユーザ端末4は、通信部41と、プロセッサ42と、記憶部43と、表示部44と、入力部45と、を備えている。
通信部41は、施設管理装置2との間で通信を行う。記憶部43は、プロセッサ42で実行されるプログラムなどを記憶する。プロセッサ42は、ユーザ端末4の各部の動作を制御し、利用者による入力部45の操作に応じて、施設管理装置2から送信される画面(図4~図6参照)の表示情報を通信部41で受信して、その表示情報に基づいて表示部44に画面を表示する。
なお、ユーザ端末4がタブレット端末などである場合には、入力部45はタッチパネルとなり、表示部44となる表示パネルと組み合わされてタッチパネルディスプレイを構成する。
次に、デジタルサイネージ3に表示される初期状態の執務席マップ画面について説明する。図4は、初期状態の執務席マップ画面を示す説明図である。
デジタルサイネージ3では、通常時に、初期状態の執務席マップ画面が表示される。この初期状態の執務席マップ画面には、執務室内の各執務席の在席状況(空席状況)を表す執務席マップ51が表示される。この執務席マップ51では、執務席ごとの在席状況を表す執務席アイコン52が、執務室のレイアウトを表わすエリアマップ53(地図画像)上に重畳して表示されている。エリアマップ53には机の画像54が描画されている。
執務席アイコン52は、在席状況(在席および不在)に応じて表示形態が変化する。本実施形態では、在席の場合に執務席アイコン52に利用者の顔画像が表示される。なお、在席状況に応じて在席または不在を表す文字を表示したり、在席状況に応じて色が変化したりしてもよい。また、執務席アイコン52を操作すると、利用者の詳細な情報(名前や所属部署など)が表示される。
また、この執務席マップ画面には、レコメンドボタン55が設けられている。このレコメンドボタン55を操作すると、モード設定画面(図5参照)に遷移する。
なお、ユーザ端末4では、ブラウザにより、同様の執務席マップ画面が表示される。
次に、デジタルサイネージ3に表示されるモード指定画面について説明する。図5は、モード指定画面を示す説明図である。
初期状態の執務席マップ画面(図4参照)で利用者がレコメンドボタン55を操作することで、モード指定画面に遷移する。
このモード指定画面では、執務席マップ画面上に、画面操作を案内するメッセージ61(例えば「どんな気分ですか?」)と、作業環境に関する選定モードを指定する複数のモード指定ボタン62~64と、が重畳表示される。本実施形態では、作業環境に関する選定モードとして、「静か」、「入り交じり」、および「お任せ」の3つの選定モードのいずれかを利用者が指定することができる。
なお、ユーザ端末4では、ブラウザにより、同様のモード指定画面が表示される。
また、デジタルサイネージ3に、赤外線などを利用して人物を検知する人感センサを設けて、利用者が執務室に入室する際にデジタルサイネージ3の前に立つと、その利用者を検知し、これに応じて、デジタルサイネージ3の画面が、初期状態の執務席マップ画面(図4参照)からモード指定画面に遷移するようにしてもよい。
また、初期状態の執務席マップ画面(図4参照)に、画面操作を案内するメッセージと、作業環境に関する選定モードを指定するボタンとを表示して、モード指定画面を省略するようにしてもよい。
次に、デジタルサイネージ3に表示される執務席提示状態の執務席マップ画面について説明する。図6は、執務席提示状態の執務席マップ画面を示す説明図である。
この執務席提示状態の執務席マップ画面(執務席候補提示画面)は、モード指定画面(図5参照)で利用者がいずれかのモード指定ボタン62~64を指定することで表示される。
この執務席提示状態の執務席マップ画面には、初期状態の執務席マップ画面(図4参照)と同様に、執務席マップ51が表示される。また、この画面には、執務席候補に関する強調表示として、執務席候補を表すアイコン71が、執務席マップ51上の該当する執務席の位置に表示される。なお、利用者が指定した選定条件(選定モード)に適合する執務席候補が複数見つかった場合には、複数の執務席候補のアイコン71が表示される。また、この画面には、利用者の現在地を表すアイコン72が表示される。また、執務席候補の案内にあたり、予め執務席ごとに割り当てられた番号や記号などをアイコン71の近くに表示させてもよい。
この執務席提示状態の執務席マップ画面で、利用者が執務席を選択する操作を行う、具体的には、執務席候補のアイコン71を操作すると、利用者が選択した執務席が仮予約状態に設定される。
なお、ユーザ端末4では、ブラウザにより、同様の執務席提示状態の執務席マップ画面が表示される。
また、執務室が複数存在する場合には、その複数の執務室を対象にして執務席を提示するようにしてもよい。すなわち、利用者が入室しようとする執務室に、利用者が指定した選定条件に適合した執務席がなくても、別の執務室に、利用者が指定した選定条件に適合した執務席がある場合には、別の執務室を案内するようにしてもよい。
次に、施設管理装置2で行われる処理の手順ついて説明する。図7および図8は、施設管理装置2で行われる処理の手順を示すフロー図である。
施設管理装置2では、まず、執務室の入口に設置されたデジタルサイネージ3に、初期状態の執務席マップ画面(図4参照)を表示する(ST101)。この初期状態の執務席マップ画面には、執務室内の各執務席の空席状況が表示される。
次に、初期状態の執務席マップ画面で利用者がレコメンドボタン55を操作すると(ST102でYes)、モード設定画面(図5参照)を表示する(ST103)。
なお、デジタルサイネージ3に設けられた人感センサにより利用者を検知した場合に、モード設定画面に遷移するようにしてもよい。
次に、モード設定画面で利用者がいずれのモード指定ボタン62~64を操作したかを判定する(ST104)。ここで、「静か」のモード指定ボタン62を操作した場合には、空席状態の執務席の中から、属性が「入り交じり」となる執務席が付近になく、かつ、人物の滞在度合いが低いエリアにある執務席を執務席候補として選定する(ST105)。
また、「お任せ」のモード指定ボタン63を操作した場合には、空席状態の執務席の中から、属性が「静か」となる執務席が付近にない執務席を執務席候補としてランダムに選定する(ST106)。
また、「入り交じり」のモード指定ボタン64を操作した場合には、空席状態の執務席の中から、属性が「静か」となる執務席が付近になく、かつ、人物の滞在度合いが高いエリアにある執務席を執務席候補として選定する(ST107)。
次に、選定した執務席候補に基づいて、執務席提示状態の執務席マップ画面(図6参照)を表示する(ST108)。この画面では、執務席候補として選定した執務席が強調表示される。
次に、執務席提示状態の執務席マップ画面で利用者が執務席を選択する操作を行うと(ST109でYes)、次に、選択した執務席が、「静か」の選定モードで選定されたものか否かを判定する(ST110)。ここで、「静か」の選定モードで選定されたものである場合には(ST110でYes)、その執務席の属性を「静か」に設定する(ST111)。
一方、「静か」の選定モードで選定されたものでない場合には(ST110でNo)、次に、「入り交じり」の選定モードで選定されたものか否かを判定する(ST112)。ここで、「入り交じり」の選定モードで選定されたものである場合には(ST112でYes)、その執務席の属性を「入り交じり」に設定する(ST113)。
なお、「入り交じり」の選定モードで選定されたものでない場合には(ST101でNo)、すなわち、「お任せ」の選定モードで選定されたものである場合には、執務席の属性を設定しない。
次に、利用者が選択した執務席を仮予約状態に設定する(ST114)。
次に、施設管理装置2で行われる仮予約管理の処理について説明する。図9は、仮予約管理の処理手順を示すフロー図である。
本実施形態では、利用者がデジタルサイネージ3で執務席を選択する操作を行うと、その執務席を仮予約状態に設定し、その後、利用者が執務席に座って、その執務席の状態が在席に変化すると、仮予約状態を解除する。
ところが、何らかの事情で、選択した執務席に利用者が座らなかった場合、その執務席は仮予約状態のままで放置される。このような状態が長時間継続すると、以降の執務席提示で、利用者の要望に合った執務席が残っているにも拘わらず、その執務席を利用者に提示することができないという不具合が発生する。
そこで、本実施形態では、利用者が執務席を選択する操作を行うことで執務席が仮予約状態に設定されてから所定時間(例えば5分間)経過しても、利用者が執務席に座らない場合、すなわち、執務席の状態が在席に変化しない場合には、その執務席の仮予約状態を解除する。
具体的には、まず、仮予約状態の執務席があるか否かを判定する(ST201)。ここで、仮予約状態の執務席がある場合には(ST201でYes)、次に、仮予約状態の全ての執務席を対象にして、仮予約解除の処理を行う(ST202~ST205)。
この仮予約解除の処理では、対象となる執務席について、仮予約から所定時間経過したか否かを判定する(ST203)。ここで、仮予約から所定時間経過した場合には(ST203でYes)、その執務席の仮予約状態を解除する(ST204)。一方、仮予約から所定時間経過していない場合には(ST204でNo)、特に処理を行わずに、次の執務席の処理に進む。
以上の処理は、一定周期で定期的に実行される。
次に、施設管理装置2で行われる在席管理の処理について説明する。図10は、在席管理の処理手順を示すフロー図である。
まず、在席検知の処理で、在席が検知された執務席があるか否かを判定する(ST301)。ここで、在席が検知された場合には(ST301でYes)、次に、在席が検知された全ての執務席を対象にして、執務席状態設定の処理を行う(ST302~ST304)。
この執務席状態設定の処理では、対象となる各執務席を在席状態に設定する(ST303)。一方、在席が検知されない執務席は空席状態のままとなる。
以上の処理は、一定周期で定期的に実行される。
以上のように、本実施形態では、選定条件(選定モード)を利用者に指定させて、その選定条件に応じた執務席候補を利用者に提示する。このため、利用者の要望も考慮した執務席を提示することができる。例えば、その日の業務の都合上、集中して執務を行いたいと考える利用者には、静かな作業環境の執務席を提示することができ、また、今日は周囲の人物と積極的に交流しながら執務を行いたいと考える利用者には、周囲の人物との交流を図ることができる執務席を提示することができる。
また、出張者などのように、フリーアドレス制に不慣れな利用者はどこに座ったらいいか戸惑う場合があるが、本実施形態では、そのような利用者でも戸惑うことなく執務席を利用することができる。
また、本実施形態では、在席検知が定期的に実行されて、執務席の状態がリアルタイムに更新される。このため、その日の業務の都合などで、提示された執務席と異なる執務席に利用者が座った場合や、執務席に一度座った後に別の執務席に移動した場合でも、以降の執務席提示の処理を支障なく行うことができる。
なお、来室者が居ないか、極端に少ない場合は、ほとんどの執務席が候補となるため、選択モード設定だけを行って、自身の判断で着席するようにしてもよい。
また、選定モードとして、「静か」、「入り交じり」、および「お任せ」の3つを挙げたが、これに限らず、場所や人数といった要素での優先モードを追加したり、第2のモードとして組合わせたりしてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、上記の実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。
本発明に係る執務席提示システムおよび執務席提示方法は、執務席の固定化を避けると共に、利用者の要望も考慮した執務席を提示することができる効果を有し、執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示システムおよび執務席提示方法などとして有用である。
1 カメラ
2 施設管理装置
3 デジタルサイネージ
4 ユーザ端末
21 通信部
22 プロセッサ
23 記憶部
24 表示部
25 入力部

Claims (5)

  1. 執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示システムであって、
    前記プロセッサは、
    前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、
    作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、
    前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、
    利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除することを特徴とする執務席提示システム。
  2. 前記プロセッサは、
    前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、静穏な作業環境を確保できる執務席を前記執務席候補として選定することを特徴とする請求項1に記載の執務席提示システム。
  3. 前記プロセッサは、
    前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、周囲の人物との交流が促進される作業環境を確保できる執務席を前記執務席候補として選定することを特徴とする請求項1に記載の執務席提示システム。
  4. 前記プロセッサは、
    前記選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から任意の執務席を前記執務席候補として選定することを特徴とする請求項1に記載の執務席提示システム。
  5. 執務エリア内に配置された複数の執務席の中から執務席候補を選択して、その執務席候補を利用者に提示する処理をプロセッサにより実行する執務席提示方法であって、
    前記執務エリアに設置されたカメラから送信される映像を取得して、その映像に基づいて、利用者の滞在の有無、利用者の所持品の有無により各執務席の在席を検知して、その検知結果に基づいて、各執務席に対して在席状態または空席状態を設定し、
    作業環境に関する選定条件を指定する利用者の操作に応じて、空席状態の執務席の中から、利用者が指定した前記選定条件に適合した執務席を執務席候補として選定し、
    前記執務席候補を利用者に提示する執務席提示情報を生成し、
    利用者が提示された前記執務席提示情報から執務席を選択する操作に応じて、その選択にかかる執務席を仮予約状態に設定し、その後、前記仮予約状態の執務席の在席状態が所定時間を経過する前に検知された場合、もしくは、前記仮予約状態の執務席の在席状態が前記所定時間を経過しても検知されない場合、前記仮予約状態を解除することを特徴とする執務席提示方法。
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