Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7042902B2 - 電子制御装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7042902B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7042902B2
JP7042902B2 JP2020517699A JP2020517699A JP7042902B2 JP 7042902 B2 JP7042902 B2 JP 7042902B2 JP 2020517699 A JP2020517699 A JP 2020517699A JP 2020517699 A JP2020517699 A JP 2020517699A JP 7042902 B2 JP7042902 B2 JP 7042902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
transmission
data
counter
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020517699A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019215871A1 (ja
Inventor
高広 山口
千明 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2019215871A1 publication Critical patent/JPWO2019215871A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7042902B2 publication Critical patent/JP7042902B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/22Time-division multiplex systems in which the sources have different rates or codes
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C15/00Arrangements characterised by the use of multiplexing for the transmission of a plurality of signals over a common path
    • G08C15/06Arrangements characterised by the use of multiplexing for the transmission of a plurality of signals over a common path successively, i.e. using time division
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1682Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Description

本願は、参照周期が異なる複数の情報を多重化して通信するようにした電子制御装置に関するものである。
以下の説明では、通信ラインの数又は通信データの量を、「通信コスト」と称し、通信ラインの数又は通信データの量が増えることを、「通信コストが不利になる」と表現し、通信ラインの数又は通信データの量が減ることを、「通信コストが有利になる」と表現する。
周知の様に、情報を有する通信データ(以下、単に、情報、と称する)を出力する情報出力装置と、情報出力装置から出力された情報に基づいて被制御対象の制御を行う制御装置と、が非同期の関係にある場合、情報出力装置から情報を出力するタイミングと、情報出力装置から送信された情報を制御装置が参照するタイミングと、の同期が取れていないので、情報出力装置から情報を送信する周期と制御装置に於ける制御周期との周期ずれを防止することが必要である。従来、前述の周期ずれを防止するために、制御装置が情報を参照するタイミングよりも早い周期に、情報出力装置から情報を定期的に送信するようにした電子制御装置が知られている。
又、定期的に送信する情報に、送信カウンタとして機能するデータ(以下、単に、送信カウンタ、と称する)を付加する手法を用いた電子制御装置が一般的知られている。情報に付加される送信カウンタは、周期的な情報の送信が完了する毎に、「一つ」ずつ、カウントアップされるカウンタとして構成されている。周期的な情報の送信が一部欠落した場合、制御装置は、送信カウンタの不連続性により情報の送信が一部欠落したことを検出することができる。
又、前述の送信カウンタが情報に付加されていなければ、送信する情報が以前に送信された情報と同じであった場合には、全く同じ情報が送信されることになり、制御装置は情報出力装置が意図して情報を更新していないのか、或いは前回と同じ情報が誤って送信されたのか、を判断することができない。これに対して、前述の送信カウンタが付与されていれば、送信する情報が以前に送信された情報と同じであった場合に、制御装置が以前に受信した情報に付加されていた送信カウンタの値と、今回受信した情報に付加された送信カウンタの値が変わっていれば、制御装置は、情報出力装置が意図して情報を更新していないことを確証することができる。このように、定期的に送信する情報に付加された送信カウンタは、様々な用途が存在し、周期的なデータ送信の信頼性を高めるために使用される。
ここで、時分割多重化機能を有しておらず、且つ信号線が一つである場合の通信方法について説明する。図2は、時分割多重化機能を有せず信号線が一つである場合の通信方式を示す説明図である。図2に於いて、例えば、情報Aは40[バイト:Byte]のデータであり、情報Bは12[バイト]のデータであり、情報Cは4[バイト]のデータであり、送信カウンタは、1[バイト]のデータである。これらの情報Aと情報Bと情報Cと送信カウンタは、1[ms]毎に定期的に情報出力装置から送信データ202として制御装置に送信される。
前述のように、1[ms]毎に送信される送信データ202は、情報Aと情報Bと情報Cと送信カウンタとから構成され、一回の送信データ202は57[バイト]になる。この際、情報Aと情報Bと情報Cのそれぞれの更新周期が異なっていたとしても、毎回全ての情報のデータを送信することになるため、通信コストに対して不利であるという課題があった。
一方、従来、前述の課題を解決するため、制御装置が情報を参照する周期が複数ある場合、周期毎に通信線を分け、それぞれの通信線毎に情報を定期的に送信するか、又は、それぞれの情報を多重化し、当該多重化された情報にそれぞれの情報の種類を表す選択信号のデータを付与して送信するようにした時分割多重化通信方式を用いた電子制御装置が知られている。
ここで、一般的な時分割多重化通信方式の手法について説明する。一般的な時分割多重化通信方式の場合、送信側である情報出力装置は、個々の入力ストリームを数[バイト]を1グループとして複数のグループに分割し、分割したそれらのグループを交互に並べて送信し、受信側である制御装置は、情報出力装置とは逆の処理をして個々のストリームを再構成する。
図7は、時分割多重化通信方式を示す説明図である。図7に於いて、情報出力装置に設けられた情報多重装置106には、情報A102と情報B103と情報C104と選択信号とが入力として与えられる。情報多重装置106は、選択信号に基づいて、入力された情報A102と情報B103と情報C104の一部又は全てを選択し、その選択した情報を送信データ200として出力する。この場合、受信側である制御装置では情報多重装置106から送信された送信データ200がどの情報が選択されているのかを識別する必要があるため、情報多重装置106と制御装置とは選択信号の情報を共有する必要がある。
特許文献1に開示された従来の装置は、前述の時分割多重化通信方式を応用し、一つの選択信号と複数の情報データを少なくとも二つ以上のデータに分割し、分割したデータそれぞれにエラー検出情報を付加して、分割されたデータを単位として制御装置に送信するように構成されている。
又、特許文献2に開示された従来の装置は、情報出力装置と制御装置との間の同期ずれを補正するために、時間情報を付与した情報を情報出力装置から出力し、制御装置ではその時間情報に基づいて情報を演算する演算周期を補正するように構成されている。
特許第5738445号公報 特開2017-33069号公報
それぞれの情報に対する処理間隔が異なる場合、情報送信側である情報出力装置は、要求される間隔の時間内にそれらの情報全てを周期的に制御装置に送信する必要がある。一方、情報受信側である制御装置では、送信された情報を参照する周期が複数ある場合には周期毎に通信線を分ける必要があり、情報を参照する周期の種類に応じて通信ラインの数が増えてしまうことになる。
しかしながら、マイクロコンピュータを使うことができる通信ラインの数は有限であり、情報出力装置は、マイクロコンピュータを使うことができる通信ラインの数を超える種類の周期を送信することができない。そのような場合に於いて、要求間隔の早い情報と遅い情報を同じ津信バス上で送信するための多重化を考慮する必要があり、通信帯域、及び情報処理のCPU(Central Processing Unit)を効率良く、且つ制御装置が必要とするタイミング内での情報送信を確実に実行できる送信方法を採用する必要がある。
この場合、前述のように時分割多重化通信方式は広く知られており、情報出力装置は、個々の入力ストリームを一つのグループが数[バイト]の情報からなる複数のグループに分割してそれらの情報を交互に並べてから送信し、受信側である制御装置は、情報出力装置での処理とは逆の処理をして分割された個々のストリームを再構成する。このように、前述の選択信号に基づいて、複数の入力情報のうちから一つを選んで送信データとして情報出力装置から出力するようにした時分割多重化通信方式は一般的である。しかしながら、前述のように、選択信号を情報出力装置と制御装置が共有しなければならず、その場合に、入力される選択信号の情報量が増大してしまうという課題が存在する。
特許文献1に開示された従来の装置は、一つの選択信号と複数の情報のデータを少なくとも二つ以上に分割し、分割したデータの単位で制御装置にデータを送信するが、選択信号分のデータが増加するのに伴い通信コストが不利となる課題があった。
特許文献2に開示された従来の装置は、送信周期と演算周期のずれを考慮した演算方法を用いているが、制御装置が必要なタイミングでの情報の更新が保証されるわけではない。
通常、マイクロコンピュータは、通信ライン数が少ない方が安価であり、又、処理性能の低い方が安価である。通信情報量が少なければ、通信情報を処理するマイクロコンピュータの負荷が減るため、より性能の低い安価なマイクロコンピュータを採用することができるし、通信ライン数が少なければ、より安価なマイクロコンピュータを採用することができる。
本願は、前述のような課題を解決するためになされたものであり、通信コストを有利にし、且つ安価な電子制御装置を提供することを目的とする。
本願に開示された電子制御装置は、
所定のタイミングで更新される複数の情報と、
前記複数の情報を多重化する情報多重装置と、
前記情報多重装置が出力する多重化された送信データを周期的に送信する送信回路と、
前記送信回路の送信回数をカウントする送信カウンタと、
前記送信回路が送信した前記多重化された送信データを受信する受信回路と、
前記受信回路が受信した受信データを分割する情報分割装置と、
前記分割された受信データが保存される複数の情報バッファと、
前記複数の情報バッファを2つ以上の異なる周期で取得する複数の情報処理装置と、
を備え、
前記情報多重装置は、
前記送信カウンタが保持するカウント値に基づいて、前記複数の情報のサイズと、前記送信カウンタのカウンタ周期と、送信余裕度とに基づいて、前記複数の情報のそれぞれの少なくとも一部を選択又は分割して前記多重化された送信データを形成し、かつ前記複数の情報処理装置が前記複数の情報バッファから前記保存された受信データを取得する周期未満の間隔で、前記複数の情報バッファが保存する全ての受信データが更新されるように、前記複数の情報を多重化するように構成されている、
ことを特徴とする。

本願に開示された電子制御装置によれば、送信カウンタが保持するカウント値に基づいて、複数の情報のサイズと、送信カウンタのカウンタ周期と、送信余裕度とに基づいて、複数の情報のそれぞれの少なくとも一部を選択又は分割して多重化された送信データを形成するように構成されているので、通信コストを有利にし、且つ安価な電子制御装置を得ることができる。
実施の形態1による電子制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 時分割多重化通信の機能を有せず信号線が一つである場合の通信方式を示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置に於ける、送信データの例を示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置に於ける、エラー検出情報を付加して送信する送信データを示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置の動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態1による電子制御装置の動作を示す機能ブロック図である。 時分割多重化通信方式を示す説明図である。 実施の形態1による電子制御装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による電子制御装置について、図を参照して説明する。各図に於いて同一又は相当する要素については、同一符号を付して説明する。図1は、実施の形態1による電子制御装置の構成を示すブロック図である。図1に於いて、電子制御装置300は、情報を出力する情報出力装置100と、情報出力装置100から出力された情報に基づいて制御対象の制御を行う制御装置101を備えている。情報出力装置100と制御装置101は、別々のマイクロコンピュータを備えており、それぞれ自己のマイクロコンピュータに基づいて動作するように構成されており、互いに非同期で動作する。
情報出力装置100に備えられた情報Yは、情報A102と情報B103と情報C104とを含む。情報A102と情報B103と情報C104とは、それぞれが異なった任意のタイミングで更新され、情報多重装置106に常に入力される。又、情報出力装置100には、送信回路107に送信要求信号を出力するための送信タイマ108が配置されている。送信タイマ108は、一定時間毎に送信要求信号を送信回路107に出力する。送信回路107は、送信タイマ108から送信要求信号が入力されたタイミングで情報多重装置106から出力される送信データ200を制御装置101へ出力する。
送信回路107は、情報多重装置106からの送信データ200を受信回路109へ送信した後、送信カウンタ105に送信完了信号を入力する。送信カウンタ105は、送信回路107からの送信完了信号が入力されたタイミングで、保持していたカウント値を一つ加算させる。通常、送信カウンタ105が保持するカウント値は、桁あふれ(オーバーフロー)を考慮しない。情報多重装置106は、送信カウンタ105が保持しているカウント値と第1の送信間隔情報115とに基づいて、送信すべき情報A102と情報B103と情報C104とのうちの一つ若しくは複数を選択し、選択した送信すべき情報を送信データ200として送信回路107に出力する。
制御装置101は、情報出力装置100に於ける送信回路107から送信された送信データ200を受信する受信回路109と、受信回路109が受信した受信データを、第2の送信間隔情報116に基づいて情報A102と情報B103と情報C104のうちの一つ若しくは全てに分割する情報分割装置110と、情報分割装置110により分割した情報Aを保持する情報Aバッファ117と、情報分割装置110により分割した情報Bを保持する情報Bバッファ118と、情報分割装置110により分割した情報Cを保持する情報Cバッファ119と、を備えている。
制御装置101は、更に、情報Aバッファ117から取り出した情報Aに基づいて所定の処理を行う情報A処理装置111と、情報Bバッファ118から取り出した情報Bに基づいて所定の処理を行う情報B処理装置112と、情報Cバッファ119から取り出した情報Cに基づいて所定の処理を行う情報C処理装置113と、を備えている。情報A処理装置111と、情報B処理装置112と、情報C処理装置113は、それぞれが異なった周期で処理を実行する。
情報Aバッファ117に保持された情報分割装置110からの情報Aは、前述の情報A処理装置111が所定の処理を実行する前に更新されている必要がある。同様に、情報Bバッファ118に保持された情報分割装置110からの情報Bは、前述の情報B処理装置112が所定の処理を実行する前に更新されている必要がある。更に同様に、情報Cバッファ119に保持された情報分割装置110からの情報Cは、前述の情報C処理装置113が所定の処理を実行する前に更新されている必要がある。
一般的に、情報A処理装置111と、情報B処理装置112と、情報C処理装置113がそれぞれ必要とするデータが大きい場合は、送信回路107の通信速度を上げることでより大きなデータを送信することができる。
又、情報A処理装置111が情報Aバッファ117から情報Aを取得する周期が早ければ、送信要求信号を出力する送信タイマ108の出力周期を早めることにより、情報Aバッファ117に於ける情報Aの更新周期を早め、情報A処理装置111が情報Aバッファ117から情報Aを取得する周期に対応することができる。
又、情報B処理装置112が情報Bバッファ118から情報Bを取得する周期が早ければ、送信要求信号出力する送信タイマ108の出力周期を早めることにより情報Bバッファ118に於ける情報Bの更新周期を早め、情報B処理装置112が情報Bバッファ118から情報Bを取得する周期に対応することができる。
更に、情報C処理装置113が情報Cバッファ119から情報Cを取得する周期が早ければ、送信要求信号を出力する送信タイマ108の出力周期を早めることにより情報Cバッファ119に於ける情報Cの更新周期を早め、情報C処理装置113が情報Cバッファ119から情報Cを取得する周期に対応することができる。
しかしながら、マイクロコンピュータが処理すべき負荷を低減してよりコストを抑えたマイクロコンピュータを選択する必要がある場合、送信要求信号を出力する送信タイマ108の出力周期をなるべく大きく設定することが求められる。そして、送信回路107の通信速度の限界は、マイクロコンピュータの性能及び通信路の電気特性等に依存する。
ここで、一般的に知られた情報処理手法について説明する。例えば、情報Aの処理は8[ms]毎の周期で処理が実行され、情報Bの処理は4[ms]毎の周期で処理が実行され、情報Cの処理は2[ms]毎の周期で処理が実行されるとする。前述の情報A処理装置111が処理すべき情報と、情報B処理装置112が処理すべき情報と、情報C処理装置113が処理すべき情報と、はそれぞれ情報出力装置100に保有されている。この場合、情報出力装置100から出力される情報は、情報Aが8[ms]以内、情報Bが4[ms]以内、情報Cが2[ms]以内に更新されていなければならないが、送信回路107に於ける通信速度の限界を超えて情報のデータを送信することはできない。
又、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113とがそれぞれ情報を取得する前に、送信回路107はそれぞれの情報の送信を完了している必要がある。その理由は、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113の処理周期内に、送信回路107が更新された情報A102と情報B103と情報C104とを送信できなければ、情報出力装置100と制御装置101との間に周期ずれが発生し、その結果、制御装置101に於けるマイクロコンピュータが制御演算を適切に実行できなくなるためである。
ここで、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113とがそれぞれ情報を取得する前に、送信回路107がそれぞれの情報の送信を完了するためには、送信要求信号を出力する送信タイマ108の出力周期を、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113とのうちの最も早い処理周期より小さい周期とする必要がある。しかしながら、送信要求信号を出力する送信タイマ108の出力周期が早くなれば、マイクロコンピュータの処理負荷が大きくなる。そのため、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113の処理周期のうちの最も早い処理周期に対して「必要最低限の余裕」を考慮した周期が、送信タイマ108の出力周期として選択される。
前述の「必要最低限の余裕」はシステムの構成に依存するため、「必要最低限の余裕」を一概に定義することはできない。例えば、送信タイマ108の分解能、互いに非同期の関係で動作する複数のデバイスに設けられているそれぞれのクロック等のばらつき、システムとして許容されるCPUの負荷、CPUに於ける処理遅延、等が「必要最低限の余裕」の定義に考慮すべき要因となり得る。
次に、実施の形態1に於ける情報多重装置106について詳細に説明する。送信要求信号を送信回路107へ出力する送信タイマ108の出力周期Tsと、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113が処理を実行する処理周期と、情報出力装置100が送信する情報のサイズと、情報出力装置100と制御装置101に於けるそれぞれの構成要素のクロック及び動作タイミング等のばらつきを吸収するための余裕度と、が予め定義され、これらの予め定義された情報に基づいて、カウンタ周期Aと、カウンタ周期Bと、カウンタ周期Cと、一回の送信で送信すべき情報のサイズとが、後述する演算式により算出されて事前に情報多重装置106に与えられる。
ここで、前述のカウンタ周期Aは、情報Aを出力すべきタイミング信号を送信カウンタ105が情報多重装置106に出力する周期を意味し、カウンタ周期Bは、情報Bを出力すべきタイミング信号を送信カウンタ105が情報多重装置106に出力する周期を意味し、カウンタ周期Cは、情報Cを出力すべきタイミング信号を送信カウンタ105が情報多重装置106に出力する周期を意味している。
情報多重装置106は、送信カウンタ105から、情報Aを出力すべきタイミング信号を受けたときに情報Aを出力し、情報Bを出力すべきタイミング信号を受けたときに情報Bを出力し、情報Cを出力すべきタイミング信号を受けたときに情報Cを出力するように構成されている。
ここで、情報A処理装置111の処理周期を「処理周期A」、情報B処理装置112の処理周期を「処理周期B」、情報C処理装置113の処理周期を「処理周期C」、情報出力装置100と制御装置101に於けるそれぞれの構成要素のクロックと動作タイミング等のばらつきを吸収するための余裕度を「ω」(但し、0<ω<1)とすれば、情報多重装置106に与えられるカウンタ周期Aとカウンタ周期Bとカウンタ周期Cは、それぞれ下記の式(1)、式(2)、式(3)の条件を満たす必要がある。但し、「ROUNDDOWN」は、小数点以下の一桁目以下の切り捨てを意味する。前述の余裕度ωは、送信余裕度となる。

1≦カウンタ周期A≦ROUNDDOWN[1/{Ts/(処理周期A*ω)}]
・・・・・・・式(1)

1≦カウンタ周期B≦ROUNDDOWN[1/{Ts/(処理周期B*ω)}]
・・・・・・・式(2)

1≦カウンタ周期C≦ROUNDDOWN[1/{Ts/(処理周期C*ω)}]
・・・・・・・式(3)
送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Aのサイズm、送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Bのサイズn、送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Cのサイズoは、下記の式(4)、式(5)、式(6)によりで事前に定義され、情報多重装置106に与えられる。但し、ROUNDUPは、小数点以下の一桁目の切り上げを意味する。ここで、mは情報Aの全サイズ、nは情報Bの全サイズ、oは情報Cの全サイズである。尚、ここでは、各サイズの単位[バイト]は省略している。

m≧m≧ROUNDUP[m/カウンタ周期A] ・・・・式(4)

n≧n≧ROUNDUP[n/カウンタ周期B] ・・・・式(5)

o≧o≧ROUNDUP[o/カウンタ周期C] ・・・・式(6)
前述のカウンタ周期A、カウンタ周期B、カウンタ周期C、情報Aの1回の送信サイズm、情報Bの1回の送信サイズn、情報Cの1回の送信サイズoは、それぞれ整数であり、対応する前述の式(1)、式(2)、式(3)、式(4)、式(5)、及び式(6)の条件を満たす必要がある。
ここで、送信カウンタ105が保持する現在のカウント値をcntとすると、情報多重装置106は、下記の式(7)、式(8)、式(9)に基づいて、情報Aに対する現在のカウント値cntA、情報Bに対する現在のカウント値cntB、情報Cに対する現在のカウント値cntC、に相当する情報を常に算出する。但し、modは、[m/カウンタ周期A]による除算の「余り」、[n/カウンタ周期B]による除算の「余り」、及び[o/カウンタ周期C]による除算の「余り」を意味する。

cntA=cnt mod カウンタ周期A ・・・・式(7)

cntB=cnt mod カウンタ周期B ・・・・式(8)

cntC=cnt mod カウンタ周期C ・・・・式(9)

尚、送信カウンタ105が保持する現在のカウント値cntは、送信毎に一つ加算されていき、桁あふれに達すると「0」に戻るものとする。
情報多重装置106は、前述の情報に基づいてデータを生成する。具体的には、情報多重装置106は、前述の送信サイズm、n、oと、送信カウンタ105の現在のカウント値cntA、cntB、cntCとから、下記の式(10)で示される情報A送信データと、下記の式(11)で示される情報B送信データと、下記の式(12)で示される情報C送信データとを生成する。

情報A送信データ=情報A[m*cntA]から
情報A[m*cntA+m-1]までのデータ
・・・式(10)

情報B送信データ=情報B[n*cntB]から
情報B[n*cntB+n-1]までのデータ
・・・式(11)

情報C送信データ=情報C[o*cntC]から
情報C[o*cntC+o-1]までのデータ
・・・式(12)
情報多重装置106は、前述の情報A送信データと情報B送信データと情報C送信データとを送信データ200として送信回路107に提供する。送信回路107は、送信タイマ108からの送信要求信号に従い、情報A送信データと情報B送信データと情報C送信データとからなる送信データ200を出力する。送信カウンタ105は、送信回路107が送信データ200を出力する毎に送信回路107から送信完了信号を受けて、保持しているカウント値を一つ加算する。
前述の図3に示すように、複数の情報を分割した状態に於いても固定サイズで周期的にデータを送信することが可能となるため、通信帯域の保証、及び通信タイミング等の保証が容易に実現できる。従来の装置が必要とした選択信号に代えて送信カウンタ105が保持するカウント値を用いることにより、送信データ200は情報とカウント値のみからなるデータ構成であり、且つ時間情報を有していないため、送信データ200を送信するための通信量が必要最低限の構成となり、通信コストを抑えることができる。このように実施の形態1では、従来の装置が必要とした選択信号に代えて送信カウンタ105のカウント値を用いるため、特別な選択制御入力が不要となり、通信コストに対して有利である。
制御装置101に於ける受信回路109は、情報分割装置110に送信回路107から受信した受信データを伝達する。情報分割装置110は、第2の送信間隔情報116の情報に基づいて受信データを分割し、情報Aのデータを情報Aバッファ117に蓄積し、情報Bのデータを情報Bバッファ118に蓄積し、情報Cのデータを情報Cバッファ119に蓄積する。
図5は、実施の形態1による電子制御装置の動作を示すブロック図である。図5に於いて、情報Yは、図1にて述べたように、情報A102と、情報B103と、情報C104とを含む。情報Aは、情報A[0~9]と、情報A[10~19]と、情報A[20~29]と、情報A[30~39]と、から構成されている。情報Bは、情報B[0~5]と、情報B[6~11]と、から構成されている。情報Cは、情報C[0~3]により構成されている。尚、情報多重装置106は、図1に於ける送信データ200を含む形で図示されている。
ここで、例えば、送信タイマ108の出力周期Tsが1[ms]であり(Ts=1[ms])、情報出力装置100と制御装置101に於けるそれぞれの構成要素のクロックと動作タイミング等のばらつきを吸収するための余裕度ωが0.5であり(ω=0.5)、情報Aの全サイズmが40[バイト]であり(m=40[バイト])、情報Bの全サイズnが12[バイト]であり(n=12[バイト])、情報Cの全サイズoが4[バイト]であり(o=4[バイト])、情報A処理装置111の処理周期Aが8[ms]であり(処理周期A=8[ms])、情報B処理装置112の処理周期Bが4[ms]であり(処理周期B=4[ms])、情報C処理装置113の処理周期Cが2[ms]である(処理周期C=2[ms])、として条件が与えられたとする。この場合の情報多重装置106と情報分割装置110の動作は、図5に示される。
前述の条件から、前述の式(1)によりカウンタ周期Aは4[ms]となり(カウンタ周期A=4[ms])、前述の式(2)によりカウンタ周期Bは2[ms]となり(カウンタ周期B=2[ms])、前述の式(3)によりカウンタ周期Cは1[ms]となる(カウンタ周期C=1[ms])。
従って、前述の式(4)により、送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Aのサイズmは10[バイト]である(m=10)と事前に定義され、前述の式(5)により、送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Bのサイズnは6[バイト]である(n=6)と事前に定義され、前述の式(6)により、送信回路107から一回の送信で送信すべき情報Cのサイズoは4[バイト]である(o=4)と事前に定義される。
事前の定義された、一回の送信で送信すべき情報Aのサイズmと、一回の送信で送信すべき情報Bのサイズnと、一回の送信で送信すべき情報Cのサイズoとは、事前に第1の送信間隔情報115へ与えられ、更に第1の送信間隔情報115から情報多重装置106へ与えられる。
同様に、事前の定義された、一回の送信で送信すべき情報Aのサイズmと、一回の送信で送信すべき情報Bのサイズnと、一回の送信で送信すべき情報Cのサイズoとは、事前に第2の送信間隔情報116へ与えられ、更に第2の送信間隔情報116から情報分割装置110へ与えられる。
ここで、情報A102から情報A送信データ120を形成する方法について説明する。前述のようにカウンタ周期A=4であるから、送信カウンタ105のカウント値cntAは、図5に示すように「0」、「1」、「2」、「3」を繰り返す。これらのカウント値に従って、情報A102からのデータのうち送信回路107から一回の送信で送信すべきサイズm分のデータが取り出される。このようにして情報A102から送信カウンタ105のカウント値「0」、「1」、「2」、「3」毎に取り出されたサイズm分のデータにより、情報A送信データ120が形成される。この情報A送信データ120は、前述の式(10)で示したように、情報A[m*cntA]から情報A[m*cntA+m-1]までのデータにより構成される。
次に、情報B103から情報B送信データ121を形成する方法について説明する。前述のようにカウンタ周期B=2であるから、送信カウンタ105のカウント値cntBは、図5に示すように「0」、「1」を繰り返す。これらのカウント値に従って、情報B103からのデータのうち送信回路107から一回の送信で送信すべきサイズn分のデータが取り出される。このようにして情報B103から送信カウンタ105のカウント値「0」、「1」毎に取り出されたサイズn分のデータにより、情報B送信データ121が形成される。この情報B送信データ121は、前述の式(11)で示したように、情報B[n*cntB]から情報B[n*cntB+n-1]までのデータにより構成される。
更に、情報C104から情報C送信データ122を形成する方法について説明する。前述のようにカウンタ周期C=1であるから、送信カウンタ105のカウント値cntCは、図5に示すように「0」を繰り返す。このカウント値に従って、情報C104からのデータのうち送信回路107から一回の送信で送信すべきサイズo分のデータが取り出される。このようにして情報C104から送信カウンタ105のカウント値「0」毎に取り出されたサイズo分のデータにより、情報C送信データ122が形成される。この情報C送信データ122は、前述の式(12)で示したように、情報C[o*cntC]から情報C[o*cntC+o-1]までのデータにより構成される。
送信カウンタ105のカウント値cntAを含んだ情報A送信データ120と、送信カウンタ105のカウント値cntBを含んだ情報B送信データ121と、送信カウンタ105のカウント値cntCを含んだ情報C送信データ122とからなる送信データ200は、送信回路107を経由して制御装置101の受信回路109に送信される。
情報分割装置110は、第2の送信間隔情報116からの情報に基づいて、受信回路109で受信された送信データ200と同一の受信データ210を形成する。この受信データ210は、情報A受信データ124と、情報B受信データ125と、情報C受信データ126と、受信した送信カウンタ128とから構成されている。即ち、情報分割装置110は、受信した送信カウンタ128からカウント値cntA、cntB、cntCを算出し、情報Aバッファ117、情報Bバッファ118、情報Cバッファ119に下記の式(13)、式(14)、式(15)に基づきデータを配置する。

情報Aバッファ[m*cntA]から情報Aバッファ[m*cntA+m-1]までのデータ=情報A受信データ ・・・式(13)

情報Bバッファ[n*cntB]から情報Bバッファ[n*cntB+n-1]までのデータ=情報B受信データ ・・・式(14)

情報Cバッファ[o*cntC]から情報Cバッファ[o*cntC+o-1]までのデータ=情報C受信データ ・・・式(15)
即ち、前述のようにカウンタ周期A=4であるから、受信した送信カウンタ128のカウント値cntAとしての、「0」、「1」、「2」、「3」に従って、情報A受信データ124からサイズm分のデータを取り出して、前述の式(13)で示すように、情報A[m*cntA]から情報A[m*cntA+m-1]までのデータに分割する。情報A受信データ124から分割されたこれらのデータは、情報Aバッファ[0~9]と、情報Aバッファ[10~19]と、情報Aバッファ[20~29]と、情報Aバッファ[30~39]とに、それぞれ配置される。
又、前述のようにカウンタ周期B=2であるから、受信した送信カウンタ128のカウント値cntBとしての、「0」、「1」に従って、情報B受信データ125からサイズn分のデータを取り出して、前述の式(14)で示すように、情報B[n*cntB]から情報B[n*cntB+n-1]までのデータに分割する。情報B受信データ125から分割されたこれらのデータは、情報Bバッファ[0~5]と、情報Bバッファ[6~11]とに、それぞれ配置される。
更に、前述のようにカウンタ周期C=1であるから、受信した送信カウンタ128のカウント値cntCとしての「0」に従って、情報C受信データ126からサイズo分のデータを取り出して、前述の式(15)で示すように、情報C[o*cntC]から情報C[o*cntC+o-1]までのデータに分割する。情報C受信データ126から分割されたこれらのデータは、情報Cバッファ[0~5]に配置される。
前述のように、情報出力装置100と制御装置101に於けるそれぞれの構成要素のクロックと動作タイミング等のばらつきを吸収するための余裕度ωを、[ω=0.5]として設定したため、情報A処理装置111と、情報B処理装置112と、情報C処理装置113とが、それぞれが周期起動する間に約2回のデータ更新が実施されることになる。係数としての余裕度ωを大きくすると、情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119の更新周期が長くなり、1回の通信量が減少する。逆に余裕度ωを小さくすると、情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119の更新周期が短くなり、一回の通信量が増大する。
余裕度ωが「1」の場合、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113が起動するタイミングと、情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119が更新されるタイミングとが同一となるが、前述のように情報出力装置100と制御装置101は別のクロックで動作しており同期が取れていないため、余裕度ωが「1」に近い場合、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113が、情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119を取得するタイミングで情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119が更新されていない可能性がある。
実施の形態1による電子制御装置では、情報出力装置100と制御装置101とが非同期で動作する場合の不具合を解決するため、余裕度ωは例えば下記の式(16)を満足するように設定される。

ω≦(情報出力装置100の動作クロックのばらつきの最小値/制御装置101の動作クロックのばらつきの最大値)
・・・式(16)
尚、これまでの説明では、余裕度ωをクロックのばらつきに基づいて設定したが、余裕度ωはシステムによって最適値が異なり、例えばCPUに於ける処理遅延等を考慮する必要がある場合もある。
以上述べた実施の形態1による電子制御装置に於いては、最終的に図3に示すデータが送信される。即ち、図3は、実施の形態1による電子制御装置に於ける、送信データの例を示す説明図である。時分割多重化通信の機能を有せず信号線が一つである場合の通信方式を示す前述の図2の例では、送信データ202として、1[ms]当たり57[バイト]のデータの送信が必要であったが、実施の形態1による電子制御装置では、図3に示すように、送信データ200として、1[ms]当たり21[バイト]のデータとすることができ、通信コストに対して有利であることがわかる。
但し、最終的に、送信データ200の情報量が、送信回路107と受信回路109との間の送信帯域を越えていないことを確認する必要がある。ここで、もし送信データ200の情報量が前述の送信帯域を越えていれば、前述の式(10)、式(11)、式(12)の条件内で、一回の送信で送信する情報Aのサイズmと、一回の送信で送信する情報Bのサイズnと、一回の送信で送信する情報Cのサイズoを小さくするか、若しくはカウンタ周期Aと、カウンタ周期Bと、カウンタ周期Cを大きくする等の調整をすることで、一回の送信データ200の情報量を減少させて通信帯域を越えないように調整することができる。
このように、実施の形態1による電子制御装置荷よれば、送信タイマ108の出力周期Tsと送信回路107の通信速度を、情報量(データのサイズ)と、カウンタ周期Aと、カウンタ周期Bと、カウンタ周期C、及び送信余裕度としての前述の余裕度ωを加味して設定することができる。
もし送信データ200の情報量が前述の送信帯域を越えていなければ、余裕度ωを下げる(小さくする)、若しくはカウンタ周期を減らす(小さくする)、或いは一回の送信で送信する情報Aのサイズmと、一回の送信で送信する情報Bのサイズnと、一回の送信で送信する情報Cのサイズoを増大させる(大きくする)ことにより、送信データの冗長性を上げることができる。
ここで、データの冗長性について説明する。送信する情報のうち、優先度が高くエラー欠損を抑えたい情報があった場合、優先度の高いデータを送る頻度を上げることで冗長性を上げて通信エラーに対しての堅牢性を高めることができる。図6を用いてデータの冗長性について具体的に説明する。図6は、実施の形態1による電子制御装置の動作を示すブロック図であって、情報A102の一部に冗長性を持たせるようにした例を示している。
図6に於いて、例えば情報A[10~19]に対して1回の通信エラーでもシステムの影響を与えないために冗長性を持たせる場合、元の情報A102のサイズは[m=40]であり4[バイト]分の送信情報が増えることから、情報A102のサイズは[m11=m+4]と定義され、カウンタ周期Aは1つ増加し[カウンタ周期A=5]と定義される。又、送信カウンタ105のカウント値cntAは、図6に示すように情報A[10~19]に対して「1」と「2」の2つが割り当てられる。即ち、図6に示すように、送信カウンタ105のカウント値cntAが「1」及び「2」のときに、情報A[10~19]が情報分割装置110に冗長に送信される。
送信カウンタ105のカウント値cntAが「0」のときは、情報A[0~9]が情報分割装置110に送信され、送信カウンタ105のカウント値cntAが「3」のときは、情報A[20~29]が情報分割装置110に送信され、送信カウンタ105のカウント値cntAが「4」のときは、情報A[30~39]が情報分割装置110に送信される。
情報分割装置110は、受信した送信カウンタ128のカウント値cntAを算出し、情報Aバッファ117に前述の式(13)に基づき、受信データ210に於ける情報A受信データとして、[m*cntA]から[m*cntA+m-1]までのデータを、情報Aバッファ117に配置する。
即ち、受信した送信カウンタ128のカウント値cntAが「0」のとき、情報Aバッファ[0~9]に情報A[0~9]が配置され、カウント値cntAが「1」と「2」のとき、情報Aバッファ[10~19]に情報A[10~19]が配置され、カウント値cntAが「3」のとき、情報Aバッファ[20~29]に情報A[20~29]が配置され、カウント値cntAが「4」のとき、情報Aバッファ[30~39]に情報A[30~39]が配置される。
前述のように冗長データを送信する場合、通信量が増えてしまうが、最終的にこの情報量が送信回路107と受信回路109との間の送信帯域を越えていないことを確認すればよい。ここで、もし送信すべき情報量が送信回路107と受信回路109との間の送信帯域を越えていれば、前述の式(10)、式(11)、式(12)の条件内で、一回の送信で送信する情報Aのサイズmと、一回の送信で送信する情報Bのサイズnと、一回の送信で送信する情報Cのサイズoを小さくするか、若しくはカウンタ周期Aと、カウンタ周期Bと、カウンタ周期Cを大きくする等の調整をすることで、一回の送信データ200の情報量を減少させて通信帯域を越えないように調整することができる。
図4は、実施の形態1による電子制御装置に於ける、エラー検出情報を付加して送信する送信データを示す説明図である。個々のデータの信頼性を高めるため、図4に示すように、各情報に例えばエラー検出情報CRC等を付加し送信することにより、情報分割装置110はエラーのある情報のみを除外して、情報Aのデータと情報Bのデータと情報Cのデータとを、データを情報Aバッファ117と、情報Bバッファ118と、情報Cバッファ119とにそれぞれ構築することができる。
エラーのあった情報が送信データから除外された場合、情報Aバッファ117と情報Bバッファ118と情報Cバッファ119には、以前のデータが残っているため、この以前のデータを維持してそのまま使用することにより、情報A処理装置111と情報B処理装置112と情報C処理装置113は、処理を継続することが可能であるが、エラーのある情報が続くと以前の情報が更新されずに処理が進んでしまうため、ある程度の連続してエラーのある情報を検出した場合、制御装置101は何らかのエラー処理を実施する場合がある。
図4に示すように、一回の送信に必要な情報のサイズは、[m+n+o+5]のように5[バイト]増加するが、最終的に、この情報量が送信回路107と受信回路109との間の送信帯域を越えていないことを確認すればよい。ここで、もし一回の送信に必要な情報のサイズが、送信回路107と受信回路109との間の送信帯域を越えていれば、前述の式(10)、式(11)、式(12)の条件内で、一回の送信で送信する情報Aのサイズmと、一回の送信で送信する情報Bのサイズnと、一回の送信で送信する情報Cのサイズoを減少させ、若しくはカウンタ周期Aとカウンタ周期Bとカウンタ周期Cを大きくする等の調整をおこなうことで、一回の送信サイズを減らすこともできるし、前述の通信帯域を越えないように調整することができる。このように、送信タイマ108の出力周期と送信回路107の通信速度を、サイズ、周期、及び送信余裕度を加味して設定することが出来る。
以上述べた実施の形態1による電子制御装置では、情報A、情報B、情報Cという3つの情報を用いたが、情報の数は3つに限定されるものではなく、2つ以上の情報があるシステムであってもよい。
尚、情報A102、情報B103、情報C104は、例えば、電子制御装置300の外部、又は内部に設けられたセンサ等(図示せず)から入力されるセンサ検出値であってもよいし、電子制御装置300に於いて演算された演算結果であってもよい。
更に、情報出力装置100に於いても、情報A102、情報B103、情報C104の更新タイミング、及び送信間隔に沿って多重化される送信データの選択、分割を決定することも可能である。
図8は、実施の形態1による電子制御装置のハードウエア構成の一例を示すブロック図である。電子制御装置300は、図8に示すように、プロセッサ1000と記憶装置2000から構成される。記憶装置は図示していないが、ランダムアクセスメモリ等の揮発性記憶装置と、フラッシュメモリ等の不揮発性の補助記憶装置とを具備する。また、フラッシュメモリの代わりにハードディスクの補助記憶装置を具備してもよい。プロセッサ1000は、記憶装置2000から入力されたプログラムを実行する。この場合、補助記憶装置から揮発性記憶装置を介してプロセッサ1000にプログラムが入力される。また、プロセッサ1000は、演算結果等のデータを記憶装置2000の揮発性記憶装置に出力してもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置にデータを保存してもよい。
又、前述の実施の形態1による電子制御装置に限定されるものではなく、実施の形態1を適宜、変形、省略したりすることができる。
本願は、情報を有する通信データを出力する情報出力装置と、情報出力装置から出力された情報に基づいて被制御対象の制御を行う制御装置と、を備えた電子制御装置の分野に利用することができる。
100 情報出力装置、101 制御装置、102 情報A、103 情報B、104 情報C、105 送信カウンタ、106 情報多重装置、107 送信回路、108 送信タイマ、109 受信回路、110 情報分割装置、111 情報A処理装置、112 情報B処理装置、113 情報C処理装置、115 第1の送信間隔情報、116 第2の送信間隔情報、117 情報Aバッファ、118 情報Bバッファ、119 情報Cバッファ、120 情報A送信データ、121 情報B送信データ、122 情報C送信データ、124 情報A受信データ、125 情報B受信データ、126 情報C受信データ、128 受信した送信カウンタ、200 送信データ、210 受信データ、300 電子制御装置、1000 プロセッサ、2000 記憶装置

Claims (8)

  1. 所定のタイミングで更新される複数の情報と、
    前記複数の情報を多重化する情報多重装置と、
    前記情報多重装置が出力する多重化された送信データを周期的に送信する送信回路と、
    前記送信回路の送信回数をカウントする送信カウンタと、
    前記送信回路が送信した前記多重化された送信データを受信する受信回路と、
    前記受信回路が受信した受信データを分割する情報分割装置と、
    前記分割された受信データが保存される複数の情報バッファと、
    前記複数の情報バッファを2つ以上の異なる周期で取得する複数の情報処理装置と、
    を備え、
    前記情報多重装置は、
    前記送信カウンタが保持するカウント値に基づいて、前記複数の情報のサイズと、前記送信カウンタのカウンタ周期と、送信余裕度とに基づいて、前記複数の情報のそれぞれの少なくとも一部を選択又は分割して前記多重化された送信データを形成し、かつ前記複数の情報処理装置が前記複数の情報バッファから前記保存された受信データを取得する周期未満の間隔で、前記複数の情報バッファが保存する全ての受信データが更新されるように、前記複数の情報を多重化するように構成されている、
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記情報多重装置は、前記送信データに前記送信カウンタのカウント値を付加するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記複数の情報に優先度を設け、他の情報の優先度より高い優先度を有するデータを送る頻度を、他の情報送信する頻度より大きくする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  4. 前記優先度は、前記送信カウンタのカウント値に含まれる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記情報多重装置は、前記送信データの個々に、エラー検出情報を付加するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  6. 前記情報多重装置が出力する前記送信データの全体のサイズが一定である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  7. 前記情報分割装置は、
    前記受信回路が受信したデータを分割するとき、前記送信カウンタのカウント値を用いるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の電子制御装置。
  8. 前記情報分割装置が前記エラー検出情報を受信したときは、前記情報バッファが保存している受信データを維持するように構成されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の電子制御装置。
JP2020517699A 2018-05-10 2018-05-10 電子制御装置 Active JP7042902B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/018120 WO2019215871A1 (ja) 2018-05-10 2018-05-10 電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019215871A1 JPWO2019215871A1 (ja) 2020-12-17
JP7042902B2 true JP7042902B2 (ja) 2022-03-28

Family

ID=68467843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020517699A Active JP7042902B2 (ja) 2018-05-10 2018-05-10 電子制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US11206096B2 (ja)
EP (1) EP3793108B1 (ja)
JP (1) JP7042902B2 (ja)
CN (1) CN112154615B (ja)
WO (1) WO2019215871A1 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001086089A (ja) 1999-07-14 2001-03-30 N Ii C Cable Media Kk ディジタル多重伝送装置、ディジタル多重伝送システム、および、ディジタル多重伝送方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1490111A (en) 1974-01-31 1977-10-26 Girling Ltd Vehicle suspension units
JPS6022844A (ja) * 1983-07-19 1985-02-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 優先順序付多重伝送方式
JP3460180B2 (ja) * 1994-10-03 2003-10-27 宇宙開発事業団 データ多重化装置
JPH08293849A (ja) * 1995-04-25 1996-11-05 Oki Electric Ind Co Ltd 速度整合多重化装置
JP3712631B2 (ja) * 2000-06-19 2005-11-02 シャープ株式会社 伝送方法および伝送システム並びに通信装置
JP2003061088A (ja) * 2001-08-08 2003-02-28 Nec Corp データ分離・復号装置
US7617424B2 (en) * 2005-12-30 2009-11-10 Intel Corporation Error monitoring for serial links
US8347001B2 (en) * 2010-01-08 2013-01-01 International Business Machines Corporation Hardware support for software controlled fast multiplexing of performance counters
WO2012114525A1 (ja) * 2011-02-25 2012-08-30 三菱電機株式会社 制御装置、制御システムおよび通信方法
WO2014017069A1 (ja) * 2012-07-24 2014-01-30 パナソニック株式会社 バスシステムおよび中継器
JP5738445B2 (ja) 2014-02-06 2015-06-24 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP6458673B2 (ja) 2015-07-29 2019-01-30 株式会社デンソー 通信システム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001086089A (ja) 1999-07-14 2001-03-30 N Ii C Cable Media Kk ディジタル多重伝送装置、ディジタル多重伝送システム、および、ディジタル多重伝送方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3793108B1 (en) 2024-01-10
EP3793108A4 (en) 2021-05-26
US11595144B2 (en) 2023-02-28
US20210058182A1 (en) 2021-02-25
EP3793108A1 (en) 2021-03-17
CN112154615B (zh) 2023-09-29
CN112154615A (zh) 2020-12-29
US11206096B2 (en) 2021-12-21
US20210351857A1 (en) 2021-11-11
JPWO2019215871A1 (ja) 2020-12-17
WO2019215871A1 (ja) 2019-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2583419B1 (en) Ethernet for avionics
US10594424B2 (en) Time synchronization slave apparatus capable of adjusting time synchronization period, and method of determining time synchronization period
KR100784385B1 (ko) 공유 자원에 대한 접근 요청을 중재하는 시스템 및 방법
US10567401B2 (en) Device and method for detecting attack in network
US11411768B2 (en) Method and system for exchanging real time data in a ring network
US8674735B2 (en) Phase adjusting apparatus and camera
KR102448451B1 (ko) 전자 기기 장치 및 데이터 송신 방법
JP7042902B2 (ja) 電子制御装置
US10969822B2 (en) Reducing time of day latency variation in a multi processor system
US9319237B2 (en) Method and device for controlling a bus system and a corresponding bus system
WO2017166925A1 (zh) 一种自适应时钟恢复方法及装置
JP7724730B2 (ja) 基準パルス補正装置及び基準パルス補正方法
JP6827607B2 (ja) 中継装置、中継方法及び中継プログラム
CN111177038B (zh) 总线编码发送电路和方法、总线传输系统
JP2010074211A (ja) クロック同期回路、電子制御ユニット、車載ネットワークシステム及びクロック同期方法
US10324491B2 (en) Reducing time of day latency variation in a multi-processor system
US7020094B2 (en) Method and system for transmitting at least one client signal within a server signal
US10216218B2 (en) Providing count value between domains
WO2014207237A1 (en) An apparatus and a method for determining a point in time
JP7279556B2 (ja) 通信装置、方法およびプログラム
JP2000196467A (ja) 誤り訂正符号化器および誤り訂正復号器
JP7737915B2 (ja) 通信システム、通信方法及びプログラム
JPS631128A (ja) 同期化制御方式
JP2008072164A (ja) 送信デバイス及び電気回路並びに消費電流安定化方法
SU646458A1 (ru) Устройство дл передачи информации

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210902

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220315

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7042902

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250