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JP7051355B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description

本発明は、室内機と室外機とがシリアル通信を行うように接続された空気調和機に関する。
室内機と室外機とから構成されるセパレート型の空気調和機では、通常、室内機-室外機間の制御にシリアル通信が用いられる。また、空気調和機の動作電力は商用電源から供給されるが、商用電源に接続されるのは室内機のみであり、室外機の動作電力は室内機と室外機とを繋ぐ交流電源ラインによって室内機から供給される。
上記のような構成では、室内機と室外機とをシリアル通信ラインおよび交流電源ラインにて接続する必要がある。そのため、空気調和機の設置時には、設置作業員による配線工事が行われる。このように室内機と室外機との配線接続が人によって行われる場合、誤配線の可能性を完全に排除することはできない。このような誤配線が生じると、低電圧回路である通信回路に高電圧の商用電源が印加されてしまい、回路部品の発熱や焼損が発生する虞がある。
特許文献1には、誤配線検出機能を備えた空気調和機が開示されている。特許文献1の空気調和機では、通信回路の端子部に過電圧検出器を備え、過電圧検出器によって通信回路に過電圧が印加されたことを検出することで誤配線を検出する。また、特許文献1では、誤配線が検出された場合に通信回路を通信回路端子から切り離して、誤配線による通信回路の破壊を防止することが開示されている。
特開平7-217972号公報
特許文献1では、誤配線の検出のために過電圧検出器を設けているため、部品点数の増大やそれに伴うコストアップの問題がある。また、誤配線の無い正常な接続状態であってもノイズによって一時的に過電圧が発生する場合があり、そのような場合は、通信回路を切り離す必要は特にないが、特許文献1は、誤配線による過電圧とノイズによる一時的な過電圧とを区別することについては考慮していない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、誤配線検出用の特別な部品を設けることなく、室内機と室外機との誤配線を検出することできる空気調和機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、室内機と室外機とが、通信ラインおよび電源ラインを介して接続された空気調和機であって、前記通信ラインを介しての室内機-室外機間の通信、および前記電源ラインを介しての室内機-室外機間の電力供給を制御する制御部を有しており、前記制御部は、前記通信ラインにおける異常信号を検知した場合に、前記通信ラインおよび電源ラインの誤配線を検出し、前記電源ラインにおける電力供給を停止させることを特徴としている。
上記の構成によれば、通信ラインおよび電源ラインの誤配線が生じた時に発生する異常信号を制御部(例えばマイコン)にて検知し、誤配線の検出を制御部の入力判定によって行うことができる。これにより、制御回路に誤配線検出用の特別な部品(例えば、過電圧検出器)を設ける必要が無く、制御回路を簡略化でき、コストダウンを図ることができる。
また、上記空気調和機では、前記制御部は、第1の所定時間以上継続するHigh信号もしくはLow信号が入力された場合に前記異常信号として検知する構成とすることができる。
上記の構成によれば、通信ラインおよび電源ラインの誤配線が生じた時には、制御部の通信受信時の入力信号は変化の無いHigh信号もしくはLow信号となるため、誤配線を確実に検出することができる。また、High信号もしくはLow信号が第1の所定時間以上継続した場合にのみ異常信号として検知するため、上記異常信号を正常な通信の中で発生するHigh信号もしくはLow信号と確実に区別することができる。
また、上記空気調和機では、前記空気調和機は、商用電源によって動作するものであり、前記制御部は、電源プラグがコンセントに差し込まれた後の最初のシリアル通信時においてのみ、前記異常信号の検知による誤配線の判定を行う構成とすることができる。
上記の構成によれば、誤配線を検出する必要のあるプラグ差し込み後の最初のシリアル通信でのみ誤配線の判定が行われ、圧縮機運転中の空気調和機の自己ノイズが発生する状況では誤配線の判定は行わないため、自己ノイズによる誤判定を回避できる。
また、上記空気調和機では、前記制御部は、電源プラグがコンセントに差し込まれた後の最初のシリアル通信時以外では、前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間以上継続するHigh信号もしくはLow信号が入力された場合に異常と判定し、前記電源ラインにおける電力供給を停止する構成とすることができる。
上記の構成によれば、誤配線を検出する必要のあるプラグ差し込み後の最初のシリアル通信では、判定にかける第1の所定時間を短くし、誤配線検出時の通電停止を速やかに行うことができる。一方、誤配線を検出する必要のない時(プラグ差し込み後の最初のシリアル通信ではない場合)のシリアル通信では、判定にかける第2の所定時間を長くし、自己ノイズによる誤判定を回避することができる。
本発明の空気調和機は、通信ラインおよび電源ラインの誤配線が生じた時に発生する異常信号を制御部(例えばマイコン)にて検知し、誤配線の検出を制御部の入力判定によって行うことで、制御回路に誤配線検出用の特別な部品(例えば、過電圧検出器)を設ける必要が無く、制御回路を簡略化でき、コストダウンを図ることができるといった効果を奏する。
実施の形態1に係る空気調和機の制御回路の概略構成を示す回路図である。 図1の制御回路において誤配線が生じている場合の例を示す回路図である。 図1の制御回路において誤配線が生じている場合の他の例を示す回路図である。 図1の制御回路において誤配線が生じている場合の他の例を示す回路図である。 実施の形態3における誤配線検出方法を示すフローチャートである。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態1に係る空気調和機の制御回路の概略構成を示す回路図である。尚、図1における回路図は、本発明の特徴部分と直接的な関係が無い部分を適宜省略した簡略図とされている。
図1に示す制御回路は、空気調和機の室内機に備えられる室内側回路100と、室外機に備えられる室外側回路200とによって構成される。室内側回路100には室内マイコンM1および第1シリアル通信回路110が含まれ、室外側回路200には室外マイコンM2および第2シリアル通信回路210が含まれている。すなわち、本実施の形態1に係る空気調和機では、室内機-室外機間の制御にシリアル通信が用いられる。また、この制御回路の動作電力は、商用電源に接続される電源プラグPから室内側回路100に供給され、室外側回路200には室内側回路100から交流電源ライン(電源ライン)を介して供給される。
室内側回路100と室外側回路200とは、3本の配線301~303によって接続されている。室内側回路100および室外側回路200の配線接続には、シリアル通信ライン(通信ライン)として2本の配線を必要とし、交流電源ラインとして2本の配線を必要とする。図1の制御回路では、1本の配線をシリアル通信ラインおよび交流電源ラインで共用とすることで、3本の配線301~303による接続が可能となっている。具体的には、配線301,302によって交流電源ラインが構成され、配線302,303によってシリアル通信ラインが構成されており、配線302が両ラインにおいて共用されている。尚、この場合、配線301,302によって構成されるのは交流電源ラインであるが、配線301にのみ交流電流が流れ、配線302には直流電流も流れるようになっている。
室内側回路100は3つの接続端子T11,T21,T31を有しており、室外側回路200は3つの接続端子T12,T22,T32を有している。配線301は、接続端子T11と接続端子T12との間を接続する。配線302は、接続端子T21と接続端子T22との間を接続する。配線303は、接続端子T31と接続端子T32との間を接続する。また、室内側回路100および室外側回路200は、交流電源ラインにおけるノイズ防止用のコンデンサC1およびコンデンサC2をそれぞれ備えている。また、室内側回路100に備えられたリレーRY1は給電用リレーであり、リレーRY1がONされた時に室外側回路200に動作電力が供給され、リレーRY1がOFFされると室外側回路200への動作電力は遮断される。
第1シリアル通信回路110は、信号受信用の第1フォトカプラ111と、信号送信用の第2フォトカプラ112とを有している。さらに、第1シリアル通信回路110は、シリアル回路用直流電源Vsと、逆電流防止用ダイオードD1と、第2フォトカプラ112を保護するツェナーダイオードZD1と、電流制限用の抵抗R1~R3とを有している。
第2シリアル通信回路210は、信号受信用の第3フォトカプラ211と、信号送信用の第4フォトカプラ212とを有している。さらに、第2シリアル通信回路210は、逆電流防止用ダイオードD2と、シリアル通信ラインにおけるノイズ防止用コンデンサC3と、第4フォトカプラ212を保護するツェナーダイオードZD2と、電流制限用の抵抗R4~R6とを有している。
図1の制御回路において、室内側回路100から室外側回路200へ信号が送られる場合は、室内マイコンM1の出力に応じて第2フォトカプラ112が信号(パルス信号)を送信する。第2フォトカプラ112が送信した信号は、室外側回路200の第3フォトカプラ211によって受信され、室外マイコンM2に入力される。具体的には、室外マイコンM2の出力がLowで第4フォトカプラ212がONの時、室内マイコンM1の出力がLowの時には、第2フォトカプラ112はONとなり、室外マイコンM2の入力はHighとなる。室外マイコンM2の出力がLowで第4フォトカプラ212がONの時、室内マイコンM1の出力がHighの時には、第2フォトカプラ112はOFFとなり、室外マイコンM2の入力はLowとなる。
室外側回路200から室内側回路100へ信号が送られる場合は、室外マイコンM2の出力に応じて第4フォトカプラ212が信号(パルス信号)を送信する。第4フォトカプラ212が送信した信号は、室内側回路100の第1フォトカプラ111によって受信され、室内マイコンM1に入力される。具体的には、室内マイコンM1の出力がLowで第2フォトカプラ112がONの時、室外マイコンM2の出力がLowの時には、第4フォトカプラ212はONとなり、室内マイコンM1の入力はHighとなる。室内マイコンM1の出力がLowで第2フォトカプラ112がONの時、室外マイコンM2の出力がHighの時には、第4フォトカプラ212はOFFとなり、室内マイコンM1の入力はLowとなる。
図1は、室内側回路100と室外側回路200とが正常に配線接続された場合を示しているが、実際には室内側回路100と室外側回路200との間で誤配線が生じる場合もある。図2は、図1の制御回路において誤配線が生じている場合の例を示す回路図である。
図2に示す誤配線では、接続端子T11に接続端子T32が接続され、接続端子T31に接続端子T12が接続され、接続端子T21に接続端子T22が接続されている。すなわち、接続端子T21と接続端子T22との配線接続は正しいが、残り2つの配線接続が逆となっている。
図2に示すような誤配線が生じた場合、この制御回路においては、室外側回路200側で接続端子T22と接続端子T32との間にAC電源(商用電源)が印加されることになる。これにより、室外側回路200のツェナーダイオードZD2や抵抗R4が発熱する。またこの時、室内マイコンM1には、受信時に、常にHighとなる異常信号が入力される。
具体的には、図2に示すような誤配線の発生時、室内信号受信時には、室内側回路100の接続端子T31には電流が流れ続け、第1フォトカプラ111が常にONとなるため、第2フォトカプラ112がONの時、室内マイコンM1の入力が常にHighとなる。したがって、室内マイコンM1において所定時間t1(第1の所定時間:例えば5秒)以上のHigh入力が検出された場合、室内マイコンM1はショート判定を示し、回路部品の発熱を避けるためにリレーRY1をOFFにし、室外側回路200への通電を停止する。すなわち、本実施の形態では、室内マイコンM1が特許請求の範囲に記載の制御部に相当する。
したがって、所定時間t1以上のHigh入力があった場合にショート判定とすることで、誤配線を確実に検出することができる。誤配線時の異常信号を通常の通信信号と確実に区別できるように、所定時間t1は1秒以上の時間に設定されることが望ましい。また、誤配線が検出された時、回路部品の発熱を抑制するためにリレーRY1はできる限り短時間でOFFされることが好ましい。そのため、所定時間t1を必要以上に長い時間とすることは好ましくなく、所定時間t1は10秒以下の時間に設定されることが望ましい。
図2は、ショート判定により誤配線が検出される例を示すものであるが、ショート判定となる誤配線は図2の例に限定されるものではない。例えば、図3に示すように、接続端子T11に接続端子T22が接続され、接続端子T21に接続端子T22が接続され、接続端子T31に接続端子T12が接続されるような誤配線であっても、室内マイコンM1のショート判定によって誤配線を検出可能となる。無論、これ以外にも、室内マイコンM1のショート判定によって検出される誤配線は存在する。
〔実施の形態2〕
実施の形態1では、室内マイコンM1のショート判定によって検出される誤配線の例を説明した。本実施の形態2では、室内マイコンM1のオープン判定によって検出される誤配線の例を説明する。
図4は、図1の制御回路において誤配線が生じている場合の例を示す回路図である。図4に示す誤配線では、接続端子T11に接続端子T12が接続され、接続端子T31に接続端子T22が接続され、接続端子T21と接続端子T32は未接続となっている。
図4に示すような誤配線が生じた場合、この制御回路においては、室外側回路200側で接続端子T22と接続端子T32との間にAC電源(商用電源)が印加されることになる。これにより、室外側回路200のツェナーダイオードZD2や抵抗R4が発熱する。またこの時、室内マイコンM1には、常にLowとなる異常信号が入力される。
具体的には、図4に示すような誤配線の発生時、室内側回路100の接続端子T31には電流が流れず、第1フォトカプラ111が常にOFFとなるため、室内マイコンM1の入力が常にLowとなる。したがって、室内マイコンM1において所定時間t1(例えば5秒)以上のLow入力が検出された場合、室内マイコンM1はオープン判定を示し、回路部品の発熱を避けるためにリレーRY1をOFFにし、室外側回路200への通電を停止する。
尚、室内側回路100および室外側回路200が正常に接続されており、かつ、室外側回路200に動作電力が供給されている場合には、室内マイコンM1の入力が長時間(所定時間t1以上)Lowであり続けることは無い。これは、室外側回路200に動作電力が供給されている場合、室内側回路100と室外側回路200との間では常時通信が行われ、室内マイコンM1の入力はHigh/Lowが頻繁に切り替わるためである。したがって、所定時間t1以上のLow入力があった場合にオープン判定とすることで、誤配線を確実に検出することができる。
尚、図4は室内マイコンM1のオープン判定によって検出可能な誤配線の一例を示したものに過ぎず、これ以外にも、室内マイコンM1のオープン判定によって検出される誤配線は存在する。
室内側回路100および室外側回路200の間で誤配線が生じた場合、それがどのような誤配線であっても、室内マイコンM1では、実施の形態1で示したショート判定か実施の形態2で示したオープン判定かの何れかとなり、誤配線を確実に検出することが可能となる。また、誤配線の検出を室内マイコンM1の入力判定によって行うことで、誤配線検出用の特別な部品(例えば、過電圧検出器)を設ける必要が無いため、制御回路を簡略化でき、コストダウンに寄与するものとなる。尚、上記説明におけるマイコンとフォトカプラとの論理関係は例示に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、マイコンとフォトカプラとの間にトランジスタを介在させる場合もあるが、この場合はマイコンとフォトカプラとの論理関係が逆転する。
〔実施の形態3〕
上記実施の形態1および2では、室内マイコンM1の入力において所定時間t1の異常信号(シリアルエラー)を検知した場合に誤配線として検出し、室外側回路200への通電を停止していた。しかしながら、この場合、実際の運転中の空気調和機では、運転中のコンプレッサ(圧縮機)から発生する自己ノイズ等により、誤配線の無い正常動作中にも関わらず誤配線等のエラーと誤判定してしまうケースが考えられる。
このような自己ノイズによる誤判定を避けるためには、誤配線が検出されるまでの所定時間t1を長く取ることが考えられる。しかしながら、所定時間t1を長くした場合には、誤配線が検出されて運転が停止されるまでの時間が長くなり、低電圧回路であるシリアル通信回路に高電圧の商用電源が印加される時間も長くなる。このため、運転が停止されるまでの通電による回路部品の発熱なども無視できないものとなる。
本実施の形態3では、自己ノイズによる誤判定を回避でき、かつ、誤配線時には速やかにこれを検出して運転を停止することのできる誤配線検出方法について説明する。図5は、本実施の形態3における誤配線検出方法を示すフローチャートである。
先ず、リレーRY1がONされて空気調和機の運転が開始される(ST1)と、運転開始後の最初のシリアル通信が、電源プラグPが室内コンセントに差し込まれた後の最初のシリアル通信であるか否かが判定される(ST2)。そして、プラグ差し込み後の最初のシリアル通信である場合(ST2でYES)にはST3へ移行し、プラグ差し込み後の最初のシリアル通信でない場合(ST2でNO)にはST4へ移行する。尚、電源プラグPが室内コンセントに差し込まれると室内マイコンM1がリセットされるため、このリセットの有無によりST2の判定が可能となる。
ST3では、所定時間t1以上のシリアルエラーが検出された場合(ST2でYES)にエラー検出による停止動作を行い(ST7)、そのようなシリアルエラーの検出が無い場合(ST2でNO)には運転を継続する(ST5)。
すなわち、ST3では、上記実施の形態1および2で説明した誤配線判定が行われる。これは、運転開始直後のシリアル通信ではコンプレッサ等の負荷が動作していないため自己ノイズが少なく(自己ノイズによる誤判定の可能性が低い)、かつ、誤配線は空気調和機の設置工事時のみに発生するものであり、プラグ差し込み後の最初のシリアル通信で誤配線が検出されなければ、その後は誤配線については問題無いためである。
一方、ST4では、所定時間t2(第2の所定時間)以上のシリアルエラーが検出された場合(ST4でYES)にエラー検出による停止動作を行い(ST7)、そのようなシリアルエラーの検出が無い場合(ST4でNO)には運転を継続する(ST6)。ここで、所定時間t2は、ST3における所定時間t1よりも長い時間(例えば30秒)とする。ST5またはST6で運転が継続された場合はST4に移行し、ST4の判定は空気調和機の運転中は繰り返し実行される。
ST4の判定では、プラグ差し込み後の最初のシリアル通信ではないため、誤配線を検出する必要は無く、回路部品の故障など、誤配線以外の要因によるシリアルエラーが検出される。但し、この判定では、コンプレッサ等の負荷の動作によって自己ノイズが発生する状況であるため、自己ノイズによる誤判定を回避できるよう所定時間t2を所定時間t1よりも長くしている。尚、ST4の判定でエラー検出される状況であっても、これは誤配線によるエラーではないため、低電圧回路であるシリアル通信回路に高電圧が印加されるわけではない。したがって、ST4の判定にかかる所定時間t2を長くしても、回路部品の発熱の問題は生じない。
本実施の形態3に係る誤配線検出方法では、プラグ差し込み後の最初のシリアル通信であるか否かによって、判定にかける時間を異ならせている。このため、誤配線を検出する必要のあるプラグ差し込み後の最初のシリアル通信では、判定にかける所定時間t1を短くし、誤配線検出時の通電停止を速やかに行うことができる。一方、誤配線を検出する必要のない時(プラグ差し込み後の最初のシリアル通信ではない場合)のシリアル通信では、判定にかける所定時間t2を長くし、自己ノイズによる誤判定を回避することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
室内側回路100
室外側回路200
第1シリアル通信回路110
第2シリアル通信回路210
室内マイコンM1(制御部)
室外マイコンM2
電源プラグP
接続端子T11~T31
接続端子T12~T32
リレーRY1

Claims (3)

  1. 商用電源によって動作するものであり、
    第一の接続端子と第二の接続端子と第三の接続端子とを備えた室内機と、
    第四の接続端子と第五の接続端子と第六の接続端子とを備えた室外機と、
    前記第一の接続端子と前記第四の接続端子とを接続する第一の配線と、
    前記第二の接続端子と前記第五の接続端子とを接続する第二の配線と、
    前記第三の接続端子と前記第六の接続端子とを接続する第三の配線と、
    前記室内機に設けられ、前記第三の接続端子と接続された通信回路と、
    前記室内機に設けられ、前記通信回路と接続された入力部を有する室内マイコンとを有し、
    前記第一の接続端子と前記第四の接続端子とが前記第一の配線によって接続され、前記第二の接続端子と前記第五の接続端子とが前記第二の配線によって接続され、且つ前記第三の接続端子と前記第六の接続端子とが第三の配線の配線によって接続されたときに、前記第一の配線と前記第二の配線とによって電源ラインが形成され、前記第二の配線と前記第三の配線とによって通信ラインが形成され、
    前記通信回路は、前記第三の接続端子と前記第四の接続端子とが接続されたときにHigh信号を出力し、前記第三の接続端子と前記第五の接続端子とが接続されたときにLow信号を出力する構成となっており、
    前記室内マイコンは、前記入力部に前記High信号もしくは前記Low信号が第1の所定時間以上継続して入力された場合に、異常信号として検知し、
    前記室内マイコンは、前記室内機が電源に接続された後の最初の通信時においてのみ、前記異常信号の検知による誤配線の判定を行い、
    前記室内マイコンは、前記最初の通信時以外では、High信号もしくはLow信号が前記第1の所定時間よりも長い第2の所定時間以上継続して入力された場合に異常信号として検知する空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機であって、
    前記室内機は、前記第一の接続端子または前記第二の接続端子と電源との間に設けられ、前記第一の接続端子または前記第二の接続端子への電力の供給または遮断を切り替える給電制御部を備え、
    前記室内マイコンは、前記異常信号を検知したときに、前記給電制御部を制御して電力の供給を遮断する空気調和機。
  3. 請求項1または2に記載の空気調和機であって、
    圧縮機を有し、
    前記室内マイコンは、前記圧縮機が動作する前に、前記最初の通信を実行する空気調和機。
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