Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP7058201B2 - 電池状態測定方法及び電池状態測定装置 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP7058201B2 - 電池状態測定方法及び電池状態測定装置 - Google Patents

電池状態測定方法及び電池状態測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7058201B2
JP7058201B2 JP2018169690A JP2018169690A JP7058201B2 JP 7058201 B2 JP7058201 B2 JP 7058201B2 JP 2018169690 A JP2018169690 A JP 2018169690A JP 2018169690 A JP2018169690 A JP 2018169690A JP 7058201 B2 JP7058201 B2 JP 7058201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
state
impedance
equivalent circuit
transient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018169690A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020041917A (ja
Inventor
弘貴 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Primearth EV Energy Co Ltd
Original Assignee
Primearth EV Energy Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Primearth EV Energy Co Ltd filed Critical Primearth EV Energy Co Ltd
Priority to JP2018169690A priority Critical patent/JP7058201B2/ja
Publication of JP2020041917A publication Critical patent/JP2020041917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7058201B2 publication Critical patent/JP7058201B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
  • Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

本発明は、電池状態を測定する電池状態測定方法及び電池状態測定装置に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車等の車載用電源としては、エネルギー密度の高さからニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池が用いられている。
こうした二次電池の電池状態を測定するため、二次電池に対しインピーダンス解析を行う技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のインピーダンスの測定装置は、インピーダンスの測定結果を結果解析しやすい形式で表示する。インピーダンスの測定装置は、被測定対象に交流負荷を接続し、このとき被測定対象の両端にかかる電圧と被測定対象から流れる電流とをもとにして被測定対象のインピーダンスを求める。インピーダンスの測定装置は、実数軸と虚数軸とで形成される複素平面と、この複素平面に交わるオプション軸とにより3次元空間を構成し、この3次元空間に複数の被測定対象のインピーダンスをそれぞれ3次元表示する。
特開2003-14796号公報
ところで、通常、電池のインピーダンスは、電池の通常の使用環境下において測定されて、通常の使用環境下における電池状態の判定に利用される。例えば、特許文献1に記載の測定装置等によれば、通常の使用環境下におけるインピーダンスが見やすく表示されることで電池状態を測定することができる。
近年、電池状態をより詳細に把握するために、電池のインピーダンスの測定が、電池が通常の使用環境下にある場合に限られないなど、電池のインピーダンスに基づく電池状態の測定に改善の余地がある。
なお、こうした課題は、二次電池の電池状態の測定に限られるものではなく、一次電池の電池状態の測定においても同様である。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池状態をインピーダンス測定に基づいてより詳細に測定することのできる電池状態測定方法及び電池状態測定装置を提供することにある。
上記課題を解決する電池状態測定方法は、電池の状態を測定する電池状態測定方法であって、前記電池の充電電気量を直流電流の充電又は放電により変化させながら、上限値と下限値とで区画される所定の周波数範囲を変化する測定周波数を有する交流電流を前記電池に印加することで変化する前記測定周波数に対応する過渡状態のインピーダンスを取得する過渡状態インピーダンス取得工程と、前記電池の充電電気量を維持しながら、前記測定周波数を有する前記交流電流を前記電池に印加することで前記測定周波数に対応する平衡状態のインピーダンスを取得する平衡状態インピーダンス取得工程と、前記過渡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態と、前記平衡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態とに基づいて過渡状態特有成分を算出する特有成分算出工程とを備える。
上記課題を解決する電池状態測定装置は、電池の状態を測定する電池状態測定装置であって、前記電池の充電電気量を直流電流の充電又は放電により変化させながら、上限値と下限値とで区画される所定の周波数範囲を変化する測定周波数を有する交流電流を前記電池に印加することで変化する前記測定周波数に対応する過渡状態のインピーダンスを取得する過渡状態インピーダンス取得部と、前記電池の充電電気量を維持しながら、前記測定周波数を有する前記交流電流を前記電池に印加することで前記測定周波数に対応する平衡状態のインピーダンスを取得する平衡状態インピーダンス取得部と、前記過渡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態と、前記平衡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態とに基づいて過渡状態特有成分を算出する特有成分算出部とを備える。
このような方法、又は構成によれば、電池が過渡状態であることに起因する電池状態を示す過渡状態特有成分が、過渡状態のインピーダンスと平衡状態のインピーダンスとに基づいて算出することができるようになる。これにより、インピーダンス測定に基づいて過渡状態における電池状態を測定することができる。
好ましい方法として、前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記直流電流を矩形波とする。
このような方法によれば、電池の充電電気量の変化を算出するのが容易である。
好ましい方法として、前記過渡状態特有成分と前記電池の劣化を判定することのできる値である判定閾値とを比較して前記電池の電池状態を判定する判定工程を備える。
このような方法によれば、電池状態を、過渡状態特有成分と電池の劣化を測定することができる判定閾値とを比較することで判定することができる。
好ましい方法として、前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記所定の周波数範囲を区画する下限値と上限値とのいずれか一方の値を始点、他方の値を終点としたとき、前記測定周波数を前記始点から前記終点の方向に変化させるとともに、前記終点の値に到達したことに応じて前記始点の値に戻すものであり、前記始点から前記終点までを10秒以下の時間で変化させるとともに、前記終点から前記始点までを10秒以下の時間で戻す。
このような方法によれば、測定周波数が始点から終点の方向に変化するので連続的な周波数特性を把握しやすい。また、測定周波数としても生成しやすく、測定しやすい。また、測定周波数を電池が過渡状態にある応答期間よりも短くなる間隔、例えば10秒で繰り返して過渡状態のインピーダンスを測定することができる。
好ましい方法として、前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記上限値が10kHz以下、及び前記下限値が1Hz以上であり、前記測定周波数を前記上限値から前記下限値への方向に変化させる。
このような方法によれば、電池が過渡状態であるうちに、同じ周波数のインピーダンスを複数回測定することができるようになる。これにより、電池が過渡状態であるときの過渡状態のインピーダンスを電池の充電電気量の変化毎に測定することができるようになる。
好ましい方法として、前記直流電流の大きさは、前記交流電流の振幅の大きさの25倍以上である。
このような方法によれば、直流電流で電池を過渡状態とさせることができるとともに、電池の過渡状態に影響の無い交流電流で過渡状態のインピーダンスを測定することができる。
好ましい方法として、前記特有成分算出工程では、前記過渡状態のインピーダンスを等価回路にフィッティングさせて、前記過渡状態の前記電池に対応する前記過渡状態の前記等価回路を得るとともに、前記平衡状態のインピーダンスを等価回路にフィッティングさせて、前記平衡状態の前記電池に対応する前記平衡状態の前記等価回路を得るとともに、前記過渡状態の前記等価回路の抵抗成分と前記平衡状態の前記等価回路の抵抗成分とのうちの相互に対応する抵抗成分同士の差を前記過渡状態特有成分として算出する。
このような方法によれば、過渡状態特有成分が過渡状態の等価回路の抵抗成分と平衡状態の等価回路の抵抗成分とのうちの相互に対応する抵抗成分同士の差から算出される。これにより、平衡状態に起因する要因を低減し、過渡状態における電池状態を抽出して測定することができるようになる。
好ましい方法として、前記平衡状態の等価回路を、前記直流電流の充電又は放電により前記電池の充電電気量が変化する範囲内で選択した特定の充電電気量における等価回路とし、前記過渡状態の等価回路を、前記電池の充電電気量が前記特定の充電電気量であるときの等価回路とする。
このような方法によれば、電池の充電電気量が特定の充電電気量であるときの過渡状態の等価回路の抵抗成分と平衡状態の等価回路の抵抗成分とを対象とするので対応する抵抗成分同士の差を好適に算出することができる。
好ましい方法として、前記特有成分算出工程では、前記測定周波数に含まれる各周波数と、前記各周波数にそれぞれ対応付けられた前記電池の充電電気量とに基づいて、前記電池の充電電気量が前記特定の充電電気量であるときの前記所定の周波数範囲に対する前記過渡状態のインピーダンスを推定し、前記推定した過渡状態のインピーダンスを前記等価回路にフィッティングさせて前記過渡状態の等価回路を得る。
このような方法によれば、充電又は放電によって電池の充電電気量が変化するなかで測定される過渡状態のインピーダンスから、特定の充電電気量では測定できていない周波数における過渡状態のインピーダンスを推定することができる。よって、フィッティングにより得られる等価回路の抵抗成分の精度を高めることができる。
本発明によれば、電池状態をインピーダンス測定に基づいてより詳細に測定することができる。
電池状態測定装置を具体化した一実施形態について、その概略構成を示すブロック図。 同実施形態において、電池状態の測定手順を示すフローチャート。 同実施形態において、平衡状態である電池状態の測定手順を示すフローチャート。 同実施形態において、平衡状態のインピーダンスを測定する電流の一例を示すグラフであって、(a)は印加する電流を示す図、(b)は応答電圧を示す図。 同実施形態において、平衡状態のインピーダンスに基づくナイキスト線図の一例を示すグラフ。 同実施形態において、電池の等価回路の一例を示す回路図。 同実施形態において、過渡状態である電池状態の測定手順を示すフローチャート。 同実施形態において、過渡状態のインピーダンスを測定する電流の一例を示すグラフであって、(a)は印加する電流を示す図、(b)は応答電圧を示す図。 同実施形態において、過渡状態のインピーダンスに基づくナイキスト線図の一例を示すグラフ。 同実施形態において、過渡状態にある電池のインピーダンスを測定した結果の一例を3次元で示すグラフ。 同実施形態において、過渡状態にある電池のインピーダンスを測定した結果の一例を3次元で示すグラフ。 同実施形態において、過渡状態の電池が特定のSOCにあるときにおける過渡状態のインピーダンスを推定したナイキスト線図の一例を示すグラフ。 同実施形態において、過渡状態特有成分の測定手順を示すフローチャート。 同実施形態において、過渡状態特有成分を算出する一例を示すグラフ。 同実施形態において、過渡状態特有成分に基づいて電池の劣化状態を判定するグラフの一例。 電池状態測定装置を具体化したその他の実施形態において、過渡状態特有成分に基づいて製品電池の入出力性能を判定する閾値を定める一例を示すグラフ。
図1~図15に従って、電池状態測定方法及び電池状態測定装置を具体化した一実施形態について説明する。この電池状態測定方法及び電池状態測定装置は、車両に搭載される二次電池等の電池10の電池状態の1つとして、電池10の抵抗成分から得られる過渡状態特有成分を測定する。
図1を参照して、電池10の電池状態を測定する電池状態測定装置としての測定装置30について説明する。測定装置30は、電池10の平衡状態のインピーダンス、過渡状態のインピーダンス、及び過渡状態特有成分を測定する。ここで、過渡状態特有成分とは、電池10が充放電されている過渡状態にある場合にインピーダンス測定に基づいて得られる成分である。電池10が一定の電圧に維持されている平衡状態にあるとき、電池10の活物質は電気的に均一な状態にある。一方、電池10が過渡状態にあるとき、電池10の活物質は一時的に電気的に不均一な状態にある。すなわち、個々の活物質において、活物質の表面と内部とで電位等にむらがあったりする。一般的に、活物質における、こうした電位等のむらが素早く解消される場合、電池性能が良好である一方、電位等のむらの解消に時間を要する場合、電池性能が劣化していると判定することができる。そこで、本実施形態では、電池10の過渡状態であるときに測定されるインピーダンスに基づいて得られる過渡状態特有成分に基づいて電池性能の劣化を判定する。
図1に示すように、測定装置30には、電池10の端子間に直流電流及び交流電流を供給する測定用充放電装置20が接続されている。また測定装置30には、電池10の端子間の電圧を測定する電圧測定器21と、測定用充放電装置20と電池10との間に流れる直流電流及び交流電流を測定する電流測定器22とが接続されている。
測定用充放電装置20は、充電や放電によって電池10の充電状態(SOC:State of Charge)を調整する直流電流部20Aと、電池10のインピーダンス測定用の交流電流を出力する交流電流部20Bとを備える。SOCは、電池の総容量に対する充電電気量の割合[%]であることから「充電電気量=電池の総容量×SOC」の関係を有する。以下では、説明の便宜上、充電電気量とSOCとの両方を用いて説明する。
測定用充放電装置20は、直流電流部20Aの充放電電流に、交流電流部20Bの交流電流を重畳させることができる。よって、測定用充放電装置20は、測定装置30に、充電又は放電が継続されている過渡状態の電池10についての過渡的なインピーダンスである過渡状態インピーダンスを測定させることができる。
直流電流部20Aは、所定の電流量の直流電流で電池10を充電する充電機能と、所定の電流量の直流電流を電池10から放電させる放電機能とを有する。直流電流部20Aは、電池10を充放電させる所定の電流量を、電池10の定格の電流量(1C)よりも少ない電流量(例えば、0.1C)から、1Cよりも大きい電流量(例えば、10Cや20C)までの間で選択することができる。直流電流部20Aは、選択された所定の電流量を、図8(a)のグラフL31に示される矩形波として、充放電の開始から終了まで継続して流すことができる。測定用充放電装置20は、直流電流部20Aで1Cよりも大きな電流を電池10に流すことによって、平衡状態のインピーダンスに対する差が大きい過渡状態のインピーダンスを測定することができるようになる。また、測定用充放電装置20は、直流電流部20Aで1Cよりも大きな電流を電池10に流すことによって電池10が過渡状態である期間を長く維持することができる。なお、平衡状態のインピーダンスと過渡状態のインピーダンスとの差を大きくするためには、電池10を10C以上、好ましくは、20C以上で充電するとよい。
交流電流部20Bは、交流インピーダンス測定用の交流電流を電池10に供給する機能を有している。交流電流部20Bは、設定された振幅、かつ、設定された周波数に対応する交流電流を生成して、この生成した交流電流を電池10の端子間に印加することができる。また、交流電流部20Bは、交流電流の周波数をスイープさせることができ、測定周波数を上限値と下限値とで区画される所定の周波数範囲内で上限値又は下限値に到達するまで一方向に変化させる。上限値と下限値とは、相違する値であって、相対的に上限値に高周波数が、下限値に低周波数が設定される。例えば、交流電流部20Bは、所定の大きさの振幅を有する交流電流を、上限値である10kHzから下限値である1Hzまで、10秒で変化する交流電流として出力する。
なお、交流電流は、1周期中には、周波数が変化しないことが好ましい。また、所定の周波数範囲は、過渡状態の電池10のインピーダンスを測定することができるのであれば、上限値が10kHzよりも高くてもよいし、下限値が1Hzよりも低くてもよい。但し、下限値は、1周期中に、直流電流による過渡状態の程度を変化させない周波数以上であることが好ましい。また、下限値を低くすると測定に要する時間の増加が大きくなるため、電池10を過渡状態に維持することのできる期間にもよるが、例えば、1Hz以上であることが好ましい。例えば、図5を参照して、測定周波数には、周波数が0.1Hz以下である「拡散領域d」、及び、「反応抵抗領域c」の周波数1Hz未満の部分が含まれず、一方、「反応抵抗領域c」の周波数1Hz以上の部分、「回路抵抗領域a」、及び「溶液抵抗領域b」が含まれる。
測定用充放電装置20は、過渡状態インピーダンスを測定することができるように、直流電流の電流量と、交流電流の振幅の大きさとが定められている。電池10の種類や特性によって、充放電が過渡状態にある時間の長さが相違するが、例えば、測定用充放電装置20では、直流電流の電流量は、交流電流の振幅の大きさの2倍以上であることよく、10倍以上であると好ましく、25倍以上であることより好ましい。
測定用充放電装置20は、測定装置30によって直流電流の電流量や電圧、交流電流の振幅、電圧、周波数の上限値や下限値、スイープの期間等が設定される。また、測定用充放電装置20は、測定装置30から入力される直流電流の出力開始信号及び出力停止信号、交流電流の出力開始信号及び出力停止信号に応じて直流電流や交流電流の出力や停止を行う。
逆に、測定用充放電装置20は、出力する直流電流の設定値や現在値、出力する交流電流の設定値や現在値を測定装置30に出力する。
電圧測定器21は、電池10の電極間に対して測定した交流電圧及び直流電圧に対応する電圧信号を測定装置30に出力する。
電流測定器22は、測定用充放電装置20と電池10との間において測定した交流電流及び直流電流に対応する電流信号を測定装置30に出力する。
測定装置30は、電池10の過渡状態特有成分を測定するとともに、測定結果に基づいて電池状態を判定する。測定装置30は、電池10の電池状態を表示したり、外部に出力したりしてもよい。例えば、外部の電池制御装置(図示略)は、測定装置30から出力された電池10の電池状態に応じた充放電制御を電池10に対して行うようにしてもよい。
測定装置30は、電圧測定器21から入力した電圧信号に基づいて電池10の端子間電圧を取得し、電流測定器22から入力した電流信号に基づいて測定用充放電装置20と電池10との間に流れる電流を取得する。測定装置30は、測定用充放電装置20から入力する信号から直流電流及び交流電流の設定情報等を取得する。
測定装置30は、電池10の過渡状態特有成分を測定するための算出処理を行う処理部40と、電池10の過渡状態特有成分の測定に用いられるデータを保持する記憶部50とを備える。
記憶部50は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶装置であり、各種データを保持する。本実施形態では、記憶部50は、過渡状態特有成分を測定するために必要とされるパラメータ51と電池状態の判定を行うための判定用データ52とを保持している。判定用データ52としては、予め実験や経験、理論的に定められた電池10の劣化状態を過渡状態特有成分に基づいて判定する判定閾値(例えば図15参照)等が設定されている。
処理部40は、CPUやROM、RAM等で構成されたマイクロコンピュータを含んで構成される。処理部40は、測定装置30が取得した電圧、電流、測定周波数等の情報を利用することができる。また、処理部40は、記憶部50と接続されており、記憶部50との間でデータの授受が可能である。処理部40は、例えばROMやRAMに保持された各種プログラムをCPUで実行することにより処理部40における各種処理を実行する。
処理部40は、電池10のSOCを調節するSOC調節部41と、平衡状態である電池10のインピーダンスを平衡状態インピーダンスとして測定する平衡状態インピーダンス測定部42と、過渡状態である電池10のインピーダンスを過渡状態インピーダンスとして測定する過渡状態インピーダンス測定部43とを備える。なお、平衡状態インピーダンス測定部42は、平衡状態インピーダンス取得部を構成し、過渡状態インピーダンス測定部43は、過渡状態インピーダンス取得部を構成する。また、処理部40は、ナイキスト線図を作成するナイキスト線図作成部44と、インピーダンスの測定結果を等価回路にフィッティングして等価回路の抵抗成分を算出する特有成分算出部としてのパラメータ算出部45と、電池状態を判定する判定部48とを備える。
SOC調節部41は、電池10のSOCを、平衡状態インピーダンスの測定や過渡状態のインピーダンスの測定等に適切なSOC等に調整する。SOC調節部41は、測定用充放電装置20に対して電流の充放電の指示を行うことで、電池10を所定のSOCに調整する。SOC調節部41は、電池10を周知の方法で測定することでSOCを算出したり、充放電している電気量の積算に基づいてSOCを算出したりする。
平衡状態インピーダンス測定部42は、電池10が平衡状態である間に測定周波数で測定されたインピーダンスである平衡状態インピーダンスを測定する処理(平衡状態インピーダンス測定工程)を行う。平衡状態インピーダンス測定部42は、電池10が平衡状態となるように測定用充放電装置20に直流電流の充放電を指示するとともに、測定用の交流電流の供給や停止を指示する。平衡状態インピーダンス測定部42は、測定の開始から終了までの間に取得した電圧及び電流に基づいて電池10のインピーダンスZを測定する。インピーダンスZの単位は[Ω](オーム)である。インピーダンスZは、そのベクトル成分である実数成分Zr[Ω]及び虚数成分Zi[Ω]によって式(1)のように示される。なお、「j」は虚数単位である。以下、単位[Ω]は省略する。
Z=Zr-jZi…(1)
過渡状態インピーダンス測定部43は、電池10が過渡状態である間に測定周波数で繰り返し測定されたインピーダンスである過渡状態インピーダンスを測定する処理(過渡状態インピーダンス測定工程)を行う。過渡状態インピーダンス測定部43は、電池10が過渡状態となるように測定用充放電装置20に直流電流の充放電を指示するとともに、測定用の交流電流の供給や停止を指示する。過渡状態インピーダンス測定部43は、測定の開始から終了までの間に取得した電圧及び電流に基づいて電池10のインピーダンスZを測定する。
ナイキスト線図作成部44は、測定周波数に含まれる複数の周波数のそれぞれのインピーダンスZに基づいて、それらのベクトル成分である実数成分Zrと虚数成分Ziとからナイキスト線図を作成する。
図5に示すように、ナイキスト線図作成部44は、横軸が実数軸、縦軸が虚数軸である複素平面にインピーダンス曲線L21を作成する。なお、インピーダンス曲線L21は、所定のSOCに維持されている平衡状態の電池10に対応するナイキスト線図の一例である。インピーダンス曲線L21は、インピーダンスZの実数成分Zr及び虚数成分Ziの大きさが複素平面にプロットされたものである。このインピーダンス曲線L21は、測定用充放電装置20から電池10に供給される交流電流の測定周波数を変化させて、周波数毎に測定されたインピーダンスZによるものである。
インピーダンス曲線L21中の各点は測定周波数のうちの1つの周波数を示している。測定周波数は、図5において下側が高周波数側であり、上側が低周波数側である。インピーダンス曲線L21は、電池10のSOCや電池温度によって変化する。また、ニッケル水素二次電池、リチウムイオン二次電池といった電池種別によって変化する。さらに同じ電池種別でもセル数や容量等が異なる場合には変化する。
電池10のインピーダンス曲線L21は、電池10の特性に対応する複数の領域に区分される。複数の領域は、測定周波数の高周波数側から低周波数側に向けて、「回路抵抗領域a」、「溶液抵抗領域b」、「反応抵抗領域c」、及び「拡散領域d」に分けられる。
例えば、図5に示すインピーダンス曲線L21によれば、「拡散領域d」に対応する周波数範囲は「0.1Hz」以下であり、「反応抵抗領域c」に対応する周波数範囲は「0.1Hz」より大きく「100Hz」以下である。また、「溶液抵抗領域b」に対応する周波数範囲は「100Hz」及びその近傍、「回路抵抗領域a」に対応する周波数範囲は「100Hz」よりも高い。
また、図1を参照して、ナイキスト線図作成部44は、複素平面に作成した過渡応答インピーダンスのインピーダンス曲線L41,L42等(図9参照)を3次元で表す処理を行う。ナイキスト線図作成部44は、複素平面に時間軸を追加する時間軸追加処理(図10参照)、追加した時間軸をSOCに変換する軸変換処理(図11参照)、及び、特定のSOC(充電電気量)におけるナイキスト線図を推定する推定処理(図12参照)を行う。
図10に示すように、ナイキスト線図作成部44は、時間軸追加処理では、測定時間を示す時間軸を追加することで複素平面を三次元化する。二次元の複数のインピーダンス曲線L41,L42(図9参照)を構成する測定点は、測定時間が過渡応答インピーダンスを測定するとき、併せて取得されている。例えば、測定周波数で過渡応答インピーダンスが9回測定されたとき、グラフには、時間t0~t8から測定が開始されたナイキスト線図L51~L59が表される。なお、ナイキスト線図L50は、測定タイミングが測定結果に影響を及ぼさないため、複素平面で表現すれば充分であるときのインピーダンス曲線の例を示している。
図11に示すように、ナイキスト線図作成部44は、軸変換処理では、時間軸の時間t0~t8に、電池10のSOCの値c0~c8を対応付ける。過渡状態のインピーダンス測定では、充放電される電流量が定まっているため、充放電の開始からの経過時間に対応する電池10のSOCを算出することができる。
図11及び図12に示すように、ナイキスト線図作成部44は、推定処理では、ある特定のSOCであるとき、測定周波数(上限値から下限値までの範囲)で測定される過渡応答インピーダンスを推定する。例えば、図11において、ナイキスト線図L51~L59は、相互に同一の周波数の測定点を線LCで結ぶことで、2つの測定点の間にあるSOCに対するインピーダンスを線LC上に推定させることができる。例えば、測定点を結んだ線LCと各SOCに対応する複素平面に平行な平面との交点が、各SOCに対して推定された過渡応答のインピーダンス曲線L6として推定される。このようにして、特定のSOCの値cxに対応して推定された過渡応答のインピーダンス曲線L71(図12参照)が得られる。すなわち、過渡状態の電池10に対して、測定周波数が繰り返されることで測定された過渡状態インピーダンスから、特定のSOCにおけるインピーダンス曲線L71(ナイキスト線図)が取得される。
パラメータ算出部45は、等価回路GC(図6参照)を電池10に対応する等価回路として設定する。パラメータ算出部45は、等価回路GCに、インピーダンスの測定結果をフィッティングさせることで、等価回路に設定された各種パラメータを算出する。また、パラメータ算出部45は、平衡状態インピーダンスにフィッティングされた等価回路のパラメータと、過渡状態インピーダンスにフィッティングされた等価回路のパラメータとに基づいて過渡状態特有成分を取得する(特有成分算出工程)。等価回路のパラメータは、電池状態を示す一態様である。
図6に示すように、電池10の特性を示す等価回路GCの一例は、インダクタンスL1と、抵抗R1と、抵抗R2及び容量C2の並列回路と、直列接続された抵抗R3及び拡散抵抗Wo1に並列接続された容量C1からなる並列回路とが直列接続された直列回路から構成されている。等価回路GCの各受動素子の値がそれぞれ等価回路GCのパラメータを構成している。
フィッティング解析では、設定された等価回路GCを、インピーダンス曲線(例えば、インピーダンス曲線L21)にフィッティングさせる。このフィッティング解析によって、等価回路GCの周波数応答をインピーダンス曲線に等価にさせるパラメータが等価回路GCの各受動素子に設定される。
また、図14に示すように、パラメータ算出部45は、過渡状態特有成分を取得する。パラメータ算出部45は、特定のSOCを定め、その定めた特定のSOCにおける平衡状態インピーダンスにフィッティングされた等価回路GCのパラメータを算出する。また、パラメータ算出部45は、特定のSOCに対して推定された過渡状態インピーダンスにフィッティングされた等価回路GCのパラメータを算出する。そして、パラメータ算出部45は、平衡状態インピーダンスに対応する等価回路GCのパラメータと、過渡状態インピーダンスに対応する等価回路GCのパラメータとの差に基づいて過渡状態特有成分を取得する。
例えば、パラメータ算出部45は、図14のグラフL83に示すように、平衡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R3の値と、過渡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R3の値との差を過渡状態特有成分ΔR3として算出する。なお、同様に、パラメータ算出部45は、図14のグラフL81に示すように、平衡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R1の値と、過渡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R1の値との差を過渡状態特有成分ΔR1として算出してもよい。また、パラメータ算出部45は、図14のグラフL82に示すように、平衡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R2の値と、過渡状態インピーダンスに対応する等価回路GCの抵抗R2の値との差を過渡状態特有成分ΔR2として算出してもよい。
図1に示すように、判定部48は、過渡状態特有成分ΔR3と電池10の劣化状態を判定する判定閾値とを比較して、過渡状態特有成分ΔR3が判定閾値以上であれば電池10が劣化していると判定し、過渡状態特有成分ΔR3が判定閾値未満であれば電池10が劣化していないと判定する。図15のグラフL91に示すように、電池10は、使用期間が長くなったり、使用回数が増えたりすることで劣化が進行すると、過渡状態特有成分ΔR3(抵抗値)が高くなる傾向にある。つまり、電池10は、過渡状態特有成分ΔR3の大きさが判定閾値未満であれば、使用が適切である使用OK範囲にあり、逆に、過渡状態特有成分ΔR3の大きさが判定閾値以上であれば、使用が不適切である使用NG範囲にあることとなる。このような判定閾値は、経験や実験より定められる。
なお、判定部48は、過渡状態特有成分ΔR2又は過渡状態特有成分ΔR1と、電池10の劣化状態を判定する判定閾値とを比較して、電池10の劣化を判定するようにしてもよい。このとき、図14に示すように、等価回路GCの各抵抗R3,R2,R1に対応する各過渡状態特有成分ΔR3,ΔR2,ΔR1は「ΔR3>ΔR2>ΔR1」の関係にある。よって、過渡状態特有成分ΔR3,ΔR2,ΔR1と比較する電池10の劣化状態を判定する判定閾値も、各抵抗R3,R2,R1のそれぞれに対応する相互に異なる値として設定される。
また、測定装置30は、電池状態の判定結果を電池10の劣化に関する測定結果として外部に出力することができる。
次に、測定装置30において、過渡状態特有成分の測定に基づいて行われる電池状態判定処理の手順を説明する。
電池状態判定処理は、電池状態の判定が必要とされることに応じて、自動的に、又は外部からの指示に応じて開始される。また、電池状態は、電池10が充電されるときであっても、放電されるときであっても同様に測定することができる。以下では、電池10が放電されるときに電池状態を判定する場合について説明し、説明の便宜上、電池10が充電されるときに電池状態を判定する場合についての説明は割愛する。
図2に示すように、測定装置30は、電池状態判定処理が開始されると、平衡状態インピーダンス取得工程(図2のステップS10)と、過渡状態インピーダンス取得工程(図2のステップS11)と、状態判定工程(図2のステップS12)とを行う。
図3に示すように、測定装置30は、図2のステップS10に示す平衡状態インピーダンス取得工程が開始されると、SOC調節部41で、電池10のSOCを取得し、電池10のSOCを、測定用のSOCに調整するSOC調整工程(図3のステップS20)を行う。測定装置30は、電池10のSOCが測定用のSOCに調整されると、平衡状態インピーダンス測定工程(図3のステップS21)で平衡状態インピーダンスの測定を行う。測定装置30は、平衡状態インピーダンスの測定では、特定のSOCに調節された電池10に平衡状態インピーダンス測定用の交流電流を印加させて、応答電圧を取得する。このとき印加される交流電流は、図4(a)のグラフL11に示す交流電流であり、応答電圧は、図4(b)のグラフL12に示す電圧として得られる。なお、交流電流を印加するとき、充放電用の直流電流は印加しない。
図3に示すように、測定装置30は、応答電圧を取得すると、電池10のSOCを再調整するか否かを判定する(図3のステップS22)。測定用SOCは、例えば、40%から60%まで5%毎と設定されており、全ての測定用SOCについて平衡状態インピーダンスが測定されるまでSOCの再調整が必要とされ、全ての測定用SOCについて平衡状態インピーダンスが測定されるとSOCの再調整は不要である。
測定装置30は、SOC再調整が必要であると判定すると(図3のステップS22でYES)、処理をSOC調整工程に戻して、次の測定用SOCに調整された電池10の平衡状態インピーダンスの測定を行う。
測定装置30は、SOC再調整が不要であると判定すると(図3のステップS22でNO)、測定用SOC毎のナイキスト線図の作成をナイキスト線図作成工程(図3のステップS23)で行う。平衡状態インピーダンスから、図5のインピーダンス曲線L21に示すようなナイキスト線図が作成される。また、測定装置30は、作成されたナイキスト線図を解析して、図6に示す等価回路GCにフィッティングさせることで等価回路GCのパラメータを算出するパラメータ算出工程(フィッティング)を行う(図3のステップS24)。そして、測定装置30は、パラメータ算出工程が終了すると、平衡状態インピーダンス取得工程を終了する。
次に、測定装置30は、図2のステップS11に示す過渡状態インピーダンス取得工程が開始する。
まず、図7に示すように、測定装置30は、SOC調節部41で、電池10のSOCを取得し、電池10のSOCを必要に応じて調整するSOC調整工程(図7のステップS30)を行う。測定装置30は、SOC調整工程で電池10のSOCが調整されると、過渡状態インピーダンス測定工程(図7のステップS31)で過渡状態インピーダンスの測定を1サイクル分実行する。ここで、1サイクルは、交流電流の測定周波数が測定周波数の範囲を、始点としての上限値から終点としての下限値まで、始点から終点に向かう一方向に変化することである。過渡状態インピーダンスの測定では、電池10に過渡状態インピーダンス測定用の交流電流を印加して、その応答電圧を取得する。このとき印加される交流電流は、図8(a)のグラフL31に示す交流電流であり、直流電流を所定の電流量で放電しつつ、直流電流よりも小さい大きさの交流電流を重畳させた電流であり、応答電圧は、図8(b)のグラフL32に示す電圧として得られる。詳述すると、グラフL32は、電池10が所定の電流量の直流電流で放電されて電圧降下しつつ、測定用の交流電流に対する応答電圧が重畳した電圧として得られる。
図7に示すように、過渡状態インピーダンス測定工程(図7のステップS31)において、測定周波数の1サイクルが終了すると、次のサイクルを実行するか否かを判定する(図7のステップS32)。サイクルは、電池10が目標のSOCに近づくまで繰り返し実行することができる。
測定装置30は、次のサイクルを実行すると判定したとき(図7のステップS32でYES)、図7のステップS31に処理を移し、過渡状態インピーダンス測定工程(1サイクル)を実行する。
一方、測定装置30は、次のサイクルを実行しないと判定したとき(図7のステップS32でNO)、ナイキスト線図作成部44で、ナイキスト線図の作成処理を行う(図7のステップS33~S36)。
詳述すると、測定装置30は、ナイキスト線図の作成処理では、ナイキスト線図作成工程(二次元)(図7のステップS33)と、時間軸を追加するナイキスト線図作成工程(時間軸追加)(図7のステップS34)と、時間軸をSOC軸に変換するナイキスト線図作成工程(SOC軸変換)(図7のステップS35)とを実行する。また、測定装置30は、平衡状態インピーダンスを測定したSOCのうちから特定のSOCを選択し、選択した特定のSOCに対応するインピーダンス曲線を推定するナイキスト線図作成工程(同一SOC推定)(図7のステップS36)を実行する。
図9に示すように、測定装置30は、ナイキスト線図作成工程(二次元)(図7のステップS33)では、サイクル毎に1つのナイキスト線図を作成する。例えば、図9のインピーダンス曲線L41は、時間t0(図10参照)から開始したサイクルのナイキスト線図であり、インピーダンス曲線L42は、時間t8(図10参照)から開始したサイクルのナイキスト線図である。そして、インピーダンス曲線L41とインピーダンス曲線L42とに挟まれる範囲には、時間t1~t7のそれぞれから開始されたサイクルのナイキスト線図がそれぞれ配置される。
図10に示すように、測定装置30は、ナイキスト線図作成工程(時間軸追加)(図7のステップS34)では、図9で示したナイキスト線図に実数軸及び虚数軸に直交する時間軸を追加してナイキスト線図を三次元で表す。1サイクルにおいては、測定周波数が上限値から下限値まで移動するまで時間を要するため、ナイキスト線図L51~L59は、周波数が低くなるにつれて時間が経過する方向に移動するグラフとなる。図10において上方に曲がる曲線となる。なお、ナイキスト線図L50は、時間経過を考慮しない場合の例である。
図11に示すように、測定装置30は、ナイキスト線図作成工程(SOC軸変換)(図7のステップS35)では、時間軸をSOC軸に換算する。電池10のSOCは、測定開始時である時間t0における電池10のSOCが値c0であり、直流電流の放電量と時間t0からの経過で算出される電気量を減算することで算出される。よって、図11のナイキスト線図の時間軸には、放電電気量で変化するSOCの値(例えば、値c0~c8)を対応付けることができる。このとき、各ナイキスト線図L51~L59の間を補完することで、測定されていないSOCに対応するインピーダンスを推定する。
図12に示すように、測定装置30は、ナイキスト線図作成工程(同一SOC推定)(図7のステップS36)では、SOCを一定としたときの過渡応答インピーダンスに対応するナイキスト線図L6を作成し、これら作成したナイキスト線図L6から、測定対象とする特定のSOCに対応するナイキスト線図L71を選択する。これにより、SOCが変化する過渡状態の電池10から測定された過渡状態インピーダンスから、特定のSOCのナイキスト線図L71が得られるようになる。
そして、図7に示すように、測定装置30は、特定のSOCに対して推定されたナイキスト線図を解析して、等価回路GC(図6参照)にフィッティングさせることで等価回路GCの各パラメータを算出するパラメータ算出工程を行う(図7のステップS37)。測定装置30は、パラメータ算出工程が終了すると、過渡状態インピーダンス取得工程を終了する。
次に、図2に示すように、電池10の電池状態を判定する状態判定工程(図2のステップS12)が開始される。
図13に示すように、測定装置30は、状態判定工程(図2のステップS12)が開始されると、特定のSOCに対応する、平衡状態インピーダンスに基づく等価回路GCのパラメータ選択(図13のステップS40)と、過渡状態インピーダンスに基づく等価回路GCのパラメータ選択(図13のステップS41)とを行う。
次に、測定装置30は、パラメータ算出部45で、過渡状態特有の抵抗成分の算出を行う(図13のステップS42)。つまり、測定装置30は、平衡状態の等価回路GCの抵抗R3の値と、過渡状態の等価回路GCの抵抗R3の値との差である過渡状態特有成分ΔR3を算出する(図14参照)。
続いて、測定装置30は、判定部48で、電池状態の劣化を判定する状態判定処理を行う(図13のステップS43)。状態判定処理では、算出された過渡状態特有成分ΔR3が、電池の劣化指標として設定された判定閾値以上であれば電池が劣化していると判定し、判定閾値未満であれば電池は劣化していないと判定をする。
そして、電池状態判定処理の手順が終了する。
次に、本実施形態の効果について説明する。
(1)電池10が過渡状態であることに起因する電池状態を示す過渡状態特有成分を、過渡状態のインピーダンスと平衡状態のインピーダンスとに基づいて算出することができる。これにより、インピーダンス測定に基づいて過渡状態における電池状態を測定することができる。
(2)直流電流を矩形波とすることで電池の充電電気量の変化を算出するのが容易である。
(3)電池状態を、過渡状態特有成分と電池10の劣化を測定することができる判定閾値とを比較することで判定することができる。
(4)測定周波数が始点(上限値)から終点(下限値)の方向に変化するので連続的な周波数特性を把握しやすい。また、測定周波数としても生成しやすく、測定しやすい。また、測定周波数を電池10が過渡状態にある応答期間よりも短くなる間隔、例えば10秒で繰り返して過渡状態のインピーダンスを測定することができる。
(5)上限値を10kHz以下、下限値を1Hz以上とすることで、電池10が過渡状態であるうちに、同じ周波数のインピーダンスを複数回測定することができるようになる。これにより、電池10が過渡状態であるときの過渡状態のインピーダンスを電池10の充電電気量の変化毎に測定することができるようになる。
(6)交流電流の振幅の大きさを、例えば2倍や10倍、又は25倍以上とすれば、直流電流で電池を過渡状態とさせることができるとともに、電池の過渡状態に影響の無い交流電流で過渡状態のインピーダンスを測定することができる。
(7)過渡状態特有成分が過渡状態の等価回路GCの抵抗成分と平衡状態の等価回路GCの抵抗成分とのうちの相互に対応する抵抗成分同士(例えば、抵抗R3の値)の差(過渡状態特有成分ΔR3)として算出される。これにより、平衡状態に起因する要因を低減し、過渡状態における電池状態を抽出して測定することができるようになる。
(8)電池10のSOCが特定のSOCであるときの過渡状態の等価回路GCの抵抗成分と平衡状態の等価回路GCの抵抗成分とを対象とするので対応する抵抗成分同士の差を好適に算出することができる。
(9)充電又は放電によって電池10のSOCが変化するなかで測定される過渡状態のインピーダンスから、特定のSOCでは測定できていない周波数における過渡状態のインピーダンスを推定することができる。よって、フィッティングにより得られる等価回路GCの抵抗成分の精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・電池の入出力性能の良否を、過渡状態特有の抵抗成分に基づいて判定してもよい。一般に、図16のグラフL101に示すように、製品電池の入出力性能は、過渡状態特有の抵抗成分が低くなると「高く」なり、過渡状態特有の抵抗成分が高くなると「低く」なる。また、電池の入出力性能は、良好であるときの「OK領域」と、不良であるときの「NG領域」との間に閾値を設定することができる。このとき、電池の入出力性能は、過渡状態特有の抵抗成分が電池の入出力性能が良好となる低い値である場合、適切であると判定され、過渡状態特有の抵抗成分が電池の入出力性能が不良となる高い値である場合、不適切であると判定される。これにより、過渡状態特有成分に基づいて、製品電池の入出力性能を判定することができるようになる。
・上記実施形態では、平衡状態インピーダンスを測定してから、過渡状態インピーダンスを測定する場合について例示したが、これに限らず、過渡状態インピーダンスを測定してから平衡状態インピーダンスを測定してもよいし、過渡状態インピーダンスと平衡状態インピーダンスとを交互に測定してもよい。
・上記実施形態において、電池10は組電池であっても、単電池であってもよい。
・上記実施形態では、電池10がリチウムイオン二次電池である場合について例示したが、これに限らず、電池は、ニッケル水素二次電池やニッケルカドミウム二次電池等のアルカリ二次電池であってもよい。また、電池は、一次電池であってもよい。
・上記実施形態では、測定用充放電装置20は、測定装置30から入力される電流値や周波数範囲に応じた交流電流を出力する場合について例示した。しかしこれに限らず、測定装置からの指示によらず、測定用充放電装置は、所定の交流電流を所定の周波数範囲で変化させて出力してもよい。
・上記実施形態では、測定用充放電装置20は、交流電流部20Bと、直流電流部20Aとを含んで構成されている場合について例示したが、これらの装置は別々に設けられていてもよい。
・上記実施形態では、図6に示される構成を有する等価回路GCが設定される場合について例示した。しかしこれに限らず、等価回路は、インピーダンスに基づいて電池を模式化することができる構成を有するものであればよい。
・上記実施形態では、電池10が車両に搭載される場合について例示した。この車両としては、電気自動車やハイブリッド自動車の他、バッテリーを搭載するガソリン自動車やディーゼル自動車なども含まれる。また、電池は、電源として必要とされるのであれば、自動車以外の移動体や、固定設置される電源として用いられてもよいし、モータ以外の電源として用いられてもよい。
10…電池、20…測定用充放電装置、20A…直流電流部、20B…交流電流部、21…電圧測定器、22…電流測定器、30…測定装置、40…処理部、41…SOC調節部、42…平衡状態インピーダンス測定部、43…過渡状態インピーダンス測定部、44…ナイキスト線図作成部、45…パラメータ算出部、48…判定部、50…記憶部、51…パラメータ、52…判定用データ、C1,C2…容量、GC…等価回路、L1…インダクタンス、R1,R2,R3…抵抗、Wo1…拡散抵抗。

Claims (10)

  1. 電池の状態を測定する電池状態測定方法であって、
    前記電池の充電電気量を直流電流の充電又は放電により変化させながら、上限値と下限値とで区画される所定の周波数範囲を変化する測定周波数を有する交流電流を前記電池に印加することで変化する前記測定周波数に対応する過渡状態のインピーダンスを取得する過渡状態インピーダンス取得工程と、
    前記電池の充電電気量を維持しながら、前記測定周波数を有する前記交流電流を前記電池に印加することで前記測定周波数に対応する平衡状態のインピーダンスを取得する平衡状態インピーダンス取得工程と、
    前記過渡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態と、前記平衡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態とに基づいて過渡状態特有成分を算出する特有成分算出工程とを備える
    電池状態測定方法。
  2. 前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記直流電流を矩形波とする
    請求項1に記載の電池状態測定方法。
  3. 前記過渡状態特有成分と前記電池の劣化を判定することのできる値である判定閾値とを比較して前記電池の電池状態を判定する判定工程を備える
    請求項1又2に記載の電池状態測定方法。
  4. 前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記所定の周波数範囲を区画する下限値と上限値とのいずれか一方の値を始点、他方の値を終点としたとき、前記測定周波数を前記始点から前記終点の方向に変化させるとともに、前記終点の値に到達したことに応じて前記始点の値に戻すものであり、前記始点から前記終点までを10秒以下の時間で変化させるとともに、前記終点から前記始点までを10秒以下の時間で戻す
    請求項1~3のいずれか一項に記載の電池状態測定方法。
  5. 前記過渡状態インピーダンス取得工程では、前記上限値が10kHz以下、及び前記下限値が1Hz以上であり、前記測定周波数を前記上限値から前記下限値への方向に変化させる
    請求項4に記載の電池状態測定方法。
  6. 前記直流電流の大きさは、前記交流電流の振幅の大きさの25倍以上である
    請求項1~5のいずれか一項に記載の電池状態測定方法。
  7. 前記特有成分算出工程では、前記過渡状態のインピーダンスを等価回路にフィッティングさせて、前記過渡状態の前記電池に対応する前記過渡状態の前記等価回路を得るとともに、前記平衡状態のインピーダンスを等価回路にフィッティングさせて、前記平衡状態の前記電池に対応する前記平衡状態の前記等価回路を得るとともに、前記過渡状態の前記等価回路の抵抗成分と前記平衡状態の前記等価回路の抵抗成分とのうちの相互に対応する抵抗成分同士の差を前記過渡状態特有成分として算出する
    請求項1~6のいずれか一項に記載の電池状態測定方法。
  8. 前記過渡状態の等価回路を、前記直流電流の充電又は放電により前記電池の充電電気量が変化する範囲内で選択した特定の充電電気量における等価回路とし、
    前記平衡状態の等価回路を、前記電池の充電電気量が前記特定の充電電気量であるときの等価回路とする
    請求項7に記載の電池状態測定方法。
  9. 前記特有成分算出工程では、前記測定周波数に含まれる各周波数と、前記各周波数にそれぞれ対応付けられた前記電池の充電電気量とに基づいて、前記電池の充電電気量が前記特定の充電電気量であるときの前記所定の周波数範囲に対する前記過渡状態のインピーダンスを推定し、前記推定した過渡状態のインピーダンスを前記等価回路にフィッティングさせて前記過渡状態の等価回路を得る
    請求項8に記載の電池状態測定方法。
  10. 電池の状態を測定する電池状態測定装置であって、
    前記電池の充電電気量を直流電流の充電又は放電により変化させながら、上限値と下限値とで区画される所定の周波数範囲を変化する測定周波数を有する交流電流を前記電池に印加することで変化する前記測定周波数に対応する過渡状態のインピーダンスを取得する過渡状態インピーダンス取得部と、
    前記電池の充電電気量を維持しながら、前記測定周波数を有する前記交流電流を前記電池に印加することで前記測定周波数に対応する平衡状態のインピーダンスを取得する平衡状態インピーダンス取得部と、
    前記過渡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態と、前記平衡状態のインピーダンスに基づいて算出される電池状態とに基づいて過渡状態特有成分を算出する特有成分算出部とを備える
    電池状態測定装置。
JP2018169690A 2018-09-11 2018-09-11 電池状態測定方法及び電池状態測定装置 Active JP7058201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169690A JP7058201B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 電池状態測定方法及び電池状態測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018169690A JP7058201B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 電池状態測定方法及び電池状態測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020041917A JP2020041917A (ja) 2020-03-19
JP7058201B2 true JP7058201B2 (ja) 2022-04-21

Family

ID=69798062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018169690A Active JP7058201B2 (ja) 2018-09-11 2018-09-11 電池状態測定方法及び電池状態測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7058201B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7262501B2 (ja) 2021-03-18 2023-04-21 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 電池の状態算出装置および状態算出方法
JP7482921B2 (ja) * 2022-03-14 2024-05-14 本田技研工業株式会社 バッテリ特性推定装置、バッテリ特性推定方法及びプログラム
KR20240011935A (ko) * 2022-07-19 2024-01-29 현대자동차주식회사 이차전지의 절연 평가장치
CN116487744B (zh) * 2023-06-14 2023-08-29 苏州精控能源科技有限公司 分布式储能电池的温度管理方法、装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351696A (ja) 2000-06-02 2001-12-21 Hitachi Ltd 二次電池の充放電装置
JP2006162283A (ja) 2004-12-02 2006-06-22 Mitsubishi Chemicals Corp 周波数特性評価方法、周波数特性評価装置及び周波数特性評価プログラム並びに保護装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1132442A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 蓄電池残容量推定方法及び蓄電池残容量推定システム
JP6337233B2 (ja) * 2014-08-28 2018-06-06 学校法人東京理科大学 電池の評価方法及び電池特性評価装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001351696A (ja) 2000-06-02 2001-12-21 Hitachi Ltd 二次電池の充放電装置
JP2006162283A (ja) 2004-12-02 2006-06-22 Mitsubishi Chemicals Corp 周波数特性評価方法、周波数特性評価装置及び周波数特性評価プログラム並びに保護装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020041917A (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7025287B2 (ja) 電池状態推定装置及び電池状態推定方法
KR102708340B1 (ko) 배터리 시뮬레이션
US10976372B2 (en) Battery state estimation device and battery state estimation method
JP7058201B2 (ja) 電池状態測定方法及び電池状態測定装置
KR101866073B1 (ko) 배터리 soh 추정 방법
Xu et al. A new method to estimate the state of charge of lithium-ion batteries based on the battery impedance model
KR101846690B1 (ko) Wls 기반 soh 추정 시스템 및 방법
CN104142477B (zh) 固态浓度模型结合经验等效电路模型的蓄电池状态估计器
KR101160545B1 (ko) 이차전지 건강상태 진단장치
CN103688181B (zh) 用于估计电池组的电量状态的方法
JP5850492B2 (ja) 電池システムおよび電池の評価方法
JP6672112B2 (ja) 電池容量測定装置及び電池容量測定方法
US12265131B2 (en) Characterisation of lithium plating in rechargeable batteries
JP6382663B2 (ja) 電池状態判定方法及び電池状態判定装置
Koseoglou et al. A lithium-ion battery equivalent circuit model based on a hybrid parametrization approach
JP6382662B2 (ja) 電池温度推定方法及び電池温度推定装置
WO2007080802A1 (ja) バッテリ放電能力判定方法、バッテリ放電能力判定装置、及び電源システム
WO2022024235A1 (ja) 電池管理装置、電池管理方法
CN104597402A (zh) 车辆高压蓄电池的劣化判定装置及方法
JP6893164B2 (ja) 電池状態測定装置及び電池状態測定方法
CN104577242A (zh) 一种电池组管理系统和方法
JP2019160775A (ja) 電極板検査装置及び電極板検査方法
Tanaka et al. Accurate and versatile simulation of transient voltage profile of lithium-ion secondary battery employing internal equivalent electric circuit
WO2023027049A1 (ja) 補正方法、コンピュータプログラム、補正装置及び蓄電デバイス
JP2021048016A (ja) 電池状態推定方法および電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7058201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250