JP7072207B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、プラズマの発生しやすい電極ユニット等を提供することを目的とする。
本発明に係るプラズマ処理装置は、誘電体の容器の内外に配された一対の電極ユニット間のグロー放電により発生するプラズマにより物質を処理するプラズマ処理装置において、前記容器の内部に配された電極ユニットは上記の電極ユニットである。
実施形態の一態様に係る電極ユニットは、誘電体の容器内に配され、当該容器外に配された外側電極との間のグロー放電によりプラズマを発生させるための電極ユニットにおいて、前記容器の内周面との間で沿面放電可能に配されたメッシュ構造の電極本体を有する。
実施形態の別態様に係る電極ユニットにおいて、前記メッシュ構造は、複数本の金属線が2方向に間隔をおいて配された織り構造である。これにより効率よく面内放電が行われる。
実施形態の別態様に係る電極ユニットにおいて、前記金属線の線径は1mm以下であり、隣接する前記金属線間の隙間は6mm以下である。これにより効率よく面内放電が行われる。
実施形態の別態様に係る電極ユニットにおいて、前記メッシュ構造の電極本体は、前記容器の内面に接触する状態で、当該容器内に配されている。これにより効率よく面内放電が行われる。
実施形態の一態様に係るプラズマ処理装置は、誘電体の容器の内外に配された一対の電極ユニット間のグロー放電により発生するプラズマにより物質を処理するプラズマ処理装置において、前記容器の内部に配された電極ユニットは上記記載の電極ユニットである。これにより効率よく面内放電が行われる。
1.プラズマ処理装置
実施形態の一態様に係るプラズマ処理装置1について図1~図3を用いて説明する。
プラズマ処理装置1は、図3に示すように、容器2と、容器2の内部に配された内側電極ユニット3と、容器2の外側に配された外側電極ユニット4とを含む処理ユニット5を備える。
プラズマ処理装置1は、例えば容器2の内部に配された(供給された)物質の表面改善のためのプラズマを発生する。プラズマは、内側電極ユニット3に高電圧を印加して、内側電極ユニット3と外側電極ユニット4との間で発生するグロー放電を利用している。
内側電極ユニット3は本発明に係る電極ユニットの一態様に相当する。なお、外側電極ユニット4の電極はアース電極であるため、外側電極ユニット4は外側アース電極ユニットとし、符号はそのまま「4」を使用する。
本実施形態のプラズマ処理装置1は、図1に示すように、処理ユニット5に電力を供給するための電気接続ユニット7を備える。電気接続ユニット7は、図外の高圧電源と内側電極ユニット3とを接続する高圧側接続ユニット7Aと、外側アース電極ユニット4とグランド(アース)とを接続するためのアース側接続ユニット7Bとを有する。
プラズマ処理装置1は、図1及び図2に示すように、処理ユニット5を回転支持する支持ユニット8を備える。
(1)処理ユニット
主に図3を用いて説明する。
(1-1)容器
容器2は絶縁性材料により構成されている。
容器2は中心軸方向の両端が塞がれた筒状をしている。ここでは、容器2が支持ユニット8により回転自在に支持されるため、容器2の横断面形状は円環形状をしている。容器2は、中心軸方向の一端に開口を有する容器本体21と、容器本体21の一端の開口を塞ぐ蓋体23とを有する。
円筒部231は、容器本体21の外周面に沿って配された外側アース電極ユニット4の一端部に外嵌する。円筒部231はねじ部を内周面に有する。ねじ部は、雌ねじ231aであり、外側アース電極ユニット4のねじ部(雄ねじ)43aに螺合する。これにより、蓋体23が容器本体21に着脱自在に装着される。なお、蓋体23と容器本体21との間にはリング状のパッキン25が配される。
蓋部233は、ガス注入ユニット6の2重管63を容器2内に挿入するための貫通孔233aと、ガス注入ユニット6を蓋体23に固定するためのねじ穴233bとを有する。貫通孔233aは蓋部233の中央に存在する。ねじ穴233bは、貫通孔233aの周りであって周方向に間隔(ここでは等間隔)をおいて複数個存在する。ここでは、ねじ穴233bは4個ある。
蓋部233は、内側電極ユニット3を蓋部233に固定するための貫通孔233cとねじ穴233dとを有している。貫通孔233cは1個、ねじ穴233dは3個あり、図4に示すように、周方向に間隔(ここでは等間隔)をおいて存在する。なお、ねじ穴233dは、図3に示すように、容器2の内部側から中心軸方向に沿って設けられている。
図5を用いて説明する。
内側電極ユニット3は、メッシュ構造の電極本体31と、導電リング33と、導電片35とを備える。
(2-1)電極本体
電極本体31は導電材料から構成されている。メッシュ構造として、例えば織り構造を採用できる。織り構造は、複数本の金属線が2方向に間隔をおいて配された織金網により構成されている。ここでの織り構造は平織り織タイプである。金属線として、例えば、ステンレス、鉄、アルミニウム等を利用できる。
電極本体31は、図3に示すように、容器2の内周面、より具体的には、容器本体21の円筒部211の内周面に沿って配されている。電極本体31は円筒部211の内周面に接触するように配されている。
電極本体31における中心軸方向の一端部及び他端部は、周方向に延伸する金属製の帯部32に接続されている。
導電リング33は、容器2の蓋体23における内面(容器2の内側である)に取り付けられ、導電性材料により構成されている。導電リング33は、換言すると、高圧電源と電極本体31とを接続するためのものであり、高電圧導入部である。
導電リング33は円環状をする金属板により構成されている。なお、金属板としてSUSが利用されている。導電リング33は蓋体23への固定部を有している。固定部は、周方向に間隔(ここでは等間隔である)をおいて複数個(ここでは4個)存在する。4個のうち、1個はねじ孔33aであり、3個は貫通孔33bである。ねじ孔33aには、蓋体23の外面に導電板37を固定するねじ38が螺合する。貫通孔33bには蓋体23の内面側からねじ39が挿入される。
導電片35は導電リング33から電極本体31側に延伸するように設けられている。導電片35は、蓋体23が容器本体21に装着されると、電極本体31の帯部32に接触する。導電片35は、導電リング33に固定(溶接)された固定部351と、固定部351の径方向の端部から延伸する延伸部353とを有する。延伸部353は径方向に弾性変形可能に構成されている。ここでの延伸部353は逆「V」字状をしている。
蓋体23が容器本体21に取り付けられていない状態では、導電片35の径方向の先端部は容器本体21の円筒部211の内周面よりも外側にあり、蓋体23が容器本体21に取り付けられる際に延伸部353が径方向の内側に弾性変形する。
図3を用いて説明する。
外側アース電極ユニット4は、アルミニウム、ステンレス、鉄等の金属材料により構成されている。ここでは、アルミニウムにより構成されている。外側アース電極ユニット4は、容器2の円筒部211の外周に配された筒部41を有する。筒部41は中心軸方向の両端間にわたって円筒部211を被覆する。
外側アース電極ユニット4は、中心軸方向の一端外周が厚肉部43となっており、厚肉部43の外周が雄ねじ43aになっている。この雄ねじ43aは蓋体23の雌ねじ231aと螺合する。
外側アース電極ユニット4は、中心軸方向の他端から中心軸に向かって張り出す内鍔部45を有する。内鍔部45は容器2(容器本体21)の底部213の外周部分に当接している。
外側アース電極ユニット4は、中心軸方向の他端から中心軸と反対側に張り出す外鍔部47を有する。外鍔部47は、図2に示すように、支持ユニット8のローラ部87,89の溝87a,89aに挿入される。これにより、容器2を支持ユニット8上で回転させた際に、中心軸方向に容器2がずれるのを防止できる。
主に、図2及び図5を用いて説明する。
ガス注入ユニット6はガス供給源から供給されたガスを容器2内に導入する導入機能を有する。ガス注入ユニット6は、容器2内に導入された後に内部を循環したガスを導出する導出機能を有する。ガス注入ユニット6は、図2に示す継手69を介してガス供給源に接続される。
ここでは、継手69として、例えばハーフユニオンを利用し、供給源に接続されるチューブの図示は省略している。なお、継手69は、チューブに接続されるチューブ接続部691と、ガス注入ユニット6に接続されるユニット接続部693とを回転自在に備える。
ガス注入ユニット6は、継手69に接続され且つ容器2に取り付けられる本体61と、図5に示すように容器2内へのガスの注入路631と容器2からのガスの排出路633とを有する2重管63とを備える。ここでガス注入ユニット6は、2重管63の中心軸方向の他端部を支持する支持体65を備える。ガス注入ユニット6は、2重管63から容器2内に注入されるガスに含まれる不要物を除去するためのフィルタ67を備える。
本体61は、継手69と接続する接続部610と、継手69の内部と注入路631とを接続する導入孔611と、本体61の外部と排出路633とを接続する排出孔612と、容器2に固定される固定部613とを有する。
本体61は円柱部614と円板部615とを有する。
円柱部614は、中心軸方向の一端から他端に向かうねじ穴を有している。このねじ穴は接続部610を構成する。このねじ穴の符号も「610」とする。
本体61は円柱部614及び円板部615の中心軸に貫通孔を有する。この貫通孔は導入孔611を構成する。この貫通孔の符号も「611」とする。
円柱部614及び円板部615は円柱部614の周面と円板部615の他端側の面とを繋ぐ貫通孔を有する。この貫通孔は排出孔612を構成する。この貫通孔の符号も「612」とする。
円板部615は、中心軸の一端側から見たときに、図4に示すように、円柱部614の外側部分に貫通孔615aを有している。貫通孔615aは、周方向に間隔(等間隔)をおいて複数個(ここでは4個である)ある。円板部615における貫通孔615aと貫通孔615aの周辺部分が固定部613を構成する。
図5に示すように、円板部615の貫通孔615aにはねじ619が挿通し、当該ねじ619が容器2の蓋体23のねじ穴233bに螺合する。これにより、本体61が容器2の蓋体23に装着される。なお、本体61と容器2との間には円環板状のパッキン62が配されている。
2重管63は細管635と太管637とを備える。細管635の管軸と太管637の管軸とが設計上一致するように、太管637内に細管635が配される。
細管635の内部の空間は注入路631を構成している。細管635における中心軸方向の一端は本体61の円板部615に接続されている。細管635の一端部は貫通孔611の他端側の段差616に挿入されている。挿入状態では、本体61の貫通孔611の周面と細管635の内周面とは面一状となっている。
太管637と細管635との間の空間は排出路633を構成している。太管637は中心軸方向に沿って複数個の貫通孔637aを有している。太管637における中心軸方向の一端は本体61の円板部615の他面に取り付けられている。この際、本体61の円板部615の貫通孔612が太管637の内径内に位置するように太管637が円板部615に接続されている。ここでは、接続に溶接等が利用されている。
支持体65は、細管635と接続する細管接続部651と、太管637と接続する太管接続部653とを有する。支持体65は、段付き筒状をし、中心軸に貫通孔を有している。この貫通孔に細管635が挿入され接続される。この貫通孔は細管接続部651を構成する。この貫通孔の符号も「651」とする。
支持体65は、中心軸方向の一端部が他端部よりも拡径して(太くなって)おり、大径部657と小径部659とを有し、大径部657と小径部659との間に段差が形成されている。
大径部657の一端部には、一端側が細い(径の小さな)段差があり、この段差に太管637が外嵌する。大径部657の段差が太管接続部653を構成する。この段差の符号も「653」とする。
太管637が外嵌する状態では、太管の637の中心軸方向の他端は塞がれる。排出ガスは、太管637の貫通孔637a、太管637と細管635との間(排出路633)、本体61の貫通孔612を通って容器2の外部へと排出される。なお、注入ガスとして圧縮ガスを利用することで、排出ガスに真空引き等を要しない。
図1及び図2を用いて説明する。
電気接続ユニット7は、上述したように、高電位の内側電極ユニット3側に接続される高圧側接続ユニット7Aと、外側アース電極ユニット4に接続されるアース側接続ユニット7Bとを備える。
内側電極ユニット3は、上述した通り、金属製のねじ38を介して容器2の外部の導電板37に接続されている。導電板37はガス注入ユニット6の金属製の本体61に接続されている。
高圧側接続ユニット7Aは、本体61の外周面に接触(接続)する導電性材料からなる高圧側接続部71と、ベース9に取付けられ且つ高圧側接続部71を支持する高圧側支持部72と、一端が図外の高圧電源に接続され且つ他端が高圧側接続部71に接続される電源ケーブル73とを備える。
アース側接続ユニット7Bは、外側アース電極ユニット4の筒部41に接触するアース側接続部75と、ベース9に取付けられ且つアース側接続部75を支持するアース側支持部76とを備える。なお、アース側支持部76は、ベース9から立設する立設板761と、立設板761に対して揺動自在に取付けられた揺動板763とを有し、揺動板763にアース側接続部75が設けられている。
主に図1及び図2を用いて説明する。
支持ユニット8は、1対の回転軸81,82と、回転軸81,82に設けられたローラ83,84とを備え、一方の回転軸81がベース9に設けられた駆動モータ85により駆動される。
一対の回転軸81,82は、容器2の中心軸と平行な状態で、図1に示すように容器2の中心軸と直交する方向に間隔をおいて設けられている。
ローラ83は、回転軸81に設けられ、軸方向に間隔をおいた2個のローラ部86,87から構成される。
ローラ84は、回転軸82に設けられ、軸方向に間隔をおいた2個のローラ部88,89から構成される。
4つのローラ部86,87,88,89は、容器2の外周に配された外側アース電極ユニット4と当接する。これにより、回転軸81の回転により、処理ユニット5が回転する。なお、ローラ部87は便宜上図面には現れていない。
各ローラ83,84における中心軸方向の他端側に配されたローラ部87,89は、容器2の外鍔部47が嵌る溝87a,89aを全周に亘って有している。これにより、処理ユニット5を回転させても、容器2の中心軸方向の移動を抑制できる。
実施形態のプラズマ処理装置1では、内側電極ユニット3の電極本体31をメッシュ構造とし、当該電極本体31を誘電体である容器2の円筒部211の内周面に接触するように設けている。これにより、電極本体31と円筒部211との間で沿面放電(グロー放電)が生じ、プラズマを生じやすくできる。
電極本体31として、線径が0.6[mm]のSUS材の金属線を用いて、網目(隣接する金属線の間隔(金属線は含まない)である)が3.6[mm]の平織りの織金網を利用した場合、容器2内の雰囲気を窒素ガスだけにしてもプラズマが生じることを確認している。
なお、内側電極を容器の円筒部から離した場合、容器内の雰囲気を窒素ガスだけにすると、グロー放電が生じにくく、ヘリウムガスを注入することでプラズマが発生することを確認している。
(1)メッシュ構造
電極本体は、容器2の円筒部211との間で沿面放電が生じればよく、織金網の他、例えばパンチングメタルを利用することもできる。つまり、電極本体は、円筒部と接触又は近接して配され、円筒部の厚み方向に貫通する孔を有し、孔の周縁と円筒部との間で沿面放電が生じるような構成であればよい。この場合、電極本体の孔の形状は、円形状、楕円形状、長円形状、正方形状(角が丸くなった形状を含む)、長方形状(角が丸くなった形状を含む)、三角形状等の多角形状(角が丸くなった形状を含む)等ある。
(2)織り構造
内側電極ユニット3の電極本体31は平織りタイプの織金網であったが、電極本体は他の織り構造の織金網であってもよい。他の織り構造としては、綾織り、平畳織り、トンキャップ織、プラットトップ織り等がある。
電極本体は織金網以外の金網構造であってもよい。他の金網構造としては、亀甲金網、クリンプ金網、菱形金網等がある。
また、2種類の金属線(例えば、横糸、縦糸である)を用いた織り構造において、2種類の金属線の材料、直径、横断面形状等が同じであってよいし、異なってもよい。例えば、一方の金属線を導電路としての機能を重視させ、他方の金属線を電極としての機能を重視させてもよい。
実施形態での試験では金属線の横断面形状は円形状をしているが、金属線は他の横断面形状であってもよい。他の横断面形状としては、正方形、長方形、長円、楕円等がある。
実施形態では網金網を利用したが、導電性材料によりメッシュ構造を構成してもよく、例えば銀ペースト等の導電ペーストや導電性樹脂等を容器本体に塗布して構成してもよいし、金属箔を容器本体に貼り付けてもよい。
(4)配置
電極本体31は円筒部211と設計上接触する状態で円筒部211の内周面に沿って配されている。しかしながら、電極本体は、容器において外側アース電極と対向する部分の内面であって当該内面との間で沿面放電が生じればよく、沿面放電可能な範囲内であれば容器の内面と接触していなくてもよい。
沿面放電可能な範囲は、容器内のガス雰囲気(ヘリウムガスの注入量等)や、印加電圧の大きさ、電極本体の材質、メッシュの構造、等によって変動し、一義的に定義できない。
(5)具体的仕様
実施形態での試験では、線径(直径)が0.6[mm]、網目が3.0[mm]の平織構造を採用している。容器内面側の沿面放電の広がりを考慮すると、線径は細いほどよく、2[mm]以下の範囲が好ましく、1[mm]以下の範囲がより好ましい。下限は、メッシュ構造にできる線径である。網目は、容器内面側での沿面放電の拡がりを考慮すると、2.0[mm]以上、6[mm]以下の範囲内がよい。
また、実施形態や変形例に記載していていない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
(1)実施形態における内側電極ユニット3は、導電リング33と電極本体31との接続に薄肉の金属板により構成された弾性変形可能な導電片35により行っている。しかしながら、導電リング33と電極本体31とを接続できればよく、例えば導電片35が電極本体側にあってもよいし、他の構造で接続してもよい。
(2)実施形態における内側電極ユニット3の電極本体31は容器2の容器本体21(円筒部211)に設けられているが、電極本体31と容器2との接触(沿面放電)が確保されれば、電極本体を蓋体側に設けてもよい。
(3)実施形態における内側電極ユニット3の導電片35は、周方向に間隔をおいて4か所に設けられているが、電極本体31に均一に電力を供給できれば、3か所でもよいし、5か所以上でもよい。
(4)実施形態における内側電極ユニット3の電極本体31は全体形状として筒状(円筒状)をしているが、1個の電極本体の形状をメッシュ構造の板状にし、複数個の電極本体を周方向に間隔をおいて配するようにしてもよい。
また、電極本体31は全体形状として筒状(円筒状)をしているが、1個の電極本体の形状をメッシュ構造のリング状(中心軸方向の長さが短い)にし、複数個の電極本体を中心軸方向に間隔をおいて配するようにしてもよい。
(5)実施形態の電極本体31は中心軸方向の両端で板状の帯部32に接続されているが、帯部にかえて、横断面形状が円形状のリング部としてもよい。
(7)実施形態における外側アース電極ユニット4は金属製の筒部41を備えているが、グロー放電を利用したプラズマを発生できれば、例えば棒状の電極を利用してもよい。
(8)実施形態のガス注入ユニット6は、2重管63を利用し、細管635内を注入路631とし、細管635と太管637との間を排出路633としているが、容器2の内部にガスを注入し・排出できればよく、例えば、細管内を排出路となるようにしてもよい。
(9)実施形態における容器2の容器本体21に内側電極ユニット3の電極本体31が配されているが、有底筒状の容器本体の底部に内側電極ユニットやガス注入ユニットを設け、蓋にはこれらのユニットを設けないようにしてもよい。
(10)実施形態の容器2は、円筒状(中空円柱状)をしているが、横断面が、三角形等の多角形状、長円形、楕円形等の環状でもよい。回転させる場合は、中心軸方向の両側から支持・回転することで実施できる。
(11)実施形態では、内側電極ユニット3と高圧電源とを接続していたが、内側電極ユニットと外側電極ユニットに交流電源を接続するようにしてもよい。
(12)電気接続ユニット7、ガス注入ユニット6、支持ユニット8等は、各ユニットの機能を達成できる構造であればよく、実施形態で説明したユニットの構造でなくてもよい。
2 容器
3 内側電極ユニット
4 外側アース電極ユニット(外側電極ユニット)
31 電極本体
Claims (5)
- 誘電体の容器の内外に配された一対の電極ユニット間のグロー放電により発生するプラズマにより物質を処理するプラズマ処理装置において、
前記容器は、前記物質が内部に配される容器であって両端が塞がれた筒状をし、
前記容器の内部に配された電極ユニットは、前記容器の内周面との間で沿面放電可能に配されたメッシュ構造の電極本体を有する
プラズマ処理装置。 - 誘電体の容器の内外に配された一対の電極ユニット間のグロー放電により発生するプラズマにより物質を処理するプラズマ処理装置において、
前記容器は、前記物質が内部に配される容器であって中心軸周りに回転可能に支持され、
前記容器の内部に配された電極ユニットは、前記容器の内周面との間で沿面放電可能に配されたメッシュ構造の電極本体を有する
プラズマ処理装置。 - 前記容器は、中心軸方向の一端に開口を有する有底筒状の容器本体と、前記容器本体の前記開口を塞ぐ蓋体とを有し、前記蓋体が前記容器本体に着脱自在に装着される
請求項1に記載のプラズマ処理装置。 - 前記メッシュ構造の電極本体は、前記容器の内周面に接触する状態で、当該容器内に配され、
前記容器は、前記処理中、前記物質が前記容器の内周面に沿って攪拌するように回転される
請求項2に記載のプラズマ処理装置。 - 前記容器内に試料ガスを注入するガス注入ユニットと、
前記容器の外側に配された電極ユニットに接続される接続ユニットと、
前記容器の内部に配される電極ユニットに接続される接続ユニットと
を備える
請求項1~4の何れか1項に記載のプラズマ処理装置。
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