JP7109313B2 - スクイズボトル - Google Patents
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Description
そして、内容器内の内容物の残量が少なくなったときには、陥没凹部が、底部における長軸方向の全長にわたって形成されていることから、陥没凹部を折れ線部として、少なくとも胴部の下部から底部にわたる部分を、短軸の延びる短軸方向に折り畳むことが可能になり、内容器内の残り少ない内容物を吐出しやすくすることができる。
すなわち、前記拡開角度が100°以下になると、スクイズボトルを製造することが困難になり、また、前記拡開角度が140°より大きくなると、陥没凹部を折れ線部として、底部などを前述のように折り畳むことが困難になる。
すなわち、前記開口幅が12mm未満になると、陥没凹部を折れ線部として、底部などを前述のように折り畳むことが困難になり、前記開口幅が18mmより広くなると、接地安定性が阻害されるおそれがある。
なお、前記断面視において、底部における陥没凹部の開口幅が、胴部の短軸方向の大きさの0.35倍以上0.54倍以下となっているのが好ましい。
前記底部は、前記陥没凹部の開口周縁部と前記接地部の内周縁部とを前記短軸方向に接続する導入凹部を備え、前記導入凹部は、前記短軸方向の外側から内側に向かうに従い漸次、上方に向けて延びるとともに、前記陥没凹部に、下方に向けて突の曲面部を介して接続されてもよい。
スクイズボトル1は、図1および図2に示されるように、外容器11の内面に内容器12が剥離可能に積層された積層剥離型容器(デラミボトル)とされている。スクイズボトル1は、例えば、押出成形などによって二重(内外)に組み合わされた積層パリソンを形成し、この積層パリソンをブロー成形することで有底筒状に形成されている(押出ブロー成形)。
なお、内容器12の内部に収容される内容物は、低粘度のものであってもよい。
以下、この共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸Oに沿うスクイズボトル1の口部13側を上側、スクイズボトル1の底部14側を下側という。また、ボトル軸O方向から見て、ボトル軸Oに交差する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
以下の説明において、特に断りのない限り、内容器12および外容器11の双方が同様の形態となっているものとする。
内容器12の口部12aの上端部は、全周にわたって、径方向の外側に向けて折り返され、この折り返し部分が外容器11の口部11aの上端開口縁に配置されている。
なお、吸気孔17の形成位置は、外容器11の口部11aに限定されるものではなく、例えば外容器11のうち、口部11a以外の胴部11c若しくは底部11dなどであってもよい。
底部14に、外周縁部に位置する環状の接地部31と、接地部31の内周縁部に連設され、上方に向けて窪んだ底上げ部32と、底上げ部32の内面に形成され、外容器11の一部が、内容器12の一部を挟み込んで保持した保持リブ33と、が形成されている。
胴部16と、肩部15および底部14と、がボトル軸O方向に段差なく連なっている。
以下、ボトル軸O方向から見て、一対の長辺部分22が互いに対向する方向を短軸O1方向といい、一対の短辺部分21が互いに対向する方向を長軸O2方向という。
胴部16の長軸O2方向の大きさは、胴部16の短軸O1方向の大きさの1.2倍以上2.3倍以下、好ましくは1.4倍以上2.0倍以下となっている。図示の例では、胴部16の長軸O2方向の大きさは、胴部16の短軸O1方向の大きさの約1.8倍となっている。
胴部16の短辺部分21は、角部23と、角部23における短軸O1方向の両端から長辺部分22側に向けて各別に延びる一対の第1接続部24と、により構成されている。
なお、胴部16の短辺部分21は、ボトル軸O方向から見て、3つ以上の円弧が連ねられて構成されてもよいし、複数の直線が連ねられて構成されてもよいし、円弧および直線が連ねられて構成されてもよい。
胴部16の短辺部分21は、ボトル軸O方向から見た平面視で、長軸O2に対して対称形状を呈する。
第2接続部26は、ボトル軸O方向から見て、径方向の外側に向けて突の円弧状を呈する。ボトル軸O方向から見て、第2接続部26の曲率半径(例えば約15mm)は、角部23の曲率半径より大きく、かつ第1接続部24の曲率半径より小さくなっている。例えば、ボトル軸O方向から見て、第2接続部26の曲率半径は、角部23の曲率半径の1.5倍以上3.0倍以下となっている。
胴部16の長辺部分22は、ボトル軸O方向から見た平面視で、短軸O1に対して対称形状を呈する。
なお、胴部16の長辺部分22は、ボトル軸O方向から見て、複数の円弧が連ねられて構成されてもよいし、複数の直線が連ねられて構成されてもよいし、円弧および直線が連ねられて構成されてもよい。
図1および図4に示されるように、陥没凹部34は、底部14における短軸O1方向の中央部に配設されている。導入凹部35は、陥没凹部34の開口周縁部と接地部31の内周縁部とを短軸O1方向に接続している。
陥没凹部34は、図1に示されるように、長軸O2方向から見て、下方に向けて開口する円弧状を呈する。陥没凹部34は、図2に示されるように、短軸O1方向から見て、長軸O2方向の両端部34aを除く全域にわたって上方に向けて突の曲線状を呈する。すなわち、陥没凹部34の底上げ量が、長軸O2方向の中央部から外側に向かうに従い漸次、小さくなっている。陥没凹部34における長軸O2方向の両端部34aの底上げ量は、長軸O2方向の全長にわたって同等になっている。
図4に示されるように、陥没凹部34は、ボトル軸O方向から見て、短軸O1および長軸O2それぞれに対して線対称形状を呈する。
前記断面視において、底部14における陥没凹部34の開口幅Xが、12mm以上18mm以下となっている。この開口幅Xは、胴部16の短軸O1方向の大きさの0.35倍以上0.54倍以下となっている。図示の例では、前記断面視において、底部14における陥没凹部34の長軸O2方向の中央部の開口幅Xが、例えば約15mmとなっている。
前述の保持リブ33は、陥没凹部34の内面から下方に向けて突出し、長軸O2方向に延びている。保持リブ33は、長軸O2上に配置されている。保持リブ33における長軸O2方向の両端部は、陥没凹部34における長軸O2方向の両端部34aに各別に位置している。
ここで、胴部16の下端部に、下方に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けて延びる傾斜部16a、16bが、全周にわたって形成されている。傾斜部16a、16bのうち、短辺部分21に位置する部分16aは、長辺部分22に位置する部分16bと比べて、ボトル軸O方向の長さが長く、かつ接地部31に連なる下端と上端との径方向の距離が長くなっている。
キャップ50は、図2に示されるように、中栓部51、キャップ本体52、蓋部53、吐出弁54、および空気弁55を備える。
キャップ本体52は、有頂筒状に形成され、スクイズボトル1の口部13に螺着されて中栓部51を覆っている。キャップ本体52の周壁部52cの下端部が、外容器11の被シール突部18に外嵌されており、これらの間のシール性を確保している。キャップ本体52の天壁部に、外部とスクイズボトル1の吸気孔17とを連通する外気導入孔52aと、連通孔51aに連通可能な吐出孔52bと、が形成されている。外気導入孔52aは、キャップ本体52の天壁部の外周縁部において、長軸O2を短軸O1方向に挟む両側に位置する各部分に形成されている。
蓋部53は、外気導入孔52aおよび吐出孔52bを開閉し、キャップ本体52にヒンジ部56を介して連結されている。ヒンジ部56は、キャップ本体52および蓋部53それぞれの、長軸O2方向の端部同士を連結している。吐出孔52bは、キャップ本体52の天壁部において、長軸O2方向に沿って中央部よりヒンジ部56側と反対側にずれた位置に配置されている。
吐出弁54は、いわゆる一点弁とされ、キャップ本体52の天壁部と中栓部51との間に配設されている。吐出弁54は、内容器12の内圧変動に応じて連通孔51aを開閉し、連通孔51aと吐出孔52bとの連通、遮断を切替える。
空気弁55は、キャップ本体52の天壁部と中栓部51との間に配設され、外容器11と内容器12との間の内圧変動に応じて、外気導入孔52aと吸気孔17との連通、遮断を切り替える。
すると、吐出弁54が開いて、吐出孔52bと内容器12の内部とが連通孔51aを通じて連通する。これにより、吐出孔52bを通じて、内容器12の内部に収容された内容物を外部に吐出することができる。
ここで、スクイズボトル1をスクイズ変形させると、外容器11と内容器12との間の内圧が上昇し、この内圧が、吸気孔17を通じて空気弁55に作用するので、空気弁55が、キャップ本体52の天壁部の下面に当接し、外気導入孔52aを閉塞する。
また、スクイズボトル1のスクイズ変形を解除することで、外容器11が復元変形し始めるので、外容器11と内容器12との間に負圧が生じる。すると、この負圧が吸気孔17を通じて空気弁55に作用するので、空気弁55が、キャップ本体52の天壁部の下面から下方に離間し、外気導入孔52aを開放する。これにより、外気導入孔52aを通じて外部から外気が流入し、この外気が吸気孔17を通じて内容器12と外容器11との間に流入する。
その結果、外容器11が復元変形したとしても、内容器12を外容器11の内面から離間させて減容変形させたままの状態に保つことができる。
さらにその後、この折り畳んだ部分を、口部13側に近付くように順次、ボトル軸O方向に折り曲げていったり、長辺部分22を短軸O1方向に押圧した状態で口部13側に向けてしごいたりすることなどもできる。
すなわち、前記拡開角度θ2が100°以下になると、スクイズボトル1を製造することが困難になり、また、前記拡開角度θ2が140°より大きくなると、陥没凹部34を折れ線部として、底部14などを前述のように折り畳むことが困難になる。
すなわち、前記開口幅Xが12mm未満になると、陥没凹部34を折れ線部として、底部14などを前述のように折り畳むことが困難になり、前記開口幅Xが18mmより広くなると、接地安定性が阻害されるおそれがある。
また、前記実施形態では、角部23が、胴部16の短辺部分21におけるボトル軸O方向の全長にわたって配設された構成を示したが、角部23を配設するボトル軸O方向の位置を選択して限定してもよい。
また、胴部16の長辺部分22は、ボトル軸O方向から見て、1つの円弧または1つの直線により構成されてもよい。
また、胴部16の短辺部分21は、ボトル軸O方向から見た平面視で、長軸O2に対して非対称形状を呈してもよく、また、胴部16の長辺部分22は、ボトル軸O方向から見た平面視で、短軸O1に対して非対称形状を呈してもよい。
また、胴部16の下端部に傾斜部16a、16bを形成せず、胴部16を、下端部を含む全域にわたって、ボトル軸O方向に真直ぐ延ばしてもよい。
また、底部14の底上げ部32として、導入凹部35を有しない構成を採用してもよい。
11 外容器
12 内容器
13 口部
14 底部
16 胴部
16a、16b 傾斜部
21 短辺部分
22 長辺部分
31 接地部
33 保持リブ
34 陥没凹部
O ボトル軸
O1 短軸
O2 長軸
X 開口幅
θ2 拡開角度
Claims (5)
- 収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および前記内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に連設され、
前記外容器のうちの少なくとも前記胴部が、弾性変形可能に形成されたスクイズボトルであって、
少なくとも前記胴部は、ボトル軸上で互いに交差する長軸および短軸を有し、かつボトル軸方向から見た平面視形状が、一対の短辺部分および一対の長辺部分を有する扁平形状とされ、
前記底部に、
外周縁部に位置する環状の接地部と、
上方に向けて窪んだ陥没凹部と、
前記陥没凹部の内面に形成され、前記外容器の一部が、前記内容器の一部を挟み込んで保持した保持リブと、が形成され、
前記陥没凹部は、前記底部における、前記長軸が延びる長軸方向の全長にわたって形成され、
前記陥没凹部は、前記短軸が延びる短軸方向から見て、前記長軸方向の両端部を除く全域にわたって上方に向けて突の曲線状を呈し、
前記陥没凹部における前記長軸方向の両端部の底上げ量は、前記長軸方向の全長にわたって同等になっている、スクイズボトル。 - 前記短軸が延びる短軸方向、およびボトル軸方向の双方向に沿う断面視において、前記陥没凹部の拡開角度が、100°より大きく140°以下となっている、請求項1に記載のスクイズボトル。
- 前記短軸が延びる短軸方向、およびボトル軸方向の双方向に沿う断面視において、前記底部における前記陥没凹部の開口幅が、12mm以上18mm以下となっている、請求項1または2に記載のスクイズボトル。
- 前記胴部の下端部に、下方に向かうに従い漸次、径方向の内側に向けて延びる傾斜部が、全周にわたって形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のスクイズボトル。
- 前記底部は、前記陥没凹部の開口周縁部と前記接地部の内周縁部とを前記短軸方向に接続する導入凹部を備え、
前記導入凹部は、前記短軸方向の外側から内側に向かうに従い漸次、上方に向けて延びるとともに、前記陥没凹部に、下方に向けて突の曲面部を介して接続されている、請求項1から4のいずれか1項に記載のスクイズボトル。
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