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JP7142438B2 - 比重選別装置及び比重選別方法 - Google Patents
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JP7142438B2 - 比重選別装置及び比重選別方法 - Google Patents

比重選別装置及び比重選別方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、液体に浸漬された被選別物を選別する比重選別装置及び比重選別方法に関するものである。
従来、使用済みの家電製品に用いられているプラスチックは、回収されてリサイクルされている。回収されたプラスチックには、複数の異なる種類のプラスチックが含まれている。回収されたプラスチックは、粉砕され、種類毎に選別されて、新たなプラスチック材料となる。以下、粉砕された複数の異なる種類のプラスチックの混合物を、プラスチック混合物という。
プラスチック混合物には、主にポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS)が含まれている。プラスチック混合物には、他に、ポリカーボネート(PC)、電線被覆材に用いられている塩化ビニル(PVC)などが含まれている。各プラスチックの比重は、PPが約0.9、PSとABSが約1.05、PCが1.2、PVCが約1.4である。湿式比重選別機では、この比重の差を利用して、液体中で比重の大きさごとに各プラスチックを分離、積層させることにより、プラスチック混合物の選別をしている。
しかし、分離、積層の精度が低いと、異なるプラスチック同士が混ざりあい、各層のプラスチックの純度が低下する。すると、選別されたプラスチックの強度、伸び等の物性が変化してしまう。よって、選別機には、高い選別精度が要求される。そこで、液体中にプラスチック混合物を供給し、液体を上下に脈動させて、各プラスチックを上下動させることにより、各プラスチックの選別精度を向上させる湿式比重選別機が開示されている(例えば特許文献1参照)。
液体を上下に脈動させることによる、各プラスチックの上下の移動距離は、比重の小さいプラスチックは長く、比重の大きいプラスチックは短いという特性がある。特許文献1の比重選別装置は、この特性を利用して、液体中の各プラスチックに流動化開始速度を与え、かつ脈動波形を可変とすることにより、各プラスチックの選別精度を向上させている。
特開2006-320881号公報
しかしながら、特許文献1には、以下のような課題がある。回収されたプラスチック混合物には、その前工程で分別できなかった金属等の異物が混入している。これらの異物は、時間の経過とともに、選別槽の液体中に堆積する。すると、選別槽内の液体を上下に脈動させても、堆積した異物が障壁となって、脈動の流速が選別槽内で不均一になる。脈動の流速が不均一であると、同じ比重のプラスチックであっても、上下に移動する距離が異なってくる。すなわち、流速の速い場所では、プラスチックの移動距離が長くなり、流速の遅い場所では、プラスチックの移動距離が短くなる。すると、流速の速い場所で上下の移動距離が長くなった、比重の大きいプラスチックが、周囲の比重の小さいプラスチックの上に堆積してしまい、選別精度が低下してしまう。この課題は、脈動波形を変化させたとしても、解決することができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、選別槽に異物が堆積している場合であっても、被選別物を高精度で選別することのできる、比重選別装置及び比重選別方法を得るものである。
本発明に係る比重選別装置は、選別槽と、選別槽の内部に配置され、被選別物が浸漬される液体と、液体を脈動させる脈動発生機構と、移動制限機構とを有し、移動制限機構は、少なくとも一部が液体の中に配置されて、被選別物の、液体内における上下方向の移動範囲を制限する。
本発明の比重選別装置は、選別槽内におけるプラスチック混合物が、選別槽内で上下動することのできる範囲を制限することにより、プラスチック混合物を、比重の異なる各プラスチックに高精度で分離し、比重の大きさの順に高純度で積層することができる。これにより、プラスチック混合物の選別精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1による比重選別装置を示す模式図である。 図1の比重選別装置において、液体を脈動させた状態を示す模式図である。 図1の比重選別装置において、移動制限機構のない状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態1による比重選別装置の変形例を示す模式図である。 本発明の実施の形態2による比重選別装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態3による比重選別装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態4による比重選別装置を示す模式図である。
以下、本発明の比重選別装置の好適な実施の形態につき、図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。また、各図面は模式的なものであり、各部の寸法及び各部相互の比率は、現実のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における比重選別装置1を示す模式図である。図1に示すように、比重選別装置1は、タンク2と、選別槽4と、液体5と、スクリーン8と、脈動発生機構9と、移動制限機構10と、循環ポンプ13とを有している。
タンク2は、被選別物であるプラスチック混合物を貯蔵している。プラスチック混合物には、比重の小さい軽プラスチック6と、比重の大きい重プラスチック7が含まれている。また、プラスチック混合物には、前工程で分別回収されなかった金属などの異物14も含まれている。
タンク2は、供給口3を有している。タンク2は、供給口3を介して、プラスチック混合物を比重選別装置1の選別槽4に供給する。供給口3から供給されるプラスチック混合物には、金属などの複数の異物14も含まれる。
選別槽4は、液体5を貯蔵している。液体5の一例としては、比重が1.0である水が挙げられる。なお、液体5は、水に限るものではない。また、選別槽4は、スクリーン8を有している。スクリーン8は、選別槽4に貯蔵される液体5の中に浸漬されている。
スクリーン8は、液体5を通過させることは可能であるが、プラスチック混合物を通過させることができない形状に形成されている。そして、スクリーン8は、タンク2から供給されるプラスチック混合物を、その表面に保持する。スクリーン8は、例えばパンチングメタル、網、メッシュ状の布で形成されている。なお、スクリーン8の素材及び形状は、液体5が通過可能で、プラスチック混合物を通過させないものであれば、どのようなものでも構わない。
選別槽4は、軽プラスチック6を排出する第1排出部11と、重プラスチック7を排出する第2排出部12とを有している。第1排出部11は、選別槽4の上方に配置されており、上方の液体5とともに、軽プラスチック6を選別槽4の外部に排出する。第2排出部12は、選別槽4の下方に配置されており、下方の液体5とともに、重プラスチック7を選別槽4の外部に排出する。排出された液体5は回収されて、循環ポンプ13によって選別槽4に戻される。
さらに、選別槽4は、スクリーン8の下方に、脈動発生機構9を有している。脈動発生機構9は、選別槽4に貯蔵された液体5を、上下に脈動させる機構を有している。なお、脈動発生機構9の構成は、従来の脈動発生機構と同様であり、ここでは説明を省略する。
移動制限機構10は、選別槽4の中で、少なくとも底面を液体5の中に浸漬させて固定されている。移動制限機構10の底部10bと、スクリーン8との間には、供給されたプラスチック混合物が堆積する。堆積したプラスチック混合物は、液体5の脈動によって上下に移動するとともに、循環ポンプ13による液体5の流れに沿って、供給側から排出側へと移動する。そして、移動制限機構10は、堆積しているプラスチック混合物の上部から、移動制限機構10の底部10bまでの距離cが、移動制限機構10の下部に堆積しているプラスチック混合物の平均的な厚さtよりも小さくなる位置に配置される。
なお、堆積するプラスチック混合物の厚さtは、循環ポンプ13によって設定される、液体5の供給側から排出側への流れの速度によって定まる。よって、堆積しているプラスチック混合物の上部から、移動制限機構10の底部10bまでの距離cは、プラスチック混合物の堆積状態に応じて設定する。プラスチック混合物の堆積厚さtは、例えばレーザ変位計などの測定器を用いて、プラスチック混合物の上面の高さを数か所測定した値の平均値によって求めてもよい。
このような位置に移動制限機構10を配置することにより、プラスチック混合物の上方への移動範囲が、プラスチック混合物の堆積している厚さtよりも小さい範囲に制限される。これにより、脈動時の移動距離が長い軽プラスチック6は、上昇時に移動制限機構10の底部10bに突き当たり、それ以上上昇することができず、移動制限機構10の下方に滞留する。一方、脈動時の移動距離が短い重プラスチック7は、上方で滞留する軽プラスチック6が障壁となって、上昇する範囲が制限される。
複数の異物14の隙間付近では、脈動時に液体5の流速が速くなるため、重プラスチック7の移動距離が長くなる。このような場合であっても、移動制限機構10によって、移動制限機構10の下方に軽プラスチック6の障壁が形成されるため、重プラスチック7の上昇する範囲は制限される。
以上のように、実施の形態1の比重選別装置1は、プラスチック混合物の上下方向の移動範囲を制限する移動制限機構10を有している。移動制限機構10は、堆積しているプラスチック混合物の上部から、移動制限機構10の底部10bまでの距離cが、堆積しているプラスチック混合物の厚さtよりも小さくなる位置に配置される。そして、比重選別装置1は、液体5の脈動時に、移動制限機構10の下部に軽プラスチック6の障壁を形成させて、重プラスチック7の上方への移動を制限している。これにより、比重選別装置1では、重プラスチック7が軽プラスチック6よりも上に移動することを抑制し、軽プラスチック6と重プラスチック7とが、互いに混ざり合うことを抑制している。この結果、軽プラスチック6と重プラスチック7とは、選別槽4の中で、比重ごとに高精度で分離され、比重の大きさの順に高精度で積層される。よって、実施の形態1の比重選別装置1によれば、軽プラスチック6と重プラスチック7とを高精度で選別することが可能となる。
次に、この発明の実施の形態1における比重選別装置1の作用について説明する。
図1に示すように、タンク2から供給口3を介して選別槽4に供給されたプラスチック混合物は、供給口3に近い位置ほど、軽プラスチック6と重プラスチック7とが混ざり合っている。脈動発生機構9を稼働させて液体5を上下に脈動させると、図2に示すように、プラスチック混合物が上下に脈動する。この脈動によって、プラスチック混合物に含まれる軽プラスチック6は液体5の上方に移動し、重プラスチック7は液体5の下方に移動する。
スクリーン8の表面には、複数の異物14が不均一に分布して堆積している。異物14が堆積している場所の上方は、脈動時の液体5の流速が遅くなる。一方、異物14が堆積していない場所の上方は、液体5の流速が速くなる。さらに、図2のA部のように、複数の異物14が接近して堆積している場所では、隣接する異物14の間を通過する液体5の流速が、局所的に速くなる。A部の周辺に位置する重プラスチック7は、周囲の軽プラスチック6よりも上方に移動して、周囲の軽プラスチック6の上部に堆積することがある。すると、軽プラスチック6と重プラスチック7とが混ざり合い、比重ごとに積層されないおそれがある。
しかしながら、実施の形態1の比重選別装置1では、移動制限機構10によって、プラスチック混合物の上方への移動範囲が制限されている。このため、移動距離の長い軽プラスチック6が、移動制限機構10の底部10bに突き当たる。そして、軽プラスチック6が、移動制限機構10の下方に留まって障壁を形成する。すると、重プラスチック7は、軽プラスチック6の障壁によって、軽プラスチック6よりも上方に移動することができない。よって、軽プラスチック6と重プラスチック7との、比重ごとの積層が維持される。
液体5の脈動を続けると、移動距離の短い重プラスチック7は下方に堆積し、移動距離の大きい軽プラスチック6は、重プラスチック7の上部に積層される。そして、上方に位置する軽プラスチック6は、第1排出部11から、液体5とともに、選別槽4の外部に排出される。一方、下方に位置する重プラスチック7は、第2排出部12から、液体5とともに、選別槽4の外部に排出される。
これに伴い、選別槽4内のプラスチック混合物は、供給側から排出側へと、比重ごとに積層されながら移動する。なお、選別槽4の外部に排出された軽プラスチック6及び重プラスチック7は、それぞれ液体5と分離されて回収される。液体5は、循環ポンプ13により選別槽4に戻される。
ここで、比重選別装置1に移動制限機構10がない場合のプラスチック混合物の挙動を、図3を用いて説明する。図3は、液体5を脈動させた状態を示している。図3のB部のように、複数の異物14が接近して堆積している場所では、隣接する異物14の間を通過する液体5の流速が、局所的に速くなる。そして、B部の周辺に位置する重プラスチック7は、周囲の軽プラスチック6よりも上方に移動し、周囲の軽プラスチック6の上部に堆積する。すると、軽プラスチック6と重プラスチック7とが混ざり合い、軽プラスチック6と重プラスチック7の積層が乱れるため、高精度の選別ができなくなる。
以上のように、実施の形態1の比重選別装置1は、選別槽4内のプラスチック混合物の上方への移動範囲を制限する、移動制限機構10を有している。これにより、異物14の存在によって選別槽4内の液体5の流速が不均一になった場合であっても、軽プラスチック6と重プラスチック7とを高精度で分離し、比重の大きさの順に高精度で積層させることができる。よって、軽プラスチック6と重プラスチック7とを、高い精度で選別することができ、高い純度で回収することができる。
なお、実施の形態1では、移動制限機構10を固定されたものとして説明したが、移動制限機構10は、移動可能としてもよい。例えば、移動制限機構10の比重を、液体5の比重よりも小さくして、移動制限機構10を液体5に浮遊させてもよい。
また、例えば図4に示すように、移動制限機構10を、モータ21と、モータ21に取り付けられた支持部材22によって、昇降可能に支持してもよい。そして、プラスチック混合物の堆積厚さtが変動した場合に、厚さtの変動に応じて移動制限機構10を昇降させてもよい。これにより、選別槽4に供給されるプラスチック混合物の量が変動し、スクリーン8に堆積するプラスチック混合物の厚さtが変動した場合であっても、移動制限機構10の位置を移動させて、距離cを適切な値に維持することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2による比重選別装置1Aを示す模式図である。実施の形態2の比重選別装置1Aは、移動制限機構15の構成が、実施の形態1の移動制限機構10とは異なる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態2の移動制限機構15は、液体5が通過可能で、かつ選別対象である軽プラスチック6及び重プラスチック7が通過不可能な内径を有し、上下方向に貫通する貫通孔16を、1つ以上有している。なお、貫通孔16の水平方向の断面は、円形、多角形など、どのような形状であってもよい。
このように形成された実施の形態2の比重選別装置1Aによれば、脈動発生機構9によって液体5を上下に脈動させた場合に、液体5が移動制限機構15の貫通孔16を通過できるようにしている。これにより、液体5が脈動して移動制限機構15の底面15bに衝突することによる、液体5の乱流の発生を抑制することができる。よって、液体5に乱流が発生することによる、軽プラスチック6と重プラスチック7との積層の乱れを抑制することができる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3による比重選別装置1Bを示す模式図である。実施の形態3の比重選別装置1Bは、移動制限機構17の構成が、実施の形態1の移動制限機構10とは異なる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態3の移動制限機構17は、複数の移動制限部材17aによって形成されており、各移動制限部材17aは、連結部材18によって水平方向に連結されている。各移動制限部材の形状は、球、円柱、直方体、及びこれらを組み合わせた形状のいずれであってもよい。
隣接する移動制限部材17aの各間隔は、液体5が通過可能であり、かつ選別対象である軽プラスチック6及び重プラスチック7が通過不可能な間隔に設定されている。
このように形成された実施の形態3の比重選別装置1Bによれば、脈動発生機構9によって液体5を上下に脈動させた場合に、液体5が各移動制限部材の間を通過する。これにより、液体5が脈動して、各移動制限部材17aの底面17bに衝突することによる、液体5の乱流の発生を抑制することができる。よって、液体5の乱流によって、軽プラスチック6と重プラスチック7との積層を乱すことがなく、より高い精度で選別することができる。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4による比重選別装置1Cを示す模式図である。実施の形態4の比重選別装置1Cは、移動制限機構19の構成が、実施の形態1の移動制限機構10とは異なる。他の構成は、実施の形態1と同様である。
実施の形態4の移動制限機構19は、複数の移動制限部材19aによって形成されており、複数の移動制限部材19aの周囲は、各移動制限部材19aの水平方向の移動範囲を規制する規制部材20によって囲まれている。各移動制限部材19aの形状は、球、円柱、直方体、またはこれらを組み合わせた形状のいずれであってもよい。
規制部材20は、隣接する移動制限部材19aの各間隔が、最大に広がっても、選別対象である軽プラスチック6及び重プラスチック7が通過可能な間隔以上に広がらないように、複数の移動制限部材19aの周囲を取り囲んでいる。
このように形成された実施の形態4の比重選別装置1によれば、脈動発生機構9によって液体5を上下に脈動させた場合に、液体5が各移動制限部材19aの間を通過する。これにより、液体5が脈動して移動制限機構19の底面19bに衝突することによる、液体5の乱流の発生を抑制することができる。よって、液体5の乱流によって、軽プラスチック6と重プラスチック7との積層を乱すことがなく、より高い精度で選別することができる。
なお、実施の形態1~4では、被選別物をプラスチック混合物とし、軽プラスチック6と重プラスチック7とを比重ごとに選別するものとして説明したが、被選別物は、プラスチック混合物に限るものではない。例えば、液体5よりも比重が大きく、かつ、液体5の脈動に合せて液体5中を上下に移動可能な複数の異なる物質の混合物であれば、実施の形態1~4の比重選別装置を用いて、比重ごとに選別することが可能である。
1,1A,1B,1C 比重選別装置、2 タンク、3 供給口、4 選別槽、5 液体、6 軽プラスチック、7 重プラスチック、8 スクリーン、9 脈動発生機構、10,15,17,19 移動制限機構、11 第1排出部、12 第2排出部、13 循環ポンプ、14 異物、16 貫通孔、17a,19a 移動制限部材、18 連結部材、20 規制部材、21 モータ、22 支持部材。

Claims (8)

  1. 選別槽と、
    前記選別槽の内部に配置され、プラスチック混合物である被選別物が浸漬される液体と、
    前記液体を脈動させて、前記被選別物を上下動させる脈動発生機構とを備え、前記被選別物を比重ごとに分離して選別する比重選別装置であって、
    移動制限機構を有し、
    前記選別槽は、前記液体の中に浸漬されているスクリーンを有し、
    前記液体は、前記被選別物が堆積する液体であり、
    前記移動制限機構の底部は、前記液体の中に浸漬されており、
    前記底部と前記スクリーンとの間に供給された前記被選別物が堆積した時点で、堆積した前記被選別物の上部から前記底部までの距離が0でない正の値となっており、
    堆積した前記被選別物は、前記液体の脈動によって上下動し、
    前記移動制限機構は、前記液体内における、前記被選別物の上下方向の移動範囲を制限し、
    前記移動制限機構は、昇降装置によって上下方向に移動可能に支持される、比重選別装置。
  2. 選別槽と、
    前記選別槽の内部に配置され、プラスチック混合物である被選別物が浸漬される液体と、
    前記液体を脈動させて、前記被選別物を上下動させる脈動発生機構とを備え、前記被選別物を比重ごとに分離して選別する比重選別装置であって、
    移動制限機構を有し、
    前記選別槽は、前記液体の中に浸漬されているスクリーンを有し、
    前記液体は、前記被選別物が堆積する液体であり、
    前記移動制限機構の底部は、前記液体の中に浸漬されており、
    前記底部と前記スクリーンとの間に供給された前記被選別物が堆積した時点で、堆積した前記被選別物の上部から前記底部までの距離が0でない正の値となっており、
    堆積した前記被選別物は、前記液体の脈動によって上下動し、
    前記移動制限機構は、前記液体内における、前記被選別物の上下方向の移動範囲を制限し、
    前記移動制限機構の比重は、前記液体の比重よりも小さく、
    前記移動制限機構は、前記液体に浮遊している、比重選別装置。
  3. 前記移動制限機構は、少なくとも1つの上下方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記貫通孔は、前記液体が通過可能で、かつ前記被選別物の外径よりも小さい内径を有する、
    請求項1または請求項2に記載の比重選別装置。
  4. 前記移動制限機構は、水平方向に互いに間隔を有して連結された、複数の移動制限部材によって形成されており、
    各前記間隔は、前記液体が通過可能で、かつ前記被選別物の外径よりも小さい間隔に設定される、
    請求項1または請求項2に記載の比重選別装置。
  5. 前記移動制限機構は、水平方向に互いに独立して配置された複数の移動制限部材によって形成されており、
    前記複数の移動制限部材の周囲は、各前記移動制限部材の水平方向の移動範囲を制限する規制部材で囲まれており、
    前記規制部材は、隣接する前記移動制限部材間の各距離を、前記被選別物の外径よりも小さい距離に規制している、
    請求項1または請求項2に記載の比重選別装置。
  6. 前記移動制限機構は、
    前記選別槽に堆積している前記被選別物の上部から前記移動制限機構の底面までの距離が、前記被選別物の堆積している厚さよりも小さくなる位置に配置される、
    請求項1または請求項2に記載の比重選別装置。
  7. 前記液体は水であり、
    前記被選別物の比重は、1.0よりも大きい、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の比重選別装置。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の比重選別装置を用いて、被選別物を選別する比重選別方法であって、
    前記液体が配置された前記選別槽の内部に、前記被選別物を供給する工程と、
    前記液体に、前記被選別物を浸漬する工程と、
    前記脈動発生機構によって前記液体を上下に脈動させる工程と、
    前記脈動によって、前記液体内の前記被選別物を上下に移動させる工程と、
    前記移動制限機構によって、前記被選別物の上下方向の移動範囲を制限する工程と、
    前記被選別物を、比重の大きさの順に積層させる工程と、
    前記被選別物を、比重の大きさごとに排出する工程と、を有する、
    比重選別方法。
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