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JP7209344B2 - 両面研磨機用のドレッシング装置 - Google Patents
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JP7209344B2 - 両面研磨機用のドレッシング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの両面を研磨する両面研磨機の定盤に取り付けられた研磨パッドをドレッシングする両面研磨機用のドレッシング装置に関する発明である。
従来から、シリコンウェーハ等のワークの両面を研磨する下定盤及び上定盤にそれぞれ取り付けられた研磨パッドのドレッシングを行う両面研磨機用のドレッシング装置(以下、「ドレッシング装置」という)が知られている。この従来のドレッシング装置では、アーム部材の先端に設けられたドレスヘッドを下定盤と上定盤の間に入れ込み、ドレスヘッドに設けられたドレッシング部材を動力シリンダによって押圧して研磨パッドに押し付ける。そして、下定盤と上定盤とを互いに逆方向に回転させる。これにより、研磨パッドとドレッシング部材とを相対運動させ、研磨パッドをドレッシングする(例えば、特許文献1参照)。
特開2006-272498号公報
ところで、従来のドレッシング装置では、ドレッシング部材を押圧する動力シリンダのピストンロッドにドレッシング部材が固定されている。そのため、研磨パッドとドレッシング部材とが相対運動することで、水平方向に作用する横荷重がドレッシング部材に作用すると、ピストンロッドにもこの横荷重が作用する。そのため、動力シリンダの耐久性を低下させるという問題が生じる。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、ドレッシング部材を押圧するピストンロッドに対する横荷重の作用を低減できる両面研磨機用のドレッシング装置を提供することを課題としている。
上記目的を達成するため、本発明の両面研磨機用のドレッシング装置は、回転軸を中心に回転可能な下定盤と回転軸を中心に回転可能な上定盤との間にドレッシング部材を入れ込み、下定盤に取り付けられた研磨パッド又は上定盤に取り付けられた研磨パッドの少なくとも一方にドレッシング部材を押し付けて、研磨パッドとドレッシング部材との相対運動により研磨パッドをドレッシングする。
このドレッシング装置は、下定盤と上定盤の間に進退可能に進入するアーム部材と、アーム部材の先端に設けられた支持部材と、支持部材に設けられてドレッシング部材を研磨パッドに向けてピストンロッドによって押圧する動力シリンダと、ドレッシング部材と動力シリンダとの間に介装されて研磨パッドとドレッシング部材との相対運動によってドレッシング部材に作用し、ドレッシング部材から動力シリンダのピストンロッドに伝達される横荷重の作用を低減する荷重低減手段と、を備えている。
そして、荷重低減手段は、研磨パッドに対向する表面にドレッシング部材が取り付けられると共に、ピストンロッドに固定されたシリンダプレートと、第1端部がシリンダプレートに固定され、第2端部が支持部材に形成されたガイド穴に挿通されるか、若しくは、第1端部がシリンダプレートに形成されたガイド穴に挿通され、第2端部が支持部材に固定されるガイドシャフトと、を有し、ドレッシング部材は、弾性部材を介してシリンダプレートに取り付けられている。
本発明の両面研磨機用のドレッシング装置では、ドレッシング部材と動力シリンダとの間に荷重低減手段を備えたことで、ドレッシング部材を押圧するピストンロッドに対する横荷重の作用を低減することができる。
実施例1のドレッシング装置及び両面研磨機の全体構成を模式的に示す説明図である。 実施例1のドレッシング装置及びその動作を模式的に示す平面図である。 実施例1のドレッシング装置のドレスヘッドを示す斜視図である。 実施例1のドレッシング装置のドレスヘッドの側面図である。 実施例2のドレッシング装置のドレスヘッドを示す斜視図である。 実施例2のドレッシング装置のドレスヘッドの側面図である。 実施例3のドレッシング装置のドレスヘッドを示す斜視図である。 実施例4のドレッシング装置のドレスヘッドを示す斜視図である。
以下、本発明の両面研磨機用のドレッシング装置(以下、「ドレッシング装置」という)を実施するための形態を、図面に示す実施例1~実施例4に基づいて説明する。
(実施例1)
以下、実施例1のドレッシング装置1の構成を説明する。
ドレッシング装置1は、図1に示すように、回転軸13を中心に回転可能な下定盤11と、回転軸13を中心に回転可能な上定盤12との間に、後述するドレッシング部材33を有するドレスヘッド3を入れ込む。そして、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12で挟み込むと共に、動力シリンダ32によってドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付ける。その後、下定盤11を第1の方向(例えば時計回り方向)に回転させ、上定盤12を第1の方向に対して逆向きの第2の方向(例えば反時計回り方向)に回転させる。これにより、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とを相対運動させ、研磨パッド11a、12aをドレッシングする。
ドレッシング装置1は、アーム部材2と、アーム部材2の先端2bに設けられたドレスヘッド3と、アーム部材2を回動する駆動機構4及びドレッシング部材33を押圧する動力シリンダ32の駆動を制御する制御部(図示せず)と、を備えている。
アーム部材2は、両面研磨機10の近傍に配置された駆動機構4から水平方向に延在されたパイプ部材であり、駆動機構4によって基部2aを中心に回動し、下定盤11と上定盤12の間に進退可能に進入する。すなわち、アーム部材2の先端2bは、図2に示すように、基部2aを中心にした円弧状の軌道2cに沿って移動する。アーム部材2は、ドレッシング時にドレスヘッド3が下定盤11と上定盤12の間で軌道2cに沿って移動するように回動させられ、ドレッシング時以外はドレスヘッド3が下定盤11と上定盤12の間から退避する位置に回動させられる。また、このアーム部材2の内部には、ドレッシング時に洗浄水が流れる。
ドレスヘッド3は、図3及び図4に示すように、支持部材31と、一対の動力シリンダ32、32と、一対のドレッシング部材33、33と、一対の荷重低減手段34、34と、を有している。
支持部材31は、アーム部材2の先端2bに固定された金属製の剛体であり、中央起立部31aと、第1水平部31bと、第2水平部31cと、を有している。
中央起立部31aには、ドレッシング時に支持部材31の内部を流れる洗浄水を排出可能な複数の流出口31eが形成されている。各流出口31eには、高圧ノズル31f(噴射ノズル)が取り付けられている。なお、上面311aとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに上定盤12に対向する面であり、下面312aとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに下定盤11に対向する面である。
第1水平部31bは、アーム部材2に対向した中央起立部31aの第1側面313aに設けられ、水平方向に延在した板形状を呈している。なお、第1水平部31bの側部には取付部318bが形成されている。支持部材31は、この取付部318bを介してアーム部材2の先端2bに固定される。そして、第1水平部31bの上面311bには、一方の動力シリンダ32が固定されている。さらに、第1水平部31bには、後述するガイドシャフト34bが出没可能に挿通される一対のガイド穴316b、316bが貫通している。なお、第1水平部31bの上面311bとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに上定盤12に対向する面である。
第2水平部31cは、中央起立部31aの第2側面314aに設けられ、水平方向に延在した板形状を呈している。中央起立部31aの第2側面314aとは、第1側面313aに対して反対側の面である。ここで、第2水平部31cと第1水平部31bとは、高さ方向の位置がオフセットしており、第1水平部31bが中央起立部31aの下面312aに近い位置に設けられ、第2水平部31cが中央起立部31aの上面311aに近い位置に設けられている。
そして、第2水平部31cの下面312cには、他方の動力シリンダ32が固定されている。また、第2水平部31cには、後述するガイドシャフト34bが出没可能に挿通される一対のガイド穴316c、316cが貫通している。なお、第2水平部31cの下面312cとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに下定盤11に対向する面である。
一対の動力シリンダ32、32は、ここでは、空気を給排することでピストンロッド32aを出没させる空圧シリンダである。一方の動力シリンダ32は、支持部材31の第1水平部31bに固定され、ドレスヘッド3の上方に向かってピストンロッド32aを伸長する。また、他方の動力シリンダ32は、支持部材31の第2水平部31cに固定され、ドレスヘッド3の下方に向かってピストンロッド32aを伸長する。なお、各動力シリンダ32へは、エアチューブ32bを介してエアが供給される。
一対のドレッシング部材33、33は、ドレッシング中、研磨パッド11a、12aにそれぞれ接触して研削する砥石である。各ドレッシング部材33は、ここでは、鉄や炭素鋼等からなる台金の表面にメッキ層を形成し、形成したメッキ層にダイヤモンド砥粒やCBN(立方晶窒化ホウ素)砥粒を固着して形成されている。なお、ドレッシング部材33としては、他にも、金属製線材やセラミック等の機能表面材を用いてもよい。また、ドレッシング部材33は、アーム部材2の先端2bが移動する軌道2cにほぼ沿った長尺形状を呈している。そして、各ドレッシング部材33は、後述するシリンダプレート34aの表面341aに取り付けられている。
さらに、例えば図2に示すように、下定盤11及び上定盤12の回転方向と、ドレスヘッド3の入り込み方向とが調整され、高圧ノズル31fが取り付けられた流出口31eは、ドレッシング部材33よりも、研磨パッド11a、12aが移動していく方向(以下、「パッド移動方向」という)の上流側に配置されている。つまり、流出口31e(高圧ノズル31f)とドレッシング部材33との位置関係は、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とが相対運動したとき、研磨パッド11a、12aのドレッシングを行っていない領域に対して、流出口31e(高圧ノズル31f)が対向した後、ドレッシング部材33が対向する位置関係になっている。
一対の荷重低減手段34、34は、それぞれ動力シリンダ32とドレッシング部材33との間に介装され、ピストンロッド32aに対して水平方向に作用する荷重である横荷重の作用を低減する機構である。実施例1の一対の荷重低減手段34、34では、ピストンロッド32aに作用した横荷重を支持部材31で支持させることにより、ピストンロッド32aに対する横荷重の作用を低減する。実施例1の一対の荷重低減手段34、34は、それぞれシリンダプレート34aと、一対のガイドシャフト34b、34bと、を有している。
シリンダプレート34aは、ピストンロッド32aの先端に固定された板部材である。このシリンダプレート34aの表面341aには、ドレッシング部材33が取り付けられている。なお、表面341aとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに研磨パッド11a、12aに対向する面である。
そして、ドレッシング部材33をシリンダプレート34aに取り付けたことで、ピストンロッド32aが伸長すると、ドレッシング部材33はシリンダプレート34aと一体となって研磨パッド11a、12aに近接する。また、ピストンロッド32aが収縮すると、ドレッシング部材33は、シリンダプレート34aと一体となって研磨パッド11a、12aから離れる。
また、このシリンダプレート34aの裏面342aには、ガイドシャフト34bの第1端部341bが固定されている。ここでは、二本のガイドシャフト34b、34bが、ピストンロッド32aの軸方向を中心にして点対称となる位置に固定されている。
ガイドシャフト34bは、金属製の棒状部材であり、一方の端部である第1端部341bがシリンダプレート34aに固定され、他方の端部である第2端部342bが第1水平部31b或いは第2水平部31cに形成されたガイド穴316b、316cに出没可能に挿通されている。また、ガイドシャフト34bのガイド穴316b、316cへの挿通長さは、ピストンロッド32aの伸縮ストロークよりも長くなっている。そのため、ガイドシャフト34bは、ピストンロッド32aが最大伸長したときであっても、第2端部342bがガイド穴316b、316cから抜けることはない。
次に、実施例1のドレッシング装置1の作用を説明する。
実施例1のドレッシング装置1によって両面研磨機10の研磨パッド11a、12aをドレッシングするには、図示しない制御部により各部を制御し、まず、駆動機構4によってアーム部材2を回動する。そして、アーム部材2の先端2bに設けられたドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込む。このとき、ピストンロッド32aは最も引き込まれた最収縮状態にされており、ドレッシング部材33と研磨パッド11a、12aの間には隙間が生じているか、若しくは上下方向の荷重が作用しない状態でドレッシング部材33が研磨パッド11a、12aに接している。
次に、下定盤11と上定盤12の間の隙間高さを予め設定した所定の高さに設定する。そして、動力シリンダ32のピストンロッド32aを伸長させ、ドレッシング部材33をシリンダプレート34aごと研磨パッド11a、12aに近接させる。これにより、ドレッシング部材33が研磨パッド11a、12aに向けて押圧されることになり、ドレッシング部材33が研磨パッド11a、12aに押し付けられる。
そして、ドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付けた状態で、回転軸13を中心にして下定盤11及び上定盤12を互いに逆方向に回転させる。このとき、駆動機構4を駆動してアーム部材2を回動させる。この結果、ドレスヘッド3が軌道2cに沿って移動しながら研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とが相対運動し、研磨パッド11a、12aがドレッシングされる。なお、「相対運動」とは、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とが、互いに反対方向に向かって相対的に移動することである。
ここで、ドレッシング中、ドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付けたまま、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とを相対運動させるため、ドレッシング部材33には横荷重(水平方向に作用する荷重)が作用する。一方、ドレッシング部材33は、ピストンロッド32aに固定されたシリンダプレート34aに取り付けられている。そのため、ドレッシング部材33に作用した横荷重は、ピストンロッド32aにも作用する。
これに対し、実施例1のドレッシング装置1では、ドレッシング部材33とピストンロッド32aとの間に荷重低減手段34が介装されている。すなわち、ドレッシング部材33とピストンロッド32aとの双方が固定されたシリンダプレート34aに、ガイドシャフト34bの第1端部341bを固定する。そして、このガイドシャフト34bの第2端部342bを、第1水平部31bを貫通したガイド穴316b又は第2水平部31cを貫通したガイド穴316cに挿通する。
これにより、ドレッシング部材33に作用した横荷重がシリンダプレート34aに作用したとき、ガイドシャフト34bがガイド穴316b、316cの内周面に干渉し、ガイドシャフト34bは支持部材31によって支持される。このため、ガイドシャフト34bを介して、シリンダプレート34aを支持部材31により支持することができ、このシリンダプレート34aに固定されたピストンロッド32aも、支持部材31によって支持することができる。
この結果、ピストンロッド32aへの横荷重の作用を低減することができる。そして、ピストンロッド32aにかかる横荷重を抑制でき、動力シリンダ32の耐久性が低下することを防止できる。
また、実施例1のドレッシング装置1では、荷重低減手段34が、シリンダプレート34aとガイドシャフト34bとを有している。そのため、ドレッシング部材33からピストンロッド32aへと伝達される横荷重を支持部材31によって適切に支持させることができ、ピストンロッド32aへの横荷重の作用を効果的に低減することができる。
さらに、実施例1のドレッシング装置1では、ドレッシング中、アーム部材2を介して支持部材31へ洗浄水を供給する。支持部材31へ供給された洗浄水は、支持部材31に形成された複数の流出口31eから排出される。ここで、流出口31eは、支持部材31のうち、上定盤12に対向する中央起立部31aの上面311aと、下定盤11に対向する中央起立部31aの下面312aとに形成されている。また、各流出口31eには、高圧ノズル31fが取り付けられている。そのため、洗浄水は、流出口31eから高圧ノズル31fを介して高圧で噴射され、研磨パッド11a、12aに吹き付けられる。
一方、一対のドレッシング部材33、33は、支持部材31の第1水平部31bに固定された一方の動力シリンダ32と、支持部材31の第2水平部31cに固定された他方の動力シリンダ32にそれぞれシリンダプレート34aを介して取り付けられている。また、高圧ノズル31fが取り付けられた流出口31eは、ドレッシング部材33よりもパッド移動方向の上流側に配置されている。
これにより、高圧ノズル31fから高圧の洗浄水を噴出させて研磨パッド11a、12aを洗浄し、その後、ドレッシング部材33によって研磨パッド11a、12aのドレッシングを行うことができる。
すなわち、荷重を伴う研磨によって圧縮された状態となっている研磨パッド11a、12aや、湿潤度合いが不十分な状態の研磨パッド11a、12aをドレッシングすることは、ドレッシング時に研磨パッド11a、12aに対するドレッシング部材33の当接状態や研削状態が不均一になりやすく、安定的にドレッシングを行うことが難しかった。
これに対し、ドレッシングを行う前に研磨パッド11a、12aへ洗浄水を高圧噴射することにより、圧縮された状態になっている研磨パッド11a、12aの表層を解放してからドレッシングすることができる。さらに、研磨パッド11a、12aを確実に湿潤状態にしてからドレッシングを行うことができる。そのため、研磨パッド11a、12aが圧縮された状態や研磨パッド11a、12aの湿潤度合いが不十分な状態でドレッシングを行う場合と比べて、ドレッシング時に研磨パッド11a、12aに対するドレッシング部材33の当接状態や研削状態が均一となり、ドレッシング後のパッド面質の安定化及び均一化を図ることができる。
さらに、研磨パッド11a、12aに対するドレッシング部材33の当接面上において、物理的障害となりうる不要な残留砥粒等を洗浄水によって取り除いてからドレッシングを行うことができる。
(実施例2)
実施例2のドレッシング装置1Aは、ドレッシング部材を支持する薄板部材によって荷重低減手段を構成した例である。以下、図5及び図6に基づいて実施例2のドレッシング装置1Aの構成を説明する。なお、実施例1と同様の構成については、実施例1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例2のドレッシング装置1Aは、図5及び図6に示すように、アーム部材2と、アーム部材2の先端2bに設けられたドレスヘッド3Aと、アーム部材2を回動する駆動機構(ここでは不図示)及びドレッシング部材33を押圧する動力シリンダ32の駆動を制御する制御部(図示せず)と、を備えている。
ドレスヘッド3Aは、図5及び図6に示すように、支持部材31と、一対の動力シリンダ32、32と、一対のドレッシング部材33、33と、一対の荷重低減手段35、35と、を有している。
実施例2の一対の荷重低減手段35、35は、ピストンロッド32aに対向する位置に、ピストンロッド32aに対して非固定状態でドレッシング部材33を保持することにより、ピストンロッド32aへの横荷重の作用を低減する機構である。実施例2の一対の荷重低減手段35、35は、それぞれ薄い金属製の板部材によって構成されている。以下、一対の荷重低減手段35、35をそれぞれ薄板部材35a、35bとする。
薄板部材35a、35bは、厚み方向に弾性変形が可能な金属プレートであり、支持部材31に片持ち状態で固定されている。ここでは、一方の薄板部材35aが、支持部材31の第2水平部31cの上面311cに固定され、他方の薄板部材35bが、支持部材31の第1水平部31bの下面312bに固定されている。なお、第2水平部31cの上面311cとは、ドレスヘッド3Aを下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに上定盤12に対向する面である。また、第1水平部31bの下面312bとは、ドレスヘッド3Aを下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに下定盤11に対向する面である。
そして、第2水平部31cに固定された一方の薄板部材35aは、表面351aにドレッシング部材33が取り付けられている。さらに、この一方の薄板部材35aは、第2水平部31cへの固定位置から中央起立部31aを越えて、第1水平部31bに対向する位置まで延在されている。そして、一方の薄板部材35aのうち、ドレッシング部材33が取り付けられた領域である取付領域352aが、第1水平部31bに固定された一方の動力シリンダ32のピストンロッド32aに対向する。なお、表面351aとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに上定盤12に取り付けた研磨パッド12aに対向する面である。また、この薄板部材35aには、高圧ノズル31fとの干渉を避けるための開口が適宜形成されている。
また、第1水平部31bに固定された他方の薄板部材35bは、表面351bにドレッシング部材33が取り付けられている。さらに、この他方の薄板部材35bは、第1水平部31bへの固定位置から中央起立部31aを越えて、第2水平部31cに対向する位置まで延在されている。そして、他方の薄板部材35bのうち、ドレッシング部材33が取り付けられた領域である取付領域352bが、第2水平部31cに固定された他方の動力シリンダ32のピストンロッド32aに対向する。なお、表面351bとは、ドレスヘッド3を下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに下定盤11に取り付けた研磨パッド11aに対向する面である。また、この薄板部材35bには、高圧ノズル31fとの干渉を避けるための開口が適宜形成されている。
そして、実施例2のドレッシング装置1Aでは、下定盤11及び上定盤12の回転方向と、ドレスヘッド3Aの入り込み方向とが調整され、薄板部材35a、35bは、それぞれ研磨パッド11a、12aの移動方向に沿って延在するように配置されている。さらに、薄板部材35a、35bのうち、支持部材31に固定された固定領域353a、353bが研磨パッド11a、12aの移動方向の上流側に配置され、ドレッシング部材33が取り付けられた取付領域352a、352bが研磨パッド11a、12aの移動方向の下流側に配置されている。
また、実施例2のドレッシング装置1Aにおいても、下定盤11及び上定盤12の回転方向と、ドレスヘッド3Aの入り込み方向とが調整され、支持部材31の中央起立部31aに設けられると共に、高圧ノズル31fが取り付けられた流出口31eは、ドレッシング部材33よりも、研磨パッド11a、12aの移動方向の上流側に配置されている。
次に、実施例2のドレッシング装置1Aの作用を説明する。
実施例2のドレッシング装置1Aによって両面研磨機10の研磨パッド11a、12aをドレッシングする際、実施例1と同様に、ドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付けた状態で、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とを相対運動させる。
ここで、実施例2のドレッシング装置1Aでは、ドレッシング部材33を、支持部材31に片持ち状態で固定された薄板部材35a、35bに取り付けている。そして、薄板部材35a、35bのうち、ドレッシング部材33が取り付けられた取付領域352a、352bがピストンロッド32aに対向している。
そのため、ピストンロッド32aを伸長すると、ピストンロッド32aは、薄板部材35a、35bの取付領域352a、352bに接触し、薄板部材35a、35bを介してドレッシング部材33を押圧する。一方、薄板部材35a、35bの表面351a、351bにはドレッシング部材33が取り付けられている。しかしながら、薄板部材35a、35bとピストンロッド32aとは非固定である。これにより、ドレッシング部材33に作用した横荷重がピストンロッド32aに全て伝達されることはない。
この結果、ピストンロッド32aへの横荷重の作用を低減することができる。そして、ピストンロッド32aにかかる横荷重を抑制し、動力シリンダ32の耐久性が低下することを防止できる。
また、実施例2のドレッシング装置1Aでは、薄板部材35a、35bが研磨パッド11a、12aの移動方向に沿って延在するように配置されている。さらに、薄板部材35a、35bは、固定領域353a、353bが研磨パッド11a、12aの移動方向の上流側に配置され、取付領域352a、352bが研磨パッド11a、12aの移動方向の下流側に配置されている。そのため、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とが相対運動したとき、横荷重は、ドレッシング部材33に対して固定領域353a、353bから取付領域352a、352bに向かう方向に作用する。これにより、自由端である取付領域352a、352bが浮き上がり、ドレッシング部材33が研磨パッド11a、12aに引っ掛かることを防止できる。
さらに、実施例2のドレッシング装置1Aにおいても、高圧ノズル31fが取り付けられた流出口31eが、ドレッシング部材33よりも研磨パッド11a、12aの移動方向の上流側に配置されている。そのため、上定盤12の研磨パッド12aに洗浄水を噴射する高圧ノズル31fと、下定盤11の研磨パッド11aに洗浄水を噴射する高圧ノズル31fとを、いずれも中央起立部31aに設けることができる。また、薄板部材35a、35bの固定領域353a、353bを研磨パッド11a、12aの移動方向の上流側に配置し、取付領域352a、352bを研磨パッド11a、12aの移動方向の下流側に配置することが可能となる。
(実施例3)
実施例3のドレッシング装置1Bは、ピストンロッドに固定したシリンダプレートに対して弾性部材を介してドレッシング部材を取り付けた例である。以下、図7に基づいて実施例3のドレッシング装置1Bの構成を説明する。なお、実施例1と同様の構成については、実施例1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例3のドレッシング装置1Bは、図7に示すように、アーム部材2と、アーム部材2の先端2bに設けられたドレスヘッド3Bと、アーム部材2を回動する駆動機構(ここでは不図示)及びドレッシング部材33を押圧する動力シリンダ32の駆動を制御する制御部(図示せず)と、を備えている。
ドレスヘッド3Bは、図7に示すように、支持部材31と、一対の動力シリンダ32、32と、一対のドレッシング部材33、33と、一対の荷重低減手段36、36と、を有している。
実施例3の一対の荷重低減手段36、36は、ピストンロッド(ここでは不図示)に作用した横荷重を支持部材31によって支持することにより、ピストンロッドに対する横荷重の作用を低減する機構である。実施例3の一対の荷重低減手段36、36は、それぞれシリンダプレート36aと、一対のガイドシャフト34b、34bと、複数(ここでは四個)の支持バネ体36cと、複数(ここでは四本)のガイドピン36dと、を有している。
シリンダプレート36aは、ピストンロッドに固定された板部材である。このシリンダプレート36aの表面361aには、複数の支持バネ体36c及び複数のガイドピン36dが取り付けられている。なお、表面361aとは、ドレスヘッド3Bを下定盤11と上定盤12の間に入れ込んだときに研磨パッド11a、12aに対向する面である。また、このシリンダプレート36aの裏面362aには、ガイドシャフト34bの第1端部(ここでは不図示)が固定されている。
複数の支持バネ体36cは、ピストンロッドの伸縮方向に弾性変形可能な金属製の弾性部材である。なお、ここでは、支持バネ体36cを、金属片を湾曲させた板バネから構成するが、これに限らず、例えばコイルバネやその他の弾性部材によって支持バネ体36cを構成してもよい。
支持バネ体36cは、シリンダプレート36aとドレッシング部材33との間に介装され、ドレッシング部材33は、支持バネ体36cを介してシリンダプレート36aに取り付けられる。
複数のガイドピン36dは、シリンダプレート36aの表面361aから起立し、ドレッシング部材33の支持姿勢を規制する棒状部材である。実施例3では、一対のガイドピン36dによって、ドレッシング部材33の長手方向の端部を挟み込んでいる。
次に、実施例3のドレッシング装置1Bの作用を説明する。
実施例3のドレッシング装置1Bによって両面研磨機10の研磨パッド11a、12aをドレッシングする際、実施例1及び実施例2と同様に、ドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付けた状態で、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とを相対運動させる。
ここで、実施例3のドレッシング装置1Bでは、ドレッシング部材33と、ピストンロッドに固定したシリンダプレート36aとの間に支持バネ体36cを介装し、ドレッシング部材33が支持バネ体36cを介してシリンダプレート36aに取り付けられている。
そのため、ドレッシング中、研磨パッド11a、12aの凹凸によって下定盤11と上定盤12の間の隙間高さが変動した際、支持バネ体36cが変形し、隙間高さの変動を吸収することができる。これにより、ピストンロッドを伸縮制御することなく、ドレッシング部材33の全長を研磨パッド11a、12aに均一に接触させることが可能となる。
さらに、この実施例3のドレッシング装置1Bでは、シリンダプレート36aから複数のガイドピン36dを起立させている。そして、ドレッシング部材33の長手方向の端部を、一対のガイドピン36dによって挟み込んでいる。
このため、ドレッシング中、ドレッシング部材33に横荷重が作用して支持バネ体36cが傾いたとき、ドレッシング部材33がガイドピン36dに干渉する。これにより、支持バネ体36cによるドレッシング部材33の支持姿勢の変化がガイドピン36dによって規制される。よって、支持バネ体36cに作用する横荷重を抑制し、支持バネ体36cの水平方向の変形を防止することができる。
(実施例4)
実施例4のドレッシング装置1Cは、支持部材から起立した支持シャフトが貫通したスライド部材によってドレッシング部材を支持する例である。以下、図8に基づいて、実施例4のドレッシング装置1Cの構成を説明する。なお、実施例1と同様の構成については、実施例1と同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
実施例4のドレッシング装置1Cは、図8に示すように、アーム部材2と、アーム部材2の先端2bに設けられたドレスヘッド3Cと、アーム部材2を回動する駆動機構(ここでは不図示)及びドレッシング部材33を押圧する動力シリンダ32の駆動を制御する制御部(図示せず)と、を備えている。
ドレスヘッド3Cは、図8に示すように、支持部材31と、一対の動力シリンダ32、32と、一対のドレッシング部材33、33と、一対の荷重低減手段37、37と、を有している。
実施例4の一対の荷重低減手段37、37は、ピストンロッド(ここでは図示せず)に対向する位置に、ピストンロッドに対して非固定状態でドレッシング部材33を保持することにより、ピストンロッドへの横荷重の作用を低減する機構である。実施例4の一対の荷重低減手段37、37は、それぞれ四本の支持シャフト37aと、一対のスライド部材37bと、四個の付勢部材37cと、を有している。
四本の支持シャフト37aは、支持部材31の第1水平部31bの上面311b、或いは第2水平部31cの下面312cから起立している。これらの支持シャフト37aは、第1水平部31bの上面311bに固定された一方の動力シリンダ32の周囲、又は第2水平部31cの下面312cに固定された他方の動力シリンダ32の周囲に配置されている。また、四本の支持シャフト37aは、ドレッシング部材33の長手方向に沿って延びる連結板37dを介して二本ずつ連結されている。
一対のスライド部材37bは、それぞれ支持シャフト37aが二本ずつ摺動可能に貫通すると共に、ドレッシング部材33の長手方向の端部が取り付けられている。ここで、同一のスライド部材37bを貫通する二本の支持シャフト37aは、連結板37dによって互いに連結されていないものである。そして、一対のスライド部材37bは、動力シリンダ32を挟んで対向し、ドレッシング部材33をピストンロッドに対向させる。これにより、ドレッシング部材33は、ピストンロッドに接触する。
四個の付勢部材37cは、いずれもコイルバネであり、それぞれ支持シャフト37aが挿入されると共に、スライド部材37bと連結板37dとの間に配置されている。また、各付勢部材37cは、連結板37dによって抜け止めがなされ、スライド部材37bを支持部材31に向けて付勢する。
次に、実施例4のドレッシング装置1Cの作用を説明する。
実施例4のドレッシング装置1Cによって両面研磨機10の研磨パッド11a、12aをドレッシングする際、実施例1~実施例3と同様に、ドレッシング部材33を研磨パッド11a、12aに押し付けた状態で、研磨パッド11a、12aとドレッシング部材33とを相対運動させる。
ここで、実施例4のドレッシング装置1Cでは、支持シャフト37aが貫通したスライド部材37bにドレッシング部材33を取り付け、このドレッシング部材33をピストンロッドに対向させている。
そのため、ピストンロッドを伸長すると、ピストンロッドは、ドレッシング部材33に接触し、押圧する。一方、ドレッシング部材33は、ピストンロッドを押圧するものの、ピストンロッドに接触するだけであり、非固定になっている。これにより、ドレッシング部材33に作用した横荷重は、ピストンロッドに全て伝達されることはない。
この結果、ピストンロッドへの横荷重の作用を低減することができる。そして、ピストンロッドにかかる横荷重を抑制し、動力シリンダ32の耐久性が低下することを防止できる。
なお、ドレッシング部材33が取り付けられたスライド部材37bには、支持シャフト37aが貫通している。そのため、支持シャフト37aによってスライド部材37bの位置決めが行われ、ドレッシング部材33をピストンロッドによって適切に押圧することができる。また、スライド部材37bは、付勢部材37cによって支持部材31に向けて付勢されている。そのため、ドレッシング部材33がピストンロッドに向かって付勢されることになり、ドレッシング部材33に横荷重が作用しても、ピストンロッドに対して位置ずれが生じにくく、ピストンロッドによってドレッシング部材33をさらに適切に押圧することができる。
以上、本発明の両面研磨機用のドレッシング装置を実施例1~実施例4に基づいて説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1~実施例4のドレッシング装置1~1Cは、いずれも一対のドレッシング部材33、33を備え、研磨パッド11a、12aを同時にドレッシング可能とする例を示したが、これに限らない。例えば、ドレッシング部材33を一つだけ有し、研磨パッド11a、12aを交互にドレッシングするものであってもよい。また、研磨パッド11a、12aのいずれか一方のみをドレッシングするものであってもよい。
また、研磨パッド11aや研磨パッド12aに対して、それぞれ複数のドレッシング部材33を設けてもよい。さらに、実施例1~実施例4では、ドレッシング部材33が長尺形状を呈する例を示したが、これに限らない。例えば、円盤形状や矩形のプレート形状等の任意の形状とすることができる。
実施例1~実施例4のドレッシング装置1~1Cでは、動力シリンダ32として、空圧シリンダを用いた例を示したが、これに限らない。動力シリンダ32は、空圧、油圧、水圧、電力等によってピストンロッド32aを伸縮駆動させることができればよく、任意に選択することができる。
実施例1~実施例4のドレッシング装置1~1Cでは、高圧ノズル31fを介して研磨パッド11a、12aに向けて洗浄水を噴出可能とした例を示したが、必ずしも洗浄水は噴出可能でなくてもよい。
さらに、実施例1~実施例4のドレッシング装置1~1Cでは、一つのドレッシング部材33を一つの動力シリンダ32によって押圧する例を示したが、これに限らない。一つのドレッシング部材を複数の動力シリンダ32によって押圧してもよい。
また、実施例1及び実施例3のドレッシング装置1、1Bでは、ガイドシャフト34bの第1端部341bがシリンダプレート34aに固定され、第2端部342bが支持部材31に形成されたガイド穴316b、316cに挿通される例を示した。しかしながら、これに限らない。シリンダプレート34aにガイドシャフト34bが挿通可能なガイド穴を形成し、ガイドシャフト34bの第2端部342bを支持部材31に固定し、ガイドシャフト34bの第1端部341bをシリンダプレート34aに形成したガイド穴に挿通してもよい。
1、1A、1B、1C ドレッシング装置
2 アーム部材
2b 先端
10 両面研磨機
11 下定盤
11a 研磨パッド
12 上定盤
12a 研磨パッド
13 回転軸
31 支持部材
31f 高圧ノズル(噴射ノズル)
316b、316c ガイド穴
32 動力シリンダ
32a ピストンロッド
33 ドレッシング部材
34 荷重低減手段
34a シリンダプレート
34b ガイドシャフト
35 荷重低減手段
35a 薄板部材
35b 薄板部材
36 荷重低減手段
36a シリンダプレート
36c 支持バネ体(弾性部材)
36d ガイドピン
37 荷重低減手段
37a 支持シャフト
37b スライド部材
37c 付勢部材

Claims (5)

  1. 回転軸を中心に回転可能な下定盤と前記回転軸を中心に回転可能な上定盤との間にドレッシング部材を入れ込み、前記下定盤に貼り付けられた研磨パッド又は前記上定盤に貼り付けられた研磨パッドの少なくとも一方に前記ドレッシング部材を押し付けて、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動により前記研磨パッドをドレッシングする両面研磨機用のドレッシング装置において、
    前記下定盤と前記上定盤の間に進退可能に進入するアーム部材と、
    前記アーム部材の先端に固定された支持部材と、
    前記支持部材に設けられ、前記ドレッシング部材を前記研磨パッドに向けてピストンロッドによって押圧する動力シリンダと、
    前記ドレッシング部材と前記動力シリンダとの間に介装され、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動によって前記ドレッシング部材に作用し、前記ドレッシング部材から前記ピストンロッドに伝達される横荷重の作用を低減する荷重低減手段と、を備え
    前記荷重低減手段は、前記研磨パッドに対向する表面に前記ドレッシング部材が取り付けられると共に、前記ピストンロッドに固定されたシリンダプレートと、第1端部が前記シリンダプレートに固定され、第2端部が前記支持部材に形成されたガイド穴に挿通されるか、若しくは、前記第1端部が前記シリンダプレートに形成されたガイド穴に挿通され、前記第2端部が前記支持部材に固定されるガイドシャフトと、を有し、
    前記ドレッシング部材は、弾性部材を介して前記シリンダプレートに取り付けられている
    ことを特徴とする両面研磨機用のドレッシング装置。
  2. 回転軸を中心に回転可能な下定盤と前記回転軸を中心に回転可能な上定盤との間にドレッシング部材を入れ込み、前記下定盤に貼り付けられた研磨パッド又は前記上定盤に貼り付けられた研磨パッドの少なくとも一方に前記ドレッシング部材を押し付けて、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動により前記研磨パッドをドレッシングする両面研磨機用のドレッシング装置において、
    前記下定盤と前記上定盤の間に進退可能に進入するアーム部材と、
    前記アーム部材の先端に固定された支持部材と、
    前記支持部材に設けられ、前記ドレッシング部材を前記研磨パッドに向けてピストンロッドによって押圧する動力シリンダと、
    前記ドレッシング部材と前記動力シリンダとの間に介装され、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動によって前記ドレッシング部材に作用し、前記ドレッシング部材から前記ピストンロッドに伝達される横荷重の作用を低減する荷重低減手段と、を備え、
    前記荷重低減手段は、前記支持部材に片持ち状態で固定されると共に、厚み方向の弾性変形が可能な薄板部材を有し、
    前記薄板部材は、前記研磨パッドに対向する表面に前記ドレッシング部材が取り付けられ、前記ドレッシング部材が取り付けられた領域が前記ピストンロッドに対向する位置に配置されている
    ことを特徴とする両面研磨機用のドレッシング装置。
  3. 請求項2に記載された両面研磨機用のドレッシング装置において、
    前記薄板部材は、前記研磨パッドの移動方向に沿って延在され、前記移動方向の上流側が前記支持部材に固定され、前記移動方向の下流側に前記ドレッシング部材が取り付けられている
    ことを特徴とする両面研磨機用のドレッシング装置。
  4. 回転軸を中心に回転可能な下定盤と前記回転軸を中心に回転可能な上定盤との間にドレッシング部材を入れ込み、前記下定盤に貼り付けられた研磨パッド又は前記上定盤に貼り付けられた研磨パッドの少なくとも一方に前記ドレッシング部材を押し付けて、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動により前記研磨パッドをドレッシングする両面研磨機用のドレッシング装置において、
    前記下定盤と前記上定盤の間に進退可能に進入するアーム部材と、
    前記アーム部材の先端に固定された支持部材と、
    前記支持部材に設けられ、前記ドレッシング部材を前記研磨パッドに向けてピストンロッドによって押圧する動力シリンダと、
    前記ドレッシング部材と前記動力シリンダとの間に介装され、前記研磨パッドと前記ドレッシング部材との相対運動によって前記ドレッシング部材に作用し、前記ドレッシング部材から前記ピストンロッドに伝達される横荷重の作用を低減する荷重低減手段と、を備え、
    前記荷重低減手段は、
    前記支持部材から起立した支持シャフトと、
    前記研磨パッドに対向する表面に前記ドレッシング部材が取り付けられると共に、前記支持シャフトが貫通したスライド部材と、
    前記スライド部材を前記支持部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
    前記ドレッシング部材は、前記ピストンロッドに対向する位置に配置されている
    ことを特徴とする両面研磨機用のドレッシング装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載された両面研磨機用のドレッシング装置において、
    前記支持部材には、前記研磨パッドに向けて洗浄水を噴射する噴射ノズルが設けられ、
    前記噴射ノズルは、前記ドレッシング部材よりも、前記研磨パッドの移動方向の上流側に配置されている
    ことを特徴とする両面研磨機用のドレッシング装置。
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