JP7211432B2 - 電子機器およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明の第2の態様によると、画像から眼を検出する検出部と、前記検出部で検出された眼から1つの眼を選択する選択部と、前記選択部により選択された眼とは異なる眼を選択させるユーザの操作を受け付ける操作部と、を備え、前記操作部は、前記画像における方向を指示する操作を受け付け、前記選択部は、前記検出部で検出された眼の中から1つの眼を第1候補として選択したのちに前記操作部で操作を受付けると、受付けた操作に基づいて、前記第1候補とは異なる眼を第2候補として選択し、前記選択部は、前記操作部により受け付けた前記方向において複数の眼が検出されている場合、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼を前記第2候補として選択する。
本発明の第3の態様によると、プログラムは、画像から眼を検出し、前記検出した眼から1つの眼を選択し、前記画像と共に、ユーザの操作による指示を受付可能な前記画像における第1方向及び第2方向を示す表示を行い、前記第1方向を指示する第1操作と、前記第1操作と異なり、前記第2方向を指示する第2操作とを、前記画像内の眼の選択を行うユーザの操作として受け付けるコンピューターが実行する。
本発明の第4の態様によると、プログラムは、画像から眼を検出し、前記検出した眼から1つの眼を第1候補として選択し、前記画像における方向を指示するユーザの操作を、前記選択された眼とは異なる眼を選択させる操作として受け付け、前記第1候補を選択したのちにユーザの操作を受付けると、受付けた操作に基づいて、前記第1候補とは異なる眼を第2候補として選択し、受け付けた前記方向において複数の眼が検出されている場合、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼を前記第2候補として選択するコンピューターが実行する。
(第1の実施の形態)
図1は、発明の第1の実施形態によるカメラシステム1の要部構成を説明する模式図である。カメラシステム1は、カメラボディ2に着脱可能な撮影レンズ(交換レンズ3と称する)を装着した例を説明するが、カメラボディ2と撮影レンズを一体に構成したカメラとしても構わない。
なお、図1において交換レンズ3の光軸Oと交差する面内の水平方向をX軸とし、鉛直方向をY軸とする。
カメラボディ2は、ボディ側制御部230、ボディ側通信部240、姿勢センサ250、撮像素子260、信号処理部270、操作部材280、および表示部290を有する。ボディ側制御部230は、ボディ側通信部240、姿勢センサ250、撮像素子260、信号処理部270、操作部材280および表示部290と接続される。
撮像素子260は、信号処理部270、ボディ側制御部230と接続される。
信号処理部270は、ボディ側制御部230、撮像素子260、および表示部290と接続される。
交換レンズ3は、レンズ側制御部330、レンズ側通信部340、撮影光学系360、レンズ駆動部370、および絞り駆動部380を有する。レンズ側制御部330は、レンズ側通信部340、レンズ駆動部370、絞り駆動部380と接続される。
例えばフォーカスレンズ361は、レンズ駆動部370により、光軸O方向に移動が可能に構成されている。フォーカスレンズ361が移動することにより、撮影光学系360により形成される被写体像の位置が変更される。これによりAF動作(合焦)が行われる。
まず、上記カメラシステム1によるカメラ動作の一例を説明する。
図2は、ボディ側制御部230が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。ボディ側制御部230は、例えば、メインスイッチのオン操作に伴う起動時、または、操作部材280を構成するスイッチ等の操作によりスリープ動作の解除時に、図2のフローチャートによる処理を開始させる。スリープ動作は、無操作状態が所定の時間続いた場合に省電力状態へ移行する動作をいう。スリープ動作の解除(通常状態への復帰)は、例えばレリーズボタンに対する半押し操作によって行うことができる。
ステップS120において、ボディ側制御部230は、画像信号処理部270aで処理された画像のファイルを記憶部235に記録させる。
また、図2の例では、ライブビュー表示(S40)がなされた後のAF演算(S45)でデフォーカス量の算出を行っているが、露出演算(S30)と並行してデフォーカス量を算出しておき、ステップS50で半押し操作がなされた後にステップS60でフォーカスレンズ361の駆動指示を行ってもよい。
さらにまた、ライブビュー画像の各コマが取得されるごとに、露出演算(S30)と並行してデフォーカス量の算出とフォーカスレンズ361の駆動指示とを行う構成にしても良い。
AF動作(S60)において焦点検出処理に用いるフォーカスポイントについて説明する。
図3は、カメラボディ2の撮像素子260によって撮像される撮影範囲50を例示する図である。撮影範囲50には、予め複数(例えば135点)のフォーカスポイントPが設けられており、図3においてフォーカスポイントPが撮像画像とともに示されている。
フォーカスポイントPは、撮影範囲50においてピント合わせが可能な位置を示し、焦点検出エリア、焦点検出位置、測距点とも称される。
なお、図示したフォーカスポイントPの数と撮影範囲50における位置は一例に過ぎず、図3の態様に限定されるものではない。
本実施の形態では、画像データから被写体の顔を検出する機能と、検出した顔の眼を検出する機能とを備える。そして、顔と眼の双方の検出機能を有効にする第1設定と、顔の検出機能を有効にして眼の検出機能を無効にする第2設定と、顔と眼の双方の検出機能を無効にする第3設定とのうちいずれか一つを、「オートエリアAF」に切替えられている場合において選ぶことができる。第1設定、第2設定、第3設定の選択は、例えば、操作メニュー画面の中からユーザ操作によって選ばれる。顔の検出機能を無効にして眼の検出機能を有効にする設定を備えても良い。
なお本実施の形態では眼を検出する例を説明するが、同様に虹彩、瞳孔(瞳)を検出することにしても構わない。また、検出する眼は人の眼に限らずペットなどの動物の眼でも構わない。さらに、目に限らず顔やものの特徴部分でも構わない。
顔と眼の双方の検出機能を有効にする第1設定の場合、ボディ側制御部230は、図4(a)に例示するように、検出した眼を示す表示枠41(AF枠)を表示部290に表示されているライブビュー画像に重ねて表示させる。本実施の形態では、検出した眼を示す表示枠41として、白目部分を含む眼の輪郭を囲む枠を例示するが、白目を含まない虹彩や瞳孔(瞳)を囲む枠としてもよい。
ボディ側制御部230は、表示部290のライブビュー画像を拡大表示する場合、眼が検出されていたら検出した眼の位置を中心に拡大を行う。
また、ボディ側制御部230は、左右の眼を検出した場合に、例えば予め定めた一方の眼を一つ選択することもできる。
顔の検出機能を有効にして眼の検出機能を無効にする第2設定の場合、ボディ側制御部230は、図4(b)に例示するように、検出した顔を示す表示枠42(AF枠)を表示部290に表示されているライブビュー画像に重ねて表示させる。本実施の形態では、検出した顔を示す表示枠42として、眉を含む額の少なくとも一部、両頬をそれぞれ少なくとも一部、および唇の下の少なくとも一部を囲む枠を例示するが、枠内に顔以外の背景を含まないのであれば、枠のサイズを適宜変更して構わない。例えば、検出した顔の輪郭のX軸方向(水平方向)の長さの0.8倍と、検出した顔の輪郭のY軸方向(鉛直方向)の長さの0.8倍とで枠のサイズを定めると、枠内に顔以外の背景が含まれにくくなって好適である。
図5は、複数の眼または顔が検出される場合を説明する図である。第1設定および第2設定において、ボディ側制御部230によって選ばれた眼や顔でない他の眼や顔にユーザがピント合わせを所望する場合が想定される。そのため、ボディ側制御部230は、ライブビュー画像に表示した表示枠51(AF枠)に対応する眼や顔以外の眼や顔を検出したことをユーザに知らせる表示52、53(三角印)を、表示部290に表示されているライブビュー画像に重ねて表示させる。
記憶部235に記録された、ボディ側制御部230が選択した側の眼を示す情報は、メインスイッチがオフ操作される、または、「AFエリアモード」の切替えが行われるまで保持される。
なお、図5において一点鎖線で示した右側の眼54を囲む枠、顔55を囲む枠、顔56を囲む枠、顔57を囲む枠は、説明のために付したものであって表示部290には表示しなくてよい。
図5に例示したライブビュー画像に含まれた3つの顔55、顔56、顔57から検出した眼のすべてに表示枠を表示し、ボディ側制御部230によって選ばれた眼の表示枠の形態を他の表示枠の形態と変えてもよい。例えば、選ばれた眼の表示枠の大きさを変えたり、表示枠の色を変えたり、表示枠の形を変えても良い。
尚、表示52は<に限られず三角形、矢印などでもよい。
図6は、カメラシステム1が横位置に構えられている場合のカメラボディ2の背面側の外装面を例示する図である。操作部材280を構成するスイッチのうち二つの操作スイッチ281および282が、X軸方向(水平方向)を示す直線Hと平行に配置されている。ユーザは、例えば操作スイッチ281および282を操作することにより、水平方向にフォーカスを合わせる眼や顔を変更することができる。
なお、図7において一点鎖線で示した左側の眼74を囲む枠、顔55を囲む枠、顔56を囲む枠、顔57を囲む枠は、説明のために付したものであって表示部290には表示しなくてよい。
記憶部235に記録された、ユーザの操作に基づいて選択された側の眼を示す情報は、メインスイッチがオフ操作される、または、「AFエリアモード」の切替えが行われるまで保持される。
なお、図8において一点鎖線で示した右側の眼84を囲む枠、顔55を囲む枠、顔56を囲む枠、顔57を囲む枠は、説明のために付したものであって表示部290には表示しなくてよい。
以上説明したように、操作スイッチ282の操作に基づいて、操作前に表示枠71が表示されていた顔55と異なる顔57の眼が選択される場合、顔55に近い左側の眼を選び、この左側の眼を示す表示枠81を表示させる。
AF信号処理部270bは、表示枠84Aに対応するフォーカスポイントPに基づいてデフォーカス量を算出する。
このように、ボディ側制御部230は、タッチ操作位置が眼の位置であればその眼を選び、タッチ操作位置が眼の位置でなければ記憶部235に記録されている情報に基づいて、左右いずれかの眼を選ぶ。
なお、図9において一点鎖線で示した左側の眼81Aを囲む枠、顔55を囲む枠、顔56を囲む枠、顔57を囲む枠は、説明のために付したものであって表示部290には表示しなくてよい。
また、図5から図9を参照して説明した表示枠(AF枠)の表示は、ボディ側制御部230が選択した眼に表示する場合と、ユーザの操作によって選択した眼に表示する場合とで、例えば色、形、文字、アイコン付加などの表示態様を異ならせてもよい。
図10(a)から図10(c)は、画像における眼または顔のサイズと表示枠との関係を説明する図である。第1設定において、ライブビュー画像における眼のサイズが小さすぎると、表示枠に対応するフォーカスポイントPに含まれる眼の情報が少なくなるためにデフォーカス量の算出の精度が低下する。そのため、眼だけでなく顔の情報を用いてデフォーカス量を算出することは、デフォーカス量の算出の精度の低下を防止する点において有効となる。
一方で、検出される眼のサイズが小さくなるのは、カメラシステム1から眼(顔)までの距離が長い場合と考えられる。このような遠方の被写体は、カメラシステム1に近い被写体とは異なり、顔でのピント位置と眼のピント位置に実質的な差がないと考えてよい。すなわち、鼻や唇のピント位置と、眼のピント位置とは同等とみなしてもよい。そのため、本実施の形態では、表示枠51よりサイズが大きい顔55を示す枠に対応する複数のフォーカスポイントPから焦点検出用画素信号のコントラストが高いフォーカスポイントPを選択してデフォーカス量を算出する。このように算出すると、顔55を示す枠に対応する数多くのフォーカスポイントPに基づき、適切にデフォーカス量を算出することができる。
なお、顔55を囲む枠は、説明のために図示したものであって表示部290には表示しなくてよい。
また、図10(a)から図10(c)で、眼のX軸方向(水平方向)のピクセル数Aが、ライブビュー画像のピクセル数に依らない、所定の値よりも大きいと眼を示す表示枠51を表示し、眼のX軸方向(水平方向)のピクセル数Aが閾値よりも小さいと顔55を示す表示枠59を表示部290に表示させてもよい。
同様に、図10(a)から図10(c)で、眼のX軸方向(水平方向)のピクセル数Aが、ライブビュー画像のピクセル数に依らない、所定の値よりも大きいと顔55を示す枠(顔のサイズの表示枠と同サイズ)に対応するフォーカスポイントPに基づいてデフォーカス量を算出し、眼のX軸方向(水平方向)のピクセル数Aが所定の値よりも小さいと眼を示す枠(眼のサイズの表示枠と同じサイズ)に対応するフォーカスポイントPに基づいてデフォーカス量を算出してもよい。
つまり、ライブビュー画像の水平方向のピクセル数Thに依存しない閾値により判断されるとしてもよい。
図11は、第1設定が選択されている場合にボディ側制御部230が実行する、表示枠(AF枠)を決める処理の流れを例示するフローチャートである。ボディ側制御部230は、図11のフローチャートによる処理を実行することにより、上述したデフォーカス量の算出に用いるフォーカスポイントPを決定する。
眼のサイズが小さい場合は、眼が誤って検出されている可能性が高い。本実施の形態では、眼のサイズを第2閾値と比較することによって、検出した眼の信頼性を評価している。
そして、ステップS400において、ボディ側制御部230は、AF信号処理部270bに対して所定のAF演算を行わせ、図11による処理を終了する。AF信号処理部270bは、上記第3設定が選択されている場合と同様に、被写体の範囲に位置する複数のフォーカスポイントPごとにそれぞれのデフォーカス量を算出する。
また、図11のフローチャートにおいて、ステップS330を省略してもよい。すなわち、ステップS320で眼を検出した場合には、眼の大きさにかかわらず、検出した眼の情報に基づいて眼のサイズの表示枠51を表示部290に表示させるようにしてもよい。
図12は、カメラシステム1が縦位置に構えられている場合のカメラボディ2の背面側の外装面を例示する図である。操作部材280を構成するスイッチのうち二つの操作スイッチ283および284が、X軸方向(水平方向)を示す直線Hとほぼ平行に配置されている。ユーザは、例えば操作スイッチ283および284を操作することにより、水平方向にフォーカスを合わせる眼や顔を変更することができる。
また、図12や図6の操作スイッチ281-284に相当する操作部材(アイコン等)の表示を表示部290に表示させておき、ユーザが操作アイコンをタッチ操作することによって左右の眼を選択する構成にしてもよい。例えばカメラシステム1がスマートフォンのような筐体で構成される場合において、ユーザが所定範囲で指を動かすだけで左右の眼を選択できるので、使い勝手をよくすることができる。
さらにまた、図12や図6において、カメラボディ2が電子ビューファインダー(EVF)を有する場合には、表示部290に表示している内容(ライブビュー画像、表示枠等)をEVFに表示させてもよい。このとき、ユーザはEVFを観察したままで、操作スイッチ281-284を操作することによって左右の眼を選択する。EVFから眼を離さずに操作スイッチ281-284を操作して左右の眼を選択できるので、ユーザの使い勝手をよくすることができる。
ユーザによる操作スイッチ282の操作に基づき左右の眼を選択する上記説明において参照した図7~図9は、複数の顔がX軸方向(水平方向)に並ぶ例であったため、図7において顔55の右側の眼に表示枠71が表示された状態で操作スイッチ282が操作されると、図8において顔55の右側の顔57の左側の眼に表示枠81が表示させることに問題は生じなかった。すなわち、どの顔の眼かを判断することなしに右側の眼を順番に選ぶことにより、顔55において左側の眼の次に右側の眼が選択され、顔55の次の右側の顔57において左側の眼の次に右側の眼が選択された。
図12のように、カメラシステム1が縦位置に構えられている場合も同様である。縦位置の場合では、同じ顔の中の左右の眼を順番に選択した後に別の顔の左右の眼を順番に選択するように、顔の中心の位置を基準に、眼の位置をY軸方向に並べ替えるようにする。図示を省略するが、ある顔のY軸方向の中心位置をC3、他の顔のY軸方向の中心位置をC4とする。C4はC3の右側に位置するものとする。
(1)電子機器の一例としてのカメラ(カメラシステム1)は、画像から顔及び眼を検出するボディ側制御部230と、ボディ側制御部230で検出された眼から1つの眼を選択するボディ側制御部230と、ボディ側制御部230で選択された眼の位置を示す表示枠(AF枠)の表示と、選択された眼とは異なる、顔及び眼の少なくともいずれかがボディ側制御部230により検出されていることを示す三角印の表示とを、ライブビュー画像に重ねて表示する表示部290とを備える。このように構成したので、ライブビュー画像から検出された顔や眼のうちのどの眼が選ばれているのかを、視覚的にユーザに知らせることができる。
第1設定が選択されている場合の表示枠(AF枠)の表示を、第1の実施形態と異なる方法で行ってもよい。図14は、第1設定が選択されている場合にボディ側制御部230が実行する、表示枠を決める処理の流れを例示するフローチャートである。ボディ側制御部230は、図11のフローチャートによる処理に代えて、図14のフローチャートによる処理を実行することにより、上述したデフォーカス量の算出に用いるフォーカスポイントPを決定する。
距離Rが短い場合は、眼が誤って検出されている可能性が高い。本実施の形態では、距離Rを算出することによって、検出した眼の信頼性を評価している。
また、検出された眼のX軸方向のピクセル数Aを予め定めた閾値と比較して、絶対値による判断を行うようにしてもよい。
ボディ側制御部230は、画像において検出した顔161の中心位置CAから、その顔161において検出した眼162の中心位置CBまでの距離Rを算出する。そして距離Rに応じて、眼のサイズの表示枠(AF枠)に基づくAF演算をする(S380)か、顔のサイズの表示枠に基づくAF演算をする(S390)か、を決定する。このように構成したので、第1の実施の形態の場合と同様に、眼だけでなく顔の情報も用いてAF演算することにより、デフォーカス量の算出の精度の低下を防止することができる。
以上の説明では、左右の眼を検出したボディ側制御部230が、眼の大きさに基づいて大きい方の眼を一つ選択する例を説明した。顔がカメラシステム1に対して右を向いているか、あるいは左を向いているかを示す向き情報が得られる場合には、ボディ側制御部230は、顔の向き情報に基づいてカメラシステム1に近い方の眼を一つ選択してよい。
上述したようにライブビュー画像から顔や眼を検出する場合において、単写時と連写時とで顔(眼)の探索範囲を変化させてもよい。単写は、レリーズボタンが全押し操作されると1コマの撮像を行う撮影モードである。連写は、レリーズボタンを全押し操作している間、1コマの撮像を連続して複数コマ分行う撮影モードである。
ボディ側制御部230は、記録処理(S110)において記録するファイルの中に、AF動作(S60)において取得した情報を含めることができる。例えば、検出した顔のサイズや位置を示す情報、検出した左右の眼のサイズや位置を示す情報、検出時の信頼性を示す情報、表示枠を設定した眼がボディ側制御部230の判断で選択されたか、ユーザの操作に基づいて選択されたかを示す情報、表示枠を設定した顔がボディ側制御部230の判断で選択されたか、ユーザの操作に基づいて選択されたかを示す情報などが、記録用の画像のデータとともにファイルに記録される。
上述した実施形態では、焦点検出の方式として位相差検出方式を用いた手法を例示したが、コントラスト方式を採用してもよい。コントラスト方式を採用する場合は、撮像面260Sにおいて、表示枠に対応する位置に配置されている画素から出力された撮像用画素信号、または、表示枠内及び表示枠周辺に対応する位置に配置されている画素から出力された撮像用画素信号を基に、画像の高周波成分のコントラストを評価する評価値を算出することによって焦点検出を行う。
また、検出された眼のサイズが所定値よりも小さい場合にコントラスト方式による焦点検出を行い、検出された眼のサイズが所定値よりも大きい場合に位相差検出方式による焦点検出を行うこととしてもよい。このようにすることで、検出された眼のサイズが小さい場合や、検出された眼に対応する位置にフォーカスポイントPが配置されていない場合には、コントラスト方式による焦点検出を行うことによって適切に焦点検出を行うことができる。
上述した実施形態では、まず顔を検出し、続いて検出した顔の眼を検出したが、顔が検出できない場合には頭部の形を検出し、続いて眼を検出てもよい。具体的には、連続して生成される複数の画像において、顔、眼、及び頭部の形を検出し、それぞれの位置と大きさを画像ごとに記憶する。さらに、顔、眼、及び頭部の形のそれぞれの相対位置及び相対的な大きさである相対情報を記憶する。そして、顔を検出できない場合はまず頭部の形を検出し、検出した頭部の形の位置及び大きさと、記憶している相対情報とを用いて眼の位置及び大きさを検出する。1つの画像で頭部の形を検出できない場合は、過去の画像の頭部の形の位置と大きさを利用した追尾検出をしてもよい。また顔及び頭部の形が検出できない場合は、顔を検出したときの色を含む画像のパターンを特徴量として記憶し、特徴量を画像中の類似した領域を探索し、記憶している相対情報とを用いて眼の位置及び大きさを検出してもよい。過去の画像の特徴量の画像中の類似した領域の位置と大きさを利用する追尾検出をしてもよい。
これにより、顔が検出ができない場合でも、眼があると推測される位置に表示枠を表示することで、眼が検出ができた画像と眼が検出できなかった画像とで眼の表示枠が表示されたりされなかったりすることを防ぐことができる。つまり、連続して表示されるスルー画のフレームごとに眼枠表示されたりされなかったりすることを防ぐことができる。
最新のフレーム(所定の時間間隔で撮像して生成される画像をフレームと呼ぶ。)で検出された顔の位置、大きさ、顔の向きの角度を、それ以前のフレームで検出された顔の位置、大きさ、顔の向きの角度と平均化した値を算出(加重平均、古いフレームほど重みを低くするなど)し、平均化された顔の位置、大きさ、角度に基づいて眼の検出を行っても良い。
撮像装置の揺れで顔の検出の位置、大きさ、角度がフレーム間でばらつく事により、選択される顔の位置や向きが変わることで選択される眼(左右)が変ってしまうことを防ぐことができる。
なお、最新のフレームで検出している顔や眼の人物と異なる人物の顔や眼が選択された場合や、前回のフレームで顔や眼を検出してから所定の時間が経過した後に顔や眼を検出した場合や、検出した顔の位置が大きく変化した場合には、最新のフレームで検出した顔の位置、大きさ、角度と、それ以前に検出された顔の位置、大きさ、角度を平均化せず、新たなフレームから以降に撮影されたフレームで平均化を行っても良い。
上記の説明で、前回の顔や眼を検出してから所定の時間が経過した後に顔や眼を検出した場合とは、顔や眼を検出して以降、所定のフレーム数にわたり顔や眼を検出できず、所定のフレーム数の後に再び顔や眼を検出できた場合のことである。
現在のフレームで検出された眼の大きさ、眼の位置をそれ以前のフレームで検出した眼の大きさ、眼の位置と平均化した値を算出(加重平均、古いフレームほど重みを低くするなど)し、表示枠を表示しても構わない。
これによりフレーム間で、表示枠の大きさが変ったり、位置がずれるのを防ぐことができる。
なお、現在検出している顔や眼の人物と異なる人物の顔や眼が選択された場合や、現在検出している眼と異なる眼が選択された場合や、前回眼を検出してから所定の時間が経過した後に眼を検出した場合や、眼の検出の位置がかなりずれた場合には、現在のフレームで検出した眼の位置、大きさと、それ以前に検出された眼の位置、大きさを平均化せず、新たなフレームから以降に撮影されたフレームで平均化を行っても良い。
顔に表示枠を表示するか、眼に表示枠を表示するかを、検出した顔の大きさが基準の値より大きいか小さいかにより変更してもよい。また、基準値を顔の表示枠の表示から眼の表示枠の表示へ変更する場合と、その逆の場合とで変更しても構わない。例えば、顔の大きさが撮影画像データ中の大きさで50ピクセル(画素)以上あった場合には眼に表示枠を表示し、顔の大きさが撮影画像データ中の大きさで50ピクセル(画素)より小さい場合には顔に表示枠を表示する。
前のフレームで顔に表示枠を表示している場合は、顔の大きさが撮影画像データ中の大きさで55ピクセル(画素)以上になったら、顔の表示枠から眼の表示枠を表示するように変更する。逆に前のフレームで眼に表示枠を表示している場合には、顔の大きさが撮影画像データ中の大きさで45ピクセル以下なったら眼の表示枠から顔の表示枠を表示するように変更する。つまり、顔の表示枠から眼の表示枠の表示へと変更する場合の顔の大きさの基準と、眼の表示枠から顔の表示枠の表示へと変更する場合の顔の大きさの基準を異なるようにしても良い。
これにより、眼の大きさが多少変わった場合に、時間の経過とともに連続して表示される画像間で、顔の表示枠の表示と眼の表示枠の表示とが頻繁に変更されることを防ぐことができる。
上述した実施形態では、顔や眼を検出し、検出した顔や眼の合焦状態を検出する例を示したがこれに限定されない。例えば、撮影して取得した画像からユーザが選択した画像の一部を特徴物として登録し、登録された特徴物を画像データから検出し、合焦状態を検出する構成にしてもよい。もしくは、眼以外にも、唇、サッカーボール、食べ物や指輪など検出できる物体をカメラで設定できるようにしてもよい。また、カメラが複数のシーンに応じた撮影モードを有する場合に、撮影モードに応じて合焦状態を検出する対象を変更してもよい。具体的には、カメラの撮影モードがポートレートモードである場合は眼を検出し、検出した眼の合焦状態を検出し、スポーツモードである場合はボールを検出し、検出したボールの合焦状態を検出するなどとしてもよい。なお、食べ物の場合にはケーキのバースデープレートやロウソクやメインディッシュを検出しても構わない。
日本国特願2018-248622号(2018年12月28日出願)
Claims (13)
- 画像から眼を検出する検出部と、
前記検出部で検出された眼から1つの眼を選択する選択部と、
前記選択部により選択された眼とは異なる眼を選択させるユーザの操作を受け付ける操作部と、
前記画像を表示する表示部と、を備え、
前記表示部は、前記画像と共に、前記操作部により指示を受付可能な前記画像における第1方向及び第2方向を示す表示を行い、
前記操作部は、前記第1方向を指示する第1操作と、前記第1操作と異なり、前記第2方向を指示する第2操作とを受付可能である電子機器。 - 画像から眼を検出する検出部と、
前記検出部で検出された眼から1つの眼を選択する選択部と、
前記選択部により選択された眼とは異なる眼を選択させるユーザの操作を受け付ける操作部と、
を備え、
前記操作部は、前記画像における方向を指示する操作を受け付け、
前記選択部は、前記検出部で検出された眼の中から1つの眼を第1候補として選択したのちに前記操作部で操作を受付けると、受付けた操作に基づいて、前記第1候補とは異なる眼を第2候補として選択し、
前記選択部は、前記操作部により受け付けた前記方向において複数の眼が検出されている場合、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼を前記第2候補として選択する電子機器。 - 前記選択部は、前記操作部により指示された前記方向において、複数の眼が検出されている場合、前記第1候補の眼からの前記方向における距離にかかわらず、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼を前記第2候補として選択する請求項2に記載の電子機器。
- 前記選択部は、前記操作部により指示された前記方向において、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼が無いと、前記第1候補の眼を有する顔と異なる顔の眼を前記第2候補として選択する請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記選択部は、前記操作部により指示された前記方向において、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼が無いと、前記第1候補の眼を有する顔との距離が最も近い顔の眼
を前記第2候補として選択する請求項2または3に記載の電子機器。 - 前記選択部は、前記操作部により指示された前記方向において、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼が無いと、前記第1候補の眼を有する顔との前記方向における距離が最も近い顔の眼を前記第2候補として選択する請求項2または3に記載の電子機器。
- 前記選択部は、前記第1候補の眼を有する顔とは異る顔に含まれ、指示された方向とは反対方向の側にある眼を前記第2候補として選択する請求項5または6に記載の電子機器。
- 前記画像における方向を指示する操作は、前記画像を二分したときのいずれかの側を指示する操作である、請求項2から7のいずれか一項に記載の電子機器。
- 前記選択部は、前記検出部で検出された眼の中から1つの眼を第1候補として選択したのちに、前記操作部で操作を受付けると、受付けた操作に基づいて、前記第1候補の眼を有する顔の中心よりも前記画像の前記方向の側にある1つの眼を前記第2候補として選択する請求項2から8のいずれか一項に記載の電子機器。
- 光学系による像を撮像し、前記画像を生成する信号を出力する撮像素子と、
前記選択部により選択された眼に対応する被写体の像が、前記撮像素子に合焦するように前記光学系を移動させる制御を指示する制御部と、
を有する請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器。 - 前記電子機器はカメラである請求項1から10のいずれか一項に記載の電子機器。
- 画像から眼を検出し、
前記検出した眼から1つの眼を選択し、
前記画像と共に、ユーザの操作による指示を受付可能な前記画像における第1方向及び第2方向を示す表示を行い、
前記第1方向を指示する第1操作と、前記第1操作と異なり、前記第2方向を指示する第2操作とを、前記画像内の眼の選択を行うユーザの操作として受け付けるコンピューターが実行するプログラム。 - 画像から眼を検出し、
前記検出した眼から1つの眼を第1候補として選択し、
前記画像における方向を指示するユーザの操作を、前記選択された眼とは異なる眼を選択させる操作として受け付け、
前記第1候補を選択したのちにユーザの操作を受付けると、受付けた操作に基づいて、前記第1候補とは異なる眼を第2候補として選択し、
受け付けた前記方向において複数の眼が検出されている場合、前記第1候補の眼と同じ顔に含まれる他の眼を前記第2候補として選択するコンピューターが実行するプログラム。
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