JP7214213B2 - 冷却衣服と、その製造方法 - Google Patents
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Description
具体的には、肩の上に貯水タンクを装着し、この貯水タンクに送水ホースの一端を接続し、次に、この送水ホースの中部を身体部分で蛇行させ、その後、この送水ホースの他端を前記貯水タンクに接続した構成となっている。
また、送水ホースにはポンプが介在され、このポンプを駆動することで、前記貯水タンク内の冷却水を、貯水タンク、送水ホースの一端、中部、他端、貯水タンク内へと循環させる構成となっている(これに類似する先行文献としては、例えば下記特許文献1が存在する)。
つまり、着用者の発汗を前提とすることなく、送水ホースの通水孔から流出する冷却水を気化させ、この気化熱で、身体を冷却することができるような構成となっている。
そこで、本発明は、着用時の不快感を低減することを目的とするものである。
また、前記パイピング布は、帯状の布体の、一方の長辺側を、他方の長辺側に折り返して重ね合わせ、重合部と、パイピング部を構成したものである。
また、前記服地は、正面側の服地と背面側の服地とを備え、これら正面側の服地と背面側の服地の一面の身幅方向の端部を重ね合わせるとともに、前記正面側の服地と前記背面側の服地の一面どうしが重なった状態で、前記正面側の服地と前記背面側の服地の他面のいずれか一方の端部に、前記パイピング布が前記第1の固定手段によって固定され、前記正面側の服地と前記背面側の服地のうち前記パイピング布が配置された側の固定部よりも内方側が、前記パイピング布のパイピング部を覆うように折り返された構成としたものである。
また、前記パイピング布の重合部を、前記服地に固定する前記第1の固定手段は、第2の縫い付け糸によって構成したものである。
また、前記服地の首周り側の端部の一面側に、前記パイピング布を配置するとともに、この服地の首周り側の端部の他面側に、前記首周り布を配置し、前記パイピング布と前記首周り布を、前記服地の首周り側の端部に、前記第1の固定手段として設けた縫い糸によって固定したものである。
また、前記服地の、前記パイピング布の固定部よりも内方側を、前記パイピング布のパイピング部を覆う折り返しは、前記服地の裏返しにより構成されたものである。
また、前記送水ホースと前記給水用連結部の少なくとも一方の、一部を、前記パイピング布のパイピング部から露出させ、この露出部において、前記送水ホースと前記給水用連結部の少なくとも一方の、一部を、前記服地に、第2の固定手段によって固定したものである。
また、上記した冷却衣服の製造方法は、服地を裏返して、この服地の裏面を露出させるとともに、この服地の裏面に、パイピング布の重合部を、第1の固定手段によって固定し、その後、前記服地を表側に返して、この服地の表面を露出させるものである。
また、冷却衣服の製造方法は、服地を裏返して、この服地の裏面を露出させるとともに、前記服地の首周り側の端部の一面側に、パイピング布を配置し、この服地の首周り側の端部の他面側に、首周り布を配置し、前記パイピング布と首周り布を、服地の首周り側の端部に、第1の固定手段として設けた縫い付け糸によって固定し、その後、前記服地を表側に返して、この服地の表面を露出させるものである。
以下、本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
図1は、本一実施形態にかかる冷却衣服用冷却装置を装着した冷却衣服の正面図、図2は、この冷却衣服の背面図である。
背面側の服地3の側部には、冷却水供給部5、冷却水分岐部6が設けられた送水ホース7が縦方向に装着されている。
また、冷却水分岐部6は、送水ホース7の他端側に設けられているが、本実施形態では、送水ホース7の他端側を分岐し、冷却衣服1の正面側の服地2の左右上部、および、冷却衣服1の背面側の服地3の左右上部の、合計4ケ所に、冷却水分岐部6が配置されている。
なお、ポンプ10部分には、図9で示す制御回路部14、操作部15、電池16が設けられ、操作部15の操作により、ポンプ10の起動、起動量制御、停止が行えるようになっている。
つまり、送水ホース7の冷却水供給部5から冷却水分岐部6側に、ポンプ10によって冷却水を供給することが出来るようになっている。
この点を、さらに詳細に説明すると、送水ホース7の4ケ所の冷却水分岐部6には、それぞれ、複数の分水ホース17の給水用開口部である一端側給水部17aと他端側給水部17bが連結されている。
つまり、分水ホース17の直径を、前記送水ホース7の直径よりも小径としているので、送水ホース7の4ケ所の冷却水分岐部6に、それぞれ、複数の分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17bを連結することが出来るのである。
つまり、分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17bは、上述のごとく、送水ホース7の冷却水分岐部6に連結され、これら一端側給水部17aと他端側給水部17bから供給された冷却水は、通水孔17cから分水ホース17外へと流出することになる。
すなわち、中空糸膜によって形成された分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17b間が、分水ホース17における出水部17dとなっており、この出水部17dが、正面側の服地2と、背面側の服地3に蛇行されて配置されているので、冷却衣服1の全面に冷却水を供給することが出来るのである。
さらに詳しく説明すると、前記分水ホース17の外周部に設けた各通水孔17cは、図3に示すように、この分水ホース17の外周方向において、隣接する他の通水孔17cとは独立しているが、同分水ホース17の長手方向において、少なくとも一部が重なった状態となっている。つまり、中空糸膜には、無数の通水孔17cが形成されているのである。
この状態を、本実施形態では、上述のごとく、分水ホース17の長手方向に直交する外周部分に、この分水ホース17の前記一端側給水部17aと他端側給水部17bの開口面積よりも、開口面積の小さな通水孔17cが、複数形成されていると表現している。
このように、一般的には液体のフィルターなどに用いられていた中空糸膜を分水ホース17として活用したことが本実施形態の特徴の一つである。
図9に示すように、操作部15の正転用のスイッチ18を閉じれば、制御部19によってスイッチング素子21、22を介してポンプ10が正転し、逆に、操作部15の逆転用のスイッチ23を閉じれば、制御部19によってスイッチング素子24、25を介してポンプ10が逆転するようになっている。
また、正転、逆転の強さは、操作部15のボリューム26によって調整される。
つまり、ボリューム26の調整により、ポンプ10への通電量を調整することができるので、それに合わせて正転、逆転の強さを調整することが出来る。
また、本実施形態では、ポンプ10の間欠駆動でも、十分に分水ホース17の通水孔17cからジワリと冷却水が滲み出る状態となるので、ポンプ10の電力消費を低減することができる。
図10、図11は、冷却衣服1の正面側の服地2と、背面側の服地3を裁断する前の状態を示す。
つまり、分水ホース17の配置は、A点からB点へと一筆書で行うので、装着作業が効率的に行える。
また、背面側の服地3の左右上部にも、複数の分水ホース17の、一端側給水部17aと他端側給水部17bが存在することになる。
なお、各分水ホース17の、一端側給水部17aと他端側給水部17bは正面側の服地2と、背面側の服地3には、糸止めされておらず、自由に動かすことが出来る状態となっている。
つまり、接着剤30によって複数の分水ホース17の、一端側給水部17aと他端側給水部17bを連結具28とともに、正面側の服地2と、背面側の服地3に、固定するのである。
また、分水ホース17は上述のごとく中空糸膜で形成したものであり、その外周面の通水孔17cは極めて小さな開口面積であるので、ここから、粘性のある接着剤30が、分水ホース17内へと侵入することはなく、この部分での目詰まりは発生しない。
先ず、使用者は、図1の冷却衣服1を装着する。
次に、給水パイプ11を、例えば市販の飲料水ボトル12内に挿入し、その状態で、飲料水ボトル12にキャップ部13を回して螺合させれば、給水パイプ11、ポンプ10は飲料水ボトル12に固定される。
その後、操作部15の正転用のスイッチ18を閉じれば、制御部19によってスイッチング素子21、22を介してポンプ10が正転し、これにより、飲料水ボトル12内の冷却水は、送水ホース7の冷却水供給部5、冷却水分岐部6、分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17bを介し、冷却衣服1に蛇行状態で配置した分水ホース17の出水部17dに形成されている無数の通水孔17cから、冷却衣服1の正面側の服地2と、背面側の服地3部分に、ジワリと流出し、ここで外気、風などによって気化する。
この時、出水部17dは冷却衣服1部分に、広く蛇行させているので、身体の広いエリアに冷却水を適量供給することができ、その結果として、冷却効果の高いものとなる。
つまり、本実施形態では、冷却水を、送水ホース7の冷却水供給部5から冷却水分岐部6までポンプ10で送れば、その後は、大気に解放状態となっている分水ホース17の通水孔17cから冷却水自身の重力や、小さな通水孔17cが形成する毛細管現象も作用し、分水ホース17外へと流出することになるので、ポンプ10としての電力消費を抑制することが出来るのである。
一例として、本実施形態では、単3電池を2本直列にした3V電池16使用でも、8時間以上の使用も可能となる。
そして、この冷却水がなくなれば、飲料水ボトル12内に水道水を入れることでも簡単に継続使用が行えることになる。
つまり、本実施形態では、送水ホース7の冷却水分岐部6に、各分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17bを連結したものであるので、各分水ホース17の一端側給水部17aと他端側給水部17bの両方から出水部17dへと冷却水が供給されるようになり、その結果として、分水ホース17の一部に目詰まりが発生しても、その目詰まり部の一端側給水部17a側には、一端側給水部側17aから、また、目詰まり部の他端側給水部17b側には、他端側給水部17b側から冷却水が供給され、長期的に安定した冷却効果を発揮することが出来るようになるのである。
本実施形態では、図5、図13~図15に示すように、服地2、3の、それぞれの少なくとも一面に、縫い付け糸27で分水ホース17を縫い付けている。縫い付け糸27は、服地2、3の一面側(例えば、裏面)において、分水ホース17の長手方向と直交する外周部分を覆うと共に、この縫い付け糸27の両側が同じ縫い針用開口部31を介して服地2、3の他面側(例えば、表面)に通されている。
すなわち、前記縫い付け糸27は、これらの図に示すように、前記服地2、3の縫い針用開口部31を介して、前記服地2、3の他面側から、この服地2、3の一面側に導かれ、次に、分水ホース17の、前記長手方向に直交する外周部分を覆い、その後、前記縫い針用開口部31を介して、前記服地2、3の他面側に導かれた状態とされている。
そして、この縫い付け糸27の、前記分水ホース17の、前記長手方向に直交する外周部分を覆った部分で、この分水ホース17の表面を、図14のように窪ませ、この分水ホース17の長手方向に直交する外周部分を、服地2、3の一面側に拘束させた。
また、このような縫い付け糸27による服地2、3への拘束は、分水ホース17の長手方向における所定間隔(例えば、1から5mm)部分において行われているので、分水ホース17は、服地2、3に強固に縫い付けられた状態となり、その結果、長期使用や、洗濯などによって、分水ホース17が製造時の配置状態からずれた状態になることは少なく、長期にわたる快適な冷却作用の維持が出来るようになる。
つまり、ミシン機構により製造される場合、服地2、3には、縫い針用開口部31が、分水ホース17の長手方向に沿って所定間隔で設けられ、前記服地2、3の他面側における、縫い針用開口部31と、次の縫い針用開口部31間には、縫い付け糸27が、分水ホース17の長手方向にそって直線的に配置された状態となる。
また、このように分水ホース17の表面を窪ませた状態で拘束した縫い付け糸27は、分水ホース17を下糸、縫い付け糸27を上糸として、分水ホース17を服地2、3に縫い付けた状態としたものである。つまり、分水ホース17を服地2、3に縫い付ける糸が縫い付け糸27だけとなるので、ほつれ対策も容易なものとなる。
つまり、下糸cを服地dの下で放置しておくと、それが抜けてしまい、その結果、この下糸cにかかった上糸bは上方へと大きく広がり、その結果、送水ホースaの保持が出来なくなってしまう。
したがって、上糸bと下糸cで、送水ホースaを服地dに縫い付ける場合には、上述のごとく、下糸cの最後を、図32のように服地dの下から上に取り出し、この状態で、接着剤eで上糸bとともに固定しなければならず、非常に生産性の悪いものとなるのである。
この状態で、分水ホース17は、上述のごとく、その一端から他端への長手方向に直交する外周部分に、この分水ホース17の給水用開口部(一端側給水部17a、他端側給水部17b)の開口面積よりも、開口面積の小さな通水孔17cが、複数形成された、いわゆる中空糸膜といわれるものであり、合成樹脂よりなり、しかも、無数の通水孔17cを有する弾性を持った管状態であるので、上記縫い付け糸27の張力調整により、外周部を容易に窪ませた状態にしている。
つまり、縫い付け糸27の個々の拘束箇所において、縫い付け糸27は、分水ホース17の無数の通水孔17cに接した状態となるので、左右にずれ難い状態ともなり、この点でも、縫い付け糸27による服地2、3への分水ホース17の保持、拘束状態が安定するものとなる。
この冷却衣服製造装置は、服地2、3を保持して、この服地2、3をXY方向(例えば、服地2、3を平面視して上下左右)に移動させるXY駆動機構と、このXY駆動機構に保持された服地2、3に分水ホース17を縫い付け糸27によって縫い付けるミシン機構とを備えている。
このようなXY駆動機構、ミシン機構の大部分は、広く知られたものであるので、説明の煩雑化を避けるために主要部分だけを説明する。
上述のごとく、分水ホース17を下糸として扱うために、この分水ホース17をボビンに巻きつけているのである。
前記連通孔37の幅は、縫い付け糸27の直径よりも大きく、分水ホース17の直径よりも小さくしている。
また、貫通孔36の服地2、3側の開口縁には、面取り加工を設け、分水ホース17の引き出し時に、この分水ホース17の外表面に傷がつきにくくしている。
まず、XY駆動機構により、これに保持した服地2、3への分水ホース17の縫い付けパターンに従って、服地2、3をミシン針33の下まで移動させる。
このとき、ミシン針33が一番上、ミシン針33の下に服地2、3、服地2、3の下に針板34、針板34の下に釜が配置された状態となっている。
このとき、下糸として機能させる分水ホース17の外周に図13のように縫い付け糸27が巻きつけられた状態となり、これでミシン針33を上昇させると、分水ホース17が貫通孔36から上方へと引き出され、その結果として、図13のように、服地2、3の下面に、分水ホース17が、縫い付け糸27によって拘束される。
この時、分水ホース17の外周に巻かれた状態の縫い付け糸27は貫通孔36から連通孔37を通り、ミシン針33の部分へと戻ることになる。
そして、このような動作が、図13に示す縫い付け糸27による、服地2、3への分水ホース17の拘束箇所において連続的に行われる。
つまり、ミシン針33が服地2、3の縫い針用開口部31から上昇すると、XY駆動機構により、これに保持した服地2、3の、次に縫い付け部分がミシン針33の下に来るまで移動させる。
つまり、送水ホース7、分岐具38、39、冷却水分岐部6、分水ホース17は、服地2、3の裏側に配置されている。
分水ホース17を服地2、3の裏側に配置した理由は、この分水ホース17から流出した冷却水が、使用者の肌に供給されやすくするためである。
しかしながら、前記送水ホース7と給水用連結部(分岐具38、39や、冷却水分岐部6)は、分水ホース17に比較すると太いものとなるので、これらの内、使用者の違和感が多い、送水ホース7と、分岐具38、39の一部とは、これを、図21のごとく、パイピング布40で覆うことが重要となる。
そして、このパイピング部42内に、送水ホース7と、分岐具38、39の一部が、図20~図27のように収納される。
そして、パイピング布40の重合部41が、第3の縫い付け糸48で縫合された後、この重合部41が、第1の固定手段の一例として用いた縫い付け糸43によって、服地2、3の内、例えば、背面側の服地3の裏面に固定される。
つまり、図19、図20、図21、図23、図24、図26は、服地2、3を裏返した状態で、パイピング布40を取り付ける状態を示している。
また、図25、図27は、パイピング布40の取り付け後、服地2、3を裏返して、それらの表面が露出した状態を示している。
図23は、図20、図21のK-K線での断面図、図24、は、図20、図21のO-O線での断面図、図25は、裏返されていない冷却衣服1において、図20、図21におけるO-O線に相当する断面を表した図、図26は、図20、図21のY-Y線での断面図、図27は、裏返されていない冷却衣服1において、図20、図21におけるY-Y線に相当する断面を表した図を示している。
図23は、図20、図21のK-K線での断面図であるので、ここには、パイピング布40に収納された一本の送水ホース7が現れている。
図24は、図20、図21のO-O線での断面図であるので、ここには、二枚のパイピング布40に収納された二本の送水ホース7が現れている。
図26は、図20、図21のY-Y線での断面図であるので、ここには、パイピング布40に収納された一本の送水ホース7が現れている。
また、図23~図25には、図19にも示す、首周り布44が記載されている。
つまり、服地2、3を裏返して、服地2、3の裏面を露出させるとともに、前記背面側の服地3の首周り側の端部の一面側に、パイピング布40を配置し、この背面側の服地3の首周り側の端部の他面(表面)側に、首周り布44を配置し、前記パイピング布40と首周り布44を、背面側の服地3の首周り側の端部に、縫い付け糸43によって固定する。
もちろん、首周り布44は、正面側の服地2の首周り側の端部に、縫い付け糸43によって固定する。
つまり、正面側の服地2と、背面側の服地3の一面(裏面)における身幅方向である横方向の端部を、図26のごとく重ね合わせるとともに、前記服地2、3(正面側の服地2と背面側の服地3)の一面どうしが重なった状態で、前記正面側の服地2と背面側の服地3の他面のいずれか一方(具体的には背面側の服地3)の端部において、パイピング布40を、重合部41側が、前記背面側の服地3の端部側、前記パイピング部42側が、前記背面側の服地3の内方側となる状態で配置する。
そして、この配置状態で、第1の固定手段の一例である縫い付け糸43によって、服地2,3、パイピング布40を固定する。
その後、服地2、3を表側に、裏返せば、図25、図27の状態になる。
つまり、図21に示すごとく、送水ホース7の下部を分断し、そこにホース連結具46(給水用連結部)を設けて、分断した送水ホース7を連結するのであるが、ホース連結具46部分を糸45によって背面側の服地3に固定するのである。
つまり、ホース連結具46の一部(下部)は、パイピング布40の下方で露出させ、この部分を糸45によって背面側の服地3に固定している。
このため、パイピング布40から露出している送水ホース7部分を摘まんで、不用意に引き出してしまうのを防止することが出来る。
図28~図30は、本発明の他の実施形態を示している。
つまり、この実施形態では、袖4が長いものを示し、この袖4にも、中空糸膜で形成された分水ホース17を配置している。
したがって、分岐具39が新たに二つ追加され、図30において、左右の冷却水分岐部6が正面側の服地2用、その内側が袖4用、内の二つが背面側の服地3用となる。
このように、たくさんの分岐具39が追加されても、その一部をパイピング布40で覆うとともに、背面側の服地3で覆えば、使用者への違和感を少なくすることが出来る。
2 正面側の服地
3 背面側の服地
4 袖
5 冷却水供給部
6 冷却水分岐部(給水用連結部)
7 送水ホース
8 連結具
9 連結具
10 ポンプ
11 給水パイプ
12 飲料水ボトル
13 キャップ部
14 制御回路部
15 操作部
16 電池
17 分水ホース
17a 一端側給水部(給水用開口部)
17b 他端側給水部(給水用開口部)
17c 通水孔
17d 出水部
18 スイッチ
19 制御部
20 連結部
21 スイッチング素子
22 スイッチング素子
23 スイッチ
24 スイッチング素子
25 スイッチング素子
26 ボリューム
27 第1の縫い付け糸
28 連結具(給水用連結部)
29 開口部
30 接着剤
31 縫い針用開口部
32 針孔
33 ミシン針
34 針板
35 第1の貫通孔(貫通孔)
36 第2の貫通孔(貫通孔)
37 連通孔
38 分岐具(給水用連結部)
39 分岐具(給水用連結部)
40 パイピング布
41 重合部
41a 一方の長辺側
41b 一方の長辺側
42 パイピング部
43 第2の縫い付け糸(第1の固定手段)
44 首周り布
45 糸(第2の固定手段)
46 ホース連結具(給水用連結部)
47 連結生地
48 第3の縫い付け糸
Claims (9)
- 服地と、
この服地の少なくとも一面に、第1の縫い付け糸で縫い付けられた分水ホースと、
この分水ホースの一端、または他端の少なくとも一方に設けた給水用開口部に連結された給水用連結部と、
この給水用連結部に連結された送水ホースと、
前記送水ホースと前記給水用連結部の少なくとも一方の、少なくとも一部を覆ったパイピング布と、を備え、
前記分水ホースは、その一端から他端への長手方向に直交する外周部分に、この分水ホースの前記給水用開口部の開口面積よりも、開口面積の小さな通水孔が、複数形成された構成とし、
前記パイピング布は、帯状の布体の、一端部側を他端部側に折り返して重ね合さったことで、一端部側と他端部側が重ね合された重合部と、前記一端部側と他端部側との間のパイピング部とが形成され、
前記パイピング布のパイピング部内には、前記給水用連結部と送水ホースの少なくとも一方の、少なくとも一部が収納され、
前記パイピング布は、前記服地の端部の一面において、その重合部側が前記服地の端部側、前記パイピング部側が前記服地の内方側となる状態で配置されるとともに、この配置状態で、前記パイピング布の重合部が、前記服地に、第1の固定手段によって固定され、前記服地の、パイピング布の固定部よりも内方側が、前記パイピング布のパイピング部を覆うように折り返された構成とした冷却衣服。 - 前記パイピング布は、帯状の布体の、一方の長辺側を、他方の長辺側に折り返して重ね合わせ、重合部と、パイピング部を構成した請求項1に記載の冷却衣服。
- 前記服地は、正面側の服地と背面側の服地とを備え、これら正面側の服地と背面側の服地の一面の身幅方向の端部を重ね合わせるとともに、前記正面側の服地と前記背面側の服地の一面どうしが重なった状態で、前記正面側の服地と前記背面側の服地の他面のいずれか一方の端部に、前記パイピング布が前記第1の固定手段によって固定され、前記正面側の服地と前記背面側の服地のうち前記パイピング布が配置された側の固定部よりも内方側が、前記パイピング布のパイピング部を覆うように折り返された構成とした請求項1または2に記載の冷却衣服。
- 前記パイピング布の重合部を、前記服地に固定する前記第1の固定手段は、第2の縫い付け糸によって構成した請求項1から3のいずれか一つに記載の冷却衣服。
- 前記服地の首周り側の端部の一面側に、前記パイピング布を配置するとともに、この服地の首周り側の端部の他面側に、首周り布を配置し、前記パイピング布と前記首周り布を、前記服地の首周り側の端部に、前記第1の固定手段として設けた縫い糸によって固定した請求項1または2に記載の冷却衣服。
- 前記服地の、前記パイピング布の固定部よりも内方側を、前記パイピング布のパイピング部を覆う折り返しは、前記服地の裏返しにより構成された請求項1から5のいずれか一つに記載の冷却衣服。
- 前記送水ホースと前記給水用連結部の少なくとも一方の、一部を、前記パイピング布のパイピング部から露出させ、この露出部において、前記送水ホースと前記給水用連結部の少なくとも一方の、一部を、前記服地に、第2の固定手段によって固定した請求項1から6のいずれか一つに記載の冷却衣服。
- 請求項1から4のいずれか一つ、請求項1から4のいずれか一つに従属する請求項6、請求項1から4のいずれか一つに従属する請求項7、または、請求項1から4のいずれか一つに従属する請求項6に従属する請求項7に記載の冷却衣服の製造方法であって、前記服地を裏返して、この服地の裏面を露出させるとともに、この服地の裏面に、前記パイピング布の重合部を、前記第1の固定手段によって固定し、その後、前記服地を表側に返して、この服地の表面を露出させる冷却衣服の製造方法。
- 請求項5に記載の冷却衣服の製造方法であって、前記服地を裏返して、この服地の裏面を露出させるとともに、前記服地の首周り側の端部の一面側に、前記パイピング布を配置し、この服地の首周り側の端部の他面側に、前記首周り布を配置し、前記パイピング布と前記首周り布を、前記服地の首周り側の端部に、前記第1の固定手段として設けた縫い付け糸によって固定し、その後、前記服地を表側に返して、この服地の表面を露出させる冷却衣服の製造方法。
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