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JP7230874B2 - 数値制御装置 - Google Patents
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Description

本発明は、数値制御装置に関する。
特許文献1が開示する数値制御装置は、工作機械で使用する工具の工具情報を記憶する。数値制御装置は工具情報に基づき、工作機械が一連の動作を実行する為の指定動作プログラムを作成する。特許文献2が開示する工具情報表示装置は、工具情報管理手段と装備状況表示手段を備える。工具情報管理手段は加工機械(工作機械)が備える工具マガジンが装着する工具の情報を管理する。装備状況表示手段は工具情報管理手段が管理する工具の情報に従い工具マガジンの工具装着配列を疑似的に再現した工具の装備状況を表示する。
国際公開第2014/155723号 特開2007-144541号公報
作業者は工作機械の操作パネルを用いて、工具の情報を編集する作業と、記憶した工具を工具マガジンが装着する工具として登録する作業を行う。操作パネルにおいて、工具の情報を編集する編集画面と、工具マガジンが装着する工具の登録画面は、互いに別画面なので、作業者は上記二つの作業を夫々異なる画面を参照して行う必要がある。故に作業者は上記二つの画面を往来する時があり、作業が煩わしいという問題点がある。
本発明の目的は、工具に係る情報の編集時の作業性を向上できる数値制御装置を提供することである。
請求項1の数値制御装置は、工具を装着する主軸を回転して被削材を加工する機械と、前記工具を支持可能な複数の支持部を移動可能に保持する工具マガジンを備え、当該工具マガジンにおいて工具交換位置に移動した前記支持部が支持する前記工具と、前記主軸に装着する前記工具とを入替交換可能な工具交換装置とを備える工作機械の動作を制御する数値制御装置において、複数の前記工具の情報である工具情報を記憶する工具記憶部と、前記工具情報を編集する工具編集部と、前記工具マガジンにおいて、前記複数の支持部の夫々が支持する前記工具の情報である支持情報を記憶する支持記憶部と、前記支持情報を編集する支持編集部と、前記工具情報を表示する工具情報領域、及び前記支持情報を表示する支持情報領域を含む表示画面を表示部に出力する出力部と、を備え、前記表示画面は、前記工具情報領域に表示した前記工具情報について、前記工具編集部による編集の指示を受付ける工具編集受付部と、前記支持情報領域に表示した前記支持情報について、前記支持編集部による編集の指示を受付ける支持編集受付部と、前記支持情報領域に表示した前記支持情報について、前記複数の支持部のうち何れか一つを指定する指定部と、前記工具交換装置を制御し、前記指定部が指定する前記支持部である指定支持部を前記工具マガジンにおける所定位置に移動する移動部とを備えることを特徴とする。
上記数値制御装置において、作業者は表示画面を参照し、工具情報と支持情報を編集できる。故に数値制御装置は工具に係る情報の編集等の操作を行う際の作業性を向上できる。
数値制御装置は複数の支持部のうち何れか一つを指定し、指定した指定支持部を自動で所定位置に移動できる。故に数値制御装置は所望の支持部を所定位置に容易に移動できる。
請求項の数値制御装置は、前記工具マガジンにおける前記指定支持部の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部の検出結果に基づき、前記移動部に依る前記指定支持部の移動後に、前記指定支持部が前記所定位置に在るか否かを判定する位置判定部と、前記指定支持部が前記所定位置にないと前記位置判定部が判定した時、前記指定支持部が前記所定位置以外の位置に在ることを示すエラー情報を前記表示部に出力するエラー出力部とを更に備えてもよい。該数値制御装置は指定支持部の位置が所定位置以外の位置に在る時、エラー情報を表示部に出力する。故に数値制御装置は指定支持部の位置が所定位置以外の位置に在る時、支持情報と、実際の工具交換装置における支持部が支持する工具の情報とが同じであると作業者が誤認することを抑制できる。
請求項の数値制御装置において、前記出力部は、前記工具マガジンにおける前記複数の支持部の配置に対応して前記支持情報を配置した画像である配置画像を前記支持情報領域に出力してもよい。該数値制御装置は工具マガジンにおける複数の支持部の配置に対応して支持情報を配置した配置画像を表示する表示画面を表示部に出力する。故に作業者は支持部の支持情報と工具マガジンにおける支持部の配置とを表示画面上で容易に把握できる。
請求項の数値制御装置は、前記工具情報に基づき、前記支持部が支持する前記工具が所定条件を満たすか否かを判定する合致判定部を更に備え、前記出力部は、前記合致判定部の判定結果を含む前記表示画面を出力してもよい。該数値制御装置は支持部が支持する工具が所定条件を満たすか否かを合致判定部に依り判定し、合致判定部の判定結果を示す情報を含む表示画面を出力する。故に作業者は支持部が支持する工具が所定条件を満たすか否かを容易に把握できる。
数値制御装置30と工作機械1の電気ブロック図。 マガジン情報領域50と工具情報領域100を含む表示画面49の説明図。 マガジン情報領域50と工具情報領域100を含む表示画面49の説明図。 マガジン情報領域50と工具情報領域100を含む表示画面49の説明図。 取付位置割出処理の流れ図。 図5に続く取付位置割出処理の流れ図。 マガジン情報領域処理の流れ図。 図7に続くマガジン情報領域処理の流れ図。 位置不明エラー画面249の説明図。 主軸位置割出処理の流れ図。 図10に続く主軸位置割出処理の流れ図。 マガジン情報領域50と工具情報領域300を含む表示画面49の説明図。
本発明の実施形態を説明する。図1に示す数値制御装置30は工作機械1の動作を制御することで、テーブル(図示略)上面に保持した被削材(図示略)の切削加工を行う。工作機械1の左右方向、前後方向、上下方向は夫々X軸方向、Y軸方向、Z軸方向である。
図1を参照し、工作機械1の構成を説明する。工作機械1は例えばテーブル上面に保持した被削材に対し、Z軸方向に延びる主軸に装着した工具をXYZの各送り軸の方向に移動して加工を行う縦型工作機械である。工作機械1は機械部2、工具交換装置3等を備える。
機械部2は、主軸ヘッド、主軸、主軸モータ11、X軸モータ12、Y軸モータ13、Z軸モータ14等を備える。主軸ヘッドはX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に移動可能に支持する。主軸ヘッドは主軸を回転可能に支持する。主軸モータ11は、主軸を回転する駆動源である。X軸モータ12、Y軸モータ13、Z軸モータ14は主軸ヘッドをX軸、Y軸、Z軸の送り軸に移動する駆動源である。
工具交換装置3は主軸ヘッド前方に設ける。工具交換装置3は工具マガジン(図示略)、マガジンモータ15を備える。工具マガジンはタレット式であり、図示しないマガジンベース、16本のグリップアームを備える。マガジンベースは正面視円盤状である。マガジンベースはマガジンモータ15の駆動に依り前後方向に平行に延びる回転軸を中心に回転する。グリップアームはマガジンベースの外周に沿って設ける。グリップアーム夫々は工具を着脱可能に保持する。
工具交換動作を説明する。工具交換動作において、主軸は工具交換装置3と共にX軸方向、Y軸方向に移動し、工具交換装置3に対して相対的にZ軸方向に移動する。以下説明は、Z軸の機械原点をZ軸原点という。Z軸の機械原点はZ軸の機械座標が被削材を加工可能な上限位置である。
工具交換動作において、主軸は現在位置(例えば加工位置)からZ軸方向にZ軸原点を通過してATC原点迄上昇する。ATC原点はマガジンベースが回転可能となるZ軸の機械座標である。上昇する主軸がZ軸原点とATC原点の間に在る時、工具交換装置3は工具交換位置に在るグリップアームに依り主軸が装着する工具を取外す。工具交換位置はマガジンベースに対して最下方位置に在るグリップアームの位置である。
工具交換装置3はマガジンモータ15の駆動に依りマガジンベースを回転し、NCプログラムが指定する工具を保持するグリップアームを工具交換位置に移動する。主軸はATC原点からZ軸原点迄下降する。下降する主軸がATC原点とZ軸原点の間に在る時、工具交換装置3は工具交換位置に在るグリップアームが保持する工具を主軸に装着する。
図1を参照し、数値制御装置30と工作機械1の電気的構成を説明する。数値制御装置30はCPU31、ROM32、RAM33、記憶装置34、入出力部35を備える。CPU31は工作機械1の動作を統括制御する。ROM32は各種プログラムを記憶する。RAM33は種々のデータを一時記憶する。記憶装置34は不揮発性であり、複数の加工プログラム、後述する工具情報、マガジン情報等を記憶する。加工プログラムは被削材を加工する為のNCプログラムである。
機械部2は駆動回路41~44、エンコーダ11A~14Aを更に備える。駆動回路41~44は入出力部35を介してCPU31と夫々接続する。CPU31は駆動回路41~44を制御することで、主軸モータ11、X軸モータ12、Y軸モータ13、Z軸モータ14を夫々制御する。エンコーダ11A~14Aは一般的なアブソリュートエンコーダである。エンコーダ11A~14Aは主軸モータ11、X軸モータ12、Y軸モータ13、Z軸モータ14の出力軸の回転位置の絶対位置を夫々検出し、CPU31に出力する。
工具交換装置3は駆動回路45、エンコーダ15Aを更に備える。駆動回路45は入出力部35を介してCPU31と接続する。CPU31は駆動回路45を制御することで、マガジンモータ15を制御する。エンコーダ15Aは一般的なアブソリュートエンコーダである。エンコーダ15Aはマガジンモータ15の出力軸の回転位置の絶対位置を検出し、CPU31に出力する。
工作機械1は操作部20、実行スイッチ26を更に備える。操作部20は液晶ディスプレイ(LCD)21、タッチパネル22を備える。LCD21はCPU31が出力する表示画面49(図2参照)等を表示する。LCD21表面はタッチパネル22を設ける。作業者は指、ペン等を用いてタッチパネル22の押圧操作(以下パネル操作という。)を行う。作業者はLCD21が表示する表示画面49を確認しながらパネル操作を行うことで、後述するマガジン情報の設定、工具情報の設定等の各種指示をCPU31に入力する。実行スイッチ26は作業者が操作可能な物理スイッチであり、操作結果をCPU31に出力する。
図2~図4を参照し、表示画面49を説明する。表示画面49の左右方向、上下方向は夫々工作機械1の左右方向、上下方向である。表示画面49は工具情報を表示する工具情報領域100(図4参照)、マガジン情報を表示するマガジン情報領域50(図2参照)等を表示する。
工具情報は記憶装置34が記憶する工具に関連する情報(例えば工具番号、工具名、工具長オフセット、工具長摩耗補正、工具種類、工具の寿命等)である。
マガジン情報は複数のグリップアームの夫々の保持状態を示す情報である。記憶装置34はマガジン情報として、工具マガジンにおけるグリップアームを特定するマガジン番号と、工具情報、後述する使用不可情報、キャップ情報、未登録情報とを対応付けて記憶する。
図2、図3の如く、工作機械1の電源を投入した時、CPU31はマガジン情報領域50、工具情報領域100、割出指示領域130、工具設定指示領域140を含む表示画面49を出力する。マガジン情報領域50は表示画面49左側に表示する。工具情報領域100は表示画面49右側に表示する。割出指示領域130はマガジン情報領域50下側に表示する。工具設定指示領域140は工具情報領域100、割出指示領域130夫々の下側に表示する。
マガジン情報領域50は領域内に配置画像68、スクロールバー69を表示する。マガジン情報領域50は配置画像68の上下方向の一部を表示する。スクロールバー69はマガジン情報領域50右端部に表示する。スクロールバー69はノブ69a、バー69bを有する。ノブ69aは上下方向に延びる略長方形状の部位である。バー69bはノブ69aより上下に長い略長方形状の部位であり、内部にノブ69aを設ける。ノブ69aは作業者がパネル操作を行うことに依りバー69bに沿って上下動する。領域の表示範囲はノブ69aの上下動に対応して上下動する。
配置画像68は環部67、情報部51~66を有する。環部67は環状の画像(図2、図3では環の一部を表示)である。情報部51~66の数は工具マガジンに設けるグリップアームの数と同じ16個である。
情報部51~66は環部67に沿って設ける。情報部51~66夫々は工具マガジンにおけるグリップアームの配置に対応してグリップアームのマガジン情報を表示する。情報部51~66は番号部51a~66aを夫々有する。番号部51a~66aは情報部51~66が表示するマガジン情報のマガジン番号を表示する。
番号部51a~66aは円形状の画像であり、環部67に設ける。グリップアームが加工プログラムで使用する工具を保持する時、該グリップアームに対応する番号部51a~66aは黒色の背景色に白色の文字の番号で表示する。グリップアームが加工プログラムで使用しない工具を保持する時、又はグリップアームが工具を保持していない時、該グリップアームに対応する番号部51a~66aは白色の背景色に黒色の文字の番号で表示する。
情報部51~66はグリップアームが保持する工具の工具番号を上段、工具名を下段に並べて表示する。マガジン情報はグリップアームが工具を保持していない情報を含む。記憶装置34は該グリップアームのマガジン情報として未登録情報を記憶し、情報部51~66は「未登録」と表示する。工具を保持していないグリップアームは切屑の付着を防止する為にキャップを装着する時がある。該時、記憶装置34は該グリップアームのマガジン情報としてキャップ情報を記憶し、情報部51~66は「キャップ」と表示する。
情報部51~66はグリップアームが保持する工具の状態も表示する。工具の状態は工具の使用状態であり、工具の寿命が近い場合、情報部51~66は予告寿命画像59bを表示する。
工具種類が大径の工具をグリップアームが保持する時、情報部51~66は工具番号の右側に「大径」と表示する。大径の工具は径が大きく、該工具を保持するグリップアームに隣合うグリップアーム(以下隣合グリップアームという。)は工具を装着できない。大径の工具をグリップアームが保持する時、記憶装置34は隣合グリップアームのマガジン情報として使用不可であることを示す使用不可情報を記憶し、情報部51~66は「使用不可」と表示する。
工具交換位置に在るグリップアームの情報部56は工具交換位置画像56bを表示する。後述の取付位置に在るグリップアームの情報部58は取付位置画像58bを表示する。
図2に示す工具情報領域100は領域内の上方にプログラム表示部80、下方に使用工具表示部90を表示する。プログラム表示部80は工作機械1で使用する加工プログラムのプログラム番号を表示する。プログラム表示部80右部はプログラム受付部81を有する。プログラム受付部81は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。作業者がプログラム受付部81のパネル操作を行う時、CPU31は記憶装置34が記憶する加工プログラムのプログラム番号の一覧をドロップダウンリスト(図示略)で表示する。作業者がドロップダウンリストのプログラム番号の一つを選択してパネル操作を行うことで、CPU31はプログラム番号に対応する加工プログラムを工作機械1で使用する加工プログラムとして決定する。
使用工具表示部90はプログラム表示部80に表示中のプログラム番号の加工プログラムを実行時に工作機械1が使用する工具(以下使用工具という。)を表示する。
使用工具表示部90の右側列は使用工具の工具情報を各枠(図2では4つの枠)に表示し、左側列は使用工具を保持するグリップアームのマガジン番号を各枠(図2では4つの枠)に表示する。右側列の工具情報は工具番号、工具名である。グリップアームが使用工具を保持していない時、そのグリップアームのマガジン番号の枠は空欄となる(左列4つ目の枠参照)。グリップアームが保持する工具とグリップアームが保持していない工具では枠の色が異なる。図2の1行目は工具番号001、工具名T1の工具をマガジン番号2のグリップアームが保持していることを示す。
情報部51~66、各枠91は作業者に依るパネル操作を受付ける。作業者が情報部51~66の何れか一つにパネル操作を行う時、CPU31はパネル操作を受付けた情報部51~66に対応するグリップアームを指定グリップアームとしてRAM33に記憶する。マガジン情報領域50は指定グリップアームに対応する情報部51~66を強調して表示する(図2の情報部56)。指定グリップアームが使用工具を保持する時、使用工具表示部90は指定グリップアームが保持する使用工具の工具情報の枠91を強調して表示する。
作業者が枠91のパネル操作を行う時、CPU31はパネル操作を受付けた枠91が表示する工具を指定工具としてRAM33に記憶する。使用工具表示部90は指定工具の枠91を強調して表示する。指定工具をグリップアームが保持する時、マガジン情報領域50は指定工具を保持するグリップアームに対応する情報部51~66を強調して表示する。上記強調の表示は他の枠と色を変えるか、点滅させることでもよい。
情報部51~66と枠91とに夫々パネル操作後、CPU31はマガジン情報として指定グリップアームが指定工具を保持すると設定し、記憶装置34に記憶する。例えば、表示画面49において、マガジン番号が11である情報部61と、工具番号010の工具の枠91を作業者が順にパネル操作を行う時、マガジン番号11のグリップアームが工具番号010を保持するマガジン情報を記憶装置34に記憶する。CPU31はマガジン情報の更新を反映した表示画面49を出力する。
割出指示領域130は領域内に左から順に取付位置割出受付部131、主軸位置割出受付部132、XY軸移動受付部133を表示する。取付位置割出受付部131、主軸位置割出受付部132、XY軸移動受付部133は何れも作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。
作業者が取付位置割出受付部131のパネル操作を行う時、CPU31は後述の取付位置割出処理を実行する。取付位置割出処理において、CPU31は指定グリップアーム又は指定工具を保持するグリップアームを取付位置に移動する。取付位置はマガジンベースにおいて工具交換位置から正面視半時計回りに2つ先に在るグリップアームの位置である(図2の情報部58に対応するグリップアームの位置)。作業者は取付位置に在るグリップアームが保持する工具を手作業で着脱できる。
作業者が主軸位置割出受付部132のパネル操作を行う時、CPU31は後述の主軸位置割出処理を実行する。主軸位置割出処理において、CPU31は指定グリップアーム又は指定工具を保持するグリップアームを工具交換位置に移動し、工具交換装置3に依る主軸の工具交換を行う。
作業者がXY軸移動受付部133のパネル操作を行う時、CPU31はXY軸移動設定を設定し、設定の結果を記憶装置34に記憶する。CPU31はXY軸移動設定を有効、無効の何れか一方に切替えて設定する。XY軸移動設定が有効である時、CPU31は取付位置割出処理、主軸位置割出処理において主軸ヘッドをX軸、Y軸の所定の機械座標に移動する。これにより、例えば取付位置に在るグリップアームが保持する工具を作業者に依る手作業で着脱する作業の効率が向上する。XY軸移動設定が無効である時、CPU31は主軸ヘッドをX軸方向、Y軸方向に移動しない。
工具設定指示領域140は領域内に左から順に工具設定受付部141、情報説明画像142を表示する。情報説明画像142は番号部51a~66a、予告寿命画像59bの説明を記載した画像である。工具設定受付部141は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。作業者は工具設定受付部141のパネル操作を行う時、CPU31は工具情報領域100にマガジン情報表示部110と工具情報表示部120の上下方向の一部、前述のスクロールバー69を表示する(図4参照)。スクロールバー69は工具情報領域100右端部に表示する。
マガジン情報表示部110は1行目にマガジン番号をマガジン番号枠111に表示し、2行目に工具番号を工具番号枠112に表示する。マガジン番号枠111右端部はマガジン番号受付部111aを有する。工具番号枠112右端部は工具番号受付部112aを有する。マガジン番号受付部111a、工具番号受付部112a夫々は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。
工具情報表示部120は工具番号以外の工具情報を複数の工具情報枠121に表示する。工具情報枠121は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。作業者が工具情報枠121のパネル操作を行う時、CPU31は作業者の操作に応じて記憶装置34に記憶の工具情報を設定する。CPU31は工具情報の更新を反映したマガジン情報領域50、工具情報領域100夫々を含む表示画面49を出力する。
作業者がマガジン番号受付部111aのパネル操作を行う時、CPU31はグリップアームのマガジン番号の一覧をドロップダウンリスト(図示略)で表示する。作業者はドロップダウンリストのマガジン番号の一つを選択してパネル操作を行う。該時、CPU31は選択したマガジン番号に対応するグリップアームが保持する工具の工具情報のうち、工具番号を工具番号枠112に、工具番号以外を複数の工具情報枠121に表示する表示画面49を出力する。尚、マガジン番号に対応するグリップアームが工具を保持していない時、CPU31は工具番号枠112、複数の工具情報枠121夫々を空欄で表示する。
作業者が工具番号受付部112aのパネル操作を行う時、CPU31は記憶装置34に記憶の工具番号の一覧をドロップダウンリスト(図示略)で表示する。作業者はドロップダウンリストの工具番号の一つを選択してパネル操作を行う。該時、CPU31は工具番号に対応する工具を保持するグリップアームのマガジン番号をマガジン番号枠111に、工具番号以外の工具情報を複数の工具情報枠121に表示する表示画面49を出力する。尚、工具番号に対応する工具をグリップアームが保持していない時、CPU31はマガジン番号枠111を空欄で表示する。
図5、図6を参照し、取付位置割出処理を説明する。取付位置割出処理は指定グリップアーム又は指定工具を保持するグリップアームを取付位置に移動する為の処理である。作業者が取付位置割出受付部131のパネル操作を行う時、CPU31はROM32からプログラムを読み出して取付位置割出処理を開始する。
図5の如く、CPU31は取付位置割出確認表示を実行する(S11)。取付位置割出確認表示において、CPU31は表示画面49中央に取付位置割出処理を開始する旨の画面(図示略)を表示する。該画面は解除受付部(図示略)を有し、解除受付部は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。
CPU31は作業者に依る解除受付部のパネル操作があるか否かを判断する(S12)。作業者が解除受付部のパネル操作を行う時(S12:YES)、CPU31は取付位置割出処理を終了する。
作業者が解除受付部のパネル操作を行わない時(S12:NO)、CPU31は作業者に依る実行スイッチ26の操作があるか否かを判断する(S13)。作業者が実行スイッチ26の操作を行わない時(S13:NO)、CPU31は処理をS12に戻す。作業者が解除受付部のパネル操作、実行スイッチ26の操作の何れか一方を行う迄、CPU31はS12、S13を繰返し実行する。
作業者が実行スイッチ26の操作を行う時(S13:YES)、CPU31はRAM33が指定グリップアームを記憶しているか否かを判断する(S21)。RAM33が指定グリップアームを記憶している時(S21:YES)、CPU31は指定グリップアームを取付位置に移動する取付割出グリップアームとして指定し、RAM33に記憶する(S22)。CPU31は処理をS30(図6参照)に移行する。
RAM33が指定グリップアームを記憶していない時(S21:NO)、CPU31はRAM33が記憶する指定工具を保持するグリップアームがあるか否かを判断する(S23)。指定工具をRAM33が記憶し、グリップアームが指定工具を保持するマガジン情報を記憶装置34が記憶する時(S23:YES)、指定工具を保持するグリップアームを取付割出グリップアームとして指定し、RAM33に記憶して(S24)、処理をS31に移行する。RAM33が指定工具を記憶していない時、又はグリップアームが指定工具を保持するマガジン情報を記憶装置34が記憶していない時(S23:NO)、CPU31は取付割出グリップアームを指定できないとしてLCD21にエラー画面(図示略)を表示し(S25)、取付位置割出処理を終了する。
図6の如く、CPU31はZ軸モータ14の駆動を開始し、主軸の上昇を開始する(S30)。CPU31は上昇する主軸がZ軸原点に到達したか否かを判断する(S31)。CPU31は主軸がZ軸原点に到達する迄、処理を待機する(S31:NO)。主軸がZ軸原点に到達した時(S31:YES)、CPU31は記憶装置34に記憶のXY軸移動設定が有効であるか否かを判断する(S32)。記憶装置34に記憶のXY軸移動設定が有効である時(S32:YES)、CPU31はX軸モータ12、Y軸モータ13を駆動することで主軸ヘッドをX軸、Y軸の所定の機械座標に移動し(S33)、処理をS34に移行する。記憶装置34に記憶のXY軸移動設定が無効である時(S32:NO)、CPU31は主軸ヘッドをX軸方向、Y軸方向に移動せず、処理をS34に移行する。
CPU31は上昇する主軸がATC原点に到達したか否かを判断する(S34)。CPU31は主軸がATC原点に到達する迄、処理を待機する(S34:NO)。主軸がATC原点に到達する迄に、工具交換装置3は工具交換位置に在るグリップアームに依り主軸が装着する工具を取外す。CPU31は主軸がATC原点に到達した時(S34:YES)、Z軸モータ14の駆動を停止し、主軸の上昇を終了する(S35)。
CPU31はマガジンモータ15を駆動し、工具マガジンを回転することで取付割出グリップアームを取付位置に移動する(S41)。CPU31はエンコーダ15Aの検出結果に基づいて取付割出グリップアームが取付位置に在るか否かを判断する(S51)。取付割出グリップアームが取付位置に在る時(S51:YES)、CPU31はマガジン情報領域処理(S52)と、工具情報領域処理(S53)を実行して工具情報領域100を更新する。CPU31は取付位置割出処理を終了する。
取付割出グリップアームが取付位置にない時(S51:NO)、CPU31は位置不明表示処理を実行し(S54)、取付位置割出処理を終了する。位置不明表示処理において、CPU31は位置不明エラー画面249をLCD21に出力する。
図9の如く、位置不明エラー画面249はマガジン情報領域50、工具情報領域100、割出指示領域130、工具設定指示領域140夫々を後述するように更新したものである。
マガジン情報領域50の情報部51~66はマガジン情報の代わりに「?」を表示し、番号部51a~66aはマガジン番号を削除して表示する。
工具情報領域100は文字に依る説明で取付割出グリップアームが取付位置にないことを表示する。割出指示領域130における取付位置割出受付部131、主軸位置割出受付部132、XY軸移動受付部133は黒色画像231~233を表示する。黒色画像231~233は作業者に依るパネル操作を受付けない。工具設定指示領域140における工具設定受付部141は黒色画像241を表示する。黒色画像241は作業者に依るパネル操作を受付けない。
図7、図8を参照し、マガジン情報領域処理を説明する。マガジン情報領域処理は工具マガジンの回転に依り配置が変更したグリップアームのマガジン情報を更新したマガジン情報領域50を出力する為の処理である。
図7の如く、CPU31は変数iの値に1を設定する(S61)。変数iの値はグリップアームのマガジン番号に対応する。CPU31は変数iの値が工具マガジンにおけるグリップアームの数である16以下であるか否かを判断する(S71)。変数iの値が16以下である時(S71:YES)、CPU31はマガジン番号がiのマガジン情報を記憶装置34から取得する(S72)。
CPU31は取得したマガジン情報に基づき、マガジン番号がiのグリップアームが工具を保持するか否かを判断する(S81)。マガジン番号がiのグリップアームが工具を保持する時(S81:YES)、CPU31は処理をS101(図8参照)に移行する。マガジン番号がiのグリップアームが工具を保持していない時(S81:NO)、CPU31はマガジン番号がiのマガジン情報が使用不可情報であるか判断する(S91)。
マガジン番号がiのマガジン情報が使用不可情報である時(S91:YES)、CPU31はマガジン番号がiの情報部51~66に「使用不可」と表示するよう設定し(S92)、処理をS131(図8参照)に移行する。マガジン番号がiのマガジン情報が使用不可情報でない時(S91:NO)、CPU31はマガジン番号がiのマガジン情報がキャップ情報であるか否かを判断する(S93)。
マガジン番号がiのマガジン情報がキャップ情報である時(S93:YES)、CPU31はマガジン番号がiの情報部51~66に「キャップ」と表示するよう設定し(S94)、処理をS131に移行する。マガジン番号がiのマガジン情報がキャップ情報でない時(S93:NO)、CPU31はマガジン番号がiのマガジン情報が未登録情報であるとして、マガジン番号がiの情報部51~66に「未登録」と表示するよう設定する(S95)。CPU31は処理をS131に移行する。
図8の如く、CPU31はマガジン情報に基づき、マガジン番号が変数iの情報部51~66に工具番号、工具名を表示するよう設定する(S101)。CPU31はマガジン番号がiのグリップアームが保持する工具の工具情報を記憶装置34から取得する(S102)。
CPU31は取得した工具情報に基づき、マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が大径であるか否かを判断する(S111)。マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が大径でない時(S111:NO)、CPU31は処理をS121に移行する。マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が大径である時(S111:YES)、CPU31はマガジン番号が変数iの情報部51~66の工具番号の右側に「大径」と表示するよう設定し(S112)、処理をS121に移行する。
CPU31は取得した工具情報に基づき、マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が予告寿命に到達したか否かを判断する(S121)。マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が予告寿命に到達していない時(S121:NO)、CPU31は処理をS131に移行する。マガジン番号がiのグリップアームが保持する工具が予告寿命に到達した時(S121:YES)、CPU31はマガジン番号がiの情報部51~66に予告寿命画像59bを表示するよう設定し(S122)、処理をS131に移行する。CPU31は変数iの値に1を加算し、処理をS71(図7参照)に戻す。
CPU31はS71~S131を繰返し実行する。全てのマガジン番号の情報部51~66について表示の設定が完了し、変数iの値が16より大きい時(S71:NO)、CPU31は配置処理を実行する(S141)。配置処理において、CPU31はエンコーダ15Aの検出結果に基づいて配置画像68における情報部51~66の配置を設定する。CPU31は情報部51~66を配置した配置画像68を有するマガジン情報領域50を出力し(S142)、処理を取付位置割出処理に戻す。
図10、図11を参照し、主軸位置割出処理を説明する。主軸位置割出処理は指定グリップアーム又は指定工具を保持するグリップアームを工具交換位置に移動し、主軸が装着する工具を交換する為の処理である。作業者が主軸位置割出受付部132のパネル操作を行う時、CPU31はROM32からプログラムを読み出して主軸位置割出処理を開始する。尚、取付位置割出処理と同一な箇所は同一符号を付し、その説明を省略する。
図10の如く、S151は表示が主軸位置割出処理を開始する旨に代わるだけである。
CPU31は指定グリップアームを工具交換位置に移動する主軸割出グリップアームとして指定し、RAM33に記憶する(S162)。CPU31は処理をS30(図11参照)に移行する。
RAM33が指定グリップアームを記憶していない時(S21:NO)、CPU31はRAM33が記憶する指定工具を保持するグリップアームがあるか否かを判断する(S23)。指定工具をRAM33が記憶し、グリップアームが指定工具を保持するマガジン情報を記憶装置34が記憶する時(S23:YES)、指定工具を保持するグリップアームを主軸割出グリップアームとして指定し、RAM33に記憶して(S164)、処理をS30に移行する。RAM33が指定工具を記憶していない時、又はグリップアームが指定工具を保持するマガジン情報を記憶装置34が記憶していない時(S23:NO)、CPU31はLCD21にエラー画面(図示略)を表示し(S25)、主軸位置割出処理を終了する。
S35を実行後、CPU31はマガジンモータ15を駆動し、工具マガジンを回転することで主軸割出グリップアームを工具交換位置に移動する(S181)。CPU31はエンコーダ15Aの検出結果に基づいて主軸割出グリップアームが工具交換位置に在るか否かを判断する(S191)。
主軸割出グリップアームが工具交換位置にない時(S191:NO)、CPU31は位置不明表示処理を実行し(S54)、主軸位置割出処理を終了する。
主軸割出グリップアームが工具交換位置に在る時(S191:YES)、CPU31はマガジン情報領域処理(S52)を実行する。
S53を実行後、CPU31はZ軸モータ14の駆動を開始し、主軸の下降を開始する(S201)。CPU31は主軸がZ軸原点に到達したか否かを判断する(S202)。CPU31は主軸がZ軸原点に到達する迄、処理を待機する(S202:NO)。主軸がZ軸原点に到達する迄に、工具交換装置3は工具交換位置に在る主軸割出グリップアームが保持する工具を主軸に装着する。CPU31は主軸がZ軸原点に到達した時(S202:YES)、Z軸モータ14の駆動を停止し、主軸の下降を終了し(S203)、主軸位置割出処理を終了する。
以上の如く、記憶装置34は工具情報、マガジン情報を夫々記憶する。CPU31は工具情報を表示する工具情報領域100、マガジン情報を表示するマガジン情報領域50を含む表示画面49をLCD21に出力する。工具情報領域100は作業者に依るパネル操作を受付ける工具情報枠121を有する。作業者が工具情報枠121のパネル操作を行う時、CPU31は作業者の操作に応じて記憶装置34に記憶の工具情報を設定する。マガジン情報領域50は作業者に依るパネル操作を受付ける情報部51~66を有する。作業者が情報部51~66のパネル操作を行う時、CPU31は作業者の操作に応じて記憶装置34に記憶のマガジン情報を設定する。この場合、作業者は表示画面49を参照し、工具情報とマガジン情報を編集できる。故に数値制御装置30は工具に係る情報の編集等の操作を行う際の作業性を向上できる。
CPU31は作業者に依る情報部51~66又は枠91のパネル操作に応じて取付割出グリップアーム(S22、S24)、主軸割出グリップアーム(S162、S164)を設定する。作業者が取付位置割出受付部131のパネル操作を行う時、CPU31は取付割出グリップアームを取付位置に移動する(S41)。作業者が主軸位置割出受付部132のパネル操作を行う時、CPU31は主軸割出グリップアームを工具交換位置に移動する(S181)。このように、数値制御装置30は複数のグリップアームのうち何れか一つを指定し、指定したグリップアームを自動で所定位置に移動できる。故に数値制御装置30は所望のグリップアームを所定位置に容易に移動できる。
CPU31は取付割出グリップアームを取付位置に移動する処理(S41)の実行後、エンコーダ15Aの検出結果に基づいて取付割出グリップアームが取付位置に在るか否かを判断する(S51)。CPU31は主軸割出グリップアームを工具交換位置に移動する処理(S181)の実行後、エンコーダ15Aの検出結果に基づいて主軸割出グリップアームが工具交換位置に在るか否かを判断する(S191)。取付割出グリップアームが取付位置にない時(S51:YES)、又は主軸割出グリップアームが工具交換位置にない時(S191:YES)、CPU31は位置不明エラー画面249をLCD21に出力する。このように、数値制御装置30は指定したグリップアームが所定位置以外の位置に在る時、位置不明エラー画面249をLCD21に出力する。故に数値制御装置30は指定したグリップアームが所定位置以外の位置に在る時に、表示画面49で表示するマガジン情報と、実際の工具交換装置3におけるグリップアームが保持する工具の情報とが同じであると作業者が誤認することを抑制できる。
CPU31はマガジン情報領域50に配置画像68を出力する。配置画像68は情報部51~66を有する。情報部51~66夫々はマガジン情報を表示する。情報部51~66は工具マガジンにおけるグリップアームの配置に対応した配置で配置画像68に設ける。このように、数値制御装置30は工具マガジンにおける複数のグリップアームの配置に対応して情報部51~66を配置した配置画像68を表示する表示画面49を出力する。故に作業者はマガジン情報と工具マガジンにおけるグリップアームの配置とを表示画面49にて容易に把握できる。
CPU31は工具情報に基づき、グリップアームが保持する工具が大径であるか否か(S111)、予告寿命に到達したか否か(S121)を夫々判断する。グリップアームが保持する工具が大径である時(S111:YES)、CPU31は情報部51~66の工具番号の右側に「大径」と表示する(S112)。グリップアームが保持する工具が予告寿命に到達した時(S121:YES)、CPU31は情報部51~66に予告寿命画像59bを表示する(S122)。このように、数値制御装置30はグリップアームが保持する工具が所定条件を満たすか否かをCPU31が判定し、判定結果を示す情報を含む表示画面49を出力する。故に作業者はグリップアームが保持する工具が所定条件を満たすか否かを容易に把握できる。
上記実施形態において、機械部2は本発明の機械の一例である。グリップアームは本発明の支持部の一例である。マガジン情報は本発明の支持情報の一例である。記憶装置34は本発明の工具記憶部の一例であり、支持記憶部の一例である。CPU31は本発明の工具編集部の一例であり、支持編集部の一例である。マガジン情報領域50は本発明の支持情報領域の一例である。LCD21は本発明の表示部の一例である。CPU31は本発明の出力部の一例である。工具情報枠121は本発明の工具編集受付部の一例である。情報部51~66は本発明の支持編集受付部の一例である。
S22、S24、S162、S164を実行するCPU31は本発明の指定部の一例である。取付割出グリップアーム、主軸割出グリップアームは本発明の指定支持部の一例である。S41、S181を実行するCPU31は本発明の移動部の一例である。エンコーダ15Aは本発明の位置検出部の一例である。S51、S191を実行するCPU31は本発明の位置判定部の一例である。位置不明エラー画面249は本発明のエラー情報である。S54を実行するCPU31は本発明のエラー出力部の一例である。S111、S121を実行するCPU31は本発明の合致判定部の一例である。
本発明は上記実施形態の他に種々の変更ができる。CPU31は作業者が対話形式で工具情報を編集できる工具情報領域300を含む表示画面49を表示してもよい。
図12の如く、CPU31は工具情報領域100にマガジン情報表示部310、工具画像330、工具情報表示部320、スクロールバー69を表示する。工具情報領域100は上から順にマガジン情報表示部310、工具画像330、工具情報表示部320を並べて設ける。工具情報領域100は領域内にマガジン情報表示部310、工具画像330、工具情報表示部320の上下方向の一部を表示する。
マガジン情報表示部310はマガジン番号枠311、工具番号枠312、工具分類枠313を有する。マガジン番号枠311は指定グリップアーム又は指定工具を保持するグリップアームのマガジン番号を表示する。マガジン番号枠311右端部はマガジン番号受付部311aを有する。工具番号枠312は工具情報の工具番号を表示する。工具番号枠312右端部は工具番号受付部312aを有する。工具分類枠313は工具の分類(例えばセンタドリル、旋削バイト等)を表示する。工具分類枠313右端部は工具分類受付部313aを有する。マガジン番号受付部111a、工具番号受付部112a、工具分類受付部313a夫々は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。
工具情報表示部320は工具情報を示す複数の工具情報枠321を表示する。工具情報枠321は作業者に依るパネル操作を受付ける部位である。作業者が工具情報枠321のパネル操作を行う時、CPU31は作業者の操作に応じて記憶装置34に記憶の工具情報を設定する。CPU31は工具情報の更新を反映したマガジン情報領域50、工具情報領域300夫々を含む表示画面49を出力する。工具画像330は工具分類枠313が表示する工具の分類の説明図である。
作業者がマガジン番号受付部311aのパネル操作を行う時、CPU31は作業者がマガジン番号受付部111aのパネル操作を行う時と同様の処理を行う。作業者が工具番号受付部312aのパネル操作を行う時、CPU31は作業者が工具番号受付部112aのパネル操作を行う時と同様の処理を行う。作業者が工具分類受付部313aのパネル操作を行う時、CPU31は記憶装置34に記憶の工具の分類の一覧をドロップダウンリスト(図示略)にて表示する。作業者はドロップダウンリストの工具の分類の一つを選択してパネル操作を行う。該時、CPU31は工具画像330を作業者が選択した工具の分類の説明図に更新して表示する。
CPU31はマガジン情報領域50、工具情報領域100を全て含んだ表示画面を出力してもよい。CPU31は割出指示領域130、工具設定指示領域140を含まない表示画面を出力してもよい。
マガジン情報に依りグリップアームが保持する工具を作業者が把握できればよく、例えば記憶装置34は工具名を記憶しなくてもよい。マガジン情報は未登録情報、キャップ情報の少なくとも一方を記憶しなくてもよい。所定条件を満たす工具をグリップアームが保持する時、CPU31は情報部51~66にグリップアームが保持する工具が所定条件を満たすことを表示しなくてもよい。
割出指示領域130は取付位置割出受付部131、主軸位置割出受付部132、XY軸移動受付部133の少なくとも一つを表示しなくてもよい。CPU31は取付位置割出処理、主軸位置割出処理の何れか一方を実行しなくてもよい。取付位置割出処理、主軸位置割出処理のS32、S33は省略してもよい。
取付位置は適宜変更してもよい。作業者が取付位置割出受付部131のパネル操作を行う時、CPU31はS11~S13を省略してS21から実行してもよい。作業者が主軸位置割出受付部132のパネル操作を行う時、CPU31はS151、S12、S13を省略してS21から実行してもよい。取付位置割出処理において、CPU31はS53又はS54の後、主軸を下降してもよい。主軸位置割出処理において、CPU31は主軸をATC原点からZ軸原点より下方の位置迄下降してもよい。
位置不明表示処理(S54)は適宜変更してもよい。例えばCPU31は表示画面49中央部に取付割出グリップアーム又は主軸割出グリップアームが所定位置以外の位置に在ることを示す画像を表示してもよい。
操作部20はタッチパネル22を備えなくてもよい。この場合、作業者に依るパネル操作に替わり、作業者がLCD21に表示するカーソルを操作して、該カーソルにてLCD21が表示する情報部51~66等を選択してもよい。
工作機械1の構成は適宜変更してもよい。工作機械1が備える工具交換装置3の構成は適宜変更してもよい。例えば工作機械1はダブルアーム式の工具交換装置を備えてもよい。ダブルアーム式の工具交換装置は工具マガジン、工具交換アームを備える。工具マガジンは複数の工具ポッドを移動可能に支持する。工具ポッド夫々は工具を収容できる。工具交換アームは水平方向に延びるアーム両端部に工具を把持可能な一対の把持部を備える。工具交換アームは上下方向と平行に延びる旋回軸を中心に旋回する。工具交換装置は工具交換アームを旋回し、主軸が装着する現工具と工具マガジンの所定位置に在る工具ポッドが収容する次工具との間を一対の把持部が旋回して工具交換動作を行う。
X軸モータ12、Y軸モータ13の少なくとも一方は主軸ではなくテーブルを移動してもよい。工具マガジンに設けるグリップアームの数は適宜変更してもよい。
1 工作機械
30 数値制御装置
31 CPU
34 記憶装置
49 表示画面
50 マガジン情報領域
51~66 情報部
100 工具情報領域
121 工具情報枠

Claims (4)

  1. 工具を装着する主軸を回転して被削材を加工する機械と、前記工具を支持可能な複数の支持部を移動可能に保持する工具マガジンを備え、当該工具マガジンにおいて工具交換位置に移動した前記支持部が支持する前記工具と、前記主軸に装着する前記工具とを入替交換可能な工具交換装置とを備える工作機械の動作を制御する数値制御装置において、
    複数の前記工具の情報である工具情報を記憶する工具記憶部と、
    前記工具情報を編集する工具編集部と、
    前記工具マガジンにおいて、前記複数の支持部の夫々が支持する前記工具の情報である支持情報を記憶する支持記憶部と、
    前記支持情報を編集する支持編集部と、
    前記工具情報を表示する工具情報領域、及び前記支持情報を表示する支持情報領域を含む表示画面を表示部に出力する出力部と、
    を備え、
    前記表示画面は、
    前記工具情報領域に表示した前記工具情報について、前記工具編集部による編集の指示を受付ける工具編集受付部と、
    前記支持情報領域に表示した前記支持情報について、前記支持編集部による編集の指示を受付ける支持編集受付部と
    前記支持情報領域に表示した前記支持情報について、前記複数の支持部のうち何れか一つを指定する指定部と、
    前記工具交換装置を制御し、前記指定部が指定する前記支持部である指定支持部を前記工具マガジンにおける所定位置に移動する移動部と
    を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記工具マガジンにおける前記指定支持部の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部の検出結果に基づき、前記移動部に依る前記指定支持部の移動後に、前記指定支持部が前記所定位置に在るか否かを判定する位置判定部と、
    前記指定支持部が前記所定位置にないと前記位置判定部が判定した時、前記指定支持部が前記所定位置以外の位置に在ることを示すエラー情報を前記表示部に出力するエラー出力部と
    を更に備えることを特徴とする請求項に記載の数値制御装置。
  3. 前記出力部は、前記工具マガジンにおける前記複数の支持部の配置に対応して前記支持情報を配置した画像である配置画像を前記支持情報領域に出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の数値制御装置。
  4. 前記工具情報に基づき、前記支持部が支持する前記工具が所定条件を満たすか否かを判定する合致判定部を更に備え、
    前記出力部は、前記合致判定部の判定結果を含む前記表示画面を出力する
    ことを特徴とする請求項1~の何れかに記載の数値制御装置。
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