以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態における自動配送ロボットの動作を説明するための図である。図1は、自動配送ロボット101が、建物100内のエレベータ105に乗車し、あるフロアの部屋102まで自走していく様子を示している。建物100は、例えば、複数のフロアが設けられたタワーマンションであり、自動配送ロボット101は、例えば配送物を部屋102の住人宛てに届けるために用いられる。
配送業者106は、配送物を部屋102の住人宛てに届ける目的で、不図示の車両(例えば、宅配用車両)を運転している。その際、自動配送ロボット101は、車両内に格納されている。配送業者106は、建物100の入口104前で車両を停止させ、自動配送ロボット101を入口104前に設置すると、インターフォン103で部屋102の部屋番号を呼び出す。配送業者106は、住人の在宅を確認すると、自動配送ロボット101の収納部に配送物を収納し、自走動作を開始させる。
自走動作の開始後、自動配送ロボット101は、矢印107に示すように、エレベータ105前まで移動し、エレベータ105を待機する。自動配送ロボット101は、エレベータ105のドアが開いたことを検知すると、エレベータ105に乗車し、部屋102のフロアを行先を指定することにより、矢印108に示すように、部屋102のフロアまで移動する。自動配送ロボット101は、エレベータ105のドアが開いたことを検知すると、エレベータ105から降車し、矢印109に示すように、部屋102まで移動する。部屋102の住人への配送物の受け渡し終了後は、矢印107~109の逆の経路を辿って、自走動作を開始した位置まで戻る。なお、建物100は、自動配送ロボット101による配送サービスを享受可能なように構成されており、例えば、エレベータ105に関する操作、並びに、部屋102のチャイムの呼び出しは、近距離無線通信等により行われる。
上記の想定は、一例であって他のケースも想定される。例えば、自走動作の開始後に、自動配送ロボット101がインターフォン103の呼び出しを行う場合もある。また、図1では、部屋102までの移動のみを説明したが、収納部に複数の配送先の配送物を収納し、複数の部屋に順に移動していく場合もある。その場合、インターフォン103で部屋番号を呼び出すのではなく、所定の認証情報を入力するようにしても良い。また、自動配送ロボット101は、あるフロアでの配送を終了すると、エレベータ105を介して他のフロアに移動して配送を行う場合もある。本実施形態では、一つのフロアで複数の配送先に配送を行った後、一旦、自走動作を開始した位置(入口104前)まで戻るものとする。また、上記の例では、自動配送ロボット101は、配送業者106が運搬してきたケースを説明しているが、自動配送ロボット101は、建物100内に常設されている場合もある。その場合には、建物100のシステムにより認証された配送業者106のみが自動配送ロボット101を用いた配送サービスを行うことが可能である。
自動配送ロボット101は、建物100の外部に設置されているサーバ110と通信可能である。サーバ110は、例えば、配送業者のサーバと連携可能な建物100のシステム管理サーバであり、自動配送ロボット101は、サーバ110から、建物100のフロアマップや、配送物に関する情報、配送先に関する情報などを取得可能である。配送物に関する情報とは、例えば配送物の重量情報である。また、配送先に関する情報とは、例えば、過去の不在履歴等に基づいて得られる在宅率である。配送物に関する情報と配送先に関する情報を総称して属性情報と呼ぶ場合がある。なお、サーバ110は、建物100の外部に設置されていても良いし、建物100の内部に設定されていても良い。また、自動配送ロボット101の動作の少なくとも一部が、サーバ110による制御により実現されても良い。例えば、自動配送ロボット101が自律的に走行経路を計画しても良いし、サーバ110が自動配送ロボット101の走行経路を計画しても良い。また、自動配送ロボット101のエレベータ101や各部屋のチャイムなどの設備の制御は、サーバ110を介した通信により実現されても良い。
図2は、図1の矢印109で示す、自動配送ロボット101のフロア内での移動を説明するための図である。図2は、自動配送ロボット101がエレベータ105から降車した時点の様子を示している。図2では、フロア内に部屋201、202、203が存在し、ドアが開閉可能な様子が示されている。自動配送ロボット101は、矢印の方向に移動し、廊下(通路)の行き止まり207まで進行可能である。各部屋の前には、停止位置が設定されており、停止位置204は部屋201に対応し、停止位置205は部屋202に対応し、停止位置206は部屋203に対応している。自動配送ロボット101は、配送先の部屋の前の停止位置で停止すると、その部屋のチャイムを鳴動し、住人への配送物の受け渡しを行う。
幅208は、廊下の幅であり、長さ209は、図2で自動配送ロボット101が位置する、フロア内での移動の起点となる移動開始位置から行き止まり207までの廊下の長さである。自動配送ロボット101は、認識可能な検知対象物に基づいて、行き止まり207を判断しても良い。また、自動配送ロボット101は、例えば、測距センサの計測結果から長さ209を取得し、取得した長さ209に基づいて行き止まり207を判断しても良い。停止位置204~206は、各部屋の前の所定の位置に設定されており、例えば、自動配送ロボット101の走行がドアの開閉動作を極力避けることができ且つ住人がドアを全開することなく受け渡しを行えるような位置に設定されている。
自動配送ロボット101は、移動開始位置から行き止まり207までの往復移動を行う途中、配送先の部屋に対応する停止位置で停止することで、住人への配送物の受け渡しを行う。例えば、自動配送ロボット101は、移動開始位置から走行を開始し、配送先が部屋203である場合、停止位置206で停止する。その後、走行を再び開始し、次の配送先が部屋201である場合、停止位置205を通過し、停止位置204まで走行する。そして、自動配送ロボット101は、行き止まり207まで到達すると、逆向きに走行することにより移動開始位置まで戻る。
図3は、自動配送ロボット101の制御部の構成の一例を示すブロック図である。制御部300は、例えば電子制御ユニット(ECU)として構成されて自動配送ロボット101に搭載されており、自動配送ロボット101を統括的に制御する。制御部300は、CPU等のプロセッサ301、ROMやEEPROM、RAM等のメモリ302、通信制御部303、走行制御部304、機構制御部305、データ処理部306を含む。本実施形態における自動配送ロボット101の動作は、例えば、プロセッサ301がメモリ302に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、実現される。即ち、制御部300を含む装置は、発明を実現するためのコンピュータとなり得る。
メモリ302には、自動配送ロボット101の各部の動作を制御するための制御プログラムやデータが記憶されている。例えば、メモリ302には、速度制御や位置制御のための走行制御プログラムやデータ、外部との間の通信制御のための通信制御プログラムやデータが記憶されている。また、メモリ302には、カメラ308、マイク309、報知部310、収納部315等の各デバイスを制御するためのデバイス制御プログラムやデータ(配送先、配送順計画など)が記憶されている。自動配送ロボット101は、外部の環境情報および配送順計画に基づいて、建物100内を自律走行することが可能である。また、上記のプログラムやデータは、制御部300の外部に構成されたハードディスク等の記憶部307に記憶されるようにしても良い。プログラム、メモリ302、記憶部307は、発明を実現するためのプログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体となり得る。
通信制御部303は、メモリ302に記憶されている通信制御プログラムやデータに基づいて、外部との通信を制御する。外部との通信は、例えば、エレベータ105や各部屋のチャイム等、建物100内の設備との間の通信や、サーバ110との間の通信、住人や配送業者106が保持するスマートフォン等の携帯端末との間の通信を含む。走行制御部304は、メモリ302に記憶されている走行制御プログラムやデータ、並びに、カメラ308、マイク309、センサ群312により取得された外部の環境情報に基づいて、建物100内での走行(前進/後退動作、旋回動作含む)を制御する。機構制御部305は、メモリ302に記憶されているデバイス制御プログラムやデータに基づいて、各デバイスを制御する。例えば、機構制御部305は、カメラ308やマイク309の向きや角度等を制御する。データ処理部306は、例えばGPUを含んで構成され、自動配送ロボット101の内部で生成した、もしくは、外部から受信したデータを処理する。データ処理部306の処理対象となるデータは、例えば、操作部311を介して配送業者106もしくは住人から受け付けた操作に対応するデータや、サーバ110から受信したデータを含む。
カメラ308は、自動配送ロボット101の周囲を撮影するカメラである。カメラ308は、複数台であっても良く、例えば、左前方/後方の撮像画像と、右前方/後方の撮像画像を取得可能である。また、カメラ308には、水平方向の角度を調整する機構と、垂直方向の角度を調整する機構が含まれる。マイク309は、自動配送ロボット101の周囲の音声を入力する指向性マイクである。マイク309には、水平方向の角度を調整する機構と、垂直方向の角度を調整する機構が含まれる。例えば、データ処理部306は、マイク309を介して入力されたドアの開閉音を検知することにより、緊急停止や減速などの走行制御を行う。また、例えば、データ処理部306は、マイク309を介して入力された建物100の廊下を歩行中の住人からの呼びかけ音を検知することにより、一旦停止するよう走行制御を行う。報知部310は、例えば、ランプやインジケータ、スピーカ等を含んで構成され、音や表示により、周囲に対する報知が可能である。操作部311(コントロールパネル)は、タッチパネルを含んで構成され、ガイダンス画面等のユーザインタフェース画面を表示し、例えば配送先の住人の操作を受付可能である。
センサ群312は、自動配送ロボット101の動作に関わる各種センサを含み、例えば、方位センサ、速度センサ、加速度センサ、障害物検知センサ、測距センサ、を含む。GPS313は、GPS衛星からの電波を受信して自動配送ロボット101の現在位置(緯度、経度)を示す情報を取得する。走行モータ314は、車輪等、自動配送ロボット101の走行機構を駆動する。収納部315は、配送物を収納可能なボックスであり、機構制御部305により、ボックスの施錠/開錠が制御される。なお、収納部315は、配送先に応じて複数に区分けされ、各区分けごとに施錠/開錠が制御されても良い。通信インタフェース(I/F)316は、アンテナ等、通信媒体に応じた構成を有し、外部との通信を可能にする。通信I/F316は、例えば、Bluetooth、Wifi(登録商標)等、無線通信が可能である。通信制御部303、走行制御部304、機構制御部305、データ処理部306は、記憶部307~通信I/F316の各ブロック間との通信に基づいて、各制御処理を行う。なお、自動配送ロボット101の構成は、図3に示すブロック構成に限られず、自動配送ロボット101で実現可能な機能に応じて適宜、他のブロックを含み得る。
図4は、サーバ110の構成の一例を示す図である。サーバ110は、PC等、一般的な情報処理装置として構成される。制御部400は、サーバ110を統括的に制御するための制御基板である。制御部400は、CPU等のプロセッサ401、ROMやEEPROM、RAM等のメモリ402、通信制御部403、データ処理部404を含む。メモリ402には、サーバ110の各部の動作を制御するための制御プログラムやデータが記憶されている。また、そのようなプログラムやデータは、制御部400の外部に構成されたハードディスク等の記憶部405に記憶されるようにしても良い。本実施形態におけるサーバ110の動作は、例えば、プロセッサ401がメモリ402に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、実現される。即ち、制御部400を含む装置は、発明におけるコンピュータとなり得る。また、プログラム、メモリ402、記憶部405は、発明を実現するためのプログラム、コンピュータ読取可能な記憶媒体となり得る。通信制御部403は、メモリ402に記憶されている通信制御プログラムやデータに基づいて、外部との間での通信を制御する。例えば、サーバ110の通信制御部403は、例えば、自動配送ロボット101との間の通信、住人や配送業者106が保持するスマートフォン等の携帯端末との間の通信を制御する。データ処理部404は、サーバ110の内部で生成した、もしくは、外部から受信したデータを処理する。
記憶部405は、本実施形態で用いられるプログラムやデータを記憶する。例えば、記憶部405には、建物100のフロアマップ、配送業者106ごとに定められた認証情報、自動配送ロボット101の識別情報が記憶されている。また、記憶部405には、ビッグデータによるデータベースが構成されても良い。例えば、記憶部405に、自動配送ロボット101から送信された配送結果(例えば、受け渡し完了/不在、時刻情報)がビッグデータとして記憶され、GPUを含むデータ処理部404により、それらのデータの傾向が分析可能なように構成されても良い。操作部406は、ハードキーやパネルを含んで構成され、サーバ110のユーザに対する各種ユーザインタフェース画面の表示や、ユーザ操作の受付が可能である。通信I/F407は、通信媒体に応じた構成を有し、外部との通信を可能にする。
なお、サーバ110の構成は、図4に示すブロック構成に限られず、サーバ110で実現可能な機能に応じて適宜、他のブロックを含み得る。また、サーバ110は、単独の装置として構成されても良いし、複数の装置で構成されても良い。また、サーバ110の一部の機能が自動配送ロボット101で実現されるように構成されても良いし、自動配送ロボット101の一部の機能(例えば、配送順計画)がサーバ110で実現されるように構成されても良い。例えば、図3の制御部300の構成の一部がサーバ110に搭載されても良い。
図5は、自動配送ロボット101の自走動作の処理を示すフローチャートである。図5の処理は、例えば、プロセッサ301がメモリ302のプログラムを読み出して実行することにより実現される。S101において、プロセッサ301は、自走動作を開始する。例えば、プロセッサ301は、操作部311もしくはハードスイッチを介して配送業者106からの指示を受け付けることにより、自走動作を開始する。その際、プロセッサ301は、配送先の情報を取得する。ここでは、配送先として、図2の部屋201、202、203が取得されるとする。以下、部屋201、202、203を、配送先201、202、203と表記する場合がある。配送先の情報は、操作部311を介して配送業者106から受け付けても良いし、サーバ110から受信しても良い。
自走動作の開始後、自動配送ロボット101は入口104を通過すると、エレベータ105に向かって移動を行う。この動作は、例えば、自動配送ロボット101用の導線が設けられていても良いし、サーバ110からの制御により行われても良い。もしくは、自動配送ロボット101が、カメラ308の撮像データの画像解析により、自律的に行うようにしても良い。移動の際、プロセッサ301は、自動配送ロボット101がエレベータ105の前まで移動したか否かの判定を繰り返し行う。エレベータ105の前まで移動したと判定された場合、S103において、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。
S104において、プロセッサ301は、目的階の情報を送信する。ここでの目的階とは、配送先が存在するフロアの階である。情報の送信先は、エレベータ105であっても良いし、サーバ110であっても良い。プロセッサ301は、エレベータ105のドアが開状態になったことを検知すると、S105において、エレベータ105に乗車するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。エレベータ105が目的階に到着し、プロセッサ301は、エレベータ105のドアが開状態になったことを検知すると、S106において、エレベータ105から降車するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。S107において、プロセッサ301は、エレベータ105から所定距離、離れた位置で自動配送ロボット101を停止させる。
S108において、プロセッサ301は、現在着目しているフロアにおける配送先への配送が終了したか否かを判定する。配送が終了していないと判定された場合、S109において、プロセッサ301は、現在着目しているフロアにおける配送先の配送順を計画する。配送順の計画については後述する。そして、S110において、プロセッサ301は、配送処理を実行する。配送処理については後述する。
S110で配送処理が行われた後、S102からの処理が繰り返される。その場合、S102では、現在着目しているフロアにおいて、エレベータ105の前まで移動したか否かの判定が行われる。そして、エレベータ105の前まで移動したと判定された場合、S103では、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。その停止させた位置は、先にS106でエレベータ105から降車した位置に対応する。S104では、プロセッサ301は、目的階の情報を送信する。ここでの目的階とは、入口104が存在するフロアの階(例えば1階)である。S105では、プロセッサ301は、エレベータ105に乗車するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。エレベータ105が目的階に到着し、プロセッサ301は、エレベータ105のドアが開状態になったことを検知すると、S106において、エレベータ105から降車するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。S107において、プロセッサ301は、エレベータ105から所定距離、離れた位置で自動配送ロボット101を停止させる。S108において、プロセッサ301は、現在着目しているフロアにおける配送先への配送が終了したか否かを判定する。ここでは、配送が終了していると判定されるので、S111に進む。S111において、プロセッサ301は、自走動作を開始した位置へ移動するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。自走動作を開始した位置に到達すると、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。その後、図5の処理を終了する。
図5の処理の終了後、他のフロアの配送先の情報を取得した場合には、S101からの処理が繰り返される。また、建物100のすべてのフロアの配送先への配送が終了した場合には、配送業者106により電源オフされるようにしても良い。
図6は、S109の配送順を計画する処理を示すフローチャートである。S201において、プロセッサ301は、廊下幅208を取得する。図6の処理を開始する時点、即ち、S107で停止した時点での自動配送ロボット101の位置は、図2の自動配送ロボット101の位置に対応し、以降、その位置を移動開始位置とする。廊下幅208は、センサ群312やカメラ308の撮像データに基づいて計測されても良いし、サーバ110から取得しても良い。そして、S202において、プロセッサ301は、廊下の長さ209を取得する。廊下の長さ209は、センサ群312やカメラ308の撮像データに基づいて計測されても良いし、サーバ110から取得しても良い。
S203において、プロセッサ301は、S201及びS202で取得した廊下幅208及び長さ209に基づいて、各部屋の停止位置を取得する。例えば、プロセッサ301は、ドアのサイズ情報に基づいて廊下幅方向の座標を特定し、フロアマップに基づいて廊下長さ方向の座標を特定する。S203では、プロセッサ301は、配送先であるか否かに関わらず、そのフロア上に存在するすべての部屋について停止位置を取得する。S203の処理により、停止位置204、205、206の位置が取得されたとする。
S204において、プロセッサ301は、現在着目しているフロアの配送先が複数であるか否かを判定する。複数でない、即ち、配送先が1つであると判定された場合には、配送順を計画する必要がないので、図6の処理を終了する。一方、配送先が複数であると判定された場合、S205に進む。
S205において、プロセッサ301は、廊下幅208は閾値以上であるか否かを判定する。廊下幅208は閾値以上であると判定された場合、S206において、プロセッサ301は、エレベータ105から遠い配送先から順に配送順を計画する。例えば、図2の場合、配送先201、202、203の順に配送順を設定する。その後、図6の処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、廊下幅が比較的広い場合には、エレベータ105から遠い配送先から順に配送を行う。配送先の住人は、配送物を受け取るまでは部屋に待機し、配送物を受け取った直後に外出する頻度が高いことが想定される。本実施形態では、廊下幅が比較的広いと判断可能な場合に、エレベータ105から遠い配送先から順に配送を行う。配送物を受け取った住人は、部屋から廊下に出てエレベータ105に向かう場合でも、廊下幅にゆとりがあるため、自動配送ロボット101と接触してしまう機会を低減させることができる。
一方、廊下幅208は閾値以上でない(閾値未満)と判定された場合、S207において、プロセッサ301は、エレベータ105から近い配送先から順に配送順を計画する。例えば、図2の場合、配送先203、202、201の順に配送順を計画する。その後、図6の処理を終了する。
このように、本実施形態によれば、廊下幅が比較的狭い場合には、エレベータ105から近い配送先から順に配送を行う。本実施形態では、廊下幅が比較的狭いと判断可能な場合に、エレベータ105から近い配送先から順に配送を行うので、配送物を受け取った住人は、部屋から廊下に出てエレベータ105に向かう場合でも、自動配送ロボット101と接触してしまう機会を低減させることができる。また、自動配送ロボット101がエレベータ105から降車してから受渡しにより積載重量が早いタイミングで減少していくので、移動に伴うエネルギー消費量を小さくすることができる。また、例えば、エレベータ105に近い側の配送先203の住人は、仮に配送物の収納部315からの取り出し忘れがあった場合でも、自動配送ロボット101がエレベータ105へ戻る途中で、自動配送ロボット101を呼び止める機会を得ることができる。
図7は、S110の配送処理を示すフローチャートである。S109で配送順が計画された後、S301において、プロセッサ301は、計画された配送順は、エレベータ105から遠い配送先からの順であるか、エレベータ105から近い配送先からの順であるかを判定する。エレベータ105から遠い配送先からの順であると判定された場合、S302に進む。
S302において、プロセッサ301は、行き止まり207に向かって前進するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。説明上、図2において行き止まり207に向かう向きの走行を前進と表記し、エレベータ105に向かう向きの走行を後退と表記する。
S303において、プロセッサ301は、行き止まり207に到達したか否かを判定する。行き止まり207に到達していないと判定された場合、前進を続けながら、S303の判定が繰り返し行われる。行き止まり207に到達したと判定された場合、S304において、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。ここで、停止させる位置は、行き止まり207から所定距離離れた位置とする。
S305において、プロセッサ301は、第1の配送先の停止位置を取得する。第1の配送先の停止位置とは、S206で計画された配送順のうち最初の配送先の停止位置であり、例えば、図2の配送先201に対応する停止位置204である。また、S305で取得される停止位置は、S203で取得された停止位置である。
S306において、プロセッサ301は、後退するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。S307において、プロセッサ301は、S305で取得された第1の配送先の停止位置に到達したか否かを判定する。第1の配送先の停止位置に到達していないと判定された場合、後退を続けながら、S307の判定が繰り返し行われる。第1の配送先の停止位置に到達したと判定された場合、S308において、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。そして、S309において、プロセッサ301は、住人への配送物の受け渡し処理を行う。受け渡し処理については後述する。
受け渡し処理が行われた後、S310において、プロセッサ301は、計画された配送順に基づいて、次の配送先があるか否かを判定する。次の配送先がないと判定された場合、S312に進む。一方、次の配送先があると判定された場合、S311において、プロセッサ301は、計画された配送順に基づいて、次の配送先の停止位置を取得する。例えば、図2の配送先202に対応する停止位置205が取得される。そして、S306からの処理が繰り返される。S306で後退を開始した後、S307では停止位置205に到達したか否かが判定される。S308で停止位置205で停止した後、S309で受け渡し処理が行われると、S310で次の配送先があると判定され、S311で配送先203が取得される。配送先203について、S306~S309の処理が行われると、S310で次の配送先がないと判定され、S312に進む。S312において、プロセッサ301は、移動開始位置に戻るよう自動配送ロボット101の走行を制御する。その後、図7の処理を終了する。
S301でエレベータ105から近い配送先からの順であると判定された場合、図8の処理が行われる。
図8のS401において、プロセッサ301は、第1の配送先の停止位置を取得する。第1の配送先の停止位置とは、S207で計画された配送順のうち最初の配送先の停止位置であり、例えば、図2の配送先203に対応する停止位置206である。また、S401で取得される停止位置は、S203で取得された停止位置である。S402において、プロセッサ301は、前進するよう自動配送ロボット101の走行を制御する。S403において、プロセッサ301は、S401で取得された第1の配送先の停止位置に到達したか否かを判定する。第1の配送先の停止位置に到達していないと判定された場合、前進を続けながら、S403の判定が繰り返し行われる。第1の配送先の停止位置に到達したと判定された場合、S404において、プロセッサ301は、自動配送ロボット101を停止させる。そして、S405において、プロセッサ301は、住人への配送物の受け渡し処理を行う。受け渡し処理については後述する。
受け渡し処理が行われた後、S406において、プロセッサ301は、計画された配送順に基づいて、次の配送先があるか否かを判定する。次の配送先がないと判定された場合、S408に進む。一方、次の配送先があると判定された場合、S407において、プロセッサ301は、計画された配送順に基づいて、次の配送先の停止位置を取得する。例えば、図2の配送先202に対応する停止位置205が取得される。そして、S402からの処理が繰り返される。S402で前進を開始した後、S403では停止位置205に到達したか否かが判定される。S403で停止位置205で停止した後、S405で受け渡し処理が行われると、S406で次の配送先があると判定され、S407で配送先201が取得される。配送先201について、S402~S405の処理が行われると、S406で次の配送先がないと判定され、S408に進む。S408において、プロセッサ301は、移動開始位置に戻るよう自動配送ロボット101の走行を制御する。その後、図8の処理を終了する。
図9は、S309及びS405の受け渡し処理を示すフローチャートである。配送先に対応する停止位置で自動配送ロボット101を停止させた後、S501において、プロセッサ301は、配送先のチャイムを鳴動させるよう制御する。例えば、プロセッサ301は、近距離無線通信によりチャイムへ鳴動制御信号を送信しても良いし、サーバ110に鳴動制御信号を送信しても良い。S502において、プロセッサ301は、ドアが開状態になり、住人を検知したか否かを判定する。S502の判定は、例えば、プロセッサ301は、カメラ308による撮像データに基づく画像解析により行われても良いし、人感センサが用いられて判定が行われても良い。
S502で住人を検知していないと判定された場合、S506において、プロセッサ301は、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過していないと判定された場合、S502からの処理を繰り返す。所定時間が経過したと判定された場合、S507において、プロセッサ301は、不在であることを示す情報をメモリ302等の記憶領域に記憶し、その後、図9の処理を終了する。S502で住人を検知したと判定された場合、S503に進む。
S503において、プロセッサ301は、住人に対してメッセージを出力する。例えば、プロセッサ301は、操作部311のパネルに、収納部からの配送物の取出しを促すためのガイダンス画面を表示させる。S504において、プロセッサ301は、住人が配送物を取出可能なように、収納部315を開錠する。そして、S505において、プロセッサ301は、操作部311のパネルに、住人から受領の確認操作を受け付けるための画面を表示する。住人から受領の確認操作を受け付けると、図9の処理を終了する。
以上では、廊下幅208に応じて、エレベータ105から遠い配送先から順に配送順を計画するか、もしくは、エレベータ105から近い配送先から順に配送順を計画することを説明した。本実施形態では、さらに、配送物の重量情報を考慮しても良い。例えば、エレベータ105から遠い配送先から順に配送順を計画した場合、なるべくその配送順を遵守しつつ、重量の重い配送物から順に受け渡しを行えるよう配送順を計画する。また、例えば、エレベータ105から近い配送先から順に配送順を計画した場合、なるべくその配送順を遵守しつつ、重量の重い配送物から順に受け渡しを行えるよう配送順を計画する。
図10は、配送物の重量情報を考慮した、S109の配送順を計画する処理を示すフローチャートである。S601~S605は、図6のS201~S205における説明と同じであるので、それらの説明を省略する。
S605で廊下幅208は閾値以上であると判定された場合、S606に進む。S606において、プロセッサ301は、現在着目しているフロアにおける配送先に対応する配送物の重量情報を取得する。重量情報は、図5のS101において、操作部311を介して配送業者106から受け付けても良いし、サーバ110から受信しても良い。ここでは、図11に示すように、A1~A12の部屋のうち、A1、A2、A4、A6、A7、A9、A11、A12が配送先であるとする。そして、それらに対応する配送物の重量情報として、1kg、2kg、4kg、2.5kg、1kg、1kg、1kg、2kgが取得されたとする。
S607において、プロセッサ301は、エレベータ105から遠い配送先から優先的に配送順を計画する。重量情報を考慮しない場合には、配送順は、図6で説明したように、A12、A11、A9、A7、A6、A4、A2、A1の順に配送順が計画される。しかしながら、ここでは、重量情報が考慮される。例えば、プロセッサ301は、所定の部屋数ごとに配送先をグループ分けする。即ち、図11では、A1~A3のグループ1101、A4~A6のグループ1102、A7~A9のグループ1103、A10~A12のグループ1104のように、3部屋ごとに配送先がグループ分けされる。グループ分けする際の部屋数は、許容可能な最大の戻り距離や戻り回数などとして定められても良く、例えば廊下の長さ209に対して定められても良い。プロセッサ301は、グループ1104、グループ1103、グループ1102、グループ1101の順に配送順をグループ単位で計画するとともに、各グループ内では、重量が重い配送物に対応する配送先から順に配送順を計画する。例えば、グループ1104では、A12、A11の順に配送順が計画され、グループ1101では、A2、A1の順に配送順が計画される。また、グループ1103では、重量が1kgで同じであるので、エレベータ105から遠い配送先から順に配送順が計画される。グループ1102では、A4に対応する配送物の重量がA6に対応する配送物の重量より重いので、A4、A6の順に配送順が計画される。
図11の上段は、S607で設定された配送順での自動配送ロボット101の移動順を示している。S701で、自動配送ロボット101は、移動開始位置からA12まで移動する。そして、S702で、自動配送ロボット101は、A12からA11に移動する。そして、S703で、自動配送ロボット101は、A11からA9に移動する。そして、S704で、自動配送ロボット101は、A9からA7に移動する。そして、S705で、自動配送ロボット101 は、A7からA4に移動する。そして、S706で、自動配送ロボット101は、A4からA6に移動する。そして、S707で、自動配送ロボット101は、A6からA2に移動する。そして、S708で、自動配送ロボット101は、A2からA1に移動する。そして、S709で、自動配送ロボット101は、A1から移動開始位置に戻る。
即ち、S706での移動のみ、逆向きとなる。このような配送順とすることにより、重量の重い配送物の配送先を2回通過することになるので、1回目にS705で自動配送ロボット101がA4に到着した際に不在(例えば住人がチャイムに気づかなかった)であった場合、A6で受け渡しを行った後に再度、A4で住人の呼び出しを行うことができる。具体的には、図7のS311において、プロセッサ301は、逆向きに走行した場合に先の配送先が不在であったならば、再度、その不在であった配送先を次の配送先として、停止位置を取得する。そのような構成により、重量の重い配送物から優先的に収納部315から下していくことができ、また、重量の重い配送物を住人に受け渡す可能性を高めることができる。なお、2回目にA4に到着した際に受け渡しを行うことができた場合には、A6では既に受け渡しを終えているので、S311では、次の配送先としてA2が計画される。
S605で廊下幅208は閾値以上でないと判定された場合、S608に進む。S608において、S606と同様に、プロセッサ301は、現在着目しているフロアにおける配送先に対応する配送物の重量情報を取得する。ここでは、図12に示すように、A1~A12の部屋のうち、A1、A2、A4、A6、A7、A9、A11、A12が配送先であるとする。そして、それらに対応する配送物の重量情報として、1kg、2kg、4kg、2.5kg、1kg、1kg、1kg、2kgが取得されたとする。
S609において、プロセッサ301は、エレベータ105から近い配送先から優先的に配送順を計画する。重量情報を考慮しない場合には、配送順は、図6で説明したように、A1、A2、A4、A6、A7、A9、A11、A12の順に配送順が計画される。しかしながら、ここでは、重量情報が考慮される。例えば、プロセッサ301は、所定の部屋数ごとに配送先をグループ分けする。即ち、図12では、A1~A3のグループ1201、A4~A6のグループ1202、A7~A9のグループ1203、A10~A12のグループ1204のように、3部屋ごとに配送先がグループ分けされる。グループ分けする際の部屋数は、許容可能な最大の戻り距離や戻り回数などとして定められても良く、例えば廊下の長さ209に対して定められても良い。プロセッサ301は、グループ1201、グループ1202、グループ1203、グループ1204の順に配送順をグループ単位で計画するとともに、各グループ内では、重量が重い配送物に対応する配送先から順に配送順を計画する。例えば、グループ1201では、A2に対応する配送物の重量がA1に対応する配送物の重量より重いので、A2、A1の順に配送順が計画され、グループ1202では、A4、A6の順に配送順が計画される。また、グループ1203では、重量が1kgで同じであるので、エレベータ105から近い配送先から順に配送順が計画される。グループ1204では、A12に対応する配送物の重量がA11に対応する配送物の重量より重いので、A12、A11の順に配送順が計画される。
図12の上段は、S609で計画された配送順での自動配送ロボット101の移動順を示している。S801で、自動配送ロボット101は、移動開始位置からA2まで移動する。そして、S802で、自動配送ロボット101は、A2からA1に移動する。そして、S803で、自動配送ロボット101は、A1からA4に移動する。そして、S804で、自動配送ロボット101は、A4からA6に移動する。そして、S805で、自動配送ロボット101は、A6からA7に移動する。そして、S806で、自動配送ロボット101は、A7からA9に移動する。そして、S807で、自動配送ロボット101は、A9からA12に移動する。そして、S808で、自動配送ロボット101は、A12からA11に移動する。そして、S809で、自動配送ロボット101は、A11から移動開始位置に戻る。
即ち、S802及びS808での移動のみ、逆向きとなる。このような配送順とすることにより、重量の重い配送物の配送先を2回通過することになるので、例えば1回目にS801で自動配送ロボット101がA2に到着した際に不在(例えば住人がチャイムに気づかなかった)であった場合、A1で受け渡しを行った後に再度、A2で住人の呼び出しを行うことができる。具体的には、図8のS407において、プロセッサ301は、逆向きに走行した場合に先の配送先が不在であったならば、再度、その不在であった配送先を次の配送先として、停止位置を取得する。但し、A11のように、S808で逆向きに走行してA11に移動して受け渡しを行なった場合には、S406で次の配送先がないと判定されて処理が終了するので、逆向きに走行して配送順が最後の配送先に移動した場合には、S406で先の配送先が不在であったかを判定し、不在であったと判定された場合に、S407でその不在であった配送先を次の配送先として、停止位置を取得するようにしても良い。そのような構成により、重量の重い配送物から優先的に収納部315から下していくことができ、また、重量の重い配送物を住人に受け渡す可能性を高めることができる。
以上では、重量情報を考慮する構成を説明したが、他の属性情報を用いるようにしても良い。例えば、配送先の在宅率の情報を取得し、各グループ内においては在宅率が低い配送先から順に配送順を設定するようにしても良い。そのような構成により、在宅率が低い配送先へ配送物を受け渡すことができる可能性を高めることができる。
<実施形態のまとめ>
上記実施形態の走行制御装置は、建物内において、配送ロボットに配送物を配送させる走行制御装置であり、外部の環境情報を取得する取得手段(308、309、312)と、前記取得手段により取得された前記環境情報に基づいて、前記建物内の配送先までの前記配送ロボットの移動を制御する制御手段(300)と、を備え、前記取得手段は、前記環境情報として、前記建物内の廊下の幅を取得し(S201)、前記制御手段は、前記廊下の幅に基づいて、前記建物内の複数の配送先の配送順を計画し(S206、S207)、該配送順に従って前記配送ロボットを移動させる。
そのような構成により、廊下の幅に応じた配送順を計画することができる。
また、前記制御手段は、移動開始位置を起点として、前記複数の配送先の配送順を計画する。また、前記制御手段は、前記廊下の幅が第1の幅である場合における前記複数の配送先の第1の配送順と、前記廊下の幅が前記第1の幅と異なる第2の幅である場合における前記複数の配送先の第2の配送順とを異ならせるよう計画する。
そのような構成により、廊下の幅に応じて、配送順を異ならせることができる。
また、前記第1の配送順と前記第2の配送順は、互いに逆である。また、前記第1の幅が前記第2の幅より広い場合、前記第1の配送順は、前記移動開始位置から遠い配送先から前記移動開始位置に近い配送先への順であり、前記第2の配送順は、前記移動開始位置から近い配送先から前記移動開始位置に遠い配送先への順である。
そのような構成により、廊下の幅が比較的広い場合には、移動開始位置から遠い配送先から優先的に配送することができ、廊下の幅比較的狭い場合には、移動開始位置から近い配送先から優先的に配送することができる。
また、前記複数の配送先は、前記建物内の同じフロアに存在し、前記移動開始位置は、エレベータに対応する位置である。
そのような構成により、例えば、マンション内のあるフロアに存在する複数の配送先の配送順を、エレベータを起点として計画することができる。
また、前記走行制御装置は、前記配送ロボットの外部のサーバ(110)に構成されている。また、前記走行制御装置は、前記配送ロボットに構成されている。
そのような構成により、サーバもしくは配送ロボットにおいて、複数の配送先の配送順の計画を行うことができる。
また、上記実施形態の走行制御装置は、建物内において、配送ロボットに配送物を配送させる走行制御装置であり、外部の環境情報を取得する取得手段(308、309、312)と、前記取得手段により取得された前記環境情報に基づいて、前記建物内の配送先までの前記配送ロボットの移動を制御する制御手段(300)と、を備え、前記取得手段は、前記環境情報として、前記建物内の廊下の情報を取得し、前記制御手段は、前記廊下の情報に基づいて、前記廊下における移動開始位置から遠い配送先から前記移動開始位置から近い配送先への順で、前記建物内の複数の配送先の配送順を計画し(S206)、該配送順に従って前記配送ロボットを移動させる。
そのような構成により、例えば廊下の幅に基づいて、移動開始位置から遠い配送先から優先的に配送順を計画することができる。
また、上記実施形態の走行制御装置は、建物内において、配送ロボットに配送物を配送させる走行制御装置であり、外部の環境情報を取得する取得手段(308、309、312)と、前記取得手段により取得された前記環境情報に基づいて、前記建物内の配送先までの前記配送ロボットの移動を制御する制御手段(300)と、を備え、前記取得手段は、前記環境情報として、前記建物内の廊下の情報を取得し、前記制御手段は、前記廊下の情報に基づいて、前記廊下における移動開始位置から近い配送先から前記移動開始位置から遠い配送先への順で、前記建物内の複数の配送先の配送順を計画し(S207)、該配送順に従って前記配送ロボットを移動させる。
そのような構成により、例えば廊下の幅に基づいて、移動開始位置から近い配送先から優先的に配送順を計画することができる。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。