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JP7251528B2 - 可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置 - Google Patents
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JP7251528B2 - 可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置 - Google Patents

可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置 Download PDF

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Description

本開示は可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置に関する。
一般的に可変容量型ターボチャージャでは、タービンのノズルに設けられた複数の可動ノズルベーンを、タービン外に突出された操作軸を回転させて開閉する。操作軸は、タービンハウジングに設けられた軸受によって回転可能に支持される。
特開2012-47090号公報
しかし、軸受と操作軸の接触部に錆が浸入することがある。こうした錆の浸入が起こると、操作軸の回転時におけるフリクションが増加し、回転不良が生じる可能性がある。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、軸受と操作軸の接触部における錆の浸入を抑制することができる可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置を提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
タービンのノズルに開閉可能に設けられた複数のノズルベーンと、
前記複数のノズルベーンに連結されたリンク機構と、
タービンハウジング内に形成され前記リンク機構を収容する機構室と、
前記タービンハウジングに設けられ前記機構室と外部を連通する軸受と、
前記軸受内に回転可能に設けられ一端が前記リンク機構に接続された操作軸と、
を備えた可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置であって、
前記軸受と前記操作軸の接触部に向かって前記タービン外からの圧力ガスを供給するように構成されたガス供給装置を備える
ことを特徴とする可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置が提供される。
好ましくは、前記操作軸は、前記機構室側に形成され前記軸受に接触される第1接触面と、外部側に形成され前記軸受に接触される第2接触面と、前記第1接触面および前記第2接触面の間に形成され前記軸受から離間される縮径部とを備え、
前記ガス供給装置は、前記縮径部の軸方向位置において前記軸受内に圧力ガスを供給する。
好ましくは、前記ガス供給装置は、前記機構室内の圧力より高圧の圧力ガスを供給する。
好ましくは、前記圧力ガスは、前記ターボチャージャのコンプレッサにより生成された圧縮空気である。
好ましくは、前記圧力ガスは、エアタンクに貯留された圧縮空気である。
好ましくは、前記ガス供給装置は、圧力ガス供給方向と反対方向の逆流を防止するための逆止弁を備える。
好ましくは、前記ガス供給装置は、前記軸受に設けられ前記軸受内に圧力ガスを供給するノズルと、ガス供給源と、前記ノズルおよび前記ガス供給源を接続する配管とを備える。
本開示によれば、軸受と操作軸の接触部における錆の浸入を抑制することができる。
可変容量型ターボチャージャの概略縦断側面図である。 図1の要部拡大図である。 図1のIII-III線から見たときの概略正面図である。 圧力ガス供給前の状態を示す概略縦断側面図である。 圧力ガス供給後の状態を示す概略縦断側面図である。 変形例を示す概略縦断側面図である。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお本開示は以下の実施形態に限定されない点に留意されたい。
図1は、本実施形態に係る可変容量型ターボチャージャの概略縦断側面図である。図2は図1の要部拡大図であり、図3は後述のハウジングカバーを取り外して図1のIII-III線から見たときの概略正面図である。理解容易のため、図3は透過図で示してある。
本実施形態のターボチャージャが適用される内燃機関(エンジンともいう)は、車両用ディーゼルエンジンである。車両はトラック等の大型車両である。但し内燃機関の種類、形式、用途等に特に限定はなく、例えばエンジンはガソリンエンジンであってもよい。
便宜上、前後左右上下の各方向を図示の通り定める。但しこれら各方向が説明の便宜上定められたものに過ぎない点に留意されたい。
タービンの中心軸すなわちタービン軸を符号Cで示す。以下特に断らない限り、タービン軸Cを基準とした軸方向、半径方向および周方向を単に軸方向、半径方向および周方向というものとする。
ターボチャージャ1は、排気によって駆動されるタービン2と、タービン2によって駆動され吸入空気を圧縮もしくは過給するコンプレッサ3とを備える。タービン2は、タービンハウジング4と、タービンハウジング4内に回転可能に設けられたタービンホイール5とを備える。コンプレッサ3は、コンプレッサハウジング6と、コンプレッサハウジング6内に回転可能に設けられたインペラ7とを備える。タービンホイール5とインペラ7はタービンシャフト8により互いに同軸に結合される。タービンハウジング4とコンプレッサハウジング6は、それらの間に位置されたセンターハウジング9に結合される。センターハウジング9内のセンターベアリング10によってタービンシャフト8がタービン軸Cと同軸に回転可能に支持される。これによりタービンホイール5、タービンシャフト8およびインペラ7が一体となって、タービン軸Cと同軸に配置され、かつ、タービン軸Cの回りを回転可能である。
タービンハウジング4は、タービンホイール5を収容するハウジング本体11と、ハウジング本体11の前端部に固定されたハウジングカバー12とを有する。ハウジング本体11の内部には、排気をタービンホイール5に半径方向外側から供給するノズル13と、タービン入口(図示せず)から導入した排気をノズル13に全周位置で供給するタービンスクロール室14とが形成される。
コンプレッサハウジング6の内部には、インペラ7から排出された圧縮空気を半径方向外側に向かって案内するディフューザ15と、ディフューザ15から排出された圧縮空気をコンプレッサ出口(図示せず)に向かって周方向に案内するコンプレッサスクロール室16とが形成される。
またターボチャージャ1は、ノズル13に開閉可能に設けられた複数のノズルベーン21と、複数のノズルベーン21に連結されたリンク機構22と、タービンハウジング4内に形成されリンク機構22を収容する機構室23と、タービンハウジング4に設けられ機構室23と外部を連通する軸受24と、軸受24内に回転可能に設けられ一端(前端)がリンク機構22に接続された操作軸25とを備える。
軸受24は、すべり軸受として形成される。軸受24は、所定長さを有し内外径が一定の金属管、例えば鋼管により形成され、タービン軸Cと平行に前後方向に延びて配置される。軸受24は、ハウジング本体11を貫通してハウジング本体11に固定され、その前端部(内側端部)は機構室23内に位置され、その後端部(外側端部)はタービンハウジング4の外部に位置される。
この軸受24内に操作軸25が同軸かつ回転可能に設けられる。操作軸25は、その中心軸C1の回りを回転可能である。操作軸25の前端と後端は軸受24から突出されている。操作軸25の前端には、リンク機構22の駆動板26が固定されている。操作軸25の後端には、操作レバー27が固定されている。操作レバー27は、リンク28を介してアクチュエータ(図示せず)に連結され、アクチュエータによって中心軸C1回りに回転駆動される。アクチュエータの駆動力はリンク機構22を介して最終的にノズルベーン21に伝達される。アクチュエータは例えばサーボモータにより形成される。
操作軸25は、第1接触面である内側接触面29と、第2接触面である外側接触面30と、内側接触面29および外側接触面30の間に形成された縮径部31とを備える。内側接触面29は、中心軸C1の方向における機構室23側に形成され、軸受24の内周面に接触される。外側接触面30は、中心軸C1の方向における外部側に形成され、軸受24の内周面に接触される。縮径部31は、内側接触面29および外側接触面30より小径に形成され、軸受24の内周面から離間される。これにより軸受24と縮径部31の間には隙間32が形成される。
リンク機構22において、駆動板26は操作軸25と一体に回転するようになっている。駆動板26は下向きの二股フォーク状に形成され、そのフォーク部分には四角形のジョイント板33がスライド可能に挟まれる。ジョイント板33にはピン34の後端部が回転可能に取り付けられる。ピン34の前端部はユニゾンリング35の入力アーム部36に回転可能に取り付けられる。ユニゾンリング35は、タービン軸Cの回りを1周するリング板状に形成され、ハウジング本体11により、タービン軸Cの回りに回転可能に支持される。
ユニゾンリング35は、周方向等間隔で配置された複数(本実施形態では15個)のノズルベーン21に以下の如く連結される。まずノズルベーン21は、その回転軸となるベーンシャフト37を一体的に有する。ベーンシャフト37はハウジング本体11の軸受穴38に摺動回転可能に挿通され、機構室23内に突出される。その突出されたベーンシャフト37の前端部にはベーンアーム39が固定されている。
ベーンアーム39は、半径方向外側に向く二股フォーク状に形成される。そのフォーク部分には略四角形のジョイント板40がスライド可能に挟まれる。ジョイント板40にはピン41の後端部が回転可能に取り付けられる。ピン41の前端部はユニゾンリング35に回転可能に取り付けられる。
これにより、操作軸25の回転がリンク機構22を通じてノズルベーン21に伝達され、ノズルベーン21が回転される。図3に示すように、操作軸25がA1方向に回転されるとユニゾンリング35がB1方向に回転され、ノズルベーン21がV1方向すなわち閉弁方向に回転される。逆に、操作軸25がA2方向に回転されるとユニゾンリング35がB2方向に回転され、ノズルベーン21がV2方向すなわち開弁方向に回転される。
図3において符号42は、ハウジング本体11にハウジングカバー12をボルト止めする際に用いる複数の雌ネジ穴を示す。符号43は、ベーンシャフト37の干渉を避けるためにユニゾンリング35に設けられた長孔を示す。
ハウジング本体11にハウジングカバー12を取り付けると、これらの間に密閉された機構室23が形成される。リンク機構22はこの機構室23内に配置される。
こうしたターボチャージャ1においては、軸受24と操作軸25の接触部に錆が浸入し、操作軸25の回転時におけるフリクションが増加し、回転不良が生じる可能性がある。
そこで本実施形態では、こうした錆の浸入を抑制するため軸受防錆装置を設けている。軸受防錆装置は、軸受24と操作軸25の接触部に向かってタービン2外からの圧力ガスを供給するように構成されたガス供給装置50を備える。
ガス供給装置50は、軸受24に設けられ軸受24内に圧力ガスを供給するノズル51と、ガス供給源としてのコンプレッサ3と、ノズル51およびコンプレッサ3を接続する配管52とを備える。本実施形態では、コンプレッサ3をガス供給源として用い、コンプレッサ3により生成された圧縮空気を圧力ガスとして用いる。
ノズル51は、軸受24の内外を貫通して軸受24に固定された管継手(例えばニップル)により形成される。ノズル51は、縮径部31のある中心軸C1方向の位置に、中心軸C1に垂直に配置されると共に、タービンハウジング4の外部に位置される。ノズル51は、軸受24と縮径部31の間の隙間32に、高圧の圧縮空気を排出する。このようにガス供給装置50は、縮径部31の軸方向位置において軸受24内に圧力ガスを供給する。
配管52は、コンプレッサハウジング6に取り付けられた出口管53と、ノズル51および出口管53を連結する連結管54とを備える。出口管53は、ノズル51と同様、コンプレッサハウジング6の内外を貫通してコンプレッサハウジング6に固定された管継手(例えばニップル)により形成される。出口管53は、インペラ7の下流側のコンプレッサスクロール室16に連通され、コンプレッサスクロール室16から圧縮空気を抽出するようになっている。
連結管54は、ゴム製のホースまたはチューブにより形成される。但し連結管54の材質は任意であり、金属製または樹脂製であってもよい。連結管54の上流端は出口管53に、下流端はノズル51に接続される。
またガス供給装置50は、圧力ガス供給方向と反対方向の逆流を防止するための逆止弁55を備える。逆止弁55は、本実施形態では配管52に設けられ、連結管54の途中に設けられる。但しその設置位置は任意であり、例えばノズル51または出口管53に一体的に組み込んでもよい。逆止弁55は、コンプレッサ3側から軸受24側への流れのみを許容し、逆方向の流れを禁止する。
さて、前述したように、軸受24と操作軸25の接触部に錆が浸入し、所謂もらい錆の状態となることがある。この接触部とは、内側接触面29および軸受24の接触部(内側接触部という)43と、外側接触面30および軸受24の接触部(外側接触部という)44とである。
錆の原因は様々であるが、主に、タービンハウジング4の機構室23内で発生した錆が挙げられる。ノズル13を通過する排気は、ベーンシャフト37と軸受穴38の間の僅かな隙間を通じて、微量ではあるが、機構室23内に漏れ出す。この排気に起因して機構室23内に錆が発生する。
特に、エンジンの低負荷運転時および低温運転時、ならびに外気温が低温の環境下では、排気温度が低いため、排気に含まれる水蒸気が露点を下回って凝縮し、凝縮水が発生することがある。凝縮水には、燃料の燃焼過程で生成される硫酸、硝酸、有機酸等が溶け込んでいるため、凝縮水は腐食性の高い酸性水である。そのため、凝縮水が機構室23内に付着すると錆が発生し易くなる。
エンジン運転中は、機構室23内に排気が漏れ出すため、機構室23内の圧力は、外部の大気圧より高くなる。従って機構室23から、軸受24と操作軸25の間を通って、外部に漏れ出る排気の流れが生成される。この流れに乗って機構室23内の錆も移動する。
機構室23内で発生した錆は、一部剥離して室内を移動し、駆動板26と軸受24前端面との隙間を通過して、内側接触部43に浸入する。その後、中心軸C1方向外側に移動して隙間32と外側接触部44を順次通過し、最終的に外部に排出される。なお錆に混じって他の異物が浸入、移動することもある。
一方、他の原因として、ターボチャージャ1の外表面部、特に外側接触部44付近で発生した錆が挙げられる。冬期には、路面に凍結防止剤として塩(岩塩や、塩化カルシウム等の融雪剤)が散布されることがある。この塩が、ターボチャージャ1の外表面部に付着した雨水や凝縮水に混入し、腐食性の高い塩水を生じさせる。この塩水によりターボチャージャ1の外表面部が錆びる。
錆の一部は剥離して外側接触部44に接近する。そしてこの錆は、操作レバー27と軸受24後端面との間の隙間を通過した後、外側接触部44に浸入する。その後、さらに中心軸C1方向内側に移動して隙間32と内側接触部43に順次浸入することもある。
上述の錆の移動過程において、錆が内側接触部43と外側接触部44に止まり、堆積する。操作軸25の回転により接触部43,44から錆が排出されることがあるが、堆積速度が排出速度を上回ると、堆積量が徐々に増加する。
接触部43,44に錆が付着、堆積すると、操作軸25の回転時におけるフリクションが増加し、最悪、操作軸25が軸受24に固着して動かなくなる。すると、操作軸25に回転不良が生じ、操作軸25の回転動作、ひいてはノズルベーン21の開閉動作が正常に行われなくなる可能性がある。
そこで本実施形態では、接触部43,44への錆の付着を抑制するため、ガス供給装置50によって軸受24内に圧縮空気を供給する。この際の作動を図4および図5を参照して説明する。
図4は、圧縮空気供給前の錆Rが付着した状態を示す。錆Rは、内側接触部43および外側接触部44のみならず随所に付着している。
この状態で、コンプレッサスクロール室16内の圧力が機構室23内の圧力より高くなると、逆止弁55が開弁し、図5に矢印で示すように、コンプレッサスクロール室16内の圧縮空気が出口管53および連結管54を順に通じて、ノズル51から隙間32内に供給される。
圧縮空気は、タービンハウジング4の内側に向かう流れF1と、外側に向かう流れF2とに分かれる。内側に向かう流れF1は、内側接触部43に付着していた錆Rを押し出し、機構室23内に排出する。外側に向かう流れF2は、外側接触部44に付着していた錆Rを押し出し、外部に排出する。こうして、内側接触部43および外側接触部44に付着していた錆を除去することができる。このとき同時に、隙間32に付着していた錆も除去することができる。
また、コンプレッサスクロール室16内の圧力が機構室23内の圧力より高いとき、圧縮空気が常時供給されるので、上記流れF1,F2により内側接触部43および外側接触部44への新たな錆Rの浸入を抑制することができる。よって錆Rの付着を予防することができる。
このようにガス供給装置50は、機構室23内の圧力より高圧の圧力ガスを供給する。
一方、コンプレッサスクロール室16内の圧力が機構室23内の圧力以下のときには、逆止弁55が閉弁される。よって、機構室23内の排気がコンプレッサスクロール室16内に逆流するのを抑制することができる。
このように本実施形態によれば、ガス供給装置50を設けたので、軸受24と操作軸25の接触部43,44における錆Rの浸入を抑制することができる。
また本実施形態によれば、内側接触部43および外側接触部44という二つの接触部を設けた場合でも、両接触部への錆Rの浸入を効果的に抑制することができる。
また本実施形態によれば、機構室23内の圧力より高圧の圧縮空気を供給するので、内側接触部43に浸入した錆Rを確実に機構室23内に排出できる。
また本実施形態によれば、ターボチャージャ1のコンプレッサ3により生成された圧縮空気を圧力ガスとして利用するので、ガス供給源を別途設けずに済み、構成の簡素化を図れる。またガス供給源からガス供給位置(ノズル51)までの距離を短縮し、圧力損失を低減できる。
また本実施形態によれば、タービン2外からの圧力ガスを供給するので、接触部での錆付着抑制に有利である。すなわち、タービン2内からの圧力ガス、つまり排気を接触部に供給してしまうと、上述したように、排気の凝縮に起因する酸性水により接触部が益々錆びてしまう。しかしながら本実施形態では、タービン2外からの圧力ガスを供給するので、こうした錆付きを回避することができ、防錆効果を高めることができる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示の実施形態および変形例は他にも様々考えられる。
(1)例えば、図6に示すように、ターボチャージャ1とは別に設けられたエアタンク61を圧力ガスの供給源とし、エアタンク61に貯留された圧縮空気を圧力ガスとして使用してもよい。本実施形態の車両の場合、ブレーキ等の作動のためにこうしたエアタンク61を備えているので、これを利用することで、別途ガス供給源を設けずに済む。
(2)圧力ガスとして、空気以外の気体、例えば窒素、アルゴン等の不燃性ガスを用いてもよい。
(3)軸受と操作軸の接触部は一つであってもよい。この場合、接触部に圧力ガスを直接供給するのが好ましい。
(4)逆止弁の代わりに電磁弁を設け、この電磁弁を制御ユニットによって制御してもよい。この場合、軸受防錆装置は、電磁弁を含むガス供給装置と、制御ユニットと、機構室内の圧力を検出する第1圧力センサと、ガス供給源のガス圧力を検出する第2圧力センサとを備える。制御ユニットは、第2圧力センサにより検出されたガス圧力が、第1圧力センサにより検出された機構室内圧力より高い場合に電磁弁を開弁し、それ以外の場合に電磁弁を閉弁する。制御ユニットには、例えば、エンジン制御のために車両に搭載された電子制御ユニット(ECU(Electronic Control Unit))を用いることができる。
本開示の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本開示の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本開示に含まれる。従って本開示は、限定的に解釈されるべきではなく、本開示の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 ターボチャージャ
2 タービン
3 コンプレッサ
4 タービンハウジング
13 ノズル
21 ノズルベーン
22 リンク機構
23 機構室
24 軸受
25 操作軸
29 内側接触面
30 外側接触面
31 縮径部
43 内側接触部
44 外側接触部
50 ガス供給装置
51 ノズル
52 配管
55 逆止弁
61 エアタンク

Claims (7)

  1. タービンのノズルに開閉可能に設けられた複数のノズルベーンと、
    前記複数のノズルベーンに連結されたリンク機構と、
    タービンハウジング内に形成され前記リンク機構を収容する機構室と、
    前記タービンハウジングに設けられ前記機構室と外部を連通する軸受と、
    前記軸受内に回転可能に設けられ一端が前記リンク機構に接続された操作軸と、
    を備えた可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置であって、
    前記軸受と前記操作軸の接触部に向かって前記タービン外からの圧力ガスを供給するように構成されたガス供給装置を備え
    前記ガス供給装置は、前記軸受内に圧力ガスを供給し、前記接触部に付着していた錆を圧力ガスにより押し出して前記軸受外に排出するように構成されている
    ことを特徴とする可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  2. 前記操作軸は、前記機構室側に形成され前記軸受に接触される第1接触面と、外部側に形成され前記軸受に接触される第2接触面と、前記第1接触面および前記第2接触面の間に形成され前記軸受から離間される縮径部とを備え、
    前記ガス供給装置は、前記縮径部の軸方向位置において前記軸受内に圧力ガスを供給する
    請求項1に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  3. 前記ガス供給装置は、前記機構室内の圧力より高圧の圧力ガスを供給する
    請求項1または2に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  4. 前記圧力ガスは、前記ターボチャージャのコンプレッサにより生成された圧縮空気である
    請求項1~3のいずれか一項に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  5. 前記圧力ガスは、エアタンクに貯留された圧縮空気である
    請求項1~3のいずれか一項に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  6. 前記ガス供給装置は、圧力ガス供給方向と反対方向の逆流を防止するための逆止弁を備える
    請求項1~5のいずれか一項に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
  7. 前記ガス供給装置は、前記軸受に設けられ前記軸受内に圧力ガスを供給するノズルと、ガス供給源と、前記ノズルおよび前記ガス供給源を接続する配管とを備える
    請求項1~6のいずれか一項に記載の可変容量型ターボチャージャの軸受防錆装置。
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