JP7295166B2 - ハチ及び他の昆虫の死骸沈降方法 - Google Patents
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Description
また、ハチ捕獲器としては、各種形状のものが提案されている。具体的には、特許文献1には、カップ状の容器内部にハチを誘引するための誘引捕獲組成物を収納し、容器上部にハチの侵入口を有する蓋を取り付けた捕獲器が記載されている。特許文献2、3には、捕獲器の可視光透過率や色を調整することにより、ハチの捕獲効率を向上させる技術が紹介されている。特許文献4には、一旦捕獲されたハチが捕獲器から脱出することを抑制するために、ハチ侵入口を捕獲器上部中心部に配置されたものが記載されている。さらに、特許文献5には、特定の糖分濃度のハチ誘引成分を使用することにより、腐敗による発酵臭を発生させて、捕獲効率を向上させることが記載されている。
1.浸透力が2000秒以下の下記界面活性剤(A)を用いる、ハチ捕獲器内におけるハチ及びコバエの死骸沈降方法。
界面活性剤(A)は、ラウリン酸ポリグリセリル(10)、ポリオキシエチレンアルキル(C12~14)エーテル、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ポリオキシエチレントリスチリル化フェニルエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル(5)、ポリオキシエチレンジスチリル化フェニルエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル(10)、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン、ミリスチン酸ポリグリセリル(5)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(8P.O.)、ポリオキシエチレントリベンジルフェニルエーテル、ショ糖オレイン酸エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)から選択される1種以上のもの。
また、本発明のハチ捕獲剤は、公知の殺虫剤と組み合わせることにより、誘引したハチを確実に防除できる防除薬剤とすることができ、ハチに対する効率的な防除効果を容易に得ることができ有用である。
本発明のハチ捕獲剤は、特定の浸透力を有する界面活性剤(A)を有効成分として含有するものである。
<本発明の浸透力について>
本発明における浸透力は、以下に説明する、キャンバスディスク法(ISO-8022-1990)に準拠した測定方法により、測定された時間(秒)を意味し、測定は5回行いその平均値を本発明における浸透力(秒)とした。
(測定方法)
20℃において、φ150mmの試験片保持枠にウール布帛(染色堅ろう度試験用塗布白布:JIS L 0803準拠、毛(ウール)、大きさ:200mm×200mm)をゆるみ無く張った状態で固定し、測定対象である界面活性剤1重量%水溶液を当該ウール布帛中央部の表面に50μL滴下して液滴形成し、当該液滴がウール布帛に吸収されるまでの時間をストップウォッチで測定する。
液滴がウール布帛に吸収された終点は、鏡面反射の消失により判断する。詳しくは、上記液滴周辺に、水の鏡面反射を目視確認できる500~1000luxの光を当て、液滴の鏡面反射を目視により確認する。液滴がウール布帛に徐々に吸収されるにつれ液滴の鏡面反射も弱くなり、液滴がウール布帛に吸収されつくすと液滴の鏡面反射も消失する。これにより、液滴がウール布帛に吸収された終点を客観的に判断することができる。この判断基準は、繊維製品の吸水性試験方法(JIS 1907:2010)において、適用されている方法である。
本発明のハチ捕獲剤の有効成分は、1重量%水溶液の浸透力が20℃で2000秒以下である界面活性剤であり、当該浸透力が1000秒以下である界面活性剤が好ましく、同じく500秒以下である界面活性剤がより好ましい。
具体的には、例えば、非イオン性界面活性剤としては、糖エステル型、脂肪酸エステル型、植物油型、アルコール型、アルキルフェノール型、ポリオキシエチレン-ポリオキシプロピレンブロックポリマー型、アルキルアミン型、ビスフェノール型、多芳香環型のも
のが挙げられる。陰イオン性界面活性剤としては、カルボン酸型、スルホン酸型、硫酸エステル型、リン酸エステル型のものが挙げられる。陽イオン性界面活性剤としては、アンモニウム型、ベンザルコニウム型のものが挙げられる。両性界面活性剤としては、ベタイン型のものが挙げられる。
中でも好適な非イオン性界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアリールエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリアルキレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル等が挙げられ、好適な陰イオン性界面活性剤としては、スルホン酸塩等が挙げられる。
特に好適な非イオン性界面活性剤としては、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアリールエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルが挙げられ、特に好適な陰イオン性界面活性剤としては、アルキルスルホ酢酸塩が挙げられる。なお、上記有効成分である界面活性剤(A)は単独もしくは2種以上を混合したもの何れも用いることができる。
本発明のハチ捕獲剤は、有効成分である上記浸透力を有する浸透力に優れた界面活性剤(A)を、ハチ捕獲剤全体に対して0.005重量%以上含有することが好ましく、0.01重量%以上含有することがより好ましく、0.05重量%以上含有することが特に好ましい。有効成分である上記浸透力を有する浸透力に優れた界面活性剤(A)の含有量は、ハチ捕獲剤全体に対して0.005重量%未満であると、使用者が満足する程度のハチ捕獲効果を十分に発揮することができない。また、この含有量が5重量%を超えると、溶解性など製剤化における課題が出てくるため、含有量は5重量%以下であることが好ましい。
スズメバチ亜科に属するハチとしては、例えば、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチ、モンスズメバチ、ヒメスズメバチ、チャイロスズメバチ、クロスズメバチ、シダクロスズメバチ、ヤドリスズメバチなどを挙げることができる。
また、アシナガバチ亜科に属するハチとしては、例えば、キアシナガバチ、セグロアシナガバチ、フタモンアシナガバチ、トガリフタモンアシナガバチ、ヤマトアシナガバチ、キボシアシナガバチ、コアシナガバチ、ヤエヤマアシナガバチ、ムモンホソアシナガバチ、ヒメホソアシナガバチなどの土着種を挙げることができる。これら土着種に加えて、対馬や北九州市に侵入したツマアカスズメバチも挙げることができる。アシナガバチの攻撃性や毒性はスズメバチに比べて小さいものの、民家に営巣することがあり、また、それに刺されることによる死亡例もあるため、防除対象である点ではスズメバチと同様である。
これらのハチの中でも、本発明のハチ捕獲剤は、体長が10mm以上45mm以下の範囲のハチ、好ましくは体長が10mm以上30mm以下の範囲のハチ、より好ましくは体長が10mm以上25mm以下の範囲のハチに対して優れた捕獲効果を発揮する。
本発明のハチ捕獲剤は、容器に収納してハチ捕獲器として使用してもよい。
収納する容器は、本発明のハチ捕獲剤を内部に収容できる形態であれば形状や大きさ等は制限されず、使用場所や使用方法に合った形態であればよい。この容器の材質としては、例えば、ガラス、金属、プラスチック等のほか、本発明のハチ捕獲剤が容器から漏出することがない防水や撥水機能を有する特殊紙などの材質であれば特に制限されない。
容器の態様の1例として、容器の開口部を覆う蓋を有し、この蓋または容器の何れかにハチが侵入する開口部が形成されていると良い。この開口部は、ハチが容器内に容易に侵入できる大きさや形状であればよく、開口部の寸法(径、幅、長さ)は、20mm以上35mm以下に設定することが好ましく、25mm以上30mm以下に設定することがより好ましい。開口部が20mmより小さくなると、オオスズメバチ等の大型のハチが開口部から侵入し難く捕獲効率が低下する。また、開口部が35mmより大きくなると、ハチ以外の蝶、蛾、甲虫等が容器内に侵入してしまう。ハチが容器内に侵入しやすいように、複数の開口部を容器に形成することが良いが、その数は容器の大きさにもよるが2個以上5個以下の開口部を形成することが好ましい。また、容器内に侵入したハチが容易に容器外に脱出することを防止するために、開口部は漏斗状等の形状であることが好ましい。
容器は、ハチ捕獲数を目視できるように、透明又は半透明の窓相当部を設けたもの、もしくは透明または半透明の容器としてもよく、捕獲したハチを見えにくくして不快感を抑えることもできる。
ハチ捕獲器を野外に設置する場合、雨水等が浸入し本発明のハチ捕獲剤が希釈され、ハチ捕獲効率が低下することを防止するために、開口部に対し空間を有しつつ雨水等の浸入を防止する覆い部を備える態様が好ましい。
本発明のハチ捕獲器は、なるべく直射日光の当たらない、地面から1~3m辺りに吊るす、または柵などに固定して使用することが好ましい。
なお、実施例において、特に明記しない限り、部は重量部を意味する。
(1)試験検体の調製
下記界面活性剤1~21それぞれを、水と混合して1重量%の均一な水溶液を得、これを試験検体とした。
(2)浸透力の測定
20℃において、ウール布帛(染色堅ろう度試験用塗布白布:JIS L 0803準拠、毛(ウール)、大きさ:200mm×200mm)を、φ150mmステンレスシャーレとプラスチック製の試験片保持枠でゆるみ無く張った状態で固定し、これを光源(935lux)と観察者の間に置き、試験検体を滴下するピペットマンを、その先端とウール布帛表面までが10mmとなるように設置した。観察者は、水による鏡面反射を確実に確認できる角度から観察した。ピペットマンから試験検体を50μL滴下し、ウール布帛表面に形成された液滴の鏡面反射を観察した。試験検体がウール布帛表面に達した時から、ウール布帛が液滴全てを吸収(鏡面反射が消失)して、ウール布帛表面上に湿潤だけが残った状態となるまでの時間(秒)を、ストップウォッチで測定した。測定を5回行い、その平均値を使用した界面活性剤の浸透力(秒)とした。
(1)試験検体の調製
下記界面活性剤1~21それぞれを、水と混合して0.06重量%の均一な水溶液を得、これをハチ捕獲剤の試験検体とした。
(2)試験方法について
上記各試験検体を、容器(口径92mm、高さ131mm、底径58mm、東罐興業株式会社製)の底面から100mmの高さまで注ぎ入れた。試験検体液面に体長10~15mm程度のセイヨウミツバチ(以下、「試験ハチ」という。)1匹を投入し、行動停止するまでの時間を測定した。この試験を3回繰り返し、その平均値をハチ致死時間(秒)とした。
(1)試験検体の調製
下記界面活性剤1~21それぞれを、水と混合して0.06重量%の均一な水溶液を得、これをハチ捕獲剤の試験検体とした。
(2)試験方法について
上記「ハチ致死効果確認試験1」と同じ容器に、各試験検体を底面から100mmの高さまで注ぎ入れた。試験検体液面に試験ハチ7匹を投入し、24時間後の試験ハチ死骸の溺沈数を確認した。ここで溺沈とは、試験ハチの死骸が容器底面まで沈降していることを意味し、水面下や液中に浮遊しているものは意味しない。
下記式(1)から、溺沈率(%)を算出した。
式(1):溺沈率(%)=100×(容器底面まで沈降した試験ハチ)/(試験ハチ数
7)
[ハチ致死時間(秒)の評価基準]
A:ハチ致死時間(秒)が200秒未満
B:ハチ致死時間(秒)が200秒以上400秒未満
C:ハチ致死時間(秒)が400秒以上600秒未満
D:ハチ致死時間(秒)が600秒以上または脱出
上記ハチ致死時間(秒)の評価基準A~Cを、実用性があると判断した。
[溺沈率(%)の評価基準]
A:溺沈率(%)が80%以上
B:溺沈率(%)が65%以上80%未満
C:溺沈率(%)が50%以上65%未満
D:溺沈率(%)が50%未満または脱出
×:試験検体入りの容器から逃走したことを意味する
上記溺沈率(%)の評価基準A~Cを、実用性があると判断した。
界面活性剤1:ラウリン酸ポリグリセリル(10)、HLB:15.5
界面活性剤2:ポリオキシエチレンアルキル(C12~14)エーテル、HLB:13.5
界面活性剤3:ラウリルスルホ酢酸ナトリウム
界面活性剤4:ショ糖ラウリン酸エステル、HLB:16
界面活性剤5:ショ糖ミリスチン酸エステル、HLB:16
界面活性剤6:ポリオキシエチレントリスチリル化フェニルエーテル、HLB:12
界面活性剤7:ラウリン酸ポリグリセリル(5)、HLB:15.8
界面活性剤8:ポリオキシエチレンジスチリル化フェニルエーテル、HLB:12.8
界面活性剤9:ラウリン酸ポリグリセリル(10)、HLB:17.1
界面活性剤10:ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン、HLB:16.7
界面活性剤11:モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、HLB:16.7
界面活性剤12:ミリスチン酸ポリグリセリル(5)、HLB:15.4
界面活性剤13:ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(8P.O.)、HLB:12.5
界面活性剤14:ポリオキシエチレントリベンジルフェニルエーテル、HLB:13.2
界面活性剤15:モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、HLB:15.0
界面活性剤16:ショ糖オレイン酸エステル、HLB:15
界面活性剤17:モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)、HLB:17.5
界面活性剤18:ポリオキシエチレンフィトスチロール、HLB:12.5
界面活性剤19:ポリオキシエチレンフィトスチロール、HLB:18.0
界面活性剤20:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、HLB:12.5
界面活性剤21:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、HLB:14.0
(1)試験検体の調製
上記界面活性剤1の含有量が0.3重量%となるように、ハチ誘引成分(酒、酢、糖など)を組み合わせて、ハチ捕獲剤原液を調製し、この原液を水で5倍希釈して実施例試験検体を作製した。また、実施例試験検体と同様にして、界面活性剤1を含まない比較例試験検体を作製した。
(2)試験方法について
上記「ハチ致死効果確認試験1」と同様の方法で試験を行い、行動停止するまでの時間を測定した。この試験を3回繰り返し、その平均値をハチ致死時間(秒)とした。実施例試験検体を用いたものを実施例1とし、比較例試験検体を用いたものを比較例1として、得られた結果を表2に示す。なお、評価基準についても、上記「ハチ致死効果確認試験1」と同様とした。
(1)試験検体の調製
上記「ハチ致死効果確認試験2」の実施例試験検体と比較例試験検体を使用した。
(2)試験方法について
84時間後に試験ハチの死骸の溺沈数を確認した以外は、上記「ハチ溺沈効果確認試験1」と同様の方法で試験を行い、溺沈率(%)を算出した。実施例試験検体を用いたものを実施例1とし、比較例試験検体を用いたものを比較例1として、得られた結果を表2に示す。なお、評価基準についても、上記「ハチ溺沈効果確認試験1」と同様とした。
(1)試験検体の調製
上記界面活性剤1を、水と混合して0.1重量%の均一な水溶液を得て、これをハチ捕獲剤の実施例試験検体とした。
(2)試験方法について
上記試験検体を、容器(口径92mm、高さ131mm、底径58mm、東罐興業株式会社製)の底面から100mmの高さまで注ぎ入れた。この試験検体液面に体長20~25mm程度のセグロアシナガバチ(以下、「試験ハチ」という。)1匹を投入し、溺死するまでの時間を測定した。この試験を2回繰り返し、その平均値をハチ致死時間(秒)とした。
また、溺死から24時間後に、試験ハチの死骸が容器底面まで溺沈しているかを確認し、上記「ハチ溺沈効果確認試験1」と同様に溺沈率(%)を算出した。
実施例試験検体を用いたものを実施例2として、ハチ致死時間(秒)と溺沈率(%)および、その評価結果を表3にまとめて示す。なお、評価基準についても、上記「ハチ溺沈効果確認試験1」と同様とした。
本発明のハチ捕獲剤のスズメバチに対する捕獲効果を確認するために、屋外においてスズメバチ捕獲効果確認試験を行った。参考例として、市販されているハチ誘引液入りの捕
獲器(市販品A)を使用した。
(1)実施例検体の調製
上記「ハチ致死効果確認試験2」の実施例試験検体を使用し、これを、上記市販品Aのハチ誘引液が入っていないハチ捕獲器に、市販品Aと同じ液量となるように注入したものを実施例3とした。
(2)試験方法について
雑木林の中(試験区1)と建物近くの庭園(試験区2)それぞれに、上記実施例3と参考例を3m離し、地上から2mの高さに設置し、スズメバチの累積捕獲数を4週間(2018年5月)にわたり観測した。試験は上記2箇所で行い、その合計をスズメバチ累計捕獲数とした。
試験区1、2における、実施例3と参考例とにおけるスズメバチ累計捕獲数を表4と図1に、捕獲されたスズメバチの種類について、表5に示す。
実際にハチ捕獲器の中を観察したところ、本発明のハチ捕獲器は、捕獲されたハチは捕獲器の底面に溺沈していたが、参考例の市販品は、ハチのみならず蛾やコバエ類も捕獲されており、しかも、それらの死骸は全て捕獲液面に浮かんだ状態であった。そのため、捕獲液面に浮かんだそれらの死骸が液面を覆ってしまったため、新たなハチの捕獲が阻害され、ハチ捕獲数が少なかったものと考えられる。本発明のハチ捕獲器は、捕獲された蛾やコバエ類等の他の昆虫の死骸も沈降するため、新たなハチの捕獲および溺死を妨げることなく、長期にわたり優れたハチ捕獲効果を得ることができ有用である。
さらに、参考例の市販品ではコバエ類が産卵し、捕獲器の中でコバエ類が大量発生して
見た目が汚いという欠点があった。これに対して、本発明のハチ捕獲器は、捕獲されたコバエ類もすぐに溺死し、かつ死骸が沈降するため、産卵によるコバエ類の大量発生もなく、見た目もきれいに使用を継続できることも明らかとなった。
また、表5に示すように、本発明のハチ捕獲剤を含有するハチ捕獲器(実施例3)は、参考例の市販品に比べて、オオスズメバチ(体長25~45mm程度)、コガタスズメバチ(体長22~30mm程度)、キイロスズメバチ(17~28mm程度)の攻撃性の高い肉食系ハチのハチ捕獲効果に優れていることが改めて確認された。
また、本発明のハチ捕獲剤は、捕獲されたハチ以外の昆虫も溺死し死骸が沈降するため、例えば、コバエ類の大量発生等もなく、長期間にわたり優れたハチ捕獲効果とともに、美観をも維持することができる。
Claims (1)
- 浸透力が2000秒以下の下記界面活性剤(A)を用いる、ハチ捕獲器内におけるハチ及びコバエの死骸沈降方法。
界面活性剤(A)は、ラウリン酸ポリグリセリル(10)、ポリオキシエチレンアルキル(C12~14)エーテル、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、ショ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステル、ポリオキシエチレントリスチリル化フェニルエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル(5)、ポリオキシエチレンジスチリル化フェニルエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル(10)、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸ソルビタン、ミリスチン酸ポリグリセリル(5)、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル(20E.O.)(8P.O.)、ポリオキシエチレントリベンジルフェニルエーテル、ショ糖オレイン酸エステル、モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.)から選択される1種以上のもの。
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