A.実施例
A-1.システム1000の構成
図1は、システム1000の構成を示すブロック図である。システム1000は、プリンタ100A~100Dと、本実施例の管理装置300と、を備える。プリンタ100A~100Dと、管理装置300とは、ローカルエリアネットワークNTに接続されており、ローカルエリアネットワークNTを介して、互いに通信可能である。
プリンタ100Aは、プリンタ100AのコントローラとしてのCPU110と、DRAMなどの揮発性記憶装置120と、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置130と、画像を表示する液晶ディスプレイなどの表示部140と、ユーザによる操作を取得するためのボタンやタッチパネルなどの操作部150と、印刷実行部160と、インク供給部170Aと、通信インタフェース(IF)180と、を備えている。
通信IF180は、ローカルエリアネットワークNTに接続するためのインタフェースである。具体的には、通信IF180は、イーサネット(登録商標)に準拠した有線のインタフェースや、Wi-Fi規格(IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格又はそれに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に従った規格)に準拠した無線のインタフェースである。
CPU110は、データ処理を行う演算装置(プロセッサ)である。揮発性記憶装置120は、CPU110が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域を提供する。不揮発性記憶装置130には、プリンタを制御するためのコンピュータプログラムPG1と、後述する情報データベースIBと、が格納されている。
コンピュータプログラムPG1は、本実施例では、プリンタ100Aの製造時に不揮発性記憶装置130に予め格納されて提供され得る。これに代えて、コンピュータプログラムPG1は、例えば、インターネットITを介して接続されたサーバからダウンロードされる形態、あるいは、CD-ROMなどに記録された形態で提供され得る。
CPU110は、コンピュータプログラムPG1を実行することによって、印刷実行部160を制御して、印刷実行部160に画像を印刷させる印刷処理を実行する。また、CPU110は、コンピュータプログラムPG1を実行することによって、管理装置300からの要求に応じて、情報データベースIBに格納されたプリンタ100Aに関する各種のプリンタ情報を、管理装置300に送信する。
印刷実行部160は、CPU110の制御に従って、印刷を実行する。インク供給部170Aは、印刷実行部160に印刷材としてのインクIkを供給する。図2は、印刷実行部160とインク供給部170Aとの構成を示す概略図である。
印刷実行部160は、インクカートリッジ200Aから供給されるインクIkを印刷材として用いて、印刷媒体としての用紙上に画像を印刷するインクジェット方式の印刷機構である。具体的には、印刷実行部160は、図示しない印刷ヘッドのノズルからインクIkを吐出して用紙上にドットを形成することによって、用紙上に画像を形成する。本実施例では、印刷実行部160は、1色のインクIk(例えば、ブラック(K))が用いられるモノクロの印刷機構である。
図2(A)、図2(B)に示すように、インク供給部170Aは、インクカートリッジ200Aが装着される装着部172Aと、インク供給口174Aと、中間タンク175Aと、インク流路部177Aと、を備えている。
インクカートリッジ200Aには、インクIkを収容する主収容室210Aと、連通口220Aと、インク出口230Aと、が形成されている。連通口220Aは、主収容室210Aと外気とを連通する開口である。インク出口230Aは、主収容室210A内のインクIkをインク供給部170Aに供給するための開口である。インク出口230Aは、主収容室210A内の全てのインクIkをインク供給部170Aに供給できるように、主収容室210Aの鉛直方向の下端近傍に設けられている。
インクカートリッジ200Aの外面には、ICチップ250Aが取り付けられている。ICチップ250Aのメモリには、インクカートリッジ200Aに関する各種の情報が格納されている。本実施例では、ICチップ250Aのメモリに格納される情報には、総印刷可能枚数TNと、インクカートリッジ200Aを識別する識別情報(例えば、シリアルナンバー)と、が含まれる。総印刷可能枚数TNは、新品のインクカートリッジ200Aに収容されている量(初期量)のインクIkを用いて、印刷可能な印刷物の枚数である。総印刷可能枚数TNは、インクカートリッジ200AのインクIkの初期量を、印刷枚数を単位として示す値とも言うことができる。総印刷可能枚数TNは、例えば、インクカートリッジ200AのインクIkの初期量を、平均的な印刷物一枚あたりに用いられるインク量で除した値である。
装着部172Aは、例えば、インクカートリッジ200Aを着脱可能に装着することができるホルダである。インク供給口174Aは、装着部172Aに装着されたインクカートリッジ200Aのインク出口230Aと連通される。インク供給口174Aから主収容室210A内のインクIkがインク供給部170Aに供給される。装着部172Aには、装着部172Aに装着されるインクカートリッジ200AのICチップ250Aの電極に接触する接点CMを有している。接点CMを介して、プリンタ100A(CPU110)は、ICチップ250Aのメモリに格納される情報の読み出しや、該メモリへの情報の書き込みを実行できる。
中間タンク175Aには、インクIkを収容する副収容室179Aと、連通口178Aと、が形成されている。連通口178Aは、副収容室179Aと外気とを連通する開口である。副収容室179Aは、インク供給口174Aと連通しており、インク供給口174Aを介してインクカートリッジ200Aから供給されるインクIkを収容する。
インク流路部177Aの上流端は、中間タンク175Aの副収容室179Aの底面の近傍に接続され、副収容室179Aと連通している。インク流路部177Aの下流端は、印刷実行部160の図示しない印刷ヘッドに接続されている。これによって、インク流路部177Aを介して副収容室179Aに収容されるインクIkが印刷実行部160に供給される。
以上の説明から解るように、中間タンク175Aは、装着部172Aに装着されるインクカートリッジ200Aから印刷実行部160に至るインクIkの流動経路に配置されている。
ここで、プリンタ100Aのインク供給部170Aのように、インクカートリッジから印刷機構に至るインクIkの経路に中間タンクを備えるタイプのインクIkの供給方式を二室供給方式とも呼ぶ。図2(A)には、インクカートリッジ200A内(主収容室210A内)にインクIkが残存し、かつ、中間タンク175A内(副収容室179A内)にインクIkが残存する第1の収容状態S1にあるインク供給部170Aが図示されている。図2(B)には、インクカートリッジ200A内(主収容室210A内)にインクIkが残存せず、かつ、中間タンク175A内(副収容室179A内)にインクIkが残存する第2の収容状態S2にあるインク供給部170Aが図示されている。
インクカートリッジ200Aの主収容室210Aは、連通口220Aによって外部と連通し、中間タンク175Aの副収容室179Aは、連通口178Aによって外部と連通している。そして、中間タンク175Aの副収容室179Aは、インクカートリッジ200Aの主収容室210Aの鉛直方向の下端(以下、単に、下端とも呼ぶ)よりも鉛直下方(図2の下側)に位置する部分と、主収容室210Aの鉛直方向の下端よりも鉛直上方に位置する部分と、を含んでいる。このために、新品のインクカートリッジ200Aが装着されると、インクカートリッジ200A内のインクIkの一部は、インク供給口174Aから副収容室179A内に移動する。そして、主収容室210A内のインクIkの液面ISmと、副収容室179A内のインクIkの液面ISsと、の高さが一致した状態となる(図2(A))。
印刷実行部160によって印刷が行われてインクIkが消費されると、2つの液面ISm、ISsが一致した状態を維持したまま、液面ISm、ISsが低下していく。そして、液面ISm、ISsが、インクカートリッジ200Aの主収容室210Aの下端の位置EL(エンプティレベルELとも呼ぶ)に到達すると、インクカートリッジ200Aの主収容室210A内にインクIkは、残存しなくなり、インクIkの収容状態は、第1の収容状態S1(図2(A))から第2の収容状態S2(図2(B))に遷移する。ここで、インクカートリッジ200Aの主収容室210A内にインクIkが、残存しない状態とは、主収容室210Aから副収容室179AへのインクIkの移動が無くなる状態を意味し、主収容室210Aの内壁に多少のインクIkが付着している状態を含む。
第2の収容状態S2に遷移した後であっても、副収容室179AにインクIkが残存している限り、印刷実行部160は、印刷を継続できる。第2の収容状態S2に遷移した後に、インクカートリッジ200Aが交換されれば、インクカートリッジ200AにインクIkが残存しない状態で、インクカートリッジ200Aを交換できるので、インクIkの無駄が発生しない。印刷を継続できる状態で、インクIkの無駄を発生することなく、インクカートリッジ200Aを交換できる点が、二室供給方式の利点である。
二室供給方式では、一例として、中間タンク175Aに、副収容室179A内のインクIkの液面ISsがエンプティレベルELに到達したか否かを検出する液面センサ(図示省略)が備えられている。これによって、インクカートリッジ200A内にインクIkが残存するか否かを検出することができる。液面センサとしては、例えば、インクIkよりも比重が小さなフロートを含む構成が採用される。この構成では、液面ISsがエンプティレベルELに到達すると、該フロートの位置が鉛直下方に移動し、該フロートの移動を検出することによって、インクIkの液面ISsがエンプティレベルELに到達したか否かが検出される。換言すれば、液面センサは、インクの収容状態が、第1の収容状態S1であるか第2の収容状態S2であるかを検出するセンサである。液面センサは、他の公知の方式、例えば、インクIkの電気抵抗を測定する方式が採用されても良い。二室供給方式では、インクカートリッジ200Aに、液面センサを備える必要がないので、インクカートリッジ200Aの構成をシンプルにできる利点がある。
ここで、第1の収容状態S1と第2の収容状態S2との境界に対応するインク量を境界インク量とも呼ぶ。本実施例の境界インク量は、副収容室179Aにおいて、液面ISがエンプティレベルELに位置しているときの副収容室179Aにおけるインク量とも言うことができる。また、境界インク量は、第2の収容状態S2における最大のインク量とも言うことができる。また、境界インク量は、副収容室179Aのうち、主収容室210Aの鉛直下方の端よりも鉛直下方に位置する部分の容量と等しい。境界インク量のインクIkを用いて、印刷可能な印刷物の枚数、すなわち、第2の収容状態S2に遷移した後に、中間タンク175A内に残ったインクIkを用いて、印刷可能な印刷物の枚数を、タンク印刷可能枚数SNとする。タンク印刷可能枚数SNは、境界インク量を、印刷枚数を単位として示す値とも言うことができる。境界インク量やタンク印刷可能枚数SNは、中間タンク175Aの構造やサイズに依存する値であり、プリンタの機種ごとに固有な値である。
情報データベースIBは、プリンタ100Aに関するプリンタ情報が格納されたデータベースである。プリンタ情報は、例えば、シリアルナンバーやモデル名を示す情報を含む。プリンタ情報は、例えば、インクIkに関するインク情報や、印刷履歴に関する履歴情報を含む。インク情報は、例えば、上述した総印刷可能枚数TNと、上述したタンク印刷可能枚数SNと、残印刷可能枚数RNと、を含む。総印刷可能枚数TNは、例えば、インクカートリッジ200AのICチップ250Aのメモリから取得される。残印刷可能枚数RNは、インクカートリッジ200Aと中間タンク175Aとに残存しているインクIkを用いて、印刷可能な印刷物の枚数である。例えば、残印刷可能枚数RNは、総印刷可能枚数TNから、インクカートリッジ200Aの交換時からの累積印刷枚数を減じた枚数である(RN=TN-SN)。
プリンタ100A(CPU110)は、例えば、印刷を実行する度に、情報データベースIBに格納される履歴情報やインク情報を更新することで、情報データベースIBに格納されるプリンタ情報を最新の情報に維持する。例えば、情報データベースIBに格納される残印刷可能枚数RNは、プリンタ100Aによって、例えば、プリンタ100Aにおいて印刷が実行される度に、更新される。
プリンタ100Bは、プリンタ100Aのインク供給部170Aとは異なるインク供給部170B(図1)を備えている。プリンタ100Bの他の構成は、プリンタ100Aと同じである。インク供給部170Bは、図2のインク供給部170Aと同様に、インクカートリッジから印刷機構に至るインクIkの経路に中間タンクを備える二室供給方式が採用されている(図示省略)。ただし、インク供給部170Bでは、中間タンク(副収容室)の容量が、インク供給部170Aの中間タンク175Aの容量とは異なっている。このために、プリンタ100Bのタンク印刷可能枚数SNは、プリンタ100Aのタンク印刷可能枚数SNとは異なっている。
プリンタ100Cは、プリンタ100Aのインク供給部170Aとは異なるインク供給部170Cを備えている。プリンタ100Cの他の構成は、プリンタ100Aと同じである。インク供給部170Cでは、図2のインク供給部170Aとは異なり、インクカートリッジ200Cから印刷機構に至るインクIkの経路に中間タンクを備えない一室供給方式が採用されている。
図3は、印刷実行部160とインク供給部170Cとの構成を示す概略図である。インク供給部170Cは、インクジェット方式の上述した印刷実行部160と、装着部172Cと、インク供給口174Cと、インク流路部177Cと、を備えている。
インクカートリッジ200Cには、インクカートリッジ200Aと同様に、インクIkを収容する収容室210Cと、収容室210Cと外気とを連通する連通口220Cと、インクIkをインク供給部170Cに供給するためのインク出口230Cと、が形成されている。インクカートリッジ200Cの外面には、インクカートリッジ200Aと同様に、ICチップ250Cが取り付けられている。
装着部172Cは、例えば、インクカートリッジ200Cを着脱可能に装着することができるホルダである。インク供給口174Cは、装着部172Cに装着されたインクカートリッジ200Cのインク出口230Cと連通される。インク流路部177Cの上流端は、インク供給口174Cと連通しており、インク流路部177Cの下流端は、印刷実行部160の図示しない印刷ヘッドに接続されている。これによって、インク流路部177Cを介してインクカートリッジ200C(収容室210C)内のインクIkが印刷実行部160に供給される。
一室供給方式では、インクカートリッジ200Cに、収容室210C内のインクIkの液面ISがエンプティレベルELcに到達したか否かを検出する液面センサ(図示省略)が備えられている。
一室供給方式では、二室供給方式が備える中間タンクを備えないので、インクカートリッジ200C内にインクIkが残存しなくなる前に、印刷実行部160は印刷を行うことができなくなる。例えば、インクカートリッジ200C内のインクIkの残量が僅かになると、印刷実行部160に供給されるインクIkに空気が混入する不具合が発生する。このために、このような空気の混入が発生し得る残量以上のインクIkが、インクカートリッジ200C内に残存する状態では、印刷実行部160による印刷は停止されざるを得ない。
このために、一室供給方式では、エンプティレベルELc(図3)は、インクカートリッジ200AのエンプティレベルEL(図2、図3)よりも鉛直方向の上方に設定されている。図3(B)には、インクカートリッジ200C内のインクIkの液面ISが、エンプティレベルELcに到達した状態を示している。この状態では、インクカートリッジ200C(収容室210C)内に、少量のインクIkが残存している。一室供給方式では、例えば、インクカートリッジ200C内のインクIkの液面ISが、エンプティレベルELcに到達した状態で、インクカートリッジ200Cの交換が行われる。
プリンタ100Dの構成は、プリンタ100Cと同一である。このため、プリンタ100Dは、プリンタ100Cのインク供給部170Cと同一の構造のインク供給部170D(図1)を備えている。すなわち、プリンタ100Dでは、プリンタ100Cと同様に一室供給方式が採用されている(図示省略)。
ここで、インク供給部170A~170Dに装着されるインクカートリッジ200A~200D(図1)のインクIkの初期量は、それぞれ異なっている。このために、インクカートリッジ200A~200Dの総印刷可能枚数TNは、それぞれ異なっている。
管理装置300は、プリンタ100A~100Dの管理者が所有する計算機である。管理装置300は、例えば、パーソナルコンピュータであり、管理装置300のコントローラとしてのCPU310と、DRAMなどの揮発性記憶装置320と、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置330と、画像を表示する液晶ディスプレイなどの表示部340と、キーボードやマウスなどの操作部350と、通信インタフェース(IF)380と、を備えている。
通信IF380は、ローカルエリアネットワークNTに接続されている。通信IF380は、通信IF180と同様に、イーサネット(登録商標)に準拠した有線のインタフェースや、Wi-Fi規格又はそれに準ずる規格に準拠した無線のインタフェースである。
CPU310は、データ処理を行う演算装置(プロセッサ)である。揮発性記憶装置320は、CPU310が処理を行う際に生成される種々の中間データを一時的に格納するバッファ領域を提供する。不揮発性記憶装置330には、コンピュータプログラムPG2と、管理データベースPDと、が格納されている。
コンピュータプログラムPG2は、例えば、システム1000を管理する事業者やプリンタ100A~100Dを製造する事業者のサーバからダウンロードされる形態で提供されるアプリケーションプログラムである。これに代えて、コンピュータプログラムPG2は、CD-ROMなどに記録された形態で提供されても良く、管理装置300の製造時に不揮発性記憶装置330に予め格納されて提供されても良い。
管理装置300(CPU310)は、コンピュータプログラムPG2を実行することによって、後述するシステム1000内のプリンタ100A~100Dの管理に関する処理、例えば、後述する画面データ生成処理や管理画面表示処理を実行する。
管理データベースPDは、管理装置300によって収集されたプリンタ情報が記録されるデータベースである。図4は、実施例の管理データベースPDの一例を示す図である。図4に示すように、管理データベースPDは、管理対象のプリンタ100A~100Dに対応するエントリEN1~EN4を含む。
プリンタ100Aに対応するエントリEN1は、プリンタ100Aのプリンタ情報の複数個の項目、一例として、シリアルナンバーと、モデル名と、IPアドレスと、インクIkに関するインク関連情報と、を含む。インク関連情報は、一例として、上述したインクIkの供給方式と、上述した総印刷可能枚数TNと、上述したタンク印刷可能枚数SNと、上述した残印刷可能枚数RNと、カートリッジ残率CRと、中間タンク残率SRと、を示す情報を含む。
シリアルナンバーは、プリンタ100Aを識別するための識別情報である。モデル名は、プリンタ100Aの機種を示す名称である。IPアドレスは、プリンタ100Aに割り当てられているIPアドレスである。
カートリッジ残率CRは、インクカートリッジ200Aに残存しているインクIkの割合(単位は%)である。ここで、図2に示す構成では、インクカートリッジ200Aにインクが残存しているときには中間タンク175AのエンプティレベルELより高い位置にもインクIkが存在するが、これはインクカートリッジ200Aに残存しているインクIkに含まれるものとして扱う。中間タンク175Aに存在するインクIkはインクカートリッジ200AのインクIkがゼロとなった以降に(換言すれば、第1の収容状態S1から第2の収容状態S2に遷移した後に)消費可能な量で表わす方がインクカートリッジの交換の目安としての意味を成すからである。したがって、二室供給方式のプリンタ100Aでは、カートリッジ残率CRは、総印刷可能枚数TNと、タンク印刷可能枚数SN(インクカートリッジ200AのインクIkがゼロとなった以降に印刷可能な枚数)と、残印刷可能枚数RNと、を用いて、以下の式(1)に従って算出するものとする。
CR=100×(RN-SN)/(TN-SN) (RN>SNの場合)
CR=0 (RN≦SNの場合) …(1)
RN>SNの場合、すなわち、残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SNより大きい場合は、上述した第1の収容状態S1であり、インクカートリッジ200AにインクIkが残存している。分子の(RN-SN)は、インクカートリッジ200Aに残存しているインクIk(中間タンク175AのエンプティレベルELより高い位置に残存しているインクIkを含む)を用いて印刷可能な枚数を示す。分母の(TN-SN)は、新品のインクカートリッジ200Aが装着された時点でインクカートリッジ200Aに残存しているインクIk(中間タンク175AのエンプティレベルELより高い位置に残存しているインクIkを含む)を用いて印刷可能な枚数を示す。RN≦SNの場合、すなわち、残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SN以下である場合は、上述した第2の収容状態S2であり、インクカートリッジ200AにインクIkが残存していない。このために、RN≦SNの場合には、カートリッジ残率CRは0である。
中間タンク残率SRは、図2に示す実施例では、エンプティレベルELより低い位置で中間タンク175Aに残存しているインクIkの割合(単位は%)である。中間タンク残率SRは、タンク印刷可能枚数SNと、残印刷可能枚数RNと、を用いて、以下の式(2)に従って算出される。
SR=100 (RN>SNの場合)
SR=100×RN/SN (RN≦SNの場合) …(2)
RN>SNの場合、すなわち、残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SNより大きい場合は、上述した第1の収容状態S1であり、インクカートリッジ200AにインクIkが残存している。このために、中間タンク残率SRは、100%とされる。RN≦SNの場合、すなわち、残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SN以下である場合は、上述した第2の収容状態S2であり、中間タンク175AのみにインクIkが残存している。
以上の説明から解るように、カートリッジ残率CRと中間タンク残率SRとは、インクカートリッジ200Aが装着されたプリンタ100Aに供給されるインクIkの残率を示す2個の指標値である。
プリンタ100B~100Dに対応するエントリEN2~EN4は、それぞれ、プリンタ100Aに対応するエントリEN1と同種の項目を示す情報を含む。ただし、プリンタ100C、100Dは、一室供給方式のプリンタであり、中間タンクを備えないために、エントリEN3、EN4は、タンク印刷可能枚数SN、および、中間タンク残率SRを含まない。一室供給方式のプリンタ100C、100Dでは、カートリッジ残率CRは、総印刷可能枚数TNと、残印刷可能枚数RNと、を用いて、以下の式(3)に従って算出される。
CR=RN/TN …(3)
本実施例では、管理データベースPDに記録されるプリンタ情報のうちのシリアルナンバーと、モデル名と、IPアドレスとは、例えば、システム1000の運用の開始時に、管理装置300によって取得される。本実施例では、これらの情報の取得には、SNMP(Simple Network Management Protocol)が用いられる。具体的には、管理装置300は、ローカルエリアネットワークNT内のプリンタを探索するためのSNMP要求を、ローカルエリアネットワークNT内にブロードキャストする。プリンタ100A~100Dは、該SNMP要求に対して、自身のIPアドレスを含む応答を返信する。管理装置300は、受信されるIPアドレスを用いて、シリアルナンバーとモデル名との送信を要求するSNMP要求をプリンタ100A~100Dにそれぞれ送信し、該SNMP要求に対する応答として、プリンタ100A~100Dのシリアルナンバーとモデル名とを受信する。管理装置300は、シリアルナンバーとモデル名とIPアドレスとを管理データベースPDに記録する。これによって、管理対象のプリンタとして、プリンタ100A~100Dが登録される。
管理データベースPDに記録されるプリンタ情報のうち、インクIkの供給方式と、総印刷可能枚数TNと、タンク印刷可能枚数SNと、残印刷可能枚数RNとは、後述する画面データ生成処理において、管理対象のプリンタ100A~100Dから取得される。管理データベースPDに記録されるプリンタ情報のうち、カートリッジ残率CRと、中間タンク残率SRと、は、画面データ生成処理において、管理装置300によって算出される。
A-2.システム1000の動作
A-2-1.画面データ生成処理
管理装置300(CPU310)は、定期的に、例えば、1日あたり1~数回の頻度、より好ましくは、5分に1回の頻度で、予め定められた時刻に、画面データ生成処理を実行する。画面データ生成処理は、管理対象のプリンタ、本実施例では、プリンタ100A~100Dに関するプリンタ情報を含む管理画面DWを表示するための画面データを生成する処理である。図5は、画面データ生成処理のフローチャートである。
S110では、管理装置300は、管理対象の複数個のプリンタ100A~100Dのそれぞれから、プリンタ情報を収集する。プリンタ情報の収集には、本実施例では、SNMPが用いられる。具体的には、管理装置300は、プリンタ情報のうち、収集すべき項目を要求するSNMP要求を、プリンタ100A~100Dのそれぞれに対して送信する。管理装置300は、SNMP要求に対する応答として、プリンタ100A~100Dのそれぞれからプリンタ情報を受信する。管理装置300は、収集したプリンタ情報を管理データベースPDに記録する。収集される各プリンタのプリンタ情報は、上述したインクIkの供給方式と、総印刷可能枚数TNと、タンク印刷可能枚数SNと、残印刷可能枚数RNと、を含む。
S115では、管理装置300は、複数個の管理対象のプリンタ100A~100Dから、1個の注目プリンタを選択する。
S120では、管理装置300は、総印刷可能枚数TNに応じて、表示画像RIの表示長TLを決定する。図6は、表示画像の一例を示す図である。表示画像RIは、管理対象のプリンタにおけるインクIkの残率(後述するカートリッジ残率CRと中間タンク残率SR)を表示するための画像である。例えば、図6(A)の表示画像RIaは、二室供給方式のプリンタ100Aについての表示画像RIである。表示画像RIは、本実施例では、左右方向に延びる帯状の画像である。表示画像RIの表示長TLは、表示画像RIの長手方向(本実施例では左右方向)の長さである。表示長TLは、一例として、以下の式(4)に従って算出される。
TL=(TN/TNmax)×TLmax …(4)
ここで、TNmaxは、管理対象のプリンタ100A~100Dの総印刷可能枚数TNのうちの最大値である。TLmaxは、表示長として設定可能な値の最大値である。表示長は、表示画像RIの表示領域のサイズに応じて予め定められた値である。このように本実施例では、管理対象のプリンタ100A~100Dの総印刷可能枚数TNに基づいて、各プリンタの表示画像RIの表示長TLが決定される。この結果、表示画像RIの表示長(すなわち、後述するメインオブジェクトとサブオブジェクトの長手方向の長さ)を適切に決定することができるので、見やすい表示画像RIを含む管理画面DWが提供できる。例えば、表示画像RIの表示長が過度に短すぎて、表示画像RIが見づらくなることを抑制できる。
S125では、管理装置300は、プリンタ情報として取得済みのインクIkの供給方式を示す情報に基づいて、注目プリンタのインクIkの供給方式が二室供給方式であるか否かを判断する。例えば、注目プリンタはプリンタ100A、100Bである場合には、供給方式は二室供給方式であると判断される。注目プリンタがプリンタ100C、100Dである場合には、供給方式は二室供給方式ではないと判断される。
インクIkの供給方式が二室供給方式である場合には(S125:YES)、S130にて、管理装置300は、注目プリンタについて、残印刷可能枚数RNはタンク印刷可能枚数SN以下であるか否かを判断する。換言すれば、残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SN以下であることは、二室供給方式である注目プリンタのインクIkの収容状態が、第2の収容状態S2であることを意味する。残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SNより大きいことは、注目プリンタのインクIkの収容状態が、第1の収容状態S1であることを意味する。
残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SN以下である場合には(S130:YES)、インクIkの収容状態は第2の収容状態S2であるので、インクカートリッジ200AにはインクIkは残存していない。このために、この場合には、S135にて、管理装置300は、カートリッジ残率CRを0%に決定する(式(1)参照)。そして、S140では、管理装置300は、中間タンク残率SRを算出する(式(2)参照)。
残印刷可能枚数RNがタンク印刷可能枚数SNより大きい場合には(S130:NO)、インクIkの収容状態は第1の収容状態S1であるので、インクカートリッジ200AにはインクIkが残存している。このために、この場合には、S150にて、管理装置300は、カートリッジ残率CRを算出する(式(1)参照)。そして、S155では、管理装置300は、中間タンク残率SRを100%に決定する(式(2)参照)。
インクIkの供給方式が二室供給方式でない場合には(S125:NO)、すなわち、インクIkの供給方式が一室供給方式である場合には、S160にて、管理装置300は、カートリッジ残率CRを算出する(式(3)参照)。一室供給方式であるプリンタ100Cは、中間タンクを備えないので、一室供給方式であるプリンタ100Cについて中間タンク残率SRという概念は存在しない。このために、一室供給方式である場合には、中間タンク残率SRは算出されない。
S165では、管理装置300は、表示画像RIを示す表示画像データを生成する。表示画像RIは、残印刷可能枚数RN等を用いて決定されるインクIkの残率(カートリッジ残率CRや中間タンク残率SR)を表示するための画像である。注目プリンタが二室供給方式のプリンタ100Aである場合に生成される表示画像データによって示される表示画像RIaの一例が、図6(A)、(B)に示されている。図6(A)は、プリンタ100AのインクIkの収容状態が第1の収容状態S1である場合の表示画像RIaを示している。
図6(A)に示すように、二室供給方式用の表示画像RIaは、オブジェクトOaを含んでいる。このオブジェクトOaは、2個のサブオブジェクト、すなわち、カートリッジオブジェクトCOaと、タンクオブジェクトTOaと、を含んでいる。カートリッジオブジェクトCOaと、タンクオブジェクトTOaと、は、共に、左右方向に直線状に延びる帯状のオブジェクトである。カートリッジオブジェクトCOaと、タンクオブジェクトTOaとは、横方向に並んでいる。
カートリッジオブジェクトCOaは、カートリッジ残率CRを表示するためのオブジェクトである。カートリッジオブジェクトCOaの長手方向(図6(A)の左右方向)の位置は、カートリッジ残率CRが取り得る値(0~100%の値)に対応している。例えば、カートリッジオブジェクトCOaの左端E1aは、カートリッジ残率CRが取り得る最小値(0%)に対応している。カートリッジオブジェクトCOaの右端E2aは、カートリッジ残率CRが取り得る最大値(100%)に対応している。
ここで、カートリッジ残率CRは、第1の収容状態S1にて取り得るインクIkの残量と対応しているので、カートリッジオブジェクトCOaの長手方向の位置は、第1の収容状態S1にて取り得るインクIkの残量と対応している、と言うことができる。例えば、カートリッジオブジェクトCOaの左端E1aは、第1の収容状態S1にて取り得るインクIkの残量の最小値に対応し、カートリッジオブジェクトCOaの右端E2aは、第1の収容状態S1にて取り得るインクIkの残量の最大値に対応している。帯状のカートリッジオブジェクトCOaの長手方向の位置が、右端から左端に向かうほど、対応するインクIkの残量は小さくなる。したがって、帯状のカートリッジオブジェクトCOaにおいて、長手方向の第1の位置(例えば、右端の位置)は、インクIkの第1の残量(例えば、第1の収容状態S1での最大値)に対応し、第1の位置よりも左端側に位置する第2の位置(例えば、左端の位置)は、インクIkの第1の残量よりも少ない第2の残量(例えば、第1の収容状態S1での最小値)に対応する。この結果、帯状のカートリッジオブジェクトCOaを用いることで、プリンタ100Aの第1の収容状態S1におけるインクIkの残率を、容易に把握できる表示画像RIaが実現できる。
タンクオブジェクトTOaは、中間タンク残率SRを表示するためのオブジェクトである。タンクオブジェクトTOaの長手方向(図6(A)の左右方向)の位置は、中間タンク残率SRが取り得る値(0~100%の値)に対応している。例えば、タンクオブジェクトTOaの左端E3aは、中間タンク残率SRが取り得る最小値(0%)に対応している。タンクオブジェクトTOaの右端E4aは、中間タンク残率SRが取り得る最大値(100%)に対応している。
ここで、中間タンク残率SRは、第2の収容状態S2にて取り得るインクIkの残量と対応しているので、タンクオブジェクトTOaの長手方向の位置は、第2の収容状態S2にて取り得るインクIkの残量と対応している、と言うことができる。例えば、タンクオブジェクトTOaの左端E3aは、第2の収容状態S2にて取り得るインクIkの残量の最小値に対応し、タンクオブジェクトTOaの右端E4aは、第2の収容状態S2にて取り得るインクIkの残量の最大値に対応している。カートリッジオブジェクトCOaと同様に、帯状のタンクオブジェクトTOaの長手方向の位置が、右端から左端に向かうほど、対応するインクIkの残量は小さくなる。
オブジェクトOaの全体の長手方向の長さ(TT+TC)は、S120にて決定された表示長TLである。オブジェクトOaの全体の長手方向の長さ(TT+TC)と、タンクオブジェクトTOaの長手方向の長さTTと、の比率は、総印刷可能枚数TNと、タンク印刷可能枚数SNと、の比率と等しい。
カートリッジオブジェクトCOは、カートリッジ残率CRに関わらずに固定されたサイズを有する。第1の収容状態S1に対応するインクIkの残率を示す図6(A)において、カートリッジオブジェクトCOaのハッチングされている領域は、カートリッジ残率CRに応じてサイズ(具体的には長手方向の長さ)が変動する変動領域VCであり、インクIkの残率を示す部分である。カートリッジオブジェクトCOaのハッチングされていない領域は、カートリッジオブジェクトCOaのうち、変動領域VCを除いた残りの領域である残領域RCである。換言すれば、カートリッジオブジェクトCOaは、0%より大きなカートリッジ残率CR、すなわち、第1の収容状態S1に対応するインクIkの残率を示す場合に、変動領域VCと、残領域RCと、に分割して表示される。このために、図6(A)に示すように、第1の収容状態S1では、変動領域VCと残領域RCとの境界ECは、カートリッジオブジェクトCOa内に位置する。カートリッジオブジェクトCOaのうち、変動領域VCが占める部分の割合、すなわち、カートリッジオブジェクトCOaの長手方向の長さTCに対する、変動領域VCが占める部分の長手方向の長さLCは、カートリッジ残率CRと等しい(CR=LC/TC)。
タンクオブジェクトTOは、中間タンク残率SRに関わらずに固定されたサイズを有する。第2の収容状態S2に対応するインクIkの残量を示す図6(B)において、タンクオブジェクトTOaのハッチングされている領域は、中間タンク残率SRに応じてサイズ(具体的には長手方向の長さ)が変動する変動領域VTであり、インクIkの残率を示す部分である。タンクオブジェクトTOaのハッチングされていない領域は、タンクオブジェクトTOaのうち、変動領域VTを除いた残りの領域である残領域RTである。換言すれば、タンクオブジェクトTOaは、100%より小さな中間タンク残率SR、すなわち、第2の収容状態S2に対応するインクIkの残率を示す場合に、変動領域VTと、残領域RTと、に分割して表示される。このために、図6(B)に示すように、第2の収容状態S2では、変動領域VTと残領域RTとの境界ETは、タンクオブジェクトTOa内に位置する。タンクオブジェクトTOaのうち、変動領域VTが占める部分の割合、すなわち、タンクオブジェクトTOaの長手方向の長さTTに対する、変動領域VTが占める部分の長手方向の長さLTは、中間タンク残率SRと等しい(SR=LT/TT)。
なお、第1の収容状態S1では、中間タンク残率SRは100%であるので、図6(A)では、タンクオブジェクトTOaの全体が変動領域VTとなっている。第2の収容状態S2では、カートリッジ残率CRは0%であるので、図6(B)では、カートリッジオブジェクトCOaの全体が残領域RCとなっている。また、タンクオブジェクトTOaとカートリッジオブジェクトCOaの長手方向の長さの和(TT+TC)に対する変動領域VT、VCの長さの和(LT+LC)は、全体のインクIkの残率に等しい。すなわち、全体のインクIkの残率は、(LT+LC)/(TT+TC)である。
以上の説明から解るように、オブジェクトOaは、プリンタ100Aに供給されるインクIkの残量に関する指標値を(例えば、インクIkの残率)示している。そして、オブジェクトOaの左端(タンクオブジェクトTOの左端E3a)は、該指標値の最小値に対応し、オブジェクトOaの右端(カートリッジオブジェクトCOaの右端E2a)は、該指標値の最大値に対応する。
ここで、オブジェクトOaは、境界部BDaを含んでいる。境界部BDaは、タンクオブジェクトTOaとカートリッジオブジェクトCOaとの間に設けられた僅かな隙間である。境界部BDaによって、タンクオブジェクトTOaとカートリッジオブジェクトCOaとの境界が明示される。境界部BDaは、第1の収容状態S1と第2の収容状態S2との境界に対応する長手方向の位置を示している。
なお、現在、装着されているインクカートリッジの次に使用すべきカートリッジ(交換用カートリッジとも呼ぶ)の発注のタイミングを発注タイミングと呼ぶ。発注タイミングに対応する指標値(例えば、インクIkの特定の残率)に対応するオブジェクトOa上の長手方向の位置を、発注対応位置と呼ぶ。二室供給方式のプリンタ100Aでは、交換用カートリッジのデフォルトの発注タイミングは、第1の収容状態S1から第2の収容状態S2に遷移したとき、すなわち、インクカートリッジ200A内のインクIkの残量が0になったときである。このために、二室供給方式のプリンタ100Aでは、デフォルトの発注対応位置RPaは、上述した境界部BDaの位置である。
注目プリンタが一室供給方式のプリンタ100Cである場合に生成される表示画像データによって示される表示画像RIcの一例が、図6(C)に示されている。表示画像RIcは、オブジェクトOcを含んでいる。一室供給方式のプリンタ100Cは、中間タンクを備えないので、オブジェクトOcは、カートリッジオブジェクトのみであり、タンクオブジェクトを含まない。このため、全体のインクIkの残率は、カートリッジ残率CRである。
オブジェクトOcは、カートリッジ残率CRに関わらずに固定されたサイズを有する。図6(C)において、オブジェクトOcのハッチングされている領域は、カートリッジ残率CRに応じてサイズ(具体的には長手方向の長さ)が変動する変動領域VRであり、インクIkの残率を示す部分である。オブジェクトOcのハッチングされていない領域は、オブジェクトOcのうち、変動領域VRを除いた残りの領域である残領域RRである。換言すれば、オブジェクトOcは、0%より大きなカートリッジ残率CRを示す場合に、変動領域VRと、残領域RRと、に分割して表示される。オブジェクトOcのうち、変動領域VRが占める部分の割合、すなわち、オブジェクトOcの長手方向の長さTRに対する、変動領域VRが占める部分の長手方向の長さLRは、カートリッジ残率CRと等しい(CR=TR/LR)。
以上の説明から解るように、オブジェクトOcは、プリンタ100Cに供給されるインクIkの残量に関する指標値(例えば、インクIkの残率)示している。オブジェクトOcの左端E1cは、該指標値の最小値に対応し、オブジェクトOcの右端E2cは、該指標値の最大値に対応する。
ここで、一室供給方式のプリンタ100Cでは、交換用カートリッジの発注タイミングは、インクカートリッジ200C内のインクIkの残量が基準量になったときである。デフォルトの基準量は、例えば、交換用カートリッジの発注から、交換用カートリッジがユーザの手元に届くまでの間に行われる印刷量を考慮して決定されている。例えば、デフォルトの基準量は、所定の枚数分(本実施例では100枚)の印刷に要するインクIkの量に設定されている。図6(C)のオブジェクトOcには、デフォルトの発注タイミングに対応する発注対応位置RPcが破線で示されている。
なお、詳細の説明は省略するが、注目プリンタがプリンタ100Bである場合に生成される表示画像データによって示される表示画像RIbは、図6(A)、(B)の表示画像RIaと同様に、タンクオブジェクトとカートリッジオブジェクトとから成るオブジェクトObを含む。注目プリンタがプリンタ100Dである場合に生成される表示画像データによって示される表示画像RIdは、図6(C)の表示画像RIcと同様に、カートリッジオブジェクトのみから成るオブジェクトOdを含む。
図5のS170では、管理装置300は、管理対象の全てのプリンタを注目プリンタとして処理したか否かを判断する。管理装置300は、未処理のプリンタがある場合には(S170:NO)、管理装置300は、S115に戻って、未処理のプリンタを注目プリンタとして選択する。全てのプリンタについて処理された場合には(S170:YES)、管理装置300は、175に処理を進める。
S175では、管理装置300は、プリンタ100A~100Dのそれぞれについて生成済みの表示画像データを用いて、管理画面DWを示す表示画面データを生成する。図7は、管理画面DWの一例を示す図である。管理画面DWは、管理対象のプリンタ100A~100Dのプリンタ情報の一覧である。管理画面DWは、複数個のプリンタ情報の項目を表示する複数個の表示領域を含んでいる。図7には、これらの表示領域のうちの3個の表示領域CL1~CL3が示されている。例えば、表示領域CL1には、管理対象のプリンタ100A~100Dのシリアルナンバーが示され、表示領域CL2には、管理対象のプリンタ100A~100Dのモデル名が示されている。表示領域CL3には、管理対象のプリンタ100A~100DのインクIkの残率を示す情報として、上述した表示画像RIa~RIdが示されている。
表示領域CL3において、表示画像RIaのオブジェクトOaの発注対応位置RPa(境界部BDa)と、表示画像RIbのオブジェクトObの発注対応位置RPb(境界部BDb)と、表示画像RIcのオブジェクトOcの発注対応位置RPcと、表示画像RIdのオブジェクトOdの発注対応位置RPdとは、長手方向の所定の基準位置Pref上に揃えられている。
各オブジェクトの発注対応位置が基準位置Prefに揃えられているために、表示領域CL32において、各オブジェクトにおける指標値の最小値に対応する長手方向の位置(最小位置とも呼ぶ。本実施例では左端)は、互いに異なり得る。図6の例では、オブジェクトOaの左端E3aと、オブジェクトObの左端E3bと、オブジェクトOcの左端E1cとでは、長手方向の位置が互いに異なっている。オブジェクトOcの左端E1cと、オブジェクトOdの左端E1dとでは、長手方向の位置が等しい。
表示領域CL3には、さらに、基準位置Prefを示す基準線LNが表示される。基準線LNの色は、オブジェクトOa~Odの色とは異なっている。例えば、基準線LNの色は、各オブジェクトの変動領域VC、VT、VRおよび残領域RC、RT、RRの色とは異なっている。また、基準線LNの色は、オブジェクトOa、Oabの境界部BDa、BDbの色とも異なっている。
S175にて画面データが生成されると、画面データ生成処理は終了される。
管理装置300は、所定の契機で、画面データ生成処理によって生成済みの画面データを用いて、管理画面DWを、表示部340に表示する。例えば、管理装置300は、コンピュータプログラムPG2の起動時に、管理画面DWを表示する。また、管理装置300は、操作部350を介してユーザからの表示要求を取得した場合に、表示部340に、管理画面DWを表示する。管理装置300のユーザは、例えば、システム1000の管理者である。システム1000の管理者は、プリンタ100A~100Dの使用者であっても良いし、プリンタ100A~100Dの使用者とは異なる者、例えば、プリンタ100A~100Dの販売者であっても良い。
以上説明した本実施例によれば、管理装置300は、プリンタ100A~100DからインクIkの残量に関する情報である残印刷可能枚数RNを取得する(図5のS110)。管理装置300は、プリンタ100Aの残印刷可能枚数RNを用いて決定される指標値(例えば、インクIkの残率)を表示するためのオブジェクトOaを含む表示画像RIa(図6(A))と、プリンタ100Cの残印刷可能枚数RNを用いて決定される指標値を表示するための表示画像RIc(図6(C))と、を含む管理画面DWを示す表示画面データを生成する(図5のS115~S175)。そして、管理装置300は、該表示画面データを用いて管理画面DWを表示部340に表示する。管理画面DWにおいて、オブジェクトOa上の発注対応位置RPaと、オブジェクトOc上の発注対応位置RPcとは、長手方向の基準位置Lrefに配置される。この結果、プリンタ100AのインクIkの指標値と、プリンタ100Aのための交換用カートリッジの発注タイミングとの関係と、プリンタ100CのインクIkの指標値と、プリンタ100Cのための交換用カートリッジの発注タイミングとの関係と、が見やすくなる。したがって、複数個のプリンタ100A~100DについてインクIkの残量に関する指標値と交換用カートリッジの発注タイミングとの関係が把握しやすい管理画面DWが提供される。特に、管理対象のプリンタの個数が多い場合には、ユーザがどのプリンタについて交換用カートリッジの発注タイミングが到来したのかを把握し難い場合があった。本実施例によれば、各オブジェクトの変動領域VC、VT、VR(図6)の右端が基準位置Prefより左側にあるか否かを見るだけで、容易に発注タイミングが到来したインクカートリッジを把握することができる。
さらに、本実施例によれば、管理画面DWにおいて、オブジェクトOa上の最小位置(左端E3a)と、オブジェクトOb上の最小位置(左端E1c)とは、長手方向の位置が異なっている(図7)。このように、オブジェクトにおける指標値の最小値に対応する最小位置が互いにずれることを許容することで、オブジェクトにおける発注対応位置を基準位置Prefに適切に揃えることができる。
さらに、本実施例によれば、二室供給式のプリンタ100Aに対応するオブジェクトOaの発注対応位置RPaは、第1の収容状態S1(図2(A))と第2の収容状態S2(図2(B))との境界に対応する位置(境界部BDaの位置)である。この結果、管理対象のプリンタに、二室供給式のプリンタ100Aが含まれる場合であっても、管理対象の複数個のプリンタについて、インクIkの指標値と、交換用カートリッジの発注タイミングと、の関係が把握しやすくなる。
さらに、本実施例によれば、一室供給式のプリンタ100Cに対応するオブジェクトOcの発注対応位置RPcは、インクカートリッジ200C内に基準量のインクIkが残存した状態に対応する位置である。このように、管理対象のプリンタとして、二室供給式のプリンタ100Aと一室供給式のプリンタ100Cとが混在する場合であっても、管理対象の複数個のプリンタについて、インクIkの指標値と、交換用カートリッジの発注タイミングと、の関係が把握しやすくなる。例えば、二室供給方式のプリンタ100Aでは、上述したように、インクカートリッジ200A内のインクIkがゼロになった後にインクカートリッジ200Aの交換が行われることが好ましい。そして、一室供給方式のプリンタ100Cでは、インクカートリッジ200C内に僅かなインクIkが残存した状態でインクカートリッジ200Aの交換が行われることが好ましい。このような違いからオブジェクトOa、Ocが単純に並べられているだけである場合には、プリンタ100A、100Cの交換用カートリッジの発注タイミングが到来したか否かをユーザが把握し難い場合がある。本実施例によれば、上述したようにオブジェクトOa、Ocの発注対応位置が基準位置Prefに揃えられているので、プリンタ100A、100Cの交換用カートリッジの発注タイミングが到来したか否かをユーザが把握しやすい。
さらに、本実施例によれば、管理画面DWは、各オブジェクト(例えば、オブジェクトOa、Ob)上の基準位置Prefに配置される基準線LNを含む(図7)。この結果、ユーザは、各オブジェクトの発注対応位置を容易に認識できる。したがって、管理対象のプリンタの交換用カートリッジの発注タイミングが到来したか否かをユーザがさらに把握しやすい。
さらに、本実施例によれば、オブジェクトOa、Obとは、それぞれ、直線状に延びる帯状のオブジェクトである。発注対応位置RPa、RPcは、帯状のオブジェクトOa、Obの長手方向の両端E3a、E2b、E1c、E2cとは異なる位置である。オブジェクトOa、Obの最小位置は、帯状のオブジェクトの長手方向の一端(本実施例で左端E3a、E1c)である。このように、帯状のオブジェクトが採用されることによってインクIkの残量に関する指標値が見やすく表示できる。
以上の説明から解るように、インクカートリッジ200Aは第1カートリッジの例であり、インクカートリッジ200Cは第2カートリッジの例である。プリンタ100Aから取得される残印刷可能枚数RNは、第1情報の例であり、プリンタ100Cから取得される残印刷可能枚数RNは、第2情報の例である。オブジェクトOaは、第1オブジェクトの例であり、オブジェクトObは第2オブジェクトの例である。発注対応位置RPaは第1特定位置の例であり、発注対応位置RPcは第2特定位置の例である。また、オブジェクトOaの左端E3aの位置は、第1最小位置の例であり、オブジェクトObの左端E1cの位置は、第2最小位置の例である。
B.第2実施例
第2実施例では、管理対象のプリンタ100A~100Dは、複数色のインクIkを用いて印刷を実行するカラープリンタである。例えば、プリンタ100A、100Cでは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ)、K(ブラック)の4色のインクIkが用いられる。プリンタ100B、100Dでは、CMYの3色のインクIkが用いられる。
このために、第2実施例では、図示は省略するが、プリンタ100Aの装着部172Aには、CMYKのインクIkに対応する4個のインクカートリッジ200Aが装着される。同様に、プリンタ100Cの装着部172Cには、CMYKのインクIkに対応する4個のインクカートリッジ200Cが装着される。
B-1.管理画面の構成
第2実施例では、第1実施例の管理画面DWに含まれる表示領域CL3(図7)に代えて、表示領域CL32が表示される。図8は、第2実施例の表示領域CL32の一例を示す図である。
この表示領域CL32の各表示画像RIa2~RId2は、対応するプリンタで用いられる複数色のインクIkに対応する複数個のオブジェクトを含む。例えば、表示画像RIa2は、CMYKのインクIkに対応する4個のオブジェクトOca、Oma、Oya、Okaを含んでいる。表示画像RIb2は、CMYのインクIkに対応する3個のオブジェクトOcb、Omb、Oybを含んでいる。プリンタ100A、100Bは二室供給方式のプリンタであるので、各オブジェクトは、それぞれ、第1実施例のオブジェクトOaと同様に、タンクオブジェクトTOとカートリッジオブジェクトCOとを含む。そして、表示画像RIa2の4個のオブジェクトOca、Oma、Oya、Okaの発注対応位置RPa2、および、表示画像RIb2の3個のオブジェクトOcb、Omb、Oybの発注対応位置RPb2は、基準位置Prefに配置されている。二室供給方式のデフォルトの発注対応位置RPa2、RPb2は、第1実施例と同様にタンクオブジェクトTOとカートリッジオブジェクトCOとの間の境界部BD2である。
表示画像RIc2は、CMYKのインクIkに対応する4個のオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okcを含んでいる。表示画像RId2は、CMYのインクIkに対応する3個のオブジェクトOcd、Omd、Oydを含んでいる。プリンタ100C、100Dは一室供給方式のプリンタであるので、各オブジェクトは、第1実施例のオブジェクトObと同様に、カートリッジオブジェクトのみから成る。そして、表示画像RIc2の4個のオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okdの発注対応位置RPc2、および、表示画像RId2の3個のオブジェクトOcd、Omd、Oydの発注対応位置RPd2は、基準位置Prefに配置されている。
CMYKのインクIkに対応する4個のオブジェクトは、互いに異なる色を有している。例えば、これらのオブジェクトは、対応するインクIkの色を有している。なお、本実施例でも表示領域CL32において、基準位置Prefには、各オブジェクト上を通る基準線LNが配置されている。基準線LNは、表示領域CL32に含まれる全てのオブジェクトのそれぞれの色と異なる色を有する。このために、表示領域CL32において、各オブジェクトのユーザは、各オブジェクトの発注対応位置を容易に認識できる。したがって、管理対象のプリンタの交換用カートリッジの発注タイミングが到来したか否かをユーザがさらに把握しやすい。
第2実施例のオブジェクトは、第1実施例と異なり、変動領域と残領域とに分割されない。第2実施例のオブジェクトは、オブジェクト全体の長さがインクIkの残率に応じて変動する。換言すれば、第2実施例の各オブジェクトは、第1実施例の変動領域のみで構成される。
第2実施例では、発注対応位置RPa2~RPd2は、ユーザの指示に応じて変更される。第2実施例では、管理画面DWは、発注対応位置の変更指示を入力するためのプルダウンメニューPMを含んでいる。発注対応位置の変更指示は、発注タイミングにおける残印刷枚数、換言すれば、発注タイミングに到達した後にインクカートリッジの交換をすることなく印刷可能な枚数を指定することによって行われる。本実施例では、プルダウンメニューPMの複数個の選択肢は、残印刷枚数として、50枚、100枚、150枚を指定する選択肢を含む。なお、デフォルトの残印刷枚数は、100枚である(図8)。ユーザは、交換用カートリッジの発注から交換用カートリッジが手元に届くまでに要する時間と、自身の印刷量と、を考慮して、残印刷枚数を設定することで、管理画面DWにおける適切な発注対応位置を設定することができる。
ここで、本実施例では、二室供給方式のプリンタ100Aのタンク印刷可能枚数SNは、100枚である。タンク印刷可能枚数SNは、上述したように、二室供給方式のプリンタが第2の収容状態S2に遷移した後に、中間タンク内に残ったインクIkを用いて、印刷可能な印刷物の枚数である。プリンタ100Bのタンク印刷可能枚数SNは、200枚である。二室供給方式では、第2の収容状態S2に遷移した後は、いつでもインクIkの無駄を発生することなく、インクカートリッジの交換が可能である。このために、ユーザが発注タイミングを第2の収容状態S2になった時点より後にすることは、あまり意味がない。発注タイミングは、第2の収容状態S2になった時点とされる、もしくは、第2の収容状態S2になった時点で交換用カートリッジが手元に届くように第2の収容状態S2になった時点よりも前にされることが好ましい。このために、本実施例では、二室供給方式のプリンタの発注対応位置を、第1の収容状態S1と第2の収容状態S2との境界に対応するインク残量よりも少ないインク残量に対応する位置、すなわち、タンクオブジェクトTO上の位置に設定することができない。例えば、図8の例では、二室供給方式のプリンタ100Bのタンク印刷可能枚数SNは200枚であり、設定された残印刷枚数は100枚であるが、発注対応位置RPb2は、オブジェクトOcb、Omb、Oybの境界部BD2に設定されている。
一室供給方式のプリンタ100C、100Dでは、発注対応位置RPc2、RPd2は、設定された残印刷枚数分の印刷に要するインクIkの量に対応する位置に設定される。第1実施例のオブジェクトは、総印刷可能枚数TNに応じて表示長TLが変更されるが、第2実施例のオブジェクトの最大の長さ(カートリッジ残率CRが100%である場合の長さ)はインクカートリッジのインクIkの初期量に関わらずに固定である。第2実施例では、プリンタ100Cのインクカートリッジ200Cの初期量は、プリンタ100Dのインクカートリッジ200Dの初期量よりも多い。このために、プリンタ100Cに対応する表示画像RIcのオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okcの単位長さに対応するインクIkの量は、プリンタ100Dに対応する表示画像RIdのオブジェクトOcd、Omd、Oydの単位長さに対応するインクIkの量よりも多い。このために、図8において、プリンタ100Cに対応する表示画像RIcのオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okcにおける発注対応位置RPc2からオブジェクト左端までの長さD1は、プリンタ100Dに対応する表示画像RIdのオブジェクトOcd、Omd、Oydにおける発注対応位置RPd2からオブジェクト左端までの長さD2よりも短い。オブジェクト左端は、上述のように、インクIkの残量の最小値に対応する最小位置である。このように、長さD1、D2をインクカートリッジの初期量に応じて異なる長さとすることで、複数個のインクカートリッジの初期量が互いに異なっている場合でも、各オブジェクトの発注対応位置を基準位置Prefに適切に揃えて表示することができる。
B-2.管理画面表示処理
発注対応位置RPa2~RPd2をユーザの指示に応じて変更する処理を含む管理画面表示処理について説明する。図9は、管理画面表示処理のフローチャートである。管理画面表示処理は、例えば、管理装置300は、操作部350を介してユーザからの表示要求を取得した場合に、管理画面表示処理を開始する。
S210では、管理装置300は、生成済みの表示画面データを用いて、管理画面DWの初期画面を表示部340に表示する。表示画面データは、管理装置300が第1実施例と同様の画面データ生成処理(図5)を定期的に実行することによって生成される。第2実施例の管理画面DWの初期画面は、図8の表示領域CL32を含む画面である。
S215では、管理装置300は、発注対応位置の変更指示を取得したか否かを判断する。本実施例では、図8のプルダウンメニューPMを介して新たな残印刷枚数が入力された場合に、管理装置300は、発注対応位置の変更指示を取得したと判断する。変更指示が取得されない場合は(S215:NO)、管理装置300は、変更指示が取得されるまで待機する。
変更指示が取得される場合には(S215:YES)、S220にて、管理装置300は、管理対象のプリンタ100A~100Dから、1個の注目プリンタを選択する。S225では、管理装置300は、管理データベースPDを参照して、注目プリンタのインクIkの供給方式が二室供給方式であるか否かを判断する。インクIkの供給方式が二室供給方式である場合には(S225:YES)、管理装置300は、S230に処理を進める。インクIkの供給方式が一室供給方式である場合には(S225:NO)、管理装置300は、S240に処理を進める。
S230では、管理装置300は、プルダウンメニューPMを介して入力された残印刷枚数がタンク印刷可能枚数SN以下であるか否かを判断する。入力された残印刷枚数がタンク印刷可能枚数SN以下である場合には(S230:YES)、S235にて、管理装置300は、注目プリンタの発注対応位置を、タンクオブジェクトTOとカートリッジオブジェクトCOとの境界部BD2に決定する。入力された残印刷枚数がタンク印刷可能枚数SNより大きい場合には(S230:NO)、管理装置300は、S240に処理を進める。
S240では、管理装置300は、入力された残印刷枚数に対応する発注対応位置を計算する。すなわち、管理装置300は、入力された残印刷枚数分の印刷に必要なインクIkの残量を計算する。管理装置300は、計算されたインクIkの残量に対応するオブジェクト上の位置を計算する。
S245では、管理装置300は、S235またはS250にて決定された発注対応位置に基づいて、変更後の表示領域(例えば、後述する図10のCL32a、CL32b)上における注目プリンタのオブジェクトの位置を計算する。すなわち、管理装置300は、変更後の表示領域において、注目プリンタのオブジェクトの発注対応位置が基準位置Prefに配置されるように、該オブジェクトの長手方向の位置を決定する。なお、図9のS245Bの処理は、後述する変形例にて実行される処理であり、本実施例では実行されない。このために、S245Bの処理については後述する。
S250では、管理対象の全てのプリンタを注目プリンタとして処理したか否かを判断する。管理装置300は、未処理のプリンタがある場合には(S250:NO)、管理装置300は、S220に戻って、未処理のプリンタを注目プリンタとして選択する。全てのプリンタについて処理された場合には(S250:YES)、管理装置300は、S255に処理を進める。
S255では、管理装置300は、S245の計算結果に従ってオブジェクトの位置を変更することによって、新たな表示画面データを生成する。S260では、管理装置300は、新たな表示画面データを用いて、表示部340に表示される管理画面DWを変更する。S260の後には、管理装置300は、S215に処理を戻す。
図10は、変更後の管理画面DWの表示領域CLの一例を示す図である。図10(A)には、プルダウンメニューPMを介して残印刷枚数を50枚とする指示が取得された場合の変更後の管理画面DWの表示領域CL32bが示されている。
指定された残印刷枚数である50枚は、プリンタ100Aのタンク印刷可能枚数SN(100枚)およびプリンタ100Bのタンク印刷可能枚数SN(200枚)以下である。このために、プリンタ100A、100Bに対応する表示画像RIa2、RIb2のオブジェクトOca、Oma、Oya、Oka、Ocb、Omb、Oybの発注対応位置RPa2、RPb2は、境界部BD2に決定される(図9のS230にてYES、S235)。このために、表示領域CL32bにおける表示画像RIa2および表示画像RIb2の各オブジェクトの長手方向の位置は、初期画面の表示領域CL32(図8)から変更されない。
表示領域CL32bにおいて、プリンタ100Cに対応する表示画像RIc2のオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okcにおける発注対応位置RPc2からオブジェクト左端までの長さD1bは、初期画面の表示領域CL32(図8)における長さD1の半分になっている。同様に、表示領域CL32bにおいて、プリンタ100Dに対応する表示画像RId2のオブジェクトOcd、Omd、Oydにおける発注対応位置RPd2からオブジェクト左端までの長さD2bは、初期画面の表示領域CL32(図8)における長さD2の半分になっている。これは、発注対応位置RPc2、RPd2を決定づける残印刷枚数が半分になった、すなわち、100枚から50枚に変更されたためである(図9のS240)。このために、表示領域CL32bにおいて、表示画像RIc2、RId2の各オブジェクトの長手方向の位置は、初期画面のCL32(図8)のおける位置よりも右方向にシフトしている。
図10(B)には、プルダウンメニューPMを介して残印刷枚数を150枚とする指示が取得された場合の変更後の管理画面DWの表示領域CL32cが示されている。
指定された残印刷枚数である150枚は、プリンタ100Aのタンク印刷可能枚数SN(100枚)よりも大きい。このために、プリンタ100Aに対応する表示画像RIa2のオブジェクトOca、Oma、Oya、Okaの発注対応位置RPa2は、境界部BD2よりも右側、すなわち、カートリッジオブジェクトCO内に決定される(図9のS230にてNO、S240)。このために、表示領域CL32cにおいて、表示画像RIa2の各オブジェクトの長手方向の位置は、初期画面のCL32(図8)のおける位置よりも長さD3c分だけ左方向にシフトしている。長さD3cは、指定された残印刷枚数とプリンタ100Aのタンク印刷可能枚数SNとの差分(図10(A)の例では50枚)の印刷に要するインクIkの量に対応している。
指定された残印刷枚数である150枚は、プリンタ100Bのタンク印刷可能枚数SN(200枚)以下である。このために、プリンタ100Bに対応する表示画像RIb2のオブジェクトOka、Ocb、Omb、Oybの発注対応位置RPb2は、境界部BD2に決定される(図9のS230にてYES、S235)。このために、表示領域CL32cにおける表示画像RIb2の各オブジェクトの長手方向の位置は、初期画面の表示領域CL32(図8)から変更されない。
表示領域CL32cにおいて、プリンタ100C、100Dに対応する表示画像RIc2、RId2のオブジェクトにおける発注対応位置RPc2、RPd2からオブジェクト左端までの長さD1c、D1dは、初期画面の表示領域CL32(図8)における長さD1、D2の1.5倍になっている。これは、発注対応位置RPc2、RPd2を決定づける残印刷枚数が1.5倍になった、すなわち、100枚から150枚に変更されたためである(図9のS240)。このために、表示領域CL32cにおいて、表示画像RIc2、RId2の各オブジェクトの長手方向の位置は、初期画面のCL32(図8)のおける位置よりも左方向にシフトしている。
以上説明した本実施例によれば、管理装置300は、発注対応位置の変更指示が取得される場合に(図9のS215にてYES)、管理画面DWにおいて、変更指示に基づく変更後の発注対応位置RPa2~RPd2が基準位置Prefに配置されるように、表示画面データを変更する(図9のS255、S260、図10)。インクカートリッジ200A~200Dの発注タイミングは、ユーザによって異なる場合がある。例えば、ユーザの住む地域によって発注後に交換用カートリッジがユーザの手元に届くまでに要する時間が異なり得、ユーザによって印刷量も異なり得るためである。本実施例では、管理画面DWにおいて、発注タイミングに対応する対応する発注対応位置RPa2~RPd2がユーザからの変更指示に基づいて変更されるため、ユーザの利便性が向上する。さらに、変更後の発注対応位置RPa2~RPd2が基準位置Prefに配置されるように、表示画面データが変更されるので、発注対応位置RPa2~RPd2の変更後も複数個のプリンタ100A~100DについてインクIkの残量に関する指標値と発注タイミングとの関係が把握しやすい。
さらに、変更後の管理画面DWの表示領域CL32b(図10(A))では、変更前の管理画面DWの表示領域CL32(図8)と比較して、例えば、オブジェクトOca、Oma、Oya、Okaの長手方向の位置に対するオブジェクトOcc、Omc、Oyc、Okcの長手方向の位置が変更されている。この結果、管理画面DWにおいて、変更指示に基づいて適切に発注対応位置が変更される。
さらに、図10(A)、(B)に示すように、二室供給方式のプリンタ100Aの発注対応位置RPa2は、変更指示に基づいて、境界部BD2よりもインクIkの残量が多い状態に対応する位置(本実施例では、境界部BD2より右側)に変更され、境界部BD2よりもインクIkの残量が少ない状態に対応する位置(本実施例では、境界部BD2よりも左側の位置)には変更されない。この結果、上述したように、二室供給方式では、境界部BD2よりも左側の位置に発注対応位置RPa2を設定する意味が無いところ、本実施例では、このような意味の無い発注対応位置RPa2が設定されることを抑制できる。
C.変形例
(1)上記第2実施例では、管理画面DWにおいて、管理装置300は、各オブジェクトの長手方向の位置を変更することで、発注対応位置RPa2~RPd2を変更して表示している。これに替えて、各オブジェクトの長手方向の長さを変更することで、発注対応位置RPa2~RPd2を変更しても良い。具体的には、図9の管理画面表示処理において、S245に替えて、S245Bが実行される。
S245Bでは、管理装置300は、S235またはS250にて決定された発注対応位置に基づいて、変更後の表示領域上における注目プリンタのオブジェクトの長手方向の長さを計算する。すなわち、管理装置300は、変更後の表示領域において、注目プリンタのオブジェクトの発注対応位置が基準位置Prefに配置されるように、該オブジェクトの長手方向の長さを決定する。
図9のS255では、管理装置300は、S245Bの計算結果に従ってオブジェクトの長手方向の長さを変更することによって、新たな表示画面データを生成する。S260では、管理装置300は、新たな表示画面データを用いて、表示部340に表示される管理画面DWを変更する。
図11は、変形例における変更前のオブジェクトと変更後のオブジェクトとの説明図である。図11(A)には、変更前の表示画像RIが示され、図11(B)、(C)には、変更後の表示画像RIが示されている。表示画像RIは、CMYKの4色のインクIkに対応する4個のオブジェクトOc、Om、Oy、Okを含んでいる。図11(A)では、入力された残印刷枚数は100枚であり、図11(B)では、入力された残印刷枚数は50枚であり、図11(C)では、入力された残印刷枚数は150枚である。変形例では、第2実施例の表示画像RIc2、RId2とは異なり、各オブジェクトOc、Om、Oy、Okにおける発注対応位置RPからオブジェクト左端までの長さDは、残印刷枚数に拘わらずに一定に固定される。そして、固定された長さDが、残印刷枚数に対応するインクIkの残量を示すように、各オブジェクト全体の長手方向の長さが変更される。
例えば、図11(B)の例における残印刷枚数(50枚)は、図11(A)の例における残印刷枚数(100枚)の半分である。このため、図11(B)の例における各オブジェクトの長手方向の長さは、図11(A)の例における各オブジェクトの長手方向の長さの2倍である。この結果、図11(A)では、長さDは100枚分の印刷に要するインクIkの量に相当し、図11(B)では、長さDは50枚分の印刷に要するインクIkの量に相当する。
また、図11(C)の例における残印刷枚数(150枚)は、図11(A)の例における残印刷枚数(100枚)の1.5倍である。このため、図11(C)の例における各オブジェクトの長手方向の長さは、図11(A)の例における各オブジェクトの長手方向の長さの(2/3)倍である。この結果、図11(A)では、長さDは100枚分の印刷に要するインクIkの量に相当し、図11(C)では、長さDは150枚分の印刷に要するインクIkの量に相当する。
このように変形例の手法が採用されると、例えば、図10(A)のように、初期画面から二室供給方式のプリンタ100Aの発注対応位置RPa2が変更されず、一室供給方式のプリンタ100Cの発注対応位置RPc2が変更される場合には、変更前の初期画面と比較して、二室供給方式のプリンタ100Aのオブジェクトに対する一室供給方式のプリンタ100Cのオブジェクトの長手方向の長さが変更されることになる。本変形例によってもオブジェクトの長手方向の長さを変更することによって、管理画面DWにおいて、変更指示に基づいて適切に発注対応位置が変更される。
(2)上記第1実施例では、管理画面DWの表示領域CL3において、インクIkの残量に関する指標値を表示する画像として、インクIkの残率を示す表示画像RIa~RIdが表示される。これに代えて、表示領域は、インクIk残量に関する他の指標値を表示しても良い。例えば、他の指標値として、残印刷可能枚数RNが表示されても良いし、インクIkの残量そのものが表示されても良い。この変形例であっても、プリンタ100A~100DのインクIkの残量を容易に把握できる管理画面DWが提供される。
(3)上記実施例および変形例では、表示画像の各オブジェクトは、直線状に延びる帯状のオブジェクトであるが、曲線状に延びる帯状のオブジェクトであっても良い。例えば、円弧状に伸びる帯状のオブジェクトであっても良い。この場合には、該オブジェクトの長手方向、すなわち、周方向の位置がインクIkの残量に関する指標値が取り得る値に対応する。そして、該オブジェクトの周方向の特定の位置が発注対応位置として設定される。そして、例えば、プリンタ100Aに対応するオブジェクトの発注対応位置と、プリンタ100Cに対応するオブジェクトの発注対応位置とが、周方向の基準位置に揃えて配置される。
上記各実施例では、発注対応位置(例えば、図6のRPa、RPc)が、基準位置Prefに揃えられている。発注対応位置は、交換用カートリッジの発注タイミングに対応するインクIkの残量に対応している。すなわち、上記各実施例では、基準位置Prefに揃えられるオブジェクト上の位置は、発注タイミングに対応している。基準位置Prefに揃えられるオブジェクト上の位置は、これに限らず、インクIkの補給に関する他の様々なタイミングに対応する位置であっても良い。例えば、基準位置Prefに揃えられるオブジェクト上の位置は、インクカートリッジの交換のタイミングに対応する位置であって良い。また、インクIkの補給がインクカートリッジの交換によって行われず、インクIkのボトルからインクカートリッジにインクIkを注入することによって行われる場合には、基準位置Prefに揃えられるオブジェクト上の位置は、インクIkの注入のタイミングに対応する位置であっても良い。
(4)上記各実施例において、表示領域の基準位置Prefを示す基準線LNは、省略されても良い。この場合には、例えば、表示領域には、基準位置Prefを示す他の画像、例えば、基準位置Prefに付されたマークや矢印が表示されても良い。
(5)上記実施例では、処理対象のプリンタ、例えば、プリンタ100Aは、インクジェット式の印刷実行部160を備える。これに代えて、プリンタ100Aは、トナーを印刷材として用いて画像を印刷する電子写真式(例えば、レーザ式)の印刷機構を備えても良い。この場合には、プリンタは、トナーカートリッジを装着可能な供給部と、供給部に装着されるトナーカートリッジから供給されるトナーを収容する中間タンク(例えば、トナーが一時的に貯留されるサブタンク)と、中間タンクに収容されるトナーを用いて印刷を実行する印刷実行部と、を備えても良い。このような二室供給方式のトナー供給方式を備えるプリンタが採用される場合にも、本実施例の管理画面DWを適用することができる。
(6)上記実施例では、管理装置300は、プリンタ100A~100Dから総印刷可能枚数TNと残印刷可能枚数RNとタンク印刷可能枚数SNとを取得して、カートリッジ残率CRおよび中間タンク残率SRを算出している(図5のS135~S160)。これに代えて、各プリンタが、カートリッジ残率CRおよび中間タンク残率SRを算出しても良い。この場合には、カートリッジ残率CRおよび中間タンク残率SRは、各プリンタの情報データベースIBに格納される。そして、管理装置300は、図5のS110にて、各プリンタから、カートリッジ残率CRおよび中間タンク残率SRを取得しても良い。
また、管理装置300には、各プリンタのタンク印刷可能枚数SNが、プリンタのモデルごとに予め記憶していても良い。この場合には、管理装置300は、各プリンタから取得されるモデル名を参照して、予め記憶されたタンク印刷可能枚数SNを取得しても良い。同様に、管理装置300は、各プリンタのインクカートリッジの総印刷可能枚数TNを、インクカートリッジの品番ごとに予め記憶していても良い。この場合には、管理装置300は、各プリンタから取得されるインクカートリッジの品番を参照して、予め記憶された総印刷可能枚数TNを取得しても良い。
(7)図7の管理画面DWのオブジェクトOa~Odは、左右方向に延びる帯状のオブジェクトである。これに代えて、例えば、これらのオブジェクトは、他の形状のオブジェクトであっても良い。例えば、オブジェクトは、上下方向に延びる帯状のオブジェクトであっても良い。また、例えば、オブジェクトは、複数個の円形のオブジェクトであって所定方向(例えば、上下方向)に並ぶ複数個の円形のオブジェクトであっても良い。この場合には、例えば、円形のオブジェクトの個数で、カートリッジ残率CRや中間タンク残率SRが示されても良い。
(8)上記実施例では、管理装置300による表示画面データの出力は、表示画面データを用いて表示部340に、管理画面DW(図7)を表示する形態で行われる。これに代えて、例えば、管理装置300による表示画面データの出力は、例えば、ユーザの端末装置(例えば、スマートフォンやパーソナルコンピュータ)に対して表示画面データを送信する形態で行われても良い。この場合には、例えば、端末装置の表示部に管理画面DW(図7)が表示される。
(9)上記実施例では、図5の画面データ生成処理は、管理装置300によって実行されている。これに代えて、管理対象の各プリンタが、図5のS120~S165の処理を実行して、表示画像データを生成し、該表示画像データを管理装置300に送信しても良い。そして、管理装置300は、各プリンタから取得した表示画像データを用いて、管理画面DWを示す表示画面データを生成しても良い。
(10)管理装置300は、ローカルエリアネットワークNTに接続されているが、管理装置300は、インターネットITに接続されていても良い。この場合には、例えば、プリンタ100A~100Dが、定期的に、かつ、自発的に、管理装置300に、プリンタ情報を送信する。管理装置300は、これらのプリンタ情報を用いて、図5の画面データ生成処理を実行する。そして、管理装置300は、上述したように、ユーザの端末装置からの要求に応じて、管理画面DWを示す画面データを、端末装置に送信する。この場合に、例えば、管理装置300は、ネットワークを介して互いに通信可能な複数個の計算機を含む、いわゆるクラウドサーバであっても良い。
(11)上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部あるいは全部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。
(12)本発明の機能の一部または全部がコンピュータプログラムで実現される場合には、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(例えば、一時的ではない記録媒体)に格納された形で提供することができる。プログラムは、提供時と同一または異なる記録媒体(コンピュータ読み取り可能な記録媒体)に格納された状態で、使用され得る。「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、メモリーカードやCD-ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種ROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスクドライブ等のコンピュータに接続されている外部記憶装置も含み得る。
以上、実施例、変形例に基づき本発明について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれる。